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>>364エリック
「……む。ま、いいだろう。確かに預かった。」
エリックから契約書を預かり目を通す。
その場で新たな紙を2枚出し何事か書き記すと、封筒へ入れてエリックへ渡す。
「それでは詳しい話はミシャンドラ商会にいらしたときに。
サイズ調整も必要だろう。この中に手紙が入っている。それを見せればどこの支社でもよくしてくれる筈だ。
もう一枚は契約書と商品の説明だ。家に帰ってからちゃんと目を通すように。」
「いや、
ネコイヤーとネコテールは運送をそっち持ちにすることでトントンにしようかね。
本社までくることだ!」
柔らかな薄い布袋の、口をリボンで綺麗に梱包されたものを渡した。
「それではお幸せに!キミらの“永遠の愛”を願っているよ!」
運命というものは終わったらしい。
自分にこの上なくよく似合うと思っていた星の運命。
たくさんのいい思い出を運んできてくれた星は、
最後に隣にいる恋人に指を届かせてくれた。
この後ちゃんと抱きとめていられるかは自分次第だ。
「ありがとうな……それから、あばよ。」
離すのが不安だったその手を1度ぎゅっと握りしめ、
>>360 アデル
「なあアデル。挨拶でも済ませないとなあ?
ちょっとキッチンにでも寄って、遊びを仕込んだらオレも行く。
話したい人と話してきな。」
そうだ、アレを作ろう。
ウキウキとキッチンに向かう途中、振り返ればリアンとのハグを見たのであった。
>>383 アデライド
「アデライドもお疲れ様〜」
ぼくはにこにこと返す。
確か、ぼくのあとに恋人になったガスパールといい雰囲気になってたよな〜。
「ダメだったよ〜、ぼくとは生きてくれないってさ〜」
親でも、兄弟でも、伴侶でも、何でも。ぼくと一緒に生きてくれるそんな人が欲しかった。
一時で終わる関係じゃなくて。
「アデライドは、ガスパールと上手くいってるみたいだね〜」
>>-1422 カマ居さん
相手がわかっていたので、プリンあーんして口元についたプリンは指で拭ったけど、
・食べかけのプリンではない
・あーんしたスプーンはすぐ流しに置いた
・拭った指も舐めていない
という安全安心のガスパールよ。
>>384 ユリア
ユリアがこちらに来て、俺の無事を確認するように体をぺたぺたとさわる。小さい手だなあと思った。
それから、ラーペから買った指輪を急に意識してしまう。でもまずは。
「俺は平気。見てただけで.......リアンがやってくれた。全部終わった時は、気が抜けちゃってさ。腰が抜けちゃった」
あはは、と笑う。
「.......そうだね、でも。外は真っ暗で.......なんだか寒くなってきたし、明日の朝、帰ろうよ。今日は、もう一日泊まって」
>>ガスパール
最後の日、彼を捧げてしまった事が自分達の敗因になっているのは間違いなくて。
どうしてもそれだけは、詫びを入れないと済まない。
「ガスパールさん。
男の名前なんて覚えてないだろうし、興味もないでしょうけど、すみませんでした。そしてありがとうございました。」
深々とお辞儀をする。
「パテシィエ・ガスパール。
お店を出したら教えてください。うちの子供たちに、キラキラ輝く貴方のお菓子を食べさせてあげたいので」
>>388 ラーペ
好きだ.......ローンは必ず完済する.......
これ、猫セットは後日引き取りに行く感じかな?
>>391 エリック
「ちょっとカッコ悪い。…でも、エリックらしい」
余りにも正直で、笑みが溢れる。
次の言葉には、迷いなく頷いた。
「そっか。じゃあ、帰るのは大変。明日の朝、エリックと帰る。」
>>367 イータ
そんな事と軽く流した少女はポインセチアの鉢を指差して笑う。
それは"誰かへの贈り物"。
誰へ、なんて言うのは無粋だろう。
「…真っ赤でかわいいね。
それならちょっと待ってて!」
急ぎ足で自室から、靴関係だが飾りに使えそうなリボンやチャームなどの小物をいくつか持ってくる。
「リボンだけでも十分かわいいけど、せっかくならもっとかわいくしちゃお!」
そう言うとイータと飾りを選びながら暫く笑い合えただろう。
>>381 メアリー
彼女は確かにそこにいた。リアンの手にしていた絵本を持って、そこに座っていた。
「…ただいま、メアリーさん。」
彼女が待っていてくれたことに安堵し、思わず顔が綻んだ。
ゆっくりと、けれどしっかりとした足取りで彼女の近くへ赴けば、そっと隣に腰を下ろした。
「……全部、終わりました。運命という縛りはなくなって、正しい世界になりましたよ。」
領主の胸に短剣を突き刺して。確かに世界は崩壊した。今いるこの世界は、運命もなにもない世界。リアンと、彼女が望んだ世界。
「貴女が背中を押してくれたから、貴女が真実を教えてくれたから、………待っていてくれたから、僕は、成し遂げることができました。」
そっと、彼女の手を取って、優しく包み込む。柔く目を細めると、優しい声音で。彼女を見つめて。
「あなたのおかげです。ありがとう、メアリーさん。」
リアン………………""""""""
また一緒に雪だるまつくろうね………………
多分ユリアちゃんとはもうつくれないだろうから……………
/*
ハイドさん……作れる……かな……どうかな、たぶん作れるよ……うん…………たふん……確約はしないけど……
>>392 ラーク
「テメェと勝つ気満々だったんだ。名前忘れるかよイヤミか。
随分ダッセェとこ見られたからな。覚えとけよ?
……ま、もういいけど。
勝ってたらロクな未来じゃなかっただろうよ。」
ラークの胸の辺りを軽くパンチしてやる。
「そん時は"お友達価格"でサービスしてやるよ。」
**
>>-1433 杏里さん
まずはその悪意ある呼び名をやめろ下さい()
まあ、確かにそのくらいなら…ねえ?
ポインセチアの花を抱き抱えて部屋を後にする。
アデルに可愛くラッピングもして貰った花は、より白とピンクを強調してくれて可愛いものになっていた。
花には1枚のメッセージカード
後はハイドとコズエに合うだけ
うん、もうどこにいけば良いのかは何となくわかる
カーテンコールもいよいよお終い!
>>386 >>387 ハイド
実感はないけれど。❁︎運命❁︎はなくなったんだと思う。
正逆なく、ありのままに。私の性格は元からこうで、彼も同じ。…………そう思うと、胸にのしかかっていた痛みが和らいだ気がした。
可愛い、なんて言って笑う彼に段々熱くなる頬がわかりやすい。……つくづく、この人に弱いのだと何だか悔しくなった。
「……今回だけは許してあげる。次にそんな事したら口を利いてあげないから!」
……多分、1日だけとかだろうけど。
宥めるように頭を撫でられて、悔しい気持ちが増すばかり。それでも、彼の言葉を真正面から聞いていた。
あの日、不安に満ちたまま彼への打ち明けた過去。同情で言われたのかも、なんて思いながらも❁︎試練❁︎だからと受け入れていた。
きっと、これからが試練の毎日なんだろう。……それでも、彼となら。きっと乗り越えられると信じて、その手に指を絡めた。
「…………はい。ふつつかものですが、よろしくお願いします」
彼の真摯な言葉に、丁寧に言葉を返す。
花のように綻び、笑う彼女はきっと月夜に咲く月下美人のようだ。
私はきっと、彼と繋いだ手を離さない。
>>394 ユリア
かっこ悪いと言われたけど、笑顔を見ると、呆れられたわけじゃないみたいでほっとした。
ユリアには出来るだけぜんぶの自分を見せていきたい。
「あはは。情けないよね。
うん、明日明るくなったら.......そう。街の外に寄り道して、少し見ていこうよ。約束してたみたいに。
あと、俺いつかユリアを木の上に連れてってあげたいなあ。結構楽しいんだよ。すぐ頭の上で木の葉が揺れて.......っとと、そうだ」
片膝をついて跪き、さっき買った指輪の箱をパカ、と開いてユリアに見せた。薄いピンク色の指輪の石は、屋敷の明かりを反射してきらりと光るだろう。
「これ。ラーペに売ってもらいました。まだ色々、恋人としてしたいことも沢山あるから.......その。
ユリアの左手の薬指、予約させて欲しいんですけど、いいですか」
>>ハイド コズエ
「コズエー、ハイドー。」
2人はやっぱり一緒にいるよね。
多分これからもそれは変わることがないから
だから、私も変わらなきゃ!
2人に近づいて持ってきたポインセチアの花とメッセージカードを2人に押し付けて、最後のわがままを押し付けるの
「そのメッセージカードを読み上げて、その花を私にプレゼントして!」
メッセージカード
『☀♪Happy birth day イータ♪☀』
うん、今日から新しい自分!
前に行こう!
「はてさて、これで約束は守れたかな。」
今度こそ、と旅支度を整える。
最後に確認するはもちろん、一番大きな、一番高価な商品が入ったトランク。
その隠しスペースに仕舞い込んだのは一枚の小切手。
レヴィン・メルセブルグの名が書かれた小切手だ。
「オレの配偶者にってのは守れなかったが、“未来の憧憬と願望”は託したさ。
アンタも契約書にサインはしてくれなかったからこれでやっとトントンってな。」
……欲が出たな。あれが売れただけで営業としては大金星か。
あとの報酬は女帝の彼、いや、運命はもうない––––エリックが驚き慄いて駆け込んでくるのを笑うぐらいか。
既に支払い済みだ。返品交換は受け付けないって、ちゃんと読んだかね。
準備は整った。1人ごちて笑う。
夜中に手紙を見られたら面倒だな……まあいい、そんなの無視だ無視。
眠るのが勿体無い気もするがと思いつつ、部屋に返って布団に入り朝を待った。
>>379 アデライド ガスパール
頬にキスをされ、思わずリアンは一歩たじろぐ。頬を片手で抑えれば、バツが悪そうにはにかんだ。
「……ありがとう、綺麗なお姉さん。」
小さな、は余計だけれど。言いかけた言葉を飲み込んで。すると、そこにあのパティシエが。
労いの言葉へのお礼を言ったあと、しばし逡巡する。あぁ、と納得すれば、さすがは狼かと呆れたような顔をした。
そっちがその気なら、こっちにも考えがある。
「──お姉さん。」
アデライドを呼び、そっと彼女の手を取った。
エスコートした時と同じように、優しく彼女の手の甲に口付けを落とす。隣の男に見せつけるように。
「……へへ、幸せにね。」
にっこり微笑むと、くるりと背を向けて駆けていく。
あれは小さな反抗だ。小さな王子様と呼ばれれば、それに応えないわけにはいかないだろう?*
>>-1456 からあげさん
ネコイヤーもある把握!ありがとう!!
ミシャンドラ商会にコネクションを作ったので、また営業しに行きます
>>396 リアン
「……そうですか。お疲れさまでした。と、メアリー・アンは労います」
今は特別、何かが終わったような感覚はなかった。
けれど、リアンがそう言うのだから、きっと運命はなくなったのだろう。
“運命に縛られた世界”という歪められた認識は、確かにもうここにはないのだし。
そっとメアリー・アンの手が包み込まれる。リアンの手のひらからは、春の晩のようなぬくもりが伝わってきた。
メアリー・アンは、ふふんと得意げに頬にえくぼを寄せた。
「ふふ、それは“隠者”冥利に尽きますね! あなたに道を指し示すことができたのなら何よりです。と、メアリー・アンは得意満面で言います。」
「けれど、お礼を言うのはわたしの方です。あなただったから成し遂げることができたんですよ、リアンさん。こちらこそありがとうございました」
>>ガスパール
「ガスパールさんだ!」
いつかブッシュド…材木を作ってくれたパティシエのお兄さんを見つけた。
「久しぶりな気がするねえ、元気だったあ?」
にっと笑ってご挨拶。
「あのね…わたしたちのためにがんばってくれてありがとね。あっ、わかってるよ!わたしたちのためなんかじゃきいっていうんでしょお?
……それでもね、ありがとう。ガスパールさん。」
>>402 エリック
「うん。街の外をお散歩して、買い物がしたい。…木の上は、ちょっと恐いかもしれない」
声が弾む。木登りは覚悟を決める時間がほしいけど、そこで本を読めたら素敵な時間になりそうな気がした。
すぐ跪くなぁ、なんて緊張感のないことを考えているうちに、目の前に出されたのはキラキラした指輪、だった。驚きに目を瞬かせているうちに、彼は言葉を続ける。
「……ラーペ、あんなに嫌いだったのにね」
クス、と笑って、すぐ真面目な顔を作った。
「ユリアはまだ時計のお勉強がしたくて、ちゃんとした時計職人になりたいな、と思う。だから、まだちょっとの間は"ハミルトン"の家族で居たい。
だから、すぐには無理だけど、予約ならできる。ありがとう」
>>403 イータ
呼ばれる名にそちらを向けば、元気な姿。
1日しか経ってないけど、何だか懐かしい気持ちになって目を細めた。
……彼女の明るい声に、私達の戦いともいえる日々は終わりを告げたのだと思えばこちらも笑みが零れる。
頼まれ事には少し首を傾げながらも、カードに書かれた内容に目を丸くする。
確か……中庭には!
「ち、ちょっと待ってて!」
急いで駆けて、中庭から一輪の花を摘み取る。……庭の手入れ、頑張ったのだし少しくらい、いいわよね。
「ピンクのスミレは貴女の誕生花なの。どうか、私からの気持ちとして受け取って。
Happy birth day イータさん!」
そう言いながら、ハイドと共にスミレを添えたポインセチアを贈るだろう。
ピンクのポインセチアは❁︎思いやり❁︎、白のポインセチアは❁︎あなたの祝福を祈る❁︎
……彼女らしくて、いい花言葉ね。密かにそう思うのだった。
寝ます!!!!!!!!!!!!!!!!!!
遊んで下さった皆様、本当にありがとうございました!
しんどかったけどこれだけしんどい村は初めてでもうただしんどかったですけど最後の最後までそのしんどさを喪わずにしんどくいられたので最高にしんどかったです
もうなんかしんどかったとしか言ってないな……?たのしかた
でもこのしんどさは麻薬……。
もうるーぷさん村中毒者です!!
また、他の村なりるーぷさん村があったら誘っていたどけると、本当に嬉しいです。ありがとうございました!
レイリーンにも話しかけたかったけど、これ以上レイリーンにメアリーが話しかけるのは、レイリーンにとって蛇足になってしまいそうだからやめるね……
イータそういうこと!?!?!?
はーーーーーほんとなにこの太陽尊すぎる…
リアンも最高だろ…
小さい組のかわいさがえげつない…
>>390 スティーグ
「…そう。スティーグは、一緒に生きてくれる人が欲しかったんだね」
『ぼくとは生きてくれない』
そんな言葉を出す時も彼はにこにこと笑う。
そして気付く、私は彼とお互いを知るための話をほとんどしなかったことに。
「うん、ガスパールとは…恋人になれた…のかな?」
肯定しようとしたが、ふと疑問に思いそれが語尾を上げた。
「…大きなお世話かもしれないけど、ちゃんとスティーグを見て、知って、一緒に生きてくれる人と出会えることを祈ってるわ」
昨日までなら恨み言の一つも言っていただろう。
でも彼に裏切られて、傷付いて、ガスパールが包み込んでくれたから今があると思うと、こうなる"運命"だったのかなと思い笑った。
────私は、何か変わったのだろうか。
仮初の運命に縋り、生きてきた。
公平に、公正に。どんな選択でも、運命の通りに選んできた。
だから、運命を失ったときに……自分を見失いそうになった。運命という軸がなくなったときに、縋る先を探して彷徨うことしかできなかった。
しかし、もしかしたら、私はこれまでずっと、運命という虚構に責任を押し付けていただけなのかもしれない。
自分の選択を正当化する為に。自分の自信の無さを隠す為に。
運命というものが本当にあるのかはわからない。でもきっとそれは、これまで私の信じてきた運命とは異なるものだろうし、きっと私は、その運命を自分の力で切り開いていくことができるだろう。自分の行く先を自分で、いや私たち2人で、決めていけるだろう。
───いや、何も変わっていない。
変わったのは、隣に愛する人がいることだけだろう。
>>410 ユリア
「あ、そうだよね。女の子はあんまり登らないよね。大丈夫、そのときは俺が引っぱってあげるから」
ニコニコして言う。ちょっとくらいのわがままなら許される。それは嬉しかった。
「はは、それはそれ、これはこれ、が、商売人だからね」
それから、少し緊張して返事を待っていた。ユリアの言葉を聞いて、ここに来てから1番の、満面の笑みになる。
「ほ、本当!?もちろん!俺、ちゃんと待ってるから!!あ、それに、俺のうち弟が居るから、婿養子でも.......って、それは早いや。うんうん、まずは、そう、恋人!これからもユリアのエリックでいるから!」
指輪を取って、ユリアの左手の薬指にする、とつける。もしかして、ちょっとだけ大きいかな?
またサイズを調整してもらおう。
「.......ああ、可愛いな。ユリアの指に似合ってる。
あ、こっちはペンダントにするチェーンだよ。作業のときはこれに通して.......あ、それとおまけ。ハイ!ふわふわの白いネコの耳と、ネコのしっぽのセットも」
ラーペに包装してもらった可愛らしい袋のまま、ユリアに渡した。
「.......愛してるよ、ユリア」
そうだね……レイリーンもあと一つ喉で閉めようかな……
なんか幸せな感じに締めれそうだし
でもそれはそうと本当に本当にこはるとしては話したかった……
/**/
寝るね……あとは煮て焼いて食べていただいて大丈夫!です!!
今までの村で1番幸せでした。なんのしがらみもなく恋愛できたのは初めてかもしれないな……
>>401 ラーク
「私その辺はっきりさせときたいのよね。
お別れだって大事だもん」
ぷく、と頬を膨らませてみせる。
「ほんっととんだペテン師だった!
私の足欲しがったり、歪んでないのに狼に味方したり、普通に危ない人すぎるんだもん。びっくりしちゃったよ。
別にラークのためじゃないし、この結末を導いてくれたのはリアンだからお礼を言われる筋合いはないわ。
…でも、そうね。狼と狂人でお似合いのカップルなんじゃない?
もう運命なんて関係ないんだから少しはまともに生きなさいよ。
それだけ。
じゃあね、"元恋人"さん」
別にラークは嫌いではないが、切った足を狙われていたことを知った今あんまり近寄りたくはなかったので言いたいことを伝えるとさっさと背を向けた。
メアリーが村の中で思ってたことは、
・リアンの本当の顔が見たい
・レイリーンを義務から解放してあげたい
どっちもメアリーの手でそうしたわけじゃないけど、どっちも叶って良かったなって思いました。まる。
レイリーンに関しては運命から解放することが幸せなのかどうかは、メアリーには分からないけど。
>>415 エリック
「エリック。硬い顔は、似合わない」
クスクス笑って、左手を差し出す。指輪はブカブカだったが、それも彼らしいと笑うだろう。
「あのね、別にずっとハミルトンにいなくていいのかも。今はそんな気がしてる。なんでだろう?わからないけど、いつか旅をして、もっと先の街も、別の国も見てみたい。」
エリックはちょっとお高いペアリングのつもりで買ったけど、ガッツリいいやつだったから、そのまま婚約指輪として使わせていただきます。
なんか、もう帰れるって思ったらプロローグのエリックが帰ってきた。
もしかすると、領主をエリックが殺したら人を殺したという感覚に縛られて戻れなかった気がするから、リアンは恩人
>>エリック
チェーンと、耳と、…尻尾?
よくわからないまま、疑問符を浮かべながら受け取る。
「エリックは、尻尾が好き?
わからないけど、エリックがつけて欲しいならそうする。」
「ユリアも愛してる。ずっとエリックの傍にいる。だから焦らないで、一緒に歩いていきたいな、と思う」
遠くにはユリアやエリックの姿が見えた。
思う所はあるけれど、きっとあの二人なら大丈夫。
……貸したものは贈り物にしましょうか。ハミルトンにか、運送会社か。どちらかに手紙を送ればよいのでしょう。
そう心に決めて、隣を歩く彼の姿を見る。
繋がれた手は離される事なく、運命のない世界で正しく見つめられるその姿に目を細めた。
…………そういえば、心の声はもう聞こえないな。
静かになった聴覚に僅かに首を傾げてみたけれど答えは出なかった。
ふと、窓から見える夜闇の月を眺めれば夜明けはまだ遠い。月夜も綺麗だけれど、朝日を心の底から楽しみにしている。
きっと、彼と共に見る世界は何よりも綺麗だろうから。
ふわ、と欠伸をした。
「…ね、ユリアのエリック。
わがままをいいたい」
エリックの部屋に行きたいな、なんて。
なんの邪気もなく言って、あどけなくわらった。**
**コズエもこれで〆ます!
村中、及びエピローグでお付き合いいただいた皆様方、ありがとうございました!
しんどかったけど、やりきったなという達成感はあります!!
また、次村などでお会いすることがあればよろしくお願いします!
村建てのるーぷさん、お手伝いのろあ君もお疲れ様でした!
/**/
ユリア締めました!エリックは倫理を守ってください(*˙˘˙)♡
コズエもアデルも話したかったけど…
また街で会えるな、っていう2人だからきっと大丈夫。
またどこかで!おやすみなさい!
>>405 イヴ
小さなつぶやきともに、頬に柔らかい感触がした。
俺は目を丸くしたあと、堪えきれずに吹き出してしまう。
「……ふふ、あははっ!」
子供のように、声を上げて。
今までさんざん、人に見せられないようなことをしておいて、なんで二人して、こんなに照れているのだろう。
想いを一度口にすれば、止まることはなかった。ゆっくりと、ひとつずつ、想いを声に乗せていく。
「貴女の絵が、貴女の笑顔が、貴女の声が、貴女の瞳が、貴女の心が。メアリーさんが、好きです。」
どうしようもないほど、ずっと、好きだった。
「フラれたことは分かっています。でも、どうしても伝えたくて。
僕、こんなだから……でも、想いを伝えることもせずに終わっちゃうのはイヤだなぁって思って。」
そう言うと、困ったように眉を下げて微笑んだ。彼女がもし、何かを言おうとしていても、それを遮るように立ち上がって。
「突然すみませんでした。
もう、夜も遅いです。明日の為に、今日はもう休みましょう。」
彼女の持つ絵本を手に取って、それをそっと本棚へと戻す。彼女が立ち上がったのを見届ける事が出来たなら、きっと扉を開けて自室へと歩き出した事だろう。
──あなたにだって、腹を抱えて笑ったり、声を荒げて怒ったり、心の底から悲しんだり、何かに甘えたり、救われる義務がありますから。
いつかメアリーに言われた言葉を思い出す。隠者は正しく隠者であり、俺の救世主にはなってくれなかったけれど。
それでも確かに、愚かな皇帝に、知恵を授けてくれたのだ。
さて、隠者でなくなった彼女を掬うのは、誰なのだろう。
俺はそれを楽しみに思った自分を笑いながら、イヴの手を取って歩き出す。
/*
いやほんとすまん……レイリーンとどんだけ挟まりあったら気が済むんだ………ごめんね………ごめんね……(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)
>>-1496 もつさん
リアンが一張羅仕立てる時はアデライドに来てね…正装用の靴仕立ててあげるから…
こちらこそ!無理矢理絡みに行ってよかった!!!
/*
あかんわ……結婚式のマーチって書いてたのよんだはずやのに聞こえてきたのは表彰台で流れるやつやった……結婚できひんわ………すまん……
>>417 ユリア
くすくすと笑うユリアに安心する。良かった。ずっと笑っていて欲しい。
「そうなの?それは.......楽しみ。どこかいい街があったら、引っ越すのもいいかも。2人で色々なところに行きたいな」
想像して幸せな気持ちになる。世界が変わっても、景色が変わっても、隣にはきっとユリアがいる。
指輪のあとに立て続けに贈ったプレゼントに、ユリアは軽く首を傾げていた。
あわてて説明する。
「あー!そうだよね、いきなりだったね。このチェーンは、指輪を通してペンダントにできるやつなんだよ!だから、お仕事中はこれを使ってくれたらいいかなって。あ、今も使ってもいいかな。ちょっと大きいもんね。
えっ!?あ、いや、ユリアがふわふわの好きかなって思ったんだけど.......あーいや、そりゃまあ、どういう風になるのかは、気にはなるよ?」
なんて、しどろもどろに言う。獣人は.......と思ってたけど、ユリアならなんだって可愛いだろう。間違いない。
>>418,>>420 ユリア
ユリアの「あいしてる」という言葉は、この世の全部の言葉の中で1番甘い響きだ。
目を細めて、力強く頷く。
「うん!もちろん。やっぱり、手を繋いで、買い物したり、芝居を見に行ったり.......ピクニックしたり、そうそう!海を見に行ったり。
俺たちには、まだまだ時間があるんだから。ゆっくり恋人をやろう。ずっと一緒に.......」
と、ユリアがふわりと欠伸をする。
あ、もう夜も更けたもんな、と、部屋に送ると言いかけたとき。ユリアは、とても可愛らしいけれども、とても困るお願いをする。
「え!?そ、それは.......」
一緒に寝たいってことだろうか。そんな、だから、ただでさえ我慢をしているというのに、隣に愛しさのかたまりがいたら.......と、思うけれど。「ユリアのエリック」と呼ばれたら、もう弱いのだ。
めっちゃ笑ったwww
待ちぼうけされた挙句結婚できないと言われながら頑張ったで賞貰うのはどんな人間でも罰ゲームでは?
>>423 リアン
リアンが気持ちをゆっくりと吐露する。
出会ってからたくさん酷いことをしたのに、傷つけたのに、それでも彼はメアリー・アンが好きだという。
素直で、正直で、優しくて、可愛らしいひと。
「………」
運命が消え去っても、過去までは変わらない。
メアリー・アンには足りないものだらけだ。だからやっぱり彼女には、その気持ちに応えることはできなかったけれど。
それでもなんとなく、愛をうたうリアン・ホワードの声が、彼女には心地よいものに感じた。
「……そうですね。と、メアリー・アンは首肯します」
リアンに頷いて、メアリー・アンも腰をあげる。服についた埃を払って、それから彼に続いて書庫をあとにする。
俺が覚悟を決めた頃、ユリアはうとうとと、頭をゆらし始める。
「.......疲れたよね。朝までずっと一緒だよ」
そう囁いて、ユリアをお姫様抱っこして、俺の部屋まで連れていく。
ユリアをそっとベッドに寝かせて、ほかの空き部屋からふとんを持ってきてそっとかけてあげた。
それから、少しだけ迷った後に自分も同じ布団に入る。
今夜は、いつもより冷えるから。
眠そうに目をこするユリアをそっと抱き寄せてふわりと抱きしめる。
少し寝ぼけたユリアが、温かさを求めるようにゆるくしがみつく。ああ、本当にかわいい。
(今夜は、ユリアの抱き枕になろう)
しばらくはこういう、我慢の日々が続くのかと思うと少し理性が試されるけれど。大丈夫。ゆっくりゆっくり進んでいこう。
運命に縛られることが無くなったから。
運命に決められた【愛情】にぶら下がるのではなく、自分の手でユリアを幸せにしよう。
生まれて初めての、自分のための「選択」に期待して、ユリアのあたたかさを感じながら目を閉じた。
抱き枕になるだけですので、健全に寝ます!!!
いい感じに締められたし、時間も時間なのでコレでエリック〆でいいかなぁ〜
以前よりちょっと落ち着いた光の看板息子に戻りたいと思います。
誰も殺さなかったしせっくすもしてないので、たぶん大丈夫.......。
ユリアを家族に紹介したら、みんな歓迎すると思う。
妹も喜んでユリアのヘアアレンジとかするでしょう。
>>421 レイリーン
イヴの口づけに、目を丸くした彼は、まるで子どものように声を上げて笑い出して。
あまりに笑うものだから、なんだか恥ずかしくなってきて、顔が火照っていくのを感じながらも気づけば釣られて笑ってしまい。
汚いところも、卑しいところも、全部全部見せ合って。そんな彼と、今、こんなふうに笑うことが出来るだなんて。
運命に縛られた自分は、常に胸の高鳴りを求めていた。それが確かに自分の運命なんだと、そう信じて疑わなかった。
運命に縛られない自分は、こんなに無邪気に、恋をすることが出来るだなんて。
出された手を取りそっと握り返せば、手袋の外された手はじんわりと温かくて。
「愛ってなんなのか、一緒に探しませんか?」
そんな口説き文句を言いながら。共に歩き出しただろう。
いつかメアリー・アンがえがいた惨状。彼が注ぎ足した憎悪。
それをイーゼルから取り外して、黒ずんだ赤いキャンバスの隣に置く。
「………」
そしてメアリー・アンは、新しいキャンバスをイーゼルに固定した。
調色板に絵の具を出して、筆でそれをゆっくりといて、白いキャンバスに顔を向ける。
──運命から解放されて、隠者でなくなった彼女が、正しい世界ではじめてえがくアラ・プリマ。
下書きも構成も今はいらない。メアリー・アンは、その筆致や勢いだけで、そこにこの屋敷をえがいていった。
人里離れた森の中にある洋館。色鮮やかな薔薇園。冬だというのに、庭は様々な季節の花々が彩っていて。
そこに、羽毛のような軽やかな雪がいくつも舞い降りていく。
ここであった出来事を刻むように。メアリー・アンは、夜が明けるまで筆を動かし続けた。
では、大好きなるーぷさん村で、悔いなく幸せになれました。年末年始顔出せるかな〜💦って言ってたのに、もうガッツリ見てましたね。明日から村見ても更新ないんだ.......って思うと寂しいです。
途中心が削れまくっていたけど、なんか、絶対的権力者の前に屈する非力な人間という、新しい感情を知れたので勉強になりました.......。るーぷ村はいつもそうなんだ!(褒め言葉)
実際のところガチ村でもまとめは出来ないマン(スキルが足らない)なので、(私がまとめしていいんだろうか)って気持ちで死にそうだったけど、なんとかみんなハッピーになれるルートに繋げられて良かったです。公証人は二度と希望しない
あとは.......RP推理の質をもっとあげたい。
あと憑狼さがしは.......しんどい
話が逸れましたが、発想とか舞台装置とかタイミングとか役職配分とか、るーぷさんはほんと素晴らしいです。
またいつかるーぷさん村が建つときは参加します(予約)
同村してくださったかた、ありがとうございました〜
「…もし、気が向いたら、いつでも遊びに来てください。
メアリーさんにおすすめの絵本を、置いておきますから。」
読んで欲しい本が沢山ある。観てほしい景色が沢山ある。感じて欲しい想いが沢山ある。
文字のない絵本でも、そうじゃなくても。
彼女に観て欲しい世界が沢山あった。
だから、一方的に約束を交わす。それくらいのわがままは許して欲しいとそう思って。
「それじゃぁ、おやすみなさい、メアリーさん。
……良い夢を。」
優しく微笑めば手を振って、自室の扉を開ければ中へと入って、彼女と別れた。
/**/
改めて、星回の村お疲れ様でした!
まだまだ拙い文章だったり誤爆だったり色々ご迷惑お掛けしたと思いますが…無事…無事…終われて安心しました…本当に(本当に)
素直に楽しかったとはまだイエナイ…でも楽しかった…ウン…ウン…(ろあくんは許さねえからな!)
すぐ闇堕ちする属性の人間なので、もし幸せになれる村がありましたらまたご一緒できましたら幸いです!
るーぷさん村は……ちょっと鍛えれば…きっと…誘われればきっと入りますたぶん……
何はともあれ皆さんの素敵なロールプレイを見ることが出来て、それについてはもう本当に福眼で幸せでした!
ありがとうございました!
/**/
私はろあくんを許さない!
レイリーンが受け入れてくれてよかった!!
こはるさんとは墓下から長く絡めて嬉しかったです
ありがとうございました…!
そういえば、ろあくんにも一言残しておこう。
領主くんにはいじめられたなあって気持ちだったけど、なんかこれからの世界で生きるヒントをくれたのは領主だったので私もエリックも感謝してる。
エリックが感謝してるのはちょっとヤバいと思うが感謝してる。
えげつない命令と、立ち塞がる壁感?絶対的権力者っていう個人をよく表していたクオリティの高いRP文はマジ凄いと思いました。(ある意味)尊敬.......。
ありがとうございました。お疲れ様!
「さて。」
挨拶回りも一段落。
まだまだお話しきれてない人もいるけど、どうせ同じ街に住んでるんだし、どこかで会うこともきっとある。
その時は、道端でもどこでもハイタッチでもなんでもすればいいんだ。
わたしたちにはもう決まった運命はないけれど、それは自分の道を自分で選べるということ。
わたしたちは、自由に、新しい道を選んで、始められる。
その道がたとえ険しくても、陽気な仲間がいたならば、道中は気楽で楽しいものになる。
道は無限に広がっていく。それぞれの前にはそれぞれの道が。
その道がどこかで繋がってたっていいでしょ?
人生には可能性がある。光がある。共に歩く人がいる。
それがわたしのしあわせ。
…と、最愛の人の隣で、元愚者のわたしは愚考するのでした。
/**/
メアリーしめる!
怪しいキャラチップかつ独特な口調で何か残しては去っていくネタキャラをやるつもりが、自分の手から離れていってしまったメアリー・アン・コットンでした。
最初から最後までるーぷさんの共生シリーズは狼陣営。なんだか運命を感じますね。集大成の村で人狼ゲームとしてうまく活躍できなかったのは悔しいけど、村建て人のるーぷさん、お手伝いのろあくん、そいて素敵な皆様のおかげでRPは満足いくものができたなーと思います!
いやー本当に最高だった! みんなで謎解き楽しかったし、世界観がわたしのドストライクでした🥰🥰
たくさん絡んでくれたもつさんには特に大感謝。こはるちゃんもありがとう。
メアリーは、忘れた頃にひょっこりリアンがいる図書館に遊びに行くと思う!
久々の入村、本当に楽しかったです。それではお疲れ様でしたー!
恋愛するかどうかはまだ分からないけど、メアリーに色んなことを教えてくれるのはやっぱりリアンであって欲しいなと思った。
>>エリック
エリックがユリアと離れ一人でいるところを見かけて声をかける。
「お疲れ様ーエリック」
側に行き一度深呼吸をすると、エリックを見上げて真っ直ぐに目を合わせた。
「私は、後悔も反省もしていないわ。
私は、勝利だけは諦めたくなかった。
…でも、"わかっていて"エリックを傷付けたこと、それだけは本当にごめんなさい」
そう言うと深く頭を下げた。
こうして全員が運命から解き放たれたんだから、なんて結果論は言わない。
あの時の私はただひたすらに勝利だけを望んでいたのだから。
**
メリッサもおわり!
改めまして雲居です。あけましておめでとうございます。
村立て運営おつかれさまでした!
同村のみなさんもありがとうございます。
相変わらず自由にやらせてもらってしまってすみません。
楽しかったです。またやります。ごめんなさい。
次回はもうちょっとシリアスに耐えられるように鍛えてきます。
それでは、また!
ありがとうございました!
>>435 アデライド
声を掛けられてハッとする。アデライドだ。
その声は、想像していたよりも普通のテンションで。
振り返ると、アデライドは謝ってきた。
なんで?と、目を丸くする。
「君が謝ることなんて!
あれは俺が、頓珍漢なことを言って君を疑ってしまったから。全然、そんな.......アデライドが謝ることなんてない。それに、あの覚悟があったから、君はアデライドだと、俺は信じた。
最後の日、『公証人』として、君が憑狼の可能性を残したけど、『俺』は、君はアデライドだと信じてた。
それは、君が頑張ったからだ」
「.......君こそ、怒ってないの?」
いく.......エリックそういうの大好き
メリッサには個人的な恨みがないし.......
よく考えたらメリッサは、誰も歪めてないしな.......
>>437 エリック
真剣に謝ったのに、わたわたと返事をされる。
頭を上げると想像通りの慌て方で。
「…ふふっあはははははっ
怒るわけないでしょ。
"公証人"のエリックは誰よりも間違えるわけにはいかなかったんだから、私を疑うのは当然だわ。
謝りあったんだし、お互い様ってことで水に流そう?」
なんだか可笑しくて。
でもきっとこうやって笑い合えるのはあの時みんなが本気で頑張ったからだ。
誰も悪くなんてないと、そう思った。
そして一つ約束していたことを思い出す。
「ユリアちゃんとのお揃いの靴、履き心地最高のムートンブーツなんてどう?
ほとんどヒールもないから歩きやすいし暖かいから、長旅でも便利だと思うよ」
**
そう言えばラークさんに入れたあとずっとおまかせしてたような…。
ユリアちゃんとおいで!
それかまたみんなで集まってパーティだ!
自室に入れば、扉を閉める。
なんとなく眠れる気がしなくて、足は自然と窓へと向かっていた。
窓を開ければ、冬独特の冷たい風が部屋の中に侵入してくる。思わずブルりと身体を震わせた。
荷物の中から本を取り出して、ぱらりと捲る。
『月の在処』と書かれたその本は、リアンの一番お気に入りの本だった。
ぱらぱらと捲れば、もう何度も読んだ文章に目を落とす。頭の中で沢山の光景を描きながら、物語を進めていく。
ある男が月のありかを求めて旅をする。その道中に、色々な試練が待ち受けている。
男は勇猛果敢にその試練に立ち向かい、その試練を乗り越える。
時には隣国の王を救って、時には山賊達を蹴散らして。ドラゴンと対峙すれば、仲良くなって解決した話もあった。悪い魔女に捕まって食べられそうにもなっていた。
波乱万丈な旅も、しかし終わりを迎えるのだ。
姫を救う為に、男は悪と戦った。
あとは、何度も読み返した通り。
パタンと本を閉じ、そっとサイドテーブルへと置いた。
未だに、あの感覚を手のひらが覚えている。
世界が崩壊する瞬間を、世界が正しくなった瞬間を。
悪魔であったリアンによって、
破滅をもたらしていたリアンによって、
この物語は続いてく。
運命というものがなくなった未来。
自由を与えられる代わりに、約束された未来を手放した。
それが本当に良かったのかどうか、それはよく分からないけれど。
願った明日がそこにはあって、願った未来が広がっている。
…願ったあの人の隣に居ることは叶わなかったけれど、それでも生きていてくれるならそれでいいと思えた。
>>438 アデライド
アデライドの言葉に安心してしまって、思わず相好を崩した。
「.......ありがとう。そう言って貰えると救われるよ。じゃあ.......うん。水に流すってことで」
「え、靴までいいの?アデライドの?
ムートンブーツ!フワフワのやつかな?見た事ある!
あー、ユリアにもすごく似合いそう。
.......そう!俺たちたくさん旅行に行きたいんだ。
もし、よかったら、ぜひお願いしたいな」
ユリアに、いい報告ができるのが嬉しかった。
アデライドの靴、本当に楽しみにしてたから。
窓から冷たい風が流れ込む。
ふと、目をやった窓の外には、もう雪は降っていなかった。
西へと逸れた月は青白く光っていて、東の空から流れる紫が、もうすぐ夜が明けることを告げていた。
「……………………きれいだなぁ。」
ぽつり、零して。
東の空から太陽が登って、夜をどんどん追いやっていく。遂に月が見えなくなれば、鳥たちが一斉に鳴き出した。
リアンは嬉しそうに微笑んで。
正しい世界の、最初の朝を見届けた。**
/*
リアン〆!!!!!!最後にめちゃくちゃ挟まってすまんって気持ち!!!!
さすがに喉4つで4秒は無理だったぜ……( -ω- ´)フッ
締める前に最後のご挨拶を。
るぷ村でこんなにハッピーエンドを迎えられる日が来るとは思ってませんでした。マジで。
ろあ様は結果的にアデルは被害被ってないから恨んでないや。
るーぷさんは刺したい。
やってる最中はしんどさしかないんじゃねってレベルでしんどかったけど本当に楽しかったです!
どエロ描写したことは反省してるので許してください(土下座)
毎回は入れないけどまた同村した時はよろしくお願いします!
るーぷさん、ろあくんありがとうございました!
もつさんに挟まってしまった......wwwこちらこそごめん!!
リアンくん最高でした!世界を救ってくれてありがとう!!
>>442 エリック
内心もういらないと断られるのが怖かったが、楽しみだと笑ってくれたことにひどく安心した。
「そう、ふわふわの。
ユリアちゃんに絶対似合うでしょ?
もちろん!楽しみにしてて!
お礼はユリアちゃんをもふもふさせてくれればいいわ」
半分本気の冗談を交えて。
幸せを引き寄せる靴じゃなくても、きっと二人は幸せになれるだろうけど。
それでも祈りを込めて最高の靴を贈ろう。
/*
改めて、星回の村お疲れ様でした!!いやぁ、楽しかった!!しんどかった!!
過酷な()運命を背負って生きる男の子が、運命を受け入れたままどれくらい成長できるかなぁ〜って感じでRPしてたんですけど、まさか最終的に領主を本当に刺すことになるとは思わんかったです……たくさん成長できて良かったです!リアンよかったな!主人公になれて!
メアリーちゃんには最大級の感謝と愛を!本当に大好きでした!図書館遊びに来てね!!いつまでも待ってるからね!!
レイリーンさんも、ほんとはめちゃくちゃ腹たったしメアリーちゃんとの恋仲見せつけてくるしでムキーー!!ってなってたんですが、最後は無事に幸せになれたようで。レイリーンさんがいたからリアンも自分をちゃんと見ることができたんだと思います。ありがとう。頑張ったで賞あげるね。
あとハイドー!!おじさーーん!!おじさんのおかげで中の人がちゃんとリアンの運命を再認識できたからほんと感謝感激雨あられ!!雪だるま作ってくれてありがとう!!!また一緒に雪だるま作ってね!!!
他にも、たくさん絡んでくださった方々、ありがとうございました!!絡めなかった人たちも、素敵なRPが見られて幸せでした!!
最後になりますが、村建てのるーぷさん、領主のろあさん、参加した皆さん、本当にありがとうございました!お疲れ様でした!!
>>ガスパール
みんなと話し終えキッチンに向かうと、ガスパールは何かを作っていた。
火や包丁を使っていないことを確認すると後ろからぎゅっと抱き着く。
1回目は驚かれて。
2回目は呆れられて。
今度はどんな反応をしてくれるだろう。
彼の温もりを感じて溢れる想いを素直に口にできる幸せを噛みしめる。
「ふふっガスパール、だーいすき!」
メリッサとイチャイチャしたことへやきもちを焼いて、お詫びにホットショコラとクロッカンを作ってもらったことや、"本当の恋人"になるまでのやりとりはまた別のお話。
雪の結晶は問う。
『運命の相手はいると思う?』
「いいえ。私は運命なんて一言で、愛を片付けないわ」
[出会って、知って、恋して、努力して、告白して。
不安になって、嫉妬して、喧嘩して、傷付いて、仲直りして、愛を伝えて、笑い合って。
そうやって、愛は育むものでしょう?]
/*
独り言ももうないからほんとwwwwwwwすまねぇwwwwwwwでもめちゃくちゃ楽しかった!!サンドイッチしまくってごめんね!!あと4秒出せて嬉しかったけど、ろあさんもなにげに3秒出てたから見てあげてね!!お疲れ様でした!!
舞踏会は余韻を残して終わりを告げる。
星を手に入れ呪いを解かれた赤い靴の少女は、もう踊らない。
みんなと一緒に、愛する人の隣で、幸せそうに微笑みながら、馬車を待った。
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