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次の日の朝、耳利き ショー が無残な姿で発見された。
そして、月からの異邦者とそれに纏わる事件が始まるだろう。
現在の生存者は、小さな異邦者 イギー、氷の目 セーガ、何でも屋 スティーブ、フリーランス ヴェス、『死神』 ゲイル、日陰の花 エーディ、特殊チーム トレイン、機械生命体 ナトゥーリア、蒼い目の異邦者 タリア、P13警察機構 リル、ウォッチャー ローズ、バグ・シング イグナティウス の 12 名。
[瀑布めいたその中、薄れゆく意識に構うモノは無い]
[ゲイルの力抜け身が揺れようとタリアは動かなかった]
[ゲイルの顎の方へと頬を撫でた姿勢のままだったろう*]
更新時間が24時間延長されました。
ー 下層区域・商店街 ー
…ーーー…そう…。
[リルの返事を聞いて、青年は色のない声で答えた。>>196いつもより、吐き出される吐息の温度が低くなった気がする。コートの襟がパキリと音を立てた。]
[そうこうしているうちに、トレインとイギーの対話が始まる。]
『バグ・シング』>>188
[トレインのその言葉に頷く少年。>>192
バグシング、知っている。噂話に聞く『狂った兵器』。少し前に、それの偽物がなんとかで事件があったとか言う話も聞いている。
青年の担当部は機械をあまり扱わないためにその事件にはほとんど関与していなかったが。]
[とても、危ないはずの、兵器。]
[すんなりと接続を受け入れるイギー>>197を見つめながらその挙動を待つ。どれだけ膨大な情報が流れてくるかと思っていたが、接続後にトレインに伝わるのは音声データのみであった。]
俺ちゃんはさー、一応確認したいんだよね。
一つ。情報提供だけで済ませたということは、君には戦闘能力がないのか?
二つ。イギーともう一体、それがあの流れ星なんだとしたら一体君たちはどこから……
[トレインの疑念はイギー自身だった。これだけ高度な機械生命体が味方ですと言いながら寄って来ても、はいそうですかとは言えない。上層部がなぜここまでイギーに対して感心が薄いのか。それを確かめたいと考えている。だが、二つ目の質問を言いかけたところで突如特殊チームからの指令が届いた。]
『トレイン、対象とのそれ以上の接触は不要。』
[一言、それだけの指令であった。]
くそっ、なんだよ!
[珍しく声を荒げた。トレインは、恐らく上層部が2体についての情報を前々から知っているとみている。だが、抑止が出てしまった以上、イギーから引き出すことは得策ではない。]
へっへっへ、ごめんよ、イギー。
さっきのナシナシ。そうだなぁ、好きな食べ物とか、ある?
[一寸の葛藤の後、いつものトレインは適当な質問を行った。]*
俺ちゃんもう気がすんだから、ほら、セーガ。
なんなら通訳、してやれそうだぞー。
[ずっとイギーを迷子の少年として捜していたセーガへ声をかける。もし通訳を双方が望むなら、お互いが言ったとおりに言葉を発するだろう。]**
― 下層区域 ―
[ぶつかった人が話に食いつく素振りを見せたかどうかにかかわらず、
エーディは端末を取り出し画面を彼の前に差し出して見せた。
映っているのは倉庫街の防犯カメラの映像の一部を画像として保存したもの。
見るからに画像は荒いが、
首元をマフラーのようなもので覆い、目元も同じような色合いの布で覆った(ただしその布の一部にはサイバーウェアじみた部品がくっついているが)少年らしき姿が中心にあるのはわかるだろう**]
悪ぃ悪ぃ、あまりの色香に意識ぶっ飛びそうになった。
[自分を支えてくれたヴェスに対し冗談めいて言うが、どこまで通用したものか]
(イギーと話した時と全っ然ちげぇ。
柔軟さゼロ、確固たる意志の塊だ)
[だがこの存在に対する興味が尽きたわけではなかった。
知り得たことを胸に留め、ゲイルはヴェスへと向き直る]
は?あ、あぁ。
[邪魔した!と、男が謝る暇もなく、相手はその場を立ち去ろうとし、そして振り返り、問われた言葉。]
……?いや。
[少し、目線を斜め上に考え、記憶を辿り、目を隠した、というだけなら、いるだろう。だが、そういった子供は今日は見ていないなと、結論付け。そして視線を戻したとき、目の前に画面があった。]
見てない…ですね。
[その画面を見ても、覚えはなく。
が、もしその時一緒にいたというセーガが僅かでも映っていれば気付き]
……イギー…って、
こいつか…?
[そう、呟くだろう*]
── 下層区域・公園 ──
……震えてたぜ。
[ゲイル>>9の言い分に両眼を細めた]
……あ、それ……何だけど。
バグ・シングが襲って来るとかどうとかいう話が出てるじゃないか。
[正に話を広めた張本人にそれを言う]
俺はバグ野郎絡みの事件を追ってるんでな。
一度現場に行って確かめたいと考えてるんだけど……
[女性を見る。
手はまだそのままだったろうか。
向ける視線は、どこかぼうとしている]
─ 下層区域・商店街 ─
[多少の警戒を抱きながらトレインとイギーのやり取りを見守る。
トレインからコードが出てきたりしたのには驚いたが、サイバー化されていることはそこまで珍しいことでもない。
そのコードがイギーに接続され(それも傍から見れば奇妙な光景だ)、トレインが別からの通信に邪魔されて声を荒げた>>3のを聞いたりして。
少し離れた位置からは凍る音>>1も混じり込んだ]
(バグ・シングだっていうのに、まだ心配してる)
[トレインに言われて>>5イギーに訊ねることを口にするセーガ>>7。
随分と入れ込んでる、そう考えるには十分な光景だった**]
[軽く頭を振り]
(つうか、トばせばいいだけだな……)
…………お前、テレパスか?
上層の何処に行きたいとか言ってたか?
[遠隔移動すればいいことがようやく出、少々の引っかかりもあったが、ゲイルに問いを向ける。
場所によっては移動が無理な所もあるだろうが、男はゲイルを引き止め確認を行う*]
── 下層区域・公園 ──
(……何かこいつ胡散臭いな)
[普段の思考が戻って来たのか、可愛くない笑い>>18に容赦ない思考]
チッ
別の所から情報得るしかねえってか。
[髪を軽く掻き]
は?
中枢…… いやまあ…… あの容姿だし……分かる気がする
[手を軽く口元にあてた。
中枢関連者の可能性なども含め、上層区域出身だと推測もしていたのもあり、中枢そのものに用事がある>>19というのは別におかしな事では無いと感じられたか]
ま、いい。
あ…… のさ。
[女性を見る]
今から異能でトばすから。
中枢そのものじゃねーけど、歩くより、上層に行くのは早い。
[名前も知らない女性に、異能でトばすと伝えた。
途端、痺れるような不安に襲われた。
何か悪いことをしているような、そんな虫の知らせのようなそれ]
(何で……だ
ただの……綺麗なひとなだけ……)
[ひりつくような焦燥感を抑えながら、両眼を赤くし]
[いやなものを振り払うように頭を振り]
じゃ。
送るから。
また……会えたら。
[以前と少々力の使い方を変えた異能は、遠隔移動時に周囲は撓むことは無い。
男の視界には異能が女性を包み、転移をする様が……]
?
[視界に移動対象となる女性が入っているのに、遠隔移動が出来ない>>17]
…………
[公園には緑があり植物ももりもり育っている>>1:187。
男はそちらへ視線を向け、落ち葉へ遠隔移動能力を行使した。
それは見事に男の近くへとふわり散り、その一枚がゲイルの頭にも乗っかったろう]
おかしいな……
何でだ
[不安が胸を占める]
あ……れ……
[一歩後退る]
[人間だし、人にしか見えない。
なのに、何故]
っ、
[混じり気など何も無い>>1:125のは理解出来るが、喩えようも無いほど、怖い。
人の筈なのに、……]
[その機械生命体は複数の物質貯蔵の亜空間を制御する。
現在、交戦時における亜空間の制御阻害を修復中であり、そのうちのひとつは、似姿と接続中であり把握しきれていないものの異能による移動は不可能だろう*]
[ゆっくりと体が動く。
コツリ、コツリと、黒いエナメルの靴が音を立てる。
ヴェスの異能は、もう向けられていたか終えていたか]
[ゲイルとヴェスの方へと歩むだろう*]
いや、何でも……
[ゲイルの問いかけ>>26に返事するのは動揺と混乱に満ちたもの。
女性の目と合えば、ひゅっと喉奥で息がなり、目を逸らす]
っ、何でも、無い……!
[異能をキャンセルしたものの、女性が近づけば>>30、震えるばかりで動けなかった**]
ドームは放射状の道で繋がってる。
大きな通りを道なりに行けば中央に向かえるぞ。
[ヴェスの前に立つようにして女性へと向き直り、能力を介さぬ言葉で進み方を伝えてみる。
伺うのは女性の動向**]
[公園は人が群れている]
[女性は手を甲を上にし差し出した]
[*どちらが手を取ったか?*]
[当たり前だが、互いが相手が手をとるよう差し向けてもタリアの表情は変わることは無いだろう]
ー 思考 ー
[バグシング、狂った兵器、人を襲うかもしれない]
[セーガが知るのはそんな話。そもそもよく考えればまともな筈の機械生命体がドームを襲い、バグシングが警告に来るなど少し矛盾しているように思う。]
[だけど、正直な話そんなことはどうでもよかった。]
[そばにいても怖がらなかった、冷たがらなかった。一緒に食事したり、まるで…『普通』なことを、させてくれた。]
[ならば、全てが終わればまた…『普通』のことをさせてくれるかもしれない。怖がらずにいてくれるかもしれない。]
[それは、期待なのか希望なのか、はたまた依存なのか、もしくはその全てか。]
[本人の頭がそれを理解する語彙がないためにそれは永久の謎だろう**]
─ 下層・商店街付近 ─
[絞りに絞った>>1:194のは"経路"つまりは転送量の低さによるものだったが、どちらにせよトレイン>>2へのダメージは無かったようだ。
ふたつめの質問を伝達される途中で、トレインは邪魔が入った>>3ようだ。
その為、イグナティウスからはこのような返答となったろう]
《..現在.の私に戦闘能力は無い。
ザ.エース・ナトゥーリアとの.交戦により..、機能のほぼ全てを損傷している..
現在は修復中だ》
[もっともそれは機械生命体基準のこと。
侮ってはいけないことは、特殊チームであるトレインには既知の事実だろう。
戦闘能力の一端については、交戦で全壊しなかったことから窺い知れるか。
つまりは、伝達されたナトゥーリアの性能>>0:#14と交戦出来たほどの戦闘能力が本来あることが]
[真実を暴露する必要が無い>>3というのは、"イグナティウス達"にとってもこのドームの上層部にとっても共通の見解ではあるだろう]
《君が特殊チームなら何時か知ることもあるだろう》
[そう告げ、イグナティウスは上を仰ぎ見るように顔をあげた。
それも束の間。
すぐに顔の向きを戻す]
《.たまには上司を激怒させてみるものだ.》
[それは間接的な、答えを知る方法ともなるものだろうか。
その意味に思い至れるかは、トレイン次第ではあるし、その事が起こって初めて意味を知ることになるかもしれないが]
[地上で生きる人類達を取り巻く諸環境は決して良いとは言えない。
機械生命体を、狂った機械「バグ・シング」であると一律称することも、事実を知らないうちから開示をしないのも、間接的に人類を守ること、或いはまだ知るに早い事実となるだろうか]
《.好きな食べ物?
そうだな、.アンドンジェリン融合反応によるエネルギーはまったりとした穏やかさで好きだ.》
[P13ドームでも地上でも、誰も知らない単語がトレインに伝わる。
同じような反応を発見するにはまだまだ人類の科学力は足りないだろう]
[トレイン>>5を介しセーガ>>7と会話が行われる。
イグナティウスはセーガを見上げる]
《.セーガ、私は大丈夫だ》
[それは、セーガにとって充分な返事ではなかったかもしれないが]
[それからこう続けられただろう。
それはトレインとの会話の一環でもあったかもしれない]
《..君達がドーム消滅を回避出来ることを願う.》
《.そして私も去るだろう..》
[去るというのは終わって後の話とはなるが。
ずっとはいられないことが、セーガにも伝わっただろうか**]
ヴェス、調子悪そうだな。
連れてくの代わってやろう。
[偉そうに言ってヴェスの右肩をポンと叩く]
大人のエスコートの方が様になるだろ?
玩具やるからそれで遊んでな、坊や。
[10代の若者のような反応をしていたことを引っ張り出して揶揄いながら、箱状の機械を投げ渡した。
受け取れなかったなら地面に転がるだろうそれは、しばらく後に自動的に細いスリットから小さなチップを射出する]
『バグ・シングだ』
『中央で何かしようとしてる』
『識別名ナトゥーリア』
『後はネットワーク調べろ』
[端末でチップの中身を見たなら、そんなメッセージが流れるだろう]
[更にチップが射出された辺りで、情報ネットワークにはある投稿が開示される]
『其は美しき姿。
其は美しき宝石。
其は完全なる美。
天女は中心へと舞い降りる。
運命の歯車を握って。
立ち上がるも良い、逃げるも良い。
茨の道を歩むも良い、殉じるも良い。
選ぶのは君達だ。
────”遊戯”は既に始まっているよ』
[芝居がかった文面、『死神』からのメッセージ。
解析するならば、1文節目がバグ・シングの容姿を、2文節目がバグ・シングの目的地であることが分かるだろう]
んじゃ行くかね。
[女性の手を下から掬い上げ、誘導するように引き始める]
これ乗る?
移動楽だぜ。
[ボードを地面へと投げ下ろして乗って見せて。
女性も乗るようなら、駆動させて公園を通過していくことになる*]
[震える声を絞り出す]
やめ……ろよ……。
[地面の方へ逸らすようにしていた目を、前に立つゲイルの背>>33へと向ける]
立つなよ。
前に……立つ…な…
大丈夫、だから。
頼むから…… 立たないで…
立たないでくれ。
[何処か必死の響きが声には含まれていたように感じられたかもしれない。
確かに調子が悪そう>>47には見えただろう。
様子がおかしい、に見えていたかもしれないが]
……連れて、くこと……くらい、できる
[右肩を叩かれ、何か箱のようなものを投げられても、男がそれを受け取ることはなく、箱状の機械は体に当たった後、公園の地面に転がることとなる。
転がった箱を男の視線が追い、横へ弾くように蹴る。
当たりどころのせいか、それはほんの僅かだけ公園の入口の方へと転がった(といっても、今いる場所は公園の奥だが)]
[坊やなどと普段言われたならば、胸倉を掴むか一発くらい拳をお見舞いすることだってあったろう。
だが、そうではなく、今にも何か決壊しそうな危うさを孕みながら、男は縋るようにゲイルの腕>>50を掴もうとし]
[無言で首を振る*]
─ 下層区域・商店街 ─
[機械生命体絡みは特殊チームの管轄。
それ故にバグ・シングであることを肯定したイギーへの対処はトレインに任せていたけれど]
(たまに現れるやつと全然違うじゃない)
[真実を知らないために戸惑う感情が多く出ていた]
それで、新しい情報はあった?
[トレインとイギーのやり取りはどこまでこちらに伝えられたか。
全く伝えられないならそれはそれ、特殊チーム権限のものとなるのだろう*]
[思ったとおりの質問が直前で止められたことには煮えきらぬ思いがあるようだが、イギーが語り始めれば>>36、真剣な眼差しで耳を傾けている。]
休憩中ってことか。多少なりとも相手にもダメージが残ってるならたしかにありがたいねぇ。
[苦笑いをするしかない。機械生命体同士の戦いともなればそれはそれは激しい戦いに違いない。そんな戦いの後にお互いピンピン動いてるという事実は、人間からすれば脅威でしかない。]
「ほぼ全損」ねぇ。
[さらに乾いた笑いが続く。トレインは、先ほど念動力でイギーを掴んだ時の感触を思い出していた。言葉にはできないが、何か不安を覚える感覚だった。あれが無意識下で感じた力量の差から来る恐怖なのかもしれない。]
── 下層区域・公園 ──
大丈夫……
うん。
[ゲイル>>56には小さな応え]
ゲイル、彼女の……名前は?
[テレパスで訊いたのであれば知っているかと問いを向けて。
先程ゲイルも指していた、大きな通りの方へと、歩いてくれるなら女性と共にゆくだろう*]
特殊チームなら、ねぇ。
俺ちゃんそんなに賢くないからなー。
[続けて語られる言葉>>37には茶化すように返す。]
激怒、か。噴火は結構させてるけどねー。
まぁ、あれだよ、まだそんな時期じゃない。
[帽子のつばを下げながら小さく呟いた。]
この子は、……そう、鍵ね。
機械野郎が来るかもって情報に対する手がかり。だけど名前は知らない。
あんたにとってのイギーってのもそうなの?
[と、視界の端に、あからさまにうざそうにこっちを避けて歩いていく人影が映る]
……ふう。
立ち話もなんだしもっと話しやすいところ行きましょうか。こっち。
[端末をしまって歩き出す。
何らかの妨害が入らなければ、すんなりアイスを売る移動販売屋のところまで辿り着いてしまうだろう*]
[その手>>34>>50は────]
[寸前、甲は引っくり返り掌が上に向けられる]
[それだけを見るならば、単にエスコートの誘いに乗ったとも見えただろう]
はい?
[イギーの好物>>41を聞いた時、トレインは頭の上にクエスチョンマークが3つほど並んで固まった。]
はっ、はははははっ!
[束の間の後、大爆笑をした。それはもう腹がよじれんばかりに笑い、地面に膝をついた。]
いやー、ビックリビックリ。全く何が何だかわからないけど、エネルギーにも味があんのね。
あー、気を悪くしないでくれ。あまりの感覚の違いについていけてないんだ。全く新しい世界に触れた時、こんなにも楽しい気分に浸れるということを学んだよ。
[「核融合」という単語だけで人間は顔を強張らせるだろう。それを食べるというのだから、ここはもう笑うしかない。]
はー、笑ったら俺ちゃんすっきりしちゃった。
イギー、君とはいつか「トモダチ」として他愛のない話でもしたいもんだね。
[なにやらすっきりした顔でそう言うと、イギーと無理やりでも握手をしただろう。]*
同時>>62。
落下現場で爆発が起きた。
既に回収されている「白銀の残骸」が爆心地の中央だった。
クレーターの痕>>0:#12はあっても、
大きな痕跡は残っていなかったろう。
故に、何かが残っていたならばそれは作為的なもの。
「白銀の残骸のみが残されていた」>>1:157。
特殊チームもその危険性を把握し何らかの処置を或いは既に施していたのかもしれない。
しかし、それを喰い破るような爆発が起こったのだ!
その爆発の前兆に気付いた者は居ただろうか?
居たならば、彼らはその前兆に基づき行動しただろう!
「野次馬」が居た辺りは、楽しげなドンパチから一転。
怒号と悲鳴が満ち、ケバブサンドの店は全焼した。
奇しくも其れは、一致をさせた訳では無かろうに
『────”遊戯”は既に始まっているよ』
『死神』がネットワークに書き込んだ通り>>49となった。*
[タリアのそれ>>62は信号を発信した等ではなく。
単なる手の動きでしか無い]
[全てはあの時>>0:290、計算し終えていた。
タリアがドームに到達する概算、ドーム到着後どれくらいの時間が経過した後に、残骸に擬装した兵器を稼働させるかを、セットしておいたに過ぎない]
[無表情で立つ青年の姿を見て、それがセーガと認識すれば、
ならば、その傍にいる子供はといえば、答えはたどり着く。
セーガが拾ったという、情報源である子供。
イギーって誰よと、反応を示されれば、はっとして。
そういえば、子供とだけで、それ以外の"情報源"に対する情報。
特徴などを、聞いてないことに気付く。]
……
[そういうの、多いよな。と、自分に突っ込みつつ、]
……"情報源"とでもいいますかね。
[どうやら、相手もその話を知っているらしい。
と、おそらく同時。視界の端に人影が映る。]
…だな。
[もっと話しやすいところ。そう言われれば、
そう答え。連れられるまま、歩きだし、ついたのは、
アイス屋。]
ー 下層区域 商店街 ー
[目を閉じて、リルやトレインの様子を見ている。見ている、というか聞いている。テンションの上がったトレインの声に>>63、薄く目を開ける。 膝をついて笑っている。]
………、『にぃ』…、と…ちがうな。
[ゲラゲラと笑っているトレインを見つめていると……]
………?
[どこか遠くから、なにかが聞こえてきたような気がした>>#0>>#1>>#2。]
[それは風の知らせ、遥か遠くの喧騒は、騒がしいドームの中まで届くはずがないのに、あまりの規模のパニックに微かながらもドームの中に異常を知らせた。]
[…青年は、それを気のせいだと言いたげな顔をしていたが*]
─ 下層・商店街付近 ─
[トレインとの会話は、トレイン>>63の大爆笑で幕を閉じた。
イグナティウスは動いてこそ無かったが、トレインが膝を付き大爆笑すれば、頭の毛がぴこぴこした。ぴこぴこ]
《.私も、何時も君達のことを知る度に新鮮になれる.》
《..》
[すっきりした顔へとイグナティウスも顔を向けた]
《その時を待っている》
[念動力による拘束が解かれていたなら、ぴょんぴょんぴょん!と跳ねながら。
解かれていないなら、トレインに手をぶんぶんとされる握手だっても、交わしただろう*]
── 下層区域・公園 ──
タリア……
[束の間、目を細めて。
舌に馴染ませるように呟く]
…………
[視線を落として。
ゲイル>>64を、ふ、と見た後、タリアの手>>65を握った。
不安と陶酔と、何処か夢見心地のようだったか]
[公園を出ると、やがて幾つかの下層の道を横切り、大通りの方へと向かう。
下層の道を横切った際には、男とタリアの姿も、誰かにちらりと見かけられたかもしれない]
(そう……だ……
似てるんだ。
似てる。
あの日の、熱い日に見た、機械生命体の眼と……
怖いのはそれだけ。
なら、大丈夫だ……)
[無意識の中のもの>>1:24に気付き、それをようやくのひとつの答えとする*]
[新しい情報というリルの言葉>>54には、にやにやと笑う。]
へへへ、新しい世界ってやつが少し見えたよ。
[当初の思惑とは外れたが、やけに満足げな顔をしている。]
あー、あとあれだ。
とりあえずイギーはこれ以上追っかけなくていいかも。
やっぱりもう一体をどうにかして見つけてぶん殴るしかないねー。
[男の表情はいつものヘラヘラした笑いから、どこか緊張を楽しむ笑顔へと表情を変えている。]
─ 下層区域・商店街 ─
[イギーと会話するトレインは楽しそうだ>>63。
良く分からないが満足したらしい]
それはそれは。
[新しい世界、との言葉>>77にはやや呆れた声が乗る]
もう一体の方を、か。
どこにいるのかね。
[その情報は未だ入ってきていない]
[そんな会話の最中、部下から端末で連絡が入る]
「リル嬢、今ゲートにいるんだが。
ドームの外ででかい爆発が起きたようだ。
ゲートからも見えるレベルだから、相当でかいぞ」
はぁ!? 場所は!?
「方向としては例の落下現場の方だな」
マジか、あそこには野次馬も行ってたんだろ…!
「詳しい状況はまだ分からん。
現場にいる連中と連絡取ってみる」
頼むよ。
[通信はそこで切れる。
端末を介してのものであるため、その場にいる者にも会話は聞こえたことだろう]
[立て続けに別の部下からも通信が入る]
「隊長、『死神』がまた書き込みしてるぜ!」
なんつータイミングだ。
内容は?
「今転送する。
本部でも見つけてたら、解析してるんじゃねーかな」
そうね、あっちにも連絡しておくわ。
[通信が切れ、部下から『死神』のメッセージ>>49がデータとして送られてきた。
解析する知識や技能は無いため、後に本部から情報が流れてくることになる]
[エーディの様子は……じゅうぶん、落ち着いているという範疇に入っている。
現状を悲観してヤケになってアイスを買い求めているようには見えないだろう]
……あんたも並べば?
お世辞でなく美味しいからね、ここのアイスは。
[で、その落ち着いたままの表情と声音で、さらっとそんなことを言ってくるのだった*]
ー 下層区域・商店街 ー
………ーーー………。
[息を吸う、吐く。息を吸って、吐く。 目を閉じる。コートの襟が凍りつくのを感じる。]
[イギーに助けはいらない、ドームが無くなるのは困る。何が出来ること、出来ること。思いつかない。]
[リルが誰かと通信している声と内容が聞こえる。>>80>>81 …自分にはリルやトレインのように何かを何とかする権限も力もない。]
………俺、行くから。
何か、わかったら…伝える、そっちも…。
[そう、リルとトレインに話しかけて離れることにした。特に自分でなにか出来ないならとりあえず歩いて情報を伝えるべきとでも考えたのだろう]
[…イギーの前を去る直前に]
……、イギー、また、いつか。
[そうイギーに言って。]
(…かえるばしょに、 かえれますように)
[…少し手を伸ばして、指先だけでイギーの頭に触れた。]
[それは一瞬だけ。]
[青年はすぐに体の向きを変えて歩き去っていっただろう。]
ー 下層区域 ー
[……無心で歩く。喧騒が聞こえる。ゲートの方でなにか騒いでいる。>>80 リルの通信で聞いた、同じ情報は要らない。]
ーーー………ーーー……。
[ドームがなくなる、ーーーと会えなくなる。]
[なにか見つけたくて、歩き続ける。すると、ふと視界の端に黒い髪を捉えた。 …それは金髪と共に歩くそれは、かつて依頼に行ったことのある男>>76]
………ーーー………。
[青年は思い出す、確か彼は人探しはしていなかったが…それでもなにかの情報を集めるフリーランス。]
ーーー………ーーー。
[青年は、そちらに向かって歩き出す。 ヴェスに話を聞きたかった。何か少しでも欲しかった。]
[その、異能を常時最大解放にしたままの身体で二人にまっすぐ近づいていった*]
ーアイス販売店ー
……?そういうもんか…?
[話しやすい場所、で、何故ここなのか、まぁ、深い意味はない。
というか、食いたかったのか?と。]
……まぁいいか。
[そう言って、彼女の隣に行けば]
んじゃ、俺も奮発ってことで。
奢りますよ。
好きなもんどうぞ。
[アイスくらいなら、奢れるだろう。
そう言う。*]
[悲観して自棄になってるようには、もちろん見えていないだろう。
むしろ、その落ち着きに、男も流されているような。
奢るというのは、まぁ、情報料みたいなもの。
おそらくは、男も話すことにはなるのだから、少し違う気もするが。]
……俺、はいらない。
[>>83奢るの言葉の前に、並べば?と言われたならば、
そう答えただろう。*]
── 下層区域・街路 ──
[喧騒。
ゲート方面へ走っていく人とすれ違う。
その流れを逆行するように、歩いていた]
(あっち……ゲートの方……)
[ふわり、と視線と意識はそちらへ向かうが、腕に触れているタリア>>87へと視線を向けた。
怖い程に澄んだ、綺麗な眼。
心臓を鷲掴みにして、求めているものを叶えてくれそうな心地がする]
……ん?
[そんな気持ちを文字通り冷やしたのは、後方からの冷気だった。
路は霜ついていたか、どうだったか]
ああ……ええと、セーガだっけ。
[険の取れたような顔で]
[ゆっくりとセーガの足元から上半身へと視線を向け。
セーガの記憶通りなら、文句くらいは向けていただろうが。
さっき見かけたなというゆるりとした思考]
寒いから、それ以上近づくな。
[向けられたのは制止の声だった。
とはいえ、会話は出来る距離ではあったろう*]
ーーー……ーーー………。
[悩んで、出た言葉は]
……依頼、したい。
機械生命体、が、くる。ドームが、なくなるかも、しれない。
[そう、それだけ、告げた*。]
─ 下層区域・商店街 ─
あ、うん。分かった。
[相変わらず、何を考えているのか分からなかったけれど、セーガが離れる>>84のはそのまま見送って。
本部へと連絡した後にその返信を待つ]
避難するのも難しくなったな。
まだ向こうにバグ・シングがいるなら、今出ると鉢合わせる可能性が出てくる。
[場所が場所だけに思考はそちらへと寄る。
トレインはどうしていたか。
彼にも何か情報が入るなら、それを聞こうと視線を向けた*]
── 下層区域・街路 ──
どうでもいい。
話、無いなら行くから。
[1分もしないうちに、黙り込んだまま>>92なら、男はそう口にする。
そこで制止の声が掛かったなら、再び止まりかけるだろう]
[その依頼>>93に、目が瞠られた]
………………
……
[微かに、視線が揺れ]
そ、う
らしいな
その話は耳にしてる。
ガセの話も出て真偽はまだ…分からないが……
どうして俺に依頼を?
[ふわりとした雰囲気が薄れ、視線が定まる*]
─ ??? ─
[路地に入り、徐々に人気が無くなっていく。
光の届かない暗闇。
けれどそれと似て非なるもの。
物質に付き従うそれはボードで走るゲイルを飲み込み、跡形も無く消し去った]
[消えたかに思われた姿は、形を変えて建物の上へと出る。
影と同化し、影を伝い移動したそれは、影色とは真逆の白]
久々だねぇ、この姿も。
[変声機を介した声は弾むようなテノール。
シルクハットにタキシード、顔には仮面、その全てが白。
目も口もついていない仮面は見た者にどんな印象を与えるか。
真白故の不気味さ、表情の想像。
全ては見る者の心一つ]
[手には短めの黒いステッキ。
屋根を突けば、カツッと音がした]
さぁて、どこから手をつけたものかね。
[白が影へと沈み、影の中を伝い行く。
遠くを見通す目はドームの動きを見詰めていた*]
── 下層区域・街路 ──
イギー?
誰だそれは。
…………確かに俺は、バグ・シングを追っちゃいるが
[男は出逢っていない為、ここでのバグ・シングは勿論、イグナティウスのことでは無い]
かなり性能の良いバグ野郎だったか、情報源の書き込みとやらは。
犯罪者の『死神』の書き込みらしいじゃないか。
裏付け、取れてねーのに動く気は無いぜ。
[直接、イグナティウスから話を聞いてもいなければ、見てもいない。
その為、暫定の一次ソースは現在ネットワークの書き込みと見做している]
………………
……
[なんとなく、淡々としたような、一定ペースというか、
どうにも独特のペースにつられるというか。
そんな印象を受けていたのだが。]
……っく…
[奢るといった途端に、目の色を変えたそれに、
思わず、吹き出しかける。
慌てて横を向く仕草を見れば、笑うのはなんとか堪えて。]
フン。
まあいい。
どうせ、後で調べるつもりだ。
受けてもいい。
今は少し用事があるからな……
今すぐってなら、俺じゃなく他を当たってくれ。
連絡先は?
それと欲しい情報は何だ。
[セーガの連絡先と求める情報を尋ねる*]
あぁ、そうだな。
知らない人。
[同じように、そう言えば、笑って]
スティーブ。
[そうして、エーディという名前は聞いたことがある。]
エーディさん。
"お花のおねーさん"?
[子供たちから、たまに聞くその言葉を言う。
ずっと昔、妹が昔遊んでいたとことがあるとは、まだ気付いていないだろう。*]
ー 思考 ー
[ドームが無くなる、ーーーに会えなくなる]
[それは、困る。]
[普段ならそこで思考が止まっていたろう。しかし青年の思考はいつもより一つだけ前に出た。]
[何かしたい、と。]
[それは、トレインと出した大声のおかげか、リルの笑顔のおかげか、肩に置かれたスティーブの手の温もりのおかげか、……それとも、自分に怯えなかった少年のおかげか。]
[なんでもいいだろう。分かるのは…青年の中になにか変化があったということだ**]
[端末に連絡先を登録しようとして、ぞわりとした。
幾つものメッセージの履歴が並んでいる。
微かな硬直、セーガ>>110の連絡先は入れたが、ざっとメッセージの一部に目を通す]
あ…ああ、爆発か。
[最新のメッセージは、爆発についてのもの。
落下現場での爆発/セーガの言動と一致]
……バグ野郎はそこまで解明されちゃいないが、兵装で爆発を起こすようなものは認められている。
エネルギーを高密度に圧縮して放出する、原理はそんなとこだが……
[そもそもがブラックボックスが多い。
だから、こうだ、と男も言い切れはしない。
実物すら見ていないのだ]
─ 下層区域・商店街 ─
[やがて本部から『死神』のメッセージの解析結果が届く]
なんだこれ。
美だのなんだのはバグ・シングの容姿?
意味分からん。
目的地がドームの中心か。
中枢があるからな、あそこは。
狙われるのも道理ってもんだ。
[解析結果を見た感想を落とした後、ん?と1つ目の解析結果をもう一度見た]
そーいやイギーってバグ・シングだって言ってたけど、人とあんまり変わらない見た目だね。
コード繋がってたけど。
つまり、もう一体もそう言う姿になってる可能性がある…?
[人と見分けがつかないとなれば、発見は困難を極める。
そうなれば容姿を示した文章は重要な意味を持つことになるかもしれない]
それに天女、ってことは、女性の姿をしてる、のかも?
[思考を整理するように口に出して行く**]
とにかくそれは……
[……頭痛がする。
後回しになんて。
人が死ぬ…死んでいるかもしれないのに、そんな悠長な]
[目眩を感じて、片手を額にあてる]
(行か……ないと……
また、あんな……)
おい、セーガ。
冷気、向けるな。
寒いっつってんだろが。
[傍のタリアに冷気が向かえば>>112、近い男にも、それは感じられるだろう。
苛立った声をセーガへ向け、それから頭痛を感じながら、タリア>>109へと視線を向けた*]
[彼女タリアは、未だヴェスに奢られたアイス>>1:62を片手に持っていた。
そのアイスは、セーガが知るアイスの移動販売店からこの街路まで随分な距離があるというのに、先ず一切が融けていなかっただろう]
[そして届いていようといまいと、タリアは冷気>>112によって寒がる素振りは無い]
まーこの“なんでも屋”っていうのはどうも、
“なんでも買い取っちゃう屋さん”の略みたいだけどねぇー。
あっでも武器は没収するって言ってたっけ。誰か。
…………花は元気にしてる? まさか枯らしちゃったりはしてないよね?
[とりあえずは訊きたいことをすぱっと訊いてしまう。
まるで生き物のように花を扱う物言いはもはやいつものこと]
[片手をヴェスの頬へとあてた]
[そして、アイスを持つ側の手が動く。
セーガとヴェスの立つ位置の関係から、一瞬タリアの体の向こう側に手が隠れ、再び体の影から現れた時には、アイスが無くなっていた]
[手ぶらになった片手が、もう片頬に置かれ]
いやー壮観だねぇ。
ありがとうよスティーブ。
[上から注文通りの順番になったアイスを見て目を輝かせる]
……んじゃまあとりあえず……、
スティーブの知ってる情報源について話してもらおうかな。
私がアイスを食べてる間に。
[そう言って歩き出す。
……しばらくして、何か忘れているような気がして立ち止まる。
ややあってから振り返る]
……そうだ、私もともと公園行くつもりで下層(こっち)まで来たんだけど、
どーする? 他に行くトコあるならこの辺でちゃっちゃと情報交換しちゃうけど。
[歩くにしろとどまるにしろ、
エーディはアイスを食べるから先にスティーブの方から、になってしまうが*]
……何でも屋って、広めてんの、
あいつらかよ。
[そう呟き、まぁ、それはその通りではあって、
しかし、それを別の意味で広まっているのも事実。]
武器は、危ないだろ。
[武器に関しては、そういって。]
妹がいたときは、妹が世話みてましたけどね。
俺は、枯らすから、欲しい人に、あげちゃってますよ。
そっちで元気にやってんじゃないですかね。
[花は元気にしてる?まるで生き物のような物言い。
それに答えるように言葉を返す。多少は粗い言い方は交じるだろうが、妹もそんな言い方をしていて、物のように扱うと、怒られたので、その影響下自然、そんな言い方にもなっていたか。]
─ 下層・商店街付近 ─
[ぴこ!]
[セーガ>>85がイギーの頭に触れると、ぴこぴこと髪の毛は動いただろう]
《.セーガ..》
[その場すぐでトレインからの通訳が出来たかは分からないし聞こえなかったかもしれない]
《君も》
[セーガはイグナティウスの前から去っていった**]
……三段…って、
良く食うなー…
[さて、ようやく注文までたどり着き、
確かになんでも好きなものとは言ったが、
なんか、三段という、どでかい注文だった。
その注文に、驚きはしたものの、
別に、それに対して、何を言うこともなく。]
…うっわ…
[現れた、そのアイスは、壮観。
それ以外なにものでもない。
全部甘いんだろうなと、思うと、少しうっ、とした反応にもなるが、目を輝かせてるエーディを見れば、まぁいいか。と。]
公園?まぁ探してるやついるから、いるかもしんねぇし…歩きながらでも、話せるだろ。
[そう言って、公園の方向に向かって歩くことになるか。]
で、まぁ、情報源ってのは。
『機械生命体』の話。その情報の出処自体が、イギーってやつってこと。
さっき、映ってた、"セーガ"っていうもう一人の方。
そいつと、もう一人『ゲイル』ってやつが直接接触してる。
そんなとこだな。
[知ってることは、話すだろう。
聞いていれば、スラムの集団にエーディの前に行った人物が男であると分かるかもしれない。]
[そうして、会話をし、公園まで辿り着き、少し歩けば、
何やら、騒がしい。]
『外で爆発だとよ!!』『かなりでかいらしい!!』
『バグ・シングが来たらしいぞ…!!』
[混乱が始まっているようだ。様々な憶測などが飛び交い、
人々が走っていく。
その足に蹴られたか、>>47>>52箱がだいぶ入り口近くまで転がり、
その近くにチップが落ちていた。]
……?
[気になり拾い上げれば、]
見れるか?
[とエーディに渡すだろう。]
[人々のいなくなった公園。
その奥。人気のない、誰もこなさそうな場所。]
『ぎゃははは!!おい、ドーム消滅だとよ!』『死神も出てきてるらしいぜ、面白くなってきたじゃねぇか』
『どぉせ、壊れるんなら、手伝ってやろうぜぇ…』
[そんな、声、もしくはそれに対する植物の反応。
がエーディの能力であれば察することができるかもしれないか。
ドーム消滅への抵抗を示すものもいれば、逃げるものもいる。ならば、その逆も、もちろんあるのだろう。*]
―公園―
[公園で爆発だなんだの騒ぎ、
あいつに聞いた方早いな。
そう、結論付け。
ポケットに手を突っ込んで通信機を作動させる。]
[ちなみに、通信機はとりあえず必要なものだけ突っ込んである小袋の奥には、
ずっと入りっぱなしで、すっかり忘れていたようで、
スラムに取りに行く手間は省けたものの、]
……
[ずっと持ち歩いていた、ということに、
少なからず、自分でも驚いてはいた。のと。
持ってんじゃねぇか!!自分にそう、突っ込まずにはいられないのだった。**]
[バリッ、バキッ、ジャリッ。それはセーガの歩く音だった。]
……ーーーー………ーーーー。
[近づくな、と言われたはずなのに、近づく。冷気は…相変わらず止められていない。むしろできた足跡から少しずつパキパキと霜が広がっていく。]
………ーーー……。
[確かめる方法は、簡単だ。]
[凍るのか、凍らないのか、自分から確かめに行こうなんて思う日が来るとは思わなかった。]
[そのまま、手袋のついたままの手をタリアに伸ばし近づいた。*]
[ヴェスへと背伸び立ち>>122する。
そして行われたのは、雑踏であった>>1:28>>1:71もののトレースのひとつ]
[男女ならば街の往来であってもおかしくはないもの]
[ヴェスが近づくそれを払おうとしたり、セーガが遠方から氷などで邪魔しようとするなら、出来る範囲だったかもしれないが、歩いて手を伸ばすばかりならそれは結果の後になったろうか?*]
── 下層区域・街路 ──
……まだ状況は未確認だろ。
[特殊チーム>>18の異能による可能性はまだ残されてはいた為、セーガ>>133へそうは口にしたものの、それを心から信じているという訳ではない]
ったく。
少しは加減を覚えろ。
[セーガが疑問に思い>>134を凝らしているうちにタリア>>117へと視線向け]
ー 凍らなきゃおかしい、そう思う、だから凍らせる ー
[セーガの冷気は勝手に意志を持ったかのように流れる。女性がヴェスに向かって背伸びしていたならきっとこちらには背を向けていただろう]
ーーー……ーーー。
[そのうなじや、背伸び立ちするヒールに冷気が触れていくだろう。その冷気にはヴェスも感じただろうか?その質が大きく変わっていることに気づけたろうか?]
[今度は凍えさせる冷気ではなく、『凍結させるため』の冷気だった。冷気が触れたところから、霜や氷が付き始めるような。]
[…まあ、本人が冷気の変化に気づいていないが**]
[唐突とも言える頬への手の添えと。
近づくタリアの顔に、一瞬頭が真っ白になる]
……(は)
[バギン>>136、という音は耳に届いていたが、何処か遠い。
じわり、と痺れるような言語化出来ない情動]
[タリアを払うということは無い。
されるが侭、ではあっただろう]
[ジャリ、ザリ、とあまり聞き慣れない音>>137がする。
地面が氷結で凍りつくだけなら、何も行いはしなかった。
何をしているのかと問うただけで留めたし、或いはタリアへの動揺の方が色濃く出て離れたかもしれない]
[けれども、それは]
[肌がひりつくような冷気。
そして冷気によってかタリアに霜つけば、そのことは、男に冷気のみでは起こることの無かった違う行動を取らせた]
…………
[すぅ、とセーガへ両眼を向けた。
その目は虹彩から全て眸が赤く染まっている]
[凍結する程の冷気を遠慮なく周囲に撒く相手に、遠慮というものは、無かっただろう]
[遠隔移動能力行使/対象は勿論セーガ。
バラリ、と頭の中でページを捲るような感覚。
それは、以前の3ヶ月前までは、目に無数の映像が映り込み最終的に移動場所が見えたものから変化していた。
遠隔移動先は、先程の公園/噴水の真上。
対処法持たなくば、セーガの周囲の空間は撓む等は無く、転移となるだろう]
[人間を凍らせ死に至らしめる程の冷気を向ける相手への対処法としては、自業自得…或いは反省しろと言うようなものもどこか感じられたかもしれない*]
[完全に凍りつく前に、噴水から身を起こしてなんとか脱出する。 コートも手袋も濡れてしまった。コートの中身を確認。ポケットに入っていたものは、なんの奇跡か噴水に落ちた拍子の瞬間凍結のおかげで「水没」することは無く、壊れることにはならなかった。]
………ーーー………。
[バキバキと、コートや手袋が音を立てる。青年の顔から次第に色がなくなっていく。]
……ーーーー……。
[目を閉じて、少し考える。女性のことを確かめることが出来なかった。それでも、あの時感じた違和感は。]
……目的の再確認。 今すべきことは、情報の更新。
[ポツリと出た言葉は機械的で、色はないだろう。]
……リルか、トレインに、連絡。
[そう言って、水没は免れた通信端末を使い二人に連絡を取ろうとするだろう。その通信は誰がとったか]
……変な女がいる。…寒いはずなのに、寒がら、なかった。
[バキリ、バキリと、顔の表面に氷を張り付かせながら**]
[うなじやヒールに霜付いたり>>142、或いは空気冷やされ氷の粒が直接出来ていたとしても、タリアは寒がる素振りは無かった。
身体能力に優れた異能者とみなせないことも無い範疇ではあったが、セーガの考えはどうだったろう?]
[何にせよ、彼女は冷気そのものへの反応も無かったろう**]
[まさかそこまで凍結能力を扱いきれていない、とまでは思っていなかったのだろう。
いや、男にとってはセーガは氷系能力者、つまりは氷操作も出来るように判じていた為の行いだったかもしれない**]
―昔の話―
どこ、行ってたんだよ。
『んっふふー、さてどこでしょうねぇ』
なんだよ、それ。
『おにーちゃんも言わないじゃん。』
[友達ができた、と。へらっと笑って、
教えるのはそれだけで、どこに行ったかは男には教えることはなかった。
知っていたのは、どうやら、その場所に行ったときだけ、会えるという、
妹にとっては、少し特別な友達だったらしい。
男が知るのは、それだけで、どこにいってたか、
友達とは誰だったのか。
それは今も知らないままである。*]
[ヴェスが拒まない>>144のならば、落としたのは口接け]
[似姿は唇を触れさせる]
[其れは柔らかく微か冷たく、睫毛には霜降りる装飾]
[そのまま頬から頭へと手を伸ばそうとした]
[爆発の話>>80は、タリアのいる下層街路の辺り>>90でも話され、人の流れはドームから見えるそれを見てみようとゲート方面へ行く者も幾人か居たか。
ネットワークにも拡散されていただろう]
[単なる爆発だけで動くのであっても、それはP13ドームで起こるドンパチを見に行く野次馬、ドームの華と言える類のものだろう]
─ 下層区域・商店街 ─
[端末が鳴る。
いつもとは異なる音]
スティ?
[端末を見ればスティーブからの信号>>131が届いていた。
応じるために彼へと念話を繋ぐ]
爆発?
[ポルポからのデータが送信されてくる。瞬く間に情報が更新されていく。残骸が爆発したのか、何か別な罠が仕掛けられていたのか。]
そして、死神からのメッセージは、美女、ねぇ。
とんだ爆裂ガールがいたもんだ。
[現場の状況は不明である。]
まぁ、死んじゃえばそれも人ってね。
[トレインの生死観はわりと軽い。仕事柄任務で命を落とすことはある程度覚悟はしている。それだけの力と覚悟を持つ者が特殊チームの一員として活動できると思っている。]
俺ちゃんは俺ちゃんの役目を果たさないとね。
[それでも仲間を傷つけようとする者への怒りは別物である。一度拳を握り締めた。]
ポルポ、データ送信の逆探知結果、急がせてくれ。
中枢まで行かれたらアウトだ、できれば中層辺りでケリをつけたい。
死神もどうせ一緒に動いてるんでしょ、まとめて封印してやるってね。
[イギーに別れを告げると、通信機でどこかと連絡を取り始めた。]
[セーガが離れてしばらくして、端末に彼からの通信>>150が入る]
─── 変な女?
ねぇ、それってどんな容姿してた?
さっき『死神』からのメッセージが更新されて ───
[やや慌てるような声で更新されたメッセージ>>49と本部が解析した内容>>114を伝える]
該当するようなら、それ、当たりかもしれないよ!
[セーガの返答次第では各所に連絡しなければ、と考えた*]
ー 公園 噴水前 ー
[パキパキと小さく音を立てながら体についた水滴が氷へ代わり剥がれ落ちていく。『乾かす』とはまた違うが、体の状態は間違いなくいつもの状態に戻っていた。]
容姿? …了解。
[訊ねられ、淡々と思い出す。>>160]
金髪の女、ヒールを、履いていた。
目は、青くて、人形みたいに、綺麗な顔してた。>>112
……うなじとか、ヒールに霜がついても、反応がなかったのを、覚えてる>>151
…黒髪に、黒い肌の、男が、そばにいる。
[淡々と思い出しうる全てを語る。服の特徴などはあまり記憶になかったが、できる限り思い出して語るだろう。]
………。
[話が流暢に出来る。目的があるからか、目の前にいないからか]
[痺れる>>143中、弱々しく呟きが浮かんだ『やめて』と。
触れるようなタリアのそれ>>154は、死そのものに触れている感覚で、けれども、熱と鈍い喜びを感じた]
……、。
[鈍く、泥濘の灼け爛れる地獄のような]
─ 下層区域・商店街 ─
金髪の女、ヒール履き。
目が青くて、人形みたいに綺麗な顔。
霜がついても反応なし…。
[セーガから伝えられる情報>>161を別の端末に音声入力していく]
黒髪黒肌の男が一緒、と。
[それだけでは同僚の知人とは気付けずに]
ううん、該当はしそうだけど、これだけじゃ確定は出来ないな。
[親指で蟀谷の辺りを押す]
移動してるようではあったんだ?
流れに逆らって歩いてた、ね。
バグ・シングのことも本ネタみたいだし、本部に申請して防衛線張った方が良さそうだな。
情報ありがとセーガ。
セーガはこれからどうする心算?
[セーガ>>162に礼を言った後、この後の行動を問う。
リルは警察機構に合流して対処にあたる心算だ。
もし防衛に加わると言うなら、参加出来るように融通することも考えている*]
ほらー、すごいでしょー。
[スティーブの内心知らず、アイスを落とさない程度に掲げて見せびらかしもしたが、>>127
今は面白いリアクションを求める時ではない]
(……甘い。久しく食ったことのない感じ)
[公園に向けて二人、並ぶように歩を進める。
溶けないうちにと三段重ねのアイスをせわしなく口に運びながら、聴覚も総動員させて話を聞く。>>128]
なるほどね。
つまりそのセーガってやつかゲイルってやつに会えれば、
イギーってのが何者なのかより分かる、ってワケ。
[重要接触人の情報を探りつつこっちでもなるだけ探すか……と思いつつ、
スティーブには“セーガ”と“ゲイル”の身体的特徴とかを訊ねた。
ついでに連絡先も知ってるかと訊いてみた]
(外で爆発……そういえば外って………)
[ちびちびとアイスを食しながら何事か考えていたが、
ややあって顔を上げると、スティーブはと言えば、
路面から何かを拾い上げているところだった。どうやらチップのようだ]
たぶん、いけそう。後でね。
[スティーブに応え、片手でチップを受け取る。
アイスの最後の一口はずいぶんと大口になった]
─ 下層区域・商店街 ─
[セーガからの返答>>170を待つ。
然程長いとは思わない間が空いた後、どこか戸惑うように思える声が返ってきた]
(似たようなのさっきも聞いたな)
[エーディとのやり取りを思い出しつつ、それなら、と言葉を続ける]
ドームを守りたいと思うなら、これから形成する防衛線への参加出来るように手配するよ。
バグ・シング侵攻の阻止、もしくはそれにより発生する被害への対処。
事前対処も含むわ。
やる?
[問いかける声には真剣味が帯びた*]
んにゃ、死神の発信源はまだもうちょっち。
[リルからの視線>>95で質問を感じとったが、首を横に振る。優先順位が爆発の解析に人手をとられているのか、いまひとつスピード感がない。]
ちょっと俺ちゃん寄り道して探しにいくから。
えーと、はいこれ、通信機と。
[そう言いながら通信機を投げ渡した。トレインはあまり念話が好きではない男だ。]
お名前は?俺ちゃんトレイン、今更ながらよろしく。
[本当に今更な自己紹介だった。]*
とりあえず分かったことは多いから……、
情報交換、しないと……、
[待ってて、と言い置いてスティーブの顔を見て、
一瞬の間。
何か言いたいことがあったはずだが、焦燥にひりつき始めた頭では思い出すことはかなわなかった。
スティーブの人探しを手伝えるかもしれないという、大事なことだったというのに。
(奢ってもらった分をチャラにできる、という意味でも)
結局それ以上は何も言わずに、端末を片手にスティーブから離れゆく。
そういえばアイスを持ってた手は拭いたが、コーンの包み紙やスプーンは未だ手の中にある。
確かあっちの方にダストボックスがあったはずだ。捨てにも行かないと*]
─ 下層区域・商店街 ─
分かった。
[トレインの言葉と投げられる通信機>>173を受け取って。
今更な自己紹介に一度目を瞬いた]
…ぷはっ、そう言えばそうだったね!
アタシはリル。
改めてよろしく。
[可笑しげに笑って名乗り返した。
トレインの名前はイギーに名乗った時に聞いていたが、自分の名前は伝えていなかったと。
あまりに今更過ぎて笑いが込み上げてくる*]
[1]
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