ナザレは、ヒノをなんとなく「ちゃん」付けで呼ぶ事にした。

ヒノは、ナザレの急なちゃん呼びにびっくりしている

ナザレは、ヒノに、「いや、なんか一生懸命な感じが可愛かったから」

ヒノは、ナザレ「……冗談は下駄だけにして」

ジョンは、ネアカを目で見送った。

ゼノンは、ナザレか、狩人やったんかーっ

ジョンは、うわあ、びっくりだなあ。

ヒノは、ナザレに「どの女の名前呼んでるのよ。ヒノよヒノ」

ヒノは、ナザレのちゃん呼びに、慣れてないから照れてるだけとは絶対に言わない

ゼノンは、そんなイージーミスする恋愛の師匠いややん……

ナザレは、ヒノに、「悪い、幼馴染の名前と間違えた」

ヒノは、ナザレに「その子に下駄プレゼントしなさいよ」

ナザレは、ゼノンの恋愛の師匠に気付けばなっていた。

ジョンは、女の子のプレゼントに下駄はどうかと思う。

ヒノは、ジョンに「私が女に見えないってこと！？」

ジョンは、ヒノに、そんなことないよー、タルタルちゃんはとってもかわいい女の子だよー。

ゼノンは、オレもさすがに下駄はあげへんなあ

ヒノは、ジョンとナザレに「やめてくれ……」とあたまをかかえているあ

ジョンは、ヒノに微笑んだ。

アルマンは、ヒノに、オレのちゃん付けはいいのかよ？

ヒノは、アルマン「子供扱いされてるなぁ、くらいにしか思わなかったわ」

ゼノンは、なあ、オレは？オレのは？

ヒノは、ゼノンの言葉から目をそらした

ゼノンは、ヒノちゃんなんでーやー

ネアカは、「あと誰か良かったら飴……。」いつもの。

ナザレは、ネアカにのど飴を放り投げた。

ネアカは、礼とかぜってぇいわねぇからな！！！でも食べる。

ジョンは、ネアカの頭に飴を投げつけた。

ネアカは、いてっ！！！！！

ネアカは、いてっ！！！！！

ジョンは、あっはっは、楽しいねえ。

ゼノンは、毎日飴ちゃん食うて、虫歯なるで！

ネアカは、ゼノンに「うっせぇ！！　おかんには関係ねぇだろ！！」

ゼノンは、誰がおかんや！

ネアカは、ジョンのやつ喧嘩売ってくるけど飴いつもくれっから多分ツンデレ。

ネアカは、ゼノンに「おまえの旦那でーべそ！！！」

ナザレは、ゼノンがオカンと聞いて笑いを噛み殺している。

ネアカは、はぁ……多少元気でた……。

ジョンは、それって自分の父親じゃ……？

ネアカは、はっ……おとん……。

ジョンは、あとツンデレでは、無い。

ゼノンは、オレ、かわいい女のコと結婚したいんやけどなあ

ジョンは、ヒノを観察している。

ヒノは、ジョンに「何よ」

ナザレは、手持無沙汰に指に髪を巻き付け遊んでいる。

ネアカは、「役職予想がそろそろ終わりそうだ！」と生存報告。

ジョンは、いやあ、なんでもないよぉ。

アルマンは、決定でるまで酒はいけねぇなぁ

ネアカは、ジョンの後頭部めがけておつまみのベビーチーズを投げた。

ジョンは、ネアカの方へゆっくりと振り向いた。

ネアカは、ジョンから顔を逸らして考察の続きをはじめた。

ジョンは、ヒノに、グラスを差し出した。

ジョンは、ネアカに舌打ち。

アルマンは、出番かと思ったが違ったかな？

ネアカは、ジョンにアッカンベー！

ゼノンは、まあまあ、どうどう。

ネアカは、ゼノンに「カーチャン……。」　素直に今度こそ真面目に続きを再開。

ジョンは、ゼノンに生温い視線を送った。

ゼノンは、誰がカーチャンや！

リディアは、「あら……ママなんだ、ゼノン。よかったね。家族できたじゃない。」

ゼノンは、思てたんとちゃう……

ジョンは、ゼノンに、母さん何かおつまみチョーダイ。

ゼノンは、ジョンに棚からミックスナッツを取り出s「やめんかい！」

ヒノは、アルマンに「ゴットファーザー」と伝えたい

ジョンは、ゼノンに、ありがとー。

リディアは、ゼノンに「ママー、私甘いものが食べたい。」

リディアは、アルマンに「あなたがパパなの……？」

ジョンは、リディアとネアカが兄弟かあ…となんとも言えない顔をする。

ゼノンは、リディアに冷蔵庫からアイスの実を取り出s「お前もかい！」

ネアカは、リディアがキョーダイはともかくジョニーはクーリングオフしてぇ。

アルマンは、ヒノに、アマレット多めだよな

ヒノは、リディアに「カクテルの催促だったけれど、ゼノンママ、アルマンパパでもいいかも知れない」

ヒノは、アルマンに「そう、アマレット多め」

アルマンは、リディアに、ゼノンと夫婦になっちまうじゃねぇか

ヒノは、アルマンに「猫を探しにきたら、家族が見つかったね」

ゼノンは、嫌や！おっさんの嫁になるのは嫌やああああ

リディアは、ゼノンに「キャー！アイスの実！！好き！！ママありがとう！」

アルマンは、氷を入れながら、「おっさん嫁にするのとどっちがマシだよ」

ジョンは、ネアカに、なんだよ、兄貴、つれないなぁ。と言いながら足を踏む。

リディアは、「あ、平和じゃない。ねぇナザレ。アルマンパパとゼノンママ、あり？」

ゼノンは、どっちも！！どっちも嫌やんそんなん！！

アルマンは、ウイスキー、リキュールを注いで、リディアに、「オレはありじゃない」

リディアは、アルマンに「……冷静にならないでよ。私キール欲しいな。」

アルマンは、リディアに、「へーい、ドライマティーニじゃなかったのか？」

リディアは、アルマン「……ちょっと気分が変わったの。寝る前だし。」

ネアカは、ジョンに足踏まれてムカついたので肩パンした。

アルマンは、リディアに、「ワインはなんでも？」

ナザレは、リディアに、「アルマンパパとゼノンママ……笑いとしてはある、な」

ナザレは、リディアに「いや、やっぱり無いかな」と髪をくるくる

ヒノは、ネアカの話が聞こえて、グラスを持つ手を下げて聞いている

リディアは、アルマンに、「好きなのは変わるロワイヤル。でも今からシャンパン開けられないから、あるものでお願い。」

リディアは、ナザレに「ないんだ……その辺りのさじ加減わからないな……」と漏らした。

ジョンは、ネアカに肘鉄した。

ナザレは、リディアに「見た目が美しいかどうかがさじ加減、かな」と腕組み。

アルマンは、リディアに、グラスを用意しながら「シャンパンじゃ保存できねぇからなぁ」

リディアは、「変わるロワイヤルって何よ……キールロワイヤルなのに」

リディアは、ナザレに「それはゼノンとアルマンの顔がナザレには刺さらなかったってこと……？誰が1番刺さったのかな」

アルマンは、リディアに、「ワインから変わってるには違いないな」と、ワイングラスを目の前に

リディアは、アルマンに「……きれい。ありがとう。これ飲んだら寝るね。」

カペルラは、書き物をしながら話を聞いている。

ネアカは、ジョンの肘を思い切りつねった。

アルマンは、リディアに、「あぁ、おやすみなさい、お嬢ちゃん」

ヒノは、リディアの顔を見ずに手を振った

リディアは、「ごちそうさま。おやすみなさい。」今日もバッグを抱えて定位置のソファで眠る。

ジョンは、に、おやすみ、狼さん。と呟いた。

ヒノは、ネアカとジョンを他所にカクテルを楽しんで飲んでいる

ネアカは、ジョンの脛を蹴っ飛ばし返して、その場をあとにした。

ジョンは、遺体の方へ向かった。