1794 【RP村】Bite the Bullet.【異能/サイキックバトル】
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人
狼
墓
全
羊飼い メロス は 捜索人 ユウヅキ に投票した。
不機嫌 エイミー は 捜索人 ユウヅキ に投票した。
闇商人 ライザ は 捜索人 ユウヅキ に投票した。
農夫 ハロルド は 捜索人 ユウヅキ に投票した。
捜索人 ユウヅキ は 闇商人 ライザ に投票した。
配達屋 ノエル は 捜索人 ユウヅキ に投票した。
捜索人 ユウヅキ は村人達の手により処刑された。
次の日の朝、不機嫌 エイミー が無残な姿で発見された。
特殊工兵 トレイン は立ち去りました。
現在の生存者は、羊飼い メロス、闇商人 ライザ、農夫 ハロルド、配達屋 ノエル の 4 名。
[ライザは、押しのけようとするメロス>>2:229に力を込めた]
ぐっ、うぅ……!
[電流が奔り、放電する様な音がする]
駄目だ。
それ以上使えば、お前……は……
[体の至るところで、痺れと痛みが膨れ上がる。
抱き締めようとしているのか、逆に体を預けるようになってしまっているか、次第に曖昧となった*]
( 0 ) 2017/07/05(水) 00:05:06
…………。
[ライザを無言で見下ろす。
彼の必死の訴え>>0にも、その瞳は何の感情も抱いていないように見えた]
[抱き締める、というより体を預けるに近い状態のライザを、地面へ下ろそうとする。
叶うなら、そこから何処かへと立ち去ろうとしていた*]
( 1 ) 2017/07/05(水) 00:08:15
( A0 ) 2017/07/05(水) 00:09:24
農夫 ハロルドは、メモを貼った。
( A1 ) 2017/07/05(水) 00:09:54
行くな。
[息も絶え絶えながら、地面に下ろされ腹這いの状態で見上げる*]
( 2 ) 2017/07/05(水) 00:10:38
羊飼い メロスは、メモを貼った。
( A2 ) 2017/07/05(水) 00:14:44
―― 『境』内部 ――
[ノエルの心の中にベリティとの様々な思い出が去来する。
勝手についてきては危ないから帰れ、と言ってばかりであった。
手癖の悪さゆえに彼女が取ってきたものを見せられて渋い顔をすることもあった。
ノエルがベリティに笑顔を見せることは少なかったが、
降りかかるトラブルから彼女を守りきれた時には、
無事であることに安堵して穏やかに笑っていたこともあった]
そうか。
『友達』だと言っていたのか。
………まったく、仕方のないやつだ。
[そうして。>>2:288
ユウヅキが“思い出した”ことを聞いて、
ほんのわずか、ナイフを振り切るまでの短い時間であったが、
笑っていた。困ったような、それでいてどこか心に響いた様子で]
( 3 ) 2017/07/05(水) 00:16:25
エースサイキッカー E・E・Eは、メモを貼った。
( A3 ) 2017/07/05(水) 00:19:17
煩い。
[足首を掴む手。
もはや能力も使わず、強く蹴りつけることでその手を外そうとする]
お前は、おれの何だ?
[見下ろし、問い掛ける声は低い。
鬱陶しいという感情しか、そこからは感じられないだろう*]
( 4 ) 2017/07/05(水) 00:21:27
ッ、
[呻き声が出た。
手は赤く腫れ、鬱血するか。
何度も蹴りつければ、そのうち手は緩み外れるだろう]
…………
なら、俺を利用しろ。
[それだけ口にした*]
( 5 ) 2017/07/05(水) 00:28:31
[呻くライザを見下ろす>>5。
その眼差しはただただ冷えたものから、怪訝に細められたものへと変わった。
何故、という疑問は拭えぬままだが]
[やがて踵を返し歩き始める様子は、強い拒絶ではなく、ついてこようとするなら勝手にさせるだろう**]
( 6 ) 2017/07/05(水) 00:35:24
羊飼い メロスは、メモを貼った。
( A4 ) 2017/07/05(水) 00:38:28
[倒れているユウヅキから周囲へと視線を移す。
空間変質の元となっていた『境』は掻き消え、
水も獣の姿をとって暴れることはない。
噛みつかれた方の足の傷も再生を始めているようだった。ほっと一息をつく]
さて、……訊きたいことはそれなりにあるのだが。
[ユウヅキが見せた犯人への殺意すら感じさせる言動からは、>>1:210
単に暴動に巻き込まれた以上のことがベリティにあったのでは、という予測が生じていた。
つまりはノエルの知らない犯人への手がかりを知っている。
そう思っているのだが……]
…………寝かせておいた方がよさそうだな。
( 7 ) 2017/07/05(水) 00:39:56
[特殊チームの建てたテントのことが脳裏をよぎるが、
残念なことにノエルには倒れた若者ひとりを運ぶ腕力も能力もない。
……考え込んだ末に、素直に人手を求めることにした。
先程の落雷のことも気になっていたし。
ナイフをしまい、村の中心を目指して歩き始める。
そこで何が始まってしまっていたか、まだ何も知らず**]
( 8 ) 2017/07/05(水) 00:41:56
[掴んでいた手は、蹴りに蹴られ痛みに苛まされている。
ライザは、もう片手で半身を起こす。
食い縛る歯の隙間から、息が漏れる]
……怪我人は、テントへ運ぶんだ。
さっきの男を操った能力者がいる。
村人が、犯人に何かされたのかもしれんが。
[エイミーが口にしていた言葉>>2:201を話した。
ハロルドの耳にも、操作系能力者がいるという話は聞こえるだろうか?
ふらつく体を立ち上がらせ、恐れるようにこちらを伺う村人達へ、投げやりに口にする。
ライザは、メロス>>6の後を追い始めた*]
( 9 ) 2017/07/05(水) 00:47:49
闇商人 ライザは、メモを貼った。
( A5 ) 2017/07/05(水) 00:49:35
エースサイキッカー E・E・Eは、メモを貼った。
( A6 ) 2017/07/05(水) 00:57:54
メロス。
聞かせてくれ。
お前は何がしたい。
[どこをどう歩き、どれほど歩いただろう。
返事は無かったかもしれないが、ライザは前を歩くメロスに尋ねた**]
( 10 ) 2017/07/05(水) 01:02:22
農夫 ハロルドは、メモを貼った。
( A7 ) 2017/07/05(水) 01:17:05
エースサイキッカー E・E・Eは、メモを貼った。
( A8 ) 2017/07/05(水) 01:26:03
農夫 ハロルドは、メモを貼った。
( A9 ) 2017/07/05(水) 01:32:02
エースサイキッカー E・E・Eは、メモを貼った。
( A10 ) 2017/07/05(水) 01:34:00
─ 村の中央 ─
[エイミーがワンドをメロスへと突きつけながらハロルドへと振り向く。
同時、ワンドから熱線が放たれ、盾と化した装甲板を溶かした。
エイミーの手はワンドから離れない。
伸ばした手はエイミーを掴むことが出来ず]
────── !!!
[メロスが放った雷撃が、ジェイクの持つ鉈へと収束し彼の身体を貫くと同時、その衝撃はエイミーをも襲った。
悲しげなエイミーの表情がハロルドの白銀の目に焼き付く。
目の前で、二人の身体が地面へと崩れ落ちた]
( 11 ) 2017/07/05(水) 01:35:50
エイミー!! ジェイク!
[直接雷撃を受けたジェイクの身体は痙攣し、意識は既に無い模様。
握られていた鉈は手を離れ、地面に転がっている。
辺りには髪の一部が焼け焦げる匂いも漂った]
エイミー、しっかりしろ!
[倒れたエイミーの上半身を抱き起こし、負傷具合を見る。
酷い痙攣までは見受けられないが、状態は概ねジェイクと同じように見えた。
倒れた時に頬についた砂を払ってやるが、触れても目を覚ます気配は無い]
( 12 ) 2017/07/05(水) 01:36:08
─── くそっ…!
[護れなかった。
あと少し、手の届くところにいたのに、叶わなくて。
低く、低く、唸る]
一体何が………
[一部始終を見たわけではないため、状況の理解が追いつかない。
エイミーから周囲へと視線を転じれば、去ろうとするメロス>>6の姿が見えた]
( 13 ) 2017/07/05(水) 01:36:16
待て、メロ……「おい早く手当てしねーと!」
「異能者集団のテントに連れてけ!
怪我人出たら診てくれるっつってたぞ!」
[呼び止めようとしたが、周囲の村人が騒ぎ出す方が早く、ハロルドの声は掻き消されてしまう。
最初にジェイクに斬られたリックを始め、誤射された村人、そしてジェイクが村人達の手によって運ばれて行く。
エイミーも彼らに運ばれそうになったが、ハロルドはそれを押し留めた]
いい、俺が運ぶ。
[エイミーの肩と膝の裏に腕を差し込み抱え上げる]
誰か、状況を説明してくれるか。
[周囲に声をかけながらライザの姿を探すが、メロスの後を追う姿>>9が見えただけで。
メロスとライザ、双方に対し強く眉根を寄せた]
( 14 ) 2017/07/05(水) 01:36:26
──…ジェイクが操られていた?
身体が勝手に、 そうか…。
[エイミーやライザが言っていたと村人から聞かされ、唇を強く引き結ぶ。
村の平穏が崩された。
悔しさと、それを齎した者に腹立たしさを抱く]
誰か、それらしい奴を見たか?
[エイミーを運ぶすがら、情報収集を繰り返していると、ノエルがこちらへ向かって来る>>8のが見えた]
( 15 ) 2017/07/05(水) 01:36:36
ノエル、無事か。
[こちらに来たと言うことは、ユウヅキを抑えることが出来たのだろう。
そのことに先ず安堵する]
……こっちは、どうやら操作系の異能者が現れたらしい。
エイミーは、操られた奴を止めようとしたみたいなんだが。
───……メロスが、雷撃を、
異能を持っていないはずなのに、雷撃を放った。
操られた奴はそれで意識を失って止まったんだが……
エイミーが巻き込まれた。
[全てを見たわけではないため又聞きの部分もあるが、ここで起きたことをノエルに伝えた]
( 16 ) 2017/07/05(水) 01:36:46
これから怪我人を救護テントまで運ぶ。
そっちも手が要るか?
[ユウヅキがどんな状態かは分からないが、あの様子を見れば少なからず疲弊しているだろうと。
搬送要員が必要かを問い、是が返るなら手の空いている村人にそれを頼んだ]
操作系の異能者も探し出さなければならない。
それから、メロスの方も…。
ライザがついていったが、……嫌な予感がする。
[メロスの能力発現が、どうしても自然発生的なものに思えなかった。
頭部を狙った銃弾の存在。銃弾に込められた液体。逃げ込んだ犯人の気配。
点が線となっていく]
あの野郎………許さねぇ。
[平穏を乱した黒幕。8年前に彼の人を灼いた張本人。
岩山の方へと意識が向かうが、エイミーを救護テントへ運ぶことを優先した**]
( 17 ) 2017/07/05(水) 01:36:57
[メロスを追い>>9、話しかける>>10までの間。
ライザは、能力を使い治療キットを取り出す。
鎮静と消炎効果のあるスプレーを片手に振りかけ、治癒促進の効能がある湿布を、蹴りに蹴られた片手を覆うように先ずは貼り付けた。
服で遮られてはいるものの、両腕につけられた武器の下も、電撃による痛みがあり、腕と武器の間に滴るようスプレーを液体になる程吹き掛け、応急処置とした。
痛み止めと治癒を促進させる速崩性錠剤を飲み、最後にペン型注射器を体に打ち込むと、無言で歩いた**]
( 18 ) 2017/07/05(水) 19:04:35
―― 村の中央 ――
騒がしいな……。
やはりただならぬことが起こっているのか。
[やって来た村の中央からは何かが焼け焦げたような臭いがわずかに漂っていた。>>2:219
ひとまず慌てた様子の村人たちから事情を訊こうと思っていたが、
その前に先ほど別れたばかりの人物――ハロルドを見かけ、近付く。>>16]
あたしは無事だよ。なんとかなった。
そっちは、 無事、ってわけでもないか……。
[ハロルドはエイミーを抱えあげていた。>>15
意識のないその様子に表情が曇る]
( 19 ) 2017/07/05(水) 19:39:26
操作系の異能者がいるだと、それに、
――メロスが、雷撃を?
[次いで状況を聞かされれば怪訝な顔を見せた]
もしかしてユウヅキの言っていることと関係があるのか?
……ああだがさっきあたしが気絶させてしまった。
[やはり無理やりにでも意識を回復させた方がよかったかもしれないが後の祭りである]
……、ああ。特殊チームのテントまで運ぶのに手を貸してほしい。
[そう、頷けばハロルドが手の空いている村人に運ぶのを頼んでくれた。>>17
ノエルは村人たちに大まかなユウヅキの倒れている場所と、
彼の見た目について説明を加えておく]
( 20 ) 2017/07/05(水) 19:40:13
……同感、だな。
能力もなく無害とされていた人物が異能を得て騒ぎを引き起こしたなど、
ここ数日スラムで起きていた暴動の一連の流れのようじゃないか。
――、つまりは、やはりということなのか。
[クロとみなしていた通り、一連の暴動は件の犯人が糸を引いていたということか。
やがて、怒りをあらわにしたハロルドに、もしや、と思って彼を見上げる]
あたしは犯人を見た。
ユウヅキに何かの―――……精神操作を施して逃げて行った。
その結果があの、………暴走という他ない状態だ。
きっと、ユウヅキの思いにつけこんだんだ、あれは。
許すわけにはいかない。
ハル兄もあたしのように許されざる何かを見たのか?
( 21 ) 2017/07/05(水) 19:41:33
[問いかけながらもハロルドが、エイミーを運ぼうと進むのを止めはしない。
つまりは特殊チームの建てたテントへとついていく形。
テントにはアーネストら特殊チームのメンバーの姿はなかった。
カプセル型の医療用ポッドがいくつも並んでおり、
未使用であることを示して蓋が開いていた。
ポッドの中に寝かせて蓋を閉めて起動スイッチを押せば、
最新鋭の機器が寝かせられた者の状態を診断し適切な治療を施すだろう*]
( 22 ) 2017/07/05(水) 19:43:59
( 23 ) 2017/07/05(水) 19:47:19
[自滅>>1:11と語ったが、それは、自分から犯罪行為をするほどまでに堕ちてしまったと思ったという意味。
だが、荒れていた感情面以外からも、思えばおかしなところはあった。
まるで、ライザのことを覚えていない様子だった。
それが、関係を断ちたい為の素振りなのだと、当時のライザは受け止めた。
暴動に加担してしまった者達、強制発現された者達も、同じような症状、より酷い症状を見せた。
それは、ライザには能力を使い続ければ使い続けるほど、精神の荒廃が酷くなっていったように見えていた]
…………
[視線を落とす。
メロスの足取りだけが視界に入っていた*]
( 24 ) 2017/07/05(水) 19:50:46
― 村のどこか ―
[ライザの問い>>10に、しばらくは無言のまま、何処を目指すでもなく歩いた。
やがて発せられたのは、相手に聞こえるか聞こえないかの声]
力さえあれば、
――違う世界が見られたのだろうか。
[答えともつかぬ呟きだけを漏らして、言葉は途切れる。
ライザが背後で自らを治療していた>>18としても、それに気付くことも気に掛けることもないまま歩き続け]
( 25 ) 2017/07/05(水) 20:16:52
[べえ、べえ。
羊たちが騒がしい声で鳴いている。
偶然か否か、家畜小屋のすぐ近くにまで辿り着いていたようだ]
[羊飼いは何の感情も籠らぬ眼差しで羊たちを眺めていたが。
やがて、はっと我に返ったように瞬くと、きょろきょろと周囲を見回し始めた]
あ、あれ、ライザ!?
どうしてここに……
――どうかしたのか?
[明らかにこれまでの経緯を覚えていない口振りで話し始める。
ライザの様子が普段と違うことに気付けば――負傷の度合いは、外套越しではわからないかもしれないが――訝しむような顔をして訊ねた*]
( 26 ) 2017/07/05(水) 20:17:12
羊飼い メロスは、メモを貼った。
( A11 ) 2017/07/05(水) 20:24:35
……………………。
[メロス>>25は口にし、何時しか家畜小屋>>26まで戻っていた]
いや。
[ライザの頬に、メロス>>1が纏った電流の強さ次第だが、薄い電紋があったかもしれないが、短く答えた]
( 27 ) 2017/07/05(水) 20:38:29
闇商人 ライザは、メモを貼った。
( A12 ) 2017/07/05(水) 20:39:55
能力者にジェイクが操られ暴れ、エイミー達数名と共に、恐らくテントに運ばれた。
俺は、これをお前に見せ、一緒にテントに向かわないかと尋ねていた。
その返事待ちだ。
[ライザは、再び銃弾を見せた*]
( 28 ) 2017/07/05(水) 20:42:59
― 家畜小屋付近 ―
そうなのか?
[ライザの頬に、何かが迸ったような薄い火傷の痕が見えた>>27]
でも……怪我してるんじゃないのか?
まさか、異能者にでもやられたのか?
[傷を指摘するように、そっとその箇所へ手を伸ばそうとする
雷を使う異能者なんて来ていただろうか、と薄ら思ったものの、目の前の怪我が事実だと思考を捻じ曲げた]
( 29 ) 2017/07/05(水) 21:06:08
なんだって、ジェイクが?
それに……エイミーもやられたっていうのか。
[ジェイクは大事な村の仲間だ。
エイミーも――ついさっき、護ってやらなければと思ったばかりではないか。
それなりに戦い方を身に付けているとはいえ、華奢な女性ではあるのだから。
悔しさに顔を歪めながら、ライザが示した銃弾>>28へ視線を落とす]
……そう、だったのか。
何だかよくわからないが、テントに向かうのは構わないさ。
[ライザに答えた後、躊躇うように付け加える]
なあ、本当にそれだけか?
なんだか随分と……長く考え込んでいたような気がする。
[記憶の中にある奇妙な空白を、不安そうに口にした*]
( 30 ) 2017/07/05(水) 21:06:43
[メロス>>29の手は拒まなかった。
組手以外で近づくのはあまり無いことだろうか。
薄い電紋は先程ついたように見えただろう。
何が引き金になるか分からない為、再びの電流も覚悟していたが、それを表情に現すことはなかった]
俺の判断ミスだ。
気にしなくていい。
[片手の湿布は、袖先からも見えるだろうが、無闇に隠すことはしない]
( 31 ) 2017/07/05(水) 21:16:00
( 32 ) 2017/07/05(水) 21:17:08
[ライザは、メロス>>30が不安そうに尋ねることに答えなかった。
メロスが、その操っていた能力者はどうなったのか口にしないことに、疑問を感じたとしてもこう続けた]
そうだ。
構わないなら、行くぞ。
[頬へ向けていたメロスの手を取り、握ってそのままテントの方面へと歩こうとし始めたか*]
( 33 ) 2017/07/05(水) 21:21:32
─ 移動中 ─
あぁ、恐らくな。
[メロスが異能を得たことに対し、ユウヅキが言っていたことを挙げるノエル>>20に是を返す。
ノエルからの要請を受けてユウヅキ回収に向かう村人には、近くに水を入れるタンクを乗せたカートがあることを告げ、それも救護テントへ運んでくれるよう頼んだ]
……そうか、ユウヅキのあの異変はそのせいか。
俺の方は、込められた液体を打ち出す特殊加工の銃弾がライザかユウヅキの頭を狙って放たれたのを見た。
銃弾自体は防いだから被害はない。
その銃弾で能力者を狙った理由は分からないが……
あれが暴動騒ぎの根源ではないかと思っている。
[推測を重ねてのものではあるが、得た情報から考えるに、その可能性が高いと判断する]
( 34 ) 2017/07/05(水) 21:26:09
─ 救護テント ─
[救護テントにつくと、先に運び込まれていたジェイク達がカプセル型の医療ポッドに入れられ、治療を受けていた。
診断から何から全自動で動くらしい]
流石は特殊チームの設備と言ったところか。
[当の特殊チームの者達はいないようだが、医療機器は問題なく動くようだから、とエイミーも医療ポッドの一つに横たえた。
蓋を閉めて起動スイッチを押す]
…………………
[しばらくの間エイミーを見詰めたあと、彼女の医療ポッドの傍から離れた]
( 35 ) 2017/07/05(水) 21:26:15
[ユウヅキと共に運ばれてきた水用タンクはひとまず救護テントの傍においておくことにした。
何せ水がどこにあるかが分からない]
しまったな、ライザから銃弾を受け取ってくるんだった。
[医療機器だけでなく、分析装置のようなものもある。
何か分かるかも知れないと思ったが、現物が無いのではどうにもならない。
これは後回しでもいいだろうと判断し、医療ポッドのブースへと戻った。
ユウヅキが運ばれているのを見て、そちらへと近付く]
……流石にまだ起きちゃいないか。
[目覚めていないのを確認し、他の者達の目を盗み、さして上質でもない紙をユウヅキの手の中に滑り込ませる。
そうして彼が医療ポッドの中に収められるのを見遣った*]
( 36 ) 2017/07/05(水) 21:26:24
[ライザの頬>>31にそっと触れる。
治癒能力のない人間に、それはどうすることも出来ない。
普段の火傷だって、冷やして消毒する他に、村で可能な治療はなかったのだから]
でも……怪我人が目の前にいるのに、気にしないでなんかいられないだろ。
早く治療した方がいいんじゃないか。
[テントへ向かうことになるなら、そこで治療を受けることも出来るだろう。
結局、心配以外に出来ることがないまま手を離す。
異能が暴発することはなかった]
( 37 ) 2017/07/05(水) 21:39:45
え? え?
[疑問への答えに納得いかなかったのが一つ。
ライザがこちらの手を取り、そのまま歩き始めたのが一つ。
二つの疑問符を発しながら、ライザに引っ張られるように歩き始める]
ま、待て、なんで手を繋がれてるんだ!?
――離せ、自分で歩くから!
[ライザに抗議の声を上げるが、聞き入れられただろうか。
いずれにしろテント方面へ向かうのに逆らうことはない*]
( 38 ) 2017/07/05(水) 21:40:04
俺のミスだ。
[重ねて口にする]
お前には一切関係ない。
( 39 ) 2017/07/05(水) 21:48:04
[メロス>>38へ、手を繋いだことへの返答も無い。
握り、やや強引にも思えるようにテントの方向へと歩き始める。
抗議を聞き入れはしなかったが、もしメロスが振り払うようなら手が離れ、ライザは後ろを向いて横に並ぶように歩くだろうが]
( 40 ) 2017/07/05(水) 21:49:02
[途中で、ライザはテントの場所の詳細を聞いていないことに気づいたが、何とかアーネストが向かった方面である方向に、ツートンカラーの外幕>>0:171を見つけ、ほっとする。
まだハロルド達がいるかどうか、ライザ達の方へ向かって来ているかどうかは、分からないだろう]
メロス。
お前は、村を…………出たいか。
[メロスを振り返らずに、もしくは横並びなら見ずに話しかける。
それは力があることで変わる見え方のことだったのかもしれないが*]
( 41 ) 2017/07/05(水) 21:58:05
─ ユウヅキへのメモ ─
『ユウヅキへ
俺の異能について記しておく。
俺の異能は引力や斥力を操作するものだ。
効果範囲は接触、または投擲物。
ただし、投擲物へは数秒程度しか効果を発揮出来ない。
効果範囲を視界にすることも出来るが、
これは消耗が激しいため滅多に使わない。
以上だ。
裏づけが必要ならノエルに聞け。
アイツは俺の異能を昔から知っている。
他に聞きたいことがあるなら後で聞きに来い。
…だが俺のことよりも先に、
貴方がここへ来た目的を達成して欲しい』
( 42 ) 2017/07/05(水) 22:13:55
『村にも例の犯罪者の被害が出た。
貴方が危惧していたメロスの能力の発露も確認した。
俺は宣言した通りに村内のことを何とかしようと思う。
だから、貴方には犯罪者を捕縛して ─── 裁いて欲しい。
貴方と同じく、大切なものを踏み躙られた者として願う。
法に携わる貴方の心にある正義を信じている。
ハロルド』**
( 43 ) 2017/07/05(水) 22:14:09
…………?
そうか。
[重ねての否定>>39に僅かに違和感を持つ。
記憶にもなければ自身に発現した異能のことも忘れているのだから、元より自分が原因とは思っていなかった。
しかしそれを追及することはなく]
[ライザの強引な歩み>>40に引かれるようにして歩く。
言葉での抗議が聞き入れられなくても強く振り払うまではせず、結局目的地までそのまま歩くことになる]
( 44 ) 2017/07/05(水) 22:21:33
え?
[その途中、ライザが振り返らぬままに発した問い>>41。
僅かな沈黙の後、ぽつりとした声で答えが返る]
……わからない。
スラム街で生きるってことならNOだ、でも――
もしももっと豊かで、欲しいものややりたい事が自由に叶えられる世界に行けるならって、考えたことはある。
[ドーム上層の暮らしは無能力者にとって遠すぎるもので、実際にどうであったかはわからない。
それはあくまで夢想でしかないものだろう]
多分、どっかではわかってるんだと思う。絶対届かないからこそ、無条件に羨みも憧れも出来るんだろうって。
( 45 ) 2017/07/05(水) 22:21:54
それにさ、なんだかんだ言っても、21年生きてきた村だ、愛着はある。
土地にも、人にもさ。
[そう言って、薄く笑みを漏らした。
不便だし、娯楽もないし、気候に異常があれば食うにも困るような生活だ。
それでもどうにか支え合い共に生き抜いてきた人々を、そう簡単に切り捨てられるものではない]
それに、羊たちを置いていくことなんて出来ない。
飼い主にとっては可愛いものなんだ、あれでもさ。
[何れ食糧として消費する運命ではあれど、羊飼いは羊へ確かな愛情を注いでいた*]
( 46 ) 2017/07/05(水) 22:22:33
[ハロルドの返答を聞き、考え込む。>>34
点と点が緩やかにつながっていく感覚はある]
液体、か。
ただの液体じゃあなさそうだな。
もしや、薬品か? やつの行っていた実験の成果?
……そうしてその実験とは、……“異能力の開花”に関するものだった、というわけか?
[ふう、とため息をひとつつく。
だとすれば確かに能力者を狙った理由については謎めいて思えるか……?]
能力者にその液体だか薬品だかの効果がどう及ぶか試してみたかっただけじゃないのか。
ユウヅキを暴走させた件といい、
追われてるというのに悪知恵だけは働くみたいだしな……。
[もっとも、ただの推測に過ぎないが]
( 47 ) 2017/07/05(水) 22:31:37
…………。
そうか。
[振り返らずに口にする]
俺は、お前がこの村に住むことを選んでいると思っていた。
もし、力があったなら……
お前は何になりたかったんだ?
( 48 ) 2017/07/05(水) 22:34:22
もし。
お前がドームに来たいなら……
……………………
[ライザの言葉は、続けられた言葉>>46に途切れた]
お前は、羊飼いだもんな。
[ライザは、ようやく振り返り、メロスに目を細めた]
お前が愛情を持っているのは、知っている。
[すぐ前を向き、表情は元に戻る。
そのまま、テントに辿り着けば中に入ろうとしただろう]
( 49 ) 2017/07/05(水) 22:35:44
[アーネスト達は居なかったが、医療機器に分析機器>>36と様々なものが置かれている。
ライザは、それとなくメロスを医療機器で診て貰うように誘導するつもりだったが、ハロルド達が居たならば、それはどうなったろうか?*]
( 50 ) 2017/07/05(水) 22:36:23
闇商人 ライザは、メモを貼った。
( A13 ) 2017/07/05(水) 22:38:52
……選んでは、いるさ。
でも……もしも生まれつき力があったなら、初めから生きる場所が選べていたとしたら、どうだったかはわからない。
[それはこの村に居る多くがそうだろう。
全てに納得し受け入れた上でこの村に居るなら、異能者への嫉妬が生じることもない]
[そこまで考えて、自分はこれと似た会話を、何処かでしていたような気がした]
( 51 ) 2017/07/05(水) 23:01:57
[もしも、の問い>>48に答えるまで、少し間があった]
わからない。
何になりたい、ということではないんだと思う。
多分、『豊かで見下されることのない暮らし』みたいなものかな。
[それはやっぱり夢想でしかない答え。
そこに渇いた笑い声と共に言葉が付け加えられる]
だってさ。力があるものは何になれる? 何が出来る?
おれたちは、それを知ることさえも出来ないんだ。
[ドーム下層には弱い異能者は居ただろう。
しかし彼らは虐げられる側でもあり、更に上層の異能者は接触すらも難しかった。
自分がその世界に行けるはずもないのだから、知る必要も特に感じなかったが]
( 52 ) 2017/07/05(水) 23:02:16
おれが、ドームに?
[ライザ>>49に怪訝な顔をしたが、その言葉はこちらの発言に途切れた。
振り向いたライザは目を細め、常より柔らかな表情をしたように見えた]
……そうか。
[ほんの少しだけ、気が抜けたように表情を緩めて、ライザに頷く]
( 53 ) 2017/07/05(水) 23:02:38
[破裂音のようなものが響いたのはその時だった。
ライザがこちらの手を引きテントへ入ろうとしていたなら、その手を強く弾くような動きとなっていただろう]
ぐっ……
……が、あっ……!
[呻き、右手首を押さえるメロスの身体は、急激な帯電を示すようにバチバチと音を鳴らしていた。
昏い色合いの瞳がぎろりと動き、救護テントを見据える。
このまま中へ入れれば、制御を失った電撃が、電子機器の多いテント内で暴れ回ることとなろう*]
( 54 ) 2017/07/05(水) 23:05:38
―― テント ――
[先に運ばれていた村人やエイミーはポッドに入れられ治療を受け始めている。>>35]
操られていた村人を止めようとした、か……。
[エイミーの勇気は称賛に価すると思う。なかなかできることではない、と。
だが彼女の思いは結局打ち砕かれた形だ。
より強い力によって。
メロスがエイミーを巻き込んだのが故意か否かは定かではないが……]
( 55 ) 2017/07/05(水) 23:19:51
薬品か…あり得るな。
ユウヅキは奴に『異能を強制開花させる能力』があると推測していたようだが、薬剤によるものである可能性も大いにある。
異能には後天的発露をするものもある。
それを誘発出来るか、確かめようとした可能性はあるな。
異能者にも効果が在るとなれば、複数の能力を得たいと思う者には喉から手が出るほど欲しいものになるだろうよ。
性悪な行動ばかりする奴だ、良いようには使うまい。
[ノエルの推測>>47を聞き、思いつく限りを口にする。
早く捕縛して欲しいと言う想いは、岩山へ向かっただろう特殊チームへと向いた]
( 56 ) 2017/07/05(水) 23:19:55
─ 救護テント ─
[怪我人が全て医療ポッドへと収まればあとは機器任せとなる。
彼らを運んできた村人達の中には救護テントを立ち去る者達もいた]
……他に異変が起きていないか確かめないとな。
[メロスのことも気になるが、ライザがついて行ったのもあってあちらに任せようと考える。
現状、優先して解決すべきは操作系異能者の特定だ。
また先程のように被害が出てしまわないように]
( 57 ) 2017/07/05(水) 23:20:05
[テントを出ようとすると、丁度ライザが入ろうとする姿が見えた>>49]
ライザ。
メロスは ─────
[どうした、と聞きかけて、何かが爆ぜる音がした>>54。
嫌な予感がして手の中に斥力場を発生させる。
ライザと音がした方を注意深く見遣った*]
( 58 ) 2017/07/05(水) 23:20:12
農夫 ハロルドは、メモを貼った。
( A14 ) 2017/07/05(水) 23:21:41
[異能者であるライザは、メロス>>52に寄り添うことは叶わない返答だった。
既に持っている者は、無い者の立場で語ろうとも心には響かないだろう]
(もし、お前がドームに来たいなら)
[その先は、言葉として落とされることは無く。
メロスの手を握っていた手>>54が、バチンと弾かれ痛みが走った]
( 59 ) 2017/07/05(水) 23:30:05
― 救護テント ―
[こちらの視界に、丁度テントから出ようとした所のハロルド>>58が映る]
お……マエは……
[濁った瞳がハロルドを捉えた]
アアアッ!!
[押さえていた右手を振り上げる。
全身の帯電から、電圧が右手へ集中するのが、放電の動きでわかったかもしれない。
メロスはそのまま、ハロルドが居る方向へ――テントの中へ突っ込もうとする*]
( 60 ) 2017/07/05(水) 23:36:49
[ここまで来たのに。
やはり何か。
ライザの脳裏を過ぎる思考。
その時、ハロルドの声>>58が、現実に呼び戻すように聞こえた]
…………何でもない。
[メロスの姿を見せないように身を動かすが、それより先にメロスの姿は見えてしまっただろう。
見てしまい、何か言おうとするならば、眼光強めハロルドを見たか*]
( 61 ) 2017/07/05(水) 23:37:14
[空間や次元に影響を感じさせるほど、強い異能が渦巻く]
っ
やめろ、メロス!
[ヒュッと手元に重さを感じる。
そこそこの重さのある金属製のがらくたを空間から取り出した。
それを、放たれるであろう右手>>60の軌道の先へと投擲しようとしたが、メロスが帯電したまま拳を振り抜いた場合は意味のない行動となるだろう*]
( 62 ) 2017/07/05(水) 23:42:56
─ 救護テント ─
[何でも無いと言うライザ>>61とは裏腹に、メロスの様子>>60は異変の一途を辿る。
振り上がる右手、それを見て反射的に両手を前へと突き出した]
ばっ………かやろう!!
[突っ込む体勢になったメロスに対し、それを妨害するように自分の目の前、ひいてはテントの入口を覆うように斥力場を広げる]
お前、中に居る連中を殺す気か!!!
[運び込んだ者達は今医療ポッドの中にいる。
メロスの右手へ集まる雷撃がどんな影響を及ぼすか、想像に難くなかった*]
( 63 ) 2017/07/05(水) 23:43:34
五月蠅い……!
[静止の声が響く。
それに耳を貸すことなく拳を振り抜こうとするが、それは金属製のガラクタ>>62との間に通電し、激しく火花を散らした。
直後、拳はガラクタへ激突し、次いで見えない壁>>63に阻まれた。
その身は何かに強く押し返されたように跳ね返り尻餅をつく]
邪魔をすルな……。
おれノ、力……止めさせハしない……!
[ハロルドの叫びは耳に入ってはいない。
素早く起き上がると、両手を天に掲げるような動きをする。
加減せず振り抜いたためだろう、右手の拳は砕け、血に塗れて歪にしか開いていなかったが]
ハアッ!
[両手の上に、電気を帯びた球体のようなものが現れる。
それは妨害がなければ、テントへ向け投げ付けられるだろう*]
( 64 ) 2017/07/05(水) 23:56:42
[ハロルドが思いつく限りの推測を並べれば異議は挟まずにふうっとため息をつく。>>56]
……。
たとえ暴走するリスクがあったとしても欲しがるのかね。
いや、そもそもリスクのことなど隠そうとするか……。
人のよさそうな顔してるくせに性悪だものな。
[複数の能力を得られれば。
それはノエルも考えたことがあった。
だが、今の己にとっては過ぎたる願いだ。
そうノエルが思ったところで、
ちっぽけだが確かな絆より、派手な力をよりどころとしたがる者のなんと多いことか。
もちろんその状況を自分にいいように利用している犯人は許すことができない]
( 65 ) 2017/07/05(水) 23:56:55
[テントの中はそれなりに快適な環境が整っているようだった。
医療ポッドが並び分析機器があるブースとは別に、
純然たる休憩所、と思われるブースもあるようだ。
大きな机の周りに何脚かの椅子が用意されており、
机の上には救急キットも置いてある。
怪我人を運んできた村人たちの中にはテントを立ち去る者もいれば、>>57
椅子に座りいくばくか休憩している者もいた。
くつろぐ面々を横目にノエルは、]
……特殊チームはどこに行ったんだ。
[呟く。
薬品らしき液体入りの銃弾の残量など知る由もないから、
ぐずぐずしているとまた被害が出るのでは、ということを危惧していた。
メロスや操作系能力者のことも気がかりだが]
( 66 ) 2017/07/05(水) 23:58:08
メロス。
その力をそれ以上……
[ライザが見るところ、メロス>>64はハロルドに過剰に反応している>>60ようだった。
ライザの視線がハロルドに向けられた。
原因だ、と]
…………ハロルド、悪く思うな。
[ハロルドに聞こえないくらいの声で小さく呟いた。
ライザは、ハロルドに味方するようにハロルドの方へ近づく。
そうして、手元に避雷針代わりのブレードを取り出すと、向けられる電撃の球体に、顔色を悪くしながらも投げようとしたか。
メロスの体を、これ以上壊さないよう、球体が投げられるタイミングで投げようとするだろう]
( 67 ) 2017/07/06(木) 00:14:32
[その直後。
ライザは、ハロルドの間近から、胸元と腹部を切り裂く軌道で、外套の下で腕に装着していた武器を展開し振るう。
それは、普段は腕輪の様にも見えるが、展開すると鋭い刃が伸び、腕を振るう軌道の物を切り裂ける。
ハロルドを庇って飛び込んでも大丈夫なノエルが居ない限り、または斥力を発生させたり武器で防がない限り、深い傷を負うだろう*]
( 68 ) 2017/07/06(木) 00:19:27
闇商人 ライザは、メモを貼った。
( A15 ) 2017/07/06(木) 00:24:43
どうしたものか……。
[なおも考え込んでいると、バチバチという何かが爆ぜるような音が外から聞こえた。>>54
くつろいでいた住民の顔色が悪くなっていく――が、
下手に出ていけば巻き込まれると判断したのか皆テントにとどまったまま]
…………。
よーしそのままでいろよ。
[全員が落ち着いたのを確認した頃。
誰にともなく呟きながらノエルは外に出た。
そして見た。
力が発言しているとしか言いようのない状態を。
メロスが掲げた両手の上に電気を集めたかのような球体が現れているのを。>>64]
( 69 ) 2017/07/06(木) 00:33:56
どうして……ドウシテ……。
[思考が混濁し、捻じ曲げられる。
自分は強大な力を振るうことが出来るのだと、今のメロスは認識している。
それなのに、村を護るためにここへ来たハロルドに、人を護るために力を使ったハロルドに、
――自分は絶対に追い付けないのだと感じていた]
何が違う……何を間違ッタ……。
【何も間違っていない】
【お前は悪くない】
【だから壊せ。壊して手に入れろ】
[まるで煽動するような声が、頭の中で響く]
( 70 ) 2017/07/06(木) 00:39:04
[ライザの声には反応をしない。
ただ、電撃球が飛んできたブレード>>67に阻まれ弾けるのを見て]
何をすル……おマエも邪魔者カ……!
[ハロルドへ刃を振るうライザ>>68は、何を思ってのことか。
異常を来たした精神は思考を放棄し、ただただ両者とも邪魔者を見做していた*]
( 71 ) 2017/07/06(木) 00:39:26
[斥力場とメロスの拳の間に投げ込まれた金属製のもの>>62。
何かまでは判じ得なかったが、それとメロスの雷撃が合わさり、激しい火花が散る>>64。
ハロルドは僅かばかり眩しげに、前髪の奥で目を窄めた]
ちぃっ……!
聞く耳持たずか!
[明らかに正気を失っている姿。
言葉も届かず、メロス自身の右手が砕けて悲惨な状態になっているにも関わらず、メロスは攻撃の手を止めない。
天に掲げた両手の上に、雷球が現れる]
いい加減に……しやがれ!!
[テントへ被害が及ばぬよう、一時斥力場でテント自体を包み込み、ハロルド自身はその外へと飛び出す。
雷球が放たれる前にライザがこちらへと近付き>>67、放たれると同時にブレードを投げつける様が視界に入る。
その隙を縫いメロスへと近付こうとした時]
( 72 ) 2017/07/06(木) 00:41:26
──── !?
[間近でライザの腕がこちらへと向いた>>68。
薙ぐ腕に合わせ、外套の下から刃が伸び来る。
ハロルドは咄嗟に左腕を掲げ防御に回したが、防具をつけているわけでもない。
胸を庇うことは出来たが、掲げた左腕と腹部の一部を斬り裂かれた。
鮮血が空中を舞う]
かはっ……… ──── ライザ、お まえ…!
[苦悶に表情を歪めながら、それでも追撃を危惧してライザへと蹴りを放った。
当たらずとも距離が取れれば重畳、一呼吸おくことが出来る]
( 73 ) 2017/07/06(木) 00:41:36
ふざけんじゃねぇぞ!
メロスを止める気無ぇのか!!
[右手で左腕の傷を抑えながら、ライザに怒号を飛ばした*]
( 74 ) 2017/07/06(木) 00:41:43
── 岩山 ──
[突如、救護兼確保用の常駐テントの方からも見える岩山が、地響きを立てた。
見れば、岩山の一部が吹き飛び、崩れ、姿を変えている。
そこでは、煌めく光に溢れる様な赤い光などが乱舞する様に踊っているだろう。
そうして、そのうち救護のカプセルの方ではユウヅキが抜け出し、更には、奥の倉庫>>1:23から水のタンクがひとつ空となっている。
また、エイミーが、ジェイクを操った能力者と、連続異能暴走事件の犯人が同一犯かもしれない、とも考えていただろう。*]
( 75 ) 2017/07/06(木) 00:43:23
エースサイキッカー E・E・Eは、メモを貼った。
( A16 ) 2017/07/06(木) 00:45:12
[ハロルドの、追撃を危惧した蹴り>>73を、ライザは武器の腹で受け止め、その反動を持って後方に下がる]
……俺は。
お前の能力は、こんなテントを壊すことに使われるべきではないと思っただけだ。
[ライザは、感情を滲ませずメロス>>71に口にする。
邪魔者ではないと暗に伝えるようにか]
( 76 ) 2017/07/06(木) 00:51:50
[メロスを止める気>>74はあるだろう。
それでも、ライザはそれより優先することがあった]
メロスの激情はお前に向かっている。
今、お前を倒せば、メロスは落ち着くかもしれん。
これ以上、異能を使わせては危険だ。
体も心も、記憶すらも壊れてしまう……
[ハロルドがライザを説得出来れば、ライザの行動も変わるかもしれないが*]
( 77 ) 2017/07/06(木) 00:54:20
ウウウ……。
[唸り声を上げながら両者を見据える。
ライザの攻撃がハロルドに鮮血を散らせる>>73が、それは特別感情を揺り動かすには至らない。
ライザの声>>76に一度視線を向け]
指図……スルな……。
おれノ力……どう使おうと勝手ダロウ……!
[力が膨れ上がると同時、メロスの体表に血管が浮かび上がる。
幾らかは圧力に負け、切れて血飛沫を散らしてもいるだろう。
暴発すれば、周囲もメロス自身すらも、無事ではすまないと思わせる力だった**]
( 78 ) 2017/07/06(木) 00:59:18
羊飼い メロスは、メモを貼った。
( A17 ) 2017/07/06(木) 01:01:05
[状況は、ハロルドがメロスと対峙し、
ライザもハロルドに味方しようと近付いているように見えた。
メロスの手に明確な脅威がある以上、
ならばこっちも加勢しようとハロルドに近付いた。
その際に斥力の展開範囲からは逃れられた形。
――状況の見立てが違うとわかったのは、
ライザが投げたブレード>>67によって電撃の球体がはじけ消えた>>71直後のこと。
ライザが腕を振るうと仕込まれていた刃が伸び、ハロルドを斬り裂いた。>>68
鮮血が宙を舞う。>>73
致命的な怪我ではないとはわかる。だが]
―――― ッ!!
[衝動的にハロルドと後退したライザの間に入り、>>76
あまつさえサバイバルナイフの一本で斬りかかろうとした。
ライザがハロルドに何かを告げているのも耳に入らない様子で*]
( 79 ) 2017/07/06(木) 01:02:02
[ライザは、メロス>>78に口にする]
そうだな。
俺に何か言う権利は無い。
俺は唯の【東洋会】の商人だ。
[襲いかかって来るノエルが見えた。
サバイバルナイフで斬りかかって来るならば>>79、ライザは武器を引っ込め、ノエルの手首に内側から手刀を打ち当て、捻り払うようにしながらいなしただろうか*]
( 80 ) 2017/07/06(木) 01:09:32
闇商人 ライザは、メモを貼った。
( A18 ) 2017/07/06(木) 01:12:10
[蹴りは受け止められた>>76が、ライザとの距離は取れた。
緩く肩で息をする。
痛みと、緩やかに進む失血がハロルドを襲っていた]
………俺を倒したとして、メロスが俺以外の奴に激情を向けたらどうなる?
また同じようにそいつを倒して先延ばしにするのか?
それをずっと繰り返していく心算か?
確かにそれも護り方の一つだろうよ。
…だがな、それじゃあ何の解決にもならない。
分かってるんだろう?
[ライザの言い分>>77にハロルドは問いを重ねる]
( 81 ) 2017/07/06(木) 01:16:01
今でさえあんな状態だ。
繰り返していけばいずれ破滅が訪れる。
その前に止めてやれよ。
取り返しのつかないことになる前に止めて、治療を受けさせてやれ。
早い内ならまだ手を打てるかもしれん。
[暴走の末、保護された者が治療を受けていることはユウヅキから聞いている。
未だ治ったという話は聞いていないようだが、医療は進歩しゆくもの。
犯人が捕まれば治療法も判明するかも知れない。
手が無い訳ではないはずだ]
( 82 ) 2017/07/06(木) 01:16:07
メロス! てめぇもだ!!
手に入れた力をどう使おうが勝手だというなら、その力を完全に自分のものにしてみやがれ!!
振り回されてんじゃねぇよ!!
[次いで叫んだのはメロスに向けて。
完全に精神論であり、強制発露されたものに対して無茶振りにも程があるもの。
だが、この地で力強く生きて来た者が、あの犯罪者の手で堕ちてしまうのをただ見ていることも出来なかった*]
( 83 ) 2017/07/06(木) 01:16:13
[この時ノエルは冷静さを欠いていた。
ゆえに、なりふり構わずの斬りかかりはライザによって容易くいなされる。>>80
手首に衝撃と痛みが走りナイフを取り落としてしまう]
……… っ、
[落とした武器を拾おうとするより先にハロルドの声がする。>>81>>82>>83
本当に今更ながらに不安げな眼差しをハロルドに向ける。
ライザへの警戒も怠ってはいないが]
( 84 ) 2017/07/06(木) 01:21:56
[ハロルドの言い分>>81も分かっているようにか、暫しの間、目を伏せる。
しかし、ライザはハロルドを強く見た]
そうだ。
メロスを護れるなら、そうする。
[ライザの言葉は、村を訪れる一商人だと受け止めているだろうハロルドにはどう聞こえただろうか]
アーネストが戻れば、メロスも抑えられる筈だ。
俺は、その間そうする。
[もし、誰かが犯人確保の為に向かって、より早く戻れるのであれば、ライザもそのようなことを選ばないかもしれないが]
( 85 ) 2017/07/06(木) 01:25:10
…………。
[一連の暴走と暴動事件の被害者達の社会復帰は、まだライザの耳に入って来ない。
ベリティも、集中治療が行われ続けている]
メロスを傷つけてまでか?
[正に今>>78、傷ついてはいる。
それでも、ライザはメロスを傷つけたく無い気持ちがあった。
大気の中にも、異能が暴発するような激しい力が渦巻き、ライザは一筋汗を流す。
迷うようにか、ライザは膠着するだろう*]
( 86 ) 2017/07/06(木) 01:33:20
闇商人 ライザは、配達屋 ノエルがサバイバルナイフを拾うなら、それを阻むことはないだろう。*
( A19 ) 2017/07/06(木) 01:34:33
どうやらメロスが大事みたいだが、
……大事だからこそ自分の手で止める、っていう発想はないみたいだな。
[ぽつり、と、ライザ>>85>>86に疑問を呈するでもなく、
責めるでもなくそう呟いて]
特殊チームに早くどうにかしてほしいのはあたしも同じだし、
そのために手を貸すのもやぶさかじゃない。だが、―――
[目に見えぬ力が膨れ上がる気配に言葉を止める。>>78
メロスを見やって、]
どうやらそうも言ってはいられない状況みたいだ。
[そう呟くと、サバイバルナイフを拾い上げた**]
( 87 ) 2017/07/06(木) 01:42:38
[ハロルドがライザを説得すると前後して、ノエルが二人の間に割って入る>>79]
ノエル! 待て!!
[そう制止をかけたが、冷静さを欠いていたノエルを止めることは出来ず、サバイバルナイフがライザへと煌く>>79。
ノエルが繰り出したサバイバルナイフを往なそうとするライザと、血管を浮かび上がらせ力を膨れ上げさせるメロスの両方を見遣った]
(理論上は電気も俺の能力が作用する範囲内だが……)
(繰られている以上、制御権を得るのは難しい、か)
[僅かばかり思考している間にノエルのナイフは落とされ、彼女は不安げにこちらを見てくる>>84。
事態が好転していない以上、安心させる行動を取ることは出来なかった]
( 88 ) 2017/07/06(木) 01:53:57
[強い瞳で返される言葉>>85。
そこに宿る違和感にハロルドは前髪の奥で訝しげに眉を寄せる]
………そんなにメロスが大事か。
[取引相手へ向けるものにしては強すぎる感情。
ライザが心に秘める確固たる意思がそこにある]
…エース帰還までの限定かい。
[だがそれまでメロスが持つかも分からない。
現に今もメロスの異変は続いている]
( 89 ) 2017/07/06(木) 01:54:06
俺らが傷つけなくても、あのままじゃ勝手に傷ついていくだろうがよ。
俺が倒れたところで止まる保証も無いんだろ。
だったら、俺はぶん殴ってでも、止める。
アイツを護るためにな。
[ライザとは逆の選択。
メロスを大事に想うなら理解されにくいだろうけれど]
アイツはこの村の一員。
俺が護ると決めた者だ。
[大事だからこそ。
ノエルが言ったこと>>87そのままを口にし、メロスへと意識を向けた*]
( 90 ) 2017/07/06(木) 01:54:15
メロスは客だ。
[ライザは、ノエル>>87にそう言う]
チッ。
[珍しく舌打ちし、ライザは物体収納能力を制御する。
どれほどの高電圧であろうとも集積物を重ねれば耐えられはするだろう。
その結果、メロスはどうなる?
どこかで、あの暴発しかねない電流を放出する必要があるだろう]
( 91 ) 2017/07/06(木) 01:57:58
話は後か。
ノエル、お前アースになれるか?
[ライザが口にしたのは、人間アースだ。
自己再生能力を持つノエルだからこその提案。
ハロルドは、どう反応したか?]
( 92 ) 2017/07/06(木) 02:00:27
[ライザは、ハロルド>>90を見ずに続ける]
メロスは、先程の暴走後に落ち着いた。
その時に、救護テントに連れて来た。
[村人に落雷を落とした後の話を伝えるように。
止まる保証がなくとも可能性はあるという話か。
どちらが正しいという話でもないかもしれないが]
( 93 ) 2017/07/06(木) 02:09:07
[ハロルドが護るという言葉>>90に返答は無かった。
立ち入れない世界ならば、立ち入るのではなく、これまでと同じような距離をとっておけば良かったのだと、微かに過ぎったか**]
( 94 ) 2017/07/06(木) 02:13:28
闇商人 ライザは、メモを貼った。
( A20 ) 2017/07/06(木) 02:16:25
…再生能力を上回る電圧だったら死ぬぞ。
[ノエルの異能ならば可能かもしれないが、それにだって限度はあるはず。
ライザの提案>>92には難色を示すものの、ノエルの意思に従う心算でもあった。
裂けてしまった袖を引き千切り、歯も使って左腕の斬り傷を強引に縛り上げる。
何もしないよりはマシ程度の処置。
長引けば失血量も増えるが、悠長に治療している暇は無い。
腹部の傷も衣服そのもので縛り上げて、深く息を吐いた]
( 95 ) 2017/07/06(木) 02:55:02
そうかい。
周期でもあるのかもしれないな。
[落ち着いた>>93と言う話には結局可能性の話しか出せず。
だからこそ、確実な手を取ろうとする]
気を引く必要があるなら出るぞ。
俺を狙う確率の方が高いだろう。
[足は辛うじて無事な部類。
能力も使えば撹乱くらいは可能だ]
( 96 ) 2017/07/06(木) 02:55:08
[もしノエルがアース役を躊躇うのならば、ハロルドがその役を買って出る心算でいる。
ただその場合は直接アースになるのではなく、雷撃が放たれる瞬間に能力を駆使して電流を地面に叩き込むという、かなりタイミングや出力を合わせるのが難しいものとなってしまうのだが**]
( 97 ) 2017/07/06(木) 02:55:15
不幸の配達屋の異名は伊達ではない。
そうだろ?
[ライザは、ハロルドの言>>95にノエルを見遣る]
こいつは、どんな事件に巻き込まれても生還する。
そろそろ異名を'不死身の女'に変えていい頃合いだ。
( 98 ) 2017/07/06(木) 17:50:50
無理ならアーネストでも連れて来い。
……俺とハロルドでここはどうにかする。
[電撃球に打ち当てたブレード>>71は、高電圧に晒されてか煙と焦げが見えたか。
ノエルに投げやりに告げ、ライザは物体収納能力を行使した。
メロスへ刺激を与えたく無いのか、ライザに躊躇いがあるのか、その挙動はやや鈍く、しかし辺りの空間から、盾代わりの、不要物として処理される筈の集積物……瓦礫や壊れた装甲板が、辺りに鈍い音を立てて落ちてゆく]
( 99 ) 2017/07/06(木) 18:05:06
( 100 ) 2017/07/06(木) 18:07:06
[その数、数十幾つか。
テントの前に集積物の壁と、その前に物陰にもなれるように、散漫に落ちていったか*]
( 101 ) 2017/07/06(木) 18:07:20
闇商人 ライザは、メモを貼った。
( A21 ) 2017/07/06(木) 18:14:10
[ハロルドの制止の声はほとんど耳には届いてなかったが、>>88
自分たちがここで争っている場合でないことは一応は認識していたつもりだ。
それより傷つけられた怒りが上回っただけで]
…………。
[案ずるようにハロルドを見たが何も言えなかった。
ノエルの目の前で逃げてくれたら安心もできただろうが、
ハロルドがそうしないであろうことはわかっていた。
護るために殴ってでも止める、と行動に出るであろうことも――予想の範囲内。>>90]
( 102 ) 2017/07/06(木) 20:25:30
………。あたしも客だぞ。
[思わず言い返す。すごく真顔だった。>>91]
まあいい。貴方がどう思おうとも、
あたしはあたしの思うようにやるよ。
[邪魔をしてくれるな、という思いをもって見据えたが、
どうやら手を貸してくれるつもりはあるらしい。
告げられた提案はだいぶ突拍子もないものだったが>>92]
…………要するにアレか。
電気のエネルギーを安全に逃がすための役割……だったか。
( 103 ) 2017/07/06(木) 20:26:56
なったことはないが無理というわけではない、な。
ただ、さっきの雷撃の勢い見るに1発が限度だろう。
[さらりと答えて。
もっともな懸念である「死」を口にしたハロルドに振り返る。>>95]
……そういうことだから1発くらいなら大丈夫だ。
しばらく起きてられなくなるとは思うが。
[ノエルの表情に恐れは見られない。
次いでライザから異名の話が出れば束の間苦笑する。>>98]
…………案外悪くはないかもな。
『配達屋』の部分はなくさないでほしいが。
( 104 ) 2017/07/06(木) 20:31:49
で、………どうすればいいんだ実際。
[鈍い音を立てて異なる空間からこちらへと瓦礫や、壊れた装甲版が落ちてくる。
多くは自分たちとテントとの間に、
テントを護る盾のように展開されているが、
いくつかは自分たちの前方に、隠れることもできる遮蔽物として置かれてもいる]
こうか。
[特に遮蔽物に隠れてはいない位置で、
避雷針のつもりだとでもいうのか、サバイバルナイフを天に掲げるような体勢をとってみている**]
( 105 ) 2017/07/06(木) 20:38:42
配達屋 ノエルは、メモを貼った。
( A22 ) 2017/07/06(木) 20:41:03
( 106 ) 2017/07/06(木) 20:54:30
そうだ。
[安全に逃す為には肯定する]
メロスの内側を凶暴なまでの力が荒れ狂っている。
嵐、破裂寸前の風船だ。
[血管が切れて、メロス>>78周辺の大気が赤く見える]
あの爆発しそうな力を、破裂ではなく流す。
だから、お前はメロスの力が暴発する前に接触しろ。
[避雷針として受け止めても可能かもしれないが、避雷針とは、既に投げられた力を逸らせるもの。
よりアースとして成り立たせるなら、メロスに触れてそのまま周囲に電撃の力を拡散させろと、ライザは口にする]
( 107 ) 2017/07/06(木) 21:04:03
それが出来たら、次から不死身の配達屋と呼んでやる。
[不名誉な異名の変更を口にした*]
( 108 ) 2017/07/06(木) 21:05:27
闇商人 ライザは、メモを貼った。
( A23 ) 2017/07/06(木) 21:09:15
………そこまでだったのか。
[『不幸の配達屋』と言う異名を持つことは聞いたものの、その逸話の一端まではまだ耳にしていなくて。
ライザ>>98がノエル>>104へと問いかけるのを聞いて少し呆けた。
頼もしいといえば頼もしいが、呆気に取られてしまうことは許されたい]
分かった。
後のことは任せろ。
[アース役を引き受けるノエルに言い、集積物の壁を作るライザの動き>>101を見遣った。
これでテントは問題無いだろうと考え、持続させていた斥力場を消す]
( 109 ) 2017/07/06(木) 21:17:51
……ライザ。
俺はメロスがまた雷撃溜め込まないようにする心算だが、構わないな?
[問いかけてライザの反応を見る。
殴ってでも止める、を実行しようとしているというのは伝わるか。
雷撃を放出して落ち着くならそれに越したことは無いが、そうではない可能性の方を強く感じている*]
( 110 ) 2017/07/06(木) 21:17:57
[全身に血管を浮かばせながら、メロスは唸る]
おマエは、何故……おれニ関わろうとすル……?
商人ガ、何もない村ノ、ただの羊飼いニ……。
[血走った眼差しを向け、ライザ>>80へ向けて問いを発する。
それは意識を混濁させながらも、本来のメロス自身が持つ疑問でもあったか]
( 111 ) 2017/07/06(木) 21:31:13
[ハロルドは何やらライザを説得しているように見えた。
その内容をメロスが理解することはなかったが]
うグ、う……ウルサイ……!
[自分へ向けられた声>>83へ、噛みつくような声を上げる]
これハ、壊すタメの力……それ以外に何があル!?
おれは、こんな、コンナ――
こんなことを望んだわけじゃなかった!!
[絶叫と共に、瞼から溢れた血が一筋、頬を伝うようにして流れる。
その瞳は救護テントを――その中に居るであろう、自分が傷付けた人々を映していた]
( 112 ) 2017/07/06(木) 21:33:42
デモ、今更、今更何ヲ――
[縋るような眼差しが、ハロルドの姿を一瞬捉えた。
しかし直後、メロス自身の中を電流が駆け巡ったかのように、その体が痙攣する]
アアアアアアアッ!!
[崩れ掛けた体が、無理矢理糸を引かれた操り人形のように起き上がる。
それは、周囲の空間から集積物が、疎らに落下する>>101とほぼ同時だったか]
[救いを求める意志と、全てを拒む意志が綯い交ぜになった瞳が周囲を睥睨し、そして電撃が迸る――*]
( 113 ) 2017/07/06(木) 21:33:58
羊飼い メロスは、メモを貼った。
( A24 ) 2017/07/06(木) 21:36:21
………………。
[ライザはハロルドを黙って見る。
黒い目に感情の漣は立たないものの、殴ってでも止めるという強い意志に、ライザも眼光は強いままではあるだろう*]
( 114 ) 2017/07/06(木) 21:36:44
闇商人 ライザは、メモを貼った。
( A25 ) 2017/07/06(木) 21:37:42
[初めてメロスがハロルドの言葉に反応した>>112。
噛み付くような声。頬を伝う涙のような血。
その中に暴走していない時のメロスの姿を見る]
お前がそう思ってんなら、その力は壊すためにしか使われない。
けどな。
力の使い方ってのは、てめぇ自身で決められるもんなんだよ!
─── あのクソ野郎の思い通りなんざになるな。
抗え、抗って、抗って、てめぇ自身を取り戻せ!
俺達も手伝ってやる。
[垣間見えた縋るような眼差し>>113を見据え、いつでも能力を発動出来るよう準備をする。
痙攣し始めるメロスに最後の言葉が届いたかは知れない。
だがどちらであってもやるべきことは変わらない。
ハロルドは自分に引力減少の力を作用させた]
( 115 ) 2017/07/06(木) 22:10:23
[ハロルドが問うた言葉にライザは無言を貫く>>114。
向けられる瞳は最初と同じく強いまま。
平行線か、交わるものか。
その心中までは測れない*]
( 116 ) 2017/07/06(木) 22:10:29
直接触れる、か……それだと、どれくらい持つかね。
[嵐、あるいは破裂寸前の風船とまでたとえられている状態の今のメロスだ。>>107
身体には血管が浮き立ち、一部は破裂して空間にうっすらと色をつけている。
流石に思案気な表情になったが]
ともかくやるだけやるか……、
で、成功報酬は不死身呼ばわりにされる、それだけか?
[そうしてどさくさに紛れて何か具体的な報酬を要求しようとしてみる。
正式な依頼ではないくせして]
( 117 ) 2017/07/06(木) 22:17:48
………。話せば長くなるが。
[ハロルド呆気にとられた様子を見せた時には小さく頷いていた。>>109
気が付いたら厄介事ばかり寄ってくるようになってしまった。
金払いが良いのはいつものことではないというか今回が例外なのだが、>>106
まとめてそのことまで肯定してしまったように見えたかもしれない。
もし金が足りなくなったらおとなしくキャッシュを返してもらおうとは未だに考えている]
なら、安心だな。
[ハロルドが後を引き受けてくれるというなら]
あたしはこの場じゃあ余所者に過ぎないからね。
命を護るのに善処はするが、心を救う役目は村の住人にしかできない。そう思う。
( 118 ) 2017/07/06(木) 22:18:57
……そうだ、できたらこれを使ってほしい。
あたしが持つより使えるかもしれないからね。
[ノエルはハロルドにサバイバルナイフを渡した。
かつてハロルドが自分に能力を使う時、
必ずと言っていいほど触れていたのを思い出してのこと。
媒介として使えるかもしれない、と]
( 119 ) 2017/07/06(木) 22:32:41
[思う。メロス自身の力の使い方を決められるのは、
他ならぬメロスしかいない、と。
壊すためでない使い方。
それができるか否かは自分自身の意志しだい。
ハロルドとのやり取りの中、メロスは、
いっときだが平和を望む純朴な青年の姿を取り戻したかのようだった。>>112
だが今は違う。
身体は痙攣し、相反する感情がないまぜになった瞳が周囲を見据えている。>>113
――それ以上はいけない。
ノエルは走り出した。
別の意味でなりふり構ってはいられない状況だった。
電撃が迸る――
それを押しとどめようとするかのようにメロスの両肩を掴む]
( 120 ) 2017/07/06(木) 22:35:08
―――― ッ!!!!
[衝撃が全身を貫いて声にならない悲鳴をあげた。
それでもメロスから手を離しはしない*]
( 121 ) 2017/07/06(木) 22:36:48
[ハロルドの言葉>>115に反応はしない。
だが、その呻きは抗おうともがく声にも聞こえるかもしれない]
あ、
[メロスの瞳は、こちらへ駆け寄るノエル>>120を捉え、驚愕と恐怖に見開かれる]
(来てはいけない)
【邪魔をするな】
アアアアアアッ!
[しかしそれも、暴発する力と思考の濁流に呑み込まれる。
未熟な異能者は自らの力から身を守る術すら知らず、力の幾らかはアース代わりのノエルに流れはすれど、その身の表面にも電流は走っていた]
( 122 ) 2017/07/06(木) 22:47:18
は、放セ……!
[身を捩り、両肩を掴む手>>121を外そうとするのはどちらの意志か。
何れにしろそれは叶わず、ノエルとメロスは共に暴発した電撃に苛まれる]
何故……!
[血を零すメロスの両目が、傷付きながらも自身を離さぬノエルを見た]
何故、身を呈してマデ……。
[彼らの立てた作戦はわからない。
彼女が傷付き痛めつけられてまで、自身を止める必要があったのかと、遠のく寸前の意識に疑問が浮かび上がっていた]
[やがて電流が収まれば、痺れ力の抜けたその体は、その場へ倒れ込むこととなるだろう*]
( 123 ) 2017/07/06(木) 22:53:03
お前の笑顔は悪くなかった。
だから、俺はお前に関わった。
そんな理由が分かれば充分だろう。
[ライザが、メロス>>111に口にしたのは、6年前に会って話したこと>>1:126>>1:139を、少し変えて繰り返す言葉だった]
( 124 ) 2017/07/06(木) 22:54:14
俺は、お前が心の底でそう望んでいてもいい。
[ライザは、目を伏せた後、メロス>>112を見た。
異能暴発時に見た眼差し>>2:207を想起した]
力を持ったお前は、素直だったぞ。
[それがメロスの本心なのか、犯人による精神操作の結果の心理なのか、ライザには分からない。
だが、見せた激情は、メロスの心という薪を燃やして燃え盛ったものだろう。
メロスが、埋もれさせ無い物と蓋をした感情なら、ライザはそれに触れる]
( 125 ) 2017/07/06(木) 22:54:53
村の人間が居なくなれば、お前の柵は無くなる。
お前は、別の世界を見れる。
[村人達を傷つけたのが暴走の結果だとしても、ライザは、乾いた笑いと共に語られたメロスの姿>>51>>52に、どこかそう思えていた。
羊飼いとしての生活>>46が無くなれば、手を伸ばすことは出来てしまうものだ。
ライザには、意識混濁のそれをメロスの本心と切り離すことは出来なかった]
( 126 ) 2017/07/06(木) 22:55:17
成功報酬はキャッシュを返すでどうだ?
[ノエルが走り出す前>>117。
ライザは、他にも報酬を求めようとするノエルに、カードの返却を口にした]
( 127 ) 2017/07/06(木) 23:01:35
[ノエルについた異名は話が長くなるほど逸話があるらしい>>118。
きっと能力だけでなく、ノエル自身の実力も相まってのことなのだろう]
……正直、自ら傷つきにいく役目をお前に頼むのは心苦しい。
だが、お前ならやり遂げてくれると信じている。
だから。
メロスの命を、護ってくれ。
[善処すると言うノエルに感謝の心と、信を向けて。
差し出されたサバイバルナイフ>>119を受け取った]
分かった、借りておく。
[刃自体をメロスに向ける気は無いが、取り扱いの易い媒介があるのはありがたい。
ナイフを腰のベルトに差し込む]
( 128 ) 2017/07/06(木) 23:09:19
[メロスの状態が臨界まで達し始めた時、ノエルは彼へと駆けた>>120。
迸る雷撃が、メロスの肩を掴んだノエルへと流れて>>121]
───── ッ、
[その様を目を逸らさず、見詰めて歯を食いしばる]
[─── やがて、膨れ上がっていた電流が放電し切り、メロスの身体が揺らぐ>>123。
直ぐにノエルも倒れ始めるか。
すぐさま駆け寄るために、ハロルドは靴の裏で地面を踏み締めた*]
( 129 ) 2017/07/06(木) 23:09:24
闇商人 ライザは、メモを貼った。
( A26 ) 2017/07/06(木) 23:11:31
[こちらへ駆け寄るハロルド>>129の姿を焦点の合わぬ目で見ながら、ライザ>>124>>125>>126に言われたことを考える]
(おれは……本当に望んでいるのか……?)
[村の破壊。別の世界での生活。
――異能を手に入れたなら、全て叶うことなのだろうか]
(わから、ない……おれは――)
[遠くで羊が鳴いている声が聞こえた*]
( 130 ) 2017/07/06(木) 23:17:58
[壊し、守りたいものを見ながら叫ぶメロス>>112に、ライザは口にした]
メロス。
お前には体の使い方を教えていた。
今日は、異能の使い方を教えてやる。
[ライザの額に青痣のような星が薄っすらと浮かび上がった*]
( 131 ) 2017/07/06(木) 23:20:48
……。
[投げ渡したキャッシュの話が出て小さく瞬きひとつ。>>127]
気が利くじゃないか。
[それだけ言い残すとメロスへと向けて走り出した]
……!
[こちらを見たメロスの瞳に驚愕と恐怖が宿るのを見た。>>122
恐怖―――それは誰かを傷つけることへのものなのか。
だがもうひとつの意志が暴発し力となってメロス自身をも見舞っている。
メロスの肩を掴む手に自然と力がこもっていた。
もっと強くつかめば電流もこっちに流れやすくなるかという単純すぎる思考]
( 132 ) 2017/07/06(木) 23:31:52
何故、だって――――!?
[視界と意識が白く灼けかける中ノエルはその問いを訊いた。>>123]
そんなの、 護りたいからに決まってるだろう!
[たとえ作戦上必要がなかったところで、
身を呈してまで誰かを護ろうとするスタイルは崩れなかっただろう。
それにハロルドにも思いを託された。>>128]
アンタがいなかったハル兄だって、
………エイミーだって悲しむ。そうだろう!?
( 133 ) 2017/07/06(木) 23:35:24
[凄まじい電撃が、目の前で荒れ狂った。
目を開けられない程、耳を劈くような震えも大気に走ったか。
高電流は、怒り狂うように、四方へ電撃を散らさせる。
常駐テント前や遮蔽の集積物もまた、その影響を受け暫し帯電しただろう]
ハロルド、ノエルをテントに運べ。
その間、俺がメロスを相手する。
お前が……メロスの心を救ってくれ。
[ノエルの先程の会話>>118を掬い、ライザはメロスへと歩いて近づく。
ライザはハロルドに背を向け、放心したように佇むメロス>>130に向き直った*]
( 134 ) 2017/07/06(木) 23:35:45
[どれくらい時間がたった頃か。
ふっ、と、空間を荒れ狂わせていた電撃が収まった。
メロスの身体から力が抜けても、
ノエルに彼を支える力はもはやない。
共に――折り重なるように、であるかも定かでなく――地面に倒れこもうとしていた*]
( 135 ) 2017/07/06(木) 23:39:41
闇商人 ライザは、メモを貼った。
( A27 ) 2017/07/06(木) 23:40:17
……分かった。
[何かを決めた様子のライザ>>134に、思考の間を空けてから是を返す。
メロスへと向き直る様を見遣ってから、ハロルドは意識を別へと向けた]
( 136 ) 2017/07/06(木) 23:47:33
配達屋 ノエルは、メモを貼った。
( A28 ) 2017/07/06(木) 23:47:41
[右足は地面を、左足は膝を曲げ、後方に向いた足の裏に発生させて斥力場を踏みつける。
引力軽減をかけた身体は滑るように前方へと進み、駆けるよりも早くメロス達の下へと達し。
身体への引力軽減を解除し、ランディングするように地面を滑りながら、倒れ切る前にメロスとノエルを支えようとした。
左腕は負傷しているためノエルを胸で、メロスへは右腕を伸ばしたが間に合ったかどうか]
────……ノエル……
[すまない、と小さく紡ぐ。
メロスはどうしていたか、確かめるように視線を向けた*]
( 137 ) 2017/07/06(木) 23:48:17
(ライザ……?)
[ライザ>>131の声は聞こえてはいたが、反応はしないままか。
彼の行動に抵抗することはないだろう]
( 138 ) 2017/07/06(木) 23:52:36
[強く肩を掴まれ、電流の衝撃と痛みに苛まれながら、同じものを味わっているはずのノエルの声>>133を聞く]
(護、る?)
(今日会って少し話ただけの、おれを?)
[話を聞けば、それは同じ村人のハロルド、エイミーのためでもあるとわかるだろう。
それでも、彼女が他者のために、苦痛に耐えた事実に変わりはなかった]
( 139 ) 2017/07/06(木) 23:52:54
[ノエルの体が揺らぐ>>135。
支える力がないのはこちらも同じだった]
[しかしその身が完全に倒れるより早く、ハロルドの体が滑り込み>>137二人を支えた。
僅かに身じろぐ動きは、抵抗とも拒絶とも見えるものだったかもしれないが、結局は身を起こすことは叶わずそのまま腕に支えられる形となった*]
( 140 ) 2017/07/06(木) 23:53:10
羊飼い メロスは、メモを貼った。
( A29 ) 2017/07/06(木) 23:54:22
[意識が明滅する。
地面に倒れこむかと思っていたが、
どうやら地面と違う固い何かに受け止められているようだ。>>137
すまない、と声が聞こえた気がした]
………気にしないで。
あたしこそごめん、 ちょっとだけ……休む………。
[本当にちょっとだけになればいいと願いながら、
意識を手放した*]
( 141 ) 2017/07/06(木) 23:56:57
[1]
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