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次の日の朝、国王 カーマイン が無残な姿で発見された。
照坊主の下駄が、どこからともなく 国王 カーマイン の頭に飛んできました。
からんころ〜ん♪…明日は… 驟雨 かなぁ?
――ボクは、この日の光景を一生忘れることはないでしょう。
ボクのたった一人の家族は、広間の中央に変わり果てた姿で倒れていました。
兄上の身体は血まみれで、何度も何度も刺されたようでした。
傍らには、サリーナ王国の紋章の入った剣が落ちています。
魔法で一瞬で殺すこともできたでしょうに、敢えてこの剣で殺したのでしょう。
叫びだしたい気持ちをこらえて、ボクは今やるべきことを考えます。
――反逆者を、捕えなくてはなりません。
兄上を継ぐ、次の国王として。
現在の生存者は、しがない花屋 ケラ、子爵のご令嬢 レリー、咎負いの宮廷騎士 ローラン、調香師 アルフレド、踊り子 パトリシア、求道者 グスタフ、伯爵家当主 ジルベール、神官 サテン、魔法研究員 エドワード、呪医 コータロ、図書館司書 カエデ、孤児院生 フリージア、運び屋 ネーロ、射手 アルフィリオン、従者 ミーチェ、魔法使いの弟子 カッツェ の 16 名。
ロート「兄上……知っていたんだ、全部。そんなの、ズルい」
ロート「いや、今すべきは……犯人を、捕まえる、こと。この空間から、出る、こと。それが、兄上の望み」
>>魔法使いの皆さん
ロート「……みなさん、ご覧の通り、兄が殺されました。兄の近くには、サリーナの……黒狼騎士団の紋が入った剣が落ちていました。少なくとも、犯人は、黒狼騎士団を名乗るつもりのようです」
ロート「兄の遺書もありました。皆さんも読めるように、張り出しておきます。また、兄が言っている《魔法の縄》は、広間に隠してありました。おそらく、兄が昨日のうちに準備したのだと思います」
ロート「今日からは、
【魔法の縄で容疑者を一人ずつ拘束していく】
ことになります。何とかして黒狼を見つけ、無力化せねばなりません。その為には……地道に、怪しい人を話し合いで探していくしかないでしょう。
……すみません、少し……気分が。
【犯人たちを見つけるのに役立つ能力】
を持つ方がいたら、ぜひ、協力していただきたい!昨日の予言書の内容を聞き、心当たりの方がいたら……。
ボクは……きっと、まだ冷静に判断を下すことはできません。せいぜい、決定を見届けることしか出来ない、から
しばらく、自室で休みますが、何かあったら遠慮なく」
ロート「あ、あと……非常に個人的なことではありますが
ボクは、あまり長く元の身体から離れると生命力が弱ってしまいますので。【0時】には部屋に戻ります。
最終決定は【0時まで】に出すのを目安にしていただけると、とてもたすかります。
もちろん、これはボクの事情ですから。決定を下してくださる方の都合や、みなさん次第で大丈夫です。ただ、特に決まっていなければご検討をお願いします。やはり、拘束する人のことは、責任をもって把握したいですから」
ロート「それでは……ボクも城内を調査します。みなさんの方でも話し合いなど、開始してください」
[うとうとと、午睡のような眠りに浸っている。とても心地よい眠りだったが、突如現れた剣呑な気配に起床を余儀なくされた。]
!?
なにごとだ。
[武具である矢筒と弓をひっ掴み、背負い込みながら、気配の元へ駆ける。
辿り着いた先は、わずか数刻前までいた大広間の扉であった。]
ここか。
[一呼吸おき、扉に手を掛ける。
今まで何も考えずに開けていた扉に、警戒をしながら手を掛ける。
この感覚は知っている。
少し前に味わった感覚だ。
そう、日常が戦場に変わる感覚。]
向こうに、気配は、ない。
それでも。
–––––……
[微かな声で詠唱し、扉を細く開く。
その隙間に見えるは、一見、出る前と何も変わらぬ空間。
しかし、そこには小さく、大きな違いがあった。
警戒したまま、扉を開け近寄る。]
カーマイン王…!
治療は…いや、もう間に合わない、な。
[カーマインに触れ、ため息をひとつ落とす。]
>>1:363
「準備も、優勝あるの…?
…えへへ、ありがとう…ございます…」
元々余興というよりは準備で手伝うことを希望していたので照れたようにはにかんだ。
「皆…凄かった…全員出れないのは…残念…」
そしてロートやカーマインの言葉から予言書のことを聞く。
「…色んな悪い人、いて…この中に…紛れ込んでる…」
口下手すぎて言葉は大雑把だが頭では理解していた。
黒と魔を消し去らねば、白は闇に呑まれる…黒狼騎士団を名乗る賊の3人と狂信者、魔の物とその眷属、そして空を照らす者…7人を処分しなければいけない。
「色んなこと、起きて…疲れたから…おやすみ…」
そう言って昨日は広間を去った。
今日そこに王様の亡骸が横たわることなどつゆ知れず。
––––––「……みなさん、ご覧の通り、…」
ああ、いらっしゃったのか、弟君。
君からの言葉は承ったよ。
この剣、このやり方、やはり黒狼騎士団を名乗るものは始末しなくては。
[うつ伏せに倒れたカーマイン王をひっくり返し、衣服、髪を整える。]
さて、どこか静かなところに運んでやりたいが…よい場所はあったかな。
[風魔法を付し、カーマイン王を浮遊させるが、移動させる部屋は思い浮かばない。]
「……昨日はいつの間にか眠っていたようだ。無意識ながらも自室には何とか辿り着いたようではあるが」
軽く頭を抑えつつ、歩いていると、ロート殿下の声(>>#1)を聞いた。
「な……!」
急ぎ広場へ向かうと、アルフィリオン殿と、浮かされた陛下の姿。しっかりと閉じられた目に、血の気のない唇。ああ、陛下が。陛下が亡くなったというのは現実であるのか。
>>3 アルフィリオン
「アルフィリオン殿! 陛下は、陛下は……!」
言葉は纏まらない。
ただ、一目見て"もう助からない––––"そう直感した。
護衛に任命されていながら、みすみすと守るべき方を失うとは。自身の見通しの甘さに、唇を強く噛み締めた。
[背後から一対の気配と足音が。誰か起き出してきたようだ。]
>>4 ジルベール
ああ、ジルベール君か。
カーマイン王は、残念ながら、見ての通りだよ。
弟君も把握しておられる。君も彼の声を聞いたであろう?
[見えないロートを探すように、宙を見上げる。]
そう、黒狼騎士団を名乗るものは本当にいたようだ。
これからの僕らの仕事は奴らを捕縛すること。
そう、もうここは戦場さ、ジルベール君。
まぁ、その前に、かの王をどこか静かなところへ運んでやりたいんだが、いいところを知らんかね?
>>5 アルフィリオン
「そう、か。……そうだな」
アルフィリオン殿の言葉に、姿の見えないロート殿下を思う。私には理解できぬことではあるが、家族を亡くすというのは身を割かれる苦しみだという。アルフィリオン殿の視線を追った。
「……わざわざサリーナの剣まで用意するとは、中々に周到なことだ。
無論陛下の無念を晴らすまで」
ここは戦場だという言葉に、自然と緊張が滲む。私は、征野を知らない。
それでも、自分がするべきことぐらいは、分かっているつもりだ。
「む、静かなところか。
この広間は話し合いの場となるしかないだろう。陛下に相応しく静かなところは、用意出来まい。
畏れ多いが陛下の自室に運ぶのが、一番得策ではないか」
>>6 ジルベール
そのとおりさ、ジルベール君。
このサリーナの剣、そして魔法を使わないやり口。
まさに、黒狼騎士団といえよう。
[足元の剣に、顔をしかめながら視線を送る。]
もっとも、僕らの中に紛れているようだから、魔法も使えるみたいだがね。
当初の使命さえ放り出すなんて、嘆かわしいことだ。
ああ、そうだ、王の居所だったね。
彼の寝室か、よい場所だが、この階層にあればいいのだが…
ジルベール君は場所を知っているかい?
弟君に聞いたら、教えてもらえるかね。
*レリーはいつも様に目を覚まし、身支度を始めた
昨日の皆の魔法はすごかったな
とりあえず、挨拶をしに広間にでも
そう思った彼女は、身支度を終え、廊下に出て広間まで行く
広間を覗くと……そこには、既に事切れたカーマインがいた
思わず叫びそうになる口を必死に手で抑え、近くにいた人に事情を聞く*
>>4 ジルベールさま
ジルベールさま!
これは一体、どういう事ですの!?
>>7 アルフィリオン
「ああ。問題は、これが本当にかの団の関係者か、それとも模しているだけなのかというところだが……」
アルフィリオン殿の視線につられて、足元へ。少年の時分は、これに憧れたこともあった気がした。しかし、今となっては忌々しいだけだ。私はつい、それから目をそらす。
「昨日も陛下は自室でお休みになられたはずであるから、行けないということはないはずだ。
残念ながら、場所までは知らないんだがね。
殿下もこの事態となれば恐らくは。……ふむ、気配がないが離れているかな。お姿を感じたら、聞いてみるとしよう」
やれ、すまないな。どうにも、拙僧は眠りが深い…
黒狼騎士団、か…まさかまたその名前を聞くとはな。
《昨日の王弟と王の言葉を思い出しながら自室から会場に出てきたグスタフが見たものは………変わり果てたカーマイン王の姿であった。》
これは……!?
陛下…!!陛下……!!!!
《返事はなく、答えるアニマもない。
何と、何と愚かな…
このようにむごいことを…
《グスタフは胸に手を当て、哀悼の意を王に捧げた。》
*この非常事態に、昨日と同じようにだんまりを決め込む訳にはいかないだろう、カッツェは王を運ぶという言葉に声をかけた*
>>6 >>7ジルベール アルフィリオン
*パチン、パチンといつものように指を鳴らし、料理の下にあったクロスを王へと被せた後、2人に声をかける*
勝手な真似をお許しください。……失礼ながら、このまま運ぶことはいささか目に毒です。
それに、まだ自室がわからないのなら…亡き姿を晒すままより、こちらの姿の方がよろしいかと。
*出来合いのものではあるが、何もないよりはマシだろう。カッツェ自身、クロスを王にかけるなど無礼だとわかってはいるが、今から訪れる人々に見せたくないと思ったのだ*
>>8 レリー
「おや、ミス・エリュテイア……」
彼女は、既に王の姿を見てしまったのだろう。
「子女が見るものでは––––いや、貴女も護衛志望だったか。
……陛下が崩御なされた」
端的に、殿下が言っていたこと(>>#1 ->>#3)を伝える。叶えば、ショックを与えたくはなかった。
(黒狼騎士団……とかって言ってたか?何だっけ、それ)
*確か亡国に関する話題だったと認識しているが、何せサリーナとは関わりの薄く、あまりきちんと話を聞いていなかった*
(くそっ、関係ないなど思ってた自分を殴りてぇぜ)
*側からみればカッツェの姿は冷静そのもの。感情をあらわにする事もなく、王へ祈る姿は動揺も現れていないだろう*
*しかし、それは間違いである*
*カッツェはただ、事の重大さをいまいち理解していないだけである*
*王が殺された──その事実だけを、受け止めていた*
ん、うぅ……。
[起きるなり頭が痛い。昨日、オーディションの優勝者が選ばれて人々が一喜一憂するのをパトリシアはぼんやりと見ていた。
そもそも自分が選ばれることは無いと分かっていたのだから、特に驚きもなかった。
あの花の咲くような笑顔の少女は可愛らしいなとか、そんなことを考えつつ静かに過ごしていた。]
[泣くことは無い。人の心を映し踊る自分が泣いてしまってはいけない、そんなのは踊り子失格である。
カエデの「みんなを守る」という言葉を思い出す。魔力の使い過ぎで発表中に倒れてしまっていた彼女も、心のどこかに「優勝は出来ないかもしれない」という思いがあったのではないだろうか。
それでも皆を守ると言えた彼女の前向きさを素直に素敵だと感じた。]
ええ、ええ、大丈夫よ。
あたしだって出来ることをやるの。
[ベッドの縁に並んで止まっていた白い小鳥たちを撫で、会場へと向かう身支度をした。]
>>12 ジルベールさま
*ジルベールさまが仰るお話を大人しく聞いた
一目見た時、これは助からないと素人目に思ったが、やはり間違いではなかったようだ
……間違いであってほしかった
敬愛する王の死に直面し、思わず血の気が引くが、ジルベールさまに御礼申し上げねば、と何とか持ちこたえた*
……そう、だったのですね
教えて下さり、ありがとうございます
……わたくしは皆様とのお話合いに備え、広間にいますわ
何かあればお呼びになってね
ちらほらと、起きてくる人々が見られた。人が増える前に、どうにかしたいと思っていると、突如、陛下が白い布で包まれた。
>>11 カッツェ
「君は、昨日の……」
甘いものをとっていた時、会釈をされたことを思い出す。今のは彼女かしたのだろう。
「いや……、感謝するよ。これで一先ずは無闇にお姿を人目に晒すこともない。本当はもっと正しい手順を踏むべきところであるが、そうも言ってられないからね」
>>17パトリシア
……踊り子のパトリシアさん。
その通り、です。王が……
*良い朝ですね、と挨拶をしたいところだが。生憎そんな呑気な気を持てる性格でもなく、そんな挨拶を出来る空気でもない。
クロスでは誰の亡骸なのかわからないだろう。そう、王の名だけ告げれば、予言だと察しの良いパトリシアならわかるだろうと言葉を切った*
>>18ジルベール
カッツェ、と申します。伯爵家当主ジルベール様。
お役に立てたなら光栄です。この状況下では難しいでしょう…せめて神官のサテン様がいらっしゃれば少しは改善できるかも知れませんが…
*参加者の中に、神に仕える人が居たはずだとカッツェは思い出した。冠婚葬祭について詳しいのではないだろうかと、そんな意味を込めて名を挙げた*
また、踊り子のパトリシアさんがいらっしゃってます。彼女の白い鳥を城内に放せるならば、王の自室も見つけられるかもしれませんね。
……魔法によって阻止されるかもしれませんが。
*ここで、先ほど声をかけてきた女性の名を挙げる。昨日彼女とともに踊っていた子達も思い出していた*
*まだそばにいるであろう彼女に声をかける*
>>17パトリシア
……差しでがましいのですが。あなたのお友達で、カーマイン王の自室を探すことってできるのかしら
出来れば、お願いしたいのだけれど……
/*
血の香り。
ミーチェが起きて一番最初に思ったのはそれでした。ご主人様の仕事場でなら嗅ぎなれたその香りも言葉には似つかないと思います。
*/
…なに?なにがあったんですか?
>>16 レリー
「…………そう、か。それがいい。
皆が起きてくるまでは、ゆっくり休むがいい。無論何かあれば声をかけよう」
彼女は顔色をなくした。見るからに無理している表情でお礼を言う彼女に、優しい言葉をかけることはできなかった。
人が集まれば、犯人探しが始まるに違いない。彼女も、私も、容疑者の一人だ。
だが、今は。彼女の気が少しでも楽になるよう祈りながら見送った。
(目が覚めたはいいんですけど……なんだか、変な空気ですね。ざわついているような)
おはようございま……
……!!!
(目に入ったのは、残酷に刺された王さまの死体と、近くに集まる何人かの人々。そして、ロート様からのお言葉)
こ、これは一体……王さまが……?
やはり、「賊」がこの中にいるということでしょうか
ああ、クロスを使ってくれているのは有難いですね。
フリージアの目に触れぬようにしないと……
(何をすべきなのかすぐには判断がつかず、つい、おろおろとしてしまいます。しかし、わたしは神に仕える者。まずすることは決まっているはず)
……少々失礼を。陛下のご冥福を祈らせてください。
>>23 >>24パトリシア
……ごめんなさい、まだ心の整理もつかぬままお願いをしてしまって…ありがとうございます。
*足元に転がった鳥たちを見て、カッツェは無理なことを頼んでしまったと後悔する*
(頼む、魔法で妨害されずみつかってくれ…パトリシアの魔法を無駄にしないでくれよ…)
*城内を包む魔法に、カッツェは睨みを利かす。パトリシアの気持ちを無駄にしたくない、早くカーマインを運び出したい。そんな事を込めながら*
/*
ミーチェは広間に現れます。今日も炎を連れています。
*/
…てつの、かおり。ごしゅじんさまが『しょぶん』したあととおなじかおりがします
だれか…けがしているんですか?ミーチェ、あまりかいふくはとくいじゃないですけど、がんばりますよ?
>>3アルファリオン
……失礼。まだ動揺しているようにお見受けいたします。
……代わりますわ
*カーマイン王を魔法で浮かせたまま硬直している彼に変わって、パチン、パチンと指を鳴らし王を浮かせる。
風の魔法で浮かせているアルファリオンと違い、カッツェは物其の物を動かす魔法だ。代わることは容易かった*
/*
慌ただしい雰囲気を感じ、僕は皆のいるほうへ向かう。
嫌な胸騒ぎがする。
僕は城の入り口に感知網を張っていた。入り口から侵入があれば、まず間違いなく感知できるはずだ。
しかし……これは。
*/
これは…一体、何があったんだ?
……陛下…!!
なんということだ……僕は、何の為に護衛の任についたんだ。
そういえば昨日拙僧に話しかけていた者がいたな。
失礼した。
>>1:271 アルフレド
話しかけられていたのに、すまなかったな。
花にももちろん、命ある者すべてにアニマはある。
昨日は花瓶の花から芽吹き、花開く命の力を借りた。
バラならばその棘を活かし戦いに使えるだろう。
美しく見るものを魅了する花ならば、文字通り蠱惑的な魅力を得ることが叶うかもしれない。
あるいは、毒のあるものならその僅かな毒に悪意を与えれば…
花には、拙僧には縁のない力が多そうだ。
木や草同様、生命力を借りるだけとしておきたい。
…アルフレドがこの術を会得したらぜひ研究していただきたいものだな。きっと、美しい術を編み出してくれるものと期待しているよ。
王が死んだ、という。おいおい医者の前で死んだという奴があるか、と寄るも……酷い有様だった。
「あぁ、だからか」
カーマイン王は予知の魔法を使うと昨日言ってやなかったか。
「死ぬと分かってるなら、最後の日には好きなもの見て、喰って、満足して死にてぇよな」
そこだけは理解できる気がした。
しかし不思議なのは、ならば何故護衛を命じなかったのか、である。それとも予知というものは絶対なのだろうかしらん。もしそうなのだとしたら騎士団を名乗る相手は件の3人を相手取って十分な敵となる。
──何故気付かなかったのだろう。
昨日【黒狼騎士団】を名乗る3人の話を聞いた時点で、国王が危険な目に遭うかもしれないことは予測できた。
なのに、どうして俺は陛下を御守りしなかったのだ。
無礼は承知の上でそっと、顔にかかった部分だけクロスを捲った。
手が、唇が、震える。
死の眠りについて少し時間が経ったせいか、そのご尊顔は土色になっていた。
「どうして……言ってくれなかったのですか。」
予言など馬鹿馬鹿しい。殺されることを教えてくれたら、全力で護った。そうしたらこんなことにならなかったかもしれないのに。
頭の隅ではどうにもならないから王は口にしなかったのだと分かっていたが、自分のあまりの無力さに腹の底が後悔で満ちる。
>>ロート王子
「……王子。ロート王子はいらっしゃいますか。」
[ジルベールの言葉に、以前の記憶が蘇り、吐き捨てるように言う。]
>>9 ジルベール
かの団の関係者ならば、僕はより怒りを覚えるがね。
模している方がよっぽどマシさ。
ふむ、確かに君の言うとおりだ。
王も一昨夜はこの階層で過ごしている。
[ジルベールと相談を続けていると、ふわりと王が真白い布に包まれる。]
>>11 カッツェ
やぁ、君か。
なるほど、ここにいるのは武人だけではない。
心遣い感謝するよ。
それでは、僕からもひとつ。
いや、ふたつかな。
[クロスの上に右手を翳す。
ゆっくりと、王から滴り落ちていた血が止まった。
次に触れる者は、その遺体から、冷やかな空気を感じるであろう。]
>>30 カッツェ
すまない、動揺していたわけではないんだ。
ちょいと術をね。
君の言うとおり、このまま運ぶのは忍びないと思ってな。
だが、浮遊を交代してくれたのは助かった。
お礼を申し上げよう。
[カッツェへ、王の遺体を引き渡すと、術中に引かれた袖に振り返る。]
>>14 ネーロ
はじめまして、ネコ君。
僕も場所さえわかればすぐに運びたかったんだがね。
彼女に降ろしてもらったので、よしとしてくれないかな?
そう、君も空間系の魔法だった。
かの王の部屋さえ見つかれば、お手伝いをお願いしよう。
>>33 グスタフさん
ロート「……ええ。王になってしまいました。ボクの身の危険についてですが。兄のおかげで、この城には《誰も死なない魔法》がかけられています。
もっともそれも……【敵に制圧されるか、ボクたちが敵を捕えきるまで】でしょうが
ボクの身体は、既に眠りの呪いにかけられていますから、今更刺されたところで、状況は変わりません。精神体は動けますから、むしろ、向こうにとっては一手遅れることになります。
【ボクがトドメを刺されるなら、一番最後】でしょう。」
>>37 ローランさん
ロート「どうされましたか?ローランさん」
ロート「あ、呼称ですけど、紛らわしいのでボクのことは『王子』で大丈夫ですよ。まだ戴冠もしてないですし、次の王、ですから。どうぞ、兄のことを王とお呼びください」
………これは、一体……?
/*
カッツェの魔法によって浮いているその人は、昨日まで話をしていた王ではないのか?驚き、声につまり、歩み寄ろうとして血溜まりに気づく。そこには百合の花がかなしげによこたわっていた。血に濡れた百合をすくい上げる。
*/
……カーマイン国王…そんな……。
>>32パトリシア
……えぇ、見つけてもらえそうなら良かったわ。
引き続きお願いいたします。
*パトリシアの言葉に礼をすると、彼女は他の人へ声をかけていた。目を包帯で覆う少女。確か彼女は竜族だとか。*
*カッツェはパトリシアとミーシチェのやりとりを邪魔しないよう見守った*
(落ち着いたら話て見たいけどなー、こんな事態じゃ雑談する気にもならねぇや)
>>39 >>40アルフィリオン
あら、そうでしたのね。思い違い失礼いたしました。
術を…ありがとうございます。私には出来ないことでしたから、ありがたいですわ。これで……今から目にする方の動揺も、少し減らせると思いますわ。
*アルフィリオンへと挨拶をする。どうやっても王の死は覆せない。目を背けたい事実と向き合うことに、少しでも負担を減らせるならばありがたいことだ*
>>29 ミーチェ
状況を理解していないミーチェに苛立ちを覚えた。
こんなのはただの八つ当たりだ。
「カーマイン王は亡くなられた。王の尊厳を奪うように、酷く、惨く、誰かの手によって。」
>>#5 ロート
「王の部屋に御遺体を運ぶことをお許しいただけますでしょうか。それと……あとで、もう一つお話したいことがあります。」
(しっかし黒狼騎士団、っていう奴等についてあんまり聞いてなかったんだよな…)
(図書館司書のカエデさんなら、何か今までのオーディションまでを自動記録してるレポート的な何かを持ってるって期待してたけれど、まだ来てない……うーん、誰に聞くことが得策か…)
*ロートの言う予言は、バッチリ覚えているものの、イマイチ黒狼騎士団とのその予言の繋がりが見えなかったカッツェは、考え事をしていた*
[アルフレドは、カーマインの遺書を改めて読む。]
ここには『これで、黒狼共に襲われても、私以外の誰も死ぬ事は無い。』とある。
カーマイン王が、命かけて我々の命を守ってくれたのだ。
しかし、『黒狼共に襲われても』とは、これからも、誰がが襲われるということなのだろうか。
>>26 アルフレド
そうさ、アルフレド君。
見ての通り、聞いてのとおりだよ。
どうやら、黒狼を名乗るものの仕業のようだ。
奴らが本物かはわからんがね。
それより…すまないね。
気になることを言う奴がいる。
>>46 ローラン
こんにちは、ローラン君。
君が王の寝室を知っているならば、何より、早々に運びたいところだ。
しかし、ひとつ疑問があってね。
なぜ君だけ王の寝室を知っているんだい?
他の参加者は知らないようだったのに。
[ローランの態度や行動に眉を顰め、問いかける。]
──昨日白狼が俺を咎めたのは、レリーを構っていたからじゃなかったんだな。
今さらその事に気が付いて情けない気分になる。
やはり俺に騎士を名乗る資格はないのだと、冷たい現実を突きつけられたようだった。
──…。
気が付くといつのまにか白狼が現界していた。
白狼は玉体が寝かされていた傍らに鼻を寄せている。
よく見ると、そこには覚えのある剣が転がっていた。
「なぜ、黒狼騎士団の剣が──。」
こんなことをするために黒狼騎士団の名を穢したのか。
これで王を殺したというのか。
血が出るほど強く、唇を噛み締める。
>>49 アルフィリオン
「っは、他の参加者が知るはずもないだろう。俺は──俺は、この王城に仕える宮廷騎士だ。この城で働くものならばみな王の部屋がどこにあるかくらい知っている。部屋に入ることを許されたことこそないが、案内くらいならできる。」
宮廷騎士と名乗ることすら情けなくて嫌だった。
叫び出したくなる衝動を抑えて、俺は自嘲気味に寝室を知る理由を口にする。
「ロート王子の許しが出次第、部屋にお運びしよう。」
なんの因果ですかね〜……せっかく、久しぶりに教会の外で過ごせると思ったのになあ。
犯人が「黒狼騎士団」を名乗っているとなっては……
みなさんも、わたしに不安を感じる方もいるかもしれませんよねえ。
なんたって、こんなのでも、サリーナ王の遺児ですからねえ
……よし
>>all
みなさん、ちょっといいですかあ!!
(ま、黒狼騎士団を知らなくても犯人は探せるよな?…しかし、シケてるよなぁ)
*ロートの言う予言について考えていた。今朝王子が話した【犯人を捜すのことに長けた能力】を持った魔法使いがこの場にいるはずだ。カッツェはその人たちが誰も出て来ていないことに少し変な気分でいた*
*皆、動揺し、狼狽える気持ちはわかる。自分ですら人の死を目の当たりにして気分は沈んでいた。一国の王となれば尚の事*
*しかし、冷静過ぎるのだ。自分以外の人間は黒狼騎士団について何かしら情報を持っているように思えた。それなのに王の死を嘆き、悼むものばかりだ*
*誰もまだ、犯人探しに駆出そうとはしない*
(内部犯なんじゃねーの?これ)
*邪な考えが顔を出す*
(愛する王がいなくなるならば、憎むべき相手を躍起になって探すんじゃね?私だってクソでも師匠は師匠だ。相手を見つけて殺そうとするだろう。)
(この王は、そこまで信頼を得ていなかった、ということか?大臣が叛旗を翻したのなら無理もない話か)
*そんなアンチテーゼなことを考えしまう頭を振り、冷静になる*
(誰かまとめてくんねぇーかなぁ。白玉の忠誠を誓う誰かが出てくれば、犯人探しがしやすいんだけど、くそっ)
*出しゃばることが嫌いなカッツェは、この何も変わらない現状に少し苛立ちを覚えた*
>>all
改めまして、こんにちは〜
わたし、城の近くの教会で生活しております、神官のサテンと申します〜
エントリーシートには書いたんですけど、サリーナ王ウルヴァの遺児だったりするんですよねえ
あの〜、もちろん庶子でして。
母は、王宮に布地を納めてた布屋の娘なんですけどね
えーと、それは置いといて。
【わたし、肩に赤い印を持っているんです】
昨日予言書にあった、【共有者】なんじゃないかな〜って。
それに、わたし、もう一人、この印を持っている方も知ってるんですよ〜
だから、この場では一番信用してもらえるのでは?と思っております〜
黒狼騎士団が仕えていた、サリーナ王族の関係者が、この場を取り仕切るというのは、まあ、なんとも皮肉なものですけれども〜
とりあえず、わたしが印を持っていることを明かすことで、わたしを頭にした革命とか、そういうのではないって、分かってもらえるんじゃないかな〜って思いまして、名乗りました。
わたしに何ができるかわかりませんけど、王子のお手伝いができれば、と思っております〜はい。
(はあ……慣れない大声を出したら、緊張しました)
ケラ…。
[ケラは、見たことない冷たい顔になっていた。]
ケラ…!
[アルフはケラを追いかけることが出来ず、その場で呆然と立ち尽くした。]
[妹の背中と重なる。]
[兄さん・アルフ・兄さん・アルフ・兄さん]
[妹と声と、ケラの声が、交互に聞こえる。]
[フラつきそうになりながらも、しっかりと足で体を支えた。たしかに安っぽい言葉だったかもしれない…。ケラは、しばらく、そっとしておこう…。しかし、ケラになんと言われようと、わたしが黒狼騎士団を見つけ出し必ず守る。とアルフレドは強く思っていた。]
「いいじゃないか。
俺は二人の【力を否定しない】。」
「今こそセルナリアに恩を返す時だ。
黒幕を見つけ出すため協力は惜しまない。」
これ以上、【黒狼騎士団】の好きにはさせない。
手袋の上から薬指に嵌めた指輪に触れた。
──と、その時。
ケラと同じく占い師と語る女が現れた。
オーディション前日に言葉を交わしたパトリシアだ。
「どちらかが嘘をついているのか。」
[広間の真ん中に、パトリシアも躍り出る。]
[パトリシアは小鳥でカエデを調べたという]
つまり、占い師が二人いる…。
[考えたくないことだが、どちらかが偽でどちらかが、黒狼騎士団か狂信者ということになるのか。]
[アルフレドは、ケラは疑いたくなかったが、パトリシアも嘘をついているようには見えない。]
>>ロート
ロート様、予言者を読ませてください。この状態を詳しく知りたいのです。
「踊り子のほうはよく知らないが、歌姫の言葉にはそこそこ説得力があるな。予言書の通りの力を授かった者からすれば、いくら今は違ったとしても元黒狼騎士団という肩書きがある人間は臭くてしかたないだろう。」
「俺に対して力を行使したくなるってのは自然なことだな。」
昨日の疲れからかいつもより大幅に起きる時間が遅れるカエデ、疲れが全く取れていない、きっとこれは慣れないベッドで寝てるせいなどではないだろう。
扉の外の騒がしさに気づきカーディガンを手に持ったまま彼女は外に出る。
そして目についた武装中の兵士から事件の全貌を聞く。身体中から血の気が引くのを感じながらも、一刻もみんなと合流を目指し少女は駆けだした。
目的地ににつき、彼女は広間の兵士から話の一部始終を聞いた。
*ソファーに座り、ぼんやりと皆を眺めていると、視界の端にエドワードが入る
ああよかった、エドワードさんは無事だったのね
護衛部門の特別枠に選ばれた彼が、昨夜国王陛下のお側にいて、もし大事があったら……などと不穏な事を考えていたが、彼の姿を見て、安堵する
……こんな事になってしまったけど、昨日の事をお話しなくっちゃ
そう思うが、体が上手く動かない
きっと、まだ国王陛下の死を受け入れられずにいるのが原因だろう
彼もきっと動揺しているはずだ、そう思ったレリーは夜に彼の様子を見に行こうと心の中で思った*
*そんな事をぼんやり考えていると、神官さんが共有者であると名乗りをあげた
彼とはまだお話した事ないけれど、あの穏やかな雰囲気と口ぶりからして、彼は本物なんだろうとレリーは思った
そして、続くようにケラと踊り子さんが占師だと言っているのが耳に入る
誰かが言っていたが、伝説では占師は1人のはず
なら……*
どちらかは偽物、という事ね
*レリーは独り言をぽつりと言った後、続けて皆に向けて言う*
神官さんの事、わたくしは信じてもいいと思っておりますわ
そして、わたくしは【共有者ではありません】
伝説の通りなら1人だけの占師が2人もいるなんて、おかしいわね……どちらが偽物なのかしら?
わたくしは【占師ではない】から分からないわ……
>>67ケラ
嘘つきはアンタの方じゃない!
そもそも予言じゃこの国に仇なすものが何人も何人も居るってのに、堂々と出て来られるアン……いえ、あなたの方がおかしいわよ。
あたしは偽物が出てきてこのまま皆が間違った方へ誘導されるのが嫌で出てきちゃったけど。
もしエドワードみたいに強力な魔法使いが黒狼だったらいくら騎士が居てもあなたを守り切れないかもしれないのに。そんなのお構い無しに名乗り出てきて。まるで自分は襲われないってわかってるみたいじゃない。
[おかしい、彼女は嘘をついている。その感情を身体全体に乗せて言葉を放った。
荒くなる言葉使いをなんとか抑えようとする。]
あたしは怖いわ。あたしの魔法じゃ今ここにいる大抵の人にも太刀打ち出来ないもの。たとえ国王陛下の御加護のおかげで死ななくたって、黒狼を全滅させなくちゃどっちみちこの国は滅びてしまう。
そんな中で占い師なんて重役を背負って飄々と出てくるなんて……。
[身体が震え、耳飾りが微かに音を立てる。
絶対に負ける訳にはいかないのだ。母の為。そして義父の為に。]
>>72 パトリシア
「喚くなよ。」
仲裁するつもりなど毛ほどもないが、そう一言パトリシアに放った。
「踊り子と歌姫のどちらが本物なのかなんて俺は知らない。それはアンタたちにしか分からないことだ。なら、同じ力を持つと主張する相手を非難するよりも、俺たちに信用されるような働きをすることを優先すべきなんじゃないか?」
「仮にアンタが本物の占い師様だとして、いくらそいつを責めようと"ハイ私が偽物です"とは言わないだろ。」
*広場の中央に躍り出る自分が仲良くなった"と思っている"二人の姿をみて心を痛める。*
二人のどちらかが嘘を…?
*そうつぶやくも彼女の心の整理はつかない、いやだ、私はどちらも疑いたくない。二人を信じたい。*
嫌なことは考えないでおこう…
*どうにか心を落ち着かそうと彼女は状況の観察に努めた*
(わあ〜ちょっとややこしいことになってますね〜)
>>ケラ
>>パトリシア
あ〜おふたりとも、おさえておさえて。
みなさんも、不安でしょうが、良いように考えれば【どちらかは本物】といえるわけですから〜。
頼もしいではありませんか〜。
こ、これ以上出てこなければ、の話ですけどね?
(まさか増えませんよね〜??女性同士の喧嘩をおさめるのは大変だな〜)
「ふうん……なるほど。予言通りの能力を持つと主張する人間が、三人か……」
ジルベールは辺りを見回しながら呟いた。
「……どうやら本当に予言通りのことが起きてるみたいだね。
私も宣言しておこう。【私は赤い印をもつものではない】」
勇ましき赤。その色を宿した忠誠の印を体に持つとは羨ましいことだ。
「それから、【占う能力もない】。誰かも言っていたが、二人のうちどちらかは偽物ということか」
私は能力を持つと言った女性達を眺めた。
>>76 パトリシア
言い方がアレとはなんだ。
そう思ったが、面倒なので口にするのはやめた。
だが、気になったことを一つ。
こいつに"あなた"と呼ばれるとなんだか気味が悪い。
「アンタ、おしとやかにしてると変だ。そのままにしてろよ。」
>>79 サテン
占い師への疑問は花の魔術師と、俺と容貌の似た男が既に挙げていた。
まだロート王子からの返事はない。
俺は赤い印を持つというサテンの元へ向かう。
「確か白玉には霊能者という存在もいたはずだ。これから毎日一人ずつ縄にかけるというなら、その力の持ち主にも呼びかけた方がいいんじゃないか? 間違えて眠らせてしまっては元も子もない。」
(へぇ、神官様が忠誠を使うワンちゃんってぇのかい。)
*サテンがこの場を仕切ってくれるのはありがたい。どんな理由であれ同じ方向を向いて足並みを少なくとも揃えることが出来るのなら、下手な真似でないだろうと思っている*
(で、花屋のケラと踊り子のパトリシアが占師か。今のところ2人ねぇ……)
>>74パトリシア
本当?良かったわ。このまま王にここに滞在してもらって、犯人探しにも一興だけれど、そんな趣味の悪いことはしたくないもの。出来れば早く連れて行って上げたいのだけれど……
*ちらっとローランを見る。彼はロートの許可を得て連れていきたいと考えているようだった*
>>79サテン
話の腰を折ること、お許しください。
……カーマイン王を、連れていきたいと思うのですが。
今から、その。黒狼騎士団が誰か探り合いになるでしょう?
バラバラに動いて難癖つけられたりする前に、寝室へ…と思うのですが。考えをお聞かせ願えますか。
*この場を仕切る、サテンの指示を仰いだ*
歌を歌うものと、踊りを舞うもの。どちらも記憶に残っていた。
「……魔のものだか、黒狼騎士団だか知らんが、どちらもそのような荒事には無関係そうな顔をしているがね。本当の姿を隠しているか、見かけによらぬかはわからんが。
…………単に武功に優れるものが悪しきことを企てているというわけでもない、か」
独り言のように、呟く。視野が狭くならないように。事実を失わないように。
「……これだけではどうもね。情報が少なく犯人の目星をつけるにはまだ甘い、か」
「予言書に、書いてあった…こと…本当…
共有者と…騎士は、2人ずつで…占い師と霊能者…狼3人と、狂信者…魔の物、蝙蝠人間…空を照らす者?…13人…
ここにいるのは…16人…人数合わない…から、予言書に書かれてる…力がない人は…3人…普通の人…?」
指折り数えながら人数を把握していく。
「あ…僕は、【共有者でも…占い師でもない】…よ…」
そこで予言書の一節を思い出す。
ー呪の狼。占い師の力を滅し殺す者ー
「…本物の、占い師は…呪の狼…占ったら、だめ…
狼は…占わずに…捕縛したい、から…
魔の物と…味方の人探しのために…占って欲しい…」
(あ、やべ。何も自分の意見を出してねぇじゃんか)
*一拍ののち、カッツェはもう一度口を開く*
それから。【私は神官のサテン様と同じ印は持っていない】わ。【花屋のケラさんや踊り子のパトリシアさんと同じような魔法も使えない】。
それから、調香師のアルフレドさんや、宮廷騎士のローランさんの言う霊能者についてだけれど、私は反対よ。
今日きっと、神官様が占師と名乗る方に誰を占って欲しいと指示をすることになるかと。
その時に霊能者が指定されたら名乗り出る、指定されなかったら次の日の方が良いと思います。それでも、遅くないでしょう。
次の日にしか読めない魔法を使って、紙に書いておくのはどうかしら。それならば、眠った後でも情報はきちんと落ちるかと。
>>89ネーロ
ごめんなさいね。私は場所を知らないの。
踊り子のパトリシアさんの小鳥と、宮廷騎士のローランさんが知っているの。一緒に行きましょうか。
神官のサテン様か、ロート王子のお返事を一緒に待っていただけるかしら
*心優しいネーロに、悲しく笑みを浮かべて提案をした*
ローランの言う通りだね。まずはあたしが本物だってことをちゃんとみんなに周知しとかないとね。
…あたしはあの踊り子のお嬢ちゃんのことは【内通者】もしくは【黒狼の1人】だと思ってる。まあ、内通者に仕事を任せて黒幕は身を潜めてるかもしれないがね。
>>88 カッツェ
「アンタの言うことも一理ある。だが、結局明日出てもらうなら今日名乗り上げた方がことがスムーズに運ぶんじゃないか?」
腕組みをしながらカッツェに話しかける。
激辛サンドイッチの恩があるため、俺にしては歩み寄りを感じる喋り方をした。
「神官サマの指定が刺さってから霊能者が名乗り上げたとして、指定が変わった先でもひと悶着あったら縄をかける人間を決めるのに倍時間がかかる。予言書の通りで言えば、ただの人間は数人しかいねえんだから。」
「それに、今の占い師たちのように黒狼や魔の者の一派が縄にかけられたくないがために霊能者と偽る可能性もあるだろ。今出しても悪かないと思うがね。」
ロート「おまたせしています!ええと、協力してくださる方が出てきてくださったんですね。ありがたいです!
あ、でも、1人だけのはずの占い師さんが2人……か。ちょっとボクからは、まだ何とも言えないですね……。でも、本物の占い師さんは、一人のはず、です。
とりあえずは、ボクの判断をまってくださっている件から、お話させてもらいますね。
兄上を自室に運んでくださるとのこと……とても有難く思います。ボクは精神体なので、運べませんから。ぜひ運んでください。
場所は……ローランさんがご存じでしたか?」
>>46 ローランさん
ロート「後ほどお話があるとのこと、了解しました。」
>>#6 ロート
「ありがとうございます。18時過ぎにまたお伺い致します。」
そう精神体である王子に伝えた。
そして、しばらく何かに想い耽るように沈黙する。
>>カッツェ達
「ロート王子から許しが出た。部屋に案内しよう。」
>>92アルフレド
どうも。カッツェ、と申しますわ。
*軽く会釈をして話を始める*
集まりが悪いと申しますか。
こんな緊急自体に、私は大事な決定に顔を出さない不届き者は居ないと信じたいのです。
>>94ローラン
偽物の出現を考慮して。ですか。それも分からなくもありません。
調香師のアルフレドさんへ述べたように、私は決定の際に顔を出していない者が居ないと信じたいのです。なので、その時に揃っていない者は…謂わば犯人候補と呼んでも差し支えないかと。もちろん、事前に連絡があれば別ですが。
後で提案するつもりでしたが、疑わしく思う、占ってもらう人や縄にかける人を第二候補までサテン様の中で選別していただければ、それならスムーズにことが運ぶのではないでしょうか。
*ここまで話して王子の声を聞く*
ここまで話して王子の声を聞く*
>>#6 ロート
ありがとうございます。
*帽子を取り、王子に対して深々とお辞儀をした後、ローランへと向き直る*
>>95ローラン
ええ。よろしくお願いします。
また後で方針についてお話ししましょう。宮廷騎士のローランさんさえよければ、このまま話を進めても構いません。
……私が運んでもよろしくて?
*パチン、パチンと指を鳴らし王を浮遊させた*
時間も経ち、落ち着いたのかカエデは少し歩み出て、一つずつ言葉を選びながら口を開く。
「…私は【占い師ではなく、また共有者でもありません】」
続けて、苦手だが勇気を振り絞り自分の意見を言葉にする。
「私は痣がある、言い換えれば白い魂を持つサテンさんの言うことに賛成します。黒か白かわからない、言うなれば灰の魂を持つ人に自分の命に関わる判断を丸投げできません…」
「…なので霊媒師が名乗り上げるかどうかも私は一旦サテンさんの意見を聞きたいです。」
彼女はどうにか言い終えると、安心しホッと息を吐き軽く礼をしてまた下がった。
「すまん、少し死を悼んでいた。命は喪われた。癒せる云々の問題じゃあない。あれを治せるとしたらそれこそ死者の蘇生だ」
「おおよそ王の予知というのは本物の力らしい。死因も状況もおそらくは遺書と同じだろうよ」
>>96 カッツェ
「信じたい、か。……アンタ、そういうところは能天気なんだな。こういう時は最悪なケースも考えて動くべきだと思うが。まあ、決めるのはあの神官サマだ。アンタの考えはよーうく分かったさ。」
そして、国王の件に関しては静かに頷いた。
「本当は俺が運んで差し上げたいところだが、アンタのその術の方が陛下を無事にお運びできるだろう。」
カッツェがケットシーに声をかける。
その様子を一瞥してからくるりと背を向け、先導するように王の寝室へと向かった。
「そして?今はなんだ、生きているものでの……」
「まじかよ」
二人の女、歌姫とパトリシアが睨みあっていた。しかもどちらかは王を殺した賊なのだという。やめてくれ、どちらも人一人殺せないような、いや今度こそそういう目は止めよう。
これは戦争だ。サルトリアと黒狼騎士団、サリーナの亡霊との6年越しの戦争なのだ。
>>54 ローラン
ほう、なるほど。
残念ながら期待外れだったようだ。
そう、いい意味でね。
ローラン君が今も黒狼に未練があるならば、もっと動揺するかと予想をつけたがな。
君は、思いの外落ち着いている。
王の寝室など、重要な一室、もっと秘匿されているかは疑問だが…
それだけで疑うのはやめておこう。
もっと可笑しな話も出てきたことだから。
そして––––
[カーマイン王の亡骸を包んだクロスを見つめる。]
そして、早く彼を寝室に案内してやっては?
カッツェも準備ができているようだよ。
と、広間をあとにする直前に。
「俺は占い師に花の魔術師と伯爵殿を視てもらいたい。」
「歌姫と花の魔術師は親密そうだったから、繋がりがあった時のことを考えてできればこっちは踊り子に頼みたいところだな。」
「花の魔術師には俺と同じ黒狼騎士団にいた妹君がいた。彼女は6年前の戦争で職責を果たして亡くなっている。伯爵殿は、サリーナではあまり良い扱いを受けていなかったようだ。」
「十分、国王を殺害する動機はある。
だから──」
一度口を閉ざしてから、再び言葉を放つ。
「二人の潔白が晴れればいいと思う。」
>>79 サテン
すまない、少しまとめさせてくれ。
まず、【君が忠誠の証を持っている】と。
なるほど、他に名乗る者がいない以上、君は信用に値する。
そして、【黒狼を探す者が2人、ケラ君とパトリシア君】。
奇遇にも、歌姫と踊り子の2人だね。
【ケラ君は、ローラン君が黒狼でない】、
【パトリシア君は、カエデ君が黒狼でない】と証言している。
予言の書の言うとおりであるならば、どちらかは必ず偽者、それは確実だね。
ああ、【僕は君に対抗するつもりも、彼女らに対抗するつもりもない】よ。
誰だかが唱えてたよな。
そのとおり、僕も霊能者を名乗り上げさせた方がよいと思う。
縄にも制限があり、占いも時間がかかる。
できる無駄は省かねば。
>>102 アルフィリオン
「黒狼にはもう未練はないさ。あるとすれば──これは関係のない話だ、今は止そう。」
その未練を断つために、ロート王子に聞いてもらわねばならぬことがある。
「俺は一度サリーナに背いた。最後まで戦い続ける道もあったのに我が身可愛さに、だ。」
「今さら再び黒狼騎士団などと名乗るつもりも資格もない。」
「サリーナに身を捧げた俺は6年前に死んだ。今はセルナリアに忠義を尽くすローラン・アルグミュラーだ。」
「生きる価値のない俺に意味を与えてくれた国を、今度こそ最期まで護りたいと思っている。……なんて、乳臭いことを言ったな。言われなくとも行ってくるよ。」
何百年も生きてきたエルフに俺は酷くガキっぽく映ったことだろう。
故郷は守れなかった。
だからせめて、この国は守りたい。
ケラの言う通り、生き辛い性格だ。
「先陣に遅れたようですまない。【同じく俺は占いも霊能の力もない】。誰も彼も皆、多かれ少なかれサリーナにもセルナリアにも複雑な感情を持ってるのは分かる。誰が黒狼の思想に気が触れても、おかしくないとは思うね俺は」
わたしは、【カッツェを占ってほしい】。彼女ら遅くまで起きていた。王様を刺す機会を狙っていたのかもしれない。
[ここまで言って、苦笑する。]
どうしても、疑うような言い方になってしまうな。自分が、嫌な人間になった気がするよ。
あとは、【ミーチェを占ってほしい】。昨日の実力を見させてもらった。小さい子のような振る舞いは演技とも受け取られるからな。
おやおや〜?
なんだか、わたし、決めることがたくさんあるのですね?
はあ、たいへん恐縮なのですが〜
あのですね、わたし、のんびり暮らしてきたので、決断することとか、あまり慣れてはいないのです。
なので、みなさんのお力も貸していただきたく。
>>all
【以下のことについて、ご意見を聞かせてください】
何名か、すでに発言なさっている方は、一応聞いてましたので大丈夫なはず、です〜
その1、【本日拘束したい方】を。これは、挙げづらいとは思いますけどね〜。1人か2人お願いします。
その2、【本日占い師さんたちに確認して欲しい方】を。2人くらい挙げていただけると助かりますね〜
その3、【霊能者さんは今日出てもらった方がいいと思いますか?】
この3点についてですね〜ご協力お願いします〜
(そういえば、まだフリージアの顔を見ていませんね……大丈夫ですよね?)
>>77グスタフ
[投げ掛けられた質問に思案する。顎に指を当て、首を傾げてううんと唸った。]
そうね……始めは予言の中でも「黒狼騎士団」って単語が強く印象に残ってて、ケラが占い師だーって出てきた時は「嘘つきじゃない! コイツが国を滅ぼす黒狼ね!」って思ったのだけど……。単純すぎたわね。他にも内通者とか魔の者?とか居るっていうのに。
[眉を下げて息を吐く。]
でも魔の者が占い師だって嘘をつくのはないと思うわ。今の状況、人数を鑑みても最後まで嘘をつき続けられるとは思えない。
たぶんチャンスが来るまで息を潜めてた方がマシよ。それなら。
ケラは内通者か黒狼かと思うの。
蝙蝠人間? も可能性としてはありうるけど……占い師だって嘘つくメリットが上手く説明できないわ。
照らす者? もそうだけど、もし本物の占い師だと思われたら自分の為だけに生きられなくなるし。
一番嘘をつくメリットがあるのは内通者か黒狼よ。
アハハ、こんなにたくさんの人に話しかけられるのは初めてなので、ちょっと頭の整理をさせてくださいね〜
話しかけてくださった方には、ちゃんとお返事しますよ〜
ローラン殿と、アルフレドと呼ばれた紳士が何やら話している。自分の名前が出ているようで、耳を立てる。
なるほど、もちろん見当違いではあるが、私は黒狼騎士団と繋がりの深い家のものであるし、武に心得もある。疑われるのもやむなしと言ったところか。サリーナでいい扱いを受けていなかったことが、国王暗殺の動機と関係するかは、少々疑問ではあるが……。
と、静かに聞いていると、意外な言葉が耳に入った。
>>104 ローラン
「潔白が晴れれば、か。
君がそのようなことを言うのは意外ではあれ嬉しく思うよ」
立ち去る彼にそれ以上の言葉は控えたが、それは確かに本心だった。
>>105 アルフレド
「やあ、紳士。
君も身内に騎士団の者がいたのか。」
口ぶりからして、私たちのような関係ではなかったのだろうが、––––似ている。その名も、少し。
それは、ミス・エリュテイアにも感じたことだったが、彼に対する気持ちはずっと苦い。
「私も、そうでね」
なぜ、声をかけたのかも分からなかった。しかし、全員と話す必要があるのも確かだ。と、自分を納得させる。
……こんな事になってしまった以上、わたくしも手の内を明かしましょうか
まず、皆の過去の発言を聞き返したい事もあるでしょう
こちらを使ってちょうだいな
*手を1回パン!と叩くと、何もない空間から蓄音機がごとん!と出てくる*
これは皆の発言を録音出来る魔道具なの
範囲はこの城全体ぐらいまで!
範囲内なら、何でも録音しているわ
……ただ、この蓄音機、小さな音には弱いみたいで、ささやきや独り言は録音出来ない……ってお兄様が仰ってたわ
>>111 サテン
「今日縄をかけたいのはあの竜族の従者だ。」
「アイツの主人、一緒にオーディションを受けに来たらしいが一度も姿を見ていない。それだけでまず怪しいと思うがね。」
「そもそも二人で来たっていうのが初めから嘘だったかもしれない。国王に恨みのある主人がアイツを送り込んだって線も考えられる。」
>>115 ジルベール
「……アンタは、似てるんだ。」
ぽつりと呟く。
性格は全く違うが.
彼は俺の敬愛した騎士に似ていた。
あとは、ローランが黒狼と思うかよね。
違うと思うわ。勘だけど。
堂々と元黒狼騎士団って名乗ってるの、本当に黒狼なら普通にアホよ?
黒狼が体良く罪を擦り付けようとしてるんじゃないかしら。
陛下の残したメモによると、陛下は何かで刺されて亡く……居なくなってしまったみたいだし。それって剣使いに疑惑の目を向けさせたいんじゃない?
条件が揃い過ぎてるわ。
[自分よりも幼い子がいる場で「王様が死んだ」とは言えず妙な言い回しをした。]
>>78アルフレド
うぐ……。え、えっと、その。
あんまり言いたくないのだけど……ダメかしら。
[明らかに狼狽した様子でパトリシアは口ごもる。僅かに頬に赤みがさした。]
……どうしてもって言うなら、話すわよ。
[目を逸らし、カエデの居る方をちらりと見た。]
>>117 ケラ
「もちろん最終的なことは神官サマに従ってくれ。俺は俺の考えを述べたまでだからな。」
そう言ったあとに女の言葉を聞いて、ふむ、と思案する。
「魔は黒には殺されないとあった。」
「白、黒、魔を三すくみで考えるなら、白玉として集いし者の中に撃退できるヤツがいるのかもしれないな。例えば、真の占い師が視れば魔は朽ちる──とか。」
>>111 サテン
神官さん……じゃなくて、サテンさん、で合ってるかしら?
聞かれた事を答えるわ
その1.今日拘束したい人
【コータロさん】
理由はこのお方は見るからに筋骨隆々でしょう?
きっと、この重そうなサリーナ王国の剣もいとも容易く振り回せると思うの
この人以外を挙げるとなると、まだ皆目見当がつかないのよね……どうしても、もう1人候補が必要なら言ってくださいな
その2.占師さんに確認してほしい人
【ジルベールさま】と【エドワードさん】
ジルベールさまは魔法やお人柄、全て一流のお方だと存じ上げております
お味方なら、きっと心強いですわ
エドワードさんはわたくしのお兄様の大切なご友人です
だから、一刻も早くエドワードさんの身の潔白を証明して差し上げたいの
黒狼騎士団探しより、信じたいお方を挙げてしまう事、お許しになってね
……このお2人が、もしも国王陛下殺害の犯人だと思うと、背筋がゾッとしますの
その3.霊能者について
わたくしは本日【出てきてもらうべき】だと思っております
理由は国王陛下の遺言を見るからに、今日、黒狼騎士団と名乗る賊がわたくし達を襲いかねない……もし、賊が真の霊能者を殺害してしまったら、元も子もないのです
その状態で明日以降、霊能者に挙手を命じたら、どんなに恐ろしい事になるか……
僅かでもある可能性を、わたくしは見過ごす事は出来ませんわ
>>ローランさん
ロート「戻ってきました!お話ってなんですか?向こうの方に行きますか?」
>>サテンさん
ロート「あ、サテンさん、この場をまとめてくれて、ありがとうございます。とても助かります」
>>#7 ロート
「大変な時にお時間を頂けることとても感謝しています。…できれば少し移動できたらと。広間の隅で構いません。」
>>126アルフレド
う、うぅ……わかったわよ……。
えっと、うん、あのね! う、嬉しかったのよ!!
[顔が真っ赤に染まるのを感じる。]
あたし、自分の踊りに自信があったの。絶対に皆を癒せるって。陛下も喜んでくれるって。
あんなふうに、しかも一番始めに落選にされるなんて思わなくて。あ、あたしにもプライドってものが……。
[恥ずかしそうにもごもごした後、ばっと顔を上げる。]
カエデが直接褒めにきてくれて救われた気分だった。その後にあたしに対してだけじゃないけど、それでも守ってくれるって言ってくれて心強かった。だから。
だから、何かあった時に私も守れたらいいなって……思……。
[これではまるで告白のようだ。耐え切れず、広間の柱の後ろに走っていって隠れた。]
こ、これで満足かしら!?
>>100ローラン
呑気だと思われたならごめんなさい。そんなつもりは無いと、そこだけは訂正させていただけるかしら。
霊能者を今日出すメリットは、私が提案したことと代わり映えしないと思うのです。
敵に早くから情報を与えて良いのか、というのが私の意見だと思っていただければ。
*話半分でしか聞く耳を持たれていない。それは彼が案内をする姿でよくわかった。しかし、敵意があるわけでは無いとカッツェは思った*
*後ろに目がない限り見えない一礼を、ローランに。王を連れて行くという、重役を任せると言うことは、きっとカッツェに牙を向けて居ない証拠だと認識したのだ*
僭越ながら。お役目に預かり光栄です。
*いつもより慎重に人差し指で指揮をする。薄目で見るローランの背中はどことなく小さく見えた*
>>103アルフレッド
ええ。また後ほどね。
*意見交換をした彼に挨拶をし、会場を後にした*
*カーマイン王を連れて寝室へと移動する。会話もなく、ただ3人分の足跡が耳をかすめる*
*ローランは足早に去っていった。お別れをすませたと言うよりは、王子との約束があるためだろう*
*ローランに会釈をして見送る。静かにそばにいたロートに声をかけた。可愛らしい姿の子が、酷い事をする犯人だとは思いたく無い……と、私情を交差させそうになる自信を諌めた*
>>ロート
お待たせしたわね、ロート。カーマイン王をベットへ眠らせてあげたわ
…私は、外で待った方が良いかしら。待機した方が良いならおっしゃって。
>>#8 ロート
「恐縮です。」
俺は感謝を込めて一礼する。
そして、ソフィー姫が幽閉された──今は眠っていると思われる──尖塔が見える窓辺に向かった。
幸い、周辺には他の者はいない。
俺は静かに息を吐いてから、恐らく後ろを付いてきておられるはずのロート王子に向き直った。
「……。」
しゅるり、と。
おもむろに右手の黒手袋を外す。
>>ネーロ
……あら、ごめんなさい。名前を間違えてしまったわ。
どこかで聞いてる王子も、名前を呼んでしまってごめんなさいね。
(くっそ、なんでこう1日1回はやらかしてしまうんだ私ぃ!!)
>>ロート
ちかり。
ちかり。
露になった節くれだった手の薬指に、シンプルなデザインの指輪が嵌められている。
照明の光に反射して、ちかちかとそれは、煌めいた。
あの約束を交わした夜から、俺が片時も外したことがなかった代物だ。
──弟をなによりも大事にしていた国王のことだ。
ロート王子は、ソフィー姫と俺の間にあった過去は聞かされていないだろう。
贈った指輪はまだ彼女の持ち物の中にあるだろうか。
僅かな希望を胸に抱いて、俺は静かに問いかけた。
「……これに心当たりはありますでしょうか。」
パトリシアには申し訳ないが、いまのところは、わたしはケラが真の占い師のように見える。
わたしが信じたいだけかもしれないが。
[アルフレドは苦笑する。]
ケラの、ローランを占った理由「元黒狼騎士団だから」というのが、実に理にかなっていたからだ。
>>140 ローラン
ロート「その、指輪……」
[思わず次の言葉を失います。彼の薬指にある指輪は、ボクの眼にも見慣れたものでした]
ロート「……ええと。ソフィー姫が、ペンダントになさっているものに、よく似ています。もともと、彼女も薬指にはめていたのを、兄上が外せとおっしゃって。彼女があまり悲しい顔をするものですから、ボクがチェーンに通して、ペンダントにしたのです」
[そこまで言って口を閉ざし、ローランの言葉を待ちます]
>>133 コータロ
*嫌味のつもりで彼の体躯について触れたつもりだが、こうも正論を返されると何だかイラッときた
今回は自分が悪いと分かってはいたものも、昨日の先に喧嘩を売ってきた件もあり、つい素直でない事を口にする*
……ふん、嫌味とそうでない発言が分からないだなんて、お医者様を名乗るわりに、随分とお粗末な頭をしているのね
使える魔法が国王陛下の前で披露したもの以外ある、という言葉は貴方にも当てはまるのよ?
それにわたくしは、自分と対等な目線に立とうとして下さらない方とお話する気はないの
放っておいて下さらないかしら
*ぷいっと顔を背ける*
>>107 ローラン
ふぅん、なんだか含みのあるもの言いだな。
しかし、君は心うちを明かしてくれた。
その誠意には応えたい、僕の想いも伝えておこうか。
[ローランの真ん前に立ち、その片目と目を合わせ一言。]
""僕は君を信用しきれていない。""
ほんものとなった占い師から、白玉の者と言われでもしない限り、信用できることはないだろう。
君は、ローラン君、君の感情面はとても不安定だが、強いものを感じる。
それがどう動くか、僕には測れそうにない。
よって、君を信用するのは、とても難しいように思う。
しかし––––––
[ローランは右手で顎に触れ、伏し目がちになる。]
しかし、君をここで捕縛の対象にするには、合理性に欠ける。
せいぜい、踊り子君に占ってもらう程度だろう。
長々と悪かったね。疑っていることを知らせないのはフェアじゃないと思っただけだよ。
/*
ミーチェは目を覚ましました。
何が起こったか、記憶を辿ります。
*/
なにがおこっているんですか…?
とてもいやなかおりがします…っ
>>111 サテン
随分と、重い荷を背負わされたものだ。兎に角も、彼に協力せねばと近づいた。
「貴殿がサテン殿か。赤き紋を持つ……。
私はジルベール・グラン。信用たる貴殿に従おう」
まずは、聞かれたことに返していかなければ。
「さて、ひとつ目にについてだが、時間もまだある。なるべく様子を見たいのでね、名前を断定するのは後にするが––––【話をしない者を縛るべきだ】と思う。
現段階ではエドワード殿やあの盲目の少女(ミーチェ)に当たるか。
基本的に、犯人であれば話せば話すだけボロがでやすい。そして、犯人でないのであれば、積極的に犯人を探そうとするに違いない。
……故に話さぬ者は疑惑の目を向けざるを得ない。特別な事情こそあれば別だがね。
見た目や魔法の種類で、犯人一味を断定するのは危険であろう」
私は占い候補の二人に目を向けた。
「先入観を捨て、理論を持って犯人を探し出してみせる」
「…霊能者は…今日お手紙を…書いて…明日発表?で、いいと思ってたんだけど…今日希望の人…多いんだ…
それで…今日、霊能者の人…襲われちゃったら…どうするんだろう…」
耳をペタリと垂れさせてしょぼんとする。
「今日捕まえて、欲しい人は……お医者さんの…おじさんか…研究員の、お兄さん…
お医者さんのおじさんは…霊能者じゃないし…お話しはしてるのに…これからの話…全然してない…
研究員のお兄さんは…昨日まで沢山お話してたのに、今日…全然来ない…でも、他にも全然来ない人いる…から、もうちょっと待って…変えるかも…
占って欲しい人は…求道者?のお兄さんと…弓矢のお兄さん…
もう少し…考えるけど…今の、希望…」
捕縛の希望に【コータロとエドワード】、占いの希望に【カッツェとアルフィリオン】を挙げた。
あ、いま蓄音機を大いに活用してるところなんですがね?
今日の仮の決定は、【23:00】
それから、拘束する方のお話を聞いて、【23:30】には最終決定をしたいと思っています。
ロートさまが、0時にお休みになられるということでしたからね
>>サテン
「二つ目についてだが、これは現段階……正直迷っている。
呪の狼。これが存在するのであれば、怪しい人間を占うことは危険を伴う。
信頼に足りそうな人物を占うか、勝負に出ても判断付け難い人物を占うか……。怪しい人間を占うのは論外だな。
そうさな、希望は……【ミス・エリュテイア(レリー)とアルフィリオン殿】にしよう。
初日から危険を犯す必要も無い。情報が増えるだけで犯人に近づけるはずだ。私の見知る人たちから選ばせてもらったよ」
どちらも、信用たると信じたい人達であった。はじめの日に、私へと声をかけた二人だ。
>>#9 ロート
「そう……でしたか。」
王子の返事はじんと俺の凍てついた心を溶かした。
平静を装うとすればするほど、胸がいっぱいで言葉に詰まってしまう。
──彼女は俺を忘れないでいてくれた。
──俺をずっと想っていてくれた。
それを聞けただけで十分だ。
俺は、唇を噛み締めて、なんとか涙を堪え。
おもむろにその場に膝をついて頭を下げた。
「これから更に無礼を重ねることをお詫び致します。」
「……俺は、ソフィー姫を愛していました。いえ、今もなおロート王子に不敬を働いていると自覚しながら彼女を愛しつづけています。」
「まだサリーナ王国に黒狼騎士として身を置いていた頃、彼女は農家出身でなんの爵位も持たぬ田舎騎士にも平等に優しくしてくれました。」
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