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・スフレの日記
1ページ目(3年前)
この施設で味覚を治して僕を認めなかったやつを見返してやる。
2ページ目
物理的に家族のことを考えなくていいのは助かるけれど、ここは本当に退屈な場所だ。
今すぐにでも治してここから出たいのに。
そういえば昨日、僕の他に女の子が新しく入ったらしい。
3ページ目
特筆することはない。
4ページ目
特筆することはない。
**
そこからほとんど毎日『特筆することはない』と書かれている。
新しいひとが入ってきた時や、いつもと違うことが起きた日は、その事実だけが簡潔に記されている。
あと、多分「キャンディを○○してからかった」とかもある。
3冊目 52ページ目(プロローグ)
特筆することはない。
53ページ目
楽しいことが起きた。
54ページ目
空白
55ページ目
ウィンターと喋っていると楽しい。あいつと一緒にいると、楽しいことがたくさんありそうだ。
56ページ目
彼女は本当に詰めが甘い。
ムースに相談しているのがばればれだよ、キャンディ。明日になれば彼女の苦しむ顔を見られるのかと思うと、嬉しくて嬉しくて吐きそうだ。
胸がちくちくとするのは、きっと初めての憑依に緊張しているからだろう。
決して、スフレとしてキャンディに会えなくなることを惜しんでいるわけじゃない。
**
57ページ目以降、真っ白なページが続いている。
日記はしょくいんさんに勧められてるってこともあって、見られても問題ないように普段から必要以上に本音は書かないようにしてる。
テオってめちゃくちゃ呼ばれたい……。
ちなみにスチュアートっていう姓は、このキャラチップの肩書きが執事だったからですね。
エイプリルっていう姓もいいなあって実はちょっと思ってた。
レシピノートと日記は同じ引き出しに入ってると思う!
ちなみにレシピノートは最初の方は別の人の字だけど、途中から日記と同じ字になってる。
[スフレの部屋に立ち寄る。ここにスフレはいない。
チョコレートから離れて、机の周りを捜索した。すると──引き出しの中にそれらしき冊子と、もうひとつ。継ぎ接ぎだらけの大学ノートがあった。プライバシーのかたまりだ。でも、今さら。そんなこと。ばくばくする胸を片手で抑えて、2冊の冊子を机の上に置いた]
[まず、日記をぱら、とめくる。3年前、初めてここに来た日。その次のページ、]
『物理的に家族のことを考えなくていいのは助かるけれど、ここは本当に退屈な場所だ。
今すぐにでも治してここから出たいのに。
そういえば昨日、僕の他に女の子が新しく入ったらしい。』
……私だ。
[日記に自分のことが書かれているだけで、瞳が熱くなった。めくる。『特筆することはない』でほとんど占められた日記は、想像していたことよりずっと乾いていて。全然軽薄ではなかった。空虚でさびしかった]
……どうしてからかったことだけたまに書くのよ。
観察日記じゃあるまいし。
[ぽろ、と涙がひとつこぼれたとき、ある記述を見つけた]
『楽しいことが起きた。』
[ぎくり、とする。次のページを見る。]
『ウィンターと喋っていると楽しい。あいつと一緒にいると、楽しいことがたくさんありそうだ。』
[ウィンターとは誰だろう。でも、その数行だけで、さびしかった日記に、一筋の光が射し込んだようだった。次のページをめくり、ぱっと手を離してしまった]
『彼女は本当に詰めが甘い。
ムースに相談しているのがばればれだよ、キャンディ。明日になれば彼女の苦しむ顔を見られるのかと思うと、嬉しくて嬉しくて吐きそうだ。
胸がちくちくとするのは、きっと初めての憑依に緊張しているからだろう。
決して、スフレとしてキャンディに会えなくなることを惜しんでいるわけじゃない。』
[そこから先は何も書いていない。あの日だ。じゃあ、キスした日は、前の日のはずだ。彼にとって、あのことは、日記に書くほどのことではなかったのだ。急にかなしくて、自分がばかみたいで、ぽろぽろと流れる涙をそのままにした。]
ひどいひとだわ。ひどい。私をなんだと思ってるのよ……。
[チョコレートに心配をかけないよう、ポケットの薬をひとつ口に放り込む。それから、継ぎ接ぎだらけのノートを慎重に開いた]
/*
やっとログ読み終えた()
マカロンさんの不安になった時の灰喉使い倒しがとてもよく分かるってなっていた…
後スフレの描写が『僕』で話す時は『俺』なのってそういう事だったんだなぁって。プロから使い分けてて気にはなってたんですよね
そろそろ起きないと…
[そこには、たくさんのお菓子のレシピが書かれていた。最初の方は、日記とは違う筆跡だが、途中からは、先ほどの日記と同じになっている。ここから、スフレが書いたんだろう]
…………
[ところどころセロテープで補修されたそれは、彼の大事なものが詰め込まれているようだった。
料理もお菓子も作ったことがあるから、ある程度想像出来た。あのひとの器用な指なら、きっと見た目も繊細な、一個一個が宝石みたいなお菓子になったんだろうと思うと、切なかった。甘味を感じない舌は、彼にとってどれだけの絶望だったことだろう。
あんなに酷いことをされたのに、まだズタズタに傷ついているのは確かなのに。それを思うとかなしくて。今まで何ひとつ彼のことを知らなかったことが恥ずかしくて、懐中時計を取り出して、見た]
……私、やっぱり話したいわ。
あなたと。
パイの日記は絵日記というか絵だけ。
最初、施設の中とか患者?とかを割と精密に描いてて、だんだんそれが乱れてきて殴り書きみたいになってる、みたいな。
白紙が続いて最後の方はすみっこの方に小さく家族の顔とか落書きして、それがあんまり似てなくて顔のとこぐしゃぐしゃーってしてるかな。
《疎らになった人の中でただ時が過ぎるのを待つ夜。こんなにも時が経つのを遅く感じた事はないだろう。
ふと、視界がグラつく。床に倒れる寸前、走馬灯のように溢れる記憶の中で最後に見たのは──────。》
…………〇〇〇。
《唇から零れる言葉を最後に、ケーキとしての意識はなくなった。》
《永遠とも思える空白の中で刹那的に痛覚が呼び起こされる。
痛みで反射的に飛び上がると、眩い光が目に差し込み、思わず視界を手で覆う。
恐る恐る指の隙間から覗いてみるとそこは、しょくいんさんの部屋だ。
ここ数日は何度も見たので見間違えるはずもない。
そして、目の前に立つのは悪友とも呼べる人。
ようやく定まった焦点で彼に尋ねた。》
>>37 スプ
………………スプ。ここは?いや、俺達はどうなったんだ?
…………勝負に、負けたんだよ、な?
見直したらプロのキャンディの日記も、
٭❀*日記٭❀*
とくに変わったこともなし。
で始まってるから、ちょっと嬉しくなっちゃった
/*
これ今シュークリームさんのお部屋にいったら死体だけある感じで良かったです???チョコレートさんとキャンディちゃんはもうスフレくんのお部屋にいってるんだよね?あ、ドーナツさんもかな?
/**/
チョコレートとキャンディは、
シュークリームの部屋→スフレの部屋→しょくいんさんの部屋
って向かおうとしてて、今はスフレの部屋かな……?
チョコレートはスフレの部屋の扉のそばの廊下に立ってます……!
/**/
かわいそう……。
スフレがキスのことを書いてないのは、自分の中だけにしまっておきたかったからだよ。(ただしケーキは知ってる)
**
ドーナツさんはなんかシリアスな雰囲気に置いてけぼりになったから空気を読んでその辺うろちょろしてるよ!
誰ともまともに絡まなかった弊害がここに来て…寂しくない!寂しくないよ!
>>41 スフレ
やっぱり、か。いい、お前に謝られたって現実は変わんねーし。……それに、俺らの関係はんな湿っぽいモンじゃねーだろ?
そんな事、俺が知るかよ。昨日はピーピー喚きやがって。お前、カミサマとやらに嫌われてんじゃねーの?
《憎まれ口を叩くが、その語調はどこか柔らかいのが聞いてとれるだろう。》
……応。お前もお疲れ様だ、相棒。
乳くりあってなんかねーよ。ただ…………。
《シューの名前が出て、彼女の昨日の様子を思い出す。
振り絞るような声で微かに好きと呟く彼女はまるで……別れの挨拶をしているようだった。
ふと、横を見れば健やかに眠る彼女が見える。
その姿に酷く安心したのと、その安心感に対する嫌悪、そして顔を合わせづらい気まずさが胸を占める。
だが、それをスフレに悟らせまいと眉根をつりあげて顔を上げた。》
……つーかスプテメェ!人の玩具の乳を触ってんじゃねーよ!姫さんにチクんぞクソが!!
《思い出せば腹が立ってきたので、脇腹のあたりをグーで殴った。》
**設定を載せ忘れていたので、そっと載せておきます……!
セシル・エヴァンズ
26歳 172cm
生まれつきの相貌失認。
一人っ子で、両親はセシルの医療費を払う為に共働きをしている。
幼少期から人の顔を認識出来ず、良くて全て能面の表情に見え、会話がしづらい上に周りに冷たくされ、人嫌いとなる。
人が嫌いな分、近所の静かな図書館に逃げ込んでいたがそこで読書をする事が好きになっていく。
読書好きになっていくセシルを見て、母親が舞台に連れていき、表情が分からずとも演出や構成で彼の心を揺らす。
それ以降は舞台作家として文系の高校、大学と病院に通いながら舞台作家を目指そうとするが、度重なる批判と中傷の声に挫折。
特に、20歳の時に目の前で自分の書いたシナリオが廃棄された所は彼の心に大きな傷を追わせた。
それ以降は作風がガラリと変わり、現実的な描写を込めたバッドエンド展開のものばかりとなる。
大学卒業の数ヶ月前に味覚障害が発覚し、卒業後すぐにおかしのいえに行く事を決められた。
おかしのいえに入院後(クローン)は再び作家としての勉強をしながら図書館の司書をしている。
シュークリームの部屋の扉は開け放たれていた。そこから漏れるクリームの甘い香り。ほかの甘味とは違う、強烈で引き寄せられる甘美な香り。
そっと中を覗き込めば、部屋の中でシュークリームが倒れているのが見て取れる。やはり、彼女が極上の甘味だったのだ。
「…いつから、入れ替わっていたんですか?」
部屋の中に入り、抜け殻となったシュークリームの傍で膝をつく。彼女の衣服が少しばかり乱れているのは、この中に入っていた人物を想って、誰かが縋りつきでもしたからだろうか。
「…貴女に擬態していたのは……あぁ、彼、だったのですね。」
感覚的にわかったこと。それならば、衣服が乱れている事にも納得する。きっと、これは可愛いあの子がしたことなのだろう。
「ひどい人……とは言えませんわね。
…私も酷いことをたくさんしてきましたから。」
手を合わせてお祈りをする。
どうか、シュークリームが安らかに眠れるようにと気持ちを込めて。それから、彼女に乗り移っていた彼に向けても、少しばかり祈りを捧げた。
「……皆さんに、会いに行きましょう。
無事を確認しないといけませんし……ね。」
立ち上がり、部屋をあとにする。
うっすら目に浮かぶ涙は、袖口でそっと拭いとった。*
>>42 ケーキ
「ははっ、そうだね! しっとりしたお菓子も美味しいけれど、だからといって湿気りすぎても風味が落ちるだけだ。
……えー、ピーピー喚いてたっけ? 覚えてないや。」
ウィンターの毒が混ざった声はテラパシーで聞いていた時よりもどこか柔らかくて、だから僕は唇の端をあげてわざとしらばっくれることにした。
「あはは、いやいや、別に俺は下心とかないしー。ああやって言ったらウィンターはどんな顔をするのかなって思っただけでさ。
まさか本当に起こっているとは思わなかったけれど。
……それよりも、ただ、なに?」
「まさかあれだけでかいことを抜かして、取り返しのつかないことをしておいて、急にハッピーエンドが恋しくなったとか言わないよね? 舞台作家さん。」
キャンディの日記……支給のノートにペンでいっぱいお花や果物の絵を描いて装飾している。
٭❀*日記٭❀*と毎日文頭に手描きの花を散らしている。詩を書いてた設定は……なくす……
入所の日→今日から私は『キャンディ』!先生にも小さなアンリにも会えないのは寂しいけれど、ひとりでも頑張るのよ。早く帰らなきゃ、アンリに顔を忘れられちゃうんだから!
それにしても、朝と夜しか出られないなんて不便よね。お手紙も書けないし。慣れるのかしら。
一週間後→たいくつ。たいくつ。たいくつ!
はじめてスフレにからかわれた日(勝手に作ってごめん)→さいあく!
共同スペースで本を読んでいたら、後ろから取り上げられて中身を見られたわ。なんなのよ、あのひと、おとなのくせに!いいじゃない、甘ったるいお話でも!女の子なんだから!ようちゅうい<<スフレ>>
その後、基本的には夢日記(夜に見る方)で、スフレにからかわれるなどすると、「さいあく!」や「けいはく!」「いじわる!」という書きはじめから始まっている。
>>45 スフレ
あ"あ"?お前って野郎は……。ボケんのにははえーぞ。
《ムースに言った時のようにイラつきながらではなく、溜息を吐いて身を案じた。》
うっっっせ!!人のモンを許可無くベタベタ触ってんのが気に食わねーんだよ。お前は姫さんがいんだからそっち見てろや。
…………んなワケあるかよ。今でさえ、死んだ奴が生き返ってのうのうと呼吸してんのがはらわた煮えくり返りそうなくれえだよ。……俺自身を含めて、な。まー、だからって自害すんのも展開としちゃあ陳腐だからやんねーけどな。
それより、いーのかよ。男とイチャついてて。スプはどーだかしんねーけど、姫さんはお前の顔見たがんだろ。
《俺も、そうだしなと密かに思った。
返事も聞かずに逃げ出すなんざ、いい度胸してやがる。
そういや、アイツを迎えに行くのはいっつも俺の役目だったなとふと思い出した。》
でもこっちから急に現れて、ってやつもしたかったな。
「人に日記を勝手に読むなんてレディのすることは思えないな」とか言って……
**ケーキはシュー迎えに行きたいけど、今シューはシューの部屋にいるんですよね?
さっきのスプとの会話で隣にしてしまった……………あれさっと見に行って戻った事にします……………
早朝に見たきりで認識が甘かった……
/**/
こんばんは〜。
そして、村お疲れ様でした。
甘いものをモシャモシャ食べながら楽しんでました。
ありがとうございます〜。
>>47 スフレ
…………テメェはやっぱり地獄に落ちろ。つーかテメェだけ落ちろ。
《コイツ……と思いながらも、この様子だと暖簾に腕押し。
悪態はつくものも、機嫌が悪いであろうキャンディにぶん殴られろと思った。》
ん?あ、あー………燃え尽き症候群ってやつだろ。憑依の力もぶんどられたしな。
…………けっ、好き勝手言いやがって。……おい、ツラ貸せ。
《有無を言わさず、襟首を掴むと顔を近づける。
周りには眠ってるとはいえ人がいる。
だから、彼にだけ聞こえるように耳打ちした。》
……お前は素質あっけどさ。俺に引きずられてたっていうか……合わせてたとこあんだろ。
わかんだよ、そういうの。もしかしたら無自覚かもしんねーから黙ってたけどよお。
もうお前にはなんもねーんだ。せーぜー後悔しねえようにやれよな。
…………あばよ、スプ。またどっかで会おうぜ。
《言いたい事を言うと襟を離し、背を向けて手を軽く振った。
伊達に演者を数多く見てきた身だ。
素質はある。嘘もない。だが、彼の本質はあれだけではないはずだ。
だからこそ、別れの間際に言葉を掛けたのだから。》
**>>たかみをさん
幸せにな……って気持ちを込めたケーキの解釈なので、間違ってたらごめんなさい……何言ってんだアイツって思えられる余地は残したので……
/**/
ぜんっぜん、推理を落としてなくて、村側の方には申し訳ないなぁ…と。
いや、本当ごめんなさい。
灰で落としたやついくつか、地上に上げておけばよかった…って後悔しながらログ読んでました。
こんなクレープさんと絡んで貰え、本当感謝です。
そっとゼリーの頭に手を当てる。
こいつもほんとによく頑張った。
「あんまり雑な起こし方をするな。俺なんか食べても腹壊すだけだぞ。それとも、それがお前の愛情表現か?」
「待たせたな。いや、待ってないか?」
首元の鮮やかな痛みと溢れる温かさは己の生を叫んでいる。
上手いこと身体を動かすのにはもう少し時間はかかりそうだが、どうやら帰ってきてしまったみたいだ。
「おはよう、愛すべきゼリー。いつもの祈りは済ませたか?」
いつかぶりの口上と共に全ての結果を享受する。
/*
ログちゃんとまだ読んでないですが先に
>>京さん
シューの部屋にいるシューは最終日吊られたシューなはずなので、しょくいんさんの部屋にいる綺麗な(?)シューで起きる予定です!!
>>48 ケーキ
「嫌だなあ。俺たちは一蓮托生だろう?
俺が地獄に落ちる時はキミも道連れさ。」
あ、またイライラしてる。
それを見て僕は至極満足して、人を食ったような笑顔でウィンターにそう返した。
──すると、不意に胸ぐらを掴まれる。
僕は面食らったように瞳を丸くして、僕たちだけに聞こえるような声で口にする彼に視線を配った。
「……ふうん。」
それは“僕”のことを見透かしたような言葉で。
はからずもそれにとても感心してしまって、……だから、僕は反論も肯定もせずに離れていくウィンターの背中を見送ることにした。
「さようなら、ウィンター。」
この物語に、また、はない。
ちゃんとした舞台で観客席からケーキが作り上げた物語を見たかったなってスフレはちょっとだけ思ったけど、まあ言わないやろなと思って……こうした……
/**/
どんな気持ちで愛するとか言ってるのかなって考えたんですけど、社訓斉唱ぐらいのアレかもしれない。
私はティラミス好きだよ…御社に一生ついて行くよ…
>>52 キャンディ
「ああ、可哀想なキャンディ。真実の愛のキスは、実はすべて仕組まれた嘘だったなんてね! あははっ。
どうだい、この物語のヒロインになった気分は。それはもう涙なしでは語れない演出だっただろう?」
扉のふちに寄りかかり、腕を組みながら目を細める。
キャンディがぼろぼろ泣いているのを酷く嬉しそうに、あるいは慈しむように見つめて。
「キミが俺を極上の甘味じゃないと信じて疑わないのを見て、笑いが止まらなかったよ。まあそれが、敗因でもあるけれどさ。
すぐそばでずっと見ていてあげたのに、キミは何も見ていなかったんだから。」
「臆病でずるい人……だっけ? あははっ! 俺を信じて頑張った結果、俺を殺すことになった気分はどうだった? 苦しかった? つらかったかい?」
「昨日のシュークリームの真似は傑作だっただろう? 恋する女の子の心情をよく理解していただろう?」
京ちゃんがケーキが乗っ取るよりスフレがやる方が、シュークリームのショック大きいだろって言ってて、それが本当に間違いじゃなくてすげえなって気持ち
《スプと別れて、同じ部屋に寝転ぶシューの側に屈む。
すやすやと寝息を立てて眠る彼女を見て、呆れを顕に溜息を一つついた。》
…………よく寝てんな。はー…………ったく……この俺がこんなクソ茶番展開に付き合わされるとはな。
《負けて、1度は死んだ身だ。死体がどんな粗末な扱いを受けようと、ケーキという人格がとわんな暴言を吐かれようと憎悪と嫌悪を胸に受け止めるつもりでいた。
だが、現実は皆生き返り、各々再会を果たしている。
誰だが知らないが、これはあからさまな“幸せ“だ。》
>>シュー
……………おい、起きろよ。お前は勝ったんだろ。
《シューの肩を少し乱暴に揺らす。
昨日が別れでも構わないと思っていた。
だが、無情にも軽々しく命を与えられ、自害もプライドが許さない。
悪友は姫の元へ行き、己にやる事もないのならせめて文句〘返事〙の一つでも言ってやらねば気が治まらない。
シューから先に吹っ掛けてきた喧嘩だ。上等だよ、買ってやる。》
「ハァーイ!諸君!
朗報デス!シューが狼デシタ!
コレでこの生活も終わりデスね!
本日はパーティデス!」
少女はいつもより声を張って、共同スペースの扉を開けた。
「ア、でも、しょくいんさんがいないとパーティの準備もできないデスね。
ワタシたち、極上の甘味を見つければオーケーと思っていマシタガ、誰か開けてくれるノデショウカ…?
ッテ、アレ…?」
少女は共同スペースを見回す。
徐々に寂しくなっていったはずのそこには、再び賑やかなものとなっていた。
「アレ…皆サン勢揃いデスね?
プリンやパイなんてボロボロだったはずデス。
まさかの夢オチデスカ…?」
>>54 スフレ
[聞きたかった声で聞きたくなかった言葉を並べられる。いつもだったら跳ね返せるのに、その言葉を全部吸い込むことしかできない。肺がひゅうひゅう鳴り始めるけど、無理やり押さえ込んで深呼吸する]
スフレのばかっ!
そうよ。私……なんにも当てられなかった。
四日目も、昨日も、《あなた》を信じてしまったわ。
仕方ないじゃない、味付けの薄い食生活の話みたいに、いつだってあなたを信じてしまうんだもの。
……あなたにとって特別だと思ったあのキスだって……あなたにとっては、日記に記す価値のないようなものだったのに……
[流れ続ける涙をゴシゴシ袖で力いっぱい拭く。あとがついたっていい]
……ずるい。スフレはずるい。
最後はあなたの時計も手放して、シュークリームを信じたつもりだったのに。結局あなたの手のひらの上だった。
ずるくてひどいひと。
……さびしがりのくせに!
[掠れた声で精いっぱいの憎まれ口をしぼりだした]
むくり。
ぱちぱち目を瞬かせてきょろきょろする。
カラダをパンパン叩いて、二の腕や頭の後ろを手でまさぐって何も変わりのないことに気がつく。
「あれえ…………?
どういうことだ」
すっかり終わったつもりでいた物語には後日談でもあるのか。観客に降りたつもりだったのに、まだ舞台は自分を求めているらしい。
「……アンコールだねえ?なら、行かなくちゃ」
人の声のする方へゆっくり向かっていく。
所在なくいつもの椅子に座り上着のボタンの解れを引っ張ったり伸ばしたりしていると、共同スペースの扉が勢いよく開け放たれた。
>>56 ムース
「あら、ムース。今日も元気で可愛いわね。
それがわたしも朝からここにいるのだけれど、何が何だか全くわかっていないわ。でもみんなが元気ならいいか、という結論に至ったわ。
お祝いね。
パーティーならわたしも全力で一枚噛ませてもらうわ。
何から始めましょうか。
そうね、まずは飾り付けだわ。クリスマスの時のオーナメントは倉庫にしまってあったかしら。
窓はないから壁にペイントをしましょう。
しょくいんさんに叱られる時は一蓮托生だわ。」
ドーナツはこころなしかうきうきしているように見える。
暫く廊下に佇んでいると、足音がした。
何気なく目線をやれば、階段を上るプラチナブロンドが、小さく見えた。
職員の言っていたことは、本当だったのだ。死者が歩いているというのは、なんとも不気味だったけれど。僕はそっと反対方向へと歩き出す。
彼は僕らを騙していたが、彼女の命は取らないだろう。最後まで頑なに彼女を残したのだから。
──これで僕は、最後まで"彼"との約束を守ったはずだ。
パイだってたまにはかっこいいよ?
さくらめちゃんはどうぞ、マカロンちゃんに目隠ししていますがどうぞ話しかけてください。
ちょっとお風呂にはいってくるぜ……!
セピア調フィルム映画のような映像が、記憶として再生される。
僕とレディが2人。笑い合い菓子を作る。
それを手に取り喜ぶ人。
幸せそうな笑い声。
そんな日々が続いていく。
カタカタと音を立て、進んでいくフィルム映画のシーンには少しづつレディの姿が映らなくなっていく。
そしてある日。"僕1人になった"。
思えばどこか、張り詰めていたのかもしれない。きっとあのヒヨコ頭は、そこまで望んでいなかっただろうけど。
一息ついた先に、よく知る彼女がいた。シュークリームの部屋から、出てきたところだったのかもしれない。
>>マカロン
「……やあ、マカロン。いい夜だと言えるかな」
僕はいつかのように、けれど少しだけ違った挨拶をする。
「ま、誰かに確かめればいいコトデス!
全員いるナラそれでハッピーエンドデスから!」
誰かに話掛けようと意気込む少女にテーブルから声が掛かった。
>>22ドーナツ
「ア!ドーナツ!
フフン、今日もよいコトがあったので、元気が100倍から200倍になりマシタ!
kawaiさもモチロン、200倍デス!
アレ?やっぱり夢オチではなかったデスカ?
でも、その通りデスね!いつもどおりならそれでハッピーデス!」
フンフンと頷きパーティを夢想する。
「クリスマスもお正月もひな祭りもハロウィンもありマス!
そうデス!明後日は七夕なので、壁を夜色に塗ってオーナメントを天の川のようにいっぱい飾るというのはどうデショウ?
キラキラ回る丸い電灯をつけて、ダンスしたら外国の映画のようなパーティになりマス!」
ウキウキとしたドーナツに釣られて、少女の高いテンションが急上昇する。
プリンの設定あんまりはっきり考えてないんだよなぁ。
・本名は中村 優太。母、父、姉の4人家族。
・中学あたりから素行悪め。
・手先は器用。
・姉を自分が原因で殺してしまう(この辺考えてない)が、周囲の人間には気付かれていない。
↑この出来事以来、甘みを感じなくなる。
・甘みを感じなくなってから、おかしのいえに車では2年ほどたっている。
・プリンは自分よりも姉の好物だった。
目が醒める。
四肢を確認し、感覚がある事を実感する。
僕と同じよう、亡くなったはずの者が其処にはいない。
代わりにその声が聞こえてくる。
「…今なら全て集められそうですが。ソレでは相応しくないですね。」
左人差し指を唇に当て、1人つぶやく。
そして施設内を歩き始めた。
>>57 キャンディ
ひゅうひゅうと苦しそうな呼吸をしながら、キャンディが声を張り上げる。
でも僕は、いつかのように彼女の背中をさすったりしない。ただ傷付きながら一生懸命言い返すキャンディを、手を差し伸べることもせずに眺めていた。
「うん、そうだよ。あのキスは俺にとっては何も特別なことじゃなかった。
でも、女の子はああいうのが好きだろう?」
語る真実にほんのすこしの嘘を混ぜた。
けれど、それにだってキャンディが気づくことはないだろう。
それがずるいことなのかと問われれば、確かにずるいのかも知れない。
でも、気付かない方が悪い。騙された方が悪い。
いつだって、要領のいいやつが正義なのだから。
「あー、満足した。本当は最後まで生き残って、チョコレート辺りの身体を奪って、キミを絶望に陥れてやりたかったけれど。」
「うんうん、これはこれでいい終着かな。楽しませてくれてありがとう、お嬢。」
名前:織原 真琴
裕福な家庭に生まれ、両親と3人で暮らしていた。10になった頃に甘味を感じられなくなった途端、両親の態度が急変。「味が分からない子はうちの子じゃない」と言い捨て、その後真琴は施設へと入れられることになる。
真琴は、甘味がわかるようになればまた元のように両親と暮らせると思っている。
年齢は13だが、知能は10でストップしている。
ここまでは考えてた。あとは継ぎ足していこう。
一番の理想は最終日にキャンディとチョコレート以外の誰かの身体奪って、勝利とともにチョコレートの身体いただいて、男として生きることだったんだけどね
起き上がって、自身の身体を見る。よく分からないけど、生きてるな。ということくらいは、ワッフルにもわかったらしい。どうして、とか、どうやって、とか、そういう事にはワッフルは興味がない。今はとりあえず、みんなのところへ行こう。しばらくお話していなかったし、久しぶりに顔を出せば、みんな喜んでくれるはず──────
>>71 ケーキ
「…元通りっスか?そんなはずは…」
[あの惨劇は、覚えている。
人が人を食らう悪夢のような日々。
あれは紛れもなくリアルな出来事だった。
自分の身体を確認してみる。紛れもなくシュー自身の身体だ。
目の見えないシューにとっては、スフレが投票された事で自分の身体が元に戻ったと考える方がまだ納得が出来た。]
「勝ち負けって…ゲームじゃないんスから…。
ケーキはバカにしてほしいっス?」
[まるでゲームの勝敗のようにこの事件を扱っているケーキに苦言を呈しつつ、どうしてそんなに剣呑な物言いをされているのか──そしてその物言いで罵っても良いと言う意図も──分からず、シューは彼の真意を探った。]
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