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………っ
[少し、痛い。そう言われれば、男はすぐに叩くのはやめるものの、
謝罪の言葉は言えない。]
……っっ…!
[何で、怒ってるのか分からない。
その言葉には、歯を食いしばった。
何もかもが言葉にならない。]
……ほ、んと……
[『知らないし……』『何で……そんなに怒ってるんだよ』
悲しそうに口にされる言葉。
あぁ、もう…]
[聞いてるから。頭上から落ちる言葉。
ヴェスの額がコート越しに男の頭に乗せられ、
男には重さと体温が伝わる。]
………
[息を、吐く。]
……お前、さぁ……
そうやって、
いっつも、
[ゆっくり、ゆっくり、
息を吸って、途切れ途切れながら、言葉を紡ぐ。]
どっか、いきそうになるだろ。
死にそうになるだろ。
………
[コート越し、目をきつく閉じる。
一度言葉を止め、歯を食いしばり、
は、と息を吐いて、また言葉を続ける。]
でも、それ、俺が……
お前が、いなくなんのが、
[男は思わず、ヴェスの服を掴んでいた。]
俺が、どんだけ、怖いか分かってんのか?
[手に力が入る。]
偽バグ野郎のときも…
この前の襲撃んときも…
………っ
[言葉がまた止まり、震える呼吸をして、]
……何回、おまえ、
……いなくなんだよ。
いい加減、気付け…ばか。
[ヴェスの服を掴む手が震える。*]
/*
やっと言いたいこと言えてるの見て安心してるアタシがいる。
いいぞもっとやれ。
ハロルドが見守ってる(
[そこにいる]
金属が何かの回路良いね。
今で言う基盤みたいなやつ。
顔出しは夜にー**
/*
コーヒーブレイクのまとめでひたすら悩んでる…
兄さんは絶対セーガ事務所には連れてかねえ…
なんかこういい感じの距離感はないのか…ないのか…
???ってしてるヴェスのそばでぽふぽふ見守ってますね(イメージ映像)(なお本体はカジノでフリーズしてる)
/*
こいつもしかして…生きてると死ぬのふたつしか無いのでは…。死にかけたって自覚あるのか…???
いやでも助けてくれたとかいう台詞はあった(6歳マインドじゃない方)
いなくなる=死ぬ な感じなのかなあ。
>>-531
ヴェスんち来る?(
/*
まあ流れみつつね。やってこ。
ちなみにセーガは自炊『してはいけない』タイプの人間です。栄養素だけ見て余計なものドバドバ入れてきます
所用で1度離脱**
……死んだら、いなくなるのは分かるんだ
[悲しそうに]
いなくなってないのに
いなくなるなって言われても
わからない……
何回も、スティーブは
俺がいなくなったって思ったの?
[額をあてたまま問いかける]
言ってくれないと……
分からないよ スティーブ
[両眼に涙が溜まってゆく]
分からないし…
怖いのも
なんとなくしか 分からないし……
教えてくれないし
[ぽろりと涙が落ちてコートに吸い込まれる]
……死にそう、じゃないし
生きてるし
[もうこうなっては、駄々っ子のような言い方と聞こえても仕方ないように言葉だけがこぼれてゆく]
こわいなんて
わかるわけない……
[涙声が混じるだろう*]
/*
(6歳がんばる)
話は変わるけれど、ユウヅキに襲撃事件の話、あらかた話したら、多分ヴェスぼこられそうな気がしてきたんだけど、どうだろう。
ヴェスは話したがらないとは思うけれども(問い詰められたら分からないけれども)。*
/*
多分吐き出さないと前に進まないのでは()
食べなさい…それは食べなさい…。
コンビニでも何でもいいから。
白湯→スープ系→固形物……辺りから始めた方がいいかもだけど、何か入れなさい……。
スティは良ければ、ヴェスに飴投げておいてくれると助かるな()(一応セーガのは温存で)
[入口近くで2人の様子を見ながら話をきくユウヅキ。
いなくなる、の意味がわからないヴェスに>>238、ぐっと一度唇を噛んだ。]
ヴェス、例え話をしよう。
[初めてここでユウヅキが声を出した。]
連続異能暴走事件、知ってるか?
スラムとかで無能力者が異能を発現させて暴走した事件だ。聞いたことくらいはあるだろう。
『例えば』その事件が起こっている時に、
スティーブが「最近うちの近くに越してきたやつがいい腕の医者なんだ」と紹介してくれたとしよう。
スティーブが「あの医者は物知りで、いろんな知識を分けてくれて最近仕事が捗る」と言ったとしよう。
スティーブが「あの医者が、力を貸して欲しいと言ったから少し出かけてくる」と言ったとしよう。
そして、【その医者の周りでばかり異能の暴走や、ドンパチ事件が起こるようになったという噂をヴェスは偶然知った】としよう。
……お前はどう思う。スティーブはいなくなったわけじゃない。ただ『親しい医者に力を貸しに出かけるだけ』だ
/*
いや、吐き出しきった感はあったんだけど…
まだか、まだなのか…(これ、無自覚なやつか…
(とりあえずおかゆっぽいやつ)
いなくなるわけじゃない、死ぬ訳でもない。
スティーブはただ『親しい医者に力を貸したいだけ』
【どんな内容の手伝いかはまるで知らないし、どういうことをさせられるのかもまるでわからないというのに】
スティーブが何も疑問に思わず出かけていったとしたら?
お前は…どう思う。
[ユウヅキの目は、ヴェスへと問いかけた。*]
/*
そんでユウヅキは同じことノエルにしたんだよもおおおおおおお(崩れ落ちる)(あの時の自己否定精神殴りたい)
/*
…………ヴェスやん、スティーブ信じ切ってるから、護衛のお仕事と同じ判断をしそう。駄目だぞ、ヴェス…! 馬鹿野郎…!
まあそのまま返事してユウヅキを怒らせよう(
/*
>>-550
(なんか、そんな気してた)
おかゆ、不味すぎ…て、
これが…スラムのドロドロ飯か…ってな…(うぇええ
まずいなら、追いかける
でもスティーブは そういう仕事よくしてたし
危険とか、分かる
馬鹿じゃない
[もう少し時間を置いていれば、或いは思考能力がある時なら、それが心配を主題にした問いだと分かっただろうが、依頼人の事情を問わず護衛をしていた過去のあるスティーブのこと、そのものとして返答を行った。
よって親しさの如何、危険度の如何は考慮されきれていない*]
大丈夫? 『何が』大丈夫なんだ?
[ユウヅキは間髪入れずに問いただす。
その目は相変わらずヴェスに問いかけたまま。]
スティーブは間違えないのか?
スティーブの判断は絶対に信頼できて絶対に間違えないのか? スティーブは1度として危険を犯さなかったか?スティーブはそんなに強いのか? スティーブはどんな相手でも絶対に勝ってお前のところに帰ってくるという保証があるか?
スティーブがお前の前から消える可能性は考慮にないのか?
[ユウヅキは吐き捨てた。それは過去の自分への侮蔑でもあった]
/*
>>-552
兵器じゃない方面希望しときたい(ぴょんぴょん!)
物語を投射する、ホログラム系でもいいなあ(
(スターウォーズのレイア姫がホログラムで投射されるようなああいう)
…ああ、ヴェス。この例え話には続きがあるんだ
何も知らないまま出かけていった『スティーブ』。
お前はしばらくすれば帰りが遅いことに気がつく。
そしてお前の言う通りに>>244 お前はスティーブのいったであろう場所へと追いかける。
追いかけた先では、
スティーブが異能を暴走させて暴れているだろうな。
理性の欠けらも無い、ヴェスを認識することも出来ない。
ただ獣のように暴れ狂い泣き叫び、苦しみ悶えながら他者を害するんだ。 ああ、それはもういい光景だろうな?
想像してみろよ、ヴェス。
警備隊だとか警察機構だとか特殊チームだとか、そういうもんに目の前で取り押さえられてるスティーブを。
目の前で自分の手の届かなくなる場所まで行ってしまうスティーブを。
ほら、スティーブは死んでない。
いなくなってはないぞ? ただ理性が無くなった獣に堕ち二度と会えないだけ。お前はどう思う?
[ユウヅキはまた問いかけた。*]
/*
6歳マインドに何という仕打ち(
対ユウヅキだから、何とか、対応しようどんどこどんで頑張ってるけどね…!(普段のメンタルを起こそうとしてる)
……
スティーブは、間違える時はあっても間違えない
危険でも……帰って来る
死なないし、生きててくれる
勝つ必要なんてない
逃げても……帰って来てくれたら、いい……
……スティーブは、スティーブなんだ。
[最後の言葉は最初の『何が』に対する言葉か。
静かな敵意が沸き起こって来る]
ユウヅキ…… っ
何が言いたい?
[自家中毒のような感情のそれをやり過ごし、双眸がひたり、ユウヅキに向けられた]
/*
*マーク無いけど、続きが上手く浮かばなかったので、一旦切り。
ガン泣きやでえ……。
とはいえ、一緒に死んでもいい感じマインドに思考がいってる感もあるな……(それはアカンぞ)
そうか。
[静かな殺意はゆるりと受け流す。
こんなことは慣れっこだ。慣れすぎた。]
ボクは黙らんよ。続きと行こうか。
[人の痛みの分からぬ者には、人の痛みを理解させねばならぬのだ。その適任は自分であると自負している。]
スティーブはスティーブ。その通りだ。
いなくなったわけじゃない。お前は何らかの方法でスティーブを助けられたとしよう。
では、スティーブが同じことを繰り返そうとしたらどうする?何度も、何度も。
お前の元から離れた全く知らない場所で勝手におかしくなっていくんだ。
何度も、何度も、何度でも。
お前はどう思う?
[ユウヅキの目に感情はなかった*]
……
[握った服から力が抜ける。そっと手を離して、]
……だよ、なぁ…
……
[なんとなく、そう言われるような。そんな気はしていた。]
………ん。
[ヴェスの問いかけ>>238。口を開くが、言葉は出ない。
どうにか、何か言葉を。探しているうちに、続けざまの言葉>>239。]
……そういうんじゃ、なく、て
[また、途切れ途切れ。コートの中で、瞳は揺れる。]
/*
徹底的に追い詰めてやれユウヅキー。
やれ、そこだー!(自PCに容赦は無い)
しかしそんな風に見られていたとは。>何度も何度も〜
いや、例え話かな。*
[被せられていたコートを頭から落とし。
まだ、ヴェスの腕がコートを巻き込んだままなら、コートは床に落ちることはない。]
……ヴェス…
[ヴェスの顔を見上げる。溢れるヴェスの言葉>>248を聞き、
名前を呼ぶ。ただ、慰めるような、そういった言葉は、かけなかった。]
……っ
[続いた問いに>>249。男も痛みを覚えたから。
ズキズキと。
また、ヴェスの服を、思わず、咄嗟に。
行くなというように、強く掴む。*]
[ユウヅキはヴェスを見つめる。
その目は探偵の目でもユウヅキの目でもない。]
『なんで』 ? 笑えてくるな
ここまで言ってもまだ分からんか?
貴様は無能か?ああいや無能だな、疑問形にすれば疑問符に失礼だ。
[ユウヅキはゆるりと答えた。]
お前の答えと『スティーブ』の答えが違うからだよ。
理解出来んか?今までの例え話の人物を『ヴェス』に変えて、スティーブに問えばこいつは全く違う答えを出す。
スティーブはお人好しだからな、お前のように純粋なまでに『ヴェス』に尽くす前に精神を壊して死に絶えるだろうな?
ヴェス、お前はスティーブに信用されてないんだよ。
[言い放った言葉は、事実とは関係ない。
それはただの推測、憶測、そして苦しめるための嘘。]
スティーブは、お前が出かける度にどこかで死ぬ可能性を考え恐怖し、お前が事件に巻き込まれるたびに無茶をしていないかと不審がり、お前の心になにか問題が起こればその心が崩れて消えてしまわないようひたすら祈り続ける。
スティーブは『お前が自分の元に確実に帰ってきて、またいつもと同じように笑ってくれる』とはこれっぽっちも考えてない。お前は全くもってスティーブに信用されていない。
理解出来んか?まだ理解は足りないか?
もっとわかりやすく言おうか?
『スティーブはお前にいつも通りに帰ってきて欲しいのに』
『お前はそんなこともつゆ知らずスティーブの知らないところで何かしら問題を起こしていて』
『スティーブは、いつお前が自分の日常を、自分の幸せを奪ってしまうのか、常に恐怖し続けてるんだよ』
[ユウヅキは言葉を紡いだ*]
/*
よっしゃめっちゃひどい事言ったったぞ!いったったぞ!!!今日の吊りはノイズ吊りでボクですね!!!(刺さったらごめん)
ごめんなさい……
……
ごめん
…………ごめん
[ユウヅキに、反論のひとつも無く、謝罪がこぼれる。
それはどこか、反響の無い言葉として]
……っ、ぁあ、あ……ああ……
…ごめんな… さい ……
あ、会わなきゃ、良かったんだ
お前に、こんな…… つらいの ごめん あ…っ……ぅ…
[コートを握りしめてか、どちらにせよ顔を伏せ覆い、泣き崩れる*]
/*
泣き崩れるとか書いたけど、立ったまま泣いてるやつですね。
折れるというか、ユウヅキの言葉そのまま受け取ったというか… ノーガードダメージ。
でも、ある意味合ってるのでは?と思うPL心。>>255
まあ…まあ…何とかなるやろ。多分。
/*
やりすぎた感やばい…やばい…やばみ…
スティーブ、セラピーいける?いやスティ以外に諭せるやついないんだけどさ(セーガがギリギリ?でも今フリーズしてる)
これ以上はユウヅキでは無理、動かせない。
/*
うわぁああ…!!ヴェスぅううう!!
い、いけるというか、スティーブ、絶対、ほおっておかないから…!
(が、スティーブにも結構ユウヅキの言葉刺さってるので、ちょいと待ってね。尚、PLは大丈夫)
/*
これ、スティーブ、ヴェスにまだ、ぎゅーされてんのかな?(コートは頭からは、落としてる。)
(顔覆ってるから、手離してるか?)
/*
後は……ユウヅキの反応ロルくらいかな…(
あれかな。ユウヅキはヴェスの精神状態知らないし、やりすぎても仕方ないやつということで。
でもこれ、あれだなあ……スティーブ気にし過ぎて、興味あることとかしたい事も出来なくなるやつ可能性が若干生まれるような(考え中)
>>-572
ぎゅーはもう無しにしてるよー。
コート持って、顔覆ってるかどうかは曖昧にしてる()
>>247辺りから力抜けて、>>251ではもう完全に手を離してると思う。
っ……!!!
[ヴェスの変化に、ユウヅキは目を見開く。
そして歯噛みする。ギリギリと奥歯が鳴った。]
……っ、なぜ…!!!
[理解せぬのか、理解出来ぬのか!!!]
[かつて『ここにいてもいい』と教えられて、もっと世界を見たいと彼女が言ってくれて。]
[ユウヅキにでさえ! それが出来なくなる恐怖を理解出来たというのに!!!]
巫山戯るなっっっ!!!!
何が、会わなければ、だ!!!!
何故貴様は!!!貴様の価値を理解しない!!!
貴様がいるだけで幸せになれる人間のことを考えない!!!
[ユウヅキは、ここでようやく初めて、激怒した。*]
/*
ユウヅキにきにできるのは!ここまでや!!!
ごめんなどうすればええか分からんくなってきたのだ…orz
ノエルの言葉出しちゃったけど…このくらいは…大丈夫かな…
と、いうとこで、少し離脱。
みんなが頑張ってくれたのに折ってしまって申し訳ない**
だって……スティーブが幸せになれないなら
会わなきゃ良かったんだ
そしたら 幸せでいた……そうじゃないの
[しゃくり上げ泣きながら、途切れ途切れに言う]
信用…されてない……
のに 俺のこと…… 気にして…
スティーブ 可哀想じゃん……
……、…、……
[後は言葉にならないまま、泣いている。
ヴェスがユウヅキ>>260から受け取ったのは『ここにいてもいい』とは真逆の意味。
そして、ヴェスはスティーブの幸せに必ずしも自分が居なくてもいいと考えている、その差だろう。
一緒にいたくても、スティーブが嫌なら、それならそれで……仕方ないものだ/我慢する辛くとも*]
/*
>>260の幸せになれる人間、で、梟人形を視る所に繋げられないかな?と思ってるなう。(妹ちゃんは少なくとも幸せだった、と過去系ではあるけれども、それは確かな記憶として見れる訳で)
話も進められるし、と。*
[『スティーブ』。例え話ではなく、自分の名前を出され>>254、男はびくっと反応する。]
……ちげぇよ。
[ぽつ、零した言葉は『死に絶える』にかかる否定。]
……っ
[『ヴェス、お前はスティーブに信用されてないんだよ。』その言葉に、目を見開く。呼吸が止まった。
そのまま、動かない。ユウヅキの言葉が、刺さる。
バクバクと心臓が、いつ止まってもおかしくないくらいに、うるさい。
でも。違う。何かが、違う。
でも、言葉にできない。]
………
[拳を、震える程に、強く握る。]
[ヴェスとスティーブが話をしている間、ハロルドはユウヅキの方へと移動し、その様子を見守っていた。
ユウヅキがヴェスへと語りかけ始めたなら人払いの役目を負い、レストルームの出入口を陣取る。
その場にいるだけで他の客は避けて別のレストルームへと移動していった。
雰囲気に変化が起きたのはそのすぐ後]
っ、 ユウヅキ。
[捲し立てるユウヅキに対し、制止するように名を呼ぶ。
スティーブからも制止があったが、ユウヅキは止まることがなかった]
ユウヅキ。
[激怒を込めて叫ぶユウヅキを、もう一度名を呼んで制止をかける。
彼の肩を掴む仕草も付随した**]
/*
ある意味「ナイトライン」ではすくえないものとしては、良い気はするかなあとは思うので、ユウヅキは気にしないでOKだよ。*
/*
ユウヅキが頑張ったの見ました……!
あとはヴェスティーブが頑張るターン!
その場にいるだけで避けてく他の客笑いました。
今のハロルドなら避けるでしょうけれど、ええ。
まさかハロルドがそういう役回りになるとは……ww
[やがて、落ちてきた言葉>>258
男は顔をあげる。]
………言いすぎだ。
『ナイトライン』
[そういうも、それ以上は彼へ何も言うことはできなかった。
コートは男が頭から取り払った後、床へと落ちているだろう。
男は、ヴェスを抱きしめる。
会わなきゃ良かった、その言葉に、
どこか痛みを覚え、傷ついたような、痛そうな表情をする。]
………ユウヅキ……
[激怒するユウヅキの声>>260に目を伏せ。]
……ありがとな。
お前は、俺が間違えないって、帰って来るって、
生きててくれるって。思ってくれてんのな。
ごめんな。でも、俺は、
やっぱ、お前が死にかけたりとか、危ない目にあったりとか。
死ぬかもしれないって、どっかで思ったり。
そういうの、何度も見てるから。
怖いんだよ。
生きてくれるって、分かってても、
怖いんだよ。
……俺は…俺より、お前が、幸せになるほうが、
ずっと、嬉しいんだって。
幸せになって欲しい奴が、そうなれないって。
俺だって、嫌だ。
[まとまらない言葉、ポツリポツリ]
…………ユウヅキの言う通り、
……俺は、お前がいて、
それだけで、十分、幸せなんだぞ。
[震えた声で、言葉を紡ぐ。]
……会わなきゃ良かったって、
言うなよ……*
/*
今いる場所は絨毯敷いてる部分だといいなあ(唐突な話)
>>265
ありがとな以降は、ヴェス宛で合ってるかな?(念の為
スティーブ……
……スティーブ
[『会わなければ良かった』そう過去があったならば、誰かを失う恐怖も、心配も無く、心安らかにいれたのだろう、という言葉]
う、うぅ……
[長いこと、言葉にはならない]
生きるって、言ったし……
分からないけど、生きようって……思ってるのに
……つらいよ、スティーブ……
[やはり涙が止まらない]
ユウヅキ、そんなこと、言って……無いじゃん……
……お前が居なければって……う、うぅ……
[言葉は滅裂]
俺は……
お前に
会えて
…かったって……、よかったって
……会って無ければ死んでた し
だから
スティーブ……
[全く言葉にならず、体を震わせスティーブに身を委ねている*]
っっ…はーっ、…はーーー…!
っこの…!!!
[自分の価値を理解しようとせず、簡単に折れて居なくなればいいなんて言うヴェスにさらに言葉を重ねようとする>>261]
『ユウヅキ。』>>263
[だがその前に誰かに声をかけられ、肩を掴まれる。
ぎっ…!!!とそちらを睨みつければ…そこに居たのは]
…! ハロルド…?! お前なんでここに…
…服、どうした、それ……
[今朝方落とした言葉をまたポツリ>>1:120。
そこにいるのは、姿は違うが間違いなく友人のハロルドだ。肩でゼーゼーと呼吸する。]
『………言いすぎだ。『ナイトライン』』>>264
[スティーブの言葉が響いた。]
っ………悪ぃ…また…『間違えた』…
ハロルド…あとで思いっきり…
ボクのこと潰してくれていいからな…
……落ち着いたら、また来る
[ふらり、とユウヅキはレストルームの外に出る。
呼吸も整わず、怒りもどこか治まりきらぬまま。平静に戻ろうと壁に寄りかかって座り込んだ*]
/*
メンタルが…! 泣き止まない……。(そして名前連呼)
時間経過させて落ち着かせた扱いで、次シーン行っても大丈夫ですからね……。
ユウヅキは、父には認められてはいたのかな…とは思うんだけど、ヴェスは、誰が認めても、一切自分の価値を認めて無かったからかなあ……。(差がどこで付いたのか考えてみるに)(pt不味いので反応無くてOKよ)
道楽 イルマは、ヴェスここまで読んだ。 ( B32 )
/*
兄さんは父さんには認められていたとおもうよ。
『可愛く、よく出来た、私の自慢の〇〇だ』ってね
〇〇の中身はご想像におまかせするよ。
兄さんが望んだのは『父親に認められるだけの能力』だから。その願いが叶ったからには能力がある限りは見てもらえてたと思うよ
─ ハイレートフロア・空きスペース ─
施設は…もうないんですよ。
物理的にと言いますか、こんな感じで。
[施設を怪しむリル>>187に対して声を落として答える。端末を取り出せば、瓦礫の山と化した建物の画像を見せただろう。]
ドームの管理なので組織として怪しいものではないはずです。
私があそこに配属されたのは3年ほど前ですが、少なくともあの時点では結構調べて就職しましたので。
[ドライから受け取ったドリンクを一口含んでから続ける。]
ただ、あの事件以来、正確に言うと私への仕事の連絡以降ですが、施設の所長と連絡がとれなくなりました。
本部にも何も連絡がいっていないみたいで…
あんなおちゃらけた人が悪事を働くというのは考えにくいのですが。
でも、さっきこのカジノでよく似た人を見かけたんです。
あれが本人だとしたら、ひょっとすると。
[ベルを使って事件についての情報を引き出し、何かを企てようとした可能性はある。*]
── 5年前:ヤシロ ──
ヤシロ?
[その言葉は唐突だった。
誰から聞いたのだろう、案内して欲しい>>0:228との話]
……はあ。
東洋系の地域をか。
確かにヤシロとか言うのあるけど。
まあいいけど。
今日もスティーブは護衛か?
[不在>>0:359と聞けば、スティーブを誘うことなく、そのまま中層のとある場所>>0:420>>0:424へと足を踏み入れた。
辺りには【SC4ドーム】由来の建築のような形が見える。
そのうち、目的の場所を見つけた。
鳥居を潜り、注意書きや手水場で興味深そうな反応を見せる同行者へ対し色々と話したり、一頻り、境内にあるものを見回った後、店らしき場所へと向かう]
[並ぶ布人形を覗き込み説明書きの紙>>1:56を読んでいると、横から金髪の同行者がまた覗き込んで来る。
その梟人形を見ていたのは偶然だったかもしれないが]
その人形気に入ったのか?
ハ、……欲しいなら買ってやるけど。
あ〜、うるっせ。
口ぐらい悪くなるって……。
昔とは違ぇんだよ、ばぁか。
姉面されても困るし。
[フリーランスで駆け出しの頃や10代後半の頃は、まだ可愛げもあったが、この頃となれば悪態も叩けるような態度を身に付けてしまっていただろう。
フン、とした態度は、いや、”姉”からすればどんな態度でも行動でも、可愛げのあるものだったかもしれないが]
[帰り道は歩いて。
スラム街へと送るように向かう。
仕方なしに、或いは昔からよくしていたからか、手を繋いで、人混みで逸れぬような意味合いもあったが]
名前……
梟で、福がどうこう書いてるから、フクでいーじゃん。
[ふくふくもしてるし。
命名理由はそんなところかもしれないが、それならそれで、かなりの単純さもあったろうか*]
─ ハイレートフロア・空きスペース ─
物理的……これは見事に。
[瓦礫の山>>273を見せられて、あの事件の時に巻き込まれたのかと悟った]
ふむ、連絡が取れなくなったのは事件の後か。
色々憶測は立てられるが、ここで見たと言うなら、探して聴取するのも手だな。
何もなければそれで良い、何か企んでるなら止めなければならない。
その所長の画像はあるか?
[善は急げ、と探す心算で問いかける*]
[ヴェスを抱きしめて、めいわく?といい、
謝罪を繰り返すヴェスに、んなわけねぇだろと、首を横に振る。]
うん…
[何度も名前を呼ぶ声>>268に、答える。
落ち着かせるように、ポンポンと背を軽く叩き。]
……うん。そうだな。
お前は、ちゃんと生きてる。
生きようとしてる。
俺が悪かったから。ごめんな。
[滅裂な言葉に、ひとつひとつ返していく。]
あー…じゃぁ、言い直すか。
俺は、お前ががいるだけで幸せになれる人間なんだよ。
─ ハイレートフロア・空きスペース ─
え?画像ですか?私の端末にはデータはないかもしれません。
なんせ、あの人の写真撮ろうなんて考えたこともなかったので。
…あ、でもうちの施設のホームページの履歴を辿ればもしかすると。
[そう言って端末から管理者権限を行使して施設のデータベースへとアクセスをする。所長のプロフィール写真を掲載した記事を発見すれば、リルへ見せるかリルの端末へデータ送信を行うだろう。]
あの、私も探してみます。
ちょっと髪型も変わってましたので、自分の目で確かめるのが手っ取り早いと思うんです。
見つけたら必ず念話で連絡しますので。
[そう言えば、メインホールへ向かって歩き出そうとする。]
あ、ヴェスさん戻ってきたら…
ブラックジャックを遊びに行ったぐらいのことを言っておいてください。
あんまり心労をかけるのも申し訳ないので。
[一度立ち止まると、振り返ってリルに告げた。]
やっぱり高いヒールって、歩きにくいなぁ。
[今転べば隣には誰もいない。募る疑念を抱えながらゆっくりと急いだ。*]
/*
レストルーム組、お疲れ様です。
ヴェスとスティーブのやりとりを見てなんだか安心しました。
リルお付き合いありがとう。
ポツポツ書いていきます。
/*
>>-590ベル
先にこちらをお返事。
了解、それじゃあ後はそちらで、かな。
必要あれば駆り出しても良いので(特にドライ)。
こちらこそお付き合いありがとう。
一緒にいろよ。
お前は、俺に必要なんだよ。
お前がいるから、俺はちゃんと幸せなんだ。
お前が幸せなら、俺も幸せだ。
[そう言って。]
だから、もっとたくさん、甘えていい。、
好きなことして、セーガとかとさ、
いろんなとこ行って。
お前が笑って、生きれる未来。
俺は、見てみたい。
[抱きしめた身体を離し、ヴェスの目をみて、
それでも笑ってみせた*]
─ ハイレートフロア・空きスペース ─
それもそうか…。
もしあるなら、で構わない。
[端末にはデータはないと言われれば、自分もそうだ、と納得する。
ホームページの履歴を、と検索が始まりデータが転送されたなら、礼をベルへと告げた]
あぁ、そちらが見た方が確実だろう。
もし何か企んでいるようなら、何をしでかすか分からない。
用心はするんだぞ。
[連絡についても承諾し、移動を始めるベルを見遣る]
分かった、ヴェスの方は任せておけ。
[頼まれ事は二つ返事で受けた。
メインホールへと向かうベルを見送る]
さて。
「行けば良いんでしょ?」
分かってるじゃないか。
[ドライの言葉に、ニッとリルが笑う。
リルのチームは基本部下が動きリルが動向を把握すると言ったスタイルだ。
ここにドライしかいないならば、彼が動くのが道理なのである]
連絡は端末で頼む。
寄り道するなよ。
「分かってるって」
[ひらと手を振るドライを見送り、リルはその場で待機する。
フィーアと合流し、ヴェス達が戻って来るのを待つためだ*]
/*
>>-593
OK。
>>283の前に、泣き止むまで抱きしめられてた様な描写いれても大丈夫? …と思ったけど、そのままレスした方がいいかな…少し考え中。
[それでも、長く時間は掛かっただろうが、やがて落ち着き、話せる状態に戻って来る。
泣き止むまでは、スティーブの肩を貸して貰っていたか]
……わる…い
も、 おさまった
[大丈夫とは一概に言えないが、話したり動いたり出来る程度には回復する。
目元は濡れたままだろう。
スティーブが開放するようなら、洗面所で水を出し、今一度、顔を洗う]
ひどい…顔……
[鏡を見て、呟く。
ティアドロップのサングラスはひとつしかない為、ちらりとスティーブを見て、手でいらう。
スティーブからすれば、そのアイコンタクトで、使う?みたいな意味合いが受け取れるだろう]
/*
ハロルドがこの格好なのにユウヅキが気付けたってことは一度は顔を見せたことがあるのかね。
見せろと言われれば見せるし。
ー レストルーム外 ー
…ーーーっ、くそったれ…っ!!!
[壁をガッ!!!と殴る。 それは理解してくれなかったヴェスへの怒りか、それとも過去の…いや今でもまだ抜けきれぬ自分の愚かさへの怒りか。殴ったところの皮膚が破れ、血が溢れてきた。血を止めることはせず、はぁぁぁーーー…と蹲る]
やな癖だよ…ほんっっっと……
[父に認められるための技術は、人を傷つける技術。父一人に認められるための力は、誰かの笑顔を絶望に変える力。
抜けきれない身体のくせが出たのは、 こんな服/尋問官時代の服 だからだろうか]
…………ーーーっ…
[すう…はあ…すう、無理やり深呼吸して呼吸を落ち着けさせる。 少しはクールダウン出来た。]
……ハロルドの…話、ききにいくか。
[なんとか立ち上がり、ユウヅキはレストルームの入口近くにもたれかかりハロルドの話を聞こうとするだろう*]
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>>218用意はしてるけど、移動割愛で、普通にさくっと視た扱いで、その反応+リル・フィーア合流がいいかな?
重要ポイントだけやって、時間短縮出来る所は短縮しよう。
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>>-598イギー
先にそちらで描写してしまっていいよ。
こっちが合わせる形で。
アタシがやれることは少ないからね。
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ちなみにユウヅキを苗字で呼んだのは、呼んでくれって言われたのもあるけど、"ユウヅキ"じゃないからですね。
だから、最後のユウヅキの言葉は"ユウヅキ"って言ってました。
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>>-601
>>-598は、スティーブへの提案のつもりもあった。主語無し失礼。
移動とかの部分無しで、さくさくやろうぜ。
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セーガ>
イギーの去るシーンなんだけど、言葉は交わさず、去っていく所だけが見える系を予定しているんだけど、それでも大丈夫かな……?
イギー>
イギーがウォッチャーになった時点で元々言葉は交わせなかったんだから、大丈夫、だよ。
イギーがちゃんと、『帰れるところ』に帰れたんだって、俺、知れたら、それだけで満足。
/*
期間限定ウォッチャー(
ん。了解だよ。
じゃあそこだけ、先に落としておこう。
>>-608
ユウヅキに褒められたことは、ヴェスは無いな。と思ったけど、そういえば事件解決の時(BtB2のエピ病院シーン)は、お前のお陰だみたいな話はしてたっけ。
─ ハイレートフロア・レストルーム ─
[しばし待てば落ち着いたのか、ユウヅキが入口近くへと戻って来る>>293]
……ヴェスは今、不安定な精神状態だ。
考えたことがぽろぽろ零れてくるような、思考の自制も効いていないような状態なんだ。
抑えなく思考が零れる分、向けられた言葉もそのままに受け止めているように思う。
言葉の裏にあるものを読み取れない、そんなイメージだな。
[後半は今のやり取りを見て思ったこと。
ハロルド視点での推測になるが、分かっていることをユウヅキへと告げた]
普段なら、お前の今の言葉も届いたのかもしれないがな…。
[『間違い』というよりは、知らぬが故に引き起こされたことだと。
そう示唆するように言葉が紡がれる*]
─ それは少し先の何時かの、偶然 ─
[それは落下地点へ、セーガがまた訪れた時のこと。
もしかすると、セーガ以外にも、セーガが誘っていれば誰か一緒に来ていたかもしれない。
青空の下、辺りは荒野と岩山ばかり。
そうして雑談なり辺りを見ていれば、視界の中にふいに影が見えただろう]
[ぴょこ]
[小さな影。
何かが後ろにいる。
しかし、振り返ろうとした時には、その影がとても大きくなり、そしてそのまま影は空へと向かってゆくだろう。
そして、見えたとしてもそれは逆光だ]
…………。
ヴェスの状態は分かった。とりあえず先に出てる。
今顔を合わせたら、ヴェスの調子がまた悪くなるかもしれん。
…ハロルド、すまんな。 ありがとう。
……だがこちらも配慮が足りなかったのは事実。
……もう少し、気をつけて、見るさ。一応。
[そう言ってレストルームから離れていこうとするだろう*]
[男が語った言葉に、ヴェスは泣き笑いを浮かべる。
頷く言葉に、]
……はは…
[嬉しそうに男も更に笑みを深め。]
………っ
[また泣き始めたヴェスに肩を貸す。
力を込めて抱きしめる。]
/*
違うな、時系列がズレる。
多分イギーがいるんじゃないかって何度か通ってたんだ
(BtB3時点エピ時点でユウヅキとセーガは出会っていない)
おけ、みんな来ていいと思う
……ん。
大丈夫か?
[おさまった、と言えばヴェスから手を離す。]
……
[チラリとこちらを見るヴェスと目が合う。
男はその様子を見て、苦笑いを浮かべ。
お前が使えと、首を横に振り。]
お前のが…ひでぇ、、よ……
[ふと、男も鏡を見れば、その顔の酷さに、うぇっとした顔を浮かべ。ヴェスに続き、顔を洗った。]
分かった。
…俺はずっと彼らの傍にいるわけにもいかない。
見守ることも、手を貸すことをしてやれもしない。
だから……頼む。
[先に出る、と言う言葉<<298に是を返し、次いで託すような言葉を向ける。
ヴェスの状態をユウヅキに伝えたのは、誤解を解く他に彼らのことを頼みたいという意味合いもあったからだ。
状態を正しく知る者がいれば、導くことも可能だろうから、と。
ユウヅキならば、と思ったのは、彼が『変われる者』だと分かっているから。
レストルームを離れていくユウヅキはそのまま見送る態*]
[不意のありがとう。の言葉に、少しだけ、驚いた表情。>>292]
……いや、……あぁ。
[照れるような素振りを見せ]
……ん。
さっき言った、リーナの最期。
聞きに行く。
ヴェス…その……聞けるか?
[付いてく、という言葉に、男はそう返し、
目を逸らして、また戻し。]
いや、まぁ、聞いて欲しいんだけど、さ。
[言いにくそうに、そうヴェスに言う。
ともあれ、共に記憶を聞きに向かうだろう。*]
─ それは少し先の何時かの、偶然 ─
[もきゅもきゅと、サンドイッチを頬張りながら落下地点の様子を眺める。購買のオバチャンに買わされたサンドイッチはまたしても5人前。 やっぱり1人じゃ食べきれない]
……食べる、の、手伝って…
[誰かがそばにいたならばそう言って配っただろう。]
[ザクザク、ザッザッと落下地点を歩く。
やっぱり『ホシ』なんてものは落ちてない。落ちていたら持って帰ろうと、スティーブから買った鳥かごを持ってきたのに。残念。]
…あのね、俺、ここに、ホシをさがしに、きたんだ。
落ちてて、キラキラで、それで…ホシには、願いを、かけるって
[誰に語っただろうか、その言葉。
稚拙な言葉であの時の動機を語った。]
―閑話―
[レストルームを出る際、または、違う場所でか、
ハロルドとユウヅキに二人と顔を合わせることがあったら。]
……ありがとうございました。
ヴェスを一人にしないでくれて。
[男はハロルドには、そう礼を言い、
ユウヅキには]
『ナイトライン』はやりすぎだったけど、
ありがとな。"ユウヅキ"
[そう、礼を言うだろう。*]
─ 少し先の事:中層 バー ─
[オークション会場が解放され、臨時ディーラーは終業となった。
それからどの位の時が経っただろうか。私服に着替えたイルマはカジノを出て、行きつけのバーに顔を出した。
がやがやとにぎやかな店内を通り抜け、カウンターに腰かける。]
ドライマティーニにハバネロを添えて。
でもその前にお水が欲しいです。
[たまらなく喉が渇いていた。口を湿らせるでは足らず、注がれた水を一気に飲み干した。
と、横から話しかける者がいる。]
これはショーさん、お久しぶりです。
[情報屋のショーだ。賞金首を探す時、たまに世話になっている。
彼が隣に腰かけるのにはちらと目を流すのみで、ぼんやりと注文を待つ。]
[やがて、薄い白で満たされたショートグラスにハバネロが入ったカクテルが出された。普通はオリーブを入れるところだが、この店のものは特別だ。
グラスを口に寄せる。薬のような香りを吸い込んで、それから一口。冷たい液体を少し口の中で遊ばせて、のみ下す。少しピリリとした味わいの後、口に喉に熱さが広がっていく。]
……ふぅ……。
[一息ついて、ショーに視線を向けた。]
今日の事、聞きに来たのでしょう。
[ご明察、と言葉が返る。イルマは口元に三日月を浮かべた。]
でも、私から話せる事なんて、
きっと警察から公表されますよ?
[オークション会場を警備していたCoc配下達も例外ではないだろう。怪盗を追ったもの、逃げたもの、動向は様々だが、いずれにせよ警察のお世話になるはずだ。]
[しばらくショーの隣で酒を飲む。
頬がうっすら赤く染まってくると、段々と舌がなめらかになってきた。]
……あぁ、そうだ。
ちょっと、愚痴を聞いてくださいよ。
[口を尖らせ話すのは、Cocの拠点に潜入した時のこと。]
怪しげな金庫に入っていたいわく付きの金属。
調べてみたら、なんだったと思います?
[マドラーに手を伸ばし、かちゃかちゃと空いたグラスをかき混ぜる。ショーがお代わりを頼んでいるのを横目に氷を一つ口に放り込んだ。]
……パズルですよ、パズル!
[イルマはショーの方へ身を寄せて、低い声で告げる。]
組み立てたら前文明の兵器が蘇るパズルです。
[ショーの反応を見て、イルマはくすくすと笑い声をたてる。]
っふふ、流石のあなたも驚きました?
違いますよ、本当は兵器なんかじゃないんです。
『彼ら』はそう思っていたみたいですけれど。
[頬杖ついて、夢見るような表情になる。]
あれはね、誰かの希望を閉じ込めた箱なんです。
歌姫の姿と声を閉じ込めた箱。
あの金属はそれぞれが再生装置の回路だったんです。
[最初のサイコメトリーでわからなかったわけだ。イルマは金属の種類について調べたのだから。
トーンを落として続ける。]
わかっていたら、あんな奪い合いも、
今回の事件も起こらなかったかもしれませんね。
……ふふ。
信じるか信じないかはお任せします。
[にこり、三日月を浮かべる。]
[それから口を尖らせた。]
でもね、あーぁ。
私、組み立てたかったです。
[一人で潜入しなかったために、金属を持ち帰ることはできなかった。
少しの間、『希望の箱』に想いを馳せイルマは口を閉ざす。]
……よし。帰ります。
ごちそうさまでした。
[ちゃっかりと伝票をショーに差出す。彼は苦笑しながら受け取った。]
また、よろしくお願いします。
……おっと、忘れるところでした。
[最後に頼んだハバネロを一口かじり、イルマの顔は一気に赤く染まる。]
……何度食べても辛い……
でもこれがくせになるんですよね。
それじゃあ、また。
[手を振り、イルマは店を出る。]
今日はだいぶ、面白い一日でしたね。
[空を見上げ、イルマは笑う。
頬を朱に染め、ふわりふわりと気持ちよい家路についた。]**
[再び、泣くだろう。
恨みもせず、憎むことも無かったけれど。
悲しみに、暮れ伏す]
[何時フィーアが去ったのかなど、分かる筈もなく]
[動けない状態だろう*]
……ん。
分かった。
ありがとう。
[聞かないと いけないと思うし。という言葉。
ヴェスの言葉に>>307
そう言って、]
『リル、終わった。今から行く。』
[そう、念話でリルへと、終わったことを伝えた。]
/*
大丈夫大丈夫。セーガだけ少し早く振り向けた、ていうのでいいと思う!
被らないように、スティーブに飴1つ投げておいた方がいいかな?(リルから辺りかしらん?)
そして今回活躍しなかったショーさんが、ここで大活躍。イルマのソロルも素敵だぞー(やんや)
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