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はっはっは!
さすが、勘と運には自信があると豪語していただけあるな、頭領殿。いやはや、お見それした。
エスカデ殿は……ハイカードか、うむ。
では、最後に私の番だね。
ここは、三枚揃えたいところだが……。
9(13)1(13)4(13)11(13)2(13)
「おう、一人負けだな!!!!
……しょうがねェ、昔話でも思い出そうかね。
しばらく寝るから楽しみに待ってな。」
立ち上がってレモングラスとカムラスの間に入り、肩をぐっと引き寄せながら言って立ち去る。
「ゴシカ嬢ももう寝なよな!
いや、重ね重ね応援のしがいのないことで。
……おやすみ」
手をひらひらと振ると楽しそうに自室に戻っていく。
あー気分がいいぜ。いい夢みれそうだ。
明日のありがたいお話、楽しみにしてるぜ。
[大きなあくびとともに勝者は自室に戻って行った]
少しだけ、負けて欲しいと思いながら応援していたのは……
「内緒にしておきましょう」
応援しても、確率は変わらないから、私のせいではない。
……あら、そうみたいですね。
ふーん、明日お話なさる、と……盗み聞きするようで何だか悪い気もしますが、これは見学部屋の特権ですし、多少は目を瞑ってもらいましょうか。
《先程まで身を乗り出していた自分にはっとなり、身を引き、恥ずかしそうにこほんと咳き込んで誤魔化す。》
>>+25 ピオニー
よ、よしてくれ……そう言われのが嫌で話したくなかったんだ。
/*
決まりが悪そうな顔でふいっと顔を逸らしてしまう。しかし、続けて問われたことに関しては顔を濁らせた。
*/
……今は年齢も年齢でね。病気を患ってしまったんだ。このままだと…あまり長くはもたないかもしれない。
(そう。だから俺は…この任務を果たして、カーチス様から報酬を貰わなきゃ行けないんだ。)
それに、彼女には夫も娘も、孫だっている。俺はそんな彼女へ初恋を捧げた、そんなぐらいなものだ。
>>+27 カーチス
《カーチスの表情が曇ったのを見て、この話題は彼にとってのタブーだったのと気づく。
気づいた後には既に遅く、軽率に聞く話ではなかったと後悔した。》
……そう、ですか。
カーチスさんにとって……エレナさんは大切な方なのですね。
……私、この話は心の中に秘めておきます。
誰にも言いませんし、墓まで持っていきますのでご安心を。
素敵なお話を聞かせて下さり、ありがとうございました。
私は寝ますが……また明日、お話に御付き合いくださると嬉しいです。
では、おやすみなさい。
《扉を出る前に軽く会釈し、その場を立ち去り、寝るために自室へと戻った。》
[ルクレーシャが、はっと起きたら、もう勝負は終わってしまっていました。慌てて蓄音器で聞き返すと、もう一度勝負したときに、カムラスがスリーカードで勝っていました。いい所が見られなかったな……と、ルクレーシャはしゅんとしますが、ゴシカは起きていたみたい]
……ふふ。ゴシカ、よかったわね!
[そっとつぶやくと、まだ眠い目をこすりながら自室に戻ります。改めてお顔を出す前に、お化粧を直さなくては!]
今日はカノーとあんまりお話しなかったわ。
明日はお話できるといいな。
カードゲームがあまりに楽しくて遊び通しちまったがここからは本戦のこと考えんとな。
もう一度指示を繰り返すが、あ、蓄音機があったな。
聞き逃したやつはあいつに聞いてくれ。
仮決定は【22:30】、本決定は【23:00】だ、よろしくな。
あと昨日のゲームのツケが残ってるやつは早く精算してくれよ。楽しみだ。
《割り当てあられた自室にて、身支度を整え、今日もばっちり決めていく。
残念ながら、本当に見せたい相手はここにはいないが、万が一こちらに来た時や、ゲーム終わりに会った時にお洒落の腕が鈍っていては困るので、手は一切抜かなかった。
見学の部屋にて朝食をと自室を出て、見学の部屋へ入る。
国王陛下のご配慮で美味しそうなご飯が並ぶ中、今日はロールパンを選んだ。
ソファに座り、紅茶を運んできてもらってから朝食を食べ始める。
ロールパンは見た目は何の変哲もないロールパンだが、中はふんわりとしており、舌の上にのせた途端にとろけて消えた。
味も素材の旨味が活かされており、単体で満足出来る味だった。
2個程食べるとお腹も満たされ、目の前に映し出された映像に目を移す。
ゲーム会場にいる人達も続々と起きてきているようで、徐々に賑やかになってきている様子が映し出されている。
ソファに座り、食後の紅茶を飲みながら、その様子を眺める事にした。》
最後にいつ思い出したかも忘れたような昔話を披露することになってしまった。人の少ないうちに蓄音機の側で話し始める。
「初恋ってのが、初めて好きになった人のことなら3つか4つくらいの時近所に住んでたマルローネちゃんだが、おたくらはそれじゃ満足しないんだろ。」
シラフでやっていられるかとウイスキーをロックで飲み干してひと息。
「……そうだな。ありゃ15の時だ。
船が座礁の挙句故障して南方のどっかの島に立ち寄った時だな。
そこにいた踊り子の姉ちゃんに惚れたのよ。
出会ったのが宵の口だし、群衆の真ん中で踊ってるし、まぁ……一番きれいに見えるタイミングだったんだろうぜ、俺もチョロかったもんよ。
踊りが終わってガキの情熱で話しかけに行って、そこから船が直るまで毎晩会いに行ったが……手を触らせるどころか名前すら教えやしねェ。
何でそんなにつれなくする割に会って話をしてくれたのかあんときゃわからなかったが、大人になってから何となくわかったね。
あの人は踊り子だ。金を払えば……そういう仕事もしてくれただろうぜ。でもそれすら知らないガキの夢みてェな恋を壊さないように、惚れたのがイージーな女でないように、手の届かない女のフリしてくれたって思ってる。
……ありゃいい女だったな。手が届かなかったから余計にそう思う。探そうとも思ったが、あの人の思いやりを無下にするのも野暮だ。
出処不明の宝島の海図みてェなもんだな。幻のくせにやけに心のどっかで夢を見させる。
……喋りすぎたか?」
おはようございます、と男はやってきた。
いつも通り変わらない笑顔で、何食わぬ顔で立っている。
>>215カムラス
「本決定の時間ですが、立ち会うことが少し難しいようです。30分ほど遅れて確認することになりそうですが、よろしいでしょうか。仮決定は確認出来るのですが、その時間は約束事がありまして、ね」
>>216リアム
「やはりそうなりますよね。女給さんですよ。大人の女性に憧れる年頃があったんですよ。想いを告げることはありませんでしたが」
あらかた予想がついていたと言わんばかりに、躊躇いもなく告白する。用意していた答えだった為か、思い出話しの割にはあっさりとしていた。
「…困りましたね、エスカデさんのように事細かに話さなくちゃなりません?」
珍しく困ったように笑った。
[目を覚ますと朝の清涼な空気が頬を撫でる
一つ伸びをして離れがたい心地良さを振り払うと支度を整え始めた
昨日もまた楽しかったと思い出し笑う]
/*
ジェイ様が先生でポーカー講座をしていたみたいだったわ
ふふっいつもああいうお勉強なら楽しいのに
またできたらこっそり練習していた成果、発揮できるかしら
*/
[ジェイやリアムに思い切りばれていたのもつゆ知らず、そんなことを考えていた
そしてその流れで男性陣の勝負も思い出し]
[そういえば、このゲーム中随分と恋のお話が多い気がする
ふと一人の顔が頭に浮かんだが、その想いを否定するように自嘲した]
…化け物には関係のない話だわ
["愛の悲しみ"の最後の音に『諦め』を選んだのは自分だ
じくりと痛む心臓を無視して広間へ向かった]
「あら、私……」
いつの間にか眠っていたらしく、シスルは気づけばソファに身を預けていた。
広間には熱狂の後が散らばり、けれど今は閑散としていた。
転寝は悲しい夢を運ぶ。
瞬きをした時に、シスルの頬に涙が一筋伝った。
「……いけませんわね。部屋に戻らないと」
指先で滴を払ってから、シスルは私室へ向かうことにした。
[ルクレーシャは、今日もお部屋の姿見で入念に身だしなみとお化粧のチェックをします。むにむにと自分の顔をいじって、笑顔の練習]
……うん!大丈夫!今日のあたしもかわいいわ!
がんばりましょっ!
自分の声を聞かれていたが何のことはない、イイ思い出ってやつだ、と青臭かった自分を振り返って懐かしむ。
>>196 レモングラス
「卿からは"この中で好みの人か、友人になりたい人"ね。
……なかなかのご趣味でいらっしゃる。
そうだな……罠に飛び込んでいくのはやぶさかではないが、3日目で馬脚を現すのも色気に欠ける。友人の話題を選ばせてもらおう。
そこはやはり、百戦錬磨と思しきレモングラス殿とお近づきになりたいところだな!
直言が許されるなら、物静かなように見せて、意外に意地を張りたがる一面もおありのようだ。卿は心の内に炎をお持ちのようでな、なかなか興味深いお方と見える。
(いたずら好きそうでもある。いわゆる「食えん男」だろうが、事実この男の歩んできた人生は面白そうだ。)
いやはや、卿の昔話もお聞きしたいところだ。
……カムラスには負けたのだから、卿も初恋の話でも披露してはいかがか?」
あら、エスカデさまとジェイさまが初恋のお話をなさったの?
うふふ、あとで蓄音器で聞かせていただきますね!
[少しいたずらっぽく笑います]
[昼頃はポーカーに夢中になり、年甲斐もなく随分と遊んでしまった。私は目覚めてから一度私室に戻り、シャワーを済ませて広間へ戻ってきた。そして、ちらほらとまだ眠たげにしている者の中に、シスル嬢を見つける。]
>>222 シスル
や────。
[ソファーに身を預けていたシスル嬢を起こそうと、ゆっくり歩み寄る。彼女はその気配に気づいたのか、睫毛がふちどられた瞼を震わせた。しかし、自然と頬をゆるませて口を開いた私は次の瞬間、わずかに目を見開く。]
………シスル嬢。
[彼女は私に気付かず行ってしまったが、私は暫しその場に立ち尽くしていた。ミス・アルスィートは、眠りの世界で何を見ていたのだろう。ふと彼女にまつわる心ない噂を思い出し、私は口を噤んで目を伏せた。]
>>225リアム
「はは、弱りましたね。リアムさんの話は今日聞くとして、私の話ですか…」
朧げな記憶を頼りに、口を開く。
「そう…ですね、ダークブロンドがよく似合う人でした。セミロングほどの髪をまとめ、尻尾のように揺らす働き者でしたよ。瞳は綺麗なエメラルドグリーンで、笑うと弧を描くように目が細くなるんです。名前を呼ぶ声も好きでした」
好きになったきっかけなど、覚えていない。
強いて言えば、思春期だったからという理由しか思いつけず、言葉を選んだ。
「気付いたら目で追っていました。きっかけなんて無かったと思います。日常に溶け込むように、恋心を抱くことは当たり前でしたし。……これ以上は、残念ながら出てきません」
笑いながら誤魔化す。いや、誤魔化すというよりは話を終わらせたに近い。男は別の話をはじめた。
「ロート陛下は、ポーカーのように和気藹々とこの“英雄ごっこ”も遊んで欲しいんだと思いますよ。あまり気負わず行きましょう。」
クロードのから向けられる殺気や、カーチスがクロードへ宛てた言葉、リアムとゴシカの牽制を思い出す。場は違えど、あれでは権力争いとなんら変わりがない。いつもの遊技場に充満する空気に似た物を感じ、肩の力を抜こうと促す。
ジェイとしては、絢爛な部屋で殺伐と遊ぶも一興だと思うが、国王陛下の意図を汲み取り素直に従う。何のためにゲームを用意したのか、これでは意味がなくなるだろう。
「まあそれは、昼食の後でも悪くないかもしれませんね。」
男は軽食を食べながら手元のカードを伏せ、ピラミッド状に並べてはカードをめくり、遊び始めた。
>>224 エスカデ
ふふ、さすがにそう簡単には引っかかってくれないか。ご令嬢たちだけでなく、私も君や頭領殿の好みのタイプというのは少し気になってね。
あはは、どうもありがとう、そこで私の名を挙げてくれるとはね。許すもなにも、君の言う通りさ。
若い頃は今よりもっと意地っ張りで負けず嫌いで、その頃の私とゲームをしていたら、君は私が一番をとるまでつき合わされていたところだったよ。
ふふ、心の内に炎とは……エスカデ殿の言葉選びは、そこいらの詩人よりもセンスがおありのようだ。
……ああ、そうそう。君の初恋の話、しかと聞かせてもらったよ。
若かりし頃の叶わぬ恋ほど美しい思い出はない。
きっとこれからも、彼女は君の心を甘く包み込み続けるのだろう。
とても甘酸っぱい話をどうもありがとう、海運王殿。
……ふむ、私の初恋の話か。
[時間の流れが遅いからなのだろうか、広間にはゆったりとした空気が流れている]
[自分が居ない間に派閥が出来ていない事に胸を撫で下ろしながら、蓄音機に向かった]
[エスカデ殿と言葉をかわしながら、私は初恋について考えた。遊ぶ歩いてばかりいた私が、初めて身を焦がれるような恋をしたのは、後にも先にも妻のルフナだけだ。嘘をつこうか少し迷ったが、それでは賭けた意味がなくなってしまう。]
……そうだな。
女性経験はそれなりに重ねてきたが、初めて心の底から恋心と呼べるものを抱いたのは、妻だったよ。
それまでは、道行く町娘や使用人、社交場で出会ったご令嬢、はたまた父の取引先の令夫人──レディとなれば見境がなくてね。
よくそれで、父にはバカ息子と手をあげられたものだ。それでもあまりに私の手癖がなおらず酷いものだから、私と勘当して家名は弟に継がせると怒鳴り散らされたこともあった。
彼女と出会ったのは、そんな世の中を舐めくさっていた時期の──父の直轄地の農村で行われる春祭りだった。春を寿ぐ宴の後に、喧噪から少し離れた場所で車椅子に腰をかけた女性が、一人で宵の空に浮かぶ星空を眺めていてね。
身支度を整えて、広間に戻る。
シスルの顔には涙のあとも憂鬱も、はじめからなかったかのように消えていた。
>>レモングラス
ふと、この数日で慣れ親しんだ顔を見つけて、シスルは彼に近づいた。
「御機嫌よう、レモングラス様。
数時間前は、お話出来なくて少し寂しく思っておりましたの。
……あら? なにか楽しいお話をなさっているようですわね」
初恋の人、という言葉に、シスルは興味深そうにレモングラスの瞳を覗いた。
>>カムラス
「ご機嫌ようカムラス様」
[初恋の話をするレモングラス様の方を眺める]
「何やら、甘酸っぱいお話になってますわね」
「聞く分には大好きなのですけど、何分、初恋の経験もないのであの輪に入れなくて」
「カムラス様は、ああいったお話はお好き?」
そう、一言で言うならば、ただ美しかった。
その見惚れてしまうような横顔から、柔らかさを感じさせる透き通った肌──彼女の周りにだけ独特な風情が漂っていて、まるで妖精が絵画の世界からこちらへ迷い込んでしまったような……いや、違うな。
私自身が現世から絵画の世界へ飛び込んでしまったような、不思議な感覚を味わった。
彼女のそばにいると、どんなものも初めて経験したような、そんな新鮮さとときめきを感じられた。
生まれつき体が弱い彼女を、色んなところへ連れ出したよ。彼女が望むところならば、どんなところにでも連れて行った。
その時間が、自然と込み上げてくる笑顔が、すべてが、空気ごと愛おしかった。
私が結婚を申し込むのも時間の問題だった。
……彼女は娘が生まれる時に、代わりに亡くなってしまってね。
娘を身ごもった時から、産めば母体に障ると医師は言い、周囲は出産を反対したが……彼女は聞かなかった。魔法に頼れば負担は減ると言われたが、それも頑なに拒んだ。
痛みも苦しみも、そのあと赤子の顔を見れる喜びも、すべて自分のものだから、とね。
『楽しく生きて、幸せを目いっぱい感じてから死んで──そしていつか、私を迎えにきてちょうだいね』
[彼女の最期の言葉が耳の奥で聞こえた。]
……とまあ、そんなところかな。
彼女のおかげで、私も昔に比べて落ち着いた男になることができたよ。
はっはっは!
>>239 シスル
おや……ふふ、ご機嫌よう。
私もなかなか君と話すことができなくて、残念に思っていたんだ。話しかけてくれて嬉しいよ、ミス。
[ふと、彼女の周囲に視線をめぐらす。そこに彼の姿はなかった。身に覚えのない小波がどこまでも平らかにひろがっていったが、それに気づく由もない。]
リアム殿は今日は一緒じゃないのかい?
……私は、実は陛下が教えてくださったポーカーをジェイ殿たちとやってね、みんなでそれぞれ恋にまつわる話を賭けていたんだ。
エスカデ殿の初恋の話は、甘酸っぱくてとても良かったよ。
[蒼い瞳が私を見つめる。私はその宝石のような輝きを穏やかに眺めて、微笑みかけた。]
>>234 レモングラス
詩人とは光栄だね。海の男はロマンチストだぜ?と思いつつ、
「げっ……止してくれ甘酸っぱいとか!盛ってくれるなよ。レモングラス殿。
顔も覚えていない大昔の話だ。そんな大層なもんじゃあない。
ま、いい思い出だね。10日もなかったが、夢見るには十分だろ。
ふむ。野郎が騒いでいる間浮かない顔をしている女性が2人ね。
どうしたものか。あんまり得意分野でもないが、悩んでるなら不思議なメモにでも書いたらどうだ?名前を書かなくてもいいんだろ。どっかの誰かさんが同じく匿名で回答してくれるかもな。」
(……投書が少なければすぐ誰の話かバレるか、と決して名案ではないことはわかっているようだ。)
「ぼちぼちゲームの話でもするか……
カーチスが黒の可能性はなくもないが、なら霊能者だと名乗っても良さそうな話ではある。
黒を除いて俯瞰して見ると、共鳴、狩人、闇狩人、求婚者、村人の最低ひとつどれかが確実にいなくなってるんだよな。
今日は……霊能のどちらかからご退室願うのが正着な気もするが、これはボーズに任せるかな」
>>244 レモングラス
「まあ、シャンパーニュ様にそう言われるなんて光栄ですわ。
リアム様、ですか……?」
レモングラスからでた名前にシスルは小首を傾げた。
「ええと、お恥ずかしながら、リアム様のお話の途中で眠ってしまったみたいですの。後で、お姿が見えたら粗相を謝らないといけませんわね」
シスルは恥ずかしそうに目を伏せた。
「まあ、そうでしたのね! それは楽しそう。私も観戦したかったですわ……!
……シャンパーニュ様のお話も素敵でしたわ。今も──いえ、何でもございません。奥方様は、魅力的な方でしたのね」
シスルは、羨ましいと思った。そんな恋をしたレモングラスが。それから、彼の妻が。彼の穏やかな瞳は彼女の前ではどんな風に煌めくのだろうと、ふとシスルは思って──すぐに考えるのをやめた。
占い希望は……そうだな、ミス・フェスは霊能者のようだし、ミス・アンジューはシスル嬢が占って白玉だったようだね。
そうだな……。
……<<養女 ルクレーシャ>>、<<内気 ステラ>>。
>>232 ジェイ
「その通りですわね──」
ジェイの言葉に、共感するようにシスルは頷いて、ゆっくりと足を近づけた。
「御機嫌よう、ジェイ様。私たち、陣営は違いますけれど、でもだからといって私たち自身が敵対しなければならない理由はございませんわね」
おはようございます
あら?
[挨拶をして広間へ入ると昨日の賭けで約束していたエスカデとジェイ、レモングラスが初恋の話をしていた]
………物語みたい
[自然と出てきた言葉をぽつりと呟いた
思わず憧憬の眼差しを向けてしまったが、見えるはずもない
気付かれてはいないだろう]
今日はゲームの進む日ね
希望はもう出しているから(>>82 >>83)、あとは占い師と霊能者についてお話ししておけばいいのかしら
[考えはほぼ固まっていたので蓄音機へ足を運ぼうとしたが、ゴシカとカムラスがその前で話しているのが見えたので思わず立ち止まる
同時に胃が小さく鳴いてそういえば昨日はポーカーに熱くなって結局食事を摂っていないことを思い出しテーブルへ方向転換した
取り慣れたそれを皿によそり使用人へコーヒーを頼んで席に着く]
…あ…クロワッサン以外も食べようと思っていたのをすっかり忘れていたわ…
「……まあ、占い希望を出さないといけませんのね」
ちらほらと希望を告げる声が聞こえて、シスルは思案げにあたりを見回した。
「とは言いましても、……どなたを指名すればいいのか、なんて分かりませんわね……あっ、そうですわ」
>>all
「どなたか、私に占われたいとおっしゃる方はいらっしゃいませんか? ええと……カノーさんやリアム様を見る限りでは、魔法をかけられた自覚などはないみたいですが、なかなか無い機会でございましょう?
興味がある方がいましたら、私今夜はその方を占ってみたいですわ!」
うむ。……そうだな、私は彼女らを占ってほしい。
セシリア嬢が言っていた、私やエスカデ殿、ミス・アンジューを全員の占い師のお告げの力にかけるのも悪くはないがね。
だから、昨日のようにカムラス殿がそれぞれに何人か見繕って、一つはまだ誰にも占われていないセシリア嬢、ステラ嬢から、もうひと枠には我々を組めばいいんじゃないかな。
おや……ふふ。ジェイ殿が本物の占い師ならば、今回私は特に魔法をかけられた感覚はなかったが……偽物だったらその力を感じられるはずもないだろうからな。ふふ、もしシスル嬢が本物なら、身をもってその力を味わってみたいような気もするが。
まあとりあえず、占いに関してはこんなところかな。
[なんとなくモジモジしていると、レモングラスの恋の話が聞こえました。先程聞いたエスカデやジェイの話も、きらきらしてて少し切ない、濡れた星のようなお話だなとルクレーシャは溜息をつきます。]
……すてき。
レモングラスさまは、亡くなった奥さまをとても愛していらしたのね。
あたしも、いつか結婚する方に……そんな風に愛して……もらいたい、な
……でも
>>249 シスル
ああ、そうだったのかい。麗しきご令嬢のことならば、彼もきっと許さずにはいられないだろう。
ふふ……だからソファーで──。先ほどはとても愛らしい寝顔をしていたよ、ミス・アルスィート。
[先程の彼女を思い出して目を伏せると、ふっと唇の端を広げ、再び持ち上げた視線と一緒にその声に揶揄を滲ませる。]
あはは、少し話が長くなってしまったけどね。
今頃彼女が生きていたら三十過ぎだが……とても若々しい性格と感性を持っていてね、きっとルフナは君のことを気にいるし、君も彼女を気に入ってくれたに違いない。
シスル嬢も、よければあとで一緒に対戦しましょう。勝った側が陛下が用意した質問をできるんですよ。
……ああ、そうだ。さきほど非常に興味深い提案をしていたね、ミス・シャーリー。ぜひとも私にお告げの力を使ってもらいたいものだ。
随分と席を外してしまい申し訳ございませんでした。
これは随分と楽しげな話を…
[そう蓄音機に耳を傾ける。男共の恋愛話を聞いてご婦人方は楽しいのだろうか?]
[ルクレーシャは遠くを見るような目をしていましたが、カノーの方を見て、いつものようにニッコリしました]
あ。ごめんなさいね!ちょっとぼうっとしてしまったわ。
そうねえ、苦手なことは、実はね……
[少し声を落とします]
ソースがかかってるお料理を食べるのが苦手なの!
どうがんばっても、ドレスにシミを作ってしまったりして……!
[シミを誤魔化すために刺繍したドレスもあります……]
だから、おうちのひとには、殿方とお食事するときはあまり食べないでおきなさいって言われてるの!
>>256 ジェイ
「そうですの? それは残念ですわ。
エスカデ様は、どんな能力を持っておいでなのかしら……。ふふ、占い師は能力までは見透かさないのが、残念ですわね。
まあ、無邪気、ですか。そう見えますのね。
けれど、…………皆さん頭が良くて少し不安になりますわ」
>>263 レモングラス
「まあ、相変わらず口のうまいお方。
あら? 見てらっしゃいましたの? 恥ずかしいですわ。……それに私、あのとき――どんな顔をしていたかしら」
手のひらをきつく握りしめた青年が、未練を乗せて振り返る。以前シスルを見たときより、ずっと甘く熱をもった視線がまっすぐ前を向いていた。その横顔が――――先ほど見た夢の光景が蘇ってきて、胸に苦く刺すような痛みが走った。けれどもそれは不思議と、今までよりも、ずっと鈍かった。
だからシスルは、レモングラスのお道化たような視線に、微笑み返すことができた。
そうして、シスルはレモングラスの話を聞いた。
「…………奥様は、ルフナ様と仰いますのね」
返す言葉はほかにあったはずなのに、一番にそんなことばが出た。
「素敵なお名前ですわね。
ええ、本当に……お話できなくて残念でございました」
三十過ぎということは、もしかしたら亡くなったときは今のシスルよりも若かったのかもしれない。そんなことを考えながら慌てて言葉を紡いだ。先ほど感じた鈍痛など目にならないくらいに苦しさでいっぱいになって、シスルは笑みを深めて首を振った。その理由に、思い当たらないほどシスルは無邪気ではなかった。
「それは魅力的なおさそいですけれど……私実はこういうものをしたことがないのです。シャンパーニュ様に不慣れなところを見られるなんて恥ずかしいですもの、シャンパーニュ様の勝負を見て楽しませていただきますわ。
まあ! 本当でございますか? それでは、カムラス様に私、伝えてまいりますわね」
本当に、ルフナにあってみたかったと、シスルは思った。
きっとレモングラスの言う通り、彼女はシスルが遠く及ばないほど美しく、シスルのことも絵画の世界へ誘ってくれたかもしれない。
そんな彼女を目の当たりにすれば、きっとこんなことを思うことはなかっただろうから。
[ふぅ、と蓄音機を再生し終え一息つく]
さて。
ではまずは占い希望からいきましょうか。
私の希望は、
1人目はレモングラス様。
ジェイ様が白を出した位置ですし、万が一狼同士の『囲い』であった場合、私が結果を残さねば村人達は見つけるのが困難かと。
…彼のポーカーフェイスに、皆様随分と騙されておられるようですしね。
2人目はセシリア様。
追放希望について、まだ占われていないからと言うだけでステラ様とルーク様を提案するのは彼女の性格から不自然に感じましたよ。
仲間からの進言…もしくは一人勝ちの可能性も感じております。
[ステラ様に関しては自分もやや思うところがあったが、彼女の提案だからこそ不自然に映った。]
追放希望は
リアム様、次点でステラ様で提出致します。
リアム様は照る照る坊主の可能性や狂人の可能性もままありますので「色見」としてはイマイチな位置かもしれません。
しかし、狩人や共有者の露出を危惧して安定の位置でありましょう。
ステラ様は前述した通り。
占いでの処理は希望しない故の提案です。
んっと、占い希望は、【セシリアさん】と【エスカデさま】!
セシリアさんは、まだどなたからも占われていないからですわ!
カムラスさまは、お話がお上手だし、堂々としていらっしゃるから、お話だけで考えると分からなくなっちゃうので、情報が欲しいですわ!
レモングラスさまもお話はお上手で、物腰柔らかでいらっしゃるけれど、わたくしがホンモノって思っているジェイさまが村人っておっしゃっていたから今日は良いかしらって思います。
退室希望は、【ステラさん】。
ステラさん、ゲームに不安があるように見受けられましたし、別室に行かれた方がゆったりと遊んだりお話したり出来るのではないかしら?と……。わたくしは、またご一緒に遊びたいですけれど。
もう御一方となると……うーん……。どうしてもとおっしゃるなら考えてみますけれど。
えっと、ジェイさまがホンモノって思った理由の追加で。
ジェイさま、クロードさまが3番目の占い師さんとして出てこられてから、クロードさまのことをオオカミさんっておっしゃったわよね。
もし偽物の占い師さんなら、誰がオオカミさんだったか、最初に伏せないんじゃないかなって思いますし、
えっと、偽物の占い師さんで、ホンモノの占い師さんにオオカミさんの疑いをかけたいんなら、シスルさんが出てきた時に言っちゃうんじゃないかしらって思います
あの、2日目の>>2:264……うん、蓄音器のここのところで、シスルさんが出てきたのを確認した上で「私の見つけた黒が動くかも知れませんが。」っておっしゃってますよね。
3人目に占い師が出てくる保証はないわけですし。えっと。
ん……うまくまとまらないわ……
えっと!と、とにかく、もし、ジェイさまが偽物だったら、クロードさまにオオカミさんって言ったのがちょっと不自然に感じたので!ジェイさまはホンモノじゃないかなって思います。
「ははっ」
楽しそうに笑うジェイは、まるで少年のようだった。
「いいねぇいいねぇ。でも、あんまりお痛が過ぎると告げ口しちゃいますよ?」
誰にとは言わずに微笑み、考えを述べ始めた。
「シスル嬢はまだ確定していませんが、霊能者が2人出てきた今、きちんと考えねばなりませんねぇ。と、言ってもほぼ狂人でしょう。理由は簡単、霊能者の結果が割れたから。ただ、そうなるとシスル嬢がなぜリアムさんを村人と言ったのかは不思議ではありますが、予想はついていますけれど、他の可能性も頭の片隅に置いておきましょう。」
「ゴシカ嬢はクロスロードと仲間でしょう。あと、私が見つけるのはもう1人と、コウモリだけ。恋人たちは私よりも、皆さんの方が探すのが得意だと思いますから、正直お任せしたいところです。」
肩をすくめて笑う。人の色恋は苦手だと言わんばかりの身振りだ。
>>267 ジェイ
「まあ、これでも頑張っているつもりですが、ジェイ様にはご満足いただけませんでしたのね」
少し困ったように、シスルは微笑む。
「でも、こんなゲームをするのは初めてなんですもの。皆様よく考えますこと。
私貴族として27年生きてきましたけれど、こんなことを要求されたのは初めてでしたわ。
さすがロード王ですわよね、面白いお方」
「占い師は占いをすればそれでお仕事ができますけど、他の方は色々と考えなければいけませんから、大変ですわね。
敵ながら応援していますわね、ジェイ様」
おっと、本題に戻らなくてはね
[初恋の話を傾聴しているうちに、
一部では話が進んでいたようだった]
じゃあ、最低限のマナーとして占い候補を上げておこう
<<男装の麗人 リアム>>、<<男装の麗人 リアム>>かな
[あまりにも最低限すぎるので、あとで気が向いたら言い直すだろう]
えー、冗談が過ぎたようだ
[少し赤い頬を隠すように、軽く俯いた]
【ルクレーシャ嬢】と【セシリア嬢】はまだ占いの力を受けていなかったかな? なら、そうしよう
>>283 リアム
「ふふ、……と、笑ってる場合じゃございませんわ」
シスルは片手で口を抑えてから、一度テーブルへ向かう。それから、ゆっくりとリアムに近づいた。
「御機嫌よう、リアム様。私昨日──いえ、昨日というのはおかしいかしら。ともかく、あの時は失礼いたしました。
リアム様は、甘いお酒が好きでいらっしゃいますのね。私は、実は辛口のものが好きですの。
私たち、性別が反対だったらちょうどよかったですのにね。
ああ、甘いものが好きとおっしゃっていたので、お詫びにチョコレートを持ってきましたの。食べ物は、そうでもなかったかしら」
おっと、占い希望ね。
残りがなァ。セシリア嬢にルクレーシャ嬢。
それから……
>>105 ステラ
ふむ、ステラ嬢は随分と内気なようだが。俺とは話してくれないもんかね……俺は強面だし声もでかいからな。そんなに恐ろしいか?
ならばゲーム中は別室で待ってもらうのも手ではあるが、あんまり乗り気じゃあないな。ポーカーは楽しめるんだ。楽しいこと好きなんだろ?
今日一言二言話しでもできりゃ御の字ってとこか。
俺の退室希望は霊能のおふたりさんのどちらかだな。ゲーム的にはそうするのが良さそうだが。
(その後少し言い淀む)
ステラ嬢に退室いただかないんなら、まだ占われていない3人を。また、俺もジェイを信用するところではあるから、俺も含めたレモングラス殿以外の1度占われた者を候補に混ぜるといい。」
(どこか上の空で話をする。考え事があるらしい)
「ポーカーをする前に、セシリア嬢が言っていた提案(>>83)はとても面白いと思いました。悪くない手ではありませんね。しかし…」
男は考える。狼が首を二匹分賭けて勝負を仕掛けてきたのだ。その度胸は買わねば勝負師の名が廃るだろう。その上で勝利を掴む。相手の悔しがる顔は愉悦そのもので、堪らない。
切るカードは当然決まっているのだが。
「……私1人に挑まれているのであればこの狼の攻める姿勢に乗るのですがね。今は賭博師ではなく占師ですから。これでも、クロスロードが出てきた心意気は買っているのですよ?」
そのカードは切らない。これは個人戦ではなく団体戦。自分勝手な行動で、運命は決まってしまう。
「安全策は、ゴシカ嬢の後退出です。クロスロードとゴシカ嬢から見て、カーチスさんという狼が1人既に出て行きました。ならば、村から見て最も狼に近い人を退出していただくと良いのではないでしょうか。私はシスル嬢とクロスロードが狼、ゴシカ嬢が狂人だと私は思っておらず、この2人がグルの可能性が大いに高い。」
霊能者候補、つまり私かゴシカを追放すべき、と
それは確かに、流れとして正常ではあるのですが
先ほどと言うことが変わりますが、私としてはクロードを追放することで占い師の真贋がつく、可能性が高い。と気づきましてね
私も、正直に言いましてジェイ殿を本物に近く見ております
つまり、クロードには黒が出るのではないかと。そして私目線は確定するのではないかと、思っています
[あくまで独り言ではあるが。
総意として通されるには、あまりにも不確定な提案だろう]
毎度毎度これは悩むなぁ。
舵取りにゃあ自信あるんだがこれはちと要領が違うみたいだ。
ステラ嬢、昨日ポーカーしてた時に少しでも話せてたらよかったんだが。まあ知らない面々に囲まれちゃあ疲れたりもするか。
腹減った。飯でも食いながら色々考えよう。
男は続ける。
「ああ、後退出と言ってしまいましたが、正しくは御退出です。言葉って難しいですね」
訂正をするも、やはり笑顔は崩れなかった。
「クロスロードは皆様からみて、不服ではありますが占師の候補でしょう。なので、仲間と思われるゴシカ嬢に退出していただけば、ほぼほぼ1人の狼はいなくなったことになりますよね?」
さて、総意に沿うとなると
申し訳ございませんがステラ嬢の退出。
もしくはゴシカ嬢の退出を願うことになるかと
[自分のことは棚に上げておこう]
占い師と霊能者についてお話ししておきますわ
ジェイ様が本物の場合、クロードさん狼、リアム様霊能者は確定なので割愛しますね
シスル様とゴシカ様のお二人は狼と狂人かと
どちらかと言えばゴシカ様狼、シスル様狂人でしょうか
シスル様が本物の場合、ジェイ様は蝙蝠、クロードさんは狼か狂人だと思います
霊能者はリアム様を本物よりに見ていますが、クロードさんが狼ならリアム様狂人、ゴシカ様本物の可能性もありますね
クロードさんが本物の場合、これは正直あまり考えてないのですが…あるとしたらジェイ様もシスル様も狼だと思います
そうなると霊能者はゴシカ様本物、リアム様狂人ですね
個別に可能性が高そうな役職順にまとめると
ジェイ様は本物、蝙蝠、狼
シスル様は狂人、本物、狼
クロードさんは狼、蝙蝠、狂人、本物
リアム様は本物、狂人、狼
ゴシカ様は狼、狂人、本物
こんな感じでしょうか
>>269 自分(エスカデ)
「あら……? いま聞き返したら、エスカデ様に向けての言葉ですのに、ジェイ様に向けて話してしまっているようですわね。
それでジェイ様には振り向かせてしまっていますわ……!
ジェイ様、エスカデ様、失礼いたしましたわ」
ああ、違いますね…
クロードに白が出たら、シスル嬢の真が確定する、が正解でした
[以前の私は解っていたはずだ。
だからクロードの結果を見る必要はないと判断した、ような気がする]
気が抜けてしまったようです…
そこ、そんなに笑わなくても良いでしょう、
[爆笑しているカムラスの声を聞きつけ、
一応文句を言ってみる]
>>270 シスル
───。ああ……そうだよ。
この間は、名前を間違えてしまってすまなかったね。
ミス・バストリーニが演奏してくれたあの曲は、よく妻と聴いたもので……ああして聴くのは八年ぶりだったから、つい……私もあの頃に戻ったような気がしてしまったんだ。
[どうして彼女の目に一瞬でも悲哀の色が漂ったのか、私には分からなかった。女心には敏いつもりでいたが──いや。]
君は優しいね、ミス・アルスィート。
[妻を喪った私の前で、気を遣ってくれているのだろう。もしかしたら初恋の話を聞いて、純粋に心を痛めてくれているのかもしれない。]
そうか……君とできないのは残念だが、それなら勝負を見ていてくれる君の前で私も恰好いいところを見せなければね。
ふむ、ミスター・フェアラートも来たようだ。
ではまた、いってらっしゃい。
とりあえず仮決定だ。
ご退出願うのは【ステラ】だ。
体調が気になるのと霊能の中にてるてるか狂人が出てると考えてるからだ。それと少し考えるところにあってな。
次に占いだが。
ジェイは【エスカデ、カノ―、セシリア】
クロードは【レモングラス、カノ―、セシリア】
シスルは【エスカデ、レモングラス、ルクルーシャ】
の中から一人で頼む。
問題はないが……セシリア嬢とエスカデ殿、それから私は、今日同日に別々の占い師候補に組み込んでいて大丈夫かな?
もし蝙蝠を占い師が捕捉した時に、みなから見て占った人間が被っている位置だったら、少し面倒そうだがね。
今日別室に行かれるのはステラさんね。
あたしも希望としてあげたのですけれど、いざ決定になると、色々話したくなってしまうわね
布の修復がお得意だとおっしゃっていたから、もし今日いらっしゃったら、そのお話がしたいなあ
>>286 リアム
「ええ、大丈夫です。お陰様でよく眠ったらスッキリしました。
お酒は元々詳しくは無いのですが……そういえば、この間シャンパーニュ様から教えていただいたお酒は、とっても美味しかったですわ。ブラックルビーという名前のお酒ですの」
その時のことを思い出して、シスルは僅かにはにかんだ。
>>299 カムラス
「まあ!
私、いまカムラス様に希望を伝えに行こうと思っていましたの。
でも、決定が決まりましたのなら、そちらで大丈夫ですわ。
あら……! 私の希望の方がいらっしゃいますのね、よかったですわ」
本決定だ。少し考えなおしたので聞いてほしい。
今日退出してもらうのは【ゴシカ】だ。
このまま明日はリアム、って流れで一人、確実に敵陣営に退場願う。
そして占いだが。
ジェイは【ステラ、カノ―、】
クロードは【レモングラス、セシリア】
シスルは【エスカデ、ルクルーシャ】
の中から一人で頼む。
遅くなって本当に申し訳ない。
[深々と頭を下げた]
「戻りましたよ。少々予定より遅れてしまい申し訳ありません。…して、」
決定が変わっていることを蓄音機越しに確認すると、カムラスへと返事をした。
>>313 >>318カムラス
「【承知しました】。あまり決定者の意中を明かす様なことはしたくないので深くは追求しませんが、先ずは変更について感謝を。指示にも異論ありません。羊皮紙に残しておきましょう」
チラリ、周りを見る。主人にこき使われているのか、クロスロードの姿は見えない。シスル嬢も、どこかソファで休んでいるのだろうか。
「意地悪をしたくなりますね。少し2人を突けば、楽しくなるんでしょうけれど…やめておきます。寂しい気はしますがね。」
ハーブティに手を伸ばす。
1日…といっても、48時間あるうちの半分を指すのだが、今日はあまり人の姿が少なかった様な気がする。
体感でしかないが、というよりも昨日が異質だったのだ。誰かと、あんな風に話すなんていつぶりだろうか。
だからこそ落胆も大きかった。
ポーカーの時の様な感覚で、皆と話さことができると思っていたが、そうではなかった。人付き合いの怯えから来るものだろうか。
何にせよ、国王陛下からは直々に感想を聞かせて欲しいと言われた身だ。生半可な感想なんて出せない。
明日は少し、自らも動いて見ることにしよう。
手元のカードを適当にシャッフルし、5枚引く。
13(13)12(13)2(13)8(13)3(13)
なんとなく、左の3枚を交換に出した。
11(13)4(13)4(13)
【本決定確認しております。】
占い先は了承致しました。
しかし、ゴシカ様吊りとは…
皆様目線でバランスがいいのは重々承知ですが、もちろん明日はステラ様を吊っていただけるのですね?
[仕事が立て込んでおり疲れきっていた。頭が回らない……
口の上手い詐欺師の男に翻弄されていることが悔しかった]
>>ゴシカ様
貴方の真霊能者を証明することができず、本当に…申し訳なく思っております。
私が不甲斐ないばかりに……本当に……本当に……
ロート「今日はゴシカさん、ですね。可憐な女性が増えて良かったですね、カーチスさん?
……なんてね、冗談ですよ。
ポーカー、思った以上に楽しんでいただけたようで良かったです。それに広間では、男性陣の初恋のお話に花が咲いていたようですね。ふふ、参考になります。ボクは、恋について、まだ、確証が持てないもので……ああ、なんでもないです、気にしないで。
明日からは、通常の時間の流れですから、改めて、頑張ってくださいね。おやすみなさい」
「おや。Jのワンペアですか。昨日からセシリア嬢はJと縁がありますね。…そうだ、いつも表ありがとうございます。」
カードを引く。
8(13)11(13)10(13)12(13)7(13)
「これは悩みますね。そういえばリアムさん、レモングラスさんとゲームをしたときはストレートを狙ってハイカードだったんですよね。ふふ、でも」
7.8をテーブルに置き、新たに2枚手に取る。
10(13)1(13) 10 J Q
[みなさんにお休みの挨拶をした後、ボクはベッドに横になりながら、また過去に浸っていました]
[いつだっただろう……少なくとも、まだ兄上が即位する前です。
ポーカーをして、勝った方が負けた方に質問する、というゲームは、昔、兄上とボクでよく遊んでいたのです。
兄上はめっぽう強くて、いつも算術や帝王学、歴史の質問をされました……会話と言うよりは、ただのテストですね……。
今思うと、もしかしたらイカサマをしていたのかもとも思います。兄上は、当時9割くらいの勝率でしたから……。
でももし、あれが本当に運だとしたら、変なところで運を使い果たしちゃったのかな……。]
「よければどうぞ。お口に合うかはわかりませんが」
包み紙を見るに、ウィスキーボンボンではないはずだ。代わりにコーヒーか何かだったような気がする。正体不明の物を渡してしまったが、表情の変化はない。
いつもの様に笑っていた。
[あるとき、珍しくボクが勝ちました。
ボクは、おそるおそる、兄上に質問しました。
「恋とはどのようなものですか」
と。
当時ボクより8つ年上の兄上には、縁談がいくつか持ち込まれていました。でも、兄上はそれを見ずに捨てていました。
だから、心に決めた方がいるのかと、思ったのです。
聞いた理由は、なんのことはなくて。ボクも、そういう年頃だった、という程度のことです。
物語で読む恋物語は美しく、父上が母上に抱いていた思いも、きっと大切な気持ちなのだろうと思っていました。
でも、自分に置き換えて想像が出来なかったのです]
[兄上は、ボクの問いかけに、脚と腕を組んでしばし考えた後、自嘲気味に笑ったように見えました。
……周りの人はその表情を見ると怯んでいたようですが、兄上は、困ったとき、よくそんな顔をしたのです。
「──顔を見ると、胸が詰まる」
「これ以上のことを聞きたいなら、ロイヤルストレートフラッシュで勝ってみせろ」
そう言って、席を立ちました。
結局、ボクは一度としてロイヤルストレートフラッシュを出すことは出来ませんでした。
そして昨年の事件の中で、兄上の机の中に隠された手紙を見て──兄上の恋の相手を知りました。
恋文ではありません。たわいもない、ただのお礼の手紙。
少女らしい便箋に書かれた文字が、誰のものかはひと目でわかりました。
だって、ボクは彼女と、ずっと文通をしていましたから──]
ステラ様については体調が優れないのでは、と。
それ以外に特に理由はありませんね……
[眼鏡を外し、疲れきった眼差しで視線を送る。 ]
ありがとうございます
チョコレート大好きですわ
[包み紙から取り出すと口に含む
カカオの甘い香りとコーヒーの苦味が程よく混ざり合って口元が緩んだ
お礼に陛下がゲームが始まる前にくれた飴を差し出したが、何味と言っていただろうか
思い出せないが王宮の飴だから美味しいだろうと思い気にしないことにした]
>>345 >>347セシリア
「ふふ、失礼。カードを触っている人を見ると、つい見てしまうんです。」
頬が染まるセシリアを見て、そんな風に赤くなるんだなぁと、年相応の反応に微笑んだ。
彼女の手元にあったチョコレートはすぐに舌で転がされ、大好きだと言っていた通り、味わってくれている様だった。
「…おや、これでは勝負が関係なくなってしまいました」
飴受け取り、彼女を真似して口に含む。
甘く、そしてほのかに柑橘系の味がする。
「何の味、でしょうね」
ふと、国王陛下が話していた内容を思い出す。
“恋とは、どのようなものですか”───顔を見ると、胸が詰まる
「…そろそろ寝ましょうか。もう夜も更けですしね。おやすみなさい」
目の前の彼女に微笑み、立ち去った。
>>313 カムラス
「遅くなって申し訳ございません、カムラス様。ええと……色々変わりましたのね?
とりあえずメモは残しましたわ」
[蓄音機の前に誰かが座る音]
「結局、初恋を成就させるかという問いに答えられなかったですね」
「今でも何故答えられなかったのか、どう応えるべきだったのかは分かりません。幾つもの答えが頭の中で渦巻いていて、そのどれもが答えではないような気がするのです」
「…………」
「この気持ちが、そうだというのなら」
「答えを教えていただけませんか?」
「…………」
「精一杯の勇気は貰いました。これが私の精一杯です」
「ではまた明日、はないのでしたね」
「でも、またお会いいたしましょう」
「ね?」
[ゆっくりと足音が遠ざかっていく]
>>298 レモングラス
「………………、シャンパーニュ様、もう眠ってらっしゃいますわよね?
…………私、少しも優しくなんてありませんわ。
では御機嫌よう、また明日、お話できたらうれしいですわ」
笑いながら呟いて、それからシスルは私室へ戻った。
>>354 シスル
…………。
[規則正しく床に響くヒールの音が小さくなっていくと、私はゆっくりと閉ざしていた瞼を持ち上げた。ソファーに身を預けたまま出入り口に目をやり、もう見えなくなった彼女の面影を辿る。]
優しくなんてない、か。
……私もすこし鈍ってしまったのかな。
君が今どんな気持ちでいるのか分からないよ、ミス・アルスィート。
無論、自分が今抱いている気持ちもね。
[──組んでいた腕をほどいて、顎に手を添えながら目を伏せる。]
ただ、私も明日君とまた話せることを祈っているよ。
私室の扉がパタリと閉じる。
**
そうしてようやく、私は息をついた。
苦しみを吐き出すようにして、心の虚を覗いている。
奇妙な目敏さが、いつだって気づきたくないことまでを教えてくれた。
「…………好きな方の好きな方を、好きになれるのかしら」
そっと一人で呟いて、目を伏せる。
焦げ付いた一年前の心の傷痕を、剥がすことはしたくない。いつの間にか、憎しみだけが募っている。彼への恋を失ってなお。
「優しいね」だなんて────笑ってしまう。
きっと私は、そういう人間なのだ。
ベッドに潜って、目を固く瞑った。今日はどんな夢を見るのだろうか。……恋しい人の夢だけは、見たくなかった。
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