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領主の胸にナイフが吸い込まれる。
途端、胸に赤い花が咲いて血の海で彼は溺れる。
どうなったの……?世界が壊れなければ、彼は……。
そう思い、隣を見た。
怖くて、それでも話しかけなきゃいけないと勇気を振り絞る。
>>ハイド
「ハイド……?」
自分で思ったよりか弱くて、不安が滲み出ていた。
運命が歪めば、彼も、私も、きっと……。
>>342エリック
「彼女が派手好みでなくて感謝することだな。
多少なりともキミのお財布にやさしい。」
開かれた手を見てしばし悩む。
「そっからゼロをいくつ付けるつもりだ?」と呟きつつ、契約書を書き始める。
「ローンにするならここに名前と……ま、全部そこに書いてある。そのとおりにな。
あぁ、ネコテールとネコイヤーはセットでこれほどとなります。」
見せた値札には3と0が3つ。わざとらしいほどにこやかに対応する。
>>346 領主 リュラ
短剣は、しかとその心臓を貫いた。
体勢を崩し、倒れる男を見ていた。沈む男を見ていた。
地に落ちる瞬間、初めて見えたあの表情に、男は何を想っていたのだろうか。
「──あ、」
男に突き立てたナイフが消えていく。
それはまるで、泡のように、光の粒のように。
全てが消えた瞬間、突然手が震え出す。
ずっと我慢してきた恐怖が、今さらリアンを襲ってきた。
涙が溢れる、声が震える、立っていられない。
ドサッと、地面に座り込む。
「リュ、ラ………さん、僕は……」
世界を壊せたのですか、その言葉は流れる涙と嗚咽によって、上手く声にできなかった。
時間が変わったと同時に、カーテンコールが始まった。
キラキラとガラスのようなものが降り注ぎ
でもそれは触れる前に消えてしまって
「そっか…」
お休み『世界』
幸せを込めて呟くように歌を紡ぎ出す
「幸せとは 星が降る夜と眩しい朝が
繰り返すようなものじゃなく
大切な人に降りかかった雨に傘を差せる事だ
何の為に生きて行くのか
答えなんて無くていいよ
会いたい人と必要なものを少し守れたら
背伸びもへりくだりもせずに
僕のそのままで愛しい気持ちを歌えたなら
幸せとは 星が降る夜と眩しい朝が
繰り返すようなものじゃなく
大切な人に降りかかった雨に傘を差せる事だ
瞬きもせずに目を凝らしても見付かる類のものじゃない
だからそばにいて欲しいんだ」
>>352 リュラ
「そっ………か…………」
リュラの言葉に、リアンは嬉しそうに目を細める。心底安堵した表情で、誰に言うでもなく呟いた。
「………へへ、よかった。」
世界を壊し、世界は正しくなった。
運命に縛られることも、運命に苦しむことも、もうない。
ふらり、と立ち上がる。頬を伝う涙も、目に溜まる涙も、グィッと袖で拭いとった。
「……僕、いかなくちゃ。
終わったことを、伝えなくちゃ。」
まだ覚束無い足で歩き出し、扉を開ける。
背中を押してくれたあの人に、真実を教えてくれたあの人に、待ってくれているあの人に、会いたくて。
リアンは廊下を駆け出した。*
>>コズエ
そして。そのまま。首の後ろへと手を回して。力強く。強くキスをする。
離れれば。俺は、"俺自身の笑顔で"ニヤリと笑って
「……ビックリ、しましたか?
俺は、俺のまま。俺ですよ。コズエ。
何かが、変わったのかもしれませんが
それでもやっぱり、愛だけは変わらなかった様です」
おはよう。初めまして?
なんて、言ってしまいそうな顔をしました
>>337メリッサ
───殺そう。
そう思っていた時、空気が変わるのを感じた。
廊下の窓から外を見てみると、雪ではない、キラキラとした欠片が降っていた。
「綺麗·····」
思わずそう呟いた。
そして、メリッサをちょいちょいと呼び、同じ景色を見る。隣に並んで、本物の恋人として。
「赦された·····のかな。
エリックにもアデルさんにもリアンさんにも酷いことを言った。それなのにあの人達は僕達を赦すというのかな。
歪まず生きていくというのは難しいと思ったのに、僕は折れてしまったのに。
·····本当に強かな人達だ。逃げてしまった僕とは違う」
ぽつりと呟くとメリッサの手を握る。
「だけど、メリッサが隣にいてくれれば、僕はまた頑張れる気がする、ううん。頑張れる。
だから·····一緒に帰ろう?」
>> リアン
「リアン!!」
走るリアンの姿を見つけると、ガスパールの側を離れリアンに駆け寄り、勢いのまま抱き締めた。
「ありがとうリアン、怖かったでしょう?
お疲れ様…本当にありがとう」
ぎゅうぎゅうと抱き締めながら、小さなヒーローの頭を優しく撫でた。
>>354 イータ
厳かな、けれども慈しむような歌声が降り注ぐ。
その声に惹かれるように歩いて行くと、イータが佇んでいた。
歌が終わると声をかけながら隣に立った。
「イータちゃん、お疲れ様。
…昨日はごめんね」
(リアンとイータに話しかける前)
結末が決まる。
運命の鎖は解き放たれる。
とは言っても変化や自覚は全くなくて。
[ああ…運命なんてなくたって私は歩けたんだ]
すとんと、そう納得した。
そして隣に立つガスパールをちらっと見上げる。
これからも彼の隣で歩ける。
それが嬉しくて嬉しくて、華が咲くように笑っただろう。
>>359 アデル
「………なーにしてんだよっ!」
ひとまず、親愛のハグを見守ったところでリアンとアデルの間に入ってふたりを苛立ち顔を作って剥がす。
すぐに苦笑してリアンの方を向くと
「………よっ。
お疲れさん。プティ・プランス」
リアンが領主の胸を刺す。
一瞬のようで、長かった。
「あ.......」
走馬灯のように、世界がひっくり返る幻を見る。逃げ出しそうになる脚を必死で抑えた。ああ、逃げたい、世界はどうなるんだ。愛情がなくなったら.......もし.......ううん、ダメだ。
リアンは立ち向かっているんだから。
領主は倒れ、リアンの手元が光る。
リュラが何か言っている。
世界は『正しく』なった。
呆然と立ち尽くしている横をリアンがよろめきながら通り過ぎ、やがて廊下を駆け出す音がした。
それを認識して直後、がくん、と膝が抜けて、思いっきり尻もちをついた。
「.......俺がやったんじゃないのに。情けねー.......」
>>-1388 もふにいさん
メリッサの唇にガスパールが指くっつけてたはず
喉やばいから独り言節約していきます
>>350 ラーペ
「0は〜4個!だけど、猫セットも込み。あ、ハイ。サインします」
ペンを受け取って名前やら年齢やらを書いていく。
「.......良かったら、うちの運送会社とも提携してよ。通販おやすく承りますよ〜。
.......っと、これでいい?ハイ、お金」
と、財布から手持ちの札を全部渡した。
>>356 >>357 ハイド
固まる彼に、更に声を掛けようと顔を覗き込めば振りかぶられる腕。
……嗚呼、だめだったのね。諦めたように目を閉じる。
首の後ろの感触の後に、唇に柔らかい感触。
驚いて目を開けば彼との距離は0。
呆けた頭のまま、彼のしてやった顔に瞬きを何度かする。
事態が呑み込めれば、その逞しい胸板にこぶしでドンッ!と叩く。……うん、でも力加減はした、はず。
女の力だし、そこまで痛くはないだろう。
コズエは険しそうに眉根を寄せて、目を吊り上げる。
「……ハイドの馬鹿!馬鹿馬鹿馬鹿!!
私…ッ、もうだめなんだって。間違っちゃったんだって、悲しくて……!」
感情のままに喚いて、その後険しかった顔は……。
「……でも、もう大丈夫なんでしょ?よかった…本当に、よかった……!!」
ハイドを思い切り抱きしめて、顔を上げてにっと笑ってみせる。
不思議と、涙は出てこなかった。
「それとももう、誘いには乗ってくれない?」
なんて。少し悪戯に笑いながら。
ふと、窓の外を見た。
きらきらと、まるで星が降るような光景に、思わず立ちあがり側に駆け寄ろうとする。
「綺麗……雪ではないのかしら……っくしゅ。
………なんだろう…寒い?」
なんて首を傾げつつ。
世界が壊れ、変わりゆく瞬間を共に見ただろう。
/**/
運命って定義づけられてただけで、自分たちは何も変わってないんだよ。
運命を言い訳にできなくなっただけで。だから、離婚するとは決まってないさ……多分
これきいていいですか?
運命がなくなって。
過去にあったことが捏造だったわけではなく、世界全部から突然運命が消えた、であってます?
「え……へ?
あれ?パーティーは?すっごい眠ってたって…嘘だろ……?
あー、もったいない!恋人を手に入れて、劇を広める良い機会だったというのに!」
>>メアリー
早く、早く、早く。
覚束なかった足取りは、急く心と共にしっかりとしたものになっていく。
廊下を駆ける、階段を駆け降りる、広間を駆ける、駆ける、駆ける、駆ける。
扉が目の前に見えた時、リアンはその足を止めた。
弾む息を抑え、うるさい心臓を落ち着かせ、
大きく息を吸う、吐く、吸う、吐く。
「……………………………よし。」
ゆっくりと、扉を開いた。
ふわりと香る、埃のにおいと、本のにおい。けれど、今は落ち着いてはいられなかった。
中に入り、あの場所へ。
果たして、そこに彼女を見つけられたか。
>>358 ラーク
目を閉じてその時を待つ。
わたしはラークさんに殺される。大好きな人にわたしの全部をあげるんだ。
だけど、その時はいつまで経っても訪れなかった。
そっと目を開けると、ラークさんが窓の外を見ていた。
きらきらとしたその景色に目を奪われていると、ラークさんがわたしを手招きする。
「…うん。
わたしたちはふたりとも、みんなに酷いことしたし、させちゃった。運命が歪んでたなんて言い訳で、誰かの人生をめちゃくちゃにしちゃうところだった。みんなが、わたしたちを助けてくれたんだねえ。」
ラークさんの手をぎゅっと握り返す。
「わたしもラークさんとならがんばれる。
ラークさんじゃないと、ダメなんだ。
わたしと、ずっと一緒にいてね、ラークさん。」
「愛してるよ。」
わたしはこれから先、同じ道を、新しい運命を歩んでいくその人に、わたしの本当の気持ちを伝えたのでした。
**
アスターは運命が消えて一番救われる人間だからね。
塔は正位置も逆位置も悪い意味しか持たないタロット。
すっかり腰が抜けてしまったけれど。
しばらく休んでからゆっくりゆっくり歩いて、ユリアのいる所を目指した。
なんだかまだ実感はないけど、歪みかけているという罪悪感や、こうしなければという義務感はない.......と思う。
(なんか、慣れないな。ユリア、不安がってないかな)
扉付近にハイドとコズエを見たけれど、まだ心の整理ができていないから、いったん何も言わずに通り過ぎた。
そうそう、カンタンに許すという気にはならない。
リアンは、敵だったものと生きていくことを選んだのに。
(.......リアンは、立派なやつだったんだな。見習わないと、俺も。口ばっかりにならないように)
ユリアが見えるところまで戻れば、現金にも脚は走り出した。少しよろけはしたが。
>>ユリア
「ユリア!!」
"どこか"から帰って来た母は。
"月の子ども"の俺と言う"現実を否定"しようとした
"産まれて来なくて良かった""生きている価値が無い"
と言って。俺の首を、締めた。
『幸せになりなさい』と言っていた、暖かかった母親の手は。夜の暗闇の様に冷たくて
母親の運命はきっと、その時に歪んでいた。
そして。俺もまた、その時。歪みが産まれた。
気づけば。顔が分からない赤色の残骸が一つ。
何かを殴りすぎて。骨まで見えている拳を握った、ガキンチョが一人。
……スラムでは、誰かを殺して欲しいと願う人間なんて、山程いる。
ずっと何かにムシャクシャして。
それでも、『しあわせになりなさい』と言う残響だけがリフレインし続けていた俺には。都合が良かったから。
俺の幸せの為に、"何でも"した。"何でも"。
運命が消えても、今の俺は何も変わらない。過去にしたことは、消えない。
けれど。『幸せになりなさい/幸せになれない』と言い続けてくる、運命は、もうない。
>>-1398 みをさん
ありがとう.......エリック父も歳離れた妻でめっちゃ好きだと思うし、「もう行かないで欲しい」とか言ってつなぎとめて欲しい.......あとは家族の努力だな.......!
「あはは、その行動力はメリッサには叶わないなあ」
メリッサに手を引かれおっとっと、と前のめりになりながら走り出す。
貼り付けられた笑顔ではなく、本物の笑顔だった。
>>365 リアン
優しく背中を摩る手が、声が、"憎悪"に染まっていなくて安心した。
「ふふっ、今日のリアン、すごく頼もしかったよ。
子どもなんてからかえないくらい。
ありがとう小さな紳士さん」
そう言ってお礼のキスを頬に贈る。
「お礼が言いたかっただけなの。
引き止めてごめんね、リアンの大切な人のところへいってらっしゃい」
走って向かう先はきっと彼の大切な人の元。
あまり引き止めないようにそれだけ伝えると、微笑んで彼を見送っただろう。
話したければ"いつでも"話せる。
リアンが明るい未来を掴み取ってくれたのだから。
**
>>-1415 もふに
そうだった。ほら、愚者歪んでたからさ…誘ったり誘われたり…ね?ごめんねラークさん。
埃っぽい書庫の奥に座りこんで、メアリー・アンは絵本を見ていた。
大きな海。白いワンピースの少女が、海の生き物と触れ合う絵本。
それを1ページずつ、ゆっくりと捲る。彼が見た世界。教えてくれた世界を。メアリー・アンは静かに眺めていた。
そして、くじらと少女が出会うシーンで指を止める。
崖の上に立つ少女。彼女が吹いた笛と共に、冠をつけた大きな鯨が泳いでくる。
その周りには小さな鯨と、様々な海の生き物たちが泳いでいる。少女は鯨の背中に乗って、地上へと向かっている。
いつか屋敷の窓にえがいた世界とは、全く異なるくじらと少女がそこにあった。
──ドアが開く音がする。
メアリー・アンは本をゆっくりと閉じて、顔を上げた。
>>361 ガスパール
リアンと話し終える直前、突然腕を引かれて離された。
「きゃっ…ガスパール?」
振り向くと最愛の人がどこか怒ったような顔でそこにいた。
「あ、いきなり置いていってごめんね?」
彼がリアンに声をかけた後、眉を下げて検討違いの謝罪を述べた。
>>スティーグ
視線を感じると、スティーグがにこにことこちらを見ていた。
「…お疲れ様、スティーグ」
一瞬躊躇った後、ゆっくり彼の元へ歩いていき話しかける。
「エルフィンとは…上手くいったの?」
隔離された後のことはスノードームで確認しなかったので、スティーグがどうなったか知らなかった。
>>375 エリック
ぼんやりとただ、やるべきことも見つけられなくて。
世界の変貌も見届けず、…ただ、待っていた。
だから、彼が走ってきた時には本当に本当に嬉しくて。
思わず立ち上がり、近づいてきた彼の身体をぺたぺたと触る。傷がないか、なにも悪いことは無かったのかと。
「エリック、待ってた。怪我してない?大丈夫?
やりたいこと、できた?帰ろう、ユリアはもうここにいる必要はないと思う。みんなこの街にいるから、きっとまた会える」
>>369 イヴ
生きるというのは、退屈で、苦しく、未知だった。
でも、同時に嬉しかった。自分の生を望む人間がいることだけで、こんなに──。
「そっちの方が、さっきのよりずっといい誘いだね」
微笑んで、そうして、二人で、ひとつの世界の終わりを見た。呆気ないほど俺は変わらない。
「……確かに、急に冷えてきた」
考えてみれば、今までがおかしかったわけなのだけど。俺は隣でくしゃみをする彼女に、巻いていたストールを掛ける。
>>368コズエ
ほおけた顔をしてから、目を吊り上げ。胸を叩くコズエ。
いや正直ちょっと痛いけど我慢でございます
ほぉらやっぱり。運命なんて無くっても、この人は俺の愛しい人のままだ。なんて、どの頭が思うんだかの事を思う。
「ははははは可愛い。可愛いですね?可愛い。
……ごめんなさい。つい。これからも色んな顔を見れると思うと、嬉しくて。心配させました」
宥める為に、頭を撫でる。
「もう、大丈夫ですよ
俺はもう、誰も殺さない。
……ねぇ。コズエ。約束通り、花屋を開きましょう」
笑う、彼女へと。俺は、未来への光を語る。
運命ではなく。俺がそうしたいから、語る。
「今は多分、生きていられたのが嬉しくて。不安なんて今は何も感じてませんけど。
これは俺の性格だから、またネガティブにだってなるんでしょうが。
そんなのは、生きてたら当たり前の様に受け止めるものです。それが、運命に縛られないって事なんでしょう
ありのままの俺と。一緒に、生きてください」
何度目かの。けれど初めての
「俺の、幸せになってください。
幸せにします。コズエ」
プロポーズだ
>>364エリック
「……む。ま、いいだろう。確かに預かった。」
エリックから契約書を預かり目を通す。
その場で新たな紙を2枚出し何事か書き記すと、封筒へ入れてエリックへ渡す。
「それでは詳しい話はミシャンドラ商会にいらしたときに。
サイズ調整も必要だろう。この中に手紙が入っている。それを見せればどこの支社でもよくしてくれる筈だ。
もう一枚は契約書と商品の説明だ。家に帰ってからちゃんと目を通すように。」
「いや、
ネコイヤーとネコテールは運送をそっち持ちにすることでトントンにしようかね。
本社までくることだ!」
柔らかな薄い布袋の、口をリボンで綺麗に梱包されたものを渡した。
「それではお幸せに!キミらの“永遠の愛”を願っているよ!」
運命というものは終わったらしい。
自分にこの上なくよく似合うと思っていた星の運命。
たくさんのいい思い出を運んできてくれた星は、
最後に隣にいる恋人に指を届かせてくれた。
この後ちゃんと抱きとめていられるかは自分次第だ。
「ありがとうな……それから、あばよ。」
離すのが不安だったその手を1度ぎゅっと握りしめ、
>>360 アデル
「なあアデル。挨拶でも済ませないとなあ?
ちょっとキッチンにでも寄って、遊びを仕込んだらオレも行く。
話したい人と話してきな。」
そうだ、アレを作ろう。
ウキウキとキッチンに向かう途中、振り返ればリアンとのハグを見たのであった。
>>383 アデライド
「アデライドもお疲れ様〜」
ぼくはにこにこと返す。
確か、ぼくのあとに恋人になったガスパールといい雰囲気になってたよな〜。
「ダメだったよ〜、ぼくとは生きてくれないってさ〜」
親でも、兄弟でも、伴侶でも、何でも。ぼくと一緒に生きてくれるそんな人が欲しかった。
一時で終わる関係じゃなくて。
「アデライドは、ガスパールと上手くいってるみたいだね〜」
>>-1422 カマ居さん
相手がわかっていたので、プリンあーんして口元についたプリンは指で拭ったけど、
・食べかけのプリンではない
・あーんしたスプーンはすぐ流しに置いた
・拭った指も舐めていない
という安全安心のガスパールよ。
>>384 ユリア
ユリアがこちらに来て、俺の無事を確認するように体をぺたぺたとさわる。小さい手だなあと思った。
それから、ラーペから買った指輪を急に意識してしまう。でもまずは。
「俺は平気。見てただけで.......リアンがやってくれた。全部終わった時は、気が抜けちゃってさ。腰が抜けちゃった」
あはは、と笑う。
「.......そうだね、でも。外は真っ暗で.......なんだか寒くなってきたし、明日の朝、帰ろうよ。今日は、もう一日泊まって」
>>ガスパール
最後の日、彼を捧げてしまった事が自分達の敗因になっているのは間違いなくて。
どうしてもそれだけは、詫びを入れないと済まない。
「ガスパールさん。
男の名前なんて覚えてないだろうし、興味もないでしょうけど、すみませんでした。そしてありがとうございました。」
深々とお辞儀をする。
「パテシィエ・ガスパール。
お店を出したら教えてください。うちの子供たちに、キラキラ輝く貴方のお菓子を食べさせてあげたいので」
>>388 ラーペ
好きだ.......ローンは必ず完済する.......
これ、猫セットは後日引き取りに行く感じかな?
>>391 エリック
「ちょっとカッコ悪い。…でも、エリックらしい」
余りにも正直で、笑みが溢れる。
次の言葉には、迷いなく頷いた。
「そっか。じゃあ、帰るのは大変。明日の朝、エリックと帰る。」
>>367 イータ
そんな事と軽く流した少女はポインセチアの鉢を指差して笑う。
それは"誰かへの贈り物"。
誰へ、なんて言うのは無粋だろう。
「…真っ赤でかわいいね。
それならちょっと待ってて!」
急ぎ足で自室から、靴関係だが飾りに使えそうなリボンやチャームなどの小物をいくつか持ってくる。
「リボンだけでも十分かわいいけど、せっかくならもっとかわいくしちゃお!」
そう言うとイータと飾りを選びながら暫く笑い合えただろう。
>>381 メアリー
彼女は確かにそこにいた。リアンの手にしていた絵本を持って、そこに座っていた。
「…ただいま、メアリーさん。」
彼女が待っていてくれたことに安堵し、思わず顔が綻んだ。
ゆっくりと、けれどしっかりとした足取りで彼女の近くへ赴けば、そっと隣に腰を下ろした。
「……全部、終わりました。運命という縛りはなくなって、正しい世界になりましたよ。」
領主の胸に短剣を突き刺して。確かに世界は崩壊した。今いるこの世界は、運命もなにもない世界。リアンと、彼女が望んだ世界。
「貴女が背中を押してくれたから、貴女が真実を教えてくれたから、………待っていてくれたから、僕は、成し遂げることができました。」
そっと、彼女の手を取って、優しく包み込む。柔く目を細めると、優しい声音で。彼女を見つめて。
「あなたのおかげです。ありがとう、メアリーさん。」
リアン………………""""""""
また一緒に雪だるまつくろうね………………
多分ユリアちゃんとはもうつくれないだろうから……………
/*
ハイドさん……作れる……かな……どうかな、たぶん作れるよ……うん…………たふん……確約はしないけど……
>>392 ラーク
「テメェと勝つ気満々だったんだ。名前忘れるかよイヤミか。
随分ダッセェとこ見られたからな。覚えとけよ?
……ま、もういいけど。
勝ってたらロクな未来じゃなかっただろうよ。」
ラークの胸の辺りを軽くパンチしてやる。
「そん時は"お友達価格"でサービスしてやるよ。」
**
>>-1433 杏里さん
まずはその悪意ある呼び名をやめろ下さい()
まあ、確かにそのくらいなら…ねえ?
ポインセチアの花を抱き抱えて部屋を後にする。
アデルに可愛くラッピングもして貰った花は、より白とピンクを強調してくれて可愛いものになっていた。
花には1枚のメッセージカード
後はハイドとコズエに合うだけ
うん、もうどこにいけば良いのかは何となくわかる
カーテンコールもいよいよお終い!
>>386 >>387 ハイド
実感はないけれど。❁︎運命❁︎はなくなったんだと思う。
正逆なく、ありのままに。私の性格は元からこうで、彼も同じ。…………そう思うと、胸にのしかかっていた痛みが和らいだ気がした。
可愛い、なんて言って笑う彼に段々熱くなる頬がわかりやすい。……つくづく、この人に弱いのだと何だか悔しくなった。
「……今回だけは許してあげる。次にそんな事したら口を利いてあげないから!」
……多分、1日だけとかだろうけど。
宥めるように頭を撫でられて、悔しい気持ちが増すばかり。それでも、彼の言葉を真正面から聞いていた。
あの日、不安に満ちたまま彼への打ち明けた過去。同情で言われたのかも、なんて思いながらも❁︎試練❁︎だからと受け入れていた。
きっと、これからが試練の毎日なんだろう。……それでも、彼となら。きっと乗り越えられると信じて、その手に指を絡めた。
「…………はい。ふつつかものですが、よろしくお願いします」
彼の真摯な言葉に、丁寧に言葉を返す。
花のように綻び、笑う彼女はきっと月夜に咲く月下美人のようだ。
私はきっと、彼と繋いだ手を離さない。
>>394 ユリア
かっこ悪いと言われたけど、笑顔を見ると、呆れられたわけじゃないみたいでほっとした。
ユリアには出来るだけぜんぶの自分を見せていきたい。
「あはは。情けないよね。
うん、明日明るくなったら.......そう。街の外に寄り道して、少し見ていこうよ。約束してたみたいに。
あと、俺いつかユリアを木の上に連れてってあげたいなあ。結構楽しいんだよ。すぐ頭の上で木の葉が揺れて.......っとと、そうだ」
片膝をついて跪き、さっき買った指輪の箱をパカ、と開いてユリアに見せた。薄いピンク色の指輪の石は、屋敷の明かりを反射してきらりと光るだろう。
「これ。ラーペに売ってもらいました。まだ色々、恋人としてしたいことも沢山あるから.......その。
ユリアの左手の薬指、予約させて欲しいんですけど、いいですか」
>>ハイド コズエ
「コズエー、ハイドー。」
2人はやっぱり一緒にいるよね。
多分これからもそれは変わることがないから
だから、私も変わらなきゃ!
2人に近づいて持ってきたポインセチアの花とメッセージカードを2人に押し付けて、最後のわがままを押し付けるの
「そのメッセージカードを読み上げて、その花を私にプレゼントして!」
メッセージカード
『☀♪Happy birth day イータ♪☀』
うん、今日から新しい自分!
前に行こう!
「はてさて、これで約束は守れたかな。」
今度こそ、と旅支度を整える。
最後に確認するはもちろん、一番大きな、一番高価な商品が入ったトランク。
その隠しスペースに仕舞い込んだのは一枚の小切手。
レヴィン・メルセブルグの名が書かれた小切手だ。
「オレの配偶者にってのは守れなかったが、“未来の憧憬と願望”は託したさ。
アンタも契約書にサインはしてくれなかったからこれでやっとトントンってな。」
……欲が出たな。あれが売れただけで営業としては大金星か。
あとの報酬は女帝の彼、いや、運命はもうない––––エリックが驚き慄いて駆け込んでくるのを笑うぐらいか。
既に支払い済みだ。返品交換は受け付けないって、ちゃんと読んだかね。
準備は整った。1人ごちて笑う。
夜中に手紙を見られたら面倒だな……まあいい、そんなの無視だ無視。
眠るのが勿体無い気もするがと思いつつ、部屋に返って布団に入り朝を待った。
>>379 アデライド ガスパール
頬にキスをされ、思わずリアンは一歩たじろぐ。頬を片手で抑えれば、バツが悪そうにはにかんだ。
「……ありがとう、綺麗なお姉さん。」
小さな、は余計だけれど。言いかけた言葉を飲み込んで。すると、そこにあのパティシエが。
労いの言葉へのお礼を言ったあと、しばし逡巡する。あぁ、と納得すれば、さすがは狼かと呆れたような顔をした。
そっちがその気なら、こっちにも考えがある。
「──お姉さん。」
アデライドを呼び、そっと彼女の手を取った。
エスコートした時と同じように、優しく彼女の手の甲に口付けを落とす。隣の男に見せつけるように。
「……へへ、幸せにね。」
にっこり微笑むと、くるりと背を向けて駆けていく。
あれは小さな反抗だ。小さな王子様と呼ばれれば、それに応えないわけにはいかないだろう?*
>>-1456 からあげさん
ネコイヤーもある把握!ありがとう!!
ミシャンドラ商会にコネクションを作ったので、また営業しに行きます
>>396 リアン
「……そうですか。お疲れさまでした。と、メアリー・アンは労います」
今は特別、何かが終わったような感覚はなかった。
けれど、リアンがそう言うのだから、きっと運命はなくなったのだろう。
“運命に縛られた世界”という歪められた認識は、確かにもうここにはないのだし。
そっとメアリー・アンの手が包み込まれる。リアンの手のひらからは、春の晩のようなぬくもりが伝わってきた。
メアリー・アンは、ふふんと得意げに頬にえくぼを寄せた。
「ふふ、それは“隠者”冥利に尽きますね! あなたに道を指し示すことができたのなら何よりです。と、メアリー・アンは得意満面で言います。」
「けれど、お礼を言うのはわたしの方です。あなただったから成し遂げることができたんですよ、リアンさん。こちらこそありがとうございました」
>>ガスパール
「ガスパールさんだ!」
いつかブッシュド…材木を作ってくれたパティシエのお兄さんを見つけた。
「久しぶりな気がするねえ、元気だったあ?」
にっと笑ってご挨拶。
「あのね…わたしたちのためにがんばってくれてありがとね。あっ、わかってるよ!わたしたちのためなんかじゃきいっていうんでしょお?
……それでもね、ありがとう。ガスパールさん。」
>>402 エリック
「うん。街の外をお散歩して、買い物がしたい。…木の上は、ちょっと恐いかもしれない」
声が弾む。木登りは覚悟を決める時間がほしいけど、そこで本を読めたら素敵な時間になりそうな気がした。
すぐ跪くなぁ、なんて緊張感のないことを考えているうちに、目の前に出されたのはキラキラした指輪、だった。驚きに目を瞬かせているうちに、彼は言葉を続ける。
「……ラーペ、あんなに嫌いだったのにね」
クス、と笑って、すぐ真面目な顔を作った。
「ユリアはまだ時計のお勉強がしたくて、ちゃんとした時計職人になりたいな、と思う。だから、まだちょっとの間は"ハミルトン"の家族で居たい。
だから、すぐには無理だけど、予約ならできる。ありがとう」
>>403 イータ
呼ばれる名にそちらを向けば、元気な姿。
1日しか経ってないけど、何だか懐かしい気持ちになって目を細めた。
……彼女の明るい声に、私達の戦いともいえる日々は終わりを告げたのだと思えばこちらも笑みが零れる。
頼まれ事には少し首を傾げながらも、カードに書かれた内容に目を丸くする。
確か……中庭には!
「ち、ちょっと待ってて!」
急いで駆けて、中庭から一輪の花を摘み取る。……庭の手入れ、頑張ったのだし少しくらい、いいわよね。
「ピンクのスミレは貴女の誕生花なの。どうか、私からの気持ちとして受け取って。
Happy birth day イータさん!」
そう言いながら、ハイドと共にスミレを添えたポインセチアを贈るだろう。
ピンクのポインセチアは❁︎思いやり❁︎、白のポインセチアは❁︎あなたの祝福を祈る❁︎
……彼女らしくて、いい花言葉ね。密かにそう思うのだった。
寝ます!!!!!!!!!!!!!!!!!!
遊んで下さった皆様、本当にありがとうございました!
しんどかったけどこれだけしんどい村は初めてでもうただしんどかったですけど最後の最後までそのしんどさを喪わずにしんどくいられたので最高にしんどかったです
もうなんかしんどかったとしか言ってないな……?たのしかた
でもこのしんどさは麻薬……。
もうるーぷさん村中毒者です!!
また、他の村なりるーぷさん村があったら誘っていたどけると、本当に嬉しいです。ありがとうございました!
レイリーンにも話しかけたかったけど、これ以上レイリーンにメアリーが話しかけるのは、レイリーンにとって蛇足になってしまいそうだからやめるね……
イータそういうこと!?!?!?
はーーーーーほんとなにこの太陽尊すぎる…
リアンも最高だろ…
小さい組のかわいさがえげつない…
>>390 スティーグ
「…そう。スティーグは、一緒に生きてくれる人が欲しかったんだね」
『ぼくとは生きてくれない』
そんな言葉を出す時も彼はにこにこと笑う。
そして気付く、私は彼とお互いを知るための話をほとんどしなかったことに。
「うん、ガスパールとは…恋人になれた…のかな?」
肯定しようとしたが、ふと疑問に思いそれが語尾を上げた。
「…大きなお世話かもしれないけど、ちゃんとスティーグを見て、知って、一緒に生きてくれる人と出会えることを祈ってるわ」
昨日までなら恨み言の一つも言っていただろう。
でも彼に裏切られて、傷付いて、ガスパールが包み込んでくれたから今があると思うと、こうなる"運命"だったのかなと思い笑った。
────私は、何か変わったのだろうか。
仮初の運命に縋り、生きてきた。
公平に、公正に。どんな選択でも、運命の通りに選んできた。
だから、運命を失ったときに……自分を見失いそうになった。運命という軸がなくなったときに、縋る先を探して彷徨うことしかできなかった。
しかし、もしかしたら、私はこれまでずっと、運命という虚構に責任を押し付けていただけなのかもしれない。
自分の選択を正当化する為に。自分の自信の無さを隠す為に。
運命というものが本当にあるのかはわからない。でもきっとそれは、これまで私の信じてきた運命とは異なるものだろうし、きっと私は、その運命を自分の力で切り開いていくことができるだろう。自分の行く先を自分で、いや私たち2人で、決めていけるだろう。
───いや、何も変わっていない。
変わったのは、隣に愛する人がいることだけだろう。
>>410 ユリア
「あ、そうだよね。女の子はあんまり登らないよね。大丈夫、そのときは俺が引っぱってあげるから」
ニコニコして言う。ちょっとくらいのわがままなら許される。それは嬉しかった。
「はは、それはそれ、これはこれ、が、商売人だからね」
それから、少し緊張して返事を待っていた。ユリアの言葉を聞いて、ここに来てから1番の、満面の笑みになる。
「ほ、本当!?もちろん!俺、ちゃんと待ってるから!!あ、それに、俺のうち弟が居るから、婿養子でも.......って、それは早いや。うんうん、まずは、そう、恋人!これからもユリアのエリックでいるから!」
指輪を取って、ユリアの左手の薬指にする、とつける。もしかして、ちょっとだけ大きいかな?
またサイズを調整してもらおう。
「.......ああ、可愛いな。ユリアの指に似合ってる。
あ、こっちはペンダントにするチェーンだよ。作業のときはこれに通して.......あ、それとおまけ。ハイ!ふわふわの白いネコの耳と、ネコのしっぽのセットも」
ラーペに包装してもらった可愛らしい袋のまま、ユリアに渡した。
「.......愛してるよ、ユリア」
そうだね……レイリーンもあと一つ喉で閉めようかな……
なんか幸せな感じに締めれそうだし
でもそれはそうと本当に本当にこはるとしては話したかった……
/**/
寝るね……あとは煮て焼いて食べていただいて大丈夫!です!!
今までの村で1番幸せでした。なんのしがらみもなく恋愛できたのは初めてかもしれないな……
>>401 ラーク
「私その辺はっきりさせときたいのよね。
お別れだって大事だもん」
ぷく、と頬を膨らませてみせる。
「ほんっととんだペテン師だった!
私の足欲しがったり、歪んでないのに狼に味方したり、普通に危ない人すぎるんだもん。びっくりしちゃったよ。
別にラークのためじゃないし、この結末を導いてくれたのはリアンだからお礼を言われる筋合いはないわ。
…でも、そうね。狼と狂人でお似合いのカップルなんじゃない?
もう運命なんて関係ないんだから少しはまともに生きなさいよ。
それだけ。
じゃあね、"元恋人"さん」
別にラークは嫌いではないが、切った足を狙われていたことを知った今あんまり近寄りたくはなかったので言いたいことを伝えるとさっさと背を向けた。
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