1776 【R18】金鉱の村【人狼BBSRP村】
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次の日の朝、楽天家 ゲルト が無残な姿で発見された。
ついに犠牲者が出た。人狼はこの村人達のなかにいる。
しかし、それを見分ける手段はない。
村人達は、疑わしい者を排除するため、投票を行う事にした。
無実の犠牲者が出るのもやむをえない。村が全滅するよりは……。
最後まで残るのは村人か、それとも人狼か。
現在の生存者は、仕立て屋 エルナ、旅人 ニコラス、羊飼い カタリーネ、負傷兵 シモン、少女 リーザ、司祭 ジムゾン、青年 ヨアヒム の 7 名。
―― カタリーネが村の西をさがすころ ――
[この子も西の空き家にうずくまっていました。
幸か不幸か、狼さんは見つかりませんでした。
目には泣きはらしただろう痕。でも今は泣いていません。空腹と疲れが支配してか、うつろな表情。
せっかくエルナが仕立ててくれた服も、また濡れたり、どこかでひっかけたらしく痛んだり。
……なにか、口のなかで小さく、つぶやいているような。
リーネの声が近づいてきます。きっとこの子は見つかるでしょう]
(……かくれんぼの次は、何をして遊ぼうかな?)
[かすかに、笑います。
このあたりで遊ぶのは慣れたものですが、あまり好きでもありません。宿屋に戻りましょう。
遊びがとっくに始まっていることに、大人たちも気がついたころかもしれませんし。
くすくすくす!]
( 0 ) 2017/04/28(金) 07:00:19
少女 リーザは、メモを貼った。
( A0 ) 2017/04/28(金) 07:08:21
― ゲルトの部屋 ―
[窓から差し込む月の光は太陽と似て けれど違う色
靄のかかったうすら色がそう感じさせるのだろうか
なにかしら 魔力めいたものに
反射して黄色い髪を映したとたん なにもかも忘れて 浮かれがちに
泥だらけになって遊びまわったあの日のように彼へ提案した]
ねえ、ゲルト ゲームをしない?
寝る前にちょっとだけ、いいでしょ
( 1 ) 2017/04/28(金) 07:10:48
[話も聞かずに寝具にもぐりこもうとする彼を腕をつかんで]
どっちが早く眠りにつけるか勝負
一度も勝ったことなくて ずっと悔しかったんだよね
[伸びた鋭い爪で 彼の喉元を一文字に引き裂いた
針を扱うのに長い爪は邪魔物 しかし今夜はおしゃれだとでも思うことにしよう
スカートでも履いていればよかったがあいにくそんなものは持っていない
いっそ裸になれば少しは女らしくなるだろう それか
外套にでも身を包めば ゆらめく裾がそれらしく見えただろうか
指先まで赤く染めながら 声なく口を動かそうとする彼にもう一度 今度は縦に
十字を切って 血しぶきを上げ床に倒れ込むゲルトに祈りを捧げた]
さあ おやすみよ
深く安らかに 永遠の眠りへ
( 2 ) 2017/04/28(金) 07:14:02
[赤くぬれる黄色に呼応するように エルナの金は やがて漆黒の闇色に
最後の抵抗か
つかまれた髪が抜け 乾いた床に落ちていく
黒になりかけの金の糸が何本も
久々の食事に夢中な獣は気づかない
初めての生の肉はそれほどに美味だった]
( 3 ) 2017/04/28(金) 07:16:51
[部屋を出る時はもういつもの彼女
腕も脚も 引きちぎられて残った肉の塊へは、詫びの言葉一つ残さない
祈るのはこれがきっと最後 その資格すらもう自分にはない
悔い改めたとしても、許しを乞うならそれは
神にだけだろう
そうして人知れず 雨の中へ
閉じられた扉に鍵はかけず 赤くぬらした窓を破って出ていった**]
( 4 ) 2017/04/28(金) 07:21:05
仕立て屋 エルナは、メモを貼った。
( A1 ) 2017/04/28(金) 07:33:27
―朝―
[眼鏡も掛けずに歩く廊下はぼやけている。
水が飲みたかった。よく眠れなかったから]
雨。少しは、落ち着いたかしら……?
まだ、だめかな。
[耳を澄ませば雨音だけがして、他の何をも吸い込むかのよう。
きっと夜半に何か起きたりしなかったのだと不安が薄れた頃、通りがかりの一室>>4から常ならぬ風雨の音が聞こえる]
ゲルトさん……?
[楽天家の寝床だ。
いくらゲルトでも、窓も閉めずに寝たわけじゃあるまいに。どくんと胸が重く脈打ったから、念のためノックしてみる]
( 5 ) 2017/04/28(金) 07:55:43
[返事はない。施錠の手応えも、また。
いや、楽天家の彼のことだからと浅い息を繰り返す]
あの。ゲルトさん、失礼します。
音すごいけど大丈夫で、すか……。
や……やだ、な。窓どうしたんですか、これ。
女将さん、怒りますよ。
[そっと覗けば、横たわるゲルトの姿がぼんやり見える。眠っているんだ、きっとそう。
――だからみてはだめ]
( 6 ) 2017/04/28(金) 08:00:16
[麻痺した頭は嗅覚を拒絶し、窓に手を伸べる。
噴き出した勢いのままに窓を濡らす赤。まだ鮮やかなそれが袖に数滴散り、割れたガラスがちくりと指先を痛めた]
え、あ。
うそ。うそ、こんなの。
[――恐れていたモノが現実になったと、思いたくない。
扉を開け放ったまま弾かれたように部屋を飛び出す。
ゲルトが遺した物証>>3や死に顔を確かめるどころか誰かに伝えることも出来ずに、倉庫の片隅で震えていた**]
( 7 ) 2017/04/28(金) 08:03:09
司書 クララは、メモを貼った。
( A2 ) 2017/04/28(金) 08:09:58
― とある木の上で ―
[闇色の狼は遠くを見つめる
夜目の聞く金色の瞳 揺らせばすぐに乾く体
こうも便利なものかと、初めての実感とともに
月の光を感じながら
かくれんぼなら得意だ 隠れるのは苦手でも見つけることなら
この姿ならなおのこと
一人歩くあの子を探してくれる人はいるだろうか>>0
木の頂上で、なでられない頭の代わりにひと鳴き
遠く 孤立された先まで響くほどの遠吠え
黒い影ほどしか確認できなくても 声ならきっと届くだろう
仲間にあてた土産が口からこぼれ落ちて、木の下へ落ちて行った
――ああ、しまった
少し残念そうにぬれた尻尾を揺らして それでもそこから離れることはない**]
( 8 ) 2017/04/28(金) 08:12:15
――西の空き屋――
はい、みーつけた。
[裏手に回ると、そこに少女はいた。
ほんの一瞬だけ途切れた雲。
漏れ出した月明かりに、2人の姿が浮かび上がる。]
そろそろ、帰ろうよリーザちゃん。
もしかしたら、宿にオオカミさんがいるかも知れない。
そうでしょう、ね?
[そうだ、相手は小さな子供。
優しく笑いかけて、そっと手を伸ばす。]
( 9 ) 2017/04/28(金) 08:20:02
――さて
[木から降り立って、土産を探すが、見当たらない
どこかに埋もれてしまったのだろうか
この天気が続く限り夜目でもそう簡単には探せないだろう
臭いで探すこともできようが まだ同じ血が残る体
判別はつかなかった]
( 10 ) 2017/04/28(金) 12:21:08
はじめてしまったね 残念なことだよ
本当にね
大切にしてきたものを自分で壊すなんて
しょせん、カエルの子はカエルでしかなかったんだろうね
[一階の自室に戻る時も 人の姿であって人であらず
鍵を閉めない窓から 身を震わせたのに体は細かく赤くぬれたまま
ガラスで傷ついた額と腕をさする 自分の血はいまだ流れている]
寒いね……それに、まだ 怖いんだね
[獣としての力を久しぶりに取り戻したのに
おどしでない本当の武器を手に入れた途端、また怖いものが増えるとは
すべてを見透かすような目 閉じられた目
それが今はただ 怖い**]
( 11 ) 2017/04/28(金) 12:22:32
仕立て屋 エルナは、メモを貼った。
( A3 ) 2017/04/28(金) 12:25:02
[彼から視えるのは光、安堵の息を吐いて]
謝らなくてはいけませんね。
……少しでも疑ってしまったことを。
(いえ、そもそも人狼がいるとは限らないんです。
……そう、ですよ。明日もきっと…きっと。)
[ざわつく心を彼女から受け取ったタオルとともに押さえつけて目を閉じた]
( 12 ) 2017/04/28(金) 14:55:17
―起床―
[朝になれば閉じたまま起床する
身支度をし祈りを捧げ]
さて…どうしましょうか。
数日は此処で過ごさなければならないでしょうし…。
[また続く雨音に苦笑して杖を握り
十字架を首にかける]
……おや?
[そうして廊下に出てみれば
何処かから血の匂いがしたような気がして首を傾げる>>4]
( 13 ) 2017/04/28(金) 14:58:17
誰か…怪我でもしたのでしょうか?
心配ですね…治療をしていればいいのですが。
あ、まさかとは思いますが肉の料理を作っているとしたらお邪魔…の前に私は食べられませんね…。
別の料理を用意しているというならいいのですが。
[誰か廊下に人はいたでしょうか
誰かがいるなら付き添いを頼もうとその部屋に足を進めた
見えないと言うのは幸か不幸か**]
( 14 ) 2017/04/28(金) 15:00:33
―朝―
[眠る前の気分は上々であった。
その後、どのような会話をしたであろうか。
ともあれ、受け入れてくれる誰かが居るというのは、
心安らぐものだ。
大丈夫。
ゲルトだって、気にしすぎだと言ってたではないか。
目が覚めたら、きっと雨は止んでいる。
東側からも、復旧作業に取りかかってくれるだろう。
それまでは、新しく出来た友人達と
ここで暫しの共同生活というのも、悪くはない。
そんな淡い期待は、一夜にして打ち砕かれる――…。]
( 15 ) 2017/04/28(金) 15:25:23
[目が覚めた時から、
立ちこめる濃密な気配が五感を刺激していた。
なんとなく胸騒ぎがして、
早々に部屋を出れば、廊下にて司祭の姿を認める。]
司祭様。おはようございます。
今朝は、なんだか……。
[朝の挨拶もそこそこに。
朝からの違和感の元を探し、
彼の歩きを補佐しながらも、慎重に歩を進めた。]
( 16 ) 2017/04/28(金) 15:25:55
[”その部屋”に近づくにつれ、
違和感の正体は次第にハッキリしていった。
大きく開かれた扉>>7が風を受けて、
ギィ、ギィと音を立てて軋む。
流れ込む冷たい空気。
そして――…鼻をつく、匂い。
嫌でも一つのものを連想してしまう。
鉄錆にも似た、この匂いは――…。]
( 17 ) 2017/04/28(金) 15:26:13
………………あぁ。
なんて、こと……。
[ゲルトの部屋の前に立てば、
薄々予想していたとはいえ、
あまりにも惨たらしい光景に、
絶望が声となって零れた。
果たして、この光景を目の見えぬ彼に
伝えるべきなのかどうか。
ひとまずは、言葉を選んで。]
( 18 ) 2017/04/28(金) 15:26:51
司祭様……彼に、ゲルトさんに、
祈りを捧げてあげてください。
[そうとだけ告げて。
ゲルトの部屋へと入る前、
他に誰かいないかと、廊下で声を張り上げた。]
誰か、誰か――……!
[悲痛な色を帯びた声音に、応えるものはあっただろうか。**]
( 19 ) 2017/04/28(金) 15:27:06
旅人 ニコラスは、メモを貼った。
( A4 ) 2017/04/28(金) 15:29:15
[呼ぶ声が聞こえる>>19]
ああ、見つかっちゃった
もう朝かあ
[能天気につぶやくのはどこかの誰かの癖が移ったか]
なによ、昨日からみんなして早起きねえ
[あと五分だけ寝かせてよ、なんて軽口を叩きながら廊下を歩く
しかしそこに認めた旅人とジムゾンを見てあくびを引っこめた
言葉を失って、二人がこちらに気づいても声をかけずにゲルトの部屋を凝視していた**]
( 20 ) 2017/04/28(金) 15:55:37
……リーネ、おねえちゃん。
[微かにつぶやき、顔を上げます。焦点の合っていないような眼差しを向けて]
外には……いなかったし、やっぱり、お店にいるんだね。
わかった。いく。
[ぽつりぽつりと言いながら、差し出された手>>9を取って立ち上がります。
……果たしてカタリーネは気づいたでしょうか。
弱々しいさまとうらはらに、握り返す手と、声音の奥に、これまでとは違う力強さがあることに。
狼とは違う呼び声がまた、リーザの耳に聞こえています。その声の主がきっと、力の源…………くすくすくす、せっかちなんだから]
( 21 ) 2017/04/28(金) 15:57:35
仕立て屋 エルナは、メモを貼った。
( A5 ) 2017/04/28(金) 15:58:00
―宿の朝―
・・・・・・。
[カタリーネは寝転がったまま、腕を上へと伸ばし、掌を開いては閉じてを繰り返していた。
昨晩、リーザと手を繋いで宿に帰ってきたのだが、握られた感覚がやけにこびり付いて離れない。
少女の声に僅かに入り交じった唸り。
カタリーネはそれに覚えがあった。]
それにあの遠吠え。
私の知らない遠吠え・・・・・・
[あまり人には見せない、難しい顔をする。
昨日はなかなか寝付く事ができなかった。]
( 22 ) 2017/04/28(金) 16:18:36
[突然、静寂を鋭い声>>19が切り裂いた。]
うおっとととと!
[いきなりの事に驚いて、思わずベッドから滑り落ちそうになる。
もとい、落ちた。
急いで声の元へと急行する。
鉄の匂いが鼻を付く。
職業柄、それが何の匂いなのかはよく知っていた。]
なんだい、騒々しい。
[廊下の先に立っていたニコラス>>19を押しのけて、ゲルトの部屋へと入っていく。]
( 23 ) 2017/04/28(金) 16:28:01
[あまりもの光景に、思わず息を飲んだ。
想像していた10倍状況は悪かったらしい。
赤。
赤、赤、赤。
それでもう、言葉としちゃ十分だ。]
ちょっと、何をどうすりゃたった一晩でこんな状況になる訳よ。
これじゃあまるで。
[言わんとする事は明らかだ。
その場にいたエルナと神父へ向けて、助け舟を求めた。]
( 24 ) 2017/04/28(金) 16:35:13
―倉庫―
[廊下の隅の物置には、宿屋の備品や顔合わせのための物資が並んでいる。それらにもたれるようにしながら、口許を押さえた。
――ぐるぐると吐き気が渦巻く。
きっと何かの間違いだ。
ゲルトはあんなカタチをしていない。
窓や床はあんなに赤黒くない。
誰も人を――たりしない]
( 25 ) 2017/04/28(金) 16:58:23
[そうだ。
人の仕業では有り得ない。よく見知った村人がゲルトを手にかけるはずがないし、細身の旅人や幼い少女のどこにそんな膂力があるだろう。
人の手足を、ゲルトを、あんな形に――]
ちがう、ちがう、きっと見まちがい。
ゲルトさんは。ゲルトさん、ゲルトさん……。
[視界が更に滲んだ。
認めたくなくて、戻る勇気が出ない。
うずくまって震えるうちに悲痛な声が響き、ざわめきが聞こえてくる。>>19]
――わたし、助けを呼んでさえいない。
[臆病者。結局、助けられないと分かっていたんじゃないか]
( 26 ) 2017/04/28(金) 17:00:47
[震える肩が、何かにぶつかって音を立てる。
物資のなかでも異質な、箱。>>0:#5
許容を越えた現実に、心が逃げを打った。
――あんなことを成し得るのは、恐るべき身体能力を持った異形以外にありえない。
だから悪いことじゃないんだ。
人じゃないんだから。
獣に犠牲になってくれと突きつけられれば、怖いことはみんな終わる。物語では大抵そうだ。
お誂え向きに、容疑者の数まで限られている]
( 27 ) 2017/04/28(金) 17:05:46
[人のために動物の命を使うのを悪とは思わない。
鉱夫が助かるならカナリアが命を奪われても仕方ないし、いずれ羊は毛を刈られ肉となり皮まで使われるものだろう。
情は湧くけれど、最期まで余すことなく使うことこそ愛だ。罪悪感を誤魔化す自分の傲慢さから目を背けて、そう言い聞かせた。
死んだものだけが良い狼だ。
あんなこと出来るのは、人間じゃないんだから――殺さなきゃ。
赤ずきんの原型のように猟師がいないままでは
おばあちゃんも少女も誰一人助からない。
……無辜の誰かを射てしまうかもしれなくても]
( 28 ) 2017/04/28(金) 17:16:07
[カタリーネに声をかけられてやっと我に返る>>24
今までこんなふうに助けを求められたことがあっただろうか
己がしたこととしても自覚なく、中を覗いて
ああ、と声を出す。いつものように静かに]
これは.....当分肉が食えなくなりそうね
かわいそうに
[誰に向けての言葉か、そうぽつりと
それでも、横たわる彼の姿は穏やかに眠っているよう]
布団でもかけてあげようか
[亡くなってしまった四肢を覆い隠そうと、止められなければ部屋に踏み入る
妙に冷静な様は、可能性の高い現実を受け入れられず、錯乱しているようにも見えたかもしれない**]
( 29 ) 2017/04/28(金) 17:17:00
[傷ついて痛む手で錠がついた小箱を引っ張りだし、抱えこんだまま倉庫の戸を開けたものの。
これから疑い合わねばならない人々を思い浮かべれば、どんな理屈も霧散して、足がすくむ。
蒼白な頬をあとからあとから涙が伝って
結局はへたりこんでしまった**]
( 30 ) 2017/04/28(金) 17:19:16
そういえば、リーネ
リーザは見つかったの?
あの子、またあの色の傘を差してたんじゃないでしょうね
[場違いな発言だとわかっていても、気になることをつい聞いていた**]
( 31 ) 2017/04/28(金) 17:21:44
[自らの発した声により、人が現れはするが。
それぞれ、目にした光景に声を失っているようだ。>>20>>24]
酷い……事態に、なってしまいました……。
[自らもまた、そう声を振り絞るのがやっとだった。
死者の魂は度々目にはしていても。
このように惨たらしい亡骸を直視する機会など、
そうあるものではない。
押しのけられて、扉の前から退きながら。>>23
西側に残った面々の顔を思い出す。
自然死ではない以上。
残った中に、これをやった人が居るのだろうか。と。
一度芽生えた疑念は、消えそうにもない。]
( 32 ) 2017/04/28(金) 17:37:30
[一つ、深呼吸をして。
意を決して、部屋の中へと歩み寄る。
何か、手がかりがあればと、周囲を見渡す。
窓ガラスについた血は、幾らかは
窓から吹き込む雨粒によって流されているようだったが。
雨の当たらぬところには、いまだ紅色を濃くしていた。]
この、窓。
[気付いた事実を、微かに震える声で呟いた。]
”内側から割れている……。”
[自らの発した言葉の意味を受け止めてか。
金糸の下、中性的な顔立ちが、青白く染まっていた。]
( 33 ) 2017/04/28(金) 17:44:18
旅人 ニコラスは、メモを貼った。
( A6 ) 2017/04/28(金) 17:46:35
仕立て屋 エルナは、メモを貼った。
( A7 ) 2017/04/28(金) 18:57:22
[寝具に近寄ろうと部屋に入ろうとした時には
すでに旅人は中にいて>>33
”内側から”割れた窓を見ていて
半そでの腕から見える傷をひっかいた
真実を知れば単純なこと
出ていった者たちさえ戻って来られない 孤立した場所で
外部からの侵入者などいるわけもない そう思うしかないのだ]
危ないよ 旅人さん
近づくとけがをするから 気をつけて
[扉の前で独り言のような呼びかけ
すでに自分以外に傷ついた者がいるとは知らずとも>>7
開けたはずのない扉がどうして開いていたのかと考えていた**]
( 34 ) 2017/04/28(金) 20:10:40
―― 朝 ――
[騒がしい気配に目を覚まします。
寝ぼけながらもどこかワクワクしている胸の内]
……なんだろう……
………あっ。
[狼さんが、やってきたのかも]
あそぼ!
[リーザは枕がわりにしていたクッションを抱えると、客室の扉を開けて、騒ぎのほうへと駆けていきます]
( 35 ) 2017/04/28(金) 20:21:23
少女 リーザは、メモを貼った。
( A8 ) 2017/04/28(金) 20:28:56
[駆けてくる少女>>35
いつかのクッションと、ゲルトの死体を見れば
心が少し痛んだ 獣へと浸食されつつある心が]
リーザ! 中を見るんじゃないよ
誰かのそばにいなさい
[厳しく発した声は威嚇のように 彼女に牙をむく*]
( 36 ) 2017/04/28(金) 20:59:48
[声が聞こえれば>>34
其方を向いて、頷きながらも。
再び割れた窓に視線を走らせ、不安そうに呟く。]
えぇ、ですが……。
これはとても、放っておける状況では……。
[苦々しい表情で告げる。
はて。顔合わせ>>1:#0の際には、
どのように言われただろう。
”実際に人狼が出たのでは――…。”
喉元まで出かかった言葉を、どうにか飲み込んだ。]
( 37 ) 2017/04/28(金) 21:14:03
[続く言葉を聞けば>>36
少女が此方に来たことを察して。]
……子供に見せられた光景では、ない。な。
[エルナの言葉に一つ頷き。
自らもまた、ゲルトの部屋を出た。]
今は、少し、散らかっているから。
遊ぶなら、談話室かどこかに行こうか。
[そう、少女に声をかけるのだった。]
( 38 ) 2017/04/28(金) 21:14:18
旅人 ニコラスは、メモを貼った。
( A9 ) 2017/04/28(金) 21:15:47
扉を閉めておけば誰も入って行かないよ
好き好んで見たいものでも ないだろうしね
[数人が状況を把握できていれば十分だろう
見たい者がいれば、入れないわけではない
内側から割れているなら幸い破片も少ない
窓に近づきさえしなければけがもせずに済むだろう
雨も思ったより入ってきていないけれど
心配ならふさぐ手を考えようか]
色んなところを旅しても こんな事態は初めて?
……まあ、いいか。これから話せば
[迷いが見えるような口ぶりには、察するものがあっても>>37
旅人が部屋を出るなら外側にずれてから、入れ違いで中へ入るだろう*]
( 39 ) 2017/04/28(金) 22:02:26
[かけられた声>>16
驚くがすぐにほっとした]
おはようございます。ニコラスさん。
……あちらのほうにいくつもりでして。
なんでもないといいのですが…付き添いをお願いできますか?
[そう言葉をかけて彼と歩いていく]
( 40 ) 2017/04/28(金) 22:04:37
[違和感、匂い、臭い]
(誰かが窓を開けたままにした?
いや、だとしてもこの匂いは変で…。)
っ、けほっ…。
[強いその匂いに口元を押さえて咳き込んで]
( 41 ) 2017/04/28(金) 22:05:03
[聞こえたその言葉に身震いする>>19
怪我なら祈る前に人を呼ぶはずだと]
……ゲルトさん?
ここにいるのはゲルトさんなのですか?
どういう…ことですか?
[悲痛な声を聞きつつ
祈りを捧げるその手はきっと震えてしまっていた
理解はしたくなくても理解してしまうものだから]
( 42 ) 2017/04/28(金) 22:05:58
[増えていく声>>20>>23>>35
状況がわからず祈るしかできない]
……そんなにひどいのですか?
いえ、この匂いの強さはそういうことなのでしょうが。
よく…わからないのですが…窓が…内側…から?
割られてる…なんて…。
[祈りを終えれば外に出ようとして
匂いで方向感覚が鈍って体が急に冷えたように寒くなっていて
きっと血の気のない顔になってしまっていたことでしょう]
( 43 ) 2017/04/28(金) 22:07:17
[理解したくないことが多すぎて混乱してしまいそう
戻ろうかと思った時に立ち止まってしまう]
……あの、すみません。
情けないことに出れそうにないので…。
誰か…私を廊下に出してもらえませんか?
邪魔になるといけないので…。
[何処が廊下だろうと悩み
酷い状況ならあまり動かないほうがいいかと助けを求めた*]
( 44 ) 2017/04/28(金) 22:11:51
ジム兄
[声にはすぐさま反応して>>44
名前を呼んだことを後悔しつつも]
ゲルトは眠ってるのよ
安らかで、深い深い眠り
話を聞くなら あたしじゃなくて他の人からの方がいいかな
たぶんね
[手を気配が感じるほどまで近づけて
“こっち”と廊下へ促した*]
( 45 ) 2017/04/28(金) 22:23:39
司祭 ジムゾンは、メモを貼った。
( A10 ) 2017/04/28(金) 22:27:45
えっ?
[エルナの叱りつけたようにも聞こえる声>>36に思わず身をすくめて立ち止まります。
そこにすぐ、そばにいたあのきれいなおにいちゃんが笑って――でもちょっとぎこちない――リーザに『遊ぶなら談話室で』って。>>38]
でも……でも……。
[おねえちゃんも、おにいちゃんも、なにかリーザに隠し事をしている……そんなふうに思えてなりません。
ああ、どうして子どもというのは、こんなときほど敏感で、大人の思いには察しが悪いのかしら! もう、どうなっても知りませんよ!!]
わたしも見たい! ちょっと見るだけ!!
[……行ってしまいました。どうなることか]
( 46 ) 2017/04/28(金) 22:28:25
リーザかい?
ああ、あの子なら。
[といったところで本人登場だ>>35。
傘については視線を逸らした。
内側から割られた窓>>33。
カタリーネにとって、それは些細な事。
疑問を持つ意味すらもない。]
ふん、当たり前じゃないのさ。
それこそ、獣だったらそのうち外から窓を割って入ってくるかもね。
[吐き捨てるようにそう言う。]
( 47 ) 2017/04/28(金) 22:33:42
仕立て屋 エルナは、メモを貼った。
( A11 ) 2017/04/28(金) 22:34:42
[部屋から出ようとしていた目の見えない神父様、彼を補助していたエルナの二人にぶつかりそうになる。
ぎくりと足を止めたエルナと、その雰囲気を察して凍り付く神父様。
二人の足の隙間から中を覗く。ある程度は隠してあったろう。
が、その凄惨な有様のすべてを隠しきるのに、宿屋のシーツだけではあまりに心もとなくて]
ひ。
[綺麗な色。不気味な色。楽しい色。怖い色。
そのすべてを併せ持つ赤が、部屋のあちこちに、しぶきとなって広がっていた]
( 48 ) 2017/04/28(金) 22:35:17
あ――…。
[自らの制止を振り切って、
リーザが行ってしまえば>>46
あぁ……と、一つため息をつく。
カタリーネの言葉>>47を聞けば、
浮かぶ表情も、応える声も、苦々しいもの。]
随分と、割り切っていらっしゃるんですね……。
[自分は、まだ、
どこかで”違っていればいいのに”と思っている。
それがどれほど甘い考えかも、
わかっているというのに。]
( 49 ) 2017/04/28(金) 22:38:44
[ポットから注がれた紅茶の香りをすんと嗅いで、口をつける。
が、その熱さに慌てて離し、少し息を吹きかけてから喉に流し込んだ。
渇いていたのだろう、動揺があったのだろう。
一口ごとに落ち着き>>1:249を取り戻していくのが分かって、受け取った時に告げた感謝の言葉とは別に、静かに送るだけの眼差しで礼を示した。
誤解に関してはニコラスからも、戻ってきたシモン>>250からも伝えられる。すみません、と居た堪れなさにわずか視線を外して、だが話があればそろりと見た]
( 50 ) 2017/04/28(金) 22:41:06
[なるほど、傭兵。
言われてみればその雰囲気を感じ取ることも出来る気がした。
傭兵というと何となく、もっと無骨で粗野な、そんな失礼な印象も抱いていたのだが、戦闘なんてものに実感など持たない引きこもりの偏見に過ぎず、なんだ、随分話しやすいのだな、と内心驚いた心地でいた]
足が……だから、精錬をされてるんですね。
兄さんから聞いたことはあったんですが……
大分前だったので、シモンさんとは別の方だったみたいです。
[鉱夫の縁で関係の人間は知り得たはずだが、その中には彼の名は無かった。すると彼が村に訪れたのは事故の近く、だったろうか。
今となっては大した意味を持たない話であるが]
( 51 ) 2017/04/28(金) 22:41:09
[こくり、とカップを傾かせ、ニコラスからは新たな旅の話>>1:254をいくらかねだる。
この状況であっても、いやあるからこそ、だろうか、憂いを忘れられる話というものに心惹かれた。
それはきっと、ポットの中の茶が尽きて、カップの冷たさにも慣れてしまうまで]
……好きでした訳じゃない……
だったら、お母さんの、趣味ですか?
[口籠る彼の反応>>1:255には、ぱちと瞬きながら。
娘が欲しかった、とかいう奴だろうか。
だったらなんとなく理解は出来る。
幼い頃はそれはそれは可愛らしい顔立ちをしていたのだろう、と思えるのだし。今でも似合いそうだ。流石にそんな言葉は飲み込みつつ]
[途中、人の気配>>1:233があったようにも思えたが、すぐに消えてしまえば、記憶からも薄れていく。
きっとその日は昨夜と違い、震えて眠らずに済んだ。
聞こえた獣の遠吠えも、雨の中飛び出した少女と追いかけた村人のことも、だいじょうぶ、だいじょうぶだと、意識の外に締め出してしまったのだ]*
( 52 ) 2017/04/28(金) 22:41:52
[カタリナはリーザを止めなかった。
どうせそのうち知るだろうってのもあったけれど、確かめたくなってしまったのだ。
あの少女が、この惨状で何をその瞳に映すかを。]
割り切る?
さーて、何の事やら。
[何が理由か一筋の汗が頬を伝ったが、それも一瞬。
改めてゲルトを見てみる。
それはそれは無残で、恐怖らも感じて、そして何より。
ほんの僅かに口角が上がり、また元へと戻った。]
あの寝ぼすけも、とうとう永遠に寝続けられるようになった訳だね。
[どこか冷めた目で、還らぬゲルトを見つめるのだった。]
( 53 ) 2017/04/28(金) 22:53:52
そういや今日はまだクララ達を見かけていないね。
まさか他にも冷たくなった奴がいやしないかね。
[冗談にしてはあまりにも悪すぎる。
とはいえ、居ない事は薄々分かってはいるのだ。
遠吠えは、1つだったのだから。
これでもしもう1人居たのなら、それこそ腰を抜かして倒れ込んでいただろう。]
( 54 ) 2017/04/28(金) 22:55:13
嗚呼、エルナさん。
…ゲルトさんは永遠の命になるための眠りについているのですね。
それなら…他の方にお話を聞きましょう。
[感じる気配に>>45
震えは少しだけ治まり
手は伸ばさないが促されるままに動こうと]
( 55 ) 2017/04/28(金) 23:01:43
― 朝 ―
[雨音が窓を叩く。急き立てるようなそれが煩わしく、体を起こした。
振り続ける雨。道を直すなんて到底先の話。
“雨が止まなきゃ、なんにもできない”、昨夜のゲルト>>1:#6の言葉通りで、今日も雨を待つぐらいしか出来なさそうだ]
……大丈夫、大丈夫、大丈夫。
[何もすることが無い日。今日もそうに違いない。
唱える。三度。願いはその数が決まりであるから]
( 56 ) 2017/04/28(金) 23:02:18
― 廊下→ ―
[部屋から出て、階下へと向かう。
おかしい。肌触れる空気は湿気でじとりとしているが、それとは別にどこか、ぴりぴりとするような。緊張感と言い換えられるだろうか。張り詰めた、空気だ]
……なに、なんだ
[怖い。まだ何も知らない、何も聞いてはいないのに。
明らかに普段と異なる雰囲気は、焦りだけを募らせる。
少し足早に廊下を過ぎ、人の気配を探って、その前に]
( 57 ) 2017/04/28(金) 23:02:38
― 夜半 ―
“皆こっちにいるんなら”
[そう言って側にある自宅に戻らなかった
けれど今夜泊まる部屋は既に決めたはずの男が、
夜更けに廊下を歩いている。
微かに響く杖の音。床板がきゅいと鳴る]
[――風雨の音こそ少し強い>>4>>5が
廊下には冴えた月光が差すばかり。
人の声など、男の所には届いてこない>>2]
( 58 ) 2017/04/28(金) 23:02:53
[――した時かもうすぐ廊下に出れる時か
小さな気配がした>>48
思わず立ち止まっていた
もう少しでぶつかってしまうところだったと安心して]
(……ええと、誰、でしょう?)
[この司祭、まだ少女の気配と名前が繋がっていなかったようです]
……どうしました?
[その小さな気配と同じくらいになるようにしゃがんで様子をうかがう*]
( 59 ) 2017/04/28(金) 23:02:59
……、あれ、は。
[現場>>2>>3より先に目に飛び込んだのは艶やかな赤の髪>>30。
忌避すべき黒ずんだ赤の存在など今は知らず、足音立てて走り寄り]
クララ、どうしたの?
……怪我した?
[倉庫の前でへたりこむ彼女に合わせて、膝をつく。
抱え込んだ箱には気付かない、だが袖に触れた赤には目が留まった。
彼女の応えはあっただろうか。動揺があるなら、困惑を隠さないままに、それでも、何があったかを問いかけただろう]*
( 60 ) 2017/04/28(金) 23:03:10
[――すぐに使うつもりはないが。
万一の為に、各室の合い鍵を探しておこうか。
密室を前に狼狽える状況なんて、望ましくない]
[宿屋の端まで確かめた男は、くるりと踵を返し
控え室へと向かっていく――]*
( 61 ) 2017/04/28(金) 23:03:58
― 朝 ―
[それは、廊下に何の気配も感じ取れなかったが為の
ある種の油断だったのだろう]
[男が起き出してくるのは、声>>19が響いた後のこと。
けれど、数人>>44>>45>>47>>48>>49が一室の前で
固まっている事だけで、おおよその状況は把握できた]
( 62 ) 2017/04/28(金) 23:05:25
ひ。
ひひ。
ひひひひひ。
ひーっひっひっひっひ!
来た! 狼が来た! みんなー! 狼が来たぞぉー!!
いっひひひひひひひ!!
[これまでの彼女とはまるで違う口ぶりで、最初の小さな悲鳴は、歓喜の叫びに変わっていた]
( 63 ) 2017/04/28(金) 23:10:00
負傷兵 シモンは、メモを貼った。
( A13 ) 2017/04/28(金) 23:13:44
[カタリナの反応にちらと視線を走らせた後>>53
一つ、息を吐いた。]
こんなことになった以上は。
覚悟を決めないといけないのでしょうけどね……。
[少女の声が響けば>>63
思わず、背を振るわせる。
何故、そんな反応を――…?
理解出来ぬと言った様子で、
思わずゲルトの部屋から距離を取った。
途中、この事態においては頼もしくも見える
元傭兵の姿を認めれば>>62
無言のままで、小さく頭を振るのだった。]
( 64 ) 2017/04/28(金) 23:18:24
っ……だれ――?
[足音に、びくりと肩を震わせる。>>60
涙でぼやけた視界に映ったのはゲルトとは違う茶髪だったから、少しだけ力を抜いた]
――ちが…ちがうんです。
ゲルトさんが、ゲルトさんが……。
どうしよう…わたし、わたし……。
[すがりかけた手をハッと引っ込めて、支離滅裂な言葉が続く。
やがて少し落ち着けば、掠れた声で伝えた。ゲルトが部屋で死んでいた――尋常ではない姿で、と]
( 65 ) 2017/04/28(金) 23:21:01
……リーザ
[笑う少女を痛ましそうに 愛おしむように>>63
目を細めてから]
ジム兄 この子を談話室まで連れて行ってもらえる?
落ち着けるよう なにかあたたかいものでも持って行くから
それと、朝食も
リーネ、手伝ってもらえるかな
料理はあんまり得意じゃなくて
[というより、味見をしてもらいたいのだ
肉以外は温度しかほとんどわからなくなっているだろうから
断られたら、一人でいくつもり*]
( 66 ) 2017/04/28(金) 23:21:45
少女 リーザは、メモを貼った。
( A14 ) 2017/04/28(金) 23:41:57
よしなさい、リーザ。
[なぜだろう。
狂気に満ちたその声>>63、いいやこの宿に少女がやってきたその時からずっとだってのに。
カタリーネは動じる様子を見せない。]
喜びが、不安に変わってしまう前に。
[かける言葉は、それだけだった。
後は興味を失ったようにエルナのほうを振り向いた。]
ええ、行きましょ。
知っての通り、私も得意ではないけどね。
[どちらかといえば、立派な食事よりも漢の料理! といったもののほうが作るのが得意なのだ。
こんな状況だ。
肉料理を出すと叱られそうだな。
だなんて、暢気な事を考えて。]
( 67 ) 2017/04/28(金) 23:47:15
……僕だけど、……分かる?
[ただ声を掛けただけで肩を震わせる、明らかに怯えを表した姿。
確かな異常を感じ取って、否定から始める彼女に]
急がないから、うん……先、呼吸を、整えて……
それ続くと、しんどいから、ね。
[引いた手>>65はそのままに、こちらからも触れて脅かさないようにしながら、まずは呼吸を促した。混乱をきたした所為か、息が短く浅く見えた。それが続くと苦痛があるのだと、経験から知っている。
やがて僅かなり落ち着きを取り戻した彼女が、告げた内容には]
……ゲルトが、
[ぐ、と胸が締め付けられて、今にも吐き出しそうになる不快を、口元を隠して押し留めた。
ゲルトが死んだ。それも尋常ではない姿で。
その表現で何が起こったかなど、鮮明に描ける筈はない。
想像は現実よりも曖昧で暈けたもの。彼女が抱いた恐怖と比べれば比にならないだろう。怖かったね、などと、そんな浅はかな言葉は出てきはしない]
( 68 ) 2017/04/28(金) 23:50:59
人の、……みんなの、所に行こう。
何があったか……伝えないと。
[手を差し伸べ、談話室か、食堂か――人の気配がありそうな場所への誘導を考えて、それからとにかく皆に伝えて、そんな思考を巡らせた頃、だったろうか。
遠くに、廊下のずっと先の、彼女が逃げてきた部屋からけたたましい叫び>>63が聞こえたのは]
……普通の日だと、思ったのに。
[どこかまだ、現実を受け止めきれてない、浮いた声でぽつりと呟いた]*
( 69 ) 2017/04/28(金) 23:51:56
[すぱりと言い切って見せる“羊飼い”>>47と、
苦々しく答えるニコラス>>49。
ニコラスの反応は、初対面のあの日に見せた
蒼白な顔色>>1:132と近しいもの]
[――なればこそ、カタリーネの淡々とした反応が
少しばかり、目に付いた]
[羊の死を扱うとはいえ、葬儀屋ではないのだし、と]
( 70 ) 2017/04/28(金) 23:56:16
この日を、待っていた。
[最後の言葉は、誰にも聞こえる事がなかった。]
( 71 ) 2017/04/28(金) 23:56:38
[聞こえた叫びのようなもの>>63
一瞬だけ無意識に目を開いていた
目つき悪く冷たく何も映さない瞳は果たして何人が見たか
すぐにいつものように目が閉じられて]
……そんなこと言ってたら。
どうなるかわかりませんよ?
[いつもの穏やかな司祭がそこにはいたかもしれない]
(……こんな子、たまにいるな…。)
[内心は少し敬語が抜けるくらいの気持ちでした]
( 72 ) 2017/04/28(金) 23:57:16
わかりました。
ちゃんと談話室まで行きましょう。
そちらもお気をつけて。
[エルナの声にそう短く答えた後>>66]
一人だと心細いので誰か一緒に来てくれたらうれしいのですが。
嗚呼、そうでした…その前に。
ニコラスさん…少し耳を貸していただけますか?
[集まってくる人も離れる人もいる中
言いたいことを思い出して彼を呼んだ*]
( 73 ) 2017/04/28(金) 23:58:25
ひひひっ。
あーすっきりした。
ちょっとやってみたかったんだ、こういうの。
わりぃなぁ、リーネ>>67
エル姉>>66、それに坊さん>>59も。
俺のことは子供扱いしなくていいからよ。
"リーザ"はちょっと休んでる。お子ちゃまにはちょーっと刺激が強いよな、これ。
だからその間は俺が出てるから。
俺、俺は"レムス"だ。よろしくな。
[そう言って、"レムス"は自分の後ろ髪に両手を伸ばし、髪紐を器用に外す。
縛り癖がついているものの、耳を覆って肩まで広がった金髪が、これまでの"リーザ"とは大きく雰囲気を変えた。
そして、強い意志を見せた瞳、同じく芯が通った立ち姿は、年齢さえ増したかのように、見るものを錯覚させるだろう]
( 74 ) 2017/04/28(金) 23:59:05
[――少女の哄笑が響く>>63]
[ニコラスの目線>>64を受け止め、けれど表情に困り……
口を開き、噤み、もう一度開くのを繰り返してから
暗い視線と共に、口元だけの苦笑を向けた ]
……どうしろっていうんだろな。
[――いや、今必要な対策ならば分かっている。
余所から殺しに来られる状況ではない。
なら疑わしい者を“弾く”だけだ、内通者を探す軍のように]
( 75 ) 2017/04/29(土) 00:01:44
[判らないのは――ああして箍の外れた、他者の感情を
他へ氾濫しないよう抑え込んでしまう方法。
カタリーネのものとは違って、少女のような反応には
戦場で馴染みがあったのだけれども。それは決して
対処法を知っている事とは直結しないのだ]
[男にはエルナのような、少女を預ける選択肢>>66すら
思い浮かびはしない]
( 76 ) 2017/04/29(土) 00:02:13
[――そしてその後すぐ、少女の語り出した内容>>74に
少々質の違う硬直を見せる]
[さすがに、こういうのは、経験がなかった]
( 77 ) 2017/04/29(土) 00:05:29
少女 リーザは、メモを貼った。
( A15 ) 2017/04/29(土) 00:06:27
[シモンの言葉>>75には、僅かに目を伏せて返した。
どうすればいいのか。それはわかっている。はずなのだが。
本当に、そうするのか――…という思いが、
どうしても拭えない。
自分にわかるのは、死者の魂を視ることだけ。
もし、人狼だと思って殺した人が、
そうではなかったら――…?
自分は、きっと一生その罪科を背負って生きていくのだろう。
ふと。そんなことが脳裏を過ぎった。]
( 78 ) 2017/04/29(土) 00:10:58
[ジムゾンの声>>73を聞けば、
其方へと向かい、彼に応える。]
あ。はい。僕でよければ。
っと、リーザちゃんも一緒なら、
談話室行きますか?
[そう提案をして。
少女の変貌>>74に気がついた。]
レム、ス……?
[まるで別人のような雰囲気。
少女の心がそれほどまでに傷ついてしまったのか。
それとも、元々抱えていたものか――…。
どちらかは判断はつかないけれど。
豹変した様子に戸惑いながらも、
暫し呆然と彼女を見つめるのだった。]
( 79 ) 2017/04/29(土) 00:11:43
旅人 ニコラスは、メモを貼った。
( A16 ) 2017/04/29(土) 00:13:39
嬢ちゃん……あー……
……嬢ちゃんと呼ぶのも、止めた方がいいと?
[髪を下ろした少女に、そういったことを問いかけながら
まだゲルトの部屋が開いていれば、中を一瞥した後に
ばたんと扉を閉じてしまう]
[それは、たとえそう言われた所で、ならばと早々に
扱いを変えられるものではないと、示してしまう行動。
怖かったのならそれ以上見なくてもいいだろうと、
硬直する少女に対して抱いた思いの、延長線だった]
( 80 ) 2017/04/29(土) 00:13:46
……ヨアヒム、さん?
[ぐるぐると体の中を渦巻く感情を処理しきれずにいる自分に掛けられる言葉>>68のままに、息をする。
慣れているんだ、体の変調への対処に。
血濡れた部屋と昔パウルに聞いた弟の話が一つ二つ交互に点滅し、周りを窺えるようになる頃には呼吸は緩やかになっていった。
――そうだ、ヨアヒムにも伝えなくちゃ。
今日が昨日の続きじゃなくなってしまったことを。
ヨアヒムも口許を押さえるのを見ると、奇妙な安堵があった]
( 81 ) 2017/04/29(土) 00:14:10
ま、俺のことはおいおい話すから、みんなで談話室に行こうぜ。
[肩をすくめて頬を片方だけ吊り上げて笑う。大人のしぐさと表情づくりだ]
ほら坊さん、手、貸してやるからよ。俺の体が小さくて悪いけどな。階段、降りれるか?
[一方、相手の反応などおかまいなしなのは、子どもらしさを残しているが、これは育ちの悪さを示すものだと、わかる者にはわかるかもしれない]
( 82 ) 2017/04/29(土) 00:17:46
[いざ歩き出そうとしたところで、いきなり変わった声色>>74に後ろを振り返る。
なんだ? 昨晩感じたのはこの子のせいなのか。
こういう時こそ、神父の出番だろうに。
私には、もう手には負えないのだろう。
そう直感した。]
ちょっと、ちょっと、一体どういう状況だいこれは。
人狼の他にも厄介なものがいちゃあお話にならないね。
[様子を変えた少女と入れ替わりに。
カタリーネの冷たい雰囲気は過ぎ去り、またいつもの態度へと戻っていた。]
( 83 ) 2017/04/29(土) 00:18:31
はい……そうですね。
ごめんなさい、面倒、おかけして……。
[涙を拭い、おずおず躊躇ったあと彼の手を借りて立ち上がる。>>69
投票箱も――談話室か食堂か。それがいいだろう。ヨアヒムの気遣いを少しでも返せるよう、隠すように抱える]
――いつだって、あっさり壊れてしまうものなんだわ。
[赤い傘の少女の叫びには、数瞬硬直して
呟きに答えるともなく力ない言葉が零れた]
( 84 ) 2017/04/29(土) 00:18:56
兄ちゃん>>80、シモンさん、だっけ?
嬢ちゃんはちょっと、なあ。
坊主とかも勘弁。レムでいいよ。
ディーターの兄貴にもそう呼ばれてたし。
あー最近、兄貴とも会ってないんだよなぁ〜……
誰か、兄貴のこと知ってる人、いる?
[偉そうにふるまいながらも、だれかと話しがしたくて仕方がないのを隠せない。やはりまだまだ子供なのだ。
"レムス"の兄としては、弟がこうして表に出てあれこれ振る舞うのは危なっかしく見える。
たとえ彼が、リーザが対処できない事態を肩代わりするために存在するのだとしても]
( 85 ) 2017/04/29(土) 00:31:00
実は…その…貴方に言わなければいけないことがありまして。
別に他の方に聞かれても私はかまわないのですが。
談話室のほうがいいですかね?
[彼の反応を聞けば>>79
苦笑しながら言葉を返して]
( 86 ) 2017/04/29(土) 00:32:38
そうですか、失礼しました。
よろしくお願いしますレムスさん。
[変わる子というのは案外特別ではない
いや、姿を見ていたら>>74流石に驚いたかもしれないが見えないし
そもそも少女がどんな子だったかよく知らないのでそんな反応を返した]
私、リーザさんもレムスさんもよくわからないので話してくださいね。
……私はジムゾンと申します。ジムゾンでいいですよ。
坊さんと呼ばれるとなんだか悪寒がします。
先に歩いていただければわかるのでお気になさらず。
[ほとんどなんとなくで返していっていた]
談話室に、他に行かれる方はいらっしゃいますか?
[心細いのは本当で周りに問いかけた
今は誰がいるのでしょうか*]
( 87 ) 2017/04/29(土) 00:33:57
[一瞬だけ見えた瞳>>72
硬く冷たい鉱物のような
任せるべきではなかったか
その後のリーザ――ではなく"レムス"の反応を見る前に>>74
シモンの存在を確認する>>75
ニコラスにかける言葉がなければ、なにを考えているかわかりかねたが
“困惑” そんな言葉が当てはまるのだろうか
気になるのは視線 カタリーネに対する方の>>70
彼女を彼の視界から消すために、少しばかりあせっていたからか
最後の言葉を聞きもらしていた>>71]
( 88 ) 2017/04/29(土) 00:35:06
鍋につっこめばなんとでもなるわ! 見てなさい!
“思ったより悪くない”って言わせてやるから!
[大げさに明るい声を出して、狂気に満ちた空気を霧散させんと腕を振り回す
歩きながら、クララとヨアヒムを見かけることがあれば、談話室へ行く旨を伝えるだろう>>69
状況はすでに知れ渡っていること
これからなにを話すのかは、すでに承知だろうか*]
( 89 ) 2017/04/29(土) 00:35:49
少女 リーザは、メモを貼った。
( A17 ) 2017/04/29(土) 00:36:22
司祭 ジムゾンは、メモを貼った。
( A18 ) 2017/04/29(土) 00:40:34
司書 クララは、メモを貼った。
( A19 ) 2017/04/29(土) 00:44:23
僕は、どちらでも構いませんが……。
[ジムゾンの言葉>>86に、僅か首を傾げる。
色々と考えても、思い当たる節はない。
何か昔の話だろうか、などと曖昧な予想をしながら。]
レム……レムさんか。
[リーザの新たな名乗りには、そう復唱をしてみるが。
少女の豹変ぶりには、まだ戸惑いが大きい。
談話室へと向かいながらも。
彼女――レムへと向ける視線は、どこか訝しげなもの。]
( 90 ) 2017/04/29(土) 00:46:06
旅人 ニコラスは、メモを貼った。
( A20 ) 2017/04/29(土) 00:47:04
ジムゾン>>87、んじゃジムね。まーよろしく。
ほんとは神父さまとか、つーか教会とか?
虫唾がさ……[大げさに身震いし]
いやいやウソウソ。いまの懺悔だから、言わなかったことにしてくれよ?
ほんと、孤児院とか俺、ああいうのダメでさ。
施しを受けて生きてる? ってぇ感じの?
お断りなんだよね。
[天に向かってあかんべえをするしぐさ。神の徒の前でなんという罰当たり。非常事態とはいえ、あまりに羽目を外しすぎた行為と言える。
やはりレムスを長く表に出してはおけない。
はやくリーザが立ち直ることを願う。そして見守り役は再び"パレス"に。それがあるべき姿なのだ]
( 91 ) 2017/04/29(土) 00:49:55
もう何が起こっても、私は驚かないね。
今度はそこの旅人さんが、やっぱり女でしたとでも言うんじゃないだろうね?
[開き直ったか。
そんな事を口走るのだった。]
なら先に行っておいておくれ。
私はエルナと朝食作って持っていくからさ。
昨日も言ったろう?
食欲の湧かない時にこそ、食事を取らなきゃ生きちゃいけないって。
[もう一度、少女の見た目をしたその子をちらりと見やると、エルナを促して調理場へ向かった。]
( 92 ) 2017/04/29(土) 00:51:41
俺は大人の手は借りない。
自分の身は、そしてリーザの身は、俺が守る。
親父もおふくろも当てになんないからな。リーザがしんどいときは、俺の出番だった。
[そういいながら、懐から革製の鞘に収められた小ぶりの刃物を取り出した]
昨日はリーザがわがままで飛び出して迷子になりやがって、でもおかげで俺の出番があった。
ついでだから、隠れ家に行ってこいつを取ってきたんだ。
[それなりに手入れがしてあるのか、刃先は、宿屋の明かりを反射して冷たい輝きは放っている]
狼ヤロウに出くわしてもただじゃやられねえ。こいつで撃退してやるよ。
なあ、シモンの兄貴、あんた戦場にいたんだろ? ああ、リーザが小耳にはさんでたこと、ちゃんと俺も聞いてるぜ。
戦い方、教えてくれよ。なあ。
やっぱ軍隊だと盗人なんかよりずっと刃物の使い方もうまいんだろ? 訓練してるんだろ? 教えてくれよ〜。
( 93 ) 2017/04/29(土) 00:57:46
ぐっっ
[カタリナの声が耳に入れば>>92
思わず声を詰まらせた。
少女の服を着せられていた少年時代ならばともかく。
成人男子がそんなことを言われるというのは、
なんとも複雑なものである。]
( 94 ) 2017/04/29(土) 01:02:11
[昨夜。ヨアヒムに
女性として育てられた理由を問われた時には>>52]
あ……いえ。
おまじないというか。
一種の願掛けのようなものです。
[と、苦笑い混じりに返したものだ。
事実、間違ってはいない。
霊を視る力を持つ我が子を、母は世間から、そして
特別な存在からも、隠そうとしていた。
性別を偽ることで、その素性を隠せればと、
迷信じみた考えだが、母はそれを信じていたのだ。]
( 95 ) 2017/04/29(土) 01:02:22
[そうして、今。
幼い頃からの癖や仕草が抜けぬまま。
体格も、背は伸びたが筋肉や肩幅などはつかずに。
いまだ女性と間違われるのだから、
母の思いも男にとっては未だ困惑の種であった。]
( 96 ) 2017/04/29(土) 01:02:31
旅人 ニコラスは、メモを貼った。
( A21 ) 2017/04/29(土) 01:05:23
[昔から、自分の世界は小さく、この手が届く範囲も狭かった。
知らないことが多すぎた。出来ないことが多すぎた。
それでも願いは人並み、いや人並み以上に抱えていて、結局は数え切れないほどに落として潰して塵にしてきた。
だが兄は多くを叶えていく。欲しいものは全部彼が持っていた。
健康な体も親の愛情も人の信頼も、彼女の思慕も。
それを憎むだけの力もなかった。ただ諦念だけがあった。
生まれてからずっと決して敵わぬ比較に晒されて、誰も彼も兄を選んで。
でも、生き残ってしまったのは、自分だったので。
死んでも尚、消えることのない兄の影。
円く、赤い彼女の眼>>81を見ているとその影が濃く見えるような気がして、ああきっと兄なら無理やりにでも笑って、“大丈夫だ、俺がいる、安心しろ”とその背を優しくなでたのだろう、と思う]
( 97 ) 2017/04/29(土) 01:08:48
[一度、瞬く。到底真似の出来ない幻を瞼の裏に押し込めて、手を握った]
気にしないで。
……きっと、僕もそうなったよ。
[安心させる言葉など、ろくに思いつかないのだ。共感を示す程度のものしか。
そうして、少女の叫びに漏らした呟きを拾った反応>>84には、浅く頷いて]
……カナリアだって、教えてくれないんだ。
[彼女の硬直が解けるまで暫し待ち、やがてゆっくりと歩を進める。
そうして廊下を行く内に、丁度談話室へ向かうエルナ>>89たちとすれ違った。
視線を一度クララの方へと落とし、それから緩慢に口を開く]
( 98 ) 2017/04/29(土) 01:09:02
あの……ゲルトの、ことについて。
[口に出した単語には、既に状況が皆に知れ渡っていると教えられただろう。
伝えるまでもないことに覚えるのは、安堵だ。
クララにまた事情を説明させるのは酷なことだとも考えていたので。
調理室へ向かう数名とは別に、談話室へ向かう面々にはニコラスやジムゾン、少女の姿もあっただろうか。
それならばそちらにも目を向けて――はて、と首を傾ぐ]
…………?
[こんなやんちゃな子だっただろうか。
会話した覚えはないが、どうにも不思議に思え、疑問は眼差しだけで、少女に連れ立っていた他の人間に訴えただろう。
事情はもしかすると、少女本人から聞けたかもしれないが]
( 99 ) 2017/04/29(土) 01:10:33
負傷兵 シモンは、メモを貼った。
( A22 ) 2017/04/29(土) 01:13:40
―― 談話室 ――
[現在の事態とは完全に不釣り合いなほど陽気な振る舞いを見せる"レムス"。エルナやリーネが食事の用意をしているほう>>89>>92へ無遠慮に『はやくはやくー腹減ったー』などと声と飛ばす。
その一方で適当にかいつまんで身の上話などをする場面も]
親父は出稼ぎに行くとかで何年も前に家を出ちまった。
おふくろを残してな。
まあ確かに仕送りは届くときもあるよ。でもこんなご時世だろ? 便りが来るのが不確かでさ。
おふくろはもともと体が……あと、まあ、おつむもちょっと、弱かった。
俺は、"リーザ"は、頼れる相手がいなかった。
……だから、神さまの助けは受けないって!
いろいろ危ない目も見ないと、今日の飯にもありつけない日ってのもあってさ。そんときは俺の出番さ。
ディーターの兄貴も、いろいろと教えてくれた。
処世術、っての? そーゆーの。
まあ俺が一方的に押しかけてただけなんだけどね。煙たがられたな。いーけど。
( 100 ) 2017/04/29(土) 01:16:44
ちょっと リーネまでなに言い出すんだか>>92
[この状況は なんだか数日前も経験あるような
謎の既視感にも襲われながら]
( 101 ) 2017/04/29(土) 01:21:13
どっちが本当のあの子なんだろうね
[あるいはどちらもか 問いかけは自問に近い
抑えている期間が長いほど反動も大きくなる
それがなにかのきっかけで起こったものなら確実にこの数日間
彼女の愛するなにかが原因になっているのかもしれない
思い当たる節は一つだが、それだけでもないのか
けれどやっと現れたものすら表面に過ぎないのかもしれない]
( 102 ) 2017/04/29(土) 01:21:44
肝が据わってるね、あんたは 頼もしいよ
商売女はこうでないとね
[歩を進めつつ舌を巻きつつ、シモンへ刃物を見せるリーザ――ではなくレムスを見やりながら>>93]
( 103 ) 2017/04/29(土) 01:22:13
最近は、あんまり俺の出番はなかった。ずっと寝てたんだ。
リーザのやつ、なんで一人でこの宿のあたりまで来たんだ? 一人でそんなことするはずが……。
ん? 影のおじちゃん? なんだそりゃ?
畜生、いろいろ記憶が歯抜けになってやがる。
まいったな。
ともかく、だ。
いままさに、この状況が、件(くだん)の「人狼騒動」ってやつの真っただ中ってわけだ……。
この騒動を終わらせて生き残る方法はただ一つ。
[談話室の面々を見渡して、そして、少し離れたところから視線を向けている気弱そうな青年にも、意識だけは向けながら]
この宿屋にいる人間の中から人狼を見つけ出してぶっ殺す。
それだけだ。
だろ?
( 104 ) 2017/04/29(土) 01:27:20
[言いたいことは言った様子のレムス。
身の上話と、この事態の核心はこれぞと断定するような口ぶりの、その間にもなにがしかのやりとりはあったかもしれない。
が、ここまで話したことでひとまずの役目を果たしたとみたか、あるいはリーザの意識が強く取り戻されたか。
その隙を見て、私はレムスを引き連れて、意識の海の深くへと、再び沈んだ]**
( 105 ) 2017/04/29(土) 01:33:10
― 調理室 ―
さあて! なにを作ろうか!
[パンと手を鳴らして一声
リーザが顔を出す度にデコピンして追い出してやろうかと思いつつ
笑いつつ
鍋の中に野菜を適当に切って放り込む。ニンジンに玉ねぎに、じゃがいもに]
味はどう?
[これまた適当に味付けしたものをカタリーネに勧める
煮えるのを待ちながら、しばし雑談でもと*]
( 106 ) 2017/04/29(土) 01:33:22
―談話室―
[移動してからも、レムスの口上は続く。
威勢の良い物言いに半ば感心、半ば気圧されつつ。
その言葉>>104を聞けば、一つため息が零れた。]
……そう、なのかな。やっぱり。
[殺す。
実際にそう言われると、様々な思いが駆け巡ってしまう。
果たして、誰を殺すのか。
人狼なんて本当に見つかるのか。
その相手の魂が、もし人間のものだったなら――?
考えれば考えるほど、思考の坩堝に迷い込んでしまいそうで。
明快に言い切るレムスが、
少し眩しくもあった。]
( 107 ) 2017/04/29(土) 01:34:46
本当にそう思うかい?
[肝が座っている。
果たしてそうだろうか。]
私は怖くてたまんないよ。
これまで通りの暮らしがずっと続いて。
羊飼いとして生きて、羊飼いとして死ぬ。
そう思っていたのだからさ。
[始まりはいつだったのか。
始めて羊飼いを名乗ったその日に、自分は何を思っていたのか。
それすらも忘れてしまっていた。
いいや、忘れようとしていたのかも知れない。]
( 108 ) 2017/04/29(土) 01:36:03
では、談話室へ着いた時にお伝えしますね。
それでよろしいでしょうか?
[ニコラスの言葉>>90に苦笑したままそう返して]
神父ですね、ええ。
虫唾が走りますか?
ええ、神に頼らず生きられるというのも一つの道です。
(孤児院が施しね…。
……大人になるまでに働き先を見つけなければいけなくなるあの場所が。
……まぁ、知らないほうがいいこともあるだろ。
助ける大人がいるうちは、それがいい。)
[どんな仕草をしているかは知らない>>91
神様を信じない人と話す時もまぁ、あるわけで
もう背伸びをする少年を見るように微笑ましくみれるようになってきました]
( 109 ) 2017/04/29(土) 01:37:19
[ヨアヒムの声を聞けば>>99
彼の元へと歩み寄る。
先ほど、部屋の前には居なかったようだが。
名を出すからには、ある程度は知っているのだろうか。
もし必要があれば、諸々説明を行うことだろう。]
あー……。
彼女? というか。
どうやら、今はレムスと名乗っているようですが。
なんとも、不思議な子です。
[リーザの変貌ぶりについては、
幾分言葉を選んで伝えるのだった。]
( 110 ) 2017/04/29(土) 01:39:01
旅人 ニコラスは、メモを貼った。
( A23 ) 2017/04/29(土) 01:40:27
― 調理室 ―
味?
ああ、うん。良いと思うわ。多分。
[しかしこのカタリーネ。
こちらはこちらで超が付くほどの味音痴なのである。
彼女の味覚には、美味いと美味しいしか備わっていないのだ。]
き、きっとお腹が空いてたら何でも美味しいと感じるわ。
ほら、人参も良い色しているじゃないの。
この玉葱とか全然辛味がないし、一口囓ってみなよ。
[誤魔化すように、エルナに1つまみ差し出した。
どうして私に頼んだのよ、と内心に思う。]
( 111 ) 2017/04/29(土) 01:43:57
少女 リーザは、メモを貼った。
( A24 ) 2017/04/29(土) 01:45:31
怖い?
[聞きなれない言葉だ 少なくともここ数日のカタリーネからは]
あんたは羊飼いであることに誇りを持っているんだと思ってたよ
あたしは別に裁縫が好きで始めた仕事じゃないからさ
誇りなんてものはないけど
[相づちを打ちつつ、話してくれることがあるなら聞こうかと
瞳を見つめて首を傾げ*]
( 112 ) 2017/04/29(土) 01:46:20
少女 リーザは、メモを貼った。
( A25 ) 2017/04/29(土) 01:51:50
―談話室―
[それから少しすれば談話室へ行くことになるだろう]
(談話室に着いたらニコラスさんに謝らなくては。
……そう、考えてたのですが。)
[勝手に“視た”>>1:260ことと少しでも疑った>>12ことを話せるのはさて、いつくらいのことか
ゲルトさんのことは広まっているようだし>>99
少女?少年?の話に微笑ましく耳を傾けたり>>100するのもあるし]
(……悩ましい。)
[母は殺されることを怯えて隠して生きてきた、父にさえも隠して
そして、私はどうするべきか悩んでいる]
(……別に私は自分が死んだってかまわないのだけれど。)
[今のところ人間だと確信できるのは“視た”彼だけだから
ひとまず一段落したら伝えましょうか**]
( 113 ) 2017/04/29(土) 01:53:58
― 廊下・ヨアヒムと>>99 ―
[ゲルトという単語が出れば、眉をひそめるそぶりがあったものの]
見たの?
[隣にいるクララを横目に見て、声をひそめ、彼にだけ聞こえるように
どちらの答えでも]
悪いことしかないから なにか楽しいことを考えましょ、ヨアヒム
――あ、そうだ ジムゾンがあなたのこと気にかけてたわよ
[直接そう言われたわけではないが、なんとなくそう思って
伝えておこうと]
あんたもあんまり笑わない人? 兄貴には全然似てないけど
あたしとはちょっと似てるかもね エルナよ
[そう言って口端をつり上げてみた。握手の代わり*]
( 114 ) 2017/04/29(土) 02:01:57
― 調理室 ―
多分? ま、いっか>>111
[こちらも味音痴なので深く考えず納得]
玉ねぎ? いや、いいわ
[もともと自分の分は分量に入れていない
ゆえに味見もカタリーネにやってもらってるのだ]
それに、好きじゃないし……
ねぎもにんにくも、全部、苦手なのよ
[いつからそうだったかと言われたら定かでないが、おそらく子供の頃から*]
( 115 ) 2017/04/29(土) 02:10:42
司祭 ジムゾンは、メモを貼った。
( A26 ) 2017/04/29(土) 02:10:55
[さて。
談話室では話を聞くのだった。>>109
などと思いはするが、
リーザ――もとい、レムスの様子に翻弄されたり、
それに対するジムゾンの反応に、思わず目を丸くしたり。
何より、先ほど耳にした言葉が
ぐるぐると脳内を駆け巡ってしまい>>107
ソファに腰を下ろしながらも、
その心は平穏とはかけ離れたものとなっていた。**]
( 116 ) 2017/04/29(土) 02:16:08
旅人 ニコラスは、メモを貼った。
( A27 ) 2017/04/29(土) 02:17:07
そうなの?
エルナ、そんなに偏食家だっけ。
[ともかく、しばらく煮込んで、灰汁取りをしておけば充分だろう。
宿なだけはあって見た事もない調味料が混じっていたが、それを使う勇気は無かった。
砂糖と塩で最低限の味付けをしただけだ。]
ねえ、エルナ。
[しばらく黙って作業をしていたが、やがて静かに口を開く。]
あんた、今の私の服は何色に見える?
[昨日濡れたものも、一晩干せばすっかりと乾いていた。
それでも、ここ数日雨晒しにされていたためか、赤というよりは幾分かくすんだ色に変わってしまっている。]
( 117 ) 2017/04/29(土) 02:24:10
― 廊下 ―
[眉を顰めたエルナは、クララへの配慮からか小声で短く尋ねてきた。
クララは見た、だが自分は見ていないのだ。
それを端的に伝える一言]
……クララが。
[自分は違うのだと含むように首を振ると、それ以上触れることはなかった。代わりに、沈むばかりの現状を振り払うような、はきはきとした物言い>>114。
それは正しい判断とも思えた。
これ以上憂いていたら、更に不幸を呼び込みかねない、と]
( 118 ) 2017/04/29(土) 02:39:08
ジムゾンさん?
分かりました、後で声を……
[気にかけていた、というからには、彼自身に変調はないのだろう。
他の皆の様子も確認できたら、そんな思考に耽った時に、ふと投げられた言葉に、一瞬目を瞠った。
兄越しに存在を知っていた、男勝りの、けれんのない仕立て屋の女性。
自分の抱く印象はそれであったし]
どうも、エルナさん。
……その前向きな所は、もっと似たいですね。
[口端を上げる笑みは彼女とよく似ていたが、下がる眉尻は彼女と異なる。未だ現実味のない非日常ではあっても、まだ到底、楽しいことを考えられる余裕のない青年は、苦く笑った*]
( 119 ) 2017/04/29(土) 02:39:31
[エルナを調理室へ見送った後には間もなく、数名の姿が見えた。
そうして特段、怪我などがないことを確認すると安堵を示す。
少女の違和感に見せた困惑は無言であっても伝わったか、こちらに歩み寄ってくれたニコラス>>110が軽く彼女について説明はしてくれた、のだが。なるほど、レムスというらしいけれど]
……は、はあ。
[到底、すぐに理解できるものでもなく。
かといって更に問いかけた所で分かる問題でもなさそうで、謎の解明は談話室>>100>>104を待ったのだろう。
ジムゾンへは無事を示すように数言交わし、隣に居るクララが未だ不安を濃く残すようであれば、良ければ話を聞いてあげてほしい、と願う。
恐らく適切なのは、神職の彼であろうから。そんな思いと、また別に]
( 120 ) 2017/04/29(土) 02:39:44
……ニコラスさん、少し、いいですか。
[忍ばせた声で尋ねるのは、未だ自らの目では見ていない現場のこと。
とはいえ、その惨状の詳細を聞く勇気はなく、それ以外の]
あの……犯人、は。この場にいない人間。
そんな可能性は、無いでしょうか。
[“人狼”という言葉を用いなかったのは、未だ認めきれていないからだ。
そして、この宿屋にいる人間を疑うのを恐れ、“外部”にいるのではと縋る心から。
しかし窓>>33の状況を知らされるなら、視線は鉛より重く床に落ちただろう]**
( 121 ) 2017/04/29(土) 02:40:00
そーだよ
言ってなかったっけ?
[彼女にだけ叩く軽口 くだけた表現はもともとだが
一緒にいるとさらにそれが増すのはいいことか悪いことか
唐突にも感じた問いには目をしばし瞬かせ>>117
彼女の服を改めてじっと見た]
いつも見てた色とは違うわね
……こんなに変わるものなの?
外に出ていく仕事でしょ?
[なにかおかしい だけど、どこがどう違うかは
うまく言葉にできない*]
( 122 ) 2017/04/29(土) 02:45:13
青年 ヨアヒムは、メモを貼った。
( A28 ) 2017/04/29(土) 02:52:15
[エルナの回答>>122を聞いた途端、赤ずきんはにかりと笑った。]
あはははは!
そうかい、そうかい!
そりゃあそうだ。
何やってたんだろう、私。
[何がおかしいか、突然笑い出す。]
でも、安心したよエルナ。
もし本当に人狼が紛れ込んでいたんだとしても、私あんただけは信じていられるね。
[ほんの僅かな言葉の違い、認識の齟齬。
それが絡み合い、この瞬間に決定的なものとなった。]
( 123 ) 2017/04/29(土) 02:57:57
……ああ
そう なら、どうだろうね
うれしいのかな
[その感情はいまいちピンと来なかったが
かといって他にどう表現しようか]
なら逆に誰を疑うってんの? 人狼だってさ
[答える義務はないけれど、聞いてみる*]
( 124 ) 2017/04/29(土) 03:27:11
― 回想・廊下 ―
[短い言葉 わかりやすく状況を伝えてくれる>>118
二人を対比して見た時に同じように感じたが、やはりそうかと
ゲルトの部屋前で会わなかった人物 彼女の顔を見て
誰より先に発見したのはこの赤髪の娘なのだろうと
詫びの言葉が口からつい出そうになった
――ばかなやつだね
それがヨアヒムに浮かべた笑み>>119 自嘲の笑み
彼がどう受け取ったかはわからないが
“前向きになりたい”という返しが答えだろうと勝手に解釈した]
( 125 ) 2017/04/29(土) 03:28:39
[前向きなどであるはずがない
過去に縛られ過去でできた獣なのだ
エルナの今は、きっと過去から出た灰汁でしかない
とはいえ、言葉にしていないのだから
わかる方がおかしいかと思い直す
それを伝える日が来るかはわからないが
今は口にせず 去っていく二人を見送った*]
( 126 ) 2017/04/29(土) 03:30:02
仕立て屋 エルナは、メモを貼った。
( A29 ) 2017/04/29(土) 03:32:14
ヨアヒムさんが無事ならそれがなによりです。
[無事そうな声に安心して微笑んで>>120
隣にいるらしいクララさんの様子がまだ不安げならゆっくり話を聞いたでしょう]
( 127 ) 2017/04/29(土) 08:25:34
…ニコラスさん、少しよろしいでしょうか?
[しばらく経ってしまっていたか
それとも案外短い時間だったか
時間の感覚も狂っている今わかりませんが]
申し訳ありませんでした。
[唐突に彼へと近づき声を抑えて謝った]
( 128 ) 2017/04/29(土) 08:27:08
貴方は人です。
それは私と神が保障します。
なにもなかった昨日の時点で、疑ってしまって…“視て”しまって申し訳ありません。
ですが、今、貴方を信じることはできます。
……貴方の不安が無くなるとは思いませんが。
少しでも、貴方の心が軽くなるといいのですが…ダメでしたら申し訳ありません。
[手探りで彼の手を探して握ろうとしたけれどうまくできたかどうか**]
( 129 ) 2017/04/29(土) 08:29:12
司祭 ジムゾンは、メモを貼った。
( A30 ) 2017/04/29(土) 08:54:07
[ヨアヒムから声をかけられれば>>121
其方へと視線を向けた。
が。期待混じりの続く言葉には、
沈痛な面持ちで首を横に振る。]
……残念ながら。
その可能性は、ほぼ、無いかと。
[そうして、部屋の状況を伝える。
落ちる視線には、此方も苦い表情を浮かべ。
ぎゅっと唇を噛みしめるのだった。]
( 130 ) 2017/04/29(土) 09:03:26
[ジムゾンから声がかかれば、
其方へと向き直り、姿勢を正す。
果たして、何の話があるのか――…と。
耳を傾けていれば、暗く沈んでいたその面に
僅かな光が差し込んだ。]
え――…
それ、って。司祭様……?
[”視た”と、彼は言う。
彼にも、何かが見えるのだろうか。
思い出すのは、幼い頃の先代司祭の様子。>>1:54
途切れた言葉の、その先。
あの時は、その見えぬ目を、重い宿命と
伝えたかったのだと受け止めていたけれども。]
( 131 ) 2017/04/29(土) 09:03:37
司祭様……。
そう、ですか。
貴方もまた、”視える”方なのですね。
[この苦しい状況において、
一筋の光明が差した気がして、
告げる言葉にも僅かに安堵の色が混じった。
他の者には聞かれぬよう、慎重に声量を絞りながら。]
よかった……。
僕は、僕には、死者の魂しか、視ることは出来ないから。
貴方が、生きている人も視れるのならば。
[それは、きっと
この騒動を解決させる為の、大きな力となる。
そう、差し出された彼の手>>129を、強く握りしめた。]
( 132 ) 2017/04/29(土) 09:03:50
あぁ、でも。
[幼い頃、己が何故に性別を偽っていたか。
それは、その力を、素性を、隠す為ではなかったか。
特殊な力を持つことが知られれば、
放っておかれるはずがない。と。]
このことは、他の皆には黙っておいた方が
良いのでしょうか……。
[人狼への対抗手段を見つけたとはいえ。
否、だからこそ、それを失う訳にはいかない。]
( 133 ) 2017/04/29(土) 09:04:04
僕の力ならば、まだ、
狙われる可能性も低いかとは思うのですが。
司祭様の御力は、
知られてしまう訳にはいかない。
僕も、尽力します。
[彼を、彼の持つ力を、守らなければ。
そう心に決め、力強く告げるのだった。**]
( 134 ) 2017/04/29(土) 09:04:14
旅人 ニコラスは、メモを貼った。
( A31 ) 2017/04/29(土) 09:08:30
…………。
[握った手は温かく、離れてからも印象に残った。>>98
鉱夫と同じ熱量と厚さはない手。
しかし、確かに日々を生きる青年の手。
彼は、こんな風に静かに心を配って歌うカナリアを育てているのだろう、と。知っているつもりで、陰の向こうのヨアヒムがどんな人かなんて想像もしていなかった]
(……そっか。わたし、あの時――してたんだ)
[なかなか外で見かけることのなかったヨアヒムは、クララにとってパウルの話に度々登場する弟であり。
だから、パウルの死は二重三重の衝撃だった]
( 135 ) 2017/04/29(土) 09:27:42
[あの日。>>1:51
ヨアヒムに言えなかった言葉があったのを思い出す。
過ぎた年月以上に遠く感じるのが、不思議だった]
( 136 ) 2017/04/29(土) 09:28:53
―道中>>89―
……。
[ヨアヒムがエルナに"既に知っている"ことに言及してくれ、俯きがちに頷く。>>118
今更ながら、皆が現場を改める邪魔になってやしないかと気がかりだったものの、まだ進んで思い出す気分にはなれなかった。
二人のやり取り、苦い笑みを感じて――昔から見馴れた人だからこそ、エルナの金の髪も青灰の瞳も理解しえぬ何かに変じていたなんて思いもしなかった――静かに目を閉じた]
あの子、見つかってたんですね。
[別れ際にエルナが可愛がっていたリーザについてだけ一言触れて。『良かった』と言いたかったけど、今はもう言えなかった]
( 137 ) 2017/04/29(土) 09:54:08
[去る前のニコラスは、困るのともどうも違う>>78
例えるならば“踏ん切りが付かない”といった様子を
挙動から滲ませている]
[生きるか死ぬかの状況は、味わった事がないのだろう。
騒動の後>>1:131を見ただけならば無理もない]
[――しかし思えば、その割には怯えの色が濃いような。
余程恐ろしいものでも見たのだろうか。
それこそ――滅多打ちにされた後の、人間の亡骸だとか]
( 138 ) 2017/04/29(土) 09:56:24
[――けれど、直接問うのは後でもいい。
今は皆、集まろうとしているのだから]
教えるっつってもなあ……
[今はこっちだ、少女……レムか。レムの要求>>93。
なーなーとせがむこの子をどういなしたものか、
刃先へ目線を落として考え込む。
ディーターもこうして付きまとわれたのだろうか。
大変なこった]
( 139 ) 2017/04/29(土) 09:57:25
……体格差があるから、頼りすぎるのはやめておけ。
そのサイズじゃあ届かない
[暫し考え込んだ後。おもむろに、利き腕を伸ばす。
狙いはレムの服、その襟元。
布地をしっかりと掴めたならば、身体を半歩引き
刃先が喉元へ届かないように位置取りをした]
( 140 ) 2017/04/29(土) 09:57:50
[狙いは、リーチの差をレムに見せつけること]
……腕を切って逃げても良いが、
掴めたら普通、首絞めたりするもんだからな。
まだ箒だとか、柄の長い物の方がすぐ使えるだろうよ。
[そう話し終えたら、(掴めていたならば)その襟元を
ぱっと話して、手をぱたぱたと振る]
ほら、取りあえず行くぞ。
[そうして、談話室へ向かおうと]**
( 141 ) 2017/04/29(土) 09:59:02
―談話室へ―
[同じく談話室へ向かうところだった面々に会釈して、そっと腕の中の投票箱を見せることでゲルトの死を知っていると伝えよう]
あの。此方に置いておきますね……。
[入ってすぐ目に入るだろう机に据えて、青ざめた頬を押さえる。ちらと垣間見ただけでも、リーザの変貌ぶりが理解出来なかった。
――やっぱりこの子は、不気味だ]
朝、風の音が気になって
わたし、ゲルトさんに声をかけたんです…。
[もしも誰かに"なぜ既に知っているのか"と問われれば、詰まりながら二度三度同じ言葉を繰り返して震えたろう]
( 142 ) 2017/04/29(土) 10:17:05
負傷兵 シモンは、メモを貼った。
( A32 ) 2017/04/29(土) 10:24:55
[見えずとも投票箱を抱えて彼に対峙するのは罪深く思えて、投票箱を据えてから話しかけた。
頼りない足音が行き来する。>>127]
ジムゾンさん……。
司祭さま。
こんな状況になっても、わたしたち、救われるでしょうか…。
[脳裏を過る赤と、言葉にはしないものの自ら
処刑を言い出す罪悪感とが、素朴だったはずの祈りを揺るがせていた]
( 143 ) 2017/04/29(土) 10:34:31
[あの声>>63を聞いた時は、
狼ごっこをしたがる狼少女が、血濡れた現実に壊れてしまったのかと思っていた。
けれど、くるくると入れ替わるリーザの様子は、何か別のものに見える。>>105
――理解するまい、自分にこの子は手に負えない]
……リーザちゃん。
ゆうべ、外で怪しいモノ見かけませんでしたか?
[次に出るのが誰であれ、リーザとだけ呼ぶ。
昨日より距離のある話し方で。
シモンとのやり取り>>141にハラハラして、知らず血がついていた方の手を差し伸べていたが、引っ込めた。自分が手を出した方が転びそうだし、と**]
( 144 ) 2017/04/29(土) 10:50:29
― 道中・クララと>>137 ―
[あの子、が誰のことかはすぐにわかって>>137
それでもそれ以上の言葉はないのかと、尋ねることはない
平和を求めて探し回っていた時を思い出して>>1:146
見つからなかった投票箱が彼女の元にあるのが
納得しつつも不安に駆られた
周りをよく見て動く、彼女だからこそとも思えば
一番に平和を渇望していて、なりふり構わないような危うさもあった自分に重ねる部分が少しでもあるのかと
仲間を得て 人を食らった今では 平和の意味も変わってしまったけれど]
あんたが最初にあいつの部屋に行ったんだね
昨日、最後にあの部屋に行ったのは誰だと思う?
[もっとよく見て、と 彼女にだけ聞こえる声でささやく
眼鏡のないクララへ顔を近づけて この子、こんな顔してたんだっけ
と今さらながらに思った
答えも聞かず去ったエルナの髪には、ゆるく癖がついている 黄金色の*]
( 145 ) 2017/04/29(土) 11:46:21
疑う?
こちらから疑いにいく必要だなんて、ないじゃないのさ。
[つい灰汁をこし分けすぎたらしい。
水を継ぎ足しながらそう語る。]
そりゃあ、怪しい奴を見たってんなら話は別だけどね。
[そろそろ持っていってもいいだろう。
鍋を火から外した。]
( 146 ) 2017/04/29(土) 11:52:02
― パウル ―
[パウルのことを思い返せば 自然と思い起こされるクララの顔
彼の葬式にはエルナも行ったけれど――だって、お得意様だったし、どっかの黄色みたいだったし
なにをしても負けるから腹が立てるばかりだったけど
張り合う相手がいたから楽しかった 出会えば勝負をしかけないことなどなかった
その時は泣かずに無表情で通していたと思う
あまりにもいきなりだったから 葬儀が終わって初めて
もう二度と会えないとわかったかのようだった
あの金色の鳥に
それから数日は部屋にこもっていたっけ
誰かからの遊びも全部無視して、
おもしろさなんてわかりもしない本を読んでいた]
( 147 ) 2017/04/29(土) 12:14:05
[だからヨアヒムの顔もすぐには思い浮かばなかったのだろうか
頼まれれば弟の分まで仕立てをしていたというのに
茶色はどこにでもあるし、めずらしくもないけど
この村に関していえばそうではなかった エルナにとって
見かけていたとしても 忘れたかったのだろうか
“全然似てない”と言ったことを後悔している>>114
兄弟を失くして それまでどんな感情があったとしても
悲しくないなんてことあるわけがない
持つ兄などいないけれど 勝手な想像でしか ないんだけれど**]
( 148 ) 2017/04/29(土) 12:14:53
ああ、そっか そうよね>>146
怖くてね、守らなきゃって 必死になりすぎてたかな
でも怪しいと怖いは別物よね
[怖いという感情は]
狼に見えるから、じゃなくて
わからないから それだけなのにね
[鍋を彼女が持つなら、自分は人数分の深皿とさじを
茶色い 木でできた あたたかさを感じるものを持って
ふらつくようなら途中で代ろうかと思いつつ
談話室へ向かう**]
( 149 ) 2017/04/29(土) 12:27:44
[レムスは、あえてこちらを"リーザ"と呼びつつ、昨夜の外の様子を尋ねてくるクララ>>144に答える]
残念だけど、俺もリーザも人っ子ひとり見なかったぜ。狼ヤロウの姿もな!
やっぱいるんだよ、ここにな。
[そういって喉の奥を鳴らすレムス。その音こそ狼の唸り声にも聞こえそうなもの。
狼少年を演じる者が本当に狼少年だった、などと言って、誰が笑えるものか]
つーかさ……
[言って、意味ありげにクララと、そばにいたヨアヒムをきょろきょろと見る。そしてヨアヒムのほうに目を止めて、おもむろにニヤリとし]
ふーん。ま、がんばって。兄ちゃん。
[とだけ言い捨てる]
( 150 ) 2017/04/29(土) 12:39:33
[一切の予備動作を見せず伸びてきた腕に、まるで反応ができなかった>>141。
絞められたわけでもないのに喉がつまるのは、シモンが瞬く間にだけ見せた、闘気としか言いようがない圧力のためだろう。軽く咳払いをして]
ガキにゃ刃物は早いってのかよ、ちぇ。
[と負け惜しみを言いながらも、それを認めようとしていた]
(やっぱ強ぇな、この人……。足、やってるってのに)
[強さって、なんだろ。レムスは思う]
( 151 ) 2017/04/29(土) 13:06:45
[……レムスは眠り>>105、入れ替わりにリーザが目を覚まそうとしています。
目の覚める前には鮮明な夢を見る。そんなことがリーザにはよくあります。今見ているのも夢のひとつ……?
いえ、これは昔の思い出。あまり思い出したくはない思い出……。レムスの話で、思い出してしまったのでしょうか……
(おとうさん。いつもわたしから、はなれていた気がする。金を掘るおしごとがうまくいかなくて、おかあさんの体がよくなくて、暗いかおをしていることが多かった)
リーザのお父さんが受け持っていた金鉱で、落盤やガス中毒などの事故が重なる不幸があったのです]
( 152 ) 2017/04/29(土) 14:49:07
少女 リーザは、メモを貼った。
( A33 ) 2017/04/29(土) 15:09:02
[リーザのお母さんはもともと体が丈夫とは言えないところに、金鉱村の空気が合わなかったのか、ますます体を崩し、リーザがものごころつくころには床に伏せる日々が続くようになっていました]
いつからだっけ。おかあさん、あたしのこと、『どこのおじょうさんだったかしら?』って、言うようになったの……。
[ときどき、記憶さえおぼろ気になる日も、出てきたのです。
でも、それは、ただの病気ではないでしょう。
きっと、リーザもその原因のひとつ。
リーザにはおよそ受け入れがたい現実]
( 153 ) 2017/04/29(土) 15:30:35
― 談話室 ―
[テーブルに茶色の椀とさじを置いて
あとは各自に
頼まれればよそうこともしたろう
自分の分も一応盛ってスープを一口
味のほどはわからないが
カタリーネに言わせれば“多分、いい”>>111
しかし温度になら自信はある 少なくともやけどするような熱さではないはずだ
話がどう転がるかも、自分がどうしたいかも 本当はわからないが
用事済んだなららさっさとその場を去ろうと思う]
( 154 ) 2017/04/29(土) 15:32:24
[わからないことは怖いこと>>149
カタリーネにはそう言ったが、それはあくまで変わる前の自分
今はそれより わかることの方が怖くもある
怖くもあるが、拒絶でもある 悲しいことだ
獣の身ならこれからいくらでも経験するだろう
それをわかっていて他者に同じ気持ちをぶつけるなど
守る力がそれほど己にあれば別かもしれないが そういうわけでもない
恐怖をはねのけて受け入れることができれば
埋まらないはずの溝も満たされるのだろうか
そんなことをつらつらと考えながら やはり料理の味はわからなかった]
( 155 ) 2017/04/29(土) 15:34:07
[やけどしない温度を確認したなら椀を置き 新たに一つ分よそって
少女に声をかける>>152]
リーザ 落ち着いた?
[彼女がしばらく 考え事にふけるならしばらく見守った後で
お腹空かない? とテーブルへ誘うだろう**]
( 156 ) 2017/04/29(土) 15:35:05
仕立て屋 エルナは、メモを貼った。
( A34 ) 2017/04/29(土) 15:37:39
[リーザはレムスのことを知りません。レムスだけでなく、ほかの別たれた霊(たましい)のすべてを。ですが、リーザは彼ら彼女らの見聞きしたことを、自分の記憶とのつじつまあわせをしながら取り込もうとします]
(狼さんのかくれんぼ遊びははじまってる。
ニンゲンのふりをした狼さんをみんなみつけないと、夜ごとにひとり、食べられる。
ゲルトってひとが、もう食べられちゃった)
今はもう、なんの気持ちもわきません。
へっちゃらでした。
赤い色は狼のしるし。ただそれだけのことなのです。
(ニンゲン組は、夜までにひとり、狼さんらしいひとを決める。決められた人は……)
[そこで、リーザの目が覚めました]
( 157 ) 2017/04/29(土) 16:12:48
ふぁ…………う……………ん…………。
[起きたときには、談話室のソファの上でした。
そう、お腹と背中がくっつきそうなくらいになっていて、今か今かとご飯を待っているうちに、眠り込んでしまったのです。
そして今、起きたばかりのそのときに、エルナからの気づかいの声>>156]
……え? うん、だいじょうぶ……。
[何を落ち着いたのかはわからないけど、何となく言ってしまうのは、子どもなりの気づかい返しでしょうか]
おなか、すいた。
[そういって、うながされるままに、食堂の席であたたかいスープを口にいれます]
( 158 ) 2017/04/29(土) 16:23:40
少女 リーザは、メモを貼った。
( A35 ) 2017/04/29(土) 16:28:53
[スープを口に運ぶ様子を見守りながら]
食べてすぐ寝ると牛になるっていうね
……全然、信じてやしないけど
起きてすぐ食べたら なんになるんだろうね?
[熱くない? と尋ねながら、どうでもいい話
ほおづえをつきながら、周りの話を聞くとはなしに聞きながら
しかしひそめられた声なら耳に入らず
レムスについて思考をやったりしていた]
( 159 ) 2017/04/29(土) 17:02:41
[ナイフの使い方をシモンに教わって、なにがしたかったのだろう>>93
母と父の話を聞いて、レムスの存在意義はなんとなくだけ把握したが
あまり会話が成り立つようには思えない
それはエルナの性格が原因だが
ぶん殴られても泣きはしないというなら 話をしてみたくもある
気になるのは、なぜリーザが狼に固執するのかということだ**]
( 160 ) 2017/04/29(土) 17:04:06
そう……ですか。
そうじゃなかったらって、願ってたんですけど。
[荒っぽい口調で愉快そうに言い放つ『リーザ』に、気落ちしつつ視線を落とす。やはり、此処にいる誰か――いや、獣を断たねばならないのだと。>>150
唸るような音には、ぞっとして反発を示した]
やめて…!
――もう、ごっこ遊びですまないこと、あなたも分かっているでしょう。
[少なくとも今の『リーザ』>>104は
理解した上で刃物さえかざしているのだろうと。
ヨアヒムへの勘繰るような視線の意味は分からなくて目をそらした]
( 161 ) 2017/04/29(土) 18:53:55
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