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[まだワンモア。とかあったら、もっとがんばるのだろう。
『魔眼』を光らせ、風を呼び込み、シンデレラを引っさらうようにして、流石に踏襲されたかはわからぬ詠唱>>315を口にしながら舞台袖へと引っ張っていく恵奈乃
早着替えなどのお時間だ。
その間の時間を稼いでいるのだが、んむ、ウマ。なかったんだ。クマだったんや。]
魔女の呼び声に応じたのは、クマなのでした。
[もうこの程度では動じない。
それが本筋であるとでもいうようにどもっていた>>318ので状況を伝えることにしておいた。文字通り風とともに、舞台から去っていく魔女
とりあえず次だ次。]
[BGMがロック調の、エレキギターがよく響くものへと変える。]
呼び出されたクマはやけに軽い様子をフレンドリーに仕事は確か。自らの脚のほうがはやいと手早く丁寧に確実にをモットーの健脚さを披露しながら、約束の時間を守るため、魔女の魔法で美しく彩られたシンデレラを抱えて走っていくのでした。
さて、ここでセットチェンジのお時間となりました。
しばらくお待ちください。
[台車が壊れた。というナレーションでもいれるつもりだったが、なんの問題もない航>>323のノリに、ナイスナイス。と内心でいいつつ一旦休止を伝える。
別に二人のための時間じゃねーよ?次は王城だものな。だから変わるのが当然だが、そのしばしの間どう過ごしてるかなんて俺の知ったことではない]
なお、現在流れ続けている音楽は、軽音楽部でも聞けるかもしれません。気に入られたかたは是非そちらへ。1−Bの劇の三つ後です。
[ついでに宣伝とかもいれておいた*]
― シンデレラ ―
[シンデレラには強気で言ったものの、実際は王子に近づくこともできずに隅にいるだけ。
シンデレラが登場して母親が説得しようとするのを阻む人混みに紛れて母親のところに行き、]
シンデレラに敵うわけなんて〜
ないのよぉぉぉ
ちっくしょ〜〜〜
[と言いつつ、シンデレラの方へ行こうとする母親をなぜか逆に引っ張って一緒に袖に引っ込む。]
――シンデレラ、とは――
[義理の母と義理の姉たち。
みんなの愛(色んな形)を受け、育って来た。
美人な義母は水仕事をしていたら怒ってハンドクリームを塗ってくれるし夜は時々一緒に寝てくれるし、姉たちは三枚下ろしやダンスを教えてくれた。意地悪な言葉の後には必ずデレが入る母や姉が大好きだ。
縁談なんてものは来ない。(真実知らず)
でも、こんなに色々与えてくれる彼女(?)たちに恩返しをするには――やはり、自分で相手を見つけるしかない。
そろそろ独り立ちせねばならない。
未来は、自分の手で掴み取るしかない!!
可愛らしくもどこか中二病ちっくな魔法使いに魔法をかけられ、愛しいクマやネコさんに連れられ、運命の地、武闘会じゃなくて、舞踏会にやってきた!!]
ー舞台上ー
お城にレッツゴー…だにゃん!
[>>323>>334 クマさんがシンデレラを抱きかかえたところで、肉球の手をえいえいおー!ってして出発進行。
きっとお城に行くまで(舞台袖まで)、クマさんとシンデレラを先導したよ*]
― 数時間前・メイク>>266 ―
[魔女の衣装(>>312)を着てメイクを受ける。
本当はイスラム系衣装である黒のニカーブを着た、両目しか出さない中東系占い師風――で度肝を抜いてやろうと思ったけれど、ゴルフウェアとの購入の両立は予算的に不可能だったので断念。
その点ゴシック系魔女の衣装ならハロウィンの普及のおかげで安価で手に入りやすいのだ――中二病にはありがたい時代。
余一の予想の範囲内な魔女に収まったのは癪だが仕方がない。]
…………。
[仕上がったゴスロリ系は期待通りで、技術力もそれ以上の熱意も分かりはしたのだが。]
― 文化祭 ―
[実はこの日、時間がとれたのでこっそり神楼学園の文化祭を見に来ていた。1−Bのクラスの演劇を見ている。]
楽しそうね…
[傍らにいる人物を見て、微笑んだ。
それは、この学校で出会った、未来を誓いあった、男性(ひと)**]
――舞台:現在――
王子様、どうか恥ずかしがらないで。
私に姿を見せてくださいな。
[継母からの教育の賜物か。
優雅な所作でドレスの裾をさばき、会場の中、王子様を探して回る。
声が枯れるまで男声の練習をしてくれた、主役の相方――奈那王子を見つけられたなら。
美しさとスラリとした立ち姿に目を瞠り。]
はじめまして、王子様。
[そうして彼、の言葉を待つ。]
――Shall We Dance?
[王子様に、自分から誘うシンデレラ。
一目惚れだけじゃダメ。
お義姉さま仕込みのダンスを楽しんで、もう少し王子様のことを知らなくては、ね。
流れる曲はさて、どんなもの?*]
[義理の姉(藍葉くん)]
(あ、藍葉くんもその路線なの!? 顔綺麗だから普通にすれば美人なのに勿体ない……継母誘惑しよ? 後ダンス上手いな! そうかダンス部だった! シンデレラ英才教育受けてて花嫁修行完璧なのでは。ツンデレ具合がりんりんと似ててなんかいいね、による。)
[魔女っ子えなのん]
(うわぁぁ流石えなのん完璧な魔女っこ! 風の感じが某歌手っぽい! 今度またアリス行こうね! よし、よっちゃんの言う通りお化粧も出来た、大丈夫。詠唱終わる時間ピッタリ、私とえなのんだからこその息の合い方、だよね? ――うん、みんなと掴み取ってくるよ!)
[馬――愛しのクマさん(航くん)]
(えっ、ほんとにクマだ。クマかわいい! 後急に宅配便業者になるの航くんよくやるよね。何気に好き。というか台車ー!! 待って、ここシンデレラどんな顔すればいいの! 驚くのか当然という顔するのか……あ、ダメだすごい笑っちゃってる。演技どっかいった。ここだけは仕方ないよね許して。最後、舞台袖に入った瞬間に、ぎゅっとさせてね。――ありがと、私だけのクマさん!)
[猫さんなひーちゃん]
( か わ い い )
(語彙は消失しました。)
― シンデレラ ―
お待たせしました。まもなくセットチェンジが完了いたします。
[そしてロックからフォーク調のBGMへと変わり、舞台の幕が改めて開いていく。
舞踏会で、様々な思惑を交差させる、継母>>325や義姉>>332 >>333たち
そんな中、ついに魔女や猫やクマの力を借り自らの意志をしめしにきたシンデレラ>>335。そしてシンデレラが王子>>340を見つけ出し―――なんてあるのだが
ひとまず、シンデレラの魔法がとける少し前まで、自分もまた恋人タイムということで、エキストラに一組混じるようにして、踊ってるのがいたようだ*]
[実は一番懸念していた脇坂と生天目の姿がなく
心配していたのだが
軽音部の番になり、生天目の歌う姿を見て]
よかった……
[頬を涙が傳う。隣に佇む彼がそれに気づいて
肩に手をまわして抱き寄せてくれた。]
ありがとう……
[彼に向けて微笑んだ。]
[でも1つ、特別に、心に響いたのは。
部活終わりの学校帰り。
彼が――“神様”について語ってくれた時の表情だった。
どこか気恥ずかしげで、でも真っ直ぐで。
ただひとつを目指してゆく姿は、様々なことにフラフラしがちな自分には眩しく感じられた。
手を伸ばす先を知りたくなった。
チームメイトも大切な仲間もいるだろう、でもどこか孤独に戦い続けようとする彼のそばにいたい、そう思ったんだ。]
[彼にとって、バスケはとても大切なもの。
だから自分にとっても大切だけれど、それは彼とは違う次元であることは自覚している。
バスケをする彼が大切だ。
彼がするから、バスケが大切なんだ。
航が目指すものがサッカーであれ野球であれ、自分はそれを大切に思うに違いない。
全部全部、“航くんだから”なんだよ。]
[だからね、大丈夫。
もちろん信じているし応援するけれど、貴方がバスケ選手として花を咲かせずとも、共に歩むことに何の障害もない。
長い根を大切にしながら別の場所に植え替わったっていいし、瑞々しい緑の葉を携えながら他にできることだって幾らでもあるだろう。
私は、まだまだ子供で弱虫だけど。
その覚悟だけは、持ち続ける。
神様を目指す貴方の隣にあるために。]
――誕生日(寅丸くん)――
[今回も休み時間にやって来た。]
綾◯さーん。
[今だに時々この呼び方。
微笑みながら『洋菓子のアリス』のプレゼント包装――彼は大の甘いもの好きと認識しているため、望月への時より甘めで女子力高そうな中身(マカロンや粉砂糖をまぶしたクッキー等)――を差し出す。]
誕生日おめでとう!
あ、あとこれも渡そうと思って買ったんだけど、クジで当たってもう一本貰えちゃったから……、
[オマケね、と。
イチゴ練乳ココアを一本寅丸の机に、少し考えて、通路に立つ自分の反対側、奈那の机に一本。
ふたりで甘いの楽しんでねー!と。
去っていったのだった。*]
――誕生日(りんりん)――
[またまた今回も休み時間に。]
りんりーん!
誕生日おめでとう!!
[ぶんぶん手を振って。
差し出すのは、赤いリボンが結ばれた小さな袋。]
いつも、皆の髪を綺麗にしてくれてたから。
これでりんりんの髪の毛も飾ってね。
また、お茶会しよー!
[中身は、バレッタ。
群青色のリボンにコットンパールの飾りがついた、大人っぽいけど可愛い、学校でも着けられそうなデザイン。
メイドのお仕事の時は微妙かもしれないけれど、りんりんとして着けられるように。
色は迷った結果、ダンスの時のドレスの色が似合っていたなぁって思い、決めました。*]
─ 文化祭:朝 ─
[ダンス部の舞台のまえに陽光に]
時間あったら見に来て
陽光のために踊るからさ
[鶴○に変身した姿でウインクした*]
─ Addiction ─
[刀剣男士3人が舞台に立つ。音楽が流れ出す]
Don’t take your love away.
You ain’t heard nothin’ yet-yet.
[一人気合をいれまくり、白塗りにウイッグも白、そのせいか目元の赤いアイラインがやけに目立つのが
陽光を探して舞台に目を向けるものだから
色んな意味でざわめいていたとは見ていた先輩談]
[結局。
自分を受け入れて、受け止めて、笑って、
―――夢を、夢と笑わないでくれたこのひとが。
雲母美琴というそのひと自身に、俺は、恋をしたのだ。
隣に並んで、一緒に笑ってくれるから。
そんな美琴だから、好きになったんだ。
そんな美琴を、支えたいんだ。
美琴自身で、いてほしいから。]
[きっと迷惑もかけるだろう。
きっと心配もさせるだろう。
お互いの道の邪魔になることも多いだろうし、時にそれは俺の存在なんだろう。
いろんな問題があって、いろんなことがおこるんだろうさ。
それでも。
それでも、貴女がいてくれるなら。
―――それだけで、二人で笑ってられる。そう信じてる。]
─ ダンス見学 ─
[ 呼ばれなくてももちろん最初から見に来る予定だった。見学客の女子の多さに、すごくもやもやする。
ダンスが始まれば女子の歓声が上がる。
そこで踊っているのは私の恋人なの。叫んで周り中
世界中に知らしめたくなる。
自分を抱きしめる仕草とかで女子の声は悲鳴になる。聞きたいのは鼓膜をつんざくような女の声ではなくて優滉の身体を動かす曲であり、歌なのに。
彼は私の為に踊っている、すくなくとも、今は。
この先、プロになったりしたら、他の人の為に踊ることもあり、それはなんとも思わない。
でも今は、今だけは ]
嫉妬深くはないはずなんですけどねえ。
[ 呟きは女子の声に飲まれて消えた* ]
─ 虎丸くんプレゼント >>254 ─
[ スマホの猫フォルダ(ほぼ優滉からの写真)を眺めていると、置かれた細長い箱にしばらくぽかんとする ]
覚えててくれたんですか。
[ 素直に感心した。そういえば、プレゼントを渡した時にお返しくれるって言ってたっけ ]
開けてもいいですか?
[ 聞きつつもすでに包装紙をガサゴソ。取り出した猫の形のマシュマロ。
ナニコレ可愛いしぬ、しぬ、と最小限に悶えていると囁き声が聞こえた ]
ああ、奈那さんが虎丸くんの好みを気にしつつ自分で聞けないようだったから、勝手にしたお節介だったんですけど、お役に立てたなら何よりです。
でも、勇気を出してあの水着をえらんだのは奈那さんですから御本人を褒めてあげてください。プレゼントありがとう。
[ 可愛いすぎて食べられるかわからないとか考えながら、大事にプレゼントを鞄に仕舞った** ]
[数秒の沈黙。
本来なら王子様のアプローチで話が進むけれど、今回は逆。
積極的なシンデレラに相応しい王子様といえば?]
はは、この私に自ら申し出るその度胸
気に入った
君の今夜は、私がもらおう
[選ばれたのは俺様系でした。
身振りの指導はされてないけれど、かなり近い距離にまで歩を進めて、シンデレラの頬に手を添える。
空いた手でシンデレラの手を取ると、手の甲にそのままキスをして。]
Love to. 喜んで。
[にやりと笑ってシンデレラの次の動作を待つ。何も無ければそのままダンスを踊るために腰に手を回しただろう。]*
── 9/18 ──
優滉ー、ちょっとちょっと。
[授業の隙間かどこかで、ちょいちょいと手招きして優滉を呼び出しただろう]
これ。うちのタダ券2枚。陽光サンとよけりゃ使ってな。
[まあ優滉から誘いがあったほうがよかろうと。とはいえ、陽光サンに何も直接渡さないのも微妙な気がしたので]
── 文化祭 空手部演舞 >>280 ──
[ 空手部の演舞は、自分の舞台のかなり前だったので、音楽室で準備中だったのを、部員に断って抜け出してから見に行った。
演舞というので、古典的なものを想像していたのだが、シーア・ケイト・イゾベル・ファーラーの曲をBGMにしての型披露だった。
「生きてる」と何度も叫ぶ声をバックに舞う余一の姿が美しかった。挫折を何度も味わったシーアの叫びを、自分と重ね、少し胸が苦しくなったが、それを吹き飛ばすような高い蹴りが、自分に贈られる気持ちのような気がして、気持ちは晴れた。
演舞が終われば、余一への挨拶は後回しにして、音楽室に舞い戻った* ]
………もう、帰らなければ。
[深刻そうに眉を下げ。
王子の凛々しい顔を見つめてから。]
私、決められているんです。
――――門限。
[真面目。]
家族を心配させるわけにはいきません……本当はもっとあなたとお話ししたいのですが。
え、せめて名前?
それが、初対面の方に簡単に名前と住所を教えてはならないと言われてまして。
でも、あなたともっと一緒にいたい。
なので、私自身で、お義母さまとお義姉さまたちを説得して参ります。もし、貴方が私にまた会うことを望んでくださるのなら、
――貴方自身の力で、探し出してくださいますか。
[毅然とした面持ちで。
すっと、花飾りのついた靴を脱ぐ。
それを、王子の足元に差し出した。]
― 文化祭・ボクシング部 ―
[野球部やサッカー部、バレー部やバスケ部にバトミントン部等々
そんなメジャーのとは違う部は活動としては呼び込みというものであった。
未だ帰宅部をしている面々や、文化祭の、次期入学生候補。あとは単純に自分たちの活動をみてもらおう。そういうものであった。
そんなこんなでそれなりに呼び込まれ、あるいは珍しいものみたさでやってくる。
サンドバッグやトレーニング機器など最低限意外は片付けられ、変わりにおかれたパイプ椅子に並べられている。
来るといっていた恵奈乃は、そちらにいるのか。それとも部の面々のところに関係者のようにいるのだろうか]
[恵奈乃からもらったフェイスタオルを頭からかぶり、余所へと意識を向けぬように耳と目を覆うようにしたまま、ナックルガードの上にバンテージを巻いていく。
もっと本格的にするならばギブスのようにガチガチにまくのだろうが、今回はそこまではしない。という意味も籠っている。相手となる先輩もお互い様というやつだ。
緊張は――どうなんだろうな。事前にアドリブ力と腹筋を鍛えられたせいかもしれないが、妙に落ち着いていた。
レスリングシューズの紐を硬く結び、フェイスタオルを置いて、変わりにヘッドギアをしっかり装着する。あとはボクシングトランクスだけと――...に自覚はないが、彼女にとって夏休みの間に慣れといてよかったね。っていう状態であった。]
お願いします……いえ、彼女がいるとかどうとかで、変わらないですよ先輩。ってか手首いかれるようなぐらいまでやったらお互い嫌ですからね。
相手が彼女持ちの先輩でよかったです。
[リングに上がって少ししゃべる。
だろうな。と苦笑されていた。同じような苦労を過去に味わったことがあるのかもしれない。男の嫉妬はこういう時に発揮されるもんなんだよ…
二ラウンドの試合。試合前の諸注意のようなのを、レフリー(顧問)から受けたり、観客へのボクシング歴などの紹介などが行われた後。
軽く手をグローブ越しに合わせあった後、逆サイドのほうへと歩いていく。恵奈乃や他に知り合いが見えたら、手でも軽く振るのだろう]
[ゴングがなった。
軽いステップを踏むようにして、アウトレンジで戦うような競技でもないんだ。互いの距離が縮まる。
初手は譲ってくれるようだ。どうぞ。とばかりにグローブをこいこい。という仕草をされる。意味はわかるし、五年以上は経験に差もあるんだけども、挑発めいて嫌だよな。]
シッ!
[左ジャブと同時に、息を吐きだす。
パリングで内に逸らされる、右肩が揺れたのをみて、右に傾けるようにダッキング。腰に捻りをくわえてのボディめがけたフックは、後方へとステップするように躱された。
そんな感じで―――甘い動きをすればパンチをもらったり、自分も時にボディなどにいれることができたり―――とあったが、どれだけ動けるのか。それを確認するようにした第一ラウンドが終わった]
[怯まずいけたのはよかったんじゃねーの?
自分の中ではそんな評価を抱きつつ、リング端におかれた椅子に座り、汗をフェイスタオルで拭い、荒く息をつき、舌で唇を舐める。
集中するように目を閉じて、次のゴングがなるのを待つ
こっからが本番だしな。第一ラウンドは、参加した人間が緊張しないように、動きが出せるように、そんな時間だったわけだ
ゴングが鳴ってしまえば、もうあとは相手と自分だけだ。
一人もそんな悪くない。ほかのやつといれる良さとか理解できるようになるしな。
痛みもそこまで悪くない。優しさってのがどんないいものかわかるしな。
ただ色んなこととは別に、体は熱い。
パリング、ボディフック。ストレート
沈んだ体から伸びるアッパーに、スウェーをするが、脳が軽く揺れる。でも体捻ってるからこのまま、いや、先輩の体が上向いてるんだ、詰めるか。より詰めたインファイトって賭けだけどな。]
[ブロック。ブロック。ストレート。
最後はそうなって終わったが、途中はいまいち覚えていない。いいのもらったな。っていう右頬辺りの痛みと、同じようにいいのぶつけた拳の感覚だけはある。
判定的には負けなんだけどな。それなりに白熱させれたというのを示すような拍手に先輩と一緒に腕をあげて答えて、リングから降りた]
あー、冷たくて気持ちいいー。
[あんだけやった後ならば、少々だらしなくもなるものだ。ヘッドギアを外し、氷嚢を右頬に当てながら、フェイスタオルを肩からぶら下げるようにしたまま、恋人のもとへいくのだが、まず出たのは、怖くなかったか?という言葉だろう*]
− シンデレラの家 −
…――遅い。
おい、おまえの命もこれまでであるな。
[刻限を言い忘れて、シンデレラが門限と言ったので――この家の住人の代わりにお留守番させられていることにした。
時間が押している旨を演出しようとして、「せりぬんてぃうす」って名札を貼った藁人形を玄関先に打ち付けている。]
!!??
[大急ぎで帰ってきたシンデレラ、絶句。]
えっ、え? せりぬんてぃうす?
私を殴れ、頬を殴れ、……じゃなくて!
お義姉さまのお人形ー!
[魔女っ子の前にズサーと滑り込んだ。*]
[人形に杭打ち付けるのって作法的に何回だっけ。
とりあえず108回でいいかとか思ってたら、シンデレラが帰ってきた。
滑り込むシンデレラ、背景の大道具の時計、双方を見比べて――]
セ ー フ
[腕を横に広げて、せりぬんてぃうすを返した。]
── 文化祭 朝 ──
[ 余一にいつもの様にメイクは頼んでいた。ただ、クラスのみんなの分もあったし、余一の舞台もあったりで、結局朝一番にやってもらうことに ]
今回は、大人し目で頼む。アコースティックもやるんだ。
[ 衣装は膝上スカートのオフショルダーワンピース。
https://image.rakuten.co.jp/ne... ]
あー……
[メイクしながら、どうしようもなく自分好みに仕上げてしまったのは仕方ないと思う。
マッドな肌では無く、透明感のある肌に。
目元には白いパールの入ったアイシャドウをぬって、キラキラと光を集めて。
下まぶたにも、白いアイラインを一筋入れた。
ピンクの口紅を丁寧に唇に乗せて、メイクを終えてから、ハタと気付いて。]
……他のヤツに見せたくない。
[これから舞台に上がると言うのに。
思わず独占欲丸出しな台詞を呟いて。
海で恋人隠そうとしてた航や男子を笑えない。]
[それでも小さく口付けしてから、無言でもう一度丁寧に口紅を塗って。]
舞台頑張って来て。一葉だけを見てるから。
[色んな気持ちがないまぜになってて、上手く言葉に出来なかったけど。少し抱き締めるくらいは、許されただろうか。*]
−舞台−
[12時を示したと同時に鐘のSEが鳴る。
帰らなくてはという台詞が来ると身構えてたら、予想外の返答。
お留守番の言いつけ守らないのに門限は守るんかーい!
思わぬアドリブに数秒の沈黙。
その沈黙は微妙な息遣いでなんとか「ショックを受けてる風」に仕上げて誤魔化すことが出来た。]
悪い人だ。
日付が変わるまで夜遊びとは。
[そういって人差し指でシンデレラの顎を撫でる。]
[そこからは台本通り名前などを聞こうとするのだが、あれやこれやでかわされてそのままシンデレラはまた会いましょうと去ってしまった。
1人舞台に残されると、ガラスの靴を手に取って]
ヒントにしては贅沢だ。
[ガラスの靴を手に取って、静かな舞台で真ん中に立つと]
勿論探してみせるさ。
火傷じゃすまさないよ
Princess.
[不敵な笑みを浮かべ、舞台が暗転するのを待つ。もし暗転しなければ舞台を自分から去っていっただろう。]*
── 文化祭 軽音部舞台 ──
[ 1−Bのシンデレラが大ウケで終了した後、2つの演目を終えた後の舞台。
今は亡き、"AA ZAK BEAT HUMAN"の再ライブといううたい文句が流布しており、そこそこのギャラリーが揃った。
最初数曲は部長と米沢の曲を彼らのボーカルで演奏した。一葉はキーボード担当から始めていた。若干のブーイングがとんだ ]
お前ら!
[ 今度は一葉の番になり、エレキを抱えて、ボーカルに立った。そして、開口一番にそんな風に怒鳴った ]
今日は神楼学園軽音部の発表だ。AA ZAK BEAT HUMANはもう死んだ。あいつの曲を待ってるんだったら、さっさと帰れ!
[ と、いきなり観客を煽った。会場全体にブーイングの嵐と、数名の生徒達が会場を出て行った。が、大半はむしろ盛り上がっていた。そもそもAZBHは「反抗」の代名詞でもあったわけで、それを知っている者はかえって喜んだようだ ]
ワン、ツー。
[ ハードな前奏から、2曲、新曲を演奏した。比較的AZBHを彷彿とさせる曲ではあったが、良くも悪くもトゲがなくなっていて、会場内には多少消化不良な感じは残った ]
じゃあ、最後に2曲。送ります。
[ そう言って、エレキをアコギに変える ]
この曲は、わたしの大切な人達のために書き下ろした曲です。多分今日しか演奏しないし、ネットにもあげないと思います。
今日限りの新曲です。聴いてください。
[ そう言って、ギターをつま弾いた ]
Shining
口下手なわたしに あなたは言った
友達になろうって
キラキラ光る瞳で キラキラ光るあなた
Envy you
Shining まぶしい ひかりが わたしを照らす
Shining 大海原 白いカイトが 宙(そら)を航る
ありがとう
藍(あお)葉に隠れて わたしは言うの
いつもありがとうって
困ったとき ささえてくれた
Magical なの
Shining 真夏の ひなたに 木陰が落ちる
Shining 小春日和 七色の虹が 希望を照らす
ありがとう
人を信じられなくなって
ずぶ濡れになった猫
迷ったその先で出会った
あたたかい星たち
わたしにはまぶしすぎる
Shining まぶしい ひかりが わたしを照らす
Shining 大海原 白いカイトが 宙(そら)を航る
ありがとう
ありがとう
Precious boy
夕暮れ帰り道 キミは聞く
幸せかってね
いつも泣いてるわたしに 優しくしてくれる
キミいなければ
わたしは とっくに going away
Oh my precious boy その手を離さないで
Oh my precious boy ずっとつかまえていて
愛してる
会えない時間を 楽しもうなんて
言うけれど
思ってもみないこと 嘘つきね
そんなのわかってた
あなたは そっと holding me
Oh my precious boy ずっと抱いていて
Oh my precious boy 壊しちゃうくらいに
愛してる
みんなの笑顔を 見るのが好きって
あなたは言う
恥ずかしげに赤い顔 so sweet boy
キミに惹かれてる
わたしは きっと kissing you
Oh my precious boy ぎゅっとしていて
Oh my precious boy もう離さない
愛してる
わたしとキミは大きな振り子
行ったり来たりで止まらない
宝箱ひっくり返し
びっくりするキミを見る
すれ違ってもいつか
辿り着く未来があると信じて
Oh my precious boy その手を離さないで
Oh my precious boy ずっとつかまえていて
愛してる
[ 観客は若干「ぽかん」な感じだったろう。あまりにもAZBHとは世界観が異なったため。ましてや、過去にラブソングなんて発表したことなかった。
さて、観客の評価はどうだったろうか** ]
── 文化祭前 ──
[ 約束通り、藍葉に新曲を聴いてもらった。いくつかのハードな曲と、最後に"Shining" ]
どうだろうか?
[ 意図は通じてると思っている。ただ、ある意味恥ずかしくて、皆までは説明しないが。
そして、"Precious boy"だけは、聴かせたラインナップには入っていなかった* ]
── 8/31 >>350 ──
んー? 航ならもうすぐ戻ってくるぞー?
[今でも時々雲母が呼ぶもんだから、すっかり耳に馴染んだそのあだ名。>>350
大城が隠しもしねーで惚気るから、こういう時聞かれるのは大体あいつの居場所という認識になりつつあるこの頃だけど。
今日は違って、差し出された包装にきょとんとした。]
え、くれんの? ありがとな!
アリスこないだ初めてアイス食いに行ったけど、
美味かったんだよなー。
[こうして俺の中では、中身の女子力の高さが、そのまま雲母の女子力の高さに変換され続けるのである。(きっとそれも間違いではない)]
オマケ?
[追加で机に置かれたジュースを見て。隣に奈那が居たなら、顔を見合わせようか。二人でって。
去っていく雲母の背中を見送って。]
― ボクシング部 ―
[席は少し迷ったが、一般客のほうに。
ゴルフ部の方との都合があって制服に着替える余裕が無かったので、ウェアにウィンドブレーカーを着込んだ姿で。
どうやらトゲ付き鉄球グローブを用いるものではないらしく、とりあえず安堵。]
…………………。
[ヘッドギアを装備したリング上の彼は、今まででいちばん違って見えた。
トランクス1枚だけの姿には慣れたけど、そもそもそこにいる彼が恥ずかしいかどうかを考える選択肢がないように思えた。
こちらに気付いた彼が手を振ってくる、サンバイザーしていても分かるのは少し嬉しい――けどそんな余裕見せていいのかなとも。]
[ゴングが鳴れば――自分の息が止まったかのような。
未来が視える目が、逆に止まった時間しか見れなくなったような――
全身使う上にそれ以外も使ってしまう姉の試合とは正反対に、両拳だけの世界。
狭い中に詰め込んだ攻防と技術は、何も知らない自分にも密度が伝わってきた。
インターバルがあって、次のラウンドに。
そこに1分もあったとはとても思えなくて。
そしてここからの3分が先程とは比べ物にならないぐらい長くて、時間がゆっくりで。]
――っ!
……。
[快斗がパンチを受けて皮がへしゃぎ頭が揺れるさまに、目を背けかけるが――首を振って見据えなおす。
このひとを見て、視て、最後までそうするのだと決めたのだから。]
………………。
……え?
[試合が終わったらしい。
快斗が声をかけてくれるまで、意識が飛んでいたと言うか集中しすぎたのかもしれない。
顔を上げれば、2ラウンドを戦ったファイターがそこにいて。]
……怖いとか、そういうのじゃなかった。
快斗が無事だったし……
でも、格好いいと思う余裕もなかったの……ごめんなさい。
それにしても、酷いかお……だいじょうぶ?
[立ち上がり、氷嚢があたっている頬のほうに手を伸ばして覗き込んだ。*]
─ 舞台 ─
[ でかけた時よりぼろぼろの姿で屋敷に帰ってきた。少し着崩れたドレス、結い上げていた髪は乱れ。いや違う、疚しい事はない。長女は一緒に帰ってきたが、はて、次女は一緒だろうか。
シンデレラの部屋に行くと、シンデレラはいつもの服で猫を抱いて眠りについていた。シンデレラが城を出てから時間が経っているし ]
疲れたのね。
[ ため息をついてシンデレラの髪を撫で、何故か汚れている方足の裏を、濡れた布で拭って舞台袖の方へ。途中で立ち止まり、シンデレラの方を見る ]
誰が来ようと、貴女は私が守りますから。
[ 宣言して、舞台袖へ* ]
─ 舞台 ─
[ 王子が自分と踊った娘を探しているとの噂。娘が残した靴の片方を持って。
今は隣の家の娘が試されている ]
あの日の汚れた足は。
[ 視線が宙を彷徨う。キッと目付きを鋭くして、長女と、帰っているなら次女も呼ぶ ]
これは玉の輿のチャンスです。なんとかして靴を履いて王子様の所へ行きなさい。
[ 無茶ぶった* ]
─ 舞台 ─
うちの娘はこれだけですわ。
[ 靴を持ってきた城の人間に娘(たち?)を指差す ]
私は娘じゃありません、未亡人です!でも靴は試してしまいましょう。
[ 履いてみた。踵が入らない。いっそ踏みつぶしてしまおうか、待って、これミコトの私物。むり、むーりー! ]
やっぱり年増には無理でしたわ。ほほ。
[ 娘に後を譲った* ]
─ 舞台 ─
[ 靴チャレンジは脆くも失敗を遂げた。騒ぎに気づいたシンデレラが出てくる。
シンデレラを止めようとするのを、長女が邪魔した ]
どうして。王家に嫁いだって、あの娘が苦労するのは目に見えているのに!
[ 長女の言葉で説得され、床にへたり込む。
その時、玄関に佇む影あり。来るか、ちょっと待ったコールが来るか!?* ]
─ 舞台 ─
[ 火の消えたような家の中、憔悴した様子でソファに座っている。
長女から報告が入った ]
そう、あの娘は、
シンデレラは、幸せに暮らしているのね。
[ あの娘は、誰と共にあろうと、この家にいた時でさえ、幸せそうにしていた ]
それならいいの。
貴女も、早くお相手を見つけてこの母を安心させて頂戴。
[ なんて長女の気も知らず、幸せを願った** ]
─ 継母のお話はこれにて終了(たぶん ─
── クラス発表直後 ──
[クラス発表が終わったら、自分は即、須合さんを呼び止めた。]
須合さん。メイク今からでも良いかな?
……ちょい。俺もこの後大事な用がある。
[ゴスロリメイクをクレンジングしてもらって。
化粧水と乳液で肌を整えて、3回目のメイクを行った。
ゴルフ部の勧誘と言って居たから、何時ものように肌を整えた後、健康的に見えるように、ブラウンのマスカラと、オレンジのリップで仕上げて……。]
[従者が靴を差し出したのを見れば、長女たちを押しのけるように前に立って、しかし靴を履くわけではなく──]
王子様の娘探し……
ごめんなさいね、あたし。それ、辞退するわ。
[壇上、および観衆からの
「え、そもそも選ばれるつもりだったの?」
という視線はガン無視して言葉を続ける]
[須合さんを見詰めて。]
えっと……綺麗、です。
[一言言ってから、視線を一度切って、再度、真摯な顔で向き直った。]
須合さんは、女性的な魅力がとても強い人だと思う。
どんなメイクをしても、きっと蠱惑的な印象が滲むと思うよ。
今日は部活の勧誘って事だったから、健康的なゴルフ部をイメージしたけれど。
それでも……部活を決めかねてる人間に働きかけるくらい、魅力的だと思う。快斗がヤキモキするかもね。
部活の勧誘。頑張って。応援してる。
[ぐっと握り拳を作ってみせて。]
[それからくしゃりと髪をかいた。]
……まあ、あんま上手い事言えない自覚はあるけど。
須合さんに感謝してるのも、力になりたいのも、本当だから。
勧誘がうまくいくと良いと思う。
何時もありがとう。
[そう言って、笑っただろ。*]
だってあたし、運命の人を見つけてしまったの!
誰よりもあたしのさばいた魚を美味しく食べてくれる、
誰よりも愛しいヒト。
それは……あたしの身近にもういたんだわ!
[と、舞台袖近くに控えていただろう猫な彼女をすくい上げ、お姫様だっこでそのまま悠然と退場していく。
ドレス姿で。
道中、「猫じゃねえか!」とツッコミをもらおうものなら、]
愛はすべてを超えるのよ!
[その声の方向にバチコーン! とウィンクして、そのまま袖に下がっていっただろう*]
― ボクシング部 ―
[彼女の姿>>419を見つけ出すのは、そりゃわかるんだよ。だって自分にとって一際輝いてるものな]
怖くなかったならよかった。正直俺もそんな覚えてないし、そんだけ必死に見ててくれたんだな。
[感想がどうとかいうよりも呆然としていた様子の恵奈乃>>422に大丈夫か?というように見つめていた。流石にナックルガードをつけた状態で撫でるのは適さない。
でも、辛かったか?と聞くべきだったかなとは思ったのは数瞬]
結構痛い。でも口の中は切れてないからそこは大丈夫。…いつっ。
[ヘッドギア越しだったしな。と、氷嚢を退かし、覗き込む恵奈乃に笑おうとして、痛みについ顔をしかめた*]
あたしはお母さまとじゃなきゃ生きていけないの〜
だからぜ〜〜〜ったいはなれないんだからぁ〜〜
[母を抱きしめながら金切り声をあげる。これ中の人のことを考えるとプロポーズじゃないか?まあいいや。]
これからは二人でいきていきましょ?
ね?
[といってなぜか母を抱きかかえて踊りながら袖に引っ込んで終了する**]
[玄関から聞こえてくる声にビクッと身体が跳ねて現実に引き戻される。
残念なのは私もそうなのだけれど、自分の家じゃないか仕方ないし文句などわくはずもなく。]
...............迷惑じゃないなら。
[ほのかに感じた空腹感に苦笑い。
この続きは、またいつかかな?]**
― シンデレラ 継母及び娘たち編 ―
シンデレラの異変に気付いた継母の、苦悩とともに各々の幸せを考える親としての姿を出すのです。
ガラスの靴を履けるお嬢様こそが玉の輿にのれるとしって、先にはいて割ってしまえ。>>426という意志をのせたのですが、実の娘たちがすっかりと成長していたことを、継母はまざまざと見せつけられることになったのでした。
長女>>432はその深い愛を、自らの母へと向けて。
次女>>431は、愛という形式に拘らず種族さえも超越した愛へと走る。
それだけの覚悟をもつほど成長した娘たちに、継母は受け入れることになったのでした。
それぞれの愛がどのように実ったのか、それはシンデレラの未来とはまた別の話で*
【お知らせ】
明日朝エピ入りします。
【ナタリア希望】でセットお願いします。
尚、本日は発言禁止時間を設けませんが、明日から通常生活に入る方がほとんどかと思いますので、生活に支障のない程度でお願いいたします。
尚、明日朝6時更新です。
よろしくお願いいたします。
[俺は相当感情を揺さぶられてて、気持ちを落ち着けるのに必死だったのに、タイトルコールも無く次の曲>>410が流れ始めて、どうしようかと思った。
これは、ちょい、恥ずかしいどころの話しじゃなくて……
つーか。俺が今日一葉に施したのは、戦闘服とかステージ衣装とかじゃなくて。そりゃ確かに舞台映えは少しは意識したけど、それより。ただただ好きな子に、自分の気持ちを目一杯込めて綺麗にしただけだったから……
そりゃぁ、その顔は俺だけが見る顔で良いよって思ったし、他のヤツ等に見せるならもっと違う顔にすればよかったって思ったし、それでも誰より愛しかった。
そんな子が舞台の上で、大勢の人に向かって愛の歌を歌ってて、んでも俺には一葉しか見えて無くて……
もうどうしていいか分からずに、一葉の曲が終わったら、観客の反応なんて分からないままに、そっと皆から離れて体育館を後にした。
自分の中の気持ちを、どうすれば良いか、分からなかったんだ。*]
― ゴルフ部 ―
[ここの部に限らず、ゴルフ業界全般に言えることだが、やはり新規で始める人数が足りない。
特に女性を求めているのもあって、ゴルフウェアのファッション面での進化が著しい――のだが、未だにポロシャツしか着るものがないというようなイメージが強いのが現状だ。
ということで、ゴルフ体験にかこつけて部員募集も狙っているゴルフ部は、女性部員に可愛いウェアを着るように指示。]
……。
[快斗が来るのもあって、事前にウェア選んで気合を入れていた。
サンバイザーをかぶり、ショット体験に来る女生徒相手にいろいろ説明する姿は確かに今までの彼女がもつ雰囲気とは大きく異なっていた。]
……。
…………。
………………ありがとう、ちょっと遅いけど。
[穴の空いた柄杓とは、汲み上げてくれないものの意味。
初めてのときから求めて、ずっと無かったもの――
たった一言、欲しかったもの――
してくれたメイクを洗い流してしまわないように、拳を握って耐えながら、余計なものを出さないようにして受け入れるだけ。]
やっと……魔法にかかることができた。
……だからぜったい、勧誘うまくいく。
シンデレラみたいに0時までは続かないから、ウェアも着たわたしを見たかったらゴルフ部に来てね――もちろん彼女連れて。
余一さん……
これからも、友達としても、委員長としてもよろしく。
あと、快斗のことも。
[無表情のままの彼女が珍しく笑顔をみせて、彼にそう頭を下げたろう。*]
すごい団結力だね
[自分たちのクラスも仲はよかったが、あそこまで団結できていたかといえば、自信がなかった。]
みんなが楽しむためにみんなが団結して
私達の頃とはもっとちがうパワーがあるの。
みんな、幸せになってほしいね。
私達みたいに、ね。
[彼の顔を見て、微笑んだ。]
― そしてゴルフ部 ―
[彼女が本来選んでいたウェアは(ゴシック調とまでは行かないが)自分好みのもので。]
…………。
[注ぎ込んだお金が勿体無いと思ったがそれを振り切って、今までの自分になかった方向性を着ることにした――部のほうがこれ可愛いから着てと用意されて断っていたものを。
余一の魔法はメイクではないと言う自分が、魔法を受けて――確かに抱ける自信がまるで違うと。
だからこれもモノにできそうだと――。
そして、ゴルフ部会場にはこんな姿の彼女がいた。**
https://1drv.ms/u/s!AvwaiMgse4... ]
[またまたやって来た宅配業者。>>446
と思ったら今度はレンタル業者ですって!?
あの魔女っ子やり手なのでは……。]
…………ハート、ね。
お城から帰ってよく考えたんだけど。
私を送って行ってくれたとき、貴方、もう半分くらい持って行ってたんじゃない?
[もう半分も渡しましょうか。]
王子様に惹かれたのは、同じ感覚を持つ人だって思ったからなんだって、気付いたの。
あの人も誰か待ってるんじゃないかなって。
さぁ、連れて行って?
お支払いは家事仕事でお願いしたいけど!
[ヒールの靴は置いていく。裸足で軽やかに駆けると、大きなクマさんに抱きついた。
その後の物語は――皆さんの想像にお任せだ。*]
良かった。
[満面の笑みでそう言って。]
こちらこそよろしく。
いつも本当に頼りにしてる。
委員長としてだけじゃなく、友達としても。
あと、快斗のことでも。
ゴルフ部絶対行くよ。
今日は本当にありがとう。
[そう言って自分も頭を下げて。
それから、一葉の舞台を見に、その場を後にしただろう。*]
─ 文化祭 軽音部舞台 ──
[さて、動画で有名になってるおかたがクラスメイトの隣の席の人とは未だに知らなかった...だが、音源協力してくれたかたがたのライブには参加するために、後ろのほうの観客席に入っていた。
観客を煽ったり>>404するのは、こういう様式かー。などとかナレーション頑張りすぎて気が抜けていたため深く考えていなかったのかもしれない。
かっこいいなーと、元の評判なんてなんのそのの初見客としての素人は、月並みの感想を思いながら音の揺れに身を任せて手を何度も突き上げたりして――次第に思考がクリアになっていくのを覚えていった。
そんな感じで過ごしたところで、生天目さん>>406から最後の二曲といわれた。]
[一曲目を聞いたときは、単純に嬉しかった。今回演劇など参加できなかったとかあったが、それでも、クラスの一員としての想いが歌詞にのっていて、少しだけ気恥ずかしくもあり、熱くなった目頭を軽く抑える。隣で恵奈乃が一緒にきていたならば、隣を見遣って喧噪にまぎれぎゅっと引き寄せたりなんかもした。
二曲目を聞いたときは、感想を抱くことはしなかった。いや、考えることはできたんだがな。なんか不要だと思ってしまった。
あるとすればあれだよな。少し観客>>415がざわめいている中、大きく拍手をして、そして、頼んだよ。とでもいうように一礼するだけであった*]
そしてシンデレラ>>455もまた、血のつながりはないものの、彼女たちの娘であり姉妹であったのです。
劇的なロマンを与えてくれたクマへの恋に殉ずるように――あるいは口差がないものは、生贄に捧げられる聖女のように、などと言われていたかもしれませんが、彼女は自らの脚をもって幸せを掴みにいく乙女であったのでした。
門限に守られている乙女はもういません。闇夜こそ人の目を隠す蓑となり、傍らにいるクマがその安全を保障する限り、彼女は無事に過ごすことができるでしょう。
[本当ってどこにあるんだろうか。ひとまず勢いでそれっぽくいうのだぜ。]
シンデレラがその後どのような幸せを掴んだのか。それはまた別の話といたしましょう*
そして、ここにもまた、自らの意志を固めているものが一人。
お忘れではないでしょうか。まだ終わりではないのです。
[そんな感じで、残り二人のシーンへとつないだ*]
── 舞台 ──
[さて場所は戻りまして、お城の一室。
約180cmのムキムキにも関わらず、94点の女装をした従者が駆け戻って王子の元へ。
何故女装かは気にしてはいけない。
王子の前に片膝をついて頭を垂れた。]
王子ー!
お探しの娘を見つけたのですが
レンタル代をカタにクマに攫われてしまして……
[だいたいあってる。(はず)]
かくなる上はこの不始末、俺……じゃない、
ワタクシが責任を持って王子を幸せに致しますわ!
[片膝をついたまますっと顔を上げれば。
化粧を施された顔で見上げ、王子へ手を差し出した。]
── ライブの喧騒が終わったら ──
[舞台の喧騒から少し離れて……]
幸せ、か。
……俺何時からこんな心狭くなったんだろ。
[ポツリと呟いて。一葉に一通LINEを送った。]
『ライブお疲れ様。教室で待ってる。』
[ライブ会場で一番に向かえることも出来なくて。
1−Bの教室で、ぼんやり空を眺めていた。**]
皆が自らの意志で愛を掴みにいく姿をみて、従者も決意を固めたのです。
王子にとって、”彼女”は従者でありながら、常に傍らにあり、心を許せる存在でありました。ですが身分もあり、常ならば諦めていたことでしょう。
ただ、此度の舞踏会で気づいてしまったのです。庶民からもと相手を集まるのであれば、彼女もまたその対象になるのではないか?
ガラスの靴の持ち主に気を惹かれると同時に指輪を渡したいのは誰であるのかを
[適当にバッグボーンを作り上げていくナレーション。]
それよりもはやく、決意を固めた従者の献身>>467に、王子は近すぎて見えなかったものがあることを知ったのでした。
もともと庶民からもお嫁さんを募集しただけあって、彼らの障害は、その心の距離を見つけることとなったのでしょう*
さて、いかがだったでしょうか。誰かにとって不可解であってもその人にとっては真剣な愛が存在するということを、そのようにして1-Bの四組の恋人たちは、各々がコミカルなようでいて、大切なものを見つけるように探されて幸せを掴みにいきました。
[適当こきつつ、もういい、カップルとかばらしちまえ。的なナレーションという勝手な振り]
ああ、それと、あの愛らしい魔女は、ナレーション役の彼女です。彼女もまた、私にとってはお姫様であることも付け加えておきます。
[でも人だけいうのもなんだからな、自分のも堂々といっておく。
余一らのほうは、裏方だったのでな。流石にいいはしなかったけどな。]
長らく観覧いただきありがとうございました。
一年B組によるシンデレラ講演。これにて閉幕とさせていただきます。
[夕莉さんは強引になってすまないな。とかしつつナレーションも〆たのでした*]
― エンドシーン? ―
− そして、世界には
1人の魔女が残った −
− さまざまな形の
すべての愛を見届けて −
− シンデレラが残した
ガラスの靴を拾うと −
――ひとりのための演奏会――
[盛り上がった文化祭ももう終わり。
祭りの後の夏の余韻が、後者を包んでいる。
そして皆が帰り始める、いつもより遅い時間に。
彼の手を引いて屋上への階段を上る。]
もう閉めてあるって言われたんだけどね。
ナタリア先生に頼んで鍵借りたんだ、少しの間だけならいいですよって。
[鍵がガチャンと音を立てる。
重い鉄製の扉をふたりで開けよう。]
うーん、気持ちいい!
[駆け出し、屋上の真ん中で大きく伸びをする。
頭上には満点の星空が瞬いていた。]
[ほらほら、と手招きして。]
前にね、トランペット聴かせるって約束してたでしょ。
でも中々機会なかったからさ。
今日の演奏会でもう聴いてくれたかもしれないけど、あれは、みんなのための音だから。
航くんのためにだけ、吹きたかったの。
……聴いてくれる?
[片手に持っていた楽器ケース。
夜の灯りに煌めくトランペットを取り出して。
制服を整え、彼へと一礼、そして深呼吸。
構えると、すぅ、と息を吸いこみ――、]
[最後の音が冷たくなり始めた空気に溶ける。
楽器を下ろすとまた礼をして。]
明るい応援の曲は、これからよく聴かせられるんだろうなと思ったから……色々悩んで、これにしてみたの。
ね、素敵な曲でしょう?
――航くんの夢が、叶いますように。
[私から貴方へ。
ひとりのためだけの応援の音。]
聴いてくれて、ありがと。
[手を伸ばし、繋いで、にこりと微笑んだ。**]
── 文化祭、演劇終了後 ──
[メイクを落として制服に着替える。
彼女も身支度が終るのを待って。]
奈那、口開けて。あーん?
[その口へ、いちごの飴を放り込んだ。
だって低い声を出す王子様は、もうおしまいだろ。
せっかくバスケ部の焼きそばの当番も、劇の前にしてもらったんだし。ここから先の時間は勿論。]
文化祭、一緒に回ろうぜ。
[ニッと笑えば。
初めてダンスに誘った時のように、彼女へ右手を差し出した。**]
んじゃま、全員で写真でもとるか。
[戻ってきた魔女を抱き寄せて、楽屋裏で、お疲れーといいあって]
音源色々使わせてもらった。あんな感じでよかったのわからないけど、ありがとな。
[そんなかんじに生天目さんも引っ張ってこれたらいいつつ、全員そろったりしたら写真をとるのだろう。集合写真とペア写真か。
まあ多少性別とかぐちゃぐちゃだろうが、いいんじゃねーかな*]
――ひとりのための演奏会――
[文化祭の、とばりが降りるころ。
人が帰り始め、静寂が満たすころ。
かつんかつんと、階段を上る。]
そりゃ、ナタリアせんせに感謝しねーとな。
―――美琴、そっち押して。
[繋いだ手はそのままに。
だから、扉は二人で開けよう。ふたりいっしょに。]
……はは。こりゃすげぇや。
[ダイヤのように瞬く星空。
その中心には、彼女がいた。]
[招かれるままに、屋上の片隅、いやそうじゃないか。
コンサートホールの、特上席に。]
聴いた。あれもいい音だとおもったけどよ。
美琴の音、独り占め、したい。
……聴かせて、くれよ。
[彼女が金色に瞬くトランペットを取り出すのを、じっと待ちながら。
ネクタイを締めなおし、そっと目を閉じて。
一音も、漏らさないように。
そして、ひとりだけの、拍手。]
[響く音、柔らかく鳴り響くトランペットの鳴き声。
その旋律を、胸の奥底に、刻み込んで。]
いい曲だよな。
けど、ひとつだけ不満があるぜ?
ひとは誰もが寂しい夜、なんておくらせねーよ。
ずっと抱きしめて、寂しくない夜にしても、いいよな。
[繋いだ手。それを手繰り寄せて、腕の中にからめとって。]
願いは、地上の星に願うことにするよ。
―――美琴、って名前の星に。
[願いはきっと叶う。どんな星よりも輝く、彼女に祈るから。**]
ー舞台ー
にゃ、にゃーん…!
[>>435 信至くんに抱きかかえられて、一瞬困ったような、でも嬉しいような表情で袖へと去っていったことだろう*]
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