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[メモ記入/メモ履歴] / 発言欄へ
遅延メモが残されています。
キャンディ は マカロン に投票した。
ドーナツ は パイ に投票した。
チョコレート は パイ に投票した。
マカロン は パイ に投票した。
パイ は ムース に投票した。
ムース は チョコレート に投票した。
シュークリーム は ムース に投票した。
チョコレート に 1人が投票した。
パイ に 3人が投票した。
マカロン に 1人が投票した。
ムース に 2人が投票した。
パイ は村人達の手により処刑された。
今日は犠牲者がいないようだ。人狼は襲撃に失敗したのだろうか。
《★霊》 パイ は 【人狼】 のようだ。
現在の生存者は、キャンディ、ドーナツ、チョコレート、マカロン、ムース、シュークリーム の 6 名。
🍅意図的な襲撃失敗は禁止だったはずだから、パイから誰かに移るつもりでシュークリームはランダムにしてたのかな?
ていうか票合わせなかったんだね狼。
これは勝ちもありえるのでは。
**憑狼難しいです!編成が憑狼初心者向けだからやってみたけど、大変だった……
占師とか他の役職いたらもっとややこしいんでしょ?今まで憑狼やってきた人達尊敬する……
「……なーんてね! あーあ、ムースじゃなくてマカロンに合わせておけば、二分の一の確率で死を免れたのに。
死亡フラグって本当にあるんだね、ウィンター。本物のシュークリームには会えたかい?」
「……っていうか、メモが正しければさてさキミ、ムースに投票してないだろ? まあいいや。死人に口なし、とりあえずあと二日頑張ってみるよ。」
「あの世とかあまり信じていないんだけれど、ひょっとしたらそっちでも身体が入れ替わっているのかな?」
「だとしたら酷い絵面だな! それってつまり、俺とウィンターが乳繰り合ってるってことだろ?
身の毛がよだつよ。」
シュークリームは、チョコレート を能力(襲う/憑依)の対象に選びました。
「…ケーキ」
[どうやら、彼が来たようだ。
なんて言えば良いのだろう。
どうして?違う。
会いたかった?それも違う。
愛してる?いやいや。
まずは──]
「まずは、そこへなおるっスよ。ケーキ」
[──グーパンからだろうか。]
「……今日についてだけれど、賭けに出ようと思ってるよ。」
あの世なんて信じていないと言いながら、俺はテレパシーを送る。
もしこれでウィンターが聞いていなかったらただの痛いやつだけれど、僕の言葉はなんとなく彼に届いているんじゃないかと思っていた。
「まず、俺はシュークリームを演じきるつもりだ。
最初からシュークリームが極上の甘味だったという可能性を追わせて憑依の先の撹乱をすることで、明日生き残れた時に自分が隠れる候補を増やす。」
「シュークリームが誰かに乗っ取られていたと思わせてしまうと、俺が極上の甘味だったと思われる可能性が高くなるからね。」
/*
チョコレート、マカロン、ドーナツの3人が入れたのかな?
シュークリームとパイとキャンディ、ムースは見た感じ入れてないもんね
「賭けっていうのは、明日の憑依について。
──俺はマカロン嬢を乗っ取ろうと思う。」
「彼女はキャンディにも疑われているし、位置としては危険なゾーンに入る。安全に最後の日を迎えるなら、チョコレートの方がいい。」
「だけど、今のところケーキとスフレを疑っているのはマカロンだけだ。」
僕は一度言葉を切って、口の中に溜まった唾液を呑み込んだ。
そして、乾いた唇を舐めてから話を続ける。
「明日は変に事実を捻じ曲げた話で説得するよりも、ケーキとスフレがグルだったこと説を推した方が信憑性が増して、生き残れる可能性があがると思うんだ。」
「今日の流れによるけれど今はこんな感じ。」
シュークリームは、マカロン を能力(襲う/憑依)の対象に選びました。
**せっかく合ってたのに自分よそに投票してるのウケるな(ウケない)
この票の割れ方を見ると、投票先によってはムースは人狼じゃないな
**よくよく考えてミスったって言うのダサすぎるからRP上取り繕おうかな…………ムースからマカロンに変更してたってことにしようかな………………
いやでも、なんかドジも含めて(私のだけど)キャンディっぽさあるし迷うな……
私投票ミスするの初めて説ある
**あーでもこれ今日の投票先である程度絞れるよな
なんかそれがミスってすごい申し訳ねえ…………ほんとごめん……昨日の夜の記憶が……
まあでもそれで勝負が逆になることもあるし、うーーん
あさイチでいえば狼対策立ててくれるかな……
**昨日の思考見直したら、一応仮にマカロンにしようとした形跡があるから、100%ランダムミスではない……シュークリームに票合わせようと思ったのをムースに変えたんや
それを説明しよう
🍅比較的幸せだったと言っても差し支えないかと思われなくもないプロローグから1日目を読み返していた。キャンディちかちゃんかもしらぬ。
「…………!」
数日ぶりの自分の身体。
実体は伴っていなくても、やはり嬉しくて。
目が覚めて一番に、首にかかったチェーンを手繰りふたつの銀の指環に触れた。
ああ、だけどどうやったって私はもう、貴方に会えないのかしら。
「おやあ?もう元に戻っちゃったのか。
つまんないなあ…?
もーちょい真面目な僕、見てみたかったよねえ?
今日は"パイ"が違う誰かに乗りうつろうとした。
でも投票が集まったから乗り移りに失敗して誰も犠牲者が出なかった。
そんなトコだね?
はー……アガらないなあ。
いやいや、うん、うん。キミはがんばったよ。
きっと僕のマネは相当がんばったろう。
お疲れサマ!ってやつだねえ。」
音が鳴るかは知らないが、パチ、パチと手を叩いてケーキを労う。
[朝だ。今日も鏡を見る。さすがにやつれてきたみたい。そうよね、いい加減に食べなくちゃ……]
はあ。私ったら。
またひとつみんなに謝らなくては……
[自分の頬をぺちん!と叩いてから自室のドアを開ければ]
!!
こ、この、かおり、は……
[震える足で、匂いのもと。パイの部屋に向かった]
[結局、昨夜は投票がばらける事を懸念してマカロンではなくムースを指していた。
どちらもシューが疑っている候補だった為、指名する順番が入れ替わっても問題ないと判断したのだ。
目覚まし時計が朝の交流時間を知らせる。
シューは緩慢な動作で鐘を止め、身支度と朝のお祈りを済ませた。
そして、部屋の扉を開いた所で異変に気付いた。]
「…パイさんだけ?」
[漂う甘味の香りがパイのみだった事に気付いた瞬間、シューはパイが【極上の甘味】であると理解した。
そして、指名されたパイ以外に犠牲者がいないと言うのが意味する事も…。]
「!そう言う事だったっスか…!」
🍅あとこの村は憑狼以外が全員霊能者だから、処刑された人が何だったかが共通認識なのがいいね。
特別な能力〜とか言及されてないけど、みんな分かることを受け入れてるのが
極上の甘味だからきっと香りもいいのかなあ
[パイの部屋を開ければ、それはそれは美味しそうな……焼きたてのアップルパイの香り。ああ、いつか彼が言っていたっけ。私は胃もたれすると言ったんだった]
ひにく。
私はあなたを指名しなかったのに。
恥ずかしいメモまで残しちゃったじゃないの。バカみたいだわ。
やっぱり、昨日のあなたは、乗り移られていたのかしら。
……ようやく見つけられた。極上の甘味を。
[血溜まりに指をつけて、その赤い液体を口に含んだ]
……あまい。少しすっぱい。
アップルパイ、食べたかったでしょうね。
あなたは大きすぎて、私ひとりでは運べないわ。
あとでちゃーんと食べてあげるんだから、待ってなさい。
/*
身内切りとかで追わせなきゃいけなくなるから凄く大変な事になるやつ
票先開票したら仲間に投票する仲間とかいなくなるから、チョコレート、ドーナツ、マカロンの非狼が透けて?
今日シュークリーム、キャンディ、ムースで吊り?
キャンディも昨日パイの違和感を指摘したから非狼っぽくて、ムースかシューの二択。
発言力あるシューが疑われるだろうなあ?
おはよう。
[共同スペースのドアを開けて、少し気まずげに切り出した]
ええと……はじめに私、謝らなくてはいけないことがあ
るの。
実は昨日、最初はシュークリームと合わせようと思って、マカロンを指名するつもりで準備していたの。シュークリームはマカロンにする可能性が高いと思って。
でも、思い直してメモを書いておいた後、うっかり寝てしまったのよ。
だから、今日マカロンに入れたのは私。
今日は、パイだけ……?
だれも、乗り移られていないの?
パイが移動する予定だったから、仲間は身動き取れなかった、ということかしら。
なら、昨日の状態と変化ないのね?
……今日は、チャンス、ということね。
【昨日、誰を指名したのかはみんな言って欲しい】わ。手掛かりになりそうだから。
ああ、それと……パイを運ぶの、後で誰か手伝って。
さすがに、私だけでは運べないわ。あのひと、大きいのよ。
[淡々と言った。もう感覚がだいぶ麻痺している]
……お薬だものね。
/*
指さし確認ーーー!!!ピピーーー!!
はい!!!私は!!!パイさんに!!間違いなく!!!入れています!!!はい!!!!!
今回は!!!間違いない!!!大丈夫!!!!
目を開く。
いつもの部屋だが、鼻腔をくすぐる香りだけが違った。
甘い──けれども、違う。
衝動に引き摺られるように、香りの元に向かった。
「ああ、……パイ。君は……」
指が勝手に彼に伸びる。赤い血を掬った。これ以上思い出を失いたくはないのに。
「───っ」
泣きたくなるくらい、それは甘美なのだ。
>>キャンディ
「…………僕が運ぶよ」
昨日ムースを指名しようとした理由は、基本的にはタルトを軸に考えたわ。
第1に時計のコメント。既に言った通り、ムースはスフレの名前を出して突っ込んできたから。時計がスフレに関するものだと、情報共有か本人が成り代わっていたか知らないけれど、とにかく情報として知っていた可能性をみたのよ。
第2に、五日目のタルトはあまりムースを疑っていなかった。色々なパターンを挙げて色々な人の名前を出していたけれど、パイとムースならパイだと言っていたわ。
第3に、昨日の、スフレの名前の言い間違い、あれは前日の言い間違えを忠実に再現したのではないかと思ってしまったの。
第4に……友達に疑っているって言われても、特に、気にするようなそぶりを見せなかったのが……気になって…………はあ。気を使ってくれてることも考えたけれど。これは、私のわがままよ。きっと。
そう思っていたのだけれど。ムースは昨日、メモで考えてくれていたのね。
……私、もう一度、考えるわ。ちゃんと。
「昨日はほとんど話さないまま眠ってしまってすまない。
【僕はパイに投票したよ】」
腕を組んだ。
昨日と今日で入れ替わった人間はいない。確かに、これは大きいだろう。
「とはいえ、昨日は気づいたら交流時間を過ぎていてね。ボイスレコーダーを流しで聞いて、総合的に一番怪しいと思ったパイを指名することにしたんだ。メモを残しておけばよかったんだが、そこまで余裕はなかった」
/**/
最終的にはちゃんとパイが怪しいと思って変えなかったけど、
最初にパイに投票したのはルーレットですごめんなさい……
>>2 キャンディ
「あ…………おはようっス、キャンディさん。」
[ようやく【極上の甘味】の尻尾を掴む事が出来た。
それはシューにとって、ケーキに辿り着く為の糸口を見付けられたと言う事に他ならない。
また1人仲間の死を迎えているにも関わらず、【極上の甘味】を見付けられてどこか安堵してしまっている事に、シューは自分自身を心の中で嘲笑する。]
「キャンディさんが謝る必要はないっスよ。そのお陰で…と言うのも変っスが、【極上の甘味】を1人見付ける事が出来たっスから。
パイさんが【極上の甘味】だった以上、昨夜の自分の考えは的外れだった事になるっスが…。
とにかく、今日も一緒に頑張るっスよ。」
[今日も誰かが遺体をしょくいんさんの部屋に運んでくれるだろう。
全盲のシューでは運ぶのを手伝う事は難しい為、運んでくれる誰かに感謝しつつ、気を引き締めた。]
[ただ、全てが的外れと言うわけではない。
パイはタルトが乗っ取っているのではないかとシューが疑っていた候補でもあった。]
「今朝亡くなったのがパイさんである事から、ムースちゃんが【極上の甘味】ではないかと言う疑念が少し薄くなったっス。
後で改めて聞き返すっスが、パイさんはタルトさんに乗っ取られていたんじゃないかと思うっス。」
朝。痛む頭を抑えつつ、いつものように身支度を整える。鏡の前で最後の確認をして、よしっと顔を叩いて気合いを入れた。
「………大丈夫。
私は、今日もきっと大丈夫ですわ。」
昨夜、キャンディの為にまとめたアレンジノートを持って、ノブを回す。そして、そのままドアを開けた瞬間、香ってくるのはいつもよりも強烈な──
「────っ!!!ま、まさか………!!」
急ぎ足で匂いの元へと向かう。2階の男子部屋、昨日マカロンが選んだ彼が倒れている。
部屋に入らずともわかる、いつもの朝漂っていたものとは違った、甘美な香り。あまりの強さに目眩がしそうだった。
「……あぁ、あぁ。貴方が、極上の甘味でしたのね……パイさん……」
強烈なパイの香り以外、なにも漂ってきてはいない。どうやら、他に亡くなった人はいないようだ。ほっと胸をなで下ろすと同時に、パイの部屋から急いで共有スペースへと向かう。今は、一刻も早く皆と顔を合わせたかった。
[しょくいんさんの部屋にパイを安置してから、スフレの遺体に近づく。自分で書いた張り紙をめくり、彼の顔に向けて口をとがらせた。まだ、『バカ!』は残っている]
見つけたわよ。私が指名したのではないけれど。
……頑張ってるわよ。あなたがいなくても。
的はずれなことばっかりかもしれないけど、頑張ってるわよ。
それから。これからパイを食べるわ。もしかしたら、あなたは気に入らないかもしれないけれど。もう限界。
……ここから無事に出られたら?二度と会えない人に会えるなら?
そんなの、あなたに決まってる。大好きよ、臆病でずるくて、やさしいスフレ。
[そう語りかけて、またさくら色のリップを取り出すと、もう片方の頬にキャンディの絵を描いてやった]
「俺って褒められて伸びるタイプだからさ、キミがいないと張り合いがないよ。
というか、交流時間外に何して暇潰せばいいか分からないんだけど。」
「昨日キャンディがクレープみたいなことを言ってたけど、もし二度と会えない人に会うことが出来るなら……俺はキミに会いたいなぁ。」
「………今キモいって思っただろ? あははっ。」
《朝起きてみればそこに自分の体だった“パイ“ではなく、元の“ケーキ“な事に全てを察した。》
…………チッ、ここまでか。
《短く舌打ちをすれば真っ先に脳内にスプの声が響く。
死んでも届くその声に肩の力が抜けた。》
>>*0 >>*1 >>*2 >>*3 >>*4 スプ
応、聞こえてる。わりーな、一足先に地獄に来ちまって。
昨日言った通り、地獄で応援してんぜ。
お前はシューの憑依を頑張れよ。
作戦はそれでいいだろ。ただ、ソイツは昨日色々やってたから難易度が……って、スプならへーきか。シューやってるくらいだもんな。
>>*5 スプ
褒めてやれなくてすまねえな。過去の俺の素晴らしい褒め語録でも見とけ。
暇潰しはしりとりでもしてろ。俺は返事出来ねーからぼっちだがな。
……ふははっ!本当にお前はサイコーだな!キャンディが哀れで仕方ねえ答えだ!
キモい事はキモいが、愉快すぎて腹がよじれる程笑ったぜ。
……ま、逆の立場なら俺も同じ返答するぜ。多分な。
「へえ、あの男色野郎を食べるんだ。まあ確かに中身はウィンターだけれどさ、そんなもん食ったら絶対腹壊すからやめた方がいいと思うぜ。
お嬢がパイみたいに下品でデリカシーがなくなったら、さすがに俺も泣いちゃうかも。」
なんて、キャンディに語りかける。
僕の整った顔に落書きをするなんて罪深いけれど、張り紙のおかげで誰にも食べられてはいないみたいだ。
「俺も大好きだよ。詰めが甘くて単純ですぐ過呼吸になる可愛いキャンディ。
あはは、待ってろよ。最後にキミのその願いを叶えてやるからさぁ。」
/*
ぎゃんがわいいいいいいいいいいいいキャンディちゃん!!!!!!!!!ちきしょうスフレくんが羨ましいぜ!!!!!!!!!!
[ムースとの約束。極上の甘味だけ食べるという約束。プリンの耳をもらってから、何も食べていなかった。パイの傍らに座ると、包丁も持たず、ただその腕を持ち上げた]
……私、アップルパイはかじりつきたいタイプなの。
いただきます。
今となっては、こうしてもあなたなら怒らないだろうというのが、少し、許された気持ちになる。
……ずるい、とは言いそうだけど。代わりに食べてあげるわよ、みんなで。
[そう死者へ言い終えると、二の腕にかじりついた。ああ、香ばしい。目をつぶって咀嚼すれば、それは紛れもないアップルパイだ。それも、食べたことの無いような、まさに極上の。シロップ漬けのリンゴ、ほのかなシナモンの香り。こんな美味しいアップルパイは初めてだ……
目をつぶって、夢中で食べた。お腹がすいていたから。途中から涙が出てきたけれど、涙の味はわからなかった。あまりにもアップルパイが美味しくて。
口の周りも、服も、赤い液体で汚して、彼の上腕をむさぼった]
「……おはようございます。」
急いで向かった共有スペース。既に集まっている面々は、昨日と変わらない。それに、少し安堵しつつも、忘れないうちにと話し始める。
「……昨日、私は最終的に、ムースさんとパイさんの2人に絞って考えました。チョコレートさんの事も考えたのですけれど、前日と比較するには、昨日はあまり顔を出されてはいなかったので、よくわからなくて……
ですので2人に絞って発言を聞き直しましたわ。聞いてるうちに、極上の甘味が隠れ蓑にできるのは、やはりパイさんの方ではないかな、と思いましたの。
具体的な理由を述べることはできないのが申し訳ないのですけれど、【選んだ先はパイさんで間違いありません】わ。」
ひと息に言い終えると、腹の虫が空腹時だと報せる為に激しい音を奏で始める。そう言えば、また何日も食事をとっていなかったっけ。今朝、漂ってきていたパイの香りを思い出すだけで涎が出てきそうだった。
誰かがいつもの場所に運んでいるだろうか。
それならば、朝の交流時間が終わる頃、食事を取りに行こうかと、心に決める。
いつものような葛藤はそこになく。ただただ、食事をとりたい、その気持ちだけだった。*
もううずくまってても、迎えに来てくれるあなたは、いないんだから。
ちゃんと食べて、ちゃんと考えるわ。
それが、どんな罪でも。
/*
いやぁ!ここが正念場ですぞ!!!!!
誰がパイさんを乗っ取ってたのか?スフレさんかしら、それともケーキさん?
私はタルトさんも既に誰かに乗っ取られていた説を推してるんだけどどうかなぁぁああああどうだろうなああああああああ
そうなってくると、怪しいのはムースちゃんじゃなくてドーナツさんになってくるな………どうだろう……ドーナツさん……どうかなぁ……
**しかし、シュークリームがムースに投票したんなら、狼は昨日票を固めなかったのか。事故?それかまじでシュークリーム仲間説?
/*
ケーキくん………結局彼の気持ちをこの子は分からずじまいだったんだよなぁ…………あぁぁ………うぁぁ………………ケーキくん…………(´;ω;`)
/*
昨日の、キャンディちゃんの質問ね、私なら即答でケーキくんだよ!!って答えるかもしれない……仲直りしたかった………したかったよぅ………(´;ω;`)
>>+6 ケーキ
「ほんと、久しぶりっスね!」
[言うや否やシューは こし を ふかく おとし、まっすぐ に ケーキ を ついた !
…当たるか当たらないかは別として。
嘲笑うケーキの声は、あまりにも彼らしく、いつも通りで、現状を考えると不自然だった。]
「スフレさんから借りた視界は最低限の事にしか使ってないっスよ」
[紙を見る事以外には、クレープの辛そうな表情をつい見てしまった時や、たった今せいけんづきでケーキを捉えるのにその身体を見る為にしか使っていない。
こんな形で手に入る視力なんて、要らない。
今も、シューは技をうち終えた後は、頑なに目を閉じていた。]
「…ケーキさん。」
そのあとの言葉は続けられなかった。恨んでいるわけでもなく、ただ死んだのだな、と悟る。
僕が僕の姿にもどっているのなら、きっと彼女も金髪を取り戻しているのだろう。それだけは、良いことだと思った。
>>11 マカロン
「おはようっス、マカロンさん。…昨日はお返事する余裕が無くて申し訳なかったっス。」
[マカロンの声が聞こえ、シューは白杖をついて歩み寄った。
シューには他にもやるべき事があったが、先にマカロンと昨日の話をする必要があると思ったのだ。>>7:92]
「昨夜は話してくれてありがとうっス。
今まであまり話してこなかった人よりも、一貫した意見を主張している人の方が利用しやすいのではないか…と言うマカロンさんの考えは自分も半分同意っス。
ただ、ある程度思考を開示している人を真似すると言う事は、どこかでほつれが出るリスクも伴うっス。
いくら口調や雰囲気を真似ても、考え方と言うのは中々真似出来る物ではないと思うっスから…。」
>>11 マカロン
「それなら今まではっきりとした意見を発信して来なかった人を乗っ取った方が、前後の齟齬などを気にしなくていいっスからやりやすいんじゃないかと思ったっスよ。
確かにマカロンさんは自分も含めて何人かから名前が挙がっていたっス。
それを逆手に取っているのでは無いかと昨日は思ったっスよ。
最終的にムースちゃんかパイさん…今朝【極上の甘味】はパイさんと発覚したっスが…彼と繋がりを切って自分が指名されれば、パイさんが疑われにくくなると踏んだからじゃないかって事っスね。
という所っスが、決め付けずに改めてマカロンさんのお話を聞き返そうと思うっス。
マカロンさんはパイさんが乗り移られていたと思うっスか?もしそうだった場合、誰に乗っ取りそうだと考えているっスか?」
目を擦り、朝の支度を済ませる。
共同スペースへ向かうため部屋を出ると、ついこの前までは全く感じられなかった甘い香りが渦巻いていた。
様々の感情と共に。
「おはようみんな。わたしが来たわ!」
「パイを指名したのはわたし。
元からそうなのか誰かの隠れ蓑になってしまったかはわからないけれど、そう…昨日はパイがそうだったのね。」
その感情は表情からは読み取れない。
「あ、パイさんは指名されているので、乗っ取る事はないっス!自分が聞きたいのは元々乗っ取られていたか否かと言う事っス。」
[シューは自室へと戻る直前にマカロンに訂正した。]
>>15 キャンディ
「……おはようございます、キャンディさん。」
挨拶をされた方を振り向けば、服を血で染めたキャンディが立っている。どうやら、朝の食事を済ませてきたらしかった。少し驚いて言葉を失ってしまったけれど、務めて明るく挨拶を返した。
「……えぇ。約束したものですわ。」
そう言って、持っていた1冊のノートを彼女へ差し出した。ノートの中には彼女の為に選んだ10通りのヘアアレンジが書かれている。
アップスタイルから、ハーフアップ、サイドアップ、他にも色々と。どれも彼女に似合うようにと選んだものだ。
「……無事に約束が果たせて本当によかったですわ。」
この状況でこう考える事は不謹慎かもしれない。けれど、それでもこのノートを直接手渡せたことが嬉しくて、笑顔が溢れ出す。
もしかしたら、今日を迎えられていなかったかもしれない。昨日、一番疑われていたように感じていたから。そう思えば思うほど、今この瞬間があることを嬉しく思う。彼女の為に選んで書いたこのノートが遺品とならなくて良かったと、心からそう思った。*
/*
ムースちゃんが人狼の可能性は低くなってきた。
あるとしたら、チョコレートさんかドーナツさん。
ドーナツさんの方が可能性は高い気がする。ドーナツさんって今まではっきりとした考察残してきてたっけ?んー、あとで見返してこようかしら……
「偽シュークリームはこのままマカロンを推すのが自然だから、よっぽど他に怪しくて指名しやすそうなやつがいない限りは彼女を俺は指定するつもり。
マカロン嬢が殺されそうな場合は、チョコレートかな。そっちもロジックは用意しているからきっと大丈夫。」
私のカンが正しかったのなら、極上の甘味はタルトからパイに移ったことになるわ。
つまり、今ここにいる極上の甘味は、少なくとも五日目からは移動していないのよね?
うーん……ケーキがひとりで乗り移り続けていたというより、やっぱりタルトかゼリーが仲間だと考えるのが妥当なように思うのだけれど、ね。
[それから、私の見解は……と、指折り話す]
私が今日固定して考えたいのはこうよ。
3日目は本当のスフレ、彼は極上の甘味ではない。
4日目は乗り移られたスフレ。ケーキ、もしくはゼリーによるもの。
5日目は本当のパイ、彼も極上の甘味ではない。
6日目は乗り移られたパイ。この場合、5日目のタルトからの移動。
パイが最初から極上の甘味の仲間ではないだろうことは、何度か指摘してきた通りよ。
では、そろそろお部屋に戻ろうかしら。
続きは夜ね。また。
/*
ただ私、シュークリームさんに異常な程に疑われてるんだよなぁ……今日の投票先だけじゃなくて、その前からパイさん怪しいとは言ってたんだけど、身内切りに取られちゃったかなぁ。。。私そんな高度な技使えないよ……人狼なんてここ数年やってこなかったから……身内切り上手くいった試しもないしね……人狼下手どすすんません……。゚ヾ(゚`ω´゚ノシ゚。)ノシ
/*
シュークリームさん白に見られてるからこそ発言力あると思うんだよな……今日死ななかったらたぶんシュークリームさんわんちゃんあると思ってもいいかな……
/**/ 毎回朝はやる気でなくて、ウィンターが褒めてくれるのと火まつりきいてモチベあげてたから大丈夫か……?って気分
**違和感の感覚として
いつも欲しい言葉と反応を、それ以上で返してくれるのがスフレ。物足りなくさせない。
いつももうちょっと話したいんだけど!っていうとこで後ろを向いてしまうのがパイ。常にちょっぴり物足りなさがのこる。
>>+7 ケーキ
「わあ!褒められちゃったね?
僕はただの、ヒトデナシなのになあ。でも、同じくらいヒトデナシのキミたちの考えてること、ちょっとわかっちゃったからねえ。
始まってからというもの、この"おかしのいえ"はキャンディを追い詰める装置みたいなもんだから。毎日こっそりスフレの体の一部分をあの子の部屋の前に届けてあげようかと思ったくらいだよ。
キミたちの美学にマッチするかはわからなかったし、犯人探ししてるみんなに迷惑かなーってヤメたけどさ。あーあ。なんで僕"こっち側"なんだろうね?ほんと。」
軽くかぶりを振って髪をかきあげる。
「でも、この後のことは僕の予想が外れて欲しいなあ。もっと裏切られたいよ。キミとスフレには。」
**四日目のスフレは物足りなくて。
昨日のパイは会話に満足だった。
それがなんか違和感は感じた。
四日目については悔しすぎる
/**/
プロローグと今のシュークリームだいぶ文章違う気がする
もうこれは初日のティラミスと同じようにロックがかかってるだけかも
/**/ シュークリームの考察、頭いいから真似するのマジで難しいし出来てる気がしないし わたしはRPでふやふやって考察するのが楽で好きだから もーーー大変
/*
6>4>2 で残り2縄。慎重にいかないといけないことに変わりはないね。縄数も結局変わりはないし……。意図的な襲撃失敗は禁止事項に触れているから、今日吊らなければ明日必ず2人死亡者が出るでしょう?
それから、今日襲撃に失敗したということは、乗り移る権限をパイさんが持っていたということになる。から、昨日疑いを向けられていた人物が怪しい………ってなるとー!!!私になっちゃうんですけれどもおおおおうおおおおおおおお(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)
/*
チョコレートさんが今日また発言が少なければ怪しい人物として挙げておこう……なんか昨日からRPがブレてる気がす……気の所為かもしれないけど……
/*
それにしても私ってそんなに真似しやすくて気づかれにくい立ち回りしてたのかなー?
気づかれないのは発言力高い所に潜ったからだと信じたい
真似しやすくて違和感取られにくいからナチュラル人外って呼ばれるの!!!???
>>*6 >>*7 >>*8 >>*9 スプ
おーおー、相当空腹みてえだな。姫さんはよお。レディが台無しだぜ。
悪口のオンパレードで笑えんな。今のスプを姫さんに見せてやりてえよ。100年の恋も冷めんじゃね?
マカロンもチョコレートも理由付けはしやすそうではあるよな。そこは心配してないぜ、相棒。その面のお前は信用してっからさ。
眠いなら寝ろ!……なーんて、愉快だから起きててくれた方が嬉しいぜ、俺は。
姫さんはうっかりドジしてるし、中身あてほぼ間違ってからドジっ子の可能性あんな。その割にはたまに勘が鋭いのは“女“って感じすっけど。
「ケーキって……」
いく日か前、まだ互いにただの隣人だったころと同じ静かさで相手を見る。
「普段はただの、とびきり口が悪い男の人だけれど。
シューが絡んだときだけは素直になれない思春期の男の子みたいね」
🍅スフレそんなにキャンディの悪口言ってるの?流石にかわいそうだな……
あれかな、全く気づかれないっていうか的外れだからジレンマなのかな。
>>+17 ケーキ
「これは自分に何も言わなかった罰っスよう!」
[続けざまに、ケーキの胸をぽかぽかと叩く。]
「これは自分を弄んだ分、これは皆を騙した分、これは悪口を言った分、これはゼリーさんを乗っ取った分、これはタルトさんを乗っ取った分、これはパイさんを…」
[言いたい事がとめどなく溢れ出る。ひとしきり彼の悪行を責めた後、大きく息を吐く。
そして、シューは顔を上げる。]
「全部、ぜーーんぶひっくるめて、自分は赦すっス!!
…また会えて嬉しいっスよ。ケーキ…ってうあー!やめるっスー!」
[瞼を開けられそうになり、慌てて顔を下に向けケーキの胸に顔を埋め抱き着く形で抵抗する。
今は見たくない。見るなら、本当の自分の身体で、真正面から視力を回復させて、見たい。借り物の景色で覗いたら、色褪せてしまいそうで。
…シューにとっては大事な事だから。]
**ツンデレのお手本は、最近は冴えカノの澤村スペンサー英梨々で、お嬢みはアンジェリークのロザリアかな……漫画版のロザリア健気で超可愛いんだよな……
**今日の投票
チョコ1→ムース
パイ3→チョコレート、マカロン、ドーナツ
マカロン1→キャンディ
ムース2→シュークリーム、パイ
うーん。やっぱり昨日の段階で狼が票を揃えないのは考えにくいんだよな。
シュークリームが動いてない甘味説もあるな。
**でもなあ……昨日夜いなかったチョコあたりが事故った可能性もあるし、シュークリームがムースに投票する気持ちはわかるんだよな
でもなあ〜
とにかく、シュークリームはあまり候補じゃないな。見るならチョコとドーナツだろう
**RP推理的には、もしシュークリームが仲間なら、やっぱり、ケーキが生きてるうちに見えるようになった目でケーキを見たいと思わん???
**でもパイがムースに投票してることから、少なくともムースは極上の甘味じゃない。
チョコ、マカロン、ドーナツから絞って、明日シュークリームの死体が出たら考える感じか。
シュークリームが極上の甘味なら、さすがに明日は乗り移られそうな感じもすんだよな
>>6:+50 ティラミス
「"ひとり占めさせた、俺はお前のもの"なんて言っておきながらちゃっかり自分は天国に行くんだよねえ。つれないよねえ。
僕がどっちかというなら地獄行き前提なのは否定しないけど、引き上げてくれないんだ?ああでも、キミが僕に届くかどうかわからない写真を送るなんて素敵だよねえ。
うん。うん。そうでなくちゃ。簡単に独占されるチョロいクールガイなんて手ごたえに欠けるな。それでいて僕宛にボトルシップ流すなんてサイコーにロマンチックじゃない?地獄で楽しみができたよねえ!」
ワッフル相手に狼狽する様、目の前で繰り広げられる神のしもべの人間味劇場はまぶしそうに目を細めて見て。
「いいよね!それも」
と、昨日はニコニコと満足して過ごしたんだった。
ああ、でも僕はクレープを食べそびれ、僕が一番食べたいアップルパイも食べそびれ。
甘味が戻ったならお菓子以外のものもまた食べたかったなあ。
こんなに、"食べたい"に支配されるなんて。
他に何がやりたかったんだっけ。
オバケは死ぬ直前に執着していたものに囚われるって聞いたことあるけど、僕は今"食べたいオバケ"だなあ。
**いやーーでもドーナツの昨日の最後の発言は、「話は聞かせてもらったわ!」ばばーん!と似たテンションなんだよ……好きなんだよ……
**五日目のチョコはチョコだと思うんだよ。だから、やっぱりドーナツかマカロンで、でもマカロンがなーーー
こーれマジでシュークリームわんちゃんあるよなあ
[死者の世界は絶望の黒を基調にした、薄暗く、冷たい空間だ。
他の人の声音も黒に溶け込んでいく。ただただ漆黒の闇。
自分達がこれから先どこへ行くか、どこに辿り着くか。
それすらもこの黒の前では全く知る事は叶わなくて。
そんな中で小さな色を落としていく自分達はか細い存在なのだなと悟らせられた。]
>>+24 スフレ(シュー)
《胸をぽかぽか殴られても痛くないので、そのままにさせておく。
だが、続く言葉に彼女に抱きしめられた姿勢のままに固まった。》
…………お前。赦すって……正気か?
握り飯拾い食いしたり、変なモン食ったからついに頭までイったか……!それともアレか?能天気女のノーテン菌が頭まで侵食したのか?
《怒る、軽蔑する、諦める、引く。
どれもケーキにとっては予想していた事で、さして心に響かない行動だ。そりゃそうなるだろうよとどこか冷静に俯瞰していた。
だが、また会えて嬉しいとここまで晴れやかに言われるのは番狂わせで、突然の出来事に頭がフリーズした。》
………………つか、抱きつくな!!そんなにスプの体が嫌か!やめてやれよ!一応五体満足のイケメンだぞ!
《抱き締められてる事に遅れて気付くが、彼女が元の体であった時のように、無意識で振舞ってしまう。
無理に引き剥がしたり突き飛ばしたりはせず、スフレへの謎のフォローをし始めた。》
随分と賑わっている。
今日は彼がこちらへやってきたようだ。
「こんにちは。
あぁそれから。
元気そうで何よりだ。ケーキ。」
"今日は"きちんと声をかけた。
>>+19 ケーキ
「おや、楽しんでくれるんだ?
あー、ひとつだけ。僕食べ残しをデリバリーするのはちょっとねえ。女の子のリクエストがあったでしょ?"顔は食べないで"って。それは守ってあげないと。大事にしてたから、きれいに届けてあげないとね。
悪事を働くなら気遣いは必要だよね。
どうやらケーキは悪いことを覚えたてのようだけど、スフレは違うらしいね。
アレは僕よりうんとヒトデナシだよ?見てごらんよ、気遣いにあふれてるだろ。」
まだ生きているみんなは部屋の中で何を思っているのだろうか。
キャンディ、がんばりなよ?ラストシーンはきっとキミのものだ。
いつか言っただろう。舞台の真ん中に立ち、軽口にもオーディエンスを求める男だって。
クライマックスを彼はきっと用意している。
僕はオーディエンスになってしまったから眺めるとしよう。
/**/
当たり!これは会社にいる会話がロクに続かない男top3を濃縮還元したRPです!本当に会話できなくて困っているぞ!
そんな僕を人として動かしていたのは、コンビニに売っていたゼリー飲料だった。科学的根拠の塊のようなパッケージを握りしめて、人工的な甘味を摂取して。
固形物は時間がかかる。そんな愚かなことを言う僕に、あの人はゼリーで固められた、料理として冒涜されたようなものを手作りした。それを、僕は毎夜数秒で飲み込んだ。
今でも、苦もなく摂取できるのは液体だけだ。だからここの食事は罰のようで、…どんなに甘い匂いをしたものが転がっていようとも、喜びだけを享受できるのは血液だけだった。
僕が最後に外の世界にいたあの日、彼女は発狂した。
僕のプログラムが元気に動いていたパソコンを壊そうとしたから、僕は彼女を壊した。
>>スフレ?(シュークリーム)
昨日話していたように、彼女?は彼を赦すと言っている。
あぁ、叩いているが響いていない…
それでは彼女は報われない。
抉るように打つのですよ。と言葉をかけるべきか躊躇した。
「あ。紳士だ。ごきげんよう。
そういえば紳士には質問されてたね。僕にも屈託があるんじゃないかって。
うん。もちろんあるね。怖いものも捨てたくなかったのに手放したものも、いーっぱい!あるとも。煩悩まみれだねえ、僕は。
僕の昔話なんて平凡だよ?
お母さんがいて、お父さんがいて、きょうだいが3〜4人いて。家がレストランで、妹がメニューを考えて兄さんが作って、弟が給仕して。お母さんとお父さんがデザート作ってたね。もちろんアップルパイも作っていたとも。まあまあ流行ってたね。
僕は内装やって看板を描いて。体動かす担当。あと味見するのはおいしかろうがまずかろうが何でも食べる僕。賢い妹が僕の表情とリアクションだけ見て出す出さない決めてちゃんと当てるから偉いもんだよねえ?
そりゃあ毎日楽しかったよ?僕がおいしいと思ったもの、お客さんがたくさん頼んでくれるし雑誌にも載るし。見た目のいい僕たち目当てに女の子も来るし。2号店出すならちゃんとした僕の仕事もできるから楽しみにしてたよね。
で、そんな僕がほんとうは繊細だった味覚を損なったらどうなったでしょう?
経緯はご想像にお任せするけど、1年前僕はここに来たわけだ。
…まあこれ今作った話なんだけどね!
さて僕んちは何屋さんでしょうか?」
家族のことを思い出せばほんの少し眉に陰りが出るものの、いつも通りに話して見せる。
「思い出は思い出さないと忘れちゃうんだよねえ。色々忘れた気がするよ」
>>+29 ケーキ
「赦すっス、赦したっス!正気っスよ!何か文句あるっスか!?
と言うか頭までって!?頭までってどう言う事っスかっ!!??」
[ぎゃいぎゃいと喚きながら、半ば強情なままケーキを赦す。
シューにとっては裏切られた悲しみよりも、また会えた嬉しいの方が勝っていて。
怒りたい気持ちもあったが、いつもの調子で彼が話してくれた事の安堵感で、そんな気持ちなど全部吹き飛んでしまったなんて言えなくて、照れ隠しにシューは喚き散らすばかりだった。
…こういう所がチョロいのだろーか…?]
「いや、スフレさんがイケメンかどうか自分、分からないっスから!!
…はっ…!これは失礼したっス…!えーっと、それじゃあ…」
[赤面しつつ、抱き着いていた腕を緩めて1歩離れる。
…そして、ケーキを座らせ、背中を向けて──ケーキを背もたれにして──シューもちょこんと座るのだった。]
**いま思いついたんだけど、スフレ普通に粘土かじるし、キャンディの見た目アレな料理も全然抵抗なく食べれるのでは??相性完璧か?
>>+16 ケーキ
「あぁ、誰一人食べれなかったビビリな俺は寂しく幸福と安寧を語ってるんだよ。」
そう、いつかも思ったが今となっては俺が異常者。
俺以外に"食事"をしてないやつはいるのか?
「牛や豚を食うのに罪悪感は確かにないさ、その代わり、きっちり感謝はあるだろう?俺にはお前らがそんなことを言ってる想像がつかなくてな。別に謝れなんて言わないさ、裁くのは神だ。今はただ義務を果たすだけだ、お前も勝手に相棒を応援してろ。勝つのは俺らだがな。」
今の現状でノーサイドと笑い合うことは不可能だが、「なにか事情があったのだ」と勝手に割り切ることは出来る。
やむを得ない状況で、仕方なく、抵抗を覚えながら、なくなく、仲間を殺したのだ、と。
しかし、事情は尋ねられない。
もし、真っ当な理由もなしに全てを壊したのなら。
俺は彼らを愛することが出来ないから。
「おはよ、ウィンター。昨日の夜は一時間置きに目が覚めちゃったからすっかり寝不足だよ。どうせやることもないから昼間はめいっぱい惰眠を貪っちゃった。」
「キミはどうしてる? あの世って煙草とかあるのかな。」
「なんだかこうしてみると、死んだ夫の墓の前で毎日他愛のない話をする未亡人みたいじゃない? 俺。」
「まあ、暇だから話しかけるけどさ。」
「暇だからシュークリームの身体でもまさぐっていようかなー。……あ、意外と胸が大きいんだな。」
僕はウィンターが聞いていたらとっても怒りそうなことを言いながらベッドにまた横たわった。
>>+38 プリン
意外がってる奴が多いけどよお、目的の為には手段選んでらんねえだろ。つーか、別に男も女も大差ねえし。
《外見なんて、記号でしかないのだ。それに、男女で中身に大きな差を感じなかった。それはどちらかと言えば、ソイツ個人の話だろと思うが口にはしない。》
へえー。幽霊なんざ信じてなかったが、自分がなると信じざるをえねえな。死んでても意識があんなら生きてんのと大差ねえだろ。いつ消えっかわかんねえ存在だが、そんなの生きててもいつか死ぬのとおんなじだ。
……お前、変に自己表が高いナルシストなのになんで死にてえって思ったんだ?その感じだとおかしのいえの中の出来事だけで思ったわけじゃなさそうじゃん。
>>*10 >>*11 >>*12 スプ
はよ、スプ。
今日は夜が忙しいだろうからいいと思うぜ。
俺は亡者と話すのにてんやわんやだな。
……そういや、火はねえのか探してみるわ。元の体なら煙草吸い放題だしな。
……やめろやめろ!シューの体でそれ言われんのはシャレになんねえよ!
まー、俺としちゃあ忘れられるよかマシだがな。
あ“っ!!テメェ!!!!やりやがったな!!!!くっそ、こういう時死んでるとなんも出来ねーな……人の玩具に手ェ出してんじゃねーよ!この〇〇〇〇野郎が!!!!!!
《あからさまにイラついた様子で放送禁止用語を怒鳴りつけた。》
やっぱり、ムースが指摘していたところを注意してみたけれど、タルトも五日目はなんとなく違う気がする。
なら、ケーキは初日からずっと同じひとの所にいて、ゼリーがスフレ→タルト→パイ、と連続で成り代わったか、もしくは、本当にひとりで演じていた可能性がある、わけ、ね。
普通に考えると、マカロンがいちばん、怪しいように思う。でも。
……シュークリームが極上の甘味の可能性を、私は切ることが出来ない。
本当は、ずっと、人を食べなくていいように実験し続けてくれていたシュークリームを、信じたい、し。
ケーキがずっとひとりで移動していた、なんて。
ただ、ケーキが、シュークリームを守るためにそうしたのだとしたら……とか。考えてしまう。
>>+43 スフレ(シュー)
《赦す。その言葉を再び言われる。
赦すって何だよ。あれだけの酷い目にあって、それを全部飲み込んで、なかった事にするつもりか?待てよ、騙して裏切って殺して、体で好き放題して嘲笑ったのに。なんで、コイツは折れない?
───そんなの、有り得ない。こんな“展開“は狂っている。》
……………ははっ、そーかい。本当にお前は……愉快な頭してんな。
なあ、なんで俺じゃなくてスプ……スフレがお前の体に憑依したか知ってるか?
お前が死んだ前の日、スフレが挙げた数人の候補にお前がいたからさあ……俺が唆してやったんだよ。
「スプ、お前が憑依すりゃあ寝盗られたみてぇで面白いよな。」
ってなァ!!俺からすりゃあ、お前はその程度の女だったって事だ。お前はゴチャゴチャ考えてたみてぇだけどよお……お生憎様。
《これは現実だ。全て飲み込んで、赦してなかった事になんて"絶対に有り得ない"。
有り得ないなんて事は有り得ないこの世だとしても────これは、あってはいけない筋書きだ。》
**ケーキがハッピーエンド嫌いなのは、生い立ちもあるけど小さな舞台で自分の脚本が採用された時に、ハッピーエンド大団円展開よりも、バッドエンド鬱展開の方が観客動員数が多くて、反応があったから脚本家としてそちらの方が正しいのだと思い込んでいる。
後は昔にすごい幸せな話を書いたけどそれを心無い人に目の前で破かれたからもある。
創作やる方なら分かって下さると思うのですが自分が描いたり書いたものが目の前で消えるのキツくないですか。
私は破かれた事はないけど、デジタルで描いた絵がうっかり消える、パソコンがフリーズして消えるのは稀にあるので思い出して心が死にそうです。
[夜の交流時間を告げる目覚まし時計が鳴り響く。
緩慢な仕草で鐘を止め、身支度を整えてシューは自室の扉を開けた。
そして、しょくいんさんの部屋に向かおうとして紙を踏んだ事に気付いた。]
「…またっスか?」
[後で誰かに読み上げてもらおうと思い、シューは紙をしまってからしょくいんさんの部屋へと向かった。]
>>+51 ケーキ
「…そうっスか。話してくれてありがとうっス。
知ってるっスよ。全部。
ケーキにとって自分がそういう対象じゃない事は、乗っ取られた時点でそういう事だと思ってたっスけど………えーっと……」
[それでも、尚シューはケーキに体を預ける。
どんなに言われたって、シューは挫けない。折れない。
彼と関わってきた思い出が、彼の本質的な優しさがそれを許さないから。
そして、気付いているのだろうか?]
「…うーんと、…『寝取られたみてぇ』って思ってくれる程度には、想ってくれてたんスね…?」
[そんなの…恋人に対して抱く感情で……遠回しな…告白みたいに感じて。
シューはその言葉を最後に、俯いて何も言えなくなる。
顔を両手で覆う。頭から湯気が出る勢いだった。]
[がばっ!と、身を起こす。ちょっぴり寝過ごした。ちょっぴりだけれど。あわてて部屋から出ようとして、思い直して鏡の前に座った]
……リップはしなくても。髪くらいはちゃんとしないとね。
レディですから。
[少し乱れた髪をゆい直し、自室の扉を開ける。すると、部屋の前にまたなにか落ちていた]
……また?次は何よ。
交流時間が来た。
日に日に数を減らす仲間たち。
その精神的な負担はドーナツの心に変化をもたらしただろうか。
「あらこれは。新たな子猫ちゃんの登場に流石のわたしも動揺を隠しきれないわ。おろおろ。」
昨日と同じような紙を拾い上げ、確認する。
[その前にキッチンに寄り、先日実験を行う際に使用したボウルとゴムベラを濯いで、水気を拭き取る。
謎の機械による実験は、既にシューが出来うる範囲では終了している。
これからシューが行うのは、謎の機械の解明ではなく、生きる事を目的とした行動だ。
ゴムベラはシンクに置いておき、ボウルを抱えてしょくいんさんの部屋へと向かう。]
こんばんは。気づいてるひともいるでしょうけれど、最初にこれは言っておきましょうか。
【ムースは極上の甘味ではない】と言っていいでしょう。
それは、今日の指名結果からわかるわ。
まだ全員の結果は聞いていないけれど、他のみんながどうしたか、聞いたから、もうハッキリしてるわね。
[わかりやすいように、とメモに図を書く。あとで貼りだそう]
【今日の投票】
チョコ1→ムース
パイ3→チョコレート、マカロン、ドーナツ
マカロン1→キャンディ
ムース2→シュークリーム、パイ
チョコレート、マカロン、ドーナツがパイを指名したのなら。残りの内訳はこうなるわ。
極上の甘味だったパイが指名しているムースは、仲間ではないと思って良いでしょう。
昨日はだいぶムースが疑われていたから、わざわざ仲間に入れる必要は無いわ。
そうなると、素直に考えれば……仲間同士、票をかためると思うのだけれど……シュークリーム、なのよね。もうひとりが。
/*
しょくいんさんの部屋に行く→その前のキッチンの流れすらなぞらなくてもww
真面目に間違えた動きをなぞられると恥ずかしいw
/*
シューが割と生とかに執着していないのは単純に自分が人間じゃないんじゃないかと考えていたから
生きるにしても死ぬにしてもこの状況下で今後まともに生きていける可能性は低くて『おかしのいえ』から出たらシューはまた色褪せた毎日に戻ってしまうのではないかという事を危惧している
結局、シューが身を寄せられるのはもう『おかしのいえ』しかないから、その住人に縋るしかない。ケーキを盲信する事しか出来ない
……これを、どう考えるか、よね。
もちろん、私のようにうっかり寝てしまって、無意識にパイを指名してしまった可能性もあるけれど……どうなのかしら。
他の観点からも、私の考えを整理していくわ。
あ、それから。また部屋の前で紙を拾ったのだけれど。
[紙を改めて見て、顔を顰める]
……いやらしい質問。
『愛した人の秘密を全て受け入れる覚悟がある?A.あるB.内容による』ですって。
……愛した人、ね。私の愛についての価値観を試しているの?
んー、Bよ。内容によるわ!
たとえば、犯罪歴があるだとか、人道的に間違ったことをしてしまっただとかなら、私も、もうそちら側に踏み入れてしまっているから……どうこう言う権利は、ないわね。
むしろ、気持ちに寄り添えるかも。
でも、【妻子がいる】とかはダメ……!!
実は子どもがいる、だけならいいけれど、不倫だけは本当にだめ。むりだわ。不潔よ。最低だわ。
[しょくいんさんの部屋へと辿り着いたシューは漂う甘味の香りを頼りに歩んでいく。
焼き立てのパイ生地と、林檎と砂糖の香りが鼻腔をすり抜ける。
それは今まで感じたどの甘味よりも香り高く、空腹を刺激するものだった。
パイのシーツをめくり、シューは両手を合わせる。
そうした後、シューは手探りでしょくいんさんの机に置いてある刃物を手に取る。
探る際に指を切る事はもうなく、包丁の形をした物を取り出した。
パイの上体を起こし、首を斜めに傾ける。その下には以前と同じくボウルが設置されていた。
そしてシューはパイの首筋に刃物を押し当て、流血させる。
ボウルにパイの血液が流れて溜まっていく。
辺りに漂っていた甘美な香りは更にしょくいんさんの部屋に充満する。
ボウルに指を入れ、ある程度の量が溜まった事を確認したシューは、パイを再度寝かせ、首筋にシーツを押し当てた。
そして元の場所に刃物を置き、しょくいんさんの部屋を後にする。]
……私は私だけを愛してくれるひとじゃなきゃ、いや
わかってるわよ!めんどくさいってことくらい!
でも、ちょっとくらい注文つけたっていいでしょ!
寂しがりの甘えたなのよ!
……夢を見た。
小さな鍋の中で、バターとリンゴが混ざる匂い。しんなりと柔らかくなった果肉を、僕は篦で回していた。かつての自宅の、一人暮らしのマンションで、あの人のためにリンゴの甘煮を作っていた。
あの人が、僕の好きなものを食べたい、というから。あの人はキッチンから漏れ出す甘い匂いになぜだか目を和ませて、鍋をスプーンで一掬いする。そして顔を顰めて甘い、と言うのだ。
そりゃあ、林檎は甘いだろうと笑う僕に、あの人は言った。
──アップルパイにしてよ。
[キッチンに辿り着いたシューは、残りの粘土を冷蔵庫から取り出す。
…粘土を使用する事が出来るのはこれで最後だ。
シューは粘土を丸く、手の平サイズにこねる。粘土をこねて、甘い香りのする血液と共に機械に投入する。
着色料ももう使ってしまおうか。
あれから誰も使っていなければ最後にしまった場所に保管されているはずなので、記憶を頼りに棚から手探りで茶色い着色料を取り出し、それも投入口へと入れた。
そして、機械のスイッチを押す。]
/*
ああああ一昨日ちゃんとパイさんに合わせられてたら今日昨日と疑われることなかったんだろうなああああほんっっっっっっっっっっっっとにやらかしまくってしまったなぁ……つら………つらい………
「投票、投票ね。あはは、確かにそうだね。ひょっとしたら愛の力によって、俺も今夜が峠かな?
……まあいいさ、それならそれで。だったら俺は、最後まで悪あがきをするまでだ。なあウィンター、見てるかい?」
「今からキミを食べるよ。さぞかし美味しいだろうなあ」
/**/
書いてて思ったけど、アップルパイにしてよ、とは言わなそうだなって。自分から言ったことにすればよかったなあ。
「イイ予感がしマシタ!」
少女は飛び起きると共同スペースへ急ぐ。
「フフン、遂に極上の甘味を発見デス!
これでこの空腹も癒されると…ウワッ、プ!」
何かが顔に張り付いた。
勢いよく開けた扉に、落ちていた紙が舞いあげられたのだろう。
「またデスカ?キャンディでもないと言ってマシタし、ドーナツデスカね。
昨日聞き忘れてしまいマシタ。
早速朗報とともに喜びを分かち合いに行きマショウ。」
少女はルンルンと鼻歌を歌いながら共同スペースを目指した。
「ああ。……でもやっぱり、パイの顔をした死体を食べるのは気色が悪いからね。
シュークリームをならって、こうして血液を混ぜ合わせた粘土を口にすることにしたんだ。」
機械に投入した粘土を眺めながら、僕は口角をあげてそう言った。
それに、僕は紳士だからね。本当は悪党らしく死体にかぶりついてやってもよかったけれど、オーディエンスのイメージを壊してはいけない。
「ウィンター。キミはひょっとしたら怒るかも知れないけれど、俺は今とても穏やかな気分なんだ。」
「もちろん手にできる勝ちを負けにする気はないけどさ、もしここで俺が指名されても、まあいいかなってちょっとだけ思ってる。」
/*
…………やっぱりシュークリームさん怪しいなぁ……立場的に彼女が一番白寄りに見られてるから動きやすいとは思うんだよ……
ケーキさんヤンデレルート突入してたりしない?あーーでもキスしてたか……自分の顔にキスするってだいぶ……あのー……んー……んー…………
/**/
その日はなんかめちゃくちゃ機嫌よくてお酒でも飲んでたのかな。
あとなんか本当にやなんだけど、お前の好きなもの作れよ、って言って途中でこれ作ってっていうのすごいグレンやりそうだなって思った
こほん。真面目な話に戻りましょう!
タルトについて、ムースが言っていたことを踏まえてレコーダーを聞き直したら、日記についてもやっぱりちょっと違和感があるように思うわね。
強いて言うなら、五日目は淡々としすぎかしら。
よって、タルトはスフレから乗り移られた可能性を見るわ。
五日目のタルトの発言は色々なパターンがあったけれど、名前が出てこないのが、マカロンとチョコレート。
現状から素直に考えたら、マカロンの方が極上の甘味に近いかしら……?
うーん。昨日は、マカロンは乗り移られていないと思うと言ったけれど、もう一度改めて考えてみる。
あとは、ケーキが本当にひとりでずっと移動していた、というパターンがあるのか、ということもね。
/*
今日の投票先なぁ。。。
パイさんが選ばれるとは人狼側も思ってなかったからこそパイさんが動いて犠牲者が出なかったってことになるよね。なら、パイさんに投票してる人も怪しい気はするんだよな……………
ってことはドーナツさんなんだけど……なんだけどぉ………頭ぐるぐるするわ……
「でも、キミが俺以外のバカたちに食べられるのは不服だな。あーあ、もっと豪快なやつのふりをしていたら、貪りつくせたのに。」
シュークリームのことだけれど……ムースへの票数、パイの指名先から見たら、シュークリームは怪しいわ。シュークリームでなかったら、今日の決め手にしたくらいの話だわ。
けれど……シュークリーム、ずっとあの変な機械で、いろいろ試してくれてたんでしょう?
できるだけ、その、仲間を食べなくて良いように。
それに……シュークリームは乗り移られていないと思うから。あるとしたら、ずっとケーキが一人で移動していた、ということになるわ。
前にも言った気がするけれど……そんな負担を、シュークリームが許すかしら。
それに、これは私の価値観だけれど。せっかく乗り移ることができるなら……シュークリームが先に誰かになって、ケーキの顔を見たいと思わないのかしらって。
それに、四日目のスフレはシュークリームと話しすぎよね。
仲間同士だったらこんなにつっこんで話すかしら?
……別にうらやましいと思ってたとかじゃないのよ!ど、どうせニセモノだし!
/*
そうなんよな、シュークリームさん怪しいんよ。
ただ、それはキャンディちゃんにも言えることで……パイさんに投票してなかったから……?あれ、なんて言ってたっけ?
「……自分もそうしたから、こういう事には引け目があるんだが……」
僕は口を開いた。
「極上の甘味の仲間はパイを指名しないと思うんだが。……クレープとティラミスの例があっただろう? キャンディは結局のところ違う人を指名したわけだが、パイに疑惑が集まってたわけだ。その段階でパイに敢えて票を寄せる行為は、危険じゃないか?
こうして票の話が出来るのも、犠牲が出なかったこそなわけだしな。……同じ理由で、キャンディが極上の甘味である可能性はないと見ていいと思う」
一つ一つ、考えたことを話していく。間違っているかどうかという不安は、一度置いておくことにした。
「……それから、今日誰も犠牲者が出なかったことについてなんだが。もし、パイとムースが極上の甘味であるなら、ムースは誰かしらに乗り移っていたのではないかと思う。どちらが指名されてもいいように、だ。そして、これはキャンディも言っていたが──パイがムースを指定する可能性もまた、同じように低いと見ていいだろう。…………」
そこまで言って、一度口を閉ざす。
[カタカタと音が鳴り始めたのを確認し、出来上がった塊を手に取る。
恐らくは茶色いそれを、シューは恐る恐る齧ってみた。
以前パイが読み上げてくれた【極上の甘味】と記されたメモが正しければ、『これ』は病を疾患は治してくれる“薬”だ。
未だに出来過ぎた話だとは思う。しかし、この狂おしい程の香り。その極上のパイの香りがシューの胸に芽生えた期待を膨れ上がらせた。]
「………」
[一口頬張れば粘土の柔らかい触感と共に香ばしいパイの味が広がっていく。
…もし目がまた見えるようになったら。
シューはまず一番にケーキの顔が見たいと思った。
彼がどんな表情で眠っているか知りたい。
そのまま甘味の塊を貪り、嚥下する。
そして、閉じていた目をゆっくりと開けてみる事だろう。]
「……そうなると、一人なんだ。理屈で詰めれば、一人。俄には信じ難いんだが、状況からすると…………シュークリームが極上の甘味である、ということになる」
キッチンの方を見る。この場にはいない彼女を。
「……ただ、彼女の雰囲気は、変わらないと思う。まるで、本人そのままなんだよ」
/*
そおおおおおなんだよなあああ……シュークリームさん怪しすぎるんだよ…………怪しすぎるんだよなぁ………………………………
/**/ こんなに誤字と考察ぼろぼろなのに今だに本人って言ってもらえるのは嬉しいけど本当にシューちゃんの中身の方にごめんなさい
/*
ロル書きながらログ見てるけど、今日外して明日犠牲者が出るとしたら、誰が乗っ取られるんだろうか……
乗っ取られたくないいいいいここまできたら最後まで生きていたいいいいいいい生き残りたいいいい生き残りたいいいいいまだ生きてたくうううなるううううううう
/*
あ、家の用事やっと終わったからちゃんと考えてこうね。お返事も書こうね。やろうね。21:30には喋りだせるように準備しようね。
(┓^ω^)┛))ヨイサヨイサ♪(┓^ω^)┛))ヨイサヨイサ♪
((┏(^ω^┗)ホイサホイサ♪(┓^ω^)┛))ヨイサヨイサ♪
/**/
もう考察したくない
なんか村人だと、じぶんもつられるかもって不安の他に間違えたらどうしようって不安もプラスされるから嫌い
ほん……ほんときらい……
/*
おぉっとこれはぁ?!?!私疑われルート回避できてる?!!?!!?!!!???!いける?!!?!生き残れる?!!?!とりあえず今日の吊り先候補からは外れられそう?!!?!!?!!!┏( ^o^)┓ドコドコドコドコ┗( ^o^)┛ドコドコドコドコ
>>40 キャンディ
「そうだな。マカロンの視点で考えてみると、キャンディはパイに対して疑いをもっていて、あの日夜時点で誰を指名するか言っていない人間が三人(ドーナツ、ムース、僕)いたわけで……、その上でパイが指名される可能性を考えないのは考えづらいと思う。
と、いうかな。パイが指名される可能性があった状況で自分が乗り移る、という手を取らないのは、パイが残り、自分が誰かに乗り移った場合不利になる人間だと思う。つまりあの段階で疑われていたマカロン、ムースは除外されるだろう」
そう言ってから、僕は僅かに唇をあげた。
「まあ、極上の甘味の乗り移りが、そういった自分たちが生き残るために完全に行われている、と仮定した場合だが」
「おはよう……。なんだか、今日はこっちがにぎやかね。生きてるみんなは、これだけおしゃべりしてても、聞こえないのかな……?」
[しかし、シューの真っ暗な世界にはまだ、光は訪れない。]
「………駄目っスか…」
[視力が戻るかも知れないと期待していた半面、何も変わらない可能性も充分あり得るとも思っていた。
少なくとも、【極上の甘味】を1人食しただけでは効果はないと分かった。
血液のみを摂取した事が原因なのかも知れないが…。
でも、いくらパイが【極上の甘味】だったとは言え、これ以上彼の身体を傷付けるのは気が引けた。
それに今は、もう1人の【極上の甘味】を見付け出さなければならない。
シューはゴムベラやボウルの後片付けをして、共同スペースへと向かう事だろう。]
ああ、でも───
私、さっき、乗り移られたスフレと、シュークリームがたくさん話すのを……不自然だと思った。
でも、聞き直したら……ほかの、ゼリー、タルトとはあまり話していなかったわ
昨日パイが、シュークリームの紙を読んであげていたのも、少し変だなって思ったところはあって。優しいところがあるなんて意外ね、って思ったのよ。
……せつないわね。
キャンディは、シュークリーム を投票先に選びました。
>>27 キャンディ
[共同スペースに着くと、ボイスレコーダーを再生してキャンディが録音していた投票の話を聞き返す。
シューは、彼女の言い分を理解した。
昨日時点でパイが【極上の甘味】だった以上、単純に考えれば昨夜【極上の甘味】はパイ以外の誰かを指名したかった筈だ。
そして、パイはムースを指名している。
同じくムースを指していたシューが【極上の甘味】で、パイと票を固めようとしたように見えるのは、客観的に見れば納得出来た。]
「確かに投票結果から紐付けていくと、自分が怪しくなるのは理解出来るっス。
これは自分目線での話っスが、【極上の甘味】がムースに投票しようと打ち合わせしていたとして、もう1人がうっかりでムース以外を指名してしまった………と言うのは考えにくいと思うっス。
考えられる可能性として、自分は2つあると思うっス。」
ただ、私、チョコレートは……昨日言った、時計への感想のことからも、あまり怪しいとは思えないの。
乗り移られたとしたら昨日だと思っていたけれど、実際はパイだったはずだし。
今も、仮にシュークリームを追い詰めるためだと仮定しても、わざわざ乗り移りについてのヒントを、みんなに与えなくてもいいように思うのよね。
その点……私は昨日、時計に関する理由で、ムースを……挙げたわけだけれど。
昨日言った通り、スフレの名を出したのは、シュークリームとムース。シュークリームも含まれるのよね。
だから、あってドーナツかしら。
少なくとも、マカロンは外してもいいように思える。
「まず1つは、見捨てる覚悟でパイさんを指名した可能性っス。
この場合、仲間は誰かを乗っ取る必要はないっス。
明日【極上の甘味】の1人がパイさんだと発覚すれば、必然的にその仲間は疑われにくくなるっスから。
つまり、チョコレートさん、マカロンさん、ドーナツさんの3人っスね。
パイさんが指名されなかった時の為に、誰かを乗っ取るのは彼に任せれば問題ないっス。
上手く乗っ取る事が出来れば、2人で生き残る事が出来る。
仮に乗っ取る事が出来なくても、【極上の甘味】にとって不利ではない状況っスよ。
本来なら今日は5人で迎える筈だった朝が、6人になって容疑者が増えたっスから。」
/*
あああああわかんないことはあとで質問することにしてとりあえずスルーで質問だけ答えてこうかな!!!!
涼しい部屋で考え事したいけどテレビついてるから意識がそっちに流れてだめなんだ……だめなんだよ……小藪さんが俳句才能ありとったね……すごいね……
「そして2つ目は、ムースちゃんに投票した誰かに嫌疑を掛けたかった可能性っスね。
この場合仲間はムースちゃん以外を指名していればいいっス。
ただ、出来るだけパイさんの事も指したくないだろうっスから、チョコレートさんを指名したムースちゃんとマカロンさんを指したキャンディさんも少し怪しくなってくるっス。
…うーん、この場合投票結果に関連付けた考察を展開したキャンディさんが【極上の甘味】である可能性が出てくるっスが…キャンディさんだと仮定すると違和感モリモリっス。
今まで自分が伝えた考えとしてもそうっスが、わざとマカロンさんを指名して、うっかりしてしまったと主張するのはあまりにもあざと過ぎるっス。
話を戻すと…見落としがあったら申し訳ないっスが、ムースちゃんの名前を挙げていたのは自分も含めてキャンディさん、マカロンさん、それから【極上の甘味】だったパイさんっスね。
…自分の事はよく分からないっスが、つまり【極上の甘味】は自分やキャンディさん、マカロンさんに疑いを向けたかったと言う事になるんじゃないかと思うっス。」
ふむ。どのケースでも、やっぱりムースは極上の甘味ではないと言えるわね。
今日確実なのは、それ。
やっぱり今日重要なのは、シュークリームだと思うわ。
私、聞き返したのだけれど……シュークリームが仲間だと仮定して、ケーキの移動後、極上の甘味同士の会話があったのは、四日目のスフレと昨日のパイ。
ついでに本物のスフレの声も聞いてきたんだけれど、それまでもよく話していたのね。だから、話さないと逆に怪しいと思った可能性はあるかも。
昨日のパイは……やけに親切ねえ、と思ったのよねえ。そんなことするのね、って。ケーキの優しさだったら……ちょっと、せつないわ。
んー、あとは、そうね、シュークリームは……五日目はマカロンが怪しいと言いつつ、ちょこちょこタルトの名前も出しているのよね。仲間なら、周到だわ。
ゼリーについては、実験を優先していた日だったからか、そこまで気にかけていなかったような感じかしら。
「パイさんがムースちゃんに投票し、仲間は別の誰かを指名すれば見事スケープゴートの出来上がりっス。
この場合、自分を疑う声に【極上の甘味】は隠れると考えてるっスよ。
今話した事を総合すると、自分は1つ目の可能性の方が高いかなと思うっス。」
ドーナツとマカロンも、できるだけいっぱいお話して欲しいわ。
あ、あの、もちろん。ムースも……
[昨日、ムースを指名すると言ったことが胸に引っかかっていた。もし自分が予定通りムースを指名していたなら、票数は同票……ムースが犠牲になっていたかもしれなかった]
>>17 シュークリーム
朝、部屋に戻り、シュークリームの質問への答えを考えていた。
頭をひねってみたけれど、やはり考えは変わらない。共有スペースへ赴いて、彼女の事を見つけると、今朝の返事と傍に寄って。
「こんばんは、シュークリームさん。今朝のお話の続きを致しましょうか。
質問の答えですけれど、私はパイさんは誰かに乗っ取られていたと感じていますわ。誰にも乗り移らずにここまで来ることは、やはり少し難しいと思いますから。
誰に乗っ取られていたのか……ケーキさんではないように感じています。彼の性格からして、あんな楽しそうな雰囲気を出せるのか少し疑問に思う所がありますから……
そうなると、もう1人が誰なのか、ですけれど。私は以前からずっとスフレさんではないかとお話させて頂いていましたけれど、今でもその考えは変わらないままですわ。そうですわね……タルトさんから乗り移られたのではないでしょうか。」
自分の考えを素直に話し終える。
そうして、彼女の返事を待つ事にした。
「……うーん、回りくどいっスかね…?」
[【極上の甘味】は最終局面に向けて、出来るだけ多くの場所に疑念の芽を植え付けたい筈だ。
可能性があればある程、シュー達はそれらの全てを1つずつ検証しなければならないのだから。]
/**/
なんかキャラクターがしんどくてもしんどくない時あるけど
キャラクターがしんどくないのにどうしてしんどいんだろう
「……うーん、回りくどいっスかね…?」
[【極上の甘味】は最終局面に向けて、出来るだけ多くの場所に疑念の芽を植え付けたい筈だ。
可能性があればある程、シュー達はそれらの全てを1つずつ検証しなければならないのだから。]
「あっ、忘れる所だったっス。どなたか申し訳ないっスが、この紙を見てもらえないっスかね?」
[シューは綺麗に四つ折りにした紙を取り出し、周囲に聞こえるように声を掛けた。]
私の主張による、成り代わりの可能性を整理するわ
[また、紙を取り出してパターン別に番号を振る]
@ケーキ・ゼリー
2日目ケーキ→3日目ドーナツorマカロン(今も)
3日目ゼリー→4日目スフレ→5日目タルト→6日目パイ
この場合、タルトが3日目から入れ替わっていたなら、ケーキがタルトに移った可能性もあるけれど、いずれにせよケーキはいきなり女性になったことになるわね
Aケーキ・タルト
2日目ケーキ→3日目ゼリー→4日目スフレ→ドーナツorマカロン(今も)
5日目タルト→6日目パイ
こちらは、まだわかるかも。タルトは乗り移られた可能性を高く見ているけれど、スフレとパイほど、違う、と言えなくて。
Bケーキだけずっと乗り移り
この場合が一番ややこしいわ……。
/**/ ケーキ吊られたら寂しい気もするって昨日言ったの、スフレじゃなくてたかみをの気持ちな気がしてきた…………。
「なあウィンター、あの世でシュークリーム嬢と乳繰り合いながらでもいいから俺を労ってよ。
キミが褒めてくれたら、もう少し頑張れる気がするんだ。」
パイは疑われていたと言っても、ほぼ私が感覚的なことで因縁をつけに行ったようなものだし……正直朝パイが選ばれていてびっくりしたのよ。
パイにわざわざ投票して、いわゆる《捨て駒》のようにするには、もったいない気がするわ。
今まで、今までと違う!って言って失敗してきたんだもの。
それなら、そうよ。
たとえば、マカロンやムースなら、中途半端に片方だけムースに投票せず、パイと相互で指名するとかするべきなのよ。
その点、やっぱりムースは違うわ。パイを指名していないんだもの。
だから、やっぱり今日マカロンは外していいと思う。
チョコレートは、シュークリーム を投票先に選びました。
/*
スフレくん疑わない説はみんなが推してるんだけど私なにか見落としたかな……
ケーキくんとスフレさん人狼説はない……んだろうなぁ……私の勘は当たらないことで有名だから……
/*
ものすっっっっっっっごく今更な質問なんですけど、憑狼が2人いた場合、処理はどうなるんだ?本人が襲撃実行、成功すれば乗っ取り可能っていってるけど、おまかせにすれば相手方が選んだ相手を襲撃できるって解釈でよかったっけ……???
/*
あー、やっぱりそうだよね、もう1人がおまかせにすれば相手方が選んだ人を襲撃することになるんだよね、だったらそれで正解だと思う。うん。
/**/
んー……ドーナツかシュークリーム、まあドーナツが無難だけど……ってかんじこれ外したら最終日残されるな……。
私の、今日の指名候補は、【シュークリームかドーナツ】
交流時間が終わるまでに、最終的に1人に決めようと思うわ。
票の件、時計の件で、すごくシュークリームに傾いているのだけれど……でも、やっぱり、ちゃんと動機が欲しいわ。ケーキがひとりで乗り移り続けていたことに関する、動機、理由が……。
それに、ドーナツが仲間だった場合の想定も。
どうしてか、大嫌いだった兄貴のことを思い出した。
何をするにも不器用で、悪いところを挙げたら指がいくつあっても足りなくなるような、そんなダメでどうしようもない僕のきょうだい。
──僕は本当に、兄貴のことを軽蔑していた。
何をしても失敗ばかりで、そのくせ笑って誤魔化す兄貴が。
「俺と違っておまえはすごいな」と、自分の才能のなさを認めて開き直っている兄貴が。
それがただただかっこ悪くて、情けなくて、大嫌いだったんだ。
だって、僕たちは同じきょうだいなのに。
どうして僕に出来ることが、兄貴には出来ないんだろう。それが不思議でしょうがなかった。
/*
惚れた弱みに依存が混じって狂っちゃって殺されたことすらも受け入れてしまうのは間違っているのだろうか(多分間違っている
あっ……
でも。極上の甘味が、ケーキ一人だった時、納得出来ることがひとつ。
ゼリーはケーキを食べていた。人目も気にせず、食べ過ぎたというくらいに。
これは、ケーキ本人だったなら、とても納得がいくことよ。
そして……それ以降、抜け殻の死体を食べる人はあまりいなかったわ。隠れて食べていたら知らないけれど。
怪しまれるから、避けたのかと思ったけれど、ガマンできるものなの?
今まで、抜け殻を飛びつくように食べたひとがいないのは、やっぱり、まだ誰にも成り代わっていないひとがいることの証明のような気もする。
/*
ケーキが断りにくくなってたら申し訳ないな
悪役になりたかったとか決して結ばれない陣営同士の切ないあれそれとかを求めてる可能性を感じてとても気にしてるなう
でもそれを表で言えないどうしたものか
不安になってきた
こほん、と一つ咳払いをして、スマートフォンの録音ボタンを押す。
自分の頭の整理と、他の住人へ自分の意見を聞いてもらう為に、ゆっくりと話し始めた。
「………えぇと、色々考えないといけないことが山積み、ですわね。とにかく、部屋に戻ってから考えた事を話しておきますわ。
今日の投票先について、ですけれど。……なんだか自分で言ってしまうとそれを逆手に取っての行動をしているのでは、と邪推されてしまいそうな気はしますが、話しておきますわね。
まず、私が極上の甘味だった場合、わざわざパイさんを指名することはしないと思いますの。昨日は確かに私とムースさんが怪しいと沢山の方が声を上げていらっしゃいましたわ。パイさんを怪しいと発言していた方はあまりいらっしゃらないように感じましたし、ここで敢えて私が仲間を売りに出すような危険な行為はしないと思いますの。
そもそも、皆さんは選出人のお名前を隠されていました。それならば、パイさんと一緒にムースさんを選んで票をまとめてしまった方が二人共逃れる術はあったように思います。現に、本日パイさんが選ばれていなければ、一番票が集まっていたのはムースさんでしたわ。」
「それから、本日犠牲者が誰も出ていなかったということは、極上の甘味さん達は、きっとパイさんが選ばれるとは思っておられなかったはずですわ。……これが、意図しての行為だとすれば、根本的な部分から話は大分と変わってきますけれど。
パイさんが選ばれないと踏んで、昨夜行動をされていたのだと思います。それが、選ばれてしまった。だから今朝は誰も犠牲にならなかった。
…そう考えると、ムースさんは外して良いかと思いますわ。なによりパイさんはムースさんを選んでいますし、もし仮に彼女が極上の甘味だとしても、パイさんがムースさんを売るような真似をするとは思えませんわ。」
「そこから見てみると、怪しいのはムースさんに投票された、シュークリームさん……という事になります。信じ難い部分はありますけれど、現段階でとても怪しい人物になると思いますわ。
それから、本来なら私ではなくムースさんに入れる予定だったキャンディさん。……ただ、私、彼女はあまり疑いたくはありませんの。いつも見ているキャンディさんと、なんら変わりありませんから、乗り移られているようには見えませんし、彼女が極上の甘味だとすれば、こんなウッカリしなさそうですし……。
本日、パイさんに入れた方は一旦保留とさせて頂きたいですわ。チョコレートさんとドーナツさん……ですわね。
選ぶとするなら……交流時間が終わるまでに候補を絞っておきますわ。もう少し、皆さんの発言を聞き直して参りますわね。」
言い終えるとボイスレコーダーの録音を停止し、再生に切り替えてから過去の発言を聞き返してゆく。
見つけなければならなかった。些細な事でも、聞き逃さないように。
「……僕も今のところは、その二人が候補だな。言葉が、言い回しといえばいいのかな。その雰囲気が少し変わったように見えるのはドーナツの方だと思う。四日目と五日目で少々……なんと言えばいいのかな、奇抜さが抜けたような気がする。印象論ではあるんだが」
それでも、僕たちきょうだいが仲が良かった時期も確かにあった。
僕たちが唯一心の底からきょうだいだといえたのは、二人で親父のスフレチーズケーキを食べている時だった。
あつあつでふわふわのスフレが出来上がるのが待ちきれなくて、子供の頃はよく兄貴とオーブンの前に張り付いてたっけ。
特に兄貴は地蔵のようにオーブンの前から動かなくなるから、見兼ねた母さんが親父にスフレ禁止令を出したんだ。
僕の家はパティスリーだった。街の一角にあるお菓子屋さん。職人気質の親父は毎日新作のレシピ作りに励んでいて、学校から帰るといつも、客の賑わいと甘い香りが僕を満たしてくれた。
兄貴は昔から、将来は親父の後を継ぐのだと夢を語っていた。
今思えば、僕がパティシエを目指したのは兄貴の影響でもあるのかもしれない。
その頃の僕にとって、親父は美味しいお菓子を作ってくれる魔法使い。
そして、兄貴は俺が見る世界のすべてだったから。
私、仲間がドーナツだとしても、乗り移られてというよりは、ドーナツはドーナツのままでいると思うわ。
雰囲気いっしょだもの。
ドーナツについて気になるのは、マイペースにのらりくらりとしていて、結局誰が怪しいと思うかをはっきり言わなかったり、ひとりでいることが多いことかしら……。
/*
んーーー、こんな質問したけど、私もドーナツさんが怪しいと思うことに変わりはないんだよ………選ぶなら、ドーナツさんかシュークリームさん。どっちかだと思ってる。
あああああああああああわっっっっっっっっかんねえええええええええええ難しすぎる……難しすぎるよぉぉぉぉぉおおおおお(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)
/*
胃がぐるぐるする
また押し付けやっちゃったやつ?やっちゃったくさいなコレいい加減学べおたんこなす予兆はあったろうなんで見ない振りした ああああああああ
やりたいようにRPされれば合わせるのでお願いします…ほんと申し訳ない…
/*
もしドーナツさんなんだとしたら、やっぱりここでムースさんじゃなくてパイさんを選ぶ理由がどーーーーーっっっっっしてもわかんないんだよ……危険すぎる。私はムースさん怪しいつってたし、キャンディちゃんもシュークリームさんも私かムースさんに傾いてた。だからこそ、ここで私やムースさんじゃなくてパイさんに投票する意味がわかんないの。本当に。
うっかりしてたのならもうそれこそ想像すらできないんだけど、そうじゃないなら、どっちかに投票してれば怪しまれることは愚か、パイさんが吊られることもなかったはずだもん。もん。もん。もん。。。
実際このぱいは何者にしたものか。
別に思いついたままでもいいけど。
家族で何かやっていたってところだけがパイにとって重要なので、レストランでも魚屋でも八百屋でもカフェでもなんでもよかったりする。
実家が商いをしているからかろうじて無職じゃない感じ。それにしてもナニ人なんだろ。
/**/
キャンディ……キャンディ…………お前のこと信じていいの……???
ねえ………………私この人は安心できる!!!って思った人悉く狼なんだよ……
/*
メタい推理をするなら、昨日ドーナツさんは21:44に発言を終了してる。
対してパイさんは0:42まで起きてる。要するに、時間はたっぷりあったし、相談することもできてたはず。うっかりはしないと思う。し、やっぱりそうなるとシュークリームさんが怪しく見える。
抗ってるのかな……どうなんだろう……わからない……
「ハァーイ!諸君!コンバンハデス!
コレでやっと1人は捕獲できマシタね!
過半数以上ダト、正体を暴いても為すすべがないデスから、このタイミングは何よりデス!」
少女はいつもどおり、快活に扉を開いて話し出した。
「ア!そうデス、今日は部屋を見てくるのを忘れマシタ。
でも、パイ以外いなくなってナイデスね…?」
少なくなった部屋の中。
ぐるりと見回して欠けた人間がいないのに気がつく。
「“極上の甘味”は、パイが成りかわる予定だったノデスカね?
昨日は疑いが集まっていまシタカラ。
それなら、もう1人は安全なトコロデショウ。
フフン、証拠も沢山集まりマシタ。
美少女探偵ムースちゃんの腕の見せどころデスね!」
とにかく、学校を卒業するとすぐに、僕たちは親父の店でパティシエ見習いとして働くことになった。
自分で言うのもなんだけれど、僕は手先がとても器用だ。要領も良い方だから、見習いになってから菓子職人としての技術を驚くべきはやさで身につけた。接客ひとつにしても、不器用でどんくさい兄貴よりも遥かにうまくやれる。
そんな僕を見て兄貴は、いつも「おまえはすごいな」と笑った。当然だよ、僕には才能があるんだから。
でも、親父は──。
……親父は、こともあろうか兄貴に店を継がせると言ったんだ。
どうして僕じゃないんだ!
そう言って、何度も親父に食い下がったけれど、返ってくる言葉は一つだけだった。
だったら好きにすればいい。その役立たずな兄貴に店を継がせて、あんな店なんて潰れちゃえばいいんだ。
僕は店のために考えたレシピ本をびりびりに破り裂いた。もうこんなもの必要ない。
僕は僕で自分の店を持って、僕を手放したことを後悔させてやるんだ。
そうして、そう心に決めた矢先に、気付いたんだ。自分の舌が甘味を感じられなくなっていることに。
/*
>>46 今までで一番スッキリとして的を射てる発言だと思ってる。んーーーーーーー、、、これでもしキャンディちゃんが極上の甘味ならもう天晴れとしか言えないや。チョコレートさんだった場合も。
ただ、今日はチョコレートさんちゃんとRPで過去のお話を創造してなんの前触れもなく発言してから信憑性は高いんよね。極上の甘味ならわざわざそんな事しなくてもいいもん。
そう考えると、やっぱりシュークリームさんが怪しく見えてくる……いや本当にここで逃したら痛手すぎるんだよ……怪しい芽は早いうちに潰しておきたい。
やっぱりシュークリームさんに投票先を合わせよう。
マカロンは、シュークリーム を投票先に選びました。
/**/ これ演出的に赤で呟いてるけど、ケーキにだけ見せてるって考えるとめっちゃ恥ずかしいな。あと考察しろって話だよな、ごめんな。
/**/ あとここにきて重大な勘違いをしてたんだけど、わたし霊能者1人の村人11人だと思ってた……………… バカすぎる…………
/**/ 更新時間もなぜか把握してなかったし、一瞬村の名前忘れかけるしやばくない………? 疲れて健忘症になってるのかな……?
「わたしがわたしでなくなるだなんて考えられないわ。だってそうでしょう?如何に物真似上手な極上の甘味と言えど、この内から溢れ出す知性と魅力とあとなんかステキなサムシングはそう簡単に再現出来るものではないと、わたしは、主張するわ!」
どうやら話を聞いていた様子のドーナツは、カメラを向けられたファッションモデルの如く、一言毎にポーズを変えながら声を上げる。
「正直難しい話は食後にして欲しいところだけれど、そもそも食事が出てこないんじゃあ仕方がないわね。
でもそうね、わたしのぼっち気質がみんなの考えを妨げることがあっては事だわ。わたしも少しくらいは自分の考えを話した方がよさそうね。
誰よ今ぼっちって言ったの。違うわ、違う。わたしは決してそのような。」
/**/
いや、うーんわかんないなあ。なんか、キャンディはキャンディで視点漏れ、っていうか……なんて言うのかな、ちょこちょこ確定してない情報を確定してるように話してるんが怖い……。
/**/
でもドーナツの地の文はもう少し自虐的な気がするんだよな……。え、ダイス様はシュークリームって言ってるけどドーナツの方がそれっぽいんだよな……
でも、うーん、ドーナツは、今朝パイを指名したのもそうだけれど、
全体的にあまりにマイペースがすぎるというか。
極上の甘味にしては余裕がありすぎるというか。
そういう点ではちょっと引っかかっていて。
……今日は【シュークリーム】にしようかと、思う。
一応言うと、チョコレートが怪しいとしたら、昨日の夜姿を見かけなかったから……うっかり、無意識にパイを指名してしまうとしたら、ドーナツより可能性が高そうということくらい。
でも。時計へのコメントと、今日の一連の指摘で、私は、シュークリームより優先度は低いと見るわ。
/**/
一周まわってキャンディな気がしてきた
マカロン?しらん……
なんか噛まれなそうだから本当に頼むから頼むから、頼むから噛んでくださいお願いします
/**/
いや、キャンディは信じよう
もう本当に本当に本当に本当に優柔不断だけどキャンディは信じていい……。
なんか探してる感じがある……。
/**/
でもキャンディあの、……いや、メタ推理はやめよう……メタでもない気がするけど………………キャンディは信じる…………
……そうね。理由を、つけるなら。
ケーキが、シュークリームを守るためにずっと移動を引き受けていた、と見る、とか。
または、シュークリームが最後まで残って……最後まで残ったら、病気が治ることに期待して、『自分の目』で、ケーキを見たかった、とか。
そんな、ところ?
ただ、その場合、本当に大胆なの……。「1人に集中してリスクを分散」と、自分で言及しているし…(>>4:20)
大胆不敵すぎて。連日の実験の意味がわからなくて。
まだ確信を持ってシュークリームと言うことが出来ない。いくら考えてもわからない。私と似た立場だとずっと思っていたのに……。
個人で見れば、乗り移られた可能性も含め、マカロンなのだけれど、マカロンは票や犠牲者が出なかったことから可能性が低いのは確かで。
……私、今日は、時計が、宝物が、幸運をくれることを信じよう、かしら。
[神頼みのような、不確実な結論でひとを死に導く……それでも、今までずっと外し続けていて、自信が無いのも確かだった。この地獄が終わるかもしれない今日。最後は、スフレに運を委ねてもいいかもしれない]
>>ケーキ
[きっとシューは他の人と考えている、見えている世界が違ったのだろう。
見えていない世界の中で、見える何かを追っていく内に辿り着いた仮説。
妄想の域を出ない仮説はしかし、否定しきれず。
その仮説を無意識に信じ込んだシューの、生命に対する意識はぽっかりと穴を空けていた。
自分が何か別の生命だとしたら、死んでも死ななくても変わらないのではないか。
誰にも気にされず、誰にも求められない。
その狂気に陥ったシューは、縋る事で救いを求めた。
愛に、赦しを求めた。
それは愛ではなく『依存』だという事を心のどこかで分かっていながら。
それを押し付けて、自分も赦しを得ようなど。自分の欲望に抗えていなかったのは、シューの方だった。
苦虫を噛み潰したような顔をするケーキに、言わんとする事を理解したシューは、彼から身を引く。]
ううん、違うわ。
最後まで残るんじゃない……【ケーキが死んだ時】、極上の甘味であるケーキを食べて、病気が治ることに期待した。それで、『自分の目』でケーキを見たかった。
そういうことなら、ケーキが死ぬまで、待っていたことも納得出来るかもしれない。
/**/
シュークリームが極上の甘味なら、
ケーキが乗り移って以降彼女を殺さないためにずっと誰にも乗り移ってない、を推したい。
「……俺はこんなところに詰め込まれたままでいい人間じゃないんだ。だって、俺には才能があるんだから。」
「味覚を治しておかしのいえから出て、みんなに分からせなきゃいけないんだ。
例えその結果誰かの身体を奪うことになっても、兄貴の身体を捨ててでも、俺は俺の才能を世の中に、親父に──兄貴に…………………あれ?」
そこまで呟いて、僕はふと首を傾げた。
「……………兄貴の身体って、なんだっけ?」
────今まで信じて疑いもしなかったものに亀裂が走る。耳を覆いたくなるようなノイズが混ざる。
そして、そこでようやく、僕は気付いた。
いや、思い出した。
……私、今日は、やっぱり、【シュークリーム】にするわ。
こじつけと思われてもいいわ。一応、ケーキがひとりで動いていた理由を、思いついたいま。現段階で。シュークリーム以上に優先すべきひとが居ないから。
/**/
ゼリー→スフレ→タルト→パイ
って乗り移ってるなら、なんか毎回予告投票してるっぽいんだよなあ
それならスフレに乗り移ろうとしてたのかなって。
>>75ドーナツ
「フフン、そうデショウ!
今日はいいコトもありましたカラね!
元気100倍!ムースちゃんのkawaiさも100倍なのデス!」
少女は誇らしげに胸を張った後、ドーナツの言葉に首を傾げる。
「アレレ、そうデスカ?
不思議な質問なのデ、ドーナツかと予測しマシタガ違いマシタカ。
あと残る候補はマカロンかチョコレートデスガ…kawaii子猫ちゃんなら、マカロンデスカね!
マカロンはkawaiiし美人サンデスから!
エ!だーくねすふぁいあちゃんは魔界に行けるノデスカ!
スゴイデス!マタ、だーくねすふぁいあちゃんに出会ったら、ムースちゃんも魔界に連れて行ってくれるよう頼んでくだサイ!」
/**/
ただ、うーん、スフレは憑狼って見た時は、キャンディが狼っぽいんだよな
ケーキがパイなら、余計に。
私が人外ならこのストーリーを気持ちよく発表してシュークリーム吊って寝たのになあ
/*
とりあえず次の発言は0:15頃。
キャンディちゃんのお返事を書いて村建てさんへのロルを回して終わりにします。
投票先は、シュークリームさん。
これで、終わればいいのだけれど……
ただ最終日来た時にシュークリームでもキャンディでもない死体が出た時に、心底しんどいからこの二人を残したくない、という意味でシュークリームを吊るべきか。
**RP推理と盤面を繋げたぞーーーーめっちゃこじつけだけどな……
スフレは白。間違いない。
でも3日目のゼリーってめっちゃゼリーらしいよね
>>スプ
……応。お前の事はいつだって見てる。
…………共犯者だからな。
《綺麗な言葉は自分には相応しくない。
敢えて"共犯者"というワードを選んだ。》
ははっ、スプは人の心を抉る天才だな!そんなお前が俺は……………ああ、駄目だな。元目指していた職業のわりに言葉が出ねえ。……4年もたちゃあ鈍るか、そりゃ。
あははは!可愛い、ねえ。…………そうだな、お前が中にいる時は素直に認められる。なのに、どうして……いや、なんでもねえ。
《続きの言葉はいい淀み、曖昧に笑う。》
乳くりあいながらってなんだよ。スプの語彙力の高さと計算高さはお見逸れいったぜ。俺さえ投票されてなきゃあバレてなかったかもな。…………謝らねえ。というか謝って許される事じゃねえし、お前が望む言葉はそれじゃねえって分かってるけどよ…………この胸にある後悔はなんだろうな。
…………お疲れさん。お前はすげー奴だぜ、マジで。
「…なんというか自分は誰にも乗っ取られていない、初めからいた【極上の甘味】として疑われてるっスね?」
[それだけ、スフレの演技が上手だったという事だろう。
彼を称賛するべきか、皆から見つけて貰えなかった自分を悲しむべきか。
シューは生きている人達の様子をぼんやりと眺めていた。]
>>+65 スフレ(シュー)
《遠のく彼女の声が聞こえる。
耳を塞げば聞こえなくなるほど微かな声に反応してしまうあたり、俺はやっぱり────。
"好き"。
その一言に足は止まり、間を空けて勢いよく振り返る。
そこにシューの姿はなく、虚空と胸を押し潰さんばかりの虚空があるばかりだ。
胸にぽっかり大きな穴が空いたとは、まさにこの事かもしれない。》
………………シュー?……んだよ、それ。……ずりーよ、言い逃げするなんてよ。
《何もいない空間に包み隠さない言葉がひとつ、ふたつと零れ落ちる。
何かを落とした気がしても、その何かは分からない。
自分の間違いに気付けぬ愚かな青年は、ただその場に立ち尽くすのみだった。》
村の設定。
おかしのいえ、は極上の甘味と呼ばれる人肉を作り上げるための施設である。その歴史は古く、100年ほど続いている。
誰でも極上の甘味…人肉になれる訳では無く、「甘みを感じなくなった人間」のみが素質ありとされる。彼らを種と呼ぶ。
しょくいんさん、と呼ばれる管理者の下、種は極上の甘味となるよう育てられるのだ。
**ケーキにとってはハッピーエンドがバッドエンドだけど、私はシューと普通に幸せになりたい気持ちでいっぱいです…………
誰だよこんな設定つけたの!!!!!(自分)
チョコレートは遅延メモを貼りました。
しょくいんさんは人肉の素質がない人間を代々使用してきたが、問題が多いため、現在はクローン人間を使用している。
また、安定化のため月に一度処分し、新しいものと交換している。
「そうっスか…」
[シューはキャンディが導き出した結論を受け止める事にした。
誰かがシューと同じ状況だったならば、彼女もまたキャンディと同じ答えを出しただろう。
どうすれば自分が潔白だと言う事を説得出来るのか…。
シューは疲れて切っていて、もう分からなかった。]
「自分が【極上の甘味】ではないと言う根拠を考えてみたっスが…。
全て後付けと言われたらそれまでっスが…もし自分が【極上の甘味】だったら、一番最初に憑依を行っていたっス。それに…ケーキには可能な限り乗っ取らせないっスよ。
その理由はキャンディさんが話していた事も少しはあるっスが、そうではなくて。
ケーキも自分も相手の表情を伺い知る事が出来ない病を患っているっス。だから、こうして毎日誰かの身体に乗り移る事を考えていたなら、自分は早めに目の見える誰かを乗っ取ったと思うっス。
例えケーキと自分が【極上の甘味】だったとして………ケーキの顔は、ケーキが生きているうちに見たいに決まってるじゃないっスか…」
[好きな人の顔、とは言えなかった。
素直な気持ちを吐露出来るキャンディが、シューは羨ましかった。]
/**/
わたしなんか今日、シュークリームがケーキに見えるってかシュークリームがケーキであってほしい呪いにかかってる
…………あーあー、今日でおしまいっぽいな。
《周りから自分を横切り、消えていく人を見て幾許か。 絞り出すような声がぽつりと響く。》
……姫さんは可哀想になあ?スプを最後の最後まで信じて……真実は、スプが極上の甘味とはなあ。
ははっ……俺らの考えてた筋書きは、死しても残るとはなあ……………ウケるぜ、本当に。
《いつものような軽口を叩くが、その声はどこか弱々しい。
そんな自分に違和感と寒気を覚え、頭の中では考える事をやめない。
なぜ、自分がこうなってしまったのか。原因を突き止めるまでは気持ち悪くて寝れもしなさそうだった。》
「…あ、あと、読み上げてくれてありがとうっス。
明日世界が滅ぶなら、っスか。………それなら自分は最後に、シュークリームが食べたいっスかね。
出来れば…いや、これはなんでもないっス。」
/**/
せぼ(雫)のときもリコリス(アリウム)のときもセリ(ポラリス)のときも信じた人がおおかみだったからキャンディのこと信じられない
……やっぱりさっきの、結論は、一旦撤回するわ。
さっき考えたことは、本当に思ったことだけれど、やっぱり。もう一度考えて決める。
だって、せっかく治ったって、好きな人の死の代償なんて、やっぱり悲しすぎるわよ。
もちろん、同じ結論になるかもしれない。けれど、ギリギリまで考えたいわ。
いつもみたいに、メモに残すわね。
/**/ 虚無っていうか、あの……賢者タイムみたいな…… 急に我に返って、「でもこれスフレがなりきってるんだよな」って気持ちになるとなんかこう ね
今回のあらすじ。
新入りクッキー、こと新村雪歩がおかしのいえにやってくるところから始まる。ユキホの父、兄は同様に甘みを感じなくなる症状に陥っていて、兄は完治済み。父は完治もせず、出荷もされなかった。
ユキホは父に、マスターキーを渡される。これを使って夜時間に出歩いていたところ、うっかり階段から落ちてしまう。
本来であれば、しょくいんさんが夜中に処理するのだが、丁度しょくいんさんは処分の日。また、大雨で新しいしょくいんさんを運ぶトラックは事故にあっていた。
シュークリームは、キャンディ を能力(襲う/憑依)の対象に選びました。
チョコレートが「時間を進める」を選択しました。
「……指名先は決めた。僕は揺らがないと思う」
呟いて、眉間を抑えた。交流時間は残り僅かとなった。そういいながら、共用スペースのソファーに座る。
**ケーキは何が欲しかったり、この先どうなりたかったんだろって考えたけど答えが死ぬほど暗くて私の心が抉れた………無理………
── 時は少し戻って、自室の扉前 ──
「命をかけて………ですか…?」
拾った紙には昨日と同じく、可愛らしい文字には不釣り合いな文が並んでいた(>>#4)。
「私の命程度で救える方は、きっといませんわ…」
紙を握る手に力が籠る。紙にはクシャっと皺がつく。
父も、母も、執事にだって、きっと自分の命は見合わない。たとえ、救いを求めて手を伸ばされたとしても、彼女が犠牲になったとしても。その手が報われることは、きっとないのだろう。
「………私には、そんな方は………」
小さく小さく呟いて。溢れる涙を袖口で拭った。
……今は、こんな紙に惑わされている場合じゃない。今日で終わらせなければならいのだから。泣くな、泣くな、泣くな。
「急ぎませんと……」
皺のついた紙を4つに折り、ポケットへとしまう。
夜の交流時間はあと数時間。マカロンは、共有スペースへ急いだ。
マカロンがうっかりしたとしましょう。
乗り移る準備まで忘れるなんて考えにくいわ……シュークリーム……今までかなり発言力のあった彼女はマカロンを強く推していたのよ。
チョコレート……仮に、昨日の時計の件を無しにしても。私、彼がずっとケーキに移動させ続けるというのも考えにくいと思うわ。
たとえばタルトが動いた日、あの日にチョコレートが動いてもよかったんじゃないかしら。
それに……嫌な話だけれど、スフレに乗り移るなら、チョコレートの方が適任に思えるわよ。親しかったんだし。
ドーナツは、ほんとうに、なんともいえない、のよね。
少なくとも、ずっと本人だと思っているわ。
つまり、どのケースでも、ほぼ、ケーキが今までずっと一人で動いていたということだわ。
/*
( ゚ー゚)ウ ( 。_。)ン
私が人狼なら、どうかなぁ。そうだね、パイさんに投票して縁切りをはかるかな。私がだいぶと疑われていたし、うん、パイさんは大丈夫だと踏んで彼に襲撃先を選ばせてたとは思う。
まぁ、人狼になるとダメダメのダメになるからこうだからこう!!ってのはないんだけどね!!たぶんポンコツになりまくると思う!!!
/*
もー、これでドーナツさんだったらほんともううっかりっ子めっ!!(●`ω´●)ってなるよね笑。
はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああおわれ!!!おわってくれ!!!!たのむ!!!!!!!!
「なるほどね。色々考えてはみたけれど、なかなか人に伝わるように話すのは難しそうだわ。
ケーキが極上の甘味なのは間違いないわね。
そして懸案のシューについてはわたしはシロだと思うわ。シュークリームはどっちかといえば生クリームの白よりはカスタード派だけれど。
言動にブレはあまり見当たらないからあるとすれば最初から極上の甘味だったって可能性ね。でもケーキと2人で生き残るのなら初めからあんなに繋がりを見せるかしら。もちろん同情を買う為にという線もない訳では無いけれど、そうだとしたらシューの演技は相当のものね。」
ふと時計を見る。
「あら、もうこんな時間なの。いけないいけない。
続きは明日話すわ。わたしがわたしでいられたら、だけれども。」
**いやーーーうっかり(事故)に一番近いのはチョコだけどーーーいやーーー四日目の反応と、今日の手の内明かす感じは、ないでしょ……
少女はボイスレコーダーの再生機能を止めると、録音を開始した。
「そういえば、コレ、もともとスフレのスマホでシタね…
さて、美少女探偵ムースちゃんの出番デス!
ムースちゃんは、【チョコレート、シュークリーム】を疑っていマス!
昨晩はドーナツも疑っていたノデスガ、ドーナツはパイに投票したようデスノデ、除外しマシタ。
チョコレートもパイ票デシタガ、チョコレートは夜の自由時間にはいなかったデス。
間違えてパイに投票してしまった可能性がありマス。
あと、昨日が顕著デスガ、段々とおしゃべりが減っているいマス。加えて、表に出てくる感情が減っている気がするノデス。
…この異常な日常に疲れたノカモしれまセンガ。
シューは昨日の投票もソウデスガ、昨日と今日の考え方デスね。
もともとシューは、個人を順番に考えていくという考察方法を取っていたと思いマス。
しかし、昨日と今日はその方法を取っていマセン。どこかで成り代わった後、ほころびが出てきたのではと推理シマス!」
少女は録音されていることを確認すると満足げに共同スペースを去った。
>>88 キャンディ
「ありがとうっス、キャンディさん」
[シューはキャンディに心から感謝した。しかし、弁解出来る時間も残りわずかだ。]
「自分は変わらず【極上の甘味】はマカロンさんを乗っ取っていると思うっス。その次が、チョコレートさんっスね。
どうしてもマカロンさんの動きが、最後に向けての準備に思えてならないんス。
自分がもし【極上の甘味】なら、もう少し自分に有利になるように動くっスよ。
例えば昨夜のようにマカロンさんを疑い続けたりはしないっスね、周りとの繋がりはある程度曖昧にした方が後々楽っスから。」
>>91 キャンディ
「…どうっスかね…。
流石に実際に【極上の甘味】になってみないと、その時どう思ってどう動くかははっきりと答えられないっスが…自分は簡単には譲らなかったと思うっスよ。
誰かの身体を乗っ取る行為に大きな代償があるかも知れない…と考えて、少なくとも大丈夫そうだと思えるまでは、自分よりもまだ治る見込みがあるケーキには動かないで欲しいと頼んでいた気がするっス。
ケーキは優しい人だったっスから、それで言い合いになっていたかも知れないっスが…たはは」
/*
ここでもまだ私を推してくるならシュークリームさんは黒に近いね……
何回も言うけど、私が人狼ならここでパイさんを選ぶ理由がない。昨日からずっとムースさんが人狼じゃないかって疑ってかかってたんだよ?私。それならいきなりパイさんを選んだりはしないって。ムースさんに投票数合わせて処刑先をムースさんにするもん。絶対に。
シュークリームは、ランダム を能力(襲う/憑依)の対象に選びました。
/*
と言ってー!シュークリームさんが白ならまーーーーじでもうしわけないんだけどね!!!!!
いやでもほんと自分に疑いがかからないのであればなんでも言うと思うから正直チョコレートさんが怪しい……いやでも過去ロル回してはったから……
ああああああああああああもうわっっっっっっっかんない!!!!!!!!!!わっかんないよおおおおおあああああああああああ
**ドーナツはシュークリームを庇うので選択肢から抜いた。
マカロンかドーナツ
マカロンはほんとに、危機感が無さすぎだから…………ううう
はーーーチョコかなーーーーー
シュークリームは、マカロン を投票先に選びました。
シュークリームは、チョコレート を能力(襲う/憑依)の対象に選びました。
キャンディは遅延メモを貼りました。
/*
私を疑い続けるマカロンさん……なんでそんな頑なに?もうなんだか意地になってる気すらしている……
ってやば!!!独り言がもうない!!!あとでロル回そうと思ってたのに!!!喋りすぎたか……黙ります……
キャンディは遅延メモを貼りました。
キャンディは遅延メモを貼りました。
キャンディは、チョコレート を投票先に選びました。
/*
CoCとかでもそうだけど基本的に自分が一般人だと理解していない所がありますね私
勧善懲悪じゃないけど、救われるなら皆救われて欲しい故に暴走する類。
勝ち目の薄い神話生物に挑まなきゃ誰かが死ぬって言われたら、救う為に立ち向かってしまう。
狡く、生きる為に泥を啜るみたいな立ち回りをした事がない&周りにもいなくてこの辺りいっつもRP上で他の人とぶち当たって本当に申し訳ないやつ…。
人狼もCoCも中にいる人達は勇者じゃないって分かってるのにね。ばかなんだね(:3_ヽ)_
この辺りで呆れさせた人も居ると思うので自責の壁打ち。
何かRP書いてこよう
ムースは、シュークリーム を投票先に選びました。
僕は何をするにも不器用で、悪いところを挙げたら指がいくつあっても足りなくなるような、そんなダメでどうしようもない人間だった。
だから、出来の良い兄貴のことを尊敬していた。
小さい頃は、しょっちゅう兄貴のあとをついて回った。
同時に兄貴に対して酷く劣等感を抱いていたことも認めよう。
今になって思えば、僕は兄貴を羨むあまりに恨んでいたんだと思う。
兄貴は手先がとても器用だった。要領もとても良くて、何だってそつなくこなして、あの人が喋るとどんなにくだらない話も面白かった。
その一方で、僕は本当にダメだった。
僕は自分のことを軽蔑していた。
何をしても失敗ばかりで、そのくせ笑って誤魔化す自分を。
「僕と違って兄貴はすごいな」と、自分の才能のなさを認めて開き直っている自分を。
それがただただかっこ悪くて、情けなくて、大嫌いだったんだ。
だって、僕たちは同じきょうだいなのに。
どうして兄貴に出来ることが、僕には出来ないんだろう。それが不思議でしょうがなかった。
「あは!kawaiiが僕を前にして台無しになるなんて光栄だよねえ!
どうぞどうぞ。元よりヒトデナシのカラダだ。
好きなようにしてくれて構わないよ?
僕、僕じゃなくなってさらに死んでから女の子にずいぶんモテるねえ。女の子をケダモノにする僕のカラダ、我ながら罪作りだなあ。
あは!」
それでも、僕たちきょうだいが仲が良かった時期も確かにあった。
少なくとも当時の僕は、兄貴と自分の才能の差を恨みはすれど、兄貴を殺したくなるほど憎んではいなかったと……そう思っている。
───朝起きると目の前に、自分の死体が横たわっていた。
その恐怖と驚嘆を理解出来るのはきっと、僕と同じ境遇に置かれていたやつだけだろう。
その日、自分の死体が部屋に横たわっているかわりに、僕の姿は兄貴のものになっていた。
そりゃ混乱したよね。だって、そんなこと普通は起こりえない。
僕は憎くて羨ましくて大嫌いで大好きだった兄貴を殺してしまったことにしばらく呆然として、そしてこう思ったんだ。
これは神様がくれたチャンスなんだって。
才能のない░▓▒▓█▓░░▓▒は死んだ。
──これからは、僕が兄貴として生きよう。
そして、焦がれてやまなかった愛するこのパティスリーは、僕が継ごう。
[生きていた頃の『おかしのいえ』を真っ白なキャンバスと見るなら、今居る『死の世界』はクレヨンで真っ黒に塗り潰された画用紙だ。
狂気、絶望、怨嗟、苦痛、憤怒…『負』が混ざり合って、溶けている。
シューはぼんやりとその空間の中で、彼ら…【極上の甘味】について考えていた。
人を殺し、身体を奪い、弄び、嘲る。
なるほど、分かりやすいまでの“悪”だ。
自分達はその“悪”に振り回される一般人。
振り回されて、振り回され切られて絶えるか、その流れを断ち切って“悪”を倒すか。
“悪”を倒した者は“正義”の勇者か?きっと違う、他の人から称えられて勇者にはなるかも知れないが、結局その時はがむしゃらに頑張って、生き延びた一般人。
“悪”は討ち果たされれば、周囲の悪意を一身に受けて舞台から消えていく。当然だろう、そうされても文句の言えない悪行を喜んでやっているのだから。
“悪”には“悪”なりの美学がある。それを目指していたのだろう事も分かる。]
[でも、シューは【極上の甘味】もまた一般人だったと思い込んだ。辛い決断をする時は揺れ、それによって失なった物もあったはずだと。
そう、1度考えだすと、止まらなくなってしまう。
しかしそれは例えるなら、戦争で相手の兵士にも家族がいるからと銃を下ろす兵士。
往々にして辿る未来は自分が背中から撃たれて死ぬ。
偽善だ。分かっている。
それでも、もしも両者が手を取り合える世界があったなら。
皆が救われて欲しいとシューは思うのだった。]
親父は兄貴の腕を認めていた。だから、これでこの店は俺のものだって思った。
でもさ、僕の葬式の席で親父が突然言ったんだ。
おまえに店を継がせる気はないって。誰よりもこの店のお菓子を愛していたのはおまえじゃないってさ。……なんだよ、それ?
ふざけるな、何も分かってないくせに知ったような口をきくなよ。
兄貴の中にいるのが僕だってことなんか、親父は微塵も気付いていないくせに。
僕は兄貴だ。僕はグズでノロマで言われたことも何一つ出来ないような人間じゃない。僕には才能がある。僕には才能がある。僕には才能がある──!
……ゼリーじゃないけれど、僕が味覚を失ったのは、ある種自業自得なのかもしれない。
僕は家族を殺した。
本当は誰かの影を追いかけていなければ生きていけない人間のくせに、欲をかいた。
✼ ✼ ✼ ✼ ✼ ✼
夜の交流時間が終了する間際、彼女はそっと"しょくいんさん"のへやに赴いた。扉を開けなくてもわかる、甘美な香り。甘くて美味しいアップルパイの香りだった。
極上の甘味。そう呼ばれる人間を漸く見つけた。お腹はもう限界だった。早く満たしてしまいたかった。
ノブを回し、ドアを開けて中に入る。
ひんやりとした空気と共に、様々な甘味の香りがマカロンを包み込んだ。どこを見ても人だった甘い死体が転がっている。
────美味しそう。
…けれど、一直線に向かったのは今朝見つかったパイの死体。溢れ出るアップルパイの香りに誘われ鳴く腹の虫は、無残な姿をした彼を見てもなきやむことをしらないようだった。それ程までに、極上の甘味は彼女を夢中にさせていたのだ。
カチャリ、と手近なナイフを一本取る。
そっと首筋に刃を当てて、流れ出す血を指で掬いとる。
血をひと舐めしただけで、今までの死体とは比べ物にならない程の美味しさだった。それならば、他の部位を食べればどうなるのだろうか。
ゴクリ、と喉が鳴る。
食べたい、食べたい、食べたい、食べたい、食べたい、食べたい、食べたい、食べたい、食べたい、食べたい、食べたい、食べたい、
「……………………」
ナイフで、彼の後ろ髪を切っていく。ジャキジャキ音を鳴らしながら。
やはり、肉を食べることはできなかった。どうしても、嫌悪感の方が勝ってしまう。……それでも腹は空いている。これ以上食べないと気が狂ってしまいそうだった。
だから、あの時と同じように、髪の毛を。
「……………あぁ、美味しい。」
感嘆の声が漏れ出る。空腹が、ゆっくりと満たされていった。*
✼ ✼ ✼ ✼ ✼ ✼
キャンディを苦しめたかったのは、パイの言うように安心したかったからなのだろうか。
もしかしたら、彼女には“僕”を見てほしかったのかも知れない。
……だから、あの懐中時計を、預けたのかも知れない。
けれど、彼女も結局僕のことなんて何も分かっちゃいなかった。
分かっていないくせに、彼女は僕を殺そうとしている。
「……なあ、ウィンター。明日もし僕が死んでいたらこの舞台はキミの大嫌いなハッピーエンドになってしまうけれど。
でも、少しはこの物語に後味の悪さを残せるかな。スフレを信じて考えた結果、最終的にスフレを殺すんだから。
彼女はたくさん傷ついてくれるかな。」
──*──────────────*──
✼✼ 年 ▓▒ 月 □█ 日
本日は、極上の甘味を見つける事ができましたわ。……パイさんでした。
彼の血と、髪の毛を頂きましたの。
とってもとっても、美味しかったですわ。
甘さが口いっぱいにひろがって……
本当に、これでよかったのです…よね。
私は、極上の甘味が見つかったと、喜んで良かったのですよね…?
人を疑うことに疲れてしまいました。
私は、どうする事が正解だったのでしょうか。
昨日と今日、部屋の前に落ちていた紙もそうですわ。あれは、いったい誰が書いたものだったのでしょうか……私の選択は、正しかったのでしょうか………
……嘆いてばかりはいられませんわね。最後は楽しいことも書かなくては。
本日、キャンディさんにヘアアレンジをまとめたノートをお渡ししましたの。嘉永みたいに絵は上手く書けませんでしたけれど、それでも一生懸命書きましたわ!
ふふ、とても、とても喜んでくださいました。
約束を、きちんと果たすことができましたわ。
本当に、よかった 。
あぁ、もうこんな時間。早く寝ないと明日の朝起きられなくなりますわ。
どうか、今夜で終わりますように。
それでは、今日はここまで。
おやすみなさい、また明日。
──*──────────────*──
「………お嬢様、目が覚めましたか?」
優しい声がする方を見れば、執事の嘉永が心配そうに私を見つめていた。
「………っ………………?………っ!」
必死に返事をしようとするけれど、どうにも上手く声が出せない。それに、身体も上手く力が入らなかった。
「……大丈夫です。ご心配は要りません。
ただいま、お医者様をお呼びしましたから、もう少しだけお待ち下さい。」
嘉永の言葉の意味がよく理解できなかった。お医者様?どうして?……あれ、それにここは──
「……………………??」
見覚えのない天井、見覚えのない真っ白で清潔そうな部屋。自分のいた屋敷ではないと直ぐに理解する。意識がどんどん覚醒するにつれ、その他の事も理解し始める。ここは病院なのだろうか。
…どうして私はこんな所にいるのだろうか。
「目が覚められましたか、それは良かった。」
白衣姿の男性と女性が部屋に入ってくる。
「目立った外傷はありませんから、しばらくはこのまま安静にして──」
「…………………………ぁ。」
思い出した。
「…………あぁ。。。」
思い出してしまった。
「……あああああ!!!!!!!!」
私は、誘拐されたのだ。
兎に手を差し伸べられて、私はその手を取ってしまった。
暗い部屋に閉じ込められて、
ずっと、ずっと、何日も──
「いやああああああああ!!!!!!」
そうだった。
父と母がおかしくなってしまったのも、私をあの庭のある屋敷に閉じ込めるようになってしまったのも、全ては私のせいだった。
パパとママは私を守ろうとしてくれていたのだ。
あの記憶も、あの夢も、全部私の体験したもの。
心の奥に鍵をかけて閉じ込めていた私の記憶。
怖かった、悲しかった、辛かった。
けれど、全てを忘れてしまえば、もう一度あの頃のパパとママが戻ってくるんじゃないかって思ってた。
だから、私は私に催眠術をかけたんだ。
嫌な事も悲しい事も、全部蓋をして、鍵をかけて、隠して。
ネガテイブな事は、全て消し去って。
私は明るくて強くて優しい女の子なんだと思い込んで。
そうしたら、そうしたらきっと──
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