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「あーあ。もっと色んなヤツと手合わせしておくんだった。
特にカリンやセンゾウなんかは面白かっただろうな。あとはクロエとかイグニスとだって...」
結界の近くで寝転がりながら思い耽っている。
「アルバート....」
自分のバディで分かりやすいやつでそれでもってとてもいいやつ。
先程の決定了解の時だって、酷い顔をしていた。
ふふっ、と自然の笑みが零れる。
「ごめんな、アルバート。
こんな濡れ衣掛けられてお前と別れる事になるなんてね。
悔しくて仕方ない。」
「アメジストの騎士、クロエ・ド=ベルティエ。その言葉至極恐悦。感謝する。」
珍しく真面目なトーンで、澄んだ声で応える。
「...ああ。任せておけ。ブレイとウィアで一本道のアミダくじでも作って待ってるわ」
>>141 イグニスつづき
バディとして対等な立場なら、嘘偽りない関係でいたい。
彼と話して、戦って、楽しんで。……だから、隠し事をしている事にチクリと胸が痛むのです。
「ボクは…………。」
本当の事を話して、どうしたいのか分かりませんでした。
女性であることを伝えて彼が自分に対する態度を変えて欲しいとは思いません。
貧民である事を伝えて、彼が自分を見る目を変えて欲しいとも思いません。
何より、そんな嘘つきとバディを共にして貰えるのかも分かりません。
彼がどう答えるかが全く分からない事が、怖くて、怖くて。
今の関係を壊してしまうのではないかと心は警鐘を鳴らします。
それでも、彼に嘘はつきたくありませんでした。
頭が真っ白になって、肩が震えあがるのもなんとか噛み締めて。
「………本当は、男じゃないんだ。」
そう、彼にだけ聞こえるように、呟きました。
>>+98 ガルセウヌ
「ありがとうございます!!
いえ、大変教えるのが上手なセンゾウ、グラジナのおかげなのです。
お手本になったアルバートのスープも本当にやさしくて……!」
/*
いいものを集めたらやはりおいしいのだわ!と、手本を示してくれた同胞の顔を思い浮かべる。
自分の作った料理をこんなにも美味しそうに食べてもらえるのは、なんて幸せなんだろうと思い、ほかの仲間にも勧めることにした。
*/
「{トパーズ ノア} ねぇ!お夜食によかったら、ぜひ!」
グラジナが小太刀にはめられたクリスタルを置く姿を見た。明日、グラジナの姿は無い。これが最後だと思うと、声が聴きたくなった。
──声をかけて、そのあとは?
唇を噛みしめる。彼を指名したのは自分だ。今更、顔を合わせて会話が出来る立場でない事は分かっていた。
グラジナが食堂を去る音を聞くまで、顔を上げることが出来なかった。
本当は今ここで、泣き出してしまいたかった。
ここまで頑張って、それでももし、このゲームに勝つことができなかったら。
ウィアの掴んでくれたこのチャンスを棒に振ってしまったら。
その不安と恐怖がクロエの心を蝕んで、悪循環に陥らせていた。
でも、──それでも。
これが、クロエが初めて自分の意志で選んだ道なのだ。
すべてが失敗してしまったら、今度こそクロエにはどこにも居場所がなくなる。それでも、これしかないのだ。
「……ありがとう、グラジナ。このアメジストにあなたたちの希望を受け継ぐわ。」
>>+100ヒルダ
「まさかこんだけのもんが食えるたぁ、言ってみるもんだなれれ。そうか!良い仲間をもったな。かけがえのない宝としろよ。
なんかしはんが、肋骨の痛みも感じなくなったぞ。
ほれ!ハッハッハッハッハ!」
そう言い、大きく屈伸運動をしただろう。
「よっこらせっと。
ゴブッ。
おお?痛くないんだがな。ハッハッ!治りかけてるってことかもな!」
体が突然快調になったのか、ヒルダがノアの元に向かった後、体をもう一度大きく捻る。先程まで、少し動くだけでも激しい痛みが走っていた体が、嘘の様に痛みを感じない。
何故か口から血が出てきたが、痛くも痒くも無い為気にも止めなかっただろう
「ダンチョー。」
誇り高き騎士団の団長。ファルス王子。
「俺は、貴方に見合う剣となれたでしょうか。毎日挨拶してくれて可愛がってくれて、この感情は変かもしれませんが、楽しかった。」
手合わせをする者も少なくなってきた。みな、疲弊しているのであろう。外に出された者達は、もしかすると鬱憤を晴らすように戦っているのやもしれないが。
……昨日の決定あたりから、恋というものについて考えていた。気持ちは抑えきれるものだと思った。衝動は理性で抑えるものだと。しかし。無理に抑えつけるのはよいことなのだろうか、と。
自然にあふれる気持ちを、己の中で誰にも知られず殺すことは…………そこまで考えて、心の奥に青い髪が現れる。それは、先日見た彼女の、流れるような青い髪ではない。ふわりと風に浮いて、どこか頼りない───
──一人になろうと思い、また、誰も居ない、月明かりの下に来た。
かさ、と昨日の手紙の続きを取り出した。丁寧に目を通していく。
ソラ真だともう詰みだからいいんだけれど
自分が黒打ちされた時まーじどうしようかね
詰み計算そこだけしていないとやばいんだわ
ソラ真だとして襲うのはユーディト、まとめ役
そしてアルバート黒で結果を割る。スクルドがスパイなら2死体だけど、んー2死体出さないようにスクルド狙いそうだなあとは思うんだよね
それで▲スクルド、アルバート黒が一番嫌な流れ
アメジスト クロエは、ルビー アルバート を能力(襲う)の対象に選びました。
ソラ真だと
グラジナ、クロエ、ブレイ
魔法使いがカリン、ノアどちらか
霊能者がカリン、ノアどちらか
スパイはヨルダ、スクルドどちらか
あん?これで全部だよね?
占い師:ソラ
異種族:グラジナ-クロエ-ブレイ(ノア)(カリン)
霊能者:ノア(カリン)(ブレイ)
魔法使:カリン(ノア)(ブレイ)
スパイ:スクルド(ヨルダ)
首席者:ヨルダ(スクルド)
「クロエ、無理だけはするな。したらマジで獣人族の力を持って蹴りいれるからな。覚悟しとけ。お前じゃ受け止められんぞ」
なんて、最後に冗談めいた事をクロエに話す。
(最後.......か。)
>>+99 カリン
「ひ…ヒルダと…?」
先ほど偶然見えてしまったものを思い出しサァッと顔から血の気が引いていく。
ヒルダは仲間だ。共有としてグレたりしながらもちゃんと頑張ってくれていた。
そんな仲間を無碍にはできない。
………できない、が…
「それ、は…楽しみダなぁ、うん。
あ!怪我!怪我しないようちゃんとヒルダ見てやってな!!」
声が裏返りつつ思考を巡らせていると上手いことを思いついた。
カリンが見ていてくれればあの恐ろしいものにはならないだろう。
ふぅ、と一仕事やり遂げたと安堵したところに死刑宣告を叩きつけられた。(>>+100)
>>2:#1,>>2:#2
月明かりの下立つあなたは、唇を引き結んで私を見ていました。私は、あなたのことを王子だと知らなかったから。はじめは、(明日から一緒に実験をするのかな、かわいそうに)などと虚ろに考えておりました。
すると、あなたは手に持っていた鍵で私の手枷をはずし、そのまま、私の手を取って……牢から出してくださいましたね。
「今夜なら出られる。さあ」と、囁かれたときの声は、今でも耳に残っています。
足に力が入らなくて、転んで、周りを水びたしにしてしまっても。あなたは嫌がることなく、私を助けおこし、水のように揺れる私の手をやわらかく握って、裏口まで連れて行ってくださいました。
城壁の穴のところまで案内してくださり、そのまま逃がしてくださいました。
あなたの黒い髪は闇に溶けて、あなたの青い瞳が月の光を吸って、とてもきれいだった。後にあなたが王子だと知った私は、いつかあなたに……《恩返し》をしたいと、その日誓ったのです。
ヨルダがほぼほぼ狩人と思うんだけどなー
手応えなしをスクルドで感じることになるんだけど、ここ論破出来ないと難しい
ソラに●ヨルダさせることを飲めばソラ時点詰まないのかな
あー??
「無理なんて──」
感情を消すのは得意だった。けれど、途中で言葉を止めて
クロエは言い直す。
「……それはどうかしら。あなたの一辺倒な攻撃なんて、簡単に受け流せるわ。」
そうして、彼の冗談に冗談で返した。
/*ガルセウヌ君のHPいくらにしよ。
戦闘方式は対盗賊で、庇うはつけたかったけどどうしようかなぁ。
部下を使っちゃう?ありだな。
二体二で丁度良いかも?
いやけど戦闘文どうすんだって話*/
>>+102 ノア
「大丈夫。私ちゃんと基本は習ってきたのだわ!
それにガルセウヌ殿がとても褒めてくださったの。
連日あなたも砦の外で疲れているはずなのだわ。
少しでもこれで、元気を出してもらえたら……!
お料理とはほんとうにすごいことなのだわ!
魔法ではないのに、おいしく体に良いものができるのね!
ああやはり……実直に剣を極めよというサリーナの教えは正しいのだわ!!」
/*
異臭のするスープをノアにたくさんよそって差し出す。
*/
/*うーん。部下達が遭遇する。二人で
匿名メモでエチピーと戦闘ルールを置く。まではいける。
庇うとダイスどうしよ。ガルセウヌ先輩に振って貰うかなぁ*/
まってクロエから黒打たれて自分吊られる余裕あるの笑った
んーーーー噛み筋は@スクルドAヨルダBユーディト
@≧B>Aくらいで来るのかな
クロエが狼ならグラジナ吊るしアルバート黒ありそうなんだけど、そしたらユーディト白出す前に黒出して場の混乱呼びそうなんだよなあ
あれ、昨日の占い場所ってユーディトだったよねあってる?
クリスタル グラジナは、アメジスト クロエ を投票先に選びました。
>>147 ソラ
「……男じゃ、ない……?」
イグニスは小さな声で聞き返した。今までのソラとのやり取りが頭の中を駆け巡っていた。はじめに握った、たおやかな手のひら。女のような声を出すな、と言った時の表情。置いていった理由を問い詰めた時の、上ずった声。
それから。
───大したことない理由で、ごめんね。
そう告げた、寂しげな笑顔。
「それ、は。……お前、んで、そんなこと」
ピースが繋合わさっていく。プロフィールカードにさえ、嘘を書いていた。その事を思い出して、イグニスは唇を震わせた。
「なんで、そんなこと!」
>>+103 ノア
「私はあなたほど上手ではないから冷めたらおいしくなくなるかもしれないのだわ。
大丈夫、お野菜のスープだもの。お腹を温めて寝やすくなるはず。
初めて、とてもうまくいったの。お料理を褒められるのは初めてだから、いろんな人に喜んで欲しくて。
いけないのだわ。もう成人しようとしているのに子どもみたいにたくさん褒めてもらいたくなるだなんて。
……でも、お腹がいっぱいなのね。
ガルセウヌ殿はお腹が空いてらしたから……空腹こそが最高の調味料らしいから……
ノアに今無理をお願いすべきではないのかしら?
ならばこのスープはまた明日味を足して温めなおすことにするのだわ」
あーつまりクロエ狼なら最初の空白はヨルダかグラジナだ。そこでこのまま進んで絶望村作るのかな。
あーんーまあありえるんだよなあ
「ほう、言うじゃないか。それだけの事が言えれば心配ないな。」
本当は無理してしまうのは、この1週間一緒に過ごしてきたからわかる。それでも、冗談で返す気概に了承せざるを得なかった。
テキセよく知らんけど数が大きい方がやばいんだよね?
95以上とかがファンブルで決定的にやばいのはなんとなくんかる
いうて88も中々だよね?
/**/
この村ではイグニスにしかちゃんとした笑顔見せたことない。
狼仲間にもそういう笑顔は見せないけど、細々した感情とか表情は出す。
「あれ……?ノア?
お行儀が良くないのだわ食べながら寝てしまうだなんて……
ふふ。よほど疲れていたのだわ。
私も少しはしたないかもしれないけど、殿方の寝所まで運んであげる。おやすみなさい。ノア」
/*
ノアを抱えると、右肩にうつ伏せになるように乗せて運んでいく。とてもとても幸せな気持ちで、頬が緩むのを堪えきれずニコニコと1日を終えた。
*/
>>#0
思い出した。時折引っかかっていた、あの青い髪を。
頼りなく揺れ、ふらついては転ぶ、濡れた瞳の少女を。
──悪童だった時分、城の外壁の綻びを抜けて、騎士の遠征を真似ていた。その日もいつも通りに遊んでいたら、大人に引き摺られるよう連れてこられる彼女を見た。
きれいな《ひと》だと思った。その後、彼女が異種族であり、実験の対象として牢につながれていることを知った。
異種族は一様に憎むものと教えられていた。しかし、その教え以上に俺の心に刻まれていたのは、「弱きを助け、強きをくじく」という、騎士の教えであった。
あの美しくか弱き少女は、《弱き者》だと……無邪気に思い込んだのだ。
悪に囚われた姫君を助けるかの如く、俺は小さな冒険をして彼女を助けた。
彼女は俺をきれいだと書いていたが、あの日の彼女こそ、月明かりで出来ているのかと思うほど、確かに美しかったのだ。
「……今日はもう寝よう」
>>149 グラジナ
部屋に戻る途中、砦の中で1人歩くグラジナを見た。
毎日挨拶をしてくれる彼は……平素であれば、側において訓練に付き合うなど可愛がっていたかもしれない。
しかし今は……。何も声をかけてやれないことを悔しく思った
■日誌■
朝餉:タマゴトースト、パンプキンスープ、サラダ
夕餉:子鹿のカレー、サラダ、フルーツ
襲撃者:ヨルダ
占い結果:
ソラ→クロエ❺
クロエ→ユーディトD
議論の決定:
ソラ→スクルド
クロエ→アルバート
護衛→両名クロエ
追放→グラジナ
模擬戦闘:なし
/**/
クロエがこの村で一番信頼してるのはグラジナ。
騎士として(?)惹かれてるのはイグニス。
何より大事に思ってるのはウィア。
カリンとウィアとは女の子として友達になりたかったとクロエもたかみをも思ってる……。
☆初恋であるんですが、本人はそれを自覚しておらず、恋の話からこの話に流したのは、私的には初恋を匂わすためなんだけど、ファルス的に、「抑えられない気持ち=騎士団への憧れ」で昇華するための回想でした
☆だからファルスは恋とかわかんないよ!!!ウィアと恋おちはしないからあんしんしてね!!!ウィアはファルスのこと好きだけど!!!
正直、発言のトレースがしやすいのはクロエが圧倒的1位なんだよなあ
なのでここから黒出るってなったらめっちゃ骨折れる
/**/
噛み合わせしても、アルバート噛んでもどのみちもう勝てる気がしない。
グラジナにアルバートをプレゼントするか。
>>151 イグニス
彼の動揺に、疑問に、ああ、もうこの場から消え去りたいと言う衝動を抱きますが、理性は冷たく冷たく過去の自分を振り返らせるのでした。
彼の疑問に、ぽつ、ぽつと答えていきます。
「……ボクは、元々魔法を使える家族の1人として、処刑される予定だったんだ。この世に元からいなかった存在。それが“私”。
…ただ、ボクだけは魔力の種類を見抜く魔法だったらしくて…ボクを保護してくれた魔法取締役の…ボクの親代わりの人がね、ボクに「ソラ」って名前と、彼の宝石…「カルセドニー」の姓を………2つ目の人生をくれたんだ。
だから、黒狼騎士団に居る『ソラ・カルセドニ』は、騎士団に憧れた、神官上がりの男の子。
…黒狼騎士団に忠誠を誓っているのは嘘じゃないけどね。
さて、それならキミの前にいるのは……誰でしょうね?」
月夜に照らされながら、彼の顔を見つめます。
あの時見たまだら模様の顔は月に照らされてまた違った顔を見せるのでしょう。
「自分の行動で疑われてしまっている事は、複雑な気持ち。能力を買われているからこその視点だったから、なんとも言えない。けれど、誇りについて触れられるとは思っていなかったから心外だったけど。…この話は終わりにしようか。感情論でどうにかなるなら、とっくに声を荒げているしね。」
「今日占われる事は正直ホッとしてる。自分の届かないところを補ってもらえるからね。勿体ないとは思うけれど、自分ではどうしようもないから…弱気でごめん。」
「えっと。クロエと狼、どちらが本物か。ソラからしてみれば、あとは出揃った役者を当てはめるだけになるから明日の結果次第な所はある。だから、今日は省略。」
「クロエが本物だとした時の内訳を、今日のタイムリミットまでに考え終われたら良いのだけど。」
アメジスト クロエは、ペリドット スクルド を能力(襲う)の対象に選びました。
アメジスト クロエは、ルビー アルバート を能力(襲う)の対象に選びました。
/**/
これ、全然要素として取ってほしいとは思わないんだけど、仮にイグニスとソラが狼だったら、こんなやり取りしてたらよくやるよって話だよな
アメジスト クロエは、ペリドット スクルド を能力(襲う)の対象に選びました。
アメジスト クロエは、ラリマー ヨルダ を能力(襲う)の対象に選びました。
/*
聞かれたらシエロと答えます。
スペイン語で空。
東の小国と関わりもあった(設定生やした)魔法取締役のおいちゃんがその名前を聞いて東の小国で言う空に変換してくれた体。
>>154 ソラ
「……」
それは、イグニスには想像もつかない話だった。イグニスは顔を顰めて、ソラをじっと見た。風が彼の──彼女の髪を通り抜けて、さらさらと揺らした。そんな様子を見つめて、それから、イグニスはフッ、と笑った。意地の悪い顔で、いつものように。月が雲に隠れて、帳が一層濃くなる。
「知るかよ」
そういうと、イグニスはソラにぐっと顔を近づけた。
「いいか。俺がお前について知ってるのはな、お前がソラって名乗ってて、それなりにマメだがサボる時はサボるやつで、…………」
イグニスはソラの特徴を並べ立てるように話した。
「……んで、この俺と決着を付けられないほど互角に戦った、俺のバディってことだけだな。お前の昔の名前とか、今どんな気分でしょうかとか言われても知らん!」
「大体、対等かどうかってのは俺様が決める。何勝手に対等じゃなくなる前にとか言い出してんだよ、ソラのくせに生意気なんだよ」
こんな遅くまで付き合ってくれて、ありがとうございます……大好き…………ソラ…………
イグニス語、通じるかな…………
******
占い師:クロエ
異種族:ブレイ-ソラ-スクルド
霊能者:ノア(カリン)
魔法使:カリン(ノア)
スパイ:グラジナ
首席者:ヨルダ
******
紙に書いた内容を読み上げて、そのあと説明をするわ
「魔法使い、スパイの位置が曖昧なのは、ブレイについて結果が揃っていたから。どちらでも問題はないはず。」
「ソラが魔法使いだと思った時もあったのだけれど、そうなると霊能者に異種族が2人いた事になる。そこが少し腑に落ちないんだ。クロエが発表した後だったから、わざわざ出る必要は無かったわけだし。だから、ソラの異種族は間違い無いと思う。」
「霊能者にスパイが入っているならば、ソラが魔法使いの可能性は残っているのだけれど、その場合、狼がブレイ-スクルド-イグニスorグラジナになるけれど、ちょっとしっくりこない。
スパイについてはカリンは最初に名乗り出た。ノアは追放者を決めるときに自分で良いと挙手をした。どちらもスパイ像から遠いから選択肢に入れていないよ。」
「この異種族内訳から、空白になっていた襲撃先は何処だという話になるんだけれど、…ここはやっぱり、グラジナ説が一番高い。ちょっと前までスクルドを挙げていたけれど、それは襲撃先というより本人の発言から拾っていたんだよね。しかも、初っ端から彼を狙う意図が読めない。事故…というにはお粗末な理由になる。」
「以前も説明した通り、異種族は初めからブレイが捕捉され、追放されるから早めに首席を襲いたかったはず。結果、失敗。」
「これが一番考えている中で正解だと思っているよ。」
******
占い師:クロエ
異種族:ブレイ-ソラ-イグニス
霊能者:ノア(カリン)
魔法使:カリン(ノア)
スパイ:ヨルダ
首席者:スクルド
******
もう一つ読み上げて、自傷気味に笑う。
「………こっちは感情論が多めだから、あまり理論的に展開は出来ないんだけれど…首席を早く消したくて、ヨルダを狙って失敗した説。初めての襲撃先が無いとわかった時、ヨルダはその時から首席を名乗ると決めた。という話。」
「けれど、それにしても守っていた時の手応えのなさよりも、手応えがあったという方が信憑性は上がる。そうしなかった理由は、裏をかいたとか。…本当、想像でしか話せないや。」
「イグニスについては、ソラが最初に見れる相手だからバディでもある仲間を選んだ。だからイグニスの初動が重たかった、というものになるかな。」
「……我ながら、ひどい考察だとはわかってる。こっちはただの希望的観測だよ。本気で提唱しているわけじゃないから、聞き流してて。」
グラジナがもしスパイならば、首席だと名乗ったのではないだろうか。それをしなかったから、本当は濡れ衣を着せられただなのではないか。そんな、自分にとって都合の良い考えなことくらい、わかっていた。
>>156 イグニス
彼のいつも通りの振る舞い、そして彼なりの言葉の数々に、思わず笑みが零れます。
嘘をついた事を告白しても、彼は認めてくれるのです。それに心の底から安堵しました。
「た、対等に関しては…!……石を砕かれたら、ボクは騎士じゃ、なくなる、から…。そうしたらただの村娘みたいなだもん!イグニスが良くてもボクが嫌だ!」
彼の言葉に我儘を返してしまいましたが、今まで抱えていた過去を吐き出されて、それでも受け止めてくれた彼に最後には「……ありがとう。」と呟くのでした。
「イグニスの事も知りたいな。また…機会があれば、でいいからさ。」
[ガルセウヌから全身が痺れるような返事を貰い( >>+69 )、昂揚した気持ちのまま鍛錬を開始した。──ところで骨の軋むような音が聞こえた気がしたが、気の所為だったのだろうか。
先程の一戦を忘れないよう、頭の中で何度も繰り返し再生しながら、改善点を探し出す。
ダガーをもう少し右に投げていれば、短剣への対応を遅らせることができたのではないか。足払いをした瞬間に転ばせるにはどうするべきなのか。喉元に短剣を突き付けた際、抵抗されない可能性はゼロじゃない。体重差のある相手だと、乗り上げた所で振り落とされる事もあるだろう。そうなった場合、次に取るべき行動は?
次、次、と、考えながら身体を動かした。
目の前に敵がいると見なして、剣を振るう。技を仕掛ける。地面を蹴って走り出す。]
………ハッ……ハァ………ハァ……ふぅ……
[投げたダガーが、落ちる葉を1枚仕留めた所で、今日の鍛錬を終了した。
肩で息をし、顔を伝う汗を拭う。
気が付けば、もうすっかり夜だった。]
……………お腹、すいた……
[思えば朝から何も食べていなかった。
アルバートの真似をして、その辺に生えている草を採ってはみたのだが、とても食べられるものではなく。仕方がないので、ポーチの中に入れていた携行食のドライフルーツを取り出し口に放り込んだのだった。
ぐるぐるぎゅるぎゅる、腹の虫は収まることを知らない。賑やかに大合唱しながら、食べ物を早く寄越せと鳴いている。]
はぁ………戻るか………
[戻る場所はひとつしかなく。しかし、どうしても顔を合わせたくない奴らもそこにいて、急激に足どりが重くなる。
わかってる、わかってはいるのだ、彼等が思い出の中の他種族とは違うのだと。けれど、どうしたってそう簡単に割り切れるものではない。簡単に割り切れるものなら、ウィアに対して、あんな殺意の篭もった眼差しを向けることだって無かっただろう。魔法使いもまた然り。
そして、あともう一人。]
…………ヒルダ。
[砦の中に置いてきてしまったあいつ。
先に宝石を砕かれ外に弾き出されてしまったことが、彼女が辛い時、すぐ傍に居てやれなかったことが、どうしたって許して貰えるとは思えず、顔を合わせにくいと感じていた。どの面を下げて会いに行けば良いのかと、不安だった。
けれど、このままでは駄目なのだと分かっている。だから、きちんと顔を合わせて話しをしなければならないのだろう。]
>>162 ソラ
「……ソラ。てめえは、騎士団を──俺を裏切ったり、してねえよな?」
イグニスの瞳が、鋭くなる。けれど、静かに首を振ると、溜息をついた。
「……ったく、潔白なら、また次試験受けりゃいいだろうが。仕方ねえからバディの椅子は開けて待っててやるよ。ふん、先輩になっちまうけどなァ」
「っていうかお前、なんか話し始めたけどな、俺が話があるっつったのはそれだよ! んだよあの弱気な手紙は!!
俺様のバディだろ! 書くならもっと気合い入れたこと書けよ!」
ひとしきりソラに怒鳴ると、イグニスは満足したのか腕を組み直す。ソラのありがとう、という言葉には、満足そうに鼻を鳴らすだろう。
そうして、最後の言葉に、イグニスは目を細めた。
「…………気が向いたな」
[明かりが見えてきた。もうすぐで辿り着くといった時、ブルりと肩が震える。悪寒とも取れるそれは、この先に行ってはいけないと告げられているようだった。
しかし、この先にあるのは簡易的に作られた騎士団の野営地。恐れるものなど何も無いはずだが──]
……まぁ、いいや。とりあえずご飯……
[明かりの先に近づけば近づく程に漂う、異様な程に爽やかな匂い( >>+94 )。そして、何故だか伸びているノアを担いでにこにこ笑顔で立ち去るヒルダの姿( >>+108 )。
………いや、きっと気の所為だろう。さっきは何も見なかった。恐ろしいものなど見なかった。それでいいじゃないか。気にしたら負けだ。]
……俺は、なにも、見なかった!!
[そう独りごちれば、調理場へと向かう。テーブルに置かれた異様なオーラを放つそれを無視して、食材の入った箱へ手を伸ばす。どうやら、何も用意されていなかったようだから、簡単に作れるものを作って食べようと思って。]
一生に一度しか受けれない、みたいな制約ありましたっけ……?
あったら、こいつはそれを知らないあんぽんたんです。
「………………」
食堂には、自分とクリスタルだけ。
日の出とともに宝石が砕かれる。風紀委員は、ヨルダとユーディトだった。
追放される者達は、自身の宝石を砕く相手を決めている者もいた。グラジナが自分を指名しなかったことは、きっと優しさだろう。自分自身も、グラジナの宝石を砕くことはしたくなかった。けれど、誰かに砕かれることも嫌だった。
───だったら。
「…………………」
頭をぐしゃぐしゃと掻き、自制する。まだグラジナが相対する存在と決まった訳では無い。あくまでも、全て可能性の話で、まだ彼が敵であり、悪であると決まった訳ではないのだ。
自分の手でクリスタルを砕けば、この一縷の望みを断つこととなる。それだけは、それだけは。
>>163 イグニス
彼の1つ目の問いには、少し困ったように返します。
「きっと明日、また分かる事が増えるから…ね。」
「…イグニスが先輩……。ちょっと風紀乱して新人騎士残留とかする気ない?」
そこそこ真面目なトーンで彼に訪ねます。
「ひえー!ボクだって精神的に辛くなる事とかあるんだからいいじゃん!!
気合いってなんだよう!イグニス砕かれたら許さないから敵を返り討ちにしてくれって書けば良かったの!?」
彼の怒鳴り声との応酬に、変わりないバディの姿を見て安堵感と共に、少しだけ零れそうな涙を拭って、笑いかけます。
「…ん、分かった。ボクがこんな赤裸々に話したんだからイグニスだってしっかり話してよ!約束!」
そう言って、小指を彼に差し出します。
それはそうとして、それはそうとして、ソラが異種族だったら本当にイグニスは許せないし、こはるはソラを信じたい気持ちになってるけど、
ソラが異種族だったら美味しいな……年
10>08>06>04→@4
10>09>07>05>03→@5
狐残ってるならどっかで人数調整しなきゃだから
それによって残り狼知ることできるかな
ペリドット スクルドは、クリスタル グラジナ を投票先に選びました。
>>165 ソラ
「……ふん。そういや、もうすぐ夜明けだな」
イグニスは、なんとはなしに空を見上げて、それがうっすらと白んでいることに気づく。
「ほぉ? 言ってくれるじゃねえか。……ってか俺が風紀を乱したことなんかねえだろうが!」
「……んー、まだそっちの方がマシだな」
イグニスは採点でもするような口調で頷いた。
差し出された小指に顔をしかめると、それでもイグニスはその指を握るように掴んだ。そして一瞬だけ小指を絡めると、すぐに手を離す。
「…だから、気が向いたらな!」
黄昏れるように手紙を見つめるファルスを眺めていた。
ちょっとでもお側に寄りたくて、結界に触れれば柔らかな水の感触が阻む。
「⦅……ファルス様。⦆」
誰よりも大切に思う人の名を告げれば、胸が締め付けられた。
私は、あの御方に助けられた身。例えあの御方がそれを覚えてなくとも―――この想いが報われなくとも、私は構わない。
恋はするものではなく、落ちるもの。誰が言った言葉だったか。
私がその言葉を理解したのは十三の時。ファルス様が助けて下さった一年後だった。
あの御方の側に胸を張って並び立てる、そんな女になりたくて協力した。その事に後悔はない。
双子の兄のように、自由に生きる事は叶わなかったけど。それでも、私の幸せは確かにここにあったのだ。
……なのに、どうしてこんな事に。
かんばせに僅かな翳りが見えた時、ファルス様の背が小さくなる。彼も帰るのだろう。
ならば私も帰ろうと、地面を強く蹴って木の上へ移動する。
ベッドがない代わりに、木の上で眠りにつくのがよかろうとそのまま瞼を閉じる。寝心地はあまりよくないけど、連日の疲れが眠気へと誘った。
[適当に食材を取り出せば、左腕に付けていた篭手と手甲を外して脇に起き、料理が作れるように準備をしていく。
肉を細かく切り、玉ねぎもみじん切りにすれば、肉から順に油を引いたフライパンの上で炒めていく。適度に塩を振りかけ、味を調節しつつ、肉と玉ねぎの色が変われば火から下ろした。
卵2つをボウルに割入れる。本当は牛乳があれば良かったのだが、この際贅沢は言えないだろう。塩と胡椒をすこし投入すれば、菜箸でそれら全てを手際よくかき混ぜていく。
フライパンを再び熱し、熱くなった事を確認すれば油を引いて、卵を全て流し込んだ。
所々半熟の状態にするよう、適度に混ぜつつ火加減を見る。底の方が熱で固まり始めれば、先程炒めていた肉と玉ねぎを卵の上に乗せ、それを隠すかのように卵を丁寧に覆いかぶせた。
皿に盛り付け、仕上げにケチャップをかければ、オムレツの完成だ。
さっき見つけたパンも合わせて、今日のエイダンの晩ご飯となった。]
………ふぅ、なんとかなったな。
いただきます。
[皆が寝静まった頃、今日初のちゃんとした食事だった。自分で作ったから、特に美味しいと感じることもなく、ただ黙々と食べ進める。]
ごちそうさまでした。
[一人きりの食事は、存外早く食べ終わる。美味しさをあまり感じることはなかった。
こんな食事はいつ以来だろうか。こんなに1人は寂しいものだっただろうか
しかし、考える間もなく食器と調理器具を片付け始める。誰かと鉢合う前に、そっとその場を後にする為に。
今夜も空には綺麗な月が輝いている。
なんだか、それが無性に寂しく感じてしまった。]*
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