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[英語のテストを乗り切り。
数学、社会、理科――国語のテストがそろそろ終わる。
大抵の人に意外だと言われてしまうが、一番好きな教科も得意な教科も国語だ。
半分以上の時間を残して解き終え、3回見直しも済ませ、ちゃんと記名したかも確認する。
『雲母 美琴』
母がくれた名前。
日本人らしい、名前。
苗字をなんとなく指でなぞって。
試験中だけれど一瞬だけ、隣の彼女との一幕を脳裏によぎらせていた。]
――回想>>197>>198――
[中学2年の秋から冬になる季節。
移り変わった環境と、自分に慣れてきた頃だった。
一葉に時折話しかけては、素っ気なくも返事をもらえることが嬉しくて、そして。
少しだけ、気持ちに歪みが出ていた。
彼女のことを知りたい、仲良くなりたい、その裏側に、意地とか、立場が似ているのに違う在り方に対する――様々な想いが生まれて。
普段は話題に出さない苗字を取り上げた。
彼女の反応を、知りたかったのかもしれない。
だから容赦ない返事にハッとした。
予想していたくせに、一瞬真顔になってから、『そっかぁ』とだけ言って、わらった。
帰ってから、一頻り、考える。
翌日彼女に話しかけた時、いつもより表情が硬かったことはバレたのかどうか。
返事がある、そして気付かずに笑んでいた。
それ以降何かが変わった。でも何も変わっていないように、話しかけ続けた。*]
――試験終了後――
終わったぁぁぁ…!
[色んな意味で?
いや、そんなことないったら、ない。多分。
思いっきり机に突っ伏す。
教室の生徒はもう三々五々帰り始めているか。
疲れたなぁ。
お腹空いたなぁ。
結果は神のみぞ知る。
とりあえず今は清々しい気持ちで一杯だった。*]
/*
そしてキャミーの登場に懐かしさが爆発しました!
神楼の歴史を感じる……。
そしてパッとキャラ登場させてくれるもふもふさんのフットワークの軽さがすごい。
>>211
[説明しよう!
開店当時、広島出身の両親は、お好み焼き屋を開店した際、メニューに「お好み焼」に、「広島の」お好み焼きをのせた。しかし、客から、「麺が入っているのはお好み焼きじゃない」とのクレームから、泣く泣く「広島風お好み焼き」に変更したのだった]
[ 頑張って合格してって激励してくれた奈那に微笑んで頷き、陽太が来たら少し胸が弾んだ。同じ中学、名前の漢字が一文字同じで気さくな人。
奈那も陽太も、お嬢様が傍に居なくても名前でからかったりしない人だから、同じ高校に行けたら楽しいだろうと陽光は考え、合格への意欲は高まった。
もちろん、捻挫の事については否定をしようとしたけど、奈那と軽口でやり合って、なにかを言う前に収まったから、微笑ましいふたりの様子を眺めて口元を弛める。
陽太にケガの事で心配されるとありがとうとお礼を言って、終わったら「セバスちゃん」に迎えに来てもらうから大丈夫。と答えた。
セバスちゃん。お嬢様の家である神白(かみしろ)家に代々仕える謎の執事。豊かな口髭を蓄えたロマンス・グレーの、、、日本人である。何故そう呼ばれているのかは不明 ]
── お好み焼き屋 ──
[なんてこった、そんな悲しい過去が……!
……なんてことは知るはずもないのでサラッと]
デラックスってどれくらいすげーんすか?
あと焼きそば、なんか種類とかあったりは?
[ほら例えばマーボー乗ってたりイタリアンだったり「うるせぇ、そばめし食ってろ!」だったりとかさ。
変わり種は行くかどうかはともかくとりあえず聞いておくタイプ。]
>>215
デラックスは、すごいデラックスじゃ!
たちまち試してみませんか?
焼きそばもいろいろあるよ。豚、エビ、海鮮、デラックス!
─ 試験 ─
[ 配られた白い紙。九鬼陽光、と一文字ずつ丁寧に書き込む。模試の時は名前を書き忘れた、と言いたいところであるが、名前を書き忘れたら1点も貰えないはずで。
確かにあの時は体調が悪かった。薬の備えもなく、脂汗をかきながら虫が這ったような文字を書いて。気づいたら自分の部屋で、傍についていてくれたお嬢様の顔を見て肝を冷やした。
今回は色んな種類の薬を持ってきたし、早速鎮痛剤が役に立ってくれたし、試験問題はお嬢様作成対策ノートのおかげか、少しは自信を持てる結果だった。
神白家の自家用車でお迎えに来てくれたセバスちゃんは、どこから手配をしたのか車椅子を持ってきてくれたので松葉杖は保健室に返して帰った。
違う学校の生徒は、陽光の事をお嬢様と勘違いをしたかもしれない** ]
ほー。
両方デラックスにするか、それとも片方は予定通り豚にすっかだなあ……うーん。
[たちまち? と首をひねったようだったが、まあたぶんとりあえずくらいの意味だろうと自己解決したらしい]
/*
くっそwwwwww
関西風確認wwwwwww
たちまちってアレだよな、広島方面の方言でとりあえずとかそういう意味でよかったよな?
/*
やべー。二人の順応力に対し、余一が超真面目でカツバカだwwwww
航!お前も早く来いよ!!www
世亜比無中楽しいぞw
>>219
うちは、全部広島風じゃよ!
デラックスも広島風。ぜーんぶ、広島風!
[奥から親父が飛び出しそうな勢いだったが、母さんが止めとった。
厳密に言うと、「お好み焼き」はそばなしなので、関西風]
航もここなら3玉食べずに腹にたまるんじゃねーの?
つか快斗ジュースも頼むのかよ。
金持ってんな。
俺もデラックスで。
[お好み焼き屋のジュース高いイメージ!(偏見)
俺は注文を終えた時点で、地雷原から生還した兵士の気分を味わっていた。*]
── 試験終了 ──
──はー! おわったー!!
[ちんぷんかんぷんなリスニングは惨敗だったが。
それ以外のヤマは[[fotune]]くらい当たったと思う。
ハズレたところは実力勝負になってしまったけど、それでもわからなければ最終手段の鉛筆転がしで乗り切った。]
── 試験終了 ──
──はー! おわったー!!
[ちんぷんかんぷんなリスニングは惨敗だったが。
それ以外のヤマは91くらい当たったと思う。
ハズレたところは実力勝負になってしまったけど、それでもわからなければ最終手段の鉛筆転がしで乗り切った。]
[そういえば、九鬼が言ってた「セバスちゃん」。>>214
確かあれだろ。確かいつも一緒に居たお嬢様を中学まで迎えにきた姿を、幾度か見たことがある執事の爺さん。
この教室に九鬼だけってことは、噂通りお嬢様の方は別高校に進学するのか。
一文字同じの九鬼を名前でからかったことはないが。
初対面の時にうっかり、「えっ、女!?」とクラス名簿と顔を二度見してしまったことは、忘れてほしい。
どこかからその話を聞きつけた姉ちゃんにめちゃくちゃ怒られて、翌日神妙な顔で九鬼へ頭を下げに行ったことも。
ていうか、メイドってことはつまりだ。
同い年なのに、もう働いてるってことだろ。
年齢的にまだバイトもできない俺からすれば、周りの女子より頭一つ飛び出てすらっと背の高い九鬼が、殊更大人っぽく見えたのを覚えている。
まあ話してみれば、別にフツーのおっとりしてる女子だったわけだけど。
九鬼のおかげで、俺は見た目で人を判断できないと知ったのである。*]
/*
お好み焼き屋いいなあああ!!!
さすがにこれ以上男ばかり集まるのはむさくるしいだろと混ざるの遠慮する他校男子
二人ともデラックスかよ。んじゃ俺もそうすっか。
外食するからにゃー自慢の一品食っとかんとな。
[両親は小さな、毎日おまかせだけの定食屋を営んでいるので、こういうところでの情報収集は割と喜ばれるのだ。閑話休題]
おねーさん、焼きそばの方もデラックスで!
[なお周囲で深刻な地雷原が急遽生まれてたとか気づいてもいない]
/*
セバスちゃん。
執事セバスチャンといえば名字が長瀬……という人と、
竜人ですね! っていう人でなんか別れるとか聞いた。
大元のネタは同じ気がするけど。
[涙ぐましい努力>>213があったことは知らない。
しかしなぜか試験前のような弛緩した空気とは違い緊迫感が一部からあるのは気のせいだろうか。
あまり悩まずにお薦めとしたのでメニューは決まる。
運動後にも優しい満腹仕様はありがたいものだ]
いや、こういうときはよ、かんぱーいってしたくならねーか?せっかく終わったんだしよ
あ、おねーさん。もしかしたら受験がうまくいったらこれからもお世話になるかもしれないからよろしく。
[余一>>223にはそう答え、メニューを悩んでいる信至>>220を急かすことなく待ちつつ店員のおねーさんにそんな挨拶もする、まあこの面々から誰かいなくならないことを願うところだ*]
/*
今村はわたしの後輩はいないのね。
寂しいけど仕方ない。
前村は下婁戸だったから。
そしてわたし多分今回で全中学コンプリートしたと思う。
ジャン→資門
えーど→絵琉那
衣梨→世亜比無
ユリ子→下婁戸
優滉→場留多
おーコンプリートしとる
ねーねー。君たち、みんな、神楼学園受けたの?
[一通り、注文をさばいた後、そう声をかける]
じつはね、あたしも神楼学園の出身なのよ。
みんな受かるといいね!
/*
ちなみに髪色で虐められたor弄られた話入れようと思ったのですが、恋愛経験値0になるってことはどこまでも純真というか女の子たちによって守られてた感かなということでこうなってます()
で、俺がいったんだけど、他のやつも表明してみるかい?
[特に強制はしないが、他の面々へと、そっちは?という感じで聞くのであった*]
【お知らせ】
合格発表は明日朝からにいたします。
それぞれ、ダベっていただいても良いですし、同中同士で親睦を深めていただいても結構です。
よろしくお願いします。
― 試験中 ―
…………。
[普段どおりの実力を発揮できれば落ちる心配はないし、意気込んで臨んでいるはずだったが――それに輪をかけてどうしようもなく調子が良い。
こういうこと淡々とマイペースで……と自分で思っていただけに意外だった。
問題を解くたびに、1−Bが鮮明に近付いて来る実感があった。]
(男子、か……)
[かつて恋い焦がれた光景は、男子も女子も公平にたくさんいた。
けれど早とちり的に開けてしまった1−Bの教室には男子ばかりいて。
最終的に男女同数で揃うのだとしても、今の調子が先程の影響だとするならあれは何かの暗示なのか。]
…………。
[その興味がいかなる傾向なのかを自覚するには、経験が無さすぎた。]
【発言禁止時間につきまして】
今晩の発言禁止時間につきましては、wikiの規定(金・土・祝日の前日は27:00(3:00AM)〜翌8:00AM)より、27:00(3:00AM)〜翌8:00AMといたします。
コアズレの方は、メモにてお知らせください。調整いたします。
俺はアレだ……
本当は美容の勉強したいんだよな。
[ポツと零して。]
メイクとか。
[してみたいけど。
結局まだ自分は子どもで、我を通す事も出来ないでいた。*]
村の設定が変更されました。
それはよさそうな夢だな。
誰かを綺麗にするタイプのメイク?それとも映画とかであるような特殊メイクとかか?
[ぱっと自分で浮かぶのはそれぐらいだ。知識や興味が浅いとそんなものである]
互いにやってみたいこともあるし、青春の第一歩ってとこかな?
[どこかニュアンスが違う言葉をあえて気づかないふりをしていうのである*]
ん。
[笑われなかったので安堵して。
口に出してみて、改めて、自分はそう言うことをしたいのだなと自覚した。]
綺麗にする方。
けど、例えば顔とか身体に傷があっても隠したり綺麗に出来たりするように、特殊メイクも勉強してみたい。
ハリウッドとかの特殊メイクも、勉強出来たら面白そうだよな。
ネイルとか。ボディペイントとかも。
[言って。笑った顔は子どもそのものだっただろう。]
[青春の第一歩と言う言葉には、ちょっと素直に笑えないけど。]
快斗はさ。在学中にここまでやりたい。とかはあんの?
まずは金貯めて免許取って、後は勉強か?
楽しそうだな。
[笑いかけて、応援する気持ちが伝われば良いが。
伝わってしまうのも恥ずかしいので、別に伝わらなくてもいーや。*]
ーー試験中のことーー
[さて、と頬を一つペチリ。手を床に伸ばしかけてーー
いやちげぇ、試合じゃない試験試験。いまはオベンキョウのほうだっての。
ついいつもの癖で気合入れをやりそうになった自分に苦笑して問題用紙に目を通す。
今日は練習はバッチリ、つまり勉強もバッチリだ。]
ひとよひとよのみなごろし、っと
[物騒な語呂合わせを呟いたりしつつ、一通り埋めた。
うん、これは悪くねえんじゃねえの?]
[苦笑いする藍葉の背中を、ばしっ、と叩く。>>248]
でも、やれるだけのことやったんだろ。
ならもっと胸張ってろよ。
[バスケの話題に思うとこがあるらしい横顔。ちょっとだけ片眉を顰めたけど、それ以上追及はやめておく。]
そっか。
でもまあ、心機一転新しいこと始めるのもいいよな。
ん。俺はバスケ続けるつもり。
[練習とかキツくて辞めたいと思ったことも数えきれなかったけど。結局続けてしまうのは、バスケが楽しいからだ。]
っつか、ひなたでいいよ。
俺の名前。太陽をひっくり返して、陽太。
藍葉は下の名前なんだっけ?
[同級生の男子には大体、トラとか陽太で呼ばれてるから。くんづけされるのって、なんかこそばゆい。
話しながら、俺はツナマヨおにぎりと豆乳を手にとった。あとレジで肉まんとピザまんも追加しよう。*]
ーーそしていまーー
はらへったー。
余一おめー、運動部の胃袋なめんなとりあえずデラックス全部盛り2枚。あと冷コー。
たんないぶんはあとで考えるわ。
[広島風か大阪風か?お好み焼き戦争?
ばっかおめー食えば全部筋肉だどっちでもいいから食わせろ俺は腹が減った。金ならとりあえずある。]
とりあえず全員おつー。
揃って受かるといいけどなあ。
[乾杯しながらぼそり。
強豪校にも誘われちゃいるけど、さ。
ダチと一緒のほうがいい俺は。]
ああ、それがベストだよな。航。
[ダチと一緒。という思い>>261は一緒である。
なんだかんだいって世亜比無中とかでグループ行動をとるときとかも一緒にしてた面子だ。
全て同じクラスになれたらいい。とまでは言わないが、学校ぐらい同じ場所と思ってもおかしくはないだろう]
航は…やっぱバスケがっつり続けるってとこかな?
[信至は…釣りを極めるとか。料理とか言いだしても驚かないが、おそらくどいつもこいつもマイペースに、でも必要な時はこうやって遊ぶ関係ではいくのだろうとは思う想像]
それに航との勝負を負け越すわけにもいかんしな。
[走って登校する二人。出会えばちょっとおバカにも競争するのは、中学生男子だもの。っていうやつだ*]
え?マジで?
ダチと一緒で学校決めんの?
[結構信じられない情報也。]
俺だったらぜってー強豪校行くわー。
[結構かなり驚いている。
へーほーふーんとか色々言って。]
勝負は勝つっていってんだろーが。
まあ、高校いったら時間変えねーといけねーかもだけどなー。
[快斗>266とのこのやり取りも何度目か。このくらい馬鹿言ってられる相手がいない高校とか、あんまり行きたいとは思わねえよなあ、やっぱ。]
ばっか余一、知ってるか?
強豪校って寮でバスケ漬けで、男女交際とか禁止くらうんだぜ?
そんな灰色の高校生活したいかあ?
[そりゃ、バスケだけ考えればそのほうがいいけれど。
勝つためには最善だけど。
俺がチームひっぱれりゃそれでいいわけだしな。そのくらい鍛えれば無問題。*]
/*
かずちゃん不在そうだから、どう動いたらいいかなぁって考えつつ、えなのんにとりあえず丸投げしてみてごめん!w
/*
こんなに初日から男子同士でじっくり話してるの見るの珍しくないですか、神楼学園www
やばい、見てて楽しいです。
/*
全国でも有数の進学校に通うお子さんをお持ちのお母さんから聞いた話では
男の子は彼女つくれ、女の子は彼氏作るな
だそうな。
男の子は彼女がいると格好良いところを見せたくて頑張るけど、女の子は彼氏に心奪われて勉強できなくなる傾向があるからだとさ。
…!?
[「一緒に」とはつけていないし、その意図もなかった。
基本的に1人だったから、そもそもその発想がなかった。
とはいえ隣に並ばれて嫌な気持ちは芽生えず。]
いいけど……
わたし、お店とかあまりよく知らないの。
うんもんは?
[この区域に住んでいる歴はミコトよりやや長いが、連れ立っていくところには縁がないので、地元在住な割に少し疎かった。
いいところを知っているようなら任せる所存。*]
……いや。うん。いんじゃね?
わーるかったよ。笑って。
俺は、アレだ。
あんま女とか男女交際とかに、夢や希望持ってねーからよ。
「恋」をしろ。とか言われても。
正直「なんだそりゃ。」って思うばっかで、実感わかねーっつーか。
だーからもうほら!そう言う笑い方すんな!!
俺が悪かったよ!!
[くっそ。学力なら誰にも負けねーのに!
この恋愛偏差値反比例っぷり。
伊達に世亜比無中の底辺とっちゃいねーぜ!!*]
[レジを済ませて外に出る。
駐輪場に向かいながら、まだ熱い肉まんを頬張って。
そういえば、と思い出したのは試験後机に突っ伏してた夕莉のこと。
聞かずとも瀕死の様子に、さすがの俺も声を掛けられず教室を出てきてしまった。]
みんな受かってるといいけどなぁ。
[同級生も、藍葉も、金髪の他校生も。勿論、俺自身も。
次も、皆で笑ってこの校舎に来れたらいいのに、と。
まだ蕾のついていない桜の木を見上げて、息をついた。**
[レジを済ませて外に出る。
駐輪場に向かいながら、まだ熱い肉まんを頬張って。
そういえば、と思い出したのは試験後机に突っ伏してた夕莉のこと。
聞かずとも瀕死の様子に、さすがの俺も声を掛けられず教室を出てきてしまった。]
みんな受かってるといいけどなぁ。
[同級生も、藍葉も、金髪の他校生も。勿論、俺自身も。
次も、皆で笑ってこの校舎に来れたらいいのに、と。
まだ蕾のついていない桜の木を見上げて、息をついた。**]
[香苗とひかりん
私の知る限り2人はいつもワンセット。
私にとってはひかりんも大事な友達の1人なんだけど、どうしでも3人でいるとひかりんとの距離の詰め方がわからない。なんたって中学の頃は九鬼さんって呼んでたわけだしね?
きっとそれは、私が香苗に近づきすぎてしまったからなのかもしれない。
だから、ひかりんとは「香苗のメイド」としてではなくて、九鬼陽光として親交を深めてみたいなと思ってて。
私達が同じ学校を受験したのは、私の数多存在する小さな願いがひとつ叶う予兆なのかもなとも思えたんだ。]
受かると、いいなぁ
[ひかりんが?それとも私が?
そう自分に問うても答えはひとつ。]
さて、私も帰ろっと
[なんか食べて帰ろう、そうしよう。
このあたりにお店とかないのかなー、なんて思ってスマホを取り出すと、インターネットブラウザを開くつもりが、癖でSNSを開いてしまった。
心細くなったりする時によく開いてしまうんだけど、今はただ現地民の鞭撻を賜りたいだけなのだ。
廊下を歩きながらスマホを操作する。
歩きスマホ良くない?誰もいないなら大丈夫っしょ。]
え、えなのんに任せようと丸投げしたのに!
[あっけらかん。]
私もあんまり詳しくないんだよねぇ。
甘いものか辛いものか……。
そうだなー、えなのんなら、ケーキとか?
お好み焼きも美味しいけど、私たちだと夕飯になっちゃうよね。
洋菓子屋さん、行かない?
ケーキを何回も買ってきてもらった所なんだけど、イートイン出来たと思う。
[此方も色々記憶が曖昧なのは。
基本的に甘いものは家政婦さんが手作りしてくれたり用意してくれたりするため、自分で調達した経験が少ないためだった。*]
/*
洋菓子のアリスってイートイン……でき、る??
あれ勝手にできたと思ってるけど記憶違いだったらごめんなさい!!
ふわっと、ふわっと……。
−−−−−−−−−−−−−−−−
Nana♡ @YuriNana1224
神楼学園の受験終わった!
受かる自信ないから合格発表
までメンタルしんどい..._(꒪ཀ꒪」∠)_
ここら辺でなんか美味しいお店
ありませんかー?
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−−−−−−−−−−
Nana♡ @YuriNana1224
神楼学園の受験終わった!
受かる自信ないから合格発表
までメンタルしんどい..._(꒪ཀ꒪」∠)_
ここら辺でなんか美味しいお店
ありませんかー?
−−−−−−−−−−−−−−−−
んー。でも、アレだ。
恋とかは俺、よー分からんけど。マジで分からんけど。
メイクって女の人の戦闘服みたいな感じすんじゃん?
自信なさそうでしょぼくれててもさ。
メイクで綺麗になると、表情も全然違ってさ。
明るくなったり、幸せそうだったり、自信を身に着けてみえたりさ。
そう言うのが好きなんだよな……。
自信に満ちた人ってかっこよくない?
だーかーらー。快斗も、俺の前で自虐的に卑屈に笑うの禁止なー。応援はすっから。
[くそ。語っちまったぜ恥ずかしい。
しかしあんな表情>>282をさせたのは俺な訳で。
出来るだけのことはするとも、ああ、するともさ。*]
[これでよし、と軽い足取り校舎を後にする。
反応がなかったらその時は渋々食べ□グを検索すればいいだけだけど、食べ□グってあんまり信用出来ないんだよねという持論があるからなかなか難しいのだ。]*
甘いものか辛いものか……
わたしはどっちもだいじょうぶなの。
ケーキ……
うん、いいと思うの。
[うなずいて。
場所は知っててもその洋菓子店は行ったことがないし、もちろんイートインで一緒に食べる経験なんてないし。
ちなみに自分の経験はワオンの食料品コーナーにおいて月末頃の週末だけ出るケーキバイキングぐらい。*]
いやー、なんてーか、せめて笑える方向でいこうと・・・だな?
…すまん、すまん。これ以上はやめておく。
[勝手な想像なんてしたのを余一>>294に素直に謝ってやめることにした
それに突き詰めるとむなしくなってしまうしな!
だが不器用ながら励ますような言葉には自虐ではない笑みへと変えつつ]
ほう、戦闘服か。いい表現だな。にしても……ふはっ。
[言いかけたことはやめておこう。なんとなく余一>>296のやつ照れそうだしな。]
そこまで卑屈になったつもりもないんだが、単に想像できないしな。…結局一年後も女っ気のない駄弁ってるほうがまだ想像がつく。
[そこは単なる経験不足としていった*]
んだよ。言いかけてやめんなよ。気になんだろ。
[ぶっきらぼうに言ったのは既に照れてる。]
あー。それは俺もだわ。
ふつーに3年後もお前らとだべってそう。
え?つか、お前らに彼女出来たら、俺一人になるんじゃね?
[なんて言うと、おどけたように笑った。*]
よっし、決まりだ!
[さて、もう一度、一葉を探す。
まぁ彼女が居たとしても此処で正面から誘うという選択肢を選ぶことはない。
恵奈乃とともに教室を出てから。]
ね、かずちゃん誘ってみていい?
[了承を得られたなら。
強引さと粘りで手に入れたアドレスに、
『おつかれさま〜。
突然だけど、洋菓子のアリスってお店知ってる?
今から一緒に行かない? 落ち合わない?
断りたければオススメのケーキを教えたまえ。
なんてね(てへぺろ顔文字)]
色んな意味でゴーイングマイウェイなメールを送信ポチり。]
[既読無視でなければいいなぁ。
今までこういう風に誘ったことも2.3度くらいはあるだろうが、珍しいことであるはず。]
お待たせ、えなのん。
ゆっくり歩いて行こうぞー。
[廊下をてくてく。
人はもう疎らになってきている。
少し前を歩く女生徒>>297もまた、美味しいお店を求めているとエスパーできるわけもなく、何事もなければ学園を出て洋菓子店への道を行くか。
途中寄り道するなら、ついていくよ。]
こういう風にお友達とお茶して帰るって、よく考えたら、あまりしたことなかったかも。
なんだか面白いね。
えなのんも、そんな感じ?なの?
[お店詳しくないみたいだったし。
そうなのかな?と顔を覗き込んでみた。*]
かずちゃん?
……いいけど。
[教室を出てからそんな話を振られたので、「かずちゃん」が誰なのか見当がつかなかった。
もともと友達もいない身で、ミコトは特例中の特例といえる存在だからこうして付き合っているわけだが……そこからさらに知らない人を呼ばれるのは正直気が進まなかったのだが、自分にはミコトの笑顔を奪う選択肢が無いのも確かで。
――で、もし一葉が現れたらまだ知っている人という意味でとてもほっとしたろうか。
そう、他人の名前を字面でしか覚えていないから、一葉をミコト式に呼ぶなら「いっちゃん」になってしまうのだ。
読み仮名も覚えよう自分。]
[お。流された。]
いやー。わかんねーぞ?
女が出来ると男は豹変したりするらしいからなー。
[恋愛偏差値22が語っております。]
つか、腹膨れたわ。
航は3枚目行くのか?
[まあ、これおやつだし、家でしっかり飯食うけどな。
信至のほーふとかも聞けたりしたんだろうか。
だらだらとおしゃべりしつつ、美味しいお好み焼きを堪能するのであった。**]
/*
強引にふたりとも誘おうとしてすみませんー!
でも片方だけ誘うよりそうしたかったんだ…ワガママしてすまないですよ。
/*
須合恵奈乃さんが本当独特ですごいんですけどw
つか世亜比無中、マジで女子との接点がなくて。
俺は楽しいけど申し訳無いです。
(言い訳させてくれ!夕方には合格発表だと思ってたんや!!)
わたしは……友達いないし、お茶して帰ることも無いの。
でも、面白いのはわかるの。
[背が一回り小さい自分の、その顔をわざわざ覗き込んでくれるミコト。
伏し目になったらさらに低い姿勢をとらせることになるから、見られた視線にはちゃんと合わせる……右目しか出していないのを申し訳なくおもったことなど今までなかったのに。]
面白いね…ほんと。
[友達とお茶する話ならば、店に向かう途中はまだ始まっていない状態だけれど。
でもあらためてもう一言。*]
今考えたらアレも、"そういう相手"っていう機会だったんじゃないか?試験前に来た子な。
[今更そんなこと思い当たるのが、恋愛偏差値低い勢の悲しいところ。そこでさらに思い出したのが]
そういや今日な、怪我した受験生の女性助けたな。
いや、俺がいなくても別に助かったとは思うけどな。
[気づいたのが自分が近かったとかめぐり合わせなのだろう
不謹慎なものは、写真でもとってしまうやつもいそうだが、そういうのをさせる隙もない位置だったのもあるのは幸いか。
名前も聞いてないし、顔も碌にみてないけどな。
ん?救助中にそんなこと考えないから仕方ないだろ。
[無事引き上げることとか。二次災害にならないとか、怪我の具合とか。そんなのみてたしなー。というように今日あったことを思い返すようなことを口にして]
人が増えれば繋がりも増えるんだろーな。
[過疎中学校とは違いそうだ。とは改めて思うのであった。]
[その後はつるむ形で帰宅をしていったか。
合格発表が終わればもっと気楽になるだろうし、下手したら残念会ともなるだろうが、その時はまた遊びにいくか。なんてこともいったかもしれない**]
へ? 友達いないの?
いるじゃん?
[とりあえずミコトがいますよ!
なんて、笑って自分を指差ししてみせて。]
あのさ、突然他の人も呼ぶの許してくれて、ありがとね。
えなのんともお茶したかったし、そこに、かずちゃんも居たらどんな風かなって、ワクワクしちゃったんだよね。
まぁかずちゃんは来てくれるか分かんないけど。
ふへへー。
[相変わらず渾名説明なしの不親切。
でも、こういう誘う時のあれこれって繊細に気持ちが動くと分かるから、お礼は言いたかった。
ちゃんと伝わるかは自信ないけれど。]
[それなりに歩き慣れた道。
でも、1人じゃなければ、新たな発見もある。]
あ、あれあれ。
この辺で評判のお好み焼き屋。
今日も繁盛してそうだねー。
[とか。]
えなのんは、ケーキにはコーヒー派? 紅茶派?
まさかの第3の選択肢?
[とか。
ゆっくり歩きながらのお喋りは楽しくて、本来のケーキを食べる目的が霞みそうだった。**]
/*
明日からは本来の目的(異性と会話)をがんばれたら。っていう所存
後、残り二人の男子を適当に巻き込まないとだな。っていう気持ち
入りづらかったら申し訳ないしな・・!
[ミコトが指すお好み焼き屋を見て軽くうなずいて]
おととし行ったことがあるの。
綺麗な店員さんがいたの……結婚とかしてるのかな。
[数少ない知り得た情報を供出したり……まさか今朝会った男子たちがそこに居るってことまでは見抜けなかったが。]
今までそんなに本格的にケーキ食べてなかったけど……
[無意識に前髪の中の左目を指でこすりながら]
紅茶、かな
きっと
いい「まさか」も探してみたいけど……
[なんて答えたり。]
/*
洋菓子アリス 生天目(予定) 須合 雲母
お好み焼き 望月 脇坂 大城 藍葉 寅丸 香西
帰宅済? 九鬼
未決定 夕莉
…合ってる?お好み焼き多い?
── 合格発表までの間 ──
[別に早起きは苦じゃねーから。くぁっと欠伸の一つでもかましながら、信至に強請って海釣り体験などしてみたり。]
あー。海いーわー。
[ぼけーっと海を見てたら、魚に何度か餌を取られた。
釣った魚、猫とのふれあいにも使いたいが、自分も食ってみたい。
信至は料理とかするんだろうか。
せっかくだから、捌くのやら調理法やら教えてもらいてーんだけど。いや、信至なら知ってそーだなーって。
ヤツに断られなければ、家に押し掛けてボスに傷を作られつつ魚を食ったりしたいもんだ。]
ーーーーーーーーーーーーーー
はっしぃ @luckbridge
@YuriNana1224
試験お疲れ様!私も不安だなぁ…(/ _ ; )
私は家近くないけど、神楼タワーから駅側に歩いた方にある喫茶店、ちょっと隠れ家チックでいいみたいだよ!
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[疲れは残ってたけど、何となくちょっと遠回りしてから帰ろっかなって歩きながら何となくスマホを弄っていた。
神楼って単語で検索したら、受験した人出てくるかなぁと思ってSNSを開いたら。まずTLに流れてきてた。
相互フォローだったかな?どうだったかな?
いっぱい呟いてるの、見ていて楽しいなって。
私は…楽しかったこととかを日記みたいにポツポツ書いていた。リプライは普段そんなに多くはないけど、今日は何だか何時もと違う気分だった。]
【ナレーション】
受験生たちが全力を尽くした入学試験も終わり、本日は合格発表の日です。悲喜こもごもの舞台は、神楼学園。
学生たちが集まると、掲示板に合格者の名前が発表されます。
見事合格となりますと、その場で受付をして、晴れて神楼学園の生徒となります。
【合格発表会場】
[合格者受付と書かれた看板の下で受付をしている。>>4で声を掛けてきた副担任にも、一緒に受付をするように伝えてあるので、多分、彼女もまもなくやってくるであろう]
はい、おめでとう。
合格者は、こちらで受付をしてくださいね。
[そう言って、次々とやってくる合格者をテキパキと捌いていく。もし、校内見学が可能か聞かれれば、どうぞご自由にと伝えることだろう**]
/*
頭痛すぎたので早めに寝たんだけど隣が4時だか5時くらいでもずっとうるさくて起こされたよ……
そして起こされたはいいもののその声と振動が脳に響くレベルで痛いとかいう悲しみ。あかんやんけぇ……
お好み焼き屋 神野弥生 が、姿を消しちゃったよ。
茶屋 アリス が見物しにやってきました。
茶屋 アリスは、恋の応援団 になっちゃおうかな〜。
−洋菓子のアリス−
〜洋菓子のアリス 春のいちごのケーキ祭〜
いらっしゃいませ〜♪
1.まるごとイチゴタルト
2.イチゴショート
3.プリンセス(ココアスポンジにイチゴと生クリームをサンドしたショートケーキ)
4.イチゴのババロア
5.イチゴのチーズケーキ
6.イチゴのウエディングケーキ(2m高)
どちらがよろしいですか〜?
ちなみに、アリス本店は、世亜比無中の前にあります。
ここは、支店。アリスが店長です〜♪
[アリスが店長で大丈夫か? 大丈夫だ問題ない]
── 合格発表までの間 ──
え、マジでやんの?
んじゃ竿とかは用意しとっけど。ボウズだと猫寄ってこないから、頑張ってな。
[>>313春の麗らかな日、そんなわけで釣りに出かけたのだった。竿を海へと回せば、いい手ごたえが返ってくる]
……まーたタコだよ。漁協のおっちゃんに一声かけてくるからちっくら待ってな。後で食おうぜ。
[タコを手早く締めつつ、余一の方をうかがう。店の食材に化けることもあるので、締めたり捌いたりはだいぶんうまくなったのだ。もちろん、漁業権的な意味でやり過ぎない程度に本業の人と仲良くやりつつの日々なのだが]
ガンガン釣ってくれよなー、そしたら親父とおふくろも喜ぶし。
[そのまま家に招き入れるつもり満々なのだった]
─ 合格者受付 ─
[ナタリアと共に合格者に必要書類などが入った封筒を渡していく]
合格おめでとうございます。
はい、これが必要書類ですねー
[今年の新入生は成長が早い子が多いのだろうか、上を向く角度がきついように感じていた。**]
[タコだ。釣りってタコも釣れるんだ。]
刺身くいてー。タコ刺し。
[絞め方ガン見しつつ。じゅるり。うまそう。
刺身ではタコ刺しがいっちゃん好きだ。]
あー。お前んち定食屋だもんなー。
すげー。自給自足しとる。
[勝手に飯食って帰ろうと心に決めて。
実際図々しく家に上がり込んだ後、店で大盛飯食べてから帰宅したのだった。
因みにその日の俺の戦果36なり。*]
── 食事処 香さゐ ──
[カウンターのみ、10席程度の小さな店は、親父の夢だったらしい。
メニューはお任せのみ、その時手に入った食材のみで定食を出す。
昼はややリーズナブルに、夜は仕事上がりの世亜中の教師が飲みに来たりする、そんな店]
『お? いいぞ、たらふく食ってってくれ! 信至とよろしくな!』
[タコは刺しにして、てんぷらにして、しゃぶしゃぶにして食った。
その他二人の釣果をたらふく食べた──食べたのだ!
最後に裏でボス──店を経営している都合、表側には露出しないよう気を付けている──のご機嫌チャレンジ47をして終了と相成ったはずである。余一がみみずばれを作らずにすんだかは運命のみぞ知る*]
―― 試験日の後 ――
[ 試験が終わった後は、すぐさま席を立ち、教室を後にした。
かと言って、家に帰っても何かすることがあるわけでもなかったのだが。
早々に自宅に戻り、着替えた後、スマホの電源をつけると、誰かからメッセージ >>301 が届いていた。そう言えば、アドレスを教えてあったのだった。最初は断っていたのだが、何度もしつこく聞くものだから、こちらが折れた結果だった ]
.....。
[ 読んだ後、スマホをベッドに投げて、しばらく呆けていたが、改めてスマホの画面を再確認。返事をするかどうか迷った。今までのメッセージにほとんど答えたことがない。
返事したことあったのは、ほんの数回。覚えているのはあの時だけ... ]
別に、他の人誘えばいいのに...。
[ 雲母のことだ、友達ならいくらでもいるだろうに。多分、今日は須合を誘っていることはなんとなく分かる。
長考の後、できるだけ短めに返答を送る ]
『アリスの店は、まるごとイチゴタルトが一番ウマイ。
隠しメニューにファーストフラッシュがある』
[ できるだけ簡潔にまとめたつもりだったが、思ったより長くなってしまった。今まで送ったメッセージの中では一番長いだろう。
家庭教師がよく手土産に持ってくるので、まるごとイチゴタルトが絶品なのは知っていた。
隠しメニューは一度だけ本店に家族で訪れた時に出してもらった記憶がある。今もあるかどうかは分からないが。ずいぶん昔のことだから。
本当はそこまで書けばいいのだろうが、どこまでどうやって伝えればいいのかが分からない。だから、肝心の部分だけを言葉にして送る。
いや、一番肝心な部分は書かない。つまり、今日は一緒には行かないということを。雲母なら、察するだろうと、勝手な推測で* ]
― 合格発表の日の朝 ―
[場留多駅に向かって歩いていると、同じ部活だった奴らと遭遇した。]
はよーっす
[ことさら明るく笑顔で挨拶してみる。
が、相手集団は誰お前、といった顔でこちらを一瞥しただけで通り過ぎていった。
心の中でため息をついて
駅まで一気に、走った。*]
まさか、を探すの楽しそう。
個人的にモンブランには緑茶が絶対合うと思うの。
[ちょっと意外性には欠けるかな?
ぶっ飛んだ組み合わせも考えてみたいね。
そんなこんな、劇的な盛り上がりはなくとも、穏やかなやり取りは止まることなく。
気がつけば洋菓子店の前に着いていた。]
ー合格発表の日ー
……よし。
[合格発表、一緒に見にいこうって友達に誘ってもらったんだけど、結局一人で行くことに。だって、落ちてたら慰めることは出来るけど、それ以上のことは出来ないから。
落ち込んだ時に必要なのって、自分でそれを受け止めることって。お母さんも言っていたから。
だから、自分の受験番号を確認したらほっと息をつく。
そうしていたら、何だかため息をつく男の子>>323の姿。]
(そうだよね、落ちる人もいるんだもんね)
[あんまり喜びすぎるのもよくないねって、息を吐いて。
合格者受付の列に並ぼうと思ったら…なんとその彼も並ぶじゃありませんか。]
[そして私のすぐ前で、何だかぼーっと突っ立っている。
青い空に桜の花びらの中、整った顔をしている人だから確かに映えるようにも思う。]
ホッとしたら疲れちゃいましたか?
[私はいいけれど、周りの人は迷惑だよね。
そう意を決して、ちょっと声をかけてみることに*]
そうなんだ。
[かずちゃんが来られないと聞いてちょっと残念にも思うし、ほっともしている。
今とても自分がよくわからない。]
…………。
[隠しメニューの話を聞き。
アリスの本当の隠しメニューはもっと次元が違う物凄さがあると左目が告げているが黙っておくことにした。
あれは引っ張り出してはいけないものだ。]
あ、すみません。
ふたりでイートイン、お願いできますか?
[窓際の2人席に案内してもらう。]
私はまるごといちごタルトと、コーヒーかな。
えなのん、どーする?
[恵奈乃が決まったようなら注文することだろう。
こうやって友人と向かい合って甘いものを囲む――招かれたパーティだったり、お茶会だったり、もちろん経験がないことはないが。
なんだかちょっと、新鮮な気分だった。
自然とニコニコ、笑みが浮かぶ。
きっとケーキも美味しい。
楽しい時間が過ごせるのは、きっと確かなこと。]
…なに、これ。
[ジャンボとかビッグとか巨大さを誇る表現があるけれど。
それでは形容できない大きさのケーキがメニュー表にあった。
――どうやらウェディングケーキらしい。]
…………要るもの、じゃないの。
[学校帰りに食べるものとしても、これからとしても。
でもなんで目についたのだろう? 前髪を揺らすように小さく首を振った。]
── 合格発表の日 会場 ──
[今日も今日とてクーラーボックスを引っ提げての入場であった。
ちなみに本日の釣果はクロダイ大盛。こりゃめで鯛の前祝いってことできっと受かってるんだろう。たぶん。]
ちょいさちょいさどこかいな、っと……
[若干の磯臭さを周辺にまき散らしつつ、発表の掲示板へと歩みよる。
他の知り合い面々と誘い合わせていくことも考えたが、結局釣っていたのでしょうがない。見回せば周囲に既にいるかもしれないが]
お。あれかな?
[がさごそと受験票を鞄から取り出し、掲示板の数字とためつすがめつ。誤植ではなさそうなのを確認してから、そのまま人込みから離れて近くの桜の木の根元のあたりまで移動しておく。いや、この格好だとさすがに迷惑だろ? 臭いきついし邪魔だし*]
[いくら何でもウェディングケーキは食べられないし頼む需要もない。
とりあえず悩む心配の無いいちごショートと紅茶に変更して席に。
隠しメニューは…うん、自力で頼むのは難しかった。]
イートインで食べますって言う方が凄いと思うの。
持ち帰りは……結婚でもしないと頼むことないの。
そんな未来もないし。
[フォークでいちごを突つきつつもさっきのインパクトが頭から離れなくて。
おかげで話題には事欠かないが。]
いえいえ。
[>>339 慌てて隙間を埋めるのについていって。振り向いた男の子…脇坂くんにクスリと一つ笑みを。]
脇坂くんね、私は吉橋ひよりと言います。初めまして。
んー、脇坂くんも合格おめでとうございます。
[ため息をついた姿を見てしまっているので、嬉しくない理由があるかもしれないとは想像しながらも。でも、普通におめでとうって言うしかないかなと。]
脇坂くんはそれって染めてるんですか?
[また違う気になったことを尋ねてみた。
声色に責める色は篭ってないつもりで、ただじぃっとその髪を見つめている。
下から見上げるもん、生え際とかまで見えないしね*]
イートインでウェディングケーキって、つまり此処で結婚式するということになるのでは……?
[もぐもぐ。
いちごの甘酸っぱさとカスタードの円やかさ。
タルト生地のサクサク感が堪らない。]
えー。
決めつけ、よくない。
未来なんてちょっとしたことで変わるもんだって。
交差点で人とぶつかるとかさ。
[そもそも未来って予測可能なのかな?と思ったりもするが、恵奈乃ならそんな台詞もなんとなく受け入れられてしまう不思議。]
初めまして。吉橋さん。
ありがと。
[まさか溜息を見られていたとは思わず。
当たり前に礼を返すと、髪の毛を尋ねられた。]
これ?
ああ、染めてる。
染めるっつーか、脱色?
吉橋さんは地毛?
肌も白いもんな。化粧映えしそう。
あ、敬語いらねーよ?同じ学年だし。
[なんかナチュラルに聞かれたからナチュラルに返して。
きめ細やかな白い肌にチーク映えそうとか思ってた。*]
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