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踊り子 パトリシア に 4人が投票した。
求道者 グスタフ に 1人が投票した。
呪医 コータロ に 2人が投票した。
図書館司書 カエデ に 1人が投票した。
孤児院生 フリージア に 1人が投票した。
踊り子 パトリシア は村人達の手により処刑された。
次の日の朝、呪医 コータロ が無残な姿で発見された。
現在の生存者は、しがない花屋 ケラ、求道者 グスタフ、図書館司書 カエデ、孤児院生 フリージア、運び屋 ネーロ、射手 アルフィリオン、従者 ミーチェ の 7 名。
っ……!コータロ…嘘、ほんとうに…?
/*
コータロを占った。結果は言わずもがなだけど…結果は白玉。
そして目の前で眠ってるのは…コータロだった。
*/
…またほかに犠牲者がいない。…どうして。
広間へ向かい状況を確認する。
今日はコータロが眠らされたこと、昨日残してもらったメモからケラがコータロを占ったことを把握した。
>>アルフィリオン、カエデ
「…【護衛…手応えあったか…教えて】…」
んん……朝ね。
/*
ソファーで眠るのももう慣れたもの。身体を起こして、"誰か"が倒れているのを見ることも、慣れてきていました。
*/
今日はコータロさんが……。
ケラさん、コータロさんを占ったのよね?
魔のもの、だったのかな、コータロさん。
本当にそうなら、なんだかとんとん拍子で怖いくらいだわ。
/*
ミーチェは広間へと向かいます。
今日の犠牲者はコータロさんのようでした。
ミーチェはその様子を確認すると、ソファで眠り始めました。
*/
…すまない。寝ていた。
今日は票のブレについて言えたものではないな…カエデに投票してしまったのは拙僧だ。
パトリシアを縛り、コータロが占われ、そしてコータロが眠っていることを確認した。
また後で考えをまとめるとしよう。
ロート「……おはよう、ございます。あ、ごめんなさい、少し寝坊してしまって……」
[昨日はあれからうまく身体と一体化できずに、ボクは、なかなか休めなかったのでした]
ロート「今日は、コータロさんが、夢の世界に……。ボク、内から働きかける魔法に興味があって……自分も精神体になるからですけど。コータロさんの《気》の話、色々聞いてみたかったな」
ロート「さて……残り人数も……もう、最初の半分以下ですね。今日も、よろしくお願いします」
コータロ君だけだと?
なんだろうか、本当に、これでいいのか?
コータロ君が呪われて眠りについたか、歌姫君の占いとコータロ君の襲撃が偶々被ったか、だろう?
前者は兎も角、後者は…
>>2 ネーロ
残念ながら、僕は黒狼たちは見なかった。
【護衛は成功していない】な。
カエデ君が双騎士となるならば良いのだが…
おいおい、カエデ君も出会っていなかったのか…
>>8 ネーロ
そうだ、黒狼の奴らがコータロ君を襲ったのは間違いない。
【僕が護衛しているところへ、黒狼は一度も現れなかった。】
つまり、歌姫君は一度も黒狼に狙われていない、な。
少し僕も混乱している。状況を整理したい。
/*
城一体に不穏な空気が流れ始めている。1人宛がわれた部屋で花に囲まれながらベッドに寝そべる。
*/
…あたしが占った子達はみんな…狼か、この場にはいない。
ここまで来ても信じられるのはネーロしかいないみたいだ…。
……どうしてコータロだけが。どうして…じゃあコータロが騎士だったってこと…?コータロは魔のものじゃ、ない…。
/*
ミーチェは目を覚まします。今日の護衛の手応えについて話しているのが聞こえました。
*/
アルフィリオンさんもカエデさんもてごたえをかんじていない、ということですか
カエデさんがこくろうきしだんのものとおもっていたのですがかんがえなおすひつようがありそうです。
アルフィリオンさんかカエデさんのどちらかはすくなくともてき…まのものであるかのうせいがたかそうです。
行っておいで。離れ離れにして悪かったね。
/*
鼻歌を歌い、胸元の百合のコサージュを手に取ると扉を開けて手から下ろす。百合は一目散に奥の方へと言ってしまった。恐らくカーマイン国王の元だろう。彼女がたどり着くのを見守り終えると歌をやめる。
歌の力か、部屋の花たちは萎びることなく咲いている。今は手編みでひとつの毛布のように繋げている最中だ。
昼過ぎ、広間に訪れる。誰かとこれからの話をしなくては…誰かいるだろうか。
*/
/*
見たくない。そう昨日思ったからでしょうか。ミーチェの視界はもうぼんやりと輪郭をとらえることができるだけでした。
あとでアルフィリオンさんに魔法をかけてもらわないと。そう思いますが、今となってはミーチェに同じように魔法をかけてくれるか分かりません。
ですが、ミーチェは今日も話します。
*/
きょう、ねむらせるひとはカエデさんかアルフィリオンさんがいいとミーチェはおもいます。ごえいせいこうといっているひとがいないので、きしにこくろうきしだんのひとはいないはずです。こくろうきしだんのひとがいれば、けらさんをまもれたというとミーチェはおもいます。
のこっているてき、は。
こくろうきしだんのひとはひとりか、ふたり
まのものもひとりかふたり
こくろうきしだんもまのものもふたりずつのこっているばあいはミーチェたちにしょうきはありませんのではいじょします。
いままで、ねむらされたひとは
エドワードさん、レリーさん、アルフレドさん、パトリシアさん
これらのひとは、
しにたがり、こくろうきしだん、てき、ないつうしゃ、とかんがえます。
てきのアルフレドさんがこくろうきしだんのばあい、
のこるこくろうきしだんはケラさん
のこるまのものはカエデさん、アルフィリオンさんのなかにひとり、グスタフさん、フリージアさんのなかにひとりとなります。
てきのアルフレドさんがまのもののばあい
のこるこくろうきしだんはケラさんとグスタフさん、フリージアさんのどちらか
のこるまのものはカエデさん、アルフィリオンさんのどちらかです
まのものをさきにたおさないと、だめとロートさまもいっておりましたし。
ミーチェ、きょうはよるおきるのがおそくなりそうですし、さきにここまで。
まだ、すべてをききなおせていませんがミーチェはカエデさんがまのものだとおもいます。
こくろうきしだんはフリージアさん、グスタフさん…どちらなのかまよっています。グスタフさんだとしたら、うらなわれそうなひにおそわなかったのがふしぜんですし、フリージアさんだとしたらほんものにみえる、だれにもまもられていないパトリシアさんをしゅうげきしないのがふしぜんです。
ただ、にぶんのいち、うらなわれないことにかけたグスタフさんがこくろうきしだん、というほうがりゆうがわかるのでグスタフさんがこくろうきしだんとよそうします
/*
ミーチェはそこまで言うとソファに横になります。
そして、すぐにすぅすぅと寝息を立て始めました。
*/
…神の御心を見失ったようだ。
なぜ、占いから信頼できる者を見出せないのか。
我々に何をせよと言うのか…
拙僧に、人の子どもを疑い縄をかけることは…どうしてもできない。もしそのようなことをすれば、拙僧は…もう二度と神の御心に叶うことはないだろう。もはや、鬼だ。
しかしそれを竜族の子に向けることができなかった。子どもが、賊であるのだと…理解することを頭が拒否している。
…ここからは、今晩の話だが。
ひとつ、提案があるのだ。
【今日の占いはネーロに当ててはどうか】と。
賊や魔の者の生存について最悪のケースを想定するならば、今日は決して白以外占ってはいけないのだ。
7>5>3> が 7>4> となると考えてもらえたらわかってもらえるはずだ。
>>ネーロ
ロート「あのね、ネーロさん、もし忙しくなければ、でいいんですけど、ちょっとお願いがあるんです」
ロート「ネーロさん、空間に穴を開ける魔法で、ココと、姫の部屋を繋げられますか?」
ロート「姫の部屋から、兄上の部屋に運びたいものがあるんですけど……ボクの体では無理なので、お手伝いをお願いしたくて」
#1 ロート
ふいにロート様から話しかけられて声の方を向く。
「繋げるのは…できます…
ただ、僕…一度行った場所…じゃないと…開けられない、ので…この子を…一度、お姫様のお部屋に…連れて行ってもらっても…いい、ですか…?」
レリーに眠った後はエドワードと一緒に眠らせて欲しいと頼まれた時と同じように使役する猫を一匹呼ぶ。
「…空中でも、歩けるから…精神体の…ロート様にも…着いて…いけます…」
足元でじゃれている猫にロート様に着いていくよう指示を出す。
ふむ、状況は整理した。
議論の主題は歌姫君の真偽だろう。
まず、歌姫君が本物の可能性を追う。
問題は、歌姫君が昨晩、コータロ君を占うと察知できたか否かという点だな。
結論からいえば、できても可笑しくはない。
歌姫君の過去のメモを見返した。
彼女のメモは、ほぼ毎日コータロ君に触れ、僕やカエデ君に関しては少ない。
コータロ君を狙うこともできたと思うよ。
次にコータロ君の正体について。
黒狼側はジルベール君が眠りについたとき、魔の者を把握した可能性が高い。
ただ、把握された魔の者がコータロ君とは思い難い。
コータロ君が魔の者の場合、黒狼たちはまた追い払われる覚悟で臨まないといけないからね。
失敗覚悟なら歌姫君を狙う方がマシだ。
次に、歌姫君が偽者の場合だ。
あまり考えたくないパターンだが、この状況では仕方がない。
歌姫君が偽者の場合、十中八九、黒狼の輩だ。
彼女が偽者ならば、踊り子君が本物、と思いたいところだが、彼女の態度を見ているとそれも疑わしい。
ミーチェ君の結果を出した後や昨日の態度、あの態度で本当に信用を取りたいとは思えなかった。
加えて、踊り子君が本物の場合、残る敵方候補は、僕、歌姫君、ミーチェ君。
僕から見たら縄が余るぐらいだ。
このパターンは問題ない。
>>18
いいか。アルフィリオン。
拙僧に縄が近いと思っているからこそのこの提案だ。
…算数はできるだろう?
拙僧は、狼でも魔の者でもない。
賊が2人、魔の者が1匹でも生存していたとしよう。最悪のケースだな。
@拙僧か、ないしは無実の騎士を縛った場合に残りの呪狼を占えばケラが眠る。
A魔の者を占っても、3人減る。
ならば明日4人になった時、2人賊が生きていれば敗北する。
確実に賊を今日仕留めることができるのなら、ネーロは占わずとも構わない。
しかし、その場合縛れるのはミーチェだけだ。より、危ない橋を渡ることになるだろう。
明日眠る者が3人にならないように賊が調整してくるのであれば、明日は来る。
だが、それも不確かな話だ。
ならば明日を迎えられる次善策を提案したまでだ。
そう、問題なのは、歌姫君も踊り子君も偽者のとき。占い師が名乗り出ていないときだ。
それが誰かなんてことは、どうでもいいので割愛する。
この場合、ネコ君から見て味方とわからないのは6人。
縄は3本しかない。
つまり、ネコ君は3人味方を見つけねばならない。
僕からしたら2人だね。
このパターンを追うならば、歌姫君を拘束するのが先決だが、彼女が偽者と決まったわけではない。
ここで提案だ。今後のパターンは二つある。
一先ず今日はミーチェ君を拘束する。
その後、歌姫君を本物とおき魔の者を占いで探すか、魔の者はいないとし、歌姫君が呪いにかかることで本物と証明させるか。
ただ、どちらも確実に呪いが発動できるわけではない。
僕は、前者を推したいと思う。
数日前に決め打った。
彼処で間違えていたならば、もうそれは、そのような運命だったんだ。
今日、歌姫君を疑い、魔の者や黒狼の奴らに乗っ取られる方が御免だ。
誰も、護衛の手応えはなかったのね。
……ミーチェさんも、ってことでいいのかしら。
どうしてなの……
ケラさん、本物の占い師なんだよね?
本物の占い師が名乗ってなかったとか、そんなことないよね?
でも黒狼たちはなんでコータロさんを襲ったのかな……。
>>23 グスタフ
君こそ弟君の言葉を忘れているようだな。
黒狼は白玉の者と同人数になれば、隠れることなく襲ってくる。
例え魔の者がいようともな。
だいたい、僕らが目指しているのはなんだ?
明日が来ることではなく、悪しき輩を追い払うことだ。
目的を遂げるためには、多少のリスクは負わねばならん。
黒狼たちは黒狼たちで、魔のものを探していたのかしら。
それがたまたまケラさんの占い先とかぶった、とか。
/*
少女は口もとに手を当ててぶつぶつと考え込みます。
*/
>>19 ネーロさん
ロート「!! ありがとう」
ロート「じゃあ、この子をちょっとお借りしますね。ふふ、かわいいな」
ロート「じゃあ、ネコさん、ボクについて来てね」
[ボクは、ネーロさんのネコさんに手招きして、一緒に姫の部屋に向かいました]
>>29 ネーロさん
ロート「ふふふ、ネコさん、かわいかったです」
ロート「あっ!準備ありがとうございます。姫の部屋は、内側から鍵がかかっていて、ボクしか通れなかったので……でも、扉を壊しては危険ですからね。助かります。」
ロート「あの、姫の机の上にある日記帳を、兄上の部屋に運んでいただきたいんです。その際、兄上の部屋の暖炉の中にある黒焦げの本も、隣に並べていただけると嬉しいです。
色々注文してしまって、すみません。よろしくお願いします」
この状況で疑われちまうのは、悲しいもんだね。
コータロについては、あまり手応えを感じてないよ。ただ、もし狼がコータロを狙ったとしたらその意図がわからない…。ただ、騎士が成功したという手応えがない以上は、コータロは騎士や騎士もどき、もしくは魔のもので間違いないんだろうね。
【あたしも今晩はミーチェを拘束するに1票だよ。】…その次がありゃあたしをどうしようと勝手だけどこの状況で無駄なことだけは避けてほしいもんだね。
あたしは自分を着飾らず、そのままをさらけ出してるつもりだよ。そこまで賢く出来ちゃいないもんでね。だから何を聞かれても、何を指摘されても構わない。
…ひとつ言えるのは、今夜拘束すべきと断言出来るのは、竜人お嬢ちゃん…ミーチェだけだ。次の日どんな結末になるのかは…もう神のみぞ知る、だろうね。
そうですね…私も【ミーチェさんに縄を使うことに賛成】です…ごめんなさい…
このまま手をこまねいていても状況が好転するとは思えないですし…
もし、ミーチェさんが最後の呪われし狼だとしてもこの夜に魔のものが一人でそれが当たる、なんて希望もありますし…
黒狼が二人、朝を迎える、それが直接わたしたち、いやこの国の敗北に繋がりますしね…
占い先に関してはもう少し考えさせてください…
ミーチェを縛るのは反対だ。
占いで不用意に数を減らすのを避け、慎重に縄を使うべきだ。
今この状況で賊だと確定している者を縛るなどと…!
魔の者の主張かと思ってしまう、な。拙僧は…
【縛るのは、アルフィリオンか、カエデだ】
賊、魔の者いずれも残っていると仮定するならば、
賊はパトリシアから既に占われているカエデ。いわゆる、囲いというやつだな。
アルフィリオンはミーチェを縛ろうなどと…ここへ来て勝ちを急いだのか?詰めの段階こそ慎重に動くべきだ。
仮に魔の者だとすれば、ミーチェを縛ることは最良の選択であろうな。
どうしても、どうしてもミーチェを縛るというのであれば、今宵の占いで魔の者を仕留めなければならん。
>>31 ケラ
気安く神の名を口にするな。
ここまで来て神の御心に決断を委ねるなどと…
最善を尽くした者にのみ、神はその眼差しを向けるのだ。
ミーチェを縛るならば、ケラの思う魔の者を確実に狙うのだ。
>>33 グスタフ
君はいったい何を想定しているんだ?
縄を減らしたくないとは、黒狼が2人と魔の者がいる過程であろう?
それならば、ミーチェ君を拘束することで解決するはずだ。
黒狼が2人いるのに、白玉の者を眠らせてしまったら、明日の内訳は、白玉が2人、魔の者が1人、黒狼が2人。
黒狼は白玉側が同数になったら襲ってくるぞ?
歌姫君が魔の者を呪っても一緒だ。
なぜわざわざ博打を踏みにいく?
……。
フリージアも、もうケラさんを信じるしかないと思ってるわ。
今日の拘束は【ミーチェさん】を希望します。
昨日も言ったとおり、まだ呪いの狼は起きてると思っていますから。
>>33 グスタフ
グスタフさんは、ミーチェさんが最後の黒狼かもしれないとおもうってことですか?
おやおや。
/*
椅子につくと足を組んで髪を後に流した。ここまで来て、負けてはいけない。黒狼騎士団にも、魔のものにも。そして、己の弱さにも。毅然とした態度を取り続ける。
*/
信心深いあんたの前でご法度だったね。ただ、いちいち怒ってる場合なのかい?言っちゃあ悪いが、あたしはここにいるやつらはネーロ以外信用しちゃいないよ。白玉と結果が出た者達は…もうここにはいない。あんた達の誰が仲間で、誰が的なのかはわからない状況だ。
今はあんた達のこれまでの発言、そしてこれからどうしようと模索し動いているかをあたしなりに判断させてもらう。今日はギリギリまで見定めるつもりだよ。
それとね坊や。あたしは少なからず、あんたらに貢献はできていると自負してるよ。そんな簡単に魔のものを当てよ、なんて。…少し言葉を選ぶべきだね。
「…こんにちは…お姫様…
お邪魔、し…て、ます…」
内緒話をするように小声で話しかける。
もちろん返事が返ってくることはないが、優しそうな寝顔を見ていると受け入れてくれたような気持ちになりペコリと頭を下げた。
「…おつかい…」
一瞬用事を忘れていたことは秘密にしよう。
そう思いながらソフィー姫の側を離れる。
机の上には言われた通り日記帳があった。
それを手に取るとソフィー姫にもう一度お辞儀をして、次の瞬間には王様の部屋にいた。
部屋に運んだ時から時を止めた王様は静かにベッドに横たわっているようだった。
暖炉から黒焦げになった本をそっと拾い上げ、ソフィー姫の日記帳と一緒に王様の机に置くとくるりと振り向く。
じっと見つめた。
その姿を目に焼き付けるように。
そして瞬きをすると同時に、部屋から姿を消した。
広間へ戻りソフィー姫の部屋への穴を塞ぐと、ロート様に報告をする。
「ロート様…王様の…机に、姫様の日記帳と…黒焦げの本…置いてきました…」
占い、は【カエデさんとアルフィリオンさん】を希望します。
ここまで来て、グスタフさんのことがさらにわからなくなってきたけれど……。
/*
ミーチェは目を覚まします。
*/
ミーチェのことばはしんようしてくれないのですね。
ミーチェはみなさんにききたいです。
だれのなにをしんようしてそのけつろんをだしたのか。たとえば、いままでのしゅうげきされたひと、ケラさんのはつげん、ミーチェがいちばんこくろうきしだんにみえる、さまざまなりゆうがあるとおもいます。
そして、みなさんのすべてのひとのよそうをあげていただきたいです。だれがどんなちからをもっていたか、です。
>>40 ネーロさん
ロート「ネーロさん、ありがとう!!とても助かります」
[無事にふたつの本を移動させてもらったことを聞いて、ボクはとてもほっとしました]
ロート「ネーロさんにお願いして、よかった。ボクも……自分のやれること、がんばってやりますね!
みなさんも、どうか、よろしくお願いします!」
>>All
「ケラが…偽物って話…出てるけど…
…僕は、一昨日…【ケラを…本物と決め打つ】って…言ったよ…
もう…後戻り…する…余裕なんか、ない…」
皆もうわかっているとは思ったがブレるつもりはないことを明言した。
「あと…希望…なるべく、あと30分で…出してね…」
集まってきたな…と言っても、お披露目の頃を思うと半分以下だが。
さて、希望を出しておこう。
先ほど述べたとおり、【拘束はミーチェ君を希望する。】
見目が子どもだと言っても仕方がない、彼女の説得は僕には響かなかった。
そして、【占いはカエデ君】を。
ジルベール君が眠りについたとき、黒狼の奴らが襲うなら双騎士を名乗る者、この前提が覆せない。
グスタフ君の行動は気になるが、優先すべきは彼ではない。
アルフィリオンさん、ここはせんじょうだといっていましたよね?いっこくいっこくとじょうきょうがかわるせんじょうで、さいしょにたてたせんりゃくをつづけてつうようすると、おもっているのでしょうか。ちょうめいのエルフらしいけつろんではありますが。
いままでしんじていたものをひていされるのがこわい、などというちいさなプライドがそのけつろんをだしたのであれば、もういちどかんがえなおしてはくれませんか、みなさん。
…しょうじき、ミーチェは『ふつう』というがいねんにまけてこのくににほねをうめることになるのならば、それがミーチェのうんめいだったとうけいれられますが、ケラさんのふとうめいなりゆうでちからのつかいさきをきめていたことに、くっしてくにをほろぼされるのはいやです。
……あたしは、【カエデ】か【アルフィリオン】を占いたいと考えてるけど、ネーロの意見を聞きながら、それを変更しても構わない。あたしはまだいる可能性の高い魔のものを探す必要がある。騎士の中に全ての黒狼が出てきているとは思えない。
決めました、【アルフィリオンさんを占って欲しいです】
アルフィリオンさんの方針に賛成なのですがアルフィリオンさんがわたしを占って欲しいように、わたしもアルフィリオンさんを…と
ミーチェからみたみなさんのいんしょうを
アルフィリオンさん
かんがえたうえで、さいしょにきめたせんぽうをしんじるそうです。エルフらしい、そういういんしょうです。
ですが、みずからかんがえたけっかがみえますので、まよったうえにそのけつろんをだしたのでしょう。
カエデさん
アルフィリオンにたいしてみると、じぶんでかんがえたけっかがみえません。いうならば、おおくのにんげんがさんどうするみちをえらんでいる。そういったいんしょうです。みなさんのため、というよりはじぶんがどのようにみられるか、それをきにしている、そのようにみえます。
グスタフさん
もともとうたがわしいのに、きょうになってさらにげんどうがあやしいです。そもそも、このひとはケラさんをしんじているのでしょうか?てきがどれぐらいのこっているとおもっているのでしょうか。
フリージアさん
いんしょうとしてはカエデさんとおなじ、ですがグスタフさんとそうたいてきにくらべてしまうとこちらがてきではないとおもいます。
>>46 ミーチェ
そうだね、確かに言ったさ。ここは戦場だって。
そう、戦場だよ。
刻一刻と変わる情報を集めて、推量して、それを繰り返して。
僕は僕なりに真摯に積み重ねたよ。
そして、積み重ねた結果が今日の結論さ。
歌姫君の処遇については迷っていないわけではない。
ただ、彼女の真偽は問わず、君の拘束は決行するよ。
>>All
「仮決定…
【ケラの、占い先は…アルフィリオンと…カエデ…】
…占い先…1人にしたら、また…襲撃されると…思うから…
【今日…拘束するのは……ミーチェ…】
【護衛は…任せる…】」
せんじょう……?
せんじょう、って、戦場?
へんなの。
フリージアは王太弟さまの結婚式にお花を添えられたらって思って、ここに来たのよ。
……。
>>All
「決定…仮決定と、いっしょ…
【ケラの、占い先は…アルフィリオンと…カエデ…】
【今日…拘束するのは……ミーチェ…】
【護衛は…任せる…】
ケラは…占い先と…理由を…
アルフィリオンと…カエデは、護衛先と…理由を…
…メモに…残してね…」
>>56>>62 ネーロ
【決定、及び指示を確認した。】
希望どおりだ。ありがたく思うよ。
>>61 ミーチェ
どうした?
魔の者が誰かわかっているような言い分だな。
>>64 >>66 アルフィリオンさん、ネーロさん
ねむったなかで、まのもののかのうせいがあるのはエドワードさん、アルフレドさん、パトリシアさん…それにローランさんぐらいです。
ミーチェはエドワードさんはしにたがり、アルフレドさんがまのもの、パトリシアさんがないつうしゃ、ローランさんはけんぞくに『いんねん』はつけないとおもいますし、まのものではありません。
そうなりますと、まのものはひとりいます。
そして、こくろうきしだんはふたりです。こくろうきしだんがこくろうきしだんをころしている、ということがあればべつですが、レリーさんをころしていますしふたりはころさないのではないでしょうか。
そうなるとあすは5にん。まのものはかぞえられない、しろのひととこくろうきしだんのかずがおなじになったときにすべてがおわるとききました。
>>75 ネーロさん
…ほんとうにネーロさんはミーチェのことをみてはくれなかったのですね。
ミーチェ、きのういいました。ローランさんかジルベールさんがうらないだと。さきほど、いいわすれましたがミーチェはジルベールさんのほうがうらないだとみていました。
しょたいめんなのに、ローランさんのことはよくわかるんですね。ミーチェのことはわかってくれないのに。
…もう、ミーチェつかれちゃいました。みなさんをたすけたかったのですが、だれものこりのてきをよそうしてくれませんし、もうミーチェがこくろうきしだんだったんだとおもいます。
みんながそういうなら、ミーチェがこくろうきしだんでいいです…。それがみなさんのしあわせ、なのでしょう。ミーチェがミーチェが…そうだったらいいってみんながおもっているんですから。
もう、ミーチェにはなにもできません。もしかしたら、だれもちゅうせいをちかっていないんでしょうか。
かんがえることをやめて、ただただ、ほろびをうんめいをたどるんでしょうか…。
ごめんなさい、ミーチェがあきらめてしまって…ミーチェだけがかえることができたのに、ミーチェはもうがんばれないんです。
>>76
……
ケラさんを信じる以上、ミーチェさんを黒狼として拘束することはかわらないし、黒狼の予想の中にミーチェさんも含むことになるわ。
フリージアは、黒狼がレリーさんとミーチェさんと、それけらもうひとり、グスタフさんだと思ってるわ。
魔のものは、ジルベールさんと……カエデさんかアルフィリオンさんのどちらかよね。
あなたも、フリージアもどうしたらよかったのかなあ。
ロート「…………ミーチェ、さん」
[一人うちひしがれる少女に、なんと声をかけたらいいか、わかりません。兄上に褒めてもらうことを望んできたという、小さな、しかし強大な力を持った彼女は――]
ロート「せめて、ゆっくり休んでください、ね」
子どもは…もうベッドで眠っている時間だ。
大人の茶番に巻き込まれたのか、いたずらに心を惑わされて連れて来られたのか。
もう眠りなさい。
拙僧には、コータロが魔の者には見えていない。
迂闊な男ではあったが、そのような魔性を持つようには見えなかった。せいぜいが占われたがる狼だろうと…その最初の印象を捉えていたが真実は違った。
魔の者であればもう少し慎重にはなりそうなものだ。
賊がアルフレドではないのならば、占い次第では明日魔の者に勝ちをさらわれるのだろう。
魔の者がいるのならば…騎士のどちらかだとは踏んでいる。アルフィリオンだろう、と。
それより道はないが、ケラに任せよう。
占師が潜伏していたのならば…何のために。
翌朝読めるメモとやらで、早期に露出をしても良さそうなものだがな。
––こんな時、アルフレドがいてくれたら心の落ち着く香りのする花のひとつでも持たせてやれたものを––
…おやすみ、ミーチェ。
あなたも、なんて言っちゃだめだったね。
ミーチェさんはずっと、自分は黒狼じゃないって言ってるし……なんにもしてないのはフリージアだけだったわ。
>>76 ミーチェ
「…因縁も…ついてない、ジルベールが…市民だって、宣言した…ジルベールが…占い師…?
ふふ…ふふふっ…もしそれが…本当だったら…
僕達が…やってることは…僕達が…やってきたことは…
…茶番、だね…?
…ふふ、諦めるの…?
アルフレドは…諦めなかったよ…?
僕…ずっと疑ってた、けど…あれだけ最後まで…頑張って…自分が眠った後のために、蓄音機に…残してくれてたから…アルフレドは…味方だったと思う、よ…
だから…アルフレドには…謝らなくちゃって…思ってる…けど…ミーチェは…諦める、の…?」
サテンが、カッツェが…信じれる者がいなくなっていく度に、自分の感情が壊れていっている気がした。
確実な情報が得られない度に、全員が敵なんじゃないかと思ってしまう度に、自分に失望していった。
かつてビアンカに少しでも似てると思った子が、投げやりになる姿を目の前の子を見ても、もう何の感情も湧かなかった。
声は笑っているのに、その表情は何も宿していなかった。
「疲れ、ちゃったなら…もう…眠る…?」
[ネーロさんに運んでもらったので、兄上の机には、ふたつの日記帳が並んでいます。当時のことを知るために、ボクは、ふたつの日記を並べて読むことにしました。どちらかを先に読んで、先入観を持ちたくなかったのです。兄上を信じてあげたかったし、ファルス王子やソフィー姫の気持ちも知りたかった……から]
[ソフィー姫は、兄上とは違って毎日日記を書いていたので、この日記帳は6年前のものです。ボク宛の手紙が挟まっていたということは、この日記帳を参照しながら書いたはず、と思ったら、当たりでした]
[時折出てくる《ローレンス》という文字はできるだけ、見ないようにしつつ、該当の日を見つけます。その頁を開いたまま、黒焦げの日記もめくり、あの日の日付を見つけます]
[ボクは、ひとつ深呼吸をして……日記を読みました]
✕月✕日
『魔法軍を率いてサリーナに攻め入る。自身の強さを誇る黒狼騎士団とて、全力の魔法軍にかかれば赤子の手をひねるようなもの。とはいえ、ファルスの直属の者たちは強かったように思う。精鋭ともなれば、ファルスの代になってもぜひ使いたい。抵抗する兵達を生け捕りにするのは至難の業だったが、なんとか皆殺しにはせず、ねじ伏せることが出来た』
《ほんとうに突然のことでした。今朝、セルナリアの魔法軍が我が国領に攻め入ってきたと聞き、何かの間違いだと思いました。でも、あっという間に殆どの黒狼騎士団が敵の手に落ちたと――他でもない、お兄さまが報告に。お兄さまは、まだ呆然とするわたくしを連れてお父さまとお母さまのいらっしゃる玉座に。わたくしはローレンスの無事を確かめたかったのですが、今はそれも叶いません》
『私と数名の魔法研究員を玉座に転移させた。玉座には王が座っていて、周りには大臣と、王妃、護衛の精鋭が幾名か。王に近づくと、護衛の兵達が斬りかかってきたが、何のことは無い。気の毒だが、連れてきた魔法使いの手により、すべて消し炭だ。ウルヴァ王の眼はたちまち憎悪に燃え、私に斬りかかってきた』
《玉座のお部屋に入ると、カーマインさまに斬りかかるお父さま。思わず悲鳴をあげたのと、お兄さまが飛び出すのは同時でした。でも――次の瞬間には、カーマインさまの剣が、お父さまの左胸を貫通していました。わたくしは崩れ落ち、お兄さまは叫び声をあげてカーマインさまに斬りかかりました》
『ファルスが斬りかかってきたので、王から剣を抜いてそのまま受けた。予め準備させた魔剣は、動きに従うだけで相手を殺せるし、長年磨いたファルスの剣も、いとも簡単に止められる』
《がちん、と剣が打ち合わされ……次の瞬間には、お兄さまの剣が弾き飛ばされました》
『ファルスに手を差し伸べた。「これで代替わりだ。共に理想の国を統べよう」と』
《カーマインさまは返り血で真っ赤になった手をお兄さまに差し出しました。晴れやかな笑顔で》
『ファルスは私の手を払った』
《「貴様を信じた俺が愚かだった」とお兄さまは言いました》
『「私と共にあらぬと言うなら、殺さなければならなくなる」と告げた』
《「貴様の隣に並ぶなら死んだ方がましだ」と》
『ファルスの瞳は先程のウルヴァ王の瞳よりも燃えていた。こうなるはずではなかったのに』
《お兄さまは魔法で拘束され、連れていかれました。カーマインさまは次にわたくしの方へ歩いてきました》
『ソフィーに歩み寄ると、彼女は今まで見せたことのない怯えた目で私を見た。それほど私は恐ろしいのか』
《「わたくしも殺してください」と言いました》
『ああこのひとは、もう私を以前のように見ることはないのだと悟った』
《カーマインさまは、「両国の融合のために、わたくしとロートさまを結婚させる」と言いました》
『一緒に《未来》を作りたかった幼馴染とは、もう共には居られなかった』
《わたくしだけが生き延びるなんて、と思いながら、舌を噛み切る強さはありませんでした》
『私に束の間の安らぎをくれた彼女には、生きていて欲しかった。私の隣でなくていいから』
《それからわたくしはセルナリアに幽閉されました―――ローレンス、会いたいです》
[目を逸らしたかったけれど、最後まで読みました。どうしてボクは、今日まで何も知らなかったんだろう。あのときボクは、父上の死に落ち込むばかりで、気づいたら全部終わったあとだった。
……ダメだ。いろんな後悔がうずまいて、しっかり考えられなくなる。兄上、ごめんなさい。今日は、休みます。
明日も兄上の顔を見に来られますように、と小さく祈ってから、ボクは部屋に帰りました]
反応のないミーチェに飽きてしまった。
壊れたおもちゃに興味がなくなったように縄をポイッと床に落として歩き出す。
時間がくれば勝手に拘束されるだろう。
ふと気配を感じて見上げるといつぞや見かけた蝶が飛んでいた。
城の結界が張られてから出られなくなったのだろう。
パタパタと飛ぶ姿が鬱陶しくて
蝶の右羽と左羽に空間の箱を作り転移させる。
羽を捥がれただの虫になった元蝶はそのまま落ちていく。
床に落ちる前に踵を返し自室へ歩き始めた。
「…みんな…殺すだけなら…簡単だったのに…」
/*
ネーロの声を聞きながら、少女はどこともつかない空中を見つめていました。
やがてやってきた一匹の蝶は、羽をもがれ床に落ちます。
広間から去るネーロの背中は思ったより小さく、その背中にただ縋ってきたのだと思い知らされます。
*/
もう、やだよ……ママ……。
/*
少女はそうつぶやきました。
そして、たった今その姿を見送った相手は、皆の前で弱音を吐いていないことにようやく気づきます。
*/
……っ。
/*
椅子の上に膝を丸め、少女は顔を埋めました。
*/
[ミーチェの最期の独白を聞きます。]
そうだね、考えることをやめたつもりはないが……
考えることに疲れてしまったのはあるだろう。
しかし、それでも僕は、誠意を尽くしたつもりだよ。
君が最期まで可能性を唱えたと同じようにね。
君は最期まで言葉を尽くしたさ。
もし、君が白側なら–––––
いや、黒狼でも、君をただの"人形"とはもう言えないさ。
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