カペルラは、猛然と足音を立てて厨房から塩壺を持ち出してきた。

ゼノンは、カペルラを朗らかな顔で眺め、（彼女を怒らせんのはやめとこ。）と誓う。

セーニャは、ミルクを飲みながらノイズの声に縮こまる

ネアカは、そっと塩から避けるように端によけた。

アルマンは、全然振り返られねぇなぁ

ヒノは、さらに青白い顔になって戻ってきた

ヒノは、ピッチャーのお水を飲み干した

カペルラは、メジャースプーンで小さじ一杯ずつ四隅に、大さじ一杯を声のした方に塩を撒いた。

アルマンは、カペルラに、それ霊を閉じ込めるだけじゃねぇか？

カペルラは、アルマンに「……えっ」

ナザレは、カペルラに「なんでやねん」と、覚えたてのツッコミを入れた。

ハルトは、アルマンとカペルラに「関係ないことで時間止めんなって」

ゼノンは、ナザレに「まだまだ鋭さが足らんで」

ネアカは、ボイスレコーダーに耳を傾けている。

テトラは、なんまいだーなんまいだー(ﾎﾟｸﾎﾟｸﾎﾟｸ

ネアカは、「ア。まだ霊能だとは言ってねぇのか？　ン？」

ネアカは、「の゛と゛飴゛く゛た゛さ゛い゛」

ジョンは、ネアカの口にのど飴を投げ込んだ！

ネアカは、ジョンに「ヒ゛ー゛！ あ゛り゛か゛て゛ぇ゛ぇ゛ー！」

ハルトは、喉ガラガラでうっせーのがいんなァ。あぁ？

パレスは、起きたい→置きたい、です。失礼しました。

ナザレは、ヒノに感謝して贈答用最高級メロンを渡した。

パレスは、躊躇いがちにキッチンに入り、計量器を探す。

ナザレは、そろそろ眠気が限界になってきた…。

ネアカは、安心しろ、おいらのは60日分ある。