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次の日の朝、呼び声 ルーフェ が無残な姿で発見された。
噂は嘘と塗り替えられ、
嘘は此度、眼前に現実として浮かび上がる。
英雄たちを集い寄せた“呼び声”は、今この場で再現される。
その死に様は――彼ら英雄に精通している者であれば、きっと目についたことだろう。
彼女の身体が、小さな傷口で果てられていることを。
そして傍らに落ちている――何か。
それは、
現在の生存者は、長靴をはいたネコ ジョン、王妃 オデット、眠り姫 ターリア、小鬼 ドワーフ、渡り鳥 ツバメ、漁師 浦島、シュタールバウム家の娘 マーシャ、童心 ピーター、幸福の王子 オスカー、硝子の靴を履いた王妃 シンデレラ、リュミオーネ、少女 ゲルダ、雉を抱いた娘 千代、ハーメルンの笛吹き男、乙姫 の 15 名。
−−小さく小さく開いた、ルーフェの首筋の傷口。
そこは大変不思議な傷の開き方をしていた。
鋭利な刃物では絶対にありえない、無理矢理な力で捻じ込まれたであろう暴力的な傷口と、
隣に落ちていた……赤く染まった、笛。
これらを見て、ヒーローたちはある人物に結びつく。
誰もが同じ人物に、結びついたのだった。
気がつくと俺は、ジョンの肩に頭を預けて眠りこけていた。
昨夜は半信半疑ながらも、もしもの時のためにと宿の屋根から一日中この御伽の村を見張っていたのだ。
もちろん俺は特別夜目が利くわけではない。だが、此処に居れば、もし宿に出入りがあった場合すぐに気づく事が出来る。“呼び声”に集った我々15人の中に狼が居るのだとしたら、皆が寝泊まりする場所を見張っておけばいいと考えた結果だ。
いつ寝落ちてしまったかは定かではないが、少なくとも、己が見張っている間に怪しい行動を取る者はいなかった。自分が用を足しに宿内へ戻った時も、誰の顔にも不穏な影は窺えなかった。
静かな村をぐるりと見渡して、何事もない景色に俺は一安心する。
「やはり狼とは根も葉もない噂………」
「……っ、あれは…!?」
青白く照らしていた月が静かに隠れ、地平線に溶け込んだ太陽がきらきらと顔を出す。
日の光が村の入り口に差した時、どくりと心臓が跳ねた。
慌てて隣のジョンを揺り起こす。
>>136 長靴をはいたネコ ジョン
ジョン、起きろ! 起きろジョン!
昨日は寝落ちて悪かった、だから早く起きてくれ!
あそこに誰か倒れいる!
昨晩、一通り村中を歩いて見て回ったが、禍々しい気配を察知することはにゃかった。
meは思案する。
やはり、ルーフェの言う通り、15人の中に狼がいるとでも言うのか。疑いたくはない。しかし、疑わざるを得ない。
しかし、胸に灯る闘志が消えることはない。
音の拾いやすい野外で寝るため、ヒラリも屋根へと登り、
一晩を過ごした。
まさか、怒号で眼が覚めるとは。ゆさゆさと体も揺れている。それよりも驚いたのは、思いもよらにゃい人物の大きな声。比較的澄まし顔でいる男の声に、切羽詰まったものを察知した。
>>1笛吹き男
「にゃに!?どこだ!」
言われるがまま、視線を彷徨わせる。どこだ。誰だ。何が起きた。
「あそこか!!」
ピントが合い、倒れている人物を発見する。
確かに誰か倒れておる!その姿を見た瞬間、昨晩少女とのやり取りを思い出した。
「笛吹き男よ!meは先に向かうぞ!」
言うや否や屋根から飛び降り、倒れた人物の元へ走り出す。耳の奥から、くすくすと笑い声が聞こえた気がした、
倒れている人物へ近づいていくにつれ、想像が確信へと変わる。昨夜対峙した、me達を呼んだ、あの少女。あの少女が頭から離れにゃい。
辿り着いた時、【ルーフェの死体を確認】した。
meは思案せずとも理解する。
【これが茶番劇の幕開け】にゃのだと。自らを犠牲にし、それでもme達を手のひらで転がそうと言うのか。
面白くにゃい。非常に面白くにゃい。
しかし、死しても尚、敵は少女にゃのだ。少女は言っていた【全て終わらせることができれば、元の世界へ帰す】のだと。つまり、彼女が黒幕であることは間違いにゃいのだ。
狼、いや。ルーフェよ。
meが相手ににゃるぞ。その眼にしかと焼き付けるが良い、長靴を履いたネコの姿を。
ルーフェの死体を、あの“のほほん一家”に見せるべきなのか。
meは思案する。そんにゃ酷い事をしてまで、狼退治に協力しろと言わずとも
meにも、ツバメにも聞こえた声が平等に聞こえているのなら。顔の知る者の最後の姿など、見せずとも動いてくれるのではにゃかろうか。
meは思案する。
【この遺体は、村人に任せよう】と。
meはネコである。故にこの少女を運べるだけの、物理的にゃ力はにゃい。ワゴンか何かがあれば別だが、この場を動いてしまうことは得策ではにゃい。
「…ん?」
日が昇り始め、ルーフェの姿が光に晒された時、喉元のあたりが異様に光った。
>>3 ジョン
「待て、俺も行く!」
サッと屋根から飛び降りるジョンを見て、俺も急いで地上へ降りた。そのまま彼を追って駆け出すと、ずくりとした頭痛に見舞われる。先ほど見えた、誰かの倒れている姿が脳裏にこびりついている。
「はぁ…、はぁ…」
肩で息をしながらやっとの思いでたどり着く。
最後に大きく息を吐き出すと、俺はそっと顔をあげた。
そして対面した少女。
首から血を流し、血だまりができている。
砂利がそれを吸収して赤黒くなっていた。
目眩がする。
よく見るとそれは、小さな塊であった。
刹那、先ほどの男の姿がフラッシュバックした。
笛吹き男。
そう、これは笛にゃ。凶器とは言い難いが、確かにこれでルーフェの命を奪ったのだと、meは思案する。
少し、見当違いであった。
狼と呼ばれるからこそ、身は切り裂かれ、あらゆる箇所を噛みくだかれた…そんなイメージが先行していたが。
meは思い出す。
昨晩、彼女は死に方を問いかけていたのとを。
にゃるほど。面白くにゃい。
こうしてme達を錯乱させ、踊らせるつもりか。
とは言え、この笛は立派な凶器であり、証拠品になる。
考えを巡らせている間、こちらに近づく足音が聞こえている。笛吹き男のものだろう。本人に確認するか?
…いや、気づいた時の反応を確認しよう。
meはわざと、凶器をそのままにした。
>>6笛吹き男
「貴殿は、このように誰かが死んだ姿を見るのは初めてか?ちなむとmeも、生まれてこのかた初めてである。」
男は息も絶え絶えであるが、meは話しかける。今この場にいるのは2人。どうするべきか、話がしたかった。
返事を待つ間、じっと、笛吹き男の表情や行動を観察させてもらおう。
「うっ……」
思わず口元を押さえて、村の立て看板のそばの茂みへ駆け寄る。吐き気が波を寄せるようにやってきた。人の目など気にする余裕もない、そのまま俺は身を屈めると嘔吐した。
胃液に噎せて、咳き込む。口の中が酸っぱい。そして生理的な涙を革製の黒の手袋で拭ったところで、ようやく俺は我に返った。
ジョンが声をかけてきたからだ。俺は静かに細い息を吐きだしてから、ゆっくりと彼の方を向き直る。
まったく酷く恰好の悪いところを見せてしまった。
>>8 ジョン
「……見苦しいところを見せてしまって悪かったな。今まで色んな地域を渡り歩いてきたが、こんな場面に遭遇したのは……俺も生まれて始めてだ」
声が掠れる。視界の端にあった彼女の遺体にちらりと目をやりながら、俺は力なく答える。
死体を見るのは初めてだと語るジョンの声は、とても落ち着いたものだった。取り乱さずに冷静でいられる彼を素直に尊敬しぎこちなく頬をあげたが、きちんと笑えていたかどうかは分からない。
「どうしてルーフェくんが…」
――ん?
少女の遺体に目をやったとき、思わず目を丸くした。
彼女の傍らに落ちているのは一本の笛。恐らくは彼女の血で真っ赤に濡れている笛だ。俺はその笛に見覚えがあった。
言葉を発するよりも先に、正確には驚きで声が出なかったのだが……俺はおそるおそる腰にさしていたはずの笛を握ろうとする。
――ない。
笛がない。
手が空を触る。
いつだ?
日中は眠り姫に演奏を披露したから、確実に俺の手元にあった。昨晩は用を足しに行ったとき以外宿を降りていない。その時に落としたのか? それを誰かが拾った? それとも盗まれた? 誰かって誰だ? 何のために?
厠で笛を落としたわけでないとしたら、俺が寝ている隙に誰かがとったはずだ。今朝目覚めたとき、俺はジョンの肩で眠っていた。つまりジョンは、俺が寝てしまってからは恐らく屋根から動いていない。ジョン以外の誰かが俺の笛を?
分からない。分からない分からない。分からない。頭がごちゃごちゃだ。何故彼女の遺体になっているのか、その彼女のそばに何故自分の笛があるのか、もう何も考えられなかった。俺は真っ赤な笛をじっと見つめて、何も言えずにただただかぶりを振った。
運命の初日から一夜が明け!!
神々の神託が降った15人のヒーローたちは、各々の宵越しを過ごしていたと言う!!
昨夜に、ルーフェの真の声を聞いていたものも居よう!
その前にのほほん一家と称し、ゆったりとした眠りについたのもいたのである!
それぞれの一夜が明け、陽がまた昇り始めた2日目の始まりに!
身体も心も口調も年老いたかつての永遠なる17歳、ピーターは、一瞬にして全てを理解し、最善の判断を下したのである!
【現場保存だ!!!!!】
【誰も遺体に触ってはいけなあああああああああい!!!!!】
>>10笛吹き男
「…実は、昨晩このようなやり取りをルーフェとしてな。察しはついていたのだ、悲しいことにな。」
ルーフェを含むその場にいたもの達のやり取り>>1:139〜>>1:172 を一部掻い摘んで説明した。
見るからに笛吹き男は青ざめており、この一連の会話を知らにゃいだろうと教えた。確かにそうだ。屋根の上から会話が聞けるのは、この中だとmeくらいのものしか居らぬな。
「して、笛吹き男よ。申し訳ないが、ルーフェの亡き姿を、このままにしておけぬのだ。村人かどなたか、呼んできてはくれまいか?少し離れておけ、慣れておらぬなら、尚更だ」
meが行くほうが速く、すぐ対応できることもわかってはいる。しかし、一連の彼の動作から、この笛を、凶器を隠されるわけにはいかにゃかった。
姫はその日、随分と朝早く目覚めました。
何故か眠りが浅かったのです。
十五の誕生日が近づくにつれて、姫の眠りの周期は、だんだんと不規則になっておりました。
姫は音も立てずに、眠っている少女たちの元から抜け出します。
こんな朝早くに起こすのは忍びないと思ったからです。
外は気持ちのいい風が吹き、まだ暑くない太陽の光が差し込んでおりました。
その時、男性の大声が聞こえました。
【現場保存だ!!!】
【誰も遺体に触ってはいけない!!!!】
そう笛吹き男に話しかけた時、大きな声が聞こえる。
【現場保存だ!!!!!】
【誰も遺体に触ってはいけなあああああああああい!!!!!】
しまった。笛吹き男に注意をし過ぎて、誰の足音であるか考えもしなかった。
ピーター、という、姿が変わった者の1人が大声を出す。
>>13ピーター
「待つにゃ!いいのか!?あの娘子供らに、遺体を見せるというのか!?大の男が、既に1人、パニックを起こしているだろう!狼探しどころではにゃくにゃるぞ!?」
ピーターの返事を待たず、続ける。
「もし、meと笛吹き男が発見者であり、怪しむのにゃらば、ピーター、貴殿がここの守りを頼む。meは村人を探しに行き、ルーフェの遺体を引き取っていただく。笛吹き男も監視でき、その間現状維持もできる。★この案をのんではくれぬか?」
姫はその瞬間、男性の声の方へ走り始めました。
遺体、姫の耳は確かにそう捉えておりました。心の蔵がドクドクと脈打ちます。それは急に走り始めたからだったのでしょうか。
姫の目は、二人と一匹が話しているのを捉えました。
いえ、もう一人いました。――地面に。
正確にはもう一人だったもの、でしょう。
遠くからでは、それは赤黒く汚れて誰かは分かりませんでした。しかし、その大きさから――女子供であることはわかりました。
姫の頭に、昨晩共にパーティーをした皆の顔がグルグルと駆け巡ります。
「そんな……これは、一体……」
ピーターに案を出したものの、おにゃご達の寝ていた家屋から、小さくも物音が聞こえた。
まずい、誰か目をさました!
きっとピーターの声につられて部屋を出てきてしまった!
【そこの者!!!meが良しとするまで動くにゃ!部屋にゃ戻るのにゃ!!】
できる限り大きな声で叫び、誰だか確認する前に、ピーターの返事を待たず走り出す。時間がにゃい時間がにゃい時間がにゃい。
誰か、誰か村人はおらぬのか!
>>14 ジョン
「そんな事が……つまり、彼女は俺たちの英雄譚とやらを見たいが為に、ただそれだけの為に我々を此処へ呼び、あまつさえ誰かをオオカミに変えたっていうのか?」
あり得ない、と未だ掠れる声で呟くとルーフェの亡骸をみおろす。しかし正直なところ、そんな事はどうでもよかった。根源は彼女にあったかも知れないが、俺が憤る対象は別にある。
「そうか、俄かに信じがたいな。だが…ルーフェが何者だろうと俺には関係ないな。いや…関係はあるが、今一番の問題は、俺の笛を盗み、あまつさえルーフェ殺しの濡れ衣を着せようとしている誰かがこの村の中にいるという事実だ。その正体がオオカミか、彼女の妄言に乗っ取っただけの殺人鬼かは知らないが――」
ジョンの頼みなど耳に入らなかった。俺に濡れ衣を着せようとした奴のことで頭が一杯だったからだ。俺はぶつぶつと独りごちるように呟くと、みなが休んでいるであろう宿屋へと駆け出した。丁度その時、現場保存を主張するピーターとすれ違う。ルーフェの遺体は彼らが保管してくれるだろう。
俺は宿の入り口から叫んだ。
【この村で殺人事件が起こった!】
【皆起きろ、村人も来訪者も含めて全員で会議だ!
[昨晩はあの言動の若々しい老人や、娘達と遊んでいたら、そのまま寝てしまっていたようだ。…我ながら危機感の無い。狼、という存在が平和を乱そうと牙を剥いているかもしれないというのに。
そして、千代は目を覚ます。
静かな朝。周りの娘達はまだ、眠っているようだ。
その時、声が聞こえた。]
『あそこに誰か倒れている!』
『にゃに!?どこだ!』
[誰か…?
目を閉じる。耳元に、自らをここへ誘った少女のくすくすという笑い声がこびりついて離れない。
それから、しばし、外の問答に耳を傾けた。]
[誰が死に、誰がそれを見たのか。
誰が、どう行動したのか。
その声と、足音と、風の音に耳をすませ、千代は静かに目を開いた。]
心遣い、感謝するべきでしょう。素敵な靴の、言葉を持つ猫の方。
…しかし、すみません。わたしには、聞こえてしまうのです。声が…
[雉の鳴き声と、猟銃の音。そして雉が落ちる位置までも聞き分けた、発達しすぎた己の耳を撫でながら、千代は布団の中で静かに呟いた。]
間もなくして、姫に連れられた神父がやってきます。
少女ルーフェの遺体は、神父の指導の下、教会の霊安室に運び込まれることとなりました。
【教会の霊安室に行けば、ルーフェの死体を見ることができるでしょう。】
また【隣に落ちていた笛は、いち早く神父さまが気付き、少女の形見の品だろうと思った彼が、丁寧に保管してあります。】
娘は目を覚ました
なにやら村が騒がしい
寝ぼけ眼をこすり、騒がしい方へと向かうと【1人の少女が運ばれていた】
それは、ルーフェの姿だった
「?!…そ、そんな…どうして…?」
恐怖で無骨な人形を抱きしめた娘はカタカタと震え始める
「まさか、まさか…狼さんが…?」
昨日から騒がれていたあの噂は事実だったのだ
「……と、とりあえず、皆さんに会うことからはじめなくては…。そして、戦わなければならない…のね…」
先程とは打って変わって表情をかえた娘は、無骨な人形をみつめてこういった
「くるみわり人形の王子さま、どうか私を支えてください」
meは彼女の良心>>20を、無視する形で走り始めた。
現場は現場で動いてくれる、ピーターの>>19行け!という声も確認した。大丈夫にゃ、あとはmeが村に知らせるのにゃ。
【どなたか!どなたかおられぬか!少女が!少女が狼にやられた!】
死とは明言せず、助けを求める。しかし、にゃんということだ!誰もmeの声を聞いてくれない!人が倒れたというのに白状な村人達だ!
走りながら、叫びながらも思案する。
もしこれがルーフェではなく、meでもなく、村の一員の声ならば。きっと大騒ぎににゃるだろう。
長靴をもってしても、この村人達は動じはせぬ。
meの声に誰も起きてこない。理由は簡単である、誰もが皆、meの狂言だと勘違いしているからだ。 少女の
次は猫かと、呆れる輩もいるだろう。
ルーフェよ、やってくれおったにゃ。思わず舌打ちをする。
西の港へ行き、東の山を駆け、一通り村を見て回ろう。
何か手掛かりがあるかもしれぬ。meが戻った頃には、何か進展してるかもしれぬ。meは村中を駆け巡った。
娘は広場の方へと向かった
そこには男性が2人と、猫の姿。
そして昨夜話しかけられたシンデレラとはまた違う美しさをもった女性がいた
「…あの人たち、が、ヒーロー…?」
ゲルダは周囲の騒がしさでハッ!と目が覚めた。
どれくらい寝てしまっただろうか、昨日大騒ぎしていた後からの記憶がおぼろげなのは、きっと寝てしまったせいだろう。
むくりと起き上がると、一緒に寝ていたはずのヒーロー達がいない。
とりあえず、他のヒーロー達に挨拶に行こうと身支度をしていた時だった
【この村で殺人事件が起こった!】
【皆起きろ、村人も来訪者も含めて全員で会議だ!】
とハーメルンの笛吹きの叫び声が聞こえた。
何事かと大急ぎで騒ぎのする方に駆けつけてみると、そこには血まみれのルーフェが倒れているではないか!
生まれてこの方、これほどの血を流して死んだ人を見た事のないゲルダはクラっと眩暈を起こし、その場でへたりと座り込んでしまった。
暫くゲルダが放心していると、ルーフェは運ばれていき、眠り姫ターリアが神父を呼んできた頃、ゲルダはハッ!となり、様々な考えが頭をよぎった。
あ……、これ、は…。本当に、死んでいるんですね…。
どう、それば。憎いはずなのに、怖いはずなのに、どうして、俺は「守れなかった」なんて思うんでしょう…。
ルーフェは、幸せを壊す悪なのに……。俺は…。
【やはりルーフェの言っていた人狼は本当にいたのか?】
【何故、ルーフェが殺されたのか?】
【───本当にヒーロー達の中に人狼がいるのか?】
考えども考えども、答えは出なかった。
彼女は決意を固めた。
人狼の好きにはさせない。
みんなを守り、必ず故郷の町へ、カイの元へ帰ってみせる、と。
[昨日と同様に、小鬼は森の中の洞窟の寝床から起き出し、指一つ鳴らして村まで移動した]
昨日、あの小娘は不穏な物を言い残して言ったが…
さてはて今日は何が起こるのかな?
[そんなことを考えながら、村を散策すると少し遠くから叫び声が聞こえる]
【現場保存だ!!!!!】
【誰も遺体に触ってはいけなあああああああああい!!!!!】
おやおや、やはり何かあったようだな
何が起こったかはうかがい知れないが、あの女が単なる大ボラ吹きでないのは確かなかね
[小鬼は再び指を鳴らすと、その場から一緒で消えた]
ようやくこの騒動に皆が気づき始めたようだ。
皆がルーフェの元へと集まっていく。
「……」
頭痛が酷い。明け方から起きて、その上あんな事が起きたのだ……体が不調を訴えるのも仕方がない。俺は少し体を休ませようと宿の前でしゃがみこんだ。じんじん響く痛みを抑えるようにこめかみに手をやる。しかし瞼を閉じる度に、先程見た遺体がちらつき、更に頭が痛くなる。
本当ならば今すぐにでも村にいる人々を搔き集め、事情聴取を行いたいところだった。だが、休んでいるうちにカッと血がのぼっていた頭が少しずつ冷えてきて、冷静になっていく。
「……周りが見えなくなるのは俺の悪い癖だな」
手は恐らく知恵のあるオオカミだ。このように猪突猛進しては、相手の思うツボだろう。だから俺はハーメルンの人々に騙されたんだ。
まずは現場と…それから気が進まないが遺体を確認しよう。俺の潔白を晴らすことも勿論だが、一番大事な目的を忘れちゃいけないな。
ルーフェを殺した犯人を捕まえて御伽の村を守らなければ。
[小鬼はひと足で宿まで飛ぶと、再び別の叫びを耳にする]
【この村で殺人事件が起こった!】
【皆起きろ、村人も来訪者も含めて全員で会議だ!】
ふうむ、どうやらヤツの昨日の妄言は本当だったようだ
この様子を見るにー聞くにかー殺人事件の被害者とやらは大方あの娘であろう
兎にも角にも、現場まで行ってみようか
[小鬼は何やらざわめきが集まっている場所に近づく]
誰も反応しにゃい村を、ひたすら走る。
そんな中、前からご老人が急ぎ足で広場へ向かうのが見えた。よかったにゃ、希望はあるにゃ。そのままとおりすぎようとするも、呼び止められる。この声は聞き覚えがあった。
>>30浦島殿
「これはこれは!浦島殿!落ち着いて聞いてくだされ、ルーフェが、狼にやられた。しかしmeはこう考えておる」
笛吹き男にしたように、昨晩のやり取りを>>1:139〜>>1:172を伝える。
「そんな訳にゃ。良ければ先に広場へ向かってもらえぬか?meは一通り村を見て回るつもりにゃ。」
【………!!!】 【………………………!!!】
(………騒がしいわね。まだ眠たいのよ。)
【…の村……殺人事件……った!!!】
【皆起きろ、村人も来訪者も含めて全員で会議だ!!】
……え?殺人……事件…?
[完全に覚めない頭を起こしながら皆の元へ向かう。]
[皆の元へ向かうと遠目で少女がうずくまり、猫が騒いでるのが見える。]
[そして更に近づくと運ばれる少女と取り囲み嘆く人の姿が見えた。]
ルー……フェ…?
昨日遠くから耳にした狼というのにやられたというの…?
[乙姫は完全に理解しきれずその場に座りこんでしまう。]
[狼少年、狼に食べられる。]か
いや、ルーフェ嬢は狼少女だったか。
しかし、あの首元を見るに、本当に狼の仕業で間違いはなさそうだね。
【嘘ではなく、本当に狼に食べられたのなら、晴れて狼少女ではなくなった】
さぞかし幸せなことだろうな・・・。
[しかし、事件現場であったろう数人がそこは、予想していた状況とは異なる様相をしていた]
おおう、殺人事件があったのだと聞いたのだが?
死体も見られないし、血だまりも思っていたより小さい
すでに誰かが片付けを行ったのかな
[小鬼はこのような荒事に慣れているのか、至って冷静な様子だ]
しかし、本当に起こってしまったのか
俺は静かに楽しく暮らしていたかったのに
あの小娘の狂言に乗るのは残念だが、さっさとこの事件は片付けてしまいたい
この場合、報酬は平穏な生活ということになるのかな
おーい、誰か、発見した時の状況なんかを聞かせてくれないか?
ああ、でも。いくら、幸せだからといって、死んだ彼女に何もしてあげないのは可哀想ですよね。ゴミとして処分されるのは、悲しいですから。
ツバメだけれど、知っていますよ。綺麗な花を探しに行ってきます。
座り込む少女に、何かを運ぶ男性方。外に出た時、一瞬で何かが起こったことがわかるほどに、その場の空気は張り詰めておりました。
昨日はルーフェの異変に気が滅入ってしまって、すぐに寝てしまいましたが、また何かあったのでしょうか。
私はのろのろと騒ぎの中心へ向かいます。
娘は広場にいた
ルーフェが亡くなったことでまわりはざわざわと騒いでる
娘は無骨な人形にこういう
「くるみわり人形の王子さま、いまから私のするべきことは正しいのか、どうか見守ってください。」
そして、無骨な人形を抱き締め、娘は大声でいう
>>all
「皆さん!どうか私の声をきいてください!
ルーフェさんが言っていたことは事実でした、狼さんは本当にいるということが、あってはならないことが、起きてしまったのです
だから、だから…
【まずは全員が広場に集まって、狼さんを探さなくてはなりません。いいえ、さがさないと私たちもこのままではやられてしまいます】
話はそこから、とにかくまずは自分の安全とルーフェさんの死をお祈り申し上げましょう
ああ、紹介が遅れました私はマーシャといいます。この村にきた理由はわかりませんが二日前にきたものです。
なにとぞよろしくお願いします、ね」
娘の声がどうか、ヒーローたちにきこえますように
ゲルダはヒーロー達が集まる、ルーフェが殺害されたと思われる場所に行くと、声高に宣言した
『みんな、聞いて!今こそヒーローは団結し、人狼に打ち勝つべきだと思うの!そのためには、まとめ役が必要よね。だから、私は名乗りを上げさせてもらうわ。 【私は共鳴者であると!】』
決意を固めたゲルダには、もう迷いなどなかった。
彼女は多くの苦難を乗り越えし者・・・年相応に悲しみ、嘆くが、その心は鋼のように硬い。
いつまでも立ち止まっていられないという現実を乗り越え、今ここに、ヒーローとして立ち上がったのだ。
"……ルーフェ……!!!"
シンデレラは後ずさり、言葉を失います。
昨日まで生きていた子が、今日死体となり目の前にあることは、シンデレラにとっては衝撃的なことでした。
狼から皆を守らなくては、と決意したのが昨日のこと。
それがこんなにも早く打ち砕かれたのですから、哀しみもひとしおなのです。
"……狼は本当にいたのね……
もうあなた方の好きには……させないわ。"
うん、みんな集まったようね。
まず、最初に
>>all
【占師がいれば出てちょうだい】
今の所は、私や他のヒーロー達が抑制した事もあって、特殊な能力持ちのヒーローは名乗り出てないようだけど、もう隠す必要はないと思うの。
むしろ、今こそ出てくれないと話が進まないから、今日までにお願いね。
霊能は・・・もう少し考えさせて。
じゃあ、夕方にまた発言させて貰うわね。
声に導かれるまま、私は教会へ向かいました。そこには、死体というにはあまりに綺麗な顔のルーフェが横たわっておりました。
「ああ……」
仮にこれが、彼女の計画のうちだったとしても、私は彼女にもう少し何かしてあげられることがあったのではないでしょうか。見様見真似で手を合わせ、彼女のことを思います。
そのとき、外で少女の声がしました。言う通りに広場へ向かうと、そこにはすでに数人の人が集まっていました。
始まったのです。────狼探しが。
【少女ゲルダが共鳴者であると言っているのを、私は聞きました】
私と違って、こんな時でも、彼女は前を向いていました。共鳴者……すなわち彼女にはこの村を率いる能力が与えられていたということになります。
このような幼い少女が頑張っているというのに、私はいつまで下を向いているのでしょう。とにかく、やるべき事をしなければ。ようやく私は今するべきことを思い出しました。
「おはようございます、皆様。……ああ、答えておきますわね。【私は占師ではございません】。」
娘の声が届いたのだろうか、1人の少女が声を挙げた >>50
そして、それに応えるかのように娘も勇気を振り絞る
「ゲルダさん、あなたがまとめてくださるのね…
あなたをヒーローと信じ、私は従います
私、マーシャは【ヒーローの皆様の真偽がわかる能力を持っています】
そして、本日判明した真偽もお伝えします
【長靴をはいたネコ ジョン は ヒーロー】という結果がでました
理由は昨日、彼のまとめぶりに彼こそがヒーローなのかもしれない。と感じたからです。
彼の言葉に私も含め、皆さん賛同されていたし、彼がヒーローならば、安心できるだろうと思ったから…」
娘は無骨な人形をさらに強く抱き締める
「もしかしたら、偽物さんが私の真似をする人もいるのかもしれません
【そんな偽物さんとも私は戦います】
頼りないかもしれない、私ですが…負けません
……ね、くるみわり人形の王子さま」
無骨な人形に話しかけてしまう癖はどうか目をつぶってほしい
[状況が見えずに少し困惑していると、何やら数人が協会に向かってるように見えた]
ほほう、そういえばあのお嬢さん>>25は昨日の揉め事の中にいたな?
あいつについていけば何やらわかるだろうか
[そう推測を立て、あとをつけて協会に向かうと神父とともに霊安室に入るところを伺えた]
なるほどヤツはここに収容されているのか
それに、あの神父が持っているものはなんだ…?
棒状で…長く…穴が空いている…
笛か?どこかで見たことがあるぞ…
比較的最近…そう、最近…
そういえば、集まったお人好しの中には笛吹き男がいたな?
ふん、面倒なことになったもんだ
中途半端な手がかりなんて、ヤツに同情するよ
みんな集まっていたか…先ほどジョン殿に聞いたから驚きはしないが、悲しいことだ
犠牲者が増える前に人狼を討たねばなるまい。
私も力になりたいが…【私には英雄達の真実を見抜く占いの力はない。】【よってマーシャに対抗することもしない】
【ゲルダが共鳴者だと名乗り上げたのを聞いたぞ】
あぁ、私たちをまとめる旗頭となってくれ。私は君に従おう。【対抗はしない】
[小鬼はこの世界に来た夜の記憶を思い巡らせる]
ふむふむ、この世界にゃあ他に、霊能者や狩人…
あとは、ハムスター人間や求婚者とやらもいるんだっけ
人間に味方するのも多くはないんだな
ふーん…
これからも狼の襲撃があるとするならば、能力者は隠れていた方が安心…?
いや、偽物が出るならば、物言わぬ死体になる前に言ってもらった方がいいのだろうか
まあとりあえず、自分を守れないらしいお人好しな【狩人さんは名乗り出て欲しくはない】ね
出て来たって無駄死にするだけさ
俺が狼ならそんな厄介な奴はさっさと殺してしまうからね
あとは–––霊能者だっけ?
そいつも今出てくると、襲われる可能性もあるってんだ
しかし、知らないうちに死んじまってもめんどくせえなあ
そうだ、こんなのはどうだい?
あの掲示板じゃあ、役所にメモを預けとけば、次の日に張り出してくれるサービスがあるってんだ
そいつを使って、自分が霊能者かそうでねえか貼り出してもらったら?
なるほど・・・、ここにいるヒーロー達は狼を探す事を決めたようだ。ただの狼ではないし「人狼」とでも言うのかな?
人の皮を被った狼、ねぇ・・・。
狼少女は昨日この中に狼が居ると言っていたが。
それを本当だ嘘だと言っていた者も何人かはいたが
本人が食い殺されて、人狼を疑うものは、もう一人も居なくなった・・・。
・・・、皮肉というのはこういう事を言うのだろうね。
共鳴者というのはたしか、二人で意思疎通が出来るものなのだろう?片割れだけが出てきても、何の証明にもならないのじゃないか?>>50
ほぼ同じタイミングで
[お互いの名前を言って共鳴者同士だと言うのは]
共鳴者同士なら造作も無いことでは?
ま、こんな芸当が出来るのは。
本物の共鳴者。叫迷狂人。人狼。相方が出来た求婚者
のどれかだろうな。
被害が起こってしまったのだから、与えられた力を使わなくてはなりませんよね。ああ、でも、俺はただのツバメ。【他人の中身なんて覗けませんよ】
もちろん、幸せのためならなんでもお手伝いはしますけれど。
"遅れてごめんなさい"
と、シンデレラは頭を深々と下げます。
皆が議論している内容を飲み込んだのがちょうど先ほどだったのです。
そして、能力を持つ人は名乗り出るという旨を知ったのもまた先ほどだったのです。
シンデレラは誓います。この中の狼を、必ず見つけ出してみせると。皆を守ってみせると。
"よく聞きなさい、【私が占い師です】
そして、【ドワーフは正真正銘のヒーローよ】"
状況を整理しよう!
かの勝手振る舞うお嬢ちゃんは己の予言の通りの死を迎え!
ルーフェは下僕たちを残していったと、そう聞いてある!
その上、ルーフェの死体にあったのは、笛!
この中でたったの一人しか、それを持つことによってアイデンティティを得ることができぬ得物、笛!!
かくして占い師も共鳴も出揃い!
我々ヒーローの出番が迎えられたと言うわけだ!
なんて勝手な筋書きだ!
\|鬼猫漁形燕白王童雉星硝雪笛姫眠|
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
占|−−\@−−−−−−A−−−−|
共|−−−−−−−−−−−@−−−|
狩|−−−−−−−−−−−−−−−|
狂|−−−−−−−−−−−−−−−|
狼|−−−−−−−−−−−−−−−|
狐|−−−−−−−−−−−−−−−|
闇|−−−−−−−−−−−−−−−|
求|−−−−−−−−−−−−−−−|
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
先|A@−−−−−−−−−−−−−|
こんなもんかな
順番はプロローグのメモ順にさせてもらったよ。
眠り姫の君は出典メモがなかったので、最後にさせてもらったが。
(しかし、ここはお姫様やらお妃様達が多くて一文字にするのに困ったものだ)
浦島殿は共鳴も否定していたな・・・、まぁ、後で付け足すとしよう。
村 も入れておくべきだったかな?
まぁ、いいか、そのうち必要になったら増えたり減ったり
ヒーロー達がやってくれるだろう
浦島殿と別れた後、meは村中をくまにゃく走った。
森の中に行くのが間違いだった。にゃにか成果を出さねばと走ったが、ただ迷い時間と労力を無駄にしたのみである。
痛恨のミス。
村の広場へ戻ったmeは、もうヘトヘトのクタクタである…
「すまにゃい、思ったより遅くにゃった。して、誰か。★村の様子を教えてはくれぬか?」
娘は悲しくなった
昨日話していた美しいシンデレラが偽物という事実を。
>>71 ジョンさん
「簡潔にまとめさせていただくわ
共鳴→ゲルダ
占師→マーシャ→ジョン 白
シンデレラ→ドワーフ 白
となっていますの」
見た所、この時間というわけもあり、流石にルーフェの遺体はここにはにゃい。しかし、血痕はそのままだ。
これはピーターの云う現場をそのままにするという精神のものだろうか。
喉の渇きを潤し、口元の毛づくろいをする。
にゃんとにゃくだが村の雰囲気が少し変わった気もする。
meのいない間、どんなことが起きたのだ。
広場にいた少女がmeの元へ駆け寄ってくれた。
>>72マーシャ嬢
「そなたは確か、人形を持ったお嬢さんだな?
礼を言う、教えてくれてありがとう。」
娘は考える、シンデレラは、何者なのかと
美しい顔立ちの裏にはどのような表情を隠しているのかと
「…当然のことを言うのだけれど、シンデレラさんは私にとって偽物です。
ただそれが狼さん、とは言いきれないのも事実です
なぜなら叫迷狂人さんの可能性もあるからです
ただまだ完全に非対抗ができってないものですから、もしかしたらでてくる可能性もありますよね
だから、もう少し様子を見て私は考えて行きたいと思います…」
無骨な人形を抱えながらいう姿は他人からどう見えるのだろうか
meは思案する。
【meに超能力は使えにゃい。】鋭い牙と爪を兼ね備えるだけだ。
確かゲルダは、人の助け合いが素敵だと話していた、心の綺麗な彼女が統率者ならば、きっとルーフェの呪いにもかてるだろう。
しかし、マーシャとシンデレラについては情報が足りない。
meの意見に賛同したマーシャと、堂々としろと周りに促したシンデレラ。どちらも占師の素質はありそうだ。
>>占師のお二人
「なぜ、meとドワーフを占ったのだ?理由があるならお聞かせ願おう」
娘は猫にきかれた質問に緊張しながら答える
>>75 ジョンさん
「☆理由なら>>55に書いてありますの。
それでもなにか気になる点があったら言ってほしいです…」
ちゃんと答えられただろうか。
そう娘は不安な表情で、猫をみつめた
あら、戻ってきてみれば占い師の方が二人!
……三人目は流石に居ないですよね?
あと【私も超能力はありません!】
神様の愛が懐にあるだけで十分ですもの!
遅れてごめんなさい!
村の片隅に図書館があったから、つい寄ってみたらこんな時間になってしまったの。
時間って経つの早いな〜。
みんなのお話は、さっき教えてもらったから大丈夫。
親切に情報をまとめてくれていた人がいたから、見やすくて助かったよ。
まず、霊能についてだけど
【本日は出なくていいよ】
掲示板だっけ?
そこにメモを預けられる事、鬼さんが説明してくれたから、分かるよね。
霊能は今日中に手続きを済ませておいて。
次に狩人
【狩人も出なくていい】
だって、今出てもやる事ないでしょ?
ちなみに、霊能も同じ理由だよ。
狩人は今日、誰を守るべきかよーく考えてほしいな。
後ね、みんなに聞きたいんだけど
>>all
★何誰が怪しいかの意見を提出する時間と、誰を処刑するか私が本決定を出す時間を決めるべきだと思うんだけど、22時30分と23時で大丈夫かな?
こういうの、投票っていうんだっけ?
私がこの位がいいかなと思う時間にしたから、不都合があれば、今日の21時までに言ってほしいな。
仮決定はなくても大丈夫だと思ったから抜かしたけど、あった方がよければ、これも21時までに言ってね。
ふう、みんなの所に走って戻ってきたから、喉乾いちゃった。
ちょっと紅茶を飲んでくるね。
>>75 ジョン
"理由は、目に付いたから、の一言にすぎるわ"
と、シンデレラは困った顔をします。
確かに占い師としては狼やハムスター人間を探し当てるのが理想的です。しかしながら、シンデレラには昨日までの動きに違和感を感じることはできていません。
であれば、少なくとも議論に参加してくれそうな方の正体を見ておくべきかと思ったのでした。
"ドワーフが少なくとも人間でよかったわ。
まだこちらの味方、と言い切れないのが辛いけど。"
姫はまたもや、長いお昼の眠りに誘われておりました。
この村に来て、最近はそれが顕著になっておりました。
「ふぁ……おはようございます……。一体、これはどういう集まりですの? 昨晩まで対立していらっしゃった方も、今ではすっかり大人しくなられて……不思議なものです。
あれだけ疑っておられたのに、ルーフェさまの死によって、超能力の力をすんなりと信じられるのですから」
姫のその目にははっきりとした困惑が浮かんでおりました。
ただいま、ルーフェはもう埋めました?色々と花を悩んでいたら、遅くなってしまいました。でも、俺なりにいい花を選びましたよ?クチナシ、っていう花らしいです。白くて可愛い花でしょう?
>>81 ゲルダさん
仮決定はしなくていいと思いますよ。皆、力を持っているんですから、死にたくない理由なんていくらでもでっち上げられますし。
ああ、それから。俺の個人的な意見なので、聞き流してもらってもいいですけど、意見を出す時間とかあまりきっちり決めたらその時間までに来れなかった人が出しにくくなりそうで。意見が出揃ったな、というところで貴女が処刑人を決めればいいんじゃないかと俺は思いますよ。出来れば、決定時間を24時にしてほしいってぐらいですね。
「それに、占い師が二人いるということに対する反発も少ないのですね。
わたくしは未だに信じられませんわ……。
だって、それじゃあ……それじゃあ……!
あんなに楽しくお布団パーティーをしていたのに!
二人の内のどちらかは、絶対に嘘をついていることになるんですもの!」
姫は【占い師と共鳴、そのどちらでもないようでした】。
娘は考えます
自分がヒーローの真偽がわかる今、どう導いていけば狼が見つかるのか
そして、どう伝えていけば自分を本物だと思ってくれるのか
時間はかかれどやっていくしかないのだ
「一応お伝えしますが、私は【ゲルダさんと対抗はしません】
私の理想はよく喋られる方のヒーローの真偽を調べていきたいです
あまり喋れない、情報が落ちないという方は…言葉は悪いけど処刑にしても良いかと思われます
ただ、そのなかにお狐さんがいるかもしれない、と思うと安直にはいえません。」
皆様の意見をさらりと確認して、私は言葉を発しました。そうしてからようやく、処刑という恐ろしい話をしていることに気が付きました。
狼か人かわからぬ者を、殺そうというのです。
いつの間に、そんなことになったのでしょう。恐ろしい話だと思いましたが、私はそれに対してなにか意見を言うことができませんでした。
非情だと思われることも、人を救うためなら厭わない。そうしてこそヒーローだと仰るのでしょうか。
私はただ、その場に立ち尽くしてるのみでした。
>>all
「それに皆さま、簡単に処刑、処刑と仰りますけれども……。
★【それではどなたがその処刑を実行なさるのですか?】
皆さまは、ヒーローです……。無実の可能性のある誰かを、実際に手にかけることが出来るのですか?
その覚悟は、本当におありなのですか?」
「あと、私の考えなのですが、シンデレラさんは叫迷狂人さんなのではないか、と考えます。
勿論狼さんの可能性も見ておりますが、これは第一印象にすぎません
しかし、狼さんは2人しかいなく、この能力の偽物に出たとしても処刑されて1人になってしまう、それは嫌だ。
それならば村人としてヒーロー気取りしていた方がまだ生き残れる可能性が残るのではないか、とお考えなのではないかなと思います
とりあえずこんな考えです。変わるかもしれませんが、いまの気持ちをお伝えしました」
「わたくしは……恐ろしいのです。
昨晩まであんなに和気あいあいとおしゃべりしていましたのに、今の……そう"処刑"を考える皆さまの目は……冷たくて、自分と同じ"人間"を殺すことを考えてるとはとても思えませんでした。
あんなに暖かかった皆さまが、まるで、魔女の呪いにかかったみたいに……!」
申し訳ないが私は会議の時間には席を外さなければならない。戻って来た時の結果を楽しみにしておくよ。
>>76 ドワーフ
いや、その意見には賛成だよ。対抗がないのならそれでいい。私の中に共鳴は二人同時に出るものという固定概念があるだけさ。
それと私は【村人だよ】吊り先に困った時は、私を選ぶといい。物語と同じで私はここでも自分では何もできないようだからね…。
姫は皆が集まっている広場で立て続けにそう喋りました。
今では広場にいる十五人誰もが、黙って姫に注目しておりました。
「それに……本当はわたくし、黙っておくつもりでしたが……」
姫はぎゅっと唇を噛み締めます。その顔には憂いと、覚悟の色がやどっておりました。
姫は懐から何かを取り出し、皆によく見えるように上に掲げます。
――それは例の"笛"でした。
「これが! ルーフェの亡骸の隣に落ちていたそうです!
神父さまがおっしゃっておりました……。『少女の隣に落ちていたからてっきり肩身だと思ったのです』と……。
皆さま、これがどういうことか、きっとお分かりでしょう!?
わたくし、何かの間違いだと思って、こっそり本人に問い詰めようと、黙っていたのです。
――けれども誰かを"処刑する"というなら話は別ですわ!
わたくし、これを黙ったまま、誰か別の方を処刑するだなんて、そんなこと、できませんわ……」
姫は、仕舞には肩を震わせて、泣きだしてしまいました。この手で誰かの罪を暴くことの"重さ"に耐えきれなかったのです。
「遅れてすまない……ようやく頭の痛みがとれた。シンデレラ、そしてマーシャが占い師を名乗っていると聞いたよ。それから、これからはゲルダが会議の指揮を取ってくれるのだな、俺ではまたカッとなりそうだったので…感謝する。
時間がどうということについてだが、俺は毎日同じ時間に広場へは顔を出せそうにない。思ったことはその都度言わせてもらうつもりなので容赦願いたい」
ここまで発したところで眠り姫の涙声が響いた。
心優しい女性。きっとあの場所にあった笛をみて、他の者と同じく俺を疑っているのだろう。分かっているのに、なぜだか彼女を見ていると悲しみよりも、心が震えた。
「……ああそれから、俺は占い師ではないよ。2人の中に本物がいるとするなら、ジョンとドワーフのどちらかは俺たちの味方ということになる」
言いながら俺は、広場の中心に立つターリアの傍へ歩みよった。やはり美しい女性に涙は似合わない。手を差し伸べたかったが、ここで俺が差し伸べていいのだろうか。結局それは出来ず、彼女の前でただ立ち尽くす。
>>97 眠り姫
「……貴女も俺がやったと?」
遅めのティータイムついでに、夕ご飯も食べてきたけど、やっぱりあんな事があった後は、食欲も無くなるね。
・・・人死にが出てしまった以上、仕方のない事なのかもしれないけど、空気が重くてやだな。
《上記1文は、周りに聞こえないような小声で言う》
>>103 眠り姫
「>>105☆ああ、俺の笛だ。
俺は……皆と比べるとまだ交流も浅かった。ジョンが屋根に来るまで一人でいたからな。だからオオカミは、俺に罪をなすりつけやすかったんだろう。
……俺は昨夜、厠以外で下に降りていない。戻ってきてからはずっとジョンといた。貴女に笛を演奏してからは触っていなかったから正確なところは分からないが、恐らくは、降りた時に誰かに盗まれたのだと思う。……俺がオオカミならば、素直にその笛を現場に置いておかないだろう。今だって、自分のじゃないと嘘をつくことだってできたに違いない……でも嘘はつけない。逃げも隠れもしない。なぜなら俺も貴女と同じ、ヒーローだからだ」
>>106 少女 ゲルダ
姫はそう宥める声を聞くと、いよいよ頬を蒼白にしました。
自らが、笛吹き男に有りもしない罪をなすりつけているのではないか――。
そういう懸念は、姫の中にも常にあったからです。だからこそ姫は、今まで黙っていたのです。
しかし、それと同時に、なんの証拠もない誰かを誤って処刑するのならば、自分が主張しなければならないとも感じておりました。
それが姫の"正義"でありました。
真っ青になった顔で、姫はそれでも気丈に言い返します。
「――ですが、一番可能性が高いのもまた彼ではありませんか? わたくしは、ただ、他の皆さまを、何の証拠もない皆さまを、処刑などという野蛮な方法から守りたかっただけなのです!」
>>106 ゲルダ
「ああ……あ、すまない。ありがとう。」
庇ってくれた彼女が意外で目を丸くする。
俺ももう少し冷静にならなければ。
また周りが見えなくなっていたことに気がつく。
「俺は、少なくともジョンはオオカミではなさそうだと思っている。外を見張っている間に不審な姿を見なかったことで、ルーフェ殺しは俺が寝たあとに起こったと考えているからだ。俺はジョンの肩に寄りかかって寝ていた。浅い眠りで起きてしまう可能性もあるのに、そんな俺をわざわざずらしてジョンが殺しに行くとは思えない。だから、この中で俺は一番ジョンを人としてみている。占い師のことはまだよくわからないが、ジョンのことはとりあえず仲間として信じたい。」
"マーシャは、狼ではない気がしています"
シンデレラは、少し遠慮がちにコメントします。
誰かさんの声によると、狼は2人しかいないそう。
占いに出て、わざわざ目を向けられる意味もなさそうだ、とシンデレラは考えたのでした。
であれば、まだ狼は2人とも灰色のままのはず。
まずはマーシャ以外の、灰色の皆の様子を見ていこう、とシンデレラは1人決意します。
"状況証拠的に怪しいのは笛吹きさんだけど、そんな簡単な話じゃないでしょうね…"
さて、と・・・21時を過ぎたね。
みんなの意見を聞かせてもらったよ。
申し訳ないけど、考えを改めさせてもらうね。
【考えを提出する時間は撤廃、0時に本決定を出します。】
決まった時間に来れない人がいたから、こうしたよ。
みんなが意見を言いづらくなるのは、私としても避けたいから。
今後あるか分からないけど、みんなの意見が0時前に出尽くしたら、早めに本決定出すかも。
意見は自由な時間に言っていいけど、0時以降に出されたものは聞きはするけど、その意見の返事とかは当然明日になるから、そこはよろしくね。
占い方とかについて考えてるけど、なかなか考えがまとまらないから、23時ぐらいに返事するね。
本決定1時間前でドタバタしちゃうかもだけど、大切な事は強調して言うようにするよ。
>>96 オスカー
"あまり容易に自らのことを語るべきではないわ"
とシンデレラは忠告します。
能力がないことをあまりオープンに話せば、能力者の位置がすぐに狼側にバレてしまう。
シンデレラは、その他大勢の能力者が狙われてしまうのを心配しているのでした。
"オスカーが本当に村人か、まだ分からないけどね?
願わくば、真実であってほしいけど"
>>112 眠り姫
彼女は迷っているようだった。そりゃあそうだ、村の危機というだけでなく、自身や、罪のない英雄たちの命も危ういのだから。彼女が首を横に振るのも無理はないと思うと同時に、何としてでも身の潔白を証明せねばならないと考えた。もしも彼女が狼だとしたら……と、そんな事も一瞬頭をよぎったがすぐに振り払う。彼女の事を信じたかった。
「……ああ」
考えさせて、そう言って俺から離れていく彼女を引き止めることなどできるはずもなかった。
>>113 ゲルダ
「誰かを最後まで信じる、というのがキミの正義なのだろうか。その優しさに応えられるよう、俺も最善を尽くそう。なにか気付いたらすぐに伝えるよ。ありがとう、ゲルダ」
――彼女の言葉はとてもこころに沁みた。
その信頼を裏切らぬようにしよう。
そう思い、改めてルーフェ殺しの犯人を捜すために、みなの様子を窺うことにした。
済まない、所用で席を外していた。
様子を見るに2人の占い師が現れたのだね?
マーシャ殿に、シンデレラ殿。君たちが占い師として名乗りを上げてくれたのか。
だがこの村に占いの能力を持つ者は1人だけ…どちらかは嘘をついているという事になるね。
悲しいことだ。
そして占い結果はマーシャ殿がジョン殿をシンデレラ殿がドワーフ殿をそれぞれヒーローだと言っているのだね
2人は昨日多く話していたね、確かに占うにはちょうどいい人物だろう。
あぁ、そして済まないゲルダ…
君が時間を指定した時、そしてその指定された時、共に私は席を外していた。遅れてしまったことを深くお詫びする…
姫は一人川辺に腰掛け考えておりました。
どれだけ皆に笛吹きの男が決定的な証拠はないと、論理的に説明されても、感情がそれを否定するのです。
それにもし、この先、何があっても、いつまでも彼につきまとう疑念が消えないことは確実でした。
彼女はポツリと呟きます。
「ああ……もし今わたくしにかけられた呪いが発動し、皆が百年の眠りについたら……。もしかしたら、王子さまが助けてくれるかもしれませんのに……」
あんなに反発していた"王子さま"にも、今は縋りたい思いでした。それくらい、彼女の心は弱っておりました。
ハーメルン殿、君の笛がルーフェの傍に落ちていたのだね
気の毒なことだ。
君が狼で落としてしまったのだとしても、狼が自らから目を逸らすために落としたのだとしても……ルーフェが、引っ掻き回すためだけに持っていたのだとしても。
私はどの可能性もあると思っているさ、だからね、ハーメルン殿。私は笛によって君を疑うことはしないよ。他の事で疑うことはあってもね
娘は、処刑という言葉に身震いする
そして、どうしたら殺さなくて済むのか、考える
「あの、処刑はどこかに閉じ込めてはいかがでしょう。
そうですね、たとえば教会とか、人が目に付くようなところに…いれるとかはいかがでしょうか…
個人的に気になるのは眠り姫さんとハーメルンの笛吹き男さんかしら…
2人の仲が悪くなるのであれば、私が笛吹き男さんのヒーローの真偽をみて、だせば少しは眠り姫さんもホッとすると思うの…」
もう少し、考えさせて、と伝えて娘は考え込み始めた
[しばらく姿を消していた小鬼は、皆が集まる広場に現れた]
すまんね、ちょいと席を外させていただいた
狼が俺らを襲って来た今、1人でいるのは危ないと思ってね
昨日までの寝床を撤収してきたのさ
一応ここまでは確認しているよ
\|雪|胡灰|鬼猫浦燕白王ピ雉星笛乙眠
役|共|占占|非非非非非非ー非非非ー非
胡|ー|\ー|ーAーーーーーーーーーー
雪|ー|ー\|Aーーーーーーーーーーー
>>117 眠り姫さん
私の在り方を聞きたい、という解釈でいいのかな?
私は共鳴者、だからこそみんなの意見を取りまとめ、私もよく考えた上で本決定を出すつもり。
命を軽んじない、本当は誰も疑いたくない、人の善に助けられた私だからこそ、人を信じたい。
でもね、人狼とは分かり合えない・・・ルーフェちゃんの遺体を見て、改めて思ったの。
笛だけで疑いはしない、決定的な証拠が見つかるまでは最後まで信じ抜くけど、共鳴者として時には残酷な決断を下す覚悟もしている・・・これで返事になったかな?
《鋭く、力強い眼差しでターリアを見つめる》
ゲルダはカイを助けるための旅路の苦難で、同年代の少女より強くなった。
───いや、強くならねばならなかった。
愛しい者を助けるためには、どんな時も挫けるわけにはいかなかった。
例えそれが、どんなに辛く、残酷な事が待ち受けようと、彼女は前に進む事をやめない。
それこそが、ゲルダの在り方なのだ。
笛吹きさんが笛を落としたとは思えません。俺は、この舞台、ルーフェが作り出したヒーローの皮を被った悪役がそんなミスをするとは思えないんです。
ならば、笛は誰が奪ったんですかね。
隣にいたジョンさんなら、簡単に奪えましたかね?狼は二人いるとのことですし、ジョンさんが置きに行く必要はありませんものね。
ああ、それとも、どこでも行けるドワーフさんですかね?朝が遅かった乙姫さんが起きれなかった理由は何なんでしょうね?実はピーターさんが飛べないというのも嘘なんですか?
「いま、ヒーローと呼ばれる私たちは15人います
このままいくのならば7人まで投票できますよね
そして狼さん2人以外に手を焼くであろう方はお狐さん、恋人さんだと思うの。叫迷狂人さんもだけど…
恋人さんは愛し合う2人だから死ぬ時も共に死ぬんだと思うわ
お狐さんは私の能力で見つけられれば一番の理想ですが、そうは簡単にいくとは私も思えないの…
ただ、恋人さんはもしかしたら【狼さんに結びついてる可能性】もあるの。
つまり、狼さんの中でどこかギクシャクする可能性もあると思うの、例えば食べたい人の意見がちがう、とかね
そうしたら、狼さんたちはどうなるのかしら…?」
>>131 浦島さん
「私は、見た目は白いけど白雪姫って名前じゃないのです…
マーシャ、といいます、以後お見知りおきを…」
悲しげに娘は伝えた
>>135 眠り姫さん
「んーん、ちがうのです。処刑をしないとはいってないのです
でも誰かが殺するなら、閉じ込めて、霊能者さまがお話をきけばはきだしてくれると思うのです
…殺したくないなんて言ったら甘い考えなのでしょうか…」
なんせ娘はまだ幼い。
そんな簡単に殺すことなど、怖くて仕方が無いのだ
少し、眠っていたようだ。
真昼間に走りすぎた所為か?労力を使うとロクなことがにゃい。
「しばらく、待っていただけぬか?状況を把握させていただく。」
meは思案するため、少しの間黙りこくる。
>>110笛吹き男
ふうん、面白い推理だ
それであんた目線のジョンの潔白を訴えることはできる
あんたの潔白は証明できない
あんたはその笛で催眠じみたことをできる能力があるみたいさね
それで、ジョンが起きないようにもできるんじゃないか?
こう考えるとあんた自身の潔白は証明できない
そうそう、あんたとジョンが共犯であったときも別だがな
まあ俺としては、ジョンは今のところ怪しんでいないし、ジョンの潔白ついでに自分のアピールをしなかった、あんたは信用したい
そもそも笛なんてでかいモノを落としてるのも不自然だ
ジョンを洗脳してたなら、なおさら落とさないだろうよ
いやぁ、我さぁ。
めっちゃ朝一で声張り上げたから疲れちゃったみたいでさぁ。
年甲斐もなく昨晩から張り切り過ぎちゃったのあんま良くない感じ……?
とても大変早くネバーランドへ帰りたいのじゃよ……。
かなり性癖な言い合いを見せてもらってるところ悪いのだが、
>>ツバメ
ほんと飛べないんじゃって、我。
むしろ貴殿の方こそほんとに飛べんのかね。
あぁ、そうそう笛がみつかっておったよな 。
ミスティンクの鱗粉があれば指紋でも取れるかなーと思ったんじゃがな。
狼に指紋なくね、ってなったよね。
まぁそんなこんなで我もうちょっとで本気出して考えられると思うのじゃ。
もうちょっとだけ待って欲しいのよ。
いるってことだけ認識して貰えばいいから、ね?
今のところ、いろんな意味で聞きたいのが一個。
>>ターリア
>>シンデレラ
今晩もその超能力、使ってもらうことになるのだが、
★占いたい人、誰かおらん?
[小鬼を意を決したかのように息を吸い込んだ]
さあ、皆が戸惑っている処刑の件に関してだが
俺に託してはいただけないかな?
俺はそもそも人間ではない
俺は君らのように善良に生きていない
俺は神も信じていない
俺はくわえて魔法も使える
そして、何より、俺の目的は平和に静かに暮らすこと!
こんなことでチンタラ揉めてる場合じゃないのさ
処刑の方法に時間を使うより、処刑される者について話し合いたい
さあ、これでこの話は終わりだ
>>147 童心 ピーター
「わたくし、占い師ではございませんが、その質問の宛先は本当にわたくしであっておりますか?」
姫は少し困惑の表情を浮かべておりました。
「ですが折角なので希望を述べさせていただきますね。この状況、もし笛吹きさまを処刑しないのであれば、彼を占って頂きたいですわ。
わたくしの中に芽吹いた疑惑の念は、きっといつまで経っても消えませんもの。
それとは別に――もし彼が処刑される、などということになれば、乙姫さま、でしょうか。
昨晩の惨劇が起こる前の2日間でさえ、全く会話に参加せずこちらをじっと見つめる姿を、些か不気味に思ったことを覚えております。
あと一応>>55マーシャさまにも答えていただきたいですわね」
お嬢さん方、
処刑の方法で悩んでいらっしゃると見た。
そんなときこそ出番の我!
さぁ! 皆が追い出すと決めた者をこの我がネバーランドへフォーエバーしようではないか!!
ネバーランドは良いぞォ!
この村のどことも接点がなくかつ安全に我々も狼も保護することができる!
そこらの教会にどんどんぶち込んでみたまえよ。無実の人と狼がくんずほぐれつ乱れつやぞ。それも性癖だけど。
何より、狼風情、ネバーランドに来た瞬間ただの雑魚キャラじゃろうしなぁ。
ま、
今の我じゃできないんじゃがな。
できたら我真っ先に帰っとるし。
(※意訳:ごめん本当にもうちょっと待って)
さてはて、もうそろそろ明言しておいた方がいいだろう
【今夜の処刑の希望について】
貰った能力を明かしていないのは、
鬼猫浦燕白王ピ雉星笛乙眠、の12人
そこから俺と、既に狼でないとみているジョンと笛吹き男を抜いて
浦燕白王ピ雉星乙眠
この9人の中で選ぶとすると、
【第1希望は乙姫】
【第2希望はオスカー】
になるな
乙姫の方の理由は単純、ヤツは話さない
悪を滅ぼすつもりもないのだろう、そんなヤツを残しておくのはヒーローとして如何かね?
ついでにあの小娘も、そんな面白くないヤツに大事な能力を託すとは思えなくてね
次点のオスカーも簡単さ
>>96の発言に尽きる
ヤツは突然村人だと明かした
その行為はヒーロー側には利敵行為になるだろうに
俺はこの行為に理由を求め、一つの解答に行きついた
ヤツが狼に味方する狂った人間で、狼に噛まれたくないが為の行為でないかとね
狼を狙ったものではないので、消極的とは言われるかもしれないが、特別疑わしい者も出てこないためこれを希望としておこう
さあ、ゲルダの決定に期待しているよ
占い…すでに占われたもの、能力者だと名乗りを上げたものは避けるべきだろう
そして結果と発言を照らし合わせて考察することの出来ぬ者も避けるべきだろう
現在必要なのは情報だ
そう考えると…一番に思い浮かぶはターリア殿と笛吹き殿だな。
笛吹き殿は恐らくこの中で最も潔白を証明したいだろうしな。
meは思案する。
マーシャがmeを占った理由。頷けるものだ。
シンデレラがドワーフを占った理由。頷けるものだ。
ではどこに“差”をつけるべきか?
まだそれはmeには出来そうもにゃい。
meは思案する。
まだ、どちらが占師のフリをしているのか確かめるのは、その能力を使っていただくことではにゃいか。
meは思案する。
まず、ターリアと笛吹き男。この2人は火花が散っていた。ゲルダが止めに入らにゃければ、別事件が起きていただろう。2人ともが狼とはとても思えにゃい。
meは思案する。
もし笛吹き男が本当に狼にゃらば。占師だと名乗る人物は、彼の身の潔白を証明しにくるのではにゃいだろうか。
meは思案する。
笛吹き男は本日、占師の能力行使をしてもらっても良いのではないだろうか。
条件として、【ターリアが現在、本物と思う占師に】というものを提示しよう。さすれば、少しはターリアが笛吹き男を疑う気持ちも減るのではにゃいか?
吊りの希望は言わずもがな
乙姫殿だな、うん、別に私の私情など挟んでいないぞ?うん。本当だ、本当だって。
この姿になって恨んでるとかそういうわけではない!!
……コホン、それは置いておいてだな、彼女は話さぬ。情報がない。これからも情報が落ちるとは思えない。
この村を救うために必要なのは情報であると先程も述べたな?ならば情報が落ちる者を優先して残すべきなのだ。
私も、吊らないなら笛吹さんを調べて差し上げるべきだと思います!きっと結果が分かれば、ターリアさんと仲直りできるって信じています!
それに疑われっぱなしも悲しいじゃないですか!
>>151 眠り姫さん
「ええと、>>147のピーターさんの質問に対してのことでいいのでしょうか?」
娘は戸惑う。>>151のターリアの最後の言葉に娘はイマイチ理解が出来ていなかった
【占い希望】
「私としては、ハーメルンの笛吹き男さんを希望したいわ。時点でピーターさんかしら…
今後のキーマンになりそうなヒーローさんを私は見ていきたいの」
【処刑希望】
「そうね、乙姫さまと言いたい所なのですが
【彼女はまだ対抗もなにもかもでておりません】
そうなると、後々困るのは私たちではないでしょうか?
今日は非対抗を回してくださってる千代さんにされた方がいいのではないか、と思うのです…」
meは一度思考を止める。ドワーフに提案を持ちかけられたからだ。
>>165ドワーフ
「勿論。meは初めからそのつもりであった。汚れ役はmeだけで充分と思っていたが…貴殿も、にゃかにゃかにワイルドにゃ」
ニヒルに笑う。
−−狼が出た。
その言葉が、真実となってしまったことには、村人たちもしかと気付いていました。
しかもよく聞くところ、狼を呼び出したのはかの狼少女で、それも他のヒーローたちは巻き込まれた被害者だというではないか。
静かであるこの町に、一つの闘志が、まとまって大きく芽生え始める。
−−冗談じゃない!
−−俺たちの平和な村を返せ!
それらは、彼ら悲劇のヒーローを糾弾するものかと思われました。
−−狼退治だって? おぅ、この村のことは俺らに任せろよ!
−−無理矢理呼び出された狼には気の毒だが、俺らにもこの村の、良い1日を守り抜く使命があるんでな!
かくして、処刑場が決まったのでした。
ヒーローの姿に憧れる、名もなき戦士たちの下に。
meは再び思考する。
いま、最も狼だと思う人物。meは、meはどうしても疑ってしまうのだ。昨日、真っ先にルーフェの声を聞き、落ち着けと宥めたオデットのことを。
あの純真で、meを呪われたのではと心配した、心優しき貴婦人。彼女の性格が、生い立ちが、ルーフェを悪魔だと思わにゃいことも充分理解している。
それでも、meは思うのだ。
だからこそ、狼狽えるのではにゃいのかと。皆に声をかける前に、恐れおののきやすい心境でにゃかったのかと。
meは、狼に支配されてしまったのではにゃいか、そんにゃ風に考えてしまうのだ。
お待ちかねの超能力者が出たのだ。
話題はそちらになるわいなぁ。
占って欲しい人物、な。
ハーメルンは勿論のことそうなんじゃが、我、地味に気になっておるのターリア嬢なんじゃよ。
良い意味でな。
笛が現場に落ちていたのは我もちゃんと見ておる。
そこに無闇に訴求しよったのが一番目立って彼女であるのだ。
さて、我は敵は作りたくない。
狼であればきっとそう思うであろうな。
もっと言うと目立つこともしたくない。
狼であれば確実にそう思うじゃろうな。
ハーメルンに占いを当てるのはまだしも、我はターリアに当てるの、あまり気が乗らんのじゃなー。
占い方についてだけど
【今日は指定先占いでお願い。】
それで、指定についてだけど
マーシャさん→笛吹きさん
硝子のお姫様→ピーターさん
でお願いしたいの。
笛吹きさんは身の潔白を晴らしてあげたいから。
笛吹きさんを2人共に占ってもらうかは、明日発言させてもらうね。
ピーターさんは鋭い質問が光っていたし、何より、芯も強いとお見受けしたから、白か黒か気になる枠として占ってもらいたいの。
占師2人はくれぐれもよろしくね。
他にはだな。我な。
本当に……リュミオーネ嬢、どう扱えば良いか全然わからんの……。
狼が出るまで処刑をしないって、あの発言は本当にドがつく天然の思考だと信じたいのじゃよ……。
それと処刑、なんのことはなく乙姫がばっちり上がっとるのじゃが、これはやむをえまいて。
オデットや千代も随分引っ込み思案な可愛らしいお嬢さん方じゃが、まだまだ話せることもあろうしな。
ええと、あとは占いの希望も出すんだっけ?
笛吹き男とネコの旦那、処刑希望の2人も置いといて…
気になるのは【ターリア嬢、リュミオーネ嬢】かね
ターリアについては、今日の動きだな
誰より強く笛吹き男に言い募った
これが、狼が罪を擦りつけたいのか、その身に詰まった正義感の所為か知りたいところだ
リュミオーネ嬢は……少々気を悪くするかもしれないが、頭が軽いところがな、つかみ所がなくて難しい
このままだと脅威に思われ襲われることもなさそうだし、ちょいとわかりにくいので、能力を使って欲しいとこさ
"希望出せてなくてごめんなさい"
と、シンデレラは頭を下げます。
【占い先指定のことも理解したようです。】
>>168 ゲルダ
"なぜ指定にするのか、理由を聞いてもいい?"
と、シンデレラは少し怪訝な顔をします。
狼さんに占い先と襲撃先を合わせられるかもしれないのです。
少し、シンデレラは心配なのでした。
"基本的には信頼してるからね。
決定に文句はないけど、ちょっと気になったから。"
そういえばじゃな。
我やっぱ痴呆っぽい。
【占い師でも共鳴でもないぞよ】
我、占われるのは全然構わんのじゃがさぁ。
どこかで誰かが、ハーメルンを本物っぽい占い師に占わせてあげて欲しい、って希望を出してたと思うんじゃよ。猫あたりじゃったかのう。
その意図を汲んだのかは分からんが、必然的に我、偽物っぽいところに占われることになるんじゃろ?
敢えて言おう!!
不服であると!
だって我潔白じゃもん!
偽物にこいつ狼って疑いかけられるの嫌じゃもん!
あとなんか貴殿らの反応見てるとやっぱりなっていって吊ってきそうじゃし!
※さておき。
>>168 ゲルダ
★この二人の真贋差、ちゃんとどこかで見とる?
それだけで良いわい。
どこか体は鉛のように重たく、憂鬱な気持ちは晴れません。名も知らぬ村人の方達が作った処刑場を、私は見上げます。
処刑を行うことに、反対や反論があがっていることに、私はほっとしました。私がおかしな考えを持っているというわけでは無かったからです。
しかし、それでもただ嫌だと声を上げることはできませんでした。ここで殺さなければ、後手に回ってしまうことくらいは、私にも理解出来ることでございました。
何かの代案がなければ、私の意見はただの我儘に違いありません。唇を噛み締めたところで、有効な狼に打ち勝つ手段など、私には思い付きませんでした。
頭が軽いだなんて失敬です!全く!
私だって物を考える事ぐらいできるんですよ!
例えば、【笛吹さん、千代さん】を占って欲しいとか!
笛吹さんはターリアさんと仲直りして欲しいですし、千代さんはあまり喋らないから、よく喋る方よりもっと知りたいと思うんです!
「……ジークフリート様」
ここにはいない、王の名前を私は呟きました。彼がもしいたら、どうするでしょう。かの悪魔を打ち払った時の姿を、私は思い出しました。
……。
……………私はヒーローの発言を、ようやく思い返し始めました。
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