青春謳歌 一井夏樹は、Mr.BIG 藤井一鷹　自分は矢張り我儘なのかもしれない。一鷹やユリ子を傷つけたのを恐れるココロは本当だ

青春謳歌 一井夏樹は、Mr.BIG 藤井一鷹　でも、君に失望されたり、嫌われるのが恐ろしかった

青春謳歌 一井夏樹は、Mr.BIG 藤井一鷹　――だから、正直君の言葉に、手の感覚に泣きたくなったのを唇噛んで誤魔化した

青春謳歌 一井夏樹は、Mr.BIG 藤井一鷹　体が水の中なら視線は合う。逸らさぬままに君を見つめよう

青春謳歌 一井夏樹は、Mr.BIG 藤井一鷹　ただ、君の話を聞いて――　それもある、けれど一番はね。と

青春謳歌 一井夏樹は、Mr.BIG 藤井一鷹　「あのね、ボクが腹が立つほど怒ったのは。君との時間を邪魔されたことも勿論だけれど」

青春謳歌 一井夏樹は、Mr.BIG 藤井一鷹　「一番は、昴氏の自己満足めいた演説を聞かされた君とユリ子のことで、なんだよ」

青春謳歌 一井夏樹は、Mr.BIG 藤井一鷹　「一鷹がユリ子の立場ならば。自分にプロポーズ迄しておいて、愛を誓った人が」

青春謳歌 一井夏樹は、Mr.BIG 藤井一鷹　「実は別の女性の事好きだったんだよ、写真見て諦めてたし恨み節もあったけど」

青春謳歌 一井夏樹は、Mr.BIG 藤井一鷹　「皆に支えられて運命の人、つまりユリ子を見つけた！踏ん切りついた。幸せになるから！と」

青春謳歌 一井夏樹は、Mr.BIG 藤井一鷹　「目の前で、他の女にそんなこと言われて嬉しいと思う？」

青春謳歌 一井夏樹は、Mr.BIG 藤井一鷹　「一鷹の立場としては。人の彼女に延々と未練があったことを言われ」

青春謳歌 一井夏樹は、Mr.BIG 藤井一鷹　「今は吹っ切れてるけどね！という発言ずっと聞かされるわけだ」

青春謳歌 一井夏樹は、Mr.BIG 藤井一鷹　「ふざけんな、って思ったんだ。」

青春謳歌 一井夏樹は、Mr.BIG 藤井一鷹　「ボクに未練を言うなら未だしも。それを聞かされ続ける君は。ユリ子は」

青春謳歌 一井夏樹は、Mr.BIG 藤井一鷹　「それでわぁよかったね！ってだけには、普通ならんと思ったんだよ」

青春謳歌 一井夏樹は、Mr.BIG 藤井一鷹　「昴氏の自己満足に、ボクだけでなく君やユリ子を巻き込んだのが許せなかった」

青春謳歌 一井夏樹は、Mr.BIG 藤井一鷹　「でもそれこそ、ボクの独りよがりなのかもしれない」

青春謳歌 一井夏樹は、Mr.BIG 藤井一鷹　「何より、ユリ子の彼氏に目の前で腹パンだしね」、

青春謳歌 一井夏樹は、Mr.BIG 藤井一鷹　だから、君の叱咤のおかげで目が覚めたよ、ありがとう。怒りで目の前が見えなくなってたのはボクもだった

厚生委員 鳥崎愛里は、ゲーマー 桜井桃「へへっ。ありがとう。大好き。」

厚生委員 鳥崎愛里は、ゲーマー 桜井桃「私も桃君が世界に羽ばたいて。皆が注目し始めたってね？」

厚生委員 鳥崎愛里は、ゲーマー 桜井桃「ぜーったい譲らないで、お隣キープできるくらい、素敵な女の子になるね！」

青春謳歌 一井夏樹は、Mr.BIG 藤井一鷹　しかしどうしてだろうね。君に呼び捨てられるのはボクの特権かと思っていたら昴氏にもか

青春謳歌 一井夏樹は、Mr.BIG 藤井一鷹　……妬ける　と、ぽつり

青春謳歌 一井夏樹は、Mr.BIG 藤井一鷹　――それに、それに。ボクはああいってもやっぱり！

青春謳歌 一井夏樹は、Mr.BIG 藤井一鷹　君との時間が唐突に途切れたのも！悔しく思ってる！

青春謳歌 一井夏樹は、Mr.BIG 藤井一鷹　だから！ねぇ。……今からまたぷかぷか、一緒にしてくれる？

青春謳歌 一井夏樹は、Mr.BIG 藤井一鷹　君の右腕の浮き輪に触れて、図々しいと思われないかと思いつつもそう、願うのだ*

厚生委員 鳥崎愛里は、ゲーマー 桜井桃「へへぇ。」（抱き着いてちゅっってキスして蕩けるように微笑んだ。*）

厚生委員 鳥崎愛里は、ゲーマー 桜井桃「はいはーい！いるいるー！ずーっと隣にいまーす！！」（手を挙げた）

青春謳歌 一井夏樹は、Mr.BIG 藤井一鷹　「いや、それはボクが叩かれるようなことをしたからね。君が謝る事ではないよ、一鷹」

青春謳歌 一井夏樹は、Mr.BIG 藤井一鷹　頬にあたる手に目を細めつつ、抱き寄せられてもう1つに耳を欹てる

厚生委員 鳥崎愛里は、ゲーマー 桜井桃「なんでほんのり寂しそうなんですか？」（ほっぺをつつこうかな。

厚生委員 鳥崎愛里は、ゲーマー 桜井桃「もう少し大きくなったら、一緒の家に帰ろうよ。」

厚生委員 鳥崎愛里は、ゲーマー 桜井桃「それまでもうちょっとだけね？が・ま・ん」

厚生委員 鳥崎愛里は、ゲーマー 桜井桃「へへっ。」（微笑んでほっぺにちゅって口付けた。）

厚生委員 鳥崎愛里は、ゲーマー 桜井桃「うん！待ってるね！！」

厚生委員 鳥崎愛里は、ゲーマー 桜井桃「あ、でもね？」

厚生委員 鳥崎愛里は、ゲーマー 桜井桃「私も頑張って稼ぐー！稼げるようになるー！から……」

厚生委員 鳥崎愛里は、ゲーマー 桜井桃「桃君は夢があったら、諦めたりしないで追いかけてね？」

厚生委員 鳥崎愛里は、ゲーマー 桜井桃「私は応援出来る女になりたいのだー！」

厚生委員 鳥崎愛里は、ゲーマー 桜井桃「えへへ。」（ちゅっ）

青春謳歌 一井夏樹は、Mr.BIG 藤井一鷹　「……きっと。君の方がよくユリ子を見ていたようだね。」

青春謳歌 一井夏樹は、Mr.BIG 藤井一鷹　「ボクは、何巻き込んでだこいつと昴氏にむっときていたが。そうか」

青春謳歌 一井夏樹は、Mr.BIG 藤井一鷹　「――そうか、ユリ子は共に凹んで、共に受け止める気でいたのか。」

青春謳歌 一井夏樹は、Mr.BIG 藤井一鷹　「凄いなぁ。」

青春謳歌 一井夏樹は、Mr.BIG 藤井一鷹　確かにビッグだ。と頷く。ただ。あんな風になりたいという君。

青春謳歌 一井夏樹は、Mr.BIG 藤井一鷹　ボクの頬を打つことだって十分君が傷ついていたんじゃないかと思うんだよね。

青春謳歌 一井夏樹は、Mr.BIG 藤井一鷹　元々、君は誰かを傷つけぬ人だ。だからこそボクは君に手を出させてしまったことを

青春謳歌 一井夏樹は、Mr.BIG 藤井一鷹　申し訳なく思っていたわけだ

青春謳歌 一井夏樹は、Mr.BIG 藤井一鷹　――十分伝わってる、伝わってるよと。言葉にせずとも

青春謳歌 一井夏樹は、Mr.BIG 藤井一鷹　水にざぶっと潜って、視線を合わせて君に抱き着けば、伝わるだろうか

青春謳歌 一井夏樹は、Mr.BIG 藤井一鷹　ありがとう。君が好きだよ、とても、とても。　自分だってそうありたい。君と一緒に喜びも悲しみも

青春謳歌 一井夏樹は、Mr.BIG 藤井一鷹傷ついたときもともに、分かち合いたい。これがきっと、愛なのであろう

青春謳歌 一井夏樹は、Mr.BIG 藤井一鷹　君は本当に良い男だよ。一鷹。　ボクも君みたいに懐も器もでかい者になりたいものだ。

青春謳歌 一井夏樹は、Mr.BIG 藤井一鷹その時隣で共に居られたらいいと、願う*

厚生委員 鳥崎愛里は、ゲーマー 桜井桃［真っ赤になった桃君につられるように、私の頬も真っ赤に染まって。］

厚生委員 鳥崎愛里は、ゲーマー 桜井桃［キスして隠して貰えて、助かっちゃったの。］

厚生委員 鳥崎愛里は、ゲーマー 桜井桃「大学生でプロゲーマー。頑張ってね。応援するから。」

厚生委員 鳥崎愛里は、ゲーマー 桜井桃「後ね。私にもずっとなりたかった夢が一個あるの。」

厚生委員 鳥崎愛里は、ゲーマー 桜井桃「笑わないで、聞いてくれる？」（桃君にそっと寄り添おうかな。*）

青春謳歌 一井夏樹は、Mr.BIG 藤井一鷹　海の中に揺れる君の髪も、水面の光を浴びて艶めく君の髪も

青春謳歌 一井夏樹は、Mr.BIG 藤井一鷹　そして真っすぐボクを見つめる瞳も、全部好きだ

青春謳歌 一井夏樹は、Mr.BIG 藤井一鷹　お互いに抱き合えば心がじんわりほどけて、交わるような心地

青春謳歌 一井夏樹は、Mr.BIG 藤井一鷹　「いいや。こちらこそごめんね。――ありがと。」

青春謳歌 一井夏樹は、Mr.BIG 藤井一鷹　ぷかっと浮く、その前に。君の要望聞いたなら破顔して

青春謳歌 一井夏樹は、Mr.BIG 藤井一鷹　「ボクもしたいって、思ってた」

青春謳歌 一井夏樹は、Mr.BIG 藤井一鷹　君の頬に両手を添えて、甘く食めば。海水の味がするだろうか

青春謳歌 一井夏樹は、Mr.BIG 藤井一鷹　なのにどうしてか、甘酸っぱく感じたのは気のせいではないと、思う*

厚生委員 鳥崎愛里は、ゲーマー 桜井桃「『お母さん』」

厚生委員 鳥崎愛里は、ゲーマー 桜井桃「私、お母さんが大好きだから。いつか私も、お母さんみたいなお母さんになりたいの。」

厚生委員 鳥崎愛里は、ゲーマー 桜井桃「誰にも内緒ね？」

厚生委員 鳥崎愛里は、ゲーマー 桜井桃［あんまり恥ずかしかったから。桃君の肩口に真っ赤な顔を押し付けて。ぐりぐりしてました。*］

青春謳歌 一井夏樹は、Mr.BIG 藤井一鷹　「わぷっ！？」

青春謳歌 一井夏樹は、Mr.BIG 藤井一鷹　唇を重ねて。君を味わって――と、していれば

青春謳歌 一井夏樹は、Mr.BIG 藤井一鷹　ざぶんっとそのまま、水の中

青春謳歌 一井夏樹は、Mr.BIG 藤井一鷹　水中で触れ合う唇の感覚は、少しだけ違う気がする

厚生委員 鳥崎愛里は、ゲーマー 桜井桃［「うー。」って唸りながら、桃君の肩口におでこぐりぐり。］

青春謳歌 一井夏樹は、Mr.BIG 藤井一鷹　こぽ、と泡が零れ落ちてゆく中で柔く触れた――とたん

青春謳歌 一井夏樹は、Mr.BIG 藤井一鷹　ぷかっと君もボクも浮いてしまったものだから、思わず笑っちゃったわけだ

青春謳歌 一井夏樹は、Mr.BIG 藤井一鷹　「ふふ。いいじゃないか。”完璧”に――よりかは」

厚生委員 鳥崎愛里は、ゲーマー 桜井桃「桃君以外は嫌だもん。」（ぐりぐり。顔？あげられません。）

青春謳歌 一井夏樹は、Mr.BIG 藤井一鷹　「こちらの方が、面白いしボクは好きだよ」

青春謳歌 一井夏樹は、Mr.BIG 藤井一鷹　なんて言って、君の隣で海に体を浮かばせれば、巨大な入道雲が見えた

青春謳歌 一井夏樹は、Mr.BIG 藤井一鷹　ああ、今日は1日晴れるんだなぁ、と目を細めつつ

青春謳歌 一井夏樹は、Mr.BIG 藤井一鷹　夏の日の1日を、君と過ごせる喜びを噛みしめよう*

厚生委員 鳥崎愛里は、ゲーマー 桜井桃「はーい。ダメでーす。裏技バグ技は認めませーん。正攻法で倒してくださーい。」

厚生委員 鳥崎愛里は、ゲーマー 桜井桃［くすくす笑って。チラって見上げると微笑んだ。*］

厚生委員 鳥崎愛里は、ゲーマー 桜井桃「どっちがご褒美か分からないねぇ？」

厚生委員 鳥崎愛里は、ゲーマー 桜井桃「だって私だって桃君大好きなんだもん。」

厚生委員 鳥崎愛里は、ゲーマー 桜井桃［赤い顔で微笑むと。桃君を抱きしめて、ぎゅーってするの。*］

青春謳歌 一井夏樹は、Mr.BIG 藤井一鷹「叫び？――　確かに、叫びたくなるね」

青春謳歌 一井夏樹は、Mr.BIG 藤井一鷹「どこまでも真っ青な空に、水平線ははるか向こうの、海だもの」

青春謳歌 一井夏樹は、Mr.BIG 藤井一鷹　もう片方の手を、空に伸ばしてみて――ぐっと握りしめてみたりして

青春謳歌 一井夏樹は、Mr.BIG 藤井一鷹　ねぇ、どんなこと、叫ぶ？*

厚生委員 鳥崎愛里は、ゲーマー 桜井桃「へへ。楽しみにしてる。」（ぎゅーってしたまま。）

厚生委員 鳥崎愛里は、ゲーマー 桜井桃「早く大人になりたいな。」（そんな事を、呟いた。**）

青春謳歌 一井夏樹は、Mr.BIG 藤井一鷹　「……返事？」

青春謳歌 一井夏樹は、Mr.BIG 藤井一鷹　きょとん、として。何を言うつもりなんだろう。

青春謳歌 一井夏樹は、Mr.BIG 藤井一鷹　でも、まぁ。君が言いたいことなら――ボクも聞いてみたいわけで。