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夜行探偵 ユウヅキ は 村の娘 エイミー に投票した。
村の娘 エイミー は 夜行探偵 ユウヅキ に投票した。
配達屋 ノエル は 村の娘 エイミー に投票した。
村の娘 エイミー は村人達の手により処刑された。
今日は犠牲者がいないようだ。人狼は襲撃に失敗したのだろうか。
暗雲が去り、まぶしい光が降り注ぐ。――全ての人狼を退治したのだ!
ほんっと、てめぇ、
いい加減にしろよ!!!
[ヴェスの肩を両手で掴んで、思いっきり、
その頭に頭突きをかます。
ヴェスの肩に血がついたが、もうどうでもいい。
しかし3度目となると、さすがにきつい。]
なーにが、兄なら前歩けだ!!
いい加減、兄離れしろよ!!ばーか!!!
[男はその銀色を見る。
もし、それが、機械化組織なのであれば、
交換もできるだろうが、なんせ、細胞レベルだ。
絡みつく媒体がなければ、できないだろう。]
[男は、自身の右腕を左手で握り、
ヴェスの頭の銀色を捉える。]
ったく、世話やけんだよ。
[そうして、果たして、交換はできたか*]
[死んでいく機械細胞を見ながら娘は笑った。
遠隔操作の負荷は大きく、意識はだんだんと薄れ。
ふらり。
ヴェスの体内を流れる電気信号に落ちた。
流れ流れて、たどり着いたのは元いた首元]*
こうして、【P13ドーム】の短いも長い一日は終わりを告げた。
不老不死を謳う犯罪組織は、フリーランス達の活躍により壊滅したのだ。
cast
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
Yuudzuki Nightline
Lalacia
Amy Black
(Alyssa Radford)
azubu
Adele
pontaro
Steve
doron
Ves Starsinger
kkr
Noel Evans
Akatsuki-sm
Special team
-Ernest
dammy
-Sonoran
rokoa
Unknown
-Watcher
Alchemist
ーー 病院 ーー
……ん、んんー… ん?
[ユウヅキは目が覚める。ここはどこだろうか
確か自分は謎の金ピカヘビXと戦って……]
『ユー、起きた? あのね、えばんすさんがね
ユー寝てるからおとまりなんだって』
[どうやら気を失った後、エヴァンス氏の手によってここに連れてこられたらしい ……お泊まり?]
[数分後、看護師にしがみつかれながら外に必死に出ようとする黒髪がいた]
はなせ!!!
『ナイトラインさん困ります!!!』
帰る!!!
『せめて検査を!!!』
いやだ!!!!なんともない!!!!!
[必死に窓の外に飛び出そうとするユウヅキ、必死に止める看護師。ここまで喚ければ大丈夫だろうとは思う]
[だがユウヅキは逃げたがる。なぜなら病院が嫌いだからである*]
[……死ぬのだろうか、僕は]
[罰はようやく終わるのだろうか]
[……ノエルは、無事だ ……ああ、でも…]
[……ノエルの願いは、一緒に帰る、ことだって……]
[……僕がいなくなれば、ノエルは悲しんでくれるだろうか]
[意識がたゆたう。空間と空間の間。きっとそこはかつてたどり着いた空間の水面。 この先に進めば帰って来られない場所]
う……
[ようやく、人らしい反応で声がもれる。
歪むぼやける像/意識混濁のためのようなそれ/ぐったりと深く項垂れるように俯いた*]
── 中層R-501 バーの小部屋 ──
[娘は机に倒れ伏したまま。
思考は止まっている。
証拠品、ショートグラス、ハバネロ。
ほぼからになったキューブチョコ。
端末、シルバーウロボン8号の親機。
そんなものに囲まれて、夢を見ることもなく。
死んだように眠っている。]*
ーー 病院 ーー
それで、外はどうなってる
『しらなーい』
[ユウヅキはベッドの上にいる …両手足を手錠で拘束されて。すぐ脇の椅子に座って少女はぶらぶらと足を揺すりながら漫画を読んでいる。外のことなど興味無いと言わんばかりだ]
何故お前がここに?
『ユーがいるって聞いたからー』
誰に?
『だれかー』
………
『……………』
通信機も破壊され…両手足を縛られては連絡を取りにもいけない…はぁぁ
『じごーじとくー』
[意識は戻った。しかし外の様子は何もわからない。
逃げようとして両手足を塞がれてしまった。これだから病院は嫌いなのだ。
逃げようとしたから縛られたなんて身も蓋もないツッコミがどこかから飛んできそうだが仕方ない。彼は馬鹿なのだ]
………ノエルは、エイミーは…無事だろうか
事件は解決したのだろうか?
『なんかあったのー?』
後で詳しく話してやるさ ……
………
『…………』
べリティ
『なぁに?』
僕はここにいていいんだろうか
『しらなーい』
いや、良くない。僕ごときのために病院の1室を使わせるなんて図々しいにも程がある。よし、脱獄するぞ
べリティ、お前 鍵開けは得意だったな?
[…『にぃー』と、笑った顔同士が合った*]
ー 少女視点 ー
[ユーはへんなやつだ]
[いつも笑って、みんなを助けてる のえるのこともしんぱいしてる]
[でも、私はユーが泣いてるとこを見たことがない]
[いつだって、笑おうとして。みんなで笑おうと無茶をする]
[一度として、私はユーの涙を見たことがない]
[だから、だれもユーになぐさめない。
だれもユーのなみだをしらないから]
[ユーが泣いてることを知ってる人って、いるのかな]
[どうでもいいか、ユーが笑って過ごしているなら*]
["戻ってきた"。そう思った。
そして、同時に、自分はただ交換しただけだと、
どこかで、気付いていた。
男の声が届かないヴェスに、
声を届けられるのは、
本当に、ヴェスを戻すことが出来るのは、
ヴェスの思考を共有し、繋がっていた、
一人しか居ない。]
[まだ、ヴェスが無事かは分からない。
至近距離で撃ち込んだのだから、
その衝撃でヴェスの頭がどうなってるかも分からない。
それでも、男はそこまで、考えていられなかった。
今の脅威が去ったこと。それだけしか分からない。]
……何回言わせんだ。
[息を吐く。まだ安堵と言っていいかわからない、ため息。]
死んだら許さねぇからな。
[ヴェスの俯く頭を自身の肩へと引き寄せ、
もたれ掛からせれば、その背をポンポンと叩く。
子供にでもするかのように。**]
[あまりに悄然とした感じのノエルを見兼ねて、
養い親たる男はノエルを自宅――兼孤児院――へ寄ってけと促した。
表向きは事件のことなどを色々話したい、というものだったが。
このドームにはボタンを押せばお目当ての飲み物がドバドバ出てくる機械もあるが、
男は古めかしい機械でコーヒーを入れるのを好んでいた。
ノエルの前に置いた一杯もそうやって入れたもの]
『あ、砂糖とかミルクとかは―――』
別にいい。
『……変わったな。
お前昔はミルク入れんと飲めないやつだったのに』
[大げさにしみじみしてみせたがノエルを取り巻く雰囲気は変わらない。
肩をすくめる。
とりあえず、『ユウヅキのことなら心配いらんだろ命に別状はないって話だし』
―――とでも言おうとした。
思えばノエルはユウヅキが倒れてから救急車来るまでほぼずっと、
『死ぬな』とかそんなことを呼びかけてばかりだった。
手を握ってもいた。
そこまで必死になるってことはよっぽど――
と、先んじてノエルが口を開く]
……養父さん、どうして―――、
どうしてあたしはこんなにも無力なんだろう。
『……ん?』
ああして倒れてほしくないと思っていても止められない。
倒れられても治すこともできない。
話はしたけど見てはっきりとわかっただろう?
あいつは死ぬまで無茶するタイプだって。
それでいて自分が無茶してるってわかってないんだ。
ただの馬鹿か本物の馬鹿か度し難い馬鹿としか思えない。
きっと何かあった後置いていかれる者の気持ちだってわかってないに違いないんだ……、
『…………』
[さてどーしたもんか。
手に持っていたカップを置く。
砂糖を十分入れられたコーヒーの水面が波立つのから目を離し、
ノエルを見据える]
『置いてかれるのが嫌か』
[その問いにノエルは即答できなかった。
そうでもあるがそれだけではない。
だが、“それだけではない”部分をどう言葉にすればいいのかわからなかった]
『怖いか』
[これには条件反射的に首を縦に振った]
『なら、離れるのもひとつの手だ。
かつて僕は言ったはずだ。
あえて困難に飛び込むのを止めはしないが、
辛くなったらいつでも戻って来ていい――と』
[強情な眼差しだった。
かつて孤児院手伝いのために配達屋をやると言ってきかなかった時のようだった。
それでいてノエルがその身を捧げようとする相手は既に]
(……僕ではない、か)
『ならば考えないとだな。
どうすればわかってもらえるのか。もちろん穏当でないやり方はなしで。
……でも、まあ、ノエル、
そこまで言うほどお前は無力じゃないと僕は思う』
[ユウヅキの窮地に駆けつけたノエルは、
彼に異能によるものではない力を与えていたんじゃないかなぁと、
そう思う男であった**]
―― 病院 ――
ハァーイ、ユウヅキ、元気してるー?
[果物の入ったバスケットを小脇に抱え、ドアを開ける。]
病院にいるってわかった時は心配したわー。でも大丈夫そうね。
……というか、元気過ぎて大変そうね、ふっ、フフフッ。
[鎖で繋がれたユウヅキの姿はさすがに笑いを抑えきれない。]
今回はまぁ、世話をかけたというか、かけられたというか。とりあえず、ありがとね。報酬はきちんとキャッシュで払っておくわよ。
[そう言い終えたところで、今更ながらベッドの脇に座るベリティへと目をやる。]
え、え?子持ち?
いや、あれ?もしくは「ヒカレゲンジ ストーリー」的な?
[ユウヅキと幼い少女の組み合わせは、アデルにとってはあまりにも衝撃的だった。]
―― 事件の処理が終わって ――
ハーイ。
[ソノランの端末に連絡を取る]
ほんっとうにお待たせ。
やっとお礼ができそう。
どこに行ったらいいかしら?*
ー 病院 ー
…! アデル!!! ここに来たということは…
上手くやれたんだな……外はどうなっている?何が何だか分からんのだ
[ユウヅキは手錠や足枷を外そうともがいていた。
べリティが上手いこと作り出した『水の鍵』はカチャリと存外楽に錠を外した]
…はぁ?こいつのことか?べリティはトモダチだが
『そんだよー、ユーはね、ぼっちだからね、かわいそーだからいっしょにいてあげるの』
随分とお優しいですねべリティ様はってか
[ポンポンと軽口を交わしながらアデルにべリティのことを紹介する。]
さて…現状報告会といこうか
こちらは、かなりの数のウロボロスやタルタロスの小拠点を潰して目立たせた…あと謎の金ピカヘビXを…ノエルが、倒してくれて……
倒れた、多分…死にかけたんだと思う。
それで、今外では僕らのことはどう報道されてる?*
─ 本拠地・奥の部屋 ─
ヴェス元に戻った?
ならさっさと脱出するよ。
こいつらと君達を警察機構の詰所に転移させるから、後はよろしく☆
あぁ、俺様がいたことはオフレコな?
[ヴェスを介抱するスティーブと、証拠を握っただろうアデル。
そして意識を失っている老人と拘束したままのエリュシオン幹部をそれぞれ転移させ、地上の警察機構の詰所へと転移させる。
ヴェスが話をつけていたなら手続きも滞りなく進むことだろう。
その他必要な物や人も転移した後、ソノランは自宅へと戻って行く**]
── 中層 カフェ ──
いえ、特にないから、カフェに向かうわ。
[そう返事をしてカフェに向かい、早速ソノランと落ち合い頭を下げる。]
今回は何から何まで手助けありがとう。
コンテナも、コアの受け取りも、チップのことも。
本当に助かったわ。*)
あらー、トモダチなの。そうなのねー。
(コメントに困るわ。まぁビックリして思わず聞いちゃったけど、プライベートってもんもあるわよね。)
[パッと言われても>>2人の関係はアデルには伝わり切らなかったようだ。]
外の様子ねぇ、さーね、どうかしら?
[ユウヅキの質問には、腕を組んで能天気な回答をする。]
ただまぁ、アタシもアナタもこうして今自由の身でいられるということは、一先ずお尋ね者って訳じゃないんじゃない?
[手に入れた情報については、ヴェスから、もしくはアデルから警備隊へと流れただろう。オカマと探偵を追っている場合でもないはずだ。これだけの騒ぎだ、報道も錯綜しすぎてどれも信憑性に乏しいものとなっている。]
ただ、組織のカウンターだけはくれぐれも気をつけなさいよ。威厳とか、名が廃るとかっての多いから。
[持ってきた真っ赤な林檎をシャクリと食べた。]
── 中層 カフェ ──
もちろん。
口外はしないわ。
[微笑み、頷いて]
ところで、お礼は何がいいかしら。
お金って感じじゃないわよね。
私ができるのって料理だとか
畑仕事くらいだし。
[考えてはみたけれど、あまりいい事が浮かばない。]*
ホシ確保だし?
……後は頼むわ……
『──後は任せて、お前は病院に行った方がいいな。
かなり酷い面してる。弱りきってるな』
………そ、させて貰う。
『ここからはオレ達の出番だぜ。
P13ドームの警察の力、見せてやる』
[後は突入準備なりを整えた警備隊や、そのうち現場近くで金の匂いを嗅ぎつけ手柄をあげようとフリーランスや異能者集団も寄って来るかもしれないか。
更には報道陣も嗅ぎつけ、『エリュシオン』一帯から、まだ小拠点や他拠点が残されていればそこも、祭りさわぎのように、或いは火事で燃え上がったようにドンパチなりでも騒がしくなる>>42だろう]
あら、ドンパチ探偵には余計な心配だったかしら?
[林檎をもう一口頬張る。ベリティの熱視線に気づけばバスケットごと手渡しただろう。]
アタシはケチだけど、約束はきちんと守るわよ。いつだって払うわ。
ええと、2万だったかしら?
[アデルにしては珍しく金額を失念したらしい。それほどまでに一気に色々なことが起こりすぎた。]
[それはどれほどの時間か。
ヴェスの呼吸が肩にあたる。
それが生きている証であり、
その度、安堵する。
そして、それが長く続けば
安堵以外のものも、持ち上がってくる。
やがて、男は一瞬目を見開き、
ひゅっと、一度息が止まる。
そして、見開いた目を瞑り、]
ばーか。
[一気に息を吐くと共に、
そう返した。]
ーーー 幕間 ーーー
[死にかけていたユウヅキの検査結果が、病院の医師の机の上に置かれている。医師本人はこの部屋にはいない、きっとエヴァンス氏やノエルに連絡するために電話しに出たのだろう]
『ユウヅキ・ナイトライン:完治』
『空間制御能力の使用方法に難アリ。
空間を液体状に捉え操作する。その際に自身の血液を媒体とする必要があるのだが、媒体を介さず能力を使おうとしているため体内の血液が異常反応を示し副作用に変わっている』
『媒体とされた血液は、空間制御能力を通して体内へと循環して還ってくるため、きちんと最初に媒体化して排出しておけばこれ以上副作用に悩まされることはないだろう』
[本人がこれを聞き入れるかは、またべつのはなしだろうが*]
── 中層 カフェ ──
────……はぃ?
[あまりの提案にしばし固まる。
やがて解凍されて]
いやだ、私にそんな力ないわよ。
他のでお願いできるかしら?
[冗談だと笑って流す。]*
『! わーい、ふるーつだー!』
べリティうるさい、食うなら口を閉じろ
[少女がバスケットを抱えて果物にかぶりつくのを横目にみながら、ユウヅキは少し考えて]
10万だった気がするが?
……なんてな
[にやっと笑った。 1桁増やしてみたがこれにはアデルは乗るだろうか?*]
―警察機構の詰所―
[その後、ソノランが、
あれよあれよと言う間に話を進め、
気づけば警察機構の詰所だった。
もちろん男も話を聞かれることには、
なるのだが。スラムの人間というのもあったか、
警察機構への詳細説明はヴェスとアデルがしていたからか、
あっさり、男は解放される。]
……
[居づらい。
スラムの人間がいるとなると、
やはり警察。その目もかなり厳しい。]
『おまえ、何かしたんじゃないだろうな。』
いやー、俺はなんもしてないですよ。
あ、そんなことより、それ、かっこいいですね。
『お、そうか?』
[商売人スマイルでかわす、かわす。]
……お前、さっさと…
[治癒能力者に見てもらえよ。
そう言おうとして、近くに病院があることを聞くか。]
…そこ、大丈夫なのか?
[先程まで戦っていた『エリュシオン』は医療機関だ。
一応、そうは尋ねはするものの。]
うっせぇ、頭撃ってんだぞ、お前。
中、見てもらえ。
[男は病院というものに行ったことはなく、
行きづらくもあるが、アデルの言葉もあってか、
それとも、ヴェスを気遣う、警察の人間か。
なんだかんだで、
結局連れて行くことになるだろう。]
── 中層 カフェ ──
使いこなせば、ね。
[ほろ苦く笑う。]
そうね、そのくらい使えるようにはなりたいわ。
けどごめんなさい。私の居場所は村なの。
[新しい提案には驚いて]
ええ、喜んで。
その時はまた、端末借りて連絡するわ。
これであなたもお友達……ね?
[首をかしいだが、ふと気づく。]
あの。前に、どこかであったことあるかしら?
[不思議そうに問うが、はぐらかされれば引き下がる]
……ぁったよ…
[分かったと口にする。
多分大丈夫という言葉も意識に登りかけるが億劫ではあったし、大きな病院であるなら、この際、……精神系能力者に掛からないなら検査をしてもいいだろうという考えも過ぎったのかもしれない。
そして、泥のように意識が沈んでいきそうなのもあり、流されるままに、アデル誘導なりのスティーブに連れられていったのだった*]
── →病院 ──
[警察の人間はヴェスの言葉に一瞬目を丸くしたが、
本気にはしていないようで、笑いだしていた。]
……いや…なんつーか…
[よく分かってなさそうな顔のヴェスに、
やはり、ぼそっと。
あんまり警察と関わりたくないというのもあるが、]
お前につきあっただけだし…
そういう…柄じゃねぇっつーか…
[視線を彷徨わせて、やはり、小声でそう言ったか。]
―病院―
[さて、病院に連れてきたは良いものの。
変な匂いはするし、どこに連れてけばいいんだか。
そこらへんは、ヴェスが分かるか、アデルがいたならその誘導か。]
……は?
いや、俺は…
[男は病院に来たことはない。
今の傷も大したことはないものだと思っている。
が、ヴェスは、診る人間かという問に頷く。]
おま…!俺はなんもねぇっつーの!!
『わかりました。せめて手は直しましょうねー』
[じゃぁ行きましょうか。そうニッコリ笑う看護婦に、
引っ張られ。]
ちょっ…ま、俺、病院とか来たことねぇよ…!!!
[何はともあれ、男に異常は特になく。
身体の治療のみとなったか。
壁に叩きつけられたものは勢いを殺していたのもあり、
そこまで酷くはなく、左手の火傷も大したことはない。
右手はといえば]
ーー 騒動より2週間後の話 ーー
[ユウヅキが完治して退院したのは思いのほか早く入院した次の日。
しかし騒動があった直後なので、身の回りを『整理』するために探偵業はしばらく休業していた]
………
[医師に診断された>>52、自分の能力のこと。 一つ試してみる。 カリ、と指の腹を噛み切り血を流す]
〈空間制御能力〉
[瞳を朱く染める。流れた血がゆらりと空間に融けて消えていく]
[『朱い目』をしているのに、全く苦しくない。排出と循環がしっかり行われているからだろうか]
……気持ち悪いな
[能力を解く。全く苦しくないということにはどうにも慣れない]
[もうひとつ、ユウヅキには悩みがあった。 …それは]
『死ぬな、死ぬなユウヅキ』
『まだ、逝くんじゃない』>>29
[最近、眠っていると夢を見るのだ。どこかに歩こうとする自分と、それを必死に止めようとするノエルの夢を。
死にかけた時に掛けられた言葉を無意識がおぼえていたのだろうか、ひどく鮮明にひどく苦しそうにノエルはユウヅキを呼び止める]
……馬鹿な、ありえない……
[ユウヅキはそれを自身の願望だとか、妄想なのではないかと、そう思っていた。 ノエルが、まさか、そんな]
[こんな自分を必要としていてくれているなんて]
[本人に確かめる勇気はなかった。しかし自身の中の罪悪感がそれは救いを求める妄想に過ぎないとがなりたてていた]
[そういうわけで、ユウヅキはココ最近眠れていなかった]
[そんな彼の元に一通の手紙が届く]
『ユー、おてがみ。えーと、中層のーなんとかさんっておいしゃさまから』
[バッ! ビリッ]
[やはり手紙なんてなかった。ユウヅキはべリティの肩を掴んで静かに言い聞かせる]
いいかーべリティ…医者っていうのはな…無抵抗な相手に針とか刃物とか薬とか刺して感謝されるそれはそれは恐ろしい生き物なのだよ……もしかしたらエリュシオンの追っ手かもしれん…
『いや、でもそのじゅーしょ、ごきんじょさんがたまに行ってるおいしゃさまの』
べリティ、いいね?
『はい』
[初めて破天荒少女を黙らせた瞬間だった。*]
『いえいえいえ、しかしですね』
どーせ、金のためだろ…
『違いますってー!
駄目ですよ、スターシンガーさん!
コホン。
とにかく、立ってるのも辛いと仰っていますので、怪我の治癒と疲労を回復させる為の薬剤注射をしますので、先ずは眠って下さい。
話はその後ですよ!』
[という会話があったとか無かったとか*]
ー病院ー
気持ち悪…慣れねぇ…
[独特の匂いと、やたら白くて明るいのと。
ネオンのようなビカビカした明るさであれば、まだ平気だっただろうが。
両手には治療の後残る、包帯と。
そこからも漂う、匂いに、うっと顔をしかめる。
取ったら駄目か?駄目だろうな。
そう思いながら、
居心地の悪さに早くスラムへ戻りたいという気持ちはあるが、]
……
[ヴェスの状態が分かるまでは、
戻ることはないだろう。*]
── その後 ──
[数時間後か、目が覚める]
あー… 駄目だ、ぐるぐるする…
[頭の中が纏まらない。
これは脳が情報を処理しきれてない部分もあり、時間のみが解決してくれるものだったが。
寝台で目覚めて半身を起こすと、顔を俯き片手で下から額を押さえるようにする]
クソッ、藪以下じゃねーか。
普段のとこの方が、よっぽど腕いいぞ……
[吐きそうな状況に、不機嫌度が増しに増す。
藪とは悪態なので、普段の治癒能力者が藪なのではない。
むしろ腕はとても良い]
ふーん、10万ね。
[ユウヅキの請求>>55を聞いた後、最後の一口をかじると林檎の芯をゴミ箱へと投げ入れる。]
いいわ、いつでも払ってあげる。アタシのところへ取り立てに来なさい。
ただし、差額は次への投資よ?
[さすがにその額までは提示していないことはわかったらしい。それでも払うというのは、今後のユウヅキへの期待を込めてか。]
失くしたら困るものがあったら前もってアタシに依頼しときなさい。
アデルお探し物センターは不定期休業で毎日やってるから。
[そう言いながらベリティの頭を優しく撫でる。]
もちろん、タダじゃないけどね。
[ニヤリと笑って病室を去るだろう。**]
── その後 ──
とっとと出るに限るわ。
[キャッシュを支払い病院を後にし、何時もの治癒能力者に掛かるのが一番と判断。
数時間睡眠というのは一応は病院側想定のものだった為、後は普段の所に行くと伝える>>75と、幾らか押し問答はあったかもしれないが、立つのも確りはしている範囲、了承は取れはしただろう。
その後、受付でスティーブの分も支払いをし]
(あの野郎……一番安いので受けてやがる)
[深部治療>>69は行われていたが、それ以外は、治癒異能や医療機器などを使用しての完治まではされておらず、包帯の後が残る>>76というのはそういうことだろうか?
それか、身体の回復力を高めるような異能を使われていたか辺りだろうか?]
ちっ、誤魔化されんか
まあいいさ、毎度あり。また後日取り立てにいこう
僕はお前のお眼鏡にかなったようだな
[にやっと笑って未来の投資という言葉に返事をする>>78
いいお得意様が出来たものだ]
ああ、無くし物はこいつのせいで数え切れないほどあるが、何かあったら依頼しよう
そちらこそ、何かあったらまたよろしく頼むぞ?
浮気調査から猫探し、悪の秘密結社退治までなんでも引き受けてやろう
[アデルにべリティが撫でられ、幼い友人が嬉しそうに目を細めるのをユウヅキは笑いながら見ているだろう。]
もちろん、タダではないがな?
それじゃ、お気を付けてお帰りを。ポケットの中身をべリティに盗られてないかよく注意してな
『なにもとってないよー!』
[彼女の言葉は嘘がほんとか。それはアデルのみぞ知る*]
『聞きましたよ、聞きましたよ。
精神影響系の検査を拒んだって!
いけません、何かあってからでは遅いのですよ!』
掛かり付けんとこ行くんだよ、若い先生?
そこ退きな。
(いるんだよなー……熱意のまま駆け抜けて来た、お節介そのもののような奴。
適当にあしらって出)
『退きません!
私は、こう見えても成績トップの持ち主なんですよ!
お任せ下さい、ほんの一瞬で検査は終わりますから!』
『今! この瞬間に!』*
── その後 ──
[精神影響系の検査をする中、医師は、強く動かぬように精神影響をかける]
『ふふふ、このまま診察室まで来て頂くのも手ですかn……えええ!?』
[ガヂッ。
廊下に響いたのは、弾の篭められていない銃の引き金を引く音。
その銃口は勿論、こめかみだ。
精神影響をかけた医師は(それも医師倫理的にはどうなのか感はあるが熱意と治癒功績の前には形無しか)驚きの声をあげる]
『むむむ、び、吃驚しました……怖! 弾が入って無かったら、はあ……良かった。
大丈夫ですよ……誰が仕込んだか埋め込んだか分かりませんが、銃で自分を撃つのは解こうと思えば解け……何だこれ、随分と』
[一瞬というのは伊達ではないのか、暫くした後、医師は唸る]
貴様っ!!!!
[ガッッッ!!!!]
[驚愕し唸る医者を蹴り飛ばし、拳銃を持つヴェスの手首を掴む。ギリギリと音が経つほどに、強く]
っっっ、今、何をしようとしたっっっ…!!!
答えろ!!!ヴェス・スターシンガー!!!
[もう片方の腕で、ヴェスの胸ぐらを掴む。その目は…朱い]
[今、目の前でこいつは、何をしようとした。
何を、誰を、どうして、殺そうとした!!!]
[無我夢中だった、とにかく、ヴェスに怒鳴った]
貴様は何をしようとしたと聞いている!!!**
― 中層区域・カフェ ―
[村が居場所>>63と聞けば、笑む瞳を僅かに細める]
お友達か。
君がそう思ってくれるなら。
[ソノランがエイミーを、エイミーだけでなく、他の者をどう思っているか知っても、彼女は友達と言ってくれるのだろうか。
笑みの裏に様々なものを隠しながら、続く疑問にも表情は崩さなかった]
どうだったかな。
エイミーに覚えがあるならあるのかもね。
[基本的に名前と顔を覚えない、と言うのは後から誰かからでも聞くだろうか。
どちらにせよ、会ったとしても覚えていない、と言うような態度を取った。
エイミーが幼少だった時に会ったこともあったかも知れないが、はきとは答えない**]
『わぎゃあ! ひぃ! お尻が!』
[ころころすってん、医師は廊下の壁に激突]
『あ、そのまま。そのままで。
埋め込まれた行動の方、解いてみせますから……!』
いやだ…
[涙が頬を伝う。
誰かに言うというよりは呟きのような響き。
手首をギリギリと掴まれても抵抗らしい抵抗は無い。
ユウヅキの頭が低い位置にあっても見下ろさずに彼方に目は向いている]
いやだ
[その目が、ふと、ユウヅキを見る。
赤く両眼が染まり、ユウヅキへ遠隔移動を行使を試行/同廊下内/医師の近くまで後退か/それは視界内位置へのトばしで、拙い]
う… ひっく……
やだ……
俺がいなければ… いなければ…
[身を震わせ、床にへたりこむよう座り込む。
ガヂン、再び引き金を引く*]
ー病院ー
[居心地悪いからと歩き回るものではなかった。
慣れず、苦手な場所。さらには同じような部屋が並べば、やはり迷いもするわけで。]
…っべぇ…どこだ、ここ。
[既に時間も立っていて、ヴェスが先に帰っている可能性も考える。
何事もないのであればそれでいい。
さ迷う最中、もしかしたら病院に来ている誰かがいれば、会うこともあったかもしれない。
そのとき、なにかが騒がしく。
男ははっとし、
すぐさま、その騒ぎが聞こえる方へ、向かうだろう。**]
ーーー ??? ーーー
ああ今こいつはなんと言った?
『俺が?いなければ?』
ヴェスがいなければ、そもそもこの事件は解決しなかった
自分が最低限度の常識を弁えるようになったのも、ヴェスがいつも怒鳴りつけてくれやがるからだ
いつもなんとか事件をクリアしてなんともないのも、ヴェスが何かしら根回ししているだろうことは彼の言動から知っている
ああ腹が立つ、腹が立つ!!!
こいつは何様のつもりなのか!!!
エイミーが涙を流すほどに心配するというのに>>4:149
いなくなれば誰かが、悲しむというのに!!!!
なぜその程度のことがわからない!!!*
── 中層 カフェ ──
ええ、よろしく。
ソノラン……さん。
[なんとなく、"さん"は外し辛かった。ソノランは笑顔ではあるが、懐には踏み込めない雰囲気がある。]
ふぅん……
[村でこんなに目立つ男を見たら覚えていないわけがない。
ソノランは娘より一回りは年上だろうか。醸し出す雰囲気はオトナなのだが、若々しい見た目からはあまり年齢が想像できない。繋がりがあって年の離れた兄だろうか。
特殊チームに所属する以上、母とは面識がありそうだが。
そこまで考えて、ふと告げる。]
私の事は……何があってもエイミーって呼んでね。*
『ひっ……ぼ、暴力はやめてくださいー!』
はっ…
[殴られる。
こんな痛みじゃない。
殺されるのはもっと辛くて苦しい。
もっと痛い思いを皆した。
もういやだ、いやだ、いやだ……]
いたい…
いたい…
[肩を震わせる。
それは今殴られたことへの意味ではなく。
手に持っていた銃は床を滑ったか]
あぁぁ…
俺がいなければ
俺さえいなければ…
しななかったんだ
ごめんなさい……
あぁ……
[身につけている弾の入っている銃をのろのろと手にとろうとするだろう*]
っっっ……!
何が、『俺がいなければ』、だ!!!
[ユウヅキは銃を取ろうとする腕を掴み>>95、拘束する。
腹が立つ、どうして、分かろうとしない]
っっっ、僕を見ろ!!!!
[ガッ!!!と、ユウヅキはヴェスの頭をもう片方の手で掴み、視線を合わさせた]
貴様は、僕に死ねというのか!!!
貴様は、エイミーの笑顔を歪めたいというのか!!!
っっっ、貴様が、死ねばっ!!!
エイミーが永遠に例えようもなく苦しむと、なぜ分からない!!!
[視線を合わせて、ただひたすらそう言った
…ヴェスがいなくなれば、自分が困ると。
……エイミーが酷く悲しみ…きっと心に消えぬ傷跡を残すことになると*]
ーーー ??? ーーー
『貴様は、僕に死ねというのか!!!
貴様は、エイミーの笑顔を歪めたいというのか!!!』
[自分で喚き立てた言葉。ヴェスがいなくなれば…どうなるか、理解して口についた言葉]
[ああ、分かってない。ヴェスは何もわかっていない。
そこにいるだけで、皆が安堵することを。
そこにいなければ、誰かが悲しみ…苦しむことを]
(……あれ?)
[なにかに似ている。誰かに似ている。]
[よく似たことを、誰かに言われた気がする]
……っっっ!
[朱い目は絶対にヴェスの手を離さない。
その腕に込められた銃に焦点をあて……]
『ト べ よ っ っ っ !!!』
[拳銃を『転移』させる!!!!朱い目は絶対の意志を持って、その銃を……遠くへ弾き飛ばした]
っっっ、罰が欲しいなら、僕がいくらでも与えてやる
苦しみたいならいくらでも苦しめてやる!
っっっだから、………っ!!!
生きていたくない、なんて、二度と言うな!!!
[そのまままた、ヴェスの顔をぶん殴る!!!
吹っ飛んだ先にいるのは……あの異能医師だろう*]
『あばば……あわわわ』
[大変なことになってしまったと、この状況を引き起こした精神系異能医師は慌てていた。
成績トップなこの若い医師は、これまで挫折らしい挫折をして来なかった。
中層に生まれ、家柄も良く、小さな頃から精神影響系を使いこなし、勉強も出来、これまで順風満帆で生きてきた。
多少驕る事があったとしても、性格は困った人々を助ける為にこの異能を使うのだ!という、善意溢れる人間だったのだ──が、どうしてこうなった!
そんな状況であった]
『ま、待って下さいよー!
暴力で止めても何の解決にもなりません!
病院では静かにが基本なんですから……!
スターシンガーさんも死のうとしないで下さい!』
[若い医師が、へたりこむ相手へ続けざまに暴力行為を振るう黒尽くめの男の間に仲裁のように入ろうとしたことも、善意溢れる行為、ではあったのだ]
[ふたりの間を引き離そうと強引に割り込む。
そこへ、ユウヅキが振るった拳がクリーンヒットした!]
『むぎゃああああああ!』
[眼鏡が吹っ飛び、鼻柱が変な方向へと曲がる。
空中へ、血飛沫が、飛ぶ!]
『ぐへえ』
[医師は、沈んだ*]
……ぁ……うぁ……
[涙で濡れている顔へと、ユウヅキの拳が減り込み、後方床へと腕を付きながら倒れ込む。
顔の向きはユウヅキとは逆側を向くだろう]
はっ、ぅ……ぅう……
いやだ… やだ……
[嗚咽がこぼれ、身を震わせるがままだったが]
あ……あぁ?
[やがて、男の焦点が床に合わされた]
[ゼー、ハーー…と荒い息で倒れ込むヴェスを睨みつける]
っっっ……まだ、やるか?おい
[ギッ、と睨むその目は朱い。ヴェスの焦点が合って来たことには気づいていないようだった。
怒りのままに、拳を握って……振りかぶる!!!*]
(は? 気持ち悪……)
(よりにもよって…………)
[気配に振り向く、拳を振りかぶるユウヅキの姿。
拭っていない為、まだ頬は涙で濡れたままだった]
なーんで、馬鹿の前なんだよ、クソが!!!!
[左手で拳を受け止め、下側からユウヅキの腹目掛けて拳を振り抜く*]
[ゆらぁと立ち上がる]
こいつか……クソが……
[じろりと床に転がって沈んでいる医師を一瞥。
無言で頬や目元の涙を腕で拭う]
知るか。
[返事は一言だけ*]
―― 病院 ――
…………いない……だと……?
[その病室に踏み込んだノエルの第一声はこうだった。
ここまでの状況をざっと説明しよう。
医師からの目が覚めた、という連絡が養い親に来て、
ノエルはお見舞いに行くことにした。
養い親からユウヅキへの伝言を配達するという、
仕事ではないが大事な要件つきでもある。
伝言はこうだ。
『入院費とか治療代とかは僕が払っておいた。
あの便利だけどくっそ燃費悪そうな異能についての検査もしてもらうように頼んどいたんでそこのところ宜しく』]
[お見舞いに来たら見舞うべき相手が病室にいないとは、
何が起こっているんだ。
いやまあ予想はつくけど。
精神制御系の異能よりももっと恐ろしい何かの片鱗――なワケもなく]
さてはあいつ逃げたな……?
[ユウヅキの病院嫌いはノエルも知るところである。
となればここで待っていても事態は好転するまい。
ノエルはユウヅキを探しに行くことにした]
人探しは苦手だというのに……、
[小さく独り言ちながら。
苦手な理由は単純、やってるうちに別のトラブルに巻き込まれ、
すんなり見つけられた試しがないからである。
さてどーなることやら*]
心配?
ああ、そりゃ悪いな。
変なところ見せたわ。
しかた……
(こいつに見られるなんて……)
[仕方ないと言いかけたのを、苛立ちがこもり、口にせず]
は?
何様?
ヴェス様ですけど?
[腕組み、見下ろす]
…………………………
チッ。
お前が俺の心配とか気持ち悪。
あーはいはい。
馬鹿でいいし?
ま、お前も馬鹿じゃねーの?
[胸中に不快感が込み上げる*]
誰が馬鹿だ!!! だ れ が !!!
[イライラする、いつも以上にイライラする]
[もう1発殴……いや、蹴る。蹴ってやる!!!]
[前から気に食わないと思っていたが、今日はなおのこと気に食わない!!!]
[ユウヅキは真っ直ぐヴェスに駆けていき、そのまま蹴りを脛あたりに放つ!!!]
『い、いたぞ!ナイトラインさんだ!!!』
『スターシンガーさんもいる!!!つ、捕まえろ!!!』
[…騒がしくなってきた*]
── 中層 カフェ──
それならよかった。
ありがとう。
[にこり、微笑む。
しばらく雑談などしただろうか。
席を立とうとして、
そして、気づいてしまった。
キャッシュを全額ベリティに渡してしまった事に!]
……ここって、トークン使えるのかしら……
[青ざめて尋ねる]*
だれが!!!忘れてなんか!!!
やるかよ!!!絶対に忘れてなんかやらん!!!
貴様がここに生きている証を
脳内に刻み込んでやるわ!!!
[そう、怒鳴りつけて……そのまま看護師たちに連れていかれた。*]
── 中層区域 カフェ ──
本当に?
でもそんな面倒かけるのも、ねぇ。
いくらすぐ移動できても。
[結局、ソノランの口利きでバイトを紹介してもらう事になり]
何から何まで本当にありがとう。
よかったら今度村に遊びに来て?
私、料理は得意なのよ。
[笑顔で誘うのだった。]*
[スラムで名乗られた名前は、男はちゃんと覚えた。
ソフラ…ソノランの名前を間違えた件が後に彼女に伝わるかは、
置いといて]
ん?ユウヅキ、あぁ、ドンパチ探偵。
いや、俺もみてないですね。
[お互いに、互いの相棒を探しているわけだが、
さて。]
…なんか…いやーな、予感しません…?
[そう、言う男にノエルはどう反応するか*]
あっははは…そうですよねー。
そう、だよな……ははは…
[ノエルと同じく、乾いた笑い。
相手の探すのがドンパチ探偵でなければ、
こんな予感はなかっただろうが。]
〈お前は罪人だ、たくさんの人を傷つけてきた〉
『もう、許してくれ』
〈お前さえいなければ、みんなは幸せだったんだ〉
『もう、許してくれ』
〈ノエルが、お前に生きていてほしいなんて、
思うはずがない。お前のような……人を傷つけることしか出来ない奴に〉
………っ、だれ、か…ゆるして…
もう、ゆるして、くれ……!
[……かすれた声で、呟く。書いていた書類を握りつぶす]
[最後の確信が、持てない]
[ここにいていいという、確信が……持てない]
─ 回想 警察機構の詰所 ―
助かったわ、ソノラン。
見直した、うん、今回はとても見直した、ソノラン。
[ふーっと息を吐く。ひとまずは落ち着けそうだった。ヴェスはずいぶんとダメージがあるようだが、スティーブが病院へ連れて行くという。]
はぁっ?身体検査?無理無理ムリムリ!!
っていうかなんでそんなことされなきゃいけないのよ.
あぁっ?何触ってるのよ、この変態!
[詰め所で念のため身体検査と言われたが頑なに断った。せっかく拾ってきた前文明の遺産をみすみす渡すことはしたくない。]
うっさいわね!あんまりしつこいと殴r……らないけど!なんかそんな感じの気分になるわよ!
[強引に警備隊を押しのけるとヴェスにくっついていく。詰め所を出るところでドンパチ探偵が病院送りになったという言葉が耳に入った。]
お見舞いぐらいはしてあげようかしら。
[病院への道すがら、商店の店前に並べられた果物のバスケットを一つ買う。少し虫にかじられた、美味しそうな果物たちだった。]
……ほんっと、世話が焼ける…
[そう、髪をグシャリとし、ノエルの隣に行き、
顔を見れば、]
互いに、な。
[そう言って、バツの悪い。
スラムで互いに顔をあわせたときのような。
苦笑いを浮かべた。*]
─ 休日の終わり ─
姐さーん、聞いてよー。
[休日も終わりに近付き、見つけたアーネストを捕まえる]
今日面白いこと起きてさー。
[そう切り出して話始めるのは今日見てきた事件のこと。
手助けした部分は省いたりもしたが、恐らく関わったことはバレているのだろう]
機械化した連中はこっちに回してもらうことになったよ。
博士が張り切ってた。
[ケラケラと笑って話を締め括る**]
── 病院・廊下 ──
おい、起きろよ。
[廊下に伸びた医師の元に屈み込み、揺すり起こすと、何やら話す]
今度から、同意なく勝手に異能使おうとするなよ?
次にやったら、俺が殴るわ。
それと、このことは他人に漏らすなよ。
[襟元を脅すように、ぐ、と掴む。
若い医師の心情はどのようなものだったのか、こくこくと何度も何度も頷いていた。
そこまで確認すると、立ち上がり、床を滑り落ちていた銃>>94に近づいて、拾い上げる。
しかし、もうひとつ>>102が見当たらない]
………あいつ、俺の銃どこやったんだよ。
[居ても居なくてもユウヅキは頭を悩ませる]
[そして、ヴェスが医者を脅すようにつかめば
ノエルに更に苦笑いを浮かべ、行ってくるの意味で手を軽くあげ、
ヴェスの元へと向かっただろう。]
ヴェース…、お前、なぁ…!
[そうして、いつもどおり、
ヴェスにそう言って、
その騒動は、その日は一応は終わりを見せたか*]
ー 二週間後 ユウヅキ探偵事務所 ー
……?
[たおやかに扉を叩く音。たしか今は休業中の看板を掛けていたような]
……すみません、今仕事は受けてないんですが…
[ガチャリ、と扉を開ける*]
── 2週間後・ユウヅキ探偵事務所 ──
[扉が開くや否や、何かが素早く入り込む]
おい、ユウヅキ。
[ぐぁしっ!]
俺が、わざわざ紹介してやった治癒能力者のところに顔出さねぇとか、何だ?
[イラァ。
顔を見て込み上げる苛立ちもあるが、それを押し込み、ユウヅキの腕をがっちり掴み、背後に回ると、ぐっと首元にも腕を回そうとし]
個人医だし?
お前のクソみたいな要望にも応えてくれるぜ。
[個人医には個人医の良さがあり、男の掛かっているところは、患者の細々な要望(例えば注射が嫌なのであればその代替えか痛まない方法をとる等)と、そしてプライベートには特に配慮したフリーランス向けのものか]
── 2週間後・ユウヅキ探偵事務所 ──
嫌がらせだなあ?
[遠隔移動能力/行使。
対象は、視界内ユウヅキ/この場合は一部に対して遠隔移動が掛かることになる/移動先をこの場に指定し続ければ、その部分は動けなくなるか]
ハ、ノエルが浮かない顔してたぜ。
[その言葉に、どうユウヅキは反応するだろう。
ノエルと連絡がついているのであれば、治癒能力者のところに、ノエルが待っているかもしれない*]
ー 二週間後・ ユウヅキ探偵事務所 ー
は、はぁ?!なんでそこでノエルが…!!!
くそっ、なんで転移出来ないんだよ!!!
[必死にもがく。ノエルに心配かけるようなはちゃめちゃをした記憶はない。ここ二週間は眠れていないだけで、特に騒動は起こしていないのだ]
[……が、もがいてももがいてもヴェスの筋力には適わない。ズルズルと引き摺られるように連れていかれるだろう*]
── 2週間後・ユウヅキ探偵事務所 ──
(頭痛あ……)
お前を引き摺っていくだけで、頭が痛くなる……
大人しく行け、クソが。
[治癒能力者の元へと引き摺ってゆく]
── → 個人医 ──
『やあやあ、よくぞ来ました。
君が、ユウヅキ・ナイトライン君だね。
ようこそ、ここは君を癒やす治癒師の家です。
体でも心でも、任せて下さい』
クソ藪……
『こちらの口の悪いヴェス君からのご紹介ですので、初診費用3割増のところを2割増のお得価格で診させて頂きます』
『キャッシュのご用意は充分ですか』
[さっと、金額を見せると高額な値段が書かれており]
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