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踊り子 パトリシア に 4人が投票した。
求道者 グスタフ に 1人が投票した。
呪医 コータロ に 2人が投票した。
図書館司書 カエデ に 1人が投票した。
孤児院生 フリージア に 1人が投票した。
踊り子 パトリシア は村人達の手により処刑された。
次の日の朝、呪医 コータロ が無残な姿で発見された。
現在の生存者は、しがない花屋 ケラ、求道者 グスタフ、図書館司書 カエデ、孤児院生 フリージア、運び屋 ネーロ、射手 アルフィリオン、従者 ミーチェ の 7 名。
っ……!コータロ…嘘、ほんとうに…?
/*
コータロを占った。結果は言わずもがなだけど…結果は白玉。
そして目の前で眠ってるのは…コータロだった。
*/
…またほかに犠牲者がいない。…どうして。
広間へ向かい状況を確認する。
今日はコータロが眠らされたこと、昨日残してもらったメモからケラがコータロを占ったことを把握した。
>>アルフィリオン、カエデ
「…【護衛…手応えあったか…教えて】…」
んん……朝ね。
/*
ソファーで眠るのももう慣れたもの。身体を起こして、"誰か"が倒れているのを見ることも、慣れてきていました。
*/
今日はコータロさんが……。
ケラさん、コータロさんを占ったのよね?
魔のもの、だったのかな、コータロさん。
本当にそうなら、なんだかとんとん拍子で怖いくらいだわ。
/*
ミーチェは広間へと向かいます。
今日の犠牲者はコータロさんのようでした。
ミーチェはその様子を確認すると、ソファで眠り始めました。
*/
*朝を迎え、自然にぱちり、と目が覚める
起き上がって隣を見れば、エドワードが寝ていた
そういえば、昨夜は一緒に寝る約束をしたな、という事を思いながら、遠見の魔法で広間を見れば、コータロが倒れているのが目に入った
その事を確認すると、レリーはもう一度ベットに横になる
昨日は彼を置いていってしまったが、自分が隣に寝ていたら、どんな反応をするのだろうか?という好奇心から、また眠りにつく事にした*
/*
目が醒める。
昨夜は、一昨日の晩に比べればゆっくり眠れたらしい。
何事もなかったのかのような、爽やかな目覚め。
ふと、横を見ると、そこにはレリーが穏やかな寝顔を見せていた。
思わず、見惚れてしまう。
綺麗に寝るんだな、レリーは。と、数度頭を撫でる。
この子と、ずっとこうしていたいと、もう何度目かわからない願いを心の内に秘め、僕はもう一度眠ることにする。
*/
…すまない。寝ていた。
今日は票のブレについて言えたものではないな…カエデに投票してしまったのは拙僧だ。
パトリシアを縛り、コータロが占われ、そしてコータロが眠っていることを確認した。
また後で考えをまとめるとしよう。
「これは……なんだ。悪夢にしては随分と新しい人間が出るんだな」
もう会話出来ないと思っていた面子に出会い、面食らう。
「ごめんなぁみんな」
>>5:+119ローラン
そう。そう言うことにしてあげるわ。
*本人が違うというのなら、それ以上追求することはない。ジロリと睨むローランを─といっても、そういう気配を感じただけなのだが─逆撫でするようなことはしなかった*
*ジルベールに休むと言っていた気がしたので、軽く会釈をして離れる*
*確かにローランの言うことは一理ある。どうにかなってしまいそうなのは同じで、少し休もうと自分の隣へ座り休むことにした*
(これ起きた時どーなんだ?めっちゃ体痛そうだな)
*そんなことを考えて意識を手放した*
*意識が戻る*
*カッツェの朝は、起きてまず手で目を覆うところから始まる。長年の癖だ*
*夢を見なかった、とカッツェは寝ぼけ頭で考える。夢を見ない日はずいぶん久しぶりな気がする*
(当たり前か、夢の中にいるんだもんな)
*夢を見ずに済むことが嬉しくて、カッツェはそのままもう一度意識を手放した*
ロート「……おはよう、ございます。あ、ごめんなさい、少し寝坊してしまって……」
[昨日はあれからうまく身体と一体化できずに、ボクは、なかなか休めなかったのでした]
ロート「今日は、コータロさんが、夢の世界に……。ボク、内から働きかける魔法に興味があって……自分も精神体になるからですけど。コータロさんの《気》の話、色々聞いてみたかったな」
ロート「さて……残り人数も……もう、最初の半分以下ですね。今日も、よろしくお願いします」
コータロ君だけだと?
なんだろうか、本当に、これでいいのか?
コータロ君が呪われて眠りについたか、歌姫君の占いとコータロ君の襲撃が偶々被ったか、だろう?
前者は兎も角、後者は…
>>2 ネーロ
残念ながら、僕は黒狼たちは見なかった。
【護衛は成功していない】な。
カエデ君が双騎士となるならば良いのだが…
[夢を見た。
森の中で小鳥と遊び回り、家に帰れば母が暖かい微笑みで迎えてくれる。
腐臭を漂わせ、顔面の腐り落ちた母が。]
[それでも母は笑っている。
パトリシアも笑顔で食卓に着く。
僅かな野菜の切れ端のみのスープと黴の生え掛けたパンを心の底から喜んで食べた。]
[目が覚める。
正確には目が覚めたという表現はどうなのだろうか。わからないが、パトリシアは自分の意識というものを今認識した。]
……?
えっと、此処、何処かしら?
あたし、オーディションを受けにお城まで来てたと思うのだけど。
おいおい、カエデ君も出会っていなかったのか…
>>8 ネーロ
そうだ、黒狼の奴らがコータロ君を襲ったのは間違いない。
【僕が護衛しているところへ、黒狼は一度も現れなかった。】
つまり、歌姫君は一度も黒狼に狙われていない、な。
少し僕も混乱している。状況を整理したい。
/*
城一体に不穏な空気が流れ始めている。1人宛がわれた部屋で花に囲まれながらベッドに寝そべる。
*/
…あたしが占った子達はみんな…狼か、この場にはいない。
ここまで来ても信じられるのはネーロしかいないみたいだ…。
……どうしてコータロだけが。どうして…じゃあコータロが騎士だったってこと…?コータロは魔のものじゃ、ない…。
*ぱち、と本日2度目の目覚めを迎えた
のそり、と起き上がると、何だか体が重い
……流石に、寝すぎただろうか
実体がない今、寝すぎた時の記憶が感覚として現れたのだと解釈し、隣を見る
今朝方と変わらず、エドワードは隣で安らかに眠っている
……こうして見ると、エドワードさんってきれーな顔してるわね
と心の中で思いつつ、折角なので寝顔を暫く見ていたが、ふと、もう昼過ぎなのを思い出し、流石に起こすか、と思い立った*
>>+3 エドワード
……お師匠さーまー
朝……じゃなくて、もうお昼過ぎですよー起きてくださーい!
*間の伸びた声で話し掛け、声だけでは起きないからと、エドワードの頬を軽くぺちぺちと叩く*
/*
声がした。なんて安心する声だろうか。
このまま、もう少し聞いていようかな…
と思っていたら、頬をぺちぺちと叩かれた。
どうやら、嬢は僕が思うより、少し気が短いらしい。
*/
>>+11 レリー
……やあ、レリー。お早う。昨夜はよく眠れたかい?
お昼過ぎまで寝てしまうなんて、失敗したな。
君のベッドはとても心地よかったし、朝方君が隣に居るのを見て、何だか心穏やかになってしまってね。つい二度寝をしてしまったんだ。
/*
そういって僕は、彼女の頭に二度軽く手を置くと、
起き上がって身なりを整える。
*/
/*
ミーチェは目を覚まします。今日の護衛の手応えについて話しているのが聞こえました。
*/
アルフィリオンさんもカエデさんもてごたえをかんじていない、ということですか
カエデさんがこくろうきしだんのものとおもっていたのですがかんがえなおすひつようがありそうです。
アルフィリオンさんかカエデさんのどちらかはすくなくともてき…まのものであるかのうせいがたかそうです。
行っておいで。離れ離れにして悪かったね。
/*
鼻歌を歌い、胸元の百合のコサージュを手に取ると扉を開けて手から下ろす。百合は一目散に奥の方へと言ってしまった。恐らくカーマイン国王の元だろう。彼女がたどり着くのを見守り終えると歌をやめる。
歌の力か、部屋の花たちは萎びることなく咲いている。今は手編みでひとつの毛布のように繋げている最中だ。
昼過ぎ、広間に訪れる。誰かとこれからの話をしなくては…誰かいるだろうか。
*/
>>+12 エドワード
*エドワードが起きてくれた事に安堵した
あまりにも静かに寝ているものだから、あのまま起きなかったらどうしよう、とほんの少しだけ思ってしまっていたからだ
そう思っていると、頭を軽く撫でられる
……そういえば、一昨日の夜も、今朝方も意識が微睡んでいる時に、頭を撫でられた気がする
彼が拘束される前も撫でていたし、エドワードは自分を子供扱いしたいのだろうか?などと思い、少しむっときてしまったが、顔には出さない事にした*
おはようございます
ええ、お陰様でよく眠れましたわ
……ふふ、奇遇ですね
わたくしもそうでしたの
たまには、ゆっくり過ごすのも悪くありませんわね
……では、そろそろ皆様の所に参りましょうか
*彼に倣い、自分も身支度を整えた後、彼の手を取り、そのまま広間へと向かう*
ふと、雪玉が軌道を逸れてカッツェのほうへ飛んでいった。
が、本人はまったく起きないようだ。
それどころか、ぴくりとも動かない。
「……?」
(もしかして、死んで……)
手のひらを少し開いて長い氷の棒をつくると、女の頬をぐしぐしとつついてみる。
/*
見たくない。そう昨日思ったからでしょうか。ミーチェの視界はもうぼんやりと輪郭をとらえることができるだけでした。
あとでアルフィリオンさんに魔法をかけてもらわないと。そう思いますが、今となってはミーチェに同じように魔法をかけてくれるか分かりません。
ですが、ミーチェは今日も話します。
*/
きょう、ねむらせるひとはカエデさんかアルフィリオンさんがいいとミーチェはおもいます。ごえいせいこうといっているひとがいないので、きしにこくろうきしだんのひとはいないはずです。こくろうきしだんのひとがいれば、けらさんをまもれたというとミーチェはおもいます。
のこっているてき、は。
こくろうきしだんのひとはひとりか、ふたり
まのものもひとりかふたり
こくろうきしだんもまのものもふたりずつのこっているばあいはミーチェたちにしょうきはありませんのではいじょします。
いままで、ねむらされたひとは
エドワードさん、レリーさん、アルフレドさん、パトリシアさん
これらのひとは、
しにたがり、こくろうきしだん、てき、ないつうしゃ、とかんがえます。
てきのアルフレドさんがこくろうきしだんのばあい、
のこるこくろうきしだんはケラさん
のこるまのものはカエデさん、アルフィリオンさんのなかにひとり、グスタフさん、フリージアさんのなかにひとりとなります。
てきのアルフレドさんがまのもののばあい
のこるこくろうきしだんはケラさんとグスタフさん、フリージアさんのどちらか
のこるまのものはカエデさん、アルフィリオンさんのどちらかです
まのものをさきにたおさないと、だめとロートさまもいっておりましたし。
ミーチェ、きょうはよるおきるのがおそくなりそうですし、さきにここまで。
まだ、すべてをききなおせていませんがミーチェはカエデさんがまのものだとおもいます。
こくろうきしだんはフリージアさん、グスタフさん…どちらなのかまよっています。グスタフさんだとしたら、うらなわれそうなひにおそわなかったのがふしぜんですし、フリージアさんだとしたらほんものにみえる、だれにもまもられていないパトリシアさんをしゅうげきしないのがふしぜんです。
ただ、にぶんのいち、うらなわれないことにかけたグスタフさんがこくろうきしだん、というほうがりゆうがわかるのでグスタフさんがこくろうきしだんとよそうします
/*
ミーチェはそこまで言うとソファに横になります。
そして、すぐにすぅすぅと寝息を立て始めました。
*/
「黒き踊り子は憎悪に舞う」
「由緒ある踊り子は恩讐に狂い咲く」
『我ら黒狼を尊び飛び立つ』
「小鳥が舞う」
「災禍は増して荒れ狂う」
『くすくす』
…神の御心を見失ったようだ。
なぜ、占いから信頼できる者を見出せないのか。
我々に何をせよと言うのか…
拙僧に、人の子どもを疑い縄をかけることは…どうしてもできない。もしそのようなことをすれば、拙僧は…もう二度と神の御心に叶うことはないだろう。もはや、鬼だ。
しかしそれを竜族の子に向けることができなかった。子どもが、賊であるのだと…理解することを頭が拒否している。
…ここからは、今晩の話だが。
ひとつ、提案があるのだ。
【今日の占いはネーロに当ててはどうか】と。
賊や魔の者の生存について最悪のケースを想定するならば、今日は決して白以外占ってはいけないのだ。
7>5>3> が 7>4> となると考えてもらえたらわかってもらえるはずだ。
>>ネーロ
ロート「あのね、ネーロさん、もし忙しくなければ、でいいんですけど、ちょっとお願いがあるんです」
ロート「ネーロさん、空間に穴を開ける魔法で、ココと、姫の部屋を繋げられますか?」
ロート「姫の部屋から、兄上の部屋に運びたいものがあるんですけど……ボクの体では無理なので、お手伝いをお願いしたくて」
>>5:+125 アルフレド
「それは羨ましいな」
肩を竦めた。過去はともあれ今は成功しているというわけか。
「……さてね、物心がついた時から魔力は感じていたが。まともに扱えるようになったのは12の時だったかな」
短剣を手で弄ぶ。あまり話したい話ではなかった。
*何考えずにエドワードの手を引き、部屋を出た
広間へと着いた時、彼に何かを言おうとして振り向くが、その言葉は、彼が優しく手を握り返してきた事で阻まれる
彼の自分より大きく、包み込むような手の感触に、顔に血が上るような、そんな感覚が襲う
普段の彼女であれば、何でもない事と流せたが、突然の事に驚き、思わずその場で顔を軽く伏せてしまう
が、不思議と握り返された手を嫌だと思ったり、振り払おうとは思えなかった
とはいえ、何かを言える状態でもなく、そのまま何もせずに固まってしまった
頭の片隅で、自分が今、どんな顔をしているのか分からないが、きっと人に見せるにはよろしくないだろうと思った*
!!!!!
*気持ちよく意識を手放していると、痛みで目を冷ます。顔をしかめて不服そうに起き上がろうとして、犯人がなんとなく掴めた*
(どうせ今までの感じからいくと、近づくなって言ってるのにちょっかい出してくるこの馬鹿はローランだろ)
*ムカついたので、横向きに体制を変えてもう一眠りしようとしたが、それでは腹の虫が収まらない。やられっぱなしは性に合わないのだった*
*カッツェは起き上がり、痛みの原因を探る。ローランが棒らしきものを持っていた*
(これかよ!!)
*パチン、パチンと指を鳴らし、棒を取り上げる。そしてそのまま──*
>>+20 カッツェ
ようやく魔女が目を開けた。
不機嫌そうに眉と眉の間に皴をつくる女は、眠りを妨げたのが俺だと気付くと、途端指を鳴らした。
その音を皮切りに、不意に氷のステッキが俺の手から離れる。
−−あ、やり返される。
そう思った時。
勢いよく振り下ろされたステッキに白狼が跳びついた。
「……」
じゃれている。
#1 ロート
ふいにロート様から話しかけられて声の方を向く。
「繋げるのは…できます…
ただ、僕…一度行った場所…じゃないと…開けられない、ので…この子を…一度、お姫様のお部屋に…連れて行ってもらっても…いい、ですか…?」
レリーに眠った後はエドワードと一緒に眠らせて欲しいと頼まれた時と同じように使役する猫を一匹呼ぶ。
「…空中でも、歩けるから…精神体の…ロート様にも…着いて…いけます…」
足元でじゃれている猫にロート様に着いていくよう指示を出す。
(わんころって…………)
「・・・・」
*試しに、じゃれている棒を高々上げる。指揮する人差し指は弧を描き、遠くに投げるようなイメージで棒を移動させてみた*
ふむ、状況は整理した。
議論の主題は歌姫君の真偽だろう。
まず、歌姫君が本物の可能性を追う。
問題は、歌姫君が昨晩、コータロ君を占うと察知できたか否かという点だな。
結論からいえば、できても可笑しくはない。
歌姫君の過去のメモを見返した。
彼女のメモは、ほぼ毎日コータロ君に触れ、僕やカエデ君に関しては少ない。
コータロ君を狙うこともできたと思うよ。
次にコータロ君の正体について。
黒狼側はジルベール君が眠りについたとき、魔の者を把握した可能性が高い。
ただ、把握された魔の者がコータロ君とは思い難い。
コータロ君が魔の者の場合、黒狼たちはまた追い払われる覚悟で臨まないといけないからね。
失敗覚悟なら歌姫君を狙う方がマシだ。
次に、歌姫君が偽者の場合だ。
あまり考えたくないパターンだが、この状況では仕方がない。
歌姫君が偽者の場合、十中八九、黒狼の輩だ。
彼女が偽者ならば、踊り子君が本物、と思いたいところだが、彼女の態度を見ているとそれも疑わしい。
ミーチェ君の結果を出した後や昨日の態度、あの態度で本当に信用を取りたいとは思えなかった。
加えて、踊り子君が本物の場合、残る敵方候補は、僕、歌姫君、ミーチェ君。
僕から見たら縄が余るぐらいだ。
このパターンは問題ない。
>>18
いいか。アルフィリオン。
拙僧に縄が近いと思っているからこそのこの提案だ。
…算数はできるだろう?
拙僧は、狼でも魔の者でもない。
賊が2人、魔の者が1匹でも生存していたとしよう。最悪のケースだな。
@拙僧か、ないしは無実の騎士を縛った場合に残りの呪狼を占えばケラが眠る。
A魔の者を占っても、3人減る。
ならば明日4人になった時、2人賊が生きていれば敗北する。
確実に賊を今日仕留めることができるのなら、ネーロは占わずとも構わない。
しかし、その場合縛れるのはミーチェだけだ。より、危ない橋を渡ることになるだろう。
明日眠る者が3人にならないように賊が調整してくるのであれば、明日は来る。
だが、それも不確かな話だ。
ならば明日を迎えられる次善策を提案したまでだ。
カッツェも面食らっているようだ。
そりゃあ、巨大なオオカミが棒きれにじゃれてきたら、驚くのも無理はないだろう。
「……。」
棒きれが高々とあがると白狼も跳ねた。
タン、タタン、と、白狼が歩く度に地面が凍てつく。
そして、生み出した氷柱を階段のように駆け上がり、やがて頂上まで辿り着くと踏ん張るように溜めてから、氷を蹴って跳躍した。
じゃれているというにはあまりに獰猛な動きで、白狼はそのまま棒きれに飛びつく。
そう、問題なのは、歌姫君も踊り子君も偽者のとき。占い師が名乗り出ていないときだ。
それが誰かなんてことは、どうでもいいので割愛する。
この場合、ネコ君から見て味方とわからないのは6人。
縄は3本しかない。
つまり、ネコ君は3人味方を見つけねばならない。
僕からしたら2人だね。
このパターンを追うならば、歌姫君を拘束するのが先決だが、彼女が偽者と決まったわけではない。
ここで提案だ。今後のパターンは二つある。
一先ず今日はミーチェ君を拘束する。
その後、歌姫君を本物とおき魔の者を占いで探すか、魔の者はいないとし、歌姫君が呪いにかかることで本物と証明させるか。
ただ、どちらも確実に呪いが発動できるわけではない。
>>+19 レリー
……そんなに照れなくてもいいだろう。
そんな反応をされれば、僕も逆に恥ずかしくなってくる。
それとも、何かご不満かい?お嬢様。
/*
まさか、彼女がこんなに分かりやすく照れてくれるとは思わなかった。逆にこちらが照れてしまう。
僕は半ばおどけるようにして、彼女に声をかけた。
彼女の様子は普通でないが、でも繋いだ手を離す必要は……ないだろう。
*/
僕は、前者を推したいと思う。
数日前に決め打った。
彼処で間違えていたならば、もうそれは、そのような運命だったんだ。
今日、歌姫君を疑い、魔の者や黒狼の奴らに乗っ取られる方が御免だ。
誰も、護衛の手応えはなかったのね。
……ミーチェさんも、ってことでいいのかしら。
どうしてなの……
ケラさん、本物の占い師なんだよね?
本物の占い師が名乗ってなかったとか、そんなことないよね?
でも黒狼たちはなんでコータロさんを襲ったのかな……。
>>23 グスタフ
君こそ弟君の言葉を忘れているようだな。
黒狼は白玉の者と同人数になれば、隠れることなく襲ってくる。
例え魔の者がいようともな。
だいたい、僕らが目指しているのはなんだ?
明日が来ることではなく、悪しき輩を追い払うことだ。
目的を遂げるためには、多少のリスクは負わねばならん。
黒狼たちは黒狼たちで、魔のものを探していたのかしら。
それがたまたまケラさんの占い先とかぶった、とか。
/*
少女は口もとに手を当ててぶつぶつと考え込みます。
*/
>>19 ネーロさん
ロート「!! ありがとう」
ロート「じゃあ、この子をちょっとお借りしますね。ふふ、かわいいな」
ロート「じゃあ、ネコさん、ボクについて来てね」
[ボクは、ネーロさんのネコさんに手招きして、一緒に姫の部屋に向かいました]
>>+26 エドワード
いえ、そんな……不満、など……!
……その、わたくしは、貴方の手を引きたかっただけで、まさか握り返されるとは思っていませんでしたの……
でも、嫌な気持ちに、とかではないから、御安心なさってね
…………エドワードさんのお邪魔でなければ、その、このままでもいいと思ってます
*彼から声を掛けられて、何とか返事をせねば、と声を絞り出すように返答する
顔が熱くてたまらなかったので、空いている方の手で、自分の片頬を触り、接してる部分に水と風の魔法を混ぜ、氷のように手を冷たくする
そのお陰か、ちょっとずつ熱い頬が冷めてきたように思えた
ただ、思考がパニックになっている事に変わりはないので、思った事を口にしてしまう
本当は、彼に何故手を握り返したのか聞きたかったが、誤魔化されるような気がしたので、敢えて聞くのをやめた*
>>コータロ
手を振られたので、ふ、と右の唇の端をあげた。
「ようフェイク。アンタが最初の頃散々庇ってたアイツ、反逆者だったな。」
>>カッツェ
棒きれがぽと、とその場に落ちる。
白狼はしばらくそのスティックにじゃれついたあと、はっ、はっと凍えるような息を吐きながら棒をくわえてカッツェのもとへ走った。
当然、こいつがくわえた棒きれは粉々である。
>>+16 アルフレド
おお、みかんの枝をありがとうございます
では、みなさんのおやつを出してもらいましょうかね。シロップのようにしてもいいですし
『みかんさん、みかんさん、たいへん恐縮なんですけれどね、ちょっと頑張ってもらっちゃって、わたしたちに、あなたの甘くておいしい果実を恵んでいただきたいんです。
あなたの果実が美味しいのは存じております。きっと、みずみずしくて、のどがうるおって、心も満たされるんだろうなあ
あ、やっぱりそうです?いやあ、ぜひ食べてみたい。お願いします。ええとですねえ……ざっと10個ほど……できます?あ、余裕?さすがみかんさんです。よろしくお願いします』
(みかんの枝は、わたしの魔力を介してすくすくとのび、一株の木になって、ちょうど10個ほどの実をつけました〜。)
……はい!ひとり一個はありますよ。
>>29 ネーロさん
ロート「ふふふ、ネコさん、かわいかったです」
ロート「あっ!準備ありがとうございます。姫の部屋は、内側から鍵がかかっていて、ボクしか通れなかったので……でも、扉を壊しては危険ですからね。助かります。」
ロート「あの、姫の机の上にある日記帳を、兄上の部屋に運んでいただきたいんです。その際、兄上の部屋の暖炉の中にある黒焦げの本も、隣に並べていただけると嬉しいです。
色々注文してしまって、すみません。よろしくお願いします」
>>+27 コータロー
「……わからないね、志を持つ人間というのは」
彼を見つめて、僕は穏やかに微笑んだ。彼とこうして言葉を交わすのは初めてだった。
「襲われた気分はどうだったかな?」
/*
このままでもいいと思ってます。
決して前向きに見えない、控えめな肯定ではあったが、この言葉に僕はどれほど心が浮き立ったことだろうか。
魔法まで使って必死に赤い顔を隠す彼女は……そう、本当に、可愛い。
*/
>>+28 レリー
そうか、よかった。
君が随分動揺していたようだったから、もしかして拒否されるんじゃないかと、ほんのちょっとだけ、心配していたんだ。
君と手を繋いでいると……とても、幸せな気持ちになるよ。
/*
ずっと、このままでいられたら。
その言葉は、言ってはいけないんだ。
叶わない願いを口に出すことほど、愚かなことはないんだから。
*/
>>+34 コータロー
「…………そうだな」
直に聞く声は、あの時とも蓄音機ごしに聞くものとも、少し違って聞こえた。彼は笑みであるか、そうでないのかよく分からない表情を浮かべていた。
「しかし子守唄には弱いと見える」
僕は歌姫に視線を移す。
「難儀なものだな、互いに」
この状況で疑われちまうのは、悲しいもんだね。
コータロについては、あまり手応えを感じてないよ。ただ、もし狼がコータロを狙ったとしたらその意図がわからない…。ただ、騎士が成功したという手応えがない以上は、コータロは騎士や騎士もどき、もしくは魔のもので間違いないんだろうね。
【あたしも今晩はミーチェを拘束するに1票だよ。】…その次がありゃあたしをどうしようと勝手だけどこの状況で無駄なことだけは避けてほしいもんだね。
あたしは自分を着飾らず、そのままをさらけ出してるつもりだよ。そこまで賢く出来ちゃいないもんでね。だから何を聞かれても、何を指摘されても構わない。
…ひとつ言えるのは、今夜拘束すべきと断言出来るのは、竜人お嬢ちゃん…ミーチェだけだ。次の日どんな結末になるのかは…もう神のみぞ知る、だろうね。
>>+30 サテン
本当に素晴らしい魔法だね…!
僕も一つ、みかんを頂いても構わないか?
随分お腹がすいたし、みかんは好物の一つなんでね。
>>+38 コータロー
彼の言葉にぴくりと体を揺らした。
眠りの世界の住人が増えるとして、僕はもう、それを望めなかったから。
けれど口にするのは、あまりに彼に失礼だと思った。
「……君とゆっくり話が出来る時が来ようとはね。
さて何から話そうか。僕達は、お互いを知らなすぎる」
>>+42 アルフレド
……そうだね、君の言う通りにさせてもらうよ。
気遣ってくれて、ありがとう。
彼女に代わって、御礼を言わせてくれ。
申し訳ないが、彼女の口から君に御礼を言わせるには、少々骨が折れそうだからね。
そうですね…私も【ミーチェさんに縄を使うことに賛成】です…ごめんなさい…
このまま手をこまねいていても状況が好転するとは思えないですし…
もし、ミーチェさんが最後の呪われし狼だとしてもこの夜に魔のものが一人でそれが当たる、なんて希望もありますし…
黒狼が二人、朝を迎える、それが直接わたしたち、いやこの国の敗北に繋がりますしね…
占い先に関してはもう少し考えさせてください…
東の島国は、こことは違い、季節がきちんと分かれていて、季節折々の花が咲くんだよ。
[アルフレドは、留学で「日本」に行ったことを思い出していた。]
特に印象的なのは、春に咲く「桜」だ。花弁が五つある、淡いピンクの花なんだよ。日本の国花にも、なっている。
日本には、六月に「梅雨」と呼ばれる雨期が存在するんだが、その時期に咲く、「葵」も素晴らしい花だ。葵は、真っ直ぐに伸びた茎に、上下に四方に向いた花弁がある。それが、一番上まで開花すれば、梅雨の終わりと言われている。
日本には四季折々の花があってね、いずれは日本で店を持つことがわたしの夢なんだ。
ミーチェを縛るのは反対だ。
占いで不用意に数を減らすのを避け、慎重に縄を使うべきだ。
今この状況で賊だと確定している者を縛るなどと…!
魔の者の主張かと思ってしまう、な。拙僧は…
【縛るのは、アルフィリオンか、カエデだ】
賊、魔の者いずれも残っていると仮定するならば、
賊はパトリシアから既に占われているカエデ。いわゆる、囲いというやつだな。
アルフィリオンはミーチェを縛ろうなどと…ここへ来て勝ちを急いだのか?詰めの段階こそ慎重に動くべきだ。
仮に魔の者だとすれば、ミーチェを縛ることは最良の選択であろうな。
どうしても、どうしてもミーチェを縛るというのであれば、今宵の占いで魔の者を仕留めなければならん。
>>31 ケラ
気安く神の名を口にするな。
ここまで来て神の御心に決断を委ねるなどと…
最善を尽くした者にのみ、神はその眼差しを向けるのだ。
ミーチェを縛るならば、ケラの思う魔の者を確実に狙うのだ。
(……見えないスティックを…持ってきただと…!?)
*粉々に砕かれる音を聞いたので、もう終わりだと思っていたが、そうではなかった。童心に帰ったような大きな獣は、
嬉しそうに、カッツェの元へと来たのだ*
〜〜〜〜ッ!!!!
*可愛い。愛でたい。触りたい。マズルの毛を逆だてるように撫で上げ、首元をたてがみをくしゃくしゃにしたい。そんないご
(コイツはニンゲンじゃねーし、目を合わせても大丈夫だよな?)
*視線を合わせるためにカッツェは腰を落とすと、ゆっくり目を開いた*
*今まで薄眼で見ていた白狼を、焦点を合わせてしっかり見る。キラキラと毛並みが揺れる。オーロラの雪原を連想するきめの細かい、雪のような輝き*
(綺麗)
*その魅了され手を伸ばそうとするも、ローランのエントリーシートを思い出す。夢の中とは言え、この双眼の呪いと同様に何が起きるかわからない*
……そうね。持ってきて偉いわ
*撫でることは叶わないが、精一杯笑って白狼を褒める。もう一度…と思ったけれど、カッツェの手元には遊べるものが、*
(あるじゃん、最適なやつ)
>>33 グスタフ
君はいったい何を想定しているんだ?
縄を減らしたくないとは、黒狼が2人と魔の者がいる過程であろう?
それならば、ミーチェ君を拘束することで解決するはずだ。
黒狼が2人いるのに、白玉の者を眠らせてしまったら、明日の内訳は、白玉が2人、魔の者が1人、黒狼が2人。
黒狼は白玉側が同数になったら襲ってくるぞ?
歌姫君が魔の者を呪っても一緒だ。
なぜわざわざ博打を踏みにいく?
……。
フリージアも、もうケラさんを信じるしかないと思ってるわ。
今日の拘束は【ミーチェさん】を希望します。
昨日も言ったとおり、まだ呪いの狼は起きてると思っていますから。
>>33 グスタフ
グスタフさんは、ミーチェさんが最後の黒狼かもしれないとおもうってことですか?
おやおや。
/*
椅子につくと足を組んで髪を後に流した。ここまで来て、負けてはいけない。黒狼騎士団にも、魔のものにも。そして、己の弱さにも。毅然とした態度を取り続ける。
*/
信心深いあんたの前でご法度だったね。ただ、いちいち怒ってる場合なのかい?言っちゃあ悪いが、あたしはここにいるやつらはネーロ以外信用しちゃいないよ。白玉と結果が出た者達は…もうここにはいない。あんた達の誰が仲間で、誰が的なのかはわからない状況だ。
今はあんた達のこれまでの発言、そしてこれからどうしようと模索し動いているかをあたしなりに判断させてもらう。今日はギリギリまで見定めるつもりだよ。
それとね坊や。あたしは少なからず、あんたらに貢献はできていると自負してるよ。そんな簡単に魔のものを当てよ、なんて。…少し言葉を選ぶべきだね。
>>+36 エドワード
拒否だなんて……わたくし、そこまで無愛想な女に見えるのかしら?
…………!わたくしも、です
……あ!みかんを食べるのに、手を繋いでいたらお邪魔ですわね!失敬!
*拒否される、という言葉にむっとしながら答える
が、幸せな気持ちになる、という言葉には彼が自分と同じ気持ちだという事がとても嬉しかった
珍しく素直に肯定したが、また恥ずかしくなってきたので、みかんを理由に自分から手を離した
……これは夢、幸せな夢なのだから、今は幸せを享受しようとそんな事を頭の片隅で考える*
[アルベルトは、話すのに夢中で止めていた手を動かし、みかんを剥いていく。]
[そして、一房とり口へ運ぶ。芳香が漂い、爽やかな味わいだ。]
やっぱりみかんは美味しいね。
サテンと組んだら今度はフルーツの香水なんかも作れるな。
「…こんにちは…お姫様…
お邪魔、し…て、ます…」
内緒話をするように小声で話しかける。
もちろん返事が返ってくることはないが、優しそうな寝顔を見ていると受け入れてくれたような気持ちになりペコリと頭を下げた。
「…おつかい…」
一瞬用事を忘れていたことは秘密にしよう。
そう思いながらソフィー姫の側を離れる。
机の上には言われた通り日記帳があった。
それを手に取るとソフィー姫にもう一度お辞儀をして、次の瞬間には王様の部屋にいた。
部屋に運んだ時から時を止めた王様は静かにベッドに横たわっているようだった。
暖炉から黒焦げになった本をそっと拾い上げ、ソフィー姫の日記帳と一緒に王様の机に置くとくるりと振り向く。
じっと見つめた。
その姿を目に焼き付けるように。
そして瞬きをすると同時に、部屋から姿を消した。
広間へ戻りソフィー姫の部屋への穴を塞ぐと、ロート様に報告をする。
「ロート様…王様の…机に、姫様の日記帳と…黒焦げの本…置いてきました…」
占い、は【カエデさんとアルフィリオンさん】を希望します。
ここまで来て、グスタフさんのことがさらにわからなくなってきたけれど……。
>>+44 コータロー
「何を、謝る。
……僕は君より先に眠りについたんだぞ」
彼の言葉に、耳を疑った。
辺りでは狼とその周りの人々が何やらじゃれていた。––––賑やかな、和やかな光景。
「君は道化を演じていたんだな。
ほら見ろ、地上は君の正体には気づいていまい。成功していたんだろうさ」
「謝らなければならないのは、僕の方だ。自身の怨嗟に君を巻き込み、あまつさえ、君を残して一人安寧を得た」
「あまりはしゃぐな、白狼。」
エドワードとてんやわんやしていた白狼を窘める。
俺の一声に素直に落ち着きを取り戻した相棒は、エドワードから赤い帽子を奪って、踵を返した。くわえる帽子はぱきぱきと音を立てて薄い氷に覆われていく。
−−戻った先はカッツェの元。
白狼は、女から少し距離を置いて立ち止まり、その帽子を地面に落としてから俺の中に還っていった。
*受け取ったみかんの皮を剥き、黙々と食べる
起きていた時に食べたのと同じ、酸っぱくて甘い、そんな味がする
どうやら、これはサテンとアルフレドが作ったらしい
確か、遠目で見ていた時に、アルフレドが自分が受け取らないだのどうこう言っていた
……確かに、彼から渡されたら受け取るつもりもないし、サテンが作った物と思うと腹立たしかったが、みかんに罪はないと完食する
直接口はききたくはないが、礼を言わないのも自分の流儀に反する、と思ったレリーはこっそり木の魔法で薄い板を作り、そこに
>>アルフレド
>>サテン
みかん、美味しかったです。ありがとうございました。
と風魔法で木の表面を削って書き、そのまま同じく風魔法で、自分に背を向けているサテンとアルフレドの頭にすこーん!と当てる
そして、自分は素知らぬ顔で立っている事にした*
/*
ミーチェは目を覚まします。
*/
ミーチェのことばはしんようしてくれないのですね。
ミーチェはみなさんにききたいです。
だれのなにをしんようしてそのけつろんをだしたのか。たとえば、いままでのしゅうげきされたひと、ケラさんのはつげん、ミーチェがいちばんこくろうきしだんにみえる、さまざまなりゆうがあるとおもいます。
そして、みなさんのすべてのひとのよそうをあげていただきたいです。だれがどんなちからをもっていたか、です。
>>40 ネーロさん
ロート「ネーロさん、ありがとう!!とても助かります」
[無事にふたつの本を移動させてもらったことを聞いて、ボクはとてもほっとしました]
ロート「ネーロさんにお願いして、よかった。ボクも……自分のやれること、がんばってやりますね!
みなさんも、どうか、よろしくお願いします!」
>>All
「ケラが…偽物って話…出てるけど…
…僕は、一昨日…【ケラを…本物と決め打つ】って…言ったよ…
もう…後戻り…する…余裕なんか、ない…」
皆もうわかっているとは思ったがブレるつもりはないことを明言した。
「あと…希望…なるべく、あと30分で…出してね…」
集まってきたな…と言っても、お披露目の頃を思うと半分以下だが。
さて、希望を出しておこう。
先ほど述べたとおり、【拘束はミーチェ君を希望する。】
見目が子どもだと言っても仕方がない、彼女の説得は僕には響かなかった。
そして、【占いはカエデ君】を。
ジルベール君が眠りについたとき、黒狼の奴らが襲うなら双騎士を名乗る者、この前提が覆せない。
グスタフ君の行動は気になるが、優先すべきは彼ではない。
アルフィリオンさん、ここはせんじょうだといっていましたよね?いっこくいっこくとじょうきょうがかわるせんじょうで、さいしょにたてたせんりゃくをつづけてつうようすると、おもっているのでしょうか。ちょうめいのエルフらしいけつろんではありますが。
いままでしんじていたものをひていされるのがこわい、などというちいさなプライドがそのけつろんをだしたのであれば、もういちどかんがえなおしてはくれませんか、みなさん。
…しょうじき、ミーチェは『ふつう』というがいねんにまけてこのくににほねをうめることになるのならば、それがミーチェのうんめいだったとうけいれられますが、ケラさんのふとうめいなりゆうでちからのつかいさきをきめていたことに、くっしてくにをほろぼされるのはいやです。
……あたしは、【カエデ】か【アルフィリオン】を占いたいと考えてるけど、ネーロの意見を聞きながら、それを変更しても構わない。あたしはまだいる可能性の高い魔のものを探す必要がある。騎士の中に全ての黒狼が出てきているとは思えない。
決めました、【アルフィリオンさんを占って欲しいです】
アルフィリオンさんの方針に賛成なのですがアルフィリオンさんがわたしを占って欲しいように、わたしもアルフィリオンさんを…と
>>+55ローラン
*ローランの一声で、白狼は大人しくなる。カッツェに帽子返すと、ローランの中へと消えた*
(ん?ってことは)
ふふっ
*不思議な光景だった。ローランと白狼のやりとりは見たことあるものの、どういう召喚術を使っているかなどは知らず、見るのは今回が初めてだ。思わず、笑みがこぼれる*
(ローランっ、おまえ、可愛いところあんだな)
*ローランと中から出でる白狼は、いわばローランの化身。分身でも性格は術主に起因するだろう。カッツェは先程楽しそうに遊ぶ白狼を思い出し、口元が緩んだのだった*
さきほどロート王子があのケットシーになにやら頼み事をしていた。
ソフィー姫の部屋から王の部屋に運びたいものがある、と。
つまり、アイツは彼女の部屋に入ったのか。
「……」
右の黒手袋をそっと外す。
薬指にはまだ、燦々ときらめく指輪がある。
俺の未練の塊。
彼女を想いつづけた結晶。
今は彼女が暮らすこの国が、未だ戦っている白玉に集う者たちによって、救われることを祈るしかない。
近い未来に執り行われるロート王子とソフィー姫の挙式を瞼の裏に思い浮かべる。
俺は彼女にとって最も幸福となる瞬間を護るのだ。
その時、どうか彼女が幸せそうな顔を見せてくれることを願う。
ミーチェさんは、たどたどしいですが、むずかしい言葉を使いますね……「ご主人様」がむずかしい人なんですかね
(ミーチェさんの周りをうろうろしてみます。こんなに小さいのになあ)
ミーチェからみたみなさんのいんしょうを
アルフィリオンさん
かんがえたうえで、さいしょにきめたせんぽうをしんじるそうです。エルフらしい、そういういんしょうです。
ですが、みずからかんがえたけっかがみえますので、まよったうえにそのけつろんをだしたのでしょう。
カエデさん
アルフィリオンにたいしてみると、じぶんでかんがえたけっかがみえません。いうならば、おおくのにんげんがさんどうするみちをえらんでいる。そういったいんしょうです。みなさんのため、というよりはじぶんがどのようにみられるか、それをきにしている、そのようにみえます。
グスタフさん
もともとうたがわしいのに、きょうになってさらにげんどうがあやしいです。そもそも、このひとはケラさんをしんじているのでしょうか?てきがどれぐらいのこっているとおもっているのでしょうか。
フリージアさん
いんしょうとしてはカエデさんとおなじ、ですがグスタフさんとそうたいてきにくらべてしまうとこちらがてきではないとおもいます。
……にしても、パトリシアはいつまでしらばっくれるおつもりかしら?
……それとも、ショックで記憶喪失にでもなったの……?
[アルフレドは、ケラを見つめていた。]
彼女の負担はどれほどのものだろう。彼女の負担を少しでも軽く出来ればいいが…。
[アルフレドは、ケラの隣に座り、そっと肩に手を乗せる。]
>>46 ミーチェ
そうだね、確かに言ったさ。ここは戦場だって。
そう、戦場だよ。
刻一刻と変わる情報を集めて、推量して、それを繰り返して。
僕は僕なりに真摯に積み重ねたよ。
そして、積み重ねた結果が今日の結論さ。
歌姫君の処遇については迷っていないわけではない。
ただ、彼女の真偽は問わず、君の拘束は決行するよ。
>>+59 コータロー
「君には君の希望があったな。
……あとご主人はやめてくれ。今はもう違うだろ」
僕が眠りについた日、そして呪医が眠りについた日と、二回も狼は僕達を襲ったことになる。
「よほど好かれているのかもしれんな」
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