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一応、僕が記録しておいた希望を全て掲示板に貼っておきました。
聞き逃したり、聞き間違えたりしている可能性もないとは言い切れないから、もし間違いを見つけた人がいたら訂正してくれると嬉しいです。
って、昨日までの話だから少し今更かもしれませんが…すみません。
考える材料にしてもらえるとありがたいです。
「ーーーしまった。レイ嬢は何処だ」
口に出したが遅かっただろうか。
あの子が、もしも"誰かがお手引きされた"等と、親しくない者達から、落ち着いて話を聞くことが出来なかったならば
どう心を動かしてしまうか等、考えるだに無かったと言うのに
「いや、だが、昨日も同じように、姿が見えない時もあったが……。杞憂か……?
誰ぞ姿を見てないものか」
小さいレイ嬢を、下駄をカココンカココン逸らせながら、探してみやる
誰ぞ、姿を見てないものか
「ここって・・・」
この祠の周りだけ、やけに静まり返っている。
当の祠の扉は開いたままだ。
「お狐様が祀られていた所・・・?」
────パタン。
恐る恐る扉を閉めてみる。
こんな事をして、狼様やお狐様が還えるとは
到底思わないが、手を伸ばしてしまった。
心が痛いのは、初めてだ。
身体が痛いのは我慢できる。
しかし、このどうしようもない痛みは
どうやったら我慢できるのだろうか。
「いたいよう」
祠の前にしゃがみこんでいる。
カココンカココン
「ソウビ殿やら、アヤメ殿も見ておらんのか?
人を責めれる身では無いが、あのおのこは一体なにをしておるのか」
もしもソウビ殿や、レイ嬢と親しい者達と出会ったならば
レイ嬢がおらぬ事と、嫌な予感がすること。
森林の中や祠の方など、、離れた場を探すがいいかもしれんと言うことを伝えただろう
アヤメが昨日と同じように掲示板の前でうんうんと唸っていると、いつもは飄々と、掴みきれぬような男が、どこか焦った様子でからころからと下駄を下駄を走らせているではないか。
>>48>>51>>52 空樹
「空樹さん!貴方がそんなに慌てるなんてどうしたの?もしかして今日、夜長さんが狼憑きと出たのと何か関係が……?」
先ほど掲示板で見たばかりの情報を片手に空樹に声を掛ける。
───夜長の店に行き終えた後。
やけに騒がしい下駄の音に口をへの字にすれば、遠目に見えるは空樹の姿。面を被って、表情が見えずとも焦っているのが分かる。
どうしたと言う前に、胸倉を掴まれんばかりの勢いで話された。
>>53 空樹
「……なんだと、レイが。」
子供は目を離せばすぐにいなくなる。そして──その先で、何が起きるか。嫌な予感がした。
相槌もそこそこに、全力で駆け出した。
下駄の音が、地へあたって響く。
>>41 ヤガミ
「もちろん、かまへんよ。でも、ここやと直ぐには落とせへんから、水がある所まで行こか。」
そう言うと手招きをして、ヤガミを井戸水が使える場所まで連れていきます。
そして、ちょっと待っててと彼をそこで待たせると、セツは化粧落としの準備をしに一度、寝床に戻っていきました。
しばらくして、セツはカラコロ下駄を鳴らして戻ってきます。
「ごめんね、お待たせして。
薄く紅塗ってはるだけやから、ほんまはここまでしやんでええねんけど……」
そう言って取り出したのは米糠でした。
手のひらにサラサラ乗せれば、台所から拝借してきたコップに入れたぬるま湯を少量垂らして、なじむまでよく混ぜ合わせます。
「せっかく綺麗な肌してはるんやし、念には念をってな?
はい、目ぇ閉じて……あ、前髪垂れへんように押さえてから、ちょっと屈んでくれはる?上の方届けへんわ。」
そう言うと、混ぜ合わせた米糠をヤガミの顔に優しく伸ばしていきます。全体に伸ばし終われば、指の腹でくるくると、頬や唇についた化粧を落とすように撫でていきました。
「……うん、こんなもんかな。
あとは水で洗い流すだけやねんけど、できる?」
顔を米糠に覆われた彼を見ながら尋ねます。
目を開くことができないのであれば、桶に汲んだ井戸水が置いてある場所まで手を引いて誘導することでしょう。
その際に、顔を拭くようの手ぬぐいを渡すことも忘れずに。
昨日探した時のように、大きな体躯で風のように駆けて行く。
神社には当然、いない。森の中にも。
まさか、と思う祠へと掛ければ鬱蒼とした森の影と暮れた日から辺りは見えづらい。それでも、必死に駆ければ目的の場所へと辿り着く。
そこには、祠の前で背を丸く縮こまらせ、顔が見えぬ少女が一人。
>>54 レイ
「レイ!!
…具合でも、悪いのか。何があった?」
屈む彼女の隣に自分も屈み、その表情を見れば……泣いている。思わず、小さく息を飲んだ。
>>53 空樹
だがしかし、焦った様子の空樹から、返ってきた言葉は見当違いのようで。
「レイちゃんが、いなくなった…?」
なんということなのか。
さっきまで、空樹といたのであれば、拐われた訳ではないはずで…。
だがしかし。
何やら事情を抱えた子であることは、出会った頃から感じでいた。そんな子が、この状況でひとりになれば。
何かが起きてもおかしくない、そんなことなど容易く想像出来るものであったのではないか。
(あたしが、もっとレイちゃんの話しを聞いていれば…一緒にいれば…!)
そんな後悔などしていても、なくした子は見つからない。
祠や森林の中を探せという空樹の言葉に、アヤメは祠の方へと駆けて行った。
>>61 ミゲツ
祠の入り口まで着き、息も整わぬままにレイの名を呼んでいると、先にこの地に着いていたのか、ミゲツがこの先にレイとソウビがいることを教えてくれた。
「あ、ありがとう、ございます…!」
ソウビと一緒にいると聞き、ほっと安堵し胸を撫で下ろしつつ、奥へと進んでいけば、
なんだかおかしく。しぃんと静かで厳かな、そんな場所へと辿り着き。
>>59
見知った背中が2つ、小さくしゃがみこんでいるのが見えた。
>>62 ヤガミ
「ふふ、全然かまへんのよ。
困った時はお互いさまやろ?」
薄ら目を開けて辺りを見回している様子を見れば、案外大丈夫そうだと、セツは自分の米糠のついた手を、もうひとつ汲んでいた井戸水で洗い流します。
手を拭こうとして、巾着袋に手を伸ばせば、はたと気が付きます。
そう言えば……
「自分の分の手ぬぐい、持ってくるの忘れてもうたなぁ……」
ヤガミの分は拝借してきたのですが、自分の手を拭く分は借りてくるのを忘れたのです。
仕方がない、とパッパッと手についた水を払いました。手袋は、手が乾いてからはめようと、そう思って。
そうして、化粧落としの道具を持てば、顔を洗っているであろうヤガミに、
「アタシ、これなおしてくるから、顔洗ったらその手ぬぐいで顔拭いて、先戻っといてね。」
そう微笑めば、カラコロチリンとその場を後にしました。
さて言ったからにはしっかりと考えなくてはならない
レイのことは気になるが、それはきっと大丈夫
空樹たちが戻ってきた時に声をかけよう。
今度は自分がレイに「大丈夫」と言ってあげたい
ヤガミのまとめを読みながらぶつぶつと言い始める
「萬屋が仮に狼なら、萬屋を空樹にみてもらいたがっていて蔵にも閉じ込めたいと言っている…セツさんは狼はないはずだ。
ただなにかを彼女は隠してるような気もするから気になるな。それがなにとは言えないけれど。」
「もしセツが恋仲なら、物書き(ナナクサ)とはない。物書きはセツを閉じ込め希望しているから…。うーん…」
ぽりぽりと頬をかきながらつぶやく
素晴らしい作戦案を思いつき、意気揚々としていると、後ろから突然声をかけられます。
>>34 空樹
「ひゃ!…おお、空樹さんかあ。びっくりしたぁ。
えへへー、そうでしょう?おおかみさまだって遊びたいだけなのかもしれないし、そもそも、憑かれた人だってその人自体が違う人になってるわけじゃないんでしょう?大丈夫、悪い人なんていないよ!」
それは己の身が悪意に晒されたことの無い、あまりにも無垢で無知な言葉でした。
「ふお…おおお!ふわふわ!ふわふわだ!
ありがとう、空樹さん!
ぼくも作戦上手くいくようにがんばるから、空樹さんもお狐さまをお願いね!…いなくなったりしちゃダメだよ!!」
「それと、ええとヤヨイ…だっけ?
一昨日と昨日と彼女を空樹にみてもらいたいと皆が願っていたあたり、狐は仲間だから鎮められたくないと思うんだよな。
それで仲間を挙げるのは危険を犯していると思うから、彼女が狐はないと思ってる。それと狼も。
勿論恋仲がないとは言ってないけれど。
あぁ、でも気になることがあるなぁ…」
と、思い立ったように、ヤヨイの姿を探し、そこへ向かう
>>ヤヨイ
「こんにちは。君とははじめましてだよね。
僕はミゲツ。少し君にききたいことがあるんだ。
君はヤガミの記録によると閉じ込める人も空樹に見てもらいたい人もあげていないみたいだね
閉じ込める人のことは考えたくないのはまだわかるんだけれど、空樹に見てもらいたい人を挙げていないのはどうして?」
と、言ってからこの娘はまだ幼いからこうきいても難しいのではないか、と思いコホンと咳払い。
「…って難しいよね、ごめんね。単刀直入にきくね
……君は、お狐さまをみつけたい?」
>>67 レイ
死んだ魚のような目に、慣れるという言葉。
……恐らく、神社中で噂になっている『烏丸が拐われた。』というヒソヒソ話も聞いているに違いない。
お子というものは、人の悪意と視線に敏感なのだ。この状況はさぞ耐え難いものだろう。
俺のように……■■■であらば。だなんてらしくない後悔と神々の手のひらで転がされる憤りを覚えた。
「……慣れなくていい。つらい時はつらいと言っていいんだ。」
頬の涙の跡を親指の腹でかき消し、そ、とその体を抱き締める。壊れ物を扱う様に、慎重に手に背を回す。
「……つらかっただろう。もう大丈夫だ。俺と…アヤメがいる。」
側にいるであろうアヤメにちらと目線を向けてから、ぽんぽんとその背をあやす様に叩いた。
幼少期、自分が女将にしてもらったように。
>>59 ソウビ >>54 レイ
2人の背中を見つけ、ソウビとは逆側。
少女の隣に小さくしゃがみこむ。
>>67 レイ
「レイちゃん、レイちゃんいいんだよ。いやなことはいやだと言って、悲しいことは悲しいって、なれる必要なんて、ないんだよ……。」
おかしなことを言うんだなと、心のどこかで自分の声が聞こえた。あたしには、慣れるしかなかったのに、それしかなかったのに。
この子には、無責任にそんな言葉をかけるなんて。
それでも。だからこそ、もう、同じことが繰り返されるのは見たくはない。起こさせてはいけない。
抱き締めて背中をさするソウビに、アヤメはレイの震える手をそっと握った。
〔こっそり、物陰からレイ、ソウビ、アヤメの様子を覗き見る。うっすらと聞こえてきた会話に、自分が首を突っ込むべきではないかもしれないという想いを抱きつつも、しかし、放っておけずヤガミは足を踏み出した。〕
>>74レイ
レイちゃん、ごめんね。
こっそり話聞いちゃった。
ソウビさんとアヤメさんも、割り込んじゃってすみません。
レイちゃん、あのね。
君は何も悪いことはしていないよ。
だから大丈夫。
君がもし、閉じ込めたい誰かを選ぶことができないなら何も言わなくても良い。
逆に、力になりたいと思って誰かの名前を教えてくれたとしても、君は何も悪くないよ。
>>74 レイ
レイの話しで初めて、花盗人の青年が拐われたことを知る。
「レイちゃん……。」
「レイちゃんあのね。狼様のこと、こわい?」
握り返された手に、きっとこの子は大丈夫、そう思い話し始める。
アヤメは、掲示板で見た、露天商の夜長のことを思う。
少なくとも、彼女から見たあの男に、何か悪意があったようには到底見えない。
「昨日は楽しかったね。一昨日も…。きっと、狼様も同じように思っているんだと思うの。」
「きっと狼様は、烏丸さんと特別たくさん、遊びたかったんだと思う。独り占め、したくなっちゃうくらいに。」
だから、烏丸さんは、大丈夫だよ。
そう言って、安心させるようににこりと微笑んだ。
>>74 レイ
嗚咽を零す少女の体をそっと離し、涙を指で丁寧に拭う。この様子だと朝からずっと自分を責めていたのだろう。
人には…誰しも過ちがある。間違った道に行かぬように正し、時に怒り、時に慰める。……これは大人の役目だ。
レイはもう、充分過ぎるほどに反省している、ならば……。
「……世には、言霊という言葉がある。言葉に宿る力は計り知れないから、口に出す言葉は気を付けるようにという古の教えだ。
だが、今は…レイは聞かれた事に答えた。たまたま狼様が烏丸を拐った。…そういう偶然も、世にある。」
そこまで言ったところで、ヤガミ>>75の姿が見えた。
「……ヤガミはこう言ってるが…悪いのは狼様だ。悪戯にも程があるからな。
今直ぐにとは言わない。もし、狼様や狐様を探す心の準備が出来たら、また頑張ればいい。
心の痛みはつらいが…一人で乗り越えようとしなくていいんだ。」
よしよし、と頭を撫でる。頑張り屋のレイは、きっとこれからも苦しくなる事があるだろう。
その時に、素直に大人に頼れればいいと優しく説いた。
>>75 ヤガミ
レイにそう、話していると、申し訳なさそうにヤガミが側に寄ってくる。
(ヤガミさんだって、悪くはないのに…。)
漂う暗い雰囲気に、これはいかんとアヤメは言う。
「全く、お狐様も、狼様も困ったものだね。
遊びたくなる気持ちはわからなくはないけれど、こんなにみんなを悲しませるだなんて。ちょぉーっと懲らしめてやらないといけないみたいね。」
わかりやすく頬を膨らまし、ふ、と吹き出し笑わせてみせる。
せっかくの、お祭りなのだ。
子どもを泣かせる祭りなんて、あって言い訳ないじゃないか。
「レイちゃん、ひとりで考えこまなくてもいいの。一緒に考えよう。」
仮に恋仲の二人に明日らへん来られると…なんてぇ言やいいのか…蔵ん中そっちの色に染まりそうで少し身震いしてきやがる。
それこそ、話題も私らは合わなそうだし、そういう話でもしてみるかい?つってもボンは金物屋の嬢ちゃんだろ?お人形さんには恋心ちゅうものがあるのか。もう一人なんざ花盗とくらぁ…どっかに置いてきた質の方だろ。
………「狐の嫁入り」のお嬢さんのが一番面白そうな話だねぇ。
「レイたち、大丈夫かな…」
ヤヨイに話しかける前、そんなことを思った
そういえば、あの子も…
「…いや、」
思い出すのはやめよう。
思い出したところで、あの子は戻ってこないのだから。
>>63ミゲツ
ソウビや、アヤメ嬢に事の子細を伝えた後。
レイ嬢の居場所と、ソウビやアヤメ嬢にも伝えたことをミゲツ殿が教えてくれた
「そうか……!そうか……。かたじけない。空樹としたことが。いやはや、醜態を。
子がいなくなると言うのは、全く心臓に悪い
……以前の貸し物を、返して貰ってしまったようだ。ありがとう。ミゲツ殿」
心の貸し借りは、借用書も無く利子もつかんけれど。
その分、とても心に温かく染み入る渡し賃であった
「頭にお冷やが入ったようだ。ワタシが面白可笑しくしてやらんと、あのお子も花が咲かせんものな
行ってくるよ」
深い感謝の言葉と、戻った調子を置いていき、祠の方へと向かったであろう
〔ソウビとアヤメの言葉に、ヤガミはふっと笑う。やはり、自分が口を挟むのは余計なお世話だったのかもしれない。〕
2人とも強いね。
なんか僕も救われちゃったな。
「ったくしょうがねえ……ねえ頭絞って考えますか、っと。
あのイカしたにいちゃんが拐われたってえところを見ると、狼さまは愛に結ばれた2人を探してやがるなあ?
他人を守るのが得意なやつを先に拐っちまおうってえ魂胆もあるかもしれねえが、そりゃこの際どっちでもいいや。
とにかくよ、アタシが言いてえのは、まだ狼さまは余裕があるんじゃねえかってえことだ。あの胡散臭い店主が狼だったってえことはよ、昨日自分が占われるかもしれねえってえことがわかってたはずだろ?
そうすっと、皆の中心になってるヤガミか、占いができる空樹か、霊の力があるミゲツか、そこらを拐いたくなるんじゃねえかなあと思ってよ。
だからよ、もう1人いなさる狼さまは、かなり安全なところにいるんじゃねえかな。
例えば、セツとかなあ。」
「狐に関しちゃ、こりゃもうわかんねえなあ。
やっぱヤヨイはちゃんと占っとくべきだろなあ。
ナナクサがよくわかんねえのはずーっとだからよ、こっちも気になるんだよなあ。
あーわかんねえなあ、これ考えるだけムダなんじゃねえか?ひょっとしてよう。」
足草枝葉を掻い潜り、祠の前へとお出向きますと
レイ嬢を抱き締めるおのこの背中(>>78ソウビ)
その手を握る、お花のおなごと(>>77アヤメ嬢)
事態を知り、レイ嬢を助けてくれようとしたのであろう兎殿(>>87ヤガミ)
そして、泣き腫らした目をしながらも、今はしっかりと目に光彩を宿したレイ嬢がいたのであった(>>85)
さて。では。些かしんみりとしつつ、それでも気持ちが通った様に見える場に。も一つお日様入れて見よう
すぅっと息吸い
「やぁやぁ見つけた見つけた。
レイ嬢、無事であったか。ソウビ殿やらアヤメ嬢。兎殿もご一緒か
皆でお手手を握っておるなら是非とも空樹も混ぜなんし」
心配をしていた様子と、それでも、場が明るくなるような語調で皆にお声を掛けただろう
>>85 レイ
「ああ。狼様と思考がかち合う事もあるだろう。
何せ、神様方も今は人の身だからな。
…………そうか。…レイはきっと、立派なおなごになれるな。」
頑張ると言った彼女の背をぽんぽんと励ますように叩き。その目の輝きを見て、もう大丈夫だとゆっくりと身を離して立ち上がった。
その目の先には、空樹がいて。いつの間に…と言葉を零した。
>>89 空樹
「……やっと来たか、遅いぞ。」
言葉の意味に反するように柔らかい響きが、ぼそりと聞こえるか聞こえないかくらいの声で出される。
>>84 レイ
少女の暫しの沈黙に。
もしかするとこの子は、この神隠しに個人的な事情もあるのやもしれないと、そう思いながらも。
無理に事情をほじくり返すものではないと、にこりとやはり微笑んだ。
>>89ソウビ レイ嬢 アヤメ ヤガミ
もしも、レイ嬢を抱き締めているソウビ殿(>>90)と、そっとお目目があったなら。
声を潜ませ
「さっきはすまなんだな」
と言っただろう
さてさてレイ嬢向き直り
「やぁやぁレイ嬢こんなところで先程ぶりだ
隠れんぼうだったかな?みぃつけた。
次は、一人で隠れにいってはいかんよ。
あぁそうだ。お子にお渡ししておきたい物があってなぁ
もしも、ソウビ殿やアヤメ嬢。ヤガミ殿が良ければ、お子に何か縁となるものを渡してやっては如何かと思うのだが、どうかな?
良き、常世の縁となるように。人との縁結ぶ糸となるように
さすれば、誰かのお姿が隠れたって、それを辿って見つけられるさ」
人と人との縁結び。物にてお結ぶ縁繋ぎ
>>空樹
そうして暫くしていれば、やって来たのはあの男。
「縁結ぶもの…」
ふむ、とひとつ思案し、化粧の入った巾着から、小さな包みを1つ取り出した。
「練り香水、というものなんだけど。」
レイにはまだ早かったかな、とも思いつつ。自身もつけている花の香のするそれを少女に見せた。
>>93 空樹
「…縁、か。」
身につけている物の方が良いだろうかと、青い蜻蛉玉が連なる小さなイヤリングを外す。
>>レイ
「レイ、装飾具は好きか?」
**
祠は放たれ、狐は俗世の祭事に臨む。
話は中盤、人は議論し獣は躍る。
小さな綻びは波紋となり、境内に飛び交う話に猜疑が付き纏う。
攫われた人、閉じ込められた人にそっと祈った。
**
何か騒ぎがあったのか、秋の風景を切り取る視界に人の姿はない。
「なにやら出遅れてしまったな、ままならいものだ。」
これを話したは何時頃か。
>>95 空樹
アヤメはひとつ、空樹に頼みごとをと彼に耳打ちをした。
_
もし、お狐様や狼様が、祭りを楽しんでおられなら、こちらから。誘き寄せはしないかと。
ひとつ、空樹の不思議な、妖術とも見間違えしその技で。例えば人目を引く祭りの場や掲示板の近くやら。披露をしてはくれまいかと。
そこに引き寄せられた者がいれば、或いは祭り好きな神憑きの可能性も、あるかもしれないのではないかと。
_
そろそろまとめを出さなきゃならない
しかし、ヤガミが見当たらないので掲示板に貼った
(長くなっちゃったけど、ヤガミ、読んでくれるかな…)
✎____________
ヤガミ へ
空樹に見てもらいたい人 【セツ、千代】
狼というより狐なのではないかと思う人をあげたよ
何人かが千代を空樹に見てもらいたいと挙げていたんだけれど、セツは挙げていなくて、且つ千代も挙げていないみたいだから。
キキョウ?も2人を挙げていないけれど、千代が挙げているからね。
蔵に閉じ込める人 【ナナクサ、萬屋(夜長)】
どちらかといえばナナクサだね
ほんの少しだけ恋仲なのじゃないかと思ってる。
恋仲ならイタズラされるより閉じ込めた方が良さそうだなと思うからね。
萬屋はなんとなく狐や狼の思惑通りになりそうだからあまり進めたくないな。
____________
「こんなところかな」
>>101 レイ
「大事…か。そうだな……いらなくはないが、レイとの縁を結べる以上ではない。それに、これを素敵と言えるレイに持っていてもらいたい。
……駄目だろうか?」
ごり押しするのも…と、手のひらにイヤリングを置いたまま、控えめに聞く。
>>+15 松風
「ありがとう。さっきたこ焼きを頂いたわ。」
ともぐもぐと口を動かしながら答えた。
風貌も行動も大分人間のようになってきたようだ。
>>+16 烏丸
「村の皆はお狐様のこと悪くいいますが、私にとってのお狐様は恩人なのです·····」
彼女は彼に今までの経緯を話す。お狐様について、彼女自身について、そして今後について。
「左眼は、どこかに落としてしまったみたいで。お狐様は本当に何も関係ないの。誰かが見つけてくれているといいのだけれど。」
彼女は俯きがちに答えた
>>101 レイ
アヤメと同じ匂いになれるのは嬉しいと、そう言ってくれる小さな少女にこちらの方が嬉しくなる。
「あたしも、レイちゃんとお揃いだと嬉しいな。」
そう言って、指の腹でそぉっと花の香のするそれを掬ってみせる。
レイの細くて小さな手首にちょこんと乗せて、すりすりと。
どうかな?と笑って見せた。
〔ヤガミは、少しずつ表情の明るくなってきているレイに安心した。自分はそっと立ち去り、皆のところへ行って仕事をしなければ、と思う。
しかしそこで、気づいた。〕
>>アヤメ
ご、ごめんなさい……長帯、借りたままでした。お返ししますね。
〔しゅるしゅると女性物の長帯を取り、アヤメに返却する。元々自分の巻いていた帯の上から巻かれていたこともあったので、大分圧迫感がなくなり、身体が楽になった気がした。〕
〔ヤガミはレイたちの傍からそっと離れ、掲示板の近くまで行って声を張り上げた。〕
>>all
さて、皆さん。
あと少ししたらまた、方針を発表しようと思っています。
それまでの間に、なるべく早めに希望を教えていただけると助かります。
よろしくお願いします。
>>18 ヤガミ
レイを追いかける前。
掲示板に、ヤガミから問われた事を貼り出していた。
✐┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈✎
@恋仲狙い、守り人狙い、私怨、だろうか。
恋仲であればまあ…彼奴は美形だからな、分からんでもない。
守り人ならおのこで人を守れそうな見た目をしているからと見た。
私怨は烏丸と腰を据えて話していたのは、空樹と千代の二人だった気がするが…。
A夜長については二つ。
1.本当に狼様に憑かれている。
2.空樹が実は恋仲になっており、出鱈目を言った。
…変質者でも恋が出来るのはムカつくから、1であってほしいところだが。
仮に2であったとしても、様子見といった所だろうか。本物であるのなら、この先証明する機もあるだろ。
松風殿は…人であったか。昨日、霊媒の力を説明してもらったが、狐様であればもう少しゴネそうなものだ。ただ、ヤガミに能力の可否は明かすのか?と聞いていたのは少し引っかかった。単に、ヤガミが明言していない事柄を聞いた可能性もあるが。
>>18 ヤガミ
✐┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈✎
Bセイヤ、烏丸と俺の狐様予想は外れてばかりで居た堪れないが…【アヤメ】だろうか。狐様は化かし合いと人を惑わすのは大得意だろう。現に、アヤメに振り回されているからな…。身の潔白も含めて見てもらいたい。
次点は【ヤヨイ】。これは昨日話した通りだ。
Cは狼様、恋仲らしき人物を閉じ込めたい。
【千代】と似たような理由でもう一人出すなら【キキョウ】。
千代は一日の前半は居らぬが、後半はよく話して動く。キキョウは全体的に控えめに動いている気がしてな。仲間内でちょくちょく話しているのかと睨んだ。
恋仲であれば…難しいな、美醜の好みなど個人によるだろう。千代もキキョウも悪くはない、とは思っているが…。それ以上の言葉は控えさせてくれ。
…当然だが、夜長はまだ外に出しておくべきだ。片割れの狼様がどこに潜んでいるか判明するまでは。
>>108 ヤガミ
「おうヤガミよう、ご苦労なこったなあ。
希望だがよ、
占いはヤヨイ
ナナクサを蔵へ
ってえことで頼まあ。
アタシとしちゃあ、あの店主はとりあえず置いておいたらいいんじゃねえかと思っててよ。
もう1人狼さまがいるんだったなあ?そいつが見つかってからとか、お狐さまの有り得そうなところを蔵送りにしてからとか、それからでもいいんじゃねえかと思ってんだ。
……悠長、っちゃあ悠長なんだが、アタシはこっちのほうがいい気がしてらあ。」
村内は概ね見て回った。
1人を除いて、お祭りの参加者は皆姿を確認できたはず。
姿が見えなかったのは–––
「拐われたのは、烏丸さんだったのね。」
ヤガミの記したメモに納得する。あの人の戯言は結局本気だったの?
帰ってこないとそれもわからないけど。
「ともかく、ヤガミにぃのお手伝いから。
@あたしとしては、ちょっと意外な選択だったなぁって。
あの人、あんまり人と関わるタイプじゃなかったでしょ。これまでのことを思うと、疑われる可能性だって結構あったのに拐われたなんて。
誰も拐われなかった日もあったし、狼さまが守人と見てたのかな。
それか、昨日顔がどうのこうのって褒められてたから、恋煩い先だと思われたか、ぐらい?
あ!それでいくと、狼さまの好みだったからってのもある?
おねぇだってその理由で拐われたんだし。それなら、残りの狼さまは女の子?」
あの人、女の子とそんなに話してたかな。あたしが見たときはヤヨイと一緒だったけど、それぐらい?
>>18 ヤガミ
カラコロと、寝床から戻った後、セツなりに考えたことを紙に書いて持ってきました。
✎*。──────────────────
@何故狼さまは鳥丸さんを攫ったんだろう?
『烏丸さんとは喋ったことあれへんねんけど、何となく、遊びたい人を選んだというよりは、恋仲やと思う人を選んで攫ったんちゃうかなぁと思うんよ。』
A夜長さんと松風さんの結果を見て思うこと、懸念事項
『露天商の主人……ううん、夜長さんについては、占える人が1人しかおらんからこの結果は信用してもええんちゃうかなとは思うよ。
まさかほんまに狼様やとは思わんくて、ちょっとびっくりしてるんやけどね。
ただ、そうなると、今日夜長さんを閉じ込めるのはやめた方がええんとちゃうやろか。お狐様探しを手伝ってもろて……って、こういう考えはあかんのかなぁ?
松風さんの結果は狼様やなかったんよね。
ヤガミさんが纏めてくれはったやつを見てたら、昨日は夜長さんも松風さんを閉じ込めたい言うてはったし、もしかしたらお狐様を見つけてて希望に出したんかもしれへんかなとはちょっと思てまう。
まぁ、狼様の考えは、アタシにはよぅわからんねんけど…』
B今日占ってほしい人
『ほんまはね、ヤヨイちゃんって言いたいんやけど、子どもやから大人やから抜きにして考えた時に、
【占って欲しいんはナナクサさん】かなぁって。
ナナクサさんは、狼様とかお狐様の立場になって考える事ができはったから、もしかしたらほんまにそうなんちゃうんかな?おもてね。
でも、ただの印象の話でしかないから、気ぃ悪したらごめんね。』
C今日閉じ込めたい人
『【閉じ込めるのは千代ちゃんか、夜長さん】かなって思ってる。
できればナナクサさんやけど……夜長さんの希望が多ければアタシは別にかまへんよ。
千代ちゃんは狼様狙い。夜長さんの挙げてはれへんかった人で怪しいなぁっていう……もしくは、あって恋仲の人かなぁって。
でも、やっぱり印象やから、気ぃ悪したらほんまごめんね。』
「A露店商の人は…空樹のおにーさんの言ってたとおりでいいんじゃないかな。
さっき言ったとおり、明日か明後日には閉じ込めないといけないと思うけど、今日は放っておくってことで。
おじーさんは昨日能力がどうのこうの言ってたのがちょっと引っかかる。
狼さまじゃないってわかったけど、お狐さまに憑かれてたのはありそう。楽観視はしないよ。でも、可能性としてね。」
露店商の人の期限については、聞かれたらでいっか。
今日は放置で問題ないんだし、急ぐことじゃない。
おっと皆さんのお帰りだ。
となると始まる議論時間、僕の希望は。
「蔵の方は有無を言わないで【夜長】。思い出こそあれど、そこに私情は挟めないからね。百に一つと有り得ないだろうけど万が一、霊能と結果が違うなんて奇想天外な展開が起きるかもしれないし。」
「占いの先は狐を当てに行きたい。彼、もしくは彼女は占いの先にもなりたくないし蔵にも閉じ込められたくもない、となると寡黙にも、饒舌にも傾けない。
そこら辺をフラットに見てみるとやっぱり【セツ】になるのかな。」
「しかし、こんなこと言うと目くじら立てられるの思うけど、あんまり仲良しこよししてるのは僕は怖いな。」
別に羨ましいわけじゃない。別に。
皆がそうするように、アヤメもまたヤガミに当てて、今日の問いへの答えを貼り出すだろう。
*烏丸を拐った理由*
一番に思うこと、狼様はお狐様か恋仲か、なにかを探しているのかもしれない。それならば、案外狼様はあたし達に協力してくれる可能性もあるのでは。
*夜長と松風の結果を見て*
松風について、正直どうにも、またも間違えたかと焦る気持ちがなくもなく。また、自身も含めて希望が大いにあったこと。お狐様ともあまり思えず。
夜長について、彼に身体的変化があるものか、見たいものだと思いつつ。基本的には真実事だと思っている。潔白であるなら、もう少し出てくるものかと思うものかな。
(空樹の恋仲については、疑ってないとは言えないが)
>>18ヤガミ
どこかの時分の話で、掲示板へと書いていただろう
✏️ーーーーーーーーーーー
すまんな。遅くなった
@恋仲狙い。守り人狙い。双方兼ねている辺りか。
ワタシがいる以上、いつでもお引きに来れる様にはしておきたいであろう。
そこから考えると。昨日のお手引き無しは、ワタシの守りがあったか、お狐様を引こうとしたがあるが。
夜長殿が狼様であった事を考えると、お狐様を引こうとしたは薄いかもな。もう一柱の狼様によるが、夜長殿は率先して、面をつけた者以外で引きたいと思いそうな者は見当たっておらんしな。
A松風殿は何やら含んだ様子であったが……。ふむ。これはなんとも。
夜長殿のは@にて割愛。そうだな。特に関わっておった松風殿が人であったことから。
もう一柱の狼様とも、関わった中では見つけられなさそうだなとは思う。あるとすれば、特に夜長殿の出し物を楽しんでいた者とかかな。
Bふむ。
【ヤヨイ嬢かアヤメ嬢、千代嬢】
だな。
三人とも、これでもかと祭りを楽しんでおるし。蔵へと閉じ込めるのも忍びない。お手引きの危険に関しては、そうだな。どこかにいる守り人殿が、働いてくれるのを望むとしよう
C【ナナクサ殿かセツ嬢】
消去方にはなるが、ナナクサ殿はどうにも良く判らん所もある。
セツ嬢に関しては、ふむ。どうであろうな
✏️ーーーーーーーーーーー
「さてと。」
昨日はみんなのとお話が楽しくてそのまま寝てしまいましたから、考え事は纏まらずじまいでした。
今日こそはと意気込むヤヨイです。
紙と筆をとり、思いついたことをしたためていきます。
『☆おまつりをとりもどす計画☆
最初の日、お人形の子がお狐さまだったことがわかりました。なので、お狐さまはあとふたりです。
空樹さんがほんものの占いの力を持っている人なのはほぼ間違いないので(恋人じゃなければ)、お店のおにいさんはおおかみさまなので、おおかみさまはあとひとりです。
だから、お店のおにいさんはそのままでいてもらって、ほかのひとにお休みしてもらいます。【ナナクサおにいさんかキキョウおねえさん】にお願いしたいです。もしかしたら好きな人がいるかもしれないからです。ごめんなさい。
空樹さんに占ってもらうのは、【千代おねえちゃんかアヤメおねえさん】です。ふたりともレイちゃんと仲良くしてくれているからです。』
「…ふう。できた!」
ヤヨイは書き上げたそれを掲示板の目立つところに張りました。
>>112 レイ
彼女の様子を見た後、無言で頭を撫でてからイヤリングを受け取る。
「すまない、付け方がまだだったな。これはこの金具を緩めて……。」
そうやって、付け方を見せながら行い、ついでに彼女の耳につけた。青い蜻蛉玉はキラリと提灯の灯りに照らされて光る。
「…よし動いていいぞ。……落とすなよ?」
少しだけ心配そうに言うと、彼女の耳に揺れるイヤリングを見て嬉しそうな雰囲気が漂っている。
「さあて、希望も出したことだし、ひとつ酒でもくいっといっとくかねえ。
昨日の女子会とやら、ひどく楽しかった気がするんだがどうにも記憶があいまいでなあ……
こりゃまいったね、ほんとにさあ。
アタシもちゃんと女子に数えてもらえるんだから、優しい村に優しい人が集まってきたってえもんだなあ、おい
」
朝方掲示板に貼られていたヤガミのメモ。
それに応えた紙は少しくしゃくしゃになっていたが
頑張れば読めそうだ。
@とAはまだ未記入らしく、空白のままだ。
B今日占って欲しい人
昨日と変わらないです。
【アヤメさんとソウビさん】
あとはアヤメちゃんでも!
私に取って大事な人達だから・・・
空樹さんに占ってもらって、一緒に頑張るんだ
C閉じ込める人
【夜長さん】
狼様に憑かれてしまったのなら
閉じ込めなきゃ・・・だよね。
皆さん、続々と希望を教えてくれてありがとうございます。
もう少ししたら、仮の希望を出します。
〔ぺこり、ヤガミは頭を下げた。〕
*今夜空樹に見てもらいたい者*
【ヤヨイ】【セツ】
ヤヨイについては、やはり子どもであると言うところから。昨日少し話しをして、無邪気な良い子であることはわかったものの。見かけたという話も少なく。かと言って、蔵に閉じ込める訳にもいかず。見てもらうのが安心と思う。
セツについては、この人もとても良い人。だけれど、少し皆から距離を取ろうという節があり、なんとも言えぬ不思議な気持ちがひとつあり。恋仲については…(書いた跡があるが塗り潰されていて読めない)
*今夜蔵にと思う者*
【千代】【ナナクサ】
千代には少し、恋仲を疑いつつ。花盗人の彼が拐われたとなると、花守人である彼女が関係している可能性もあるのでは。
ナナクサ、この方は、知らない人。
やはりどうしても、材料少ない今では、関わりのある人を指すには忍びなく。
消極的な選び方でごめんなさい、と最後にそう書かれていた。
「B一番の希望は【ヤヨイ】。@で言ったとおり、狼さまの好みでの誘拐なら一番可能性が高いと思う。
でも、閉じ込めるのはやっぱ戸惑うから。
早く白黒はっきりしてほしい。
もう1人はどうしようかなぁ。
狼さまたちが悪戯を続けるのもわかった、いつまで占えるかもわかんない。
【雪さん?】だっけ、あたしあんまり話してないけど、みんなと関わってるっぽい。別視点の人が憑かれてないってわかるといいなって思うから、彼女にしようか。
あとは、閉じ込める人、だよね。
C今のところ【ナナクサさん】かな。
昨日の飲み会にもいなかったからどこかでコソコソやってるのかなーーって。
他の子と話してる姿もあんま見なかったから、恋煩いとしての可能性は低いと思ってる。
というか、恋煩いなんて、みんなの心持ち聞いてみないとわかんないじゃん!
といーか、どう見えてるのか聞いてからでしょ!」
人数減ったら勝手にピンチになるんだし、とりあえずはお狐さまと狼さまからだよね。
皆さん、早めに希望を教えてくれてありがとうございます。
仮の方針を発表します。
まず、占いから。候補は今日も3名です。
【ヤヨイちゃん、ソウビさん、セツさん】
おにーさんは、この3名から自由に占ってください。
閉じ込める人は……
【千代ちゃん】
ごめんね。
〔ヤガミは申し訳なさそうに眉尻を下げた。〕
「千代だってえ?
笑止千万、あいつがお狐さまや狼さまなわけがねえや。アタシや千代がまだ小せえころからの付き合いだからなあ。
……元々はちがくて、取り憑かれてるって言われりゃわかんねえけどよう。
あとは、千代が誰かと恋仲ってえことも……いや、それもわかんねえかあ。
あとで千代が誰かに惚れてるかどうか、こっそり聞いてきてやるよ。
ま、決定は確認したからよ、ちいとばかし出てくらあ。
千代に餞別でも用意すっかねえ。
こんなときにあの狼店主はなにやってんだか。
餞別にいい品でも持ってきてくれりゃ世話ねえんだけどなあ。」
>>135 ヤガミさん
「今日もありがとう。」
蔵に行ってもらう者に、自分の選んだ千代の名が呼ばれ。
レイの罪悪感を思い出しなんとも言えない気持ちとなった。
>>138空樹
いくつかあって……
まず、今日鳥丸さんが攫われた件。
これをするってことは、狼さまは自分たちが見つかるわけがないと高をくくっているように思えました。
しかし昨日の時点で、夜長さんは占い候補に入っています。ということは、同じ占い候補に入っていた人が仲間だとは考えにくい。
もしそうであれば、松風さんが昨日気になる話をしながら蔵へ行ったので、可能性にかけておにいさんを攫いにいくと思えたんです。
その場合、占い候補に入っていなくて、蔵に行く可能性も低そうなのはセツさんと、千代ちゃんが候補に挙がります。
そして、鳥丸さんが攫われた理由について考えたとき。
鳥丸さんのこと、少し毛嫌いしてるのかな、と思えるような一面があったので……(>>2:198)
あとは、割と希望に挙がっていたから、というのと、
……おにーさんがいつまでもいてくれる保障はないので、恋をしている人達よりも、狼さまっぽい人を優先して閉じ込めたいと思っていたんです。
ナナクサさんが候補に沢山あがっていましたが、
夜長さんが見つかってしまった今、ナナクサさんが狼さまにつかれていたらもっと頑張って発言するかな、と。
そう考えるとナナクサさんは狼さまではないように思えて、優先順位を下げました。
>>137 千代
「うん?アタシのこと?」
石段に座り、皆の様子を見ていれば横から話しかける人がいました。しかし、名前を間違えられている様子。
「あぁ、あれね、雪って書いてセツって読むんよ、よろしゅうね、千代ちゃん。」
にこりと微笑むと、千代の質問に答えます。
「アタシは狼様の好みというか、遊びたい人を攫おうとしたんちゃうかな思ったって、昨日話してたんね?だから、昨日攫われたんは松風さんやと思ったんよ。
狼様の色恋の好みについては私はわからへんけど、遊び相手としてと考えるならおかしい事はないんとちゃう?」
語調はとても柔らかく、そしてひとつ間を置けば、続きの質問にも。
「あぁ、ごめんね、これ消し忘れてただけなんよ。
最初はナナクサさんのこと狼様やと思て閉じ込める希望を出そうとしてたんやけど、占い希望に書いた通り、お狐様でも有り得るんちゃうかなって。
だから、占いの方の希望に変えたんやけど、理由の所で消すの忘れてたね、慌ててもうてて……教えてくれてありがとうね。」
と、申し訳なさそうに、眉根を下げて答えました。
あたしの理由だって、たいそうなものとは言えないから。
「ちゃんと狼さまを探すなら露店商の線からかな。
お狐さまはてんで情報がないから難しいけれど、恋中ならまだヒントはあるはず。
ここに来てから惚れた腫れたってことなら、お祭りの初日から思い出してみるわ。」
色々あったから長く感じたけどまだ一週間も経ってない。
記憶を照らし合わせればまた情報も増える。
「うぅむ。
……狼様にお手引きされるか、安全な蔵にて、事が終わるのを待つのか。
どちらが良いのかと言われると悩み事ではあるのかもしれんが……」
>>ヤガミ
「…うん、わかった、有難う」
ひとつ、この能力をしてわかったことがある
蔵に閉じ込めた人と話す度に表情ではわからないのだが声色でわかりつつあった
悲しい。
それが1番に伝わる
セイヤも松風もその様子はみせなかったけれど。
自分が狼や狐だと思われていたのだ、と言わなくても声色では伝わるものなのだ。
もしも、もしも千代に何も無かったら?
またひとつ心が痛む。
あの子を探すため。そう思っているのに。いたのに。
(例え生きているとしても。皆がいなくなるのが苦しいんだ。)
千代と空樹の反対に、アヤメはううんと考える。
これをわかりやすく考えれば、千代と空樹は考え通り、恋仲の可能性も高いだろう。
だがしかし、些か、わかりやすくすぎはしないかとも少し思う。
この決定から再度思考するので有れば。
千代とは昔馴染みという、>>141金物屋を営むキキョウには、少し冷た過ぎはしないかと、感じたのも事実である。
さらには夜長が狼憑きと有れば、同職の彼女に狼様が好き好んで憑く可能性も、なくはなかろうか。
>>159アヤメはこのことをそっとヤガミに伝えた。
>>ヤガミ
「あと、多分ヤガミにぃが一番の理由にしてる“烏丸さんへの襲撃が狼が見つからないと思っているから”ってとこ。
露店商の人が占い先に入ってる時点でありえないわ。」
>>160千代
嗚呼、そういうことか。
僕から見たら、千代ちゃんはとても頑張っているように見えたよ?
千代ちゃんは昨日や一昨日も、午前中はお家に帰ったりしていたでしょう。だから、今日もそのリズムはどんな状況であれ変わらないと思ったよ。
色々な事情はあると思うし、ね。
それに対してナナクサさんは、喋る余裕があったのにそうはしなかった、というように見えなくもない。
だって彼は、初日からもっと喋っていたように見えたからね……それに反してここ数日は、発言数が少なくなっているように見える。
これは狼さまとは考えにくいと思ったんだよ。
その点については、さっきおにーさん(>>156)の説明を聞いて、好いた人を拐うこともある、という可能性に納得したよ。
だから、鳥丸さんを狙ったのが千代ちゃんっぽい、という理由は、有効なものとは言えなくなるね。
思い入れのあるキキョウさんと、おにいさん以外からの反論が強くない、他の人からは反論がない……
冷たいことを言うけれど、それがつまり、客観的に見たときの千代ちゃんの評価、だよ。
>>145 セツ
「え!あ、ごめんなさい!
そっか、セツさんだったのね。」
セツ。ユキより大人っぽい響きは、確かに彼女にはそちらのほうが合っている気がした。
「うーん、おかしくはないと思ったけど、納得はいかないっていうか。
おねぇと烏丸さんを拐った狼さまだし、見目の方を重視してるのかなって思ってるから。
おじーさんな時点で後回しかなぁって。」
あ、逆だったんだ。
元々狼さまと考えてたけど、お狐さまっぽかったから。
「ナナクサさんが狼さまっぽいって疑惑はなくなったの?
あたしならお狐さまの可能性もあるなら蔵に行ってほしいって気持ちが強まるからさ。」
>>171 ヤガミ
「……心得た。
決定、いつも大変だろう。これでも食え。
松風殿に昨日貰ったものだが。」
懐から林檎飴を出して、ヤガミに握らせた。
糖分補給は大切だろうと思っての事だ。
>>107 ヤガミ
ヤガミから貸していた自分の長帯を丁寧に返される。
「大丈夫です、ありがとう。」
なんて言いつつも、ソウビの帯を借りている口実を失い、見せるは少し落胆の色か。
(でも何時までも、縄で代用させる訳にもいかないわよね…)
名残惜しくもしゅるしゅると、長帯解くは艶やかな手付き。
自分の長帯締め直し、大事そうに男者のそれを両手にぎゅうぅと抱き締めた。
きっと次にソウビに会うならば、「ありがとう」と笑顔でそれを返すだろう。
>>169 千代
名前について謝罪されれば、
「別にええんよ、気にせんとって。」
と、微笑み、返しました。
「あら、松風さんだって素敵な人や思うけどねぇ?
千代ちゃんの中の価値観があるように、狼様も自分の価値観を持ってはってもおかしないやろ?二柱いはるって話やし、もしかしたら、狐の嫁入りさんを攫うて決めたんとは別の狼様が選びはったんかもしれへんやん?
…自分の中の物差しだけで人の見目を判断するもんとちゃうと、アタシは思うよ?」
ゆっくりと、諭すように。
けれど、決して千代の考えを責めた口調ではなく、あくまで語調は柔らかく返します。
「お狐様でも狼様でも有り得そうやったから、やよ。だからこそ、ナナクサさんは占って欲しいと思った。
蔵の中に閉じ込めても、狼様じゃないかくらいしか分からんのやったら、占ってもろて白黒はっきり付けた方がええんとちゃうかな?」
違う?と、言うように小首を傾げ、彼女の返答を待ちました。
>>165ヤガミ
「ナナクサさんが喋る余裕があるなら、あたしが家に帰らず話すっていう行動は考えないのね。
あたしはむしろ、狼さまだからこそ、皆んなから隠れて何かやってるんじゃないかって気になってるんだと思ってたんだけど。
2/3でも1/3でも結局見つかるのは1人、見つかる可能性もある、悠長さは大して変わんない。
一回失敗して絶対失敗できないから挑戦はなし、あとおじーさんが守人だと思ってなかった。
とかいっぱい反論はあるわ。
でも、それが決定だって、おじーさんもセイヤって人のときもなかった反論がいくつかあったって事実もヤガミにぃには響かなかったならしょうがない。
納得はしてないし、ナナクサさんを信じる理由もわかんない。
せいぜい明日後悔してねって呪っておくわ。」
あとはあたしの勝手にしてもらう。
あたしが納得してないんだからヤガミにぃの納得も受け入れる気はない。
ヤガミから、最終決定を聞き終えた後。
何かひとつでも材料を、とそう思い。
それぞれの意見が貼られた掲示板を眺めていると。
ふと視界に入った自分の名に、惹かれるように目を通す。
>>111 ソウビ
「アヤメに、振り回されている……。」
あたしに。ソウビが、あたしに。
(そうなんだ。あたし、ソウビのこと、振り回しているんだ。)
それはつまり。彼の視界には、きちんと自分が映っていると。
そう思い、ひとり頬を赤らめる。
(これくらい、許されるよね。)
叶わぬ恋。
されどもそれは決して、悪いことばかりもなく。こうやって、嬉しいこともあるのかと。当初の目的すっかり忘れ、嬉しそうにするアヤメであった。
>>177千代
家に帰らず話す。それができたら千代ちゃんの性格上、お姉さんがいなくなったとわかったその日から、話していたと思ったよ。
悠長さについては、変わらないとは僕は思わないな。
挑戦する価値が、あったとも思う。
それに、最初に狙ったのがおにーさんで失敗しただなんて、決まってないよね?
同じ失敗を避けたなんてことは、わからない筈だよ?
反論が出るのは当たり前だよ。
全員が納得する答えがないのも、当然だ。
でも、決定しなくちゃいけないんだ。
それが僕の役割だから。
〔全員が納得できる答えがあったらどれだけ楽だろう、とヤガミは考えながら息を吐いた。〕
じっと、千代とヤガミの意見交換を聞いていた。
1歩も引かない2人をみて、強くあるとはこういうことなのだ。と思った。
ふと、千代の言葉に引っかかる。
「千代さん、セツさんのこと、ユキさんっていいまちがえてるの。2人が仲間っていうのはないんじゃないかなあって私思ったよ?」
むむむ、と小首を傾げている。
先程までの意見を反芻する。
プスプスと頭から湯気が出そうだ。
>>千代嬢
「花嫁殿や。
特に深い意味は無いのだが。
本当に無いのだが、空樹の、この御守りを持っていて貰いは出来るかな?
蔵の向こうでも退屈せんように。金木犀の香り袋がついた御守りだよ」
言って手渡しただろう
りんご飴に齧り付いているソウビを見つけ、彼に借りた長帯を返そうとするも。
何故だかいまは声掛けず、その方が良い気がし。
(借りたままでもいいのかな…)
向こうから、返してほしいと、彼ならば言いそうなものもそれもなく。ご勝手解釈甘えたし。
自分の帯と折り重ね、見事綺麗に巻いて見せた。
「これは…なるほど。そうなりますか」
蔵の外から聞こえる声に、嬉しそうに呟く。
どうなろうとも、明日は楽しめそうだ。そう思いながら、眠りにつくことにした。
>>+24 烏丸
彼女は彼の話を聞いて、首を傾げた。
彼の言葉は彼女には少し難しいようだった。
ひとつ分かったことは話せばお狐様の理解を得られるのではないかということだった。
「それは有難いです。沢山歩き回ってしまってどこで落としたか検討もつかなくて···。ぜひお願いしたいです。」
レイ嬢と話す前。
色男たる、烏丸の姿がどこにもなく。お手引きされたのであろうと言うのを知った時分の話
そう言えば、色男の最後の問(>>3:295烏丸)を、酔いつぶれたまま答えずにおったのだった
その生まれで、良かったのか。その問に
「ワタシの出自であったからこそ、見舞ったのであろう呪いも。
そうであったからこその幸せも。きっと両方あったのだろう。
だが。今こうして、"ワタシ"は愉しく過ごせていると言うのなら。きっと、良かったのさ。
どんな出自であれ。哀しみがあれ、因縁があれ。
そこに、ほんの少しでも幸せがあったのなら、きっとその生まれで、良いいのだろう」
そう一人。隠された色男へ、虚空の返事を返しただろう
部屋の外の声が聞こえてくる。
彼女は身を乗り出してその決定を聞いていた。
(昨日は殺伐とした中でも楽しそうだったのに)
(今日は皆殺伐としているわ····)
部屋の中は薄暗さこそあるものの人々の雰囲気は悪いものではなかった。
(·····せめてここの空間だけは、殺伐とした雰囲気にならないようにしたいな)
彼女はそう思いながら外を見つめていた。
林檎飴を食べ終えれば、きらきら瞬く提灯をなぞって寝所へと戻る。
あの爺…松風殿は話すきっかけにと菓子包を渡してきた宿屋の者達に似ている。女装を勧めてきた事含め、だ。
噺家と聞いていたが……よければ、伊勢屋に来ないかと誘ってみるか。それが駄目なら、夜の伊勢屋に遊びに来るといいと言おう。
狼様と狐様を鎮れば、蔵から人を出せて、いなくなった人達も帰ってくる。
憑かれた人達も元に戻るのだと、そんな夢物語を考えながら、布団にくるまって眠りについた。
>>186千代
「あぁ、お見通しかな
そうさ。花嫁殿には、しっかり貢ぎ物を捧げとかんとな。ふふ
厄除けの守り、か。ありがとう。
これにて、ワタシと花嫁殿の縁は、より強いものとなったわけだ。やぁ、嬉しいことだ。
これで、互いがどこにおっても、互いを感じられてしまうな?なんて
……暫く、会えなくなるのは。心底と残念だが。
お蔵の向こうで、待っておいておくれ」
名残を惜しむように、花嫁のお髪を撫でただろう。
髪型は崩さないように、優しく
指を髪に埋めて、指の腹で、頭の底をつつつとなぞって。
貰った守りは、しっかりと首へと掛けただろう
頭はタケミカズチ様が走りよるのに、胸の痛みは和らいだ様な気がした
アヤメに連れられて一緒の寝床に入る。
ソウビから貰ったイヤリングを
空樹から貰った狐の彫り物を
大事に枕元におく。
アヤメにつけて貰った練り香水の匂いに満たされて
布団を被る。
また1人閉じ込めてしまう。
明日、誰がいなくなるかわからない恐怖。
どうしよう。
私がいなくなったら、皆は悲しんじゃうかな。
怖い。枕元の狐の彫り物を優しく撫でる。
連れてかれたらどうなるんだろう。
本当に蔵に入るだけで済むのだろうか。
ネガディブな感情が
ぐるぐるぐるぐるぐるぐる
>>191 レイ
レイとしっかりお手手繋ぎ、一緒に寝所へと向かう。
もう二度と、見失わないようにしなくては。そうしてレイの方を見ていれば、枕元にひとつひとつ。大事そうに、もらったばかりのイヤリングと狐の彫り物を置いていた。
その可愛らしい行動に、兎にも角にも。
この子が無事でよかったと、ほっと胸を撫で下ろす。
布団をすっぽり被った少女を後ろからぎゅうぅと抱きしめて。
「レイちゃん、今日、がんばって考えていたね。えらかったね。」
そう、少女に労い言葉をかけた。
「今頃、蔵の中はどうなっているのかなぁ。きっと、セイヤさんの掛け声に、松風さんのお話に。もしかしたらここより賑やかかもしれないね。」
心優しきこの子はきっと、今夜選ばれた花守人の少女にも、心を痛めていることだろう。
そんなに自分を痛めずとも良いのだと、少し大袈裟になくらいに、明るく話す。
「おやすみ、レイちゃん。明日はきっと、一緒にお祭りまわろうね。」
そんな他愛もない約束をして、アヤメは眠りについたのでした。
月明かりの下、寝床がある部屋の縁側に腰をかけました。
今日あったことを思い返せば、石段の上から見た光景が頭を過ります。
「明日も、また……」
ぽつりと呟けば、そっと立ち上がり、寝床に戻りました。
夜風で冷えた身体を温めるように、布団にくるまって。
どうか、良い夢が見れるように。
ただ、それだけを祈りながら眠りにつくのでした。
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