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/*先にレリーの部屋に戻り、ベッドに横になる。
明日にはもう決着がついていてもおかしくない。
それは、即ち……レリーとの、再びの決別を意味するのだ。
そんなことを考えると、レリーと話すたびに胸が締め付けられるような気持ちになる。それ故に先に部屋に戻ってきた。
レリーが後から入ってくる。顔を合わせ辛く、寝入ったふりをする。彼女は気付くことなく、横にするりと入って、眠りに入ったようだ。
覚悟は、できたのか?
彼女を手にかける覚悟は?
彼女に殺される覚悟は?
彼女と……濁流を挟んで、相対する覚悟は?
自分に問いかける。
わかっている。理性では、わかっている。
しかし、彼女と過ごした数日が、僕の決心を鈍らせる。
僕の弱い心が叫んでいる。
殺せるわけないと。彼女の横に立っていたいと。
今日のこの眠りが、僕に強さを与えるはずもないのに。
縋るようにして、僕もゆっくり眠りに落ちていく。*/
>>66 カエデさん
ロート「そこの角を右に曲がって、次の角を左に……突き当たりの大きい扉が図書室です」
ロート「入ったら、一番奥に重々しい扉があるんですけど、その隣の棚の、1冊だけ【通常の分類とは違う場所にある本の中】に、鍵が隠してあります。もちろん、通常時は普通の本に擬態しているのですが、その鍵の存在を知っている人が手に取ると、本は、箱のように開きますから」
ロート「それで中に入って、件の本を取ってください」
ロート「兄上の部屋は、図書室から出て左に進んだ突き当たりにあります。兄は本が好きなので……
!……あ……好き、だった、ので、図書室に近い場所に。」
ロート「面倒をおかけしてすみません、よろしくお願いします」
/*
カエデから受け取ったスプーンには、具材のピーマンがしっかりと乗っています。
*/
>>64 アルフィリオン
あのね、カエデさんが美味しく食べられるように魔法かけてくれてるんですって!
アルフィリオンさん……あーんして?
《>>+65 泣いた
というか、エドワードの中のお方の心理描写好きです
私の語彙力が足りないからあれなのですが、レリーもエドワードをいざ殺すとなったら葛藤します……
ほぼ村epだろうから、今回は手に掛けられる事を考えてますが……
何だか、エドワードを見ていて、私も頑張りたいなって思ったので、黒狼騎士団としてのレリーに力を入れたいです》
ロート様の声を聴きながら悲しいほど静かな城の中を歩く。
階段を一段一段上る度に眠っている人たちの顔を思い出し、涙をこらえる。
やがて図書館につき息をのむ。
サリーナの国立図書館は魔法のことについての本がなかったが本は山ほどあったが、セルナリアのそれは桁違いだった。
壁一面の本棚、それが何層も何層も、何階も何階も。きっとここにない本を見つけることの方が困難だろう。
そのままロートの声を聴き、歩みを進める。
指示を受け、扉を見つける。その隣にある本棚、歴史の類の本が並んでいる。様々な本を手に取り、ある本が絵本となった。
本を開き、鍵を取り、扉を開く。
そして見つける一際強い魔力を放つ本棚を。
様々な珍しい本、名前も聞いたことの本の中にそれはあった。
「黒狼騎士団尋問記録…」
黒い背表紙、光る文字。間違えないだろう、その黒い魔力を放つ本を持ち、後ろ髪を引かれる思いで図書館を離れた。
《〜中の人考察〜
ローラン→たかみをさん
グスタフ→杏里さん
コータロ→石葦木さん
アルフレド→たしこちゃん
カッツェ→凪さん
ミーチェ→こはるちゃん
ネーロ→からあげちゃん
サテン→しわちゃん
エドワード→るーぷさん
アルフィリオン→ちかちゃん
カエデ→ろあさん
フリージア→えるるさん
ジルベール→みかさん
ケラ→ゆきちちゃん
パトリシア→甘栗さん
一応、皆さんにこのキャラじゃないか?と思った理由があるのですが、ここに書くと長くなるのと、外れていたら恥ずかしいので、書かないでおきます:(´◦ω◦`):
ちなみに、一番自信があるのはグスタフです
他は本当に自信が無い😇》
「わかりました、ロート様」
そしてカーマインの部屋につく。
寝ているかのような国王だが、ベッドに添えられた花々が彼が帰らぬひととなったことを克明に語っている。
手元の本をカーマインの枕元に置く。
「いい弟さんですね…」
月に照らされた彼の顔が笑っているように見えたのは気のせいだろう。
*ビアンカを見送り、カッツェはそのままソファにもたれかかる。右手で目元を多った*
(何やってんだろな、ああいう時ほっといて欲しい気持ちは、自分がよくわかってんのに)
*カッツェはこの城へ来た時と同じように。目立たずに時が過ぎればいいと目を瞑った*
《今気づいたけど、エドワードに贈った花、夢の世界で作った物だから、実体に戻って目覚めたら、ないのでは……?😇》
>>69 ケラ
冗談だったのか。それならもう少し分かりやすくだな。
……他人に作ってもらったものを、断るわけにもいかんだろう。
あと、坊やじゃない。君が人間ならば、君よりは確実に歳上だよ。
[微笑むケラに対して呆れたように返事をする。その前にある皿はほとんど空のようだ。]
ああ、私はなにをしているんだ…
ロートのおつかいなんて。でもこれだけでも痛いほど気づかされる。彼が……とても優しい…人だと。
彼がソフィーを必ず幸せにする、と。
これじゃあ最初から私の勝ち目なんてないじゃない…
あああああああああああああああああああ
気がおかしくなりそうだ、私の人生の意味ってなに?
もし今となりにパトリシアがいたらなんといってくれるだろうか
でもいない、いないのだ。
あふれる涙もロートが見ている手前、流すわけにはいかなかった。
図書館司書 カエデは、求道者 グスタフ を投票先に選びました。
>>73 グスタフ
あ……はぁい……。
/*
少女はグスタフに窘められ、スプーンを持ったままアルフィリオンのそばでしょんぼりしています。
*/
カエデさんが、魔法かけてくれたんだけどな……。
>>70 フリージア
いや、もう十分食べたからな。
これ以上はわざわざ…
それに、その魔法は君のためにかけてくれたものだろう。
[そのスプーンにピーマンを確認し、少々逃げ腰で向かい合います。]
>>76 アルフィリオン
ちがうよ?
これは>>65 カエデさんが、アルフィリオンさんに、って。
フリージアはもう食べたもん。美味しかったよ……?
>>77 フリージア
あー、えー、そうなのか。
しかし、だな、グスタフ君の言うとおり、君が手ずから与えるというのはな、
[フリージアがしょんぼりした様子を見て慌てます。]
あー、もう。
一度だけだからな。
[顔の横に垂れる髪を耳にかけ、いつもより大きく、口を開きました。]
/*
むり、やばい。
あんな皮肉とか言ったり煽ってきたり気の強いアルフィリオンが、女の子がしょんぼりしてるのに慌てて"""耳に髪をかけて大きく口をあける"""なんてやばい。
きれそう。
*/
射手 アルフィリオンは、しがない花屋 ケラ を能力(守る)の対象に選びました。
>>78 アルフィリオン
……!!
うん!一回だけ。
えへへ。
はい、あーん。
……おいしい?
/*
少女はとびっきりの笑顔でアルフィリオンの顔を覗き込みました。
*/
《最初に上げた設定、村の途中でちょいちょい変えていたり、付け足してるので、いつかきちんとまとめた設定を作りたいです》
射手 アルフィリオンは遅延メモを貼りました。
[まず兄上の日記の続きをめくります。ファルス王子の処刑の日の記録です。ボクは城で、ソフィー姫の話し相手をしていました。姫はずっと上の空でした]
『黒狼騎士団の面々には、まずファルスの処刑を眼前で見せてから帰順するか否か尋問することにした。その方が、私への忠誠の深さが測れるというもの
――ファルスは最期まで凛々しかった。最期まで私の目を睨みつけていた。私も、高い所から、ファルスの目を見据えていた。ファルスは命の終わる瞬間まで目を閉じなかった』
『危惧した通り、処刑の瞬間、暴れた者が出た。「殺せ殺せ」と喚くので、望み通り処刑した。他はといえば、怨嗟の目で私を睨み上げる者、呆然として瞳に光が宿らぬ者、目を閉じて黙りこくる者……様々であった。私は、その後で残党騎士共に声をかけ、処刑場を後にした。さあ、尋問の時間だ』
『尋問で、帰順するか否かと同時に調べたのは、「ローレンス」の存在だった。ソフィーに付けた侍女によると、その名を呟いては泣いているとか。幽閉する際、彼女の薬指の指環を見ていた。貴族が贈るような立派なものではない。しかし、そこらの平民が贈れる物ではない。相手は騎士団だろうと推測していた』
[――ボクは、ボクのできることを。サリーナに殉じた黒狼騎士団の記録を、この胸に刻みつけること。それが、今のボクがしないといけないこと。次に、兄上の枕元に寄って、黒い本のページをめくります]
《黒狼騎士団尋問記録:著カーマイン》
アルベルト――グラン公爵家出身。ファルスの再従兄弟。ファルスの側近として個人的な外出にも付き添う。
帰順するか聞く前に、「一刻も早くファルス王子の伴をせねばなりません」と、毅然として言う。その潔さや良し、すぐに処刑の手配をし、騎士団で最初に死ぬようにしてやった。
ローレンスについては知らないと言った。
アーロン――伯爵家出身。席に着くなり帰順した。どうにもおかしかったので、少し監視をつけたら、案の定残党を集めて反乱を企てていた。反乱の首謀者として見せしめに処刑。
姫が誰かをローレンス、と呼び間違えていた気がすると言った。
ヴァイル――祖父の代から騎士団。ガチガチの魔法嫌いで、帰順する気はないらしい。語ることなど一切無いと一言だけ言い、それ以外何も語らなかった。処刑の手配をした。
ローレンスについても何も語らなかった。
レイヴ――平民出身。妻の腹に子ができたばかり。帰順するか確認すると、唇を噛み締めながら頭を床に擦り付けた。床には血が垂れていた。産まれた子供の顔を見てから死んだそうだ。
ローレンスは、この辺りの地方の名前ではないらしい。
レベッカ――平民出身。まだ10代の少女ながら、筋のいい剣を使うという。気丈にも私を睨みつけながら、悔しげに帰順した。
しかし、後にアーロンと共に反乱を企てていたのが発覚し、共に処刑。
ローレンスは騎士団にいない、人違いではないかと言った。
ローラン――農家出身。顔は見えんが、私でもわかるほど魔法力があった。指摘すると、魔法が使えることを白状し、帰順の意を示した。
「ローレンス」という単語を出したら、一瞬だが確かに動揺した――そういえば、コイツは手袋を人前で外さないそうだ。
なるほど身の程を知らぬ「ローレンス」は、この者で間違いない。この者を姫には近づけさせないようにせねばならない。姫にも指環を捨てるように言わなければ。
>>79 フリージア
…………
[もごもごとスープの具材を噛み、飲み込みます。
いつものイヤな筈の苦みや食感が、なぜか好ましいものに感じられました。]
ああ、おいしいよ。
なぜか、いつもの好ましくない味がしない。
これが、苦みも上手いと皆が言っていたことかな。
[フリージアの満面の笑みに、少し微笑んで返事をしました。]
**
きっとこれは書いてたやつコピペして書き込んでるんだろうけど、2、3分の間が空いてるのは誤字脱字衍字がないか最終確認してるんだろうか。
ちかちゃんのその行動がもう尊い。
[本の最後に、日記の頁を破りとったと思われる紙が挟まれていました]
『苦労して生け捕りにしたにも関わらず、なかなか生き残ってくれないものだ。しかし、私は、この国に残る「ファルス」の欠片を認めない。
そして、愚かな国家によって取り上げられた権利を国民に返還し、魔法による新たな生活を。きっとそれが、未来の幸福に繋がる。
血にまみれた私ではなく、弟やその子の代になれば、きっと元サリーナ領のセルナリア国民も、素晴らしい未来を創ったセルナリア王家に感謝する時が来るだろう。未来の祝福を次代に残し、私はすべてを持って一人で死ぬ。忌々しい予知夢は、私の代で終わりだ』
ロート「ああ、兄上……どうして一人で全部決めてしまったのですか。こんな、屍の上の、祝福なんて。確かに、幸せになった人は、この国にたくさんいます。ボクもそう信じていたし、誇らしさすら感じていた。でも……ボクはなんて、愚かだったんだ」
[兄上の遺体を前に、自分の無知さを恥じ……ボクは決意をしました。もし、無事にこの復讐劇を止められたなら、ボクは、次の王として――
兄上の耳元でその決意を囁くと、ボクは部屋に戻りました]
/*あーーー可愛いタイムに挟んでごめん!!なかなか字数が収まらなかったもので調整を。アルフィリオン大好き。グスタフも好き。みんな好き*/
《今日で最後なので、色々済ませておきたいです
魔法の設定でも落としておこう
遠見の魔法:世間一般で千里眼と言われるものの初歩魔法
1度見た対象物が遠くにいても見る事が出来る
ただし、初歩の魔法の為、見た事がないものは見れない上に、半径5km以内にその対象がいなければ見る事が出来ない》
>>80 アルフィリオン
ふふ。
……え、本当に?
いや、あのそうならいいんだけど……。
……カエデさん、本当に魔法かけてたんだ……?
/*
と、そこに>>81 カエデが帰ってきました。
*/
……?やっぱり魔法かけてなかったの?
よくわかんないけど、まあいっか。
《エドワードに手紙を書いて枕元に置こうとしたけど、京が何も閃かないからだめだ……
明日会った時に直接言うか……取り押さえられたりしたら会えないかもだけど😇》
[いつの間にか、広間に帰ってきていたカエデが見守っていた。
この光景を見られたのかと座りが悪くなり、目を逸らそうとしたが、彼女の言葉に一転する。]
>>81 カエデ
おい。まさか、おいしくなる魔法って…!
ああ全く、家庭的な魔法については無知だった。
>>82 フリージア
ああ、もう。君も知っていたのか。
僕が思ってたより、君らはとても強かなんだな…
あの王が呼んだんだ、当たり前といえばそうかもしれないが。
さて、おそらく私の最後の夜だ。わかりきっているが不思議と恐怖はない。
どんな風に過ごそうか。考えるが何も思いつかない。
ベッドに横になり、電気を消そうとする。
「それじゃ、ソロ、よろしくね…」
「なあ、お前馬鹿か?今日はお前が十中八九狙われるだろうに、何で他人のところに。俺は嫌だ、絶対にだ。」
護衛のため大きくなったソロは珍しく駄々をこねる。
「こんな時にわがままいわないで、これがソフィーのため、なの。だったらこんなのはどう?」
一生のお願い、と。
狼は不機嫌だ、いつも以上に
「最後に使うなんてお前も賢いな、それじゃあ断れないだろうが」
扉から出てくときソロはありがとな、とこちらに顔を見せることはなかった。
[袖から大量の小鳥を出す。その全員に微笑みかけて頭を撫でていった。]
あなたたちがあたしの希望よ。
大切な「記憶」。あたしの愛しい葡萄の実。
どうか、どうか。
[小鳥たちは何も知らぬ顔でちちち、と鳴いていた。]
《今更になってアルフィリオンがちかちゃんじゃない気がしてきたし、ローランもたかみをさんじゃない気がしてきたけど、そうなると本当にお手上げなんですよ……》
私は、黒狼騎士団の一員だ。
…しかし、王の側近を許された者ではない。治療も行う一介の僧兵に過ぎなかった。
剣の腕を買われ、前線へと向かったのがあの日のことだ。
ようやく、皆を守れるのだと。
傷つき倒れる者をなすすべもなく見守り、祈りを捧げるだけではなく、
皆が傷つかないように動くことができるのだと。
…しかし、まだ見ぬ魔法の力の前に、あっけなく我らは敗退した。
隣にいたはずの同胞が振り返った時には氷漬けになっていた姿には…戦慄した。
…気がついたのだ、私たちの元に送られた負傷兵は、ごく一部。
戯れにセルナリアが寄越した傭兵と剣を交えた者たちのみであったと。
大半の戦った者はこうして…その場で殺されたのだと。
あらかた魔法で片をつけられたのち、私は傭兵ども捕縛された。
…剥き出しの暴力がそこにあった。
––僧兵か。すまし顔の修道士なんざ気に入らねぇ。
––お前の顔は、何をすれば歪むんだ?
––お前の留守を預かるのは…ガキだけか?
修道院の中ならば安全だろうと。
敵国とはいえ同じ神を信じるのだ、ここに手は出さないだろうと。
…子どもを手にかけるような蛮族ではないはずだと。
セルナリアの者を人であれと願った私の甘さが、
……子どもたちを殺した。
利き腕、片足の腱を切られ木偶のように転がる私が土を噛みながら遠目に見たものは、
…燃え上がり、崩れ落ちる修道院だった。
……神は、無垢なる子どもを見捨てられたのか?……
……ただ御側に寄せられたいだけであれば、もっと安らかなやりようはなかったのか?……
私は己の信仰に絶望した。
それとともに、力なき正義など無意味なのだと、知った。
それでも、動けぬ私を手当てし修道院まで連れ…瓦礫の撤去と子どもたちを丁寧に弔ってくれたのは、セルナリアの騎士団だ。
彼らは、傭兵を制御しきれなかった落ち度を膝をついて詫び、子どもたちの遺骸に涙を流した。
やはり騎士なれば人の心を持つ者たちであったと。
それは確かに涙するほどにありがたかったのだ。
……その時はな。
ロキという名を隠し…静かに数年暮らしたある日、騎士達の詰所に届け物をした時のことだ。
あの時の騎士たちの声がした。
嘲笑であった。
あっけなくセリーナが落ちるのもつまらないから傭兵をけしかけてやった、あの時の僧兵の顔は惨めで見ものであったと。
…何も知らずに愚かな男だ、と。
……貴様らを断じて許すものか。
主の振る舞いは末端の者にも滲み出るものだ。
セルナリア王家の賊にも劣る心が、騎士すらこのように動かした。
私は二度と剣は持てない。ならばそれに代わる力を得ようと、サリーナの教えを捨ててでも術を作り出そうとした。
私に力がないのであれば、力をどこかから引き出さねば、とアニマに行き着いた。
木の蔓は締め上げるように。
石は身体を滅多刺しできるように。
花はその命を根こそぎ吸い上げるように。
野盗に試せば呆れるほどあっけなく死んだ。
自然豊かなセルナリアでは、私はどこでも戦えるのだと確信した。
騎士崩れどもも始末してやった。
なぜ自分たちが死んだのかもわからんうちに、な。
生きながら焼かれた子どもたちよ…
私の手は既に血塗られた。
同じ所には行けないのだろう。
…それでも、あのカーマインを討ち取ってやったこと、後悔はしていない。
行き先が奴と同じなのであれば、何度でもその胸に刃を突き立てよう。
なぜ己が殺されたのか、わかるまで、何度でも。
…私の名は、ロキ。
黒狼は傷つき膝を折ろうとも、牙を折るものか。
黒狼騎士団の、名のもとに。
ソロが行ってからと決めていた。
懐から紫の本を出す。シンデレラ。
中にはソフィーに伝えたかったことがだらだらと書き連ねられている。
庭の花が咲いたこと。魔法が使えるようになったこと。卵が双子だったこと。探していた本が見つかった。それからそれから。
ソファーの結婚を聞いたこと。会いに行くと決めたこと。
オーディションのこと。そのみんなが優しいこと。黒狼騎士団のこと。自分が思い悩んでいること。
私は国を守ると決めたこと。
いろんな話、したかったなあ。
誰もいないのを確認して私は小さく泣いた。
きっと届かないけど、その本の表紙に私は筆を走らせる。
結婚おめでとう、幸せになってね。
世界で二番目に愛してるよ。 カエデ
《考えたけど分からないし、このままにしよう……
ほんわりとした感じで、このキャラ、この人っぽいな!みたいな感じで選んでいるので、京の勘8割強の考察なんだなと思って頂ければ幸いです……》
しがない花屋 ケラは遅延メモを貼りました。
…そろそろ、時間だな。
さらばだ。
《縄が体に絡みついてくるのを感じ、虫が這い回るような感触に眉を歪める》
これは、眠りではない。
––拙僧の、死だ。
/*
少女は割り当てられた自室へやって来ました。窓辺のツルバキアは萎れかかっています。
花瓶から抜き取り、花に口付けてから、少女はそれを処分しました。
*/
大丈夫よ。
もう、大丈夫。
……
/*
もう一度広間へ赴き、まっすぐにサテンがねむるソファーへと向かいます。
その手には一輪のフリージアが握られていました。
*/
ねえ、サテンさま。……お手てつないでください。
ああもう、こんな時間か。
[フリージアやカエデと話している内に、すっかり夜も深まり、縄が動く時間が迫っていました。
皆が書いたメモや自身の考えをまとめたメモを整理していると、今までに過ぎ去った嫌な可能性を思い出します。]
もし…もし、明日も黒狼がいるならば。
僕が疑うべきは–––––––––
[夕食時の魔法が蘇ります。何故、いつも好まなかったピーマンがおいしく感じられたのか。
しかし、メモをなぞる記憶は嫌なことばかり教えてきました。]
いや、これは、今考えるべきではない。
まだこれは可能性にすぎない。
ただ、その時が来る覚悟はしなくては。
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