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[今朝は終わりの見えない状況にまともに思考を働かせる事が出来なかった。
恐らく、悪夢のような展開がまだ続いている事に眩暈を覚えているのはシューだけではないだろう。
目覚まし時計の鐘を止め、シューは自室の扉を開ける。]
「…なんっスか?これ…。」
[足元でかさりと紙が擦れるような音がしてシューは下を向いた。
音を頼りにその場にしゃがんで手探りするとシューの指先に1枚の紙が触れた。
シューは疑問に思いながらもメモを手に取り、共用スペースへと向かった。]
[朝の交流時間が終わってから、ずっとスフレのことを考えていた。昨日の、パイとの会話から、ずっと気になっていたのだ。だから、ずっと彼の言っていたことを思い出していた。昨日走り回り、頭を使い、空腹は限界だったが……ひとつの結論にたどり着いた]
……私、ばかね。本当に。
[のそりと引きずるように身体を起こして、部屋を出る。すると、何か紙が落ちていることに気がついた]
紙?
何かしらこれ。
>>+25 クレープ
「少しでも救われたなら良かったっス!──……っ」
[にへらと笑みを作る。今はあの優し気で落ち着いた聞き馴染みのあるクレープの声音だった。
それを確認した後、ふと、慰めようとしたあまり我ながら大胆な行動をしていた事に気づき、シューは顔を赤くしながら慌てふためいた。またもクレープの首を傾げさせたのだろうか。]
>>+28 クレープ
「そうっスねー…。元々出す気はないけど、希望を少しでもちらつかせたかった可能性もあるっスから、信用は出来ないと思うっスよ?
ただ、少なくとも意図的にあの紙を置いていた以上、反応を見ている誰かがいるのは間違いないと思うっス。
もしも本当に出られると言うなら、クレープさんが脱出に気づける可能性の一番近い人物だったっスかね…?うーん、何が基準だったかは思いつかないっスね…」
[ひとしきり首をひねって考えてはみるが、それらしい理由は思いつかない。
謎は深まるばかりだった。]
「こんばんはっス。あのー、誰か申し訳ないっスけど、あとで暇があったらこの紙を見てもらいたいっス。さっき部屋の前に落ちてたんスよ。」
[これがただの紙切れか、何か書いてあるのかは視力のないシューには分からない。
共同スペースに辿り着くがまだ人の気配はなかった。
シューはテーブルの上にあるボイスレコーダーへと近づいて、聞き返した人が気付いてくれるように頼み事を吹き込んだ。]
「ヤー、ヤー。
クレープが極上の甘味ではないなんて、僕達追い込まれてない?追い込まれてるね。
でもクレープに投票したの、僕もだからね。責任重大だねえ?
しかも愛すべき僕の同胞、タルトがいなくなったかあ。
これからはつれない態度で、親愛なるパイって呼んでもらえない。残念無念。
タルトが最初からわーるい女なのか、そうじゃないのか考えないといけないのか。
最初からそうなら、ケーキのみが単独で成り代わってた事になる。
それって、かなーりストレスだよね?あと、タルトがこのタイミングで成り代わった意味がありそう。
成り代わりされてたんなら、いつからかな?
これ、ボイスレコーダー聞き返してこようかな。
今日こそ極上の甘味のヤツを投票しないと、まずいよね?
だって、まだ最大数残ってるはずだよ。
慎重にならないとだね?うん、そうだ。
考えてたら、お腹空いてきたなあ。…クレープ食べよう。そうしよう。
その前に、これは何?」
[共同スペースでボイスレコーダーに語りかける]
……聞いて。私、よくよーく考えたのだけれど。
【スフレは極上の甘味じゃない】
やっぱり、最後の日は、極上の甘味に乗っ取られていたのよ。それがケーキなのかゼリーなのかは知らないけれど。
なんでかって……あの……ええと。
わかったのよ。【スフレは私のことが好き】だって。
だから、三日目の夜、私を部屋に呼んでキスしたのは、自分が自分であるうちに、私のことを独占したかったのよ。
……遺言みたいなことを言って。縁起でもないと思ったわ。
昨日は……そういうふうに言って、自分が極上の甘味だって疑いを向けさせないようにするためかと思ったわ。
でも違うの。
あのひとはずるいけれど、きっと臆病なのよ。だから、自分が明日は居ないかもしれないって思って、私にキスをしたんだわ。気持ちのひとつも言わないで。
……四日目の夜、あのひとは、みんなに「また明日」といったわ。
三日目の夜には言っていなかった。
やっぱり、四日目の夜は、もうスフレじゃなかったの。
私、ほんとうに、ばかだわ。
「こんばんは。今日も素敵な夜になりそうね」
皮肉を受け取る相手はいない。
「……可哀想なキャンディ。
後から自分の間違いに気づいたらどんな顔するのかしらね」
「スフレもとんだ重罪人よね」
>>+26 ティラミス
「肉体があればねえ?僕の特技も披露できたけど、生憎僕のところでは品切れなんだよねえ。
新しい特技を考えたいけど、カラダの持ち主と相談かな?」
タルトだった、ゼリーをチラ見する。
「ほら、僕欲張りだから。博愛主義の相手ほど独り占めしたくなっちゃうんだなあ?
キミを食べられたのは幸福で口福だったよ。キミの1番を食べたつもりだしね。
僕の一世一代の、絶唱ならぬ絶食?意味変わっちゃうなあ。とにかく、サイコーの食事シーンだね。なんて言うか、登頂した気分…かなあ?なんちゃって。
…ねえ神の愛を説く隣人よ。キミは愛するだけではどうやら満足しないらしい。みんなを愛して愛して、その先にキミはどんな愛を欲しがるんだろうね?
僕を食べるキミの姿。ちょっと見てみたかったな。
遠慮がちに食べるのか、それとも人払いして貪り食べ散らかすのか。それが見られる環境がここにあったんだもの、惜しいことをしたよねえ。僕もキミも。」
>>26 キャンディ
「あ、キャンディさんこんばんはっス。
あの、お手数おかけするっスがこの紙を見てもらえないっスか?実は自分の部屋の前にも落ちてたんス。同じ事が書かれてるんスかね?」
[誰かがやってくる気配がして、ボイスレコーダーに話し始める声でキャンディだと気付く。キャンディがスフレについての考えを披露していたが、今は触れない事にした。]
「…無償の愛っスか。
哲学めいているというか…心理テストみたいっスね。偽善だと決め付けるのは簡単っスが、自分はあると信じたいっス。」
>>28 パイ
「あ!…ありがとうっス!」
[キャンディに拾った紙を渡そうとした時、後ろから声を掛けられた。
気分のよさそうな橙色を放つ彼、パイはシューが手に持つメモを読み上げた。内容を頭の中に刻み込んだシューはしばらく思案した後、発言した。]
「キャンディさんのメモと似てるっスね。パイさんの部屋の前にもあったっスか?」
自室のベッドで目が覚める。少しだけ頭が痛い。どうやら少し寝すぎたらしい。夜の交流時間を少しすぎている。急いで身なりを整えていく。
…今朝、共有スペースから自室に戻る途中、漂う香りでタルトがもう一人の死亡者だったことを知る。しかし、時間はあまり残されておらず、確認することはしないまま、部屋に戻ってきていた。
「……しっかりしないと、ですわ。」
最後の支度と顔をペちっと叩いて完全に目を覚まさせて、ドアを開ける。
そのまま共有スペースへ向かおうとして。
「……あら?」
1枚の紙が(>>#0)、ドアの前に落ちている事に気がついた。内容を確認しようとして、それに手を伸ばした。*
>>#4
「これは自分宛っスかね…?」
[少なくとも、シューがこの問に答えるならば。]
「A…であってほしいっスね。
ただ、自分が言えた事でもないと思うっス…」
[ケーキに出てきてほしいなら、愛に訴えれば良かったのだろうか。
シューが選んだ道は、ケーキを見つけ出し…手に掛ける、事。
もしも見つけられたなら、話す時間があったなら、どうしてこんな事をしたのか。考えなおしてくれないかを聞こうとしただろう。
その答えを聞いた上で…自分はどうしただろうか。
──きっと、自分一人だったなら、手に掛ける事はしなかったのだろうな。とぼんやり考える。]
「うわー、僕だね?あは!僕が来たね???
雑だなあ!!いや、なんかマトモだね!マトモな僕が来たね!!コーフンしちゃうねえ。
僕なら、うん。そうだなあ…
"別にどっちを知っても構わない"
だね。割と僕目の前のことは受け入れるタイプなんだよねえ。"それもあり"ってさ。」
もうひとりのパイが面白くてたまらない様子で眺めている。
>>31 マカロン
『どっちか選ぶなら?
A.今まで関わった人を忘れる
B.今まで関わった人に忘れられる』
と可愛らしい丸い字で書かれている。
此方にも声が聞こえ始めた。
集まり始めたようだ。
「こんばんは。」
短く挨拶をする。
「僕に書かれていた内容とは随分違いますね。」
成る程面白い。
>>みんな
そういえば……昨日、クレープにも聞かれたのだけれど。みんなにも聞いておこうかしら。
【もしもここから外へ出て、もう二度と会えないはずの人と出会うことができるのなら貴方は何を望みますか?】
ですって。
……私は、昨日クレープには答えたのだけれど。
年の離れた弟がいるの。今は7歳ね。
私は、あの子に会いたいわ。
[先生の話は省略する。別に、何度も話すことじゃない]
[愛とは何か。
それが自分の部屋の前に置かれていた事に疑問を感じるが、考えても益が無い事だ。
大方、【極上の甘味】についてのメモを置いた誰かと同一人物だと予想出来るが…。
シューは問の答えを考える。愛とは全てを超える可能性なのか、独りよがりな欲望なのか。
キャンディはスフレの死によって今までよりも強くなった。それが愛によって起きた成長ならば、愛とは全てを超える可能性といえるのだろうか。
…シューにとってはどうだろうか?
ささくれ立った態度を取るケーキを見ていると、いつも放っておけない気持ちになった。
同じ時期に入院したと言う事もあり、周囲に心を開けなくなる気持ちも理解は出来て。
だから、ケーキが【極上の甘味】だと判明した時も、どうにかしてあげたかった。
ケーキがこれ以上間違った事を繰り返さないように、シューは【極上の甘味】を見つける為に必死に考えた。
本当は心のどこかで、ケーキもシューが見つけてくれるのを待っているのではないかと、思っていた。]
>>#4
「いや…そうじゃない、そうじゃないっス。
自分が考える『愛』は『赦す事』っス。
裏切られても、傷つけられても、自分はケーキをきっと赦すっス」
[この問は2択だけの問題なのだろうか。
シューは続ける。]
「『愛』で全てを超えられるなんておこがましい事は言わないっス。愛だけで相手が変えられるなら、自分は今こうして無いっスから。
でも、『愛』が独りよがりの欲望かどうかは、自分ではなく相手が決める事っスよ。
赦し合って、認め合って『愛』が芽生えるんス。どちらの問も、自分からしたら間違ってるっス!」
[と、ここまで言ってシューは1つ仮説を思いつく。
…2択は建前で、その人がどう考えるかの反応を見ようとしている?
確かにそれなら、これは【極上の甘味】には答えづらそうな質問だとも感じるが。]
[その結果、何も得られておらず、今はただ失ってばかりいる。
…自分の愛は、独りよがりなのだろうか。]
「…………これは皆さんも読めるように、ボイスレコーダーのそばに置いておくっす。」
[シューは紙をボイスレコーダーが置かれたテーブルに乗せた。]
[深呼吸する。だんだん人が少なくなっていくこと。この中にふたり、極上の甘味がいること……特に、それがムースかもしれないことが、つらい。お腹も空いた。今日は、食べないといけない。極上の甘味を倒して、食べるつもりだったけれど……それについてはある程度の覚悟を決めていた]
……そういえば、昨日と今日、時計について感想をくれて、ありがとう。
あれ、ね。【スフレとおそろい】なの。
三日目にそれを指摘されていたのよね。
……だから。私、スフレを探すつもりだったの。もし、スフレが極上の甘味で、まだこの中にいるなら、何か、何かわかるんじゃないかって。
[嘘を混ぜる。ふたりだけの秘密は守るから……この程度なら許してよね]
結果、スフレを探すことについては意味はなかったけれど。でも。少しは材料になったわ。
……いろんな反応があった。ただ褒めてくれたひと、誰のものかうかがって来たひと、励ましの言葉をくれたひと。
得体の知れない時計について聞かれるのだもの。きっと慎重である極上の甘味は、二人とも同じような答え方はしないんじゃないかと思うわ。
それで、少しは手掛かりにできるかと思うの。
>>33 キャンディ
「全くっスね。薄々感じてはいたっスが、【極上の甘味】の他にも…自分達の様子を窺って楽しんでいる存在が居るような気がしてならないっス。」
[長い事世話になった恩を忘れたわけではないが、たった1人行方知れずな存在がいる。
シューはしょくいんさんの事を頭に浮かべながら首肯した。]
「…うーん、自分達だけなんスかね?後で皆さんの部屋にも落ちていなかったか聞いてみるっス。パイさんも拾ったと言っていたっスし。
特定の相手っスか。
………相手がどんな事をしても最終的に許せるとしたら、それは見返りを求めない無償の愛なんスかね…。」
「…なんだかマトモなパイさんっスね」
[パイ本人から同じ言葉を聞いたが、こうしてみると全くその通りに見える。
偽物だと分かっている故だろうか。]
昨日確実に極上の甘味だったのがタルト。
そして、もう一人の極上の甘味は、現段階で昨日と同じひとだわ。
タルトは……
>>5:89 「……綺麗な時計ね。この時計がどうかしたの?」
>>5:110 「どういたしまして。宝物。だからこんなに綺麗なのね」
と、言っていたわ。少し掘り下げているけれど、全員の反応の中では、あっさりしたほうね。
その点で、昨日の時点でチョコレートは仲間じゃないのでは無いかしら。
チョコレートの反応も、あっさりしていて。
>>5:50 「……これは?」
>>5:55 「君の宝物、か。素敵な時計だ。よく見ると、意匠を凝らしてある」
答え方が似ているわ。そういうの、極上の甘味は嫌いそう。
強いて言うなら、あとはパイもかしら。
私が少し話題を掘り下げたけど、最初は興味無さそうだったし。片方が褒めたのに対して片方が興味無げにするという意味では、怪しいかもしれないけれど。
「そう言えばケーキの事を思い出していて思ったっスが、もし自分が【極上の甘味】に乗っ取られる事があったら…犯人はケーキ以外の誰かだと思うっス。
【極上の甘味】がどういう目的で動いているかまでは分からないっスが…。
ケーキは…その、バラすみたいで言いにくいんスが、表情が直視出来ない症状を抱えていたみたいだったんス。」
[ケーキが病気について話したがらない事は理解していた。シューは言い淀んだが、必要な事だと思い発言をする。]
「【極上の甘味】によって、今までゼリーさん、スフレさん、タルトさんが亡くなっているっス。
その全てがケーキのやった事だとは断言出来ないっスが、少なくともこの3人に共通する事は…甘く感じられなくなる症状以外至って健康だと言う事っス。
わざわざ目の見えない自分にケーキが乗り移るとは考えにくいんスよね。」
「その点から鑑みてもキャンディさんも喉が弱い方っスから、もし乗っ取られる事があってもケーキ以外の誰かと思ったっス。
今後のもしもの時に、参考にしてくれたら幸いっス。」
[人数が少なくなった今、シューもずっとシューでいられる保証はない。今出せる考えを今出そうと、シューは思い付いた事をボイスレコーダーに伝えた。]
「…というわけでタルトさんを中心に見ていくっス。」
クレープは違ったからパスするわ。
それと、マカロンだけ日をまたいでいるので、少し事情が変わるわね。タルトが乗り移った先という可能性が出てくるから。ややこしいので、いったん置いておくわ。
ドーナツは、
>>5:52 「あら、素敵な懐中時計ね。これがどうかしたのかしら?日付が二日狂っているならバターを塗って紅茶につけるといいわよ。…おっと、失言だったわ。大切な物なのだったらごめんなさい。」
少し話題を逸らすような感じ。
この時計に関して、スフレの名前を出したのが、シュークリーム(>>5:54,>>5:73)とムース(>>5:74,>>5:112)
……スフレが乗り移られたなら。
日記を見るなり、持ち物を見るなりした極上の甘味は、この時計がスフレのものだと思った可能性があるわ。
そして、それに関して情報共有していたかも。
私の質問の意図を探るために、ひとりはあっさりと答え、ひとりはスフレの名前を出してみることにしたのなら。
ムースとシュークリームは、その点では少し怪しい。
「金縛りって本当にあるのね。超常的なことを信じてやまないわたしではあるけれど、実際この身に降りかかってみるとあれね。厄介だわ。」
現状が一番超常的であることを頭の隅に追いやりながらドーナツは自室を出る。
「ますます気色悪いわね」
それぞれ部屋の前に落ちている紙。
愉快犯的なそれらに、なおのこと嫌な想像が膨らむ。
「本当に、誰かが楽しむためや何かの実験のための箱なのかしらね。この施設」
「この部屋も人が増えたよねえ?最初に来たプリンは跡形もないけど。」
そう言いながら、今日の大本命に近付く。
「キミを待ち侘びたよ、クレープ。
毎日ちょっとずつ味見してたけど、キミはサイコーだ。誇っていいよ。」
横たわる"クレープ"は生きていた頃と変わらず、美味しそうだ。
隣に座り込むと、手に握ったナイフを目元に当てる。
「僕はおいしいものは1番に食べるタイプだけど…キミはどこを食べてもおいしそう。
だから、キミの見る世界を僕もあやかろうかな。」
瞼の裏からそっとナイフを差し込み、目玉に沿って抉り出す。
ぶち……ぶち……
ぶちぶちっ……
こぼれ落ちる上品な甘い匂いに酔いしれながら、2つとも取り出した。
「わあ、綺麗だね。
ぬばたま色の宝石みたいだ。
食べるのが惜しいってまさにこの事じゃないかな。」
ナイフを床に落とし、1つずつ口に放り込む。
ころころ舌で丁寧に転がし、味わってから噛み締めた。
……ああ、甘い!
……ああ、おいしい!もっと!もっと!
「まず、タルトさんが最初から【極上の甘味】だったケースで見ていくっス。
ケーキとタルトさんの2人が仲間だった場合、タルトさんは今日初めて誰かに乗っ取ったというの間違いないっスね。
タルトさんを単体で見ていくと、継続して食に執着があったという面でも、昨日自分が言ったケーキが乗っ取り続けている場合のある程度の発言力がある仲間の場所としても納得は出来るっス。
タルトさんが考えていた【極上の甘味】の動きは、一貫して喋り方が特徴に乏しい…もしくはとても特徴的な喋り方の人、という物っス。>>3:79
これは連日タルトさんが言っている事っスね。
また、昨日ケーキとゼリーさんが極上の甘味のケースについて話している時、ケーキがスフレさんの真似をしているなら真似をする事に限度を感じたと言っているっスね。>>5:41」
満たされぬ欲望のままもう1つも口に放り、味わって食す。
「……はー。
おいしかった。本当に、心から思ったよ。
キミの生真面目な性格のような、上品な味。
僕には絶対ない、繊細な甘さにもう病みつきだ。
キミこそナンバー1だ。間違いないよ。
出来れば、生きてる内に言ってあげたかったな。
ありがとう、クレープ。
キミのおかげで、クレープのよさを堪能できたよ。感謝してもしきれないね。
………ごちそうさま」
感謝を込めて、彼の前で手を合わせる。
そして、指についた僅かな赤を名残惜しそうに舐め取りながら、共有スペースへと戻った。
「タルトさんの振る舞いは誰かと露骨に繋がりを持ったり、対立したりという感じではなかったっス。疑っている先も日記に書く事で、キャンディさんに聞かれるまで明言は避けていたっスよね。
そこから考えるにタルトさんは嘘を重ねるタイプというよりは、自分だったらこういった思考をするだろうという物を発信していたように思うっス。
つまりこの場合スフレさんが亡くなったのは、ケーキがスフレさんを乗っ取り続ける事に限界を感じたから…で正解な気がするっス。
そして、タルトさんが今回動いたのも、その辺りが関係していそうっス。
この事から、ケーキはまた物静かな人を乗っ取った可能性が高いかなと考えてるっス。」
「つまり、マカロンさんとチョコレートさんっスね。ドーナツさんは発言こそ少ないっスが、特徴的なので除外したっス。
タルトさんも性格上、物静かな位置を乗っ取りそうではあるっスが…【極上の甘味】としては別々のタイプに含まれていたいと思うような気もするっス。
その場合、彼女はムースちゃんとパイさんの名前をよく挙げていたっスから…そのどちらかの可能性が高いかなと思ったっス。どちらかといえばムースちゃんっスかね。
パイさんの真似をしているタルトさんが想像出来ないというのもあるっスが…。」
「うーん…僕、目玉は遠慮したいなあ?
目を食べるってちょっと僕の美学に反するというか、ヤラしくないよねえ。なんていうか、僕にしてはこのお上品な感じ、誰かわかってくれないかなあ?
もともと僕の"食事"はみんなから放置されていたけど、これもほっとかれるかもね。うん。
ちなみに、クレープ食べるなら僕は指先から舐めてファーストバイトは首筋だよね。
なんでって?絵面重視に決まってるじゃないか。
あと僕は、ナンバーワンを決めない。」
紙(>>#6)を拾い上げ歩きながら目を通す。
「わたしも一般教養として『力が欲しくないか系悪神』とか『世界の半分をやろう系魔王』に憧れを抱いた時期もあったけれど、永遠の命は相当ハードルが高いわね。
条件に左右されすぎるもの。サブスキルとして『絶対健康』とか『アンチエイジング』とかが付与されない限りただ生きるっていうのは苦痛になるのが普通よね。
苦しまずに死ねる薬が自分以外にも使えるのならかなり有用だと思うわ。わたしはいいの。与えられた生命を全うするだけだもの。
明日生きているかどうかも怪しい状況でこの質問をしてくるあたり、作為を感じるわね。なかなかやるじゃない、子猫ちゃん。」
人差し指で紙を弾き、丁寧に畳んでポケットにしまい込んだところで、共同スペースに到着した。
「マカロンさんは昨日、ケーキさんとスフレさんの2人が【極上の甘味】じゃないかと言ってたっス。そこで、スフレさんが乗り移るとするならムースちゃんかパイさんじゃないかと言及してるっス。>>5:35
今は【極上の甘味】にとっても大事な局面なのかなと思うっス。
誰かを乗っ取れば乗っ取る程、自分達に手掛かりが露見するっスから。
だから、パイさんやムースさんを挙げたマカロンさんに乗り移り、タルトさんはそのどちらかに…という事はあり得そうっス。
…………仲間と生き残るのが理想なのかも知れないっスが、最悪自分と仲間のどちらかが生き残ろうと考えてそうだと思ったっス。
チョコレートさんは、昨日はいくつか考えを話してくれたっスが…結局【極上の甘味】を探していると言うよりも、スフレさんが【極上の甘味】だったという事を認めたくない…と言う感情的な意見だったように思うっス。
ケーキとタルトさんが仲間だったとして、この局面でチョコレートさんを乗っ取るメリットはあまりないと思うっス。」
シュークリームが怪しい、とは言ったけれど。
シュークリームが誰かに乗り移られているとは考えづらいわね。
だって、やっぱり目が見えないというのは……ハンディよ。長年そうしてきたシュークリームだから自由に動けるけれど、やっぱり、極上の甘味も躊躇うに違いないわ。
つまり、シュークリームが極上の甘味だとしたら、未だに動いていない仲間……今まで動いていたのは、全てケーキ一人ということになる。
……それは、不可能ではないけれど、やっぱり考えづらい。シュークリームがケーキ一人に、そんな負担を許すとも思えないわ。
だから、シュークリームは極上の甘味ではない……と、一旦は置こうかしら。
……だから。現段階だと……私は……
ムースか、マカロン。ね。
ドーナツも迷っているけれど。
パイは、以前に言ったけれど、最初から極上の甘味の仲間ということはないと思うわ。もしそうなら、ケーキより先に動いて、自分を食べると思うもの。
今日のパイは、どうかしら。あのひとのスタンスを真似るのも相当大変だと思うけれど。
「サテ、またお部屋巡りカラ始めマショウカ。
女子部屋は3階だカラ回りやすくてイイデスね!
これも日頃の行いというものデス!」
少女が勢いよく扉を開けると、部屋の外に落ちていた紙が舞った。
「ワッ!チョ、チョチョチョット!
…なんデスカ?コレは。誰かの書置きデスカね。」
フワリと舞い落ちる紙を大慌てで掴むと、各部屋を巡りながら共同スペースを目指した。
>>+36 タルト?
「何考えてんのかは全くわからんが、気味が悪いことだけは分かるな。どうせ褒められた特技じゃないだろ、隠し芸大会のためにとっときな。」
「最高のデザートでしたか、さいですか。恨めしいような、嬉しいような。俺を独り占めなんて誰にもさせるつもりはなかったんだがこうなってしまったなら、」
「もう、俺はお前のものなのかもな」
「愛する理由か。アガペーを語るつもりは無いけれど、自分では無償の愛のつもりだった。だけどお前が言うんだ、きっと1番愛に飢えてたのは俺なのかもな。まあゆっくり俺に愛を注いでくれる人を探すさ。」
しかし、もう俺は逃げられない。
しょくいんさんに飼われてた俺はパイに喰われた。
身体は死に絶え、魂は縛られる。俺の自由はどこに。
「天国でパイを食べる時は地獄のお前に写真でも送ってやるよ。電波届くといいな。」
可愛らしい文字と、それに不釣り合いな文。
どちらかを選ぶなら?彼女の答えは決まっている。
「私は、きっと忘れた方が良いのだと思います。
今まで関わった方に忘れられるのは、とても苦しいことです。私は……少し自分勝手なのかもしれませんね。」
彼女の世界は箱庭の中にしかない。誰かに忘れられると、生きていくことが出来ない気がしていた。特に、彼に忘れられることを、とても恐れている。ずっと傍にいてくれた、あのしわくちゃな手を思い出す。
「…………大丈夫ですわ。私なら、きっと。」
拾った紙は4つに折り、ポケットにしまい込む。そして、いつもの歩調で共有スペースに向かった。
失敗はできないから。極上の甘味を、早く見つけなければならないから。
「キャンディはほんと良く頑張ってるな。こりゃあ軽率には襲えないわ。」
「まあ甘味もキャンディいじめるの好きらしいしな、キャンディは過労死するなよ。」
>>+48 クレープ
[シューの三つ目の答えに、絶望の声の上げたのはクレープだった。
感情を昂らせた彼の言葉をシューは真摯に、…しかし残酷に受け止める。]
「…1つ言っておくなら、愛は赦す事であると自分は思うっスけど、自分の赦す形、クレープさんの赦す形はまた別なんスからね?
その上で全てお答えするっス。
クレープさんの『レディ』に対する気持ちだって、立派な愛っスよ。
でも『レディ』がクレープさんに愛を持っている事、ケーキが自分に愛を持っている事。それは自分達には推し量れないっス。
…だから、貴方はここにいて、自分はここにいるっス」
[それは、暗に自分達は愛されなかったのだと。
そう宣告する事と同義だった。]
「つまり、ケーキさんとタルトさんが【極上の甘味】の場合、今2人はムースちゃんとマカロンさんを乗っ取っているんじゃないかと思うっス。
次に、タルトさんが【極上の甘味】ではなく誰かに乗っ取られていたケースを見ていくっス。
考えられるのはケーキが一人でタルトさんを乗っ取っていたケース、もしくはゼリーさんかスフレさんがケーキと仲間でタルトさんに乗っ取っていたケースっスね。
後者の場合は、ケーキの仲間はゼリーさんかスフレさんのどちらかで確定っス。
まず、ケーキが一人で乗っ取り続けていた場合っスが…やっぱり負担が大きすぎる気がするっス。仲間が相当周囲の信用を勝ち取っているなら別っスが…。
あまり疑いを向けられていない位置は…キャンディさんとチョコレートさん、パイさんっスかね?何だかんだムースちゃんも特別疑われていた訳ではないっス。」
……個人的な印象だけれど。
四日目からのムースと、ゼリー、考え方がちょっと似ている。
そこが少し気になるの。
[恋の相談をしたのは、四日目のムースになのだけれど]
……ムース。
……でも。仮にゼリーとケーキが仲間で、ゼリーがすぐにムースを乗っ取ったとするわ。
それならケーキは初めにスフレに移動していたことになる。それは、私が主張する説と矛盾する。
だから、ゼリーがすぐにムースにいったわけではない、はず。
>>35 キャンディ
その後に続く、彼女の皆への質問にもマカロンはよく考えてから答えを口にする。
「私は、パパ……いえ、父と母に会いたいですわ。」
会えなくなって久しい両親を思い出す。マカロンの事をお姫様と呼び、心配性で、けれどとても愛情深い両親だ。
…そういえば、最後に一緒に会話をしたのはいつだっただろうか。よく、思い出せない。
「あぁ、けれど、やっぱり一番会いたいと思うのは、執事の……」
懐中時計をぶら下げて、いつもマカロンの傍にいてくれた、両親よりも身近な存在の彼を思い出す。
「……いいえ、なんでもありませんわ。」
しかし、首を横に振って否定する。彼を一番だと言えば、両親が悲しむと思ってしまったから。此処にいるわけはないのに、それでも、どうしてか口にする事は憚られてしまう。罪悪感に心が支配されたようだった。*
バタンバタンと賑やかな扉の開閉音はすぐに止まった。
せっかくの自由時間、ベッドに引きこもっている人間などそうはいないのだから。
「タルト、乗っ取られていたノデスカ…
…思い返せば口数が少なかったようにも思えマスガ、わからないモノデスね。
クレープも違いマシタ。ケーキももう1人も全くなかなかの演技力デス。
ンー、なんとなくデスガ、3日目のゼリーと4日目のスフレが似ている気がしマス。
タルトが乗っ取られていたナラ、ケーキからかソフレからデショウカ。
もう一度、記録を聞いてみないといけまセンね。
事件は現場で起こっているノデス!」
少女はタルトの甘く香ばしい匂いを前にお腹を抑えます。
「…ココには誰もいない、
イエ!タルトは被害者デス!イヤ、被害者かもしれない、デス!
極上の甘味を見つけたらいいのデス!
そうデス、このメモについて聞かないといけないノデス!
ココは早く出マショウ!」
「まずキャンディさんは除外するっス。理由はボイスレコーダーを聞き返してもらえると助かるっス。
それからチョコレートさんは…最初からケーキと仲間だと仮定すると、やっぱりスフレさんは【極上の甘味】ではないと思いたいと言うう言は必要ないと思うんスよね…。
或いはケーキが表立ったアタッカーを担い、チョコレートさんを最後の要にしていたとするなら、スフレさんを庇うような発言やキャンディさんに寄り添う振る舞いも理解出来なくもないっス。
それからパイさんっスね。このケースだと、スフレさんが乗っ取られたのはスフレさんへの当て付けなんスかね…もしそうならケーキもパイさんも悪趣味にも程があるっス。
…うーん、パイさんはキャンディさんとスフレさんによくちょっかいをかけてたっスから、無くは無いのかなとは思ったっス。
本人は聞いてないような所で好き勝手するのが好きと言ってたっスから、ケーキにスフレさんを乗っ取らせたの所も筋が通るっスしね。>>5:70
ただ、疑われる事を気にしてない所がやっぱり【極上の甘味】っぽいと感じないんスよね。
ケーキが連続で乗っ取っていた場合の仲間は、消去法でチョコレートさんかなと思ったっス。」
んー、私の主張は、【スフレは三日目まではスフレだった】【四日目には極上の甘味に乗っ取られていた】という2点だわ。
それをもとに考えると。
まず。ケーキとゼリーの2人が仲間だったら。
2日目……ケーキ→タルト、または、ここにいる誰か
3日目……ゼリー→スフレ
4日目……スフレ(ゼリー)→タルト、または、ここに居る誰か
5日目……タルト(ケーキまたはゼリー)→ここに居る誰か
ゼリーがケーキに乗っ取られていたら。
2日目……ケーキ→ゼリー
3日目……ゼリー(ケーキ)→スフレ
4日目……スフレ(ケーキ)→タルト、または、ここに居る誰か
5日目そのいち……タルト(ケーキ)→ここに居る誰か
この場合、動いていないところにもう一人の仲間。
5日目そのに……タルト(初めて動く)→ここに居る誰か
こんな感じだと思う。
変なところがあったら教えて欲しいわ。
もう今ではすっかり操作に慣れたスマートフォンを手に取り、再生ボタンを押す。今夜、なされている会話を聞きながら考え込んだ。
いったい、誰が乗り移られているのかを。
今のところ、誰一人として見つけられていない。もし、極上の甘味が複数人いるのだとすれば、今日必ず1人を見つけなければ厳しい状況になるのは明らかだろう。
「………………」
再生された音声に意識を集中させる。
一人一人の言葉と、その中に現れる小さな違和感を見つけようとして。*
うう、頭がこんがらがってくるわね
今日は、動いていない仲間を指名するよりは、ケーキが乗り移っているひとを探すべきなんでしょうけれど。
アタマが痛いわ……お腹も空いたし……
はあ。
[したいことだけして、さっさと退場しちゃって。ずるいんだから]
「それから、タルトさんが【極上の甘味】ではなくゼリーさんかスフレさんに乗っ取られていた場合っス。
ケーキとゼリーさんの2人だった時、やっぱりすぐにゼリーさんも動いた事に少しもんにょりとするっス。けど、亡くなる前日のスフレさんは本人ぽいと感じられないんスよね。
ケーキが最初にタルトさんにすり替わっていて、翌日ゼリーさんがスフレさんを乗っ取ったという可能性はあるんスかね?表立って動くのは1人に集中させた方が後々動きやすくなるんじゃないかと思ってたっスが…。
もしくは負担を考えて2人で話し合って交互に乗り移ろうと決めていたのかも知れないっス…うーん。」
んー。少なくとも、シュークリームは今日の指名から除外するわ。乗り移られているようには見えない。し。
さっきも言ったとおり、ケーキにずっと負担をさせるというのは、シュークリームらしくないと思うもの。
それに、なんていうのかしら。
ケーキは、シュークリームに、他のひとの身体を乗っ取らせて……この世界を見せてあげたいんじゃないかなって思う。私はね。
>>64 ムース
ね、ムース。
四日目のスフレとゼリー、どんな所が似ていたと思う?
説明じゃなくても、この発言とこの発言、みたいなのでもいいわ。
私もちらっと言ったから言うけれど。
ゼリーって、相手の意図を汲んだ返答をする印象だったのよね。いったん受け止めて、自分の見解を返すというか。
ムースも、私と話す時そんな感じだったから、少し影が重なったの。
[同い年の大事な友だち。かわいい友だち。明るくてまぶしい。そんなムースの本質を、自分はちゃんと見ていただろうか]
ケーキが今でも一人で成り代わり続けているなら……才能の無駄遣いすぎるわよ。こんなことしてないで、舞台に立ちなさいよね!!
なに変なところで隠れた才能を開花させてるのよ!
[頬を膨らませて怒る。ケーキは、本当に、蹴っ飛ばしたい!]
……タルトとゼリー、少なくともどちらかは仲間、だと、思うのだけれど……
スフレがどちらに真似されていたかで多少しぼれるのよね。
忌々しくて仕方ないけれど。四日目のスフレを擦り切れるほど聞いてくるわ。それはもう、暗記する程にね。
「これらを踏まえて一番可能性が高いと思ったのは、最初からタルトさんがケーキの仲間だった場合っス。
正反対のタイプに分かれていて、役割分担も成されている場所。
今までケーキが率先して動いていた所からも、ケーキがマカロンさんを乗っ取り、ムースちゃんを疑う事で自分の名前が挙げられても繋がりが明るみに出難くなるようにしたかったんじゃないかと思ったっス。
つまり、自分は【マカロンさんを挙げるっス。】」
[1度頭を真っ新にして出した結論をシューはボイスレコーダーに伝えた。]
>>72 パイ
[パイだ。しばらく姿を見かけなかったけれど……おそらくは、クレープを食べに行っていたんだろう。あんなに食べたがっていたのだから]
あら。人類愛さん、こんばんは。
昨日あなたに焚き付けられたおかげで、良い発見が出来たわ。それはありがとう。
……ふうん。随分つめたいのね。
だいぶ違うようで、根っこはティラミスの博愛主義に通じているような気もするわ。
そうよ。私の弟はね、私に顔がそっくりなの。
[興味深げなポーズをとるパイに、小首をかしげる。そんなに姉らしいのが面白いかしら?]
……あ、そういえば。
時計の話、だったかしら。
せっかくだから話すわね。私、男のひとに、キャンディ以外のプレゼントを、もらったの初めてだったの。
だから……とってもとくべつなのよ。あの時計は。大人の証みたい。
……まだあの時計が似合うには早いけれどね。
[最後は少し口をとがらせた]
>>70キャンディ
「キャンディ!コンバンハデス!
スフレとゼリーの似ているトコロデスカ?
ア、似ているというのは正しくナイデスね、4日目のソフレがソフレっぽくナイとムースちゃんは感じマシタ!
ンー、とても感覚的なのデスガ、スフレは…キャンディ的に言うならなかなかに軽率におしゃべりなカンジデス。
聞き返すとソレが耳につくというカ、目立つカンジだったノデスガ、4日目は両方とも感じなくてデスね…だから、ゼリーが乗り移ったのかなと思いマシタ!」
少女は大きな身振り手振りで質問に答えようとする。
そこで握りしめていたメモを開き、キャンディに問うた。
「ア!そういえば、こんなメモが置いてあったノデスガ、キャンディの書置きデスカ?
心理テストみたいデスね!」
……私、先に言っておくと。今日はぎりぎりまで迷うから、昨日と同じようにメモに書いておくわ。
昨日と同じように、明日説明するつもり。
今日指名しないと断言出来るのは、シュークリームだけ。
チョコレートも、おそらく指名しない。根拠は、懐中時計のコメントよ。
>>54 シュークリーム
ボイスレコーダーを聞き終わり、少し疑問に思ったことを直接本人に尋ねることにした。
キョロキョロと周りを見回して、本人を見つければ。
「こんばんは。シュークリームさん。少し、質問いいかしら?
私は確かにムースさんとパイさんが乗っ取られてるのでないかしら?と挙げましたけれど、それを発言したのは昨日のことですわ。もし、私の発言を聞いてケーキさんが私を乗っ取っていたのだとしたら、今日お亡くなりになられたタルトさんが元はケーキさんだったということになりませんか?
それに、タルトさんが最初から極上の甘味だったのだとすれば、ずっと乗り移り異動していたのはケーキさん1人になりますけれど、そういう解釈でよろしかったでしょうか?
その場合、スフレさんを乗っ取り続ける事に限界を感じた、と仰られていますけれど、"乗っ取り続ける"とはどういうことなのでしょう?連続で何日も乗っ取り続けていたという解釈でよろしいですか?それから、どこで限界を感じたと思われたのでしょうか…?
立て続けにごめんなさい。答えて下さると嬉しいですわ。」
>>74 キャンディ
「こんばんは。お嬢さんのお役に立てたのなら光栄だ。
つめたい、博愛主義か。
うんうん、否定はしないよ。これもベースは似たようなものだからね。
男の子で年も離れてるのに、そっくりなんだ。
…こんな感じ?」
キャンディのふたつ結びの髪を掴むと、上へ持ち上げて正面から見ると隠れるようにする。
「うーん、顔がいいね。
間違いなく弟はイケメンだ。
自分にとって初めてのものを貰うの、トキメくよねえ。
こんな事を知ってるなんて、あの人は私に気があるのかも!ってね。
女の旬はあっという間だよ。
気付いたら、時計の似合うレディになってるんじゃない?
…生きてればの話だけど。」
>>ワッフル ティラミス
僕にしては珍しい、優しい笑みで見ていた。
「やあ。ティラミスに小さなレディ。」
声をかけずにはいられなかった。
そして帽子の彼女の前へ膝をつき目線を合わせる
「2人の時間は貴重だ。今はこんな状況だが、レディに幸ある事を。」
優しい笑みで十字を切った
>>ティラミス
「広囲の愛も良いが、1つの想いを向けられるのも悪いものではないだろう。」
少し茶化すような物言いをする。
「籠の中に閉じ込められた小鳥でも、その籠の中なりの自由はあるものです。」
そう思いません?
とばかりに視線を送った。
>>77 マカロン
「あ、マカロンさん。こんばんはっス。」
[声の方を振り返って彼女の指摘を聞く。]
「…あー………確かにそうっスね、ごめんなさいっス!あちこち見ながら話していたので頭がこんがらがってたっス…。
今確認したっスが、昨日時点でマカロンさんの発言を聞いて…と言うのはマカロンさんの言う通りタルトさんがケーキという事になるので違うっスね。
ただ、改めて考え直してみてもマカロンさんとムースちゃんの2人じゃないかという考えはまだ残るっス。
今まではっきりとした意見を話して来なかったっスから、そこに付け込んで昨日スフレさんからマカロンさんに乗っ取ったという可能性っスね。それについて否定出来る根拠があったら教えてもらいたいっス!
その解釈で合ってるっス。タルトさんが今日動くまではケーキさんが乗っ取り続けていたんじゃないかって事っスね。後、限界を感じた…と言うのは、スフレさんに乗っ取り続ける事についてっス。
スフレさんに乗っ取ったのは発言力の確保の為だったのではないかと思っていたっス。けど、継続して真似をするのは発言量的にも難しかったんじゃないっスかね。」
>>パイ
あとね、なんとなーく、今日のあなたはいつもより薄味な感じよ。私、ちょっと疑いかけているんだけれど。
ねえ、あなたから見たムースってどんなひと?
「……えぇ、私の事を生まれた時からお世話してくれていた人ですわ。
ふふ、私、彼の作るマカロンが世界で一番大好きなんですの。ピンク色のマカロン。ほっぺたが落ちるほど美味しいんですのよ。」
笑顔でそう語る。そんな彼のことはよく思い出せるのだ。初めて食べたマカロンの味も、こんなに鮮明に思い出せた。
彼女がマカロンが大好きになった理由も、執事の彼が作るマカロンがとても美味しかったからで。
「……ここから無事に出られたら、もう一度食べてみたいですわ…」
最後は消えるような小さな声で、呟いた。*
>>ワッフル
「ワッフルちゃん、ティラミスさんの事が好きだったらもっと伝えてあげると良いっスよ!
彼は良い人っスから、絶対離しちゃダメっすよー!」
[半分茶化すように、半分は自分が出来なかった事を…ワッフルに悔いなくやって貰いたくて。
…と言いつつもやっぱりティラミスの困るレアな顔を見たい欲に負けて、シューはワッフルにGOサインを出すのだった。]
「…キャンディさんが鋭いっスね」
[ふと、共同スペースを見やる。
パイへの違和感の抱き方やシューへの指摘など、きっと彼らは動きにくいのではないだろうか。]
>>80キャンディ
「イエ、ワタシが感じたのは4日目のスフレが変なコトだけなので、ケーキ→ゼリー→スフレと乗り移っていたらわかりまセン!
移動は4日目に起こった、それが肝デスね。
タダ、今チョットだけ聞き返してみたノデスガ、3日目と5日目のタルトで日記を付け始めた理由が違いマス。
3日目と5日目のタルトが違うナラ、ゼリー→タルトかスフレ→タルトで変身シタ。
ゼリー→スフレの可能性が高いとなるト、ケーキ→ゼリーはケーキが頑張りすぎデス。
ケーキは、ゼリーやスフレには成り代わっていないと思いマス!
ア!またやってしまいマシタ!
ヒトの名を間違えるとは、kawaiiムースちゃんにあるまじきコトデス!」
少女はアワアワと頬を押さえるが、キャンディのメモに気を取り直す。
「kawaii字なノデ、キャンディかと思いマシタガ違いマスカ。
では、ドーナツデスかね?
ドーナツはよく不思議な例えをしますカラ!
…ちなみに、キャンディはどちらを選びマスカ?」
自分のメモをキャンディに見せて尋ねた。
>>82 シュークリーム
「ありがとうございます、少し理解できましたわ。
私も、以前ムースさんを疑っている事に変わりはありませんわ。ですから、そこの意見は一致しているように思えますの。」
一旦、そこで話を区切り、深呼吸をひとつする。頭がグルグルして、考えていることがごちゃ混ぜになりそうだ。
…それでも、少しずつ話し始める。
「否定できる根拠……少し、難しいですわね。
たしかに、あまり深いお話をしてこなかったのは私とムースさんですわね。そこに付け入るという意味も理解できますわ。
けれど、それはそれで難しい事のように思えますの。今まで一貫して同じ意見を貫いてこられている方の方が、その思考をそのまま利用すれば良いのですから、そちらの方が乗っ取りやすいのでは?と考えてしまいますわ。」
「それに、最初はたしかにあまり意見を話さない方を乗っ取った方が、動きやすく狙われにくいという事は理解できますけれど、既に人数も少なくなってきているのですから、あまり意見を述べない方というのは皆さんに選ばれる対象になりやすく、乗っ取るには危険すぎるのではないでしょうか?ここまで逃げ切っている賢い極上の甘味さんなら、きっとそこまで視野に入れて行動しているように思えますの。
ほら、現に、貴女は私を疑っておられますでしょう?
それに、昨日から私を疑う声がチラホラと上がっていたように思えます。その前日から既に私を乗っ取っていたのだとすれば、タルトさんが行動するより、私の身体を捨てて新しい方に乗り移った方が場を撹乱できていたのでは、と考えてしまいますの。
あまり、難しいロジックを考えるのは得意ではないので、反論というよりは、やはり感情論になってしまうのですけれど……」
どうだろうか、という瞳で彼女を見つめた。*
「ところで、タルトだけお部屋デスガ、しょくいんさんのお部屋に移した方がいいデスカね?
タルト、クッキーもデスガ、ひとりぼっちは寂しいデス!」
困ったわ。
時間が無くなってきたからいうと、候補は、
【パイ、マカロン、ムース】
この3人から2人に絞るわ。
ドーナツもね……ドーナツも……気になるのだけれど。
>>+72 ワッフル
宝物を語る少女の目は宝石のように輝く。
束の間の幸福は、空腹を忘却させるに足りたのか。
この先、少女が両親に会えるかは分からない。
いつかもう一度彼女を両親の元へ、という願いは俺が死にワッフルが死んだ時点で潰えた。
それじゃあ今俺に出来ることは?
聖書を開く。
「すべての人は草、 その栄光は、すべて野の花のようだ。
主のいぶきがその上に吹くと、 草は枯れ、花はしぼむ。
まことに、民は草だ。
草は枯れ、花はしぼむ。
だが、私たちの神のことばと家族への思いは永遠に立つ。」
少しだけの改編だ、神も許してくれるだろう。
「素敵な文だろ?そのプレゼントを大事に思ってる気持ちはきっと親御さんにも伝わってるよ。」
説法はしない主義だがたまには、な。
「時間が迫って来ているので先に候補を言わせてもらうと、現段階で自分は【マカロンさん、ムースちゃんのどちらかにするつもりっス】」
[シューは先に今の候補を伝える。]
「まだパイさんを見返せていないので急いで聞き返してくるっス。
後、マカロンさんのお話はちゃんと聞いているっス…!もし今日中にお返事が出来なかったらごめんなさいっス。」
考えても、考えても、まとまらない思考。
少し違和感を覚える人はいたけれど、それも些細な事なのだとすれば、なにが正解なのかがわからなくなってしまう。
「…そうですわね、私も。
本日は、【ムースさん、パイさん、チョコレートさん】から絞りたいと思います。
………今日こそは、間違えないようにしないといけませんものね…」
ソファに座り、背にもたれかかる。
今日は間違えることはできない。ただそのプレッシャーだけが、彼女の心を支配していた。**
>>ティラミス
「ふうん、なるほど」
「人は水が無いと生きていけないものね。
あれだけ愛を語っていたのも頷けるわ。
けれど、どうして氷にはそんな顔するのかしら」
「知覚過敏か何かなの?」
白々しい笑顔で尋ねる。
「…うん。決めた。
僕は【ムース、マカロン、チョコレート】から選ぶよ。
今日こそは極上の甘味、見つけないとまずいよねえ?見てわかるけど。」
……ああ。困ったわ。
私、マカロンが乗り移られているように見えていないの。
シュークリームの理屈も納得はできて、マカロンとムースの少なくともどちらかに、片方はいると思うのよね。
でも、私、今日のパイが気になるわ。
今日のパイは私に興味を持ちすぎよ。
いつものパイは、来る者拒まず去るもの追わずの姿勢で、こちらから食い下がらないとそれ以上の会話が進まない感覚があって、それがイライラしていたのよ!!
私が一方的にあのひとに話して欲しいみたいじゃない!!
今日はそれがスムーズすぎてすっごく違和感!!
その場合、タルトが乗り移ったということになるわけだけど、四日目のスフレと同一人物だとしたら、ケーキが単独、あるいはゼリーがスフレから連続で乗り移っている、かつケーキは2日目からずっと同じ人のところにいるということになってしまって、やっぱりどこかおかしいのよ。
うーーんパイは関係ないのかしら
皆の話を聞いていたりいなかったりしながら、いつもの様に椅子に腰掛けていると、声を掛けられた。
>>95 キャンディ
「気を遣わせたわねキャンディ。
寂しくなんかなかったわ。ええ、なかったわ。
パイ?良くも悪くもあけすけでやりたいことをやりたいようにするタイプに見えるわね。
悪になるなら裏で黒い顔を覗かせるんでしょうけど、そうでないなら真っ白だと思うわ。
お話に関しては自分の発言を顧みる人ではなさそうだから、発言に齟齬があっても気にしていなそうね。
言ってることとやってることが違うって叱られた事が多そうだけど、その時その時でやりたいことが違うから本人は間違ったことをしているつもりはないんでしょうね。」
ムースについては、概ねシュークリームと同意見なの。
だから細かい説明は省くわね。
困ったわ。どちらにするか、本当に困ったわ。
マカロンのことも捨てられないとは思っているの。
ああ、でもそうね。
いつもと違う、で、昨日クレープを間違えたのよ。
そこは考慮しないといけないわ。
[頭を抱えた。今日こそは何か口にしようと思っていたけれど、とても何か食べに行く時間すらなさそうだ]
夜の交流時間がもうすぐ終わりを告げる。
遅くならないうちに自室へと戻り、扉を閉めた。
「………明日、生きていられたら。」
キャンディと約束した事を思い出す。
机に散らばったメモをまとめてひとつにし、宝物のノートの横に置く。それから、もう一つ、新しいノートを取り出せばページを開き、ペンを走らせていった。
ノート数は全部で4冊。
1ページにひとつ、全て手書きで髪型が書いてある。
懐かしい文字を見ながら、一生懸命内容を書き写して行った。
今日のパイ会話を聞き返してみたけれど、やっぱり私が食い下がっている気がしてきたわ。
なんなのもう。盛大な勘違いかもしれないなんて本当にやめて。
はー……リセットするわ。
【パイ、マカロン、ムース】この3人よ
ざっと10個ほどピックアップして、全てノートに書き写す。必要かどうかわからない、彼女のコメントも書き添えながら。
さすがに絵だけは真似出来ないから、彼女なりにわかりやすい説明を心がけながら文章を書いていく。まぁ、結局はこのノートと一緒に宝物のアレンジノートも貸し出すつもりだったから、あまり必要ないかもしれないけれど。それでも、満足するまで書き込んでいった。
最後に、ノートのタイトル部分に
"キャンディさんへ"
と書けば、机の上に置いておく。明日、一番に持っていこうとして。
「………おやすみなさい。」
ベッドに潜り込んで目を閉じる。
無事、明日を迎えられることを信じたまま。**
「うーん…この短時間で聞き直すのは流石に無理があったっス…。
言われてみれば薄味のような気もするっスが………本当に気がするだけの誤差にも感じるっス。
もう少しちゃんと聞き返さないと、乗っ取られているかは分からないっスね…ごめんなさいっス。」
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