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学生漫画家 シズク に 1人が投票した。
スイーツ好き リコ に 9人が投票した。
在日 セボ に 1人が投票した。
帰宅部のエース ヤクモ に 3人が投票した。
巫女 コトハ に 2人が投票した。
マイペース アオイ に 1人が投票した。
スイーツ好き リコ は村人達の手により処刑された。
今日は犠牲者がいないようだ。人狼は襲撃に失敗したのだろうか。
現在の生存者は、読者モデル ミライ、クール ヒビキ、闇の眷属 シオン、軽音部 エニシ、モテ願望の強い キイチ、放送部 アリサ、学生漫画家 シズク、バレエ部 ミサ、オカルト部 マコ、在日 セボ、ボンボン ククイ、バカップル ミウ、帰宅部のエース ヤクモ、テニス部 サヤ、巫女 コトハ、マイペース アオイ の 16 名。
[目が、覚めた。
極度の緊張とストレスで、寝落ちてしまっていたらしい。
起きて、昨日の話を、置かれていたボイスレコーダーで確認した。
そして、自分が役に立てなかった事も、録音に残す。面と向かっては言いにくい事だから]
「ごめんなさい。僕の能力は、【使うことが出来なかった】」
『高校生活が始まった時、わたしは不安で仕方がなかった。いくら変わろうと言ったって、人は急には変われない。
初めて訪れた教室では、既に女子のグループが出来ていたような気がする。中学校が同じだったわけでもないみたいなのに。
きらきらした子たちが入試の時の話をしていて、こういう子は本当に友達を作るのが上手だなと思った。
わたしはといえば、後七夕くんと席が隣だった。恋沙汰に疎いわたしでも、彼の横顔は綺麗だと思った。わたしも友達を作らなきゃ。最初はそればかりで頭がいっぱいで、「よろしくね」って言うだけで声がひっくり返っちゃった。
女の子で初めて喋ったのは、たしか後ろの席に座っていた榛さんだった。和気あいあいとする女子の中で、どちらかといえば周りの様子を窺っている一人。二人でお喋りがしたいのに、目が合うとよく照れ笑いしたね。』
───七原南のいつかの回想
「ごめん、日向さん。
酷く疲れてて、昨日は指示を聞くまで起きていられなかった。
僕が占おうと思ったさきは、【八重樫さん】だよ。
変だと思ったんだ。八重樫さんから、こんな言葉が出るのが>>1:157。
八重樫さん自身の、惨い方法を取りたくないって気持ちは凄く分かる。僕だって、出来るならそうしたい。
それでも八重樫さんなら、巫女として、呪術的な解決方法を提示するのが先なんじゃないかって。本当に必要だと思っている事を言うんじゃないかって。
僕の、勝手な理想なのかもしれないけど。八重樫さんを、美化しすぎているだけなのかもしれないけれど。
......強くて賢い人だと、思ってるから」
昨晩──神社の本殿に榛莉子を閉じ込めに行った帰り、日向咲耶の耳にのみそれは届きました。
『隱ー繧ゅ′鄂ェ繧貞女縺代◆縺上↑縺??縺ュ』
『谿コ縺励◆鄂ェ繧定レ雋?縺?◆縺上↑縺』
『──繧上◆縺励?縺溘□蛯崎ヲウ縺励※縺?k縺?縺』
『──陟ア豈偵?譫懊※繧定ヲ句ョ医k縺?縺』
『諤ィ豈偵r譎エ繧峨☆蠖ケ逶ョ縺ッ縲∝庄諢帙>陝イ縺溘■縺ョ繧ゅ?』
『驕頑葦縺檎オゅo繧九∪縺ァ縺ッ蜿」繧帝哩縺悶@縺ヲ隕九※縺?∪縺励g縺』
むくりと身体を起こす。
ここは...
(あ、そっか。ミウとシズクと藤木さんの家で寝たんだっけ)
ガシガシと頭をかく。まだ、頭が冴えない。
「まだ、水出るはずだよな。シャワー入ってくるか」
アオイは水が出る事を確認してから、風呂場に入った。
温かい。やはりお風呂はいい所だ。あの匂いも風呂場の中ではしない。
「はァ...」
改めて昨日の事を思い出す。同じ班で一緒にいたはずのミナミは死に、リコを閉じ込めてしまった。
─ガンッ
悔しくなり壁を叩く。
「どうにかなんねえのか、この怪奇現象は....」
はよ。【キイチは人狼じゃなかったよ】
アスハラのこと、ちょっと怪しいって思ってた。けれど録音聞き直した時にさ、エニシが俺とマコが出てきた時、早速どちらがどう、って話を始めたんだ。
ククイやシノノメ、アスハラもエニシとおんなじ感じで、腹をくくっただけだったんだなって思い直して。
それで、キイチを選んだ。
黙ってるわけでもない。どこか一歩引いてる感じが、隠し事、してるように見えてしまって。
…だから、信じたいって思ったんだ
/続けて、選んだ理由を説明する。シオンを信じたいと思った理由とは違う、疑いたくないからという心理から来た選択だった/
────キュッ
お湯の元栓を締める。
「少しは気分も良くなったな...」
身支度を整える。
「そう言えば昨日から何も食べてない」
事態が急速に展開して食事を取るのも忘れていた事に気付く。
リビングに足を運ぶ。まさかこんな形で、人の家で料理をするとは思わなかった。
冷蔵庫の中を確認する。
酪農をしてるだけある、十分な食料が入っていた。
「他の皆はいないけど、ミウとシズクの分は作ってあげよう。あ、おにぎりとかにすれば運べるか」
藤木家に生活音がし始める。家が生き返ったような雰囲気だ。炊飯器のスイッチを押す。
トントンとリズミカルに食材を切る音、肉の焼ける匂い、換気扇の少し煩わしい音。
アオイは少し楽しくなった。
そうこうしてる間に1時間が経った。
2人の分のご飯は出来上がった。
あとはおにぎりを作って、集会所に届けて、ミウ達が目覚めるまで藤木家にいよう。
「さてとおにぎりの具材は..っと」
昆布、梅、明太子、ツナ缶、肉..うーんいっぱいだ。
──────────
ひとしきり作り終わった。
「届けに行こう」
集会所に着く。
誰も起きている雰囲気はない。仕方ないここで夜を越したら上手く眠れないだろう。
メモを添えて集会所のテーブルの上におにぎりを置いて藤木家に戻った。
「……んうー」
寝起きで意識と体が上手に繋がっておらず、ミウは隣で横になっているシズクを抱き枕にして身じろぎます。
どこかでトントンとまな板に包丁を落とすような音が聞こえました。それから火をかける音に、美味しそうな匂い。
きちんとミウが目が覚ましたのは、アオイが集会所に朝食を届けに行ってからでした。
「あーくん──」
隣にアオイの姿がないことにぞっとしましたが、慌てて藤木宅の玄関から外に出ると、アオイの後ろ姿が見えました。
ミウはほっとして家に戻ると、シャワーを済ませて髪を整え、メイクをします。
身支度が整う頃にはアオイが戻ってきました。
>>アオイ
「あ、おかえりー」
目が覚めた。
探していた影と出逢った、互いに両手を伸ばした、そして。
そこで、記憶は途切れていた。
「カナコ、ちゃん…?」
「あぁ、お話、できなかった。
それにしても、カラダが軽い。軽い かるい カルイ、かる い。」
「どこまででも行けそう。
いつもは届かなかったあのこにも、そのこにも、今なら、手が届くんじゃないかな。
まるで、みんなみたいに、」
ふわふわと空を飛び回り、神社の軒でひと休み。くるっと、軌跡を振り返る。
そして、目に入るのは他と同じように、倒れ伏した自分の身体。
「そう…わたしもみんなになったのね。」
皆に不気味だと揶揄された薄い微笑み。自身の身体をジッと見つめた後、また、ふわふわと島の中へと飛んで行った。
/言い終わり録音機を聞き返す。今いる場所を見渡す限り、この中に犠牲者が出た様子がない。その時、メモとともにおにぎりを見つけ、少なくともアオイと同行していた2人は無事なことがわかった/
/今日も村を歩き回ってみた方が良いのだろうか。正直望みは薄いと思っている。あの呪いがほんとうなら、村の人は、もう/
………………
/自分が動いた時、マコが体を強張らせたのが見えた。本当は朝の挨拶をしたいところだけど、それは難しいだろう。/
……ごめん。俺、思ってたより疲れてるみたい
もっかい寝てもいい?昼には起きるから…
/変な体制で寝ていたこともあってか、体力的回復は見込めなかった。体が痛い。アオイの持ってきたおにぎりを食べて、横になった/
「おはよ。」
集会所に顔を出す。昨日は疲れと緊張からか、討論中の記憶が無い。朝一でボイスメモを聞き直し、現在の状況と重ね合わせる。
リコ…。
閉じ込められているらしいが、いつ彼女が神通力の対象になるか分からない。先に発言権がある人から殺していくとは思うので当分は安全だとは思うが…。
部屋に入って、早速みんなを疑い始める。クラスに入って軽いノリを交わしてたあの頃が懐かしい。
でも今日こそ誰かを手にかける。
そう思うと腹の底に石が沈むようだった。
「今までのみんなの発言は一応把握したわ。」
意識が戻って最初に見たのは皆が集会所で活動を始めている姿をだった。
昨日の記憶があまりなくて、ボイスレコーダーを聞き返すと、どうやら私はサヤちゃんの決定を聞く前に寝てしまったらしい。
そして、自分の名が呼ばれていたので当人に返事をしようとしたが、集会所にはいない。
お風呂だろうか?そんな事を思いながら、ボイスレコーダーに自分の声を込めた。
>>1 マコちゃん
「褒めてくれてありがとう。
……そうね、でもその方法があまりに惨すぎるものだったから躊躇してしまったの。
…………神の怒りを鎮める為に、友人を捧げるなんて……ここにいるのは、巫女ではなく、高校二年生の私だから。
……期待外れでごめんなさいね。」
神社の鳥居を出てしまえば、結局の所、私はただの高校生でしかない事を昨日思い知った。
父様や兄様なら、この状況を打破出来だのだろうか、などと思う不毛な考えを捨てようと、まずは風呂場に向かう。
途中、先に起きていたミサちゃんに少しだけお風呂に行くと伝え、シャワーを浴びた。
熱めのお湯が心地よく、疲れもちょっとだけ取れた気がした。
そういえば、眠っていたせいでリコちゃんに一時の別れを告げられていなかった事を思い出す。
たかが数日かもしれない、だが学校でほぼ毎日会っていた身としては寂しさを感じる。
……それに、彼女は神社の本殿に閉じ込められていると聞いた。
かの神が、贄と勘違いしないか不安だったのだ。
その事は伏せ、シャワーから戻ってから皆に声を掛ける。
>>all
「おはよう、お願いがあるのだけど…私、リコちゃんに話したい事があって……昨日寝てしまったからそれが言えなかったの。
だから、どなたか本殿まで着いてきてくださらない?」
ちら、とミサちゃんを見やり、彼女には軽く頭を下げた。
だが、少し席を外す事を彼女は許してくれるだろうと、淡い期待を抱いていた。
誰も来なければ、一人でも行ってしまおうと、そう心に決めていた。
ポケットに入れていた母様の肩身の魔除のイヤリングをぎゅっと握りしめ、皆の返答を待つ。
(良かった...。水は出る。取り合えず、ライフラインは確保されてるのかな)
[それも、限られた間だろうが...。あの声は、船は来ない。外の人間は気づかないと言っていた。
それが本当なら、この現象が、現象と言って良いだろう、終了するまでは、自分達だけで過ごしていかなければならないことになる。
食料は?水道はいつまで使える?そんな不安まで出てくる
家主がいなくなった伊藤家で、体の汚れを落とす。
青白い程の肌についた、泥と血。サトシと、ミナミの血だ]
ミサちゃんと話した後、2人の方を振り向く。
>>16 シオン君
>>17 ヒビキ君
「ありがとう、とても心強いわ。
良ければ、二人共着いてきて。」
ヒビキ君は疲れが見えたので、無理には誘わず集会所の出入口へと向かう。
神社まで行く道に見える空は黒く厚い雲に覆われ、神経を逆撫でするような、何処か不気味なものを感じる。
石造りの階段と石畳を歩き、本殿まで辿り着くと、そこは頑丈な扉で閉ざされている。
そこまで辿り着くと、2人が着いてきているか振り向いて確認してから、礼儀として、本殿の扉を3回ノックしてから声を掛けた。
>>リコちゃん
「おはよう、リコちゃん、コトハよ。
今ちょっといいかしら?
中に入ってお話がしたいのだけど。」
そういえば、安全の為に鍵を外から掛けていたと聞いた気がした。
それだと中には入れないか、なら外からでも……いや、そもそも鍵はちゃんと掛かっているのだろうか?と窪んでいる取手の下を見た。
本殿の正面には厚い御扉があり、固く固く閉ざされています。
一般的にはこの御扉が開かれるのは、大祭や故実によるものとされていますが、あなたたちは麗しき絆を守るために、この場を井戸の代わりとしました。
御扉には細工の凝った錠前がかけられています。御錠そのものは簡単に外れそうですが、御扉を開けようとする生徒がいるなら、何故か扉は石のように動くことはありませんでした。
扉を一枚挟んだ向こうから、榛莉子の声が返ってくることはありません。
「………鍵、開いてるじゃない。」
夜闇が深い時に閉じ込めたからだろうか。
鍵のかけ忘れなんて不用心な、と思いながら、いつまでも中から返事がない不安に駆られ、扉を開けようとするが、ビクともしない。
思わず、握りこぶしでどんどんどん!と扉を叩く。
これ程大きな音を立てれば、寝ていたのなら飛び起きるだろう。
>>着いてきてくれた子
「…………リコちゃん?ねえ、大丈夫?
どうしよう、扉が……鍵が掛かっていないのに、開かないの。」
それでも中から返事がないのなら、着いてきた級友に声を掛け、扉に耳を近づける。
微かな物音でもいい、何か気配を感じ取れば、この不安は拭いされる。
お願い、どうか寝ているだけで……無事でいて。
そう祈りながら、反応を待つ。
「ごちそうさまでしたぁー。」
たった三人になってしまった二班のメンバーで朝食を食べ終え、お皿を流しに戻します。
アオイにばかり任せていてはよいお嫁さんにはなれないので、ミウはシズクに手伝ってもらいながら、食器の片付けをしました。
幸いなことに、二班に呪い殺された生徒はいませんでした。それはつまり、他の班の誰かが死んでいるかもしれないということ。
「……みんなのこと気になるしぃ、そろそろ行こっかぁ。そだ、リコからチェキだけ借りちゃった。ぱしゃ☆」
朝のささやかな幸福な時間を取りこぼさないよう、ミウは外に出る前に二人の顔をぱしゃりと撮りました。
「えへへ♡ ここにみなみんとリコがいたらよかったのになぁ。」
[皆が呪いを打ち破るべく戦おうと決めたとき、りこはまだ気持ちに整理がついていなかった。いや、誰も整理などついていないのであろう。それでもそれぞれの大切なものを守ろうと、折れそうになる心を奮い立たせて頑張っているのだ。自分は、それができなかった。できずに、目の前の現実に圧倒されてただ縮こまっていた。昨日の惨状が、何より大好きだったミナミの死が頭から離れない。今生きているクラスメイトも、いつまでそこにいてくれるのか。彼らのために何が出来るでもない。ここにいては彼らの生死すらまともに知ることも出来ない。自分の弱さと無力感にまた、ただ泣くことしか出来ない。心の支えは、ミウが一緒にと入れてくれた菓子箱だけだった。]
……これは………。
(いい結果……だったんだよな?内心ほっとしたのもつかの間、いろんな可能性があることを思い出す。)
狼が襲撃に失敗したのは確かか……まあ、それが狩人の活躍か狐に化かされたかはわからないが。ターン消費は免れた……。
(久しぶり…という言い方はおかしいが、死亡者が出なかったという事だ。)
マコとヒビキの結果は聞いた。少しねみいからおにぎり食ったら少し休むわ。
集会所で再び目が覚める。
両手を前に出し、拳を握って今生きていると感触を確かめる。
「そうか、生きてるのか」
なんとも不思議な感覚だった、覚悟はしていたはずだったのだ。しかし、今ここで生きているという事実に、身体中の震えと涙が止まらない。。。
「ゔぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
静かな集会所の一室で俺は、体を抱きしめてわんわん泣いていた。
[本堂の隅で蹲っていると、外から人の気配がした。間もなくして扉の外からよく聞き慣れた声がする。凛と通るその声は、コトハのものだった。]
コトハちゃん!
[その声が自分の名を呼んだだけで救われた気がする。涙をごしごし拭きながら扉の方へと駆け寄った。言葉を交わすくらい責められはしないだろう。扉を開けようと取手に手をかけたが、外から鍵がかかっているのか開かなかった。その旨を伝えようとして、外から聞こえるコトハの言葉に表情が凍った。]
コ、コトハちゃん?コトハちゃん!りこここにいるよ、聞こえる?なんで聞こえないのぉ、コトハちゃん、ねえってば!
[声は聞こえるのにどうやらこちらの声は聞こえていないらしい。そんな異常事態に改めて現実を突きつけられる。どこにいても、自分の命すら保証されていないのだ。引っ込んでいた涙が再び溢れる。ぼろぼろと泣きながら、半ば叫ぶようにコトハの名前を呼びつづけた。届け、届け。]
[すこししてヒビキの声も聞こえる。ヒビキにであれば届くだろうか。出る限りの大声で二人の名を呼びながら扉に体当たりしてみるが、どれもうまく行きそうにない。]
>>コトハ、ヒビキ
「この現象も、悪しき呪いの力の影響では無いだろうか。かつて、井戸に封じられし少女が鍵がかかってなくとも、そこから出られぬように。我らも、封じられし者とは接触出来ぬ、と」
泣き、嗚咽を漏らす。
今ここに自分がいるということが、誰かの犠牲の上に成り立っているという事実。
クラスメイトを犠牲にしようと、言い出したことへ対する自責の念に押しつぶされそうになる。
「結局っ…誰かが…死んで…俺は生きてっ…」
鳴き声と共に発したものが言葉になっているかは分からなかった。
>>29 ミウ
背中に小さな手の温もりを感じて顔を上げる。振り向くと小宮山が背中をさすってくれているのに気がつく。
「小宮山……俺はっ…誰かの犠牲があって今生きててっ…誰が犠牲にっ…」
「それとっ…メモ受け取った…心配かけた…ごめん」
>>32 ヤクモ
「わは、イケメンが台無しー。顔面偏差値下がってるぞーう、クモクモー。はい、よしよし♡」
こちらを振り返るヤクモの泣き顔を見て、ミウは少し驚いたように瞠目したあと、リコから借りたチェキを脇に置きます。
そして、パステルカラーのハンカチを取り出して、ちょんちょんと頬を伝う涙の痕跡を拭ってあげました。
「今日は誰も死んでないよ、クモクモ。なんかあ、呪いに失敗したんじゃないかとか、狐に化かされたんじゃないかってエニシが言ってた。」
「あ、そそ! ミウこそ昨日はごめんね?……クモクモは三班だけが特別なの? って思っちゃって勝手にむかついちゃった。仲間割れとかカナっぺの思うつぼだよねぇ。」
/コトハの何故に、シオンが答える。自分も概ね同じ意見で、命を奪われていない事をただ信じるしかなかった/
>>30コトハ>>31シオン
……とりあえず戻ろうか。
ハシバミの為に、コミヤマ達がお菓子とか持ってきてくれてるから、飢えの心配はないはず。
開かないこと、伝えに行こ。
/夜の時間しか開かないのであれば、これから人数分のご飯を、隔離する人に持たせることが出来る。けれど、もし開かないとなれば、どこに軟禁するか。これからのことを考えねばいけない。/
/これからのことを考えると気が重くなる。口にすることは無いものの、皆気持ちは同じでは無いだろうか/
[朝。昨日までとは違う朝。]
(生きてる…)
[起床とともに湧き上がる初めての感情。]
…みんなのとこに行かなきゃ。
[心通ったクラスメイトたち。たとえ、その中に自分を殺す誰かがいたとして、それをどうして疑うことができようか。
アリサは他人からの悪意に無頓着だった。
小学生の頃、男子の悪戯で机いっぱいに虫の死骸を入れられたことがあった。
中学生の頃、クラスの不良グループに持ち物を隠された。
前者では虫の標本を作ったし、後者はあっさり見つけ出した。気にしていないわけではない。気づいていないのだ。
初めて知る、本物の、悪意。]
「…………」
誰かの呻きで目が覚めた。
雑魚寝していたため身体が凝り固まっている。
それでも、その痛みで生きていることを実感する。
涙を流すヤクモの顔を見て、苦い思いが胸に広がった。
昨夜は率先して話を主導していたけれど、彼もまた無力な17歳の少年なのだった。
「占いの結果は確認したわ。誰も死んでへんのも、よかった」
>>31 シオン君
「……ああ、そういう事。
シオン君もそういった話に詳しいのね。」
感心した、という表情を向け、ヒビキ君の声に耳を傾ける。
>>35 ヒビキ君
「…そうね、ここが開かないなら、他の場所を見つけないとでしょうし。」
まだ、カナコ様の呪いは解けていないはずだ。
何せ、狼とやらは3人も、狐も求婚もいるのだから。
くるりと振り向き、リコちゃんがいるはずの本殿に声を掛ける。
>>リコちゃん
「……リコちゃん、後で迎えに来るから!
退屈かもしれないけど、待っててね!」
それだけ告げると、とんっとんっと足音を立てて石の階段を下り、集会所へと戻った。
集会所に着いてから辺りを見回すと、まだ来ていない人もいるようだ。
ボイスレコーダーがあり、後で聞き返せる事を加味して皆に言う。
>>all
「ただいま、無事に帰ってこれたわ。
…ただ、本殿の鍵が開いてて、でも扉は開かなかった。
後、中からリコちゃんの声が聞こえなかったから…あそこは、安全とは言い難い場所になったのではなくて?
今日も誰かを閉じ込めるのなら、他の場所を探した方が良いでしょうね。」
やれやれ、と肩を竦めた
>>36 ミサ
「ううん、なんか昨日からずっと人を疑ってたら疲れちゃって。」
もちろんアタシはミサも疑ったし、何よりミサもアタシを疑っているだろう。
それにもかかわらず、話を聞いてくれるミサはやっぱり凄いな、と感じた。
「だから休憩時間。今日からは重い決断を下すだろうし、気持ち、リセットしたくて。」
「ミサ、結局さ」
あなたは誰が好きなのさ。という質問を飲み込む。これは今じゃない。生涯、聞くことは無いかもしれない。
「ミサは昨日の夜とかって何考えてたの?」
震えて、祈って、泣いて。
昨日寝すぎて目が覚めてからは次の睡眠が最後かもなんて思って寝れなかった。起きてたとしても…。
ミサはアタシの憧れだ。影ながらずっと見ていた。
それに彼女は気づいていたのだろうか。
そんなヒーローは何を考えて朝を迎えたのか。
ふと、近くにあったボイスレコーダーを何気なしに弄る。
占いの結果も、皆が無事なのもボイスレコーダーから聞いて理解した。
「……そう、今日は一先ず無事なのね。」
リコちゃんの事は気掛かりだが、希望を込めて生きていると信じる事にした。
「サヤちゃんもまだ起きてないようだし、話し合うのならもうちょっと後かしら?
何かあれば呼んでちょうだいな、集会所にはいるから。」
ミサちゃんはミライちゃんと話しているようなので、側に行くのはやめた。
そういえば何も食べていなかったなと、側にあった椅子に座り、おにぎりを持ってきて食べた。
アオイ君は器用なのね…と美味しいおにぎりを食べながら、事の次第を待った。
胸につっかえる様な不安は、まだ消え去らない。
それでも、ただ時が経つのをここで待つしかなかった。
普通に考えて今日のマコの封じられた、という発言。
あれが封印によるものだったとしたら、マコが偽物としてあの発言になんのメリットもない。
占い師は本物も偽物も少しでも多く友達を味方につけたいはずだ。
だったらマコは本物?
それすら見透かした狂人や狼の嘘?
こんな拙い思考は口に出すまでもない。
あー!くそっ!
1回リセットしようと思ってるのに、ミサの言葉を待つ僅かな間でも思考は離れない。仕方ないことだが。
あとで一段落着いたら一応みんなの前で話そう。
>>33 ミウ
顔面偏差値がーと少しだけ茶化され、どれだけ泣いてしまったのだろうと恥ずかしくなった。
目に映るパステルカラーのハンカチは綺麗で、それで涙を吹かれている自分はまるで子供みたいだった。
「そうか、襲撃は無かったんだ…理由はどうだかわからないけど…」
安堵した。何処からか囁かれていたことも今の俺は忘れてしまっていた。
「そっか、そうだよな…こんなんじゃカナコの思う壺だよな…」
>>34 シズク
シズクに落ち着くよう諭された時にはココロにチクリと痛みが走ったが、続く彼女の言葉に今何をすべきだったのかを気付かされた。
「悪い、思考停止してた。」
そういい、立ち上がるとボイスレコーダーを再生し、結果を確認した。
コトハとヒビキと共に集会所へと戻る。
皆への説明は既に済んでいるらしい。
「影裏真子の力が使えなかったことに関してだが、2つ、考えてみた。
1つ。真に能力が発揮出来なかった。だが、これは占い能力に限った話では無い。何かしらの能力を持っていて、それが封じられた。だが、辻占である可能性は低いだろう。
2つ。影裏真子自信が封じる者であった。文献に寄れば、能力を行使しないことも出来るという。これを用いて、自らの能力が封じられたと言った可能性。
他にもあるのかも知れぬが、我がぱっと思い付く限りではこの程度だ」
「他にも、封じる力が他…人狼にかかった可能性もあるが。この場面ではあまり考える必要は無いだろう。占いに人狼がいるなら誤ってということはあるかもしれぬが、その可能性も無い」
「本心としては、我が思い付いたことが全て杞憂であれば良いのだが。皆との絆を破壊する者など、存在していないというのが」
「誰も死んじゃいないんだな...本当によかった」
ほっと胸を撫で下ろす。朝もそれだけが胸に引っかかってモヤモヤしていた。
「なるほどォ?」
アオイはボイスレコーダーを確認した。これを持ち出してくれたエニシには感謝だ。
「マコは占いが出来ず、ヒビキはキイチは狼ではないと。
マコの占い先は確か...」
ミサとシオンだ。
色々考えを巡らすが、途中で頭がショートしそうになる。
「えっと、なんだっけー? ミウ、こういう頭いっぱい使うの苦手なのになぁ。」
集会所で使われていたらしいホワイトボードが端にあるのを見つけます。ミウはそれを引っ張ってきて、妙に大きくて癖の強い丸文字でメモをしました。
「あ、そうだ!」
ペンの蓋をかぱっと嵌めたあと、くるりとみんなに向き直ります。
>>ALL
「もうこっちで寝たひともいたみたいだけどー、床固いから布団とか持ってこない? 固まってたほうがいいって誰かも言ってたしぃ、お風呂は近くのおうちの借りちゃえばいいし。」
「ミウ、意見言う前に着替えとか持ってこよっかなー。しずしず、一緒にいこー!」
いつの間にか寝てたらしい。
変な体勢で寝てたから首が痛い!それでも睡眠とは凄いもので、昨日の恐慌からすこし回復したように思える。
「おはよ」
辺りを見回す。リコちゃん以外は、みんないる。胸をなでおろした。
>>52 ミウ
頭を撫でられるのも、チェキで撮られるのも不意だったので驚いた。
「……っつ!(照れ)タカダとミナミの体か…昨日見た場所になかったなら分からないなぁ。思えば弔ってやりたいな…。」
“思うことと、今の状況で出来るかは別だけれどさ”…という言葉はぐっと飲み込んだ。
>>59 ミサ
ただでさえ、気高いけど脆い存在だった。
白鳥のように空へ飛び立つのが先か、ガラス細工のように崩れ落ちるのが先か。
彼女の行動は必ず先に正義が立っているから、この誰かを閉じ込める、殺す、という、状況に人一倍苦しんでいるのだろう。
アタシが考えていたのは、死にたくない、という、ただそれだけの願い。生への執着。
星を数えて、夜に願った。
「明日、みんなとまた会えますように。かな。」
願ったのはみんなの安全じゃなくて、会う主体、つまり自分の存命。
あの状況で正しさの元に行動できるミサには利己主義のアタシは絶対に追いつけない。
憧れは憧れのまま。
「そっか。リコちゃん、返事ないんだ……」
呟いて、扉の前でオレはしばらく待ってみることにした。
ここにいながらでも、考え事はできるし。リコちゃんのことだから、どうせ眠っているんだろう。きっと、そのはず。
でも、こんな暗いところに閉じ込められるってどんな気分だろう。もしかしたら、それに起こって返事してくれないのだろうか。
「リコちゃん、あのさ、きっと全部終わったら、会えるよね。えっと、欲しいもの、とかあったら、言ってね!」
「よおし……」
餌のよく行き渡った子犬のように張り切って、集会所の一角を二班のために陣取ります。
といっても、布団や重たい荷物はほとんどアオイに任せてしまいました。
シズクは休んでいるようだったので、彼女の荷物はミウが持ってきています。いつ迎えに行ってもいいように、リコの鞄も脇に置きました。
「はぁ、疲れたぁ。あーくん、手伝ってくれてありがと♡」
……ふぁあ………首いたい……
[あんな事があっても睡魔には勝てなかったようで、部屋の隅で座ったまま、眠りから覚めた。
部屋を見回すと、キイチ以外の面々は既に起きていたらしく、話し合っているのがわかる。少し、眠りすぎたのかもしれない。
立ち上がり、机の上に置いてあるボイスレコーダーを手に取って録音を確認する。どうやら誰も欠けることは無く、また占いの結果も確認できた( >>3 )。]
んー、俺ってそんな一歩引いた感じだったかなぁ…?
………隠し事……は、別に……
[手に持ったボイスレコーダーを暫く見つめてから、再生ボタンを止める。少し、複雑な心境だった。
──と、近くの机におにぎりが置いてあるのが目に付く。そう言えば、昨日から何も食べていなかったっけ。
とりあえず、一つ手に取って近くの椅子に座って食べる。美味しい。]
………料理したら気が紛れるかな……
[園原さんの家に行けば、まだなにか材料があるかもしれないと考え、最後に食べた園原さんの料理の味を思い出す。]
あー、そっか、レシピ……
教えてもらう約束してたのになぁ……
[帰ったら、家族に作ってあげようと思って。
妹だって、我儘な姉だって、なかなか家に帰らない両親も、きっと喜んでくれるだろうと思ったから。]
……………。
[おにぎりがさっきより少しだけ、しょっぱく感じた。]
身支度を整え、集会所へ向かう。
昨日あったいろんなことは実は全部夢で、今日からまたみんなで仲良く修学旅行の続きができたらいいな〜なんて
そんな淡い期待は、集会所に来て消え去った。
目に入るありとあらゆる情景が、昨日あったことを肯定している気がして、あたしはまた、気分が悪くなる。
「おはよ〜、みんな……あは、昨日に引き続き、大寝坊だよ〜」
声が震えないように努めたが、大丈夫だっただろうか。
みんな、無事かな。
録音を聞こうと、集会所のレコーダーへと歩を進める。
「まずー、えっと、マコマコとやなぎんは一体何者か? って話からだけどー。うーん……正直わかんなぁい。つじうらないきょうじんってゆーのが占い師と大体同じことできるなら、嘘ついて出てくるのかなぁとは思った。」
ミウは自分の顎元に人差し指を当てながら、考えていることをつらつらとこぼします。
「もし二人が占い師とつじうらない……辻占いなら、封印狂人にも本物と偽物の区別がついてなかったわけだしぃ。適当に本物っぽいほー選んだのかな?」
「あと、辻占いって本的に言うなら“処刑”された人のことも分かるんでしょー? まこまこがもし本物なら、やなぎんが封印狂人の可能性もなくはないよね。
どっちがホンモノ? って言われると、うーん……やっぱりまだ分かんないや。」
>>67 サヤ
「おはよ、お寝坊さやや♡ あーくんが作ったおにぎりあるよぉ。」
みんな、無事だったんだ……
とりあえず、よかった。
でも、まだ、終わってないんだ。
あたしはまた1人、決めなきゃいけない。
友達のうちの、誰かを、
裏切り者だって、断罪しなきゃいけない。
それは途方もなく重く、あたしはその場にゆっくりと腰を下ろした。
>>48 ヤクモ
「ううん。わたしも昨日から、やくもにイライラしてるかも。ごめん。事実確認したほうがいい、のは、ほんとにそうおもうけど。」
すこし躊躇ってから言葉を続ける。
「なんでかなって考えたけど、たぶん、やくもが、良くも悪くも、感情的だから、かな。わたしも、ほんとうは、涙のひとつくらい出てもいいのにね。
死体みても、ぜんぜん涙なんて出ないんだ。なにかに押しつぶされそうな、圧迫感みたいなのはあるけど。
だから、班の人には投票しないって言えたり、誰かの犠牲をおもって大泣きできる、やくもがうらやましいんだと、おもうよ。わたしは。」
自分のことながら、他人事のように淡々と告げた。
シオンの言うように、他の可能性も考えなくちゃな。
占いができるからと言って、辻占狂人が占師に出てくるとは限らないし。
まあこれは、霊能って力を持ってる人が出てきてから考えたらいいと思ってるよ。
だからマコは暫定、辻占か、考えられるなら魚?かなって。
キイチはひとまず、封印じゃあないと思ってるよ。占われるかも、ってなってるのに、どうしてマコを?ってちょっと不思議だし。
/わかることを先に整理していく。これから日頃の2倍も3倍も話すことを考えると、飲み物が必須になりそうだなと頭の片隅で思った/
>>ALL
「22:30までに、占ってほしい人と……閉じ込めたほうがいいって思う人、教えてほしいな〜……
あとね、他の能力のある人はまだ黙っててね〜。ほら、その……なんていうか、あぶない、し。」
レコーダーにこそっと、声を吹き込む。
嫌だ。やりたくない。
そんな弱音は、おにぎりと一緒に食べてしまおう。
そうだ、それがいい。
(集会所で仮眠を取った。壁に寄りかかるようにして座りながらだったから体があちこち痛い。みんなが集まっているところに足を運び、レコーダーを再生して話を聞く。明らかに2日前より会話が少ないのがわかる。…無理もないかもしれないな。)
>>68 ミウ
概ね同感だな。あとは……マコの言ってることを真だと仮定するなら、封印狂人は1人につき1度しか使えない技をここで使ってきた理由がどうもわからない。能力を使わない、を選択することもできるんじゃないか?
まずヒビキが封印狂人だとして、ここで使うか?って話だ。まあ本物の占い師のヒントを少しでも減らすために、なんてのも効果があるっちゃある……いや、あんま感じないな。
それと2人とは別に封印狂人がいる場合。ミウの言う通りそれっぽい方に能力を使ったとも考えられるし……うーん、こうなると使ってみたかった、なんて安直な理由すら考えつく。
あくまで仮定の話な。
「んと。今日の結果……ひびきは、きーちを占って、狼じゃなかった。まこは、能力を封印されてた。
まこ目線の、新しい情報が得られないのは、ざんねんだけど。
最初に聞いたときの印象では、もし、まこが辻占狂人だったなら……封印されてないことにして、適当な結果を言った方が、メリットありそう、かなと。
封印狂人へのサインにもなるし……。わざわざ、指定とことなる、ことはを占ったって言うかなあ、とか。」
「ただ、これは……まこが辻占狂人だと仮定したときの、話。それ以外のパターンは、まだ考えていない。
よって、うーん、ひびきと比較すると、今日の結果的には、まこがちょっとだけほんものっぽい?って感じ。」
「襲撃が失敗した件は、あまりいうと、よくないかもだから、今のところは保留にする。」
>>78 エニシ
「あー、たしかにぃ、もうちょっと様子見てから使ったほうが効果てきめんかも? 呪い受けたって言っても、呪いの力の使い方って性格によるよねぇ。やなぎん落ち着いてるし、封印狂人でもいきなり使わなそうかも。」
「あと、エニシ。ミウ気になってたことがふたつあるんだけど。狼ってミウたちのこと恨んでるんだよね? みなみんとサトシのこと恨んでそうなひとって思いあたるー?」
「……それと、みなみんさぁ、髪飾りなかったよね? どこ行ったんだろ? 意味ないのかもしれないけど、ミウそれが一番気になってて。カナコさまの怨念受けたひとが持ってってたりして。」
「……今の話で、また分からなくなった。
……うーん、今日は、ほぼふらっと、だけど……第一印象をとって、やっぱりまこ優位で見ようかな……。なんにせよ、もっと材料が……ほしいね。」
>>82 ミウ
そう。ヒビキが使いそうかどうかってのでも個人的にはすぐには使わなさそうかなって。
恨んでるやつ?んー……2人とも大きな恨みを持たれそうな奴には感じねえけどな。ミナミはあんなんだから男女問わず嫌われないし、サトシは神経質なとこもあるけどそこまで嫌われるイメージもねえし………。
……それに、これから殺されるかもしれない俺らだってだって同じこと言えるだろ。誰にどう恨みを買われてるかなんて早々わかんねえんだ。
髪飾り……?んー……あん時は冷静じゃなかったから覚えてねえな。愉快犯なら遺品を持ってくなんてこともやりかねないだろうな。
>>79 サヤ
「ありがとね。助かります。」
そして自分の思考をまとめる。
「今のアタシの考え話しておくね、」
といってアタシは先程(>>47)の思考を言葉にした。
「────ってことなんだけどヒビキもこう(>>76)って言ってるし…。だからまだ微妙。はっきり意見言えなくてごめんね。」
「誰がどんな能力持ってるかあんまり分かってないからあれだけど希望を言っておくわね。」
深く深呼吸をする。
ここから先は明確に敵を作る行為だ。
「占って欲しい人は【アオイ】、【ミウ】。怪しいと思うのは【シオン】。」
「カップルは単純に信用したいから、偏見って言われても仕方ないね。どっちかが狼だとして相方殺せるとは思えないし。怪しい人、シオンは闇とかいつも言ってるし、呪いとか近い存在なのかな、って。クラスとかもしかしたら恨んでるのかも…。」
「でも役職について、特に霊能者?が出てくるなら意見は変わるものだと思ってもらっていいよ。」
(痛むな...治った筈なのに)
[浴室から出る。随分長く入ってしまっていた。
お湯のお陰で、白い肌に朱が灯る。すると、背中にミミズバレの様な古傷が走っているのが目立つだろう]
「......戻ろう」
[また始めなければいけない。
あの疑いあいを]
シオンから指摘してもらって、再度頭を回す。
マコが占い出来なかった理由としては、シオンが言ってくれた通り、
@封印狂人とやらに、能力を封印されたか
A自らが封印狂人だったか
これの2択だねェ。
Aは考えればまァって感じはするけど、封印狂人も狼陣営なんだろ?
なら占い結果をなしにすることはするかね。シオン、ミサに結果出さない理由が分からないし、どちらかが狼陣営だった場合アピールになるんだから凶と出なくても吉くらいにはなるだろ。メリットが薄すぎる。
どちらかと言えば俺は@の方だと思うなァ。他に封印狂人がいて、とりあえず占い師のどちらかを適当に能力封印したって感じだな。
エニシとミナミやサトシが殺された理由について話し合っている時に(>>89)、ふと結局ミウが言いたかったことを思い出します。
「あー、そうそう。だからぁ……サトシは分かんないけど、まこまこは結構みなみんと仲良かったよね? ミウ、怖くてすぐ逃げちゃったけど、まこまこがすっごく泣いてるのも見た。」
「ちょっとそーいうところでは、クラスメイトのこと恨んでるってカンジがしないってゆーか。……うーん。
でも、じんろーってクラスメイト全員のことを恨んでるのかな? 特定の人物だけだったりするのかな。」
ミウはだんだん頭がこんがらがってきて、袖からちまっと出した手で頭を押さえてばたばたします。
「まこまこは偽物だったとしてもおーかみが誰か知らないから、単純に恨んでないひとを狙われただけかもしれない。……んうー、じゃあ、これはあんまり判断ざいりょーにならないかもぉー。」
[ジャージに着替えた姿で、マコは戻ってきた。
ヒビキの姿を見て、少しだけ顔を強張らせたかもしれない。
他のクラスメイトから、会話内容を確認した]
「そうだな...。
僕の能力が封印されていた理由に関しては、単純に封印狂人には僕が本物に見えてたんだと思う。
後は誰かが語っていた様に、辻占狂人や魚人であるなら、封印されても結果を騙る事が出来るん、だよね?
封印狂人が占い師の僕に使った理由は、人外ならそうするだろうから、そこを見極めたかった。って辺りじゃないかな。
そこで考えるなら、僕と...そこの彼の(ヒビキをチラリと見る)どちらに使っても、封印狂人にとっては一緒だったのかもしれない」
言うべきことを言い終わって少しだけ背中の荷が軽くなった。
だけどこれはただ荷物を押しつけだけだ。
しかし、ミサの優しさが穏やかで暖かく、両手に包まれてアタシは仮眠にはいった。
>>75 サヤちゃん
「ありがとう、とても助かるよ。」
時間を決めてもらえるのは大変助かる。
昨日は決定をを聞く前に、ちょっとだけ仮眠をとるつもりがそのままぐっすり寝てしまったからだ。
そういえば、早くに寝て投票まできちんと出来ていなかったなと当人に謝りに行く。
>>アオイ君
「……ごめん、昨日は…誤って、アオイ君に投票してた。」
幽閉なので直接的ではないかもしれないとはいえ、アオイ君や皆の命に関わる事なのに、こんなミスをしでかしてしまうなんて、と自分を責めて謝るのに時間が必要だった。
彼に謝る勇気を用意するのに、かなり時間を費やしてしまった。
「謝って許されるわけじゃないけど……このまま隠しておくのはすっきりしなくて、本当にごめんね。」
深々と頭を下げた。
>>95ミウ
あ、いや、俺の思い違いなら一番いいんだよ。本当に。
今すげぇ嫌なことばっか思いつくから
>>96マコ
バカ、落ち着け。
俺もホントにそうとは思ってねぇから。思い過ごしならいいって思ってる、ホント。そのレベル。
/考えてたことが口に出ていたと、二人に聞かれて気づく。/
……ナナハラにちょっと当たりが強かった人がいたろ。
女子同士だから、とやかく言う筋合いもないしと思って何も言わなかったけど。
それが原因だったり、すんのかなって、ちょっとだけ思ったんだ。
そんなことないのにな。ごめん。
/人よりも見えやすいという性格と、この異様な雰囲気に飲まれて後ろ向きな考えがよぎりやすい。頭を冷やしたい/
集会所に戻ってボイスレコーダーを聞く。
リコちゃんからは返事もなくて、物音もしなくて。嫌な想像が膨らむ。
考えるのは苦手だ。覚えることなら得意だけど。
「マコとヒビキが占い師で、えっと。どっちかが封印狂人か、辻占狂人。んー、辻占狂人っぽいかな!
ヒビキが怪しいって言いたくないけど、今のところは、マコの方が本物っぽいかな。その、状況だけで判断したら……。今のところだけどさ!」
きゅっと喉の奥が詰まる感覚がする。首を抑えながら、言葉を続けた。
「占ってほしい人は、【ククイ】と【ミライちゃん】
その、頼りになる二人だから……。あっ、他にも頼りになる人はいるけどね!」
[宿舎で目を覚ましたアリサは、前日までの映像を見返し、ただただ楽しかっただけの思い出を反芻していた。たとえそれが今この時も、怨嗟の念を心の奥に仕舞い込んだ仮面のような笑顔であったとしても。それを焼き付けておきたかった。
締め付けられるような胸の痛みを感じながらも集会所にやってきたアリサは、クラスメイトたちの姿を見て少し落ち着いた様な気がした。]
…遅くなってごめんね!
もう誰もいなくなってない…よね?
[そう言って、これまでの記録を確認していく。]
そうか…【これまでのことはわかったよ】。
今日も、誰かを…選ばないといけないんだね。
…あ!>>105 ごめんヒビキくん!
伊藤さんちにあった荷物、全部持ってきたよ。
勝手にごめんね、誰も帰ってこなかったみたいだから、必要かと思って持ってきちゃった。
迷惑だったかな…?
[たくさんの荷物や食糧が積み込まれたリアカーがアリサの傍らにあった。]
>>103ミウ
……見えたらいいのにな。
ごめんな、変な想像してしまって。
>>107マコ
なんだよそれ。今日の手紙は知らないけど…
…見せたくないかもだけど、俺にも見せてくんない?
>>106アリサ
おー。いや、助かった。むしろありがたいよ。サンキュ。
>>108シオン
って事だから、風呂だけ済ませたい。
封印って大層な名前ついてんのに、出来ることは限られてんだな
お前が教えてくれて助かった。
…後1人、ごめんけどついてきてくんね?
/無実だし、2人も付いてくる必要は感じられない。しかし、マコの気分を害したくないと思う。あれだけ怯えてるんだ。素直に従うつもりだ/
みんなの話してるのを聞いて、しばらく黙っていた。
今こうやって話してるみんなの中に、嘘をついている人がいる。
一班のみんな、マコちゃんや大柳くんやアリサや山田くんも、肝試し一緒に行った十堂くんも、おみくじ交換してくれたセボくんでさえ、今は、信用できないんだ。
誰が
誰が、嘘つき?
お金持ちの後七夕くん?
まさか、おにぎり勧めてくれた、ミウ?
誰?
誰が、嘘つき?
>>71 シズク
俺はシズクの言葉を静かに聞いていた。クラスにいた頃はここまで感情を露わにすることはなかったと思う。
「こんな状況だ、仕方ないとは思う。俺からすれば、皆どうして涙の一つも流さないんだ?死ぬかもしれないリスクを負った奴がどんな気持ちで朝を迎えたのか考えられるのか?って思っちまう。」
一度呼吸を置く
「そう言った意味でいえば、俺も懐疑的にみんなを見ちまう。本当の意味で大事な決定を他人に任せちまうみんなを…」
「占いたい人は…今日、色々考えたけど私は、私だけの思考だけではミサちゃんとククイ君を疑えない。
だから、【ミサちゃん】と【ククイ君】をお願いしたいな。
一緒に過ごしてきても、分からない事だらけね。
……せめて、私の隣にいてくれた2人が、人狼や狐ではないという安心感が欲しいの。」
自分本位な考えかもしれない。
それでも、2人を疑うような考えを早々に捨てたかったのだ。
このままでは、自分への嫌悪感で押し潰れてしまいそうだから。
「…………閉じ込めたい人は、もうちょっとだけ待ってもらってもいい?
時間通りには……出せる、と思う。」
歯切れ悪く答えてしまったが、たとえ幽閉でもその人を疑っているという事に変わりはないのだ。
確かな確証がない今、閉じ込めたい人の名を挙げる事が何よりの苦痛だった。
「……どうしてオレたちだけ残ったんだろ」
ぼんやりとオレは考える。
ミナミちゃんは井戸を開けた。そして呪いが広がって……でも。無差別だったなら、ほかのクラスの人達だっていたんだ。こうもオレたちのクラスだけ生き残ったのには、なにか意味があるんじゃないだろうか。そして、クラスメイトでミナミちゃんを除けば、サトシだけが殺されていたことも──。
いや、もしかして。
「……サトシは、みんなと同じように殺されたんじゃなくて、一人目の犠牲者?」
……だとしたら。どうして狼は最初にサトシだったんだろう。
サトシは、狼から強く恨まれていた?
>>マコ
…ん、サンキュ
これを見た後でもやっぱり俺は、同じこと言ってたと思うよ。…そんな人じゃないって思っても…なんて、直近で経験してるから
…また後でな
/マコから受け取った手紙を読んでから、エニシとアオイ、シオンと伊藤家へ向かった/
…………俺臭くない?大丈夫?昨日一日中歩き回ったのに風呂…
/集会所を出て開口一番、こんなことを口にしていた/
暫く考え込んでいたが、ミウちゃん達やアリサちゃんが班の荷物を取りに行ってるのを見て、4班もと思ったが、ミサちゃんはミライちゃんが眠りについているのを見てて、ククイ君は中々帰って来ない。
私だけ行くのも一つの手だろうか。
そう思い、外を覗くと真っ暗でちょっと尻込みした。
朝でも雰囲気抜群だったが、夜となると更に怖い。
この島で、殺人が起きた事も加えて、この島は本当に恐ろしい存在へと変わってしまった。
皆で海で遊んだ日が遠い昔のようだ。
仕方ない、誰か着いてきてもらおうと、声を上げた。
>>all
「悪いけど、荷物運ぶの手伝ってもらえないかしら。
……流石に、一人で夜の島を歩くのは…。」
怖いなどと殊勝な事を言えず、そこで言葉を切った。
[おにぎりを食べ終えて、なんとか気持ちを落ち着ける。目元にたまったものは、グイッと袖で拭いとった。
シオンとアオイの話していた言葉に納得しつつ、確かにそうだと考える。]
俺も、マコは封印狂人……だっけ?そいつに封じられた可能性の方が高いんじゃないかと思うよ。封印狂人が真偽を確かめるためにとりあえず適当に仕掛けてみた……とかかなぁ。
あとは二人の言うとおり、だと思う。
他の可能性も考えては見たけど……支離滅裂な事を言いそうだからやめとく。もう少し事態が動いてから考えることにするな。
まぁ、どの道、封印狂人からすればある程度の中身は見えてきてんじゃねぇの?って思うけど…
[眉間に皺を寄せる。鈍く頭が痛み出す。]
マコが封印狂人だったら、また話は違ってくると思うけどさ。
……まぁ、色々考えたんだけど、
……やっぱりどっちの事も疑いたくなんかない……この期に及んで何言ってんだって話だけどな。
[それでも何とか言葉を続けていく。]
……ただ、今はマコの方が本物の可能性が高いんじゃないかと思ってる。それだけ。
……あぁ、それから、占い希望は昨日と同じだよ。【コトハとシオンを希望する】。
閉じ込めたい奴は………ごめん、もう少しだけ考えさせてくれ……
[そう言うと、また少しその場を離れる。
頭では分かっていても、気持ちが追いついていかないのだ。
仲間を疑う事、疑った奴を閉じ込めること。
心が、壊れそうだ。]*
本音を言えばオレは、少しだけサトシが苦手だった。
それは、彼の不機嫌そうな表情だとか、大きな声だとかのせい。別にそれが悪いって訳じゃない。二年も一緒にいたから、それは本気で怒ってるっていうよりも生来の性格だってわかってる。
でも。
「おい!! ファルカシュ!!」って言いながらずんずんこっちに向かってくるサトシの姿が浮かぶ。死人だっていうのに、オレが想像できるサトシの顔って、そんなんばっかりで。オレはあいつが怒るのが怖かった。
萎縮しちゃうんだ。誰かが声を荒らげてると。
それと同時に、羨ましくもあった。
素直に思ったこと主張できるのがさ。オレには、絶対できない事だから。
オレは記憶を洗っていく。
「サトシのこと……恨むようなやつ……」
サトシとは修学旅行にきてから、殆ど話してなかった。見たのはエニシがサトシをいなしてるのくらい。
…………。
しばらく考えても、やっぱり仲違いしてたみたいな話は思い出せなくて、オレの推理は外れてるのかもしれない。
エニシは面倒そうだったけど、殺すほどサトシを恨んでるとはとても思えないし。
「あー、やっぱ考えるの向かないや!」
気分転換に、外に出ようと思った。
集会所を見れば何人かいなくて。それなら、オレがちょっと抜けたくらいじゃ、なんも言われない、よね……?
オレはちょっとだけ、外に出ることにした。
そこで目に入ったのは、ミウチャンにオレンジジュースを買った自販機。
「……そーいえば、お腹すいたな」
お風呂から上がって、ゆっくり集会所に戻ってきた。
途中、男子たちのグループとすれ違った。
「……ん。そろそろ、今日の占いの希望を出そうかな。わたしは、【ことは、くくい】を希望する。
ことは、は、落ち着いてるし、いってることも、同意できることがおおい。ただ……逆にいえば、もし敵なら、やだなって。
早いうちに、しらべてほしい、かな。
くくいは、みなみの本を見つけた第一発見者?だっけ。だから。
……ちょっと理由としては、弱いのはじかく、してるけど。
そういえば、と思ったら、気になっちゃったから。
ほかに理由をあげるなら、くくい、言葉少な、な方で、なに考えてるのか、わかりにくそう。」
自分は、何を言っているんだろう。でも、この中にたしかに、いる。敵が。
「閉じ込める人は……ちょっと、まってね。」
シズクへ話し終わった後、ボイスレコーダーにはっきりと聞こえるように俺の意見を告げる。
「俺の意見を話そうと思う。
@(ひとつ)ヒビキとマコの件。これに関して、お互いを占っている以上、狼がいない事は分かってる。であればその内容は【今は】置いておこうと思う。
A(ふたつ)俺に入っていた3票の意味はなんだろうか?これは次のB(みっつ)目と共に考えたい。
B俺視点での話だ。昨日、俺は皆からヘイトを向けられる行動をとったはずだ、その自覚はある。ほぼ自殺志願に見えただろうしな…。最後、リコを神殿に連れて行く流れまで行っての票だ、眠る前に入れた票にのる形での、票合せを考えてもいいとは思ってる。その上で、命の心配をしてくれたシオン達は狼ではなさそうだと思っている。」
一気に喋ると疲れる…息を整えよう
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