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――もうすぐ、ボクと、亡国サリーナの姫君、ソフィー様の結婚式が行われます。
結婚式を華やかなものとするため、また、滞りなく行えるようにと、セルナリア国領の魔法使いを集めることになりました。
今日は、各地で行われた選考に残った魔法使いさんたちが、王宮に訪れてくれます。
兄であるカーマイン王が自ら最終審査をするようです。兄はぼくのことになると少々過保護なので少し恥ずかしいのですが……。
どんな方々が来てくれるんだろう。楽しみだなあ。
――王太弟ロートの日記より
1人目、国王 カーマイン がやってきました。
村の設定が変更されました。
村の設定が変更されました。
そうか。それは結構。地方選考を勝ち抜いた、チカラある魔法使いたちだ。
城を上げてもてなさねばならん。今日は、彼らとは別に客人を迎える予定もあるしな。
――ところで、ロート。今日も体調はよくないのか?
精神体を飛ばす魔法は、命を削るリスクもあるから、できる限り避けるべきだと前に忠告したはずだが。
[声がした方を、流し目でちらりと見やる]
ロート「う……すみません。体調がすぐれないのは事実ですが、少し使用する回数が増えてきているかもしれませんね。夜には元の身体に戻ってゆっくりと休むことにします」
ロート「あ、ええと、いつもの通り、です。ただ、別れ際に少し気になることを言われました。6年前の戦争のことで、ボクに伝えなければならないことがある、と。その後は、言いづらそうにしていたので、無理には聞きませんでしたが」
……ふうん。
まあ、お前たちには時間があるんだ。ゆっくり聞いていけばいいだろう。
私はただ、お前の結婚式が無事にいくよう、こうして自ら審査するだけだ。
よいよい。言わせておけ。
それより、【開門は朝7時】だからな。
門番たちにきちんと通達しておくように。
――ふむ、果たして、一番に現れるのはどんな魔法使いなんだろうな?
それでは、書類を準備したら私は休む。また明日な、ロート。
定員に達しなかったため、村の更新日時が24時間延長されました。
[自室で目を覚ます。毎夜のことだが、寝覚めは良くない。░▓▒▓█を殺す夢を見なくなった代わりに、幼馴染をこの手で殺す夢を見る]
――フン、毎夜毎夜、飽きぬことだな。ファルス。
さて、そろそろ開門の時間だな。
私も準備をしておくとしようか。
[ゆっくり身を起こすと、身支度をして、広間の玉座へ向かった]
2人目、しがない花屋 ケラ がやってきました。
ふーん……思っていたよりも随分と立派なお城だねえ。
エントリーはどこで行うんだい?
/*
エントリー用紙をひらひらと動かして、同じくオーディションに参加するであろう面々をぐるっと見て回る。
*/
3人目、【子爵のご令嬢】 レリー がやってきました。
うーん、今日が選考の日だよな……じゃない、よね?
あたしったら……じゃなくて、わたくしったら、早く来すぎちゃったかしら?
*辺りをきょろきょろと見渡す*
【子爵のご令嬢】 レリー は肩書きと名前を 子爵のご令嬢 レリー に変更しました。
4人目、咎負いの宮廷騎士 ローラン がやってきました。
セルナリアの鎧はすっかり体に馴染んだ。
俺はもう亡きサリーナ国の黒狼騎士団の一人ではなく、カーマイン王に忠誠を誓う宮廷騎士だ。
常であれば守るその門が大きな音を立てて開くさまを眺める。
俺は誰にも気付かれぬよう、黒い手袋の下に未練たらしくはめられた右手の薬指の指輪を撫でた。
「……ソフィー」
ぽつり、と呟く。
あの日人知れず愛を誓い合った彼女はもう手の届かないところにある。
もう6年も前のことだ。
亡国の姫──いや、これからセルナリアの姫となるソフィー第一王女の名を軽々しく口にしたことを咎めるように、ふわりと俺の周りで白い冷気が舞った。
俺は慌てて口を噤む。
「……分かってるよ。行くぞ、白狼」
んん?
>>8 レリー
お嬢ちゃん、お嬢ちゃん。あたしも早く来ちまった口なんだ。
あたしの名前はケラ。おっと、もしお偉い方だったら失礼な態度をとっちまってるね。許しとくれよ?
/*
何やら独り言を呟きキョロキョロしている女性に話しかけてみる。久しぶりに身につけた黒のロングドレスの裾を持ち上げ軽く頭を下げながら挨拶をし、長い髪を右側にすべて寄せる。
*/
>>9 ローラン
おや。……そこの坊やもエントリーするのかい?
/*
次いでやってきた青年にも声をかけるが、どこが憂いた表情に不思議そうに首をかしげるとあまり声をかけてはいけないかと遠慮がちに近寄ってみることに。
*/
5人目、【調香師】 アルフレド がやってきました。
トンー
トンー
[軽やかな足音が聞こえてきた。彼の足取りに合わせて花が舞う。次いで香る芳しい香り。]
[彼は受付で帽子をクッと上げて、微笑みながらエントリーシートを受け取る。]
[見えた顔は、年の割には幼い顔だった。花のように微笑むと、あたりには花が舞い散る。]
ついに王宮まで来たんだな。
>>10 ケラ
おもむろに声をかけられた。
女は──少し苦手だ。
「ローラン。……俺の名前はローラン・アルグミュラーだ、坊やじゃない。」
つんと躱そうとした時、ふと既知感が襲った。
サリーナ出身の者なら誰でも聞いたことのある声。
「……アンタ、サリーナの。」
>>10 ケラ
やぁ、美しい人。
[パチンと指を鳴らすと、突然一輪のバラが現れた]
お近づきの印にどうぞ。
貴女もエントリーするのですか?
急に話を遮るように帽子を被った男が現れた。
そいつが歩く度にふわり、ふわりと花が舞う。
もちろん地面に花など咲いていない。
こいつが扱うことのできる魔法なのだろう。
こいつがこの女と話すこと自体はなんら問題ないが、割り込まれたことは面白くなかった。人の話を中断させておいて、ケロッとした顔で女を口説きだすのだから腹が立つ。
「ふん」
おおかた、余興部門にエントリーしにきた奴だろう。
俺はつかつかとその場を離れた。
>>10 ケラ
*早く着すぎてしまったかな、そう思っていると声をかけられた
振り向くと美人な女性がいる*
あた……んんっ!わたくし、こう見えて成人の儀を終えた立派な大人でしてよ?
だから、お嬢ちゃん呼びはよしてくださらないかしら?
っと、申し遅れましたわね、わたくしはレリー
貴方も試験を受ける……のよね?
どんな魔法をお使いになるのかしら?
*この見目麗しい女性はどんな魔法を使うのか
興味半分で問いかけてみた*
6人目、踊り子 キトリ がやってきました。
[受付で与えられたエントリーシートを両腕で抱きしめるようにして持ち、パタパタとオーディション会場に向かう。]
お、遅かったかしら……大丈夫よね。うん。
[少し立ち止まり周囲の人間を見やる。
シワの一つも無い白い衣装の先に付けられた鈴がしゃらりと音を立てていた。]
踊り子 キトリ は肩書きと名前を 踊り子 パトリシア に変更しました。
うわっ……な、なに?
[突然誰かとぶつかり驚く。くるりと振り向き、その相手を確認した。妙に長い前髪。どうにも陰鬱そうな面持ち。]
うぐ……ご、ごめんなさい。あたしの不注意だわ。
怪我とか、してないかしら?
>>17 パトリシア
どん、とぶつかった。
いつもなら避けられたはずなのに、最近はどうも注意が足りない。
ふと見ると、白い衣装の女がいた。ぱっちりとした丸い目瞳に、艶のある髪。
「……俺は別に。どこの田舎ものか知らねえけど、もうちょっと周り見とけよ」
大丈夫だと言いたかっただけなのに、余計な言葉が二つも三つもついてきた。
7人目、求道者 グスタフ がやってきました。
このように騒がしい場、拙僧には場違いであるが…
…これもまた、世のため。
《己の生み出した魔法は華やかなものではないが、富を持たぬものの暮らしを守るものであろうと確信し、それを広めるために、とグスタフは城の門を叩いた。》
…長く外してしまうだろう、子どもたちはうまくやってくれるだろうか。
《自身の営なむ、というにはささやかな過ぎるが孤児院に残してきた子どもたちを思う。》
8人目、伯爵家当主 ジルベール がやってきました。
9人目、神官 サテン がやってきました。
あれ、ええっと、受付?ってこっちですかねえ。
いやあ、方向音痴は困りますねえ。
あ、多分合ってますね。
それっぽい方々もいらっしゃいますし。
ふー。エントリーシート?を書かなくては。
やさしい人が多いといいのですけれどねえ。
10人目、魔法研究員 エドワード がやってきました。
こっちが受付かな。
全く、もうちょっと丁寧な案内があってもいいのにね。せっかくのお祝い事だってのに、杜撰なもんだ。
まあいい、日頃の研鑽がやっと日の目を見るんだしね。一味違う魔法、見せてあげるよ。
尤も、僕の魔法は人を楽しませる物じゃないけどね。
11人目、呪医 コータロ がやってきました。
6年。
6年も経つと草木は育ち、人は変わり、ここまでの道中昔のサリーナ王国の姿を感じる事はほとんどなかった。
これもセルナリアの政策の力なのだろうか?
「にしてはここはえらく懐かしい気が、サリーナの人間が多いのか?」
どちらにせよここらでは自分は異国の人間として見られるのだろうが。
[提出された分のエントリーシートを熟読している]
――ふむ。みな、なかなか興味深い魔法を使うようだ。
現在門を通ったのは10名。
エントリーシート提出者は、
余興部門が4人と、護衛部門が3人
か。ふふふ……楽しみだな。
後ほど、様子を見に回ってみるか。
12人目、図書館司書 カエデ がやってきました。
ここがオーディション会場か…
迷って遅くなっちゃったけど…
なんか緊張するなあ…
なんか場違いな感じがするけど…
[ぱちんと頬を叩く]
今日のために頑張ってきたんだから
[そう言って城門をくぐった彼女の背中は一回り大きく感じた]
僕はゆっくりと城門を潜り、辺りを見渡す。
まだ数人しか集まっていないが、多種多様な民が城を訪れているようだ。
僕と同じ、候補者ばかりだろう。
そういえば僕の応募した護衛部門の他に、余興部門もあるらしい。
道理で戦闘に向かない外見の者が多いわけだ。
>>27 ケラ
時は少し遡り、去り際にケラが声をかけてきた。
一度立ち止まり、少し振り返る。
「……城でアンタが歌う時、俺は護衛をしてた。」
サリーナ出身かと聞かれ、これだけ答えた。
これで十分サリーナの元騎士であることは伝わるだろう。
──サリーナ王国の元騎士。
同い年だったファルス王子に憧れて志願し、騎士の名の元に国に尽くせることを誇りとしていたあの頃。
6年も経つというのに、王子が処刑された瞬間は、今でも瞼の裏に鮮明に焼き付いている。
俺はあの時、ファルス王子と同じく国のために死ぬべきだった。
" "
敬愛する王子の死と、カーマイン王の言葉が俺の心を壊した。俺にはもうサリーナを悼むことは許されない。ソフィーだけの騎士になるという約束も、身の程をわきまえない浅はかな誓いだった。
それでも再び別国と騎士となったのは、俺には剣を持つ生き方しかできないからだ。
もう、ソフィーと話す機会はないだろう。
もうすぐ彼女が更に遠い存在になる。
彼女にはせめて、こんな男のことは忘れて、幸せになって欲しい──と。
ロート王子とソフィーの挙式が近づくにつれて、そんなことばかり考えている。
だから、ぼうっとして人にぶつかってしまったわけだが。
>>24 パトリシア
「これは失敬。田舎ものにはこのくらいフランクな"訛り"で返したほうがいいのかと思ったんだが、違ったみたいだな。お気を悪くされたなら謝ろう。」
自分でもなぜ女相手になるとこんなに皮肉っぽくなるのか分からない。
そうしているうちに女はパトリシアと名乗り、ついでに俺の舌を出してきた。
「……なるほど、アンタが暮らしてる地方では人に挨拶をする時に舌を出すんだな。それ、セルナリアでやるのは止めた方がいいと思うぞ。田舎の踊り子に都会の騎士様からのアドバイスだ。」
城内の柱の傍に立ち、精神を集中する。造作もなく、両の手から木のコップを生成する。続けて、手中のコップの上に水の塊を生成し、コップに水を注ぐ。
この程度の魔法を習得するのには、ほとんど時間は掛からなかった。いざ自らの力で五大魔素を扱えるようになるとその単純さに驚く。
僕は生成した水を飲みながら、他の参加者を眺めていた。
どこかで見たような見目の少女を見つける。
しかし、どこで見かけたのか、思い出せない。
未だに不安が残る文字に悪戦苦闘しながら、ようやくエントリーシートを書き上げた!が……随分と時間が余ってしまったようだ。ここに溜まっている人間も自分と同じく応募者なのだろうか。
敵となる人間ならば、少し気を見た方がいいのかもしれない。どうせ時間はまだあるのだ。
城門の近くの魔導士風の男。俺と同じく周りを観察しているようだ。素手ならともかく魔法のみの戦闘となれば勝ち目はないだろう。せめてオーディションが魔法のみを見るものでないことを祈らざるを得ない。
13人目、孤児院生 フリージア がやってきました。
ふう。やっと着いた!
ほんとに門が開いてる……!お城に入れるんだ。
えへへ、嬉しい。
/*
踊るような軽い足取りで門をくぐり、少女はふと立ち止まります。
*/
お母さん、お父さん。
フリージア、がんばるね。
えいえいおー!
……あ。お城でも、大きな声を出すとうるさいって怒られちゃうのかな?
/*
口に手をあてて、あたりをきょろきょろします。
*/
お行儀よくしてなくっちゃ、
会場はどこかなあ、っと。
もう一人、戦えるものといえば先ほどから子女に絡む不逞の輩だろうか。こちらは逆に魔に頼らず、自身の業を持つ者特有の身のこなし。サリーナで戦っていた時にはよく肩を並べたタイプだ。
14人目、運び屋 ネーロ がやってきました。
門の前で足を止める。
「…おっきい…
ドキドキするよ、ビアンカ…
…うん、がんばる…」
一人のはずのその猫耳の少年は誰かと会話しているような独り言を呟くと門へと一歩踏み出した。
おおよそ戦えるのはこの2名だろう。他はおそらく余興部門とやらに違いなく、もしそうでなかったとしても俺ならば問題はあるまい。
そう考え、大きく伸びをする。少し気負い過ぎていたのかもしれない。
「と、あれは……」
「おいおい歌姫じゃねぇか!」
娯楽の少ない兵舎で、彼女にどれほどの兵士の気が救われただろうか!
……かくいう俺もその一員なのだが。
>>32 ケラ
……それでよくってよ、ケラ
*いつも使わないお嬢様言葉で話しているせいか、何だかぎこちなくなってしまっているのが自分でもわかる
が、ここでやめると不自然なので、引き続きその口調で話す事にした*
ふーん?
まあいーけどおーじゃ、当日までの楽しみにしてるわ
またね、ケラ
*……が、そのお嬢様言葉がきちんと使えるかは、また別の問題*
「えんとりー、しーと…
文字書くの、苦手…これでいいかな…
おねがい、します…」
拙い字でカリカリと記入したエントリーシートを提出した。
大人のひとばっかりだったらこわいなって思ってたけど、そんなこともなさそう!
さて、魔法の練習してようかな。
でも持ってきた種が足りなくなっちゃうかなあ?
……あ、種使わないときの練習しようっと!
うーん、でもお腹も空いちゃったかも。どうしようかなあ。
>>参加者諸君
参加者の諸君、歓談中に失礼する。
私がセルナリア国王、カーマインである。
全員集まったら、一声ずつ程度は話したいと思っている。
ひとまずは、話しながらでもつまめるような軽食を準備しておくゆえ、ゆるりと過ごしてくれたまえ。
では、また後ほど。
*お城をうろうろしていると、見た事のある顔に出くわす
確かあの人は、お兄様と同じ職場の……何だっけ?
まあいっかあー話しかけてみーよおっと、と気軽に話しかける*
>>34 エドワード
こんにちは!
すごいわね、その魔法
五大魔素の理解がきっちりできてないと、中々出来ないとお見受けしたわ
……その、あのね?申し訳ないけどお、貴方の顔は見た事あるの
でもね、名前を思い出せなくって!
名乗ってもらっても大丈夫かしら?
あた……じゃなーい!わたくしは、レリー・エリュテイア
子爵の娘よ、よろしくね
*相手を名乗らせるなら自分から、という礼儀に従い、レリーは名乗り、右手を差し出す*
「いっぱい歩いたから、疲れちゃった…
お昼寝しよ、ビアンカ…」
沢山の人がいてざわざわとしているのを横目に広間の端っこへ移動する。
荷物をまとめてコートとマフラーを畳むと、ポンッという音と共に綺麗な黒猫に変身してマフラーの上で身を丸くして寝始めた。
>>25 ケラ
おや、邪魔をしてしまいましたか?(>>14)
花屋ときいて、つい声をかけてしまいました。
薔薇、喜んで貰えて光栄です。
ええ、わたしは剣はてんで駄目なんです。
[アルフレドは、苦笑する]
わたしは花でコロンを作る仕事をしています。
ほらこの通り。
[アルフレドが右手を軽く上には上げると、花びらが舞い上がり、芳しい匂いを放った。]
/*
おじょうさん、と呼びかけられたのはいつぶりだろう。大人の声だ。
*/
>>48 サテン
あ、えっと。わたしはフリージアです!こんにちは!
教会のそばにある孤児院で暮らしてます。サテンさまとおっしゃるのね。
サテンさまはあそこの教会の方、ですか?
パトリシアとのやり取りの中、主君の声が聞こえた。
俺はカーマイン王に向き直るなりかしずき、話が終わるまでこうべを垂れた。
どうやら軽食を準備しているらしい。
王がその場をあとにするとおもむろに腰をあげ、お言葉に甘えて食事を取りに行くことにした。
>>54 ローラン
先程は、話を割り込んですみませんでした。
[一匹狼のようなローランに目をやり話しかける]
貴方は、黒狼騎士団に所属していたんですね。
実はわたしの妹も黒狼騎士団に所属していたんです。
>>55 サテン
そうなの!あのね、フリージアには「たくさんの人に愛される」って花言葉があって、お母さんがつけてくれたの!
あ、えっと、ごめんなさい。嬉しくなっちゃった。
お城のそばの教会にお住まいなんですね!
うん、行きましょう。お腹空いちゃった!お菓子もあるのかなあ?
見覚えのある見目の少女が僕に向かって挨拶してくれる。
名をレリー・エリュテイア…エリュテイア、といえば。
>>50 レリー
僕も君を見たことがあるんだ。
申し遅れた。僕は、エドワード・グランドリオン。
君の名前を聞いて思い出したよ。
僕は君の兄上と同じ、魔法研究所に所属している。
君の兄上は研究所内でも優秀なことで有名でね。僕もよく、お世話になっているんだ。
さぞ、君も優秀な魔法使いなんだろうね。
こちらこそ、よろしく頼むよ。
見知った顔もいるが、何せ勝手がわからないものでね。
僕はそう言って、朗らかな顔で右手を差し出す。
友人の妹である彼女を、最後に見たのはいつだったか。
爽やかな笑顔で挨拶する彼女は、まだあどけなさを残しつつ、確かに、自分と同じく魔法に精通する者独特の空気を纏っていた。
レリーと挨拶を交わしていると、様々な食べ物が運ばれてきたようだ。
>>50 レリー
どうも、国王が僕たちをもてなしてくれているようだよ。
小腹が空かないか。何か食べ物を取りに行こうか。
>>57 アルフレド
さきほどのいけ好かない男が声をかけてきた。
もともとああいった手合いは俺の苦手とするタイプだったし、無視しても良かったのだが。
「…黒狼騎士団に?」
その単語を聞いて気が変わった。
その前に何故俺がセルナリアの騎士だと分かったのかと疑問がわいたが、それはいい。
「ふうん、なら顔くらいは覚えてるかもな。妹の名前は?」
>>61 サテン
はい!ママ、じゃなくてお母さんはとっても優しかったの!
ほんとに?他の人に失礼のないようにねって院で言いつけられたけど……
でも、本人がそう言うなら大丈夫だよね!
わあい、じゃあ迷わないようにフリージアとお手てつないでください!
/*
フリージアは甘えん坊さんね。少女はママの声を思い出しました。あのころより、手は大きくなりました。
*/
>>59 エドワード
*顔は見覚えがある男性が名乗りあげてくれた後、自分でもオウム返しをし、噛みしめるようにエドワード・グランドリオンと繰り返す
暫く間が空いた後、稲妻が如く閃きが走り、あーっ!!と叫ぶ*
エドワードさん!兄様がよくお話なさっている、ご友人のエドワードさんですね!
やだ、あたしったら、今の今まで忘れてただなんてえ……本当に、ごめんなさい!
お話は兄からよく聞いてます〜
魔法研究所で右に出る者がいない、攻撃魔法の使い手だと……
いえ!あたしなんて、まだ全然未熟で……
風魔法以外、陣を出すか詠唱しないと魔法が使えないんですう……あっ!はい!こちらこそよろしくお願いします!
*兄様のご友人を忘れてるだなんて恥ずかしい、と言わんばかりあわあわと慌てだす
彼から差し出された右手に対し、動揺していたのか力任せにぶんぶんとシェークハンドしてしまった*
>>62 ローレン
すみません。エントリーシートを見させてもらいました。
レベッカ
と言います。顔はわたしそっくりなんです。
とても剣術の長けた子だったんです。
[アルフレドの目は哀しみを帯びた]
見かけたことがあるかなと思い、声をかけてしまいました。
>>60 エドワード
*エドワードの提案を聞き、ちらと横目で出された軽食を見る
すると、お腹がぐーっと鳴った
そういえば、今日は朝一にお屋敷出たからあ、朝ご飯を食べてないじゃーん!と思い出し、エドワードにお腹の音を聞かれた事に対して赤面する*
…………行きますう……えっ、と、エドワードさんは、何がお好きです、か?
*恥ずかしさのあまり、思わず下を俯き、言葉もつい途切れ途切れになる
そして、エドワードについて行く姿勢をとる*
辺りはいつの間にか人で賑わっていた。承知の上だが、知らぬ顔ばかりだった。ちらほらと交流している紳士やら子女やらいるようで、わずかに羨ましさのようなものを覚えた。
しかし、自分には必要のないことだと、すぐにそちらから目をそらす。
「……今のうちに、何か取っておかなければな」
後には大切な試験が待っているのだから。
先ず以って、カーマイン王の好意に甘えることとして、軽食のテーブルに近づいた。
/*レリーはずいぶん慌てているようだった。
そうか、彼はそんな風に僕を評していたのか。
彼らしい。決して驕らず、礼を重んじ、真摯に魔法に向き合っていた。そして、僕はそんな彼を唯一尊敬していた。*/
>>65 レリー
そうか、君は風の魔法を…。
一つの魔法を極めることは決して容易くない。
君の風の魔法をこの目で見るのを、楽しみにしているよ。
君の兄上も、君のことをよく話していたよ。
言葉少なだったが、大切に思っているようだった。
最近はあまり話していないが、元気にしているかい?
/*
僕は軽食の乗ったテーブルのほうへ彼女を促しながら、彼女との会話を楽しむ。と同時に、締め付けられるような感覚に陥る。
彼女は…僕の魔法を見て、どう思うだろうか。
美しいと、認めるのだろうか。
それとも、穢れていると、貶すのだろうか。*/
/*
少女がサテンに手を差し出していると、彼に話しかける者がいました。
*/
>>63 三つ編みのお姉さん
こんにちは!わたしはフリージアです。
お姉さんは図書館の人なのね!図書館って、本がたくさんあるところでしょう?良いなあ!お花の図鑑もあるかしら?
>>67 レリー
僕は、そうだな、サンドウィッチがあればもらおうかな。
君も少し、食べておくといい。
小腹が空いていれば、魔力が乱れる。
レリー、君は何が好きなんだ?
まとめて取ってくることにしよう。
/*
テーブルの傍で、僕はレリーに尋ねる。
彼女はさっきから目を合わせてくれないが、何か気に入らないことでもあったのだろうか。
*/
15人目、射手 アルフィリオン がやってきました。
ふん、ここか。
[真っ白で荘厳とした城を見下ろす。右目に術を付し、城の外周に目を走らせると、十数人が集っているのを発見する。]
やれやれ、想像以上に城が大きかったな。
予定より遅くなってしまった。
開門は夕刻までのようだから少し急がねば。
[荷物を背負い直し、術を解除すると、目標に向かって降下した。]
>>71 エドワード
*エドワードの物静かな雰囲気のおかげが、レリーはだいぶ落ち着きを戻し、こほん、と咳をひとつすると、いつものようなお嬢様言葉で話し始める
……もう、エドワードにはバレてるかもしれないが*
!
はい!ありがとうございます!
わたくしも、エドワードさんの魔法を見る事を楽しみにしております!
いつもはあまり人を褒めない兄様が褒めていらしたから、きっと、素晴らしいのでしょうね
*褒められて純粋に嬉しかったようで、にこっと笑いかける*
ええ、最近は研究所に缶詰めしているみたいで……たまに手紙が来るので息災ではあると思うのですが……
本当、研究に没頭すると引きこもっちゃう研究の虫なんです、兄様は
*困ったように微笑むと、エドワードの様子がどこか沈んでいるように見えた
詳しく聞かない方がいい雰囲気なので、見なかった事にしたが、自分に忘れられていたのが余程ショックだったのだろうか?
城に滞在している間は、忘れてないですよお!という意味を兼ねて、極力話しかけに行こうと思った*
>>66 アルフレド
"レべッカ"──。
その名前には聞き覚えがあった。
若くして剣を持ち、女ながらその技は卓越していた。
『女のくせに剣など持って』と嘯く同志もいたが、レベッカはそんな居心地の悪さも苦にせず国に尽くしていたように思う。
しかし、彼女は。
「よく覚えている。…同じ小隊ではなかったから関わったことはほとんどないが、女にも関わらず勇敢な騎士だった。」
>>73 エドワード
です、ね
えっとお……わたくしは、キッシュが好きです
ありがとう、ございます……ここで、待ってますね
*どうやらエドワードは自分のお腹の音に気づいていなさそうだと安堵し、彼を待つ事にした*
《どこか高揚した空気を感じる。無理もないだろう、王弟の誕生祝いなのだから。》
各々の研鑽も戦いの力も、全ては愛される王弟に捧げるもの。もはや全て余興に過ぎないのだろう。
「…愚かな。」
しかし、それでもグスタフは太平の世において戦う力などその程度の扱いで十分だと感じていた。
「…人が傷つき、倒れ続けるのを当然としていたあの戦乱を思えば、今がどんなに愚かしくとも構わない。」
>>77 ローレン
そうですか。ええ、レベッカはとても勇敢でした。
レベッカを知る方にお会いできて、なによりでした。
[アルフレドがふわりと微笑む。花がふわりと舞った。]
あなたも相当の手練れとみます。
なんだか、せっかくのお祝いの場なのに、わたしだけしんみりしてしまいました。
せっかくなので、腹ごしらえしてきますね。それでは。
[アルフレドは、カーマイン王が用意した軽食に手を付けた。]
*エドワードが軽食を取りに行ってる間、そういえば飲み物がないわねと思い、近くのティーポットに手を掛ける
ティーソーサーにカップを乗せ、紅茶を注ぐ
どうやら、ダージリンのようだ
エドワードが戻ってくるタイミングを見計らい、紅茶を2杯入れた*
>>75 カエデ
カエデさんって言うのね!秋に赤くなる葉っぱの名前だわ。素敵!
カエデには「美しい変化」って花言葉があるのよ!
一緒にお食事してくれるの?嬉しい!
/*
レリーに頼まれたキッシュを皿に盛りながら、僕は彼女の笑顔を思い出す。笑った顔も彼そっくりだ。
尊敬する友人の妹君だ、何事もなく無事に護衛が務まるよう、様子を見て助けてやらなくちゃな。
僕は、彼女をどこか放っておけないと感じていた。
*/
/*
ふと、少女の視界によく見知ったような姿がありました。>>79 グスタフ
けれど、遠くて顔がしっかり分かりません。
*/
あれ……もしかして、院の?
うーん、違うかな?
>>80 アルフレド
「人の記憶は月日と共に風化するというが、感情は別だ。それが良いものだろうと悲しいものだろうと、心に巣くった感情はある日突然蘇る。…それは人である限り、逃れられない現象だ。だから、いちいちそんな風に断らずに勝手にしんみりして、勝手に笑え。」
文字通り花のように笑うアルフレドにそう告げる。
そして、もう一つ言い忘れていたことを話してから、自分も食事を摂ることにした。
「…それと、俺はもうサリーナの騎士じゃない。カーマイン王に仕えるセルナリアの騎士だ。あまり俺の過去のことは他人に言うなよ、花の魔法使い。」
/*自分のサンドウィッチと、レリーのキッシュを適量盛って、レリーの元へと戻る。
彼女は紅茶を用意して待ってくれていた。*/
>>78 レリー
待たせたね。美味しそうなキッシュがあったよ。
おや、紅茶を入れてくれたんだね。
ありがとう。いい香りだね。
ところで、今日ここにいるということは護衛の候補生なんだろう。どうして参加したんだい?
エリュテイアの御主人はよく参加を許したね。
/*
王の護衛といえば、少なからず危険も伴う。
令嬢が護衛をするとあらば、主人は大層心配することだろう、と僕は推測した。
*/
>>85 ローレン
そのとおりですね。どんなに蓋をしようとも、抑えられない感情というものがあります。
はい、もちろん。過去のことは秘密にしておきすね。
[アルフレドは、口に指をあてて、頷いた。]
食事はビュッフェスタイルで賑やかにテーブルの上に並んでいる。
近づくと、鼻をくすぐるセルナリア料理特有の香りがついた。
スープや赤くて芳醇なソースがたっぷりとかかった肉、魚介類を用いた食事など、さまざまな食事を眺めていると、自分も腹がすいていたのだと気付く。
俺は皿を持ってきて、そこにいくつか料理を取った。
盛りつけられていくのは当然、どれも真っ赤な香辛料がかかった肉など、鼻がつんと痛くなるような激辛料理ばかりだ。
「これは確か南の地方にある珍しい香辛料…やっぱり大国ともなるとすごいな。」
料理の種類に感銘を覚えながらテーブルを回っていると、不意に粉雪のようなものが辺りを舞った。
隣を見ると、体躯を持つ白狼がいつのまにか現界していた。寄り添うように真っ白でひやりとした身体を擦りつけてくる。
「退屈なのか? もう少し待てよ、オマエの出番はこれからだぜ」
[アルフレドは一段高い王座に座るカーマインをじっと見つめる。]
[ふと目が合った気がして、突発的に目を逸らしてしまった。]
ぐぅというお腹の音に目を覚ました。
「ふぁ…お腹空いた…」
伸びをしてキョロキョロと広間を見渡すと軽食が用意されているようだった。
匂いに誘われてテーブルの近くへ行くと、再びポンッという音で人型に戻りサンドイッチに手を伸ばす。
「…おいしい…スープは、もうちょっと冷めたら飲も
…あ、荷物…」
寝ていた場所に荷物を置いていたのを思い出すと、次の瞬間足元には荷物があった。
マフラーを巻き直すと何事もなかったように食事を再開する。
>>86 エドワード
*キッシュを見て、パァと顔を明るくするが、その後の何故ここにいるか問われた時は気まずそうに目を逸らす*
えっと……その事ですが、快諾はして頂けませんでしたの……
ですが!わたくしも、成人の儀を終えた大人なのですから、国のお役に立ちたいのです!
……やはり、女の身で出すぎた真似を、とお思いになりますか?
*そう言い終えた後に悲しそうに目を伏せる
いつもなら、無礼者!と魔法の力で叩きふせればいい事だが、エドワードは本心から自分を心配してくれているのだと、一目で分かった
……だが、彼の口からそんな事はない、と否定の言葉が一言でも欲しかった*
>>75 カエデ
こんにちは。はじめまして。
君は、カエデというんだね。
わたしは、アルフレドと言います。
花には縁があって、声をかけさせてもらったよ。
[パンと両手を叩くと、カエデの手のひらに沢山のカエデの花を落とした。]
>>93 カーマイン
王様、気付いてらっしゃいましたか。
いえ、なんとなく眺めていたのですよ。
[アルフレドは、帽子のツバをクイっとあげつつ苦笑する。]
おっしゃる通り、ご婦人には喜ばれます。
王様にも一つ。
[カツカツと、王座に近付く。
手のひらを握って開くと、そこには綺麗な小瓶が現れた。]
珍しいかもしれませんが、菊の香水です。
菊には「高貴、高尚」という花言葉があります。
匂いもいいので、よろしければお使いください。
16人目、従者 ミーチェ がやってきました。
/*
真っ暗な世界。
暖かい手を離されて、とん、と背中を押されました。
突然の事だったのでその場にミーチェは崩れ落ちます。
ミーチェを手放した手は、戻ってくることはありませんでした。
*/
ここ…どこ?やだ、こわいよ…だれか、だれかぁ…
/*
彼女の顔が曇る。直感的に、言ってはいけないことを言ってしまったのだと感じる。
彼女は、自身が女であることで、きっと様々な思いをしてきたのだろう。女の身で前に出る彼女のことを、よく思わない者もいただろう。彼女の半ば怯えたような、縋るような瞳に、僕は言いようのない後悔を感じると共に、決して本意ではないと伝えるべく、口を開く。
*/
>>91 レリー
…言葉が不適切であった。
君も一人の立派な魔法使いだ。
御主人の心配事は、君の想いとは関係ないだろう。
反対されるなどと、君を一人前と認めていないかのような発言をしてしまったことを詫びたい。
すまなかった。
僕もこの国に恩を感じているからここにいる。
想いはきっと、君と同じだろう。
共に、王を、この国を守ろう。
さて。もう夕刻か。
門を通ったのは15人、
エントリーシートを見るに、
余興希望が6人……そのうち準備も希望している者が2人
護衛希望が7人……そのうち準備も希望している者が1人
普段ならそろそろ閉門するのだが……まあ、これだけ実力者が集まっているわけだからな。
脅威もなかろう。
今日は1日門を開放しておくとするか
>>95 カーマイン
喜んでいただき、なによりです。
[アルフレドはひざまずく。]
はい、菊は爽やかな香りがするのです。
またご所望のものがあればご覧に入れます。
/*
ざわざわ、ざわざわ。
どうやらたくさんの人間が周りには居るようでした。しかし、そのどれもがミーチェの知らない声、知らない香りの人間でした。
*/
ね、ねぇ…ごしゅじんさま。ミーチェ、わるいことしちゃった?いっしょにおうさまにほめてもらう、ってごしゅじんさまいってた…よね?
どこ…ごしゅじんさま…
火傷を知覚したかのような辛味が俺の舌を刺す。
やはり、辛いものはいい。
舌だけでなく顔や頭の先まで痺れるようなひりひり感に、たまらなく気分がよくなる
そんな時、不意に目についた女に声をかける。
>>96 ミーチェ
「おい、そんなところにしゃがみこんでいたら邪魔だ。テーブルに寄るなりそっちに行くなりしてくれないか」
と、そこで女の目元に視線がいった。
「…? なにをつけているんだ」
17人目、魔法使いの弟子 カッツェ がやってきました。
遅刻してしまいましたねぇ。どうしましょう。
あの、中に通してもらえない?あら、ダメ。どうして?
ちゃんと、れっきとしたら参加者ですの、ホントですのよ?
(とは言っても、ホントはお師匠様が来るはずだったのに、なんで、こんな、人が多いところに来なきゃいけないんだ……あー帰りたい……)
ああ、門を閉じないで、どうしたら信じてもらえるのでしょう、困った……
>>105 ミーチェ
「ご主人…なるほど。」
こいつは誰かの奴隷で、目には本人曰く『悪い』力を宿しているらしい。だからそんなものをつけて、無理やり力を封じているのか。
俺は皿を置いて口もとを拭ってから「白狼」と呟いた。
呼びかけに応じるように隣に座っていた白狼は立ち上がり、軽く尻尾を揺らす。
その揺れに合わせて粉雪が舞いあがる。
次第にそれが幾重にも重なり合い、やがて、白狼の半分にも満たない小さな犬のような生き物をつくりあげた。
犬はとてとてと目隠しをした女に近づき、彼女の服を食んで引っ張る。
「そいつには触れても凍傷しない。そのうち溶けてなくなるが、少しの間は目の代わりにはなるだろうから、主人のところに連れていってもらえ」
––––––トンッ
[先ほど見つけた目標近くへ降り立つ。皆は城内へ収まっているのか、周囲に人影はない。]
ふむ、翔んで来た文には、受付がどうのと書してあったが…
こちらかね。
[城の入り口近くに受付を見つけると、エントリーシートを受け取り、広間へと移動する。
そこでは、王と十数人の男女が閑談し、軽食を楽しんでいるようであった。]
ほう、ここの主賓は気が効くな。
ちょうど腹を空かせていたところだ。
有難い、少し頂こう。
[羽織っていた長マントを外し、荷物に引っ掛け両手を開けると、軽食を取るため皿を手にした。]
>>97 エドワード
*彼の返答を聞き終え、思わず表情が固まる
それもそのはず、会った事は今日が初めてだったものも、噂で聞いていた憧れの人に自分を肯定してもらえたのだ
顔が思わず綻び、珍しくお淑やかな笑みを浮かべ、穏やかな声で返答する*
……わたくしの事はお気になさらないでください
エドワードさんがそのような事を思っていないと、本当は薄々わかっておりました
ですが、わたくしは貴方に肯定されたかったのです
……こんな浅ましいわたくしを、どうかお許しになってね
ええ、エドワードさんとここにいる皆さん……それにわたくしも微力ながら支えれば、きっと国は安泰ですわね
*自然な流れでエドワードの両手をそっととり、この時初めて彼の目を見つめ、話しかけた*
テーブルに並ぶ品は様々で、しかしどれも良い食材をふんだんに使ったのだろうことが分かる。種類も申し分ない。
それらに寄る人々を尻目に、一番端のテーブルへと足を進めた。目的とするものが、有るのであれば恐らくはこの辺りだろう。
「……あった」
我知らず緩もうとした頬をどうにか抑えた。
甘くほろ苦い香りの四角形を、5つほど皿に盛る。光沢のある茶色のそれ。チョコレートケーキだ。その上面には、繊細で美しい装飾が施されていた。
少し離れたところでそのうちのひとつをフォークで半分にし、口に入れた。
「やはり、カカオの質までいいんだな。ふむ……悪くない」
柔らかな口溶けはその存在感を残しつつもくどくはない。濃厚なクリームと湿ったスポンジのバランスも非の打ちどころがない。
軽食用にと小さく作られたそれを下品にならぬよう気をつけながらも次々と口に入れていた。
(お師匠様ぁー、入れないっぽいよー?帰っていいー?)
*カッツェは少し嬉しそうに踵を返そうと、門番に背を向け歩み始めようとした刹那カッツェの動きが止まる*
*もう一度、門番に向き替えるカッツェの姿は
先程とは少し、雰囲気が違うようだ*
「遅刻して大変失礼だけれどね、客人への態度がなってないよ君たち。カーマイン王にお招き頂いてる身なので、強引にでも突破させてもらおうかね」
*カッツェが言い終わると同時に突風が吹き、門番を吹き飛ばす*
「何、手荒な真似をしてすまい。こちらも急いでる身なのどから許してくれ」
*ニカっと笑い、集合場所へと急ぐその姿は
先程オロオロしている人とは全くの別人だった*
>>115 ミーチェ
「ふうん。」
それもそうだ。
従者が主人がいない間に勝手なことをするのは、あまり褒められたことではない。
だが。
「怒られてしまうって、主人に動くなと命じられたのか? ここでずっと待っていろと? 何も言われなかったのならそれは動くなとも動けとも言ってないってことだ。アンタがいないと困るなら、探しに行ってやればいい。」
俺は投げやりに言う。
正直なところ、別にこいつが主人を探そうと探さまいと俺には興味がなかった。
ただ、そこでうじうじとされるのは邪魔だったから、どこか別の場所に行ってもらおうと思っただけだ。
宮廷騎士として城内で面倒事が起きるのが嫌だったから、というのもある。
「それは小さな犬だと思えばいい。アンタが動きたくないなら、そいつに主人の匂いでも教えてやれ。」
(ちょちょちょちょーい!お師匠様ぁ!?なーにしてんですか!)
「ん?なぁに、通れないなら通れるようにしたまでさ。お前も、あれくらい出来るようにならなきゃダメだぞ?」
*廊下に、1人分の声が響きわたる*
(バカ言わないでくださいよー!ったく、お咎めがくるのはこの身体なんですよ!?誰が“師匠に乗っ取られてましたー”なんて言って信じると思うんですか!ニンゲンでこんな事出来る人はいないんですよー!?)
「いやー大丈夫だろ。カーマインなら俺のことわかるだろうし。大丈夫大丈夫。ま、これもお前が駄々こねた所為だろ?自業自得だ」
*ドレスを纏った女性が、ガニ股で歩く。ハイヒールで少し歩きにくそうだ*
(ふざけないでください!これが自分の魔法使いへの試験だとしても、嫌な物は嫌なんですよ!だいたい今朝言い始めたじゃないですか!自分のできる魔法なんて、せいぜい──)
「おっ。オーディション会場についたみたいだ。じゃあ返すぜ」
(ちょっとー!最後まで話を聞いてから帰れー!!!)
*オーディション会場にたどり着くまでの出来事だ*
/*
ふいに、彼女の手が僕の手を握る。
僕の思考回路は、その瞬間から上手く動かなくなった。
動悸がする。彼女を直視できない。
ちゃんと動け、僕の頭…!
*/
>>111 レリー
あ、ああ…そうだな。
だが、まずは王の選考を突破しないとな。
周りの者たちも、おそらく相当の手練れだろうから…
/*
上手く言葉が出ず、伏し目がちに答える。
サンドウィッチの味がしない。
少し、落ち着くまで…サンドウィッチを何度も噛み締めることにしよう。
*/
>>119 カエデ
そう言ってもらえて、とても光栄です。
これは…。
[アルフレドはしゃがみ、狼の喉元を掻いた。花びらが鼻をくすぐるので、狼はくしゃみをした。]
君は、本を使って魔法を使うんですね。
とても君らしい。
この狼は、君のですか?
>>118 エドワード
*自分が無意識のうちに彼の手を握ってしまっていた事に気づく
はしたないと思われただろうか、途端に顔が熱くなるのを感じる
早くこの場から離れなければ、そう思い、エドワードに矢継ぎ早に話しかけてしまう*
……!え、ええ、そうですね……お互い、頑張りましょう
と言っても、エドワードさんならきっと大丈夫ですわね……あの!わたくし、これにて失礼しますわね
ではまた後程、お会いしましょう
*ドレスの端を持ち、エドワードに対し、カーテシーを行い、足早にその場から去る*
東の国の将軍 うえさま が見物しにやってきました。
苦しゅうない、苦しゅうない。
[ふぉっふぉっふぉっ、と笑いながら、異国の衣装に身をつつみ、扇子を手にした男が城内に足を踏み入れた。]
なかなか賑やかではないか。
余は大層愉快な心地であるぞ。
さて、まずはこの国の若き王、かーまいん王のところへ出向くとするか。
そう言い残すと盲目の少女はどこかへと歩き去ってしまった。城内故安全だと思いたいが……後頭部に一撃、どこかに持ち去られる少女の姿が脳裏にチラついて仕方がない。
[家臣がメモを持って耳打ちしに来る]
……お?
ふむふむ、招待した魔法使いたちは全員来て?
例の客人もおいでになった、と。
報告ご苦労……と、言いたいところだが。
ついでに我が弟のところにも、その旨報告に行ってきてくれ。
あとで本人からも挨拶したかろう。
さて、私は……まずは、客人を迎えねばならんか。
>>120 コータロ
「へぇ、もしかしてアンタがそいつの主人か? これでも親切心で声をかけてやったつもりだけど、どうやら余計な真似みたいだったな」
皮肉った声で緩く片方の頬を引き上げてから、ちらりと先ほどの従者に目をやった。
どうやら女は主人を探しに行くことに決めたらしい。さきほど白狼から作り上げた白くてまるっこい犬のような生き物が、彼女のあとを一生懸命ついて行く。
「…随分とさっきのヤツのことを理解してるような顔してたけど、考えるのに慣れてないだなんて彼女に失礼じゃないか?」
「あいつはあいつで自分なりに考えて決めたみたいだぜ。アンタ、優しく声をかけるだけが誰かの為になるって思ってるクチだろ」
ふぅむ。
サンドウィッチにクロワッサン、チキンにビーフ、フィッシュまで。
見慣れたものといえば見慣れたものだが、さすが王様、味付けも見目のよさも、ちゃちじゃない。
これだけでも、ここに来たかいはあったかな。
[腹に溜まるものを中心に皿に乗せ、壁の端まで下がると、ひとり食事を続けていく。
広間でちらほらと見て取れる各人の魔法を観察しながら。]
はて、結婚式だというわりに護衛向きの者は少ないね。
自軍がいるならいいということか。
平和呆けではないといいが、ちょいと浮かれすぎではないかね。
なんか門の方から大きな音がしたような?
でもそろそろ閉まる時間のはずだし、門番さんたちもいたよね。
まあいっか!
このフルーツおいしい。
見たことないな……なんていうんだろ。
>>126 カエデ
ソロというのだね。カエデの友達でしたか。
[駆けていったソロを見ながら、言った。アルフレドは、手のひらに残る暖かい体温を感じていた。]
もちろん。ぜひ食事をご一緒させていただきます。
何かとろうか?カエデは何が好きですか?
>>129 かーまいん王
おお、かーまいん王。
気遣いに感謝するぞよ。
[出迎えに来たカーマイン王に対して、うえさまはパチン、と扇子を合わせてから礼を言った。]
いやなに、余は船酔いはせぬ類の人間なのだ。
船旅も楽しいものであったぞ。
にしても、賑わっているようで何よりだ。
/*
ミーチェは壁に手を付きながら、進んでいきます。
たくさんの声の中にご主人様のものはありません。
*/
まほう…つかえば、はやいのにな…
/*
ミーチェはふるふると首を横に振ります。王様に見せる前に魔法を使って疲れてしまっては、ご主人様に叱られてしまいます。
どうしてご主人様はミーチェの手を離したのだろうと考えると、ミーチェはさびくなってしまいます。
ミーチェがお役に立てなかったからなのでしょうか。
*/
>>136 コータロ
はあ、と盛大な溜息をつく。
面倒くさそうに後ろ髪を掻いて、捲し立てた。
「ああそうだよ、確かに厄介払いしたさ。あんなところで喚かれてたら飯がまずくなるんだよ。でもな、オーディション会場はここだけだ。同じ階にトイレや浴場などもあるが、王に褒めてもらいに──つまりオーディションを受けにきた主人が、それ以外の立ち入り禁止の場所まで行ってるわけがない。」
「あとは城から出ていない限り、あの氷が溶けるほど長い時間主人が見つからないなんてことないだろ。あいつが少し歩いていれば、見つけた主人が声をかけに行く。」
「分かったか?そんなに心配ならきいきい言ってないで追いかけてやれよ、偽善者。」
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