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見れば昨日の2人が戦う所のようだった。
……護衛部門だったのか、あの盲目の少女は。少し信じられない。見た目で戦力を判断するのはサリーナ王国時代に何度もやってきた失敗だったというのに、それを忘れていた。
しかし、例のごしゅじんさま、とやらと合流できたのだろうか?気掛かりだ。どうにも自分と同じ異国の雰囲気がするせいか気にかけてしまう。後で聞いてみよう。
>>41 >>48 >>52 >>55 ローラン
[白狼と呼ばれる、ローランの操る猛獣は、大きく獰猛で――美しかった。その獣は、ローランのもつ剣の刃に飛び込み、一体化する。跳躍したローランが、剣を振り下ろすと、その切っ先から例の白狼が飛び出し、敵が放つ魔法を打ち消す。ローランは己の獣と一体化して、鮮やかに敵を打ち倒す]
ふむ、見事。それにうつくしい。
あれが世に聞く、白狼のミュラーダンスというものか。
なんのかんのと、しかとこの目で見るのは初めてよな。
人形の不意な攻めにもよく対応している。
>>62 >>67 >>69
[二方向からの同時の攻めにも白狼と共に上手くさばいていたが、一瞬の隙を見て、剣士の人形に強く踏み込まれる。カーマインも、彼の危機に思わずピクリと動いたが、ローランは咄嗟に剣を投げつけ……彼の獣がそのまま剣に変じた。その見事さに、思わず口笛を漏らす]
[最後の連携技を見届けてから、カーマインはまた、ゆっくりと手を叩いた]
ふっふふふ……これはこれは、さすがの剣さばきよ
一瞬ヒヤリとしたが、おまえほどの騎士には、危機などは無いようなものだったな。
正直、期待以上の演舞を見せてもらった。宮廷騎士ローラン、ご苦労であった
/*みんなにちゃんと応えたい。しかし長さ調節は難しい。できるだけカーマインが見た描写を入れてこうと思うんだけど、エドワードに関しては、カーマインは見ながら頭の中で魔法術式(予想)を組み上げてた魔法オタクぶりを発揮してたから、描写より先に考察が来た感じになってしまったのだ……*/
俺はいうてどこまで行っても流れもんでございますからね。
往く先の物事は楽しまねば損。何か拾えて徳、喪えばまた別のところに往くまでで。
……いえ、伯爵にとってはこの地はそのような存在ではなかったですか。失敬。
>>71 レリー
ああ、ありがとう。
見てくれていたんだね。
複合魔法の緻密さと速さは、僕の得意分野だ。正確さにはかけるが、僕は4つまで一度に魔法を発動させられる。
しかし、君は風魔法を極めているのだろう。
それだけを見れば、君はきっと僕以上の魔法を使うのだろう。君の演武も楽しみにしているよ。
……あの陰陽の魔法こそ僕が研究所にてようやく具現化した魔法。
伝説と言われてはいたが、こうして扱うことがてきるようになった。
相手を葬ることにかけては、これ以上のものはない。
/*
……そう。相手を、葬ることにかけては。
僕は小さく呟く。
*/
そろそろ、君も準備にかかるのだろう。
僕はここで見ているよ。
健闘を祈る。
んん……わあ!こんな時間だ……!
どうしよ、急がなきゃ。
/*
少女の耳に、広間からの音が断続的に聞こえる。
*/
えっ、こわい。なんなの……!
演舞の披露がもう始まってるのかしら。
それにしても、廊下にも誰もいないよう。
そんなにお寝坊しちゃったのかな。
王さまに怒られちゃうよお!
/*
そうして少女が広間にかけこむと、護衛部門の演舞を行う者たちがおりました。しばし見惚れます。
*/
>>83 カーマイン
「……は、有り難きお言葉。」
王の言葉を受けて高揚する。
無理もないだろう、期待以上の演舞だと言ってもらえたのだから。これならオーディションの結果は心配いらないかもしれないと思いかけて、油断は禁物だと律した。
鎧に刻まれた紋章に軽く触れて一礼する。
「かしこまりました。このセルナリアの紋章にかけて全力で手合わせしてきます。」
>>88 ミーチェ
そして、盲目の女と向き合った。
俺が軽く相棒の名を呟くと、先ほど破壊した剣士の人形に雪混じりの風が吹き荒れてぱきぱきと音を立てる。
壊れた場所は凍てつく氷で補強して、剣には霜がおりている。
人形は歪な動きで立ち上がり、戦闘態勢に入った。
「結局主人には会えたのか? 女だからって容赦はしないぜ。」
よいしょ、よいしょ……ふう。
大きな観葉植物の鉢植えは重いったら……。
これを機に、転移系の魔法でも勉強しましょうかねえ。
(ようやく王さまの近くに観葉植物の鉢植えを二つ準備できましたね〜。それにしても、護衛部門の人たち強すぎでしょう!!もう順位つけずにみんな1位で良くないですか?なんて思っちゃうんですが……それでは意味が無いですもんねえ)
さて。落ち着いた頃にわたしも披露しに行きますかね
>>86 エドワード
わあ……!
わたくし、まだ3つ目を練習中ですの……4つ目……未だ至らぬ未開の領域ですが、きっと、エドワードさんでしたら華麗に使いこなされるのでしょうね
!
はい!わたくし、ご期待に添えるように頑張ります!
……?
って、嫌だわ、わたくしもそろそろ準備しないとですわね
ありがとうございます
そろそろ失礼しますわね
*憧れの人に楽しみにしていると言われ、思わず顔がにやけてしまいそうになるのを堪え、にこっと笑う
陰陽魔法の話に触れた際、彼が何が言った気がするが、何を言ったかまでは分からなかった
エドワードにお礼を言った後、ぱたぱたと走り去る*
/*
言ったかもしれないけど、今回は女の子とフラグ乱立しないためにNPCに先に恋愛してみました。恋愛をしないために恋愛をするっていう秘儀。
*/
あら、お城の人はみんな眠らされてるの?
だからお寝坊しちゃったのかしら……たぶんちがうけど。
/*
少女はちょっぴり肩をすくめて、漏れ聞こえる会話から状況を確認します。
*/
国王さまとオーディションの参加者だけは起きられたのかあ。
あ、王太弟さまがソフィー姫の様子を見たってことは、王太弟さまも起きていらっしゃるんだよね。
ふむふむ。
そんな状況でオーディション続けてるんだ……
すぐに切れる魔法なのかな。フリージアにはわからないけど。
……サテンさまが鉢植え運んでる。
重そうだけどなにしてるんだろ。
>>カーマイン
王さま。お手すきの際に、わたしの魔法もご覧になってください。
あ、あと広間の観葉植物をお借りしました。庭に行けると1番よかったのですが、魔法の力で出られないみたいですから〜
>>カーマイン王
*広場にいるカーマイン王に近づき、無礼のないようにお辞儀をする*
国王陛下、お忙しい所、失礼します
わたくしの魔法を見て頂けませんか?
>>99 サテンさま
サテンさま!
おはよう!じゃなくて、こんにちは……えへ。
鉢植えを使うのね!
私も楽しみにしてるわ。
サテンさまは運動不足なの?
じゃあ今度からフリージアが教会に遊びに行くね!
追いかけっこしましょう。わたし足は速いんだから!
>>95 ミーチェ
「セルナリア王国の宮廷騎士──ローラン・アルグミュラー。アンタに礼を言われる覚えはないがね。」
そういえば名乗っていなかったか。
手合わせをするのならば名前は教えた方が良いだろう。
一人でも頑張れるという子女の姿に、右の頬をあげる。
しかし笑みはすぐに消えてなくなり、ばっと片腕をあげて人形の中に入り込んだ白狼に命令した。
「食らいつくせ!」
ギギギ、と剣を引き摺って歩く人形。
次第にその足が速くなり、ショートソードを持つミーチェにまずは一振り、剣を振り下ろした。
/*
少女の肩がびくりと跳ねました。
*/
>>102 アルフレド
!!
あ……アルフレドさん。
えっと、あ、おはよう、ございます……。
アルフレドさんは、もう余興の披露はお済みに……?
/*
短い言葉のあいだにも、少女の視線は相手を捉えては逸れを繰り返します。その手も、身振り手振りにせわしなく動いていました。
*/
>>91 カーマイン
笑いながら許可をもらえたことに少し嬉しくなり耳がピコピコと動く。
「えっと…これは詠唱とか、かっこいい動きないけど…
んー…えいっ…」
城を一回り大きな空間で囲むイメージを作り、パチンと手を叩く。
叩く必要はなかったがなんとなくそれっぽい動きをしたかった。
「終わり…この通り…おっきい荷物も、何でも運べる…ます…」
庭が見えていた窓からは城があった場所…今は土しかなくなった敷地が見えていた。
「僕の空間魔法は、大きく分けて2種類の…使い方があって…
一つは今みたいに…空間の箱を作って、切り取るか…交換…
もう一つは…これ…」
ほう、もう披露しているものもいるな。
はじめに行った花びら君は、余興かね。
エドワード君、ローラン君は名乗った通り護衛、あの少女も護衛なのか?
剣を構えているが…
[エドワードの攻撃で残った人形のカケラを拾い、表裏をひっくり返して眺める。
それは燃えたように曲線を描いているにも関わらず、煤けた跡のない、奇妙なカケラだった。]
それにしても、エドワード君の最後の術は、感心できない。
護衛に利用するには危険すぎる。
彼の術の精度にもよるが…
瞬身に集中してもらうか、不審な輩が現れたら前線で戦ってもらうか、というところか。
ローラン君は、逆に、姫や弟君の近辺での配置が有効か。
飛んできた攻撃を凍らせ、対象から守れる。
少々情緒不安定なのは心配だが、仕事中は気を引き締めるであろう。
!?
おっと。あのネコ君は面白い術を使うな。
後々くわしく聞いて見るか。
>>107 アルフレド
!
そう……なんですね。見たかったから残念だわ。
いやあの、フリージアがお寝坊したのがいけないんだけれど……。
/*
動じているのを悟られ、といっても誰の目にも明らかでしたが、少女はさらに動揺します。
*/
なんでもない、わ……!フリージアもそろそろ準備しなくちゃ!
アルフレドさん、あの、えっと、またね!
/*
少女は道具の入った肩かけ鞄を揺らし、離れた壁際へと走り去りました。
*/
>>104
[ローランの放った魔法で動き出した人形がミーチェに向けて剣を振り落とす。
アルフレドは、スッと息を飲んだ。]
>>109
[しかしミーチェは何事もなかったかのように、ひらりとかわした。
アルフレドは感嘆とともに、ホッと一息つく。]
ーどうやら、心配しなくて大丈夫そうだな。
>>112 フリージア
フリージアにも是非見てもらいたかったよ。残念。
[しょんとアルフレドの周りの花びらも落ち込んだように見えた。]
え、あ、またね!
[突然別れを告げられて面食らうが、フリージアを見送った。]
[フリージアはどんな余興を演じるのだろう。楽しみだ。]
ああ、気づいたら魔法を発表するタイミングを見失ってしました…
[少し気を落とし気分転換に外の空気を吸おうと窓をあ開ける。そしてカエデは外に広がる景色に絶句する]
なにこれ、浮いてるの…?
今までの魔法との規模が……
ええっと、術者は…
[あたりを見回し下半身だけの"なにか"と上半身だけの"なにか"を見つけた]
もう嫌だ、思考が追い付かない…
[やれやれというため息とともに窓を閉めた]
/*しゃがみこんで鞄の中をごそごそとしながら、少女はぼやきます。*/
な、なんなのかしら……出会い頭にウインクするなんて。もう!
きっと誰にでもああいう態度の人なんだわ。そうよ、誰にでもよ。
わたしったらばかみたいだわ!
……はあ。
こんなときママと、やさしかった頃のパパならなんて言ってくれるかしら。
「余興…準備だけのつもりだったから…あんまり考えてないや…
余興って…どういうのがいいんだろう、ビアンカ…」
広間の端っこにちょこんと座るとミーチェが披露しているのが見えた。
竜族であれば身体能力は恐らく参加者の中でも一二を争うだろう。
視界というハンデがあっても人外の感覚は人間のそれより鋭いのは自分でも理解しているのでそれほど心配もなく余興のことを考えながら眺めていた。
>>109 ミーチェ
──りゅうぞく。
なるほど、竜族か。
「竜族を従者に…一体主人は何者なんだ?」
俺は思わずぽつりと呟く。
まるで白狼の動きなどお見通しだとでもいうように、ミー
チェと名乗る女はするりと剣を受け流した。手加減をするつもりは一切なかったが、それはそうとして俺はこの女を少し見くびっていたようだ。
だが、こちらも今のはほんの御挨拶だ。
軽々とあしらわれた人形はそのままぐるんと回転して、ミーチェに再び向き直った。
そして間髪入れずに横から女の頭めがけて剣を払ったあと、つづけて回し蹴りを入れようと体を捻じって脚を飛ばす。
実際空間魔法って戦闘用だと思うんだよね
まぁネーロ気まぐれでめんどくさがりだし痛いのも嫌いな上に力はそんなにないから戦いたくなくて余興部門なんだけど
どうであろうな。
生家は私を残し潰え、祖国もなし。サリーナに未練などないが、セルナリアもまた祖国ではない。
祖国を滅ぼせし国に降っているのだから、そういう意味では私も流れ者かもしれんな。
君の生き方を真似ることはできそうにもないがね。
さて…小悪魔も蝙蝠もいるし、始末させたい。真確しても自分を占わせたらいい。襲うなら共有からか…?
悪目立ちせず、関わりすぎず…まずは初日占いを回避せねば。
[ミーチェとローランの戦闘中、タイミングを見計らっている者が何人かいることに気がつく]
>>魔法使い諸君
ああ、諸君。誰かの演舞中でも、適当なタイミングでやってもらえればいいぞ。私の許可も不要だ。
こう見えて魔法の気配を読むのは得意な方だから、な。同時にいくつかやってもらっても、見られるはずだ。
披露タイミングは諸君らに任せる。
…おふたりは、どんなまほうがとくいなんですか?
ミーチェはものをへんかさせるまほうと、ほのおのまほうがとくいです。
それから、ミーチェはりゅうぞくなので、ちからもにんげんにくらべればあるとおもいます。
>>120 ミーチェ
剣で脚を跳ね返されると、反対回りに廻転して咄嗟に地面に片手をつき、後ろにひょいと退いた。
白狼は間合いを取るついでにもう一度剣を一振りして、距離を取ろうとするミーチェの足元から鋭利な氷の柱を三連続で出現させた。
当たればただでは済まないだろう。
「俺の話に律儀に答えて随分余裕そうだな、竜族の女。」
「…僕もかっこいい詠唱、してみたい…
………開け、ごま…」
目の前に手をかざして空間の穴を開ける。
するとそこに一匹の蝶がヒラヒラと入っていこうとするのを捕まえた。
「…一つしか開けてないから…だめだよ…
出れなく、なっちゃう…
…帰りな…」
穴を閉じて言葉と共に蝶を逃す。
一度閉じられた空間は戻らない。
何度もこの魔法を失敗して気付いたことだった。
だからこそこの魔法のコントロールは完璧になるまで100年かかった。
飛び立つ蝶をぼんやりと見送りながらそんな昔を思い出していると、一つ余興になりそうなものを閃いた。
「あのこ達に…手伝ってもらおう…」
ロート「あ、選考中失礼します!もう少し予言書の勉強をさせていただきたいので、皆さんにご説明できるのは夜の21:00くらいになるかなあと思います。それまでに選考をしていただけたら!……あとで、優勝した人はボクにも見せてくださいねっ!それでは、またのちほど!」
[ロートは慌てていたため、うっかり予言書のことも参加者の前で口走ってしまいます。
カーマイン王は、少し困ったように眉根を寄せて、
「まあ、いずれ知るところになる訳だから」
と、諦めたように呟きました]
>>119 カーマイン
おやあ、もう披露しちゃっていいんですかね?
(それにしても、先程の猫耳くんの魔法は、とても便利そうでした!こんなに汗だくにならなくても物が運べるなんて、あとで、仕組みを教えてもらわなくては……)
それでは、お言葉に甘えて、わたしの魔法の披露を始めますね〜
あ、この両脇に置いてある観葉植物は、壁の方に置いてあったのを持ってきましたー。植物なら、基本、何でも操れますよ。
『さあ、ベンガレンシスたち、聞こえますか〜。ちょっとばかり、きみたちのお力を借りますね〜。さあ、まずはぐんぐん伸びて、お互いに枝を繋いでみましょう』
(特別な魔力を使って植物に話しかけます。すると、彼らはわたしの意図を汲んでくれて、お互いに枝を伸ばし、絡ませあいました。)
ご覧ください!これは連理の枝といって、仲睦まじい夫婦を表すシンボルですよ〜
このような植物を、結婚式の会場中に用意して、王子夫婦の行く末をお祝いいたしましょう!
さらにさらに……あ、一度枝を離しましょう。
(わたしが、軽く枝に触ると、2つの植物はまた枝を離します。わたしは持ってきた大ぶりの筆と、大きめのキャンバスを取り出します。)
こちら、絵筆になりますね〜。
今度は、この子たちに、絵を描いてもらいましょう!!
『さあ、協力してこちらのキャンバスに絵を描いてください。そうだなあ、猫の絵なんてどうだろう?……え、嫌だ?爪をとがれる?参ったなあ……じゃあ、自画像で行こう』
(絵はわたしの趣味なのですが……彼ら植物は、わたしが頭の中で思い描いている絵画を写し取る形でキャンバスに筆を入れていきます。
しばらくすると、そこそこ写実的なベンガレンシスの絵ができました。)
どうでしょうか!メインはむしろ後半にお見せした魔法でして……伸び縮み可能ということは、かなり自由に動かすことが出来るということでもあります!!
ムチのようにすぱーんとしならせて、何かを打つこともできますよ!
人にやると、絶対痛いですけどね〜
アハハ、とはいえ、他の方がとても魅力的な余興ですからねえ。
もし、まだ可能でしたら、わたしも、準備段階でのお手伝いも追加で希望させてください。
>>123 カーマイン王
いいえ、わたくしこそ、陛下の手を煩わせてしまい、申し訳ありません
では、早速披露させて頂きますわね
*レリーは王座の側を離れ、階段を降りて広間の下の方へ行く
そこに置いてある数ある人形の中から、風の魔法を使用し、ふわふわさせながら白い球体人形を持ってきた
これが一番丈夫でバラし甲斐がありそうだからだ
そして、ぶつぶつと何かを詠唱しだす
すると、彼女の足元に蒼白い円と記号、文字が重なり合った陣が出る
陣は周りの空気を巻き込むかのような動きを見せた後、ぶわっと薄緑色の霧が発生する*
わたくしの魔法は風を操るものですが、普通に行ってしまうと可視不可能ですの
ですから、霧を出す事によって空気の流れが分かりやすくなりますわ
*辺りが霧に包まれたところで、まずは[命中精度]からと30mほど離れた人形に向かって手をかざす
すると、ヒュンッという音がした後、人形がぐらっと揺れる
そして、人形の右胸あたりに矢でも刺さったこのような細い傷がつく*
続いて、斬れ味を
*レリーがくるっと手のひらを返すと、楕円形の風の刃が人形に向かっていくつも飛んできたかと思うと、人形の胴体、腕、足、首をスパッと切り分けた
人形はばらばらになった後、床に倒れる
その断面は、業物の刃で切られたかのように滑らかで、人間より固い球体関節人形をいとも簡単にばらばらにした*
風にはこのような使い方もありますのよ
*レリーが右手をぐっと握ると人形が風の渦に取り込まれ、まるで圧が掛かったかのように、みし、ぱきぱきと音を立てる
数秒も経たずに人形は砂のように細かくさらさらと崩れてしまう*
ふふ、風の圧で粉々にだって出来ますの
さて、後は大人数の相手だって可能性ですのよ
*レリーが指をぱちん、と鳴らすと先程の球体関節人形が20体ほど出てくる
お兄様から頂いた魔法道具で、事前に仕込んでいた空間転移魔法だ
人形はレリーの周りのぐるりと囲むように動き、彼女にじわじわ近づく
それを見て、レリーは不敵な笑み浮かべる
すると、彼女を中心に竜巻が起こり、周囲にいた人形を巻き込み、更に大きくなっていく
巻き込まれた人形は、ばきばきめきめきと音をたてながら引きちぎれる
全ての人形がばらばらになったあたりで竜巻はやみ、がちゃん!と大きな音を立て、人形が床に叩きつけられる
竜巻の中心にいたレリーはたおやかに微笑み、カーマイン王に対し、スカートの端を持ち、優雅にお辞儀をした*
わたくしの魔法実演は以上ですわ
いかがでしたか?
/*今頃(なぜ余興に応募してしまったのか……素直に準備にしておけばよかった……)とおそらく、今頃後悔しているサテン*/
>>119 国王
それなら、私も…
彼女はソロとともに五体の人形の前に歩み出る。
準備はいい?とソロを見る
短く吠えた狼を一瞥しカエデは赤い本を取り出す。
「森に迷える頭巾の少女を見守る聡明な狼よ、その知識と怪力をもって新しい物語を紡げ…」
そう唱えると足元の狼を紅い光が包む。
やがて、小さな狼のいた場所にはゆうに2mは超えるであろう巨大なダイアウルフが現れていた。
ガルル、と低く唸る狼に見えるように彼女は人形を指をさす。
その瞬間、狼は疾風のごとく駆け出す、斧のような大きな前足で人形を踏み潰す。そして小枝を折るかのように命のないそれの首を手折る。
そして隣の人形を剣のような爪で切り刻んだ。
わずか、数秒の出来事であった。
「まったく、人形相手なんて高くつくぜ、晩御飯、今日もいいもの頼むぜ」
狼はそう「言い」、グルルと「笑った」
俺は、自身には未練はないんですがね。
俺の治した患者の恨みがあるんでさ。
……6年前、多くの兵が処刑されたでしょう。忠義を尽くすと嘘をついた将は嘘を暴かれ処刑されていった、あれ。
俺は、セリーナ王国に居た頃から呪医だった。だからそん時に多くの兵士や騎士が来たんだ。国への忠義は捨てられない、敵国への恨みは捨てられない。でも死にたくない、と。
だから、片っ端から治したんです。
忠義を塗りつぶし、恨みを切除し、辛い記憶は思い出すたびに幸せな気持ちになるようにした。
今やヤツらの恨みを、正確に覚えているのは俺だけで。
すいやせん。長くなりましたわ。
兎角、俺は患者の恨みを果たしたい。
人は恨まねど、戦争が憎い。戦争を起こした王族が憎い。
だから、俺はセリーナにもセルナリアにも肩入れしない。
そんなとこでさ。
>>127 サテン
[アルフレドは観葉植物を運ぶのを手伝おうと思ったが、サテンはすでに運び終えていた。代わりに彼の披露を観ることにする。]
[同じ植物を扱うアルフレドには興味深い。アルフレドは、あくまでも花が扱えるため、花のない植物は扱えない。]
[最初は二つの植物が枝を伸ばし、絡ませ合う。]
これは、花を使えばわたしにも出来そうだ。仲睦まじい夫婦を表すシンボルなんだな。初めて知った。
[と、頷き、感心しながら眺める。]
[次は、なんと木にキャンパスと筆を持たせた。]
植物に絵を描かせるとは、思いつかなかった。
[出来上がった絵は実に素晴らしいものだった。アルフレドはサテンに大きな拍手を送る。]
/*>>レリー お心遣い痛み入る……陛下、気配は読めても、攻撃を避けるのはまた別の身体能力的な話になっからね。死は避けられないのだ*/
「わかったわよ、いったん戻ってて。」
狼は友達にそういわれるとフンと不機嫌そうに本の中に消えていった。
「次はこっち」
少女は青い本を開く。
「慈愛の心に導かれ、海底の城で鯛や鮃は舞い踊る、宴を邪魔する不埒な輩を蒼流へ、新しい物語を紡げ」
蒼い光が本を包み、ふわりと浮く。
彼女がまた人形を指さすと本の中から水の槍が生まれる。
三本となったその槍は空中を駆けて人形の頭と胸に深く突き刺さった。
「ふう、疲れたなあ、でもあと少し」
そう言って閉じた本には亀に乗った少年が描かれていた。
>>125 サテン
ほーう。その植物は「ベンガレンシス」と言うのか。いつも見かけるが、名前は知らなかった。
名前を呼ぶことによって操れるようになる……といったところか?古来から名前を唱えることはその者の本質を捉えることと言われているものな?
ふむふむ、貴殿は縁起物にも詳しいようだし……なかなか結婚式という意味をよく意識してくれているではないか?
絵画は、これは、貴殿の腕前なのか、植物自身の腕前なのか、どちらになる?
おっと、質問ばかりになってしまった。
今回は結婚式ゆえ、現在の使い方でよいが、将来的にもなにか、使い方次第で面白くなりそうな魔法と思うぞ。
神官サテンよ、貴殿の魔法の技、確かに見届けた。
>>122 カーマイン
「王様、王様…次は余興…です…みんな、おいで…」
どこかへ呼びかけるとポンッポポンッと次々と半透明の猫達が現れた。
猫の妖精であるケットシーが使役する猫達だ。
「روح النور ، يباركهم.」
一つ呪文を唱えると、瞬く間に猫達に光が集まる。
「…遊んでおいで…」
主人の言葉を皮切りに猫達が空を走り出す。
光の蝶を追いかけたり、他の子と戯れたり追いかけっこをしたり、たまにサボってお昼寝をする猫達からキラキラと光の粒が降り注ぐ。
「僕の家系は…光の精霊の、祝福を受けています…
本当は癒しの力で…これは…ちょっと変則的な、使い方だけど…光の精霊も、乗り気みたい…
…僕の、発表は…これで終わりです…」
ぺこりとお辞儀をして広間の端っこへ戻っていく。
/*
壁を一周し終えた少女は、姿勢を戻して大きく伸びをしました。肩や腰の骨が小さくパキッと鳴ります。
*/
んう〜……いてて。
ふう、これでいいかな。
みんなほんっとうに素敵だわ!
あとは、これと、これと……。
よし!
この辺りなら、演舞の邪魔にもならないかしらね。
では。
>>国王さま。
フリージア・フェシュネール、参ります。
/*ベンガレンシス調べて映えそうだなって思ったはイイんだけど、、、筆をとるには葉っぱ邪魔じゃね???まあ、あの、枝をひとつ伸ばして、グルンってまきつく感じで持ってるってことにしよう*/
/*
少女は広間の中ほど、玉座の真向かいに立ちました。
両腕を身体の横に少し開き、手のひらは上を向いています。
息をすっ、と吸いこみ、目線を上げ。
ふわっ、ふわっとその場に優しく風を起こすように腕を動かしました。
するとどうでしょう。
先ほど壁際に一周して蒔いた種たちが、少女の動きにあわせて ぐん、ぐん と成長していきます。
窓や装飾を避けながら、壁にそってみるみるとツタは伸び天井で絡み合いました。
そのころには、少女の腕はまるで空へ昇るかのように上へ開かれています。
そして。
*/
「روح النور ، يباركهم.」
アラビア語で
光の精霊よ、彼らに祝福を
的な感じ
Google翻訳先生愛してる
/*
そして。
少女は最後に、肘から先に力を込めて振り、ぱっと止めました。さながら曲を終える指揮者のようです。
その瞬間、広間には満天の花がありました。
少女が作り上げたのは、白、紫、ピンクが入り交じった藤棚です。
ツタの間から所狭しと花が垂れ、藤の甘い香りが降りそそぎます。
花が咲くさまを見上げながら少女は荒く息をして、幼い胸が上下しました。
その表情には恍惚があります。
紅潮した頬に、花びらがひとつ落ちました。
*/
/*
震える胸元を押さえ、少女はひとつ深呼吸をして国王のもとへ歩みよります。
*/
>> カーマイン
国王さま。これを。
/*
少女はそう言い、大小さまざまな蕾をつけた花束を国王へ向けます。
そして目の前で、いかにもという動作をつけ、ぽんっという音とともに花束を咲かせて見せました。
*/
む〜……はっ!!
ふう。
えへへ。これをもって、フリージアのお披露目は終わりです。
ありがとうございました!
**
**
実況はアルフレドさんがお送りしてくれてるんですね。ありがとうございますうれしい。
自己陶酔文章書くのたーのしー!!
>>128 レリー
ふむ、なるほど。確かに風は何かを揺らさねば目には見えない。演舞のため、可視化しやすくするのは、良い心がけだな。
なかなか、弓の達人のような命中精度であるようだし……
>>129 >>130
[その後、無残に切断されたあと、粉々にされた人形を見て、カーマインは堪えきれずに笑い声を漏らした]
ふっ、ふふ、おやおや。貴族の令嬢がどのような攻撃を、などと見くびってはならぬな。
気を悪くしないでもらいたいが……ここまで容赦ない魔法を扱うと思っていなかったのでな?
感心しているのだよ。
大きな竜巻で複数人数にも対応できるとは、頼もしい。攻撃規模としてはかなり広いほうだろうな。
よし、エリュテイア家のレリー。結果を待っておれ
「最後…」
そうつぶやいた彼女の体はもうくたくただった。
しかし、無理をして彼女はアピールを続ける。
そして取り出した本は黄色の本だった。
鉞を担いだ少年と熊が描かれた本を開いた彼女は、「彼女自身」は黄色い光を身にまとう。
フラフラなりながらもカエデは人形に近づく。
そして軽々と人形を片手で持ち上げると地面に叩きつける。床がへこむのと同時に鈍い音とともに人形が拉げる。
それをつまらなそうに捨て次の人形を睨む。
軽く握りしめた拳でパンチをすると人形はすごい勢いで吹き飛んだ。ああ、周りの被害も考えずにまたこの本開いちゃった、と後悔する。
壁にめり込むそれを見届けるとカエデは全身の力が抜けたかのようにその場に倒れこんだ。
「ご…めん…なさい……」
>>145 カエデ
わわっ、カエデさん!大丈夫!?
喉かわいた?お腹すいた?
喋れる……?
/*
少女はカエデに駆け寄るも、おろおろとしています。
*/
*カッツェは王様が玉座に座り、オーディションが始まってから、会場の隅にずっと居た*
*静かに、他の人に自分を意識させないよう振る舞い、その目を薄く開けて、どんな魔法を使うのか見ながら考えてごとをしていた*
(魔法でみんな眠っちまった、お師匠様もきっと今“見ちゃいない”。多分こーゆー事態になってるのに私の身体を乗っ取りに来ないから、多分そーゆー事だ)
(うーんどうしよう…お師匠様が“見ていない”なら、私ここにいる意味がまったくないんだよな…だって…)
*彼女は今、ソロンディールの一種の試験を受けているようなものだった。王に認められる魔法を使うことが、第一試験への突破とみなす。その様子を自分も見ている。*
(くそーこのままお暇したいけれど、魔法が張り巡らせられてて動けないんだろ?)
(ああ、くそ、めんどくさい)
*試験は一番最後に受けよう。それまで考え事をしていようと結論を出し、こうして過ごしていたのだった*
魔法使いの弟子 カッツェは、ここまで読んだ。 ( B38 )
/*
少女は、横たわったカエデをアルフレドがソファーへと運ぶのを眺めた。
*/
さすが、大人の男のひとね。よかった。
よかった……うん。
>>148 サテン
サテンさまー!ありがとうー!!
/*
ぱたぱたとサテンに駆け寄ります。
*/
サテンさまもとってもすごかったわ!
まるで植物が意思を持ってるみたい。
みたいっていうか、持たせてるのかしら?
……ニロ、ダレン。あたしに力をわけとくれ。
/*
首にかけていた金色のロケット。それを開けると旦那と息子の写真が入っている。暫し見つめてそれをぎゅっと抱きしめると、自室で正装に着替える。
髪飾り、ベール、腰にも胸元にも宝石を散りばめた装飾品を身にまとい、アルフから貰った花束を持って会場に赴く。かつてサリーナで歌を歌っていた時の衣装だ。ほかの衣装は売ってしまったが、これだけは残していた。もう着ることはないと思っていたが…。
この年になっても緊張はするようで、会場の扉の前でひとつ深呼吸をしてから扉を開け、様々なパフォーマンスを横目に部屋の一角に立つ。自分の魔法は目立つ必要は無い。"耳に届けば良いのだから。"
*/
遅くなりました。
わたくしの魔法を…この歌を、セルナリア王国に捧げます。
/*
すう、息を吸う。人前で歌うのはそれこそ8年ぶりだ。
周りの喧騒に負けないように、真っすぐでそれでいて柔らかく、人の心にすうっと入っていくように自然な調べを奏でる。
歌っているとわかる。エネルギーが身体に満ちていく。歌こそが自分の生きる道なのだと痛感してしまう。
*/
>>150 アルフレド
そういうものなの?
魔法の使いすぎで疲れちゃう人もいるのね。
……!!
/*
アルフレドに頭を撫でられたあと、背を向けた少女は右手と右足から歩いてその場を離れました。
*/
では…そろそろ拙僧も時間をいただくとしよう。
床は…石造り。ちょうど、ツタが天井にあるな。あとは花瓶の花に、水か。
…十分だ。
《ひとり、小さな声で呟くと
グスタフは両手を広げ詠唱を始めた。柔らかい光が手のひらを包む。》
万物に宿るアニマよ。拙僧の声を聞き届けたまえ…
"しなやかに、伸びよ。絡み付け"
《天井のツタが生き物のようにうねり、動き出したかと思うと人形を足元から縛り上げるように素早く絡みつく。》
《手のひらを床に突き、グスタフは詠唱を続ける》
"その身を固め、貫け"
《磨き上げられた石造りの床から何本もの剣が飛び出すように長い棘が人形に集まり、空中に磔にするように突き刺さる。》
あの人形は人工によるもの。
癒しの力を見せるには…不向きか。
《ちらと人形を見てそう言うと、グスタフは床に置いた手のひらの下から棘を出現させ、遠慮なく貫いて見せた。》
……っ!
"やすらぎよ。いのちの力よ。ここに集え"
《最後に優しくそう呟くと、緑に輝く水が手のひらの傷に集まる。
流れる血を流し、傷を癒していく。先ほどまで風穴が開いていたとはわからぬほどに元どおりになった。》
…陛下、これが拙僧の術です。
自然物さえあれば、アニマの持つ力を引き出すことができます。
手元に用意のないところで奇襲に遭ったとしても、小枝一本で戦うことも叶うでしょう。
しかし拙僧はこの術を戦ではなく市井に広めたい。この術が斧を持たず家族に薪を用意できない父親の力となり、子を医者に診せてやれない母親の涙を拭うものとなることを拙僧は願っております。
《術を見せ、口上を述べ終わる。
大きく形を変えたツタも石の床も、何事もなかったかのように元どおりになっていた。
>>144 カーマイン王
国王陛下からお褒めの言葉を賜り、恐悦至極でございます
わたくしは攻撃魔法に特化した魔法使いですの
ふふ、その類のお言葉はよく言われておりますので、慣れております
かしこまりました
国王陛下の御眼鏡に適う事を心待ちにしておりますわ
*カエデが倒れた所は目に入ったが、どうやら他の者達が何とかしてくれたらしい
レリーはひとまず、水魔法の応用で作った霧を風魔法で払い、風で散らばった人形を全て運び、広間を片付けた
そして、カエデに対して、自分が出来る事はないと判断し、ならせめてとこっそり風魔法でカエデ周りの空気を適温にし、彼女の回復を心から祈った*
はてさて、どうしたものかな、と沈思黙考しているうちに随分と時間が経っていたらしい。広間は花に埋もれ、その中で件の二人が戦っている。そこから少し離れ戦闘用の魔術を見せる者、余興を見せる者、
「凄いことになってきたぞ……」
パトリシアの言う事に従っておいた方が良かったかもしれない。
*カッツェは厨房へと移動した。そこには食事の準備をしていたらしいコックが2人。1人は帽子が長い。きっと料理長だろう*
良かった、2人とも下っ端じゃないなら上手く行くか?
でも眠ったニンゲンに施したこと無いから…ううん、一か八かの勝負、いっちょやるか
*カッツェは頬を緩め、呪文を唱える。*
*まばゆい光が調理室を覆い、しばらくするといい匂いが漂い始めた*
>>135 カーマイン
いやあ、わたしの場合はそこまで大層なものではなく……名前を呼ぶことによって、植物と意思を円滑に通いやすくするのが目的ですねえ。
ほら、人間でも名前を呼ばれたら多少親しみがもてるじゃないですか。彼らは個々の名前までは意識しませんが、おそらく普段わたしたち人間から呼ばれている名前は知っていると思いますので。
絵画は、ええと、恥ずかしながらわたしの技量になります。
植物はわたしのいうことを聞いてくれますが……わたしの技術以上のことはできないもので。絵画は趣味で昔から描いておりました。
>>152 フリージア
いやー、すごかったですよ!
やはりお花の魔法はとても華やかでいいですねえ。
わたしの魔法も褒めてくれてありがとう。
んーと、半分正解ってところですかね。
植物も生き物ですからね〜一応意思はありましてね。
わたしは彼らと意思疎通する力が、人よりあるのです。
……まあ、意思疎通というと聞こえはいいですが、言ってしまえば導入が穏やかな洗脳と言えるかもしれませんね。魔法を使って、わたしの思うままに動いてもらっているので、はい
やれやれ間が悪かったようだ。
…私の術は自然物から力を取り出すこと。
私自身に剣術や攻撃をかわすような力、不屈の肉体などはあいにく、ない。
だが風に向かう勁草や岩などを使って身を守らせることはできる。
森の中で戦おうものなら無敵だろうな。
魔法の国にふさわしくこの城も人工物がずいぶんと少ない。
転覆を図るにはおあつらえ向きだ。
/*
体中に溜まったエネルギーを手に込め、花に込める。花はこの歌を聴き、楽しそうに揺れ始めた。
その花々を天高く投げる。様々な形や色の花々は落ちてくることはなく、この身を囲むようにしてぐるりと踊り始める。
その花々は命を宿したように、今度は音を奏で始めた。
チューリップはバイオリン、マーガレットはヴィオラ、向日葵はトランペット、百合はフルート……それぞれが形を変えて楽器となり音を奏で、歌と調和する。
すると国王の元に1輪のゆりが近づき、あなたに捧げると言わんばかりに音色を奏でる。
1曲歌い終わると恭しく頭を垂れる。
*/
この花たちはアルフが用意してくれたものにございます。わたくしの魔法は、歌うことで植物や人形達達に「歌の命」を宿すこと。わたくしが歌っている間は私の言うことを聞きますし、何より共にハーモニーを奏でてくれます。
「……我が魔法を、ご覧に入れましょう」
一礼して、魔法人形を探る。手近なものは4体か。数は少ないが仕方ない。
「剣よ」
昨日と同様、床が波紋を広げる。しかし、昨日と違ってそれはひとつではない。八つの波紋に手をかざすと、そこから一斉に剣が現れる。
「行くぞ、木偶」
右手を振りかざすと、意思を持っているかのように剣が人形に向かう。
四体を一度に倒してもいいが––––それは少々芸に欠ける、か。
七本の剣が踊るように、三体の人形に襲いかかった。翻弄するように、遊ぶように。単純な魔法弾は、私が対処するまでもなく、黒色の剣が弾く。よく知る剣舞の真似事だが、これでは、余興にもならないだろう。私としても、この程度がメインではない。
演武を続けながらも、危なげなく人形を貫く。
「所詮は人形、味気ないな」
呟きながら、横目で残り一体を伺う。一応残りの剣は向けながらも、わざと隙を見せている。
思惑通り、人形はこちらへ駆けてくる。
剣を操りながらも、私自身は"帯剣していない"。
頭を潰せば剣は止まると、考えたのか。…………ああ、好都合だ。その程度の思考能力はあったようだ。
人形が、私めがけて斬りかかった。
黒色の剣が阻むことなく、その腹部は敵の剣によって切り裂かれる。
その瞬間、傷口から黒い液体が勢いよく溢れ出す。
人形は咄嗟に身を引くが、遅い。体は全て液体となり、人形を包むように纏わりついた。
私は手をかざして口を開く。
『––––––––燃えよ』
黒い液体を浴びた人形も、すでに剣で貫いた人形も、黒色が触れている部分から黒い炎が上がる。それ以外の剣も、1本を残してすべて燃やす。
そして瞬きの間に炎に包まれたそれらは溶けていった。塵すら残さず無に返す。
『さて……』
私は頭上に手を当て、上へ進む。
そして、頭の先からゆっくりと––––––波紋を広げ床から出現する。
そうして燃やさず残した一本を手で寄せ、腰に差し、静かに一礼した。
「以上が、私の魔法にございます。
地より出でし剣は手となり足となり、敵を殲滅しましょう。
そして腰に差した剣は我が禦(ふせぎ)であり、最大の攻。事前に展開することで、私の姿を取り、私をこの影へと送る技にございます」
私は僅かに残った足元の波紋を指さしながら言った。
「そして我が黒色は、いかなる形状であろうと思うがままに操り、触れている物ごと燃やし尽くす炎となります。
我が剣は50程同時に繰り出せます故、急襲の集団の殲滅にもお役立て出来るかと」
さすがに、剣の数を増やしすぎれば、集中が続かないため、精々50が関の山ではあるが。
私は陛下に微笑んだ。
「未熟なれど、セルナリア王家をお守りする盾として、どうぞ私をお使い下さい」
>>155 ケラ
おや、この歌声は。
[澄んだ歌声が聞こえてくる。この声は、確か聞いたことがあった。いつか、サリーナの王宮に、ソフィー姫を訪ねて行った時に。彼女が、「国の宝」と言っていた、その誇らしげな笑顔が、少年期の無垢な記憶と共に蘇ってくる]
――素晴らしい。
結婚式は、余興を始める際に必ずしも一斉に静まるとは限らない。かと言って、何度も注意を呼びかけるのは、興醒めだ。
その点、この者の歌は、周りが思わず耳を傾ける……そういう、心にしみこませるような魅力がある。
音楽には疎いわたしでも、わかる。わかる者が聴いたら失神するのではないか?なんてな
>>169 サテン
どうにゅうがおだやかなせんのう……?
ふんふん、なるほど……?
えっと、サテンさまはすごいのね!
/*
そのとき、少女の耳にもケラの歌声が届きました。
*/
あら、お歌だわ。それに……花が演奏を?
素敵!
そうよね、ここではお歌をうたっても叱られないんだわ。
フリージアの咲かせたお花も使ってもらえるかもしれないわね!
>>139 フリージア
[壁に沿ってツタが伸び、広間一体に色とりどりの花が咲く。可憐な花々が広がる様子はとても壮観だった。と、目線を少女に戻すと、いつの間にか近くに。差し出された蕾の花束は、少女の動作にしたがって、軽やかな音とともに花を咲かせた]
おお、これはまた。少女らしく、可憐な魔法だ。
なにより、そなたの年若さで、よくぞここまで技を磨いたものだな。
会場準備としても役に立ちそうであるし、先程のケラの歌と組み合わせても……ああ、そうそう
[フリージアから花束を受け取ってから、目を細めた]
そなた、生物を花に出来るとあったな。私の髪でもひとつ、やってもらえるか。
[そう言って自らの金髪を一本切ると、フリージアに手渡した]
ああ、そのことならば……よく知っている。
けれど、斯様な術を使う者がいたとは知らなかった。
なるほど王と戦を憎むか。
…………そうか。解った。
ところで君は、私の力について知っているか?先程見せた演武のことではなく、人と人とを結ぶ力についてだ。
>>182 カーマイン国王
ふふ、お褒めの言葉嬉しいですわ。
わたくしには歌しかありませんゆえ、それこそこの魔法はわたくしにしかできないものだと自負しております。
ソフィー姫にもいつか、私の歌とこの魔法をお届けしたいものですわ。
すべての国民の心に安寧秩序が保たれますことを、お祈りいたします。
/*
それだけ述べ膝をつき再度お辞儀をすると、その場に散らばってしまった花たちに向かって小さく歌を歌い、己の腕の中に集まるように呼びかける。すると百合を除く花たちは列をなし歩み出して、胸に飛び込んできた。
百合の花だけは自分と国王を何度も見やり、名残惜しそうにしているようで思わずくすくすと笑ってしまう。
*/
うふふ、おやまぁ…随分と……王様?よろしければそちらの花をお受け取りくださいませ。私が育てたものではないのですが…その百合は貴方様に恋をしてしまったようですわ。
/*
からん、と音を立ててミーチェの手から剣が落ちる。
ミーチェの手を離れたショートソードはみるみるうちに灰へと戻っていきました。
慣れないことをしてミーチェは疲れてしまったのでしょう。その場に倒れるとすぅすぅと寝息を立て始めます。
*/
*曲が終わるとはっとなり、ついあたりを見渡す
すると、そこには筋骨隆々な男と花のよい香りがする男がいた
確か、同じオーディションの参加者、よね?なら自己紹介をしなくっちゃ
くるりと振り向き、2人に口を開く*
>>165 アルフレド
>>174 コータロ
はじめまして、かしら?
いい曲だったわね
つい聞き惚れてしまったわ
貴方達も一緒、でしょ?
ああ、申し遅れちゃった……わたくしはレリー・エリュテイア
貴方達のお名前は?
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