人狼物語(瓜科国)


1892 「現の村」


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視点:


遅延メモが残されています。


おひめさま ニュイ に 1人が投票した。
猛獣使い レイ に 4人が投票した。

猛獣使い レイ は村人達の手により処刑された。


今日は犠牲者がいないようだ。人狼は襲撃に失敗したのだろうか。


つむじ風が舞い、村人達は凱歌を挙げた。
しかし、彼らは真の勝利者に気付いていなかった……。


(村建て人)

[堂々と最後の悪者だと名乗ったレイは自ら箱へと入る道を選びました。凛としたその顔には決して後悔の色など無く、それどころか美しいとさえ思わさせられます。]

[あなたたちは、彼女の「正しさ」を拒みました。あなたたち自身の「正しさ」の為に。]


[きっと、それで良いのです。]

( #0 ) 2018/12/09(日) 04:00:26

(村建て人)

[悪者は皆いなくなりました。あなたたちはたちまち勝利を掴み取った喜びに満たされます。]

[空間が制限されていた筈のワンダーランドはあっという間に広がり、世界はまばゆく光り輝き始めます。
求めた物はすぐに手に入るでしょう。願ったことがすぐに起こることでしょう!]

( #1 ) 2018/12/09(日) 04:02:11

(村建て人)

[此処は○○の支配する、もはや誰にも手出し不可能な世界となりました。
けれどそんなことを気にする人は誰もいません。だって皆疑いようもなく幸せですから。]


[「もっともっと沢山の人たちが、自分たちのように幸せになれますように」と。
誰かが心からの善意でそう願う度、現実世界の誰かが夢に堕ちるのです。]

( #2 ) 2018/12/09(日) 04:02:41

(村建て人)

[それはいつか現実世界を尽く浸食してゆき、全部全部飲み込んでゆくでしょう。]


[ああ……なんて素晴らしいことでしょうか!!]

( #3 ) 2018/12/09(日) 04:03:04

研究者 ヒイラギ が見物しにやってきました。


研究者 ヒイラギ

[とある病院内の一室]


……あら、おかえりなさい。
……ええ。実験は失敗のようですね。

アリーシャ、ピーター、レイ。よくもまあ我が社の、そして国の期待を裏切って平然と戻って来られたものですね。
…………まあ良いでしょう。今回使わせてもらった薬ですが、目覚めた後にも強い幻覚や幻聴などの副作用が出ます。
その検査の為にも、当分は病院から出られませんよ。

( 0 ) 2018/12/09(日) 04:06:58

(村建て人)

[村陣営、小悪魔陣営ともに全員夢の世界へと戻ります。現実のことを思い出した人たちも再び全てを忘れてワンダーランドにレッツゴーです。

……現実なんかに思い出したい記憶なんて、ありませんよね?]

( #4 ) 2018/12/09(日) 04:09:45

(村建て人)

[狼陣営の人たちのみ全員目覚めることとなります。
狼は怪しい薬を服用したせいで幻覚や幻聴に苦しめられますが、周囲の人たちと話すことは可能です。
また、エピ後は病院や研究機関から出られないことが確定しています。

狂人は特に副作用はありませんが狼に肩入れしていた為、エピ後は病院や研究機関に連れていかれます。]

( #5 ) 2018/12/09(日) 04:10:03

手品師 ピーター

お疲れ様でした。

( 1 ) 2018/12/09(日) 07:17:33

ベーシスト スズ

[変な夢を見た]

[オレたちのバンド、seiren(セイレーン)がメジャーデビュー出来るかもしれない、そんな時期の話だった。勝負をかけた歌を収録するためのレコーディングの日。リーダー──Zenはスタジオに来なかった。]


[いくら電話しても出なかった。家に行っても居なかった。Zenは行方不明になった。

Isは、Zenは逃げたんだと言って怒った。オレとKaiは、きっとなにか事情があったんだろうと、きっとまた戻ってくると宥めたけど……たぶん、誰よりZenのことを好きだったIsは、Zenが居なくなってから、もうバンドもギターもどうでも良くなったらしく……音楽活動を辞めてしまった。
残されたメンバーも自然解散になった。

Nikaは、最後まで何を考えてたか、よく分からなかった。]

( 2 ) 2018/12/09(日) 09:35:46

ベーシスト スズ

[Kaiは、なんかどっかの正社員になったとか。あいつは頭もよかったし……。

オレは、他のバンドのサポメンに入ったり、時々一人で弾き流したりして……生活費はコンビニバイトで稼いでいた。
親には早く就職しろって言われたし、Isには諦めろって言われたけど。

ベースもバンドも大好きだから。Zenを、みんなをずっと待ってた。
一人くらい、夢を追い続けて、待ってるやつがいたっていいだろ。]


[それでも、昔の、みんなで夢を追ってた頃に戻りたくて。ボロアパートで、音漏れしないようにベースを弾く毎日が切なくて。いつこの生活から抜けられるんだろうと、少しずつ少しずつ弱っていた。]

( 3 ) 2018/12/09(日) 09:44:52

ベーシスト スズ

[サポメンに入った先のメンバーに、seirenをバカにされて、生まれて初めて人を殴った。それがちょっと警察沙汰になって……自分も殴られて体も痛いわ、情けないわ、疲れたわで。
実家からオヤジが引き取りに来て、また殴られた。実家に連行されて、怒り狂ったオヤジに目の前でベースを壊された]

[もうなんか、通常時ならブチ切れて家を飛び出したんだろうけどって感じで。怒るにも泣くにも気力がなくて。ただ、折れたネックだけ持って、2階の自室のベッドに、倒れ込むようにダイブした。
そのまま引きずり込まれるような睡魔に襲われて────気づいたら、ワンダーランドに来ていた。]

[──そんな変な夢。]



[変な夢だ。オレはどこだって、最強の伝説バンドの伝説ベーシストだし。メンバーはいつも通り。メッセージだってやり取りしてる。
ひでえ夢を見たもんだ。こんなこと、みんなに言ったら、笑われるか、怒られるか……どつかれるかな]

( 4 ) 2018/12/09(日) 09:52:04

博士 イナルバ

/*
病室の硬い床と壁に身体を預けて、夢の残り香を嗅いでいた。
*/

そうか……また、眠るのか。
もう会えないのか。死ぬまで。僕はまた、

/*
瞼を閉じると、そのまま夢に攫われそうになる。
身体が重くなっていく。
*/

きみたちのいない場所で幸せになってしまう。

( 5 ) 2018/12/09(日) 11:06:55

大学生 リーノ

酷く長いような浮遊感を経て。

僕はまた夢の世界に立っていた。
どういう経緯でか、は覚えていない。
ただ、捨て去りたい何かがあったのを覚えている。

そして、それを棄てる事は出来たようだ。
記憶にモヤが掛かる。僕にとって救いのモヤだ。

もう一度。今度こそずっと。棄てたまま。
煩わされないように。ただ揺蕩っているだけでいよう。


ーーーーーー

( 6 ) 2018/12/09(日) 11:09:41

無愛想 ハルヒコ

//

今日は何だか眠りが浅い。
目を開けようとしても開かないのに、意識は嫌にはっきりしていて、心地が悪い。
いろんなことが走馬灯のように思い出されて、ぼくの意思とは別に、心が揺れ動くのがわかる。

『やめて……やめて!
ぼくはもう、あんな悲しい思いはしたくないんだ……
大事なものがなくなるたびに、心が痛くて、涙が流れて、声が枯れて……そんなのは、もう嫌なんだ……!』

駆け巡る走馬灯の中で、ぼくはいつも泣いていた。
ママが死んだとき。パパがいなくなったとき。お友だちにひどいことされたとき。仲の良かったお兄ちゃんがいなくなったとき。
そう、今だって、鼻の奥がじんわり熱くなって、心がとっても痛くって、心の底から憎んだ、"悲しみ"が襲ってきている。

だからあの時、ぼくは願ったんだ。
【強くなりたい。何があっても、こんな悲しい思いをしなくていいような、そんな強い心がほしい。】って。

//

( 7 ) 2018/12/09(日) 11:36:18

教師 アリーシャ

全員を夢から覚ますことは出来ませんでした。
アリーシャは涙を零します。これではきっと、別の試みを考えることになるでしょう。そうなれば、クラスのみんなを起こすのはずっと先。

「………あら?」

お母さまが、お姉さまが、クラスのみんなが。
『無力な子供』だと、アリーシャを指差します。

「…違う、わたし、は……」

大人になったんです、と小声で続けました。何も出来なかったあの時とは違う、そうアリーシャは思います。
ですが、アリーシャを否定する声は消えてはくれませんでした。

( 8 ) 2018/12/09(日) 11:53:29

博士 イナルバ

/*
なんとか顎を上げて部屋の壁紙を睨む。
頭の中を映すスクリーンには、清潔なその白はやけに御誂え向きだ。
なんでもいいから、幻で構わないから、一目その姿を見たかった。
そうして、舌を噛み切ってしまおうと。
*/

…………ネスティ。ライネ、

/*
妻と娘の名を口にする。
もっと名前を呼んでおけばよかった。
もっと大事にすればよかった。
僕が帰るまで決して鍵を開けてはならないと、何度でも言い聞かせるべきだった。
*/

( 9 ) 2018/12/09(日) 12:28:34

博士 イナルバ

/*
幾度となく繰り返した後悔が視界を滲ませる。
*/


『貴方』
『おとうさんっ』


─────ああ。本当に長く、待たせたね。
と言っても、もう少しできみたちの新しい体が出来上がるところだったんだ。
もう、叶わないけれど。

僕は夫としても父親としても、研究者としても。
中途半端なままだ。

( 10 ) 2018/12/09(日) 12:29:38

博士 イナルバ

『おとうさん、ないてるの?』

そうなんだ。それでも、きみたちに会えたのが嬉しくてね。
泣き虫なおとうさんですまない。

『貴方。もう、また猫背になってる』

ネスティ。僕の太陽。
きみは本当に酷い殺され方だった。最期までこの子を守ってくれたんだね。
痛かったろう。僕を恨んだろう。

それでいいんだ。恨んで恨んで、僕を恨んでくれ。今、行くから。

( 11 ) 2018/12/09(日) 12:30:21

博士 イナルバ

/*
そうしている間にも、身体は重くなる。
床に沈んでいくようだ。
逆らい、腕を伸ばしながら、
舌を噛む力を込めて───────
*/

『おとうさん!お口をあけて』

『ライネのショートケーキだけどね、いちごをあげる!
おとうさん、ないてるから。特別よ』


………

……………

……………………

( 12 ) 2018/12/09(日) 12:31:14

医員 ギンシュ

どうやらこの試みは、あと少しのところで失敗してしまったらしい。
ギンシュは小さく溜息をつく。せっかく目覚めた人も、また夢を見ようと瞼をおろしていく。また、現実へと掬いだす手立てを失ってしまった。

ふと、アリーシャの姿が目に入った。
肩を震わせる彼女を見て、眉を寄せながら小さく笑うと、そっと後ろから毛布をかけてやる。
悲しむ人間を置いて見る夢は、それでも幸福だといえるのだろうか。

「お疲れさまっす。お姉さん。」

( 13 ) 2018/12/09(日) 13:13:31

教師 アリーシャ

>>13 ギンシュ
ふと、アリーシャの耳に聞きなれない声が届きます。その声はアリーシャを責めるものではありませんでした。
「…ギンシュ、さん」

確かに、声も姿もそのはずなのに。
何故か、『先生』の姿が重なります。
『こんなことなら、お姉さんに頼むべきだった』

「わ、わたしは…ちが、う、もう一度、次は上手くやりますから……っ」

( 14 ) 2018/12/09(日) 13:17:40

医員 ギンシュ

>>14 アリーシャ
アリーシャの様子に、ギンシュはわずかに首をかしげる。

「……センセイ?」

なにかに怯えるように呟く彼女の背中は、ひどく小さく見えた。
けれどギンシュには分からない。ギンシュの仕事は、疾病や疾患を抱えた人に対して医療を提供すること。
患者の気持ちに寄り添ってこそだという人もいるが、それは精神科医やカウンセラーの義務だ。

ギンシュには、他人の心に巣食う闇は照らせない。

「……まあ、困りましたよね。別に被験者の方々が悪いとは思いませんけど──見ました? 患者たちの脳波。きっともう、内側に忍び込むことは不可能です。」

「俺も医者ですから、目の前の病を見て諦めるわけにはいかない。けど、“次”はいつくるんでしょうね。」

( 15 ) 2018/12/09(日) 13:42:59

教師 アリーシャ

>>15 ギンシュ
アリーシャはギンシュに微笑みます。
「ふふっ、お見苦しいところを見せてしまいましたわ。…次はすぐに来ますわ。わたし達は、停滞など許されませんもの」

今のアリーシャは大人なのです。
弱くて、逃げて、諦めていた子供の頃とは違います。

「今回の報告書からきっと、いい案が生まれますわ」

その瞳は、現実を映しているのか分からないけれど。

( 16 ) 2018/12/09(日) 14:59:11

医員 ギンシュ

>>16 アリーシャ
───ああ、そうか。
こうして人は、自らの「望み」を叶えるために、瞼を閉ざすのかも知れない。
アリーシャの瞳の中に一瞬灯った光を見て、ギンシュはその片鱗に触れたような気がした。

「……そうですね。とりあえず、今はもう少しだけ休んでください。被験者同士、仲間と語らうのもいいでしょう。俺にもまた、夢の話を聞かせてくださいよ。そうだ、夢だけじゃなくて、お姉さんの昔話も聞きたいなあ。」

( 17 ) 2018/12/09(日) 15:04:24

医員 ギンシュ教師 アリーシャのカップにお茶を注いだ。

( A0 ) 2018/12/09(日) 15:04:53 飴

黒縁 ヨハン

静かに、静かに暮らしたい。

好きな本を読んで、好きなコーヒーの銘柄を選んで、好きな食べ物を少しずつ選んで……

……目が見えなきゃそれがかなわないじゃないか。


……読み直さなくても頭にストーリーを思い描けるほど同じ本を読まなくても!

……手触りだけでコーヒーの缶を探さなくても!

……決まった食べ物ばかり食べなくても!



…………司書の仕事を諦めなくても。

ただ、ただ目が見えなくなるだけで、私の全てはなくなる。
目さえ見えたら、どこで暮らしたって構わない。

( 18 ) 2018/12/09(日) 16:20:52

教師 アリーシャ

>>17 ギンシュ
「うふふ…そうですわね、焦ってもいい結果は出ませんものね。次の試作まではそうすることにしますわ」

アリーシャはカップを持ち上げながら、とても落ち着いた笑顔をギンシュに向けます。

「夢の話、ですか?いいですわ。わたしが見ていたのは短い時間でしたし、ほとんど報告書にも書きましたけれど。……わたしの昔話なんて、面白いものでもないと思いますよ」

それでも良ければ、とアリーシャは付け足しました。
しばらくはここから出られない、もちろん帰るつもりなんてないのですが。それならば、ゆっくりと話をしてみてもいいのではないかとアリーシャは思いました。

( 19 ) 2018/12/09(日) 16:49:11

未亡人 ユノ

愛する我が子……愛する貴方……
この楽園は守られたのよ……
これでずっと一緒……うふふ……ふふ……

( 20 ) 2018/12/09(日) 17:36:32

医員 ギンシュ

>>19 アリーシャ
「構いませんよ。……俺、人から話を聞くのが好きなんですよねえ。特に美人のは気になるじゃないですか、こんな綺麗な女性を形成した環境ってどんなのかなって。」

ギンシュもアリーシャの隣に腰をおろし、シーツに後ろ手をついて視線を横へやった。

「……それで、被験者サンたちのカルテにも目を通したんですよ。お姉さんって教師やってたんでしょ? ぽいなあとは思いますけど、どうして目指そうと思ったすか?」

( 21 ) 2018/12/09(日) 19:35:05

教師 アリーシャ

>>21 ギンシュ
「ふふっ、褒めても何も出ませんよ」

アリーシャは柔らかく笑います。相変わらず、責める声は聞こえますが、聞こえないフリをしながら。

「そうですね…。わたし、昔はそこそこいい身分だったんです。何でも、あるような。ですが…本当にしたいことは何一つ出来なくて。
ですから、昔のわたしのような思いを子供たちにさせたくないと思いまして。…これだけなら美談なんでしょうが、あとは……対抗心、ですわ」

( 22 ) 2018/12/09(日) 20:54:38

おひめさま ニュイ

[最後の人狼を箱に閉じ込め
ニュイは安心した]

[本当にこの世界の“神”になれると
皆を呼び覚まし
また楽しい日常へ戻るのだと]

[レイの言っていた“現実世界”も
“明晰夢”もわからぬまま
無垢な少女はこの世界で願う]

【わんだーらんどでみんなとたのしいまいにちを】

[その願いは聞き届けられるだろう───]

( 23 ) 2018/12/09(日) 21:59:20

大学生 リーノ

>>23

【目を覚ます】

「......やぁ。ニュイちゃん。猫おじさんだよ。

おじさん随分深い眠りに入ってたみたいだ。夢の内容は、覚えちゃいないけど。
あれ、このメインクーン...。そうか。僕の傍に置いておいてくれたんだね。ありがとう」

《一緒に寝たら寂しくない猫ちゃん》
デタラメだったけど、僕が寂しくないようにだろう。

何かの権限を持っていそうな彼女に取り入る為。
その為の贈り物のつもりだったのだけど。その純心には意味がなかったのかな。

( 24 ) 2018/12/09(日) 22:06:26

夢先案内人 ロディ

[ニュイの持っていた人形がふわりと宙に浮く。人形が一瞬眩い光を放ち、光はキラキラと広がっていく。
デフォルメされていた等身が、顔が、手指が。小さい女の子がいかにも好みそうなエフェクトと共に形作られていった。]

……システム再起動……データの再構築を行います……要求を承認。"案内人"起動します。

[閉じられていた瞼がすっ、と開く。]

……ずっと、頑張ってくれたんですね。
案内人ロディ、ただいま戻りました。

( 25 ) 2018/12/09(日) 22:10:51

大学生 リーノ

暫く動物と触れあっていなかった気がする。

猫。猫が足りない。毛を寄越せ。その体温は僕のものだ。
記憶?ぽいぽいっしました。

頭の上に一匹。足りない。
両肩に二匹。まだ足りない。
腕に抱えた二匹。なんの。その程度で満足は出来ない。

足を噛んでくる四匹。素晴らしい。もっと群がりたまえ。

( 26 ) 2018/12/09(日) 22:13:24

おひめさま ニュイ

>>24リーノ
リーノおじちゃん!!!
おはようおじちゃん!
あのねあのね、ニュイね
天使さんとがんばったよ!!

……あ、ネコさん!

[リーノは戻ってきてから
またいつものように猫に埋もれだす
それみていつものように
ふにゃりと笑った]

( 27 ) 2018/12/09(日) 22:22:52

ベーシスト スズ

>>23 ニュイ
「んん……なんか変な夢を見たよーな……なんだっけ」

[思い出そうとしたけど、飛んでいく風船をつかみ損なった感じで──夢の記憶はたどれなかった。ま、いいや。いい夢じゃなかった感じするし]


「つか、オレ今日も無事じゃん!レイが箱に入って……終わったんだな!」


[辺りをキョロキョロ見回すと、神さまと、久しぶりな後ろ姿が見えた]

「あ、神さまー!おはよーございまーす」

( 28 ) 2018/12/09(日) 22:27:27

ベーシスト スズ

>>24 リーノ
「おー!リーノだー!おかえり!」

[相変わらず猫まみれのルックス好青年の背中をバシーっと叩いてみた。]


「やったな!生き返ったじゃん!」

( 29 ) 2018/12/09(日) 22:28:34

おひめさま ニュイ

>>25ロディ
ロディ、ロディ……!
おはよう、おはようロディ!
あのねあのね、ニュイ
がんばって、「狼さん」ふういんしたよ!
「正義」が勝ったんだよっ!

[ロディの言っていた「正義」は
ドロシーとヴィクトルに行った
罪の意識によって歪まれた
自分が正義だと、自分たちが正義だと
この世界を自分のものとし、楽しく過ごすこと
それこそが「正義」なのだと
そう信じて疑わなかった]

( 30 ) 2018/12/09(日) 22:32:43

猛獣使い レイ

箱に入れる日の明け方、私は自力で起き上がる。
皆の手を煩わせたくないからと、箱の中に自力で入りたいと頼んだ。
生死に関わる事だからか、皆戸惑いながらも許可してくれた。

明け方の冷たい空気を肌で感じながら、1歩、また1歩と”箱(死)”へと近づいていく。
箱の中は真っ暗闇で何があるのか分からず、その闇を覗いていると恐怖心が込み上げてくる。
ケリーが不安げにきゅう……と鳴いているのを見て、私が不安げだと彼にまで不安が伝わる事を思い出し、ぐいと無理矢理口角を上げた笑顔を作った後、ケリーを宥めるように撫で、箱の中へ迷いなく飛び込む。
箱が大きな音を立てて閉まるのを最後に、私の意識は途切れた。

( 31 ) 2018/12/09(日) 22:38:04

猛獣使い レイ

───────────
────────
────

ふっ、と意識が覚醒する。
真っ先に飛び込んできたのは、純白の天井で。
その白さに目が眩んでいると、隣からは人の気配がし、そちらを向く。
そこには、今一番会いたくない人がいた。

>>0 ヒイラギさん
「あ……………ヒイラギ、さん
…………………申し訳、ありません
承知致しました」 
寝ていては失礼だと無理矢理起こした体が痛む。
気まずさと恐怖と嫌悪から彼女に顔を向ける事が出来ず、下を俯く。
ヒイラギさんは合理的主義者の塊だ。
危険な薬を投与する動物実験も何の慈悲もなく、平然と行う。
故に、私は彼女が嫌いで怖くて仕方がなかった。

必要な連絡のみ伝えると立ち去る彼女に心中安堵し、今の状況を知る為に病室のカーテンに手を掛けた。

( 32 ) 2018/12/09(日) 22:39:15

眠り姫 イル

/*
親というものを知らなかった
生まれてからそう月日が経ってもいないある日施設の前に捨てられ、そのまま流れるように1人の男に引き取られていた
その男の家には自分と同じような幼い子どもたちと子どもと同じ数の身の回りの世話をする使用人しかおらず、男は定期的に帰ってきては子どもたちを確認するとすぐにまた出て行った
幼稚園や保育園には通わされなかった
代わりに"お遊戯会"のために習い事をしていた
その間敷地内から出ることはなかったが、物心つく前からの当たり前に違和感を覚えることはなかった
子どもたちはある程度大きくなると男に連れられてどこかへ行く
戻ってくる子はいなかった
*/

( 33 ) 2018/12/09(日) 22:43:27

眠り姫 イル

/*
そうしているうちに自分の番がやってきた
『これから"お遊戯会"に行くから今まで習った成果を発表するんだ』
男はそう言って自分を含めた数人を着飾らせると、別の家に移動した
大きな広間へ連れて行かれ、ステージに並ばされる
客席には男と同じような服装の人が沢山いた
『お待たせいたしました!これより"お遊戯会"を開催致します!1人目は……………』
男はマイクで色々と客席に向かって話しながら1人ずつ順番に指示を出し、子どもたちは言われた通りに発表していく
客たちはその姿を眺めながら時折手元の紙に何かを書き込んでいく
そうして自分の番をこなし終わると、別の部屋でしばらく待たされた
ドアが開くと男と数人の客席にいたであろう人たちが入ってくる
『お前は今日からこの方にお世話になるんだ』
男は一人一人に別の人を紹介していく
そうして自分に充てがわれたのは、"大きな人"だった
*/

( 34 ) 2018/12/09(日) 22:43:43

大学生 リーノ

>>29スズさん

「いやぁお陰様で。
悪者を殲滅したって事ですね。良かった良かった。

寝ている間にすっごい思い出したくない事を思い出してた様な気がします。

ははは。これで心置きなくスズさんのバンドが聞けますね。
あ、メンバーの人達も合わせた生ライブとか聴いてみたいかも」

( 35 ) 2018/12/09(日) 22:45:56

夢先案内人 ロディ

>>30ニュイさん
ええ、おはようございます。
ニュイさんたちがふういん、してくれたんですね。
うぅん、本当は僕がやらなくちゃいけないことだったのに……不甲斐なくてすみません。

[申し訳なさで眉間を指で押さえる。
不意にぴこん、と音を立てて空中にメールのアイコンが表示された。]

え……。

[指で触れて送られてきた文書を見る。途端にロディの顔がさあっと青ざめた。]

わ……えっ?あ……ご、ごめんなさい! ニュイさ、様……?
ぼ、僕あなたが夢の持ち主だって知らなくて……排除だなんて……皆を守ってくれたのに……。うぅ……。

( 36 ) 2018/12/09(日) 22:49:13

大学生 リーノ

>>27ニュイちゃん

「頑張ったんだね。偉いね。
ニュイちゃんは、そうか。本当に神様だったのかな。夢の世界の神様。

......。

ねぇねぇ神様。僕と一緒に世界中の人間を猫にしちゃうなんてどうかな?きっと素敵だと思わないかい?」

( 37 ) 2018/12/09(日) 22:53:38

おひめさま ニュイ

>>28スズ
おはよう天使さんっ!
ニュイたち、がんばったっ
そしたらね、リーノおじちゃんも、
ロディも、起きてくれたのっ!

[ふにゃっと笑う
これでみんな一緒なのだと
わんだーらんどで過ごせるのだと
確固たる自信があった]

( 38 ) 2018/12/09(日) 23:25:45

おひめさま ニュイ

>>36ロディ
ユメの持ち主……

[こてんと首をかしげる
何度も聞いた“夢”という単語
何か頭に浮かぶのだが
モヤがかかったみたいに
上手く言葉にできなかった]


ロディがニュイのこと、神さまって
そう言ってたんだよ?

[正確には“ここにいるみんな神様のようなもの”だと
創造が出来るのだと話していただけだが
ニュイは正しく理解していなかった]

これからは、ずっとずっと
ずーっといっしょだね!

( 39 ) 2018/12/09(日) 23:43:24

夢先案内人 ロディ

>>39ニュイ様
うぅ、はい……本当に神様です。
この世界を作ってくれて、守ってくれて、僕を望んでくれて……。

有難うございます、神様。神様。
勿論ずーっと一緒ですよ。僕がお供致します。えへへ。

( 40 ) 2018/12/09(日) 23:51:47

拾う魔女 ドロシー

張り詰めた弦が、プツリと切れるように意識を失う。

奪われた意識に帰還の予感を確かに感じる。しかし、それはなにかがズレていた。回る歯車は耳に障る不協和音を奏でる。


爽やかな風が肌をなぞる、遠く聞こえるのは懐かしい声。
うつ伏せた顔をあげるとそこは絶望の温床ではなかった。

「戻ってきた、であってるのかな?これ」

彼方に見る姿に自分が憧憬にたどり着いたことを実感させられる。

ああ、彼らになんと声をかけようか。

彼女は魔法とスキップの方法を思い出した。

( 41 ) 2018/12/09(日) 23:57:20

おひめさま ニュイ

>>37 リーノ
みんなを、ネコさん…

[リーノやスズ、ロディの耳を猫耳に変え
手をモフモフにした姿を想像した]

かわいいっ!
お耳、ニュイとおそろだねっ!

[耳の位置に手を持って行き
ぴこぴこと動かす]

( 42 ) 2018/12/09(日) 23:57:50

魔法使い ヴィクトル

/*
ドサドサッ。

突然、目の前のリーノが倒れました。
同時に室内のほとんどのベッドが、何かを受け止めた音を聞くでしょう。
ヴィクトルは察します。
ワンダーランドは戻ったのだと。


……あれ?でもぼくは…?
*/

( 43 ) 2018/12/10(月) 00:07:08

医員 ギンシュ

>>22 アリーシャ
「なんでもある、ね。」

確かにアリーシャは、慎み深い深窓の令嬢という言葉がぴったりくる。しかし、ただ裕福であることが恵まれた環境だとはいわないだろう。
何でもあるかわりに、本当に欲しいものは得られない。
そんな幼少時代に、ギンシュは少し同情した。

「……なるほど? よくある話ですよね。自分みたいな思いをさせないために教師になって、子どもたちのために奔走する。美談でいいじゃないですか、いい話だと思いますよ。」

ギンシュはゆるく唇に笑みをうかべて相槌をうつ。

「……しかし、対抗心ってのは?」

( 44 ) 2018/12/10(月) 00:07:15

拾う魔女 ドロシー

あらー久しぶりの挨拶をしようと思ったらで
スズもリーノも随分可愛くなったのね、くしし。

ニュイ、久しぶり。元気にしてた?

( 45 ) 2018/12/10(月) 00:13:16

魔法使い ヴィクトル

/*
ひとりだけではない。
この部屋で身を起こしているのは、4人。
ワンダーランドでは、悪者と呼ばれた仲間たちと自分のみでした。
*/

ぼくは、もうゆめを見ない?

/*
いっこうに訪れない眠気に、沈んだ気持ちが浮かび上がります。
もう、ワンダーランドに行かなくて済むのでは?
両親とも出会えるのでは?

そう、ちょうど病院の関係者も来たようです。
*/

( 46 ) 2018/12/10(月) 00:15:03

ベーシスト スズ

>>38 ニュイ
「ですね!最後まで頑張って、無事、悪者は全員倒しましたもんね!

これでまた、オレもバンドのメンバー……えっと、友だちと一緒に、友だちのコトリたちも一緒に歌が歌えます。

今度、神さまのとこに、オレの友だちも連れてきますね。
ちょっとでっけー音だけど、一緒に歌いましょ」


[と、話していると、頭になんか違和感を覚える]


「?

なんか、くすぐったいっつーか、風を感じるっつーか……」

( 47 ) 2018/12/10(月) 00:16:16

ベーシスト スズ、自分の頭を触ってみる

( A1 ) 2018/12/10(月) 00:16:39

ベーシスト スズ、えっ!!!???なにこれ!?!?

( A2 ) 2018/12/10(月) 00:17:06

大学生 リーノ

>>42

「そうそう。みーんな猫耳。
みーんなニュイちゃんとお揃い。

いやぁワンダーランドって素敵だね」

自分の猫耳をもふりもふりしながら

( 48 ) 2018/12/10(月) 00:18:18

魔法使い ヴィクトル

>>0ヒイラギ
あ!!

ねーねー、おねーさん!病院の人でしょ!
おかーさんとおとーさんに会わせて!!

( 49 ) 2018/12/10(月) 00:20:16

ベーシスト スズ

>>48 リーノ
「おいいいいい!!」

「この猫耳さてはお前の発案だなコノヤロー!!!ライブ観戦の件はありがとうございますうううう演りますううう」

( 50 ) 2018/12/10(月) 00:22:18

おひめさま ニュイ

>>40ロディ
ニュイがロディを……?
そうなのかな…
うん、そう、だよねっ
ニュイ神さまだもん!
ずっとこのわんだーらんどで
いっしょなのっ

[ロディにハグをして
腕の中で頬ずりをした]

( 51 ) 2018/12/10(月) 00:24:38

大学生 リーノ

>>50スズさん

「あははははは。
あははははは。

いやぁかわい、くっふふっかわい、可愛いですよ?闇のけんぞ、くっ、くくっく。
ほら、黒猫も闇の仲間と言えなくも無いですし。

是非とも。楽しみにしています」

( 52 ) 2018/12/10(月) 00:29:01

ベーシスト スズ

>>52 リーノ
「笑いきってるじゃねーか!!くっそー!」

「はっ!しかし、確かに、使い魔の黒猫設定は若干おいしい……仕方ねーな……その方向性でメンバーには提案してみるか……」

( 53 ) 2018/12/10(月) 00:31:02

ベーシスト スズ

>>ハルヒコ
「ハルヒコぉ!そういやまだクマさん歌ってねーぞ!!」

( 54 ) 2018/12/10(月) 00:33:49

研究者 ヒイラギ

[カツ、カツ、と音を鳴らして病院の廊下を歩いていた。途中までは上手くいっていると思われていた実験が失敗したのだから、それはもう虫の居所が悪かった。]

[後ろからバタバタと慌ただしい足音が聞こえ、服の袖が掴まれる。何事かと振り向けば、報告書にあった少年の姿が一つあった。]

>>49ヴィクトル
はあ……病院の人かと聞かれると正確には違うのだけれど。それに人に会わせてと言うならまずは自分の名前とその人の名前を言うべきではなくて?
まあ今回は既に知っているので不問としましょう。

あなたが報告書にあった協力してくれた子でしょう? ……あちら側にも物わかりの良い人間が居るのね。全員が怠惰で愚図な電池じゃないことが分かっただけ良かったかしら。

[ヴィクトルの目を見て話してはいるが、意識は完全に別の方向を向いていた。
使い捨ての労働資源として、彼女は一部の人間を電池と認識している。そんな人間が病気などという体で惰眠を貪るなど許せる筈もなかった。]

で、お父さんとお母さんだったかしら。
今さら会ってどうするの? あなたは自分がどれくらいの間眠っていたか知っている?

( 55 ) 2018/12/10(月) 01:00:55

教師 アリーシャ

>>44 ギンシュ
「…そう、ですわね。わたし、小さい頃は専属の先生が居て。その方に恋をしていたのです。ですが、その方は知的な方がお好みでしたので。わたしのお姉さま、のような。
……ですので、対抗心、ですわ。お姉さまよりも素敵な女性になるというのと、先生よりも立派な先生になる、という」

アリーシャはそこまで話すと暗い表情で、ですが、と続けます。

「わたしのやり方は間違っていたのかもしれませんね。クラスのみんなが眠って、『現実を否定して』しまったのですもの」

( 56 ) 2018/12/10(月) 01:13:44

夢先案内人 ロディ

>>51神様
わっ……えへへ。
勿論! ずっと一緒にいますよ。神様も皆も幸せでいられます。

[抱きつかれ、頬ずりをされる。記憶にあるままのもちもちとしたほっぺた。
この小さな神様は、なんて愛らしい。]

[恐れ多いと感じたがきっと神様が望んだのだろう、自然と彼女を抱き締め返していた。
こんな腕の中にすっぽりと収まる程の体でこの世界を守り治めた。本当に素晴らしい偉業だと思う。]

本当に、有難うございます。

[自分の意思で、抱き締める腕に力を込めた。]

( 57 ) 2018/12/10(月) 01:17:34

魔法使い ヴィクトル

>>55ヒイラギ
えー?病院の人じゃないのー?
でも、ぼくの名前知ってるなら、おかーさんとおとーさんも知ってるよね!!

え!うん、そうだよ。
ぼくも、ゆめの世界からでたかったから。
おこしてくれる人なら協力しなきゃって!!
デンチ、ではないけど…

/*
ヴィクトルはヒイラギの瞳に慄きます。
目はきちんと合っているのに、どこか異質な、目の前の自分なんて写していないような目に。
*/

会ってー?
そんなのきまってるじゃん!!
いっしょにお家にかえるんだよ!
それで前みたいに学校いってー、もとのとおりに戻るんだー。
もしかしていっぱいねちゃったの!!
どうしよう、クリスマスとかお誕生日もすぎちゃったかな…あ!学校もいっぱい行ってない?

( 58 ) 2018/12/10(月) 04:02:10

黒縁 ヨハン

「ふふふ、ははは!
ははははははは!!!!

ここでは目がまた見えるじゃないか!
神様は俺を見捨てたりしなかったじゃないか!!

好きなだけ本が読める。
望んだものは全てここにある、出てくる。

人に認識されたくて主張のあるものにしていた眼鏡も、煩わしいと思ったならもうかけなくてもいい。

そうだ、眼鏡を外しても俺を俺と思わせて話ができるのなら、誰でもいい、試してやろう。

なあ、そこの<<猛獣使い レイ>>

【肩を思いっきり掴んだ】

( 59 ) 2018/12/10(月) 17:41:29

猛獣使い レイ

【猛獣使い レイ?】
───ここは、ワンダーランド。
この世界の住人の願いは何でも叶う場所。
例えそれが、二度とこの場に来れぬ存在が欲しいというものでも、叶えてみせる。
……ただし、”正しい形”で叶う訳では無いが。

少女は歩いていた。
ただ、ひたすらに前を向き、行く宛もなく歩く。
何の為に歩いて、何処へ向かい、何をしたいのか……そもそも、自分が誰なのかも知らず。
それもその筈だ、彼女は”さっき生まれたばかり”なのだから。

>>59 ヨハン
突然肩を掴まれ、進行方向とは逆向きに向かされる。
驚き、呆けた顔のまま、ヨハンを呆然と見つめ、ゆっくりと薄桜色の唇を開く。

「…………貴方、だあれ?」

じっと、色違いの硝子玉の様な目を不思議そうに見つめ、首を傾げる。

( 60 ) 2018/12/10(月) 19:05:56

おひめさま ニュイ

>>48リーノ
わんだーらんど、素敵!
だってねだってね、みーんなずっと一緒なの!
「狼さん」もういないよっ!

みーんなニュイとおそろ!
ヨハンおばちゃんも、イナルバも
カミユ、も、イルも、ハルヒコも
みんないっしょ!

[耳をぴこぴこさせながら跳ね回る
その様子はネコと言うよりは
ウサギのようだった]

( 61 ) 2018/12/10(月) 20:07:15

黒縁 ヨハン

>>60 レイ
「誰とは何ですか、誰とは。眼鏡がないとわかりませんか!!
くっ……ははっ!結局俺は眼鏡でしかありませんか!
わかりませんか、ヨハンです。ヨハン。

(眼鏡をかけて見せ、またすぐに外す)

貴女の顔が見える!煩わしい眼鏡がなくても!!

今どこまでも俺は自由だ!
さあ顔を見せて。光を失う恐怖に怯えることもない、明日も明後日も、その顔を俺に見せてくれ!!

ああもう……誰でもいい。
俺の眼に光があることを、証明し続けてくれ……!

( 62 ) 2018/12/10(月) 20:12:24

おひめさま ニュイ

>>57ロディ
ロディあったかぁい

[腕の中でロディの温もりを感じる
抱きしめ返され
自分が求められているのだと
認識した]

あのねあのね、ママ!
ママもね、ニュイと一緒にね
わんだーらんど守ったんだよ!

[>>20ユノを指差してロディに教える
一緒に「正義」を執行したユノは
本当の母親のように慕っていた]

( 63 ) 2018/12/10(月) 20:19:58

猛獣使い レイ

【猛獣使い レイ?】
>>62 ヨハン
「ヨハン……ヨハン……?」

目の前の男が名乗る名前を模倣する様に繰り返す。
何度口にしても、覚えがなく困惑と畏怖に満ちた目でヨハンを見つめる。

「……わたし、眼鏡があってもなくても、貴方の事、知らない。
明日……?何を言ってるの……?
わたし、もう行かないと……ええと、どこへ行くんだったっけ…………?」

彼の手を振り払おうとするが、その前に自分の存在に疑問を覚え、立ち止まる。
綺麗だと思った硝子玉の様な目は、よく見れば濁っていて、その違和感に生まれて初めての恐怖を覚えた。
ヨハンの目を避けるかのように、首を軽く横に向け、意図的に目を逸らす。

( 64 ) 2018/12/10(月) 20:26:58

無愛想 ハルヒコ

//

ここはどこ?
今のぼくは、どっちのぼく?
いつものぼく?それとも強い僕?
記憶があまりしっかりしない。
何してたんだっけ。

……だめだ。昔のことを思い出そうとすると、余計なものまで出てきちゃう。
やっぱり夢の世界に戻らなくちゃ。
泣かない僕に。負けない僕に。挫けない僕に。揺れない僕に。
本当の僕に、戻らなくちゃ。

//

( 65 ) 2018/12/10(月) 20:40:42

大学生 リーノ

ヨハンさんが、突然レイさんらしき女性に声を掛けるのを見た。
レイさんは、そう、悪者だった筈で。ここにはもういない筈なのに。
ヨハンさん自身、いつもと違う様子には見えるが。

......ガワだけか。
何処かの誰かとダブる様な、レイさんの姿。

その姿だけでも。或いは内面も再現出来るのなら、試してみても良いかもしれない。

彼女との会話は、有意義ではあったのだから。
特別な愛着なんてものは、感じてはいなかった筈だけど。

( 66 ) 2018/12/10(月) 20:50:05

大学生 リーノ

そうして、姿を明確に思い出す。イメージをする。
記憶を保持するのは得意だから。基本、一度見たものははっきりと詳細を思い出せる。

声色。髪の色。艶。長さ。顔の形。優しげな瞳。無邪気な笑顔。
薄桜色の唇。細い首。白い肌。近付いた時の吐息。ケリーさんを撫でる指。手首。細い腰。その肢体の全て。

勿論ケリーさんもセットだ。あのもふもふが傍にいてこその彼女だろう。

出来上がったものは、確かに語り合ったあの女性だった。ケリーさんも、肩に止まっている。

( 67 ) 2018/12/10(月) 20:59:20

大学生 リーノ

『リーノさん!こんばんわ!』

あの喧騒の時の声そのもので、それは話し掛けてくる。

「ええ。こんばんわ。ここじゃなんですし、場所を移しましょうか」

悪者として処理された彼女だ。見られると厄介だろう。
離れた場所へと移動する。

ーーーーー

ここなら良いか。

『フフッ。ケリーもここ、気に入ったみたいです』

「それなら良かった」

『今日はどんなお話をしますか?』

「そうだな。じゃぁ、西表山猫の舌の長さについて」

( 68 ) 2018/12/10(月) 21:30:27

大学生 リーノ

あの時と同じように。僕が妙な冗談を言って、彼女が笑う。そうして過ごす。

『それで、ミーシャの口の中にケリーがーーー』

『ケリーったら、ゴロウのバナナをーーー』

そんな話をして過ごす。そんな話をさせて過ごす。

『リーノさん?聞いていますか?』

......。......。

『リーノさん?』

「あぁ。もう良いかな。良いや。話さなくて」

分かってはいたことだ。ロディさんのガワしか用意できなかった事からも。
全くそのままとはいかない。そりゃぁそうだろう。
それが分かっただけでも、良い施行だったのかもしれない。

( 69 ) 2018/12/10(月) 21:36:35

黒縁 ヨハン

>>64 レイ
「そうか。俺を知っていようが知っていまいが関係ない。
"見えれば"それでいい。

行きたければ、行けばいい。
【俺が望めば】誰でも戻ってくるのだから。

本や食事だけではない、俺が見えていることを、俺にわからせてくれるのであればそれでいい。」



……ただ、静かに暮らせていることを、証明してくれれば、それでいい……

( 70 ) 2018/12/10(月) 21:39:02

大学生 リーノ

「取り敢えず、そこに寝転がって貰っていいですか?
ケリーさんは離れておいてね」

物も言わなくなった彼女は、何も言わずに仰向けに横になる。
主人以外の命を聞かない筈の鳥は、主人から離れて空を舞う。

レイさんに覆い被さる。その首を締め易い位置に。

「綺麗な顔で。勿体ないとも思うけど。まぁ、欲しくなったらまた造れば良い」

言い。彼女の首を両手で締める。
ーーーーーー何かが過ったような?

それは僕の手を止めるに至らない。
レイさんの体をしたそれは、必死に体をくねらす。音の出ない悲鳴を漏らす。
脚をばたつかせ、痙攣している。それでも、対した抵抗でもない。

( 71 ) 2018/12/10(月) 21:46:11

猛獣使い レイ

【猛獣使い レイ?】
>>70 ヨハン
「……………大丈夫?
何だか、苦しそう……」

彼の語尾が徐々に低く、下がっていくのを見て、産まれたての心では何をすれば良いか分からず、その場を困り眉のままヨハンの周りをぐるぐると回る。

「貴方の話、何だか難しくてわからない!
目が痛いの?」

見えている、という話から断片的に目の病なのかと純粋に心配し始める。
今のレイには深く考えるほどの頭はなく、自分が置かれている危険な状況にも全く気付いていなかった。

( 72 ) 2018/12/10(月) 21:48:05

猛獣使い レイ

ゾッと背筋に悪寒を感じ、立ち止まって後ろを振り返る。
そこには病院の無機質な廊下が広がるだけで、他には何も無い。
スリッパが見当たらず、素足で冷たい廊下を歩いているせいだと思い込み、ぺた、ぺたと長い眠りから覚めたせいでふらつく足を一歩ずつ踏み締めるように歩く。
向かう先は、モイラとメアリーの病室だ。
壁を頼りに爪先に走る冷たい痛みに耐え、ようやく辿り着く。

メアリーは眠りにつく前にギンシュさん?と名乗っていた男性と楽しそうに話していて、モイラはすやすやと落ち着いた寝息を立てて寝ていた。
その様子を見て、ほっと安堵する。

私は悔いのない選択をして、自ら進みたい道を選ぶ事が出来た。
だが、メアリーやモイラの身に何かあればそれは私に重くのしかかる”罪”となる。
目前の罪悪感は消え、メアリーの話やモイラの眠りを妨げまいと、また動きづらい足を引き摺りながら、廊下の奥へと消えていく。

この先は────────私が愛すべきだった人達の部屋だ。

( 73 ) 2018/12/10(月) 21:50:12

眠り姫 イル

/*
"大きな人"は優しそうな好青年だった
男の紹介ではどこぞの企業の御曹司で既に役職に座っているだとかとても幸せなことだとか説き伏せられていたがはっきりとは覚えていない
ただこちらに微笑むその目の奥に宿るものが得体の知れないような気がして嫌な予感がした
拒否できるはずもなく取引が終わると手を引かれ"大きな人"の家に連れて行かれる
『1番"いい子"だって聞いていたから楽しみだ
何より人形のように美しい』
車の中でそんなようなことを言っていた気がする
*/

( 74 ) 2018/12/10(月) 21:59:22

眠り姫 イル

/*
そうして着いた家は前のものよりも遥かに大きくて立派だった
そのまま一つの部屋に案内される
部屋の中は暗くてよく見えなかったが、入ってから電気を付けるのだろうと促されるまま足を動かす
外は比較的暑かったのにひやりとした空気が肌を刺す

ーーカチャッ

静かに金属音が背後から聞こえる
暗闇に目が慣れないまま音の方へ振りくとトン、と肩を押された
軽い力だったが小学生になるかならないかくらいにしか見えない少女が支えを失い倒れこむには十分だった
衝撃に体を硬くするも杞憂に終わる
柔らかく受け止めたのはスプリングの音なんてしない上質なベッド
呆けているうちにそれは始まりよくわからないうちに終わった
肌には生暖かい生き物が這うような感覚が残り、股からは痛みを訴えるかのように鮮血が伝っていた
*/

( 75 ) 2018/12/10(月) 22:01:47

大学生 リーノ

事が済んだ後。そこに転がっているのは人形だった。
いいや。元から人形だった訳だが。

涎を垂らし、端正な顔の瞳からは、涙がはしたなく零れている。少し、異臭もするかもしれない。

妙に、リアルに創りすぎたな。

空を飛んでいた鳥は、闇に溶ける様に消える。

ーーー何故僕は。態々こんな手間を掛けた?

それこそ、頭にナパーム弾をぶちこむなり。鉄塊で体ごと押し潰すなり。
なんなら僕が創ったモノだ。消えろと念じれば消えただろうに。

( 76 ) 2018/12/10(月) 22:22:03

大学生 リーノ

ーーーーー。

また、過る。けれどもそれは、ここではいらないものだ。
捨て去り。二度とは拾わぬものだ。

あぁ。けれど。もう一度。と思うかもしれない。
また、一度。或いは何度も。

僕はレイさんの姿をしたそれを殺すだろう。
思い出さないように(思い出すように)

夢の世界だからこそ。永遠に。

( 77 ) 2018/12/10(月) 22:22:31

眠り姫 イル

/*
『ああ、泣かないのか
大人しくてとてもいい子だ
素晴らしい!素晴らしい!!』

ーー人形偏愛症(ピュグマリオニズム)ーー

知る由もなかったが、"大きな人"の性癖はそれだった

その家には前の家と同じように自分と同じくらいの10歳にも満たない子どもが何人もいた
皆人形のように可憐で繊細な容姿だった
*/

( 78 ) 2018/12/10(月) 22:38:12

眠り姫 イル

/*
少女達には序列があった

上…"大きな人"のお気に入りは可愛い部屋、可愛い服、そして容姿を保つための使用人が与えられる
そして毎晩ローテーションで"大きな人"の部屋に呼び出される

中…"大きな人"が客に誂えるために買った、もしくは"大きな人"に飽きられた子達はシンプルな相部屋にある程度身なりの整った服を与えられる
客は青年実業家から芸能人、政治家などもいた

下…"大きな人"に不良品、欠陥品と判断された子は薄暗くベッドや布団もない相部屋でサイズの合わない服のみ与えられた

ただし食事は全員1日2食の質素なものだった
十分な栄養で成長させないためだったのだろう
*/

( 79 ) 2018/12/10(月) 22:38:29

ベーシスト スズ

「んー、みんなオソロかー……ちょっとさびしーよーな。ま、いっか。仲良しで」

[片手で自分の猫耳を触りながら、もう片方の手でスマホをいじる]

( 80 ) 2018/12/10(月) 23:16:34

ベーシスト スズ

『あのさぁ、ちょっと、かわいい神さまのために童謡セッションしたいんだけど……』

《は?》
《動揺》
《神さまってダレ?》
『あー、なんだろう。なんか、こう、色々してあげたくなるような感じかな。ま、来たらわかるよ。
それに、仲良くなったやつがさー、オレらのライブ見たいって』
《まったく!練習にも来ずに友達作りしてたのかよ……スズは……》
《ま、いいよ。休みのときならプライベートでちょっとくらい演っても。他ならぬスズの頼みならな。つーかスズ友だち少ねーんだし、サービスしてやるよ》
『う、うるせーよ!』
《シャウト出来そうな童謡ってある?》
《デスボが活きそうなやつとか……》
《なあ、この話し合いこれ、要る?》
『楽しけりゃいいじゃん!』

[いつも通りのやりとり。仲間たちと交わす会話。それだけで十分かもしれない。そういう点では、ハルヒコが言ってる意味も、ちょっとわかる。ずっと、こんな日々が続けばいい。有り得ないけど!もし、世界一のバンドじゃなくなったって……バンドメンバーとの愉快な日々に、神さまやハルヒコ、イルみたいな子どもとちょっと遊べる穏やかな時間があれば、最高じゃね?]

( 81 ) 2018/12/10(月) 23:22:48

研究者 ヒイラギ

>>58ヴィクトル
[じっと黙ってヴィクトルの話を聞いていた。
無表情のまま、おもむろに彼の頭を撫でる。]

……そう。あなたは良い子ね。可哀想に。

安心しなさい、あなたが発症してから期間自体はそこまで経っていない。……けれどまあ、起こった出来事としては……。

[持ち歩いていたファイルを出し、パラパラと頁を捲る。目の前の彼の顔写真が載った頁で手を止め、ふぅん、と呟いた。]

「もとのとおりに」……ね。

[ヴィクトルの言葉を繰り返し、踵を返した。]

着いていらっしゃい。ご両親に会わせてあげる……何を見ても大きな声は出さないと約束しなさい。此処は病院だから。

[何より、五月蝿いし。その言葉は不必要と判断し飲み込んだ。
ヴィクトルの両親は同じ病室に居る。一度も振り返ることなく真っ直ぐ向かっていった。]

( 82 ) 2018/12/10(月) 23:25:27

ベーシスト スズ

《ま、そっちいくから》
『え、オレのとこ?わかるの?』
《わかるよ。そういう場所だろ、ここは》
《俺たちがスズの所に行こうと思えば行けんだよ》

『マジか。そうだっけ!スゲーな!』

《今ごろ何言ってんだよ〜!》
《待ってろよ、そのうち行くから》
《早く合わせよーぜ。ベースが足りねーと締まんねーんだよ、やっぱ!》
《そーだぞ!オレの曲には、スズのベースが必要なんだからな。あ、あずきバー買っといてくれ》
《あ、じゃあオレはスーパーカップ》
《じゃあ、俺はコンビニソフトクリーム的なやつ》
《ダッツ》

『おいいいいいい!オレはパシリじゃねーんだけど!!ニカに至っては第一声がダッツ要求かよコノヤロー!でも迷惑かけたし買っときますうううう』

《さすがスズ》《それでこそスズ》《よっ、アイス係!》《生けるクーラーボックス》

『ニカのそのたとえはなんだよ!!ったく、溶けるまでに来いよな!オレはガリガリ君買うぞ』

( 83 ) 2018/12/10(月) 23:31:25

眠り姫 イル

/*
イルは上だった
人形のような容姿の、人形のように反応のないイルを"大きな人"はたいそう気に入ったらしい
ローテーションが終わる前にイルは何度も呼び出されては夜伽をさせられた
反応しなかったわけじゃない
小学生になるかならないかといった年のイルにとって性行為は暴力でしかなかった
引き裂かれるような痛みなんてものじゃない
実際に引き裂かれて犯された
それでもまだ"大きな人"は得体の知れないものを隠し持っている気がして、反応することを本能で我慢した

それでも"大きな人"の機嫌を損ねたらしばらくは中として相部屋で過ごさせられることもあった

そうして期待通り大して成長しないまま数年が過ぎた
*/

( 84 ) 2018/12/10(月) 23:37:51

眠り姫 イル

その日は胸騒ぎがしてどこか落ち着かなかった
そして夜伽の途中、案の定"大きな人"の機嫌を損ねた
いつも通り中の部屋に連れて行かれるのかと思ったら通り過ぎる
そうして向かったのは下の部屋
存在は知っていたが実際行くのは初めてだった
"大きな人"が部屋に入ると空気が凍る
"大きな人"はイルが何人いるのか数える前に一人見繕うと乱暴に手を引き地下室へ向かった
一面がコンクリートの小さな部屋の真ん中に手術台のようなベッドが一つとその前にはテレビカメラが一脚、端に物置が一つ
"大きな人"はカメラを操作すると画面越しに命令してきた

( 85 ) 2018/12/10(月) 23:38:19

眠り姫 イル

/*
『その子をベッドに寝かせて手足をベッドの足に繋げてある手錠で固定しなさい』
言われた通りにその子をベッドへ寝かせ、手錠で繋いだ
『物置に入っている物を持って来なさい』
物置には1本の鉈だけ置いてあった
心臓が嫌な音を立てる
『早くしなさい』
震える細い手でなんとかそれを握りベッドへ戻る
『その子の足をそれで切り落としなさい』
突如鼓膜に響く奇声
その子はいやだ、ごめんなさいと何度も何度も何度も何度も泣き叫んだ
"大きな人"は無表情でカメラの画面を見ているだけだった

『やらないのならいつかイルがそうなるだけだ』
瞬間、無意識に両手で鉈を握りしめて大きく振りかぶって力のままに振り下ろしていた
*/

( 86 ) 2018/12/10(月) 23:39:23

眠り姫 イル

/*
非力な少女の力では骨で刃が止まる
叫び声が何倍も大きくなり頭にガンガン響く
『ほら、そんなら力じゃ痛がらせるだけだぞ?』
パキリと何かが壊れた音がした
振りかぶっては振り下ろす、振りかぶっては振り下ろす、振りかぶっては振り下ろす
完全に足が切断できた時には肩で息をしていた
『おや?まだ足が残ってるね』
もう一本の足へも鉈を叩きつける
同じ容量で腕も切り落とす
ただただ"大きな人"の声に従った
『じゃあ最後の仕上げだ
首も落としてあげなさい』
*/

( 87 ) 2018/12/10(月) 23:40:05

眠り姫 イル

/*
それが何だったのかはもう考えていなかった
頭を埋め尽くすのは"これ"になるなんて嫌だという思い

生暖かい液体が顔にかかる
硬い骨に当たる痛み
柔らかい肉を断つ感触
目の前には鮮やかな赤



叫び声はもう聞こえない
*/

( 88 ) 2018/12/10(月) 23:40:47

未亡人 ユノ

---
私は愛する我が子を胸に抱き、静かに椅子を揺らしていた。
隣りでは貴方が優しい目をこちらに向け微笑んでいる。

愛していた。永遠を誓った。幸せだった。
それなのに。

目の前には四肢があらぬ方向へ曲がり、内臓が掻き回された肉塊。
潰された小さな頭蓋骨。鉄の臭い。
何が起きたのかわからない。理解できない。こんなの現実じゃない。

……えぇそう。嫌な夢を見ていただけ。

( 89 ) 2018/12/10(月) 23:43:41

未亡人 ユノ

私は愛する我が子を胸に抱き、静かに椅子を揺らしていた。
隣には優しい目をした貴方が貴方が貴方が貴方が貴方が貴方が貴方が貴方が貴方が貴方が貴方が貴方が貴方が貴方が貴方が貴方が貴方が貴方が貴方が貴方が貴方が貴方が貴方が貴方が貴方が貴方が貴方が貴方が貴方が貴方が貴方が貴方が貴方が貴方が貴方が貴方が貴方が貴方が貴方が貴方が


……貴方がたくさん。あぁ、なんて幸せなんでしょう。

( 90 ) 2018/12/10(月) 23:45:20

未亡人 ユノ、キィ……キィ……としずかに椅子を揺らす

( A3 ) 2018/12/10(月) 23:46:02

夢先案内人 ロディ

>>63神様
ふふ、そうなんですか。ユノさんが神様のママなんですね。
一緒に……有難うございます。

[ユノに向かってお礼を言う。聞こえているかは定かではないのだが。]

神様のママ……ふふ、聖母マリア様、みたいですね。

( 91 ) 2018/12/10(月) 23:55:31

ベーシスト スズ

[いつの間にか近くにあったコンビニで、アイスを買った。なぜか、店を出たらアイツらが居るだろうってわかってた。ついにメンバーとの絆レベルMAXになったのかオレ]

「……なんか忘れてるよーな気もするが、ま、大したことじゃねーだろ!
今日も、超絶イカしたベースでサイコーな一日にするぜ。もちろん、明日もな」


[この最高な世界を、神さまと守れて、本当によかった。これからも、天使と闇の眷属を兼任して……。そのうち、作詞作曲もしたりして。うん、楽しい。次はそーだな、海外公演なんかもやっちゃったりして!絶対オレたちなら、行けるはず!神さまやみんなにも、なんか海外のお土産買おう。

……ずっとこんな日々が続きますよーに!]

( 92 ) 2018/12/11(火) 00:40:41

魔法使い ヴィクトル

>>82ヒイラギ
ほんと!えへへー、協力してよかったー。
はやくもどれたもん。
じゃあ学校行ってもまだへいきかなー。
いっぱい休む子もいるからー、うん!きっと大丈夫!

/*
“いい子”と言われ、にこにこしたまま頭を撫でられます。

期間はそこまで経っていない––––
この言葉に喜びを覚えて。
ヴィクトルと彼女の時間の物差しの違いにも気が付かずに。
*/

やったッ……やったー…!
うん、大きな声はださないよー……!
今もちゃんとできてるでしょ…!

( 93 ) 2018/12/11(火) 01:20:17

魔法使い ヴィクトル

/*
思わず出しそうになった声を潜めて、きちんと小声で喜びます。
こんなことで怒らせて両親に会えないなんてなったら大変ですから。
*/

えー、こんな近くにいたのー?
なんであの病院のひとたちは会わせてくれなかったのさー…!!

/*
ヒイラギの迷わぬ足取りに、目標の場所を察することは簡単にできました。
*/

( 94 ) 2018/12/11(火) 01:22:54

研究者 ヒイラギ

>>93 >>94ヴィクトル
ええ、そうね。学校へはなるべく早く戻った方が良いわ。遅れを取り戻す必要があるから。
……当分は此処に居てもらうけれど。その理由も、あなたがなかなかご両親に会えなかった理由も、見れば分かるわ。

[病室の扉を静かに開く。先にヴィクトルが入るように促し、自分も入るとまた扉を閉じた。]

……。

[何も言わず、ただ現実だけを見せる。この状況から多くを語る必要などありはしない。
こう見えて聡い子なのだろうと感じていた。]

( 95 ) 2018/12/11(火) 01:36:43

魔法使い ヴィクトル

>>95ヒイラギ
だよねー?
みんなまだ友だちでいてくれるかなー、そうだ!遠足ももう少しだった!!

えー?

/*
ヒイラギに案内された先にはベッドが二つ。
ヴィクトルは迷わず、無邪気に近寄ります。

カタン

扉が閉じる音。閉められた世界でヴィクトルは、横たえられた2人の顔を目に入れてしまいました。
*/

……おかーさんと、おとーさん、、
ここで、寝てたんだー!
ずっとは横にいたら大変だもんね!!
うん、ねーねー!!ぼくおきたよ!ほら!

( 96 ) 2018/12/11(火) 02:09:44

魔法使い ヴィクトル

ほら!はやく!!
ねえ朝だよ!!おきてよ!はやく起きないとちこくするっていつも行ってたじゃん!

/*
ベッドに並ぶ両親を順番に強く揺すります。
例え寝ていても、母はこうしたら絶対に返事をしてくれました。
休日の父を、こうやって揺すると、毎度毎度布団に連れ込ました。
“もとのとおり”に戻るため、ヴィクトルは声をかけ続けます。
*/

( 97 ) 2018/12/11(火) 02:10:07

研究者 ヒイラギ、魔法使い ヴィクトルの様子を見ている。

( A4 ) 2018/12/11(火) 02:11:01

魔法使い ヴィクトル

あ!!そっか、もしかして今、夜なのかなー。

>>A4ヒイラギ
ね!今何時?
朝になったらおかーさんとおとーさん起きるかな?

( 98 ) 2018/12/11(火) 02:15:39

研究者 ヒイラギ

>>98ヴィクトル
今は……いえ、その必要はありません。
本当は分かっているのでしょう? それとも期待外れだったかしら?

あなたのご両親はあなたが発症していたものと同じ、夢の世界から出られなくなる病気です。

[ヴィクトルがどんな表情をしているのか見ることもなく、淡々と述べる。]

ああ……ですが。
悲観することはありません。何故ならヴィクトル、あなたがいるのですから。
唯一、この病気から回復したあなたが。

( 99 ) 2018/12/11(火) 02:32:21

研究者 ヒイラギ

あなたの存在がこの病気へ与える影響は決して小さくない。
少なくとも不治の病ではないと言うことは確定した。それならば。
今回の実験が失敗した原因と次回への課題を。突き止める必要があります。
あなたがいままで夢で体験してきたことや私たちが実験を行ってから起きたことを全て報告してもらうわ。余すことなく。それから新しいアプローチに向けての研究にも付き合ってもらいます。
それが「もとのとおりに」なる一番の方法。

勿論、協力してくれるでしょう?

( 100 ) 2018/12/11(火) 02:49:13

魔法使い ヴィクトル

>>99ヒイラギ
……ッ、言わな…

/*
真実を認めぬよう、聞かぬように制止の言葉を投げかけますが、ヒイラギは単調に現実を突きつけました。
一瞬の逃避も許さぬよう、容赦なく。

““お父さんもお母さんも夢の中に招待してしまえばいいんだよ。””
そんな後悔まで頭に浮かびます。


–––しかし、

しかし、ヒイラギは希望もくれました。
*/

そう、そうだよ!そうだよね!!
ぼくがもどってこれたんだ!
おかーさんとおとーさんももどせる!!

( 101 ) 2018/12/11(火) 03:00:41

研究者 ヒイラギ、魔法使い ヴィクトルに口の端を上げて笑い掛けた。

( A5 ) 2018/12/11(火) 03:05:38

魔法使い ヴィクトル

>>100ヒイラギ
うん!!協力するよ!
ぼく、なんでもする!!

/*
“もとのとおり”になるためならば。
絶望の後すぐに落とされた希望。
そのためならば、ヴィクトルは簡単についていってしまうでしょう。
*/

ね!!はやくはやく!
はやくもとどおりにならなきゃ!
ぼく何したらいいー?

( 102 ) 2018/12/11(火) 03:06:53

魔法使い ヴィクトル、にっこりと笑って、ヒイラギの手を引いて急かしました。

( A6 ) 2018/12/11(火) 03:08:53

研究者 ヒイラギ

>>102ヴィクトル
……簡単に、とはいかないでしょう。
今回のことで向こうも警戒をより強めてくる。「次回」がいつになるかもわからない。

けれど。
どれだけ辛くとも、苦しくとも。
あなたなら耐えられるでしょう? ヴィクトル。

[これから彼に行うであろうおよそ人道を外れた検査や実験を想像する。まだ幼い子どもに与えるにはあまりに大きい苦痛だろうことも理解はしていた。
それでも彼は耐えるのだろう。「もとのとおりに」戻る為に。
音を上げた時には両親の生命維持装置を取り上げると言えば逃げ出すことも無い。]

[早く早くと急かす彼の手を引いて病室の扉を再び開く。]

そうね。まずは検査から。その後は私たちの研究所に行きましょう。
ご両親とは暫くお別れです。挨拶は済んだかしら?

( 103 ) 2018/12/11(火) 03:19:32

魔法使い ヴィクトル

>>103ヒイラギ
もちろんだよ!!
だってぼくは、すごい魔法使いだったんだからさ!

/*
ワンダーランドではなんだって成功しました。
どんな不幸が起ころうとも思い通りに。
そう、ここへ帰れたことだって。
ヴィクトルは簡単に頷きます。
どんな厳しい世界が待ち受けているとも知らぬままに、
*/

大丈夫!!ぼくががんばったらすぐまた会えるんだからさ!
おかーさん、おとーさんじゃあね!!

いってきまーす!

/*
いつもどおりのあいさつを終えました。
*/

( 104 ) 2018/12/11(火) 03:30:07

研究者 ヒイラギ

>>104ヴィクトル
……ふふ、そうなのね。ふふっ……。
ええ、勿論。あなたなら出来るわ。

[思わず笑みが零れた。なんて根拠の無い。なんて馬鹿馬鹿しい。それが今の彼を支えているという事実に。]

じゃあ……行きましょうか。

[ヴィクトルの手を引き病室を後にする。]

夢を終わらせましょう。


[なんて、可哀いーー。]

( 105 ) 2018/12/11(火) 03:39:05

猛獣使い レイ

リーノさん達の病室に辿り着いた。
安らかに眠る彼を見て、心に棘が刺さるような、そんな感覚に襲われる。
痛い、ズキズキ痛む。
この痛みは、なんなのか?
そう思っていると、頭にザザッとノイズがかかる。
思わず頭を抱えると、ずきりと脳が痛む。
その痛みに引きずられるように脳裏に蘇るのは、遠きかの記憶―――――――――

( 106 ) 2018/12/11(火) 03:45:39

猛獣使い レイ

ドロシーさんには、ミーシャをけしかけた。
ずたずたに弄ばれて見るも無惨な姿になってしまったのと、爪と牙と自慢の鬣が血でギトギトになって、落とすのが大変だったから、この方法はやめた。
心臓発作みたいな形で、一緒にヴィクトル君が倒れたのが目の端に見えたけど、薬のお陰で特に何も思わなかった。

リーノさんは首を直接絞めた。
彼にはお世話になったから、直接私の手で起こして(殺して)あげたかった。

ニュイは幼子だからか、手に握りしめたナイフが力が入らなくて、結局寝顔を拝んでやめた。
その後、あれは人狼が小悪魔に対して嫌悪感なのだと気付いたけど、私ではどうしようもなくて、ただただ自分の無力さに打ちひしがれる一日になった。

メイネさんは私を褒めてくれた優しい人なので、こっそり遅効性毒入りの飲み物を渡した。
笑顔でお礼を言って、飲んでくれる彼女を見て、つられて笑顔になった。

カミユさんは作家だから、彼の自書をいっぱあた作り出して、高い所から頭上を目掛けて、本を落とした。
本に埋もれて窒息する形で起こせた(殺せた)からか、良い事をした気持ちがして心が安らいだ。

( 107 ) 2018/12/11(火) 03:46:17

猛獣使い レイ

ああ、そうだ。
私は薬に頼って――――――皆を殺した。

『 レイ、貴方は優しい子だから、どうしても辛かったら、この薬飲みなさい。
きっと、お役目は辛いと思うの。
……サーカス団存続の為とはいえ、貴方にこんな事をさせてごめんなさい。』

お母さんの声がする。
そう、お母さんに精神を昂らせ、記憶を飛ばす薬を貰っていた。
夢にそれを持ち込めた時は安心し、お母さんの言いつけ通り、一日1錠、夜に飲んでいた。
だから、私は皆を起こしただなんて思っていたけど……それは、殺して夢から追い出したに過ぎなかった。

その事実に気づいて、脳裏には皆を殺した時のフラッシュバックが、そして、何となく見た手の平には酸化して黒ずんだ血が見える。

「いや……いやだいやいや、いやあああああああ!!!!!!!」

周りを気にせず頭を掻き毟り、泣き叫ぶ。
病院の職員が駆けつけ、床に取り押さえられる。
首筋に鈍い痛みを感じて、私の意識はそこで途切れた。

( 108 ) 2018/12/11(火) 03:46:49

魔法使い ヴィクトル、病室をふり返りもせず、ヒイラギについていきました。

( A7 ) 2018/12/11(火) 03:51:47


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眠り姫 イル
11(29)回 残2728pt 飴飴

犠牲者 (6)

夢先案内人 ロディ (2d)
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拾う魔女 ドロシー (3d)
2(5)回 残3828pt 飴飴
魔法使い ヴィクトル (3d)
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大学生 リーノ (4d)
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