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>>342 エイダン
「ま……まさか、あはっ……
乗り慣れてないなんて、そんなことは、ないのだわ!!
本当よ?乗れるのよ?
家の慣れた馬なら、バッチリなのだから」
/*
年下の男の子に指摘されるなんて、見られるなんて。
ああでも、落馬することはなくても馬が私に緊張してしまうかもしれない。
そう思って、エイダンの提案を飲むことにした。
*/
「…………お願いします。
その、野営中に練習に付き合ってね?」
/*
項垂れてエイダンの乗馬を待つ。
*/
>>357 ソラ
「……見事だった。小型とはいえ、一撃で仕留めるとは。」
==
拍子抜けもいいところだが、やはり黒狼騎士団に入るだけのことはある。実力を見ておけてよかった。あの剣さばきは、私の勉強にもなる。
==
「たまたまそこにいたのが見えただけ。」
イグニスの高揚した声に、あくまでもクロエは落ち着き払って言った。
馬から飛び降り、凛とした瞳で真っ直ぐに大型の獣を見据える。
「─────っ」
カリンの太刀が足を狙う。両手に掴んだ柄をぎゅっと握り直すと、しなやかにそれを振りかぶって、足を引き摺るカリュドーンに振り下ろした。
4(6)
>>354 カリン
「あっ、てめえ。ズリぃぞ!」
そう言いながらイグニスは駆け出して、足元を崩され態勢を崩したカリュドーンに斬りかかった。クロエに続くような形になったそれは、カリュドーンの反撃を意図せず防ぐだろう。
1(6)
「4人ならあっという間よねぇ。トドメは私に任せてちょうだい」
大剣構えて、力任せに振り下ろした。
先程はこれではいけないと言われたが、やはりこれが私のスタイル。それに、今回は相手が人間では無いのだから関係ないだろう。
2(6)
>>357ソラ
「一撃で仕留めるとは、さす一一」
/*
バキバキ。
と、木々の壊れる音がする。
やはり、子供のカリュドーン。はしゃいで先に行ってしまったんだろう。
間違いなく親のカリュドーンだ。
子供の残骸をみて、興奮しているのが手に取るようにわかる。
ソラ目掛けてカリュドーンが突進してくる。
*/
(警戒してて正解だった)
突進してくる進路を退かさせないとソラに衝突する可能性があった。
「ふむ、脚の腱絶っとくか」
一瞬でカリュドーンと、間合いを詰める。
カリュドーンの左前脚の付け根を正確に捉える。
1(6)
カリュドーンHP11→5→0
俺の一撃は上手く急所に当たったらしい。
ズズ……と音を立て、大型のカリュドーンは草むらに沈んだ。
「……ふー!こんなものだな!」
>>ローラン
「ローランがかなり体力を減らしてくれたから、やりやすかったぞ。流石の腕前だな」
慣れた敵とはいえ、大型の魔獣を一撃ずつの攻撃で倒せると、気分が良い。上機嫌でローランの背をポンと叩いた。
見事、メロの最後の一撃が決まる。
肩に垂れる長い髪を後ろへ払いながら、クロエにしては冗談だと分かる声音で三人へ視線を配った。
「どうする? もう一匹くらい狩って、ファルス様に首でも持っていく?」
>>367 グラジナ
「──────解っている!」
==
脚を攻撃されて怯む大型のカリュドーンの懐に一歩で踏み込む。これだけの大物だ、一撃では仕留めきれまい。
腰に刺したレイピアを一閃、そして首元を狙い刺突。
刺突の速さは弓兵の射る矢よりも速く、その一点のみを刺し貫く─────
==
4(6)
>>361 ユーディト >>367 グラジナ
「ありがとう。まぁでも…子供みたいだから、もう少し手応えのあるカリュドーンがいると良いんだけど。」
ユーディトの褒め言葉に、後ろ髪をかきながら応じます。
そのせいで数瞬対応が遅れていまいます。後ろの木々から現れた巨体に気づいた時には、既にグラジナがその進路に割って入ります。
「っ!」
進路が変わったとしても、変わった先に移動してしまえば避け切れません。
咄嗟の対応で出来た事は、唯一の安全地帯…グラジナの背後に飛び込む事でした。
飛び込むその一瞬、視界の端でユーディトが武器を構えている様子が映りました。(>>371)
メロの刃(>>366)でカリュドーンは大きな音を立てて倒れて、息絶えた。
倒れたカリュドーンの近くに行くと、腰に手をやるがそこには翠玉(エメラルド)が嵌った短剣のみで二、三度頭を振って、太刀を握る手に力を込める。
この短剣は王家から、あの御方から賜りしもの。獣の血で汚すべきではない。
太刀で首を切り落とすと腹を裂き、臓物を掻き出し、血を抜く。肉を等分に切り分けるとカリュドーンの皮で包んで鞍へと下げた。
「……うん、お肉の確保は出来た。皆、ナイス連携!」
血に塗れた手を近くの川で洗うと、持参した手拭いで拭く。クロエの言葉が耳に入るとクスクス笑った。
>>369 クロエ
「首はさておき、美味しいお肉は食事係としてファルス様にお出ししたいかな。」
転がりながら武器を構えなおし、ユーディトとは反対の方向から突剣を繰り出します。
「任せて!」
再度煌めく刃はカリュドーンの腹部に深く食い込みます。
1(6)
「……」
イグニスは想像より手応えのなかった自分の手元を見つめていた。そうしているうち、メロが最後のトドメを刺す。
「…………豚風情が避けるんじゃねえよ」
ボソリと呟いたあとで、喜びを表す仲間たちを見回す。
「ふん。余裕過ぎて張合いがなかったな!」
無理な体制で放った刺突はカリュドーンを仕留めるには至りませんでした。
そのまま、体制を崩してしまい、カリュドーンのすぐ近くで体制を整える事を余儀なくされてしまいました。
/*その絶好の瞬間を…子供の仇であるソラをカリュドーンの親が見過ごすはずはないでしょう。
カリュドーンはソラの方向にその角を振りかぶろうとします。*/
うお、出遅れたー!
[気がつけばみんな、カリュドーンに攻撃を仕掛けている。この辺カリュドーンめっちゃいるじゃん!近隣住民の為にも倒しといて正解かも〜!]
んじゃ、お料理の方にシフトしたほーがいいのかな!
カリンが捌いてる!手伝いにいーこおっと!
>>373 カリン
かりーん!
へへ、狩りは出遅れちゃったけど、お料理のお手伝いはするよ〜
なに作ろう!あたし、ブタは生姜と焼くのとか好き!
ブタ汁もいいなあー!
/*
カリュドーンは無様な叫び声を上げて喚いている。
大きな角を振り上げながら突進してくる。しかし、3人の攻撃が効いているのは、当初の様なスピードは出てない。
*/
「辛かろう。トドメをさしてやる」
突進してくるのを真正面で跳躍し、脳天に刃を突き付ける。
5(6)
[イグニスとの会話時>>251]
無論、アッカード家の経歴はガルセウヌも知っている。
イグニスの姿勢から、家の事を鑑みぬ男のであるかもと思った問いであったが、目の前の新米騎士は武のみの男ではなく、厚みも兼ね備えているらしいと判断する。
「【全ての人間の】と来たか。大きいな。お前がその道を切り開けるよう、期待する」
口だけの蛇尾か、実を伴った竜頭か。ガルセウヌはイグニスの言葉から感じとる物もあるものの、その未来へ期待を掛ける気持ちは変わらないだろう
/*
小太刀は柄まで通り、動きが止まる。
そのままふらりと大きな音を立てて倒れた。
頭部から小太刀を引き抜いて地面に着地する。
*/
「うん、上出来だね。
ありがとうソラ、ユーディト。助かったよ」
刀に付いた血を拭い、納刀する。
カリュドーンを捌いていると、遠くからミズリが駆けてくるのが見えて、笑顔になった。彼女の姿が見えなかったので誘わなかったが、ミズリとなら料理話で盛り上がった事だろう。
>>377 ミズリ
「ミズリ!どこ行ってたのー!
お料理は沢山手伝ってもらうんだから!」
彼女の上げる料理名に目を輝かせ、自分も考える。
「豚の生姜焼きに豚汁!いいね!
大きい分鍋があるならスペアリブとか、冷しゃぶにしてサラダにっていうのもいいけど……それだとお肉まみれすぎるかな?でも、皆狩ってるだろうし、いいよね!」
そう言いながら、他の三人にも声を掛ける。
>>クロエ、メロ、イグニス
「ごめん!私、料理当番だから抜けるね。
お肉は大切に料理するけど、何か食べたいものがあれば今言って!
三人のお陰で狩れたんだもの。私が腕を奮うよ!」
ふうん、簡単に了承したね。
狩に慣れているのか、腕に自信があるのか、どちらもかな。単騎の狩に自信あるなら貴族ではないか。
>>370ノア
「授かった短剣の初出撃が獣とは申し訳ないので手持ちで何とかしましょう。頼もしいお言葉を下さったノア様を頼りにさせて頂きますね。
狩には自信があるのでしょう?」
2人で狩るなら索敵と初撃を分けるのがいいだろう。ガルセウヌの言い方では体力もありそうだった。
ボクよりも火力の出るだろうノアに、初手を任せた方がいい。
「では、ボクが索敵をし、ノア様の側へと追い込みます。初撃は頼みますね。
…丁度、現れたようですし。」
さっきからガサゴソと五月蝿かったんだ。大型動物だというのはわかっているんだよ。
あんまり大型でも困るけどね。
1(3)
>>380 メロ
「そうだな。食べきれない量の狩猟は好きじゃねえ。……それに、大物でこれじゃ、四人でやるにはね。もっとでかいのじゃねえと満足出来ないだろ?」
>>382 カリン
「ちゃんとうまい飯つくれよ、お団子」
>>382 カリン
ヒュー!!カリンめちゃレパートリーあるね!!
味付けとか詳しくないけど、料理は家でも良くしてたから、指示されたことは出来ると思う!ドンドン使っちゃって〜!!
スペアリブ超食べたい!!小さいやつって柔らかいんだっけー?それをスペアリブに回すとちょうどいいかもね。
ほら、みんな体力使って腹ぺこだろーし、お肉料理はいっぱい作ろ!!
余ったら干し肉にして保存すればいいしさ!!
[お料理の話はめちゃくちゃ楽しい。キャンプって感じで、遠征も悪くないな〜なんて思っちゃう]
>>378 >>381 グラジナ >>ユーディト
振り上げた牙が振り下ろされるその刹那、グラジナが綺麗な跳躍と共にカリュドーンの脳天に刃を突き立てます。カリュドーンは絶命した事でしょう。
突進する相手に対して、間合を完璧に捉えた見事な跳躍と致命たらしめる一撃の鋭さに、思わず感嘆の息が漏れます。
「こちらこそ危ない所をありがとう!自分の身は自分で守れると言っておきながら全然説得力がないねぇこれは…。
それにしてもすごい身のこなしだったよ!」
「ユーディトも、あの一瞬でグラジナの攻撃についてくる脚力、圧巻だったよ…!少ししか見れなかったのが残念なくらい!」
仲間達の強さに関心しつつ、大型のカリュドーンを倒した事で、ウキウキな様子は隠し切れていません。
>>384 ヨルダ
「了解!」
先手を任された矢先、おそらく小型のカリュドーンが姿を現わした。
「おー!あれがカリュドーンか!小ぶりみたいだけど2人ならちょうどいいんじゃない?」
猪は狩ったことはあるがカリュドーンは見るのすら初めてだった。
小型とは言えウリボーなんて呼べるものじゃなく、一般的な猪と同じか一回り大きいだろうか。
「んー足狙えって聞こえたけどそのやり方知らねーんだよな…とりあえず小手調べといくかー」
近くに生えた蔦を毟り木と木を結び簡易的な罠を作ると片手で持てる程度の石を拾いカリュドーンへ投げつけた。
石が当たりこちらを視認したカリュドーンは敵意を持って突進してくる。
抜刀し罠に引っかかってスピードが落ちたカリュドーンの背後へひらりと飛ぶと獲物の首へ長剣を当てがい一気に引いた。
5(6)
>>378 ソラ >>グラジナ
「……ふぅ。お疲れ様。皆無事のようで何よりだ。大型のカリュドーンだったが、倒しきれてよかった。連携も初めてにしては取れていたと思う。改めて、ありがとう。君たちと同じ騎士団に所属できることを誇りに思う。
ソラは不意を突かれたにも関わらず攻撃に転じてくれたし、グラジナの直目の一撃は凄まじい破壊力だった。今後の参考にさせてもらう。」
「思ったより皮硬くなかったな」
カリュドーンの息が絶えたことを確認し、剣に付いた血を振り払って納刀するとくるりとヨルダへ振り返った。
「ヨルダもやってみるならもう1匹探す?」
>>390 ファルス
「あ……もしよろしければ、解体のお手伝いをさせてください。森の近くで暮らしていたことがあるので、野生動物の解体は経験が」
[差し出がましいかと思ったが、王子一人にさせる訳には……と、手伝いを申し出た。備品の肉切り用の大きな包丁を持ち、近くで作業する]
「ええと……王子は、どのようなお料理が……お好みですか。もしくは、お嫌いなものなど……は、ございますか。私、明日……食事当番なので、お伺いしたく」
[……大した話題ではないのだが、大した話題ではないだけに、こんなことを聞いても良いのだろうか……と必要以上に慎重に聞いてしまった]
新米騎士及び王子やローランが、カリュドーン狩りに勤しむ姿を陰ながら馬を駆り見て回る。
どの騎士も、重大な怪我も無くブタ狩りに成功しているようだ。
「はっ。いらん心配だったか。王子達に関しては端から心配もしていないが、新米達もこれくらいはしてもらわんと困る」
ガルセウヌが意図した、同輩通しの連携、及び武の把握に関しても、概ね上手く進んでいるようだ。
命すらも掛かった実践は仲間との繋がりを強化し、いずれは強さに、そして武勲へと通じる。
仲間の強化即ち自身の強化と考えるガルセウヌにとって、これほど高揚する事も無い。
「ふん。出てきたか。当然いるわなぁ。」
充満する命の奪い合いと言う闘いの空気に興奮しながらも森を馬と駆けていると、息が詰まる様な獣の気配に対峙した事を察知する。
森草の影から此方を狙うわ、大型のカリュドーンの雌。王子達が仕留めたブタの番か、それよりもやや小柄なれど充分に巨体のそれの、憎しみによる殺意が歴戦の騎士の肌を刺す。
ガルセウヌは馬を降り、獣へ対峙する。馬は離れた場所へ逃がす。
見物人は必要も無い。これよりは獣の試合。喰らい合うのみの獰猛な、一対一による原初の闘いの場と化す
>>359 ヒルダ
あー、はいはい、乗りなれた馬ならね、はいはい。ここは家じゃねぇから無理なわけね、はいはい。
[慌てた様子で言い訳をする彼女に適当に相槌をうつ。何となくだが、彼女の性格を掴めて来た気がした。それと同時に、遠征中、彼女から目を離すと色々面倒事を引き寄せてきそうだとも思う。バディとして、目を離さない方が良いかもしれない。
そう考えているうちに、どうやら自分の提案は受け入れられたらしい。ヒルダにお願いしますと言われれば、わかったと頷いて。
先ずは自分が馬に跨った。それからそっと、馬の横で項垂れる彼女に手を差し伸べる。]
ほら、乗れよ。
手合わせしてからなら、いくらでも練習に付き合ってやるからさ。
[ヒルダが手を掴んだなら、小さな身体に似合わないような強い力でグイッと彼女を引き上げることだろう。これでも身体は鍛えているのだから。]*
>>388ソラ>>ユーディト
「間合いを詰めることに関しては俺の得意分野だからね。
俺も2人と仲間になれて嬉しいよ。是非手合わせもお願いしたい。」
*/
ふふっ、と笑みを零す。
*/
「さて、これ解体して持ってくか。」
馬を急かし、先行させたカリュドーンに追いついた。しかし、既に獲物は血を流し動きを止めている。
小さいとはいえ、決着が速いなぁ。狩が得意そうなのは本当だったね。
>>393ノア
「お見事です!
ボクの出る幕はなかったですね。」
刀を納め、振り返ったノアの提案に、周囲の様子を伺う。
「そうですね…もう一匹、連れ合いがいらっしゃったようですから、それを仕留めましょうか。
このカリュドーンはどうやら子どものようですし。
ただ、今度の初撃はボクが貰いますよ。」
背後から追ってくる草を分ける音にナイフを構える。
次もまたあまり大きくないといいなぁ。
1(3)
>>394 ウィア
解体しようとしていると、まとめ役のウィアが専用の刃物を持ってきた。騎士団の剣でブタの解体をすると、脂を落とすのが難儀なので有難く受け取ることにする。
「助かる。そうか、君は森の中で育ったのか。俺も森は好きだ。デカい宮殿で育った王子が何を……と思うかもしれないが、正直なところ、俺は森で生きる方が性に合うと思う」
城内では言えぬ本音もここなら好きに言える。こうして、騎士団の面々とは心の距離を縮めていきたい。そうしてこその、チームワークだと思う。
1人でお高くとまっていても、誰も命をかけようなんて思えないだろう。
「好きな食べ物?そうだな……俺は肉が好きだ。運動するから、すぐ腹が減るものでな。肉ならいくらでも食える。
嫌いな食べ物は……基本的には無いが……んー……キノコ、だろうか。
子どもの頃、その辺に生えていたキノコが美味そうに見えたものだから、焼いて食べたら当たったことがある。幸いただの腹痛で済んだが、こっぴどく叱られた。そういう苦い経験もあって、ついキノコは避けてしまうな」
苦笑して隣の新人騎士に告白する。子どものようだと思われただろうか?
槍を抜く。穂先を獣へ向かい、構える。重心は低く、足はいつでも突撃出来る様に。
何度も何度も反芻されたそれは、グラジナへ見せた無造作な構えとは程遠い生を奪う闘いの臭いを発している。
「さて、正面から迎え撃ってやろう。番を喪った獣の気持ちは分からんが、その無念を発するに足る相手と知れ」
ガルセウヌの言葉が通じたのか。否、獣に言葉は無ければ、それはただの、自身よりも小さき者を踏み潰さんとする咆哮であったのかもしれない。
獣が大地を蹴る。幾十或いは幾百の命を貫いた牙が巨躯の男の命すら奪わんと猛る。
男は動かない。今、巨体を誇る男よりも更に巨大な肉塊が、男を轢き殺さんと迫るに関わらず。
鋼すら引き裂く牙が、命脈を貫かんと発せられるにも関わらず。
そしていざ、獣の凶器が、獣にとっては紙切れにも等しい柔な騎士の、体躯を引き裂かんとする寸前。
ーーー獣は、騎士の槍の峰にて、数尺程も弾き飛ばされていたーーー
>>396 エイダン
「武術に関わることなら飲み込みは、早いのよ!
きっと、この遠征の間にマスターして見せるわ。
……その、兄上には"お前は読みかじりの知識に頼り過ぎる"と言われたから。」
/*
「私に足りないのは経験だけ」口に出すにはあまりに幼い言葉は封じ込め、カリュドーンという獣を探し始める。
*/
「ねえエイダン。索敵をして欲しいのだわ。
後ろは私が見るから。
前はよろしくね?」
/*
「その内私が馬に乗せてあげるのだわ!」と、エイダンの手綱捌きについ目が行く。少しでも覚えなければ。
*/
>>391 ユーディト >>グラジナ
「あれは咄嗟の事の事だったけど、結果的に上手くいってよかったよ。
こちらこそ、ユーディトが繋いでくれたからボクも攻撃に転じれたんだ。フォローありがとう!ユーディトとグラジナが仲間で本当に良かった!」
>>397グラジナ
「そうだね。早く解体して持っていこう。」
先んじて倒したカリュドーンの子供の元へと向かい、荷物に入れていたナイフを用いて手際よく解体していきます。
子供の身は少ないですが柔らかく、串焼きにするだけでも美味しいと聞きます。
ご馳走が楽しみでつい鼻歌交じりに解体していましたが、傍目には少し恐ろしい光景かも知れません。
おかしいな?なんかもう風紀乱し始めた気がするからきちんと自分のペースを保ってエイダンに接するのだわ!
エレちゃん語はとてもかわいいのだわ!!
藪から現れたカリュドーンは先程の個体とあまり変わらない大きさだ。
母猪だったら面倒だったけど、どうやら兄弟だったかな。
「あら、兄弟猪でしょうか。
血縁は残しておいた方が追々厄介ですからね、共に眠ってくださいませ。」
突進してきたカリュドーンの鼻っ面に一本。驚いて動きが鈍ったカリュドーンの眉間、目、脚の付け根を狙い、更にナイフを6本ほど馬上から投げつけた。
4(6)
2本外れた。カリュドーンは瀕死ながらも未だ敵意を失ってない。
あぁー、だから獣はイヤなんだ。動きは読めないし、無駄に丈夫すぎる。
>>ノア
「申し訳ありません!仕留めきれませんでした!
もうその獣も動けないと思いますが、ノア様、トドメをお願い致します!」
>>400 ファルス
「まあ、それでは、今夜は王子さまの好物が食卓に並ぶのですね。それは……よかったです」
[明日も、お肉は入れようかな、と思う。明日……私が携われるうちに]
「なるほど。キノコですか。お察しします……キノコって、ふくふくとしたものはとっても美味しそうですものね。みるからに毒々しい色のものもありますけれど、無害な顔をしたものの方が、やっかいだったり……美味しいキノコに擬態したものもありますし」
[嫌いなものの話題には、神妙な顔で返事をする。森に住むものにとって、キノコは避けて通れない食べ物だ。王子の気持ちはとてもよくわかった]
無骨無頼 ブレイ は肩書きと名前を コーラル ブレイ に変更しました。
獣には、何が起こったかを理解し難いかもしれない。
或いは、存在こそしない筈だが、それを見ていた者がいたならば、その者にも。
巨躯の騎士は、獣と肉薄する寸隙に、槍にて獣の鼻先へ強烈な一撃を見舞ったのだ。自身の倍はあろうかと言う猪を、その勢い事後ろへ飛ばす程の強烈な一撃を。
何故騎士が、獣が動くまで構えたままでいたのか。簡単な事であった。力を溜めていたのだ。
獣の弱点たる鼻先へ、最も効果的に技を見舞う為に。
獣は、己の神経が集中している部位への痛烈な痛みに、我を喪い咆哮する。最早その目には、痛みの元凶すら写っていないだろう。それでも気を喪わなかったのは、愛する者を奪われた憎しみか。我が子を喰われる哀しみ故か。
狂狼と呼ばれる巨躯の騎士は、そうして、己の最大の技たる構えを取る。
漆黒の槍。クリスティウス家の長子に引き継がれる大業物。先が三股に別れたその槍の名は【フェンリル】。神話にて神すら喰らった狼の名にあやかったそれは、とうとう魔猪の命を奪うと鈍く光る。
>>398 ローラン
[手伝いを申し出た際、先輩騎士の視線を感じた。あの人は……ローランと呼ばれていただろうか。結構な姿勢、と褒められ、ピシッと立ち上がった]
「お褒めいただき、光栄です。未熟ながら、まとめ役を仰せつかりましたので、誠心誠意つとめさせていただく所存です」
[先輩騎士は、今日中に帰ると事前に聞いている。言い換えれば、今日しか交流するチャンスはない。限られた時間できちんと接せられるよう頑張らなければ]
>>234エイダン
「ああ、ありがとう。またな」
エイダンと話し終え、彼はパートナー探しへと戻る。自分は何をしようか。そう思った時にはもう出遅れていた。
バディであるグラジナは早速当番委員の仕事に励んでおり、皆各々親睦を深めている。今から輪に混ざることは、今の自分には少し難しい。
遠目から記録だけしておけば問題ないのでは、とグラジナが見守る二人の戦闘を見つめた。グラシエラが勝者となり幕を閉じていたことを、持っているノートに書き出した(>>267)
戦闘が終わった後、何やら会話をしていたようだが聞こえなかった(>>266)(>>272)
グラジナへと駆け寄り、記録をつけた話をしようか。悩んでいた矢先、王子からの出発の合図を聞く。騎乗の言葉を聞き、心臓が跳ねる。自分は馬が乗れるかわからない。
しかし、誰かと一緒に乗るとなっても、どう伝えて良いものか。
とりあえず、馬を見てみようと馬小屋へと向かった。
黒狼騎士団を背負う証の剣は切れ味も一級品だった。
全体重をかけた太刀は骨も砕きカリュドーンの頭を切り落とした。
「やりすぎたかな…美味く食ってやるからなー」
ぽりぽりと頬をかき苦笑いしながらぽんぽんとカリュドーンの腹を叩く。
「もう一回りでかくても行けそうだったけど運びきれねーし、血抜きだけして帰ろっか」
ヨルダに話しかけながら先ほど罠に使った蔦を今度は2本毟ると、2体のカリュドーンの後ろ足をそれぞれ縛って手際よく木に吊るした。
「まぁ、お前達にとっては、家族共と生きれる場に移り住んだだけかもしれんがな。我等、狼の行軍に巻き込まれたが命運と思え」
そう言い、ガルセウヌは全力の一撃を放った。
騎士の構えは、槍を肩の上に掲げ、穂先を獣へ向けた、所謂投擲の構え。
ローランが相手ならば、構えた直後に頸動脈を断たれるだろう。アルベルトが相手ならば、そもそも技の準備にすら至れぬだろう。
王子も、ダレンもまた、ガルセウヌが技を出す前にて決着をつける事が出来るだろう。
ただ多くを殺し、巨大を屠る為の技。必殺では無く、ただただ純粋な、【全力の一撃】。
躯を捻る。神経を集中させる。血流を流す。体の肉全てを使った、魔を用いない身による、今のガルセウヌの武の極致。
即ちこれ【巨神殺し】
本人は技を名乗らず、数少ない目撃したものが語るガルセウヌの伝説。
その一撃は、瞬きにて、獣の躯を貫き抉りとり、更には後方の木々をも屠りさり
ーーーそして、命は止まったーーー
>>403ソラ、ユーディト
(鼻歌歌いながら解体かぁ、この''子''強いなあ)
「ソラが解体してくれた事だし、集合場所に行こうか。ユーディトもそれでいいよね」
*/
木に括りつけてた手綱を解き、2人の元へ馬を誘導する。
*/
────────
結論から言えば、馬には乗れた。農民育ちなことはわかっていたので、その辺りは察しがついていたが、ここまで乗りこなせるとは予想だにしなかった。騎乗スキルは問題ないだろう。
しかし問題は、大きく出遅れてしまったこと。ガルセウヌの声は届くものの、(>>283)これではグラジナとは組めない。そして、自分がどこまで戦えるかがわからない以上、不用意に手の内を明かすことは避けたい。まずは自分自身が知らねばならない。
「確か、カリュドーン狩りには一人で行うなって言われたけど…それ以外の狩りなら、問題ないかな?」
部隊を見失わないように気をつけつつ、肉として食事に加えられそうな動物をターゲットに狩りを始めた。
「めぇしだオラァ!!!!!
料理当番はどこだコラァ!!!!!!
ちゃんと命に頂きますしてありがたく調理しろぉ!!」
ガルセウヌは、縄にくくったカリュドーンを引き摺りながら、皆の前に現れる。
調理当番を探し、声を轟かせるだろう
>>415 グラジナ、ソラ
「構わない。報告は速やかに……だったか。ソラ、解体ありがとう。」
==
自身の馬へと跨る。
先程までの闘いを反芻し、身体へ染み込ませようと試みた。
私の技で、騎士団として立派にやってみせるのだ。
そうすれば……。
==
>>407 ダレン
「ハ、アンタはまったく変わらないな。お人好しでお節介。」
黒狼騎士団には宝石ごとの交流も多々あり、俺もサファイアの会と称した酒の席に定期的に呼ばれる。
もちろん酒を飲めない輩はノンアルコールだ。目上の騎士に唆されて飲酒するヤツもいるが。
だから、自然と黒狼騎士は同じ宝石同士の繋がりが深くなる。
にも関わらず、ダレンはやたらと俺に絡んだ。ウバの村ではいつも厄介者扱いだったのに、変わったヤツもいるものだとよく思ったものだ。
そこで、ダレンがここ最近の恒例の惚気話を始めようとする。
開いたロケットペンダントには何度も見せられた歌姫とダレンのツーショット写真があった。思わず溜息をつく。
「……要介護のジジイか、アンタは。もう分かった、幸せそうなのは分かったからそれは閉じろ。」
>>414 ファルス
[ファルス王子が笑った。こんな笑顔を見るのは初めてだった。夢に見た笑顔より少し子供っぽくて、白い歯を見せて楽しそうに笑う王子に、つい見とれてしまった。
ハッとして目を逸らした頃、王子の大きな手が背中に当たり、ウィアの頬は紅潮する]
「あ、は、はい。ご期待に添えるよう、頑張ります。早起きして、一生懸命、つくります、ね」
[翌日のことを思うと、胸がチクチクと痛んだが、痛みはおさえこみ、解体作業を続けた]
>>417 ガルセウヌ
はいはいはーい!!食事当番、ミズリ・ミズハでーすっ!!
うっわー!!さっすがセンパイ!!めっちゃでっかいブタじゃないですかー!!
「…………っ、よし。このくらいなら何とかいけるもんだな」
シカ1頭、ウサギが6羽。初めての狩りにしては上出来ではないだろうか。馬に括り付け、皆と合流する為に馬を走らせる。食事当番は確か、カリンとヨルダと言う名前だったはず。戻ってすぐに探そう。
馬を走らせながら、自分の出来ることが何となくわかってきたこと、記憶がなくても身体が覚えていることはある事、大きな収穫を得たと安堵した。
>>417 ガルセウヌ
まっかせてください!!カリンたちと一緒にいろんな種類の料理をご用意しまーすっ!!
そろそろみなさん狩も終わった頃かな?
ご飯にしましょーよー!
ノアがトドメを刺した。馬から降り、労わりながらノアと倒したカリュドーンの元へ戻る。
あー、これ、後処理もしないといけないのかな。いけないんだろうな。
>>410ノア
「ありがとうございます、ノア様。このような大きな獲物を狩るのは初めてでしたので、仕留めきれませんでした。」
後処理を考えると嫌な気分になる。表情には出さないよう気をつけているけど。
しかし、ボクが処理の話を出す前にノアは血抜きを始めていた。
>>412ノア
「あら、もう…手慣れていらっしゃる。
後処理まで終わらせて頂いてしまって…当に狩の前にお話しした通り、頼れるお方ですね。」
そこにガルセウヌの声が轟く。食事当番を捜しているようだ。
内容からして砦から叫んでいるっていうのに…ここまで聞こえるとはどれだけの大声なんだか。
「すみません、ノア様。血抜き後の持ち運びまで任せていいでしょうか?
どうやらガルセウヌ様が、食事当番を呼んでいるようなので、直ぐに行かねばなりません。」
解体をしながら思い出すのは、孤児だった頃の記憶です。
物心ついた時から1人ぼっちだったあの頃は、町では悪さを繰り返し追われれば森に籠り、ほとぼりが冷める頃にまた町に降りる。という事を繰り返しながら暮らしていました。
その時の名残で、解体=ごちそうの時間が待っているとついつい錯覚してしまうものでした。
ある程度解体を終えると、用意していた袋に詰めてグラジナとユーディトに向き直ります。
>>418ユーディト、グラジナ
「いえいえ。お待たせ!砦に向かおう!」
すっかり夜も更けてしまいました。食事の時間も迫っているはずなので、グラジナに連れられて馬に跨るのでした。
>>421>>423ミズハ
「ミズリ・ミズハかぁぁ!!!!
いよぉし、このブタの命の行く先は預けたぁ!恥ずかしく無いように調理しろぉ!!!
狩りの後には飯だ飯ぃ!!動いた後に肉を食って筋肉をつけろぉらぁ!!!!!」
>>王子
「あぁ、そう言えば。ローランがアルベルトと模擬戦をしたいと言っていました。
王子とアルベルトから許可が得られるのであれば、新米達にも見せてやりたいと思うのですがいかがでしょうか?」
>>204 アルベルト
時は少し遡るが、ファルス様に礼をし終えた後、先輩騎士であるアルベルト様とも言葉を交える。
彼はファルス様の側近らしい。貴族の家の出という事もあって穏やかで、落ち着きがあって純粋な気持ちで尊敬が出来そうな人だ。と思った。
私よりずっと様々な事を経験をしているのが一目で分かって、教養があるとはまさにこの事なのだろうと気付かされてしまう。
ファルス様のお側に立つ方と自分の格の差をひしひと感じながらも、まだ初日なのだから新人として伸び代があると、己を鼓舞する。
「……はい!今はまだ、未熟者ですが……日々精進しますので!失礼致します!」
鼓舞する勢いでちょっと声が大きかったかもしれないと反省しながらも、一礼してその場を去った。
>>424 ヨルダ
「ははっむしろ初めての狩りでその得物って条件で瀕死まで追いやれたんだからすげーよ」
実際外した2本のナイフが当たっていれば致命傷だっただろう。
素早さ、気配の殺し方も眼を見張るものがあった。
もしヨルダと手合わせしたらやりにくそうだなと頭によぎりながらも笑みは絶やさなかった。
「ああ、いーよ。血抜き終わるのもうちょい時間かかるから2体とも後から持ってく」
言われてそういえば彼は料理当番だったなと掲示板を思い出す。
どちらにせよ後は運んで砦についてから解体だ。
慣れてないヨルダに手伝ってもらうこともあまりないし綺麗な服を汚させるのも忍びないので快諾した。
>>428 ガルセウヌ
ははーっ!貴重な食材、ありがたくちょうだい致します!!
[うやうやしい感じで、センパイからでっかいブタを受け取った!へへー、食材豊富だなあ。でもブタばっかで飽きちゃうかも?
なんて思ってるところに、もう一人声をかけられた。振り返ったら、シカやウサギを携えた男の子が!]
>>429 アルバート
ひゃー!すごい!えらい!ブタばっかだから、変わり種が欲しいと思ってたんだあ♪
あたしさー、ウサギめっちゃ好き!あ、食べる方で!
骨が意外と多いけど、肉の味がめっちゃ好き!
とってきてくれてありがとー!!アルバートだね、よろしくね!
>>402 ヒルダ
ふーん。ま、帰る時は1人で馬に乗れてることを期待しとくよ。
[そう言えば、手網を握り、馬の腹を軽く蹴って出発の合図を送る。ゆっくりと馬が走り出す。馬の揺れに身体を合わせながら、彼女の言葉に耳を傾けた。]
読みかじりねぇ………まぁ、知識だってないよりある方がいいだろ。それ以外の事なんて、この騎士団にいる限り嫌ってくらい経験するんだからさ。
[とは言っても、その経験をするにあたって持っている知識を活用できなければ意味は無いのだが。伯父にもよく言われていた。結局は実践がものをいうのだと。
けれど、今は新人騎士団員なのだから、別にそこまで深く気にする事はないだろうと、それ以上を口に出すことはしなかった。]
……りょーかい。
ヒルダも勉強熱心なのはいいけど、俺の手元だけじゃなくて、ちゃんと周りを確認してくれよ。
[だんだんと掴んできた彼女の性格を鑑みれば、少しでも知識を得ようとこちらの手元を見ているであろうことは予測がついた。例えその予想が外れていたとしても、注意するに越したことはないだろう。]
今はあんたの目が頼りなんだからな。
[最後にそう付け加えて、自分も索敵を開始する。狙うのだとすれば大物が良い。うまい肉がたらふく食えるからな。]*
>>all
あ、そーいや、誰かあたしのバディ見た!?
なんだっけ、ぶ、ぶ……ぶが付いた。名前に。
[危ない。今の勢いだとブタって言いそうだった。バディに何たる失言……未遂でよかった!]
見かけたら、こっちで料理してるって言っといてー!
/*
ソラとユーディトと共に砦に入る。
倒したカリュドーンを調理係に引渡そうとカリンに声を掛ける。
*/
>>433カリン
「これ、調理お願いするね」
>>430 ガルセウス
「……」
ローラン・アルグミュラーから戦いを挑まれることは、これまで何度もあった。
初めは同輩の中で切磋琢磨してくれれば、と「騎士団の中で名をあげたら考えよう」と言ったものだったが。彼は俺の想像はるかに超える実力を以てして、彼の同期を圧倒した。
俺は静かに自らの剣を見つめた。いずれにせよ、俺は我が君に従うのみだ。目線の先で、宝石が煌めく。
めいめい料理当番に食材を渡している。
俺も行くとしよう。
解体した肉の塊を、ローランとウィアと協力して、料理当番のいるところまで運んだ。
>>料理当番
「よう、コッチもでっかいのがとれたぞ。悪いが、これも頼むな」
城より砕けた言葉遣いで、どさどさと肉を置いた。
既に何品か作っているようだ。いい匂いがする。
==
皆に向かって小さく礼をすると、そのまま部屋の隅へと向かい、壁にもたれる。グラジナもソラも、優秀な新人騎士だった。私も決して劣っているとは思わないが、彼らに全てが優っているとは言えない。より一層の鍛錬が必要だろう。
騎士となり、そしてこの国へと忠義を尽くすのだ。
そんなことを考えながら、思い思いの過ごし方をしている皆を眺めていた。
==
>>434ミズリ
「そのカリュドーンと比べると、小さな獲物だけど…良かった」
えらいと言われ、ホッとする。無駄な物を持ってきたわけではない様で良かった。となりの変わった服装の女は今話している彼女のことをミズリと呼んでいるので、この子の名前はミズリなのだろう。てっきり、ヨルダだと思っていたが、違う様だ。
>>438グラジナ
「あ。グラジナ。良かった話したいことがあったんだ。これ、今日のあの2人の記録。一応付けておいたから報告する時に使って」
ミズリの横にいる女にカリュドーンを渡し終えたグラジナへ、夕方付けておいた記録を手渡す。
グラジナが調理係に食材を渡しに行く背中を見送った後、一仕事終えた安堵に背伸びをしながら、集合場所で一人佇みます。
(そう言えばイグニスはちゃんと狩れたのかな…?)
見つかりたくない一心で、一言も告げずに置いて来てしまいましたが、今になって相当酷な事をしてしまったと気付きます。
見慣れた赤毛はいないか、それとなく辺りを見回す事でしょう。
>>442アルバート
「アルバート。
あ、やっぱり記録付けてくれてたんだね、ありがとう」
/*
アルバートから記録を受け取り、目を通す。
とてもよく細部まで書かれている。
*/
「アルバート、目が良いんだな」
>>443カリン
/*
カリンからは強い匂いがする。実は一目見た時から、手合わせしたいと思っていた。だから話が出来てラッキーだった
*/
「俺たち、ソラとユーディトは大型の親子を狩ってきたよ」
/*
私は何時でも付き合えるけどヒルダちゃんはどうかなぁ……できればそそくさと終わらせるんじゃなくて回想でもいいからちゃんと終わらせたい気持ちはある……だめかなぁ……
/*
ここまできて、王子にも先輩騎士にも挨拶をしていないことに気がついた私。
ま、まぁ、エイダンくんだからな〜仕方ないよな〜()
>>436 エイダン
「そうだったわ……!私が探さなくては。
カリュドーンとかいうのを!!」
/*
あたりをくまなく見渡す。
大物は……いるだろうか?
*/
3(3)
ようやく砦に辿り着き、クロエは馬から軽やかに降りた。
長い間クロエを運んでくれたことを労うように、鬣を指先で梳くように撫でる。
クロエの他にも続々と新兵たちが集まってきたようだ。賑わいの中を見回してみるが、クロエのバディの姿はない。
どこかでまだ雑務をこなしているのだと結論付けると、クロエは砦の端に荷物を置いてそっと腰を下ろした。
食材当番の手伝いもしなければならないが、今のうちに日誌は書いておきたい。
垂れる長い髪を肩の後ろへと払って、クロエは預かった日誌のページを捲った。
そして、クロエの人形めいた見目と同じく、癖のない教科書に出るような筆跡で砦に着くまでのことを記し始めた。
>>447グラジナ
「ああ、いや。記録とか得意みたいでさ。褒められると嬉しいよ。そっちこそ審判ありがとな。目は……うん、多分いいかも。田舎育ちだからかな」
自分の残した日記を真似て書いてみたが、思っていたよりグラジナの反応が良く、自分の得意な事がわかり嬉しかった。 目についても、田舎で酪農を生業にしていたようで、放牧牛の見張り、近くの小動物の狩りで鍛えられているのだろう。
意識していなかったが、だんだんとわかってきた気がする。
「先輩達が、手合わせするらしいな。俺ちょっとみてくるけど、グラジナはどうする?」
王子の声を聞き(>>446)少し興味があった。
自分が憧れていた黒狼騎士団の実力は、一体自分とどれほどの差があるのだろう。興味と期待が入り混じり、少年の様な眼差しでローランとアルベルトを見た
「こんなもんか。よっと」
血抜きを終えたカリュドーン2体を順番に馬に繋ぐと砦に帰った。
解体する場所を借りれるか聞こうと厨房へ行きひょいと顔を覗かせるとそのまま固まった。
「うわ…大型あんなでけーのか。さすがにあれ2人じゃ仕留めるのきついわ。というよりも場所もねーな」
カリュドーンの肉、肉、肉。(なぜか兎と鹿も見えた)
今日の分がもはや余るくらいの肉が視界に入る。
しかも気のせいじゃなければなぜか王子までいる。
「…適当に場所借りてやるかー」
邪魔しちゃ悪いなと思い厨房を背に外へと向かった。
失念。
全く俺は何をしているんだ。迷子になっている。
なんで迷子になっているんだ。俺が寝坊をしたからだ。
完全に砦の方向を見失った。
ん、でも俺はついている。
森のにおいに交じる狩りの匂いがそこにはあった。
とりあえず、話は聞けそうだ。
上の人間に怒られたら、どうしたものか。陳謝するだけだ。
>> ガルセイヌ
「おーい、そこの人!ここら辺で黒狼騎士団の人達を見なかったか?」
まんまとあの狂犬に嵌められた気分だ。
王子が存外、アルベルトと俺の手合わせに乗り気なことにも驚いた。
しかし、新兵たちに「手本にするように」と仰るとは。
これまで死に物狂いで切磋琢磨してきたのだ。剣の実力には当然自信はあるが、決してそれは他人が見本にするようなものではない。
−−ああ、そうか。アルベルトを見本にしろということか、と遅れて気付く。
ならばいい。俺はいつものようにあの男に挑むだけだ。
>>アルベルト
「──アルベルト。手合わせの話はあの狂犬から聞いただろ? 付き合え。」
>>455ブレイ
腹を満たしてブラリと夜風に当たっていると、不審者ーーー或いは騎士の試験で見たこともあるかもしれないかーーーが声を掛けてきた
「あぁぁぁんん??
なんだてめぇはぁ!!
俺が黒狼騎士団のガルセウヌ・クリスティウスだオラァ!!!!!
そう言うてめぇは誰だコラァ!!!不届きものかあぁんん!!!」
>>449 ファルス
流れる水の音や火がぱちぱちと炊かれる音。遠くでミズリが忙しなく動き回る音が聞こえるが、それらが全て遠くに聞こえる錯覚に陥る。
目の前の人が優しく微笑むだけで、こんなにも心が暖かく、心臓が高鳴る日が来るなんて知りもしなかった。
熱が上がってくる顔を隠すように僅かに俯くと、目を逸らすのは失礼だと、上目遣いでファルスを見つめる。
「…………え、と。ファルス騎士団長、ありがとうございます。狩って頂いたお肉、美味しく料理しますね。……失礼致しました!」
誰も見ていないのをいい事に礼を述べると頭を下げ、彼が去るのを見送った。
その後は肉を持って、またほんのり赤い顔のまま料理に戻るだろう。
今日は生姜焼き、豚汁、スペアリブ、鹿と兎の香味焼きと主食にパンとおにぎりを作る。
生姜焼きはフライパンに油を引いて、塩胡椒を眩したカリュドーンのロース肉と生姜を入れて裏表しっかり焼く。付け合せに玉ねぎをスライス切りしたものも肉を焼き終えたフライパンで作る。
その間に、キャベツの千切りをお願いしてそれも付け合せとして皿に盛れば立派な料理に見えた。
豚汁は地域差があるんだよなあ。としみじみなりながらも輸入品だろうミソを引っ張り出す。
野菜はじゃがいも、大根、人参、ごぼうをひたすらに皮むきしていちょう切りとささがきにして、その間にミズリの様子を見ながら豚肉も炒めてと忙しい。
テキパキ動いていれば煮立っていて、最後のアク取りが終わりそれなりに立派な豚汁があった。
スペアリブは塩胡椒をまぶして少し置いておき、味付けをする。その間にしょうがをスライス、にんにくは三等分に切った。
お鍋に油を引いて、にんにくとお肉を強火でこんがり両面を焼く。
これだけでもいい匂いがしてくるが、味付けに酒、ミリン、マーマレード、蜂蜜、水を混ぜたものと風味付けにネギとローリエを入れて蓋をして弱火で40分ほどコトコト煮れば完成!
鹿肉と兎肉も故郷では沢山食べたから、どうやって調理してやろうかと考え……香味焼きにする事にした。
肉に粉チーズとオレガノ、バジルをまぶして、オリーブオイルでこんがりきつね色になるまで焼くだけの簡単な料理だが、草食動物である鹿肉と兎肉の旨味が際立つように敢えてシンプルな調理をする。
パンは食料庫にあったフランスパンをスライスして焼き、おにぎりは梅や鮭の塩漬け等といったこの国では珍しい保存食を使った。
>>all
「さて!出来た!みんな召し上がれー!」
その辺にある家よりも大きい食堂の机に次々と料理を並べる。
生姜焼きは取りやすいように綺麗に並べられたものにキャベツの付け合せがついており、肉の下にはしんなりたした玉ねぎがあるスタンダードな見た目だ。
豚汁はどうしていいか分からなかったので大きなお鍋を持ってきて、鍋敷きの上に置くとお玉と小さなお椀を隣に並べた。
蓋を開ければ、味噌と野菜、肉の旨味が混ざりあった良い匂いがしてくるだろう。
スペアリブは敢えて魔獣の臭味を消すために香味を効かせてじっくり煮込んだ。つやつやと輝くお肉はきっと柔らかく、口に入れれば蕩けるはずだ。……実は味見と称して一個だけ食べたのは皆に内緒にしている。
鹿と兎の香味焼きはスペアリブや生姜焼きといった柔らかいお肉と対比になるようにカリッと焼き、同じ肉料理でも食感に違いを持たせた。
カリカリしていて香ばしいパンと、料理の合間に炊いていたふっくらとした米を三角と俵におにぎりを巻いてある。
どれも食べれば美味しいはずだ。なんていったって、七年間欠かさず料理をしたのだから。
>>432ノア
「ありがとうございます。それではお先に失礼しますね。
ノア様とご一緒できて何よりでした。」
スカートを掴み、折り目正しくお辞儀をする。
さっさと行かないとね。先程の呼び出しの時点では誰もいなかったようだし。
「食事当番は、ボクとカリンちゃん以外に2人はいるはずだけど…」
馬を急がせて砦に向かう。到着したそこはカリュドーンの山だった。
成長したカリュドーンはあそこまで大きいのかぁ。よかった、ボクらに当たったのが子どものカリュドーンだけで。あんなの2人じゃ狩れないよ。
「あ、そんなことより当番を熟さないと。」
荷物からエプロンを引っ張り出す。賑やかな厨房では数人が働いているのが見えるだろう。
少しは気心のしれた翠髪を見つけ駆け寄った。
>>444カリン
「カリンちゃん。遅れてごめんなさい。何か手伝うことありますか?」
/*
めちゃくちゃ誘導して指示出しちゃったんだけど大丈夫だったかな……一緒の馬に乗ってるし、相手は乗馬できるかわかんないしでずえりゃああ!!ってやっちゃったんだけど……ヒルダちゃんやりたいことがあったのに潰しちゃってたら本当にごめんね……すき……ごめんね……
>>464 エイダン
「もちろん!バディの初仕事なのだわ!」
/*
狙いすましたエイダンの探検さばきを見、自分もと後に続く。
薙ぎ払う、叩きつける専門の大剣でもあれだけの獲物なら間違わず捉えられるはずだ。
大きく振りかぶり、一閃する。
*/
5(6)
>>463 ヨルダ
色素の薄い彼の姿が見えず、もう時間だからと料理を始めてしまったが道すがらなにか起きてないか不安だった。
だが、調理場に姿を表した彼を見て、ぱああと表情を明るくして近寄る。
「ヨルダっ!おかえりー!大丈夫だった?怪我はない?」
沢山質問した後に、手伝う事はないか聞かれて考える。
「料理は作っちゃったから……あ!そうだ!デザート!
ね、ヨルダは何が食べたい?」
騎士団でデザートを出していいのか悩んだが、女性もいるしちょっとくらいはいいのね。と思った。甘いものが苦手な人にも食べられるものも一品付け加えようと、考えながらヨルダにも聞く。
(ローランさんとアルベルトさんが手合わせ?)
謎の視線の主を探そうと辺りを見回しますが、一向に見つけられません。
代わりに、団員が囁いている噂を小耳に挟みます。
今の自分と先輩騎士達にどれほどの差があるのかを知るいい機会です。
立ち上がって人だかりの方へと向かおうとして、一歩目。
ふと集合場所で手招きをするクロエが目に映ります。
>>クロエ
「クロエ。どうしたの?」
首を傾げながらも、クロエに近づく事でしょう。
>>467 続き
/*
武術の飲み込みは早い。その言葉通りの剣閃を見せる。
巨大なカリュドーンももう、虫の息だろう。
*/
「エイダン!トドメは譲るのだわ!」
>>465 ダレン
──それも聞き飽きた。
と言ってやりたいところだったが、この幸せバカに何を言い返しても、惚気にされるのはこれまでの経験から分かっていた。
だから、俺はへらへらするダレンの横でだんまりを決め込む。
家庭を築くことの良さは、まだ俺には分からない。
王子の背中を追いかけるので精一杯だったし、騎士たること以上に重要だとは思えなかったからだ。
一瞬、ソフィー姫の顔が浮かんで、俺は慌ててかぶりを振った。
「ああ、気が向いたらな。俺もアルベルトと手合わせをしたら自分の仕事に戻る。新婚気分が抜けずにヘマやってカリュドーンに食われるなよ。」
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あと、なんかこれ、わたしのあれが間違いじゃなかったらこはるちゃんと二回手合わせすることになりそうなんだけど。
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