情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[メモ記入/メモ履歴] / 発言欄へ
月の運命 ハイド に 6人が投票した。
星の運命 ガスパール に 1人が投票した。
女帝の運命 エリック に 1人が投票した。
魔術師の運命 アデライド に 2人が投票した。
月の運命 ハイド は村人達の手により処刑された。
次の日の朝、星の運命 ガスパール が無残な姿で発見された。
現在の生存者は、吊るされた男の運命 コズエ、悪魔の運命 リアン、節制の運命 ラーク、愚者の運命 メリッサ、運命の輪の運命 ラーペ、女帝の運命 エリック、太陽の運命 イータ、魔術師の運命 アデライド の 8 名。
……来てしまった。
薄く笑みを浮かべて、目の前に立つ。
「ハイド、おつかれさま。
ユリアもネリネも、わかってたから。わざわざ言わなくても良かったんだよ。」
余計なことを言って、エリックにあんな顔をさせた。
大嫌い。
「だから、死んでほしい」
小型拳銃は、自分の小さい手でも上手く扱えそうだ。
彼の眉間に向けて、問答無用で引き金を引いた。
日付が変わり、スノードームへ占い結果を伝える。
>>All
「ラークは歪んでなかったよ」
ハイドが閉じ込められたことを、狼が襲った人を確認する。
ああ、またいなくなった。
それとも…
「ガスパールが憑狼だったのかな」
もう、どちらでもよかった。
「結果は聞いた」
アデライドの後ろ姿も見たが。
今は一人にしようと思った。
「【共鳴者を開けよう】。名乗り出てくれ。
それと、昨日決定のことだけど、
俺個人はハイドの方を呪狼で見ていた。また、ユリアが一度指定しているので、共鳴者の意図からもあまり外れないだろうと思った。
遺言にはそれ以上のことも書いたが、今言うのはここまで」
「.......状況的に、ガスパールが憑狼だった可能性も考慮して、一応、今日も決定は俺が出すつもりだ」
目を開くと、目の前に男が倒れていた。
青い髪に、女のような形──俺はその顔をよく知っている。
カラン、と音がする。
そちらを向けば、メアリー・アンの姿があった。首にできた赤い痣が痛々しい。その体には、さらに無数の傷があるのだろう。可哀想なことだ。
あなたを好きになれたらいいと思っていた、という言葉に、俺は小さく息をつく。
俺はどうだったのだろう。今更、どうでもいいことではあるが、俺は彼女に愛されたかったのだろうか──。
「今日聞きたいことは、
・占い希望と閉じ込めたい人の希望。
・憑狼について
とりあえずコレかな。
今日は憑狼を探したいとは思っている。
俺もつい、はやってしまったけど、今日の発言は慎重にいこう」
どの口で言うんだろうと、卑屈な自分が囁いたが、聞かなかったことにする。
分からない。
今となっては。
社交辞令だったのか、本心だったのか。歪んでしまった俺にはわからない。欲しいと思ったのは、本当はどう意味だったのか。
殺されてしまった俺には、もう、分かる意味もない。
なおも彼女はレイリーンに話しかける。
じゃあ、あの絵は?
あの真っ黒な絵も、感情のなりそこないだったのだろうか。
彼女の手がレイリーンに触れる。毒に焼かれて爛れた喉の内側の傷が、なぜだか痛む。痛みを、感じる。
彼女の独白は、生前の俺が知りたくてたまらないことだった気がする。
だけど、苦しくて、痛くて、聞いていられない。
救われなかった俺には、何も聞こえない。
─────────
─────
──
のそりと起き出し、今日の結果を確認するために、一旦メリッサを部屋に残しスノードームに耳を傾ける。
「なるほど、大方理解しました」
「ここで未だ占われていないガスパールさんを襲うのは考えづらいでしょう。という事は僕はほぼほぼ誰かが憑狼に乗っ取られていると考えています。
もちろんエリックさんも含めてね。」
スノードームを通常モードに戻して部屋から去る。
状況的に全員を疑わなくてはならなくなった今、彼女だけは手放したくなかった。
部屋に戻るとすやすやと寝息を立てて眠っている恋人、いや嫁·····?
それを思うと少し頬が赤くなり笑みが零れるのでした。
>>3 エリック
「占いたい人は今のところ【ラーペとコズエちゃん】。
憑狼というか襲われた人についてだけど、どうしてガスパールなんだろうって最初に思ったよ。
ガスパールは占ってない人の中では一番疑われてなかったように見えたけど、狼と狂人の可能性もあったのに。確実に狼じゃないリアンよりもガスパールを襲いたい理由ってなんだろうって。
そう考えたら憑狼が誰かと…リアンと入れ替わったのかなって思った。
ここまでがさっきぱっと思い付いたこと。
まだ考えられることあるけど、ちょっと疲れちゃったから休んでくるね。
とりあえず憑狼はエリックとは入れ替われないから、エリックに決定を出してもらうのは賛成だよ」
必要なことを伝えると自室へ歩いて行った。
夢を───見ていた。
夢の中の自分は、ここに来る前の穏やかな暮らし。1日中、書棚の整理をしながら本を読み耽り、たまにくるお客さんとたわいもない会話をして。そして突如、身体がガクンと落ちたような感覚。
飛び起き、肩で息をする。
昔のことを夢で見るなんて、およそろくな精神状態ではない。
ああ、私はここで色んなものを失った。
運命、誇り、大切な人。
─────大切な人。
思い浮かんだのは、私の胸に額を当て目を閉じる彼女の姿だった。
「……ぅ、ううんっ」
やけた喉が痛い。何故だか呼吸をする度に肺も咳をしすぎた時のような痛みが走った。
近く……隣にはメアリー・アンが座り込んでいて、俺は首を傾げる。
ああ。
こんな所で無防備に眠っていたのだ。誰かしらに一度や二度殺されていたとしても文句は言えないだろう。腹立たしいことではあるが。
「ごほ、こほっ……」
よろめいて、膝をつく。すると額を撃ち抜かれて眠るハイドがすぐ先にいて、俺は少しの不快を晴らすためだけにその顔を踏みつけた。
>>+4 ハイド
「おやすみなさい、良い夢を」
言葉だけは淡々としていた。…呼吸が浅い。
なんの支えもなく倒れたから、頭を打っているかもしれなかった。
額に空いた穴はもうどこか間抜けに見えてしまって、笑い声が漏れた。このまま脳みそをぐちゃぐちゃにしたら、運命なんて消えてしまわないだろうか。
>>5 ラーク
「俺が乗っ取られているということは、客観的に無い。
俺が乗っ取られた場合、俺がここにいるのに公証人の遺言が公開されるからすぐわかるぞ」
と、ラークへの返事をして銃声を知った。
真っ先に浮かんだのは、『射殺だけはされたくない』と言っていたユリアの顔だった。
ギリ、と唇を噛む。
早く出してあげたかった。
>>4:+46 サロメ
壁に押し付けた彼女は、顔を少し歪めた。
ただ抵抗する様子はなく、そっと私の胸に額を押し当て、目を閉じていた。
「……抵抗しないのですか。
欲に任せて手をあげた私を受け入れるのですか。」
そう呟くと、目の前にいる彼女の手を離し、両の腕で彼女を抱き締めた。彼女の温もりが伝わり、同時にたくさんの想いが湧き上がってきて、私の頬を温い涙が流れる。
「私を拒絶しないでください。側にいてください。私のために、私だけのあなたになってください。最後の……お願いです。」
俺の「愛情」はユリアに捧げるものになったので、ハイドのクソ野郎がどうなろうが知ったことではなかったが。
あの銃声がユリアのものではと思うと耐え難かった。昨日ハイドと話したこと.......一度向こうに行った人の今後は.......
「.......俺は、どんなユリアでも」
✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼
夢の中で。
イヴはスクランブルエッグを作っていた。
今度こそ失敗しないようにと、慎重にたまごを割って、ボウルの中に入れる。
■■■がやっていたように、塩胡椒と少しのバターを入れて。
菜箸でぐるぐると混ぜれば、熱したフライパンに流し込み。
ねぇ、火加減、これでいいかしら?なんて聞きながら。
真白なお皿に出来上がったそれを盛り。
「できた!ねぇ、■■■さん!今度は上手く…」
振り向いた先にいたのは、月と■■■が抱き合い恋人のように、愛し合っている姿だった。
✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼
俺が今感じているこれは
俺の運命は、完全に歪みきっちまって。
月の逆位置が、正位置になってるんでしょう
……こんな地獄でどうやって。
"不安や誤解を解消"して。
"現実を好転"させ
"問題に光を指させる"のか。
扉の外にいた頃以上に。他の運命を、殺してやりたい気持ちも、燻ってきてるのに
あぁ、しかし。それでも
ーーー『やり直しましょう』ーーー
そんな、愛しい人との、最後の逢瀬の言葉が思い出せるから
俺は、やってみようと思います
お父さんが言ってた。
『お前は“自由”だ。どこで何をしていても元気でいてくれればそれでいい。』
お母さんが言ってた。
『メリッサは“無限の可能性”を持ってるの。何をやっても上手くできるわ。』
常連のお客さんが言ってた。
『メリッサたん萌〜』
「…今の回想要るかな…!?」
途中までいい感じだったのに、台無しだよ。
お陰で目覚めが変な感じに…あ。
隣を見ると、ぽかんとした顔で最愛の人がわたしを見ていた。
昨日の夜、わたしはラークさんの告白…ほとんどプロポーズだった…を受けた。
それを思い出したのと今の失態とが変な風に合わさって、恥ずかしさのあまり、お布団にすっぽり隠れておずおずと頭だけ出して、
「…あ、あー…おはよお、ラークさん」
と、控えめに挨拶したんだ。
>>エリック
「もしかして、お探しでしたか?」
顔に痛々しい傷を残したまま、リュラは微笑みます。
そこで、リュラは気付きます。
「朝ごはん、準備いたしますね。サンドイッチでよろしいでしょうか?」
たまごとハムとベリーのサンドイッチ。
それにハチミツミルクも付けようと思いました。
夢見心地は、一言でいえば最悪で。
とても気持ちの良いものではなく。
「……ん、……っ!げほっ、ごほ……っ、は、はぁっ……」
浮上した意識に、爛れた胃がどうしようもなく痛くて思わず咽せる。
それでも起き上がろうとすれば、ふわりと自身にかかっている毛布に気づき。
「あ……、ユリア……」
霞む目で彼女を探すも、ベッドの上にも、どこにも。彼女の姿はなく。
ーーーそうだ。
今日は、あの、男が。
今日堕ちてきたであろう、歪んだ月の男を思い出し、消したくて堪らなかった殺意が、とめどなく溢れ出してくる感覚に。どうしようもなく震えながらも、抑えきれない衝動にイヴは立ち上がった。
>>11 リュラ
「あ、そう。朝メシを.......」
リュラの声に振り返る。顔に痛々しい傷がついているのを見て息を飲んだ。
「なんで.......いや、ごめん、痛いなら無理しなくても.......」
狂気を振り下ろすイヴの心は、ただひたすらに、純粋な殺意に侵されていて。
返り血を浴びることも気に止まらないまま。
意識を男が意識を失うまで、ーー否。
例え意識を失っても、まるでただ作業をするだけのように、何度だって狂気を振り下ろすだろう。
昨日の事は夢
気のせいと思いたいわ。
そう自分に言い聞かせなきゃ。
言い聞かせて…どうするの。
だって現実は変わらないのに。
身嗜みも整えないまま、真っ青な顔でスノードームへと向かう。
落日が決まってしまったとしても…
私はその時まで太陽で。
そして今日の結果やエリックの声を聞いて一度その場を離れた。
>>+16>>+17イヴ
デジャビュの様に、あっという間の出来事でした
レイリーンに顔を踏まれながら、未だに満足に動けないままでいると
この女は。人と話をするって事が出来ないんですかねぇ?
間際で思ったのは、そんな呆れだったでしょうか。
俺は、扉に入って間も立たないうちに。二度目の死を叩きつけられる事になりました。
「は……………な………し、を………」
か細く出た言葉は、まぁ聞こえちゃいないでしょう
俺はそのうち、機械的に叩かれるだけの。ぐちゃぐちゃと潰される音を出すだけの、肉塊となりました。
美味しいんですかね。俺の挽き肉は。
銃声が聞こえてきた。
その後、ラークさんと領主の話から
【ハイドが死んだ】と言うことを悟った。
「うそ、うそ、うそ、嫌、嫌、嫌、嫌、
いやああああああああああああああ」
音のした扉へ走り出す
「あああああああああああああああああああぁぁぁああぁあぁあぁぁあぉぁあぁぁあぁあぁあぁあぁぁ」
今は別室、その扉の前で縋り付くように扉を叩く
「ハイド、ハイド、はいど」
今日が私の極夜
──ズギリ
今までで一際大きく痛む指に、声にならない悲鳴をあげる。
掛け布団から手を出せば、血でベタベタになった手袋と、見慣れない"赤いハンカチ"が巻かれていることに気が付いた。
血は、既に止まっていた。
「……あ……起きなくちゃ、起きて…手を洗って……血を落とさなくちゃ……」
血だらけの手で掛け布団を掴めば、白い布団に赤のシミがつく。
しかし、それを気にする力もなく、ズルズルと引き摺るように掛け布団を持って歩けば、自室がある2階へ戻る為に階段へと向かった。*
>>コズエ
極夜の太陽の足取りは重く、引きずるように歩いてコズエの部屋を訪れたわ。
他の人から、この事を伝えたくなかったから。
トントン、とノックをする。
起きているかは分からない、起きていたとして部屋から出てこない気持ちもわかる。
でも…
「ねぇ、コズエ。聞こえているかしら?落ち着いて聞いて。
ハイドが向かった先で、銃声が聞こえたの。
それから、領主が…ハイドが死んだって…言って…いたわ。」
それから、扉をドン。と一度だけ叩いてその場に座り込んでいた。
>>14 リュラ
「.......」
ただ、好きに使われて蹂躙されることが役目なんて、許されるんだろうか?それをこの子は好んでやっていると言うんだろうか?
あの領主が好きだとでも言うのか?
「.......じゃあ、一緒に準備させて。あ、これは、俺がやりたいからだから。作り方知りたいな」
色々確認するのははばかられて、勝手にリュラの後ろをついていった。皿の準備をしたり、湯を沸かしたりするくらいなら手伝うだろう
上がる息に、肩を上下に揺らして荒く息を吐けば。
足元に転がる、辛うじて人の形は保っているものの、所々潰された肉塊のようになっており、思わず顔を顰める。
「………臭い。」
これは、一体、なんだったのだろうか。
こんなにも呆気なく。この男は、だめになってしまうのか。
それでも晴れぬ、この男へのどす黒い感情に。
ゴミ溜めを見ているかのような視線を向けていれば。
肉塊と、そうでないところの境目から、ハイドの体がまるで生えてくるような光景に。
「随分と悪趣味ね。殺し放題、ってこと。」
小さく舌打ちをして、呑気におはようというスティーグの横を通り過ぎ部屋の中へと入っていった。
体の痛みは随分と引いた。まだ皮膚を触ると痛いけれど。首には紫色の鬱血痕が残っているだろうけれど。
わたしは一心に憎しみを受けるひとのところへ、歩いていった。
床に投げ出されたその肉塊の前で、しゃがみこむ。
>>ハイド
「ハイドさん、起きてくださいよ」
「へ〜すごいね〜」
こんなにぐちゃぐちゃになっても死なないんだ〜。
大好きな彼があの子に語りかける言葉(>>+10)から逃げるようにぼくは目の前のハイドを観察していた。
ぼくは求められていない。
欲しい、欲しいのに。
心が貰えないなら、身体だけでもいい。
だったら、ぼくもエルフィンもぐちゃぐちゃにして、混ぜ合わせれば、ちょっとは手に入れられるかな。
そんなことを思っていた。
「なるほど、そうなったか」
スノードームが夜中の惨事を淡々と語る。
「月の彼の願いが聞き届けられることはないと思うのだが。アレによって何か事実が変わるというのかね。
あとは星の彼だが、占われる可能性が高かったために逃げた憑狼か?仮に彼が狼でないのだとしたら占わせて憑依先にしてしまった方が有用だったのではないかとオレは考えている。
今日の全員の言動にはある程度注意を払う必要がありそうだな。占いについては吟味しよう。」
>>21 ラーペ
「あの件に関しては.......今は、俺の口からはノーコメントとさせて欲しい」
ハイドとの『口約束』を思い出して冷たい目になる。
領主の話によれば.......確か、ここの会話は向こうにも聞こえているはずだった。
俺にとってはユリアを人質に取られているようなものだ。
>>15 イータが取り乱すのを見たが、放っておいた。
この屋敷ではリュラの魔法がきいている。何度殺したってしなないだろう。
>>22 ラーク
えへへ。
ラークさんに触れられていると、自分が確かにそこにあることを感じられる。
運命が歪む、というのがどういう感覚なのかはわからないけど、わたしが運命に引っ張られてるような気がするのと近いのかな。…わたしは、いつものわたしかな。
なにも言わずにラークさんに抱きつく。
「ぎゅーーーーーー…っぱあ。
よしっ。ラークさん、今日も頑張ろうね!」
胸の前で小さく拳を握り、決意を新たにする。
ラークさんは、少し頬を染めながら目を逸らして「とりあえず服を…」と言ったのでした。
……おお、わたしの愚か者…。
落ちぶれた、という言葉にぴくりと眉根を寄せる。
が、流石に肉塊に皮肉を言う気にもなれず。
ただ、話す肉塊というのはなかなか、嫌いでは無いと思った。
「……、……グロテスクだな」
声は、掠れて出しづらくなっていた。肉塊にしろ、声にしろ。……戻るのだろうか。これは。
>>20 リュラ
「うん、わかった。そのくらいなら全然」
リュラがちょこまかと動き回る姿を見ていると、やはり幼い頃の弟を思い出せた。幼い男の子と比べるなんて失礼だろうけど。
(絵本を抱いて、俺の後をついてきたり、途中で蝶々がいたらふらふらとついていったり、最後には俺の服の裾を掴んで.......)
ミルクに入れるはちみつの瓶を力を入れて開けたとき、リュラにそっと袖を引かれる。
「.......そうなんだね。ありがとう。ユリアも甘いの好きなんだよね。俺も、紅茶には砂糖を3杯入れるんだよ。またユリアと似てるところが見つかった。嬉しいな」
ユリアと同じものを飲んで、ユリアと同じように、歪みと戦わないといけない。
階段へ向かう為に食堂の前を通れば、人の話し声がする。声からして、従者ともう一人。
丁度いい。手を洗ったとしても、手袋がすぐに乾くわけじゃない。今、新しい手袋を貰ってしまおう。
そう思って、従者に声をかける。
さすがに血だらけで中に入るわけにはいかないから、食堂の入口で、少しだけ声を張って。
>>リュラ
「すみません、従者さん、少しいいですか?」
やっと起き出した頃には酷い惨状が広がっていた。
軽く顔を顰め、キッチンへと向かう。
いつもの通り白湯を作ると、テーブルに湯呑みを置いてじっと冷めるのを待つ。
「……殺しても死なないというのは、辛いものですね。
死ねば楽になれるのかは知りませんが」
私も死ねば楽になれるのだろうか。
この満たされない思いは何なのだろうか。
何をすれば満たされるのか、私にはわからない。
上手く頭が働かないまま身支度を整える。
段々濃くなっていくクマをコンシーラー、アイライン、シャドウ、マスカラ、ハイライトを駆使して隠す。
服はスタンドネックにハイウエストのタイトなブラックのワンピース。
靴は黒いオープントゥの厚底10cmピンヒール。
帯が足の甲でクロスしていてアッパー部分は花柄のレースで透け感を出し、くるぶしにスタッズのチャームが一つあしらわれている。
割れた鏡に映る私は酷く歪で。
粘土のように顔を捏ねる。
「これじゃない。これはキツすぎ。柔らかく。違うもっと明るく。
…うん、これがかわいい」
無様に飛び散り戻る場所を失った鏡の破片をジャリ、とヒールで踏み付けて。
笑顔で鼻歌を歌いながら廊下を歩く。
>>スノードーム
そのドームには彼の声が入っているから。
抱きしめるようにそっと。
「今日も憑依は起こっていないと考えているわ。
(>>2:237)でユリアはもう1人の人の意見は、って教えてくれているわ。そして、あの日の占いは運命の歪みを探そうとするものだったわ。
そして、昨日の意見では(>>4:65)と早い時点で述べている。それも早い段階での意見よ。
歪んだ運命なら同じ仲間のハイドを指名するかしら?どちらもイーブンな状況で。
そして、明確に占いを守りたい。と言う意図は私にはユリアの相方に見えたわ。
ユリアはもっと、攻めた姿勢だったからそこが妥協点だったのかしらね。
今日閉じ込める人は、勝手にしなさい…
気が変わったらきちんと答えるわ。
エリック、貴方昨日から私のことはもう興味ないでしょう?
話すだけ無駄よね?お互いに。」
ふと、ぼくは今日閉じ込められたガスパールの姿を見つけた。
あの人は、アデライドの恋人。ぼくの次にアデライドの恋人になった人だったはず。
>>ガスパール
「こんにちは〜。アデライドの恋人だよね〜?」
夜明けに彼を扉の前まで見送る。去りゆく背に精一杯の笑顔を浮かべて、交える言葉は少なかった。
「……行ってらっしゃい」
無情にも閉まる扉。中は見えなかったが、その奥は嫌な気配しかしなかった。
その後は、鉛のように重い体を引き摺って自室へと戻った。彼の部屋に戻ると、後ろ髪を引かれて2度と部屋から出て来れない気がするから。
冷たいベッドに寝転ぶ。彼はもういないのだとひしひしと実感しながらも、無理やり眠りについた。
❁︎❁︎❁︎目を覚ます❁︎❁︎❁︎
寝返りをうって時計を見れば、昼まで惰眠を貪っていたらしい。……こんな所、藤間の家の者に見られたら折檻ものだろう。
ずっと眠っている訳にもいかないのは分かってるから身支度をする。
そうしていれば、雪の結晶が目に入る。……が、書かれている内容に顔を顰めた。
>>#0
「……ありと答えておくわね。ただ、その相手によると思うけど」
そう言いながら、考えるのは彼の事。……いえ、ハイドとは厳密に体から始まる恋では…なかったと思う。…多分。
>>26 リアン
食堂の手前でリュラに話しかけるリアンを見つけた。
なぜか布団と枕を引きずっている。
そしてその手と握った布団にはシミ程度とは言い難い血が付着していた。
血の気が引く感覚も、心臓が早鐘を打つこともなくただそれを眺める。
[…あれ?私、血ダメじゃなかったっけ?]
内心小首を傾げるが、克服したならラッキーと納得してリアンの手を上から覗き込んだ。
「わー大丈夫?それ痛くないのー?」
雪の結晶にも答えて、そろそろ出ましょうと扉に手を掛けた。その時だった。
扉のノック音が聞こえる。誰?と答える前に続く言葉に……目を見張った。
銃声、銃声……銃声。こんな時にふと過ぎるのはユリアの顔。顔と名前と趣味は覚えようとよく眺めたプロフィールカード。そこに銃殺が嫌だと書いたのは彼女のみ。
そんな事が閃く時には、思い切り扉を開いてイータの姿を目に入れる。
>>18 イータ
「……何ですって。…………何故、その事を、私に。……嫌がらせのつもり?」
思わず、冷たい言葉が出る。コズエの顔からは血の気が失い、眉間には皺が寄っていた。
……❁︎太陽❁︎の運命を冠する彼女がそんな陰湿な事、する訳ないって冷静に考えればわかる話なのにね。
お腹が空くように、ぼくの中に黒くて淀んだ衝動が湧き上がる。
今朝見た、ハイドみたいに誰かをしてみたい。本当に誰でもいい。
ナイフを手にして、遊ぶように指先を切ってみる。
「──っ」
痛い。
けれど、ぼくがぼくでいられるような気がした。
>>29 イータ
「確かに『俺』は君に興味無いけど。『公証人』としての俺は、君が何者かには興味あるよイータ」
イータの声を聞いたら、そう返事を吹き込むだろう。
>>31 リュラ
呼べば、キッチンの方から従者がやってくる。リアンの前で従者が止まれば、食堂の中にやり取りが見えないように一歩横にズレた。
向き合う従者の顔には、痛々しい傷がある。昨日の騒動で何かあったのだろうそれには、リアンは敢えて触れないでおいた。
「食事の準備をされてたんですよね、申し訳ありません、突然呼び出してしまって…」
努めて冷静にそう話せば、作業を中断させて呼び出してしまった従者に頭を下げた。
「実は……昨日お借りした手袋が汚れてしまいまして……新しい手袋を頂けないかなと。
それから、烏滸がましくて申し訳ないのですが、大きめの絆創膏10枚と包帯も頂けたら……なければ、大丈夫です。」
血でベタベタになった手袋を見せ、困ったように眉を下げる。
必要なら、手袋を取ってその中にある傷もみせたことだ。
>>27 ラーク
ラークさんが服を着せてくれて(手馴れてるのは子供たちにいつもしてあげているからかな)、おでこには祝福をくれた。
お部屋から広間までの間に、今朝の出来事を聞いた。
ハイドさんが連れていかれて、ガスパールさんがいなくなった。
……死ぬことはないが、死ぬ。
よく分からないけど、死なないならいいんじゃない?と思った。そういうことじゃないのは分かっているけど、そう思った。
近くにいて、とラークさんにお願いされた。
ラークさんのそばにいられるなら、わたしは幸せだ。
別に今はお話したい男の人もいないし。
…思考の端々に棘が刺さったような違和感がある。
なにこれ。
目覚めて嫌なものを見た。
どこだここは、オレは自室でアデルを抱いて眠ったのに……
「言うまでもないな、オレの運命が歪んだってか」
いつもならバターを練って小麦粉を振りお菓子を仕上げる時間である。
しかしこの部屋ではやる気が起きない。只々漠然と腰が上がらないのを不思議に思う。ダックワーズ、タルト・タタン、フロランタン……脳裏に浮かぶのは名前だけ。
目の前で起こった惨劇も座り込んで見たままだったろう。
ハイドの周囲には随分多くの人が集まっていた。
俺はその中で、──紫色のお下げを一瞥してから、背を向ける。
>>イヴ
扉をノックした。
>>38 リアン
大丈夫という手をまじまじと見ると布団に隠された。
でも見えた指先は余りに惨くて。
「いやいや大丈夫か聞いちゃったけどそれ絶対大丈夫じゃないやつじゃん!」
>>39 リュラ
「ご飯の準備か何かしてたの?」
流れるようにリュラを見てからその頬の跡に気付いた。
「うわぁ…こっちもまぁ痛々しくなっちゃって…
ちゃんと冷やした?
リュラちゃんも手当てしよ」
割り込んできたのに遠慮なく2人の手首を掴んで医務室に入っていく。
>>43 ラーク
医務室へ向かっている時に廊下でラークとすれ違う。
一瞬考えて声をかけた。
「おはようラーク。
心配してくれたのに昨日は酷い態度とってごめんなさい」
そう思っていることは本当だった。
でもきっと張り付けた笑みは昨日と変わらない、いや、もっと酷かっただろう。
>>42 リアン
「はー片手でどうやって手当てするの。
大体絆創膏なんかじゃ覆えないでしょ!
テープの部分が傷に触れるの想像したら痛すぎて聞いてらんない!!」
ガサゴソと医務室を漁って消毒液とガーゼ、包帯を用意するとリアンに手を向ける。
「はい、お手」
リュラを待ちながら、甘めのはちみつミルクを飲んでいた。
甘さが頭の働きを良くしてくれないかなと期待したのだが、ユリアのようには行かない。
「.......はあ」
>>all
「【共鳴者は名乗り出て欲しい】。
迷ったけど、憑狼探しの要素を増やしたいと思う。
まずはユリアとの他愛ない会話でもあったら教えて欲しい」
>>+29 ガスパール
「何のこと〜?」
ぼくには男の恋人はいなかった。ガスパール自身のことじゃないのかな〜?
>>44 リュラ
「もうっその見た目が問題なのよ!
あの後のことスノードームで聞いたけど頭に血が上ってたからって女の子の顔こんなにして許されるわけないでしょ。
とはいえ打撲痕は冷やすしかできないけどね」
ぷりぷりと怒りながら小さく切った湿布を頬へ貼る。
「はい、できた。
ちゃんと自分でも冷やさなきゃダメだよ?
剥がれたり温くなったら交換してね」
ついでにどこか人形めいた彼女は自分のことに無関心そうで、1枚の残りを同じくらいの大きさに切った湿布を渡しながらつい小言を言ってしまった。
❁︎❁︎❁︎イータと話終えた後❁︎❁︎❁︎
痛む頭を携えて、ホールへと向かう。体が重い、胃が痛い。……そういえば、昨日からほぼ何も食べていない事に気付く。でも、何を食べればいいかわからないし……もう、いいかな。
そうしていれば、ホールに着いて。エリックに挨拶しようと近付けば彼の声が聞こえる(>>46)
>>エリック
「……そう。貴方の指示ならば
私が【共鳴者】よ。
思い出話……そうね、私達は密かに話せる。
その時に、ユリアは私にネリネと。私はユリアにカスミというあだ名を贈りあったわ」
『 ────ネリネ、でどうかな。花言葉は、"また会う日を楽しみに"、"忍耐"。
ユリアとコズエに、いま必要な言葉。』
「……彼女はそう言っていた。
私がカスミの名を贈ったのは……かすみ草の花言葉は❁︎無垢の愛❁︎❁︎清らかな心❁︎❁︎親切❁︎
彼女に相応しい、小さくて愛らしい花。……だからこそ、私はそう名付けたの」
じ、と菫色の瞳はエリックを見つめていた。
>>45 アデライド
「絆創膏なら片手でもできるし、僕そこまで不器用じゃないもん……」
彼女の勢いと言葉に押されて、つい声が小さくなる。ぽつりと零した言葉も、反抗のつもりだったのに、ただの強がりにしか聞こえなくなってしまう。
ここまで来てしまえば、もう抵抗なんてできないだろう。色々な戸棚を漁り回る彼女を見ながら、リアンは観念したようにもう片方の手袋も外した。
両手の指先から手の平にまで広がる赤黒い血が顕になる。今までで付けていた絆創膏は、手袋を外す時に剥がれ、地面に落ちた。
「………………僕、犬じゃないんだけど。」
ムスッとしながら、両手を差し出し治療を受けた。染みる消毒液に、時折顔を顰めて。
>>50 コズエ
「ふうん」
冷めた目でコズエを見た。これでハイドの思惑通りに一歩近づいたってわけだ?
「そう、じゃあ、君とのこの話はこれで終わりだ。君が共鳴者だと言うのなら、今日は俺に委任してくれ」
「あと.......『恋人』の君にお願いなんだけど、今日一日、あのジッポを貸してくれる?
そのくらい良いよね。昨日のお願いは聞いてもらえなかったし」
>>43 ラーク
ラークとメリッサが共にいて、スノードームへ吹き込んでいるところを見ていた。
今の私には、昨日の貴方の優しが胸に痛いわ。
「…。あえて分かりやすい言葉で伝えるわ。
ラークさん、貴方の言う仲間というのは狂人と狼のことね。
昨日朝時点での投票はまだ勢力が拮抗している可能性が高かったわ。それは、メアリーへの投票数からもわかると思う。あの日はまだ、委任したままにしたなども考えたわ。
でも、今日の投票を確認してほしいわ。
今日はきっちりと、メアリーがいなくなった分の票が無くなっているわ。
ラークの質問に戻るわ。
占われていないから噛まない。は理由にならないはずよ。
例え仲間でも襲うし、私ならアデルの占い先を狭めて呪殺を考えるわ。効率的でしょう?」
>>51 リアン
「ほほう、そっちが素?なーんだ、私より大人びてると思って焦ったけど全然大丈夫じゃーん」
敬語が取れた小さな反抗にけらけら笑いながら大人しく差し出された手を取った。
「あーあー爪剥がれてるし血ーベッタベタじゃん。って何これ抉れてない?何したらこうなるのよもー」
返事は期待せずに実況しながら言葉に反して丁寧に血を拭き取っていく。
「はーいちょっと…いやめっちゃ痛いだろうけど我慢してねー」
ガーゼを指の下に添えて汚れを流すように消毒液を上から勢いよくかける。
痛みに手を引こうとしたかもしれないが、それを許さず強引に消毒すると1本1本にガーゼを充てて包帯を巻いた。
「はいできた!せっかく手当てしたんだから使うなとは言わないけどあんま力込めて握っちゃダメだよー」
うりうりとリアンの頭を撫で回して笑った。
>>52 リュラ
[いやいやそういうことじゃないんだけど…まぁそれで続けてくれるならいっかー]
「そうそう、ちゃんと手当てしてないとまた私がここに拐ってきちゃうからね!」
そういえば無理矢理連れてきたけどリアンに呼ばれて食堂から出てきたことを思い出す。
「もしかしてご飯作ってる途中だった?
中断させちゃってたならごめんね?」
>>23エリック
「根本的な解決をオレは望んでいる、とだけ伝えておこう。
>>46
「なるほど。そういうことならば、【オレは共鳴者ではない】。」
>>40メリッサ
「ごきげんよう、我が“恋人”。
果たして今も恋人なのかはわからないがね。領主様も飽きたのだろうか?」
耳をぴこぴこと動かして見せる。
「なんで、そんな冷たい事を言うの」
ネリネが名乗ることを許される。ああ、やっと疑いの目が晴れた。そう思った矢先に、エリックが発した言葉は信じられないほどなんの感動もないものだった。
「やめて、やめて、ユリア約束を守ったのに」
男の人とこっそり話すなんてこと、なかったのに。本当に、『公証人』なんだよね?
>>エリック
「エリックさん、お待たせしました」
キッチンに戻れば、リュラはぱぱっとサンドイッチを仕上げます。
多めに作っていたので、残りはテーブルに置き、
『ご自由にどうぞ』
と、メモを残しました。
>>55 アデライド
けらけら笑われれば、ムスッとした顔がさらにムススッと険しい顔になる。しかしその顔も、ものの数分で崩れることになったのだけど。
「い"っ"──────!!!」
丁寧に血を拭き取られ、消毒液が傷口にかけられた。
瞬間、傷口に染みる痛さに身体を跳ねさせ、苦痛に顔が歪み、涙が出る。それから逃れるように反射的に腕を引っ込めようとすれば、彼女の手によってそれは阻止された。
「うぅ……………ぐっ………ふっ………」
顔を俯かせ、歯を食いしばり、その痛みに耐える。耐える。耐える。
『できた』という声に顔を上げれば、全ての指に包帯が丁寧に巻かれているのが目に留まる。いつの間にか、治療は終わっていた。
「ありがとう……ございます………
って、やめろよ、子ども扱いすんな…!」
撫で回す手から逃れようと身体を逸らす。
リアンの頬は恥ずかしさから、少しだけ赤くなっていた。
>>#2
「またお前か。そんなの、こんなことが起こる前の過去に戻って、ユリアをさらって遠くに.......」
.......さらってどうする?
俺のことを知らないユリアを連れて行くのは、愛情なのか?
ギリ、と唇を噛む。
「.......2日目に戻ってあのクソ野郎を何としてでもあの部屋にぶち込むよ」
>>60 リュラ
不愉快な雪の結晶にイラついていると、リュラが戻ってくる。傷に手当がしてあった。
「おかえり。手当してきたのか?ありがとう。食べて、英気を養うよ」
どれから食べようか迷ったが、ベリーのサンドイッチを手に取って、半分にしてみる
55
ユリアのように上手に半分にはできなかった。
慎重に半分にしている様子が可愛かったのを思い出して、ゆるく微笑む。
「君はやっぱり器用だね」
>>61 リアン
「あっそうやって反抗期の弟みたいなこと言うのかわいくなーい!
弟なんていないから知らないけどー。
ま、痛いの我慢できたのは偉いぞ!」
体ごと逃げる頭を最後にポンポンと撫でて笑う。
「さーてと、私スノードーム聞きに行くけどリアンはどーする?」
>>66 リアン
ニヤッと笑いながら『手でも繋ぎますか?』と言われて。
「お姉さんをからかうなんていい度胸だね?
じゃあお言葉に甘えて、目的地までエスコートしてもらおうかな」
指先に痛みを与えないように、黒い手袋をはめた手をそっと握ってしてやったりと笑った。
リアンとスノードームの元へ行くと他のみんなの会話を確認する。
頭を整理するついでに話し始める。
「当たり前のことから確認だけど、憑狼のことは一旦置いとくとエリックが公証人で私が占い師、そしてさっきコズエちゃんが共鳴者って名乗ってくれたんだね。
それから私が占ったリアンとラークは歪んでない人。
あと占われてないのはメリッサちゃんとラーペ、イータちゃんの3人。
すごく単純に考えるとメリッサちゃん、ラーペ、イータちゃんの3人を占いと閉じ込めで詰めれば終わるよね?
まぁそこで単純にさせてくれないのが憑狼なんだけど…」
>>68 エリック
一旦話を切るとちょうどエリックの声が聞こえた。
「なぁにー?」
>>67 アデライド
握り返されるとは思わなかった。
揶揄うように笑う彼女を見て、少しムッとしたけれど。
「…………畏まりました。綺麗なお嬢さん。
では、目的地までエスコートさせて頂きます。」
スッと柔く目を細めれば、綺麗に微笑んで。慣れた様子で彼女の手の甲に軽く口付けを落とせば、そのまま優しく手を引いて歩き始めた。
隣を歩く彼女に歩調を合わせる。ハイヒールを履いている分、少しばかり彼女の方が背は高いが、歩くスピードはゆっくりと。
扉があれば開いて先に彼女を通す。段差があれば気をつけるように促して、目的地までたどり着く。
「目的地到着です。
………はい、これでよかった?」
スノードームの前に立てば手を離す。
少しばかり高い彼女の顔を見上げれば、小首を傾げてエスコートの出来を尋ねたことだ。
>>69 アデライド
アデライドがスノードームを聞きに来た。
座ったままじっ、とアデライドを見つめる。
「...いや、連日お疲れ様。大丈夫かなと思って。ほら、君は.......『恋人』を2回失っているようなものだし。
女の子のファッションには疎いんだけど、いつも綺麗にしてるよね.......今日の服は…その、」
黒くて喪服のようだ、とは言えず
「.......露出控えめ?」
「わたしも【共鳴者じゃないよお】。」
ラークさんの後ろで伝える。
何を話したものかともじもじしてたらわたしの『恋人』のラーペさんが声をかけてくれた。
>>58 ラーペ
「こんにちはあ、ラーペさん。
昨日はありがとお。今日もかわいいねえ。」
なにが、とは言わなかったけど、年上の男性にこうもかわいいかわいい言ってるのは失礼なのでは?と一瞬過ぎったけど、特に考えないことにした。
>>70 リアン
畏って、手の甲にキスされて。
ゆっくりとエスコートされる。
ヒールの分背は小さいけれど、それはとても紳士的だった。
「…ちょっとナメてたわ」
眉を潜めて不満げに、でもどこか尊大に答えるが、負け惜しみだとバレバレだっただろう。
「ふふっ恋人がいない者同士で何してるんだろね。
ありがとう小さな紳士さん」
>>71 エリック
「ありがとう。
…恋人、ね。うん、恋人だったかもしれない。
大丈夫。もう失うものは何もないから。
エリックも同じでしょう?」
その瞳に暗い光を宿して尚笑う。
取り戻したいものもないけれど、とはエリックには言えなかった。
そして次に彼から出た言葉に…
「ちょっと、私が露出狂みたいに言わないでくれる?
私はかわいいって思ったものを身に付けてるだけ!
肌を見せる服も見せない服もかわいければ着るんだから!
失礼しちゃうわ!」
>>76 アデライド
先に、怒り出した彼女を宥めるように笑った。
「あはは、ごめんごめん。男だから、つい目がいっちゃうんだよ。許して欲しい。君には確かにどの服も似合ってるから」
「.......で、同じって言ってたっけ?さあ.......どうなんだろうね。君は.......スティーグを、それかガスパールを、愛していた?」
>>+30 スティーグ
「何惚けてんだ、"恋人"を置いて男の後追いしたのはどこのどいつだよ。
兄様の元に帰ってご教授してもらえ。
…………あぁ。もう止めなくていいのか。ムカつけばその口を閉じさせればいい。
この惨状がその証だよな」
ろうそく立てを持ってスティーグに近寄る。ガキっぽい風貌にも良心は痛まない。
誰かが止めるまで無心で殴り続けるだろう。
>>77 エリック
「エリックもおっぱい見てたの?
ハイドとラークだけかと思ってた。
あ、ラークは違うんだっけ?
まぁいいや」
怒ったのは本気だが、謝ってくれたのでけろりと流す。
そして領主様に割り当てられた"恋人"を愛していたかと聞かれ、返答に困り眉を潜める。
「それは今の私にとって一番難しい質問だわ」
少し時間をかけて考える。
「……………多分、スティーグは"愛しかけてた"。
……ガスパールは……………"愛したくなかった"」
少しズレた答えになってしまったかもしれない。
けれども自分ですらわからない気持ちを言葉にするのは、これが精一杯だった。
「吊るされた男の彼女が共鳴者と名乗り出ている。女帝の彼が恐らく確認しただろうな。
ならば、こういうのはどうか。【愚者の彼女、太陽の彼女、オレの中から閉じ込めるものを決め、残りのどちらかを占う】
正直なところ、その呪いの発動をもって魔術師の彼女に呪狼を見つけてもらうというのは酷な手段ではある。
しかしながら占いというものは憑依に対しては後手を取るらしい。もちろん、誰が最も狼であるのかよくよく考えて選べば凄惨な明日は来ないだろうな。」
>>72メリッサ
「む、よほど我が社の人気商品が気に入ったと見える。そういえばまだネコイヤーを渡していなかったな。
色だけ揃えるというのも粋なものだ。完全なお揃いなどスマートではないだろう!」
ふふんと笑って黒猫の耳をメリッサに渡す。
新たな商売ができそうではあるが、それはオレの関与するところではあるまい。
「忘れないうちに言っておくね。
私は今日【ラーペかイータちゃん】を閉じ込めたい。
占いたい人は【メリッサちゃんと閉じ込めない1人】。
占ってない人を狭めたいと思ってるよ。
ガスパールが憑狼で入れ替わってるなら個人的にはリアン、イータちゃん、コズエちゃんの順に考えてる。
コズエちゃんはエリックが襲われるとユリアちゃんの遺書でバレるはずだけど、その場合エリックはもう襲われないだろうね。
んーまぁコズエちゃんはあんまり考えてないかなぁ。
とりあえずこんなとこかな?
漏れてることあったら聞いてね」
「あ、待ってラーペがその提案(>>80)をするなら
閉じ込めたい人は【メリッサちゃんかイータちゃん】
占いたい人は【ラーペと閉じ込めない1人】
にするー。
何度もごめんねー」
コズエの名乗りを確認した。
そう…
「コズエ…貴方なのね。貴方が!貴方が初めから名乗り出てくれていれば、こんなに辛い思いをしなかったのに!
ハイドだって、辛い思いをしなくて済んだのに!
どうして、どうして辛い思いをさせたの!」
そう言わずに居られなかったわ。
>>79 アデライド
「男はみんなそうじゃないの?と、それは置いといて」
立ち上がって、食堂で見つけたマッチを擦り、タバコに火をつける。
普段なら、許可を取らずに吸うなんてことはしないのだけど、気を落ち着かせるのに、どうしても一服したかった。
「そう、君はそう思うんだね?アデライド.......」
「【君、ガスパールだろ】」
>>+33 イヴ
入ってという声に、俺は扉を捻る。
どこかぼんやりとした表情の彼女に近づいて顎を捕る。
嫌であれば、まあ。1度殺されるくらいだろう。そんなことを思いながら、俺は彼女の下唇に甘く噛み付いた。
「あとね、今日私が占う人を"まだ占ってない3人から選ぶ"ならの話なんだけど、最初から1人に決めてちゃまずいかな?
私が呪狼を占っちゃった時、エリックもいなくならないと遺言見えないのと、狼も私が占う人を襲ってる余裕ないかなって思ったんだけど…。
いつも通りのやり方の方が安全ならもちろんそっちでやるよ!」
「閉じ込たい人は【イータさんか、メリッサさん】。どちらかと言うと、メリッサさんでしょうか。
占い先は【ラーペさん、ラークさん】。
ラーペさんに関しては、残りの1人だからという理由なのと、自身も含め閉じ込める案を提出していたからです(>>80)。
ラークさんに関しては、「占いが後手に回ってしまう」というラーペさんの発言から、今日ガスパールさんに憑依されている可能性があると考えるからです。
ただ、この解釈が僕の思っているものと違えば、申し訳ないのですが指摘して頂けると有難いです。
コズエさんは明日以降に占う形でいい気はします。今日はとりあえず放置が安定でしょう。」
「ただ、もうひとつ可能性を考えていたのですが………これはあまり考えたくない事なので、ただの独り言として捉えてください。
ガスパールさんがアデライドさんを乗っ取っていた場合、です。
こうなってくると、もう本物の占い師がいないので、占い先も何もかも意味はなくなってしまうのですが……
僕は、今日初めて彼女と会話をしました。
なので、今までの彼女と比較して違和感に気が付くことはできません。
ですから、最後のこれはただの独り言です。
………とりあえず、僕の考えは以上です。」
そう言うと、スノードームの録音を停止させた。
「まず、不自然に思ったのは今日の発表方法だ。
アデライドは、これまでは、まずメモを貼ってから口で結果を言っていた。それに、みんなが分かりやすいように声音を変えて、「誰誰の運命は歪んでなかったよ」と言う言い方をしていた。
今日は違った。メモの内容にも違和感があった。彼女は人の運命を軸に占い相手を考えたことがあったかな?
アデライドが、身体を取られる直前に占う相手をスノードームに吹き込んだのが、想定外で慌てて考えたんじゃないのかな?
それに、アデライドは、占い師としての発言を慎重にしてくれていた。
今日の君は、物言いが少しストレートすぎる気がするんだよ」
>>+35 ガスパール
「恋人は、恋はいつかは終わるものだからね〜」
ぼくが望んでいたのは、一生を共に過ごしてくれる相手。だから、恋人はいつか離れるしかなかったのに、もしかするこガスパールはぼくとは違う考えなのかな〜。
そんなことを考えていると、鈍い痛みが。
ぐらり、と脳が揺さぶられる。ぼやける視界に映るのはガスパールの姿。
「やめて、やめてよ……」
痛い、痛い。
それよりも、嫌だ。ぼくは、ぼくは、君になんて壊されたくない。
視界は赤く染まり、手足の感覚が無くなっていく。
そこで、ぼくの意識は途切れた。
>>84 エリック
エリックが一言もなく煙草に火をつけたのに思わず苦言を漏らす。
「もう、吸ってもいいけど一言くらい言ってよ。
あと煙草の匂いはかわいくないからこっちには吐かないでね」
談笑も束の間、次にエリックが発した言葉は思いがけない一言だった。
「ふふっあはははははっ!
そうね、もちろんその可能性もあるわ。
でもごめんねエリック、私はアデル。
靴のデザイナーのアデライドだよ。
ただ、うーん…私は私を証明できないからなぁ…。
【エリックは今日私を閉じ込めたいの?】」
張り付けた、綺麗な笑みをエリックに返す。
「それでは僕も少しだけ気になった所を。
>>80のラーペの発言ですが、それはごく当たり前な思考ですね。今日僕やリアンさんは占いに再度充てることは考えられますが、幽閉対象ではない。
そこから>>82のアデルさんが乗って変更したのは些か疑問が残るところです。誰がどの状況であっても当たり前の提案ですから。
僕はそこら辺をアデルさんに確認したいですが、如何でしょう。」
「また、ラーペさんは早めから役職を開示しようと提案していた所から狂人の説が僕の中で濃厚です。」
ふぅ。と一息着く。
「後は、それぞれがどのようにみているかを開示してもいいとは思いますが·····それはエリックさんにお任せします。」
>>80 ラーペ
ラーペさんが黒猫の耳をわたしにくれた。
わたしの気持ちがまったく伝わっていないのはいいのか悪いのか悩みどころだけども。
早速頭に付けてぴこぴこ動かしてみる。
おおお。
「ね、ラーペさん、かわいい?これかわいい?」
ラークさんも気に入ってくれるかなあ。
「それと、さっき、スノードームの音声を聞いた限りだけど.......
アデライドは、男にも可愛いとは言うけど、それは子ども扱いしているわけではない印象だったから。さっき見かけたリアンへの対応は、少し違和感があったんだ。
それに、俺へ「同じ」と言ったのも。
彼女は、昨日俺が内心荒れて不安になっていた時も、自分も同じだから、なんてことは言わなかったから。
スノードームに残っていた会話の傾向だけど.......皆それぞれ思うことは違う、と考えているような、そういう印象を受けたから」
「でもね、こんなことは表面上のことだ。何とでも言えるだろう。
なあ、ガスパール.......君、アデライドを助けようと思ったんじゃないのか?
本当は、スノードームを聞いてる中で、少し気づいてた。アデライドが不安がっていたのは。それでも、俺の前ではそういう弱みは見せないようにしていたんだろうな。
今日のアデライドからは、そういう不安の質が違うように思う。昨日ラークの手を払ったのは、彼女は誰にでも縋りたいわけじゃないからだと思った。
昨日はガスパールに、助けてって言いたかったんだろうな」
「君もそれを感じたんじゃないのか?」
>>94 アデライド
>>all
「俺は、君がガスパールだという確信を持って、【今日はアデライドを閉じ込めたい】と思っているよ」
「みんなからの反対意見は聞くし、特にコズエの意見を聞いておきたい」
「.......あのときは、他に名乗り出る人が居たらと思って、コズエに意地悪なことを言ったけど。
実は薄々、昨日からそんな気はしていたんだ。理由は今は言わないけど。でも、アデライドが乗っ取られている可能性を固めるために、今日名乗ってもらった」
みんなのお話にも耳を傾けていたから、大体のことはわかってる。
「アデライドさんはアデライドさんのままだと思うよお、とだけは言っておこうかなあ。ガスパールさんなら女の子の真似も得意かもだけどねえ。でもそこ考えても今はあんまりお話進まないかも。
わたしもまだ占われてないけど、もう2人のうちどっちかが、もしかしたらどっちもが狼かもしれないんだよねえ。
あと、狂人さん?レイリーンさんかガスパールさんが狂人じゃなかったらメアリーさんを除けばもうふたり、しかも秘密のお話が出来るふたりが残ってるんでしょ?毎日指示以外に固まってる票があるからそんな気がするよ。」
>>95 ラーク
「ああ、それはラーペが狼なら自分を閉じ込める対象に入れないかなって思ってたからだよ。
呪狼なら占わせる方に持っていくかなぁって。
ラーペより先にその提案してた人いたっけ?
いたらごめんね、聞き逃してたー。
そもそも狼は仲間を知らないんだから私が変更したことはあんまり関係ないと思うなぁ」
>>+40 イヴ
最初に俺を殺したのは、この女だった。
首に手が回ると、ひりつく様な痛みが走って、目を細める。擦り寄る彼女の顔は愛でるに相応しい。
どうやら、答えてくれるらしい。
初めに彼女を抱いた時より丁寧に。恋人のように優しく。
キスをして、丁寧に準備をする。
俺たちのあいだにあるのはきっと、同族意識。決して愛などではない。これはただの自慰行為。
それでも欲を満たすには充分で、俺は今日も彼女の体を開いていく。
[1]
[2]
[3]
[メモ記入/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新