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>>204 ジルベール
*ああ、やっぱり覚えていなかった
でも、無理もない、だって───*
やはり、覚えておりませんのね
ですが、致し方ない事ですわ
あれはわたくしが7歳、ジルベールさまが8歳の頃、生まれもっての魔力が膨大だったわたくしは、社交パーティーの日に、その会場で力を制御できず、自分のドレスをぼろぼろにしてしまいましたの
近くに両親もおらず、バルコニーの影に隠れて泣いていたわたくしを見つけたジルベールさまは、泣き止むまで側にいて下さり、このまま外に出るのはレディには酷だと上着を貸してくださりました
あの後、お礼を申し上げようとしましたが、わたくしがお屋敷から出る事が出来なくなり……その後は、6年前の戦争でエリュテイア家にも大きな変動が起こり、お礼を申し上げる機会が失われてしまったも同然で……ですが、今日、貴方様を一目見た時に、天はわたくしをお見捨てになっていなかったと思いましたわ
……これでも、まだ思い出して下さりませんか?
*寂しそうに微笑みながら、ジルベールを見つめる*
>>197 カーマイン
『釘を刺すようなマネをして』
『お前は身の程をわきまえている』
6年前のあの日と同じように、国王の言葉が呪いのように胸を締め付ける。
やはりカーマイン王は知っておられるのだ。
無意識に右手の薬指に触れそうになるが、王の手前、必死にそれだけは堪えた。
釘を刺されなくとも、彼女に俺が相応しくないことなど自分が一番よく知っている。
俺はファルス王子の処刑を止めることも出来ず、あまつさえ我が身可愛さであっけなくサリーナの騎士としての誇りを捨て、情けなく命乞いをして助けられたのだ。
今更彼女に合わす顔などないし、ロート王子と一緒になるほうが彼女は絶対に幸せになれる。
「……は。」
俺は肩を落としたまま、この場をあとにする国王の背中を、ぼんやりと眺めることしかでいなかった。
[そのほかに近くにいるのは……まだ子どもと言って差し支えないような少女と、聖職者]
>>フリージア
やあ、小さな魔女殿?私が国王のカーマインだ。
どうかね、食事などは楽しんでいるか?
そなたは……植物系の魔法を使うのだな。
若いのに才能のあることだ。
特に、生物の体を花にするというのは、なかなか興味深い。
一応、第一志望は余興なのだな?
余興として使えるかどうか、しっかり見極めさせてもらおう
っはー美味かった…旨かった…
*はい、と近くの従者に食べ終わったお皿を渡し
カッツェは再び左手で指をパチン、パチンと鳴らした*
*ティーセットが先程と同じように浮遊し、彼女へと紅茶を淹れ始めるようだ*
食後にはやっぱり紅茶だよね〜お師匠様は茶葉にこだわりはないからいつも安いの買っちゃうけれど、ここのはきっと特別美味しいはず!
*食事と同様に、ティータイムを楽しもうとしていた*
[アルフレドは、ケラとの会話に割って入られて少しむくれた。
暇を弄ぶように指を動かすと、様々な花がぽんぽんっと湧き出るように咲いた。]
[ソロが湧き出る花に興味を持ったのか、スンスンと鼻を近付ける。そんな彼を優しく撫でる。]
そこには探していた少女がいた。
……一応まだ犬がいた事には、悔しいかなあの男を認めざるを得ない。癪には触るが。
そんなことより、ひとまず目的の少女が無事だったことにほっと胸を撫でおろす。
……!
/*
少女は頬張っていたマスカットを慌てて飲み込んで立ち上がり、国王へ向きなおります。
*/
>>222 カーマイン
はい!お料理やお菓子も、フルーツもおいしいです!
ありがとうございます。生きものから花を生むのは、使いかたを間違えると危ないこともあるって言われました。
でも手品みたいでわたしは気に入ってるから……余興ができたらなって。
準備になったら、持ってきた種から咲かせたいと思います。
>>210 エドワード
ああ、ごめんよエドワード君。
覚えたって言ったのに全く覚えられていなかったね。
ほう、本が得物か。ということは君も後衛かな。
ただ、本がスイッチってことなら貴方だけでも魔法は使えそうだね。
頼りにしておくよ。
波動、波動ねぇ。僕はあんまり気にしたことがなかったけど、感知魔法を常時懸けてるようなものなのかな。
なんだか、とても買われているようだ。
期待を裏切るかもしれないが、僕は後衛しかできないよ?
矢に魔法を付して放つんだ。それ以外にも、飛行魔法や細々とできないこともないが–––
攻撃に属するのは弓術ぐらいさ。
[思わぬほめ言葉に少々照れたのか、長口上になりながら返事をする。]
[サテンに声をかけた後、辺りを見回すと1人、紅茶を飲んでいる女性が目に入った]
>>229 カッツェ
やあ、そなたが、門番を吹っ飛ばしたと噂の魔法使いか?
随分と派手にやったものだな。
[くっくっ、とおかしそうに笑っている]
そなたはエントリーシートが2枚提出されているようだが……ああ、なるほど。ソロンディールの弟子なのか。
あのジジイ、息災そうで何よりなことだ。
あの者の弟子なら、期待出来るな。しかも余興も護衛もできると来ている。
明日を楽しみにしている。
――その様子だと、我が城の紅茶が気に入ったのかな?
私も紅茶が好きでな。茶葉にはこだわっているのだ。
心ゆくまで飲んでいくといい。
>>217 アルフ
/*
喜んでくれているようで、こちらもやりがいがある。
にっこり2人に笑みを向けた後、すうっと息を吸い──
その時だった。カーマイン王が話しかけてきたのだ。
思わずピタリと息を止め、王の方へ視線を向ける。
*/
>>208 カーマイン王
…これはこれは、国王のお耳にも届いているとは。
恐れ多くも国王、この私がサリーナの歌姫と呼ばれたケラにございます。
/*
恭しく膝をつき、肩にかけていたショールを翻すと頭を垂れる。そのまま後の >>225 アレフに顔だけこっそり向けると、申し訳なさそうに眉を下げ「また後で」とだけ口パクをした。
*/
ええ。今は亡き夫と契を交わしてからは歌には一切戻らぬつもりでおりました。主人も私も花が好きだったゆえ……。明日、お披露目できることを嬉しく思います。
>>232 アルフィリオン
僕は後衛でも、前衛でも…どちらでも可能だよ。
僕は重い鎧は身に着けていないけど、瞬身を心得ているからね。それに、君の矢ほど、おそらく僕の魔法は飛距離が出ない。ある程度前に出ることも想定しているさ。
魔法矢は物理攻撃と魔法攻撃の両方の特性を備える。自分を離れるものに強力な魔力を付するのは難しいんだ。流石、ここにくるだけのことはある。
何にせよ、オーディション結果次第じゃ共に王を護る仲間になるわけだ。
よろしく頼むよ。
>>230 カーマイン
(あわわ、王さまじゃないですか!向こうからご足労させてしまいましたねえ〜)
国王陛下!
……ええ、とくに不自由はないですねえ〜。良くしていただいて、ありがたいことです。
(城からの監視の人がいなければもっといいんですけどね〜……なんて、言える雰囲気ではないですよね〜)
アハハ。さすが王さま、お詳しい!
そうなんですよ、少しだけ、時間遡行の魔法を組み合わせているのです。
時間遡行というと、たいそうな響きですけど……実際は、植物を対象にしか使えないんですけどね〜。
楽しませられるように頑張ります〜ありがとうございます。
>>235 ケラ
[「また後で」と、ケラが口パクで話すのを見ると、アルフレドは帽子のツバをつまみ、微笑んで返した。しかし、歌を聞き逃したのは惜しかった。]
[カエデも何処かへ行き、アルフレドは一人になった。]
さてと、わたしも、ゆっくりお茶でも飲もうか。
[アルフレドは手を掲げ、ローズの花びらをひらひらと紅茶に浮かべた。]
>>234カーマイン王
(げっ、王様じゃねぇか!)
*カッツェはティーセットを置き、帽子を脱ぎ挨拶をした*
お招きいただき光栄です。
お師匠様の代役として馳せ参じました。カッツェと申します。あのお方と比べられると力不足になるとは思いますが、愛弟子としてお役に立てる様努めさせていただきます。
*カーマイン王も紅茶が好きだと聞き、カッツェは頬を緩ませる*
ええ、とっても。今まで味わったことのない香り、味に感嘆していました。家に常備して置きたいほどに。帰りにお師匠様へ土産として持ち帰りたいほどには。どうかご検討ください
*もう一度一礼をし、立ち去るカーマイン王を見送る*
>>223カエデ
いい夜ですね。図書館で司書をしていらっしゃるカエデさん。
私はただ紅茶を嗜むしがない小間使い(仮)です。
あなたも一杯どうです?
*カーマイン王を見送り、再び紅茶に手を伸ばすと声をかけられた*
*本来なら、食後の時間を邪魔されることも誰かと過ごす事も嫌いなカッツェだが─ソロンディールの目を気にすると、この女性を無下にも出来なかった*
[「兄さん」]
[ふと、声が聞こえたきた。幻聴だ。]
[アルフレドは妹を亡くしてからは、レベッカの幻聴に悩まされてきた。]
[アルフレドは首を大きく振る。首筋には大粒の汗が浮き出ていた。]
……まだフルーツあるかしら。
/*
器に果物を取り分けに行こうかとしていると、紅茶を前に首を大きく振っている男が少女の目に映った。
*/
>>243
お兄さん?こんばんは。
どうかしたのですか?
あら、なんだかいい香り。
【調香師】 アルフレド は肩書きと名前を 調香師 アルフレド に変更しました。
>>212「こんばんは!
オーディションですか?僕はそれに参加しに来たわけじゃないのですが、何やら面白そうですね!
あ、僕はリンミュールと言います!方向音痴どうし、よろしくお願いしますね!」
元気いっぱいに答えます。
時空 エクス が見物しにやってきました。
「とても楽しそうなところだね!」
「とても楽しいことが起こるんだろうね!」
『ねー!』
「それじゃあたくさん楽しもう!」
「ここの人たちといっぱい遊ぼう!」
『ねー!』
>>219 レリー
「14年前……か」
記憶を探る。当時はまだ、出来損ないと言われれど異端児と見られることも、厭忌されることもなかった頃の話だ。
社交界……そして破れたドレスと泣いている女の子––––––––––うっすらと埃に埋もれた記憶の糸が見えはじめる、が。しかし。
ズキンッ!
「……うっ」
突然刺すような痛みが頭を襲い、思わず頭を抑えた。まるで警告のようなその痛みは、気をそらした瞬間に消えた。
寂しそうな彼女の顔を見ていると、どこか胸がつかえる思いがするのに、掴みかけた記憶の糸は、どこかへ霧散してしまったようだった。何度試みても、思い出せない。
けれど、"魔力の暴走"そして"屋敷から出ることが出来なくなった"という言葉にその境遇の一端が見えた気がした。
「––––––––すまない。私には、まだ貴女のことを思い出せないようだ。
だが、貴女のことを知るうちに思い出せることもあるかもしれない。よければ、これからも色々と教えてくれないか」
いっとう優しい声で私は彼女に声をかけた。
>>247 アルフレド
アルフレドさん、ね。こんばんは。
そうよ!わたしはフリージア。お見知りおきを。
ちょうこうし、って香水を作るひと?へー……
花を自由に操れるの?すごいわ!
わたしもね、お花を咲かせられるのよ!種からだけどね。あとは、髪とか涙とか……。
うふ。あのね、フリージアの好きなお花は、フリージアよ!
/*
少女は少しだけ誇らしげです。
*/
>>237 エドワード
しゅんしん…転移系の魔法か。
なるほど、近距離でも遠距離でもないとな。
しかし、それならば、護衛としてはぴったりだな。
物々しい得物や鎧もなく側にいられる。
警戒されにくく便利だ。
ふぅむ、僕らの弓術がそのように言われているとは驚いた。
なにせ母から承った術でね、僕の家族は皆これを習った。
そんな難しいものとは知らなかったよ。
ああ、貴方とはもっと話してみたい。
君は僕の知らないことをたくさん知っている。
そろそろ明日に備えて休もう。
横を歩く白狼に手を翳すと、彼はくるりくるりとその場を軽やかに回ってから、勢いよく俺の手のひらに向かって跳ねた。
するとそのまま、まるで吸い込まれていくように頭から粉雪となり、俺の中に還る。
「……よし」
ベッドに行こうと振り返ると、視界の先に高貴を身にまとったような青年と、これまた気品のある女が喋っていた。
男の方がファルス王子の側近によく似ていた。
>>253 ジルベール
「アンタ……もしかして。」
つい会話を遮るように声をかけてしまった。
/*
少女は頭を撫でられてはにかみ、答えます。
*/
>>258 アルフレド
「期待」って花言葉もあるのね!知らなかった。
フリージアの名前はね、ママ……お母さんがつけてくれたのよ!「たくさんの人に愛される」って花言葉があるからって。
紅茶に花びらを浮かべて飲むの?素敵!
……もしかして淹れてくれるの?
>>255 アルフィリオン
そうだね。一般的には、瞬身は転移系とされている。
でも僕は、基本的にはいわゆる五大魔素に元を発する魔法しか使えない。
僕の使う瞬身は、いわゆる転移系の瞬身じゃないんだ。
…っと。あまり喋ると、都合が悪いね。
手品師はタネを隠しておくものだしね。
弓術は遠距離からの奇襲に向いている。
お世辞にも護衛向きとは言えないが、前衛と合わせれば絶大な効果を発揮する。
君の一族は、貴重な技術をお持ちのようだ。
心強いことだね。
話していたいと言ってもらえて、光栄だよ。
明日のオーディションでは、君の技を見るのを楽しみにしているよ。
また…話せるといいね。
>>253 ジルベール
……わかりました
わたくしも、ずっとジルベールさまとお話出来れば、と思っていましたの
……っと、お客様(>>259)がいらっしゃってますわ
では、わたくしはそろそろお暇しますわね
失敬
*淑女の嗜みとして、ジルベールにカーテシーをし、その場から立ち去る
去り際にちらりと見えた彼女の顔は、どこか安心したような、物悲しいような複雑な表情を浮かべている*
>>252カエデ
でしょう?本当に美味しい紅茶ですの。小間使いには勿体ないくらいの美味しい紅茶……あっ
*逃げる様に去っていくカエデは、何故かバツの悪そうな顔をしていた*
(あぁん?なんだ?美味しいとか言いながら話を合わせてただけか?……いや、綺麗に飲み干されてる…んー?)
私の喋り方が悪かったの……?
*下級層の暮らしをしているカッツェは、この場に相応しい行動を、と心がけていた*
*師匠の目が気になるのは勿論たが、カッツェはソロンディールの一番弟子。弟子がの顔に泥を塗る様な真似は出来ない。立ち振る舞いは、貴族の真似事をしているようなものだった*
*逃げられた、と言うのならばカッツェの方に非があったに違いない。やらかしてしまったとカッツェは気を落としてしまったが──*
ふふ、やっぱり美味し。
*紅茶がカッツェの悲しみを拭ったのだった*
[続いて、特徴的な耳の美しい男性の方に向き直る]
>>255 アルフィリオン
おお……貴殿は、エルフだな。
[軽く腕を組み、片手を顎に当てると、アルフィリオンの周りを回って、無遠慮にしげしげと彼を眺める]
いや、失敬。近くで他種族を見る機会がなかなかないため、ついな。
ふむふむ、そなたは弓術を得意とする、と。
確かに、護衛向きだが、見せ方によっては余興にもなりうる。
それに――いや、なんでもない。明日の発表を見て決めよう。
[彼の姿は、余興でこそ見栄えがするだろうと思ったが、見世物のようにするつもりは毛頭ないので、その言葉は飲み込んだ]
種族は関係ない。ただ才能を持って、その者の価値を測る。それが我がセルナリア王国の方針であり、誇りだからな。
安心せよ。
>>265 レリー
「ああ、よろしく頼むよ」
物憂げな表情が少し気にかかったが、何も言わず彼女を見送った。
そして、割り込んできた声に視線をやる。
>>259 ローラン
「私が、何か?」
長い前髪に隠れて、その表情は伺えない。彼も私が忘れているだけで、過去に出会っていたのだろうか。記憶を探りつつ、彼に声をかけた。
>>266 アルフレド
うん!フリージアのお母さんはとっても優しかったわ。
/*
少女の目の前で、あっという間にローズティーができあがりました。
*/
わあ!すごーい……かわいい!
それに紅茶と混じっていい香り。ありがとう!
いただきます。
あ、じゃああなたにも。フリージアからお花をあげるね!
/*
少女は、両手で包めるくらいの布でできた巾着袋から、小さな種を手のひらに取り出しました。
*/
…………!
/*
ぐっと身体に力を漲らせると、種はみるみると成長し、一輪の赤いポピーになりました。
*/
>>266 アルフレド
はい!このポピーあげるね。
ポピーは、ひなげしとも言うんですって!
赤いポピーの花言葉は感謝よ!ポピーは香りがほとんどない花だから、調香師さんには珍しい花じゃない?
/*
王がお呼びだ。
身なりを簡単に整え、王の前に跪く。
*/
>>264 カーマイン王
……カーマイン王。ご機嫌麗しゅう。
私めの名前がお耳に入っていようとは。大変恐縮にございます。
私めの経歴ですが、少々異なる点がございます。
かのサリーナ国にいた時分、私めは決して隠れて魔法研究を行っていたわけでは御座いません。
私めが研究おりましたのは、自然界のエネルギーの単純利用と、その単純変換。セルナリア国にて盛んに研究されている魔法とは、似て非なるものに御座います。
私めの魔法は主に護衛に向くもの。明日は私めが如何に陛下の護衛に適任であるかを証明してご覧に入れましょう。
あ、アルフレドさん行っちゃったわ。
……紅茶のおかわり淹れようっと。
あら?この空いたカップ、誰のだろう。
一緒に注いでてあげときましょうね!
/*
フリージアはやさしい子。母の口ぶりを真似て少女はつぶやきます。
*/
>>274 ジルベール
「……いや。」
しばらく男の顔を見つめて、かぶりを振った。
どうやら俺の勘違いだったらしい。
アルベルトにどこか雰囲気が似ているが、まったくの別人だ。
「……昔の知り合いに顔が似ていた。もう会うことはないだろうと思っていたから驚いたが……人違いだったみたいだ。」
*紅茶を飲んでいると、エルフという言葉が聞こえてきた*
(エルフ?エルフだって?)
*伏せ目から目を合わせないよう注意しながら、誰がそんな話をしているのか盗み見る。声の主は、どうやらカーマイン王。話し相手は─*
(お師匠様と、同じ耳)
*その話し相手はアルフィリオンと言うらしい。どことなくソロンディールに似ている、と思った*
/*
アルフレドが少女の手の甲にキスをしました。彼にとっては挨拶だったでしょう。
しかし、それをすぐに飲み込むには少女は少し幼く、また夢見がちでした。
*/
おやすみ、なさい……。
え、っと。
キスされちゃった。
ど、どうしよう。手を洗ったりしたら失礼にあたるのかしら?
>>282 ローラン
「……そう、だったか」
私の顔に似ている男を私は一人知っている。
しかし、その知り合いがここにいるはずもなかろうと、気にしないことにした。
「貴殿もオーディションを受けにここに? 見たところ護衛志望に見えるが……。
私はジルベール・グラン。私もそういう目的でここに参った」
共に護衛志望であれば、親交を交わして損は無いだろう。私は彼に名乗った。
[ロートは、魔法使いたちが楽しげに話しているのを、にこにこしながら眺めていたが、城の時計が0時を告げると、ハッとした]
ロート「あ、0時だ!兄上のお言いつけがあるから、ボクはもう身体に戻らなければ。それでは、皆さま。お先に失礼致しますね!明日のオーディション、楽しみにしています。おやすみなさい!」
>>141 かーまいん王
うむ、うむ。
おーでぃしょんとやら、よくわからぬが、楽しみにしておるぞよ。
康太郎とな!
確かに余の国の名前の響きに似ておるのう。
しかと注目しておくこととしようではないか。
嗚呼、そういえば、かーまいん王よ。
そなたに土産を持って来たのを忘れておったわい。
これを。
[うえさまはスッと懐より、【金色の下駄を取り出してかーまいんに手渡した】]
ロート「そうだ、寝る前に、姫の部屋に少しごあいさつして、昨日のことを確認しなくては……戦争のこと、何だろう」
[近くにいた者には聞こえるか聞こえないかくらいの声で、こっそり呟くと、ロートは姫の幽閉されている塔へ向かった]
>>264 エドワード
五大魔素で移動するなら風魔法だが…ほうほう、貴方は手品師だったのかい?
まぁいい、ここは見逃してやろう。なんせ王様がお呼びのようだからね。
ただ––––
[エドワードの前に人差し指を立てる。]
ただ、最後に一つだけ訂正させて頂こう。
弓術も護衛には有効さ。
なんせオマツリゴトの邪魔はまったくしないからな。
""不審なヤツを上から見つけて射る。""
これだけでオーケーさ。とっても単純だろ?
邪魔な護衛は一匹もいらないよ。
まぁ、僕は小心者だから、近接も必ず1人は置くけどね。
ああ、長くなってしまったね。
カーマイン王、どうぞこちらへ。
この下駄は余が家臣に命じて作らせた下駄でな。
金色の下駄を履きたいと思って作らせたは良いものの、汚してしまってはもったいないと思っていたらついつい履かずじまいになってしまったのだ。
そのままにしておくのももったいなかろうと思うて、今日は土産の品としてこれを持ってきた。
履くも良し、飾るも良し、どうか好きに使っておくれ。
(ふーん、主役様はおねんねですか、と)
*そういえばロートと同い年だったと思い出したカッツェは、昔似たような名前の病弱な友達がいたな、と思い出す*
*しかし、すぐにこうべをふる。その友達とはカッツェと同じ性別だった。ロートが女である事は、姫と結婚するのだからあり得ないだろうと、下手な考えを紅茶で流した*
[ふと、紅茶を飲んでいる女性を目にした]
>>レリー
これはこれは。エリュテイア家の。
そなたの兄は魔法研究員だったか?
なるほど。そなたも、かの国の悪政に苦しめられた一人だったのだな。五大魔素をすべて操れるとは、才能も大きかったはず。よくぞ、コントロールし、使いこなせるようにまで修行したことだ。
特に得意としているのは、風の魔法か。どのように見せてくれるのか……楽しみにしていよう。
――おや、茶が減っているな。少し追加しておこう。
私の気に入っている茶葉なのでな。ぜひ堪能してくれ。
「あるものは護衛に」
「またあるものは余興に」
『文武を備え無欠であれ』
「古きを尊び」
「過つ新たを正し」
『長き血脈よ呼び声に応えよ』
*デザートを頬張る面々をみて、お茶菓子が欲しくなったカッツェは、スコーンを探しにデザートコーナーへと足を運ぶ*
*イチゴ、ピーチ、パインなどのフルーツや
ガトーショコラ、フルーツタルトなどのケーキ
どれも美味しそうな並びに、思わず生唾を飲み込んだ*
あ、あったスコーン
/*
キスされた方の手はその形のまま前に出ており、少女は反対の手で頬を押さえています。
王太弟の声も右の耳から左の耳です。
*/
えっと……。
そう、よね。そろそろ夜も遅いし。
眠らなくちゃ。
眠れるかしら……。
>>287 ジルベール
「……あそこの女との話を遮って悪かったな。アンタが仰る通り、俺は護衛部門の志願者だ。」
そもそもアルベルトはもういないのだ。
俺なりに謝罪を述べてから、さきほど飲んでいたカップに口をつける。
しかし、彼が名乗る姓を聞いて息を呑んだ。
「……グラン、そうか。」
どおりで似ているわけだ。
サリーナの関係者と出会うたびに、俺はどうにもバツが悪くなった。
「俺はローラン・アルグミュラー。ローレンスと呼ぶ地方もあるが、そう呼ばれるのは好きじゃない。ローランと呼んでくれ。」
……おや、その耳
*近くでフルーツタルトを頬張る可愛らしい人を見つけた*
>>ネーロ
いい夜ですね。突然ごめんなさいね
貴方、獣人さん?それともその耳は飾り?
*ニンゲンかどうか、カッツェの中では重要なこと。
多少の無礼を働いても知りたいことであった*
「忘れてはならぬ」
「忘れてはならぬ」
『永遠に等しき屈辱の日々を』
「黒き悔恨よ災禍となりて」
「蔓延りし下等な世俗を祓いたまえ」
『黒狼の名の下に、全てを屠れ』
[ぐるりと自身を一周されるが、顔色を変えることはない。]
>>273 カーマイン
ああ、やはりこちらでも珍しいのですかね。
僕らは森に引きこもっているし、数も–––––
[気がつかれない程度に眉をしかめる。]
そう、なかなかいないものですからね。
存分に見てもらっても構わないですよ。国王様。
前々からそういう目はよくあるもんでね。
ただ、貴方はしっかりと他種族の話も聞く耳は持つ偉大な方のようだ。
その割にはあの戦争はまったくもって不思議–––
[少し俯き思考を巡らせる。]
いや、なんでもありません。
そうそう弓術ですね、確かに余興にも使えましょう。
その辺りは貴方の言うとおり明日の発表でお見せ致しますが…
僕の力を見たいなら、広い場所を用意していただくとさらに良い、とだけ提言しておきましょう。
/*
ミーチェはオレンジを食べながら考えます。
どうして、ご主人様は見つからないのでしょうか。声も香りもしないなんて、ミーチェは一人で王様に褒めてもらわなくてならないのでしょうか。
そんなはずはありません。二人で褒めてもらえるように頑張ってきたのです。
これを食べ終わったらもう少し探してみようとミーチェは思いました。
*/
…ん、あまくて、おいしいな。
いつもの、ごはんとちがう。おいしい…
>>295 カーマイン王
*紅茶を飲んでいると、カーマイン王直々にこちらに来て頂いた事に気づき、そっと立ち上がり、ドレスの端を持ち、優雅にお辞儀をした*
お久しゅうございます、国王陛下
ええ、わたくしにとって、魔法を学ぶ環境がない日々は、まるで地獄のようでしたわ……
ありがたきお言葉……光栄です
陛下の護衛の任は、わたくしこそ相応しいと認めて頂けるよう、明日は全力全霊を尽くしますわ
*たおやかに微笑みながら、言葉を紡ぐ*
>>ローラン
「卑怯者」
「裏切り者」
『我らが黒き血族に背いし者』
「君の望みは僕が断つ」
「黒き禍根が貪り尽くす」
『抜き取られた牙を恥じるがいい』
先ほどジルベールと話していた女が、王と言葉を交わしているのが見えた。
『わたくしこそ相応しいと認めて頂けるよう』
そんな声が聞こえて、無意識に拳を握る。
認められるのは俺だ。
カーマイン王は敵国の騎士であった俺の才能を買って、再び剣を手にすることを許してくれた。
誰にも負けるわけにはいかない。
むくむくと対抗心が燃え上がる。
なにより、近日行われる挙式は俺にとっても特別なものだ。ソフィー姫を幸せにすることは出来なかったが、せめて彼女と彼女を幸せにしてくれるロート王子を祝福したい。
さらさらと冷気が漂う。
白狼も同じ気持ちらしい。
>>317 エクス
あ、エクスさま!
そうだ……。エクスさまなら、神に仕えているのだし。
うん。
あの、エクスさま?フリージア、聞きたいことがあるの!
>>313
/*
ミーチェがマンゴーを食べているとまた別の声がミーチェに話しかけてきます。
内容からミーチェはこの声が王様だと思います。
*/
はじめまして、おうさま…!りゅうぞくのミーチェです
あの、ごしゅじんさまといっしょにさんかするつもりなので…ごしゅじんさまがエントリーシートを…
/*
そこまで言い、ミーチェは気づきます。
エントリーシートが出ていない。それは、ここにご主人様はいない。ミーチェは一人で頑張らなくてはならないのだと。
ご主人様の命令以外で魔法を使うのは久しぶりでしたが、一人でも王様に褒めてもらわなきゃいけないミーチェは決心します。
*/
あの…だいじょうぶ、です。
ミーチェ、できます
*エクスが突然消えるのを目にして転移系の魔法かと考える*
それにしては少し時空が歪んでいた……?
ほんと変な人ばっか……
*ガトーショコラを食べながらそうこぼした*
>>300 ローラン
「気を揉むことは無い。明日にも話す機会はあるだろう」
やはり、護衛志望だったか。ミス・エリュテイアについては聞き及ばぬも、ほか二人は護衛志望ということになる。
この目の前の彼も、相当の手練なのだろう。
「…………? ああ、私はグラン家のものだが」
彼はひどく驚いていた気がしたが、同時に声に気を取られた私には確信を得ることはできなかった。
「まあいい。ローラン殿か。私のことはジルベール、もしくは長いのであればジルでもいい、どちらかで呼んで欲しい。どうにもグランの名では呼ばれ慣れてなくてね」
私は笑みを浮かべ、右手を差し出した。
>>315ネーロ
*ポンッと音がしたので、控えめに見る、つもりだった*
*可愛い黒猫の姿に、思わず目を見開く。そのまま微笑み、挨拶をした*
私はカッツェというの。この“カッツェ”という名前、どこかの国では猫という意味らしいの。だから私、猫は大好きで。
…不躾なことを聞いたことお許しください。
何せ、ニンゲンと目を合わせてはいけない呪いを受けている身なもので。
*視線を合わせないよう普段人がいるところで目を開かずにしている。師匠はエルフなので気を使う必要がなく、不自由しない生活が出来ている*
*この城へ来たくない理由も、不注意で王族のニンゲンと目を合わせたくなかった、ということだったが、師匠がそれを許さなかった*
よろしく、キティ。
*まだ彼の名前を聞いていなかったカッツェは、子猫を意味する愛称を付けた*
>>324 サテン
ありがとうございます……。
あのね、 サテンさま。
お、男の人は、どういう時に女の人にキスするんですか?
/*
拳をぐっと握り、眉をハの字にして少女は尋ねます。キスが場所ごとに異なる意味を持つことを知るほどに成熟してはいませんでした。
*/
>>316 エクス
突如、それは現れた。
見知らぬ少年。
重なり合う声。
「な……」
それはいとも容易く、俺が一番聞きたくない言葉を言ってのけた。
「違う……違うっ! 俺は裏切り者なんかじゃない──何にも背いてなんかいない!……サリーナは滅ぶべくして滅んだ、それだけだ!」
自分に言い聞かせるように、腹の底で声を出す。そんな俺の感情に呼応して、再び霧散した魔力が白い雪となって白狼が現れる。
しかし、白狼が飛びかかった時には既に、帽子を被った少年の姿はなかった。
*夜は何となく寂しさを感じるので、誰かと話したくなる
目にとまったのは、眼鏡のガトーショコラを食べる女性だった
自分のティーソーサーとガトーショコラのお皿を持ち、彼女の隣へ行く*
>>325 カエデ
こんばんは、お隣、よろしいかしら?
そのガトーショコラ、美味しいわよね
*初対面なので、にこやかに話しかける*
>>331 ローラン
おいおい、君。
発表会は明日だよ。
こんな皆が寝静まる時間に暴れるのは感心しないな。
せめて外でやろうか?
[雪の獣を召す青年の肩を掴む。]
[ぐるりと周りを見て、ジルベールの姿を見つける]
>>287 ジルベール
おや、そなたは貴族の……グラン家、か。
ソフィー姫の親戚筋だったかな?
ふむ、自然と魔法を扱える能力があったと。
それはさぞ、かの国では冷遇されたことであろうな。
ほうほう、護衛部門にエントリーか。
先程、エリュテイア家の令嬢にも声をかけたのだが、昨今の貴族はなかなか勇ましいことだ。
いや、むろん、頼もしいと思っておるぞ?
貴殿の一族は旧態依然とした悪しき文化にしがみついたようだが……貴殿は魔法に理解のある、よき貴族だ。
明日の働きも期待しているぞ。
[少し意地の悪い色を瞳に浮かべ、フンと笑った]
>>328 ジルベール
「……グラン家と言えば高位の出だ。環境は変われど、そんなアンタを軽々しくジルなんて呼ぶわけにはいかない。まあ、伯爵殿の願いなら無碍にもできない。……呼ぶことがあれば、ジルベールと。」
そもそも態度が失礼だということは気付かないふりをして、右手を取る。
これがあの少年が目の前に現れる直前の話だ。
>>333 アルフィリオン
「っ……俺に触るな!」
咄嗟に肩を掴む手を振り払って、剣を引き抜きながら後ろに飛び退く。
しかし、振り向いた先にいたのは先ほどの少年ではないと気付き、肩で息をしながらそっと剣を納めた。
「………悪い。」
同じように気が立ったたった一人の友人にも、「戻れ白狼」と声をかける。
何やら、得体の知れない者が飛び回っていたようだが、まあ、城門を開け放していたからな。
おそらく、流れの魔法使いか何かが忍び込み、悪さしたのだろうさ。
地方予選で落選した者かもしれぬ。
ふう、ようやく全員と話し終わった。
少し休憩したら、私も休むとしよう。
>>338 サテン
愛する人同士が……?
そうなの、ね。
ありがとうございます、サテンさま。
/*
少女はぶつぶつと考え込みます。
*/
結婚式?
結婚式では手の甲にキスするのかしら……
……!
/*
考え込みながら自然とキスされた方の手を口元に持ってきてしまい、慌てて離します。
*/
>>336 ジルベール
「……急に大きな声をあげて悪かった。今、突然おかしな奴に……。」
裏切り者と言われた、とは言えなかった。
>>337ネーロ
*繰り出される猫パンチに、カッツェは可愛がりたい気持ちを抑えながら無礼を詫びることにした*
重ね重ね無礼をお許しください。ネーロさんね、覚えたわ
お祖母様がお詳しいの?それは頼もしいわね。
是非、とお願いしたいのだけれど…その。私小間使い(仮)なの。主人無しで行くことは─
「呪いを解けるかもしれないのなら、よろしく頼みたい!」
*カッツェが難しい、という言葉を紡ぐ途中、またしてもソロンディールがカッツェを乗っ取った。*
(ちょっとー!お師匠様ぁ!見てるだけじゃなかったんですか!?)
「はは、この姿で挨拶を許してくれ。俺はソロンディール。このカッツェの主人(笑)をしている。エルフだ」
*魔法使いだと言わない彼女に合わせ、主人の言葉に含み笑いをつけながら挨拶をする。彼もカッツェの呪いを解きたい身なのだ。カッツェのツッコミを無視して話を続ける*
「どうも、俺の知らない術みたいで…いつでもいい、案内してもらえないか?」
[国王が寝室へと向かうのを見届け、パトリシアはふぁ、とあくびを噛み殺す。果物を最後にもう一欠片口にしてこくりと飲み込んだ。]
そしたらあたしも寝なくちゃ。身体、しっかり休めとかないと。
[近くで果物を頬張る盲目の少女を見やる。]
……明日は迷子になっちゃダメよ。コータロが心配するわ。
[短く声をかけて会場から立ち去る。
少女はパトリシアのことなどわからないだろうが、わからなくとも構わなかった。]
>>339 ローラン
おっと。
[振り返り様に剣を抜かれて、後ろに飛び退いて避けた。そのまま両手を上げ、ゆったりと声をかける。]
ああ、余計な刺激をしてしまったかな。
ただそんなに緊張していたままじゃあ、明日の発表会まで持たないぞ。
ほうら、肩の力を抜けよ若者。
子守唄でも歌ってやろうか?
[帽子を被った青年の言葉など知らぬように茶化して話す。]
[時は少し遡り、ロートが広間から退出して少しあとのこと。ロートは、寝る前に、ソフィー姫の部屋を訪ねます。いつものように、彼でも動かせる呼び鈴のヒモを引いて、姫に訪問を知らせます。女性の部屋に無断ですり抜けて入るわけにはいきませんからね。]
ロート「ソフィー姫……失礼します。その、昨日おっしゃっていた戦争の件……なのですが」
ロート「え、やっぱり直接は言いづらい?ああ、大丈夫ですよ!兄上もおっしゃってましたけど、ボクたちには、まだ時間もありますし、ゆっくり整理してください。あ、そうそう、気になることがあったら、日記とか、紙に書くとスッキリしますよ。ボク、考えを整理する時とか、よくやるんです」
ロート「ん?イヤな予感がする?変な歌声が聞こえた……?よく、わからないですけど……今日は、お休みになった方が良いのではないでしょうか?もう遅いですし、明日またゆっくりお聞きします!ね?」
(ねぇ!お師匠様ぁ!なんかそういうの頼み込む雰囲気じゃないんですけどー!?黒の騎士がどーのって何ですかー!?)
「あぁ?そんなことよりお前の呪いの方が大事だ!馬鹿野郎!」
(馬鹿野郎はどっちですかー!)
*頭を下げているカッツェは、ボソボソと何か喋っている*
[自室に戻り、寝る支度をしてから窓の外を見る。もう夜更けだ。闇が深い]
ロートのため、というのが第一だが、私自身、魔法には目がないからな。
どんな魔法を見られるのか、楽しみなことだ。
そういえば…………この魔法選考を、私に提案した大臣の姿を全く見かけんかったな。
あやつ、明日は発起人として顔を出さんと、面目が立たぬぞ。
朝一番で呼びつけてやる。
[不満げに漏らしながらベッドに入った]
>>345 カッツェ
「ネーロ、でいいよ…
…ニャッ!?」
いきなり口調と雰囲気の変わったカッツェに驚き自他共に認めるマイペースな自分にしては素早い動きで飛び跳ねた。
「…多重人格、じゃなくて…カッツェの…ししょう…
エルフで…こんなに元気な人は、初めて…」
今まで見てきたエルフは物静かだったり、おしとやかな人ばかりだったため色々な意味で驚いた。
恐る恐る言葉を繋ぐ。
「解けるかは、わからないけど…
…おばーちゃんは…魔族の呪いとか…色んなのを、解いたことがあるって…聞いたから、手がかりはある、かも…?
僕は、いつでもいいから…これが終わったら、都合がいい日、教えて…?」
再びカッツェの足元に近寄ると撫でろと言わんばかりに頭を擦り付けた。
>>347 アルフィリオン
「緊張? 何を馬鹿な。」
そう言いながらも手には冷たい汗が流れている。
我ながらあの程度で取り乱すとは情けない。
疲れ切っているせいか、目の前のエルフの軽口にやり返す気力も起きなかった。
「……結構。アンタも若者に構う暇があるなら、部屋に戻ってテスト勉強でもしたらどうだ。」
>>334 カーマイン王
ローラン殿の様子も気がかりではあるが、王から話しかけられる光栄を賜ったとなれば話は別だ。即座に膝をつき頭を垂れた。
「はい、ソフィー様とは光栄にも再従兄弟……則ち曾祖父を同じくしております」
後に続く言葉は、更に深く頭を下げることで返答とした。
「我が身をしてセルナリア王国のお役に立てる機会と聞きましては、いても立ってもいられず馳せ参じました。必ずや、我が力を示してみせましょう」
……そうか、ミス・エリュテイアも護衛志望だったのか。魔法を使う戦いでは、非力さは必ずしも欠点になるという訳では無い。か弱い女性かと思えば、存外お転婆であったのかもしれない。
そんなことを考えながら顔を上げると、王の瞳が意地悪く光った。
「……かつてのグラン家は。
悪習をしきたりと呼び、異物を廃することに躍起になっておりましたが」
故に私は廃されようとしたが。
「今や病巣は取り除かれました。–––––カーマイン王、あなたの玉手で。
明日も、期待を損なうことは決して致しません」
その瞳をしっかりと見つめ返す。そしてもう一度深く頭を垂れ、王が立ち去るまでその姿勢を保った。
>>350ネーロ
「はは、世界は広いぞ坊主!
…そうか、そうか。ありがとう。そしたら、終わった後に城門前で落ち合おう。ついでに馬鹿弟子を迎えにいくから一緒にな」
(ちょっと!馬鹿弟子ってなんですかー!?)
「じゃ、ネーロって言ってたな。また後ほどな。フィール グルック!」
*擦り寄るネーロに合わせてしゃがみ、頭を撫でながら別れの挨拶をする*
ったく、お師匠様は強引なんだから……
…ネーロ、って呼んでいいのよね?よろしくお願いしますわ。
*しっとりとした、濡羽色の毛並みを堪能しながら頭、喉と撫でた*
>>343 ローラン
「おかしな奴? ……まさか賊か」
あたりを警戒するも、すでに怪しい気配はない。
「そういえば、私も妙な声を聞いたな。裏切りがどうだなど……。誰に向けた言葉かは分からないが穏やかでないことは間違いないが」
とはいえ流石に今日は遅い。王も王弟殿下も自室に戻られた上、私自身が睡魔に攫われるのも時間の問題。そうなっては明日に支障をきたしかねない。
「一先ずのところ、賊は見えない。私は一度休んでくるとするよ」
……ハッ!
いけない、考え込んでたらうとうとしちゃった。
たしか、参加者にはそれぞれ部屋があるんだったっけ。
明日に備えなくっちゃ!
うう、集中できるかしら。
>>355ネーロ
お師匠様の年齢?652…だったかしら。まだ生きるって豪語しているわ…まったく、長生きできる身体って不思議だけれど、ネーロも長生きなのね。
それはキティなんて言われると怒るわね…無礼を許して?
*喉のあたりを中心に撫で続ける。気持ち良さそうなネーロに、カッツェの頬も自然と綻んだ*
もう随分とこの生活に慣れてるけれど…やっぱり、見えるのと見えないのとじゃ違うわね。
……さて、夜も更けて参りましたわ。
私はもう床に就こうかと。また明日ね、ネーロ
*最後にもう一度喉を撫でて、背中を向ける。来た時と同じようにその目は閉じられ、視界は夜闇と同じ色へ染まった*
皆用意された各自の部屋へ行ったのだろう。
広間は静かなものだった。
さて、自分はどうしようかと少し悩む。
魔法で自分の家に帰るのは一瞬だ。
自分の布団で寝たい気持ちもあったが、せっかく高い布団が待つ部屋が与えられているのだからと大人しく広間から出ることにした。
「高いお布団…楽しみだね、ビアンカ…」
>>351 ローラン
ほう、"テスト"が明日というのは忘れていない。
思ったより落ち着いているようだな。
だが、しかし––––
[上着のポケットから一枚葉を取り出し、成長させ、ローランの耳にかける。]
しかし、芽吹きそうになった種はまだ眠っていないだろう。
この薬草を持っていきな。
あと10分もしたら成長しきる。そのまま千切ってお湯を入れればお茶に、乾燥させればポプリにもなるさ。
僕らも眠れないときによく飲むんだよ。
エルフの秘伝さ。効きそうだろ?
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