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─ 四阿 ─
大丈夫です、落ち着きました。
[ ハンカチで口元を拭う ]
奈那さん、なにか困った事があったら、私に頼ってくださいね。私達、お友達なんですから。
[ 今日は役に立てなかったかもしれないけど。一緒にクッキーを食べ ]
これ、誰かにあげる予定はありますか?寅丸くんとか、甘い物が好きそうですけど。
[ 陽太にあげるつもりがないなら、2〜3枚貰って陽太に横流ししようかな、とか考えた* ]
――遊園地>>191>>192――
全部っ!と言いたいところだけど。
順番を決めないとね。
[どんなに一日中遊園地にいたって。
全部制覇するなんて無理だった。
ハンバーガーにかぶりついて(林間学校で撮った彼の写真を思い出した)、チェロスを食べ歩きして(味違いにしたから、自分の分を割って交換したかも)、食べてばかりだねって吹き出してコーヒーカップに乗って選択の悪さに苦笑いして、お土産屋さんも見て(遊園地キャラクターのお菓子の入った缶を買った)、
――瞬く間に、夕暮れになろうとしていた。
隣を見上げれば、茜色に照らされた彼の横顔があって、なんともいえない感情に揺さぶられる。
もう、自覚していた。
このひとは、わたしの、“――”なんだって。]
[目の前には、観覧車があった。
家族連れも勿論並んでいたけれど、何より目につくのはカップルと思われる2人組。
茜と藍の混じる空に星が瞬きだすこの時間は、ムード演出には絶好のタイミングなのだろう。
彼らは、彼女らは、自分たちよりももっと近い距離で寄り添い、幸せそうに笑っている。
すぅ、と息を吸い込んだ。]
観覧車、混んでるね。
ちょっと並んでる時間はなさそう。
[間違いではない。
ここで言葉を終わらせることも出来る。
でも。]
『みんなで遊ぶんなら、ゲームとかでもいいんじゃね。
誰かんちで対戦ゲーしようぜ、対戦ゲー。
そんで信至んちで飯食おうぜ。』
また、ふたりで、ここに来て。
………その時、には。
一緒に乗れたら、いいなぁ。
[この瞬間願っていた。
今の心地よい関係もなくし難いものだけれど。
不安だし、怖くてたまらないけれど。
先へ、歩むことを。*]
― 自宅 ―
『同士だとおもってさ。傷をなめあって一緒にいて、でもね、恋が芽生えるってのには繋がらないし、余計傷つけあったりもするもんだよ。
ただ結局、あの人しかいなかったものね。選ぶことなんて一切なかったね。』
[正直さ。明美さんにも別種とはいえ劣らないような色気がある父親<はは>とか半端ない。とか\\じゃなくて、なに急に言い出してるの?とか思ったらレンタルできる浴衣探してたのがばれたらしい。]
『で、恋、したの!?』
……さぁ?
[どーなのよー。とばかりに肩を揺さぶられたが、適当に誤魔化していた。
正直さ、そういうのができなかった育ての親二人を前に、恋だのしてるとかはなー。とも思った。あるいは、産みの親の恋の末生まれたのが自分なら余計、嫌悪したい気持ちもあったけど、そんなのもまとめてひっくるめても、まあ…な。
ひとまず、恋した。なんていう過去形じゃなくて、恋し続ける。っていうスリルが恵奈乃には必要そうなので、嘘でもないしさ。訂正はせずしばらく放っておいた。
後で余一君や航君や信至君に聞いてやるからー。とか言ってたが、こら、青少年どもは忙しいんだ。邪魔するな。とはいっておくのであった*]
望月快斗が「時間を進める」を選択しました。
『おうおう、歓迎すんぞ。たらふく食ってけ。親父とお袋も喜ぶ』
[出した飯を美味そうな顔で食べる人を見るのが好きな両親なのである*]
― 例大祭当日 ―
[待ち合わせは、表参道前――つまり、いつも登校時に会っている場所そのまま。
慣れているところだからミスもないし、それでいていつもと意味が違うというなんとも小悪魔らしいチョイス。]
…………。
[道路脇にたたずむ位置は、本当にいつも通りで。
待ち合わせ時間に対する実際に到着する時間の差も変わらなくて。
――代わりに格好が違って、会ったあと進む報告が違って、そして今抱えている想いが違う。]
……。
[別に快斗が遅いわけでなくて、彼の方が遠くから来ているのに待たせちゃ悪いからというわけで自分がいつも先に来ている。
だから待つのは慣れているけれど――いつもより時間の流れが遅かった。*]
─ 例大祭 ─
うん、ありがとう。
[ 楽になるには、さらしを外すのが一番いいが、浴衣を脱ぐわけにもいかない ]
そういえば、一葉さんが脇坂くんと来るって言ってましたね。誰かがいるなら頼めば良いですけど。
[ 友人達を探しながら、社務所へ。そこの巫女に頼んで、ふたりで並んだ写真を撮ってもらった。写真に写る陽光は、優滉の隣ではにかんだ表情をしていた ]
社務所に来たついでに、おみくじ、引きますか。
[ 恵奈乃が詳しく説明してくれた由来を、優滉が知っているかはわからないけど、それも目的のひとつだから* ]
[ それから、5(10)分ほど、待つと、リビングに一葉が現れた。
https://shop-list.com/women/sv... ]
ごめん、お待たせ。
[ 紺の浴衣は紺にアジサイの柄入り。髪をアップにして藤のバッグを持っている。
軽く化粧しているのは、朝日によるもの。余一にメイクしてもらうことも考えたのだが、今日は余一を驚かそうと思って、先に仕込んでおいたのだ* ]
『その辺が一番やりやすいか』
[ゲームとか、あと食事とか、諸々とな。
今までヨア中であったときのよくあるパターンの一つだ]
── 例大祭、神楼駅前 ──
[約束の時間の9(30)分前、改札付近。
結局着付けとか諸々考えて、姉にアドバイスされて選んだのは、渋い紺地に白糸で模様が入った、しじら織りの甚平。
グレーのワンショルダーバッグを背負って、柱のひとつに凭れかかって、彼女を待つ。
さすがに今日は、昼間から駅を行き交う人が多い。]
あー……緊張する。
[本当にこの格好でよかったか、不安になってくる。
これで隣を歩くの嫌がられたりしたら、へこむどころの話じゃねーし。
電車が着く度に、降りてくる人の波を確認する視線は忙しなく。連絡が着たらすぐ気づけるよう、手元には携帯を握ったまま。
そわそわ、そわそわ。*]
── 例大祭当日 ──
[その日、…は珍しく、朝釣りにもいかずに準備していた。
妹に信じられないものを見たような目でまじまじと観察されたり、両親に生暖かい目線を送られたりしたのだが──ひとまずすべてを振り払って、本日の集合場所である神社の入り口付近に来ている]
30分前……早く来すぎただろこれ……
[ぶつぶつと独り言をつぶやく…は藍色の入った浴衣に巾着袋が一つ、足は慣らした下駄といった風情だ。
幸いにして浴衣姿で待ち人を探す同性は少なからずいて、周囲から浮きすぎていることはない]
…………待つか。
[釣りならのんびり待つ時間も楽しいばかりなのだが、人待ちは……何やら胸の内がぞわぞわするな?*]
── お祭りの日 ──
[出迎えた人は『お嬢さん』と言って居て。
妙な緊張をしていたけれど、少しほっとした。
なんだ、アイツにも頼れる女性いるんじゃん。
リビングのソファに腰掛けて。
浴衣ってちょっと歩き辛い。
5分程したら、一葉が降りて来て……]
あー……
[え?アレ?浴衣着てるね。着てるよ。うん。
めっちゃ化粧してるし、え?ナニコレ。
いやいや、まだだ。まだ社会科見学の路線は消えてない!]
んじゃ、行くか。
[浴衣や化粧への褒め言葉?
馬鹿言え。それがすんなり出て来たら恋愛経験値22なんて叩きださない。
それより俺は、周りの空気だとか、浮かれた雰囲気に、一人場違いな感覚を覚えていた。*]
『でもマリカーもスマブラも楽しいよなー。
ぬし釣りはやったことねーな……
あ。ボンバーマンはどうだ。』
[爆弾蹴ると大体自爆する。]
― 例大祭前のある日 ―
[いい加減誘わねーとな。
ほかの奴と行くとか言われたら俺折れる自信があるわ。
そんな嫌な自信とともに、練習前の時間にミコトにLINEを一通送る。
直接言うか、メールを送るか。そんなことにすら悩む馬鹿はいるのだ、実は。]
『週末の例大祭、一緒に行こうぜ。昼くらいに鳥居で待ち合わせで。』
[ものすごいそっけない一文。
……それ以上のことなんか言えるかよ、馬鹿。いろいろ思うところが多すぎる。
それでも。
約束が続くぶんには――まあ、受けてくれるんじゃないかな、って*]
─ 四阿 ─
ほほう。ふむふむ。奈那さん、中学の時より可愛くなったと思いますよ。だから、心配しなくて大丈夫です。
そんな顔しなくて大丈夫ですよ。大丈夫。
[ にこにこしながら優しい声で囁く ]
じゃ、2〜3枚貰っていきますね、クッキー。不味いとか言いやがったら正義の鉄拳を顔面にぶちこみますから。
[ 語尾にハートマークがつきそうな甘い声でぶっそうな事を言った ]
またお昼ご飯、誘ってくださいね。
[ そう言って先に教室に戻った* ]
【お知らせ】
矢セットについてですが、今晩中は難しい方が多いようなので、とりあえず、女の子の皆さまについては、今晩お休みになる前に、セットだけ済ませておくようにしておいてください。
もし、おみくじくくるところまでいけた方がいらっしゃれば、ロールと同時にお願いします。
セットできましたら、メモに【セット済】とお知らせください。
コミットアンカーは、明日、様子を見ながらにいたします。
よろしくお願いいたします。
─ 閑話 ─
[ 教室で、陽太を見つけてネクタイを引っ掴む ]
奈那さんの手作りクッキーお届けです。不味かったらぶっ殺ですので。
[ クッキーが2〜3枚入った包み紙を押し付けた。陽光は陽太からクッキーの感想を聞く気はない* ]
ー 例大祭当日 ー
お待たせ、香西くん和装似合うんだね。
[>>281 白を基調として青系紫陽花柄(https://image.rakuten.co.jp/na...の浴衣に、赤い鼻緒の黒い下駄。
いつかのアドバイスを思い出して、今度は水色系にしてみていた。
待ち合わせに来たのは10(15)分前。]
人がいっぱいでちょっと困っちゃった。
[ふぅ、と一息*]
ー 例大祭当日 ー
お待たせ、香西くん和装似合うんだね。
[>>281 白を基調として青系紫陽花柄(https://image.rakuten.co.jp/na... )の浴衣に、赤い鼻緒の黒い下駄。
いつかのアドバイスを思い出して、今度は水色系にしてみていた。
待ち合わせに来たのは7(15)分前。]
人がいっぱいでちょっと困っちゃった。
[ふぅ、と一息*]
[女子の陽太に対する扱いがなかなか激しい件]
『マリカとかスマブラいいねー
あんまり勝てないんだけど。』
[一人っ子はみんなと遊べるのが楽しいのである。]
ー女子ラインー
『私は浴衣着よっかな?水色っぽいの探そうかなぁって。』
『探しに行ってみるのとかもいいかもね?』
[>>236 一葉ちゃんのラインが女子みんなに向けたものなら、そんなことを返信していた。実際にみんなで行ったかどうかは分からない、今回は流れたかもしれないね*]
― 例大祭、表参道前 >>285 ―
[いつもと違う日に、いつもと違う姿といつもと違う足音で来てくれた彼。
涼し気な青に舞う白を纏う彼を見れば。]
ううん。
格好いいね、イメージ通りでとても似合ってる。
[かくいう彼女の浴衣は……
中二病やら女豹やら小悪魔やら可愛いやらをすべて追究した、彼女のセンスが大爆発した逸品――間違いなく、彼女にしか着れないものだろう。
https://1drv.ms/u/s!AvwaiMgse4...
そして――]
ー女子ラインー
『一葉ちゃんとっても浴衣とか似合いそう…!』
『みんなで探しに行ってみるのとかもいいかもね?』
[>>236 一葉ちゃんのラインが女子みんなに向けたものなら、そんなことを返信していた。実際にみんなで行ったかどうかは分からない、今回は流れたかもしれないね*]
あと……これどうかな
浴衣(?)以上に頑張ったのだけど。
[左目を隠す前髪には、白と黒のヘアクリップが。
https://1drv.ms/u/s!AvwaiMgse4...
隠すためだけにあったその前髪を、彼のために彩ったもの。
前髪が揺れれば、それに合わせて先端の飾りがゆらゆらと――左目を見られることを拒んできた彼女が、そこにさえも目を見張ってもらいたいという想いが籠められていた。
――と、ちょっと気恥ずかしそうに前髪をいじってみせた。*]
─ 例大祭 ─
お祭りだから来てもおかしくはないかと思います。
[ 男女で一緒に来る事も含めて。自分たちだってそうだし。いちいち宣伝はしていないが。
肩に触れた手が離れる刹那、名残惜しく感じたけど、一瞬だけ変わった表情は気づかれたかどうか ]
良い結果が出ますように。
[ おみくじの結果はおまじないには関係ないらしいけど、どうせなら大吉を引きたいのが人情で。
引いたおみくじの結果は、*09末吉*だった* ]
[外に出て歩き出すと、一葉が腕を回して来て……
少しだけ、落ち着いた。
この体勢は慣れてる。
明美さんと歩くときは、大体彼女が腕を組んで来るから。
車が走った時、無言で肩を押して。
一葉を歩道側に寄せると、再度腕を出した。]
どっか見たいとか、あんの?
まずは行ってみるか。
[お祭りの喧騒が近付いて来て。
石段を登ったら鳥居をくぐった。
食べ物や縁日の屋台が並ぶ神社の道を、一葉が行きたいと言う所に連れて行こうか。*]
『ま、がんばれ。余一はさ。誰かの幸せとか、喜んでる姿とか。そういうの求めてがんばれちまうやつなんだし。生天目さん、お前と会ってから幸せそうだぜ?
化粧だってそうだが、相手が信じて委ねて任される必要があるんだろ。大切だって思えるならがんばんな』
[貝になって動かなくなった余一にいう
ちなみにそれのだいたいは受験した後、お好み焼き屋で言わなかった一連>>0:299 >>0:300 >>0:303のことである。
だってあそこでいうとさ、ちょっと余一倒れそうだったしな。とおもってやめたんだよな。でも今回は励ますことにした。ただLINE上での公開処刑ともいえたかもしれない*]
―― 女子ライン >>289>>295 ――
『雲母、吉橋、ありがとう』
[ と、短いメッセージ。
そして、当日、初めて自撮りをLINEにアップする。
https://shop-list.com/women/sv...
少し恥ずかし気な表情で* ]
[ちなみに相手が信じて委ねた。と思っている。メイクもそうだが、人と人との関係もそれだけ余一ががんばった結果だと思ってるので、嫉妬という解釈は無縁であったとかであった]
ー女子ラインー
『可愛い!!!!』
[>>299 可愛いという言葉が褒め言葉になるかどうか分からないけれど、偶然も相まって2(10)秒での超即レスをしていた*]
お祭りって、何があるんだ?
[ まずはそこからかも知れない。とりあえず、縁日の屋台を一通りみてから、 ]
あれ、なんだ?
[ と、指さしたのは、「ヨーヨー釣り」と書かれた看板。林間学校で釣りゲームではビギナーズラックで優勝した記憶が新しい ]
ヨーヨーってなに?
[ まずはそこに行ってみることに* ]
これを釣るのか? あの時の釣りとはまた違うんだな。
[ 名前からイメージしたのとは違うらしい ]
余一できるか?
[ 自分でやるつもりではなかった* ]
── 閑話 ──
ぐえっ! ちょ、九鬼何を……
[出会い頭、いきなりネクタイを掴まれた。
え、なんかすげー迫力なんですけど。>>291]
へ? クッキー?
[押し付けられた包み紙。
開いて見ればクッキーが数枚。九鬼とそれを交互に見て、あー、と合点する。]
でも俺、不味いとか言った覚えねーんだけど……
ナンデモアリマセン。
[あの時のバタークッキーも全部食ったし。
とはいっても、美味いと伝えた記憶も無かったりして。九鬼の様子からして、夕莉からなんて聞いたか大方予想がついてしまう。
首を竦めながら、一枚口に放り込み。バニラの甘い香りに目を細めた。*]
[お祭りに行けば、一葉はきょろきょろと周りを見回していて。
ふっと微笑ましい気持ちになる。
ヨーヨー釣りに行きたがる彼女に付き合って、その場に行けば、一葉に出来るか?と聞かれた。]
一緒にやるか?
[とりあえずおっちゃんにお金渡して、自分がやってみせる。1(6)個のヨーヨーが釣れたけど、1個だけ貰って、一葉にもやるか?と尋ねてみた。*]
─ 例大祭 ─
末吉と吉ってどっちが良いんでしたっけ。まあ、吉なら良い方ですね。
[ 社務所の隣に、選挙の時の記載台が置いてあった。去年来たときあんなのあったっけ?おみくじは引いたけど、誰かの名前を書こうとか考えてもなかったので気づかなかっただけかも ]
藍葉くん、あの、行きますか?私は、ちょっと行ってきます。
[ 小走りに記載台へ。色ペン、ボールペン、鉛筆、シャーペン等色々置いてあったので、ピンクの色ペンで名前を書いておみくじを細く畳んだ。少し裏写りしているけど、なんて書いたかは判別できないと思う* ]
[正直に言おう。
彼のどこが――かと言えば、実は分からない。
バスケでボールを追う真剣な瞳、地道に練習を重ねる直向きさ、時折感じる芯の強さ、飾らない言葉にこもっている優しさ、大きな身体に、――繋いでくれる手のあたたかさ。
つまり、数えきれないともいう、が。
決定打は聞かれても答えられない。
それが友情とどこが違うのかと考えても、付き合った経験はあれどまともに恋愛なんてしてなかった自分には、すぐに答えられない。]
でも、そばに、いたいもんなぁ。
それだけなんだよなぁ。
[呟きがすべての答えでもあると気付くことなく、真剣な表情で返信を打ち込んでゆく。
お祭りなんて、少し前は全く行くつもりなかったけれど、――踏み出してみせる。]
『うん、一緒に行きたい。
待ち合わせ、了解だよ!』
[いつも通りの雰囲気で返してから、女子のラインでの話題を思い出す。
浴衣か、と視線を伏せた。
自分には縁がないと思っていたもの。
似合うはずがないと、遠ざけてきたもの。
あのひとは、浴衣、好きかな。
着たら喜んでくれるかな。
……もし似合わなくても、きっと彼ならば、]
『つかぬことを聞きますが。
浴衣と私服なら、どちらがいいかな?』
[退路を断つべく素早く送信した。*]
― 例大祭、表参道前 >>294 ―
かっこよく見えるならほっとするかな。
[照れよりも安堵するように褒められれば息をついて、その後笑みを浮かべる。
大人っぽいものを選んだ自覚はある。ガキから一歩進もうという考えであった。
彼女が抱くイメージというのは、しっかりしてるとこしかみてない。というからそれが多いのかもしれない。さて、そんな彼女はというと、浴衣というか。ドレスというべきか。
春の色合いを柔らかく振りまく妖精のような浴衣で]
恵奈乃も似合ってて、今日も可愛いし、……凄いな。
[正直にいうと、向ける視線の位置に迷ってしまいそうになる。一、二度足元とか見てしまったのは仕方ない。
更に言うならば、左の前髪>>296にかかる白と黒のヘアクリップが大人っぽさを演出していて、アンバランスさを一つに統一できる不思議な魅力で、いつもは意識してないところまで目を配ってほしいといういじらしさもあるのだろう。
ただそれに伴い、ふと合点がいったものがあった。]
ああ……そうか。俺、恵奈乃の不思議な魅力にやられてたんだな。
[家庭の事情のせいか。現実的生々しさを覚えるような恋愛には向かなかったのかもしれない。勝手で気まぐれで破壊的で蠱惑的でひたむきな。
そんな心に住み着いた切欠の一つに気づき、ぽつりとつぶやいた]
いこうか。
[キャンプのときはダンスという手前があり手を繋いだ。それ以降は隣を少し近くあるいた。今日はどの距離だろうか。恵奈乃の隣に並び立つように近づいた*]
─ 女子Line ─
[ おそらく、みんなより早く神社にいたので一葉の浴衣写真にはすぐに気づかなかったけど ]
『一葉さん、眼福です』
[ ドン引きされそうなレスをしたあと、優滉と並んで撮った写真をアップしておいた。だって、陽光がとても可愛く写った写真だったから* ]
あれ、なんだ?
[ 今度、目についたのは、赤い玉のようなものが並んでいる屋台。玉の上には棒が刺さっているようだ。
屋台の看板には「りんご飴」と書かれている ]
[ りんごとは書かれているが、どうみても、りんごのサイズではない。さくらんぼにしては大きすぎる ]
なんで、これ、りんごなんだ?
[ ひめりんごを知らなかった* ]
─ 例大祭 ─
あの樹、ですね。
[ 優滉が、おみくじに誰の名前を書いたか、
胸がざわついたりはせず ]
樹の傍まで、手をつないでてください。
[ 一緒に樹の傍に寄って、優滉の結ぶ場所のなるべく近くにおみくじを結ぶ ]
じゃ、屋台に行きましょう、
優滉くん。
[ 気負いもなく、自然に名前を呼べた* ]
[どうしてミコトなのか、そんな質問を受ければ、きっとシンプルに答えていたろう。]
「なんでって、ミコトさんだからだよ。」
[はたからみれば意味不明。でも当人にはそれで充分。
そりゃ、気に入ってることを言えばいくらでもあげられる。
相手との距離をきちんとわきまえる思慮深さ。
物事に飛び込む勇気と好奇心。
最後の最後を守り抜く胆力。
柔らかな金の糸、輝く青。
―――けど、そんなのは、どうでもいいんだ。
ミコトだから、以上の答えなんかない。]
あーもうだめだ。完全に無理。
[自分の感情に、降参するしかない。]
いちごは好きだ。
[ 昔、風邪をひいて寝込んだときは必ずいちごを食べさせてくれた覚えがある。
多分、その記憶がいまだに残っているのだろう ]
― 例大祭、表参道前 ―
[正直なところ、ギリギリ攻めすぎて不安な部分はあった。
けれど彼の反応(>>311)は、礼儀正しくもあって正直な我欲もあるのがなんら疑う余地がなくて――そういうところがいちばん信じられる部分かもしれない。]
よかった。
快斗にしか見せないし着ないから。
[とは言いつつも、一葉の自撮りのあとに続いてアップしたかもしれないが――。]
わたしに魅力があるなら、いつでも――いくらでも。
……やっちゃえるから。
[不思議とはよく言われるが、決して良い意味で評されたことは無かった。
そう言ってくれる、唯一の人……ぽつりと呟いた快斗(>>312)に対してはそう笑って――]
『中学時代の県大会決勝より緊張するとはおもわんかったぜ……』
[その試合は結局、残り2秒のブザービーターをシューターが外して負けたんだが。]
[ 受け取ったいちごあめをしばらく眺めていた。上から下から ]
これは、いちごの飴なんじゃなく、いちごを飴で包んでるのか?
[ とりあえず、一口 ]
甘酸っぱい。
─ それから ─
ほぇ?
[名前を呼ばれて一瞬アホな声を出してしまう。
が、やっともう一歩進んでくれたんだ、ってことがわかると、嬉しさを隠しきれないという笑顔で]
おぅ、行こうぜ
[おみくじを結ぶために離した陽光の手を握る。
もし嫌がられなければ手を絡ませて、恋人つなぎにしてしまおう。*]
好きなもんあって良かったな。
[子どもみたいに言う一葉に、ふっと優しい気持ちになる。
短く感想を零して居るから、自分はしゃりっと苺を齧った。*]
─ 例大祭 ─
[ アホ面を見て苦笑いして、絡む指に頬を染める ]
まずはたこ焼き。
[ 十個入り三個くらいでギブアップ。残りを渡す ]
金魚はダメですね、優滉くんのところはにゃーがいますし、うちは生き物ダメですし。
今度、にゃーを触りに行っても良いですか。直接にくきゅーふにふにしても怒りませんか?
歓迎してもらえますかね。
[ 少し心配になった* ]
そうか!
[ 突然、小さく叫んだ ]
好きなこと、好きなものって、こんな小さいことでよかったのか。もっと何か、大切なものとか、大きなものとか、そういうのじゃないとダメだと思ってた。
[ あの河原で言っていた、「好きなことしてるとこ」というのは、そんな大げさな話ではなかったのかと、今更ながらに気が付いたのだ ]
こんな小さな「好き」でいいのか?
こんな小さな幸せでいいのか?
[ 急に真剣な顔で、余一を見つめた ]
― 例大祭、表参道前>>329 ―
これからいくといろんな人にみられると思うんだけどな。
[まあそれは致し方ないけど、でも自分のことを意識して着てくれた。ということには変わりなくて。素直に嬉しい]
俺も恵奈乃を誰にも見せたくないな。
[目下の悩みというやつを口にして、少しため息をつく。
不思議さを魅力というのがいなかったとは知りもしないが]
魅力だよ…だからお手柔らかにな。
[やっと視線の位置が定まるようになった。全体をみながら、中心は、いつもの背丈の差分だけ下の、見上げてもらって見下ろしているような状態
ただ時折左側の髪でいたずらに揺れる白と黒に視線が行くのは多かっただろうけど]
ああ、なんかあったら遠慮なくもたれかかってくれ。
[近づいて、伸びてきた手、そっと指を絡ませるように繋ごうとする。
そして歩幅をいつもより気にしながらゆっくりと表参道の登り階段を歩いていく。
ちらちらと隣を見るのは気遣いというよりもただ相手を意識してしまうもので、いっぱい話そうと前からいっていたのに、少しだけ沈黙ができてしまった*]
[突然真剣な顔で真面目に語るから。
ぽんぽんって頭を撫でた。]
いーんじゃねーの?
「好き」に、小さいも大きいもねーだろ。
その感覚。大事にしとけよ。
そんでちょっとずつ増やしてけばいーさ。
な?
[優しく微笑んで。
「次はどこ行ってみたい?」と、一葉に尋ねた。*]
─ 例大祭 ─
ん?もういいの?
[ギブアップと言われれば喜んで残りを平らげる。]
あぁ、遊び来てよ。
歓迎してれるよ
[おそらく陽光の膝に乗ってくるくると回って態勢を整えてどっしり座って動かないくらいの歓迎はしてくれるはず。*]
/*
ちなみに膝の上でくるくるっと回ってどしっと座った猫ってのが相方の実家で飼ってた猫。
結婚前に初めて行った日にそれされて、猫って人見知りじゃないのかと思ってたからびっくりした記憶
――例大祭・待ち合わせ――
[からん、ころん。
履きなれない下駄で不器用に歩く。彼の元へ。
昔、母が着たという浴衣。
イギリス滞在中の母に電話して、クローゼットの奥深くから引っ張り出してきたものだった。
ベージュ色の生地に、紺色の向日葵。
繊細に染められた花々は、向日葵本来の色ではないからこそ、どこか淡く柔らかい。
それに仄かに赤みがかった茶の帯。
自分には大人っぽすぎるようにも思う。
(https://item.rakuten.co.jp/uta...)
髪は、緩く纏め上げて。
顔周りにはふわりと揺れる。
――そこに帽子はなく。
可愛らしい髪飾りさえも、付けていなかった。]
……どう、かな?
[航は絶対にすぐ見つけられる。
目の前に立って、所在なさげに瞳を揺らして。
それから、顔を上げて。
視線を交わして。
緊張を隠さずに、そう問いかけた。*]
わかった。
[ そう言って、余一の手を力いっぱい引いて、歩き出す ]
行きたいとこがある。一緒に来て。
[ ずんずんと進んでいくのは、神社の境内に続く裏参道。ゆるい坂道をあがっていくと、社が見える。門をくぐり、社務所に向かう ]
一緒におみくじ買おう?
わたし、余一に見てもらいたい。今、わたしの中にある、小さな「好き」を。まだまだ小さいけど、多分大切な想い。もっと大きくしたい。そして、まだ全然伝わってないけど、これから伝えたい。
この気持ちを大事にしたい。
だから、一緒に。
[ 真剣なまなざしで余一を見た* ]
─ 例大祭 ─
[ たこ焼き屋のお兄さんは、ふたりで食べるだろう事を予想して、爪楊枝を多めにくれたけれど、余計な気遣いだったかもしれない。間接なんとかとか、あ〜んって食べさせ合うとかのロマンに考えが及ばなかったようだ。優滉は未使用の爪楊枝を使ったのだろうか ]
じゃ、次のおやすみにお邪魔しても良いですか。ご両親はその日、居られますか。
[ ご両親が在宅なら、手土産を持って行ってきちんと挨拶をする必要がある* ]
― 表参道 ―
快斗だって格好いいし……あんまり見せたくないんだよ?
[自分を魅力的と言ってくれるのは快斗だけかもしれないが、彼の魅力は普遍的なものがあるだろう。
ましてやこの浴衣姿だ、色めく声が間近に起こってもおかしくはない。
そんな彼を独占しているのだ、機嫌が悪いわけがない――話しながら笑えば、そのたびに前髪の白黒が揺れて喜びをより表現するし、それを見てくれるから想いは深まるばかりだ。>>338]
ほんとうに何かあったらそうするけれど……何もないからね?
[今日の格好で転ぶとかあれば大惨事だ。
さすがに肝試しのときのように気を抜くわけにいかない。]
ん…。
[指が絡んでくれば、少しくすぐったそうに肩を揺らしたあと、あのときよりも身を寄せて階段を登っていく。
彼の視線を感じれば微笑み返して。
沈黙はできるかもしれないけれど、階段を上がれば屋台はたくさんあるわけだし、さほど心配はしていなかった。]
何かたべる? 遊ぶ?
それとも…
[その先はあえて何も言わず。
伝説を押し付けたくなかったし、もし知らない快斗が別の回答を出してきたらそれはそれで素敵なんじゃないかと。*]
─ 例大祭 ─
[たこ焼きの爪楊枝、目についたものを使ったので、陽光が使ったものかどうかわかっていない。]
ん、いいよ。
親は休みはだいたいうちにいるけど
友達きても最初にちらっと顔みるくらいだし
[気を使わなくていいというだろう。
来た時に挨拶するくらいであとは勝手にどうぞ、なのだ。父親に至っては顔も出さないだろう。*]
― 例大祭の日>>342>>343 ―
[親に無理を言った浴衣。
サイズが特注になるから、ものすごくシンプルな矢絣に黒の帯。それを身に纏って待っていてたところにやってきたひとにいうなら、そのひとことしかない。]
[ずるくね?
まあひとことでいうならそういうことになるんだけど。
布地に咲く綺麗な向日葵は、作り物とわかるからこそミコトに似合って。
緩くまとめられた髪は、それをさらに引き立てる。
いや、わかるよ?
周囲から見たらそこまで絶賛するほどじゃないのかもしれないよ?
けどな。俺にとっては。
残り0.1秒で回ってきたボールより貴重なんだよ。わかれよ。]
どう、とか聞かれてもなあ。
……ミコトさん、答えくらいわかってんだろ?
[両手を挙げた意図は。]
誰よりも似合ってる。
隣、俺でいいの?
[そう言って手を差し出そう。
―――きっと取ってくれるって、信じてるけどさ。*]
[抵抗するのは簡単だけど、強い力で手を引かれて。
連れていかれたのは、おみくじのある場所だった。
由来なんか知らなければ、気軽に引けたのに。
明美さんに勧められた時は知らなかった情報も、男子LINE経由で知ってしまった。
自分の心はまだ不確かで。
彼女はいらないと何人にも言ってきた言葉も真実で。
事実自分はずっと一葉を保護者のような気持ちで見詰めてきたはずだった。
けれどこちらを真剣な眼差しで見詰めてくる一葉を、振り払うことも自分には出来なくて……
しばらく立ち竦んで、一葉と無言で見詰め合う形になってしまった。]
おみくじは引く。
…………名前は書けない。
[馬鹿正直に話したのは、不器用さ故か。
ただ、真っ直ぐな一葉の瞳に、嘘は吐きたく無かった。
どれだけ落胆させたとしても、安易な慰めで、期待させることは言えなかった。
俺は自分の中にある気持ちを。
形に出来る言葉を、まだ知らない。*]
─ 例大祭 ─
ええっと。それなら良いです。
[ きちんとして優滉のご両親に好かれたいという下心に気づかれるのも複雑な心境だし ]
次は何をしましょうか。
[ この後も暗くなっておやすみなさいと行って別れるまでお祭りを楽しむつもり** ]
それでいいよ。
[ 余一の中での葛藤は分からない。でも、名前を書けないと言ったことから、例の伝説は知っているのだという確証はあった。
そして、『名前を書かないということは、少なくとも他に書くべき名前がないということ』でもある。
ならば、一葉のすべきことは一つだけ ]
すみません、おみくじ2つお願いします。
[ 巫女さんにお金を収めて、各々1枚づつを受け取る。
一葉のは*08半吉*だった* ]
[中途半端なおみくじは、まるで自分の気持ちのようだと思う。
一葉に言ったとおり、誰の名前もかかずに、おみくじをご神木に結んだ。*]
[ それから、社務所の隅にある記載台でおみくじに名前を書き込む。今一葉の中にある、小さな種火。
まだ生まれたばかりの赤子のような存在だが、いずれ大きくなっていくことだろう。そして、それが、その相手に伝わるようにと、願いを込めて、名前を書く。
書き終えると、細長く畳んで ]
お願い。あそこにくくって。
[ 余一に自分の御籤を渡し、枝にくくってもらう。
余一は言った通りに何も書かずにいるだろう。
今はそれでもいい。
いずれ。いずれ** ]
生天目一葉は、脇坂余一 を能力(アタック)の対象に選びました。
[黒地に淡い桜の花が散る浴衣は、シンプルだけど可愛らしくて華やかで。夕莉によく似合ってる。
手に持っていた携帯をしまって。]
……じゃあ、行くか?
[彼女の前へ、林間学校のように右手を差し出した。
重ねてくれたなら、今日は最初から指を絡めて繋ごうか。
そうして、人の流れに添うようにゆっくりと神社へ向かう道を歩き出す。
俺は甚平に下駄で身軽だけど、夕莉はそうじゃないだろうし。]
やっぱ、浴衣のがよかったかな。
[ぽつり、と自信なさ気に呟いてしまうのは、周りの浴衣人口の多さのせい。
一人なら別に、そんな気にしたりしねーんだけど。だって今は。
傍らの彼女をちら、と見れば目が合っただろうか。]
[心臓がどきどき煩いのを抑えながら。]
その……今日は、来てくれてありがとな。
誰かと行くのか、って聞かれた時さ、
夕莉の顔が浮かんだんだよな。
だから返事来たの、すげー嬉しかった。
[林間学校の時も。ただ、あの時はまだ肝試しのペアに申し出る勇気がないほど、淡い感情だったけど。
曖昧だった感情の形が変わってきていると、今ははっきり自覚できる。]
てことで。今日は、お祭り一緒に楽しもうな。
さて、何から食うー?
[これ以上言うのは照れくさすぎて、見えてきた屋台を指差した。
屋台でなくても、夕莉の見たいものや行きたいところがあるならどこへでも。*]
九鬼 陽光は、ここまで読んだ。 ( B47 )
……うん。
[航>>350の答えに表情が歪む。
泣きそうに、崩れる。
でもその理由は――ひたすらに嬉しいことであり、数日悩んだ末の安堵であり、ひとつ実感したからだった。]
私、今、思った。
航くんに似合うって、言ってもらえたら。
他の誰かに言われなくたっていいの。
着てきてよかった。
航くんの返事、どっちでもいい、だったから……敢えて自分が自信ない方選んだの。
あ、いや、試したとかじゃないよ?
ただ、その、……本当はずっと浴衣着てみたかったから、航くんと並ぶためだって思ったら、勇気出せるかなって。
[浴衣姿の航>>349は、制服姿とも遊園地での私服姿とも違う男らしさと、落ち着いた色の魅力を湛えていて。
その彼と、浴衣でお揃いにできただけで幸せだ。]
[自分が誘いに頷いて、彼がどんなに喜んでくれた>>322か、知る由もないのだけれど。
逆に彼は、もう少し遅ければこちらから誘っていたことを知らないだろう。
ほんの一コンマ、遅いか早いか。
多少の違いはあれど未来は変わらなかった。]
ふふ、何言ってるの。
航くん以外の隣に行くつもり、ないよ?
本日、航くんは私の独り占めです。
[悪戯っぽく猫のように笑う。
大分自然になった仕草で手を重ねる。>>350
まるで当たり前のように。
実は手を差し出してくれるまで、まだかなまだかな今日はどうかなって期待して鼓動を早めていたなんて言えない。
手が汗ばんでなければいいけれど。]
我儘かもしれないけど……伝えたい思いは吊るして、神頼みに任せるんじゃなくて
…直接、恵奈乃に伝えたい。
何度も、何度も、な。
[思いが伝わって、はい、おしまい。なんてそんな物語のような終わりじゃなくて、これからがあるのだ。]
言い伝えに変な安心感を抱くぐらいなら、求め続けて、どうしようもなくなるほど見つめてしまうスリルや枷があるほうが、怠けずにいれそうかな。ってな?
[どうなんだろうな?と、恵奈乃を見て聞いた*]
あー……
[口から言葉が出てこない。
快斗みたいな強引さが欲しい。あのバカ、LINEでなんていってたっけ。]
わり、口ベタで。
けど、その、なんだ。
何着てても、どんな服でも。、
ミコトさんならそれでいいって思ったから、さ。
だって、どんな服でも似合うってわかってるし、どんな服でもミコトさんは綺麗だろ。そんなん世界の常識だっての。
勇気。勇気、出してくれてありがとよ。
……嬉しい、でいいのか?この場合。
[自分で何言ってるかなんてわかんねーよ。わかるわけねーだろ。
こんなこといわれてよ。]
わたしは……
[女友達に伝説の話を振ったのは自分だし、図書室で詳しく調べたのも自分だ。
だから信じていないわけないし、兄夫婦という実例も知っている。
けれど――]
うん。
快斗の言う通りだと思う。
言い伝えは…言おうって勇気とか、言うタイミングをくれるものなのかなって。
今日がただのお祭りだったら、まだこんなには気持ち固まってなかったかも。
[快斗を見上げて、前髪の白と黒を大きく揺らせれば。]
うん、直接は……うん、どこかで。
ただね……
ちょっとだけ、話聞いてくれる?
[と言って、彼にベンチを勧めた。
間が持たなさそうなら何か食べながらでもいいけれど。*]
/*
もともとはもてない気はしてたとか、そのあたりはどーでもいいとしてさ。
そもそも告白?というか誘い。とかそのあたりのタイミング?がさ、村趣旨と反しまくって好き放題してる気がしてさ。
ごめんなさいばっか思いそうなんだが、なんだがなぁ。
あー…だが、快斗は動き出したら色々しちゃいだしてな。もっと単純なPCのがよかったんかなぁ
みんないいやつで各々かっこいいし、女子可愛いし。
高校生ロールってあんまやったことなかったからなぁ。特殊なのを抜くと三回目か?
― ベンチ ―
わたしね……わたしが生まれたときに、お母さんを亡くしたの。
だから、わたしが名前を書くのは、お母さんへの報告みたいなもの。
心から好きなひとができました、……という名前のひとです。
もし、そのひとがわたしの名前を書いてくれていたなら、見守ってください――って。
陽太さんから聞いたかもしれないけど……
わたし、お墓参りには行けないから……ここでお話するしかないの。
お父さんたちはわたしを気遣って、家ではお母さんのこと何も言わないし。
――だからおみくじに名前を書くのは、想いの届け先が違うだけで、伝説は信じたいの。
[それを語る口調は、静かではあるが決して重苦しいようにはせずに努めて。
心をこめつつ力いっぱいに――]
それに――
こんな素敵なひとと出会えましたって、お母さんに自慢したいの。
[最後は少しだけ潤んだ瞳で、できる限りの笑顔で見上げた。*]
/*
まあなんか色々と反省点をみつけていきますかいな。っていう前向きなやつではあるがね。
ちなみにキャラの魅力云々じゃなくて、動きかたの問題な。
/*
PC的にいうならば、あ、こいつ恵奈乃さんしかないわ。って途中からなりだして、ここまでいったからただただありがたい気持ちしかないのだけどね。
うん。
おみくじ、引きに行きたい。
[こくりと頷く。]
神様に、少しだけ勇気をもらいに行くの。
どうか私の想いが届けられますようにって。
一緒に、来てくれる?
[問いの形だけれど手は離れない。*]
照れるようなこと、言った覚えはないけどな?
[俺は、いつだって思ったことしか言えない。
だから、単細胞だっていわれるんだろうけど。
ま、しょーがねーよ。わかることしかいえねーもん。
目の前のひとみたいに、嬉しすぎる言の葉を降らせるなんて、そんなことできると思ってない。
かわりに、しっかり手を握って。
―――その熱で、伝えたいことは、きっと伝わるって。
身勝手に、思ったから。]
口下手だろ。
お世辞も、誉め言葉も、ろくにいえないぜ。
大声出せるのはコートの上だけだ。
[隣にいるひとみたいに、幸せにできる言葉なんて、紡げないからな。]
よけーなことふきこんだ快斗にでも文句いっとけ。
じゃなきゃもっと早く誘ってるよ。
[言うな、言うな。顔が赤くなる。
覚悟は決めた、もう何でも来い。]
済ませてから、少しなんか食おうぜ。
……そのくらいは、時間あるだろ?
[普通なら。
普通なら、そこで心配するのは、「名前を書いてもらえるか」なんだろって?
そんなん心配してもしょうがねえんだよ。
都合のいいようにおもっといて、ゴールは入ると思い込んで。
それから先を考えるしか、ねーだろ。
はいらなかったらそれっきり、なんだからよ。]
― ベンチ ―
[ベンチに座って、恵奈乃>>374の話を黙ってきく姿勢でいる。
生まれたと同時に亡くなった。
墓参りという点について、陽太からは聞いてなかった。あとで聞くか、あるいは直接聞くか。というのはあった。ただおそらく左目に関わることなのだろう。ということだけは理解できる。
自分の思いは嬉しいけれど、彼女にとって、おみくじに書くというのは、報告をする。ということで、それが大事なのだ。という理解もできた。
強がってるのだろうな。でも慰めてほしくもないからいるから、重苦しくならないように気を付けて真剣に話しているのだろうから、黙って最後まで聞いた。]
俺……な。
恋愛とか、そういうのすげー、嫌いだったんだ。
恋愛結婚した産みの親は、俺捨てちまうし、恋愛できずに一緒になった親は、俺を育ててくれるし、別にそこはいいんだけどさ。ちょっと変わってるけど親とは仲良いしな。
[その点について、負の感情なんてない]
ただ、じゃあ恋ってなんなんだ?って思ってたんだよな。
きっと、硬くて、どす黒いものにしか、なんねーんじゃねえかなってさ。
[パートナーなんて違う形でもいいだろ。そんな醒めた思考でいた。実験するぐらいの気持ちでいたといっても間違いではないのだろう]
でもな、ここで色んな人と会って――恵奈乃とあって、一緒にいて、喋って、ちょっと変わった。
なんていうか、余計わからなくなった。
そういった元から考えてたこととか、そういう価値観も全部壊して、亡くして、ひっくるめて、ただ求めてしまうような……
[一つ一つを区切るようにして囁いていって、それからそっと抱き寄せていた手を離す]
こっから先は、名前を書いてからにしようか。じれったくて、もどかしい気持ちのまま…な。
[汚れも独白も全部吐き出した自分は勝手だ。
隠しててもよかった。だがそうでもして名前を書かないと、彼女の想いに応えれる気がしなかった。
おかげで、彼女の勝手を受け止める気持ちはある。そっと立ち上がり、手を伸べた。心変わりなく、手を伸ばしてくれることを願って*]
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