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仲の悪い両国の住人が交流をすることはありません。
もしもそのことが王に知れたら、王子はただでは済まされないでしょう。
だから王子たちはこっそりと、二人だけの時間を過ごすようになりました。
二人しか知らない秘密の語らいは、王子にとっても少女にとっても、特別でかけがえのないものになりました。
王子は自分が棲む国の話を語って聞かせます。人間の国では戦争が絶えないこと。みな強欲で、自分のことばかり考えていること。
けれど、悪いことばかりではないことも少女に教えました。
城から見上げる夜空は美しく、星々が手が届きそうなほど近くで煌めいていること。人間が生み出した音楽や絵は、とても素晴らしいこと。
少女もまた、妖精の国の話を王子に語ります。
森は豊かであたたかく、様々な種族が支え合って成り立っていること。
住人たちは仲が良く、自然豊かなこの国でみな手と手を取り合って幸せに暮らしていたこと。
>>272 アイリーン
かけ違ったボタンが漸く出会う。
2人は寒空の元抱き合った。
伝わる温度はアイリーンのもの、伝える温度はルーツのもの。
溢れる涙の上にのさばる本音、2人は謝罪だけを重ねる。
言葉が枯れていく、この季節だけが覚えている。
不信は絶対に埋まらない溝になる、と。
あの時、冬の桜は散っていた。
そのズレは視界にまで及んだ。彼女の表面張力が夜を保つことを拒む。
意味は無い、意味は無いけど、意味は無いとしても。
抱き合った先、もう1度、私はリーンの頬に手を伸ばす。
彼女の瞳から零れるそれは、確かに"星"だった。
「リンちゃん、私の星はここにあったよ。」
涙をなぞり、ぐしゃぐしゃの顔で笑う。
落ちたチクタクを抱え、私は背中越しに「さよなら」を告げた。
赤いカーディガンは彼女を暖める残る私の忘れ物。
いつしか王子に心を開いていた彼女は、自身が時を司る魔女であることも教えてくれました。
神様から《マザー・クロック》という神秘の時計を託され、彼女はこの世界が正しく時を刻み続けるように、それを守っているのだと。
そうして二人は互いの時を重ねて、やがて愛し合うようになります。
王子は、生まれた初めて得た愛に心から幸福を感じていました。彼女さえそばにいてくれれば、二人の間に芽生えた愛が認められれば。
歪みあっていた両国の架け橋になれるのではないかとさえ、思ったのです。
そうして王子は、ある寒い日の夜。
彼女が誕生した日に、永遠の愛を誓おうと真実の愛のキスを贈るのでした。
「ドクターが死にたがりは無い。因縁の事を話すのはともかく、ここまで考えられるのなら、他の方法が幾らかあったでしょう。靴に関しても、飛ばさなければ良いのだから。
また、狼として、ここで時計職人に名乗るのも訳が分からない。
となると内訳として、レーヴが死にたがりで、ドクターが本物、が一番あり得る
決め打ち狙いにしても、ドクターの立場であればまだ安全でもあったでしょうし」
「レーヴが死にたがり、先生が本物、グレゴリオさんが狂人や第3陣営。ここら辺は間違えなさそうだけど…。
ルクレース、ヘンリエッタ、ブレイク。ここの人達の扱い方。特に残ってるヘンリエッタを何と見るかで彼女の時計を手にかけるタイミングが変わってきそう。私は少なくとも狼本人たちでないと思ってるけど。」
/*はー。
これでヴェルがいなくなってたらサラちゃん壊れるかなぁ?
いや。二人できちんと覚悟を決めてるし、セレナにも先を生きてと言われてる。
この子は、まだ今を歩いていける*/
>>288サラ
恐らくだが、夢見たがりは時計職人を騙る気でいたのではないかと考えている。それがアーネストとグレゴリオの回避により、出るタイミングを失った。3人目の時計職人ともなれば、本物と見られ残されやすい。それを恐れて出られなくなった。
その内にレーヴが出てきた。
これ以降は完全な想像になるが、「引っ込みが付かなくなった」のではないかと思う。状況に困惑し、取り敢えず黙った。
故に……夢見たがりは、臆病な性格の可能性があるのでは。というのは今考えたことだが。
[適当に該当しそうな人物を挙げるならばアイリーンやルーツがあるだろうか。多少考え、サラに話した]
──今宵の全ての出来事が終わったあとのこと。
空を黒い煙が覆う。柔く吹いた風は、その黒を押し退けることはなく、ただレーヴのピアスを揺らすだけだった。
広場を見下ろせる屋根の上。まだ、まばらにそこにいる人々を見ながら空を見た。
ふと、時計台に人影が見えたような気がしたが(>>231)、気の所為だっただろうか。
「あんなとこにいるのは、魔女様くらい、か。」
視線を時計台から外し、ふと、昨日の出来事を思い出す。
あの魔女が現れた時。いや、現れなかったとしたら。魔女への少女の問いが、もし自分に向けられていたら。
自分は少女に、どのように答えていたのだろうか。
お星様になってお空の上にいる。
花畑がある綺麗な場所で少女が幸せに生きることを願ってくれている。
今でもきっと傍にいて、少女を見守ってくれている。………とでも言っていただろうか。
どれも在り来りで、耳障りの良い幻想だ。幼い頃に一番嫌っていたその言葉を、今度は自分が口にしていたかもしれないと思うと、嫌でもあの時の大人達のようになってしまったのだと実感する。
好きだった母は目覚めず、燃やされたその身体は小さな壺に入れられて墓の下に埋められた。冷たくて暗い、墓の下。レーヴの目の前で砕けた時計と共に、ずっとそこから出られることはない。
『仮にお嬢さんは、大切な人が亡くなり、その行き先がわかったら、さあどうする?』
あの場で聞いた魔女の言葉が再生される。憂いを帯びたような眼でこちらを見て、そう少女に問うていた。
「………口では綺麗事を言ってても、所詮、俺もワガママなガキってことだな。」
そんなもの、追いかけたいに決まってる。その先に、大切な人が待っているのなら、待ってくれているのなら、もう一度会えるのなら。
何がなんでも追いかけて、手を伸ばして、今度こそ──
「…………………………っ、」
ズキリと胸が痛む。ぐらりと視界が揺れる。
呼吸が苦しくなる。息が乱れる。汗が滲む。
チカチカと、蓋をしていたはずの記憶が、映像が、甦る。
白い部屋で、手を繋いで、扉を開けて、声が聞こえて、叫んで、走って、駆けて、駆けて、駆けて、手を、伸ばして。
兄の声、砕ける時計の音、間に合わない手、
折れた歯車、切れたゼンマイ、割れた文字盤、折れた針、最期に見た母の顔。
ズキリ、ズキリ、ズキリ、ズキリ、
胸が痛い、頭が痛い、目が痛い、喉が痛い、
全てを、あの日見た全てを、消す、消す、消す、消し去る。
ノイズが走る。プツリと、電源が切れたように突如映像が黒く塗りつぶされた。
荒い呼吸を繰り返す。内に、正常の呼吸に戻ってくる。汗が頬を伝い、落ちる。カタカタと小さく震える手は、力強く握ることで震えを止めた。
「…………ハハ、ハ。疲れてんだな。」
ふらりと立ち上がる。瞬間、強く風が吹いく。よろめいた足が屋根を踏み外し、ふわりと落下する。まるでスローモーションのように、時がゆっくりと進むように、落ちていく。
落ちゆく視界は空を捉え、風に吹かれた黒い煙が形を変える。一瞬空いた隙間から、キラリと光る何かが見えた。
「ぁ…………」
視界の端に映った樋。咄嗟にそれに手をかければ、重量が急に戻ってくる。時が戻ってくる。
ブラン、と揺れた身体は宙に浮いたまま。何とか身体が地面へ打ち付けられるのを回避した。
「あっぶねぇ……………」
そう零せば、そのまま下屋に飛び移り、地面へと着地する。
どうやら今日は屋根を駆けるのは避けた方が良さそうだ。未だにバクバクとうるさい心臓を抱えながらローラースニーカーを転がして、レーヴは夜の闇へと消えていった。*
/*エルス先生、考察の仕方がしっかりとRPに沿ってて凄いなぁ
そして、レーヴくん…………………
実質死にたがりCO………………かな……………………?知りようが無いけど、盤面てきには、うん
いや、まだ狼の可能性も全然ある*/
/*
エルス!!!!絶対に許さないからな!!!!!それ、先見てしもたんちゃうん???人狼さんやったんちゃうん????お????おぉ??????
/*
12>10>8>6>4>2……で5縄。
今日一縄無駄にするから、4縄で残り1w1f………。
霊ロラするとすれば、数がめちゃくちゃ厳しくなる。要するに、ロラ出来ねぇって事だ。
まぁ、私が明日生きてればの話やけど………
……今日はもう、私たちも眠りましょう。
ブレイクさんも……もう、大丈夫みたいだから。
[そうしてルクレースはその場に座り込んだ。
結局アーネストには会えなかったな、と。
寂しく思いながら伏せ、目を閉じた。]
塔から降りる時、下を向いていた。
広間に出た時には前を向けていた。
稽古場に着いた時、上を向いていた。
それでも涙は止まらない。
居ても立ってもいられずここで夜を明かすことにする。
どうせ宿屋に戻っても泣きやめないのでは追い出される。
手のひらから届かない所に行ってしまったそれを思うと動悸が収まらない。
咽び泣く、咽び泣く。
無くした、無くした、無くした。
30分ほど泣いていると脱水症状に襲われる。
クラクラする感覚の中で思い出すアイリーンとの思い出はまるで走馬灯のようで。
新聞、電車ごっこ、クロワッサンド、りんご飴、アイちゃん、お昼ご飯とりんごジュース、お誕生日、マーマレード、星。
荒波のような感情の中でも、あの悪魔の声は響く。
かの龍はまた「出会い方」の話をする。
それならば、戻してほしい。
どんな出会い方でも次こそ、私はリーンを失わない。
「スクル、」
座っている余裕もなく、平伏する形で慟哭する。
「私の選択は間違っちゃったみたい。」
叩く叩く叩く叩く。既に筋肉痛だが痛みは感じない。
皮膚が剥がれて血が滲むが痛みは感じない。
だって心の方が痛かったから。
「スクル、早く会いたい。**」
そのままルーツの意識は途絶えた。
🕐ぶっちゃけ明日には死んでたいけどラストウルフだから仮に私のCO見てても狂人噛めないんじゃないかなぁ。味方は少しでも欲しがりそう。
サシでレーヴ殺す自信ほんとないんだけど……マジ……
🕐狼〜〜〜〜〜〜〜〜〜空気読んでくれ狼〜〜〜〜〜〜〜〜〜レーヴ無惨出たら涙しか出ない……夢見たがり主張するけど……それしかないけど……レーヴ狂人はねーーーーよな……ほんと……
🕐平和出たらもう諦めたさある( ◜▿◝ )やるけど
あと灰ptがもうすぐ尽きる。こんなこと初めてなんだけど今日多分相当喘いでたんだろうな、私。すみません。
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