情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新
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[ 胸ポケットに入れたもうひとつ増えたお守り。ポケットの外側からそーっと触れる。人の情けが身に染みる。
側溝に突っ込んだ時にも、いろんな人が助けてくれた。動転していてきちんとお礼を言えていなかったから、会えたらお礼を言いたいと思う。
足首を捻挫した右脚の膝をそっと擦る。試験が終わったら医者に行くように養護教諭に言われているから、今日お礼を言うのは無理かもしれない。入学できれば、お礼を言う機会ができる可能性はあるから、実力以上に頑張ろうと思う ]
── 学校 ──
[ほどなく、会場に到着。自転車はその辺に適当に、クーラーボックスとついでに鞄は手持ちで教室へ。
もしクーラーボックスの持ち込みが指摘されたら、受験中は教室の後ろにでも置いておいてもらうよう交渉でもしただろう。
花より団子(釣り)だったかもしれない恋愛偏差値、59]
ちーっす。
[教室内に知り合いがいれば、軽く声でもかけたことだろう*]
[余市に対していっているともいえなかったので、堪えている>>82のは無自覚であった。
ただ雰囲気が少し違うというのがわかる程度には付き合いはある。
とはいえ、する、しない以前に、それを深く向き合うのをこんな場所でする気はないので]
部活かー。余市は背が高いしそれを活かしてもいいかもだが、……青春なぁ。
[青春と、時にそれを総まとめにした言葉があるが、いまいちそれが理解できないお年頃]
ま、高校生だから……ってのに拘らずにやりたいことを見つけてやってみる。ってのはいいよな。
[現状は、常と違う余市>>84の態度を掘り下げない程度に緩いまとめ。ともいうし、先送りともいうような言葉を選んでおいて]
ところで、ここは快斗はどうなんだ。とか聞く場面じゃないか?
[といって]
まあ俺はな。そうだなー。とりあえずバイトOKだったしてみようとは思うなー。勉強はちょっとがんばりたい分野もあるからそれかね。部活は今回はパスするかもだなー。
[聞かれずに答えた。具体的にどうこうってのは自分自身も悩ましく思ったが、まあ少し空気は変わる程度にはしゃべったのであった*]
/*
とりあえず入村だけしとこうの精神。
ちょっとヘロヘロしてるんです。
チップはあれだよ、メガネいなかったのでってくらいで。
[女子は明るい顔で手を振り返して来て。
返って来た口パクは…………
英語???
完全に理解不能だった。
ここは結構校舎の外れだし、中学別に教室が振り分けられて居るとするならば……
外国人留学生枠だな!!!
完璧なるひらめきに気を良くして、多大なる勘違いを残したまま初会合は終了した。*]
――1階・購買――
[金髪仲間さんとの交流の後、漸く目的地へ。
(彼もお友達と話している途中に見えたし、いくらなんでも乱入することはしませんよ)
テストまでまだ時間があるとはいえ、試験開始間際に何買うか迷ってるって、どうなんだろう。
でも今更焦っても仕方ない。うん。
顎に指を添え、ラインナップを眺める。]
ここは、眠くならないようにブラックコーヒー?
それか糖分補給のためのココア?
いや、選ばれたのは綾◯でいくか……!
[とりあえず鞄を探る。
眉を寄せ、ポケットを探る。
一応、地面を見下ろす。
うん、小銭も、――財布も落ちてない。*]
[こういうところ、叶わないよなって思う。
快斗の明るい言葉に、笑みを浮かべて。]
なんだよ。頑張りたい分野の勉強って。
後で聞かせろや。
[なんて笑いながら。]
俺もバイトしたいんだけどなー。
部活と友達付き合い優先させるよう釘さされててさ。
仕方無いから、筋トレできそうな部活にするわ。
もうちょい体重増やしたい。
目指せかめはめ波?
[笑って居れば、自分より重役出勤者が現れたらしい。]
【発言禁止時間につきまして】
ちなみに、今晩の発言禁止時間につきましては、wikiの規定(金・土・祝日の前日は27:00(3:00AM)〜翌8:00AM)より、27:00(3:00AM)〜翌8:00AMといたします。
※昨夜も同じアナウンスしましたが、金曜日と勘違いしてました。すみませんでした。
コアズレの方は、メモにてお知らせください。調整いたします。
信至、ちーっす。
俺より重役出勤とは余裕だなぁ。
試験終わったらお好み焼き食って帰らね?
[唐突に帰りの予定を入れようとする男。*]
そうかもねぇ…
[あれ、ほのちゃんにまたむぎゅうされてた。同じ場留多のみんなだし大丈夫じゃない?と、ちょっと気が抜けてたかも。
恋愛?ほのちゃんとかみんなが一緒にいてくれたから、男の子とはそんなに話してなかったかもねぇ…苦手ではないよ?]
― 会場前 >>31 ―
[斬新というより字面でしか名前を覚えていなかったせいだが、喜んでくれたようだしきっと合っているのだろう。]
英語がわからなかったら、英語より良いもの書けばいいって聞いたの。
頑張ったらきっとわかってもらえるの。
[右手の先のあたたかさを感じれば、何やら握らされたもよう。
それが何かというよりその手自体がきっとあたりに違いない。
ちらりと向けた目線の先でミコトは飴を頬張っていたようだが、対象的に自分はチョコを口にすることなくそのまま握り込んでいて。]
……うん、またね
[飲み物を調達したがったミコトを廊下の向こうまで見やってから、ひとり歩きだした。]
よし。んじゃ帰りはお好み焼きな。
その店が旨いかどうかは知らん!!!
[さらりと爆弾発言しつつ、お好み焼きでまずい店を俺は知らない。]
あ、信至。今度猫触らせて。
[もふもふは癒し。これ試験に出るよ?]
― 1−B前 ―
……。
…………。
………………。
[クラス表札を見上げる。
前髪の中に手をやって、左目をちょっと落ち着かせる。
感じ取ったものに、右手がきゅっと締まる。]
――ここ、合ってる。
[伝え聞いたのはここだったし、今また感じたのもここだった。
"1−B"がそういうものなのは間違いない。
何もなければ、からりとドアを開けて中に入って行くことになるだろう。
問題は、いくら1−Bが運命の地であろうとも、この教室は資門中から受験する集団の試験会場ではないということである……この制服の子が受けるのはここじゃないよとは明白で。
いろいろ視えてしまったせいか、さっきあれだけ見て確認したことをすっかり忘れてしまったようである。**]
信至が到着したって事はそろそろ試験か?
俺も席に座るかねー。
俺の席どこだ?
[未だ鞄持ったまま喋ってた男は、漸く受験票を取り出して席を探して座ったのであった。**]
−閑話休題−
[ さて、ひかりんにそう絡んだ私だけど
私の肝心な恋愛偏差値は大体53。
中学校では夕莉は彼氏を取っかえ引っ
変えしてるなんて噂はたったことがある
けど所詮は噂。真っ赤な嘘でしかない。
だって部活が忙しかったし
バドミントン部はガチガチだったから
練習三昧だったしね。
でもおかげで2年生の時には中総体で
優勝できたから私はそれでいいの。 ]
−閑話休題−
[ さて、ひかりんにそう絡んだ私だけど
私の肝心な恋愛偏差値は大体43。
中学校では夕莉は彼氏を取っかえ引っ
変えしてるなんて噂はたったことがある
けど所詮は噂。真っ赤な嘘でしかない。
だって部活が忙しかったし
バドミントン部はガチガチだったから
練習三昧だったしね。
でもおかげで2年生の時には中総体で
賞状貰えたから私はそれでいいの。 ]
−閑話休題−
[ さて、ひかりんにそう絡んだ私だけど
私の肝心な恋愛偏差値は大体53。
中学校では夕莉は彼氏を取っかえ引っ
変えしてるなんて噂はたったことがある
けど所詮は噂。真っ赤な嘘でしかない。
だって部活が忙しかったし
バドミントン部はガチガチだったから
練習三昧だったしね。
でもおかげで2年生の時には中総体で
賞状貰えたから私はそれでいいの。 ]*
── 1−B ──
[1−Bは世亜比無が貰ったぜ!!
女3人で姦しい。野郎3人だと?な会話を繰り広げて居れば、教室に乱入者が。
世亜比無の過疎具合を舐めちゃいけない。
一目で分かる他校女子!!]
えーっと……
会場間違えてない?
ここ、世亜比無中の連中しかいないけど。
[席を立ったら威圧してしまいそうだったが、席に座ったまま声をかけるのも感じ悪かったかもしれない。
しかし何をやってもダメ出しされそうな見た目だった。*]
受験生 九鬼陽光は、ここまで読んだ。 ( B13 )
13人目、受験生 寅丸陽太 が顔を出したよ。
受験生 寅丸陽太は、男のコ になっちゃおうかな〜。
── 朝、自宅 ──
[ピピピピ、ピピピ、ピ。
朝を告げる電子音が止まること、数秒後。]
ぎゃああああ! 寝坊した!!
[俺は馴染んだ4(5)中学の制服を着こみながら、階段を駆け下りていた。]
姉ちゃん洗面所貸して!
ちげーよ、デートじゃねぇよっ
俺今日受験だっての!
はあ? 勿論受けますー受かりますー!
模試だって84%できてたし…
あーっつかもう時間ねぇじゃん!
[運悪く洗面所を占拠していた姉を推し退けることなど、弟の分際でできるはずもなく。
後頭部に寝癖をつけたまま、自室へ駆け戻れば鞄をひっつかみ、玄関へ猛ダッシュ。
母親の心配と応援の声を背に、自転車で走り出した。*]
.........ん?あ、うちの学校の人
じゃなくて知らない人?
[ てっきりいままで気になってた人が
受験に来たとか、そういう感じだと
思ってた。
これはまいった。予想外だ。
事情を聞かされれば驚いた様に ]
ほぇー...いい人そうだね
じゃあ頑張って受かって
お礼言わなきゃだ!
[ 恋みたいなノリで話してごめんね
と一言謝るとそんな応援をするのだ。 ]
/*
受験を中学毎でわける意味がわかりません。同中縁故がある所が更に絡む意味がよく…わかりません。2階と3階に一部屋ずつ受験用の部屋があって、そのどちらに行くかってことかと思っていたのですが。リアルじゃ2部屋じゃ足りないと思いますけど、…
[制服の違い以前に、仮に同じ制服であったとしても、過疎な世亜比無では面が割れてしまうのだ。なんの気はなく過ごして友達がそこそこで、恋愛偏差値なんてあろうがなかろうが、隠し通せるものではない。
ちょっとしたことが、全てご近所に伝わる恐怖を味わえる。それが世亜比無中学]
こいつの言う通り。どうも試験は同じ中学で集められているみたいだから違うと思うんだが……スカスカすぎて他の教室埋まってるからこっち。ってなったんじゃない限りね。
それか、何か用事かな?
[余一>>120がいるので不要かもしれないが、一応というような付け加えて、見慣れない女性>>117へといった*]
/*
世亜比無の過疎ぶりがすごいw
そして今回も三羽烏が揃っているwww
そしてさらに自分のキャラはそういうのに縁がないwww
受験生 九鬼陽光は、ここまで読んだ。 ( B14 )
── 神楼学園前 ──
……ま、に…あったぁ……。
[見えてきた校門に自転車を降りれば、ゼェゼェと切れた息を整える。
まさか、中学三年間運動部で鍛えた体力と脚力に感謝する日がやってくるとは。
白い飛行機雲が横切る空の下。
続々と校門をくぐっていく、色とりどりの制服を着た受験生らを見たなら、深呼吸をひとつ。
よし、と気合を入れて背筋を伸ばした。
普段の成績は中の下くらいであろうとも。
無駄に運がいいヤマ当てで模試の成績も84%と上々。
ここは何がなんでも受かって姉ちゃんを見返してやる。
そしてかわいい彼女を作って高校生活を謳歌するんだ!
と、無駄な気合まで入れ直す俺は、姉に言わせれば恋愛偏差値11らしい。]
[恋愛偏差値なにそれおいしいの?
まあ、それはさておき。]
えーと駐輪場は、と。
あれ、ここ置いていいのかな。
[見つけたのは、先に置かれた自転車。>>91
並べるように止めながら、すん、と小さく鼻を鳴らした。
なんか磯臭い?海が近いからか?
もう一度横の自転車を見れば、見慣れない用具が据え付けられていてまじまじと見入る。>>80]
釣り……魚……、あー腹減った……。
[食いはぐれた朝食を思い出して、ぐぅ、と腹が鳴った。
このまま教室に行ったら、試験中に鳴る。絶対鳴る。]
飲み物買う時間くらいある、よな?
[何も腹に入れないよりはマシだろう。*]
あと男女各1名様の入村をお待ちしております。
全員の入村が確認できましたら、合格発表に入りたいと思います。
よろしくお願いします。
/*
しまった。1−Bを世亜比無中がとるのはまずかったか?
しかし世亜比無中には男子しかいないのだ!
女子が!貴重な女子としゃべる機会が欲しかった!
と、中の人が供述しており……(中の人などいない!!
/*
よく見たらみんなもう寝てるじゃんね!
キングダムが面白くてつい全部読み切っちゃった☆
俺も寝ます。おやすみなさーい。
――購買前→――
ジュースが買えなければ水道水を飲めばいいのよ。
うん、そういうこと……。
[自動販売機から撤退する。
運良く友人が通りかかったらお金を借りる手があったが、そう上手くはいかないもの。
ふらり、ふらり。
さすがにまだお腹は空いていないし、昼食は抜いてもどうにかなるけれど、男子だとそうはいかないのだろうなぁ。
お腹の音>>129が聞こえたわけでもないが。]
そろそろラストスパートかなー。
試験遅刻しない、大事。
[偉そうである。
玄関口から校門あたりを眺めて、大きく深呼吸。
合格してここの桜を見上げたいなぁ。
あ、飛行機雲だ。*]
― 1−B ―
[違和感を覚えなかったのは、意識が現実というか今になかったせいだろうか。
からりと開けて中に入れば、ざっと見渡してミコトを探す。
探す手がかりとして目についた"金"のところに近寄ってみれば――男子生徒で。>>120]
……?
おはよ。
[違和感を覚えなかったのは、その制服のせいだろう。
見覚えがあるというか、かつて見慣れていた制服だったから。
なので明らかに場違いなところに来てしまったという気付くポイントがないぶん、そもそも自分に話しかけられていると理解するのに時間がかかった。
何か声をかけられているなぐらいの感度で珍しく挨拶して、空いていた隣の席に座って。
複数方向(>>120 >>127)から話しかけられたことでようやく夢から覚めた。]
── 校内 ──
[案内図にあった購買を覗いてみれば、自販機の前には先客がいた。>>99
金髪に、外人か!?と固まったのも一瞬のこと。
聞こえてきた迷う声は紛れもない日本語で、ホッと胸を撫で下ろす。
見慣れない他校の制服だ。
ハーフかな。同中にはいない感じの女子だ。
少し離れた場所で様子を窺っていると、なんだか挙動がおかしい。
鞄を見たり、ポケットを探ったり、足元を見たり。
そのうち、諦めたのだろうか。>>130
自販機から離れていく姿を見送ってから、入れ代わりに自販機前へ。
ポケットから出した小銭を、チャリン、と鳴らして。]
…………。
[少し考えてから押したボタンは、ふたつ。
ひとつは腹に溜まりそうなココア。
そしてもうひとつは。]
……えっ!?
ここ……1−Bですよね?
[いつも半分寝ているような目が大きく開いて前髪が跳ねるぐらい大きく驚いて――でもまだ少し過去と未来に微睡んでいるのか、ポイントがずれたことを聞き返した。
ちなみに男3人だとむさくr……たばかるって読むらしいの。**]
[購買を出れば、教室に向かいながらきょろきょろと。
玄関口付近で、さっきの金髪を見つけた。彼女だ。
ふらりふらりと歩く様子に、ぎょっとする。細さも相俟って倒れるんじゃないかと慌てて。]
あの、すんません。
さっき自販機前にいたの。
もしかして、財布忘れたとか?
[勢いで声を掛けてから。
一拍置いて、ハッとする。]
いや、なんか見ててそんな感じだったから!
っつか、俺別に怪しいやつじゃないから。
受験の前に、なんか腹に溜まる飲み物ほしくて……
[ぐぅ、と盛大に腹が鳴った。
思わず片手で顔を覆う。
これで言い訳じゃないことは証明されるだろうけど、ちょっとどころじゃなく格好悪すぎるだろこのタイミング。]
[己の腹の虫を呪いながらため息をついて手を降ろし。
鞄の中から、さっき買った片方を引っ張り出した。]
まあ、そういうわけだから……はい、綾○。
腹減ったり、喉渇いてたら集中できないしさー。
お互い受験がんばろうな。
[罰の悪さを誤魔化すように、にかっと笑って彼女へ差し出してみようか。
受け取ってもらえなければ、そのまま俺の腹の足しになるだけだ。**]
ここは1−Bだけど……
仮にアンタの受験するクラスが1−Bだとして、席はそこであってんの?
一回受験票と机の番号確認してみ?
[どこか寝起きを彷彿とさせるその姿に。
机に肘をついて顎を乗せると、怪訝な顔でそちらを見詰めた。
理解出来ないようなら手を伸ばして、受験番号の置いてある紙をトントンと指すだろう。*]
14人目、受験生 大城航 が顔を出したよ。
受験生 大城航は、男のコ になっちゃおうかな〜。
――試験の日、なぜか2(5)中学の体育館にて――
[無造作に投げられたボールはゴールを揺らす、ことはなく。
ダンッ、と鈍い音を立ててバックボードに跳ねる。
ジャンプ一発、そのボールを空中でもぎ取るようにキャッチしてもう一度。
シュートをわざとゴールに入れず、跳ね返るボールをひたすら。
ボールがバックボードにあたる鈍い音と、バスケットシューズが床と擦れる甲高い音。
それだけが響く早朝の体育館。]
50セット終わり―っと。さてそろそろ行くかあ。
[隅においてあったタオルを足でけり上げながら、ひとりごちる。
受験の日だって言うのになにしてるって言われそうだから早いとこ退散しないとまずい。
まだ教師陣が来るには多少時間はあるはずだけど。]
練習しないと目が覚めねーんだからしょうがねえよなあ。
模試の時はおかげでひでぇ点だったし。
[それはお前がただのバスケ馬鹿だからだろっていわれれば言い返せないけどさ。
17%だった模試の結果を思い出して溜息。
忘れるようにぷるりと首を振って、手に持ったボールを無造作にゴールに放る。
放物線を描いたそれは、しゅぱっと音を立ててゴールに突き刺さった。]
/*
男子4人の漢字なんてきっと無い。
世亜比無中見事に男子しかいねーなwww
いやまだだ、まだ最後の女子が世亜比無中の可能性!
――試験会場の教室――
あ、ふ。
[制服を着崩して軽くランニング。神楼学園までならちょうどいい距離だわ、と思った俺があほだった。
欠伸がでる。ちょっと体動かしすぎた。]
おはよーっす。
[会場に見知った顔がいたかいなかったか。
まあどっちだとしてもやることはかわらないんけどな。とりあえず眠い。
机に突っ伏してぐったり眼を閉じるところから始めよう。
ま、こんな性格だから恋愛経験62とか言われるんだよなあ。
しょうがないじゃん女性人気は主将に全部持ってかれてたんだし。
なんてことを考えながらぼんやり**]
/*
やべー。流石バスケ部。
女子人気全部主将にもっていかれてなお62を誇る恋愛経験値。
これ、世亜比無中で一番高いんじゃね?
15人目、受験生 生天目一葉 が顔を出したよ。
受験生 生天目一葉は、女のコ になっちゃおうかな〜。
── 受験日前日 ──
[ 一葉は、自室で脇にエレキを抱えて、単調なリフをつま弾いていた。
机の上には「神楼学園受験票」と書かれた紙が一枚のみ。とても受験生とは思えない綺麗な机、いや、何もないと言った方がよいだろう。受験票のみがきっちりと真ん中に置かれている。
票には、受験番号355(500)]、3(5)中学、生天目一葉 と書かれている ]
だりぃ....。
[ 一葉は一言そう言って、ギターを下ろしてスタンドに立てかけた。
あの家庭教師に無理矢理連れていかれて受けた最終模試の結果は11%だったが、一葉にはあまり関係なかった。神楼学園の受験届だって、あの教師が勝手に出しただけだ。一葉は中卒のままでも構わなかった ]
どうせ、世間体なんだろうさ。
[ そう、呟くと、ベッドに寝転んだ。と同時にスマホが振動する。しばらく、放置した後、気怠そうにスマホを開く。案の定あの教師からだ。最後の確認だと言わんばかりに細々と明日の準備について書かれてある。 ]
わかってるって....。
[ そう言って、スマホをベッドの上に投げ捨てた ]
行けばいいんだろ、行けば。
[ 返答はしない。向こうもしないのは分かってるはず。不合格になるのは簡単だった。最終模試の時と同じように、ほぼ白紙で出せばいいだけだ。つまり、両親とあの教師への当てつけだ。
しかし、そうすれば、あの人たちは、また別の方法でとにかく一葉をどこかに押し込めるだろう。海外留学もありうる。 ]
いっそのこと、海外でも....。
[ 逃げるつもりではないが、いろいろなしがらみを見なくていいのかもと思わないでもない ]
だりぃ...。
[ もう一度同じ台詞を吐いて、そのまま右手を額に当てた ]
……そっち?
こっち?
[声をかけてくれた2人のところかと、受験番号やら名前やら顔写真やらが載った自分の受験票をびらりと見せた。
資門中は最寄りということもあり受験者が多く、会場は複数クラスにまたがっている。
彼女の壮絶な勘違いはそういう理由もあったか。
なおミコトも同じ教室かは知らない。
ちなみに彼女の番号の会場は……3(3)年+パー+組。(グー:A チョキ:B パー:C *]
【業務連絡】
満員御礼ありがとうございます。
つきましては、点呼を取りたいと思いますので、wikiの方に入村確認にマークをお願いします。今日中で結構です。
また、今日の夕方くらいから合格発表に入りたいと思いますので、試験ロールは適当に済ませておいていただければ。
スムーズにいくようでしたら、そのまま前倒しスケジュールで進めます。
よろしくお願いします。
── 受験日当日 ──
[ 神楼学園は目と鼻の先だ。ギリギリまでベッドの上でウダウダしていた。朝から何度もスマホが振動しているが、無視していた。
しばらく時計とにらめっこした後、ぱっと立ち上がり、制服に着替える。資門中の制服を着るのもこれが最後かもしれない。中学では休みがちだったせいもあり、あまりくたびれた感じはない。
しかも、中学になってから毎年背が伸びたせいで中三の時に新調したせいもあるのだろう ]
だりぃ...。
[ 誰もいない玄関で靴を履き、玄関の扉を開き、鍵をかける。ふと前を向くと、家庭教師の男が玄関先で待ち構えていた ]
「 何度も電話したんだよ? 」
[ 心配そうに眼鏡の向こうから視線を送る。大学2年生だったか。いかにも真面目そうな男である。心配になって見に来たらしい ]
心配しなくても、行くよ。
[ 教師は神楼学園の正門まで着いてきた。どうせ両親に報告するためなのだろう ]
じゃ。
[ 一葉はそう言って、振り向きもせずに神楼学園の正門をくぐった。受験票と案内を交互に見やったあと、校内に入る。
指示された教室に入ると、薄っぺらい学生鞄を机の上の放り投げ、不機嫌そうな顔で席について、腕組みをした。周りに見知った顔はあったが、特にこちらからは声はかけないでいる ]
受験生 生天目一葉 は肩書きと名前を 不良 生天目一葉 に変えちゃったよ。
[ 不機嫌そうな顔、と周囲の生徒たちには思われているが、当の本人はそんな気はあまりない。不機嫌が常態化してしまっているため、自分でも気がつかないだけなのかもしれないが。
そんなこともあってか、中学の頃は、恋愛偏差値19%なとどの噂があったらしいが、本人は知る由もない]
だりぃ...。
[ すでに口癖になってしまったこの呟きも悪影響を与えているのかも知れない。そこはかとなく、人を近づけさせないオーラを放っているのだろう。しかも、学校をサボりがちだったのが更に拍車をかけていた。
かと言って、誰か声を掛ける者がいれば、それなりには対応することだろう* ]
/*
場留♂1♀1 世亜♂4 資門♀3 絵流♀2♂1
酷いランダム結果wめっちゃ寄ってるw
そして、下婁戸が一人もいない。まあ、ぼっちよりいいけど。
/*
当たり前過ぎて気づいてなかった。
平成から令和になる瞬間をこの村で過ごすことになるわけだ。
感慨深いものが・・・
/*
ちなみになかのひと、昭和から平成になるとき
ちょうど優滉たちと同じ年だったとか
(年がバレル?どうせみんな見るのはエピだから気にしねぇ)
[快斗と顔を見合わせて、受験票によれば須合恵奈乃に視線を戻す。]
いや、流石に他人の会場までは知らんけど……
アンタ。焦った方が良くね?
受験開始まであんま時間ないぜ。
その制服、資門だろ?
同中のヤツ見付けるなり、掲示再確認すんなりしねーと
受験も出来ずに落ちるぞ。
[落ちる。滑る。を、全く意に介さず告げてから。]
アンタ。この学校に来たくて受験すんじゃねーの?
別に落ちるのはアンタの勝手だけど。
そこの席は空けてやれよ。
その席で受験しなきゃなんねーヤツも居るんだし。
他人に迷惑かかんねー方法、選びなよ。
[話してる途中で、本気でこいつも落ちたがってるのか?と思えて来たので。
出て来た言葉は大層突き放したものとなった。*]
おーい。起きろー。航。
もうすぐ試験始まるぞー。
試験が終わったら、美味いお好み焼きが待ってるぞー。
[三人目は誘うのもめんどくさくなって、勝手に予定に組み込んだ。
来たく無かったらその場で断るだろ。**]
[そろそろ風が気持ちいい時期だなぁ。
でもまだちょっと寒いね。
後何より喉が渇いた……自覚するとダメなやつ……。
ぼんやりしていた意識を引き戻したのは、聞き覚えのない男子生徒の声>>134だった。
軽く目を瞬かせ、顔を見上げる。]
え、う、うん。
そうなの、お財布忘れちゃって。
[肯定してから。
つまりさっきの挙動を目撃されていたのかと把握すれば、さすがの自分でも少し恥ずかしい。
あちゃあ、と頬をかいたのだが。]
――、っ、もう腹ペコさん!
[彼のお腹の虫は元気みたい。
遠慮する暇もなく(初対面相手だったら一応、一応、少しは気をつける)思いっきり吹き出した。
格好悪いなんてとんでもない、楽しい。
それが伝わったか心配なところだが。]
まーまー。
勘違いはあらぁな。あと落ちるとかあんまりいうんじゃねえ俺に効く。今朝も埠頭で滑ったんだよ俺は。
[言いながら彼女の方にこちらも顔を向け]
でもマジで急いだほうがいいぞ?
航も来たってことはそろそろ始まんだろ。
廊下に会場の地図とか貼ってなかったけか?
[自分のことは棚に上げる発言しつつ*]
[彼の姿が人混みに紛れた後に気付くのだ。]
あ、名前聞いてない……!!
[また会える時まで、暫定。
“親切な綾◯さん”としておくことになった。*]
――3年C組教室――
そういえば……あれは教えてあげるべきだったのかな?
[先程の男子生徒の後頭部。
ぴょん、と跳ねてたソレ。
思い出して、“親切で寝癖な綾◯さん”に勝手に更新しておく。
そんなこんなで漸く教室へ。
ガラッと扉を開け、友人や顔見知りに手を振って挨拶して、自分の席を探してゆく。
あれ、えなのん居なくない?
お手洗いだろうか。
まさか違う階に突撃していると知る由もなく、んん、と眉を下げて思考する。
結構ぼんやり?してるところあるからなぁ。
もう少し経っても来なかったらメールしてみようか。
確かアドレスは交換してる、はず。]
[よっす、と片手を上げて挨拶を返す。>>154]
なんだ、ちがうのか。
って冗談だって。むくれんなよー。
[中学で入っていた部活はバスケ。
あまり強くもないチームだったから二年からレギュラーになれて、一応部長なんかもやったりして。
同じ屋内競技であるバド部の夕莉とは、体育館の使用のこととかで話すことが多かったし。>>119
本気で怒ってないことくらい、わかってるつもり。
砕けた笑みに、にししと笑い返しながら。]
っつーか、夕莉は復習しなくていいのかよ?
こないだの模試、俺より低かったんだろ。
あぶねーんじゃねぇの。
[律儀にノートを開いてる九鬼に感心する。
まさか彼女が1点だったとか思いもしない。*]
ばっかおめー、これは試合前の精神集中。
ここで寝たら何のためにセット練習してきたんだかわかりゃしねー。
[マイペースさでいえば俺の上を行く快斗>>151ほど肝太くないよ俺。
眼を閉じてすーはーと呼吸を深めにして。よし眠気飛んできた飛んできた]
え、しらねーの余一>>157。
試合開始のホイッスルまでに来てれば世亜中じゃセーフで拍手喝采だろ。
なにまさか時間前に準備とかしちゃうとむしろびっくりされるって習ったじゃねーか校長に。
[習ってない。そんなことは断じて習ってない。
だがそのほうが都合が良さそうなのしかいないのでそういうことにしておこう。
まったく快斗も余一も信至もマイペースだからな!]
おー、お好み焼き、いーな。
俺豚玉とミックスとイカ玉な。信至たちもくるんだろ?
[なにかかわいい女子と話し込んでいる級友>>160に、手がはえーなーと。]
/*
世亜比無中が男だらけになってるw
バド部と迷ったけど、せっかくだから部活の方も縁故なげられないかなとバスケ部にしました
[試験開始前の予鈴がなる。
試験会場には監督の教師がはいると、放送用のチャイムがなって]
おはようございます。
本日一限目は英語の試験です。
そして、最初の10分間はリスニングテストになっています。
現在この放送が聞こえない、聞き取りづらい、などありましたら
担当の先生に申し出てください。
くりかえします・・・
[かつて放送部だったので勝手知ったる放送室ではあったが、あの頃とは違った緊張感で、ゆっくり、はっきり言葉を発していく。]
以上です。
それでは・・・
Are You Ready?
Good luck with your exam!
[最後に一言、先輩からのエールを添えて放送を終えた。**]
おうよ、行く行く。
俺は豚とイカ玉ー。焼きそばあたりも行っとこうぜ。
[などと航に。早起きしてこれから頭も使うとなれば、腹が減ること間違いなし*]
/*
今回、ゲルト中学の生徒はいないのかー。
ヨアヒムとシモンは綺麗に男女分かれましたねw
ボーイズトークとガールズトーク、楽しみ。
/*
今回いつもにも増して中身隠すことをしていないので、勘のいい人にはもう透けてそう。
最初ト書きの雰囲気変えようかとも思ったのですが、そうするとロル書きに倍の時間かかるのですよ…
他にも透け透け陣営いるし、いいよね!
はーいはい。
またコンビニの肉まん奢らせる気だろ。
[部活終わりの買い食いって、なんであんなに美味いんだろうな。>>171
姉から借りた漫画に触発された勢いで、バスケを始めた三年前が懐かしい。
短絡的な男子中学生の部活選択など、そんなものである。
それは男子に人気の女子部活についても同様で。
テニス部やバドミントン部が話題に上りやすかったのは、丈の短いユニフォームが大半の理由を占めていたし。
夕莉についても彼氏が居たとかどうとか、噂で聞いたことがあったりした。
真偽はどうあれ。さばさばと話す夕莉は俺にとって、話しやすい女友達であることに違いはない。]
はは、夕莉らしいなー。
じゃあ、お互いがんばろうぜ。
[笑いながら、鞄の底から引っ張りだした受験票。
さて、俺の席はどこだろう。]
[座ったのは、窓際の席。
試験問題が配られるのを待ちながら、ふと視線は窓の外へ。
教室に着くちょっと前のこと。
玄関口で、呼び止めた他校女子に思い切り吹き出されたのを思い出す。>>161
腹が鳴ったことで、不審者認定されず笑ってもらえたから結果オーライってことにしておこう。
なんか楽しそうだったし、倒れそうな風でもなかったし。
何より笑った顔、かわいかったし。
受け取ってもらえたペットボトル。>>163
飲み物を前に輝いていた碧い目といい飲みっぷりに、渡せてよかったと改めて思う。
ココアは残念ながら、迫る時間に隣で悠長に飲んでいる暇はなく。慌ただしく別れた後で一人歩きながら飲み干したのだけど。]
(……あ。名前聞くの忘れた)
[ここに受かったらまた会えたりするんだろうか。
まさか寝癖で覚えられてるなんて知らず。
今も俺の後頭部では跳ねたままの髪がぴょこんと揺れていた。*]
[ 隣に華麗な姿が舞い降り >>166 ても特に動じることもなく、視線も動かすこともなく。もちろん、表情も変えることなく、腕組みは解かなかった。
ただ、向こうから話しかけられれば、首だけそちらに回し ]
よお、お嬢。
いや...見てないな。
[ とだけ言って、また不機嫌そうな顔で黒板の方に首を戻した。極々普段通りの対応である。周りの生徒たちの様子を見ると、いかにも猛獣と猛獣使いを見る目である ]
えな...須合もここ受けるのか?
...いや、見てない。
[ 差し出されたチョコには、一瞬、制止するような形で右手を挙げかけたが、思い直したようにして、その手を差し出して、一つをつまんだ ]
あ、あり...がと。
[ ほんのりと、頬に温みを感じた。それから呟くようにして礼を言ってから、チョコを包みから取り出して口に放り込んだ。包みは綺麗に折りたたんでから右ポケットにしまった ]
[ 雲母というその女子生徒は自分とは正反対の人間だと思っていた。資門中に転校してくるや、全校の注目の的になった。見た目容姿もさながら、この愛嬌と遠慮ない人なつっこさから、全校生徒知らない者がいなかった。誰にでもすぐに慣れ親しむことができ、その場の空気を華やかにする。
対して自分は愛想もなく、周りの空気に頓着しない。
聞いた話だが、自分と同じく、両親が不在がちで、家政婦と生活しているらしい。住まいもごくごく近所だ。
一葉の父は地元の大きな病院の院長で、かつ町議会議員をやっている。母はそこの理事長だ。二人ともに公私ともに忙しく、ほぼ自宅にはいない。幼少の頃は祖母が面倒を見ていたが、最近は家庭教師だけ付けられている。
別な意味で、一葉も資門中では有名人だった。ただし、好き好んで近づいてくる者は大人たちだけで、同年代は少なかったが。雲母はその一人だった。
似たような境遇でも、これだけ違うものなのかと思わないでもないが、なぜかこの女には反感のようなものは沸かなかった。ただ一つ、「お嬢」という呼び名だけは若干の嫌みが含まれているのだが、伝わっているものなのかどうかは不明 ]
[この教室にいるのは資門中の生徒だけ。
見渡せる顔も、自分達への反応も、おんなじ。
それでも試験前だから空気はやっぱり違っていて、変な高揚感とピリピリした緊張感が漂っている。
でも一葉はいつも通りに見える。
態度も口調も、――その、呼び方だって。
そのことにほんのり安堵を覚えてしまったなんて伝えたら、彼女はどんな顔をするんだろう。
此方もやっぱり笑顔で応える。]
うん、えなのんとは掲示板前で会ってね。
また教室でねって言ってたはずなんだけど……まさか迷子になったりはしてないよねぇ。
[チョコが無事届けられたなら]
どーいたしまして!
[口角を上げ、ルンルンとスマホを取り出す。
素っ気ない言葉だっていいのだ。
小さめなお礼の言葉だって、手元の丁寧な仕草だって、自分は見逃していないのだから。]
[雲母美琴がこの町に越して来たのは、中学2年の春。
元々祖母が暮らしていたこともあり、町の情報や噂話は耳に入ってきやすかった。
勿論その中には。
生天目一葉の家庭事情も含まれる。
しかし自分から彼女に家の内情の話を振ったこともなければ、誰かと噂話をしたこともない。
『ねー、読みにくい苗字同盟組もうよ!』
とかは提案した記憶があるが。
でも興味がないわけじゃない。
1人でどんなことして過ごすのかとか、色々。
中学時代は周りの目が煩くてやりにくかったこと、彼女に聞きにくかったこと、高校に入ったら出来るかな。
折角だから一緒に受かりたいな。
“お嬢”という響きに、真っさらな羨望でも純粋な悪意でもない色を視ながら、自分は今日も彼女のあだ名を作り出し、懲りずに呼ぶのだ。]
……、
[前に向き直った一葉の横顔。
こそりと見つめる。
よし、私も頑張ろう。試験。気合い入った。
もう一度綾◯で口を潤す。]
[と、廊下を教師が姿勢良く歩いている。
この教室まだ来ていないが、もうそろそろ戦いの始まりだということは確かだった。
恵奈乃のちっちゃな姿はまだない。
こちらの方がソワソワ。]
まったく、もー。
[最新型スマホで素早くフリック入力。
『えなのんー、もうすぐ試験始まるよ!
教室は3年C組だからね><』
恵奈乃のクラスがここであることは黒板に貼られた座席表で確認済み、抜かりはない。
送信ボタンをタップする。
まぁ試験前の喧騒の中、彼女がメールに気付いてくれるかどうかは祈るしかないけれど。*]
ー 1−B ー
[この教室は、男子生徒の比率がやたら高い。
普段はあまり広くない視界の片隅に、釣りの動作に勤しむ人や机に突っ伏す姿が増えた。
そんな中の他校の女生徒ただ1人……だが怖がる様子はなく。
代わりにただ丁寧な語りかけと冷たく突き放す声に挟まれていた。]
……。
…………。
………………(ぽむ)
[コンビ?の温度差が上手い具合に作用したのか、ようやく長い夢想から覚めたらしい。
快斗と自分の受験票を見比べて、情報も聞いて、自分の記憶と照合して。
3−Cという正解に思い当たれば席から立ち上がって。]
お騒がせしました。
ちょっと先のことが視えてしまってました。
春になったらここでお会いしましょう。
わたしの用事は……そのときになの。
[静かな表情のまま深々と頭を下げたのちそう告げて。
当然ながらそのためには試験に合格する必要があるが、お互い頑張りましょう的なことは言わなかった。
本当に何かしら視えたのだろうか。]
( デデーン♪ )
『 全員、アウトー! 』
[彼女のそういう着メロが重なった。]
――――――――なの。
[何かを告げた声がかき消されたことは気にせず、スマホを確認しながら軽く会釈して1−Bを後にした。
――次は、桜が咲く頃に。*]
[突然立ち上がるのは良い。先のことが視えてしまった?>>185とか言い出して、だいじょうぶなの>>186とか言い出して?
まあ、メールの着信音なんかは個人の自由だから突っ込まねーけど、去って行った須合恵奈乃を呆然と見送った後、俺は思わず快斗や信至や航を見詰めてしまった。]
アイツ……ヤバくね?
[クスリでもやってんのか?
今流行りの(流行ってるのか知らんが)不思議ちゃんとかか?電波か?
そう言えば興奮したように前髪が跳ねた時>>133。前髪で隠れた左目に眼帯してなかったか?アイツ。
あれが……中二病か?!
相変わらず導き出される完璧な推理に、俺は一人納得して、そう言う事にしておいた。*]
── 回想 ──
『ねー、読みにくい苗字同盟組もうよ!』
[ あれはいつのことだったろうか。多分、2年の後半か3年になった頃の教室だったろうか ]
は?
[ 雲母が気軽に声を掛けてくるのはいつものことだったが、今回はちょっとだけ度肝を抜かれた。一瞬呆けた顔をしてしまっただろうことに恥ずかしさが残った ]
バカじゃねーの?
[ 思わず返したのはそんな容赦のない言葉。そんなつもりはなかったが、ついキツい言葉になってしまっていた。
資門地区で「生天目」の名前を知らない者はいない。自分の姓が珍しいとは思ったことがなかったせいもある。
その日家に帰ってから、しばらく後悔の念に苛まれた。
しかし、その後悔も意味はなかったようで、次の日も同じように雲母は気さくに一葉に声を掛けてきた。心の中で安堵したのをよく覚えている* ]
── 高校受験 ──
[試験は……本気で悩んだ。
答案用紙は既にすべて埋めてある。
検算も完了し、ケアレスミスのチェックも行った。
問題は……
受験番号と、名前。
書くべきか、書かざるべきか。
幾ら何でも、名前を書かなければ合格はさせられないだろう。そう。思って。
科目が変わる度に毎回悩んで……
結局毎回、全ての答案に名前を書いた。*]
── 高校受験 ──
[試験問題に対する手ごたえ?
とりあえず50、20くらいかな……と最初の二つを自己評価したあたりでどうせ意味ねーだろと脳内から投げ捨てた。
結果返ってくるならまだしも、どうせ合格か不合格かしかねーもんなあ……。
と、いうことで、終わった後も朗らかさに]
うーっし。飯食いいこうぜ。
[クーラーボックスを引っ提げて、他の面々を誘うのだった*]
村の設定が変更されました。
お好み焼き屋 神野弥生 が見物しにやってきました。
お好み焼き屋 神野弥生は、恋の応援団 になっちゃおうかな〜。
―― 高校受験 ――
[世亜比無中で、成績において最優秀者ともいえる余一の陰に隠れつつも、次席三席ぐらいは狙える...は、学力を絞り出すというよりは、ミスをしないように丁寧に一つ一つ解いていったりしたわけだ。
途中腹がなった回数が2(3)]回ぐらいあったりして、見直しも終えた後はついだらけてしまったが、どうにかなるだろうという感触である]
/*
飼い猫予定ではなかったのでややみある。ドンマイ。俺は気にしない。
まだひっかくのが飼い猫か、妹かは確定していないぞ。シュレディンガーの猫というやつ(?)だ。
受験生 須合恵奈乃は、女のコ に気が変わったよ〜。
/*
かずちゃんのキャラ、好き……。
そうやってぶつかってくれるRPが嬉しいし、メモで先に謝ってくれるの優しいし、何も心配せずどんとこいやぁ!の気持ちです。
[3年B組の教室、思わず、きんぱ...と叫びたくなったがやめておいた。藍葉と吉橋のほのぼの会話を横目で見ながら、母親のような目で暖かく見守っていた]
さて、さて、さーて。試験に集中しましょうか。
[と、腕まくりすると、教師が入ってきて、開始の合図]
ふむふむ。
[最初はリスニングテストから。耳はいいねって言われるよ。将来、海外遠征とかもあるしね、英語は必須。かなり力入れてるから、ある程度の自信はある。
時折、吉橋の様子をチラ見したりして。頑張れって、心の中でエールを送るよ]
−試験中−
[Q,次の二人の会話のうち、空欄にはいる言葉を埋めなさい。
A:I'll get it.
B:( ) do you ( )?
私は1人頭を抱えていた。
困ったことに英語が苦手科目だったせいで、最初の問題が既に何問なのだ。
悩んだ末にもし私がBの立場ならこう聞くだろうと思いつく答え綴る。]
( Sore) do you ( imi )?
[私は満足げに次の問題へと進んでいった。]*
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