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不幸呼ぶ令嬢 シスル がきたらしいよ(7人目……だったかなあ?)。
「親愛なる我が陛下。この度はお招き頂きまして、光栄に思います。
どのような会が開かれるのかよく存じてはおりませんが、とても楽しみにしていましたの」
人足りねえから延ばしてやったぞ。つーか勧誘してこいよ。
養女 ルクレーシャ がきたらしいよ(8人目……だったかなあ?)。
うふふ、今日は楽しみだわぁ♡お城だし、美味しいものいっぱい食べられるわよね!
そして!殿方はきっと、みんなあたしの可愛さに夢中になっちゃうのよね!
他家の女の子にはまけないわよー!
あ、できたらおしごと紹介してもらおうっと。
石細工師 オーリ が見物しにきたらしいよ。
[開け放たれた扉から、老人が一人、ひっそりと入ってきました。]
ヒェッヒェッヒェッ…
セルナリア…、まったく見事なモンよ…
こんな機会、なかなか無かろうて、…
目一杯居座らせてもらおうぞ…
ヒェー、ヒェッヒェッ…
[杖を持つ手は震え、どこか危なっかしい様子で城に入ると、関心したように天井を見回しました。]
>>12 陛下
「それでは故郷の話を少し。
谷がそのまま海に面しているような、人が住むには土地の心許ない街です。ただ、こういう土地は守りには適しており、古来交通の要所としてありながらも敵軍の手に落ちることはありませんでした。
元より潮流を活かした船による貿易が盛んでした。
……私は今、そこのギルドを束ねております。
ああ、そうだ.本日は私どもの主力であるウィスキーをお持ちしております。僭越ながら、海風に当たったものは格別の味わい、と好評を得ておりますよ。
……ウィスキーの樽ならずとも、船旅は良いものです。海と空、ふたつの青が心を洗ってくれるのです。」
(控えの間にいた従者を呼び寄せ、ウィスキーの樽を5つ運ばせる)
–––歴史に改訂とは……事実を捻じ曲げることすらやってのけるとはね。特権って奴ァいつの時代も乱暴なモンだな。
>>23 ロート国王
ふふ、よく言われます。“卿は二十代から見た目がまったく変わらん”と。
主従関係を結んでいる騎士が、その手の魔法に詳しくてね。おかげでこの姿を保っているというわけです。
そうとも! 芸術とは、どんなに価値あるものでも、それを味わう者がいなければその辺の石ころも同然なのです。
私はね、我が領土であるゴールデンティップをいつか、芸術の都にしたいのですよ、陛下。
[私は内に秘める願いを、あけっぴろげに打ち明けた。そう、芸術をこの世にもっと広めるためには、富と名誉が必要だ。国王に取り入るのも一つだろう。]
そうだ、陛下。
土産話に一つ。
私の屋敷にいる魔法使いの話をしましょう。
元空賊 カムラス がきたらしいよ(9人目……だったかなあ?)。
珍しいことに王様にお呼ばれしたから来てみれば…
まあ、よくしてもらってる以上断るわけにいかなかったが。
[周りを軽く見渡し何かを見定める]
いい山引き当てたみたいだ。
楽しませてもらうぜ!
ロート「あ、そうそう。話しているうちに喉が渇く方がいるかもしれないので、先にご案内しておきますね」
ロート「口に含むと喉の渇きが潤う、魔法の飴をご準備しました。人からもらって初めて効力を発揮するので、喉が渇いてそうな方がいたら、あげてください。味は……ふふ、ひとによって違うんじゃないでしょうかね」
婚前逃亡 カノー がきたらしいよ(10人目……だったかなあ?)。
[靴の音高く駆け込むその姿は、まだ少女といって差し支えないものだった。]
ッアーーーー!!
やっと着いたワ!
あのオヤジ、カノーを着せ替えニンギョーかなんかと勘違いしてんダヨナ。
てゆーかズッキーニの着ぐるみとか意味わかんネーヨ!!フェチがコアすぎて怖いワ。
お父上もヒデーヨ、いくら金持ちでも自分と変わんネー歳のオッサンに娘売ろうとするなんてサ。
あとチョットでピクルスにされるとこだったワ。
※飴をあげたい人をアクションの対象に選び、アクション欄の一番下にある「【飴】に初恋の味を……」を選択すると、対象人物の発言PTを回復させることができます。
アクション欄と対象を選んだ上で、自由記述欄に自由に行動を入力すると、好きな行動を取りながら相手の発言を回復させることも可能です※
以下、※で囲った発言は、村建て人からの直接のお知らせとしますね!
お父上ナットクさせるためには他に玉の輿の相手見つけなきゃナンネーんだよナ。
……なんかギラギラした目の男ばっかりダナー。
とりあえず挨拶すっかナ。
>>ロート
あー、アー、コホン。
ごショータイにあずかりヴァロワ=アンジュー家より馳せ参じましタ、カノーでございマス。
この度は、エット、いいお天気で。
[スカートを持ち上げ、一つ礼をする。桃のような頬に睫毛の影が落ちた。]
……ふー。カンペキだナ。
カーテシーとか久々にやったワ。
>>30 ロート国王
答え……ですか。
それは今日、陛下が我々をここに呼んだことに関係しているのかな。
[眉を動かして唇に笑みを湛えてみたが、彼から答えが返ってくるとも思っていなかった。私はゆっくりと頷き、話を始めることにした。]
ええ。
というのも、先ほど申しあげたとおり私は芸術愛好家──いわゆるマニアというやつでしてね。
芸術と称する物全てに傾倒しており、今までもありとあらゆる作品をこの目で楽しんできました。
その中でも私のお気に入りの一つが、サリーナ出身の魔法職人でしてね。七年前に故国と併合してからこちらに移住してきたのですが、その彼が素晴らしく良い作品を作るのですよ。
『ふぅん』
少女は辺りを見回して、一人頷きます。
『ごしゅじんさま、みたいなひとばかりですね。もやしたら、もえてしまいそうです。おうさまはどんなあそびをするつもりなんでしょうか』
>>ロート国王
国王陛下、ごきげんよう。
シャーリー男爵家の娘、ルクレーシャと申します。
本日はお招きいただきありがとうございます。
どのような催しなのかとても楽しみにしておりました。
もしわたくしでお役に立てることがございましたら、何でもお申し付けくださいまし。
(しかし……お嬢様の婿候補を見定めて来るように仰せつかってきましたが、浮ついた輩の多い事。由緒ある当家を任せるには……)
レモングラス殿の審美眼は大変興味深いですね。
是非とも我が屋敷にお招きしたい。
わー、図書館に行っていたら、おもてなしが遅れてしまってごめんなさい!
えへへ、去年のことなのに、なんだか懐かしくて。ついつい持ってくるついでに自分でも読んでしまっていました。
[ボクは大臣を呼び、みなさんにお食事をご準備するように申し付けます。きっと、立食パーティ用の食事が準備されるはずです]
>>33 カノーさん
はじめまして。ようこそいらっしゃいました。
ふふ、本当に、天候に恵まれてよかったです。雨では、せっかくのお召し物がぬれてしまうかもしれませんもんね。
>>36 ルクレーシャさん
ごきげんよう。
本日は、普段あまり交流する機会のない皆さんが互いの親睦を深める機会になればと思っていますが、まずは、城の見物とでも思ってのんびりなさってくださいね。
なかなか……いつもは城にお招きする機会もないですから……。
[「皆さんの爵位だと」というのを飲み込みます。爵位が低いことを、無暗にあげつらうのは感じがよくないですよね。クリーンな王様像を目指さなくては]
ふむふむ、ご招待した方はあと5人ですね。
のんびり待ちましょう!
ちょっとした催しを考えていますから、その説明をする時間も取りましょう。
そうだな、19時頃には説明を開始しましょうかね。
内気 ステラ がきたらしいよ(11人目……だったかなあ?)。
混血 セシリア がきたらしいよ(12人目……だったかなあ?)。
[薄桃色を含んだ白髪にレースの目隠しを付けた少女が迷いのない足取りで王宮の廊下を進む]
/*
つい先日社交界デビューしたばかりなのに…
いきなり王宮だなんてハードルが高すぎるわ
*/
[スパルタな父への文句を内心愚痴りながら]
>>16 ロート
それはそれは…フフフ、きっと世話係の方も幼き頃より呼んでいたくせが抜けないのでしょう。
お気遣いどうもありがとうございます。では僕は興味深いこの館内をゆっくりと眺めさせていただきますね。
>>国王
どうも、国王様、元私掠船船長カムラスです。
[小さく頭を下げる]
国王様の許可のおかげで稼がせてもらえて、その上貴族なんて地位も貰えるなんて。
今では空運で食べさせてもらってます。なにか御用の際には私に連絡ください。国のために誠心誠意、働かせてもらいます。
しかし今だけはこの会場、楽しませてもらいますね。
長男 ジェイ がきたらしいよ(13人目……だったかなあ?)。
「まあ、爵位に興味などはないのですが。
ゲームをすると小耳に挟み馳せ参じました。ジェイ、とでもお呼びしてもらいましょう。」
フルネームは長いですから、と美丈夫な男は笑った。
今から 石細工師 オーリ は 家庭教師 オーリ だッ!
赤い薔薇の養女 カーラ がきたらしいよ(14人目……だったかなあ?)。
今から 赤い薔薇の養女 カーラ は 放浪癖 ピオニー だッ!
っはー……あー……いつもの癖であっちにふらふらー、こっちにふらふらーしてたらパーティーあるの忘れてたよねー。
や、まあ、時間的には間に合ってますし?いいんだろうけどさ〜。
おとーさまに怒られたよねーなんの為にセルナリアに帰ってきたのか忘れるなってさー。
……うーんと?新国王様とやらに挨拶すればいいわけ?
じゃー今から挨拶でも考えるかあ〜……うーん……。
《顎に手を当てて、ピオニーは考えているようだ。》
>>37 クロード
……おや、私の名を呼んだかな?
お初にお目にかかる。私はレモングラス・シャンペーニュ。
男爵位を賜り、今は南方の街──ゴールデンティップを治めている。
[ゴールデンティップはこの国の南に位置し、周辺地域の中でも特に気候の移ろい方が穏やかな場所だ。住人はみな陽気で、私の働きかけもあり芸術を好む者が多い。人と人との繋がりが深い土地柄で、私にはあのマイペースで自由な雰囲気がとても性に合っている。]
君は……ああっと、確か主人の代理と言っていたね。
これを機に、是非ともよろしく頼むよ。
ご婦人もいらっしゃるし、随時甘いものもお出ししましょうね。
たとえば、併合した国で取れていた果物が美味しくて、ボクは昔からとても好きでした。
今は、その地方も我が国ですから、気軽に取り寄せることができます。
[少しだけ目を伏せて微笑します]
"サルーラ"という甘くてみずみずしい果実です。
モモのような風味ですが、異国から来たお客様が、「カキ」という食べ物にも似ているとおっしゃっていました。
本日はそれをタルトにしましたので、ぜひ召し上がってくださいね。
もちろん、ケーキやチョコレートも用意させましょう。
どうぞ、ご遠慮なく。
豪農 ゴシカ がきたらしいよ(15人目……だったかなあ?)。
「まあ。
随分と沢山の方が招待されていますのね。
…………大丈夫、かしら」
会場が賑わえば、賑わうほど、シスルの気は重たくなった。整ってはいるものの、元より快活には見えない顔をさらに曇らせて、所在なげに呟く。
意図を外れて広まってしまった、的外れで無礼な噂を知っている人がいるかもしれない。
そう思うと、漣の様に不安が広がった。
なにか軽食でもと、シスルはテーブルに近づく。
そのとき、キッシュを頬張る少女が、声を上げた。その仕草と元気の良い声に、彼女は伏し目がちの目を細めた。
>>カノー
「美味しそうですわね。私もいただこうかしら」
>>59 ピオニーさん
なるほど!商いをなさっているんですね。無知で申し訳ない。
それは我が国としてもありがたいことです。
魔法道具は、魔法をうまく使えない方や、自分の得意分野と異なる魔法が必要な時に入り用ですからね。
大切なお仕事です。
魔法生物かあ。いつか、魔法生物の動物園を作りたいんですよね。今度相談させて頂こうかな。
>>60 セシリアさん
ああ、そうでしたか……。すみません。どうも、目隠しというものに個人的な少し苦手意識がありまして。
不自由なければよいのですが、何かありましたらご遠慮なく言ってくださいね。
[大丈夫。この人の身元はハッキリしているから。大丈夫]
星売り カッセ が見物しにきたらしいよ。
「素材が2としても、やっぱり王宮料理人というものは、全く、よほどの腕をお持ちのようで」
[採点をするかのように皿の料理を取った彼女は、一口食べると不満げに皿を戻した。美味しかったのだ]
「ウチも一枚噛めたらいいんダケド」
「次のお皿は……キッシュ」
「キッシュは、野菜がモノいうわよこれ?大丈夫?」
村の設定が変更されました。
おや、サルーラのタルトですか。
私の祖国……あぁいえ、"今は"セルナリアでしたか、そこで特産だったものでよく食べていましたよ。
あぁ……懐かしい味だ。
[今頃、聡明にして間抜けな兄上はどうされてますかね?まさか、もう抜け出したなんてことはないでしょうけど。どっちにしろ、私が代理で入った以上、もう手遅れ……それに、あれだけ盛られて今日一日まっすぐ歩けるとは思えないし。まさか真っ赤な顔で王様に会えるほど面の皮厚い兄上様ではない事を祈っときましょ]
[王様……王様?]
[しまったまだお目通りしてない!]
《国王陛下に挨拶を終え、いつもの様にふらふらしていると、出された料理に目がいった。》
おー……すごいすごい、流石王宮で出される料理、ってだけあって見た目がお美しい事で……どれ、ひとつ……。
《目の前にあったタルトを何となしに取り、一口齧る。
口の中で広がる果物の爽やかな甘みと、タルト生地の甘さが混ざり合い、程よい甘さで何口でもいけるのでないかと思わせる一品だった。》
……うん、味も美味しい。
甘い物好きとしては嬉しいなあ、国王陛下万歳、ってね。
《小さく独り言を零しながら、もぐもぐとタルトを食べる。》
>>ロート
「陛下。本日はお招きいただき誠にありがとうございます。
わたくしはゴシカ。フェス家の当主代理として愚兄に代わり参上いたしました。
農家たる身に身分を与えて下さったこと、父に代わりここで感謝させていただきます」
さて、それでは、ご招待した方は全員おそろいのようですし、今回の催しについてお話させていただこうかな。
少しこちらの準備に時間がかかってしまい、宣言していた時間から1時間ほど遅れてすみません。
まずは、お越しいただきありがとうございます。
皆さんや皆さんのおうちの方の中には、現在の地位や給金についてご不満を持っていらっしゃる方がいるのは、こちらとしても承知しております。
先々代の父、先代の兄は魔法能力の高い者を優遇する方針で国家を動かしておりましたから、皆さんのように魔法が使えないご家系の方々はどうしても不遇になりやすかったように思います。
思えば昨年の反逆事件も、魔法能力の扱い方についての意識が原因の一つだったと言えるかもしれません。
そこでボクの代では、魔法が使える人も使えない人も平等に機会を与えていきたいと思うのです。
今回お呼びした皆さんには、そのモデルケースになっていただきます。
ふふ、ここは手っ取り早く……ゲームをしましょう!
[ボクは両手を広げ、笑顔で参加者の皆さんを見ました]
[話を切り出そうとした途端の出来事だった]
「はぁ、ゲーム……?」
[貴族、王族階級の考えることは、時には私たちのような人間には分からないのかもしれない]
ゲームで勝ったら、地位と財産を得られる。ふふ、誰しもに平等なチャンスだと思いませんか?
さて、では何のゲームをするか、ですが。
[ひとつ深呼吸してから、ボクは微笑を浮かべました]
昨年の反逆事件、通称黒狼事件はご存知でしょうか。
国外にいることが多い方や、都から遠いところに住まれている方は、ご存知ないかもしれませんね。こちらとしても、できるだけ広まらないように手を回していたので、詳細は知らなくて当然のことです。
端的に言えば、国内の優秀な魔法使いを呼んで魔法競技会を行った際に、ボクの兄が黒狼騎士団を名乗る者たちに殺されてしまった事件です。
かの事件での犯人の見つけ方が、民間で「英雄ごっこ」として流行しているそうなのです。聞いてみれば、なかなか、当時の英雄たちの魔法を再現したゲーム形式になっていて興味深かったのです。
そこで、今回はこちらでルールを改めて定め、遊んでいただくことにしました。運用が上手くいったら、公式ゲームとして広めてもいいかな、なんて思っております♪
それでは、ルール説明に入りましょうか。
ここからのボクのルール説明は蓄音魔法で記録しておきますので、いつでも聞き返してください
>>57 ステラ
おやおや……。
斯様に美しい女性が華やかな場に慣れていないなんて、勿体ないことこの上ない。
あまり堅苦しいことは考えず、その場の雰囲気を楽しめばいいんですよ。
ほら、美味しいものもたくさん揃っていることだし、まずは舌を潤しましょう。
[屈託なく目を細めると、私は彼女の肩を軽く押して食事の場に促す。]
>>65 クロード
あはは、そう言っていただけて至極光栄だよ。
私もあの街がとても好きでね、これからももっとよりよい街になればいいと思っている。
……君の主人は、どちらに屋敷を構えているんだい?
[握手を交わしたあと、その手をおろして首を傾げてみる。]
ロート「このゲームは、【村・狼・蝙蝠・恋人・その他】の5つの陣営に分かれ、リアルタイムで一週間ほどかけて行います。
ゲーム開始一日目に皆さんに役職が配布されます。
そして、二日目に初日犠牲者が出た後、みなさんには一日に一人ずつ、敵陣営だと思う人を選び、【処刑】してもらいます。また、狼陣営の方は、一日に一人ずつ、選んだ人を【襲撃】してもらいます。
それを繰り返して、村陣営以外の人を処分しきったら、村の勝利。村人が狼と同数以下になったら、狼の勝利となります。ただし、蝙蝠・恋人が残っていた場合は、狼も村人も勝利できません。
では、各陣営の特徴について、一つずつ説明しましょう」
ロート「まずは【村陣営】から。これは、善良な国民チームですね。
・占い師…夢のお告げにより、寝る前に選んだ人が狼かどうかわかる能力を持ちます。また、蝙蝠人間を占った場合、倒すことができます。【呪殺】とでも表現しましょうか。
・霊能者…【処刑】された人から残った気配を読み取り、狼かどうか判別することができます。能力の対象は処刑された人のみで、襲撃、呪殺、後追いについてはわかりません。
・騎士…選んだ人を、黒狼の襲撃から守ることが出来ます。狼に対抗できるという意味で、狩人と呼んでもよいかもしれません。護衛に成功すると、手ごたえを得られます。自分のことは守れないのでご注意ください。
・共鳴…もう一人の相方さんとテレパシーで会話することができます。お互いに潔白であることを知っているので、この場にいる者たちの中で、最も信頼できる人といえるでしょうね。
・闇騎士…騎士だと思っていたら、騎士じゃなかった人です。護衛に失敗すると、自分がまがい物だったことに気が付きます。悲しいですね。失敗しなければ、勘違いしたままです。
・村人…特に何の能力も持たない人です。頑張って敵陣営が誰か推理してくださいね。」
あ、そういえば。
もちろんですけど、実際に【処刑】【襲撃】が行われるわけではないのでご安心くださいね。
【処刑】に選ばれた方は、翌日、こちらの様子を魔法でうつした別室に行ってもらうことになります。
【襲撃】に選ばれた方は、この城のごうも……コホン。この城の魔法使いの魔法で、軽く洗脳状態になっていただいて、無意識のうちに別室に行っていただくことになります。【呪殺】された方も同様ですね。
あ、洗脳と言っても、催眠術のようなものでして、当然ながら健康上の後遺症などはありませんので、ご安心ください。
移動先は処刑された方と同じお部屋なので、会話していただくことが可能です。
また、今回のゲーム参加者以外で、もし見学を希望される方がいたら明日から別室で待機していてください。
ロート「続いては【狼陣営】。これは、反逆者チームですね。
・狼…三人います。村人の数を減らして、勝利を目指しましょう。三人はテレパシーが使えますので、適宜嘘をついたり、村人のふりをしたりして生き残れるようにあがきましょう。蝙蝠を襲撃することはできません。仲間を襲撃することは可能です。
・狂人…村人として人数カウントされますが、実際の陣営は狼という裏切り者です。狼が誰かは知ることができないので、自分なりに仲間が誰か推理してみたり、嘘をついて村人の考察をかく乱させてみたり、もしくは、なんにもしなかったり……色々と動き方はあるでしょうから、自由に動いてみてください。」
>>77 クロード
《ぽやーっとしながら、国王陛下の話を聞いていると、後ろから話しかけられる。
後ろを向くと、きっちりとした格好をした男性が立っていた。
話しかけられたので答えねば、と初対面の相手なので、顧客を相手にするかのような仕事モードで返答する。》
……いえ、商人は体が資本ですから、勿体ない褒め言葉です。
ええ、初めて見るお菓子でして……あら、ありがとうございます。
《渡されたお茶を受け取り、一口飲んでみる。
目の前の男性の言う通り、見目が爽やかなこのお茶は味もスーッと口に広がる清涼感があり、甘いタルトとよく合った。
思わず笑みが零れつつも、彼に話しかける。》
本当ですね、このお茶、タルトによく合います。
《感想を述べたところで、まだ名乗っていなかった、とはっとなる。》
……ああ、申し遅れました。
私、チェルヴェナー家の長女、ピオニーと申します。
当家は代々商家で、普段は世界各国を旅しながら商いをしております。
失礼ながら、貴方のお名前を聞いても?
ロート「残りの陣営は人数が少ないです。
【蝙蝠陣営】。個人陣営で、魔の者がモデルです。
・蝙蝠人間は、村人と狼の勝負が決着するときに生き残っていたら、勝利を横取りすることができます。ただし、【恋人がいたら恋人の勝利が優先されます】。占い師に占われると【呪殺】されてしまいますが、狼に【襲撃されても死にません】。ちなみに、【呪殺か襲撃かは他の人にはわかりません】。
【恋人陣営】。ボクのオリジナルのチームです。純愛って最高ですよね。もし二人で生き残れたら、優先的に勝利です!
・求婚者…一日目に選んだ人に、二日目から「求婚」することができます。求婚中は、テレパシーが使えます。
相手が求婚を受け入れると、ふたりは「恋人」として同じチームになります。二人は愛し合っているので、【どちらかが処刑や襲撃で死ぬと後追いしてしまいます】。後追いした場合は、こちらからアナウンスするので【わかります】。振られた場合、ただの村人になります。
・婚約者…求婚者からの【求婚を受け入れると、もともとの能力を失います】。また、保留やお断りをすることもできます。求婚を受け入れると、相手とたくさんテレパシーが使えます。」
ロート「さて、最後。【その他】とは何かといいますと。
この役職、「てるてるぼうず」というのは、【処刑されたら勝利】です。この人の勝利は、【どの陣営の勝利にも影響しません】。処刑された瞬間にどこかの陣営と同時に勝利することが確定します。
また、誰かの頭に【下駄】というアイテムを投げて、生存を知らせることができます。投げないこともできますし、自分の頭に落とすこともできます。
陣営の説明は以上ですが、言い忘れていたので、村人カウントされる敵陣営について。
狂人・恋人(求婚者・婚約者)は村人としてカウントされます。
蝙蝠・照照坊主は、村人として数えません。宙ぶらりんな存在です。
人数計算の際に気を付けてくださいね。」
───“英雄ごっこ” ねぇ。
[御自身のたった一人の兄弟を失うことになった事件。それに準えたゲームを、王は今回私たちにやらせるのだという。自分の顎に手を添えて、私は王の話に耳を傾ける。いつのまにか、唇からは笑みがこぼれていた。]
ゲームの勝敗で地位が決まるとは……はっはは、これはいい。
まさか城に呼ばれたのがこのためだなんてね。
いやはや……ロート国王は分かっていらっしゃる。
こういう遊び心が、人には必要なのです。
ロート「あとは、ルール違反について。
・狼陣営が、【仲間を実名告発するのはダメ】ってことにします。自首はご自身の判断で大丈夫ですが、いくら反逆者陣営でも、仲間を売るのはちょっと…って感じですので。
・村人が嘘をつくのは禁止です。具体的には、「占い師です」と持っていない能力を持っていると言ったり、「ぼくは蝙蝠です」と嘘の告白をする、などですね。ただし、最終日に多数決に負けそうだと判断して、敵陣営のふりをして相手を油断させる行為は認めましょう。
・長期間ですので広間から出ることは自由ですが、【自分や仲間の役職をゲーム中の人にばらさないこと】!これは公平なゲームをするために最低限のルールですね。ゲーム上死んでから別室に行ったら、防音魔法がかけてありますから、ネタばらしはしてもOKです。」
『たのしそうなあそびですね』
少女は楽しげに呟く。
『きぞくならば、さんかしかくがあったのでしょうが、ざんねんです。ですが、チャンスはまだまだありますし。ながいきしてくださいね、おうさま』
ふー。さて、ここで、お楽しみの、勝利して得られる賞品の説明をしましょう。
現在、我が国には昨年の事件の反逆者から没収した財産があります。
結構財産を貯めこんでいたので、賞金としては十分だと思いますよ。これに、七年前の戦争で得た遺産の一部をあなたがたに与えることとしましょう。
具体的な分配としては、こうです。
[わかりやすいよう、お抱えの宮廷魔法使いに、大きく一覧表を掲示させます]
村陣営が勝つ→全員に等しく賞金を配布+地位を1ランクアップ(男爵→子爵)
狼陣営が勝つ→4人だけに賞金を配布+地位を2ランクアップ(男爵→伯爵)
蝙蝠陣営が勝つ→1人だけに賞金を配布+地位を3ランクアップ(男爵→侯爵)
恋人陣営が勝つ→2人に賞金を配布+地位を2ランクアップ(男爵→伯爵)
照る照る坊主→勝てばどの陣営が勝っても賞金を倍配当+地位を1ランクアップ(男爵→子爵)
村陣営以外が買った場合、勝利陣営以外の陣営の方々は現状維持です。
その代わり、陣営別MVPなど、活躍した方には、ちょっとしたボーナスをご用意します。
「なんだ、ゲームって言っても闘鶏の類ではないのね。心配して損した」
[けど、お兄さんを喪った事件をゲームにするなんて、私は全く問題ないのだけど……その、大丈夫なのかしらね?]
[兄の事は嫌いだけど別に噛み殺そうなんて考えたことも無いし、死んだ後ゲームにするという発想はない。多分よほど不仲だったのね]
「それに、私がこのゲームに勝って、家に地位もお金も持って帰ったなら……ね?」
[兄はどんな顔をするのだろう?今から楽しみだ]
[王様とお話したあと、お城をぶらぶらと見学していたルクレーシャは、戻ってきてから静かに王様の話を聞いておりました。処刑、や、呪殺、など、なんだか不穏な単語が出ています]
むむ、なんだかルールを覚えきれないわ!
あとでしっかり復習しなくっちゃ。
もー!愛想をふりまいてきたらいいって言われてたのにー……
[形のよいくちびるをとがらせ、すねています]
ふふ…お気づきでしょうか。
村陣営が勝てば、全員が賞品を得られるのです。お得ですよね。
しかし、他の陣営ならば、賞品を独占出来ます。
蝙蝠陣営ならば、難易度は高いですが、莫大な財産と、爵位の二番目の地位を一気に得ることが出来るのです。
さあ、どうですか。
【敵陣営がやりたい】
そう思った方もいらっしゃるでしょう。
ふふ、いいんですよ。
巷で行われていたゲームでは、役職はランダムに決めていたことが多いようですが……今回は特別ルールです。
ロート「【狼・蝙蝠・求婚者】に限り、【役職希望を許可】します!
もし、希望者が定員より多かった場合は抽選にしますが、完全なランダムよりは、少し可能性がありますね。
遊び要素として、【狂人・照照坊主は役職希望は不可】としましょう。この役に当たった方は、天から授けられたチャンスだと思って頑張って下さいね。
どの陣営でも特にこだわりがない方、村陣営になりたい方は【ランダム】と書いてください。そして全員今日中に、この魔法の箱に入れておいてくださいね。
この箱にあらかじめ設定した魔法により、明日、あなた方に、【実際に魔法能力を付与します】。
ふふ、あなた方は等しく魔法を使えない方ですが、この機会にどうぞ魔法使いとしての気分を味わっていってください。
そうそう、当然ながら、これ以降【自分が何を希望するのかは口に出してはダメ】ですよ。」
ゲームについての説明は、こんなところです。
明日からの発言は、ゲームの材料とするため、すべて記録いたします。本日については記録いたしませんので、推理の材料には含まれません。
また、明日はお互いのことを知るため、自己紹介議題をご準備しましょう。
ついでに、議論をスムーズに行うため、記号を使用することを推奨します。
質問や回答をしたいときに、その記号を思い浮かべると、相手にもテレパシーで伝わるような魔法をかけますね。
ロート「では、実際にやってみましょう。
【記号一覧】
★質問
☆質問への回答
●占い
▼処刑
▲襲撃
◆護衛
テストを兼ねてみましたが、どうです?
ボクが思い浮かべた記号はあなた方の頭にも浮かびましたか?
もし他に使いたい記号が出た場合は、どういう意味として使うか一言言ってから思い浮かべるとよいでしょう」
んん……ハッ!どうやら僕は広間のソファーに腰掛けたままうっかり眠ってしまったようだ!うっかりしていたよ!!
/*
説明台詞的解説を大声でみんなに聞こえるように言ったあと、すくっと立ち上がり、国王の元へ歩み寄る。やれやれと額に指を当てながら首を横に降った。
*/
>>88 ロート
うっかりさんだなぁ、僕は。すみません国王。僕としたことがせっかくの楽しげな催しについて聞きそびれていたようです。とはいえ、噂ではそのようなゲームについて聞いたことがあります。
例えば何か……説明した内容や話し合った内容を何度でも聞き返せるように出来たりはしますか?
ロート「そうだ。ゲーム中の処理の順番も明示しておきましょう。
(求婚受け入れ成立)→投票権を誰かに任せた場合は委任成立→処刑投票→処刑死の後追い→占い・呪殺→襲撃先決定→護衛→襲撃(護衛していた場合成功)→襲撃死の後追い→照照坊主の下駄が落ちる→勝利判定
という順番になります。
また、一日の内に全く発言しなかった場合、洗脳して強制的に退場してもらうことになりますのでご注意ください。この方法で突然死んでしまった方は、当然ながら賞品を得る権利は与えられません」
>>90 クロード
執事さんでいらっしゃるのですね。
貴方のような出来たお人がお仕えするお方は……さぞ、ご立派なのでしょう。
私も商人としてお目通りを願いたいです。
もし、魔法道具や魔法生物がご入用になりましたら、是非ともご用命下さいね。
ありがとうございます。
代々そうしてきたので、そこについて褒められる事はあまりなくて……そう言って下さる方がいるのは嬉しい事です。
《商人として色々な家を見てきたが、立派な使用人がいる主は大抵立派だった。
その逆も然りで、適当な使用人にはそれ相応の主人が上にいる。
……そう、自分のように。
過去の事を思い出し、少し沈んだ気持ちになったが、目の前のクロードに悟られまいと、にこ、と笑顔を作った。》
あ、そうだ……ボクが初日犠牲者、つまり兄上の役を担当しますね。
ゲームとはいえ、兄上の役を演じられるなんて光栄なことです。
ボクは、皆さんが行く見学室とは別で私室に戻りますが、こちらの様子は確認していますから、もし何かあったら声をかけてください。
ボク、精神を身体から切り離して自由に動くことができる魔法が使えるので、その魔法を使って、こちらにお邪魔しますから。
みなさんの寝室も用意してあります。シャワーやベッドもありますから、ご自由にお使いください。
「英雄ごっこ、英雄ごっこねぇ……?
船いじりとまだ見ぬ貿易品、海と空があれば俺ァ十分といえば十分だが……家の存続にはそうも言ってらんねぇからな。」
(「お上りさんらしく、な」とゆっくり城内を見て回っていたが、王から告げられた"ゲーム"に戸惑う。)
–––ま、勝負するからにゃ、勝ちを持ち帰ってこそ船乗りの誉れよ。
>>92ロート
なるほど…それはたすか、っうおぁ!?
/*
大きな蓄音器をまさか持たされるとは思わず油断したため一度地面に落としそうになる、ところですんでで持ちこたえた。
こんなところ周りに見られてはいないだろうか…と辺りを見渡しつつ、言われたとおりテーブルに置いておく。
*/
ふぅ……人使いが荒いなぁ、新国王は…。おや?話すぎで疲れたのでは?おつかれな貴方にこれを。…フフ、お口に合うかは、わかりませんがね?
/*
今一度彼の元に歩み寄るとその口元に薄水色の何かをぴとりとくっつけてから、手渡す。
*/
あら、私室まで用意くださってるの?
それは助かるわあ!殿方もいらっしゃる中、お部屋できっちり準備しないと人前に出られませんもの♡
よくわかんないけど、明日になったらわかるのよね!
今日は……おいしそうなお料理を食べましょっと!
あのタルトとか美味しそう♡
[ルクレーシャは、サルーナという果物で作られたというタルトを食べに行きます]
《クロードと話している時に、国王陛下がゲーム、とやらの説明をしているのが耳に入る。
反逆者の言葉に少しだけ眉をぴくりと寄せたが、すぐ様いつもの笑顔に戻る。》
《……ゲーム、それも、位が上がる上に賞金が貰える可能性がある、と。
…………不謹慎だけど、当の国王陛下がけろりとしてるし……まあ、いいか。
それにしても……身内の死をゲームにしようと考えるなんて、国王陛下も変わった方でいるのね。
この位なら可愛いものね……ただこれ以上、エスカレートしたりしなければいいのだけど……。
と内心でこっそり思った。》
……娯楽は人の心を楽しませる。
商人的には、ゲームに関わる商品を開発して、売りに出して一儲けしたいところですね。
題材が少し不穏ですが……それもまた、ゲームを楽しくするスパイスなのでしょう。
家の存続を願う私としては、どんな形であれ、爵位と賞金を持って帰りたいものです。
《と、内心で思った事はおくびにも出さず、営業スマイルを貼り付け、にこにこしながら言った。》
ホアッ、ゲーム?
……アー、そーいやソンナ話だったナ。
[食べる手を止めぬまま、若き国王のお触れに耳を澄ます。]
ふーん、ひ弱そうに見えっケド笑顔でエゲツネーこと言ってんナ。
まーでも、こーゆー時って性格出るからナ。旦那様探しにはチョードいいワ。
ごっこ遊びとは言えど、英雄サマの気分になれるなんて気分がいいね。
さらに魔法が使えるようになるときた。魔法がからっきしな身からしたら魔法は憧れだったからなぁ。
……!
[手と口を忙しなく動かしながら話を聞いていたが、あるところでそれがぴたりと止まった。外の暗さと対照的な会場の灯りを映したその瞳は、シャボン玉のようにくるくると色を変え煌く。]
ヘー!魔法使えるようになるかもなんだナ!
……ウワ本当に頭の中に記号浮かぶじゃネーカヨ。
相手の精神に干渉するタイプの魔法は初めて見るケド、なんかゾワゾワすんナ。
楽しそうに話してるけど、
身内が殺されたのをネタにされてるのに呑気なもんだな
[しかも自分でアレンジまでして。
やはり偉い奴の言うことはわからん、と]
ま、そうだな。
ちょっと魔法を使ってみたくはあるし、
その報酬なら自分の地位を保てそうではあるな
《……何なのかしら、あの子……ゲームの見学者?
それにしては変わった子だけど……まあ、いいか。
と薄紫の髪の少女に、にこっと笑いかけられた時に思った。》
>>ピオニー
『おねえさん』
にこっと笑いながら1歩近づく。
『すてきなすてきな、おねえさん。ちょっときになっちゃいました。おうさまとたのしいことがおわったら、わたし「たち」ともっとすてきなことをしませんか?』
赤い瞳を細めて少女は笑う。
>>エスカデ
ん?······アイツは。
[ライバル、目の敵してる人物との意外な場所での遭遇に身体が少し引きつった]
おうおう、誰かと思えば時代遅れの船長さんじゃないですかぁ。
いやー、ちんたら海なんか渡ってる奴にはこんな催し物出る暇ないと思ったんですけどなぁ。
船長さんいないんじゃオタクのクルーじゃ海の底沈んちゃうんじゃないんですかぁ??
ほらほらどうせ勝てないんだから磯臭いとこに回れ右しなー。
[エスカデを睨みながら嫌味ったらしく吐き捨て、肩を小突いた]
>>100 ロート国王
あはっ気に入って頂けたのであれば何より。おっと、そういえば僕も喉が渇いてるのでした。一旦席を外します。
/*
そう言って恭しく頭を下げてから颯爽と部屋を後にする。
部屋を出てすぐ帽子を外し、胸のシャツのボタンを大きく開けて「あ゛ぁー!」と声を漏らす。
*/
くっそ、なんだよあの硬っ苦しい空間は……だいたいなんで俺がカーチス様の影武者なんかに…って、かおがにてたから、か…………はぁ………。
やーべぇぞこれ。他のお貴族さんと話した日にはぜってーバレる。
大体なんだよカーチス様の命令!「ロート国王のサインを貰ってこい」って。ファンか。
…………この様なゲームを開催するとは、新しい国王陛下は随分と変わった趣味をお持ちで。
結構。我が主から賜った重役、必ずや期待以上の働きをしてみせましょう。
>>90 クロード
ああ。
つまり君の主君は、元サリーナ領の一部を領土としているわけか。
私はもともとあの国出身でね。住んでいたのはスパイスやハーブなどの香辛料を栽培している地域だったのだが、サルーラも大好きだったよ。
あれを丸ごと使ったチーズケーキが好きで、少年時代はよくコックに作ってもらったものだ。
しかし、ザトールというと随分と遠くから来たのだね。陛下が仰っていた遊戯、君ももちろん主君の為に参加するのだろう?
>>118 クロード
はぁ…ま、後で金が貰えるんだし文句言ってらんねえよな。堅苦しい言葉にシンシテキな振る舞いってのぉすればいいんだろ?やってやるっつーの…
/*
そんなことを呟いたあとボサボサと手ぐしで乱した髪を直し、衣服を正そうとしたところ、この男…クロードと鉢合わせてしまう。
*/
うぉ!?へ!?え、あ…あーっいや、気にしないでくれたまえ。少し暑くてね?
/*
練習した─させられたと言った方がいいか─穏やかな笑みを作り、お構いなくと手を振ったところで衣服を直し始める。
*/
えーとあん……君は、確か…クロード、だったかな?
>>96 カノー
「あらあら、ご親切にありがとうございます」
シスルは差し出された皿を受け取った。少女の目にはシスルに対する嘲笑や恐れは含まれておらず、彼女の不名誉な噂を知りはしないようだった。
母国の──あの滅んだ国の者でもいない限り、きっとバレない。
「いいえ! 私は大丈夫ですわ。ご心配どうもありがとう。お優しいのね」
安心した彼女は、皿に目を落とす。様々な料理と、それにデザート。
彼女は、困ったように顔を下げて口を開く。
「……ごめんなさい、私、甘いものは苦手なのです」
※【業務連絡です】
役職希望について!間違ってしまった場合や入村時と変更したい場合、インターフェイスの左下にある「システム」と書いてあるカッパボタンを押してください。そうすると、希望役職を変更するという項目があります。
ので、村から出る必要はありません。
村陣営、またはランダムを希望する方は、「てけとー」または「余り物」を選んでください。
業務連絡は以上です!※
ふふ、何やら女性陣が盛り上がっているようですね。
あー、役職希望の件ですが、万が一、間違えて、もしくは事故でこちらの指定と別の役職を希望してしまった場合は、
それはそれで天啓として、しれっとゲーム続行しちゃってください。
その場合は特にボクへの報告は不要です!
>>シスル
あ!あたしも聞きたいわ!
あなたも女の子のナイショ話しましょー♡
[ゴシカの後ろからひょこっと顔を出して、シスルに迫ります。ルクレーシャはたくさんの女の子の中にいられて、興奮気味のようです]
>>139 カノー
「いいえ。実際のところ、お好きな女性は多いですわ。……それに、本当は貴族令嬢が好き嫌いなどこちらがはしたないことですわ。気になさらないで。
あら、私としたことが、申し遅れましたわ。私、アルスィート男爵家が長女、シスル・アルスィートと申します」
シスルは少女に向かって、優雅に一礼して見せた。
かつて伯爵令嬢であったころから、染み付いた動作には隙がない。
しかし、少女の続く言葉には、再び顔を曇らせた。
「……私、怯えて見えますかしら。
そうですわね……、社交の場に出るのが数年ぶりですから、それでだと思いますわ」
>>ゴシカ
>>ルクレーシャ
「ま、まあ、御機嫌よう。
最近のお嬢様方は、随分と積極的ですのね……!」
シスルは二人の令嬢に声を掛けられ目を白黒とさせた。
「私は、恋愛は……もう……。
ええと、だけれど、……そうですわね。容姿の整った方も素敵だけれど、でも、それよりも優しそうで一途な方に魅力を感じますわ……」
シスルは楽しそうに話す二人を躱すことが出来ず、ぽつぽつと心のままに話した。
>>148 カノー
「ありがとうございます。ええと……では、カノーさんと」
名前を呼び捨てで呼ばれることは、彼女においてはそう多いことではなかった。シスルは瞬きの後、静かに頷いた。
「ええ、けれどそれが貴族というものですわ」
>>151 ゴシカ
名前を何度も呼ばれて、シスルの指先は冷たく強ばった。
彼女は何とか取り繕って、穏やかに話す。
「そう、かもしれませんわね。……けれど、どんなに外見が美しくても、心の内は見透かせませんでしょう」
そう言いながらも、シスルの視線はゴシカのそれを追う。
真面目そうな人だとシスルははじめ思った。執事、というからには、きっと貴族ではないのだろうけれど。しかしそうしてじっと眺めているうち、舞踏会か、茶会だっだろうか、亡国のどこかであの生真面目な顔を見かけたことがある気がして彼女の胸が嫌な音を立て始める。
「…………ええ、と……」
>>152 ルクレーシャ
そうして言葉に詰まっていると、ルクレーシャにも質問をされて、彼女は息をついた。
「そう、……ですわね。見る限りでは、あの黒髪の……リアム様でしたかしら。雰囲気がどことなく柔らかくて、それになぜだか懐かしい感じがしますわ。
あっ、でもこう言ったら、失礼にあたるかしら。……ご本人には、秘密にしてくださいね?」
>>153 ゴシカ
「────!」
シスルは跳ねるように、ゴシカの顔を見た。さがない噂を撒くのは、亡国の貴族たちばかりだと思っていた。それとも、彼女も同郷であっただろうか。冷静に考えれば分かるはずのことが、シスルの頭の中から消えてしまっていた。
「……っ、私、今日はこれで失礼致しますわ!」
逃げるように一礼して、彼女は与えられた自室に向かう。
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