1923 甘味の村
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( A5 ) 2019/06/29(土) 09:00:08
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( A6 ) 2019/06/29(土) 12:17:51
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( A7 ) 2019/06/29(土) 13:47:58
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( A8 ) 2019/06/29(土) 18:06:56
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( A9 ) 2019/06/29(土) 18:51:02
[夜の交流時間が始まった。
この昼の間、シューはずっと考えていた。『あれ』は本当に死体だったのかと。
血も、肉体からも甘味の匂いがするのは…おかしい、はずだ。
何年も関わってこなかった甘味に触れてしまったばっかりに、甘味を感じない事が当たり前な今までの常識が、容易く崩されているのだ。自分の感覚すらも信用できない。
だからこそ…『あれ』を死体と断じてはいけない──そう心の底で警鐘が鳴っている──直感に、シューは従う事にした。
謎を解き明かしてからでも遅くはない…まだ自分たちは何も分からないのだ。
…例え行きついた答えが、逃れようのない真実…死体だったとしても、恐怖に震え縮こまるよりは…マシだろう。
………死体じゃないなら、食べても問題はない、し…。
真実を知りたいのか、食べる為の理由を探したいのか、シューにはもう分からなかった。]
( 44 ) 2019/06/29(土) 19:11:49
スペース内に充満する"甘い香り"、忘れていた感覚に、入口で一瞬たじろいだ。"クッキー"の死体。いや、これも粘土で作られたまがい物かもしれない。どちらにしてもこの香りは、焼けたバターと砂糖と小麦粉のシンプルな匂いであることは間違いなかった。
「…罪は許された。これは僕へのプレゼントだ。そうでしょう?」
喜びが沸き起こる。ニヤリと笑って臆することなく近づくと、固まりかけている血溜まりを両手で掬い音を立てずに啜る。…感嘆のため息が漏れた。
( 45 ) 2019/06/29(土) 19:13:35
「………」
[部屋を出て、吹き抜けの階段を下る。クッキーの甘い香りは気持ち程度だが緩和されているように感じた。半日が経ち、血糊も端から少しずつ乾燥しているからだろうか。
『それ』がそのままにされているのか、運ばれたのかは視力のないシューには分からないが、『それ』があったであろう場所は避けて、シューは共同スペースを目指した。
誰かがその血を啜っていたとしても、声を掛けられなければ気づかないだろう。]
( 46 ) 2019/06/29(土) 19:19:59
「やあ、愛すべきノロマ共、朝夕の礼拝は済ませたか?」
例えありえないことが起きたのとしても俺は昨日と同じ俺ではないとならない。
「朝は顔見せられなくて申し訳ないな、会いたくて仕方ない奴はいなかったか?」
そして事情は知らないふりだ。誰が、何も、どうしたかも。
適当な人から適当な話を聞き、適当に相槌を打つ
「··········なるほど。事情はわかった。」
「クッキー·····、残念だ。さて、これは一体どうなってるんだ?」
( 47 ) 2019/06/29(土) 19:21:01
朝は顔を出さなかった。
共有スペースへ入る。忘れていた甘美な香りが僕の鼻腔を突く。
背を向けた男がしゃがみ、俯いている。
僕は状況を確認するために歩み寄った。
( 48 ) 2019/06/29(土) 19:27:16
《窓がなく、日が昇ってるかなんて分からない朝。それが俺の日常だった。……日常だった、はずなのに。
朝起きて見たのは目を疑うような光景。血に沈む新入りの女の姿に血の気が引いていくのを感じる。
人は好きじゃない。病の事を馬鹿にして、俺を見下してくる。だが、死んでほしいとまで願った事なんて1度もなかった。
自分から声を掛ける前に、誰かが声を掛ける前に、自室に閉じこもる。とてもじゃないか、人と話す気になんてなれなかった。
そして、そのまま布団を被って目を閉じる。夢であればいい。そんな幻想を抱きながら、失神するかのように意識を失った。》
( 49 ) 2019/06/29(土) 19:30:35
《次に目を覚まし、備え付けの時計をのろのろと見ると夜中になっていた。夜時間の始まりだ。
もしかしたら、あれはリアルな夢だったのかもしれないと共同スペースに向かう。
その扉の前でお気楽女と会うがいつもの朗らかな雰囲気はなく、どんよりと沈むような雰囲気を感じ取る。ああ、あれは夢ではなかったのだと思いながらも出会ってしまった手前、気まずいので声を掛けた。》
>>46 シュークリーム
……はよ。もう夜だからちげーけど。
…………昨日は、よく寝れたか?
《昨日はシュークリームを部屋まで送って行った。いつもなら布団蹴っ飛ばして寝てたなかったか?と軽口を叩くが、そんな余裕はなかった。》
( 50 ) 2019/06/29(土) 19:35:05
「…はよ」
夢であれと眠ってみたが、目を覚ましても何も変わってはいなかった。
あの異質な甘い香りはまだ、辺りに残っている。
( 51 ) 2019/06/29(土) 19:35:09
>>45 ゼリー
部屋へ入った時の甘美な香りは倒れている女の子からだった。
顔は見えないが、彼女の血を啜っているように見える彼の肩に触れ声をかける。
「ゼリー…だったね。これは君が?」
声をかけつつ、彼女の状態を観察する。
流れている血の量から状況をさっする。
( 52 ) 2019/06/29(土) 19:36:57
目を開く。
とはいえちっとも眠りは訪れず、けれどただぼんやりとしていた。ぼんやりとしているだけで、時間が過ぎ去っていった。
さすがに、何かを口にしなければならない。
さて、口にできるものは二つだろう。無味無臭の粘土か、人か。粘土の残りはそう多くない。……だから、いずれにせよ、生きてる限り選択肢などありはしない。
僕は体を起こしてドアノブを捻る、
命を奪われるにしろ、餓死するにしろ、人を食らうにしろ。それは人としての死を迎えると言う事ではないのだろうか。
────僕はあとどれくらい人として生きられるのだろう。
( 53 ) 2019/06/29(土) 19:39:20
>>50 ケーキ
「っ…ケーキさん…おはよう…っス!」
[ケーキは今朝姿を見せていなかったので、もしもの事が起きてないか心配していたが、その声を聞いて、少し肩の力が抜けた。安心、したのだろう。]
「お陰様で、よく寝れたっスけど…」
[伏し目がちに、今朝の状況を伝えるかどうかで悩む。
誰が聞いても気持ちのいいものではないだろう。
シューは二の句が出せずに俯いてしまう。]
( 54 ) 2019/06/29(土) 19:42:36
クレープは、ハンカチを取り出し、血で汚れているクッキーの顔を拭った。
( A10 ) 2019/06/29(土) 19:45:10
物思いにふけりながら、キッチンに移動する。
気休めに水をすくって喉を潤した。
( 55 ) 2019/06/29(土) 19:47:38
>>54 シュークリーム
おう、ならよかったな。
……………いい、俺はとっくに分かってるぜ。
《目が見えないこいつの事だ。多分、俺がいなかったように見えるだろう。無理もない、すぐにあの場から逃げた俺なんざ、目が見えてる奴でもいたか?という見解になるはずだ。》
……粘土しかねえ上に、残ったものは……甘い匂いがするっても新入りの見た目をした死体だろ。
……気、滅入ってねえのかよ。
《気は滅入ってないのか?と素直に心配出来る様なタチではなく、シュークリーム突っかかるような形になる。こんな話でもしていないと、気持ちが沈みそうだった。》
( 56 ) 2019/06/29(土) 19:48:39
>>52 クレープ
「クレープさん、でしたかね。
まさか。僕がこんな残忍なことをするように見えますか?」
振り返ったその口は、べっとりと口紅のように染まっていた。"そんなことをするように"見えてしまうかもしれないが、その自覚はなかった。
( 57 ) 2019/06/29(土) 19:52:11
[自室で目を覚ました。全部夢だったらいいのに、と思うけれど、朝塗ったばかりのリップの色がまくらに移っている。これは、朝の続きだ]
夢じゃない…………いやよ。いやだわ。いやだけど。
朝は混乱したけれど、状況を整理しなくては。
いつまでも、誰かに甘えてはいられないわ。
[昨日、発作が出たとはいえ……スフレを頼ってしまったことを思い出して、頭をふるふると振った。
いちばん弱みを見せたくない人に弱い所を見せてしまった。今日こそ、ちゃんと自分で立たなくちゃ。
大丈夫。大丈夫。大丈夫……私は大丈夫]
( 58 ) 2019/06/29(土) 20:03:08
>>57 ゼリー
[クレープさん、でしたかね。]の問いには静かに頷き肯定した。
赤く染まっていた彼の口元からは、やはり甘く甘美な香りが漂ってきていた。
「こんな残忍なことを行うかどうか、僕には判断がつかない。
僕から見れば、貴方が彼女を食している。そんな風にしか見えないから。
貴方が来た時には既にこの状況だったとでも?」
状況は聞く、だが食した理由までは聞かない。
( 59 ) 2019/06/29(土) 20:03:55
( A11 ) 2019/06/29(土) 20:04:41
>>56 ケーキ
「…そうっスか…なんかごめんっス」
[察させて、気を遣わせてしまった事に申し訳なさを感じつつ、状況を把握しているケーキの言葉に、心強さも感じた。]
「あはは…なんだか、現実感がなくて…気が滅入るまで行かないんスよ…感覚が麻痺してるのかも知れないっスねー…。
死体…やっぱり、死体なんスかね…?」
[これから、自分たちがどうなるかなんて考えもつかなくて。
永遠に続く闇の中に投げ出されているような感覚は、いっそ自覚できない分マシなのかもしれない。そんな気持ちだった。
そして、ケーキからも『死体』と聞いて、皆の共通見解はやはり『死体』なのだろうかと思案する。
やはり、あの『謎の機械』をもっと詳しく調べる必要がありそうだと感じた。
彼にこんな事を頼んで良いのかは分からないが、一人が少し不安だったシューはケーキに問いかける。]
「自分、これから昨日の…あの機械を調べに行くんスけど…来てくれるっス?」
( 60 ) 2019/06/29(土) 20:05:24
…………クッキー
[相変わらず、いい匂いがする。美味しそうな匂い。
むかし、母と一緒に焼いたクッキーの匂いそのもの。
ああ……とっても美味しそうな……
思わず、階段の途中で足が止まる]
ねえ、クッキー。私、ちゃんとお祝いしようと思っていたのよ。
ティッシュペーパーで、お花を作って、色紙を集めて紙の鎖を作って、あなたのお部屋を飾ろうかと。
即席だから、そのくらいしか出来ないけれど、少しは、ね?
どうしてこんなことに……
( 61 ) 2019/06/29(土) 20:10:07
( A12 ) 2019/06/29(土) 20:10:23
>>60 シュークリーム
……謝んなよ。俺が匂いにつられてバカみたいに行ったらああだっただけだ。つーか、こんな狭い施設で知らねえ方が無理だろ。
《申し訳なさそうなシュークリームを見て、こっちまで心のわだかまりが出来そうで言葉を投げかけるが、どうにも慰めるのは苦手だ。》
まー……非日常みてえなもんだよな、あんなの。
……口が悪い事を重々承知で言うがよ。あれで生きてたらバケモンだよ、新入りは。
《死体なんて、日常に生きてれば親族の葬儀でぐらいしか見ない。ど素人ですら分かる血の量に沈むクッキーを思い出して顔を歪めた。》
……いいぜ。お気楽女にしちゃあいい提案じゃねーか。こんなところでいつまでもウジウジしてられっか。おら、目の代わりになってやるからさっさとしろよ。
《控えめに頼むシュークリームを鼻で笑い飛ばし、大胆不敵な笑みを浮かべた。こいつからは見えないだろうが、空元気だ。だが、表情と言葉に張りを持たせなければ滅入りそうなので、こうやって自分を誤魔化す。
そして、シュークリームの隣に並んで機械の所までついて行く事だろう。》
( 62 ) 2019/06/29(土) 20:19:10
おなかがすいたわ。
……そういえば、昨日の夜から、なにも食べてないんだわ。
……しょくいんさん、どこに行ったのよ……。
( 63 ) 2019/06/29(土) 20:20:24
キャンディは、ふらりと立ち上がり、ゆっくり階段を降りた。
( A13 ) 2019/06/29(土) 20:20:44
・
・
・
非常事態において、守られるべき者、己よりか弱い者と行動をともにすることで落ち着きを取り戻す。
よくある現象だ。
ワッフルを部屋へ送り、殺風景な自室のベッドへ腰掛ける。
自分の目で見たものしか信じない。
見たものは信じなければいけない。
頭を抱えた。
( 64 ) 2019/06/29(土) 20:30:05
あれは紛れもなくヒトの体であったし、香ばしく甘いあの香りは、やはり紛れもなくそのヒトの体から発されていた。
「どうかしてるわ。昨日今日出会った人間を、食べるなんて」
部屋へ逃げ帰る前に、幾人かが"片付け"ようとしていたはずだ。
まだあるのだろうか。
運ばれるそれは、どこも欠けていなかっただろうか。
それとも、もう?
・
・
・
( 65 ) 2019/06/29(土) 20:30:22
>>59 クレープ
「嫌だなぁ、食べてなんかいませんよ。肉はね」
そう思うのも無理はない。正直に平然と答えた。
「僕は朝の交流時間を逃しましたので分かりかねますが、この様子だと数時間前には死んでしまっていたのでしょうか?」
( 66 ) 2019/06/29(土) 20:31:38
「こんばんは」
誰に向けるでもない簡単な挨拶とともに、共有スペースの椅子に腰掛ける。
呼吸が浅くなる。
空気を吸うと、あの芳香が鼻腔をくすぐるからだ。
( 67 ) 2019/06/29(土) 20:32:10
>>67 タルト
「…はよ、タルト。何も変わってないぜ。しょくいんさんは相変わらず姿を見せねぇし」
どこか落ち着かない気持ちを誤魔化すために何ともなしに声をかけてみた。
( 68 ) 2019/06/29(土) 20:39:33
>>67 タルト
>>68 プリン
ごきげんよ……いえ、良いはずないわね。
……こんばんは。
[2人に近づく。クッキーの香りがするあたりには、既に何人か集まっていて、きっと埋葬をどうするかとか、そういう話をしているのだろうと勝手に解釈した]
……ほんとうに、何の連絡もなしに、どこへ行ったのかしら。
……ねえ、あの、あの、あなたたちも、するの?その、お……匂い。あの子から。
[『美味しそうな』と、言いかけて、やめた。遺体に向ける言葉として、異常すぎる]
( 69 ) 2019/06/29(土) 20:49:45
>>62 ケーキ
「たはは、確かに。…少し辛いくらいには、香りが強いっスからね…」
[彼が言葉を選んでくれているのを感じ取って、だけど不器用な物言いが少しおかしくて。シューは少しだけ笑みを零した。]
「そうっスね…どこを触っても…血の感触を感じたっス。あの量だと生き物なら死んじゃうっスよね…」
[告げられるケーキの見解は至って真っ当だと感じた。…本当にクッキー当人だったなら。だが。]
「と、と。…えへへ、ありがとうっス!」
[いつもの調子で振舞い、連れ出そうとしてくれているケーキに、1歩遅れてシューも歩き出す。
その振る舞いを見て、シューもいつも通りの振る舞いを習う事にした。
少し、らしくなかっただろうか。
落ち込んでいた自分を心の中で鼓舞する。
ケーキにも、心の中で再度お礼を言いながら。
人が近くにいる事でこんなに安心出来ると思っていなかったシューは、ケーキの握る手に少しだけ力を入れた。噛み締めるように。]
( 70 ) 2019/06/29(土) 20:51:02
シュークリームは、ケーキと共に、キッチンに向けて歩き出した。
( A14 ) 2019/06/29(土) 20:52:51
「やあ、こんばんは諸君。」
共有スペースに遅れて訪れる。今朝のことがあってから、ここ数日に起きた出来事が頭を駆け巡って、ろくに休むことができなかった。
目にかかった髪を軽くかきあげながら辺りを見回すと、キャンディの姿を見つける。
どうやらタルトとプリンに話しかけているようだ。
僕はきりがいいタイミングで、そっと後ろに歩み寄って大きな声をあげた。
>>キャンディ
「わっ」
( 71 ) 2019/06/29(土) 20:54:32
>>68 プリン
「おはよう、プリン。そう。ありがとう」
雨樋から雫が落ちるように、短い言葉がため息とともに漏れる。
「…………ダメね、私。
普段はクールぶってるだけなの。
こんなときこそしっかりしなくちゃいけないのに」
( 72 ) 2019/06/29(土) 20:55:41
>>1:198 チョコレート
「やあ、チョコ。昨日は話の途中で席を立って悪かったね。」
チョコレートの姿を見つけると、僕は彼にも声をかけることにした。
昨日は粘土騒動でキャンディが過呼吸を起こして、それを落ち着かせるために交流時間が終わるまで介抱していたのだ。
「……次から次へと問題が重なって、正直頭が痛くなってくるよ。キミは大丈夫かい?」
この僕ですら気が滅入りそうなのだから、大丈夫なわけはないと思うけれど。
でもきっと、チョコレートのことだから、こんな時でも笑うんだろうな。
「施設の出口とか、ないかな。ほら、緊急用にもしかしたら、脱出口があったりするかもしれないよね」
( 73 ) 2019/06/29(土) 20:57:10
>>69 キャンディ
「まあ…そうだな。気分は最悪だ。
…案外、部屋にいたりしてな。しょくいんさん」
いつもに比べりゃこいつも…覇気が無い気がする。ま、当たり前だろうが。
「……ああ、甘い匂いも…味も。あんたも、匂い分かるんだな」
( 74 ) 2019/06/29(土) 20:57:24
夢を見ているような不思議な感覚だった。
昨日まで笑みをたたえ楽しげに会話していた少女が無残な姿で横たわる映像が脳裏を過ぎる。
何も手につかない。今日は日中何もせずに過ごした。
いや、何もしていなかった訳では無い。
鼻に残る甘い香りが自分という存在を塗り潰そうとするのを抑え込むので手一杯だった。
気を取り直す。
何があってもいつもの自分を保つべき。
これまでもそうしてきた。
これからもそうあるべきだ。
「さて、愉快な仲間たちに会いに行こうかしら。」
たとえその中に、この事件の犯人がいたとしても。
( 75 ) 2019/06/29(土) 20:57:37
>>71 スフレ
ひゃわぁう!?
[突然背後から大きい声が聞こえて、思わず、あられもない声を上げてしまう。
とっさに振り返ると、そこにはヘラヘラした男が……まさに『思惑通り』と言わんばかりの笑みを浮かべてこちらを見ている、ように見えた]
な、なななにをするのよーーー!!!
あなたねっ!もう!こんなときに!びっ、ビックリするでしょう!?
れ、レディに悲鳴をあげさせるなんて!どういう了見なの!?しんっじられないわ!!!!
[変な声を上げてしまった恥ずかしさで頬が紅潮しているのがわかる。勢いに任せていつも以上に食ってかかった]
( 76 ) 2019/06/29(土) 20:59:21
>>74 プリン
……これでもし寝過ごしてたら、蹴っ飛ばしてやるんだから!
[レディはしょくいんさんに蹴りなんて入れない……けれど、そうする権利はあると思う]
やっ……ぱり、するのね、甘い匂い……それに味……
……?
[……今、なにか不自然な言葉が聞こえたような気がした]
……【あじ】?
( 77 ) 2019/06/29(土) 21:05:20
[シューとケーキはキッチンへとやってきた。
広々とした空間に迎えられたシューは、周囲を一瞥すると昨夜の機械の方向へと歩を進める。]
「この機械…動作させる為のスイッチとか、そういうのはあるっスかね…?」
[おそらく昨日のままならば、おにぎりの型に粘土が詰め込まれているはずだが…。
機械を触りながら、何か適当なものが無いか探してみる。]
( 78 ) 2019/06/29(土) 21:07:50
>>77 キャンディ
「蹴っ飛ばすって…ガサツ……あー、いや、頼りになるな。ちょっと見に行ってみるか」
しょくいんさんが全面的に悪いとは思うが、多少同情してしまう。まだ、蹴られると決まった訳では無いけど。
「他の奴らも皆そうだろうよ。
あー……味も、した。なんつーか、気付いたらちょっと、な」
( 79 ) 2019/06/29(土) 21:10:42
「ねえみんな。きっと心優しいみんなは口に出来ないと思うから、俺から言わせてもらうけど。
今のところ八方塞がりなこの状況──電気は通っているけど、職員はいないし食料もない今。ここから出るにしろ、迎えを待つにしろ、少なくとも俺たちはそれまでどうにか生き延びないといけないよね。」
「つまりさ、こんなことしたくないけれど、俺たちは最悪クッキーを──」
共用スペースにいるみんなに向けて口を開く。
誰かの反感を買うことは間違いなかったけれど、この状況でそんなことは気にしていられない。
誰かが言わなきゃならないなら、僕が言ってやろう。
途中で噤んだ唇を、少ししてから再び開けた。
「クッキーを食べるしかないと思うんだ。」
( 80 ) 2019/06/29(土) 21:11:50
やっぱ、あんたも同じ匂いに感じてんのか?……んなとこで甘味なんざ感じ取りたく無かったがな。
《味覚がまだ正常だった頃。甘い物は自分にとっての癒しだった。好きとも言えるものだったからこそ、こんな形でまた知りたくなかったのだ。そんな気持ちが募りに募って愚痴として零れた。》
……んだよ、なんか文句あんのか。
《目が見えない分、何かと不便だろうとこいつと行動を共にする時は手を繋ぐ。1番最初に会った時に許可を貰ってからは当たり前のようにそうしていた。
本当は盲目の人間には身体をくっつけて腕を組むのが1番いい姿勢らしいが、照れ臭くてそこまではしない。
だが、手に力を込められたのを感じて、思わず言いがかりのような言葉を放つが、赤くなる顔に比例して、その手はほんのりと温かくなっていく事だろう。》
( 81 ) 2019/06/29(土) 21:11:58
>>78
機械には液体を注ぎ込む為の穴とスイッチがついている。
( #1 ) 2019/06/29(土) 21:12:44
…………にしても、なんだこりゃ。こんな機械、見た事ねーぞ。
《赤くなった顔を誰にも見られないように、ふいっと"見たことのない機械"へ顔を向けて、観察する。
だが、シュークリームが遠慮なく触っているのを見て、焦ったような声を漏らす。》
……あ!おい!!危ねーもんだったらどうすんだよバカ!
《目線は彼女から逸らさず、危ない事があれば後ろへ手を引けるように身構えた。》
( 82 ) 2019/06/29(土) 21:13:32
( A15 ) 2019/06/29(土) 21:13:46
ケーキは、スフレの言葉に反吐が出そうな顔をしている。
( A16 ) 2019/06/29(土) 21:14:18
>>80 スフレ
「お前、マジで言ってんのか…。
だとしても、明日もしょくいんさんが戻らなきゃどうすんだよ」
( 83 ) 2019/06/29(土) 21:17:10
>>69 キャンディ
「……こんばんは、キャンディ」
「そうね。とっても、甘い香りがしていた……今も、しているわね」
「治ったのかしらね。私たち」
( 84 ) 2019/06/29(土) 21:17:58
( A17 ) 2019/06/29(土) 21:20:19
>>83 プリン
「あはは。さすがの俺でも、冗談でこんなイかれたこと言わないって。もちろんそうしなくても済む方法があれば、俺はそっちを取るけれど。」
「キミの言う通り、明日もしょくいんさんが戻らない可能性はある。明後日も、その次の日だってひょっとしたら。……でも、何もできないまま餓死するよりはマシだろ。」
「俺は生きたいよ。クッキーのことはどうしてやることも出来なかったけれど、せめて今生きているみんなでさ。」
( 85 ) 2019/06/29(土) 21:22:31
>>80 スフレ
「正気か?まあ、一つの手段であることには違いないが」
( 86 ) 2019/06/29(土) 21:23:35
>>79 プリン
ちょっと!!ガサツって言ったでしょう!聞こえたわよプリン!!
[プリンは言い直したが、聞き逃さない。とはいえ、否定できることでもないので、むくれるに留める。
それより]
……まさか。食べ……いえ、そんなこと……まさか。
[そんなはずは……と、言い淀む。ちら、とクッキーの方を見ると……その近くにいるゼリーは……不自然に彼女の血を浴びているように、思えた]
そんな、はずは。
( 87 ) 2019/06/29(土) 21:24:49
>>80 スフレ
チッ……気でも狂ったのかよ、軟弱残念野郎が。
食糧難で頭に血でも上らなくなったのか?
《舌打ちをしながらも、独り言を零す。
人間を食べてくださいと言われて、はいそうですかと頷けるほどケーキは追い詰められてはなかった。
もしかしたら、しょくいんが戻ってくるかもしれない。だなんて青臭いことを考えているのも僅かにあった。
だが、今は機械を見るのが先だとすぐに目線をスフレから外した。》
( 88 ) 2019/06/29(土) 21:25:00
いつもの様に共同スペースに着くなり、誰へともなく言葉を発する。
「おはようみんな。今朝は何だかわからないことが何だかわからない感じでああなったりこうなったりしたけれど、ご機嫌いかがかしら?
わたしはすこぶる元気……」
と言いかけて、スフレの声(>>80)が耳に入る。
「…よ。うん、元気元気。」
果たしてこの雰囲気をこのテンションで乗り切れるだろうか。思ったより事態は深刻なようだった。
( 89 ) 2019/06/29(土) 21:25:06
>>86 ティラミス
「至って正常だよ。みんなだっていずれそうする必要が出るかもしれないって、薄々分かってるんだろ。
それでも、仲間を食って命を繋ごうだなんて言い出せないだろうから、俺が提案してやったのさ。」
「ただ、これは『最悪』の話だ。プリンに言った通り、他に手があるならそっちを取るべきだね。」
( 90 ) 2019/06/29(土) 21:26:16
>>66 ゼリー
「"肉は"食べてないですか。食肉主義を否定するつもりはありませんよ。
発見して数時間…でしたら冷蔵庫などで保存も必要な処置でしょう。」
ゼリーは見つけた。と言っていた。痛み具合から間違いはないのだろう。
僕は「そうでしたか、食事を邪魔してすみません。」
といい、その場を後にした。
少し考える事がありそうだ。
( 91 ) 2019/06/29(土) 21:26:43
>>81 ケーキ
「同感っスね〜…。甘味は心から欲しいとは思ってたっスけど…やっぱり…あれを…食べたいとは……思わないっスね…」
[ケーキの愚痴にシューは大きく同意した。こんな形で甘味を味わうのは、避けたい。]
「なんでもないっスよ!…やっぱりケーキさんは優しいっスね、0.01%くらい!」
[ケーキの表情が見えないシューは、ケーキが赤くなっている事には気づかず、にへらと笑う。
彼の手は暖かく、頼りになる。今も手を振り離さないのだから、やっぱり優しいのだ。]
>>82 ケーキ
「触ってみない事には、自分よく分からないっスから…!っと、と。
…なんだか穴みたいな物と、スイッチがあるみたいっスね…?>>#1
何か入れられるものなんてあったっス…?」
[この場にあるのはせいぜい粘土だろうか。…水で溶かして使うのが正しい方法だったのだろうか?]
( 92 ) 2019/06/29(土) 21:26:55
( 93 ) 2019/06/29(土) 21:27:27
( A18 ) 2019/06/29(土) 21:28:41
「ヤー、ヤー。愛する諸君。
そして、クッキーを愛し、クッキーに愛され、最後はクッキーになったお嬢さん。
クッキーとしての第2の人生がもう始まったのかな?
……ンンっ!?いやまだ味見されたぐらいかな?
まあ、僕。"クッキー"よりもっと食べたいものがあるというか。正直僕の甘味が戻ったんだとしたら食べたいよねえ?アップルパイ」
遠巻きに場のみんなの話を聞きながらひとりごちれば、ひとりの男の声が聞こえた。
>>80 スフレ
「言うねえ?ファーストペンギンってやつだ!
"ウミガメのスープ"を食べましょうってことだね?
うん、うん。ならさ、言葉だけでなくどーん!と男らしくイッてみようぜ?」
パチパチと拍手をしながらスフレの声かけに応じる。
( 94 ) 2019/06/29(土) 21:29:01
シュークリームは、スフレの言葉に対して、理解が出来るだけに…聞いてないふりをした。
( A19 ) 2019/06/29(土) 21:29:38
>>88 ケーキ
「へえ、キミって案外モラルとか持ち合わせてるんだね。ニコチンにしか興味がないんだと思ってたよ。」
僕はにこりと笑いかけてから、背を向けてキッチンに向かおうとするケーキに、言葉を続けた。
「……って冗談はさておき、もしキッチンで何か見つけたら教えてほしいな。」
( 95 ) 2019/06/29(土) 21:31:17
>>85 スフレ
「…やな言い方」
他に方法はねぇって知った上で言っているんだ、こいつは。
それでもって、合理的な生き方。
「…ま、でもお前の言うことも分かる。それ、乗ってやるよ。
だから。
【今日は俺を殺して命を繋げ】」
( 96 ) 2019/06/29(土) 21:31:50
>>96 プリン
はあ!?
な、何を言っているのよ!!プリン!!
[脳の処理が追いつかない。けれど、彼から出てきた言葉は、さすがに、さすがに受け入れられなかった]
( 97 ) 2019/06/29(土) 21:34:06
>>87 キャンディ
「げ、聞こえてんのかよ。地獄耳かよ」
あからさまに嫌そうな顔を向けてみる。
「こんな冗談いわねーよ。…信じたくねーけど…美味かったぜ。多分、極上の甘味、とかいうやつじゃねーとは思うけど」
( 98 ) 2019/06/29(土) 21:34:22
シュークリームは、共同スペースから聞こえてきたプリンの言葉に耳を疑った。
( A20 ) 2019/06/29(土) 21:34:41
>>92 シュークリーム
あ"?んだよ!言いたいことがありゃ言え!つーか、さん付けんな!サミーからやめろ!
《どうもこいつといると調子が狂う。
さん付けは前々からやめろとたまに言っていた。事実、自分を敬称付で呼ぶ人間はほぼおらず、ムズ痒い気持ちになるのもある。》
そりゃそうだがな、俺がいんだから……あ?んだこりゃ。なんか入れんのか?ここにあんのは粘土と水と……いや、何でもねえ。
粘土、量がすくねえけど試してみっか?
《新入りの女と言いかけてやめた。軟弱男が直前にあんな事を言うからだと怒りの矛先をスフレ向けながら、放置されてた粘土を手に取ってみた。》
( 99 ) 2019/06/29(土) 21:35:07
( A21 ) 2019/06/29(土) 21:36:15
>>97 キャンディ
「ならお前が変わるか?嫌だろ。
誰かが死ななきゃ、スフレが言うとおり全滅するだけだろ」
( 100 ) 2019/06/29(土) 21:37:04
>>96 プリン
……マジで言ってんのかプリン頭。お前、自殺願望者かなんかだったのか?……狂ってんな。
《粘土をと話している矢先だった。こいつとはあまり話した事はなかったが……それでも、言葉を掛けるくらいにはプリンの言葉には重みがあった。》
( 101 ) 2019/06/29(土) 21:38:33
>>76 キャンディ
「ふっ……あははっ、本当にキミは学ばないなぁ、お嬢。レディとは思えないとんでもない声が出てたぞ。」
僕は腹を抱えて笑う。こんな時だからこそ、必要以上に暗い態度を取りたくなかった。
じめじめしていれば解決するっていうんなら、いくらでもきのこと化すけれど。
>>93
しかし、そんなつかの間の笑顔もそこそこに、僕の提案にキャンディは面食らった。
僕は一度深く息を吐いて、込み上げてくる笑いを諫めてから、呆然とするキャンディに向けて首を傾げる。
「軽蔑した?……でもさ、最終的にはこれしかない。キミも覚悟を決めるんだな。」
( 102 ) 2019/06/29(土) 21:39:31
「別に俺だって死にたがりじゃねーけど。外に出たってろくな人生待ってねぇし。
なら、最後ぐらい善人ぶってもいいだろ」
( 103 ) 2019/06/29(土) 21:40:04
>>95 スフレ
うるせえ!聞こえてんぞ!
ニコチン好きに悪ぃ奴はいねーんだよクソが!
《相変わらず人の神経を逆撫でする声に罵声を浴びせてから、背を向ける。》
知りたきゃ自分の目で見ろよ。ま、変な機械は機械のまんまだろうよ。
《こいつに教えんのは癪なのと、事実この機械は意味不明だ。実際に見た方が早いだろう。》
( 104 ) 2019/06/29(土) 21:42:13
>>101 ケーキ
「誰がプリン頭だ。白髪野郎。
まさか。ただ、このまま全滅するよりはマシだと思っただけだ。
お前が死にたいなら変わるぜ?」
( 105 ) 2019/06/29(土) 21:44:40
>>98 プリン
若いから耳がいいのよっ!
[言葉を続けようとして……やはり躊躇ってしまう。
こんな趣味の悪い冗談なんてない。スフレのことも、そうだけれど。
私には彼を否定できる?こんなにも、あの子の匂いを「おいしそう」だと、感じているのに。今も]
>>100
い、嫌よ!嫌!そんなの!
死にたくなんてないわよ!
でも、でも……
[なんと言葉を続けたらいいか、わからない。自己犠牲なんて。
でも、ここには、食糧が、ない。
今だって、カラ元気で持たせているけれど、本当は倒れそうなくらい、おなかがすいている]
( 106 ) 2019/06/29(土) 21:46:23
そう、俺もその「行為」を─見ない振り─認めるという決断をした。
それが唯一彼らを愛し続けられる方法だから。
>>90 スフレ
「最低、メシなんか数日食わないでもいれるだろ。甘い匂いに惹かれて、欲望に溺死するやつでもいなきゃ、死体が虫食いになんてならない。なるべくそういうのは見たくないのは皆同じ、って信じてる。」
と展開に期待をかけているが、既に現状に絶望でもしてるのかプリンは。
>>プリン
「あんまり面白くない冗談だな。自殺願望でもあんのか?」
( 107 ) 2019/06/29(土) 21:48:17
>>94 パイ
「なに? どーんとクッキーを食えって?……みんなの覚悟が出来ているなら、俺が最初に海に飛び込むのもやぶさかでないよ。」
パイの言い口にふっと吹き出して、唇の端をあげる。
>>96 プリン
「そうだね。」
プリンは俺の考えていることが分かっているようだった。だから、短く頷いて小さく笑う。
「……って、驚いた。それ、本気で言ってるわけ? ふーん、……そっか。」
( 108 ) 2019/06/29(土) 21:49:07
>>99 ケーキ
「えぇ〜…文句なんてないっスよ!ありがとうって言いたかっただけっスよう!
敬称略はなんだか…、こう…うーん?」
[ケーキの事を敬称略で呼ぶ場面を想像して、想像しきれないシューは首を傾げた。
親しき中にも礼儀ありと育てられてきたシューは、親友と呼べるような仲でも敬称を欠かす事はなかった。一種の習慣となっていたのだ。]
「そう…っスね。ちょうど型にはめていた粘土の分があるっスから、これを使ってみるっス」
[型と同量の粘土なら、多すぎるという事もないだろう。
シューはクッキーの行動を待つ事にする。]
( 109 ) 2019/06/29(土) 21:50:27
>>102 スフレ
まなっ……学べるわけないじゃないの!
突然背後から不意打ちだなんて!予想できないわよ!
[こんな小さな言い争いは、いつもと同じだったのに]
……そんな提案を、みんなにする神経は疑うわ。
ひとがひとを食べるなんて、そんなの。
……けれど、私にあなたを軽蔑する資格なんてない。
……………………だもの。
[小さな声になってしまう]
……私も、あの子の匂いを、美味しそう、だと、クッキー、だと、感じてしまうん、だもの。
[おなかがいたい。きっと、おなかがすきすぎているせいだ]
( 110 ) 2019/06/29(土) 21:50:42
>>プリン
「ま…待つっス…そんなの…っ」
[こうならない為にも、何か打開できる策がないか調べていた。
だけど、思っていた以上に展開は早く、そしてプリンの言い分ももっともなのだ。
否定の言葉も、肯定の言葉も出ず。
続く言葉が出ないシューは、皆の判断に委ねて自分のやるべき事に集中する事にした。]
( 111 ) 2019/06/29(土) 21:53:17
>>105 プリン
うるせーな。悔しかったら毎日髪を染めやがれ。ついでに俺のこれは地毛だからしゃあねえだろ。
ふーん、お前がそこまでいい人ぶりてえなんて知んなかったわ。見た目はチンピラみてえなのにな。
や、そんな気はねーわ。俺は野次飛ばしてるだけだからよ。死にたきゃ勝手にしろ。ま、俺が止めなくても他の奴が止めんだろうがな。
《そもそも人の肉を食べる考えに至ってないケーキは呆れたような目を向けた。
自分が彼を止めるには言葉が弱い。ここには弁が立つ奴やこいつと仲がいい奴がいる。そいつらに任せるつもりでいた。》
( 112 ) 2019/06/29(土) 21:57:56
>>106 キャンディ
「あーはいはい、そーだな」
適当に聞き流しておく。
「あー、じゃ。お前が外に出れたら、俺のことちょー良い感じに広めてくれよ。
英雄。かっこいいだろ?
とりあえず、もしかしたら何かあるかもしんねーし、しょくいんさんの部屋見に行ってみるわ。お前も一緒来るか?」
( 113 ) 2019/06/29(土) 22:00:31
>>109 シュークリーム
ああ?煮えたぎらねえ奴だな。こういうのはサラッと呼べばいーんだよ。慣れてねえなら俺で練習しとけ。
《シュークリームの背景を知らないケーキはじとりとした目を向けながら、近くにあった安全なゴムベラとボウルを持ってくる。》
サンキュ。ま、何事も実験。試してみっか。
《ボウルに粘土らしきものと型と同量の水を入れ、ヘラで混ぜてみる。粘土なら溶けるはずだが……。》
( 114 ) 2019/06/29(土) 22:02:54
( A22 ) 2019/06/29(土) 22:03:37
>>107 ティラミス
「ねぇって。ま、お前らしく言うなら『愛してるから』ってことにでもしておいてくれ」
>>108 スフレ
「この状況で冗談なんか言えるかよ。…死にたくは、ねぇけど……。多分、俺が死んで喜ぶ奴は沢山いるし」
( 115 ) 2019/06/29(土) 22:04:03
「ああ、冷蔵庫で保存しましょうか。この人数でしたら2日は保つかもしれません」
その言葉がクレープの耳に届いたかはわからない。食事の邪魔、そんなつもりはないんだけど。そう返そうとした時には、彼の姿は離れていた。
( 116 ) 2019/06/29(土) 22:06:07
>>110 キャンディ
「…………」
そりゃそうだよな。でも、キャンディは悪くないよ。どんなに理性のある人間だって、根底では本能で生きている。
生きるために何かを食べたいと思うことは、悪じゃない。
「大丈夫だよ、キャンディ。大丈夫大丈夫。」
そっとキャンディの後頭部に利き手を回して、子供を宥めるように僕の胸に引き寄せる。
「怖かったら俺が一緒に食べてあげるよ。キミはなにも悪くない。誰も悪くないんだ。強いていうならしょくいんさんが悪い。しょくいんさんに全部なすりつけよう。」
( 117 ) 2019/06/29(土) 22:08:26
>>113 プリン
……いく!
このままじっとしているのは、いやだわ!
私も行く!
( 118 ) 2019/06/29(土) 22:08:31
>>112 ケーキ
「はっ、俺のこれはオシャレなんだよ。お前には分かんねーだろうけどな。
終わり良ければ大体のことは許されんだよ。誰がチンピラだ。
さーな」
( 119 ) 2019/06/29(土) 22:08:46
>>119 プリン
そのまっきんきん頭がか?はー、流行の20歩先くらい行ってんな。
ハン、金パグラサン男なんざ、大体にしてチンピラに見られんだよ。
……ま、人の為に死んでんなら天国には行けっかもな。ありゃあの話だが。遺言でも書いとけよ。そこの泣き虫お姫様(キャンディー)が寂しがんだろ。
( 120 ) 2019/06/29(土) 22:13:34
>>113,>>118
しょくいんさんの部屋
薄暗く、気温も低い。まるで冷蔵庫のようだ。
部屋の天井からは肉を吊るすためのフックがいくつも下がっている。
部屋の隅には麻酔と様々な刃物が置かれている。何に使うのだろうか。
( #2 ) 2019/06/29(土) 22:14:07
>>117 スフレ
!!
[ソレを言う罪悪感に目を伏せていると、スフレに、頭を引き寄せられる。
大丈夫と宥める彼の声は、子どもを落ち着かせるような調子で……安心すると同時に、胸の奥がきりっと痛んだ]
……大丈夫よ。私は平気。怖がってなんて、居ないもの。
……それより、ケイソツにそんなことをしたら、きれいな白いシャツに、口紅がついてしまうわよ?
[そっと、スフレの胸を押して、離れる。顔が赤くなっていなければいい]
( 121 ) 2019/06/29(土) 22:16:00
キャンディは、ケーキに、「聞こえてるわよっ!!!」
( A23 ) 2019/06/29(土) 22:16:49
キャンディは、プリンについて、しょくいんさんの部屋に向かった
( A24 ) 2019/06/29(土) 22:17:48
( A25 ) 2019/06/29(土) 22:18:20
>>114 ケーキ
「ん〜〜〜…え〜っと………ケーキ?」
[敬称を外しただけなのに、なんだか距離が凄く縮まった気がして。
言ったものの、凄く恥ずかしい感情で胸がいっぱいになってしまい、ふいと顔を背ける。]
「そ、そそうっスよ実験実験!あはは!は!」
[とてもじゃないがこの状況は共同スペースの皆から何を言われても仕方ないだろう。
シューは紅潮して熱くなった自分の顔を冷まそうと、手で自身を扇ぎ始める。]
( 122 ) 2019/06/29(土) 22:19:53
>>120 ケーキ
「うるせー。お前が時代遅れなんだよ。
もっと他にあんだろ。
別に死後の世界は信じちゃいねーけど。遺言ねぇ…ま、考えておく。あんま、あーだこーだ書くの好きじゃねぇんだよ」
( 123 ) 2019/06/29(土) 22:20:16
>>#2
やだ……なにここ……さむ……
[気温の低さに、自分の両腕を抱く。
視線の先に様々な刃物を見つけて、びくりと身をすくませた]
ひゃ……!
な、なんなの、あの、色んな……大きな……
そ、それに、なにか、くすり、みたいな……
……このラベル、見たことある。
麻酔……?
( 124 ) 2019/06/29(土) 22:21:04
>>#2
「人が暮らしてる部屋とは思えねぇな。マジであいつ人間じゃねぇだろ…」
部屋の隅に置かれた刃物を手にしながら呟いた。
( 125 ) 2019/06/29(土) 22:26:28
>>122 シュークリーム
……やれば出来んじゃねーか。…………シュークリーム。これからも俺はそれでいい。あー、や、それがいい。
《そういや名前をと思ったが、顔が認識出来ない分、名前も中々覚えられない。だが、1番話している彼女の事は密かにノートに書くなどをして覚えていた。
名前を呼ばれた事の嬉しさからか珍しく素直な自分の意見を言うと、粘土を捏ねる。》
おい、顔あけーけど大丈夫か?あちーなら空調下げてもらえよな。寝んのはこの状況下だと流石に何か言われかねねえから、ちょっと気張っといてくれ。
《無理すんなよまでとは言いきれず、頑張れと言った己の言葉に顔を顰めながらも、粘土をとかし終えた。》
( 126 ) 2019/06/29(土) 22:29:12
ま、こんなもんだろ。さーて、吉と出るか凶と出るか……運試しだな。
《粘土らしきものを水に溶かし終えると、ボウルを機械の注ぎ口らしき穴に入れ、ボタンを押してみる。
施設にある機械だ。流石に危ない事にはならないだろうと緊張気味に機械の反応を待つ。》
( 127 ) 2019/06/29(土) 22:29:39
>>115 プリン
「人の事言える立場じゃないが、その愛は歪だな。悲しい愛だ。」
極限状態での自己犠牲。ちらりと聞こえたが確かに英雄だ。
だけどその表彰が行われるのは知らない場所で知らない時に第三者の手によって。
そして俺らに残るのは仲間の屍を美味しく頂いて生き抜いたという現実。
自己犠牲の果て当事者に残るものはきっと失ったものよりかは大きくない。
彼はきっとこんなことは分かってる。
先程のスフレと同じだ。
俺が、みんなが言えないから言っている。
だからといって、背中を押して、死ね、などとは言えない。止めることも出来ないが。
「·····もう少し考えてみろよ。時間はあるんだ。」
( 128 ) 2019/06/29(土) 22:29:57
>>125 プリン
ね、ねえ……こ、これ……
ここ……
[ごくり、と唾を飲む。多分、あまりの不気味さで涙目になっている]
おにくの、ほ、ほかんこ、みたい
( 129 ) 2019/06/29(土) 22:31:52
>>128 ティラミス
「…お前にまともな愛を説かれるとはなぁ。
ま…そーだな。もしも、他に道が無けりゃの話だ」
そうだ。他に食べるものがあれば、しょくいんさんがいれば、外に出られれば。
そのどれもが叶うことはなさそうだが。
( 130 ) 2019/06/29(土) 22:35:23
>>108 スフレ
「ンンっ!なかなかいい返事だねえ?
僕としてはさ!整ったスーツの紳士が髪を振り乱してケモノの勢いでがっついても、美しいテーブルマナーで静かに食事に向かうのもどちらもこう……ひとりになったら反芻したくなるような光景だよねえ!
オーディエンスが必要なら呼んでよ。
僕、それなりに覚悟はあるんだぜ?」
などと、いつもどおりどこまでが本気なのか読み取りにくい言葉遊びを楽しんだら金髪が何やら愉快なことを言っているらしい。
>>103 プリン
「善人!善人とは恐れ入った!!
既にここにいるみんなは人の機能をひとかけら置き忘れてきた者たちだよ?
さらにもうひとかけら、というかごっそり今日失いそうな気分だけど!
キミだけヒトとして死ねるんだあ……ちょっとうらやましい気もするねえ?僕はやらないけど」
( 131 ) 2019/06/29(土) 22:36:29
>>126ケーキ
「ッ──…」
[更に名前で呼ばれるという追撃を受けてしまい、シューは1歩後ずさる。
言葉を返す余裕はなく、こくこくと頷く事しかできなかった。]
「あー…うー…だ、大丈夫っスよ、ちょっとあれがそれしただけっスから…。
あ、溶けたみたいっスね…?」
[しどろもどろになりながらも、ケーキが頑張っている様子は音で聞いていた。
初めはヘラがボウルに当たる音が聞こえていたが、今は聞こえない、という事はうまく溶けたのだろう。
ケーキと共に、シューは機械の反応を待つ事にした。>>127]
( 132 ) 2019/06/29(土) 22:37:43
>>129 キャンディ
「麻酔あったのはラッキーだな」
誤魔化すように、明るい声を出そうと試みるが上手くできているかは分からない。
ふと、キャンディの方を見れば、普段見たことないような怯えた表情をしていた。
「………」
俺らが食べていたのは粘土だ。
なら、ここに保管される肉は……。
「…もう、戻ろうぜ。キャンディ。…何も、ねぇしさ」
これ以上考えたくは無かった。
( 133 ) 2019/06/29(土) 22:40:24
ソファーの肘置きに腕を置いて、反対の手で髪をかきあげる。
考え事をするときの癖だったが、高圧的に見えるから意識的に治したものだ。
「……人間の肉を食べるのはちょっと危険なのよね。
タンパク質異常が起きないかは、賭けなの」
そう、それが人間の肉なら。
「でも私は一度平気だったから、次もきっと平気」
後に皆が続きさえするのなら、誰が先陣を切るかなど些細なことだろう。
いつもの自分からすればかなり乱暴な論拠を連れて、横たわるクッキーの身体へと近づく。
本当に考えなければいけないこと?
そんなの、生きてここを出ることだ。それ以外に無い。
( 134 ) 2019/06/29(土) 22:41:51
キッチンに果物ナイフすら無いこの建物に、刃物などあるはずが無いでしょう?
( 135 ) 2019/06/29(土) 22:43:09
タルトは、「綺麗な顔ね、クッキー。少し早いけれど、お誕生日おめでとう」
( A26 ) 2019/06/29(土) 22:43:54
そう言えば今日はムースの姿を見ていない。
部屋を隅から隅まで見渡すがその姿はない。
クッキーの無残な「アレ」を見てしまうと最悪の想像が脳裏を過ぎる。
個人の部屋に入ることはできない。
ムースの無事を祈るのみだ。
( 136 ) 2019/06/29(土) 22:44:42
「まだあるのに、勿体ないですね」
プリンの自棄になったような言葉に嘆息した。
( 137 ) 2019/06/29(土) 22:48:09
>>133 プリン
[こくり、と素直に頷く。
けれど、何も無い、食べるものがない、手掛かりがない、と、いうことは……]
…………どうして、こんなことに、なったのかしら。
すくなくとも、私が来てから、3年間、こんなこと、なかったのに
( 138 ) 2019/06/29(土) 22:54:02
タルトは、クッキーの襟ぐりを掴んで乱暴に口付けた。
( A27 ) 2019/06/29(土) 23:00:15
>>138 キャンディ
「…さあな。俺もこんなことになったのは初めてだ。…今まで、何も知らなかったんだな…。
偶然…か、もしくは…クッキーが来たことが関係してんのか?あのちんちくりんが何かできるとは思えねぇけど」
( 139 ) 2019/06/29(土) 23:08:17
>>139 プリン
クッキーが……?
たしかに、きっかけとしては、一番それらしいわよ、ね。
……ねえ、もしかしたらクッキーは、特別な人間、なんじゃ、ないの?
おいしい、においの、私たちとは、ちがう……
[これからすることの、言い訳ばかり探している気がする。相変わらず、発作がおこる気配はない。よいことのはずだけれど、粘土を食べていたことの方がショックだなんて、どうかしている]
( 140 ) 2019/06/29(土) 23:17:00
>>76 スフレ
「……スフレ、ああ。いや、こちらこそ介抱を任せ切りにしてしまったね。僕にはその器はなかったようだ」
唇のはしを持ち上げる。ぎ、と錆び付いた音がしそうな程、表情がうごいてくれない。それでもなんとか、笑みとわかる程度には。
「君は冷静だな。確かに言う通りだ」
頷いて、じゃあ僕も見に行かなければと遠くで思った。ひどい目眩がする。
「──すまない、僕のことは少し置いておいてくれ。少し休んだら問題ないから」
そう言ったきり、壁にもたれて目を瞑った。目を開けた時には1時間以上経過していて、そしてプリンが自分を殺せと、そういった後だった。
( 141 ) 2019/06/29(土) 23:28:19
>>132 シュークリーム
あれがそれって、何だよ。粘土とおんなじではあるみてえだな。
《シュークリームの反応に軽く笑いながらも、機械から目を離さない。
反応を待てども待てども、うんともすんとも言わぬ機械に痺れを切らして先に声を上げたのはケーキだった。》
……ん"あ"ーーーーーー!何にも起きねーな!
なんか間違ってるのか、そもそも機械が壊れてんのか……。どうなってんだよこれ!
《機械を蹴り飛ばしたい気持ちを抑えながら、頭をガシガシと掻く。》
おい、シュー。機械動かねえぞ!
《シュークリームだと長いので勝手に愛称を決める。そして、目が見えない彼女に機械が何ともならないと説明した。》
( 142 ) 2019/06/29(土) 23:29:13
[機械の反応を待ちながら、シューは今までの謎を頭の中でまとめる。
どうして自分たちは甘味を感じられないのか。
甘味を感じられるよう、治療する事が目的の『おかしのいえ』の存在。
そして、どんな病でも治せると言う【極上の甘味】
形も、中身も瓜二つの物が作れる?(検証中)謎の機械。
後は、死体…クッキーは何故外に居たのか。
交流時間の規則を守らなかったのか、それとも個室に何か抜け道があったのか。
そして、しょくいんさんとは、いったいなんなのか。]
( 143 ) 2019/06/29(土) 23:34:28
目が覚めると、そこはいつもと変わらない自分の部屋。しばらくそこでじっとして、自分の頭が動き始めるのを待つ。それも、いつもと変わらない光景だった。そして、いつもと変わらないようにドアに手を伸ばした瞬間、朝時間のみんなの顔を思い出す。
「あれは……なんだったのかしら……」
みんなのところに行くと、それはいつもと変わらない……いや、いつもとは全く異なる、重苦しい雰囲気が支配していた。
( 144 ) 2019/06/29(土) 23:35:04
長い接吻のあと、無駄に傷まないようにと、そっとクッキーの身体を下ろす。
手の甲でぬぐうと、いつも色の薄い唇は真っ赤な絵の具のついた筆で描き殴ったようになった。
ブロンドの髪が口元にへばりつく。
「甘い」
いつもと同じ声音と、いつもと同じ瞬き。
けれど頬はきっと紅潮しているだろう。
他の部屋のことなどつゆほども知らずに、立って"それ"を見下ろした。
( 145 ) 2019/06/29(土) 23:37:22
>>140 キャンディ
「もう、本人には聞けねぇけどな。
かもしんねぇな。だとしたら、マジで俺が死ぬ意味ねぇし。…試してみるか?」
小さな刃物を手にして、キャンディに問いかけてみる。
( 146 ) 2019/06/29(土) 23:38:09
「ハァーイ!皆サン!ムースちゃん参上デスヨ!!
アレから1日、ワタシ一生懸命考えたのデスガ、あの粘土はしょくいんさんの心遣いではないデショウカ?
いち早く何でも用意してくだサルしょくいんサンデスから、ワタシたちがパーティを計画しているのを見越してオモシログッズをコソコソと準備満タンに構えていたのではナイかと思いマス!
ちょうどクッキーのお誕生日も近かったデスカラね!
粘土で何でも成型できる機械なんて、パーティの準備に大活躍デス!
おにぎりはきっと型紙第1号だったノデショウ!
身近にアルモノでお試しスル、よくあるコトデス!」
““kawaiiの秘訣は暗闇を走らないこと。真っ暗闇ではkawaiiは見えないのだから””
kawaiiを心に刻んだ少女は、勤めて明るい仮説を片手に今日の挨拶を告げた。
「ホラ、朝から広がるクッキーのニオイ!
コレが何よりの証拠デス!
しょくいんさんがクッキーのために焼いてくれたノデショウ。
なんてったって、今日はクッキーのお誕生日デスからネ!」
( 147 ) 2019/06/29(土) 23:38:28
待てども待てども、謎の機械は動きそうもない。
( #3 ) 2019/06/29(土) 23:39:42
>>142 ケーキ
「…おかしいっスね…?」
[愛称で呼ばれた事は…気恥ずかしさを感じるが、ひとまず置いておく事にする。今は機械の動作が無い事が重要だ。
ここまで待って何も起こらないという事は、何か手順を違えたのだろうか。他に入れられる物なんてあるのだろうか…。]
「電気が通ってないって事もないっスよねぇ…うーん…?」
( 148 ) 2019/06/29(土) 23:40:58
>>146 プリン
[刃物と、『試す』という言葉が意味するところを察して、青ざめるが、神妙にこくりと頷く]
いいわ。
あなたが無意味に死ぬより、一度試してみる方が、ずっといいわ。
( 149 ) 2019/06/29(土) 23:42:52
>>146 プリン
「……?死ぬって、なんの話……?プリン、死んじゃうの……?あとね、ナイフ、持ってちゃ危ないよ……?」
( 150 ) 2019/06/29(土) 23:43:07
[材料として、形を成す為に必要な原料である粘土。
形を整える為にはめ込まれている型。
ああ、もしかして…。味がない?…色も。]
>>クッキー
「クッキー、もしかしたら棚に香料や着色料があるんじゃないっスか?
材料が足りないのかもしれないっス!」
( 151 ) 2019/06/29(土) 23:44:12
( A28 ) 2019/06/29(土) 23:44:41
( A29 ) 2019/06/29(土) 23:44:57
( 152 ) 2019/06/29(土) 23:45:23
( A30 ) 2019/06/29(土) 23:45:54
>>149 キャンディ
「……よし」
自分の指先に刃物を当て、小さな傷をつける。
僅かな痛みと共に赤い血が滲む。
( 153 ) 2019/06/29(土) 23:46:47
プリンの顔を探す。
名前の通りの色、と言っても差し支えない髪色を。
「……プリン、君、聞いたよ」
もし休んでいなかったら、僕を代わりに食べろと言えただろうか。何度経験したところで、死の暗闇になれることは無い。彼のおかげで僕らは命を繋ぐ。言い出してくれたおかげで、罪悪感も少なくて済む。──本人が望んだことだから、と。
「……遺言ややり残したことがあるなら、できるだけ力になろう」
代わりになるとは言い出せないくせに、僕は彼が羨ましかった。彼の死は褒め称えられるべに自己犠牲。15人のうち人食の罪を犯すことなく眠る『人』。
( 154 ) 2019/06/29(土) 23:46:56
どうしても部屋の外に出る気にはなれず、自室のベッドの上で毛布を被り蹲っていた。
あれがもし本当にクッキーなのだとすれば、初めて見る死体が怖くて。けれどそれ以上に、アレを美味しそうだと思ってしまった自分に恐怖した。
「………ここから出ないと、いけませんわね。
まだなにも、解決していません…もの…」
ふらふらと立ち上がり、ゆっくりとドアを開けて外に出る。
朝より匂いは薄くなっているものの、それでも甘い香りが消えていることはない。
「………………。」
鼻を手で覆い、少しでも匂いを遮断する。顔色の悪いまま、階段を降り、共有スペースへと向かった。
( 155 ) 2019/06/29(土) 23:48:17
>>150 ワッフル
「あー……大丈夫だ、まだ決まったわけじゃねぇし。俺は…ナイフの扱いは慣れてるから心配すんなって」
( 156 ) 2019/06/29(土) 23:48:30
>>153
辺りには微かに甘いプリンの香りが漂った。
( #4 ) 2019/06/29(土) 23:48:41
>>148 シュークリーム
それはねえだろ。この部屋明るいしな。
…………。
《電気は通ってる。それでも動かないという事は恐らく入れる物が違うという事だろう。考える内に、1つだけ入れられそうな物に思い当たる。
だが、それを口にするのはあまりにも恐ろしい。そんな考えにたどり着いた自分に嫌悪し、口を噤んだ。
だが、隣からシュークリームの明るい声が聞こえてはっとなる。(>>151)
俺は、一体何を考えていたのだろうか。もしかしたら、剣呑な周りの空気に飲み込まれかけていたのかもしれないと頭の中の恐ろしい発想を振り払う。》
……お、応。それは大切だよな。ひとまず、唐揚げを作りてえって思ってみるわ。あれ、甘味がなくても美味いし。
《棚から茶色の色素とそれらしい香料を取り出し、機械の注ぎ口に入れてみる。今度こそ上手くいくといいのだが。》
( 157 ) 2019/06/29(土) 23:49:24
( A31 ) 2019/06/29(土) 23:50:05
>>152 ムース
「ムース、無事だったか。」
彼女の安全を確認し、そっと胸を撫で下ろす。
「みんななら、あっちだぞ。皆で味見、でもしてるらしい。俺はそんな気分にはなれんが。ムースも気になるなら向かってみるといい、」
( 158 ) 2019/06/29(土) 23:52:19
>>157
カタカタと音が鳴り、唐揚げ色のおにぎりが生み出された。
( #5 ) 2019/06/29(土) 23:52:21
>>#5
《生み出されたものを手に取って凝視し、口をへの字に曲げた。》
……何だこれ。焼きおにぎりか?いや型がわりーのか。
《そう言いながらも、茶色のおにぎり?を半分に割り、シュークリームに差し出す。》
……一緒に食うぞ。味見に付き合え。
《有無を言わさない語調で押し付けるようにおにぎりの片割れを渡した。
本当は、1人で得体の知れないものを食べるのが怖いだけだ。》
( 159 ) 2019/06/29(土) 23:55:53
>>153 プリン
う……
[思わず、涙が出そうになって頭を振る。少し、息が詰まる]
どうしよう、プリン……。
プリンの……あの、プリンのにおいがするの。
カラメルと、少しの卵の……
( 160 ) 2019/06/29(土) 23:55:56
>>154 チョコレート
「…よっ。遺言もやり残したこともねぇよ。そんなもんあるんだったら死ぬとか言わねぇ……と思う。
あー…でも、キャンディのことは頼むわ。案外ちゃんと女の子みてぇだからな、あれでも」
( 161 ) 2019/06/29(土) 23:56:08
( A32 ) 2019/06/29(土) 23:56:27
>>157 ケーキ >>#5
「や、やた!ケーキ、できたっスよ!」
[色はこの際置いておいて、機械が正常に動作した事に手放しで喜ぶ。
非常に見た目は悪いが。]
>>159 ケーキ
「…お腹はぺこぺこっスから…頂きますっ」
[この実験結果から、ある一つの仮説が思いついたが、まずは味を確かめてからでも遅くはないだろう。
恐る恐るシューもケーキに倣い、おむすびを口に運ぶ。]
( 162 ) 2019/06/29(土) 23:57:56
ケーキは、それから、1口ぱくりとおにぎり?を食べてみた。
( A33 ) 2019/06/29(土) 23:58:56
>>159、>>162
調合が悪いのだろうか。謎の苦味が強く、とても食べられる味ではない。
( #6 ) 2019/06/29(土) 23:59:57
>>158ティラミス
「無事?ココはドコよりも安全デショウ?
流石に階段から落ちればわかりマスシ、ムースちゃんは今日も完全に完ぺきにkawaiiデス!」
ティラミスの指差す方からはクッキーの匂いが漂っている。
少女はその先にある惨劇など想像もせず足を進めた。
「味見?クッキーの味見デスカ!
ついにワタシたちでも美味しいクッキーができたのデス?
ミンナ行っているならコレは期待大デスね!
ナルホド、しょくいんさんはコレの開発のために昨日留守にしたト…」
勝手な想像と勝手な妄想を繰り広げる少女は、きっと誰よりも平和であろう。
( 163 ) 2019/06/30(日) 00:01:01
>>160 キャンディ
「…奇遇だな、俺もだ。でも、これではっきりしたな」
止血の為に指先を口に含めば、クッキーを食べた時のように甘かった。その味は、クッキーではなく、プリンだが。
「……出来れば、痛てぇのはやだな」
( 164 ) 2019/06/30(日) 00:02:31
>>162 シュークリーム
……まっっっず!ぺっ!ぺっ!!あんだこりゃ!!
《まずい、その一言に尽きる。
口の中のものを吐き出すようにシンクに吐き捨てると、水で口をすすぐ。すすぎ終えた口を手で拭うとシュークリームに向き直った。》
……これは食えたもんじゃねーな。……悪ぃな、なんか。
《機械を動かしたのも材料を入れたのも自分なので、誤魔化しようがなく、また開き直る事はしなかった。》
( 165 ) 2019/06/30(日) 00:03:47
>>161 プリン
「そうか……」
彼の手から、あまいあまい香りがする。
「ふ、君は僕が思うより随分友人思いだったんだな。分かった、適任はスフレのような気もするが、請け負おう」
僕も覚悟を決めなくてはならない。
「ああ、そうだ。麻酔、もし使い慣れてないなら僕がしようか。随分昔の話だが、医師をしていたんだ。専門は精神だったが素人よりは幾分かいいだろうと思うが」
( 166 ) 2019/06/30(日) 00:06:29
>>164 プリン
それは……そうよ……
痛いのなんて、いやよ。誰だって……
[死なないで。そう言えたら、いや、そう言うべきなのに。
言えなかった。自分が死ぬのが怖かった。
目の前の『プリン』の、なつかしい甘い匂いで、頭がおかしくなりそうだった]
……相談しましょう、誰かに……。
[そう、言いかけると、チョコレートがプリンに声をかけているのが聞こえた(>>166)。
彼は医者だったのか]
>>166 チョコレート
チョコレート……。
あの、はあ……お、おねがい、し、しても……
[少し、息が荒くなる。
既に息絶えていたクッキーとは違う。
自分は今、生きているプリンを、死なせようとしている。人の手を借りて。食べるために]
( 167 ) 2019/06/30(日) 00:11:56
>>#6
「うへぇー…これはレシピか何かがあるっスかね…?」
[灰か何かを食べているような味。無理に喉に流し込む事は出来るだろうが、身体に良いとはとても思えなかった。
とても勿体ないと感じつつも、もうこのおむすびを口を運ぶ事はないだろう。]
>>165 ケーキ
「うーん…料理は真心って言うっスから、気持ちが足りなかったとかもあるんスかね…?」
[先ほど考えていた仮説。機械だけに味付けが出来るとは思えなかったシューは、動作させた側の記憶や思い出を媒体に料理を生み出してないだろうか、と考えていた。]
「謝る必要はないっスよ!…でも、もう少し実験したい所っスね…ケーキは誰か料理が得意な人って心当たりあるっスか?」
( 168 ) 2019/06/30(日) 00:11:59
( 169 ) 2019/06/30(日) 00:12:25
>>166 チョコレート
「そーゆーことにしといてくれ。良い話だろ?
なら頼むわ。俺は全然医療関係じゃねぇし。
なるべく、強めに頼む。殺されてる途中に目、覚ますなんてぜってえに経験したくねぇ。フリじゃねぇからな?」
( 170 ) 2019/06/30(日) 00:14:21
( A34 ) 2019/06/30(日) 00:16:26
>>168 シュークリーム
あー……お前でも食えねえか。失敗作だな、こりゃあ。
《そう言いながら、自分の手にあったおにぎりとシュークリームのおにぎりをゴミ箱に捨てる。食べ物は取った分は食べる主義ではあるが、これは流石に食えない。》
……悪かったな、真心が足りなさそうな奴で。
料理か。やってる所は見た事ねえけど……泣き虫プリンセス(キャンディ)は得意なんじゃねえの。女子力高そうだしよ。
《遠回しにdisられてる気がして、じと〜とした言い方をしながらも、料理は自分の適任ではないのは分かっていたので考える。
おかしのいえでは飯は支給される。それ故に、料理をする必要なんてほぼないのだ。》
( 171 ) 2019/06/30(日) 00:18:14
( A35 ) 2019/06/30(日) 00:20:17
>>ムース
「あら、こんばんはムース。今日も可憐ね。
なかなか姿を見ないから、少し心配していたのよ」
「お腹は空いていない?」
( 172 ) 2019/06/30(日) 00:21:20
>>167 キャンディ
横から、細い声が聞こえた。自分よりも弱っている人間を見るとどこかで冷静になれる。……それに、キャンディのことは目の前の彼から頼まれている。
「ああ、ああ。もちろんだ」
躊躇ったあとに彼女の背をさする。
「大丈夫だ、眠るのと変わらない。痛みも、苦しみも味わわせやしないさ」
そういいながら、プリンに目を移す。
>>170 プリン
「そうだな。君がどう思っていようと、君は英雄だよ。……ああ、僕は冗談が通じないほうなんだ、マゾヒズムな願望があるならしっかり教えてくれよ」
笑ったあとで真面目に頷いた。
「任せてくれ」
( 173 ) 2019/06/30(日) 00:22:06
少女はクッキーの匂いの元に辿り着くと、一度近づき動かないのを確認した後、一瞬で踵を返し、ティラミスのもとまで駆け寄った。
>>158ティラミス
「ななななな、ナンデスカ!アレは!
どんなドッキリデス!
味見なんてソンナ…誰もイマセンデシタシ…
チガイマス!そうではなくテ!
クッキーのニオイを辿ったらクッキーがいたのデスガ、どういうコトデスカ!」
「イエ、きっと人形デス!
このkawaiく賢いムースちゃんが暴いてみせマス!」
少女は右往左往を体現するようにその場を彷徨くと、ティラミスの返事を待たずに駆け出した。
( 174 ) 2019/06/30(日) 00:24:34
>>167 キャンディ
「チョコレートが何とかしてくれるらしいからな。ま…あいつの腕を信じるしかねぇか。
夜中は出歩けねぇし…あいつの部屋に泊まるか。今日は」
( 175 ) 2019/06/30(日) 00:25:32
( A36 ) 2019/06/30(日) 00:25:41
走り出した少女は呼びかけられた声に足を止める。
>>172タルト
「タルト!コンバンハデス!
ア、タルトもあのドッキリ見たんデスカ?
ヒドイドッキリデス!新人サンにkawaiくナイ上に、に、クッキーがかわいそうデス!」
( 176 ) 2019/06/30(日) 00:29:29
>>173 チョコレート
「…悪くねぇな。……なあ」
俺を忘れないで欲しい。そんなことを言うのは呪いに近いだろうか。
「いや、何でもねぇ。あ、ぜってえやめろよ。やったらお前を一生恨む」
ふと、真剣な表情になったチョコレートに対して微かに笑みを浮かべる。
「頼りにしてるぜ、お医者様」
( 177 ) 2019/06/30(日) 00:30:19
「ちょ、待て。そんなハッピーな意味じゃ·····。」
冗談や隠喩が伝わるキャラじゃないのに。ひねくれた言い方をしてしまった。
扉で隔たれた向こうで行われてるのが非人道的なことなのは想像がつく。
ムース1人には刺激が強すぎる。
自分の何も考えてない言動に舌打ちをして彼女の後を追った。
( 178 ) 2019/06/30(日) 00:30:43
>>173 チョコレート
[こくん、と頷き、ポケットの薬をひと粒口に入れた。すうすうする。
チョコレートに背をさすってもらっているのも含めて、少し、息の通りがよくなった。
最近の自分は、ダメだ。全部、周りの人に頼っている]
……ありがとう。
今日の私にだめだったことも……明日の私には出来るようになりたいわ。
今日はあなたに頼らせてもらうけれど、きっと今度は、私が助けになれるようにがんばるわ。
( 179 ) 2019/06/30(日) 00:32:02
>>171 ケーキ
「ちょぉ、自分でもってなんスか!…本当はケーキが作ってくれた物っスし、食べてあげたかったっス…。ごめんなさいっス」
[ゴミ箱におむすびが落ちる音を聞いて、心の中でもごめんなさいと呟く。
元々は粘土で、その事実に耐えきれなくて一度は意識を手放したと言うのに、現金なものだとは思う。]
「そ、そんなつもりで言ったわけじゃ…自分も、もう全然料理なんてやってないっスから、お揃いっス」
[そうフォローにもなっていない事を言いつつ、ケーキの見解を聞いて頷く。]
「キャンディさんっスか。…印象論な所があると思うっスけど、自分も同意っス。今日はもう、時間的に厳しいっスから、明日頼んでみるっスか…。」
[彼女が同意してくれるような精神状態であればいいのだが。
他の人で言えば、スフレなども挙がるだろうか。ただ、彼の専門はお菓子だったはず。期待はできないだろうか…。]
( 180 ) 2019/06/30(日) 00:33:18
「新人イジメなど許さないデス!
タルト!止めないでクダサイ!」
( 181 ) 2019/06/30(日) 00:36:31
( A37 ) 2019/06/30(日) 00:36:43
>>177 プリン
「……なんだ、今ならなんでも言い放題だよ」
閉ざしてしまった唇から、零れるべきだった言葉が何か分からない。僕は首をかしげて、続きを促してみた。
「はは、うん。もちろん仲間にそんなことはしない。…………さて、そろそろ行こうか。僕は部屋にいくが、やり残したことがなくなったら君も来るといい」
一生恨む、という言葉がおかしくて悲しくて、笑い声が漏れた。
( 182 ) 2019/06/30(日) 00:39:04
この時間はなぜか賑やかだ。
皆の声に気を引かれつつ、僕は気になる会話を耳にした。
>>プリン
「自己犠牲で他者を生かしたい精神は素敵だが、残される側の気持ちも考えるといい。
数日の生命を保証する程度なら、君の足一本あれば十分だろう。骨だって無駄じゃぁない、君が思っている以上に食べきれない分量なのだよ。」
今更だが生命倫理に関しては伝えておこう。
僕には彼らの行動理由がわからない。
「…何より人肉は腐敗が酷い。出来れば数日に分けて欲しいところでもあるから。」
もしも関わりが深い者だったら言っただろうか。
( 183 ) 2019/06/30(日) 00:40:20
>>179 キャンディ
彼女が薬を飲むのが見えた。
なんらかの疾患だろうか、と思うがここでは敢えて触れないことにする。
「今でも十分、助けになってるさ」
プリンでも僕でもない人から行為を肯定されて、少なからずの安心感を得ていた。
「だが、人は日々変わっていくものだ、キャンディ。……君が望むなら、きっと思う通りにかわれるさ。その時は存分に助けてもらうことにしよう」
( 184 ) 2019/06/30(日) 00:43:48
>>175 プリン
プリン……その……
[何を言うべきだろう。
何を、
だめ。おなかがすいている。何も、適切な言葉が、浮かばない]
今日は、一緒に、ありがとう。
お、
おやすみ、なさい。
( 185 ) 2019/06/30(日) 00:44:23
>>182 チョコレート
「……言わねぇ」
言う必要も無いだろう。言ったところで…こいつは何とも思わないかもしれないけど。
「あー…俺は、時間になったらお前の部屋に行くわ」
( 186 ) 2019/06/30(日) 00:46:28
>>174 ムース
これは誰かが伝えないといけないこと。
誰かのために何かをする彼女は何より無垢で、きっと誰より脆い。
誰かが傷つけないと砕けてしまう。
駆け回る彼女の肩を掴み、視線を合わせる。
「いいか、ムース、よく聞いてくれ。」
「"クッキーは死んだ。"」
そう伝えた声は自分が思ったよりも遥かに冷たいものだった。
彼女はどういう反応をするか。
信じないのか、泣くのか、怒るのか。
分からない。2年も一緒にいるのに彼女の反応の想像がつかない。
それでも俺は言葉をつなげる。
「詳しいことは朝、居たやつに聞いてくれ。俺が伝えられるのはこの事実だけだ。」
ああ、俺はこの後の彼女の表情を見るのが嫌で仕方ない。
( 187 ) 2019/06/30(日) 00:47:32
>>183 クレープ
「んなこと分かってるよ。ただ…そんな器用なこと出来るやつも、道具もねぇだろ。
数日に分けられなくて悪ぃな。…明日、しょくいんさんが帰ってくることを祈ってる」
( 188 ) 2019/06/30(日) 00:48:19
>>180 シュークリーム
……いーよ。んなのあんま気にしてねえし。つうか、よく考えたらこれ粘土だもんな。上手く出来る方がおかしいだろ。
《自然とフォローの言葉が出る自分に驚く。落ち込んでるシュークリームを見たからという発想には至らず、心の内で疑問に思いながらも話を続けた。》
わーってるよ。俺に料理のイメージがあるっつたら嘘吐きだろ。それならスネを蹴ってるところだぜ。
だよな。……ま、寝りゃちょっとは落ち着くだろ。プリンセスは頼まれ事には弱いだろうし。……だから、んな暗い顔すんなって。お気楽なのはお前の短所で長所なんだからよ。
《黙々と明るくない未来の為の頼み事について考えているシュークリームを慰めるように頬を軽く抓るとすぐ離した。気遣いが出来る男なら頭を優しく撫でれたかもしれないが、ケーキはそんな事が出来る器ではない。》
……げ、もうこんな時間かよ。おい、シュー。今日も送ってってやるよ。……新入りの事もあったしな。
《そう言って、手を繋ぐ。まさか誰かしらが通りそうな帰り道に。なんて事はなさそうだから、念には念を込めての行動だ。》
( 189 ) 2019/06/30(日) 00:48:33
>>185 キャンディ
明らかに動揺しているのが分かる。
それだけではないのかもしれないが。
「ああ、おやすみ。キャンディ」
これ以上何か言うのは…やめよう。
未来を生きていく『人』に死者の影を背負わせるべきではない。
( 190 ) 2019/06/30(日) 00:50:48
( A38 ) 2019/06/30(日) 00:51:05
>>186 プリン
「……そうか。君がそう決めたなら」
ほっとしたような、寂しいような宙に浮いた気持ちを抱えたまま、僅かに唇を引く。
「それじゃあ。また後で、プリン」
足早に道具を取りに行く。麻酔。大量の布、水。それから──。
( 191 ) 2019/06/30(日) 00:54:16
>>188 プリン
「そうですか、貴方がそれで良いのなら。」
僕にとって必要なことは伝えた。
だからこれ以上は踏み込まない。必要があればご相伴にあずかりしよう。
彼に言葉を投げかけその場を後にした。
やる事がある。
( 192 ) 2019/06/30(日) 00:55:08
( A39 ) 2019/06/30(日) 00:55:38
少女は戻った。再び、あの惨劇の前に。
「フフン、よくできた人形デスね!
見た目はまるで完ぺきにクッキーデス!
ア!そうデス!まさか機械はこのための機械デス?
それなら辻褄が合いマス!
クッキーの型を取り、クッキーソックリの人形を作るノデス!
アレ?でも、クッキーの型を取るなら、クッキーの協力が必要デスね?
もしや、クッキーも協力者デスカ?
フム、コレは問い詰めて見なけレバ!
どこまで共犯者か見モノデスね!
ヨシ、真実を追求するにはマズ、証拠集めカラ!
美少女探偵ムースちゃんの捜査のはじまりデス!」
少女は“クッキー”の手を取った。
冷たい、しかし無機物とは言えない冷たさを持った手。
それは昔触れたことのある冷たさ、残酷な事実を告げる冷たさだった。
「に、人形なら、冷たいに決まってマスヨ……当たり前の、当然の事実デス。」
( 193 ) 2019/06/30(日) 00:55:48
「はー寝た寝た。自由時間に寝るなんてナンセンスだよねえ?
ンンっ!?思ったより愁嘆場にはなってないね?
よきかなよきかな。
たったひとり、ヒトとして死ねる友よ。さらば。
キミは僕の……何でもないか。
特にかける言葉もないか。"いただきます"以外には」
( 194 ) 2019/06/30(日) 00:56:22
( A40 ) 2019/06/30(日) 00:56:48
「……プリン、本当に死ぬつもりなんだな。」
僕は敢えてプリンに声をかけなかった。部屋へと消えていく彼を見送ってから、静かに目を伏せて、僕も自室へと戻る。
( 195 ) 2019/06/30(日) 00:58:39
>>184 チョコレート
[ああ、これが大人なのね、と思う。
チョコレートに比べたら、自分は、まだまだ子どもだ。
誰もが言えなかったことを言ったスフレもそう。わかっている。
でも、やっぱり、子どもである自分に甘えるつもりは無い]
ええ……ありがとう、チョコレート。
ごめんなさい、これだけのことしか、言えなくて。
……おやすみ、なさい。
( 196 ) 2019/06/30(日) 00:59:10
( A41 ) 2019/06/30(日) 00:59:41
プリンとのやり取りののち、クッキーの元へ向かう。
移動している?
最後に確認した時とは位置が違うのかもしれない。
彼女に近づきその場に膝を立てて座る。
甘美な香りがやはりする。
これは…
「失礼レディ…」
僕は小さく言葉を口にし、彼女の髪を数本抜きポケットにしまう。
そうした後部屋へと向かった。
( 197 ) 2019/06/30(日) 01:00:07
>>189 ケーキ
「そうなんスけどね…やっぱり、ちょっと期待してたっスから。」
[機械は動作したが、課題は残った。残りの粘土だってそう多くはない。食べさせられる人だって数名しかいないのかも知れない。失敗は許されないのだ。]
「たはは、ケーキっスからねー…。
キャンディさんに付け込んで頼んじゃって良い物っスかね…?まあ、でもケーキの言う通りまた明日っスね…って、いひゃいいひゃいっす!
むー、こんな状況でお気楽気取れる程自分は能天気じゃないっスよう。…でも、がんばるっス!」
[きっとケーキなりに鼓舞してくれているのだろう。表現は少し下手かも知れないが、その温かさがシューにとっては心地よかった。]
「…ありがとうっス!」
[掴んでくれた手は、相変わらず暖かい。シューは無意識にケーキに寄り添うようにして、部屋へと連れられるのだった。
また、明日会える事を信じて。]
( 198 ) 2019/06/30(日) 01:00:07
ケーキは、シュークリームを送った後、自室に戻った。
( A42 ) 2019/06/30(日) 01:00:20
背後からガタガタと音がする。誰か追ってきた。
先程話したティラミスかタルトだろうか。固まった少女に背後から声が掛かった。
肩を掴み、視界に映った表情は真剣なもの、けして少女を茶化したものではなかった。
『"クッキーは死んだ。"』
少女は続く言葉を硬直したまま聞き遂げると、掴まれた手を振り払って自室へと走った。
( 199 ) 2019/06/30(日) 01:02:08
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