情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新
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[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
後に【バグ・シング襲撃事件】と呼ばれることになる事件は終了した。
それは、長い長い一日の出来事であり収束を見たのは夜遅くであった。
夜が明け、曙光がドームに投げかけられる時刻。
襲撃災禍で起こった余波の騒動(暴動)はまだ完全に収まり切っていなかったか。
この日から暫く、住人は街並を取り戻す事に集中するだろう。
それは暴動賞金首の懸賞金を得るチャンスと再生ラッシュ期間でもあった。
尤も、被害は大通り一本分の地域に集中しており、
ドーム全域では被害が薄い地域は多く全く被害が無い場所もあったかもしれない。
1人目、耳利き ショー がやってきました。
耳利き ショーは、村人 を希望しました。
これにて一件落着、ってか。
[襲撃事件の熱狂にある意味商売あがったり/けれども情報散布はお手の物。
噂話はピンからキリまで、集めて語るは、この男。
与太話から、何でも話は取り揃えてますさあどうぞ]
企画:kkr
音楽:Ur Love music.
thx.Charactor/Player, RoM, and Master Melonko.
ここは、ネオン渦巻く欲望の都市 ─── P13ドーム。
騒動や事件が日常茶飯事となっているドームで起きた、大きな事件。
後に【バグ・シング襲撃事件】と呼ばれる騒動はドームの住民達の活躍により、大きな被害を受けながらも解決を見た。
その爪痕はまだ見えるものの、異能やサイキック能力を持つドーム住人達は、それらを物ともせずに、今日も欲望のまま生きてゆくだろう。
【自己紹介テンプレート】
※自己紹介が長くなる場合、表ログで一度全て書き、短縮版を自己紹介メモに記載するのを推奨します。
■希望役職:(役職希望はメモへだけ記載して下さい)
■名前:
■所属:(自分の立ち位置、所属など)
■能力:
■武器:(あれば)
■経歴:
■NG事項:(何かあれば)
■PLより:(何かあれば)
【プロローグ中の注意点】
プロローグの時間軸は、
BtB3の次の日〜大体1・2週間までの間となります。
そしてプロローグ中は、
「BtB3継続キャラクター」は、BtB3の後日談をRPをする事が出来ます。
★ログの時系列が混線することが想定されますので、
混乱避けの為に、ロル冒頭には必ず「BtB3(バグ・シング襲撃事件)」から何日後であるかの時間表記を、書くようにお願いします。
(例)
─ 事件より3日後 ─
─1週間後/公園─
新規キャラクターの方も、
混乱避けの為、ログ冒頭の時間表記をお願いいたします。
【最後に】
後日談RPと日常RPの村ではありますので、カジノも智狼役の事件も、
行きたい人やりたい人はRPしていい、くらいのゆるふわでいます。
全員がしたいことをしながら、楽しめる村になるよう、願っています。**
村の設定が変更されました。
2人目、氷星の瞳 セーガ がやってきました。
氷星の瞳 セーガは、おまかせ を希望しました。
ー 事件解決より一週間後 下層区域のどこか ー
……ーーー……まいど。
[表情のない青年が、バイクに大量の荷物を積み配達していく。必要最低限の対話とやり取りを済ませるとすぐにバイクに戻って配達の続きをする。]
ーーー……ーーー…
(よかった、ちゃんと、まいどって、いえた。)
[小さく安堵のため息を吐き、バイクを走らせながら周囲の建物を見やる。被害に遭った大通りからは離れた区域のためか大きな被害は見受けられない。]
……ーーー………
[事件の事などものともせず、人々は今日を生きる。
青年もまた仕事を続ける。ほんの少しだけ上を向いた、かつてとは違う前向きさを持って。**]
■名前:セーガ
■所属:フリーランス(下層区域・運送会社)
■能力:凍結能力
■経歴:
19歳。運送会社でクール便配達を担当している。
『バグシング襲撃事件』において奔走したものの一人であり、事件によって得た出会いから制御できていなかった凍結能力を制御できるようになる。
『兄』を探しているが、母親は9年前に他界しており詳しいことは赤子の頃の兄の写真でしか分からないため未だ見つかっていない。
人目を避ける生活を続けていたため非常にシャイな性格で、言葉数も語彙力の無さから非常に少ない。また表情も変わりにくいところがあるためよく勘違いされる。
本来の瞳の色は銀色だが、能力を使っている状態だとチップのようなオレンジに、更に出力を上げると赤色に変わる。
■NG事項:特になし。
■PLより:BtB3より継続です。よろしくお願いします。
/*どーも、俺です。 一番槍は頂いた(2回目)
こんかいはリアルや『兄さん』との兼ね合いもあり、かなりゆるくなるとは思いますが…
前回の反省を活かしてですね、頑張りたく思います
/*………。
俺はいますよ。
ゆるふわしにきたんですからね。ゆるふわふわしてればきっと誰かが入ってきてくれますよね。
俺は多くの方のご参加を心よりお待ちしています。
ー 事件解決より一週間後 下層区域・公園 ー
……ーーー……ふぅ…ーーー…。
[配達を一通り終え、昼食のために休憩がてら公園へと立ち寄る。ベンチに座るとスゥ、ハァと呼吸を整えた。 今日はわりと頑張って対話したような気がする。]
〜〜回想〜〜
『どうも』
『さいん』
『まいど』
〜〜回想終わり〜〜
………ーーー………。
[少し遠い目で、うんうん、頑張った。と1人で頷き懐から昼食のサンドイッチを取り出す。
仕事中は能力の関係上コートを羽織っているのだが、コートの内側はわりとモノを収納しやすい。オマケに能力のおかげコート内は冷えきっており、見事人間冷蔵庫の完成である。]
[買ってくるのは、運行会社の倉庫がある倉庫街の売店でいつも売っている1番安物のサンドイッチ。もっといいもの食やいいのにと上司には呆れた顔をされるが、セーガはこのサンドイッチが気に入っていた。]
………ーーー……ーーー。
[もきゅ、もしゅ、もしゃ。 ゆっくり咀嚼する。
ベンチの隣を少し見やった。誰も座っていないベンチをぼんやりと見ながら、サンドイッチの味を噛みしめる。]
(……あったかいね。
きみも、たべて、あったかかった、かな。)
[思い出すのは、荒野で出会った小さな小さな来訪者の顔。
物理的には冷たいサンドイッチを、青年は暖かい気持ちで噛みしめていた**]
/*兄さんを呼べるのは明日以降かね。
色々まとまりきらんし、なによりこの状況で兄さんと出会っても出会い方も別れ方も最悪になる気がする。
基本はコメディタッチ。コメディタッチでいくんだ。
シリアスなんてなかったんや。シリアルにして食ってしまえくらいの感じでドリフするんや。
3人目、生きる者 スティーブ がやってきました。
生きる者 スティーブは、おまかせ を希望しました。
―事件解決から一週間後:スラム街―
[ドォーン!!パァン!
男が生まれ育ち、住まうスラム街へと辿り着けば、何かが崩れるような音と銃声と、喧騒。
銃声に、男は顔を顰め、少し頭を抑える。]
『スティーブ!そいつ捕まえてくれ!!』
まぁた、巻き込む…っ!
[と、言いつつも、走ってきた男の足へと、自らの足を引っ掛け、見事に顔面スライディングを相手は決める。]
『賞金首のくせに大したことねぇなぁ』
[ニマニマとしながら、派手にころんだ、"賞金首"へと手をかけるのを横目で見、
男はそのままその場を離れる。]
『ん?何処行くんだよ』
[ピタリと、男は足を止め、顔だけ振り向き]
用事があんだよ。
[そう言って、男はまた前を向いた。]
■名前:スティーブ(名字はなく、本名もない)
■所属:スラム街在住の商人
■能力:左手で触れた空間と、見える範囲の任意の空間を入れ替える。
・空気や液体も触れている対象にはなるが、人間や動物は交換対象にならない。
・一度発動させると一定時間能力が使えない(塵やホコリ程度なら1秒以下、小石なら3秒など。)
・交換ができるのは、手で触れる範囲のみ。
壁などの大きなものを対象にした場合、その一部のみ交換される。
■武器:とある機械(実はバグ・シング)の部分パーツが組み合わされた棒。普段は持ち歩くことはなく、バラバラにしてある。
■経歴:28歳〜31歳。5年前までワケアリ専門の護衛業をやっていたが、不在時、妹が何らかの事件に巻き込まれ死亡したのをきっかけにやめ、現在は拾ったものを修理して売ったり、または修理を請け負ったりして、生計を立てている。買い取りも行っており、良くスラムの子供たちがいろんなものを売りに来る。
なんでも扱うが、武器を嫌い、武器だけは取り扱わないし、持ち込まれれば、その場で分解してしまう。
妹の事件から武器に恐れを抱き、怖がる素振りがある。
『バグ・シング襲撃事件』により、『死なない』ではなく『生きる』ことにした。
その後、今まで考えないようにしてきた、妹が何故死んだか。本当は知りたいという自らの気持ちを受け入れ、それを知ることを決め、追うこととなる。
■NG事項:グロは平気ですが、エロはできません(見るのOK)
■PLより:BtB3継続PCです。よろしくお願いします!
―事件解決から一週間後:被害残る下層の通り―
[一週間前に起きたバグ・シング襲撃事件。
それは、ドームに爪痕を未だ残す。
といっても男が歩く道は特に被害が甚大だった箇所ではなく、
ここの被害はその騒ぎに乗じて起きたドンパチによるものであった。
向かうのは、警察である知人のもと。
伝えたのは、"頼み事"。
5年前、妹がなんで、どうして、死んだのか。調べて欲しい。]
[そして、それを伝えた後の帰り道。
ガシャ、ガラン。パキン。
瓦礫が多く歩きにくいであろう道。
特に歩きにくそうにするわけでもなく、男は進む。
たまにパラパラと崩れかけた建物から落ちる細かい破片などには、少しだけ歩みを止め、頭上を見上げ、そしてまた歩く。]
生きる者 スティーブは、智狼 に希望を変更しました。
/*
いきなり自己紹介文ミスってる…!
考えないように、じゃなくて振り返らないようになんだよな…!何が違うのと言われれば、説明できないんだけど!
ー 事件解決から一週間後: 下層区域・公園 ー
……ーーー……ーーー……
[もきゅもきゅ、もぐもぐ、もくもく。]
[ゆっくりゆっくりと食事を続ける。食事をすること以外何も考えていないかのように。
……実際には倉庫街まで戻り次の荷物をどういう順番で運ぶか考えているのだが]
………ーーー………
[公園にある噴水を見やる。きちんと水は流れ飛沫を上げている。目をそらす、少々心当たりがあるもので。]
………ーーー…
[その心当たりから、『あの日』に何が起こって、どんな結末を迎えたのか。記憶が録画されたテープのように脳裏で再生される。]
/*
スティーブの銃声の幻聴はヴェスが生きることを決めてくれたから、二発から一発に減ったことにしようと思ったんだけど、なんかもう聞こえなくなっても良い気もしてきたな…。聞こえるようになったきっかけがBtB2でのしないはずだった銃声だしなぁ。
ー 回想 : 事件解決の翌日の話 ー
[中枢区域での出来事のあとのことは正直ハッキリとは思い出せない。機械生命体『タリア』を止めるために動き、生まれて初めてエネルギーがすっからかんになった。
しばらくはタリアのコアが変な動きをしていないか警戒していたが…気づけば意識朦朧状態、次に意識がはっきり戻ってきたのは防衛戦線本部の医療施設の中だった。]
[中枢でなにがあったのか、どうして中枢にいたのか。
いろんな人に訊ねられたが、青年は首を横に振った]
『わからない』『よく覚えてない』『知らない』
[それは半分嘘、半分本当。
あの日に起こった出来事は、セーガの脳が理解するにはあまりに怒涛の展開であった。どうしてあんなことになったのか理解出来ぬ故に、彼は下手なことは言いたくなかった。]
ー 事件解決から一週間後 : 下層区域・公園 ー
………。ーーー……ーーー……。
[そして全てが終わり、あれだけ大混乱の中にいたドームはもう既に復旧作業が着々と進んでいつも通りのドームへと戻りつつある。 彼らの逞しさにはセーガも少し驚きのため息をつく。]
………ーーー……ー…。
…そろそろ、仕事に……
[サンドイッチの包をクシャりと潰して立ち上がる。
休憩時間は終わり、ということで彼は下層区域を通って倉庫街へ戻り配達の続きに赴くことにする。**]
/*
多分、事件の後、ヴェスから離れない気がするし、それから何度も顔見に行くんだろうなぁって思うんだけども、それ描写していいだろうか。入ってくるの待ったほうがいいか悩む。
/*
そんで、顔みたら、すっげぇ眠くなりそうなんですよ。この人。
あと、妹の事件知りたいっていうの、リルより先にヴェスに話しそうな気もするんだけど、しばらく眠くて話すどころじゃなさそう。
4人目、特殊チーム 『影身』 がやってきました。
特殊チーム 『影身』は、おまかせ を希望しました。
─ 事件解決〜1週間までの間 ─
[特殊チームに逮捕された『死神』は身柄を拘束され、余罪を洗いざらい吐かされていた]
そこまでしなくても嘘なんてつかないよー。
忘れてるのはあるかもしれないけど。
[飄々としている『死神』に課せられるのはサイコメトリーによる記憶精査。
『死神』が持つ罪状は、不法侵入、殺人未遂、殺人。
それらがいくつも積み重なっている。
通常であれば実刑確実なもの。
だがそこにいくつかの思惑が差し込まれた]
[一つは『死神』がマシンハッカーであり、先の事件で機械生命体と接触していたこと。
一つは暗殺された者達の中にドームの害となる者達が含まれていたこと。
逃走の意思が全く無いことも加味されたかもしれない]
困っちゃうよね。
もう暗殺業じゃあ生きる実感得られないんだもん。
機械生命体くらいの敵意がなきゃなぁ。
[『死神』自身が機械生命体との接触を望んだのもあるのかもしれない]
[そんな紆余曲折の後、『死神』の身柄は特殊チーム預かりとなった]
─ 事件解決から一週間後 ─
[復興作業が続くドームを、フードを被った人物が悠々と歩く]
雑用は良いんだけどさー、これ雑用じゃないんじゃね?
[むしろ正規の仕事だろうに、と命じられた任務に対して首を傾いだ。
声は喉元の通信機を通して監視者の下へ]
ボクまだ試運用中だよ?
[『死神』は特殊チーム預かりとなった後、隊員として認められるための試運用期間に入っていた。
名も『影身』へと変え、姿も本来のものとなっている。
単独行動も可能だが、監視と査定のために必ず誰かが遠隔で確認することになっていた]
まー良いけどね、見つければ良いだけだし。
[命じられているのは散じた機械生命体の欠片の回収。
例の事件で分割した襲撃者の欠片はほとんどが特殊チームにより回収されたものの、それを擦り抜けたものもいくつか存在している。
その回収が今回の『影身』の任務だ]
大体はマニアかアングラかかな、そう言うの確保してそうなのって。
てゆっかさー、君にも出来るよね同じこと。
ボクの必要なくない?
[愚痴めいたことを通信機の先へと伝えると、「俺様の仕事は君の監視だからね」と言葉と笑いが返って来た*]
■名前:『影身』(シン)
■所属:特殊チーム(試運用中)
■能力:マシンハック、影操作、影同化、影変化、千里眼、他
■武器:仕込み機器、影
■経歴:『死神』の名でドームを騒がせた元犯罪者。バグ・シング襲撃事件の際、独自の理念から襲撃者に加担し、特殊チームに逮捕された。
紆余曲折の後、現在は特殊チーム預かりとなり隊員加入に向けて試運用の真っ只中。単独行動も可能だが、その場合は遠隔での監視がつくことになっている。
影により姿を変えることが出来、以前は変装した姿で過ごしていたが、今は本来の姿で過ごしている。変声機で声を変えることも可能。
中性的な外見と声をしており、年齢性別不明。思考は子供のようだったり大人びていたりと様々。背は160cmほどと低め。
個としての名前を持たず、通り名の『影身(エイシン)』または「シン」と呼ばれることが多い。
■NG事項:感情・思考の確定
■PLより:姿も名前も違うけどBtB3の継続です。よろしくお願いします。
/*
自己紹介で文字多すぎるって怒られたん…。
どうも、『死神』ことろこあです(あれ
特殊チームへ転身おっけー頂いたので、こんな感じに。
(だいぶぼかしたけど)
お試し中です。
グラがおっさんだけど(髭ある気がする)、中性的にしてやんぜ。
尚、女性疑惑がある(
/*
通り名決めるのに「影」について調べたら、宗教における影に「夢や想像に現れる死者などのイメージ」があったり、心理学における影に「影の現象は、宗教的に重要な意味を持ち、人の生死と関係していた」とかあって一人で笑ってた。
趣味で『死神』を影使いにしたのがこんなところで回収されるなど誰が思おうか。
喧嘩っ早い ガート が見物しにやってきました。
喧嘩っ早い ガートは、見物人 を希望しました。
ー 襲撃事件から3日後/中層バー ー
だーかーら!
アタシの取り分はもっと多くすべきだっての。
アタシだって活躍したのに、これは無いじゃない?
「貴女以外は全員この分け方で納得してるのに我儘ね。
それに、今回はお金が優先でドームを守った訳でもないでしょ」
でも、でもさァ。
「おいおい、ガートよ。
お前のパイロキネシスが、エースレベルの猛火なら
山分けのキャッシュも多くなったろうが、小型機に対して有効な手を打てなかったろ。
今回は諦めろよ」
くっそ……封印に有力な力持ってやがったからって余裕諾々に語りやがって。
大体金になるって話の小型機も全部、上が回収するって話が出ちまってさあ!
こんな事なら、ギーグの奴等共に、事件中に売っぱらってりゃ良かったんだ!
「あいつら、今頃悲鳴あげてるだろうな。
確か、あのでかいバグ・シングの体から分離した小型機、特殊チームの猟犬共が嗅ぎつけて追い立ててるって話だぜ。シシシ」
「ひぃひぃ泣いてたわね。
可哀想」
「お〜こわ。
隊員に情報売ったのはお前だろーに」
「何のことかしらー」
あーもう!
もういい。これでいいよ!
[ガートは、円型テーブルを囲み分け前会議をしていた場から、音を立てて立ち上がる]
マスター、ツケといて。
何時も通り、月末払いにしといてよね。
[ダンダンと足音を響かせてマスターの前を通り過ぎバーを出る]
「ハバネロは?」
要らない!
ゴロツキ狩って来るだけだもん。
ー 襲撃事件から3日後/中層バー内 ー
「目をつけてた暴動場所が、他のフリーランスに平らげられたからって荒れてるな」
「別場を教えたから何とかなるわよォ、きっとね」
ー 中層通り ー
あいつなら、きっともう少し色つけてくれたのに。
もう・・・!
[ガートは、プンスカしながらゴロツキ狩りもとい賞金首狩りへ向かう為、目的地へ向かい出す*]
特殊チーム 『影身』は、叫迷狂人 に希望を変更しました。
5人目、P13警察機構 リル がやってきました。
P13警察機構 リルは、人狼 を希望しました。
─ 事件解決から一週間後 ─
[あの地獄のような騒動から一週間も経過すれば、爪痕は残るもののドームの雰囲気はいつも通りに戻る。
どこかで事件が起き、どこかでドンパチが起き、誰かがそれを収束させる。
それこそが日々を生きるドームの日常だ]
さて、どこから手をつけたもんかね。
[通常の仕事もさることながら、”頼まれ事”>>9の調査もしなければならない。
当時の調書では、スティーブの妹はスラムでのドンパチに巻き込まれたことになっている。
だが少なくとも、何故ドンパチが起きたかの原因があるはずで。
先ずはそこを追って行くことにする]
5年前のスラム街で起きた事件のデータピックアップ。
日付は……────。
[検索システムを使い、調書のデータを呼び出して、関係者や遺留品のデータを端末へと移していく]
なんだっけな、当事者らはどっかのアングラ組織の一員なんだったっけ?
良くある抗争ではあるんだよな。
[それがどこと繋がっているかまでははっきりしていない。
そこらから攻めるか、と考えつつ、定時連絡や諸雑務を先に終わらせていく。
”頼まれ事”は主に仕事が暇な時や休日に行われる事になった*]
■名前:リル・コールエン
■所属:P13警察機構
■能力:念話(多話型)、治癒
■武器:なし
■経歴:中層区域出身、27歳。自立するまで孤児院で暮らしていた。
P13警察機構ではその能力から後方で状況把握や治療、現場への伝達を行う。一応隊長格にあり、現場判断を一任されている。が、部下達からは揶揄われることもしばしば。念話を用いての人海戦術が得意。
念話は多人数(対象を指定出来る場合のみ)と同時に会話出来るようにする他、無差別(対象はランダム)に念を飛ばして一方的に伝えることが出来る。
治癒は接触必須。
体力がなく、すぐ息切れを起こす。160cm前後。
■NG事項:感情と思考の確定
■PLより:BtB3からの継続です、よろしく。
・部下
アイン:リル嬢と呼ぶ奴。一番年上。空間遮断の異能持ち(短時間)。
ツヴァイ:〜っすよ、と言う口調。
ドライ:チャラ系お調子者。足がサイバー化されている。加速の異能持ち。
フィーア:敬語。二刀ナイフ使い。ロンゲで線が細い系。
サンク:硬めの口調。雷操作・圧縮の異能持ち。でかい。
メモしとかないと忘れる(
─ 事件解決から一週間後・下層 ─
ふっふっふー、ボクから逃げようなんて100年早いよっ。
[中性的なテノールが路地に響き渡る。
今追いかけているのは、例の事件の襲撃者だった機械生命体から分離した小型機を所有している機械マニアの一人。
ギーグと呼ばれる彼らは逞しくも特殊チームや上層部の目を掻い潜って小型機を確保していたのだ]
「うぎゃあ!こっちくんな!」
それは無理なお願いだねぇ。
[足元に波打たせた影を操り、滑るようにして逃げるギーグを追いかけて行く。
波乗りのように滑り行くフードの下で、楽しげに口端が持ち上げられた]
それ渡してくんないとボクも困るんだよね。
ノルマっていうの?
全部集めて来いとかぬかすんだもん。
[ギーグにしてみれば、知ったこっちゃねぇ、な話をして、『影身』は彼を追いかけ続ける。
追うことで発生する風が長い前髪を揺らしていく。
前髪の合間から見える瞳は、透明感のある紫色をしていた]
さーて、どこまで持つかなー?
[ギーグを猟犬よろしく追い立てる行動がしばし続いた**]
─ 事件解決から一週間後・警察機構中層分署 ─
『たいちょー、飯なんか買うっすか?』
『行きつけのパン屋が無事でな』
『今皆で買いに来てるんです』
『お前ら今仕事中……まぁいいか、クラブサンドよろしく』
『たいちょーそれ好きだよねぇ』
『飲み物は』
『コーヒー、ミルクたっぷりで』
[念話による部下との定時報告。
部下達は全員同じ場所にいるらしく、飯の調達をしているらしい。
巡回時間のはずなのに、と思いつつ、腹具合もあって結局その話題には飛び乗った。
こんな光景も、ドームの日常の一つだろう**]
/*
あまりにもBtBで同一PCばかりRPしていたので、気持ちを変える為に、入村。(これから迫りくる大いなるマイナスキャラに耐える…べく?)
今回も宜しくお願いします。
/*
元々、ダニー予約してて、かつキャラ予約リセットした時に、GNLじゃなくて、xxチップ書きをしてしまった間違い野郎はアタシだい!
ダニーは、ヴェス縁故の情報屋の中身で、情報屋としては正体不明の「サンジェルマン」を追ってる事にしようと思っていたんだけど、入村してRPするキャラとしては(情報屋云々ではなく)、ダニーの顔がいまいちしっくり来なかったのもあって、予約キャンセルしました。
サンジェルマン=アデルだとは知らなくて、それこそ都市伝説的な扱いの情報とか浪漫とかでも良さそうな感じ。
/*
…という、情報屋の動機とかも考えてたんだけど、一発キャラにはなりそうでした。
後で、サンジェルマンネタっぽいのNPC会話で入れるかな(そして、ヴェスがバーに来ないという話とかも)
/*
ガートやって思うのは、精神が……伸び伸びしますね……。(アタイ、毎回最鬱PCをし続けるのには無理があったのね)
ー 事件解決から一週間後 : 下層区域・倉庫街 ー
『あん?今日の配達?もうねーよお前の分は』
『病み上がりのガキンチョこき使うほど俺は腐っちゃいねーっつの。ほれ、どこでも遊びにいけいけ。』
…? …がき、じゃ…ない……。
『いいから行けっての! 仕事以外の楽しみくれえ見つけてこいアホ!』
[倉庫街へ帰り次の日運送について聞くと、追い払われてしまう。有給をまともに楽しめなかったであろう青年への下手くそな心づかいは、青年に届いてないのかセーガは不思議そうな顔で事務所を出た。]
……ーーー……ーーー。
[追い出されてしまった。やることがない。]
[倉庫街を見渡す。ここも被害は出ていないわけではないが、図太い奴らのおかげでもう既に活気が戻ってきていた。]
……ーーー……
[ふらり、と向かうのは路地のほう。
下層の大通りに出る近道のような道。大通りにいけば、人探しが捗るかもしれないと思ったのだろう。]
[コートのポケットで音を立てるロケットペンダント。
写っているのは自分の母親と、見たことのない赤子。探しているのは、赤子の方。見つかるわけないが、やることがないから探しに行く。]
私立探偵 ユウヅキ が見物しにやってきました。
私立探偵 ユウヅキは、見物人 を希望しました。
ー 事件発生の次の日 : 下層区域 暴動ポイント ー
………上層からのエネルギーの波が弱くなったな。
機械生命体を止めたか、あるいは上層のヤツらが全滅したか。 …悲鳴やパニックが聞こえないあたり後者かな?
[瓦礫の向こう、崩れた建物の内側に隠れていた青年はのそりと身体を出す。 右の肩に男を担ぎ左の腕で暴徒を引きずり、顕現させた水の獣たちに倒してきた暴徒や指名手配犯を運ばせる。
もし、本日の指名手配犯確保ランキングでもあれば間違いなく上位に食い込むであろう。]
完全に機械生命体が抑えられたなら、こちらの暴動もすぐに収まるだろう。帰るか。さすがに疲れた。
[そう言ってひとつ、ふあーと欠伸をする。まだまだ身体は動きそうだがもうこれ以上動く気はないらしい。]
[下層区域に生きる者なら1度は耳にしたことがあるだろう。目をつけられたらろくな捕まり方をしない、ドンパチ探偵ユウヅキの噂を。**]
■名前:ユウヅキ・ナイトライン(夜行幽月)
■所属:フリーランス(ユウヅキ探偵事務所)
■能力:液体操作/空間制御
■武器:液体 / 自身の血液 / 空間そのもの
■経歴:
20歳、上層区域出身だが、現在は下層と中層の間の区域で探偵事務所を営んでいる。
幼い頃は、裁判官である父親の言いなりに尋問官(とは名ばかりの拷問官)をやっていたが、連続異能暴走事件を機に自身のあり方の間違いに気づき父から自立。偽バグシング事件を通して自分の生き方の間違いに気がつく。
以降は無茶も減り、かつてに比べればだいぶ怪我をすることも減った。が、スイッチが入ると暴走しかねない行動の苛烈さ、思い込み力は抜けきれない。
今はとある人物に依頼されとある人を探している。
■NG事項:特になし。
■PLより:BtB1.2より継続。セーガと2IDです。こちらは反応遅めになります。よろしくです。
ー 襲撃事件から1週間後/中層バー ー
マスター、何時もの。
[ガートがバーのカウンターでぐでりと腕と体を伸ばす]
もー駄目。
今週は駄目な週!
ぜーんぶさ、先回りされて狩られてんの!
ま、アタシもトーシロじゃないからさ、何人か狩れたけど……もー!
[頭をガシガシと両手でかき回し、それからビタンとカウンターに賞金首の顔が載っている紙を叩きつける。
数枚の紙は、ガートが狩った相手だ]
行きつけの店は、まだ半壊してるし〜。
マスター、何かお腹の膨れるオツマミ出してよ。
オムレツとかそういうのがいい。
ー 襲撃事件から1週間後/中層バー ー
チェッ。
[カウンターで愚痴を垂れ流す]
ねー。
ねー、マスター。
聞いて欲しい。
ほんっとムカついたんだ。
今日の〆の相手、スラムに追い込んで、あともう少しって所だったのに、賞金首に足引っ掛けられてさ。
転んじゃった隙に、同じ奴追ってた相手が、先行しちゃったんだ。
でね。アタシが起き上がって追いついた時には、ふたりがかりで捕まえてるところだったの!
アタシはそれを遠目で指くわえて見るしかなかったんだ。
悔し〜〜〜〜〜〜!
ー 襲撃事件から1週間後/中層バー ー
もうあと少しだったのに。
幸運力アップするお守りとか、買うべきだと思う?
[カウンターに、コトンとオムレツの皿を置かれると、ばっと顔を起こし、スプーン片手でガツガツと食べ始める]
そんなオマジナイのある雑草があるって話、聞いたことあるんだ。
でもいちいちそんな草見つけるの大変だからさ、幸運アップグッズ買ってしまおうかってさ。
はー、何か手軽にお金儲け出来たらいいのになー。
[ガートの愚痴には、最終的に、マスターは運が悪い時期もあると諭して終わったようだ*]
ー 襲撃事件から一週間後 / 下層・ユウヅキ探偵事務所 ー
[探偵はパラりと分厚い本のページを捲る。
そこに載っているのは、人の顔写真。かなりの人数が載っている。一人一人の人相を確認してすぐに次のページへと移っていく。]
…見つからん、どういうことだ?
いろんなデータベースを漁っているはずなのだが。
[はぁー、とため息が出る。
現在ユウヅキは人探しの依頼のために、自分からの荒事や賞金首狩りは控えている。
(無論、もし調査中に指名手配犯とすれ違おうものならば即座に捕縛に動くが…)]
これでは見つかるものも見つからんな…
厄介な依頼が来たものだ…いや、依頼ですらないんだが。
[はぁ、とため息をつく。依頼された時のことを思い出す。]
〜〜 回想 〜〜
『えーと、このペンダントの人を探しているんで?』
『………』
『…あーーー…綺麗な女性ですね。えっと、この方は一体……』
『…………さ…で…の…』
『え…?はい?』
『正直手がかりがなさすぎです。もっと他にないですか?』
『………っぽぃ…を……た………』ガタン
『ちょ、ま、すみませんちょっと待って!!!』
『………』バタン!!!
『………。嘘だろ? 嘘だよな? は???』
〜〜回想終わり 〜〜
ー 襲撃事件より一週間後 / 下層区域 探偵事務所 ー
断れなかった以上、できる所まではやる主義だが流石にもうどうすればいいんだろうなこれ。
[流石に頭を抱える。 ノーヒントすぎる上に写真の女性の行方も掴めない。 ため息しか出ない。]
……聞き込みしかないか……はあ……
データベースにいないなら…スラムかもな……
[はぁーーーと頭を抱えて立ち上がる。どうしようもない依頼には、どうしようもない気分で立ち向かう。なかなか稀有な体験だなと思いながら]
行ってきます。
…なるべくトラブルには巻き込まれないようにするさ。
[探偵事務所の戸を閉めた*]
─ 事件解決から一週間後・下層区域 ─
あ、セーガ危ないぞぉー。
[全力疾走するギーグの先、見覚えのある姿>>30を見て叫ぶでもなく言う。
言うが早いかギーグはセーガと衝突していた。
『影身』の声がセーガまで届いたかは定かではない]
おっと、そうは問屋が卸さない、っと。
[ぶつかったセーガを放って逃げようとするギーグに対し、背後から影を嗾けた。
しゅるりと紐状に伸びた影が蛇のようにギーグに巻きついて行く。
腕と胴体と足をぐるぐる巻きにした挙句、目にも帯状の影を巻きつけた]
「んぎゃああ!ちくしょう!!渡さん、渡さんぞー!!」
うるっさい黙ってて。
[口にも帯状の影を巻きつけると、ギーグはむーむー言いながら地面でもがく。
ギーグに巻きついた影を操作して抱えているものを外へと移すと、『影身』は転がるギーグに近付いてそれを拾い上げた。
セーガも見覚えのあるだろう、機械生命体から派生した小型機だ]
よーし、回収完了ー。
[小型機を両手で抱え上げて、『影身』はその場でくるりと回る*]
─ 事件解決から一週間後・下層区域 ─
え、なんでもいいじゃん。
ボクは色んな人の名前知ってるからね!
[突っ込みどころしかない返答をセーガ>>41にして、満面の笑みでびしっ、とサムズアップ]
寒くない寒くない。
熱くもないし痛くもないよ。
[ギーグの事についてはそんな風に返す]
[小型機を取り上げると、セーガは慌てた様子>>42で小型機を指し示していた]
大丈夫大丈夫。
今は動いてないから。
[ギーグが持って逃げている時点で動いていないのは確か。
恐らくは封印処理されたものなのだろう。
少なくとも、今は動き出す気配は無い]
こいつらに持たせとく方が危ないからね。
特殊チームで回収してるのさー。
[ぐるぐる巻きにされたギーグを親指で示し、にぃー、っと笑って見せた*]
[目の前の男が特殊チームである?ようなことを聞くと]
…特殊、チームの、ひと?ほ、んと、に……?
[思い出すのは、タリア襲撃の日に出会った特殊チームの一人。 チームと言うからにはそりゃあ他のメンバーもいることだろうが、本当にそうなのか?と少しばかり訝しげだ。
目の前で昆布巻のごとく人が簀巻きにされていたら疑いたくもなるか。]
…持たせる、のは、危ない…のは……
……正直わかる………。
[あんなところやこんなところで見かけたギーグを思い出してその点には同意したか]
………。 ほんと、に、だい、じょう、ぶ?
ホントの、ほんとに、特殊チーム、で。
ほんとのほんとに、それ、かんぜんに、こおって、る?
[不安そうな声で念の為に念押しして聞くことにした*]
─ 事件解決から一週間後・下層区域 ─
[名前を知っていることについては、「いーからいーから」と流す素振り。
セーガが戸惑っている>>45だろうことは声で知れた。
それを楽しそうに見遣る]
ちゃんと後で解放するよ。
[ぐるぐる巻きのギーグについては、そう付け足してもおいた]
[特殊チームの名を出せば、セーガは訝しげな表情>>46をする。
確信が持てないのも無理はない、証明もなくそうだと信じられたら、逆にコイツ大丈夫かとなるところだ。
残念な事に試運用中である『影身』は電子証明書をまだ得ていない]
ホントホント。
まぁまだ見習いみたいなもんだけどねー。
あ、小型機の回収してよー。
[セーガの疑問に返して、続けざまに喉元にある通信機に向けて要請を出す。
「詰所まで持ち帰るのが査定の対象だよ」
ニコニコ声で断られた]
ちぇ、融通利かないの。
[愚痴を呟いたところでセーガから尚も確認の声が向けられる]
心配性だなぁ。
凍ってなかったらとっくに暴れだしてるでしょ。
ボクが特殊チームか疑うんだったら、問い合わせてみればー?
[問い合わせを受けてもらえるのかは定かではないが、証明の方法がないのだから仕方が無い。
特殊チームの知り合いでもいれば、簡単に知ることも出来るだろう*]
ー 襲撃事件より一週間後 /下層区域→スラム ー
……上のデータベースにないならスラムだよなぁ。
スラムといえば、スティーブか…子供たちか…
[スラムへの道を歩くふと目の前を駆けていく者の姿が見えたが>>34、 確か彼女はフリーの異能者集団の一人だったかと思い出す。]
……そういやこの前、バーで『あそこあの子が目を付けてたんだけど、もー!』って言われたんだっけな…>>21
[あの調子ならばきっとすぐに目的の相手を捕まえられるだろうと、追うことはせずに
子供たちが集まっていそうな方向、もしくはスティーブが店を開きそうな場所に足を向けた。どちらかに遭遇できればいいやくらいの感覚で、慣れた足取りでスラムを進む。
その後彼女が転ばされたらしいことを探偵は知らない*]
─ 事件解決から一週間後・下層区域 ─
[正しくは試運用中なのだが、まぁ間違いではあるまい。
合点したセーガ>>50には、うん、と相槌を打つことで肯定を示す。
トレインの名前が聞こえれば、にぃー、っとまた笑っておいた。
尚、名前は聞かれない限りは言わない心算でいる。
外見特徴を伝えれば、恐らく分かりはするだろう]
まっかせてー。
[逃がさないで、と言われれば>>51軽く応じて。
ギーグを見てるというセーガには、ぷっと吹き出した]
逆ギレされても知らないよー。
[けらけらと笑って立ち去る間際、セーガからロケットペンダントの写真を見せられた。
黒髪の女性、眠る赤子。
指で示されたのは赤子の方だった]
流石にこれじゃあ分かんないなぁ。
もうちょっと成長した写真なら、面影とかで分かるかもしれないんだけど。
他になんか情報ないの?
[探す気はあんまり無いが、とりあえず聞くだけ聞いておく*]
/* シンさんとセーガばかりでは、対話モードに入ってる以上絡みにくいとか動きにくいかなとかあったんでとりあえずこちらからも一応アプローチを…。
―事件解決より一週間後:下層の通り―
[バグ・シングが襲撃したあの日の後、男は"弟"から拒否なりされなければ、その日は共にいただろう。
そして、それからは彼の様子を見に幾度か中層へと足を運ぶようにもなった。
これまで振り向かないように、口にしてこなかった「あいつがどうして死んだか、知りたい」。
顔を見れたならば、何故か途端に眠くなるといったこともあったせいか、
そう"弟"へ素直に口にしたのは、リルへ頼み事をするよりも前。
そうして今に至る。]
……
[なんとなく、ぼんやりとしていたが、ガシャッと自身が踏んだ瓦礫の音に我に帰る。
何度か瞬きをした後、首に手を触れ、少し瞳は斜め上を見て、また前を向く。
そうして、スラムへと戻る道を歩く。]
[他になにかないかと聞かれれば>>54、その目は明らかにがっかりした様子だった。 一応答える]
…その、ひと、おれの……かぁさん、で。
兄さん、かも、しれない、から、おれ、と、にてる、かも…
それ、で…いま…20、さい、ぜん、ご…?く、らい…?
[わかるのはこの範囲だけ。
自分に顔つきが似てるかも、20歳くらい。その程度だ。
これだけでもかつてとある探偵に依頼した時よりかは断然マシになったと言えるが、それでも無理難題なのはわかっている]
……それっ、ぽいの…みかけたら、で、いい……
[そう言いながら、ギーグのそばにしゃがみこんで黙るだろう。ギーグが息苦しくないかと少し観察している*]
―少し前 事件解決より、一週間後:スラム―
[さて、少し遡るが、男がリルの元へと行く前に、巻き込まれる形で賞金首を捕まえるのに手を貸した、もとい足を貸したのだったが、
実はその得物は本来別の人物が追っていた賞金首だったらしい。
その後追いついてきた彼女が遠目に見ているのを視界の端で捉えたならば、彼女が追っていたものを察したものの、これはこれ。
そして、すぐその場を離れたわけだが、得物を先取りしたもう片方が、ふふんと勝ち誇った目で彼女を見ていたとか見ていなかったとか。]
─ 事件解決から一週間後・下層区域 ─
うん、知ってるよ。
[確認するように問う>>56のには頷き一つ。
ただしトレインが『影身』をどう思っているかは知らない]
逆ギレ分かんない?
悪いことした人が開き直ってキレること。
[逆ギレに関しては、かなりざっくりとした説明を入れておいた]
[がっかりされても>>57分からないものは分からないのだから仕方が無い。
あの写真だけで探すと言うのは流石に厳しいものがある
セーガに似てて、20歳前後の男、ね。
ふーん、この人はお母さんか。
そしたら髪は黒いかもね。
ま、見かけたらねー。
[20歳前後の黒髪男性など、絞り込みきれるものでもないだろう。
探せる気などしないまま、見かけたらと限定して返事をしておく]
それじゃあボクはこれで。
じゃーねー。
[そう言い残して『影身』はセーガの傍から離れていく。
ある程度離れた後、鼻だけで呼吸する状態になっていたギーグの拘束を全て解いた。
ギーグに追いかけてくる根性はあるのかどうか。
来たところで追いつかれる心算はなく、影に紛れて逃げる事になるのだろう*]
―事件解決より一週間後:スラム街―
[スラムへと戻ってくれば、何時も通り店を開くのだが、]
『『すてぃーぶ!』』
うぇっ…!!ば…!!うわっ!!
[どーん!と正面、一斉攻撃。手や腕を両腕で掴む子供たちを見下ろす。]
〜〜〜〜っ
一気に来るのはやめろっつーの…!
『だって、いま、おみせだしてない!』
『だから、いいの!』
わーかったから!離せって!
[賞金首との一件から時間は立っていたが、もしまだスラムにドンパチ探偵がいるならば、
そんなやり取りの声に気付くかも知れない*]
ー 事件解決から一週間後(現在より少し前) :スラム ー
なんだ、スティーブのやついないのか。
別のところで商売してるのか?
[場所を見誤ったかと少し面倒くさそうに周囲を見渡す。子供たちが遠くから、あードンパッチだードンパッチー!と指さしてくる。]
お前らあんなことがあった後でも元気だな
それはそうとスティーブを見てないか?
『きょうはまだー』『おみせまだだしてないー』
そうか、ではそうだな…お前達、黒髪の女は見かけたか?そうだな特徴は……
おい、なんで何人かボクの方を指さす。女って言ってるだろ女って!……からかってんのかお前ら!!!
『わードンパッチおこったー!』『きゃー!』
[子供たち相手の情報収集はいつも手間取るが今回は特に厄介そうだ]
―事件解決より一週間後:スラム街―
………っっ、くそっ…!!!お、おまえら…っぜー、はー…
ケイドロやってんじゃ、ないん、だぞ…おまえらっ…!ぜー…!
[その後しばらくは子供たち相手に盛大に鬼ごっこすることになった。鬼ごっこというか、多勢に無勢に完全に振り回されていた。 そんな説教鬼ごっこに子供たちが飽きた頃にスティーブは帰ってきたか>>61]
ぜー…はー……、す、スティーブ…
良かった……ぜーはー……こいつら…知ってはいたが……
…タフすぎないか…… あと…うちの事務所の茶葉がまた消えたんだがお前知ってるか……
…今日は…お前に聞きたいことが……ぜーぜー…
[ゼーハーと息をつきながら、ユウヅキは子供たちに群がられるスティーブに話を進めようとするだろう*]
─ 事件解決から一週間後・下層区域 ─
あっはは、来た来た。
[後方からギーグの声が聞こえて来る>>63。
なかなか根性のあるやつのようだ]
かと言って待つ気はまっっったくないけどね!
[しゅるり、と『影身』の周囲に影が立ち上る。
姿を多い尽くし、地面へと下がりゆけば、そこにはもう『影身』の姿はなかった]
「……お、おれの小型機……」
[ショックを受けるギーグを嘲うかのように、物陰で影が揺れた**]
6人目、ヴェス がやってきました。
ヴェスは、叫迷狂人 を希望しました。
[満月が地上を見下ろしている]
[無数の硝子の破片が目の前に広がる。
其れは月光を映し出し哀切に似た光を弾いている。
綺麗で美しく、優美で、残酷な。
砕けた体を受け止めて────────]
『ゴ』『メ』『ン』『ナ』『サ』『イ』
『イ』『キ』『テ』
[軋む硝子の唇が音無く刻む言葉。
手指の先から砕け落ちて粉々に消えてゆく硝子の体]
── 事件直後〜1週間:中層自宅 ──
[部屋に差し込むのは、光。
現実のそれを視認し、夢を見たことに遅れて気付く]
……あ?
朝、か?
今、何時だ……。
[縛ってない為、垂れ下がる黒の長髪を掬い上げるように手で払い、起き上がる]
…………。
まだ、朝か。
………………………
[言葉に出来ないそれを思いながら、キッチンに向かうと、のろのろとコーヒーメーカーをセットした。
暫く顔を手で覆い、言葉も無く、キッチンの椅子に腰掛ける]
─ 事件解決からしばらくの間 ─
[さて、例の事件が収束して後の警察機構の動きはと言うと]
『区画7の暴動は?』
『賞金首がいたみたいで賞金稼ぎに狩られた』
『怪我人いるなら近くの治療機関回して』
『りょーかいー!』
『隊長、区画11から救助要請です』
『おっけ、増援出すから誘導して』
『分かりました』
[とまぁ色々と。
賞金首絡みのドンパチ騒ぎは大体が異能者集団が解決していくため、警察機構は主に後始末や救援に回っていた。
お陰で拘置所は賞金首でいっぱいである]
このドームらしいっちゃあらしいけどさぁ。
[欲望に忠実な連中だ、とリルは呆れながら言うのだった]
─ 事件解決から一週間後・中層区域 ─
ある意味落ち着いて来たと言えば、落ち着いて来たのかな。
[部下達と合流し、適当なテラス席で腹ごしらえ。
クラブサンドを頬張りながら、ドームの近況を確認していた]
「倒壊部分は力自慢や念動力者で瓦礫除去が進んでるしな」
「ま、新たに建て直すのは時間かかりそーだけどね」
「中層が一番被害多いんすよねー、大通り特に酷いし」
「食い止められただけ良しとしましょう」
「うむ…あの威力を考えれば、この程度で済んだのは僥倖と言える」
まぁねぇ。
[うんうん、と頷き合って、リルは改めて周囲を見遣る。
バグ・シング本体だけでなく、派生した小型機によって倒壊・負傷したものも多い。
その残滓が今でもあちこちに残っていた。
本当に良く退けたものだとしみじみ思う**]
■名前:ヴェス(ヴェス・スターシンガー)
■所属:フリーランス
■能力:遠隔移動能力……?
■武器:短刀、銃、スタンガン(※現在不携帯)
■経歴:28歳、185cm程度。自宅は中層。
ご近所に下層と中層の間に構えるユウヅキ探偵事務所がある。
幼少期に両親を眼前で殺害された事が切っ掛けで、バグ・シング関連の事件があれば大抵追っているフリーランス。
その頃から、スティーブと故人である妹に何かと世話になっていた。
サバイバーズ・ギルドの為、心の底では自責自罰が強く、生きる目的を持っていなかった為、バグ・シング襲撃事件で自身の破綻を引き起こした。
現在は、襲撃事件で得た(主観的な)事実や出来事を整理する為、あまり活動はしていない模様。
■NG事項:感情の確定
■PLより:BtB2.3の継続です。よろしくお願いします。
── 事件直後〜1週間:中層自宅 ──
…………、
[バグ・シング襲撃事件の結末で起こった出来事は、男の……ヴェスの記憶に刻み込まれたままだった]
[様々な価値観の転位もあれば、新たに知ったものもあり、困惑もあった。
事件が終わっても、心の中で、それらの整理は未だ出来ずにいるままだった。
その為、あの後帰ってから、ヴェスが何らかの事件を追うことも無ければ、バグ・シングから放たれた小型機やそれらに纏わる種々の事件も追ってはおらず、復興の進むドームの音を聞きながら過ごしていることが多い]
[簡単に言えば、引き篭もりというものだろう]
[否、それでも何時も通りに「機械生命体」についての情報収集を頼んでいる相手へ停止は伝えてはいなかったし(それは伝えるのも億劫だからであるが)、唯一つだけ、昔の出来事を再確認するように集めてはいただろう*]
―事件解決より一週間後:スラム街―
[子供たちに振り回されていたことが明らかに分かる状態のユウヅキ]
『どーんぱっちがおこったー!』
『おこったら、鬼ー!』
『だから、どんぱっちが鬼ー』
お前ら、あんま、ドンパチ探偵"で"遊ぶなよ。
[絡みついたままの子供を子供の一人を抱き上げて、]
タフすぎるぐらいでいいんですよ。
スラムの人間なめんなよ。
[タフすぎないかと言われれば、そう言って笑えば、]
『あー、ずるいーー!!』
茶葉は、あんま売れないんですよねぇ。
って、言っといてください。
[誰に、とは言わないが、ユウヅキにならば思い当たる人物はいるだろう。抱き上げてた子供を降ろし、]
で、聞きたいこ『かーーたーーぐるまーー!』
あーもーー!!わかったから!
ドンパチ探偵にもやってもらえ!
[ゼーハーと息をつくユウヅキを巻き込みつつ、
話を進めるならば、それを聞くだろう*]
── 事件〜1週間:中層自宅 ──
[バグ・シング「ナトゥーリア」は最終的に、上層防衛線に設けられた「隔絶空間」内で止められた。
外部に攻撃の余波などが洩れないよう、境界の様な複数の能力者により、外界と"隔てられた"内側の空間は、異能と兵器の攻撃荒れ狂う地獄の様な様相であったらしい。
らしいと言うのは、ヴェスは見ていないからだ。
"恨みの鉄線"と呼ばれる、切れる事の無い鉄線付きの槍を『ナトゥーリア/タリア』は撃ち込まれ、その鉄線に異能を伝わせ、機体の内側からも外側からも無数の異能を叩き込む事で、砕かれるよう分かたれたと、後で聞いた。
自分で見た光景は、大地を舐めるようにまだ残る炎、地獄の様な熱の中、バグ・シングだった白銀の欠片が辺りに散らばる姿。
それらを封印しようと奔走する者達の姿]
[その後の、無力にも見えたほんの小さな欠片をひとつ抱えて上層へ向かい、紆余曲折の末、スティーブとリルとセーガとドンパチして死にかけたり、何時の間にか現れた透き通る碧い眸を持つ不可思議な女性に導かれ、中枢区域>>12へ足を踏み入れたりした、それら出来事は「ほんの少数の間」で共有される記憶だったろう]
[不可思議な女性と小さな欠片はまるで連れ立つように、片方は歩み、片方は転がり、中枢のとある場所へ足を踏み入れた。
続いて、人間達が足を踏み入れ暫く経った後、「小さな欠片」は人型をとり人間に襲いかかって来た。
あの時、ヴェスは死のうとした。
『タリア』の前に体を投げ出した。
そうすれば、両親達が機械生命体によって殺された時に自分が生き残ってしまった罪も、生きるだけで苦しいだけのそれも終わるのだと思って。
しかし、その願いのような欲のような行動は、『タリア』の攻撃によって叶う寸前、不可思議な女性によって防がれ、庇われた。
そして、直前まで人の姿だった女性は、硝子の様に砕け落ちた。
夢>>67で見たように]
あのひとも、機械……生命体……だったのかな。
[普段とは違う、どこか覚束ない口調。
それは、両親を亡くした時から、精神の時間がそう動いていないからでもあり、癒やされぬ傷と自責を向け続けた結果、心は既にボロボロな状態だったからでもあった]
[『タリア』に似た碧い眸を持ち、『タリア』に高熱度の融解攻撃を最期に仕掛けた彼女は、どう思い返しても人間では無く、かといって機械の体でも無く、硝子だった。
正体など杳として知れるものではない]
[けれど]
[最後に残った、硝子玉は……、両親が殺される直前、両親を殺した機械生命体に差し出した硝子玉を想起させて]
…………、
いきて……生きて、か。
[あの時、スティーブに生きててくれないかと言われて、『分かった』と答えた。
でも、『生きる』とは、どうしたらいいのか、よくは分からなかった]
………………
[滲んできた涙を指先で拭い、出来上がったコーヒーをマグカップに注ぐと、飲みながらぼんやりとする。
あの時、ひとつだけ残った硝子玉は持って帰って来ており、それを掌で転がす]
『生きる』なんて、考えたことも無い……
[震えるようなものを感じ、ぎゅっと掌を握った]
…………
……
分からないよ。
[そうやって沈み込んでいるのが、ここ最近の大抵の状況だったろうか*]
── 事件〜1週間:中層自宅 ──
[ヴェスの端末には、バグ・シング関連の連絡>>73やニュースが入ったり、知人からの連絡も入っていただろう。
大抵バグ・シング関連の連絡には、『引き続き頼む』だとか、調査等は継続方面への返事をしていた。
それも、ただ何時も通りのものを返しているだけ、判断して返している物では無かったが]
[しかし、ドーム外の「村」に居る、心を許している相手からの連絡には、こう返信していた。
『ドームは復興中。心配ない』
『落ち着いたら連絡する』
等といった、短い一行ほどのメッセージを。
連絡が来ればその分は返し、自分から連絡を送ることはしなかった。
「村」に居るのは、バグ・シング関連の仕事のパートナーでもあった為、返信でドームで話題持ち切りの筈のバグ・シング関連について触れてすらいないのは、疑問を感じさせたか、それとも事件を追っていて多忙だと思われたかは分からないものの**]
[べリティとは連続異能暴走事件の被害者の1人であり、ユウヅキの友人であり、驚異的な手癖の悪さに定評のあるスラムの少女である。 茶葉の行方が仄めかされる言葉を聞くと>>75]
……戸棚の鍵…変えよ………
[このやろぉ…と眉間に手を当てた。
そして、まだ茶葉が売れ残ってそうなら不本意ながら買い戻したいと伝えるだろう。]
ああそうだそれで話とは『ドンパッチーかたぐるまー』
少し待て、今僕らは仕事の話を『かーたーぐーるーまー!』
コラしがみつくな!スティーブも煽るな!
…わかったわかったやってやるから!
[仕方なく子供たちを肩車したり腕で持ち上げたりしながら話を進める]
えーとな、女を探しているんだ。依頼でな。
見せてもらった写真では20歳前後だが、写真の経年劣化を見るに今は40代前半あたり。
服装は上層のヤツらが好みそうなもんだったが、上層のデータベースに該当者がいなかったため、恐らく上層から下層かスラムに逃げてる。
髪は黒くて長く…そうだな、あと赤子を抱いていた。
そいつも成長していればボクと同じくらい…20代の筈だ。
条件に合いそうなやつに心当たりはないか?
上層出身者の女がスラムにいれば目立つと思うのだが…
いや、心当たりが無くても構わんよ。
[伝えるのは人探しの旨。子供たちに群がられながら代わる代わる肩車だなんだしてやりながら訊ねる**]
/*
ヴェスが沈んでるのに、この人はもう…
まぁ、普通に見えるだけで、内心気になってしょうがないんだとは思うよ。
このあとも店閉じたら、ヴェスのとこ行くだろうな。多分。
ー 襲撃事件から1週間後/中層バー>>52 ー
[余談だが、ガートは普段はソロのフリーランスで、組む必要がある時にはドンドン誰とでも即興のチームを組むタイプだった。
普段よく顔を出すバーは人材には事欠かない]
それにしてもさー、余裕綽々な奴も見かけたんだ。
あいつ、あのホラードン引きの現れ方するって噂の探偵。
[教えてくれた情報屋は「あらら、ガートが可哀想だわァ」なんて、ユウヅキに文句を付けた相手に笑っていたらしい]
あいつさー、元上層出身て話なんでしょ?
マジヤバイよね、あいつ・・・襲撃事件の時も、ひとりでボコりまくってたのがあいつなんでしょ。
アタシも、平らげられた口だけど、何で探偵やってるんだろ。
もっと合ってる働き口ありそうなのにさ。
[ガートは、食後の飲み物を口にしながら、マスターと他愛ない雑談を交わしている**]
すぐ突破すんだろうな…
[戸棚の鍵変えよという呟きを聞けば、そうポツっと言う。いろいろ持ってくるのは困るのはユウヅキなのだろうが、
一度、やむをえなかったとは言え、銃を買い取ってしまったものだから、武器もたまに持ってくるようになってしまったのは、どうにかならないものかと。
買い戻したいと伝えられたら、]
え?よっしゃ!
[そう言って、にぃっと笑う。]
一度、薬屋だっていうお客さんに売れたんですけど、また戻ってきましてね。
"ちょっと元気になる"らしいですよ。
[そういいつつ、子供たちがユウヅキに集中しているうちに、店の準備をしながら、ユウヅキの話を聞く。]
ー 事件解決より一週間後 : 下層区域 路地 ー
[くるくると目をしばらく回していたが>>63、
ふるふると首を振り正気に戻る。 ギーグはもう追いかけていってしまってこの場にいない。>>66]
……ーーー………
[セーガは何事も無かったかのように立ち上がる。
この場に何もいないならいても意味は無い。 …とそこに]
『…お兄さん、そこのお兄さん!
そうそこのコートのお兄さんだよ!見てたよ見てたよ!』
……ーーー……?
[声をかけてくるもの1人。人見知り発動。三歩ほど下がる。]
『ああ待って!待って!!怪しいもんじゃないよ!俺、Kito師をやっててね!ズバリ言っちゃうよ!お兄さん呪われちゃってるね!!!』
『言わなくてもわかる!分かるよ!最近悪いことが続いてるでしょ! 人間関係がーとか、上司が訳の分からんことを言うーとか、ものを探してる時に全然見つからないとか!
何か心当たりあるんじゃない?!』
………!!!
[言われたこと、当たってる。心当たり、ある。
恨みの鉄線>>76を戦闘区域にぶち込んだ時に感じたあれがもしかして、と思って、つい話に食いついてしまう。]
『そんなあなたにいい話があるんだよ…!
このお札ね、災いを退ける効果があってね。更には安産祈願学業成就家内安全健康診断と…!ありとあらゆる災いを退けるんだよ!!!』
…ワ、ワザワイ? アンザ……ジョージュ?
『さらにさらに!この御札をいっぱい買ってお友達とかに配っちゃうとね!その幸せパワーがみんなに移るわけよ!
みんなハッピー!お兄さんもハッピー!さっきみたいに変なギーグに絡まれることもなくなるよ!』
……! みん、な、はっぴー?
『そうそう!知り合いにいっぱい配ってあげなさい!
お祓いもお札もお安くしておくから!』
[一も二もなくセーガはお札を買うことにした。
ハッピーという言葉の意味は分かっている。悪いことがなくなればみんな喜ぶだろうと、買えるだけ買った。
渡したい人はたくさんいる。いつ渡そうかと考え始めた]
『ヒヒヒ、毎度ありぃ! ふんにゃらーもんにゃらー…
はい!お兄さんの呪いは祓われたよ!みんなに幸せ分けてあげてきなさい!』
[なんていい人に会ったんだろう、とお札を大切そうに抱えて青年は下層の大通りに出るのであった**]
[そして、聞きながら準備を終えれば、]
えーと、それって。
[くいっと袖が引っ張られる。
何も言わず、ただそれだけ。黙って他の子供たちを見ていた子供の頭をぐしゃりと撫でて、]
よっ、と。
[抱き上げて、肩車をする。]
依頼人、セーガって奴じゃありません?
ペンダントに入った写真の。
[襲撃事件の日、セーガという青年に会った時、
男もその写真を青年に黙って差し出された。]
/*
ガートのRP書いてからずーっと悩んでるけど思い浮かばんw
不味いよー。プロ中に色々RPするつもりが時間だけ経ってくぞい。
俺も同じの見せられましたよ。
探してるのは、赤ん坊のほうみたいでしたが。
[そう言えば、少し目を逸し考えた後、また視線を戻し]
多分、ここいらには、いない。
[少し、調べたし、というのは言わずにおき、]
いや、"いた" かもしれないですが。
黒髪の女、ってだけなら山ほどいますけどね。
[スラムでは人がいなくなるのも、珍しくはない。
スラムの生活に耐えかねて、外へと出るものもいるだろう。
また、大人だけが出ていき、子供だけが残される。
ここにいる子供たちの中には、そういった者もいる。]
[そして、黒髪の女。その言葉に、一斉に子供たちが指をさすのは、ユウヅキ。子供たちを見て、またユウヅキを見る。]
……あぁ。
[何故か、妙に納得してしまったのと同時、ふと。]
案外、その赤ん坊って、
ドンパチ探偵さんだったりして?
[赤ん坊の母親と思われる黒髪の女性と同じ黒髪。成長していれば同じくらいの年齢。
なんとなく、そう言った。*]
農夫 ハロルド が見物しにやってきました。
農夫 ハロルドは、見物人 を希望しました。
─ 襲撃事件当時・「村」 ─
[ドームから離れた、「村」と呼ばれる場所。
スラム街での生活に馴染めず、あるいは耐え切れずに出てきた者達が作った集落。
住民のほとんどは無能力者だ。
だから、ドームでの異変を察知出来るものは無いに等しく、その日をいつも通りに過ごした者達がほとんどだった。
異能力者でありながら「村」へと移住したハロルドもまた、察知することは出来ずにその日を過ごした]
─ 事件解決から2日・「村」 ─
[ドームで起きた事件を知ったのは、事件が収束して2日経過してからのこと。
妻と共同で使用している端末に届いた連絡からだった]
───……ドームがバグ・シングに襲われた…!?
[届いた文面を読み、妻と顔を見合わせる。
差出人は「村」に時折行商に来る商人で、定期の訪問が遅れるというものだった。
「村」の長老や村人達に伝えてくれとのことだったため、これらの話は後に皆へ伝えることになる。
「村」に動揺が走る中、ハロルドは妻と共にドームにいる知人達に連絡を取った。
無事であるかを確認するために]
[知人らの中には2ヶ月前の結婚式や、1ヵ月半前の結婚記念ホームパーティ以来顔を合わせていない者もいただろう。
安否を確認するためにまた幾日かが過ぎた]
─ 事件解決から5日・「村」 ─
[知人達の無事を確認し、ドームの状況もある程度把握出来た頃。
ハロルドは妻から知人の一人の様子がおかしいと言う話を聞いた]
…機械生命体絡みの事件だったにも関わらず、その話をしない、か…。
単に忙しいだけの可能性もあるが。
[そう考えたものの、自分よりも付き合いの長い妻の方がその知人のことを分かっているだろう、と。
そんな風に判断して、妻を見詰めて口を開いた]
なら、様子を見てくる。
この後ドームの復興を手伝うことになってな。
数日向こうに詰めることになる。
その時に会いに行ってくる。
[丁度出稼ぎの予定が入ったから、と様子を見に行くことを引き受けた。
本当なら妻が行った方が良いのだろうが、二人でドームへ行くと育てている作物を放ることになる。
「村」で得られる貴重な食糧であるため、どちらかは残らなければならなかった]
彼の住居はどこにある?
[知人の住まいについてを妻に聞き、支度をしてハロルドはドームへと向かったのだった*]
■名前:ハロルド
■所属:「村」の村人
■能力:引力斥力操作
■武器:農具全般(&能力)
■経歴:26歳。8年前に「村」へと移り住んだ青年。ドーム下層区域出身。
異能力者だが、極力異能を使わずに暮らしている。
「村」では作物育成を生業としており、時折ドームに出稼ぎに来る。2ヶ月ほど前、同居していた女性と結婚した。
体躯よく、力仕事や荒事などは率先して請け負う。目の色素が薄く(白に近い銀)光に弱いため、いつも前髪で目元を隠している。183cm。
■NG事項:感情・思考の確定
■PLより:BtB1の継続。プロローグはヴェスのみ対応予定。以降は動かせそうな時だけ。
/*
親だけ出ていって、残される。
多分、スティーブと妹もそうだったんだろうなーと。
親がどうしていないのかとか、本人覚えてないんだけども。
ー 事件解決より一週間後 スラム街 ー
お前のとこで買い直した方が安上がりに済むんだよ…ったくあいつ今度こそ締めてやる……
…ま、元気になるやつが少し増えたことは評価してやるか
[青年は支度を続けるスティーブを見ながらハハハと笑った。>>86 。準備が終われば代金を支払い買い戻すだろう。]
[『セーガ』という名前を聞くと少しげんなりした顔で>>90]
せーが? あいつセーガっていうのか?
コートを羽織っていてオレンジの模様の入った顔の…
……能力ダダ漏れで正直近づきたくないやつ。
ずっと俯いててあまり対話らしい対話ができてないから尚更……
お前も見せられた? …赤子の方を探してる???
は??? 冗談だろ一体どんな悪ふざけだよおい…!
[この依頼、流石に、無理。]
/*
気付いたときには誰もいなくて、残されてて、どうしたらいいかも、何もわかんなくて、でも一つだけ分かってたのが
自分が死んだら妹も死ぬ。
だった。だから、死なない。って、ずっと言ってたのは、根付いてしまったものだったんだよなぁと。
[いない、という情報を得れば>>91]
…これはどっちも見つかりませんでしたってことで依頼は終わりだな。 1番平穏な依頼だとは思うが、流石にこれ以上この依頼に時間割くわけにはいかんし…
……んあ? なんだ? ボクの顔になにかついてるか?
[なにかに納得するようなスティーブの顔にぽかんと見返した>>92]
……ボクが? まさか!
ボクに母はいないしこの人物に心当たりもない。
大体本当にボクなら顔を合わせた段階で気づいてもおかしかないさ。本人が気づかないなら違うんだろ。
[そう言って首をすくめた。
もし依頼を受けた時の様子を助手か友人か……誰かが見ていたならば、並んだ顔の似ているところが見つかるかもしれないが、百面相のようにコロコロ表情が変わる探偵と無表情の冷凍ロボでは、同じ場所にいなければ似たところを見つけるなど難しいだろう]
…ま、そういうことならいいさ。
一応依頼に…『セーガ』にはそう報告しておく。
[そう言って、子供たちを下ろし帰る準備を始める。]
そういや、最近お前さん変わったことは?
賞金首狩りは例の事件のおかげでかなり多く狩られたが、そのせいで今まで出てこなかった奴らが出てきたりしてるし。
……こら、帰るとこだから! おい、茶葉取ろうとするな!
………こらーーー!!!
…で!スティーブどうなんだ最近!
[子供たちに翻弄されながら近況を聞いた*]
── 回想:事件の次の日 ──
[全てが終わって、目を閉じて。
どれだけの時間が経ったのか。
夜はとっくに更けるというのにはかなりの時刻を回り、日も変わっていた頃だったか]
…………
[スティーブからようやく身を起こす。
ヴェスの行いによって、最悪が重なればドームが無くなっていた可能性もあったから、殴られた痕は残っていれば二発分いやそれ以上か]
それで……どうするんだよ。
[問いかけたのは、中枢のとある部屋、その場に辿り着いたリルに対して]
……俺の罪状は?
[欠片を持ち運んだことも、公園の木々や花畑の一部も燃えて、リルという警察機構の人間も撃っている(後者ふたつはドンパチのうちではあるが)。
沙汰を待つように、暫し、口を噤んだ*]
─ 回想:事件の次の日 ─
[リルが現場へとついたのは粗方のことが終わってからのことだった。
ヴェス達を誘うように移動していた人物の姿も無く、ヴェス達がいるばかり。
部屋へと入るとヴェスが沙汰を待つような面持ちで問いかけてきた>>101]
…公園爆破とアタシらとやりあったのはまぁ、良くあるドンパチってことで置いとけるけど。
……アンタはドームを危険に晒したことになるからね。
[眉を寄せ、目を細めてヴェスを見る]
その上、機械生命体絡みときたもんだ。
正直なところ、アタシらで扱える案件じゃないよ。
ま、アンタが何を思って行動に移したかで程度は変わるかもしれないけどさ。
その辺り、話す気ある?
[確認するように問いかけた*]
/*
…俺どうするかね……1人世界がお花畑状態というか…
切り替えが早すぎるというか……
セーガは『過去を見ることを拒む』性格である以上、理解できないものは全て思考から捨てていく。兄にこだわった(?)のは特例中の特例。それも一目見たら満足するようなこだわり方だからね…
ー 事件解決より一週間後 : 大通り ー
[無表情のまま、お札を抱えて歩く。 ほんの少し歩く速度が速いのはいつもより機嫌がいい証拠だろうか。まあそんなもの他者から見れば違いなど分からぬのだが……]
………ーーー………ー。
[向かうは中層区域、渡したい相手のうち2人は中層にいることを知っている。スラムに入るのはコワイので今度配達の時にまとめて…と、足早に歩を進め……]
[くきゅーーーきゅるるるる]
…………。
[腹の虫が鳴った。 お金はない。おふだではさすがにサンドイッチは買えない。諦める]
[ある意味で『おふだ効果』が出ていることに気づかぬまま、青年は道を歩く。*]
/*
とりあえずKito師(キトゥーし)とかの回収と
殴り合いの喧嘩の布石(文無し&OFUDA)を打てたんで、良しとするか。
回想、何も思いつかないから…重くなりすぎないように1人でもほのぼのしとこうかなって…(言い訳)
─ 回想:事件の次の日 ─
[好きにすれば良い、と言われて>>103、リルは、あぁん?と言う顔をする。
その態度にヴェスが気付いたのかは知らないが、しばらくして言い直すように言葉が紡がれた]
……結局あれ以上のことはないのか。
………あー、めんどくせぇなぁ。
[大事にならないように、ヴェスが罪に問われない言を得たかったが、上手くはいかないようだ。
ただ、このヴェスが正常な精神状態にあったかと言えば甚だ疑問だ。
弁明の余地はあるだろう]
───……よし、保留だ。
[考える間を空けた後、口にしたのはそんな言葉だった]
アンタの行動だけを見れば大罪もんだが、腑に落ちない部分もある。
少し調べてからだ。
[温情だと言われればそれまでだが、疑念があることも事実。
恐らく猶予はあまり無いが、やれることはやってみる心算だ]
てことで、戻んぞ。
ここでずっと転がってるわけにもいかないだろ。
[そう言って移動を促す]
2人共先帰れ。
セーガはこっちで運んどく。
[ヴェスとスティーブにはそう言って、リル自身は転移能力者を呼び寄せセーガ>>12ともう一人を運ぶことにした*]
……あ、安い?
上乗せしてくれてもいいんですよ。
[スラムに流れた適当な保存状態の茶葉が果たして買い直したほうが安いかは、置いといて。
買い戻しに来た時は、壊れてますけど修理します?と、修理分上乗せすることもあったかもしれない。]
あ、それだ、それ。そいつ。
俺も、それじゃみつかんねぇよって思いましたけどね。
[ユウヅキが語る人物は出会った当初のセーガの姿。
どんな悪ふざけだよと声をあげるユウヅキに、少し、苦笑いを浮かべ、そう言って。]
あいつなら、もう大丈夫ですよ。
あと、言葉を教える先生もいるみたいですし。
[襲撃事件の時、男の目の前でセーガは変化を見せた。
言葉を教えてほしいとも頼まれたが、それはリルのほうが適任だと、その役目を任せたのだった。]
おいおい、いないなら、なおさら該当者の一人だろ。気付かないから違うって、顔知らねぇんじゃねぇの?
ま、探偵さんがそれで調査"完了"ってんなら、いいけどさ。
[報告しておく、と。そういうユウヅキにそう言って。]
/* そういや俺うっかりトレインの名前出してしまったの思い出してやっちゃったぜ感が…勝手に名前出してしまってごめんなさいです…
── 回想:事件の次の日 ──
[リル>>105の表情に気付いたと言うよりは、伝わりにくいと思ってか分かり易く言い直しただけだろう]
保留
…………
[低い声で呟いた]
それより、ここ……
お前どこか知ってるのか?
帰り道、分からないんだけど……
[不可思議な女性>>76>>77に導かれるように歩いて来たはいいが、帰り道は覚えていない。
そしてどうやらリルは転移能力者を呼び寄せようとしているようだが、中枢に呼べるかは少々疑問でもあった。
そこで活躍したのは最後まで事態を見守っていた特殊チームの一員か、それとも遠方より見ていた能力者だったか。
もし、何らかの条件が合致したならば、リルが行動を起こす>>106>>107前に、別の転移能力が行使され気付いた時には>>12防衛戦線本部近くの場所に全員居たやもしれず*]
7人目、道楽 リーン がやってきました。
道楽 リーンは、霊能者 を希望しました。
― 事件解決より一週間後 中層 ―
[大通りには数台のトラックが停車していた。荷台には鉄骨の山。その内一本がふわりと浮かび、大通りの一角へ飛んでいく。せんだっての事件で損傷した建物の再建現場だ。
鉄骨がすでに組みあがっている部分にはまりこむと、やはり宙を飛んできたボルトがきつく締め付け接合する。
現場の下には椅子が設置されており、そこには女が深く腰かけている。特注デザインの服に身を包み、傍らには湯気をたてるコーヒー。
工事現場には似つかわしくない、優雅な姿である。]
ふぁ。
[女はあくびをすると、物憂げにトラックを見やる。また一本、鉄骨が飛んでくる。
女の名はイルマ・リン。念動力を使い鉄骨を操っている。二本まとめて操る事もできるが、やる気はない。そうまでせずとも納期には間に合うからだ。文句を言われない程度にさぼるのがイルマのポリシーだ。それでも通常より短い納期で引き受けているのだから、相当よく働いているものだと自負している。
最も、事件が収束した直後、気に入りの服屋を再建した時は多少ピッチをあげたが。]
[建物が組みあがると、イルマは報酬を受け取った。]
それでは、またどうぞ、よろしく。
[にっこりと口元に三日月を浮かべ、雇主と挨拶をかわす。
きゅぅ、と腹が鳴った。
イルマは食事にしようと歩き出す。気に入りの飯屋をいくつか思い浮かべ、どこにしようと思案しながらぶら、ぶら。]**
■希望役職:霊能者
■名前:イルマ・リン
■所属:フリーランス
■能力:@念動力。肉眼で見えている物体を動かせる。手と同程度に細かい作業が可能。生物の捕縛も可能。動かしている物体の周囲を見る(感じる)ことができる。Aサイコメトリー。触れた物に関わる記憶が読める。能力を隠している。
■武器:小型のナイフ
■経歴:中層の住民。普段は賞金首狩りや工事現場などで生計を立てている。カジノの魅力にハマり、最近は週2日ほどディーラーのアルバイトをしている。本気を出せばそこそこの能力があるが、ややこしい仕事をふられるのが面倒なので出し惜しみしている(イルマ談)。
■NG事項:特になし
■PLより:新規PCです。よろしくお願いします。
道楽 リーン は肩書きと名前を 道楽 イルマ に変更しました。
─ 回想:事件解決後 ─
……どうやら失敗したようだね。
[捕らえられた檻の中、『死神』は、ふ、と笑いながら呟く]
あぁ、少し興味があってね。
例の機械生命体に囚われてしまった子がどうなったか見ていたんだ。
── はは、バレたか。
そう、私が背中を押した。
だが同時に警告も出していたよ?
『まだ終わっていない』とね。
[お前が何かしたんだろう、と指摘され、『死神』は隠すでもなく認めた。
ある青年が機械生命体に魅了されていたこと。
それを知った上で嗾けたのだと証言する。
その裏付けはやり取りを見ていた特殊チーム隊員からも得られるかもしれない]
余計なことをしただって?
私にとっては余計なことではなかったからね。
[悪びれない様子は捕まっていても変わらなかった*]
ー 回想 : 事件の次の日 中枢 ー
[力がはいらない。 ヴェスをみはらなきゃ
ねむい。 あのひとはだれだったの>>76>>77
どうしてみんなたたかってたの>>101。 ねむい。]
……ーーー……。
[朦朧とする意識の中で、リルが自分を運ぶという言葉がぼんやり聞こえる>>107。 立とうとする、ほぼ無意識だ。 両目からぼたぼたと雫が落ちていく。]
[それは理解を超えてしまった思考回路が、唯一理解したこと。たたかうことは『胸が痛いほどつめたいこと』ということ。]
……りる、とまんない、これ、なに?
[雫の正体を呆然と訊ねたのを最後に完全に思考が止まる。
夢遊病のような状態でリルの指示に従う。考えずに従うことに慣れた彼だからできた芸当だろうか。
次に意識が戻ってきたのは、医療施設の中だった>>12**]
/*
こんにちは、1・2村のエイミーです。
3村は体調崩しと腱鞘炎のコンボで参加できず。
ぐぬぬと指くわえて見ておりました。
自分からはちゃめちゃやれるキャラが欲しくて、
クズっ子を作成してみました。
はちゃめちゃやれるのかな?!
楽しみます。
[肩車をしていた子供は、ユウヅキが支払いをするときに降ろしていた。ユウヅキが子供たちを下ろし、帰る準備を始め、]
それとられたら、俺の店にまた並ぶから、
買い取りよろしくお願いしますよ。
[子供たちに翻弄される様を笑ってそう言って、]
スラムはあんま、いつもと変わんないですよ。
あとは、死神に憧れてるふざけたやつとか?
[死神、その言葉には冷たさは乗ったものの]
ま、馬鹿なんだけど。
[指さした先は、スラムによくあるガラクタの山。
そこに埋もれた、打ち捨てられたコンテナがある]
扉壊れて、今出れないそうです。
[お好きにどうぞ、と。ユウヅキにそう言えば、]
……と、それと。
[そうして、少し考えるように目を逸し、
またユウヅキを見ると。]
一応、探偵なんだよなー…
[そして、また、目を逸らす。*]
─ 回想:事件の次の日 ─
ここ?
そんなん地図見れば………
[>>110 分かるだろうと思ってデータを引っ張り出したが、中枢のものなど持っているはずもなく。
現在地を確認出来ず、言葉を詰まらせた]
そうか、あの公園からだいぶ移動したもんな…。
[困ったように呟いて頬を掻く。
中枢に詳しい知り合いなどいるはずも無く、途方に暮れる始末]
っと、セーガ、無理に動くな。
寝てて ──── え?
[移動の話を出した時、動けなさそうに見えたセーガが立ち上ろうとする>>116のを見た。
それに対し制止をかけたのだが、問う声にその言葉が途切れる。
見ればセーガの瞳から溢れるように雫が零れ落ちていた]
セーガ、それは”涙”だ。
悲しい時や苦しい時、嬉しい時にも出てくるもの。
どうしたんだ、そんなに泣いて。
[問うも、セーガは答えることなく、リルの指示に従うような動きを見せる。
最早限界なのだろうと考え、セーガを支えるように無事な手を添えた]
[そうする間に事態を見守っていた特殊チームの一員が誰かに話をつけ、その場にいた全員を上層区域にある防衛線本部近くへと飛ばす。
それは一瞬のこと。
誰が転移させたのかも分からなかったが、ひとまず分かる場所へと辿り着けた]
[セーガは部下に指示を出して医療施設へ。
ヴェスについては、その行動の裏に『死神』が関わっていたことが判明。
また機械生命体に魅了されていたこともあり、逮捕にまでは至らなかった。
これに関してはリルも、ヴェスが正しい精神状態になかったと思われることを証言した。
それが功を奏したかは不明だが、ヴェスを拘置所へ案内せずに済んだのは僥倖だった*]
8人目、カウンセラー ベル がやってきました。
カウンセラー ベルは、おまかせ を希望しました。
─ 事件翌日 「中層」 ─
機械がそこそこ何でもやってくれるこの世の中でも、人の心まではなかなか癒せないのがこの世の中で。
[一人の女性が中層でぼんやりと佇んでいる。]
まぁ、こんな私でも人様のお役に立てることもあるのかなーと。
テレパスの能力は…やっぱりまだそんなに強くないけど。
[彼女の立つ場所の前には中層のカウセリング施設だったものがある。]
最近ようやくカウンセラーとして自信も実績も積みあがってきたところだったのですが。
[ドームの施設とあって中層では頭一つ抜けた高さを持つ建物なのだが、今日彼女のエメラルドの瞳が向ける目線はやけに低い。]
どーーーーしてこうなっちゃうかなぁぁぁぁ!!
[絶叫する彼女の目の前には瓦礫の山となった職場があったのだった。]
■名前:ベル・マイアーハイム
■所属:カウンセラー(⇒フリーター)
■能力:テレパス(相手の思考や記憶を読み取る。念話は1対1限定で距離制限あり。相手に自分のイメージした映像を見せる程度の幻術も使用。)
■武器:なし
■経歴:上層出身、25歳、身長150cmほど。
戦闘能力は一般人レベル。テレパスの強度は伸びしろがあるが、無理をすると体へのダメージが現われるため、ブレーキをかける傾向がある。
■NG事項:特になし
■PLより:新規PCです。どうぞよろしく。
─ 事件解決から1週間・中層区域 ─
[腹ごしらえを終え、部下と共にテラス席を立つ。
部下達が巡回へ戻ろうとしたその時、見覚えのある人物を見つけて、わらわらととそちらに寄って行った]
おいこらお前ら、仕事に ──── セーガ?
[部下達が向かった先にいたのは、リルが言葉を教えているセーガ>>104。
レッスンの時間はまだのはずだが、とリルもセーガの下へと歩み寄る]
「よぅセーガ、教えたことちゃんと練習してるぅ?
女の子を口説く時の三か条復唱しtごふっ」
貴様はいい加減にしろ。
[毎度余計なことを教える部下の一人を殴りつけて沈黙させた。
輪の外へと追いやり、リルはセーガへと向き直る]
やぁセーガ。
こっちに用事でもあったのか?
[改めてセーガへと声をかけた**]
なんで私の職場の辺りだけここまで酷いことになってるの…
[ここまで来る途中にも爆発のような跡や異能による被害を受けたような場所は数多くあったが、目の前に広がる光景は、まるで巨人でも走り抜けたかのように、中層から上層付近へかけてとある一定の区画だけ深刻な打撃を受けている。打ちひしがれる彼女のポケットの中で通信端末が着信を知らせた。]
『もしもし、ベルちゃん?あ、生きてた?俺は昨日本当に死んだかと思ったよ、ハッハッハ。』
[声の主はベルの上司だ。良く言えばノリがいいのだが、いかんせんドームの直営施設長としては適当すぎるところもある。]
所長もご無事そうで。あ、あのぅ、それで今施設の前にいるんですけど…
『あー、見ちゃった?マジでウケるよね。あと10分逃げるのが遅かったら俺も消し炭になってたね。もうごわーっ!とさ。うわーっっ!って。』
はぁ、そうですか。それで、その、お仕事の方は?
『うわっ、なんてドライな反応。そんなところも素敵だ。』
あの、お話進めてもいいですか?
『ああん、ホントに冷たい。仕事ね。お休み!わかるでしょ、今の状況では無理無理。いつ再開できるかもわからないし、したがって給料が出るかわからない。よって、ベルちゃん、バイトを許可する!以上。』
── 回想:事件の次の日 ──
[セーガが泣き出した時>>116は、虚を突かれたような表情を浮かべる。
声を出したり何か行動をとる前に、リルがセーガを支えた。
そうこうしているうちに>>121、気づけば上層にある防衛線本部の近くに全員転移された。
暫く後、リルの証言などもあった為か否か最終的に罪に問われなかったが、それをリルから伝えられたならば、その時は微かに硬直するような表情を浮かべた。
赦されたことに、拒否感を抱いているように。
けれども、それは一瞬のことで、すぐに表情は元に戻る]
……帰る
[もし幾つかの手続きがあったのなら、それらを終わらせた後、ずっと待っていてくれたスティーブと共にその日は帰っただろう]
―回想:事件解決翌日―
[膝の上に寝転んだヴェスが起き上がったのは、夜も更け、日も変わった頃。
その間で見上げていた月の輝きも白んだ空に隠された。
身を起こしたヴェスを見て、そして]
……っ
[リルに対して、罪状という言葉を口にするのに、ビクッと反応し、ゆっくり顔をリルへと向ける。]
…リル。
[何かを乞うように、それだけ言葉にするが、それ以降は言葉が声が出ず、二人の会話を聞いた。
保留。その言葉に、息を吐く。]
── 回想:事件の次の日(事件直後深夜以降〜) ──
[帰りは、歩きを選んだろう。
上層から中層へ戻る道は、機械生命体によって破壊された大通りは到底歩けたものではなく、別の道も小型機の攻撃で荒れた場所もあれば騒動の音もいまだ遠くから続いていたかもしれず。
ただ、帰り道を、スティーブと歩き続ける]
何かを、誰かを犠牲にして、また生き残ったんだな……俺……
[ぽつりと言葉を零す]
……別に、憎い訳じゃないんだ。
[相応しい言葉じゃなかったと言いたげに、先刻『ドームのやつらが憎かった』という口にした言葉を訂正する]
── 回想:事件の次の日 ──
較べただけ……
死んで欲しくないけど、
どうして、あいつらは生きれてるんだって……そう思っただけだし
悔しい……って言うんだろうな。
あんなに楽しげに、振る舞ってるクソ野郎共は生きてて
[それは熱狂の様に騒ぎ立てていたギーグ達を主にさしていたのだろうか]
いや、やっぱり……憎いのかな。
あいつら……
[普段は髪を覆っている布も髪紐が燃えている為、長い黒髪の根本を握るように額に拳をあてる。
スティーブから、もう何も今は考えるな等といった言葉を言われれば、頷き、あとは黙ったまま自宅へ戻っただろう*]
ちょ、ちょっと待ってください!そんな、急に言われても。
それにこういう時こそ、人々の心のケアが必要なんじゃないですか?
[突然の通告に困惑するベルをよそに、端末越しの声は相変わらずのトーンで返答する。]
『なーに、このドームの人間ってば、なんだかんだ言って身も心も頑丈だから大丈夫だよ。』
ええぇ、それカウンセラーに携わる人間が言います?
『気になるならドームをあちこち回ってみてもいいんじゃない?お給料でないけど。それじゃ、何かあったら連絡するから。』
[プツリと一方的に通信が途絶える。]
しょ、所長?
…私、どうしたらいいんだろう。
[自分にこそカウンセリングが必要なんじゃないか、という自虐的な思いは口には出さなかったが、またしばしの間ぼんやりと瓦礫の山を見つめているのだった。そんな彼女を置き去りにして、中層には早くも復興に向けた活気が湧き上がっている。**]
─ 事件解決から1週間・特殊チーム詰所 ─
もう戻ってきたのかって?
だってこれずっと持ってるのヤだもん。
きちっと封印しといて。
持ってくるまでが査定なんでしょ?
じゃあ良いじゃん。
[小型機を1個回収してさくっと戻ってきた『影身』に、監視者は呆れた表情で応対する。
「言ったけど、これじゃあ効率が悪いよ」
肩を竦められた]
欠片ならいくつも確保して動けるけどさー。
小型機は万一の場合があるでしょ。
効率悪いとか言うんだったら、小型機だけでも転移で回収してよ。
[ぶーぶー言うと、監視者はにっこりと微笑む。
「ダーメ」
腹が立つほどの良い笑顔だった]
ちぇー、なんだよー。
良いよ分かったよ、何かあっても責任とらねーからなー。
[子供のようにぶーたれた後、『影身』は再び任務へと戻るのだった**]
―事件解決後:翌日―
……。
[セーガが泣き出し、リルが支える。
ヴェスの虚を突かれたような表情。
そして、男はといえば、ただそれを見ていた。
声が、出なかった。一度俯き、目を瞑り、
息を吐き出して、吸って。
また顔を上げる。
転がっていた武器は転移前に行われただろう。
それを持つ時に、手の震え、戸惑い、それでも掴んだ。
そして、転移されたのは上層の防衛戦本部近く。
ヴェスが罪に問われなかったこと、それを伝えられた時、ヴェスとは浮かべた表情は対象的なものだった。
そして、ヴェスが開放されるまで、どれほど長くかかったとしても、男はそれを待ち、帰路へとつく。]
/*
氷漬けで死にかけたんだから、トんだ方が良かったんじゃないヴェス君や。(色々抜けてる顔)
途中で動けなくなって、トんだ事にしよう(いやそれも、スティーブに心配ばかり掛ける案件になるか…)、一緒に本部で治療受けた扱いにしとこう。。。
── 回想:事件の次の日 ──
[本部を出る前には、医療施設もしくは治癒系の異能でスティーブと治癒は受けたろうか。
流石に、そうでなければ途中で動けなくなる可能性も無くはなかった**]
─ 事件解決から1週間〜2週間の間 ─
[1日かけて「村」からドームへと移動し、無事の確認がてら実家に宿泊した後に出稼ぎの手続きをする。
復興は思っていた以上に早い。
大体が異能を使っての作業となるため、人力でやるよりはかなり効率よく進んでいた。
そんな中でもハロルドは異能を使わず、その身一つで出来る作業を選ぶ。
異能力は極力使わない、「村」で決めたことを貫いた]
……端末のレンタルはしておくか。
[共用で使っていた端末は妻の下に置いてきた。
そちらとの連絡や、両親や知人と連絡を取るために端末のレンタルを行うことに決める。
そのためには幾日か働いて賃金を得る必要があった。
妻が気にしていた知人 ─── ヴェスを訪ねるのはそれらを済ませた後になる**]
─ 事件解決から1週間・中層 ─
肉。
今日は肉の気分です。
[食事を求めて足を向けた先は、よくケバブ屋がいる路地。
イルマはそこのケバブが好物だった。たっぷり詰め込まれた肉とトマトの相性が抜群だ。爽やかなヨーグルトと辛味のバランスが最高なソースがたまらなく好きだった。
味だけでなく、「大盛にするよ!」と威勢のよいかけ声がかかるのも気に入っていた。]
はぁ。
今日もいないんですねぇ。
[だというのに、あの事件の後からすっかりみかけなくなってしまった。代わりに、ホットドッグの屋台が場所をとってかわっている。
イルマは深い深いため息をついた。ホットドッグも肉に変わりはないが、全然肉肉しさが違う。
そこへ、近隣の店舗の客引きが声をかけてくる。]
『おねーさん、ケバブ屋探してるのかい?
なんでも、屋台がふっとんじまったらしいぜ?』
……詳しく聞かせていただけます?
[どうやら、ケバブ屋は先の事件で降ってきた流れ星の落下地点へ商機を求めて出張していたようだ。そこで屋台が燃えるのをみた者がいたらしい。
イルマは肩を震わせた。]
許すまじ……!
[犯人は誰か。人か、それとも例の機械か。人なら見つけ次第ひねり上げてやろうと心に決めた。]**
/*
これ書くためだけに3のログを「ケバブ」で検索してきましたの。
死神が爆破したんじゃないんですね。
死神絶対殺すマンになれると思ったのに。
追いかけっこできないわ、残念。
─ 事件解決から1週間・中層区域 ─
…! みんな。 えっと、お、はよー?
……こんにち、は?
[道を歩いていると見知った面々の顔に囲まれ挨拶を返す。>>124
リルやその部下たちに言葉を教えてもらっていた当初は、ワイワイとした空気に驚き恐縮してしまっていたセーガだったが、今では皆を慕い、慣れないながら会話しようと努力している。]
お、おんなのこ、くどく、れんしゅーむずかし…
え、えっと…
えがお、で、ガラスをあつかうよりやさしく、で
ぶちのめされても、もーあたっく?
[ナンパについては人見知りが(幸運にも?)災いして実際に行動に起こしてはいないようだが、練習は家の鏡の前で素直にやってる辺り彼らを慕って信じきっているのがわかるだろう]
…そう、だ。 よかった。 探してた。
[何か用があるのかと聞かれれば>>125、セーガは皆に手に抱えていたお札を配り始めた。]
えっと、さっき Kito師の人に、会って
呪われてて、悪いことが続いてるでしょ、って
それで、えーと 、 これを持ってると、ワザワイがアンザンでジョージュでシリゾク?んだって。
配ったら、みんなハッピーになる、らしい、から
みんなに配ろーって、いっぱい買って、きた。
今から、ヴェスにも、あげに、いく、とこ。
[そういいながらリルには少し多めにお札を渡す。
表情は変わらないが、能力を使っていない銀の目はいつもに増して星のようにキラキラした目をしていたという**]
―回想:事件の次の日 ヴェスと並ぶ帰り道―
[その後、治癒を受けることとなり、その帰り。
男は何も言わずヴェスの隣を歩く。]
……俺は、
[誰かを犠牲にして、また生き残ったと、ヴェスが言葉を零す。
それに対して、男は言葉を口にしようとし、悩んで。]
…お前が生きてて…ほっとしてる。
[素直に、そう零した。]
―回想:事件の次の日 ヴェスと並ぶ帰り道―
ん。
[そして、ヴェスが中枢で言葉にしたことに対するものだろう、
それを口にする。]
……多分、考えても分かんねぇよ
[そう言って、ヴェスの頭に手を伸ばし]
だから、今は休め。
[頭を撫でる。そうしてヴェスの自宅へと行き、
しばらくはヴェスについていたが、急激な眠気もあり、そのうち寝てしまっていただろう。*]
ー 事件解決より一週間後 : スラム街 ー
情報代分は上乗せしてやるが、茶葉代は上乗せせんぞ
お前さんも商売上手なことで…うちにも色々あるんだよ色々…
[代金上乗せについてはそう答える。セーガのことと、自分の関係の可能性についてきけば>>108>>109]
大丈夫、ねえ…そうだといいんだがな。
……なんだよ、なおさらって! はぁぁーーー…もう少し調査がいるかぁ……ちっ……まさか自分の家系図漁るハメになるとは……もうここ調べるので最後だぞほんと……
[露骨にめんどくさいと言わんばかりに舌打ちする。
探偵は心底依頼人のことが気に食わない様子だった。それでもヒントが出たなら調査の続きをすると決めるあたりがユウヅキのユウヅキたる所以か]
おいおいまた買わされるってボクはお前にいくら貢げばいいんだ?……はいダメー!油断したかと思ったかー!ボクから物を取ろうなんて100年はや…や、やめろ!取らせねーよ!
『わー!けちんぼー!』『よこせよこせー!』
[子供たちに翻弄されながらスティーブからの近況を聞くと>>117]
………。 なんかアレ、一周まわっていっそ憐れだなおい……
かっこよく登場しようとしたらガラクタが降ってきてコンテナがひしゃげてしまったと言ったところか?なんつー間抜けな…
[そういって救助の意味も込め、コンテナの方へ行く。 ポケットから取り出した水のボトルを開き、1匹の小動物に変えがらくたを撤去させる。それを見た子供たちがわーすごーい!と盛り上がった。]
ん?どこからどう見ても探偵だろ?
……依頼の話か? 内容によっては受けよう。
[探偵か訊ねられれば、目をそらすスティーブの方は見ずに>>118そう答える。 スティーブを見ないのはコンテナに警戒していた結果である。
コンテナの前のがらくたを撤去したら水獣に体当りさせてコンテナの側面をベコベコにする。 内部から悲鳴が聞こえるが気のせいだろう。]
…開かんな、仕方ない。
ちょっと救助してくる。それまでに決めろ。
報酬は安めにしといてやるから。
[そう言うと両腕を広げる。手首に出来た魚のエラにも似た切れ込みからどろりと血が溢れ空間に溶けていき…空間を貫通してコンテナの中へと入っていった。]
[空間制御能力の使い方は安定している。 手首の切れ込みは自身で入れたものではなく能力を正しく使おうとした結果気づいたら出来上がっていた一種の『器官』だ]
[彼はその能力を危なげなく使い、コンテナの中に消えた]
『ギャァアァアア!!!!オバケえええええええ!!!!』
『誰がオバケだしつれいなぁぁぁぁあぁああああ!!!!』
[コンテナから悲鳴と怒声が轟いたのはここだけの話。
中でのパニックが収まればユウヅキはすぐに救助して外に出てくるだろう**]
/*
怖い。>手首にエラみたいな切れ込みある
ヴェスは毎回顔顰めてそう。見た目悪いとか言いそうだ(こいつ何でリスト●ットしてんだみたいな顔してる)
/*
スティーブ、どこに商品置いてんの?って突っ込んじゃ駄目ね。まぁ、スラム詳しいからさ。いろいろ置き場所あるんじゃないかな。
/*
スティーブ、BtB2からユウヅキの見方変わったのと、それから付き合いあったからか、だいぶ打ち解けてるなー…まだ敬語だけど。
─ 事件解決から一週間・中層 ─
[イルマは口をとがらせ考える。ケバブ屋さえ見つかれば屋台は融通してやれるだろう。いくらかかるかは知らないが、美味しいケバブのためなら金をかけても良い気になれる。
が、しかし、彼の連絡先は知らず、手がかりになるものもない。
ともあれ。]
肉……肉。
[止まらない肉欲を満たすにはどうすればよいか。
家に帰ればお取り寄せしたハンバーグの冷凍品があるが、今日はもう少しぶらぶらしていたい気分だ。]
そういえば、あの人は無事でしょうか……?
[いつもお取り寄せグルメを届けてくれる無口な青年のこと。馴染みの配達人がいなくなるのはよろしくない事だ。なにせ、彼が届けた荷物は温度が保たれ、鮮度が抜群なのだ。]
─ 回想:いつの事だか 中層の自宅にて ─
[イルマの家は中層の、どちらかというと高級な区域にある。一人暮らしにしては少し広めな部屋のあちこちに、イルマが集めた雑貨が飾られている。]
はーい。
[チャイムが鳴り、玄関を開けるといつもの配達人がいた。その日の届け物は"響楽鶏の鍋セット もも肉&つみれ 各200g 鳥刺し付き"だ。なんでも、歌で対象を強化する能力者が、日々歌い聴かせて育てた鶏だとか。
イルマは口元に三日月浮かべて受け取りのサインをする。そして、ふと配達人の顔を見る。]
……ねぇ、あなた。
よろしかったら、上がって食べていきません?
[それは気まぐれな誘い。
ここにいるのは女ひとり、男ひとり。家にあげれば"そういう事"にもなりうるというのに、イルマは頓着せず──いや、そうなれば美味しいものが増えるだけ。
にこにこと笑みを浮かべたまま、配達人を手招きした。]**
/*
セーガ、俺んち来るメモ書いてたけど、どうするのかねー。
プロ中にやりたいこと出来るんだろうかで止まる。。。
(ヴェスが面倒くさい性格過ぎて内面好感度がすぐ上下する辛い)
ー 襲撃事件から1週間後/中層バー ー
さって。
腹拵えも済んだし、後はー・・・
「ガート、ちょいと今からいいか?」
何、アタシ今からカードするつもりだったのに。
「まーまー。
吹っ飛んだケバブ屋知ってるだろ?」
あー知ってる知ってる。
落下地点で撮影してたやつがあげた動画で、吹っ飛んでた。
「あそこがあった路地に、ファラフェル屋ってのが出てるらしいぜ」
何それ?
「何でも豆を肉みたいにした?揚げ物らしい。
いっちょ食いに行ってみないか」
まあいいよ。
まだ小腹を満たしたくらいだもん。
[ガートが、食べ物の正確な情報を全く知っていないバーの常連と連れ立ち、よくケバブ屋がいた路地へ向かうのは、客が絶えて誰も居なくなった時だろう**]
─ 回想:いつの事だか仕事中 / イルマ宅 ─
[かつての青年はとにかく人との関わりをなるべく控えるように生きてきた。 そのため運ぶ荷物の内容に関しては完全に無頓着で、届け先に関しても無関心。
俯いて顔もろくに見ないため顧客の顔を覚えているかも怪しい。]
『よろしかったら、上がって食べていきません?』>>149
[そんな生活を送っていた彼だが、時々気まぐれを起こし声をかけるものに出会うこともある。 次の配達先の事を考えていた彼が少し顔を上げると、手招きする三日月笑顔の女性。]
……ー…ー…。 ……っこぅ、で……。
………ど……。
[掠れた声でその誘いを断り、ほとんど消えかかった『毎度』を呟き立ち去ることにする。表情も変わらず何事も無かったかのように業務用のバイクへと向かう]
─ 事件解決から1週間・中層区域 ─
[挨拶を返してくるセーガ>>140に対し、部下達は口々に挨拶を返して。
チャラ系部下の言葉を受けて律儀に復唱するセーガを見て、部下は腹部を抑えながら震える手でサムズアップした。
リルは背後で前傾姿勢になった部下の顎を、前を向いたまま拳で叩き上げる。
身長差も相まって、殴るに易い位置だったようだ。
殴りつけた手をプラプラさせながら、探していたというセーガ>>141の言葉を聞く]
……Kito師?
[途端に瞳が細くなる。
表情は胡散臭い、と言うような雰囲気]
「…リル嬢、これは」
……そーだね、”奴”だね。
[リルは部下の言葉に面倒くさそうに声を返す。
手口を見るに、詐欺の常習犯のようだった]
はぁ……良いかセーガ。
お札とか宗教とか、迷信を信じるのは自由だけど、ソレは絶対騙されてるぞ。
そもそも悪いことを祓うのに安産とか関係ねーし。
どこで声かけられた?
[多めに渡されたお札を手にして摘み、ひらひらとセーガに見せつつ。
キラキラしている瞳を見て、純粋すぎる、と嘆息を零した**]
── 回想:事件の次の日 ──
うん……
[スティーブが零した言葉>>142に、篭っていた張っていたような意識が溶けた。
疲労のようなそれもあっただろうけれども。
頭を撫でられた時は、手の力は抜けて、何も言わずに。
以後は、そのまま自宅へと戻った]
スティーブ……?
[そのうち、ふと気づけば先にスティーブは眠っていた。
眠っていたのはソファかそれとも、別の中途半端な格好でだったか]
…………
[自宅に戻った頃には、防衛線本部で経過した時間もあり、朝も薄暗さから抜け明るかった。
眠ったスティーブに毛布をかけ、その日は同じく時間差で眠ることにしただろう]
── 事件〜1週間:中層自宅 ──
[その後は、暫くそう変わらない状態>>73だったか。
ひとりの時は時に泣いている時もあったが、スティーブ>>55が様子を見に来ている時は落ち着いていた。
ふと気づけば、よく眠っている姿に、その度に毛布をかけたりしていたろう]
…………
[眠っている姿の、スティーブの頭に手を伸ばし、暫し止まった後に、頭を撫でる]
ごめんな
[聞こえていないと分かっていながら、洩れたのはそんな言葉。
ずっと、長い間、心労をかけていたのだろうと、途端眠くなるという様子に察しただろう。
どんな言葉をかければいいのかなど、するするとは出て来ない]
お前まで、死んで……殺してしまうところだったし……
……、………………
[その時ばかりは、ドームへ潜入する為に美を象ったような人型となった機械生命体の姿はぼんやりとした姿として浮かびあがるだけだっただろう]
── 事件〜1週間:中層自宅 ──
[実際に、殺しかけた。
というよりかは、スティーブに……ぶつけただけか]
ほんと、馬鹿だよな
[それが自身のことかスティーブのことかは主語には無い]
[そうして、何日目のことだったか。
スティーブが妹のことを口にした]
「あいつがどうして死んだか、知りたい」
そうか……
うん、分かった
[それが寝しなの話ならば、ソファ横たわるスティーブの頭を撫でながら聞いただろうし、ではないなら唯聞いただろう。
その時、リルに相談するという話も聞いたならば、重ねて分かったと伝えただろうか]
リルに手伝って貰えるならそれがいいと思う
俺は……少し、手伝えそうにない
ごめん……
[それでも、何か頼られれば助けただろう。
例えば、スラム以外についての場所や情報などを求められれば教えただろうし、必要な物品などがあれば貸与もするだろう。
そうやって、スティーブはじめ幾人かが来る分には拒みはしないが引き篭もっていた。
尚、ユウヅキから端末連絡が来れば、恐らく殆どを無視しただろう。
或いは心配を万一されたならば『うるさい』をはじめ『無事』『気持ち悪い』等そんな短い返答が、送られた内容に応じて返るか。
それでも最低限、調査関連なら何処へ行くのがいいくらいは単語で返事しただろうが*]
/*
んんんんんっ…!!!!
弟が、弟が!!!言葉にできないぐらいに、こうこう…!!!心がきゅっとなるというか…!!!
ああああああ、もう!!!ぎゅーってしたい、ぎゅーってしたい…!!!
……
[大きな溜息をついて、ローテーブルにそれらを置いたままソファを立ち上がる。
移動し、仕事場にしている書斎に入ると、カーテンを開き、両側に押し広げるタイプの白い窓枠の窓を開ける。
書斎は、1階では無い為、街が遠くまで見える。
部屋の中に光と風が入り込み、室内に粒子舞うように見えるチンダル現象が起こる。
そのまま、椅子を引き寄せ、ぼんやりと窓の桟に腕を置いて頬杖をつき外を見ていた*]
/*
どうして!自分は!!日が変わったと言われると、空が白んだと表現してしまうんだ!!!深夜24時だったら暗いでしょ!!!!
─ 事件解決から1週間・中層区域 ─
[腹部を押さえて震えるサムズアップに こちらも親指を立てて答える。 その瞬間見事にリルを拳が部下の顔にクリーンヒット!鮮やかなものである。>>154]
だ、だいじょ……
…? …リル、あの人のこと、知って、る?
[少しの間心配しているが、リルがKito師のことを知っていそうな口ぶりを聞き>>154、そちらに心配が移る。]
え…え…? だまされ、てる…?
で、でも…悪いこと、あるって…当たってた…
人間関係が、とか、上司が、とか、探しものが、とか…
[セーガはそう言いながら出会った状況を伝えるだろう。
ギーグと特殊チームの追いかけっこを見たこと、ギーグに逆切れされたこと、そこで声をかけられたこと…]
[もちろん、どこで声をかけられたかもはっきり伝えた。]
―回想:事件解決後〜次の日―
[>>129月の輝きが白んだ空に隠された、
そう男には見えたが、実際はそうではなく、
まだ深夜で空は暗く。
白く見えたのは、それは、さすがの疲労と身体の限界もあり、男の意識がぼんやりとしていたせいだったろう。**]
/*
2ID、多いねぇ。
自分もしたいなーと思ったんだけど、
慣れない狼役だし、せっかく美味しい役どころもらったし、全力だしたいなぁということで、スティーブだけにしました。
あと、自分が2ID扱えるキャパがあるとは思えないんだな…
── 1週間後:中層自宅 ──
[集めていた物>>73は、20数年前の事件。
調べたことはあった。
けれど、その時は精査せず流すように見ただけ。
近くの机に置いていた纏めている紙束を、ぺらり、と捲る]
『前文明痕跡調査隊の悲劇』
…………、
[あの時の生存者は自分ひとりだけでは無い。
特殊チームの一員に助けられた調査隊の大人は居たし、死んだ調査隊の人間の中には、ドームに子供を残していた人間だって居たかもしれない。
子供の自分があの場に居たのは、こっそり調査隊の乗物に潜り込んだから/潜り込まなければ]
……
[軽いフラッシュバックを起こして、目を瞑る。
ややあって、柔らかい風と建設の音が戻って来た]
── 1週間後:中層自宅 ──
[集めていた物>>73は、20数年前の事件。
調べたことはあった。
けれど、その時は精査せず流すように見ただけ。
近くの机に置いていた纏めている紙束を、ぺらり、と捲る]
『前文明痕跡調査隊の悲劇』
…………、
[あの時の生存者は自分ひとりだけでは無い。
特殊チームの一員に助けられた調査隊の大人は居たし、死んだ調査隊の人間の中には、ドームに子供を残していた人間だって居たかもしれない。
子供の自分があの場に居たのは、こっそり調査隊の乗物に潜り込んだから/潜り込まなければ]
……
[軽いフラッシュバックを起こして、目を瞑る。
ややあって、柔らかい空気の感覚と建設の音が戻って来た]
─ 事件解決から1週間・中層区域 ─
あれは放っといて良いよ。
[沈黙させられた部下についてはそう言って。
Kito師についてを聞かれた>>162なら、渋い表情で頷いた]
まぁね、何度かとっ捕まえてる。
ホント懲りない奴だよ。
[嘆息と共に紡ぎ、言われたことが当たっていた、と伝えられると軽く頭を抱える。
純粋すぎるのも困りものだ、と]
あのなぁ、セーガ。
そう言うのは人間誰しもあることなんだよ。
程度はそれぞれあれ、だけどな。
それにドームじゃ色んなことが起こる。
該当することがほとんどだろうさ。
後は……騙しやすそうに見えたんだろうな。
[セーガの言動を見てカモになると思ったんだろう。
Kito師もセーガを含めた一連の流れを見ていたなら、そう判断してもおかしくはない]
…あー、全部、なのか。
うん、その気持ちは嬉しいよ。
この件は預かっとく。
奴の行動パターンは大体分かってるからな。
[この後追いかける、と言う意味を含め紡げば、部下達も頷いていた。
そして聞こえる腹の音>>163]
「なんだ、腹減ってるっすか?」
「これ食うか?」
[部下の一人が持ち帰りようで買っていたパン(ナッツ入り)を一つ出し、セーガへと差し出す。
遠慮するようなら、数はあるから、と笑うのだった**]
─ 事件解決から1週間・中層区域 ─
そう、なのか……
……うん、じゃあ、みんな、に、おねがい、する。
[何度も捕まえていたということと、騙しやすそうだったのだろうということを聞いていると、やっぱり騙されてしまったのか…と少しため息が出た。なんとも上手くいかない。
これから捕まえに行く旨を聞けば>>167、お願いしますと頭を下げる。あとの予定であるリルのことばレッスンの時に自分のお金がどうなったか聞くつもりだ。]
……!いい、の?でも……
[……くきゅーー、くるるる…]
[差し出されるナッツ入りのパンには遠慮の声と腹の虫の悲鳴が同時に返事したろう]
[少しの間遠慮する、しかし数はあるのだからと笑顔を向けられれば、びっくりしたように目を丸くして…]
……じゃ、あ…あの…ふたつ、もらって、いい?
……あの、今から、ヴェスのとこ、いくから……
その、いっしょ、たべたら、あったかい、かなって……
…だめ?ふたつ……
[つい、そうお願いしてみたり。 無表情は崩れており、普通の人間でいうなら『照れくさい』とかそういう顔をしながら頼んでみる。]
[貰ったのが一人分でも二人分でも、彼は皆に感謝を伝えてそこで別れヴェスの家へと向かうだろう。]
─ 事件から3日後 「中層」 ─
よし、掃除終わり。
[仕事を始めてからの初めての長期休暇ということで、戸惑いながらもまずは今まで溜め込んでいた身の回りのことを片付けている。人々が忙しげに行き来するのを窓から眺めながら紅茶を一口飲み込んだ。]
あれから所長の連絡もないし。本当にお給料がもらえなかったら、何か別の仕事を始めないといけないとだよねぇ。
[ため息を一つついてから紅茶をもう一口。]
どこも復興関連の仕事は募集してるけど、私には瓦礫撤去とか建築の能力はないし。
[携帯端末で求人広告を眺めてもすぐに応募できるようなものは見当たらない。ドームで仕事をしていくにはどのような分野であれ、それに見合った異能が必要だ。]
くぅぅ、こうなったら今流行りの「闇の一党」に入れてもらって裏社会のボスを目指すしか…!
[「闇の一党」はこの騒ぎに乗じて急激に膨れ上がった犯罪組織の一つだ。教祖と言われるカリスマの指導の下、下層区域で勢力を伸ばしつつあるらしい。]
いやいやいや、何を考えてるの私。
思考が悪い方向へ行ってしまうのはきっと部屋に閉じこもってるから。
環境を変えればきっと気分も変わるよね。
[『誰でも歓迎』『高額給与』『アットホーム』そんな文言を堂々と掲げる闇の一党の求人情報をとじると、上着を羽織って外へと出るのだった。]
ー 事件解決から一週間後: 中層区域→ヴェス宅近く ー
[ヴェスは、かつてセーガが人探しを依頼しようとした相手の一人、そしてバグシング襲撃事件で自分が殺しかけた人、と青年は認識している。]
『よかったな まもれて』
[ヴェスと戦うみんな、燃える公園、目の前で凍りついていく時の彼の顔。正直今でもあの時の状況は理解しきれていない。考えると、どういうわけか『ナミダ』が出てくるのだ]
[それからも、青年はヴェスのことを気にかけている。
仕事の報酬だと大量のサンドイッチを届けたのはついこの間だが、やはり心配だと彼の家に顔を覗かせる。]
[問題は、仕事でもないのに訪ねる気後れしてしまって自分で家のチャイムを鳴らすことにかなりの時間を要することか。ヴェス宅の近くについたなら、しばらくの間ウロウロとチャイムを押していいのか悩んでいるだろう*]
── 1週間後:中層自宅 ──
……今日はセーガ、来るかな
軽い物でも作っと……
………くか
[そこでふと、視界の中にセーガの姿>>173を見つける。
今日はサンドイッチの袋を持っていない。
食べ損ねたのか、食べて来たのだろうか。
恐らくチャイムを鳴らすのはもっと後になるだろうとぼんやり思うと、立ち上がり、窓とカーテンを閉め、椅子を元に戻し仕事場を後にする。
事件が終わってから、ちょくちょくとセーガは顔を出しに来て居た。
チャイムが鳴らされるまで、簡単な昼食をキッチンで作り始めた。
食べるかどうか分からないが、食べないなら自分で食べればいいだけなので]
……
[そんな風に事件からの丁度7日目を過ごしている頃、ドームを訪れた人物>>137がいることには一切気づかなかったろう]
── 1週間後:中層自宅 ──
何がいいかな、あいつ…
…… サンドイッチあいつ好きなんだよな…
前にどっさり持って来てたし 多分。
とりあえず、スープ作るか……
[材料はあまり変わらないので、刻んだ野菜を入れたコンソメスープとリゾットを作ることにした。
昼食を作り始めてどれくらい経った頃か、チャイムが鳴れば、火を止め、玄関を開けるだろう*]
ー 空想 / 夢想 / もしくはありえたかもしれない未来 ー
[青年は暗闇の中に立ち尽くしている。
その手には拳銃。 コツコツとブーツを鳴らして目の前の獲物を追い詰める。]
[人は死ぬ。人は殺せる。 そんなことはよくある話。]
[パァン!!!]
[鮮血が舞い獲物が倒れる。]
『終わりました。』『ご苦労、セーガ』
[引き金を引いたことに青年は何の躊躇いもない。
何故なら?それは命令だからである。それは『よくある話』だからである。そこに疑いの余地はなく、命令ならばためらう必要は一切ない。]
[これはもしもヴェスのことを『完全に凍らせて』しまったならの話。人が死ぬことを『よくある話』と認識してしまった場合の悪夢]
[セーガはそんな夢をたまに見て、嫌な夢だったと首を振って忘れるのだ]
[外に出たと言っても特に目的は見当たらない。一先ずは職場の近くにあるお気に入りのカフェを目指して歩く。ぼんやり歩いていると筋骨隆々の男にぶつかった。]
『あぁ?なんだよ?』
あ、ごめんなさい。ボーっとしちゃってて。
[慌てて頭を下げると男は舌打ちを一つ。]
『ドームがこんな時にボーっとかよ。いい御身分でありますこと。おい!そこサボってんじゃねーぞ!今日中にここ終わらせて次はL-4地区だからな!ここもあっちも塞がってっと自動配送が困るんだよ!』
[男はどうやら復旧の監督のようだ。すっかり恐縮したまま、足早に立ち去ろうとする。]
『…お嬢さん、そこのお嬢さん!
そうそこの黒髪のお嬢さんだよ!見てたよ見てたよ!』
[気落ちしたのも束の間、別の男から声がかかる。視線を向けた先にはいかにも胡散臭い男が手招きをしていた。]
『言わなくてもわかる!分かるよ!最近悪いことが続いてるでしょ! 人間関係がーとか、上司のセクハラがーとか、良い出会いがないーとか、何か心当たりあるんじゃない?!』
いや、まぁ、そりゃ色々ありますけど。
[口にしたところでしまったと気づいた。この手の商人は一度会話を始めると間違いなく話が長い。]
『そんなあなたにいい話があるんだよ…!
このお札ね、災いを退ける効果があってね。更には安産祈願学業成就家内安全健康診断と…!ありとあらゆる災いを退けるんだよ!!!』
(こういう人に引っかかる人っているのかなぁ?)
[冷めた視線を浴びせても男は話を止める様子はない。]
あの、私はそういうの大丈夫なので。
『大丈夫?大丈夫じゃないよ!このお札がないときっと大丈夫じゃないよ!隕石とか降ってきちゃうかもしれないよ!』
いや、それもう私個人の不幸の話じゃ…
[不毛な押し問答の後、結局ベルは一枚だけお札を買わされて開放されたのだった。*]
ー 事件〜一週間の間のどこか ー
[事件が解決して暴徒や指名手配犯をぶち込み終わった頃、何故機械生命体が突然街中に現れたのか、何があったのか訊ねるために探偵はヴェスに連絡を送る。]
[探偵は死神からのメッセージやらなんやらには全く気づいていなかった。その日は事務所でひたすら『探し人』のために書面とにらめっこしていたからだ。その後暴動が起こったことでようやく異常に気づいたのだ]
[しかし、しばらく日数がたっても返事が来ない。
まさか機械生命体を追いかけて死んだのではないかと、不安がよぎり心配の連絡を短く一言、二言、三言。]
[帰ってきた連絡は『うるさい』『無事』『気持ち悪い』などのいつものぶっきらぼうな言葉]
……あの野郎
次会ったら何があったか問いつめてやる…!
[そう堅く決心した。しかし探偵は彼が今引きこもり状態であることを知らなかった。機械生命体の事件であったためヴェスも調査に出ている、だから外で調査していれば会えると思いこみ、家を訪ねることはしなかった。**]
ー 襲撃事件から1週間後/路地>>138>>150>>151 ー
[ガート達一行が路地に来た時、昼食時間が過ぎた頃か客足は絶えていた。
肉を求めていた女性とは入れ違いだっただろう]
へー、これがそのファラフェル屋?
ゴマ団子とかコロッケみたい。
「胡麻ソースにヨーグルトソースに、こっちはトマトベースか?」
このうっすいパンみたいなのに盛るみたいに挟んでかー。
じゃ、アタシこっちの胡麻ベースっぽいの。
半分はヨーグルトので。
「じゃあ俺はトマトと胡麻ので。あとビール」
あ、ずっるい。
[ピタパンの中に、野菜と丸いファラフェルがどんどんと詰め込まれ、そこにジューシーさをトッピングするようソースが掛けられる]
ー 襲撃事件から1週間後/路地 ー
[がぶりと齧り付くと不思議な触感とスパイシーな味わい]
んー?(もぐもぐごっくん)
何これえ。
癖になる味だけど、初めて食べる感じ。
「こいつ、ビールとなかなか合うなあ」
[ごくごくと、ガートの連れは隣でビールを美味そうに飲み、ぷはぁと満足げに息を吐く]
「ホットドッグとも違う味っていうのか。
これが豆だけで出来てるって信じられないな。
この辺、襲撃があったせいか、ケバブ屋以外も少し顔ぶれ変わってそうだな」
みたい?
建設ラッシュで屋台飯も結構売れてそう。
/*
■名前:ガート (ガートルード(Gertrude))
愛称はガーティ、ガート。
■所属:フリーランス(異能者集団)
■能力:パイロキネシス
■武器:チェーンロッド、浮遊型小型ポッド、ナックルダスター
■経歴:血気盛んなフリーランス。中層のバーによくたむろっている。
■NG事項:特には無し
■PLより:プロローグのみ参加です。よろしくお願いします。
/*
このガート、もしやけるさん……?
コメディ枠PC……?
(やたら美味しそうな描写を見ておもふ)
はぁ、もう少ししたらロル書けますよ。
うずり。
─ 1週間後:中層ヴェス宅より少し離れた場所 ─
……ーーー……ーーー。
[カーテンのしまったヴェスの家が目に入る。>>174
…留守だろうか? と思いウロウロしていると少しして昼食を作る匂いが漂ってきて中にヴェスがいることを理解する。]
………ーーー……ーーー。
[料理の邪魔をするのはよくないのでは、というか今チャイムを鳴らしていいものかと、チャイムの前にたどり着いた状態でフリーズ。そのまま考え込んで時間だけがすぎる。]
[そのままどうやって声をかけようか迷うこと20分。
結局、料理が終わってヴェスが扉を開けたのが先だった。>>175]
─ 事件から1週間後 「中層」 ─
[事件からすでに1週間が経過しようとしている。結局のところ、大して新しいことをするでもなく、ベルはただ日々を過ごしていた。]
一応カウンセラーっぽいことをしようとしてるんですけどね。
[所長に勧められた通りボランティアとしてカウンセリングに回った日もあった。だが、飛び込み型のカウンセラーは思った以上に怪しく見えるもので、ともすれば数日前の商人と同じような扱いを受けることとなる。]
一度自立すると決めた以上は、家に戻るのもなぁ。
[彼女の生まれはそれなりに良い。現在の仕事も8割はコネといっても過言ではない。実家の後ろ盾と、その影響力の大きさから来る自身への劣等感が現在の彼女を悩ませる大きな要因だった。]
ん?なにこれ?
[突如端末がデータの受信を知らせた。差出人は先週以来まったく音沙汰のなかった所長からである。]
本案件に係る要アフターフォロー人物リスト?
[データを受信すれば、数名の人物情報が表示された。どうやら今回の騒動に巻き込まれた人々らしい。それはいいのだが、違和感を感じたのは最後に表示されたカウンセリング内容の指示だった。]
対象者の記憶から当時の視覚情報を取得し、報告すること…
って、どういうことなんだろう。
[不思議に思って、差出人である所長に連絡を試みる。だが、いくら呼び出しをしても応答はないのであった。]
…! ヴェス。
[出てきたヴェスの顔を見上げる。
髪も結んでおらず長い髪が垂れている。 少しの間沈黙が流れ……]
……いまから、ごはん?
[そう訊ねることにした。 今から食べるならリルに貰ったくるみのパンと一緒にたべるのがいいだろうと。]
[家の中に招かれるようならゆっくり中に上がるだろう。
ヴェスの様子を静かに観察しながら*]
─ 回想:いつの事だか 中層の自宅にて>>152>>153 ─
[誘いをかけると、いつもうつむきっぱなしの配達人が珍しく顔を上げた。細められていたイルマの瞳が少し見開かれる。]
「……ー…ー…。」
[なにやら掠れた声が聞こえる。
表情の固まっている配達人を見つめ、イルマも表情を変えないまま首を傾げた。頭上にクエスチョンマークを浮かべてはいたが、何音か聞き取れた音から察するに、どうも喜んでいる風ではないのは感じ取れた。]
まいど?
[こてん。イルマの首の角度が増した。
とりあえず、誘いを断られたのは間違いがないようだ。配達人の背が見えなくなると、少ししてバイクのエンジン音が聞こえた。
イルマはくすりと笑い、ドアを閉めた。
配達人の表情が見えたのは初めてだ。それだけでも声をかけた甲斐があったというもの。
キッチンへ向かい、荷物を開封する。肉にスープのセットを取り出して、小さなため息。]
これを一人で食べるのは、すこぉし寂しいですねぇ。
[まぁ、断られたものは仕方がない。肩をすくめ、鳥刺しと鍋を用意し始めた。]
─ 事件解決から1週間・中層区域 ─
「あぁ、任せておけ」
「先行して足取り追います」
頼むよ。
[部下の一人が離れていき、それを見送った後、溜息を零すセーガ>>169に視線を戻す。
その肩をぽんと叩いてやった]
今回のことはまぁ、悪い方向になっちまったけど。
お前のその純粋なところは美点だ。
いつか良い方向に作用する。
お前は人に恵まれるタイプだよ。
[にっ、と笑いかける]
「ふたつ? 構わんよ」
[パンの話>>170では部下が快くパンを二つ渡してやった。
セーガが浮かべる表情は照れくさそうなもの。
そこに成長が見て取れる]
ヴェスか……そうだな、持ってって一緒に食べるといい。
[気がかりな一人の名を繰り返し、ここはセーガに任せようと考えた。
自分が紡ぐ言葉がフルスイングである自覚はある。
そんな言葉をぶつけるよりも、セーガの純粋さに触れた方が落ち着いて話せもするだろうと言う思考]
そんじゃあアタシらは詐欺師を追う。
またな。
「吉報待ってろよー」
「取られた金、全額取り戻すっす!」
[部下達も口々に行って、セーガと分かれ下層区域へ*]
── 1週間後:中層自宅 ──
適当に好きな分だけ取って
[キッチンのコンロにはスープの鍋とチーズリゾットが作られていたか。
キッチンにもテーブルと椅子は置かれているので、ヴェスはそちらに入ってゆく。
パンを取り出すなら、適当に皿を出していいくらい言うだろうか。
キッチンから少し見える、ソファとローテーブルの方には、山と資料が乗せられていた。
そしてひとつだけ、何故か掌サイズのクッションの様なもの(座布団)の上に硝子玉が置かれていた。
一瞥すればインテリアにも見えるだろう*]
[不審には思ったものの、これは仕事が再開された可能性があると思えるものだった。先行きの見えないベルにとっては希望に満ちた道筋が指し示されたと言ってもいい。]
うん、とにかく、やってみよう。今は考えるより動く時。
ええーと、対象者は…あ、この人見たことあるかも。
警察機構のおねーさんだ。
[名前、人相、職業を確認していく。ご丁寧に住所まで記載されているのだから至れりつくせりだった。]
この人は…一番最後か、もしくは行かないがいいなぁ。
[自分ではプロとは言いつつも、人相や職業を見ると尻込みをする相手もいる。下層で活動する何でも屋なんて聞けば、「金さえ払えば窃盗から殺しまで」なんてフレーズが頭をよぎってもおかしくはない。]
とりあえずは、おねーさんと、このセーガさんって人を訪ねて。
空振りだったら…
ヴェスさんって人のところまでは行こうかな。
顔はちょっと怖いけど、中層の人ならたぶん大丈夫だよね。
[カウンセラーの発言としてはいささか不謹慎な言葉を並べながら、上着と鞄を手に取ると、紅茶のカップを洗浄機に飲み込ませてドアを開けた。]
── 1週間後:中層自宅 ──
適当に好きな分だけ取って
[キッチンのコンロにはスープの鍋とチーズリゾットが作られていたか。
キッチンにもテーブルと椅子は置かれているので、ヴェスはそちらに入ってゆく。
パンを取り出すなら、適当に皿を出していいくらい言うだろうか。
キッチンから少し見える、ソファとローテーブルの方には、ローテーブルに山と資料が乗せられていた。
他にはひとつ、掌サイズのクッションの様なもの(座布団)の上に硝子玉が置かれていた。
一瞥すればインテリアにも見えるだろう*]
この付き合いたてで初めて相手のおうちを訪問しました的な二人のところに割って入っていいものか。
結構大事な話とかするのかなー、ちょっと様子見。
─ 事件解決から1週間・中層区域 ─
場所特定出来てるところからさくっと終わらすかー。
[例の事件の襲撃者から生まれた破片を持っているのはギーグらに限らない。
その中で多いのは、”なんの意思も含まれていない”欠片。
ただの部品であっても、ドーム内の技術とは全く異なる素材・技術であるため、高い値がつくのだ]
特殊チームに追われるの分かってて持ってくんだから、根性あるよね。
[楽しげな声に返るのは呆れた声。
「君が言う台詞じゃないんじゃない?」
通信機からの声だ]
ボクのは生きがいだったからねー。
[生の証明だったと言えば、肩を竦める気配が返って来た。
「俺様には理解出来ないね」
ついでにさっさと行けという雰囲気が伝わった]
よーし、そんじゃあ…。
[地下へと続く扉を無遠慮に開ける]
毎度ー、特殊チームでぇーっす!
[欠片を溜め込んでいる闇ブローカー組織へと殴り込みをかけるのだった。
小一時間もすれば欠片を掻き集めて出てくるはず*]
/*
個人的には、髪ぐらい括って料理しろよって思わなくはないけど、まあ大丈夫ってことにしとこう(((
いや、見てない所で料理中は括ってたんだそういうことにしようしたい。。。
ー 事件解決から一週間後: ヴェス宅 ー
…料理中、みたいだったから……
じゃま、しちゃだめかなって……
……食べてく。リルたちに、パンもらってきた。
[そういって開かれた扉に入りヴェスについて行く>>190]
[キッチンに入ると、コンロには鍋とチーズリゾット。
好きな分とっていいと言われ>>192、 皿を借りて食べるだけ盛った。 パンを皿の上にだして 席に座る。]
………ーーー…。
いただきます。
[ヴェスが戻ってきたなら、パチンと手を合わせてゆっくり食べ始める。フーフーと冷ましながらゆっくりゆっくり味わって食べる。 とても、あったかい味がした。 物理ではなく気持ち的にも。]
─ 事件解決から1週間・下層区域 路地 ─
[先行した部下から連絡を受けながら、詐欺師の足取りを追う]
『どうも最近は下層と中層を行き来しているようです』
『セーガは下層で会ったって言ってたな』
『範囲広ぇなぁ』
『区域の境目に拠点置いたっすかね?』
『どっちだって良い。とっ捕まえて吐かせるぞ』
『『『『『イエス、マム!』』』』』
[5人の部下がリルの手足と目となり動き出した。
聞き込みが進めば居場所も絞り込める。
袋のネズミとなるのも時間の問題だろう]
[リルがいるのは下層区域の倉庫街前。
マップを展開し、端末を発信機として部下達の居場所を反映させる。
取り囲むことが出来たなら、直ぐに駆けつけられるようにするためだ*]
[ゆっくり咀嚼しながら家の中やヴェスの様子を観察する。
ローテーブルの上の資料、そして大切そうに飾られたガラス玉]
………ーーー………ー。
[だが今は詮索せずゆっくり食事に集中する。
ヴェスもちゃんと食べれているか、気にしながら*]
……ーーー……。
[ガラス玉。 あの時中枢に現れた女性が持っていた?ガラス玉なのだろうか。パンを咀嚼しながら考える。]
……ーーー……ーーーー。
[あの時のこと、公園でのこと。 なんで、どうしては結局まだセーガの口から訊ねることは出来ないでいた。どう切り出していいのかもわからないし。]
……ーーー。
[セーガはただそこにいて、ヴェスの様子を見てるだけ。
それで、ヴェスがちゃんと食事が取れていたりしたらホッと安堵する。 そのくらいしか自分からはできなかった*]
── 1週間後:中層自宅 ──
チャイム鳴らしてくれたら…
中に居たら開けるし。
[頷く様子に反応するように少しの間目が細まった]
そっか 良かった。
[少し表情がほどけ緩む。
リゾットと、そしてセーガが持って来てくれたナッツ入りのパンとスープを干す。
食べ終えて暫しした後か口を開いた]
……あのさ
[ぽつり。
また言葉を落とす]
お前と初めて会った時あったじゃん。
お茶いる?
[合間に別の言葉を差し入れ。
答えが返ったなら、煮出し系の茶を薬缶にかける。
冷めてからも飲みやすいので、常備しているものだ]
お前、もしかして泣いてた?
[襲撃事件よりも、もっと前の話。
それは笑顔の作り方(強制変顔)の最後、まだ異能制御をしきれていなかったセーガが氷の結晶を作っていた時のこと]
逃げるように走ってったし……
それなら、 ごめんな
[ぽつりと、また。
ヴェス自身の表情は変わらないものの、視線はやや下に落ちている]
感謝とか、向けられるの、気持ち悪かったから
そういうのは、駄目だって思って……
まあ俺、口が悪いし……
…………
[黙り込む。
やがて、茶が沸けばマグカップに注ぐ。
セーガが別の飲み物を求めていれば別の物が、キッチンにそれがあるなら出されただろう*]
道楽 イルマは、村人 に希望を変更しました。
……ナイテタ? ……ううん、 ナイテ、ない、よ。
…ナミダ、出たの、あの日、くらい。
[泣いてたかと聞かれれば、少し考えて思い出したあと泣いていなかったことを思い出す。
母親が死んでから涙を流したのは公園でのあの時のやりとり以来。 そもそも泣いていたとしてもナミダを彼自身は認識していなかったことだろう。]
…あれ、は…
俺は危ないから、はやく、はなれなきゃって…思って、それで…にげた。
[その時思っていたことを素直に伝える。当時青年は自身を疎んでいたと。]
……うん、いーよ。 オコらない、し…
………ありがと、って、言われると、変な気分になるの、
ちょっとわかる、し……
……口、悪い?
[彼の謝罪や言葉には、そう返した。
自分が危険だからと他者を避けてきた青年は、それこそ感謝の言葉を言われると、妙な気分に陥る。 それは嬉しいのか理解できないのか、ごちゃごちゃした暖かさ。
ヴェスの気持ち悪いとは違うかもしれないが、そう言った不思議な気分になるのは分かるから、それだけ返した。]
[ヴェスの口の悪さに関しては『うちの先輩よりましでは』と思ったのは内緒にして。 ズズズ、と、彼も注がれたお茶をすする。*]
── 1週間後:中層自宅 ──
[セーガから向けられた視線>>207は一度は受け止めたが、逸らすように視線は落ちただろう/それは食事>>204の為でもあったが。
少し困ったような、あたたかいようなものを感じ困惑するようなもの]
そう
[セーガが自身を疎んでいた>>208と伝えられれば、少し思うことがあったのか沈黙を挟む。
その感情は分かるようなものではあったから]
そ。
なら……いいか。
セーガには、……今はそうじゃないな。
[何を言うでもなく、セーガの言葉>>209を受けるように。
琥珀のような金の眼が伏せがちになる。
お茶の湯気に触れるように、マグカップを傾けた]
[それから時が過ぎれば、食器を洗ったりと、食事の始末をしていた時か、また口を開く]
なんか
資料気になるのか、セーガ。
さっきから、あっちのテーブル気になってるみたいだけど…
それともアレ?
あれさ……中層に売ってるぜ
[掌サイズのクッションもどきを気にしているのかと、問いかけてみた。
硝子玉を持ち帰ってきたことを、セーガも知っていると察して無いのかもしれない]
OHARAI……
昔、行ったことあって 買った
[その言葉だけでは到底意味が伝わり難いだろう。
簡単に言えば、お祓い系とか(異能効果ではない文化としての、効果としては気休めのようなものだろうか?)してるP13ドーム以外の東洋系文化のある地帯の店で買った、という意味だったが*]
ー 事件解決から一週間後: ヴェス宅 ー
[ヴェスの話を聞きながら、お茶をゆっくり飲む。
お互いのぽつりぽつりとした対話、静かな言葉が続く会話。それがちょうどいい。銀色の目が琥珀のような金の瞳を見て、こちらもフゥと手に持つお茶に視線を落とした]
ーーー……ーーー。
[それからしばらくは静かな時間が過ぎる。
ヴェスが後片付けをしているのを見ながら、資料の山のあるテーブルを見ていると、声をかけられる。>>211]
……ん? ……ううん、いっぱい、あるな、って。
……あの、ガラスの、 どこかでみたような、きがする、だけ。
……オハライは、さっき、だまされて、きた……
[若干遠い目をしてテーブルに近づく。
ガラス玉やクッションはきっと大切なものだろうと触れず資料の方を見る。]
─ 事件解決から1週間・下層区域 路地 ─
[警察機構の人間がうろつけば、やましい思いのある者は慌てて逃げて行く。
何度も追いかけられている者であれば尚更だ。
Kito師を名乗る奴も例に漏れず]
「ドライ、こっちに追い込め」
「あいよー」
[サイバー化された足に加速をかけ、ドライと呼ばれた部下がKito師を追いかけ始める。
路地を巧みに逃げるKito師だが、加速した足を持つドライを振り切ることは出来なかった]
「おっと、こっちは通行止めっすよー」
「真っ直ぐどうぞ」
「…………」
「うおぁ!?あの嬢ちゃんのチームじゃん!?」
[顔触れを見て包囲するのが誰かに気付いたKito師だったが、時既に遅し。
待ち構えていた部下が展開した遮断空間へと飛び込んでしまっていた]
「あいたぁー!またやられた!」
「毎度懲りないよねぇ」
「今回は何人騙した?」
「騙したなんて心外!幸せのお裾分けだよ!」
「本気で思ってんだから性質悪いっすよね」
「全くだ」
『隊長、捕獲完了です』
[遮断された空間の檻に閉じ込められたKito師は捕まったにも関わらず言動は変わらない。
このやり取りも毎度のことなのが何とも言えないところだ]
『分かった、直ぐ行く』
[部下からの連絡を受け、リルもまた路地へと入っていく。
部下達が集まる場所、路地の奥へと辿り着くにはそう時間はかからなかった*]
………ーーー……。
[パラパラとページを繰る。 読んでいる、というより図面のまま暗記している。 多分、仕事のためのもの。 言葉はセーガには難しい単語も理解しきれない。 ]
……ホントの、オハライ、なら、こんど、また
………いって、みる。
[そう言いながら資料を暗記しようとする。
ヴェスが何故あんなことをしたのか知りたくて。]
[本人に聞くことは、自分では上手くできないから。*]
ー 事件解決から一週間後:
スラム街・コンテナ内 (男視点)>>146>>147ー
『……ち、ちくしょう…俺だって死神のように…!こんな所で立ち往生なんて、冗談じゃねえ……!』
[男は、死神に憧れこれからまさに活動を開始しようとしていた。 しかし運の悪いことに飛び出そうとしたコンテナが壊れてしまい出られなくなってしまった。 こんなところで立ち往生している場合ではないのに……!!!]
『……っみてろ…!こんなのすぐに脱出を…ぁん?』
[ふと、ガシャンガシャンと外でガラクタが撤去される音。あと盛り上がる子供の声。誰かがこのコンテナを開けようとしている?]
『よ、よし! 誰かは知らねえがよくやっ』
[ガァァァアン!!!] 『……っは…?』
[撤去の音が途絶えた途端に、今度は凄まじい音が響く。 メギョリ、とコンテナの側面がひしゃげていく。 なにかがすごい力で体当たりを繰り返している]
[ガァン! ガァアン! ガァァン!!!]
『ヒ、イイイイイイ?!!!?!』
[暗闇の中揺さぶられるコンテナ、ひしゃげる壁。
それでも出口は開かない。遠くから子供の笑い声がするのが怖い。なにがそとにいるというのか?!]
[ガァン!ガァン!]
[ピタァ……]
[そして不意に、体当りする轟音が止んだ]
─ 事件解決から1週間後・中層の路地 ─
[無口な配達人に誘いを断られてからも、何度か彼が荷物を運んでくることはあった。が、イルマが彼を誘うことはなかった。毎度、たまたま気が向かなかった。そんな理由だった。]
まぁ、その内荷物を頼めばわかるでしょう。
[配達人の安否についてはそう結論付け、路地をぶらぶら歩きだす。]
おや?
[見慣れない屋台があった。>>179]
なんでしょう、コロッケですか?
[解説を眺めてみれば、どうやら豆からできた揚げ物との事で]
おひとついただけます?
[肉欲、目新しさにやぶれたり。
求めていたケバブにも似た香りにひくひくと鼻を動かしながらトマトベースを注文し、イルマは早速かぶりつく。]
『な…な…、な…た、たすか…?』
[そう思った瞬間、ひしゃげたコンテナの壁がゆらりと揺れた。 紅く淡い光がゆらりゆらりと水面のように揺れ…ずぶり、とその奥からなにかがやってくる]
[にたりと笑ったその赤い目がこちらを見下ろした。その手は血で溢れていた。 『ソレ』が壁に手を置くと手から溢れる血が壁中を伝い真っ赤に染め上げていった。]
『ギャァアァアア!!!!オバケえええええええ!!!!』
『誰がオバケだしつれいなぁぁぁぁあぁああああ!!!!』
[コンテナの外にまで響く悲鳴と怒声が見事に共鳴して響き渡ったとか。 これがホラードン引きの現れ方>>85で有名なユウヅキだと知らない男はその後いろんな意味で地獄を見たという*]
[イルマの瞳がぱかっと見開かれた。]
ん、ん、ん、ん! んー!?
[歯がざっくりした衣を突き破ると、ふわふわの中身が顔を出す。芋のコロッケとはまた違うこの食感。添えられた野菜の力かソースの力か味はしつこくなく、一口、もう一口と次々食べられる。それでいて腹の中に落ちるとがつんと重みを感じるのだ。]
これは……いい。
すごくいいですぅ!!
[すっかり平らげると、イルマの表情はすっかりとろけていた。更にもう一つ、ヨーグルトソースも注文し、それもぺろりと平らげた。]
はぁぅ……幸せ。
また。また来ますからっ!
[店主に熱っぽく告げ、驚く店主の手をがっちりと握った。]
『お、おう。ありがとさん!』
[店主に笑顔で手を振ると、イルマは足取り軽く路地を出て行った。
その頃にはケバブ屋探しの事はすっかり頭から抜けていたとか]**
……ああ、あれ…
最後に、残ってたから… 持って
何の変哲も無い、硝子玉……
[少し悲しそうな響きと、無意識の震えが混じる]
昔…見たのと同じ形……だけど……
分からないし……
[正確には、両親を殺した機械生命体に差し出したものと同じ、だがそれは言葉としては紡がれなかった]
[ローテーブルにマグカップを置いて、暫く額を片手で触れるようにして目を閉じた]
[落ち着いてから、目を開ける]
ラムネの硝子玉だよ
[それだけを言う]
俺がいったところは、結構マトモなところだと思うけど…
よく知らないけど【SC4ドーム】のやつらの文化の建築っていうのか…
ヤシロとかあったし
[続いてこんなのもあったと、横に2本、縦に2本、門のような形も空中に指先で書いてみた。
騙されてきたというのに、セーガを問いたげに見た。
何があったのかというように]
─ 事件解決から1週間・下層区域 路地奥 ─
[リルが捕獲場所へと辿り着くと、Kito師は逃走を諦めて遮断空間の檻の中に座り込んでいた]
「やぁやぁ嬢ちゃんどうも。お札買ってく?」
阿呆、その件で捕まえに来たんだっつの。
今日無表情の青年に大量に札売っただろ。
返金しろ。
「えー、あれはお札の正当な代金だよ?
喜んで買ってったし」
効果あるならそれで良いだろうよ。
不幸の大元が幸運呼び込めると思うな。
「わー、手厳しい!
部下の皆さん達はお札どぉ?
人間関係でも何でも災いを退けるよ!」
「たいちょーを目の前にしてそれを言う勇気は認めるっすよ」
「だが俺らは別に不満があるわけじゃあねぇからな」
「もうちょっと女性らしくして欲しいところはあるけどねー」
ドライ貴様後で覚えてろ。
「貴方も懲りませんね」
「いつものことだ」
[漫才めいたやり取りが続く]
ともかく、札の代金は返金しろ。
流石に目に余るからな、あの枚数と金額は。
「分かりましたよぅ。その代わり見逃してくれない?」
「相変わらずふてぶてしい」
「面と向かって言えるのがホント凄いっす」
足を洗うなら考えてやる。
……いや待て、お前確か、裏の話詳しかったよな?
5年前、活発に活動していた組織について何か知らないか。
「えー、5年前ぇ?それ答えたら見逃してくれる?」
内容によるな。
[時折行う、捕縛者との取引。
Kito師のような小物相手に限るが、解放と引き換えに情報を得る時がある。
これが大当たりする時があるため、なかなか侮れないのだ。
今回は返金と情報を対価にそれを行う心算でいる*]
── 1週間後:中層自宅 ──
……セーガさあ…
そんなに見ても仕方ないだろ
専門の単語も簡単に理解されたら、自信無くすぜ
[セーガが集中している様子>>215に、軽く自嘲の入るような笑みが浮かんだ。
或いは、セーガが全て理解出来るようなら自身は居なくてもいいか、とも過ぎりかけ、思考を止めるように暫し沈黙]
……
[それから話を切り替えるように、硝子玉をテーブルに置いてクッションもどきを手に取る]
少し可愛いだろ。
この辺とか…
[中央だけ糸で凹ませて、四方はふっくらしてる形のことを口にする。
少し凹んでるから見ての通り硝子玉が置きやすい]
上に別の置かれたセットだったけど、そっちは…
人にやっちゃってさ。
このザブトンとかいうのだけ、残ってたんだ。
[ミニ座布団の上には、どうやら人形か或いは木彫り系置物があったらしい。
誰に当時渡したかと言えば、スティーブの妹になのだが、何故ふたりでそんなところへ行ったのかは、案内して欲しいと言われて案内しただけだった。
当時のヴェスは、一切その妹の内的動機には気付いていない*]
─ 事件解決から1週間・中層区域 ─
[闇ブローカー組織を叩きのめした『影身』は、泥棒よろしく袋を肩にかけて地下から出て来た]
大量大量。
よくもまぁ集めたもんだよね。
[予想以上の数がこの組織に集まっており、どこかに纏めて放出する予定でもあったのではと思うほど。
去り際にボコボコにしたブローカーが、オークションだか何だか言ってた気がするが、取り返してしまったので深く考えないことにした]
しっかし……流石に”アレ”は無かったかぁ。
[どの部品も封印の気配は無く、”意思”も感じられない。
だからこそ、この組織は無事だったわけだが、肩透かしを食らった気分だった]
ま、次いこ次。
[肩に袋をかけたまま、ぷらりと歩き始める*]
ー 事件解決から一週間後: ヴェス宅 ー
…そっか。
[そう言いながらパラパラと資料を見ている。内容は欠片も分からない(というかそもそも一部単語として認識できてないところがある)が、なにか分かれば手伝えるかもな、なんて。]
……さいご…。 あの、時の?
…らむね? …同じの、あのひとがもって、たのかも?
…ふしぎ、だね。
[ガラス玉に関しては、ラムネが理解出来なかったようだがヴェスが過去に見たものを、あの時見た不思議な女性が持っていたようだと言った感じに解釈したようだ。]
…でも、すごく、きらきらしてて、きれい。
[そうぽつり。]
[【SC4ドーム】のヤシロや、門のようなもののことを聞くと>>223]
………。
へぇ……。 それ…なんだか……
……フシギ。 …しらないのに、しってる、きがする。
…ずっとまえ、に……
[何故か母を思い出してぼんやりする。
こういうのをなんて言うだっけ?なつ…夏菓子?と首を捻った]
……だまされたやつ?
みんなハッピーになるって、いわれて…おふだいっぱい買ったら…騙されてるって……
[だまされたの詳細を聞きたそうにしているのを見れば、そう言ってお札を見せる。 ミミズののたくった字はセーガには読めなかったがこう書いてあったとか]
『三食昼寝散歩で幸福度上昇』
─ 事件解決から1週間・下層区域 路地奥 ─
”Corse of crow(カース・オブ・クロウ)”?
[Kito師から聞き出した組織名を繰り返す]
「そ、確かそんな名前だったよ。何やってたかは覚えてないけど。
でも他の組織との対立も多くて、何か掻き集めてた感じはしたかな」
その何かってのは?
「分かんない!
関わるつもりなかったもんね」
「そんな気はしたっす」
「聞くだけ無駄だったなー」
[どうやらこれ以上は知らないらしいと判断し、リルは短く嘆息する]
アイン、解いてやれ。
「了解」
良いか、次やらかしたら今度は拘置所行きだからな。
「へへへー、ありがとさん。あ、これお金ね」
[空間遮断を解き、Kito師を解放する。
早々に逃げるのではなく、きちんと返金する辺りはだいぶ律儀だ。
いやに素直だとも思う。
よもや他にも札を売っているとは、リルも気付いてはいなかった]
「そんじゃ俺はこれで!シーユー!!」
[Kito師は脱兎の如く走り去った]
カース・オブ・クロウ、なぁ…。
[あの事件に関係があるのかはまだ分からない。
組織についてはこれから調べることになる]
……よし、戻るぞ。
[調べるのはまた後で、と部下に声をかけ路地を出る。
その後は散会して巡回へと戻るのだった**]
……?
[訳がわからないと言われると、少し首を捻る。>>234
自分の学のなさを理解しているし隠すことは無いと思っての一言だったから。
ヴェスの自己嫌悪については、少しなにかサムソウ、とぼんやり感じ取った。 その『サムい』が自己嫌悪であるとは分からないが。]
…………。…これ…?
[指さされた単語を見れば、ジッとその文字の羅列を思い出し…]
……ごめん、わかんない。
[無理だった。 そもそも学があり、語彙力があれば、リルのことばレッスンを受ける必要も無いし、サムいサムくないという彼独特の表現も使わない。]
[ちなみに、聞き取って書き取る(意味を理解しているとは言ってない)ことは可能なため『ゲイル』と共に機械生命体の情報をネットに垂れ流した時には、彼の翻訳した言葉をそのまま聞き取り打ち込んだ。]
[リルに教わっているのは日常会話の表現。文字に関してはまだ個人で独学してる状態。聞いて書くはできるが、読む力は同年代のものより劣る。そんな感じらしい]
…知ってれば、ナミダ、とまるかなって。
[あの日に何があったのか、どうしてあんなことになったのか。理解しきれておらず考えが足りていないことはセーガも分かっていた。 それでも、あの日のことを思い出すと色んな感情がごちゃ混ぜになって『ナミダ』になってしまう]
[知りたいのは、機械生命体のこと、来訪者のこと、そしてヴェスのこと。]
[自分が理解できないからナミダになるというなら。
解ればとまるのではないかと、そういう趣旨。]
[…なのだが、一言で圧縮してしまったのでそれが伝わるかどうか**]
俺は、御札より…
お前の気持ちは、いいと、思う
御札はぶっちゃけ、どうでもいいし
[思うことを素直に言葉にしていない為、分かり辛いかもしれないが。
胸の近くに、少しあたたかいものを感じたので、戸惑うように困るように眉根を寄せた]
[『わかんない』>>241と素直に言われると黙り込む]
そう… なのか……
[ぼんやりと呟く。
セーガのことが、どういう生育過程を辿ったのか想像出来なかった。
知ってると言えば、クール便の配達屋でそれ以外は凍結能力を制御出来るようになって、自身を殺しかけて(くれた)相手。
スティーブと何時の間にか仲が良くなっていたのも、何故か知らないが……。
母親がいないことも環境のことも、セーガが話して無ければ知っていなかったろう。
そもそも、現在近所の探偵が請け負っている依頼も受付もしなかった身だ]
……
[じっとセーガを見つめる]
(こいつもお人好し……)
[今現在、襲撃事件の出来事を最初から思い起こしてはいないが、途切れ途切れに思い出すだけでも、そんな感じは充分にする]
ザブトン今度…買いに見に行くか…?
でかいのもあった気がするし
[そう付け加え、目を閉じた。
後はぼんやりとソファに座って、セーガが資料を読もうとするなら、分からない所を読み方を淡々と口にしながら、時には短い説明を混じえ、お茶を飲んでいただろう。
そうやって、途中でセーガが帰るなら見送り、居るままならセーガが帰ると言い出すまで何も言わなかった。
そうして、ヴェスの事件後7日目は過ぎていったろうか**]
小さな異邦者 イギー が見物しにやってきました。
小さな異邦者 イギーは、見物人 を希望しました。
小さな異邦者 イギー は、支配人に任命されました。
村の設定が変更されました。
ー 事件解決より一週間後 : スラム街 ー
情報代分は上乗せしてやるが、茶葉代は上乗せせんぞ
お前さんも商売上手なことで…うちにも色々あるんだよ色々…]
お、さすがお得意さん。
言ってみるもんですね。
[上方大分は上乗せする。その言葉に、笑ってみせ、
調査の続きをすることを決めた言葉を聞けば、]
そうそう。それでこそ、探偵さん。
可能性あるなら見逃すなよ?
[にっと笑い、そう言った。]
いくらでもどうぞ。
いつでもお待ちしてます。
[そう言いながら、ユウヅキを翻弄する子供たちを止めはしない。]
いやー、まぁ、見てないから分かんねぇけど…
[自身の首に触れ、なんとも言えないといった表情で、コンテナへと視線を向ける。
そして、ユウヅキの能力でコンテナ周りのガラクタを撤去するのをそのまま見た。]
……んー…
[救助するまでに決めろと言われれば、目は逸したまま。
その間、ユウヅキはコンテナの中へと消える。
そして、ユウヅキがコンテナから出てくるころには、
その顔はそちらを見ていただろう。]
5年前ここで起きたドンパチって調べられます?
[スラムで起きたドンパチなんて、数えるのも馬鹿らしいほど。その中の一つ。
男はそう口を開いた*]
─ 事件から1週間後 「中層 ヴェス宅前」セーガ訪問後(訪問中) ─
[ベルは今宿敵との一騎打ちのごとくヴェスの家の前で目の前のチャイムを睨みつけるように見据えている。]
よーし、押すよ。押しますよ。
[久々の仕事と意気込んで出発したものの、リルは職場へ尋ねれば当然のごとく勤務中で不在。セーガについては仕事場へ行けば、すでに帰ったとのことで自宅にも不在。あっという間にヴェスが繰り上がるのだった。]
家にはいるっぽいんだよねぇ。いるよねぇ、これ。
[外から家の内部の様子を伺えば人の気配はしている。]
大丈夫、大丈夫、危なくなったらすぐ逃げればいいんだから。
[所長のニヤけた顔が浮かぶことにイラッとしつつも、上司の助言を胸にチャイムを鳴らすのだった。*]
…! ザブトン、みにいく。
[資料を読みながらでも、その単語は聞き逃さない>>248
でかいザブトン、ほしいかも、と口には出さないがその目はキラキラと星のように瞬いた。]
[そんな感じに、青年はヴェスの集めた資料をヨみ進めていく。内容が完全に理解出来ているかと聞かれれば否だが、少しずつ教えてくれるおかげで少しは頭に入るようになった]
[そんな感じにしばらくの間居座り、時間が来れば
リルとレッスンの約束があるからと言って何事も無かったかのように帰る。 ちなみに、おふだこんなにあっても使い道がないと1枚ヴェスに渡しておいたとか。*]
調べられるぞ。一応はな。
………それで? お前は何を知りたい。
[大事なのは、スティーブが求めるもの。
探偵は漆黒の目をスティーブに向ける。 いつものふざけた笑顔ではなく…真剣な探偵としての目で*]
/*
ヴェスとセーガのやり取りはほんわかして良いね。
これを見てるとヴェスにボクとソノラン関わらせたくなくなるww
── 1週間後:中層自宅 ──
[実際セーガ>>253が見ていたのは少しの時間であり、見続けていたとしても、嫌では無かった。
ただ、なんとなくバツが悪いというか。
セーガ自身が気にしていないのなら、それを感じて平静に戻ったのだろう]
[資料の数行の所で躓けば、文字を指差しながら読み上げ、簡単な説明を口にする。
もしまたそのまま暗記しようとしている部分があったとしても、見ただけでは分からない為もう止めるような事はしなかったが『分からないとこ聞けよ』と再度声をかけてはいただろう]
多分……こっちの山は専門のが多いし、
こっちの方が読むだけなら楽
被害のやつ
それか……ええと、落下地点の あったっけ
どうする?
[どれから手をつけたい?と。
そちらもそちらで分量は多いのだが、ドーム外での落下地点についての資料の山、の中のうちの被害の話などは、ドームの分よりぐっと数は少なくなる。
その中にはケバブ屋についての話(実際当人への聞き込み話もあったかもしれない)もあったろうか]
[セーガ>>256のキラキラ瞬く目は、資料へ注がれていれば流石に分からなかったが、なんとなく喜んでいるようにも思えた]
うん…
じゃ、開いてる日、教えて。
後で連絡でもいーけど…
[やがてリルとの約束を口にして立ち上がれば『そ』と一言]
御札……要らねーな…
お前の気持ちは、いいんだけど…
[言いながらも一枚差し出されたものを摘み上げ、ひらひらとする。
掌くらいの大きさならラミネート加工なりするか、とも過ぎったが、何処かに貼るような大きいサイズだと正直、貼るにしても邪魔にはなりそうだった。
使えて、短く切って裏をメモ代わりにするとか、……更に誰かに押し付けるようなレベルかもしれない]
[玄関までセーガは見送りに行くだろう]
あとさ……
もしでいいから、今日スティーブに会ったら
今日来るなら、夜はグラタンするって言っといて
[ぼんやりとそれだけ加える。
それから、暫しセーガを見つめる。
出かける時には、頭におまじないのように落としていったなと思い出しながら/言葉で伝えてくれと前に言われたので見ているだけに留まるか]
……
[そうして別れたろう]
(なんか……)
ぽかぽかするな。
[セーガが出てから玄関に呟きが落ちた*]
― 事件解決より一週間後 : スラム街 ―
[ユウヅキが出てきた時、コンテナの中にいた男は泡を吹いて、
ユウヅキに担がれていた。男が見かける時は大抵、つかまった人間は、
何か恐ろしいことでもあったかのような、顔で伸びている気がする。
中での騒ぎと、男のその表情と。
おそらくは、その男は今後、暗い狭い場所になど隠れるということはもう出来ないだろう。
トラウマで。]
…あー、どう、だったかな。
[当時を思い出すように、首に手を触れ視線を斜め上に向けて。]
確かに5年前は多かった気もするけど、
"いつものこと"だったしなぁ。
………
[言葉が止まり、しばしの無言。
少し目を瞑り、息を吐く。]
分かんなくてもいい。
分かることでいいんだ。
[そして、首から手を離せば、目をまた開き、ユウヅキへと視線を戻す。
こちらに向けていた瞳は漆黒で、先程までとは違う、探偵の目。]
5年前に起きたドンパチで、
妹がなんで、死んだか、知りたい。
[その漆黒の目を見て、そう言った。*]
―5年前 妹の事件の概要―
[5年前、男の妹が死んだ。
それは、スラムで、よくあるドンパチ。
それに巻き込まれたのが、たまたま、妹で、
運悪く、店に並んでいた銃が使われて、死んだらしい。
男は妹が死んだ時、その場にいなかったから、
実際のところ、何が起きたのか、分からない。
ワケアリ専門の護衛でスラムを数日留守にし、そして帰ってきた時、妹が開いていた店の近くで、妹の遺体を見つけた。
その時、残されてたのは『すてぃーぶ』の赤い血の文字。名前を持たなかった兄妹が長い間互いに名前をつけていた。『スティーブ』それは、妹が死の直前に兄に与えた名前だった。]
[警察機構もその経緯調査と後始末を行い、その時リルも訪れていた。そして、警察機構での調査の結果も、
いつものドンパチに巻き込まれたというものだった。*]
/*
流石にヴェスからは突っ込み入れられないけれどwww
そのまま見たら、ダイイングメッセージに見える事に気付いてしまった…(だから初動調査狂ったとか無いと良いのだが)
─ 事件解決から1週間後・中層 ─
[小腹が満たされたイルマは、しばらくの間ショッピングを満喫していた。
中層の店を何軒か物色し、好みドンピシャのバッグを見つけた。
両掌にころんとおさまるフォルム、薄くなめされた革の触感、甘すぎず控えめに可愛らしさを主張する花のモチーフ。どれもがイルマのツボをついていた。
なんでも在庫最後の一つで、先の事件で工房が壊れたためしばらく入手不可能なのだとか。
ただのセールストークかもしれないが、イルマはそのバッグを買った。気に入ったのだから、仔細は関係ないのだ。]
─ 事件解決から1週間後・下層 ─
[次に向かったのは下層。おめあてはスラムの職人お手製の雑貨類だ。]
おや、あれは?
[途中で絵描きの露店に目をとめる。路上で絵を描きながら作品を販売しているようだ。
絵描きの技に見ほれていると、イルマの背中に何かがぶつかった。]
いっ!?
[買い物袋を取り落とし、前に手をつきすっ転ぶ。顔を上げると男が全力で走り去っていくのが見えた。]
何なんです、まったく……
[服の汚れを気にしつつ、起き上がりながら買い物袋に手を伸ばす。
ない。代わりに、ロック付きの小さな箱が落ちていた。]
[イルマは箱をつかみ、あたりを見回した。
すると、向こうの方に買い物袋を抱えてこそこそ路地に消えようとしている男がいるではないか。]
『はぅッ!?』
[イルマがにらみつけると男はその場所で固まった。男にしてみれば、まるで全身を筋骨隆々なメンズにホールドされたような感触だろう。]
何してくれてるんです、あなた?
[イルマは三日月笑顔を浮かべ、男のそばに歩み寄る。ぴくりぴくりと眉を震わせながら念に力を込めると、男の四肢が開き、宙に貼り付けられたようになった。
落下する買い物袋は地面につく前に浮き上がり、イルマの手元へ飛んでくる。]
『ちょっ、はなせ、っちくしょう!』
[わめき始めた男をよそに、イルマは買い物袋を抱きしめた。]
……はぁ、私の可愛いバッグちゃん。
[ぎろり、男をにらみつける。]
『ひぃっ!
ち、ちょっと借りようかと思っただけ、』
アッヒィ!!』
[三日月の弧が大きくなる。同時に男の身体の締め付けが強まった。]
貸しませんよ?
貸すにしても、無断で借りちゃダメって
パパとママに教わりませんでしたか?
『そ、そうだったかも、なー?』
[イルマのこめかみがピクピク動く。]
[イルマはポケットからナイフを取り出し、刃先をすぅと男の首筋に当てた。]
『ひぃ!命ばかりは勘弁してくださぃっ!
家には可愛い妻と子が……』
[イルマはこてんと首を傾げた。]
あなた、奥さんのために盗もうと?
[男は刃先を避けながら必死にかくかくうなずいた。ナイフがすぅ、と離れていく。男はほっと安堵のため息をついた。]
可愛いバッグですもの、気持ちはわかります。
……でも、許しません。
[にっこり。笑みを深め、イルマはナイフを男の胸元に突き当てた。]
[十数秒後。
男の変わり果てた姿がそこにあった。
上衣は切り取られ、二箇所丸くあいた穴からちくびが、ダイヤ型の穴からはへそ──でべそが露出している。ズボンの尻にはハート型の穴が空き、くまちゃん柄のトランクスが見えている。
男はと言えば、すっかり涙目だ。]
これにこりたら、
もう二度と盗みなんてしない事ですよ?
[首かしげ、はれんちな姿の男を見上げた。イルマが念動力を切ると、男の体はどさりと地面に落ちる。
男は脱兎のごとく逃げ出していく。イルマは手を振って後姿を見送った。]
賞金首だったらよかったんですけどねぇ。
[盗人程度の小物なら、気楽に捕まえられるよい臨時収入だ。
イルマはあまり金額の大きい賞金首を捕まえる事はしない。賞金首狩りで名前が売れると、いろいろな意味で方々から目をつけられて面倒なのだ。犯罪者しかり、警察や異能者集団のスカウトしかり。]
さて、この箱はどうしましょう?
[先程拾った小箱を手に乗せる。おそらくは、ぶつかるだけぶつかっていった無礼な輩の持ち物だろう。
妙に厳重にロックがかかっているようだ。イルマは興味を惹かれ、調べてみる事にした。]**
― 事件解決より一週間後 : スラム街 ―
……いつものこと、ねえ。
[漆黒の目を細めて呟く。 それは疑うというより考えを巡らせるような声。]
逆に言えば、『いつものこと』と称され噂にすら立たぬほどのヤツらがドンパチしたのかもな。
こいつのようにぽっと出が動いたら多少は噂になる。
[そう言うと担いだ男を揺すった。
存外組織絡みだったり、もしくはドンパチすることに慣れきった指名手配犯が絡んでいる可能性があると最悪を危惧した。
沈黙の末、スティーブが出した依頼には]
依頼、確かに承った。
ま、出来る範囲でやってやるさ。
[了解をハッキリと告げた。]
ー 一週間後(少し前) : ヴェス宅 ー
[資料を読んでいると読みやすいほう、とヴェスに別の資料を示される。 覗いてみると、先程のものより分かる単語が多い。 青年は落下地点の資料を選んで少しずつ読んでいくだろう]
……けばぶ…
[なお、ケバブ屋の情報に関しては、聞きこみ話の中にその店のケバブを惜しむあまりにいかに美味しかったかをヒシヒシと語り尽くした食レポが混じっており、よく分からないけど食べてみたいと珍しく欲が出てしまったとか。]
[空いている日を聞かれれば、仕事が休みの日を伝えその日ならいつでも行けると告げるだろう。
お札に関しては、手のひらより少し大きいくらい。栞にするには微妙に大きすぎるし、かといって切って裏紙にするにも…という見事に微妙なサイズのチョイスである。]
……スティーブ? …うん、わかっ、た。
あったら、つたえる。
[スティーブへの伝言をコクリと頷き了解すると、青年はヴェスの家を立ち去った]
ー 事件より一週間後(夕方頃) / 中層区域 路地 ー
[ゆっくり、ゆっくりと道を歩く。
ながいことヴェスの家にいたし少し日が傾いて来る頃か。
リルとの約束は、自分もリル達も仕事が終わった後。 夕方過ぎに会う感じになっている。
約束までにはもう少々時間があるのだが、今日はゆっくり歩いていたい気分になっていた。 ]
[立ち並ぶビルを見上げながらゆっくりゆっくり歩いているだろう*]
[チャイムを鳴らす。そのまま俯いたり上を見上げたりしながら待つ。しかし待てども待てども返事はない。]
こんにちはー。
[恐る恐る声もかけてみる。それでも反応はない。]
はぁ、絶対いるんだけどなぁ。出てきてくれなさそう。
[いつもの彼女ならここでパッと帰る決心をするのだが、1週間休んだ反動からか、今日のベルはいつもより粘り強さを見せることになる。]
ごめんくださいー!
[チャイムをさらに鳴らす。]
こんにちはー!!
[さらにさらに鳴らす。その上で今度は念話の形で室内に飛ばした。当てずっぽうではあるが、それなりの声量でヴェスの耳には届くだろう。*]
/*
BtB2では、血文字前だと思うんだが、(BtB2プロ116を見るに、そうでないと意味が繋がらない)今の書き方だと血文字のやつを名前にしたように見える。
── 1週間後:中層自宅(セーガ帰宅後) ──
[黙って地図に書き込みをしている。
……が、チャイムは止まらない。
ぼんやりとして流してはいたが、延々とチャイムを鳴らされ、念話も飛んで来たなら話は別だ。
まるで耳元で叫ばれたように頭に響く]
……っせぇ
[漸く立ち上がり、普段身に付けている短刀を腰に、背中側に銃を押し込み玄関へ向かう。
押し売りから、念の為に別の可能性を浮かべたのか]
[やがて、玄関で鍵が開けられ、外側に居る人物のことなど知ったことでは無いような勢いで扉が開いた]
……あ?
間に合ってンだよ、てめえ……
[どろっとした視線、身長差35cm程上から見下ろす*]
─ 事件から1週間後 「中層 ヴェス宅前」
これでダメなら諦めよう。
[あの手この手を使った後もしばらく家主の反応はない。諦めてドアから少し離れたところで、突如扉が乱暴に開かれた。現われたのは画像で見たよりも人相の悪い巨漢。今までのベルの行いからいけば当然なのだが、見るからに機嫌が悪い。]
あ、あはは、こんにちはー。
お休みのところすみません。わたくし、ドームのカウンセラーでして。
先の事件で大変な思いをされた方を訪問してるんです。
…あのー、カウンセリングとかも間に合ってますか?
[脱兎のごとく逃げ出してもよかったところだが、今日のベルは異様に粘り強い。いつもの営業スマイルはやや引きつったものであったが、自らの職務を全うすべく、ドアが簡単に締まらないように2歩前に進んでヴェスに端末の身分証明書を提示したのだった。*]
── 1週間後:中層自宅(セーガ帰宅後) ──
間に合ってる。
ハ、……カウンセラー?
[勢いのまま間に合ってると告げるも、端末の身分証明書を提示されれば、一度ひったくるように確認した後、戻すだろう。
端末を手放そうとしないなら、見る間だけ掴むことになるか]
……
大変な思い?
それで?
何で俺のところに来る?
大通りの方が壊滅的な被害だろうが。
[ますます視線が冷たくなる*]
─ 事件から1週間後 「中層 ヴェス宅前」
ちょ、ちょ、返してくださいよ。
[ひったくるように持って行かれた端末を慌てて手を伸ばして取り戻す。]
(あー、もう。思ったより乱暴で嫌な人。)
なんでって言われましても。
あなたは通常考えられる以上の精神的な負荷がかかっているということをドームから認定されてるんです。
きっと御自身で思われているよりも心のダメージは大きいはずですよ?
[他に行くところがあるだろうと言われるのは痛いところではある。なんといっても行けと言われて来ているのだから。*]
── 1週間後:中層自宅(セーガ帰宅後) ──
そんな認定、聞いたこともない。
'上'が、そんなことする訳無いだろう。
[不信の目を向けた。
何故今? ではあったし、そもそも、そういった検査を襲撃事件から今日まで受けてもいない。
気づかないうちに心理探査をされたという可能性はあるのかもしれないが、かといって誰かが派遣されて来るとは思わない]
カウンセラーに話しても意味ねえよ。
精神系の異能は、不味いことになるし、チッ
……
カウンセラーに掛かったことくらいはあるし、話したことはあるさ
昔だけど 何も変わらなかった。
[軽く幼少の頃を思い出し、頭を振る。
効果があるとは到底思えない。
両親が眼前で機械生命体に殺された状況なり、辺りの話しなりも、何がそこであったかは当時に話していることだろう]
最低限生きてはいるし……今。
[どろっとした視線のままではあるが、機嫌の悪さによる圧は減った。
そのまま、視線を彷徨わせる]
……('生きて'か)
(生きてるだけ、死んでないだけ……空っぽ)
[『死神』と一週間前に交わした言葉が、脳裏を巡る]
(殺され……)
['殺されたい'と思う思考は、止めた]
ノルマをこなすのも大変だな、嬢ちゃん?
……帰れ。
[ベルを見る*]
─ 事件解決から1週間・警察機構下層分署 ─
[下層に来たついでに下層分署へと寄り、専用端末を借りて各所の情報共有を行う。
下層と中層はやはり賞金首の連行が多く、拘置所が手狭になってきていた。
司法に回すにしても、一日で裁ける数には限度がある]
しかしまぁ、随分と摘発されたもんだよねぇ。
[把握出来ているだけで普段の倍以上の摘発数だと思われた。
騒ぎに乗じて潜伏していた者達が表に出てきたせいだろう]
あン? ドンパチがまた連れて来たって?
……そいつ何かやらかした奴なのか?
そうじゃないなら入れる余裕なんてないだろ。
てか入れる必要もないだろ。
[ドンパチ探偵として有名なユウヅキが目を回した奴を連れて来た>>278という話を聞いたが、どうも未遂で終わったらしいとのこと。
そうなれば拘置所には回さず、厳重注意で済ませることになるだろう]
ったく、多すぎるんだよ、ホント…。
[初犯や未遂の連中であれば、腹割って話したりと更生に向かわせたりもするのだが、賞金首となった連中相手ではなかなか難しい。
稀に服役中に意識改善する者もいるが、大体は再び賞金首になる者達ばかりだ。
話すだけ無駄、となることが多い]
アタシはこれで上がるから、後はよろしく。
[対応は分署の者に任せ、リルは定時に上がることにした。
時刻は既に夕方。
約束の時間>>281も近付いて来ている。
セーガはあの後どんな体験をしたのだろう。
言葉を教えながら、セーガの話を聞くことも最近の楽しみなってきている*]
─ 事件から1週間後 「中層 ヴェス宅前」 ─
認定されたから私が今こうして来てるんですってば。
[ヴェスのつっけんどんな話方に多少ムキになりながらも、思ったよりもよくしゃべる人なんだなとベルは少し意外な印象を受けていた。]
ほほーぅ。過去にカウンセリングを経験がおありなんですね。
ともすると、やはり今回も受けていただいた方がいいと思いますよ。
大丈夫ですって。私は精神系の異能は持ってないんです。
よく頭の中をぐりぐりされたっていう方いらっしゃいますけど、私どもは相手のお話をじっくり聞くのがモットーですので!
[ヴェスの口から出た「カウセリング経験有」>>287との言葉に、ベルの目はみるみる輝きに満ちていく。]
最低限生きてるなんて言葉が出てきてしまうところで、無意識に心が疲れてしまってるんじゃないでしょうか。
ココロノケントウスナワチソレカラダノケンコウトイウコトバモアルトオリハルカムカシカラココロノアンテイニツイテハサマザマナケンキュウガオコナワレテ……
[徐々にヒートアップして早口でまくし立てるベルの言葉は果たして上の空のヴェス>>228にどこまで届いていたのか。ある程度しゃべり続けたところで浴びせられた「帰れ」という言葉には、にっこりと笑ってこう答えた。]
10分で構いませんので、いかがですか?
[ドアに足をかませている。それでも帰れと復唱があったならば、今日のところは引き上げようとするだろう。*]
ー 事件解決より一週間後 : 待ち合わせ場所 ー
[街並みをぼんやり眺めながら歩く。待ち合わせの場所にはリルはまだいなさそうだったので、近くの建物の壁に背を預けて待つ。]
……ーーー……ーーー。
[息を吸う。吐く。 吸う。]
[目の前の道をいろんな人が通っていく。 その様子をぼんやり見つめながら]
(……リルたち、大丈夫、かな)
[リルがセーガの話を楽しみにしている>>291のと同じく、セーガもまたリルたちにあのあとどうなったのか気になって仕方ないようだった。 …だが無表情は崩れないのでその思考はほかの人には分からないだろう*]
/*
今気づいたけど、>>55これ、めっちゃわかりにくい…な!その時読み返しても、全然わからないんだよな…
後から読み直すと、分かりにくいわ!!って分かる…ううん、どうすればいいかな
─ 事件解決から1週間・警察機構下層分署 ─
[例の事件で炙り出された賞金首のほとんどは傷害や物損など、所謂軽犯罪に該当する者達。
暴れることを目的とした者達だった。
異能者集団によって警察機構へ連行された彼らだが、定められた拘留期間が過ぎれば放免されることになっている。
その拘留期間内に反省や更生を促すことになるのだが…]
……更生する奴って稀だよな。
[このように既に賞金が掛けられている者達は再犯率も高く、再び賞金を掛けられることがほとんどだ。
当然、犯罪歴が増えれば拘留期間や罰則も増えていくのだが、彼らに更生という文字はないのかもしれない]
何か方法あれば良いんだがな。
[根本的に犯罪を減らす方法はないものかと考える時がある]
─ 事件解決から1週間・待ち合わせ場所 ─
[部下らは用事があると言うことで分署で別れ、リルはセーガとの待ち合わせ場所へと向かう。
待ち合わせの時間にはまだ間に合う時刻。
急がず(走るとバテるため)歩いての移動。
人の流れに沿い、逆らい、進んだ先に目的の姿>>295はあった]
セーガ、待たせたかな。
[右手を上げて、セーガに向けて振る]
ほら、取り返してきたぞ。
[差し出したのはセーガがお札代として支払った代金と同等の金額のキャッシュだった**]
─ 事件から1週間後 「中層 ヴェス宅前」 ─
ホントですか!
[どこで、という言葉>>294に見せたベルの一層の目の輝きは、獲物を捕らえた獣のような鋭い光に変わっている。]
ええーと、そうですね。場所ですよね。
ご自宅だと迷惑でしょうし…
あ、すぐそこのカフェにしましょう!オープンテラスで気持ちも晴れやかになりますよ。
徒歩で5分ぐらいです。
あっ、移動時間はさっきの10分に含まないでくださいよ。
[徐々に話の持っていき方が強引になっていくのはおそらく無意識だ。最初のハードルが高かった分、ヴェスに対する印象は勝手にベルの中でうなぎのぼりに良くなっている。]
お金は私がもちますので。
あぁ、お気になさらず、経費で落ちますから。
[そう言いながらカフェへと向かって足を向ける。ヴェスが躊躇すれば、早く早くと急かすだろう。*]
── 事件〜1週間:中層ヴェスの家 ──
[事件解決後にヴェスの家へと共に戻り、
その時もソファに座った状態のまま、いつの間にか寝てしまったが、
それから、ヴェスの顔を見ると急激に眠くなるようになっていた。
それから一週間、ヴェスの顔を見ては、どうにか起きてはいようとするものの、
結局は睡魔に負け、眠ってしまってしまっては、その度、ヴェスが毛布をかけてくれていた。
ふ、と意識が浮上したとき、頭に何か触れるのを感じることもあった。
――ごめんな
真っ白な、ぼんやりとした意識の向こうで、ヴェスの声が聞こえる気がした。
撫でられ、ふわりとした意識に抗うことなく、また落ちる。]
── 事件〜1週間:中層ヴェスの家 ──
[そして、また眠気に抗えず、ソファでまた眠ってしまいそうな、ある日。頭に触れられる感触に、「あいつがどうして死んだか、知りたい」思考を通らず、そのまま言葉が溢れた。]
……
[そして、その言葉に自分でも驚き、ソファで横になったまま、何度かゆっくりと瞬きをする。
ヴェスの、分かったという言葉。それが、蓋を開けるように、中身が溢れる。
横向きだった身体を、
仰向けに変え、片手で目を覆い、首を少し横に振る。]
……このままでいいって、思ってたんだけどな。
それでいいって思おうとしてた。
[言うのをやめようとするが、止まらなかった。]
─ 事件解決から1週間・待ち合わせ場所 ─
…! リル。 …こんばんは?
[右手を振るリルにこちらも手を振って返す。]
…いま、きたとこ。
[首を振る。本当は少し待ったが言うこともない]
…! あり、がと。
…なんとも…なかっ、た?
[お金が戻ってきてくれたことを知り、ホッとする。
同時に捕まえるのが危なくなかったか訊ねる。何ともないことを告げられればそっかと呟くだろうし、大変だったような旨を伝えられれば心配そうに瞳を揺らすだろう。]
── 事件〜1週間:中層ヴェスの家 ──
[目を覆った手を下ろし、ヴェスを見る。]
…知りたかったんだ。
ずっと。
[息を、吸って、吐いた。]
……リルにも、言ってくる。
[手を伸ばして、それはヴェスの頭に届いただろうか。]
…ん。いいよ。
ありがとな。
[手伝えそうにない、そういうヴェスに、眠そうな目のまま笑ってそう答える。]
……ほんと、馬鹿だよな。
[そうして、しばらくすれば、またうとうととし始め、やがて眠ってしまうだろう*]
…ーーー…じゃ、今日も…よろしく
[話を二三したあとは、いつも言葉を教えてもらう時にいくバーに向かうことにする。ハバネロで有名なその店だが、一応個室もあり簡単なレッスンにはちょうどいい場所なのだ。
ちなみに個室に若いもの2人、何かあるわけでもなくむしろリルが言葉を教えるために接近するとセーガのほうが逃げようとするし、後に仕事が終わったリルの部下の面々もやって来てワイワイになるので、本当にそういった『何か』が起こることは無い]
…ゆっくり、ふたりで、はなし、したいなって…
……? ……ーーー…?
(あれ、おんなのひとをあんないするときって
これで、いいんだ、っけ?)
[リルの腕をそっと取り、エスコートしようとするが途中で首を傾げた。振り返りざまに笑顔……は、まだできない。
ナンパ術が正しく使えるようになるのはいつになることやら。]
── 1週間後:中層自宅(セーガ帰宅後) ──
[暫く、動きたくなさそうな顔をしていたものの。
早く早くと急かされれば>>298、目を伏せがちにし、 トんだ。
ヴェスの異能は遠隔移動能力。
視界内の対象を、任意の場所へ転移させる能力だ。
偽バグ・シング事件を経過し、最終的に視界に転移目的地が見えるという状態から、頭の中に無数の目的地の景色が見える、という形に変化していた。
その能力は、更にバグ・シング襲撃事件の最中、"自身"を頭の中で見える景色の中で見る事で、自分を対象とした転移が可能となっていた]
……嫌だな……
嫌いだし……
[ベルと目的地となるカフェの間くらいの場所へと、ヴェスは移動していたか。
やっぱり外に出るんじゃなかったと思い浮かんで来て、そのまま別場へトぼうと考え始める*]
[中層のバーについたなら、簡単な食事を頼んでいつも使わせてもらっている部屋へ行くだろう。部屋に入ったら、今日ヴェスの家であったことを話す。]
…けばぶって、なに?
ものすごく、おいし、そうだった。
[…その時1番興味をそそられたものから話を始めるので、話の流れが滅茶苦茶なのは、まあ、ご愛嬌である**]
/*
ほんっきで、前の見直してきたら、そうにしか見えなかった!ぞ!!!
後々、多分、補足いれてた気はするんだけど、
これは酷い…うわぁ…
/*
17日開始で、何処かで24hの余裕を作るか……。
となると、最終日辺りに、初回落ちのPCを持ってきて地上1日増やすようにした方がいい感じ……。
─ 事件解決から1週間・中層バー ─
[バーにつくと、迷うことなく一番奥。
マスターのいるカウンターへ向かう。この時間は仕事が終わった者達がワイワイと酒を楽しみ始める時間。人が多い場所は相変わらず慣れない。]
………。 あの、 へや かして…
あと…… …1番安いの……
[マスターに対しそう頼み、壁にかけられたメニューを指さして不器用に注文する。オムレツなどお腹に膨れるものも作れるらしいが>>33、基本的にお金に余裕があるとは言えない青年はメニューを見てすぐに分かる1番安いチップスを頼む。]
…リル、さき、いっ、てて…。
……ん…?
『今日は賞金首が…』『取り逃しちまったの横取りされて…』『またドンパチ探偵がやらかしたらしいぞ』
……ーーー……。
[周りからそういった少し不穏な言葉が聞こえてきて萎縮する。不安そうに周りを見て…注文したチップスができるのを居心地が悪そうに待つ。その近くに誰かいたならその挙動不審な様子を見られていたかもしれない*]
/*
頭いたくなってきた…
うおおお、申し訳無さで死にそうぅううう
大丈夫、大丈夫。
次から、めっちゃわかりやすく書く…書くんだ…
/* 個室がいいよね→個室のあるとこってどこや…どこや…→ハバネロバーだ!もしかしたらガートも乗ってくるかも
とかいう安直な考えでした、申し訳ないです
/*
脳内幼稚園児が仇になったけど、脳内幼稚園児じゃなかったらそもそもリルと待ち合わせする話にならない不具合。
ちょっとやっちまったよオレ感半端ないんで少し離脱……
─ 事件から1週間後 「中層 ヴェス宅前」 ─
[背を向けたのも束の間、バタンという音に振り返れば扉が閉ざされている。もちろん、ヴェスの姿はない。]
えええええ!
[声こそ大きく上げなかったものの。あの流れで逃げられるとは思ってはいなかったのだろう。一声上げた後は閉められたドアをポカンと見つめていた。ほどなくしてヴェスが再びドアを開ければ、嬉しいようなムッとしたような顔をして出迎え、さらに急かすだろう。]
髪はそうしてた方がいいですね。
理由があって伸ばしてるんですか?
[カフェへの道すがらそんな他愛のない話をする。こうしたところからも色々と相手への発見があるものだ。]
私なんかは、結構長くなると邪魔に思っちゃって。
すぐ元の長さまで切っちゃうんです。
[ヴェスの心底嫌そうな横顔を眺めながら、気にせずカフェを目指した。ドームに赤々とした夕日の光が差し込んでいる。*]
―事件解決から一週間後:スラム街―
……
[ユウヅキが担いだ男を揺すれば男はそちらに僅か視線を落す。]
ん。こっちもこっちで調べてるからさ。
調べてくれてる奴もいるし。
[依頼を引き受けたユウヅキにそう言って。]
あ、安くしとくっていうの、
お願いしますよー。
金、あんまねぇんですよ。
[男は、ユウヅキと分かれる最中にそう言って、
ユウヅキと分かれた後、ふと気付く]
―事件解決から一週間後:スラム街―
ん。こっちもこっちで調べてるからさ。
調べてくれてる奴もいるし。
[依頼を引き受けたユウヅキにそう言って。]
あ、安くしとくっていうの、
お願いしますよー。
金、あんまねぇんですよ。
[男は、ユウヅキと分かれる最中にそう言って、
ユウヅキと分かれた後、ふと気付く]
―事件解決から一週間後:スラム街―
……あー、もしかしたら。
ドンパチ探偵に、俺のことも、
知られるかもしんないのか、これ。
[昔の護衛時代のことだとか、いろいろと。]
ま、今はいいか。
[そう、ポツッと言って、男は商売へと戻ろうと、]
……『いつものこと』だから、噂に立たない。
……
[頭を振る、そうだとして、もし、気付いていたら、
"もし"、なんて、そんなこと思っても意味はないのだから。*]
── 1週間後:中層自宅(セーガ帰宅後) ──
[玄関の扉を閉じ、ひとり短い距離を転移>>305し思い煩っている間に、どうやらカウンセラー>>308はヴェスの所まで来て合流したようだ]
……別に。
理由なんて無い
どうでもいいしな
[返答は後ろ向き、だと聞こえても仕方がないもの。
質問に真っ向から答えるのではない、投げ槍の適当な返答だ]
………フン
[ベルが気にせずにカフェへと歩き出せば、かなり時間が経ってから、ヴェスもそちらへ歩き出しただろう]
[やがてオープンカフェまで来れば、外に出されたテーブルの方にかベルから着席を促されれば、かなり時間を置いてから座っただろう*]
─ 事件解決から1週間・待ち合わせ場所 ─
そうだな、こんばんは、だ。
[手を振り返し、挨拶を口にするセーガ>>301に笑みを向ける。
今来たところ、と言うのには、そうか、と返して]
大したことないさ。
アイツの危険度は低いからな。
[捕まえるのにも大きな危険は無かったことを伝えた]
[今日もよろしく、と腕を取ろうとするセーガ>>304に気付けば、僅かばかり苦笑して]
その練習はしなくても良いんだぞ。
[律儀に部下から学んだことを実行する様子にそう言葉を向けた。
正直こそばゆいところもある。
あまりこう言う扱いをされたりはしないせいだ]
だがもしエスコートするのであれば、手を取るか……
[セーガの腕、肘の辺りに手を添える。
腕を組むのとはまた違う、寄り添うような手の置き方]
こうなるように誘導することだ。
[そう言って笑ってから、パッと離れた]
─ 事件解決から1週間・中層バー ─
[レッスン場所として使用しているのは、ハバネロで有名なとあるバー。
賞金稼ぎや異能者集団が屯する、所謂溜まり場と言った場所だった。
最初にドライがここを紹介してきた時は、セーガへの影響を考えてドライの首を絞めたりしたものだが、個室があると言うことで妥協してやった、と言う経緯がある。
他に当てがあれば移る心算もあったが、何だかんだでそのまま利用している]
代金ならアタシも払うよ。
[一番安い部屋を頼むセーガ>>307にそう声をかけて。
先に行ってと言われれば、諾を向けて借りた個室へ。
最初は良い印象のあまりない場所だったが、セーガが様々経験すると言う意味では悪い場所ではないと思えるようになった。
…変なのに絡まれなければ、の話だが]
[尚、ちゃっかりドライが集団の中に紛れているのだが、リルはそれを無視している]
[個室にセーガ>>306がやって来れば、購入したものを摘みながらレッスンが始まる。
と言っても最初は何があったかの話をするのが常。
その中から分からないことを教えていく形にしていた]
ケバブ?
そんな話題が出たのか。
ケバブっていうのはな、パンに野菜サラダと味付けした肉を挟んだものだ。
[話の流れは置いといて、セーガが疑問に思うことを中心に答えていく*]
― 事件から一週間後 中層・自宅 ―
[イルマは箱を自宅に持ち帰り、調べてみる事にした。
箱には時計の針のようなものや、丸や四角のつまみがついている。どうやらそれを操作して解錠するようだ。
サイコメトリーの能力を使えば開け方を調べる事も、中身を入れるところまで記憶を遡ることもできるだろう、が。]
解錠はロマンですよね?
[にこりと笑い、イルマは早速解錠に取りかかった。聞き耳を立てながら針をくるくる回したり、つまみを押したりひっぱったり。
夢中になっているうちにすっかり日は暮れていた。]
信じられない……
[イルマはぐったりと脱力していた。数時間の格闘の後、仕掛けの大部分は外れたのだが。とうとう開いたかと思った時、そこに現れたのは鍵穴だった。
イルマは錠前を外す技術は持っていない。ならば、できそうな人物を探せばよい。
こうなれば、意地だ。意地でも箱を開けてみせる。そう心に決めたイルマは箱を持って家を出た。]
― 事件から一週間と一日後 スラム街(夕) ―
[さて、中層の鍵屋に箱を持ち込んでみたはいいものの、どこの鍵屋もすぐには箱を開けられないという。再建ラッシュで仕事が立て込んでおり、てんてこまいだそうだ。下層も状況は大して変わらない。
そこでだ。イルマは以前仕入れた噂話を思い出した。]
確か、スラムに何でも屋がいるとか。
[そういうわけで、日が落ちる前にと急ぎ転移屋を使い、スラムまでひとっとび。]
ねぇ、あなた。
何でも屋の居場所を知りません?
[早速物珍し気によってきていた子供を捕まえ、尋ねてみる。]
『しってるー』『しってるよー』
『おやつくれたらおしえてあげるー』『おやつー』
おやつですか。
……そうだ、ちょうど飴ちゃんを持っています。
[バッグから飴を取り出すと、ふわりと宙に浮かせて子供たちの口に放り込んでやる。]
『『すーごーいー!』』
『ボクのこともとばせる?』『わたしもー!』
ええ、できますけど。
あぁっ、押さないで、順番に、順番!
[イルマはすっかり子供達のペースに巻き込まれ、しばらく遊びに付き合わされる羽目になった。]*
─ 事件から1週間後 中層 「カフェ トッテリア」 ─
[ヴェスとカフェに到着すればいそいそと鞄からあれやこれやを取り出し始める。]
コーヒーを二つお願いします。
あ、何か食べるならどうぞ。甘いものでも辛いものでも。
[着席を促しながら、ヴェスが何か頼めば同じものを追加するだろう。]
ではでは、早速いくつか質問からさせてもらいますね。
えー、ヴェス・スターシンガーさん。
最近辛いことがありましたか?
最近怖いと思ったことはありましたか?
最近嬉しかったことはありましたか?
[質問をしつつベルは自身のテレパスを発現する。能力者として未熟な彼女は平時では相手の思考や記憶は読み込めない。
ただ、相手がこちらの返答に答える際にはある程度の能力行使が可能となってくる。鍵をこじ開けて家へ入るのと、開けてもらって家に入るのとの違いだ。
返答内容は適当でも構わない。相手に多少の返答の意思さえあれば、相手の返答以上の内容を自分に共有することが可能となる。]
─ 事件解決から1週間・下層区域 ─
[ぷらっと移動し下層区域へ]
なんだ、あの機械生命体以外の部品も混ざってるね。
事件前から溜め続けてたんだなぁ、あの組織。
[回収した部品を袋の中で確認していると、明らかに質の違う部品がいくつか混ざっていた。
全て確認したわけではないが、もしかしたら機械生命体の部品と偽ったものも混ざっているかもしれない]
[そんな中で視界に入る、異様な雰囲気の男。
見れば身体の前部分の一部を手で隠しながら、路地と路地を警戒しながら走っていた]
ぶっ、何アレ変質者?
[垣間見えた格好>>275に思わず噴出す。
くるりと背を向けた時に見えたハート型切抜きくまちゃんを見た瞬間、笑いの限界を超えた]
あははははははははは!
なんっ、そこっ、くまっ
[涙目になり、腹を抱えて笑っている。
「うるさいよ」
通信機から突っ込みが入ったが、聞いちゃいなかった*]
─ 事件解決後のいつか ─
[初めてレッスンを受ける約束をした時、ふと何処でやるべきかという問題にぶち当たった。 そんな時に軽食もあるし個室も完備だとドライがバーを勧めてくれ、そこにしようと安直に決めた。>>314
決めた時には何故かドライが締められていて何か問題があるのかと首を捻った。]
『リル、あれ、なに?』
『リル、これ、あったかい味がする。』
[中層のバーでは屯しているヤツらが色んなものを持ち込んで遊んでいることもある。トランプやチェスなどをやっているのを見れば訊ねてみたり、ギャンブルをしているのを見て何故あんなに盛り上がるのか聞いたり。]
[変な奴に絡まれさえしなければ、見慣れないものを見ることが出来ていいなと思っていたりする。 そういうわけで、勧めてくれたドライには感謝していた。]
/*
ダイイングメッセージの可能性はあると思ってんだよね。自分も。スティーブが勝手に妹がくれた名前だと思ってるし…ううん、どうしようかな
─ 事件解決から1週間・中層バー ─
[個室に行けば、チョンと座りチップスを差し出す。ケバブについての説明を聞けば>>315]
へえ…おいし、そう。
…ううん、そうじゃなくて、ヴェスが、いっぱい資料集めてて…ケバブ屋さんが無くなって嫌だっていうのがあって…
…ヴェス、が、資料みせて、くれて
わかんないならおしえるって、それで……
[そう、あったことを伝えていく。
チーズリゾットがあったかい味だった。 コンソメスープが食べやすくて、パンと一緒だともっと食べやすかった。
ガラス玉が置いてあった、ザブトンが可愛かった。
ザブトンを見に行く約束をした……]
……そういえば、なんか、SC4ドームの話、きいてたらなんか、知らないのに、昔知ってたような、気分に、なった
あの時の、なんていえば、いいのかな…?夏菓子、であってる?
[分からなかったことをひとつひとつ訊ねながら言葉を教わっていく。答えてくれる人がいてくれるのがあったかい。*]
[質問が始まれば、明らかに面倒くさそうな態度を見せた]
無い
[]
何も無い…
[金髪の美女の姿が浮かび上がる。
まるで名のある芸術家が作った精巧で官能的な彫像のよう。
他にも1週間前に襲撃してきた機械生命体が鈍く浮かぶ。
恐怖に絡むのは陶酔のような感情か]
……べつに
[セーガの顔が浮かぶ。
そしてそれを打ち消すような心の動き。
僅かな逡巡。
資料の読みを教えたが、セーガの行動に対する『どうして』という僅かな疑問]
ー 事件より一週間後 深夜帯 : 探偵事務所 ー
………。
[デスクにつき、ひとつの灯りだけを頼りに考えを巡らせる。 皆が寝静まる時間に、ぼんやりと考える。]
(ドンパチはどこでもいつでもあるが、5年前にあのべリティがわざわざ上層まで来たってことは…食べ物や戦力がどこかに集められていた可能性はあるか?)
(ボクの母親の情報は【データ削除済み】…父上は本当に余計なことばかりしやがる…)
(でかめの抗争が水面下で起きていたか? それとも個人か?)
(セーガ。 あいつ、きにくわないんだよなぁ…それにあの能力の質は…)
(もしも抗争の原因がわかったら潰しに行くか?規模によっては…)
…。はっ、いきなり物騒なのは良くないか。これだから心配ばかりかけることになるんだよ、ボクは。
どうにしても、まずは依頼解決が先だ。
[そう言って、灯りを消した*]
─ 事件から1週間後 中層 「カフェ トッテリア」 ─
はいはい、どれもなしと。
[ヴェスの素っ気ない反応>>327はよくあるものだ。それでも二つ目と三つ目の質問には反応が見られた。ここぞとばかりにヴェスの中へと入り込んでいく。]
では、好きな食べ物を。
[簡単な質問をする間もさらに入り込もうとした。ベルのテレパスのイメージは「泥棒」だ。心の家へ入りこみ、様々な部屋のドアを開けてその人物の思考や記憶を拝見する。精神系の耐性がそのままその人物の家のセキュリティレベルとなっている。]
(思ってた以上に大変な人かもしれない。)
[接触しただけで、なんとなく嫌な感じが伝わってくる。コーヒーを一口含んで質問を続けようとした。]
─ 事件解決から1週間・中層バー ─
ケバブ屋が無くなった?
…あー、あの時のか。
[セーガからの説明>>325を聞いて、流れ星落下地点で起きたことを思い出した。
状況報告で聞いたに過ぎないが、爆発で様々吹っ飛んだ話は覚えている]
…そうか、ヴェスが。
[セーガから紡がれるヴェスの話。
一緒に食事もして、話も出来たらしい。
部下が分けたパンも一緒に食べたようだ。
この話だけ聞いていれば、ヴェスの状況は特に悪くはないようにも聞こえる]
へぇ、ザブトンってのを見に。
良いじゃないか。
あぁ、それは”懐かしい”って言うんだ。
ちょっと惜しかったな。
[そう言ってリルは小さく笑った]
SC4ドームには実際に行ったことはないだろうが…。
このドームにもそっちの文化が根付いてる場所があったな。
懐かしい気がするなら、幼い時にでもそこへ行ったことがあるのかもしれないな。
[ドーム同士間での行き来はまだ実現されていない。
そうであるならば、と考えて口にしたが推測に過ぎず。
セーガに記憶がないのであれば、確証も得られないことではあった*]
─ 1週間後:カフェ トッテリア(夕方) ──
興味ないな
[ぐちゃぐちゃな混線。
好きな物に辿り付く為の記憶が掻き混ぜられたようになっている。
瓦礫をばら撒いたように。
茶色、モノクロ、ある意味乾いた褐色の其れ。
好き'だった'物が見えない状態、ノイズとも言えるか]
……(早く10分経たねーかな…)
[等と表層では思っているだろう]
[そのうち浮かぶのは、クソ不味い。
スラム街で見かけるような栄養価だけは高い灰色どろどろスープ。
一点の曇り無く、クソ不味い、とは思ってるが、それに纏わる出来事は先程の様な混乱の様な思考は纏ってはいなかった*]
ー 事件より一週間後 ・ 中層バー ー
そう、見に行く。約束。
……ナツカシイ? なつかしい、なつかし、い…。
[そう、何度も繰り返して教えて貰った言葉を覚えようとする。 ]
…おさないころ……どう、だろ。
[首を傾げた。あったような、なかったような。母親に連れていかれた場所…随分と昔のことでうまく覚えていない。その時は不思議そうにするばかりで確証は得られなかっただろう。]
/*
>ある意味乾いた褐色の其れ
血が乾いたような色の其れ、 だなあ。
自覚すると頭痛が始まるやつ(
だからぼんやりして自覚しないようにしてるって訳じゃないんだけど。
質問はいいけど、こんなに病んでるやつの内面RPのを見てて大丈夫なのか、ベルさん!!!
そういえば、ヴェス、昔、見に行ったんだって。
それで………
[色んなことを話しながら思い出していく。今度はヴェスの話を取り留めもなく始める。]
ヴェス、らむね? のガラス玉がきらきらでキレイだったって
それで…あと…俺まで機械生命体に詳しくなくていいんじゃ、って、いってた。あんまり、よく、ないの、かな。
それでオレ、知ってたらナミダ止まるかなって、答えて…
…そういえば、なんで、ナミダはでる、の?
[ナミダが出るのはいつも、あの日のことを思い出して。
混乱と感情の押しかけとで、ナミダがでる条件が理解できないようだった*]
─ 事件解決から1週間・中層バー ─
ま、分からないんじゃ仕方ない。
行った時に思い出すかもしれないしな。
[深く考えなくてもいい、と懐かしさの元の話>>333はそう告げる]
[思い出しながらのセーガの話>>334は順序立てたものではないが、話すことが興味を持ったことであるは伝わってくる]
ラムネのガラス玉?
そりゃまた可愛らしいのを持ってるな。
機械生命体についてか…。
ヴェスがどう考えているのかは分からないが、アタシは関わらずに済むならそれに越したことはないと思うかな。
[機械生命体の話になれば、うーん、と唸って自分の考えを口にした]
涙か?
悲しかったり辛かったり、嬉しかったり。
後は悔しい時にも出ることがあるかな。
多くは感情を揺さぶられて、のものかな。
いろんな感情に影響を受ける部分はあると思う。
[正の感情であれ負の感情であれ。
涙はその時によって様々な意味を含むものだと、リル自身の考えを伝える*]
―事件から一週間後:スラム街―
[今日は店を開けるのが遅かったせいもあってか、あまり客足はなかった。
あったといえば、子供たちの買い取りくらいで。
さて、そろそろ店を閉め、ヴェスのところにでも顔を出そうか。]
……また、眠くなんのかな。
[まぁ、いいか。などと考え。
今日はグラタンということは、セーガとまだ会っていないため、まだ知ることはない。]
―事件から一週間後:スラム街―
[そんなときだったか、子供たちが何か面白いものでもあったのか、走っていく。]
……?
『すてぃーぶ、あのね。』
『ふわふわ、って、すっごいの!』
[そうして、次から次へと。子供たちの順番待ちが終わって、その件の人物が子供たちに案内されてきたころには、店は閉められていたが、男はまだその場にいただろう。*]
─ 1週間後:中層「カフェ トッテリア」(夕方) ──
[確かにヴェスの精神影響系に対する耐性は低い。
マイナスとも言って良いだろう。
ただし、精神影響系に対する耐性は、'命令を受け付けない'という点だけを見れば強いか。
精神系の影響を受け始めた瞬間に「自死という特定行動を図ろうとし本来の異能の影響を受けない」というものを、どう解釈するかによる]
[言い換えるならば、精神を特定状態に固定化や拘束している、とも言えたかもしれない。
その強固な状態は、腕の良い個人医の治癒能力や精神系の異能をもってしても、解けない]
[もっとも、それは約3ヶ月前。
偽バグ・シング事件時での精神状況。
あれ以後、ほんの少し変化は起こっていたし、何より、襲撃事件での結末での出来事がヴェスに影響を与えていたかもしれない]
……
[ぼんやりと、ベルを見る*]
/*
ヴェスの精神耐性関連は、最初の両親死亡関連や、本当に辛い事は見れない感じかなあ…。(一応「辛い」は返答の意志が無い感じというかシャットダウンな感じのRPとしてああいう表現にはしたものの、もし解釈間違ってたらどうするかなー…)
自死行動出るのは、自責・自罰ではあるんだけど、溢れてる所の釜の蓋を、精神影響系によって取り外される…て感じではあり…
となると、固定や拘束ともちょっと違うのかなあ…。
それとも、精神状態をそのまま固定や拘束して、溢れた、という解釈にすればいけるか…?
明日また改めて考えよう。
─ 事件解決から1週間・中層バー ─
[青年の話はとりとめなく、思い出したところから語る。
人と話すことは基本慣れない青年は、とにかく話せることを話そうとして…だからこんな話し方になるのだろう]
……そ、う?
[機械生命体の話に関しては、そっか、と短く。
頭をよぎる小さな来訪者。 美しき来訪者。
仲良くなった、対立した、戦って、守って、それで]
[あの公園で、あの場所で、あの広場で]
………っ…? …あれ…ごめん…
[ボロり、と大粒のナミダが溢れてきた。
理由はわからない。止まらない。 理解不能…]
[ナミダの説明を聞くと>>337、]
……ふう、ん…でもおれ、いま、つめたくも…
あったかくも、ない、はずなんだけど、なぁ…
[と、ボロボロ落ちるナミダを手のひらで受けて止めようとして。 やっぱりナミダの理由は良くわからなかった]
……ああ、でも……
あの時のことは、なんだか、よくわかんないや…
何があったのかは全部わかってるのに……
[事実は分かるのに、それに対する感情は追いつかない。
疑問と、言語化されぬ感情が、ナミダに溶けた]
[……10分もすればナミダは勝手に止まるだろう。
なにせ、なぜ出たのかもわからぬ代物。それなら止まるのも唐突なのが道理。]
[その後、また少し話すうちにいつも解散する頃合になる。]
リル、今日も、ありがと。
……また、つぎも、おしえて、ね…?
[そう言って、立ち上がる。もう完全にナミダは止まり、いつもと変わらぬ顔だ。バーの外で二人は別れることになるだろう]
(……しまった、おんなのひとは、ちゃんと家までおくるものだっていわれてた…)
(スティーブ、けっきょくあってないから、ぐたらんっていえなかった…)
[帰り道にハッとそんなチャラ男系直伝のエスコート方法やヴェスからの頼み事を思い出したのは内緒。 ]
[時刻はそろそろ遠い空で星が瞬き始める頃。
その日はこれ以上何もせずに帰って休むだろう。**]
/*
ロール見返してて思った。
ボクが言えた口ではないが、セーガは何を考えているのかさっぱり分からんな。というか多分何も考えてないなこいつは。
教えられたことを忠実に守る。話されたことを鵜呑みにする。一般常識はおそらく僕以上にない、仕事としての礼儀作法は多少なりともあるかもしれんが。
今までそれが露呈せず、何事もなく生きてこれたのはひとえに他者に対して無関心を貫き、『配達員』としての自分だけは完成されていたからだろうか。社会の歯車として自我を完全に消していたから、なにかがどうにかなることなく過ごせた…の、かもしれん。
どうあれ、この知能指数の低下っぷりは一体…
/*
ほんと、拾われた場所が場所ならこいつは恐ろしいバケモノになってたかもな。出会ったのがイギーではなくタリアであった場合でもか。
空っぽの器が空っぽのまま生きていける環境にいて。
それを満たすものが違えば、全く違うものになっていたかもしれん危うさ。
ボクとは違うネジの外れ方してて、面白い。
が、ボクのあり方とセーガのあり方は上手く噛み合わないせいで、行き来してると思考酔いをおこすな…
― 事件から一週間後 スラム街 ―
『こっち、こっち!』
『すてぃーぶっていうんだよ!』
『やさしいよ!』
[ひとしきり子供らの相手をすると、彼らは何でも屋へ案内してくれるという。イルマが手を引かれるままにやってきた場所には、一人の男とすっかりしまわれた店の跡。]
どうも、案内ありがとう。
[若干息切れを起こしながら子供たちに笑顔を向けつつ、ちらと男を見やる表情には落胆を隠せない。]
もうおしまいでしたか。
お願いしたい事があったのですが、
くるのが遅すぎましたねぇ。
[未だまとわりついてくる子供の頭をぽんぽんなでながら言う。
もしも用件を聞いてくれるようならば、件の箱>>316を見せるだろう。]*
/* 基本的には無垢な性格。
どうすればいいのか分からなくなるとフリーズする。
必要な知識(配達情報、住所の読み取りや四則計算。会社内での機械類の扱い、修理の仕方など)以外は全て切り捨ててきたので、娯楽や対人に対する知識に疎く、知識にかなり大きな偏りがある。
基本的に荒事には怯えており、人を凍えさせることに恐怖している。この究極系がBtB3や一部で見せたロボセーガ状態。
『生きる、いいことに出会いたい』以外の思考や行動は、基本的に他者に依存する節がある。この辺りはまだうまく言語化できてない。
/*
って紙を兄さんに渡された。
俺からすると、あったことをそのままあったかいか冷たいかで考えてるだけなんだけどな
/*
サイコメトリーの能力別に いらなかt
能力出し惜しみのダラっ子感出したかっただけなんだけど
色々できちゃうと人に頼るタイミングが減るので、
いらなかったなーなどと
「有能ってばれるとめんどくさい」以外に
能力使いたくない理由を用意できるかな。
闇過去は付けたくないから、それ以外でいいの降ってこないかなー。
ただののーてんきなクズ子ちゃんでいたい。
村の設定が変更されました。
── 事件の1週間と数日後 ──
[最初に向かった先は、上層の公園。
スティーブには今日向かう場所>>341はどちらも話していただろう。
それは眠り落ちかけている辺りでの会話かもしれなければ、食事中での話か。
セーガには自分から言い出して伝えようとはして無かったが、秘密にすることも無い為、何かのおりに話はしたかもしれない]
……
[あの夜の出来事は、もう1週間も──いや、まだたった1週間と言うべきか──経ったというのに、ついさっきのようにまざまざと思い浮かべることが出来る]
……
何で、泣くんだよ。
[ぽつりと]
『…知ってれば、ナミダ、とまるかなって』
[今日は、普段と変わらぬ格好。
公園に足を踏み入れた]
[既に襲撃事件の傷跡/否、爆弾による被害の後は払拭されており、公園の木々や花畑も復活を果たしていただろうか]
[そういえば、ここでこえがきこえたような気がした]
[全くの気の所為。
振り返っても誰も居なかったのだが、その後でスティーブやリル、セーガが現れたことを鑑みるに、彼らの声だったのかもしれない]
[向かうのは、リモコン式爆弾を使用した辺り。
早朝の為、人影は見当たらないようだ。
異能の力か、燃えていた木々は目視でも治っているように見えたし、氷結したであろう公園の地面も、それら痕跡は一切見当たらない。
何も起こらなかったようにも、見えてしまうだろう]
― 事件から一週間後 スラム街 ―
[見せを閉めた後、子供たちの声が近づいてくる。
そして、やがて現れたのは、子供たちと、手を引かれた女性。]
『すてぃーぶ!おきゃくさーん』
『ふわふわのおねえちゃん!!』
[子供たちの言葉を聞けば、先ほど走っていった先が彼女のところであることを察するが、]
『あれー、あれが、なんでも屋さん!』
[何でも屋、その言葉に、うっという顔をする。
最近、そう広まってしまい、たまにそれで尋ねにくる奴も増えてしまった。
実際のところは子供たちが言うのは"なんでも買い取っちゃう屋さん"の略なのだが。
そして、子供の頭をなでながら、お願いしたい事があったという。]
― 事件から一週間後 スラム街 ―
まぁ、店じまいですけど、
修理ならやってますよ。
[落胆するその表情に、そう言ったならば、箱を見せられただろうか。もし、鍵を開けて欲しいことを告げられたのならば、]
……開けられますけど、
俺だと、ただ開けるだけですよ。
壊れてもいいなら。
[男は普段、異能を使うことはないため異能を使って開けるということはないため、箱自体を壊すということはないが、鍵自体は壊れるかもしれない。
専門であれば、壊すことなく開けれるかもしれないが。
まぁ、スラムに持ち込む時点で、そういった場所に、
持っていけないような何か、といったことが多いので、それでも良いと言われれば、それ以上は聞かず鍵を開けるだろう。*]
― 事件から一週間後 スラム街 ―
本当に?
よかった、助かります。
修理とは少しちがうのだけれど、できるでしょうか。
[スティーブに箱の鍵穴を見せながら、彼の顔を見上げた。
答えは「開けるだけ、壊れてもいいなら」とのこと。]
むぅ。
困りましたねぇ。
鍵屋さんはどこも手一杯みたいで。
なんとかなりません?
[口元に片手をあてて、小首傾げ。スティーブを上目遣いで見つめてみる。]*
― 事件から一週間後 スラム街 ―
本当に?
よかった、助かります。
修理とは少しちがうのだけれど、できるでしょうか。
[スティーブに箱の鍵穴を見せながら、彼の顔を見上げた。
答えは「開けるだけ、壊れてもいいなら」とのこと。]
むぅ。
困りましたねぇ。
できれば、このからくり仕掛けの方は
残したままにしたいのですが。
錠前は最悪壊れてしまってもかまいません。
早く開けたいのに鍵屋さんはどこも手一杯みたいで。
なんとかなりません?
[口元に片手をあてて、小首傾げ。スティーブを上目遣いで見つめてみる。]*
ー 事件より十日後 : 下層区域倉庫街 ー
『セーガわり。 オレのバイク壊れたから直せ』
[いつもの日常と変わらぬ日々を送るセーガだったが突然の上司からの言葉に目を丸くする。]
……図面、は?
『あるある。 お前こういうの得意だろ。ほれ』
[バサりと渡されるのはバイクの内部構造の図面。
図解されており、パーツ名やらなんやらが色々書き込まれているが…]
………ーーー……。
[セーガは図面だけをじいっと見て……
パカリ。壊れたというバイクの蓋をあけた。]
[カチャカチャとひとつひとつパーツを外していき…]
……これと、これ、 このパーツ。
[そう言って、先程図面で見たパーツと違う形に歪んだものを選んで分ける。 正しい場所にネジがない、配置されるべき場所から外れていた、なんか色が違うかも。 そういうのをひとつひとつ伝えた。 ]
[図面の形だけを全て暗記し、正しくない形は弾いていく。
歯車の掛け外れを見抜いていき、動けるようにするために必要なパーツを告げていく。 パーツ名はわかんないけど。]
『昔っから自分でバイク直してんなとは思ってたけどそうやってなおしてたわけね…検査ロボかってぐれえ精密だなおい』
…すみません
『褒めてんだよダボ』
[作業をしてるセーガに上司はイライラと声をかける。]
『おい冷凍ロボ』
…はぃ、なん、ですか…?
『返事してんじゃねえよロボかてめぇ。
ったく……、あー、あれだ。 最近どうよ。ほら、あれ。』
………ーーー…? 最近、こうです。
[質問の意図がよくわからないのでそう答えた。
頭を殴られた。 よく分からない。]
『そうじゃなくてなぁ!!! あーもういい!
バイクのパーツ買ってくら! てめえはそれ直せるように準備しとけよ!!!』
[何故か怒って、パーツ屋に向かってしまった上司に不思議そうに一度顔を向け、言われた通りにまたバイクの図面へと向き直った。 その日は一日バイクの修理と格闘しているだろう**]
── 事件の1週間と数日後(慰霊碑) ──
[行く前に用意した花束を、そっと置いた。
酷い頭痛がする]
[ドーム外での活動において殉職した人々の慰霊のモニュメント。
ヴェスの両親の所属していた前文明の痕跡調査隊だけのものではない。
時には、遺体すら持ち帰ることすら出来ないだろうドーム外の死亡は]
……
[言葉が出ない。
息苦しくなる]
[嗚咽を耐えて遠ざかり、置かれている長椅子のひとつに座り込む。
モニュメント周囲は小さく緑はあったが、そう大々的に敷地を取っている訳ではない。
尤も、この辺りの地帯は比較的緑が多いところだったかもしれないが。
誰かと共に来ていれば一緒だったろうが、でないならひとりか。
言葉が出ないまま、背を預けていれば、早朝から朝に移り変わるだろう*]
─ 事件解決から1週間・中層バー ─
あ、ちょ。
[突然泣き出したセーガ>>342を見て驚く。
涙の説明もそのままで聞く姿はセーガ自身がその状況を理解出来ていないかのよう]
分かってるのに、良く分からない、か。
セーガの中で何か、心を震わせるものがあったのかもしれないな。
[それが何なのかは本人にしか分かるまい。
自身が理解出来ないと言うなら、無意識の何か]
色々覚えていけば、いずれ理解出来る時が来るだろうさ。
[セーガはまだ途上の身。
分からないことが多いなら、分かった時に繋がる何かに行き着くだろう。
リルは涙を零すセーガ>>343の頭をゆっくりと撫でた]
[涙が止まった後もセーガといくらか話、解散の時間になる]
どう致しまして。
あぁ、勿論。
[願い>>344には是を返し、バーの外でセーガと別れた]
それじゃ、お休み。
[手を振り、リルは岐路へとつく。
家まで送られるという意識は微塵もない。
セーガが思い出したことも知らぬまま、自宅へと戻って行くのだった**]
―回想:とある日。妹と―
『ヤシロ、とかあって、こういう』
[横二本、縦二本。指で宙に形を書いて見せて、]
『こんなのがあって、って聞いてる?』
聞いてるっつーの。
[男と妹で背中合わせで座った状態で、
妹が嬉しそうに話すのを、男は作業をしながら聞いていた。
作業、というのは妹が店で修理を請け負ったもの。
当時、店をやっているのは妹で、男は修理のみ行っていた。]
あいつ、ぜってぇデートだなんて思ってねぇぞ……ってぇ!!
[意地悪く言った言葉に、思いっきり手の甲を抓られ声をあげる。]
―回想:とある日。妹と―
[この頃には既に護衛業もやっており、男が不在のとき、
どうやら、二人で出かけてきたらしく、その時ヴェスから貰ったという人形を、
大事そうに、妹は手の上で指先で撫でたりしていた。
少し変わった手触りで、独特の雰囲気の花柄の布で出来た梟という鳥の形だった。
布に香りがついているらしく、ほんのり香る。
"白檀"とかいう香りらしい。]
―回想:とある日。妹と―
[その梟に名前をつけるという妹に、
名前つけんの好きだよな。と言えば]
『名前は大事だよ。』
[そう、真面目な声で返された。]
『もし、ね。私がいなくなったとして、』
……は?
[そう言って、笑う。]
『でも、いなくなる前に、ちゃーんと、名前あげるから、』
『見落とさないでね。』
―回想:とある日。妹と―
[しばしの、無言。
やがて、口を開いた男が発した言葉は。]
……ばっか!じゃねぇの!!
『おにーちゃんほどじゃ、ありませーん』
俺も、お前ほどじゃありませーん。
『なにそれ、おにーちゃんの、ばーか、ばーか!』
お前が変なこというから悪いんだろうが!!
[その日、そのまま大喧嘩。そういう時は、毎度、ヴェスの家へ妹が押しかけるのがお約束。]
―回想:5年前の事件の日 すてぃーぶ の意味―
[『いなくなる前に、ちゃーんと、名前あげるから』
あの事件の日に残された名前を目にしたとき、
その言葉が、頭に響いた。
男が妹の字を間違えるなどということもない。
あの日、ヴェスから貰ったという、梟の人形は、
ずっとずっと大事に、妹は持っていたが、
あの日から、それも、どこかへといなくなったまま*]
/*
>少し変わった手触りで、独特の雰囲気の花柄の布で出来た梟という鳥の形だった。
妹ちゃんメッチャ可愛い趣味してるね???
チリメン系の布かな。
─ 事件後1週間と数日後・慰霊碑 ─
[その日は午後から博士の手伝い(と言う名の人体実験)であるため、午前中はフリーだった。
今頃博士は嬉々として準備をしているのだろう。
当然、逃げられないように監視もされている]
ふーんふふーん……あれ。
[博士の手伝いと言う地獄に特に悲観した様子もなく、暇を潰そうと出歩いた先で見覚えのある姿>>355を発見した]
………へへー。
[にぃー、と笑うと、すすす、と慰霊碑の方へと近付いて行く。
そうして長椅子に座り込む人物の前に立ち、笑顔でその顔を覗き込むのだった*]
─ 事件の1週間と数日後・慰霊碑 ─
元気ないね、何かあったの?
[中性的な声が問いを投げかける。
フードから覗く顔立ちも中性的で、背の低さから少年とも少女ともつかない雰囲気を出していた]
隣座ってもいーい?
[言うが早いか、座ろうとする動きを見せた*]
─ 事件の1週間と数日後・慰霊碑 ─
[断られなかったのでそのまま、ぽすっ、とヴェスの隣に座る。
言動も言葉も子供のよう。
まぁ気付かないかー、なんて言葉は心の中のみで紡がれた]
誰かの追悼?
[『影身』もまたモニュメントに視線を向けたまま、ヴェスへと問いかける。
その後に少しだけ顔をヴェスの方へと向けて、様子を窺った*]
― 事件から一週間後 スラム街 ―
ふーん。
なんか、すっごく変わってんなぁ。
[カラクリ仕掛けの箱に近づき、鍵穴を見ながら、そうポツリと言って。]
んー、まぁ、箱自体は壊さないと思いますし、
それなら。
[錠前は最悪壊れてしまってもかまわない、と言われれば、そう答える。そして、視線を箱から外し、彼女の方を見れば、上目遣いで見つめる目と合っただろう。]
ま、やってみますよ。
[そう言って、にっと笑う]
3000。鍵、壊したら、半額。
そんなとこですかね。
[そう言いながら、そこらへんのガラクタから、使えそうなものを拾う。*]
─ 事件から1週間後 中層 「カフェ トッテリア」 ─
[ベルから見る心の家の構造は人によって様々だ。入口を入ればすぐに大事な思い出が大々的に飾られている人もいれば、大切な思い出を厳重に隠す人もいる。ヴェスにいたっては通路のドアにも鍵がかかっているのだからずいぶんと他人を拒絶したいらしい。その割には鍵はずいぶんと脆い印象を受けた。]
(防衛本能は強そうなのに、防御能力は低いって感じ。変なの。)
[するりするりとヴェスの中へ入り続ける。上からの指示に従い、彼が事件の日にどのような事を見ていたかを把握しなければならない。断片的な思考と記憶をたどりつつ、目的の場所へと近づいていく。今発現しているベルの能力は特段相手の精神を脅かすことはない。今のところヴェスに異変が見られないとすれば、トリガーに触れてはいないのだろうか。]
今一番大切なものは……
[質問を開始して5分ほど。ところどころ異様に混濁した精神状況を通過したが、大した支障は見受けられなかった。だが、突然強固な壁にぶち当たった。恐ろしいほどに重厚な扉。ここまでの扉を作り出すということは、やはり事件の記憶がここに残るのか。]
あっ…
[無理やりこじ開けようとしたところでベルの体に異変が起こった。異能の反動からか、気づけばポタポタとテーブルに赤い鼻血が滴っている。]
(キレイな人。)
[ほんの一瞬垣間見えた映像。気づけば涙までボロボロと流れ落ちている。何が起こったのかはベル自身わかっていない。ただ、ヴェスから感じ取った何かはとても悲しみに溢れたものだったことは間違いない。]
ごめんなさい、あの、私。
[はっと我に返れば慌てて鼻をハンカチで押さえた。未だに潤む瞳でヴェスを見据える。]
私、嘘をつきました。
実は私、テレパスなんです。精神系の能力者なんです。
あなたの心を、頭の中を覗きました。
[鼻が詰まったような、か細い声で続ける。]
嘘をついたことは謝ります。
でも、カウンセリングは続けさせてください。
私では力不足かもしれないけれど、あなたのこと、放っておけません。
[理由は言葉にならない。ただ、仕事という以上にベルを後押しする使命感のようなものが芽生えている。]
今日はもう10分ですので、終わりにします。
また…よろしくお願いします。
[ペコリと頭を下げた。*]
ー 事件より十日後 : 下層区域倉庫街 ー
[バイクを修理をしながら、少しの休憩。 ]
……ーーー……。
[周囲を見渡す。 ふと、離れたところに見えた柱につけられたタッチパネル。 あの場所で小さな来訪者と一緒にいて]
……ーーー…。
[彼には、あれから、会えていない。
彼自身も言っていた。すべてが終われば立ち去ると。]
……ーーー…ーーー。
[あの子は迷わず帰れたのだろうか。帰るべき場所に行けたのだろうか。 また会えるのだろうか。]
[スゥと息をついた。 修理工具を手に持って修理を再開する。上司はまだ戻ってこない。 ゆっくりと時間をかけて作業していた*]
― 事件から一週間後 スラム街 ―
[にっ、と向けられた笑顔はずいぶんと気持ちのいいものだった。]
ふふ、頼もしいのです。
[イルマも口元を三日月にして笑み返す。]
3000。
ええ、お願いします。
[スティーブの先ほどの笑顔、鷹揚なたたずまい。きっといい仕事をするに違いない。と、期待感に胸膨らませ、イルマはスティーブがガラクタを探すのを見守った。]
振ってみても何も音がしないんですよ。
きっと、中にみっちり詰まってるに違いないのです。
[気を付けて、と添えて箱の様子を告げた。]*
─ 事件の1週間と数日後・慰霊碑 ─
そっか。
[表情なく、ここにはいない、と告げるヴェス>>373に短く相槌を打つ。
僅かな間の後、問い返されたのに視線をモニュメントへと戻して]
ボクは散歩中だったんだけどね。
君が見えたから寄り道したんだ。
[目的は慰霊碑ではなくヴェスだったと、隠すことなく話した]
思うままに過ごせてる?
[『─── 欲望のままに。』
例の事件の時に、『死神』として存在した時に向けた言葉。
それを滲ませての問いかけ。
視線を向けてヴェスの反応を見る*]
/*
ふと気づいたんだけど… 精神影響がなされているかどうかのチェックでも、ヴェスやん自死行動してたよね…?(多分、明確には書いて無かったけど、個人医でも)
── 1週間後:中層「カフェ トッテリア」(夕方) ──
[襲撃事件での結末での出来事>>340がヴェスに与えたのは、その強固な拘束を、自死に導かない程度の綻びを与えたか。
自罰、自責、それらによる耐えきれない心の悲鳴すら封殺し、しかし自死に直結するそれは、鍵の脆さに見えるようにある程度覗いても>>369、そういった行動をとる閾値がゼロからは高くなっていただろう]
大切なものは、……兄みたいな人……
[スティーブの姿が浮かぶ。
ふ、とセーガの姿も浮かびあがりかけたか。
5分の質問の間、適当な返答ではなく幾らかはそのまま答えたものもあっただろう。
例えば、嫌いな物、とかは。
ぽん、とポトフめいた切った人参の姿が浮かび。
『あまりにんじんは好きじゃないかも』
『食えるんだけど、なんかさ…』
『嫌いだったのかもな…』
等と。
何故かそこだけは、クリアに思考が浮かんでいたか。
それは、気持ちや…過去が、整理されているのといないのとの違いかもしれないが]
…………
[一方的とも言える終了と次回の言葉。
喉のひくつきを覚えて、手で擦る]
…………
[何とも言えない表情を浮かべる。
悲しみとも自嘲とも不愉快とも困惑ともつかない、或いはそれらが混ざったような表情か]
……今日だけかと思ってたけど…
[赤い双眸をテーブルへ向ける]
― 事件から一週間後 スラム街 ―
[お願いしますと言われれば、成立。
そして、針金だとか、適当にそういったものを見つければ、戻り、
彼女が男に期待感を膨らませているとは気付いていないが、
先程男が見せた笑顔は、割と楽しんでたのかもしれない。
修理だとかそういうのは、好きな方ではあった。]
それって…
[振ってみても何も音がしない。
そう言われれば、ううん、と少し目を逸した。]
………
[何も入ってないんじゃ、と思ったが。]
……嫌いだ
好きにすれば '上'の言葉なんだろ。
[荒々しく立ち上がる。
ぐ、と唇を噛み締め、そのまま'自分'を頭の中の俯瞰視点で'見る'ことで、転移した。
移動場所は、自宅。
自己嫌悪と儘ならない感情を抱え、一度だけ壁を叩いた*]
── 1週間後:中層「カフェ トッテリア」(夕方) ──
……嫌いだ
好きにすれば '上'の言葉なんだろ。
[荒々しく立ち上がる。
ぐ、と唇を噛み締め、そのまま'自分'を頭の中の俯瞰視点で'見る'ことで、転移した。
移動場所は、自宅。
自己嫌悪と儘ならない感情を抱え、一度だけ壁を叩いた*]
そう、かもしれないですね。
[そう言って、彼女から箱を受け取れば、
作業を始める。持ち上げて、鍵穴を覗き、]
……ダイヤル錠とか簡単だったんだけどな。
[そう、ポツリという。]
表があくと、鍵が閉まるようになってるみたいですね。
[ということは、鍵自体もカラクリの一つとなるわけで。開けることはできるが、多分、それだと壊すことになるだろう。しばらく、箱を鍵穴以外も観察した後、]
あ。
[なにかに気付いて、その鍵穴にガツっと尖った針よりかは太い、金属を差し入れて。それを軽く叩けば、]
はい。開きました、と。
[錠の外れる音。蓋は開けず、そのまま女性に箱を返す。]
─ 事件から9日後・自宅 ─
[久々の非番の日。
リルは自宅で頼まれた事件の調査を始める]
先ずは当時の追跡調査の精査か。
[初動捜査には参加したものの、以降の追跡調査からは外されていた。
そのため情報を得るには調査結果から目を通さなければならない]
スティの妹の死因は店にあった銃……。
それ以外にも持ち去られたものがある、と。
…ドンパチだけじゃなく、盗難も?
ドンパチが収まってから盗まれた可能性はなくもないけど…。
[金目のものが取られたのなら納得もいく。
だがその中に、そうではなさそうなもの>>362も含まれていた]
……なぁんか、腑に落ちないな。
[勘にも似た感覚。
Kito師から聞いた組織の存在が頭にあるからかもしれない]
この梟の人形、どう言うものだったんだろうな。
[盗難の証言をした本人に聞くのが一番か、と。
スラムへと向かう準備をする*]
ー 事件より一週間と数日後 : 上層部司法機関 ー
……ほんと、ここの空気はなれんな…
[探偵は上層の司法機関を訪れていた。 尋問官は辞めたが資格が無くなったわけでもなく、弁護人や法律関係の仕事もまだ引き受けられる関係上内部に入るツテがあった。守秘義務の都合上付き添いを連れていくことは出来ず調査に時間がかかるのが難点だったが。
見ているのは、5年前の裁判や尋問の記録だ。]
…『Badger』…『Owls』…『finders』…
……ちっ、あの地区のドンパチ組織多すぎやしないか?
『なにか』を奪い合っていた? 食料とかそういうものだけか?今でも活動してやしないだろうな…
[例えスラムの抗争でも、規模が大きくなりそうなら、その規模を縮小させるために『尋問』や『裁判』は行われる。というか自分がやっていた側だ。
そのおかげで抗争が大惨事になる前に組織そのものを潰し防いだこともあったかもしれない。が、その対価はあまりいい気分のものではなかった]
……はぁー…こんだけの数があつまればそりゃ
『いつものこと』になるだろうよ…… んで…スティーブの妹はどれに巻き込まれたのか……
……"curse of clow" >>237
対立数が多いのはここか……
…いろんな組織から略奪し対立している。一体何を集めていたんだ?
[…しばらくは組織の対立図を想像し、資料を読み込む。
そしてそれが終われば、ぱたりと本を閉じて、資料を収め、帰るために外へ出るだろう**]
/*
灰まで拾うのか…!とは、ちょっと思ったけど、そこまで考えてくれてたの嬉しかったので思わず…申し訳ない。
― 事件から一週間後 スラム街 ―
[目をそらすスティーブをイルマはきらきらと輝く目で見つめていた。スティーブはきっと、詰まった中身をいかに避けて開けるか考えているに違いない。
箱を渡すと早速スティーブは作業を始めた。箱を持ち上げ、鍵穴を覗く姿はいかにも玄人だ。]
あぁっ。
そういう事ですか!
[鍵穴を見ただけで、てっきり独立した錠だと思い込んでしまっていた。目からうろこの心持だ。
スティーブが何か金属を穴に差し入れると、ガチャリ。錠の外れる音がした。]
わぁ、すごい、すごいです!
今のどうやってやったんです?
[箱を受け取って、興奮気味に錠のあたりを覗き込む。
聞けば、どうもきちんと閉まっていなかったとの事。]
じゃあ、もう一度きちんと閉めてしまうと、
開けるのは難しいって事ですね?
[少ししゅんとしたが、本来の目的は達成された。箱は開いたのだ。]
では、お約束通り、3000。
お渡ししますね。
[スティーブにトークンを渡し、イルマは箱を開けた。]
……。
箱?
[幸いにして中身は空ではなかった。
みっちりと、もう一つの箱が納められていた。内側にはびろうどが張られ、すべりやすくなっている。大きな箱をひっくり返すと小さい箱が滑り出てきた。これもまた、からくり仕掛けのようだ。]
ふふ……ふふふ……これは……
燃えてきました!
[ぐっとこぶしを握り、宙を見上げる。イルマの瞳はめらめらと燃えている。]
ありがとう!ありがとうございます!
おかげで新たな楽しみが増えました!
[スティーブの手を両手でぐわしとホールドしにいく。成功すればそのまま縦にぶんぶんと振りまわす。]
/*
持ち上げられすぎて、顔覆ってる自分がいる…エイミーといい、ケルマといい、スティーブのこと持ち上げすぎですよ…(ありがとう)
何かあればまたお願いさせてくださいね?
……あぁっ、そうだ。
私、こういう者です。
よろしければ今度遊びにきてくださいな。
ささやかですけれど、サービスいたしますから。
[笑みと共に、イルマはスティーブに名刺を差し出した。
そこには上層のカジノの店名と、『ディーラー:イルマ・リン』と書かれてあった。
問われれば、週2日の出勤であること。出勤の曜日を伝えるだろう。
スティーブが錠前に取り組む姿を思い返し、イルマの笑みは深まる。彼がカジノに来ればきっと、楽しく遊ぶ姿が見られるはずだ。]*
/*
スティーブ、カジノ興味あんのかなー。
ないよなー…スラムでちょっとした賭け事は誘われたらやってそうだけど(そして負ける)
村の設定が変更されました。
/*
弱いってわけじゃなくて、よほど勝たなきゃいけないとき以外は勝てないんじゃないかな。
なんでも、いざという時だけ、強くなる。
その時しか強くなれない。そういう人…?
─ 事件の1週間と数日後・慰霊碑 ─
ふぅん。
空っぽから少しは埋まったのかな。
[問いへの返答>>386に返すのは確認するような言葉。
こちらを見たヴェスへと向けるのは、笑みを象った唇と、前髪から覗く細められた紫の瞳]
セーガも良く喋るようになったよね。
前に比べれば、だけど。
表情も、すこーしは増えたかな?
[楽しげに弾む声。
ぴょい、と長椅子から飛び降りてヴェスの前に立つ]
君も。
[ぴ、と人差し指をヴェスへと向けて、その手を腰に当てた]
前よりは確かに反応が素直だね。
[呆としている雰囲気が強いが、『ゲイル』として話をした時よりは余程素直だと思えた*]
……
…………誰
(空っぽ)
[それを口にしたのは先日の『死神』だろうか。
『ゲイル』との確証はとれないままであったし『死神』は特殊チームに捕まる所で既に捕まったという話だった]
……
[暫し、そうやって見つめている*]
ー 事件より13日後 : ヴェス宅前 ー
………ーーー……。
[すう、はぁ。 すう、はぁ。]
[今日は仕事は休みの日、ヴェスと約束した日である。
セーガはヴェスの家の前まで来ていた。 ポン、と呼び鈴を押す。押してもいいと前に言われたので、まあいいだろうと]
………ーーーー……ーーー。
…お、はよー。…いけ、る?
[ヴェスの調子はいいだろうか。どうだろうか。
そう言って、無表情に見上げているだろう*]
/*
一日目に入ったら初手で地獄の鬼ごっこ開幕するから待っててね(ハート セーガ君フルボッコにするから >>セーガとユウヅキ周りのドンパチ
1日目はまだ日常ロールみたいだからね
時系列バラバラでプロ中の時系列の混乱デカすぎるので、一日目からにする
/*
ユウヅキがセーガ君嫌いなのは、セーガの無我な在り方が尋問官時代の自分に似てるからとかあるかも
あと純粋に気味が悪ry
── 事件より13日後:自宅 ──
[セーガと約束した日。
チャイムが鳴らされると、暫くしてヴェスは現れた。
髪だけ括っている状態だが、出かける準備はしているだろう]
…はよ。
……一応。
[それから、きょろりと自宅周囲を見回す。
ベルの姿があるのかどうか、を見ているのだ。
居ても居なくても着いて来ても、とりあえず何も言わずにセーガとザブトンを見に行こうとするだろう]
[一応ぶらぶらと、少ししんどそうではあるが、セーガよりやや先を歩く形で歩き始めようとする*]
─ 事件の1週間と数日後・慰霊碑 ─
[誰>>396、と言われて、にぱっと笑った]
『影身(エイシン)』。
今の通り名。
[過去ではなく今の名を告げる]
シンでもいーよ。
でも同僚にジンって名前のがいて紛らわしいんだよね。
[ぷぅ、と膨れる姿は正に子供。
それも直ぐに笑みへと戻った]
そうそう、いいこと教えてあげよっか。
機械生命体ってのはね、全部が全部、同じ意思ってわけじゃないみたいだよ。
[笑顔のまま、世間話や噂話をするような雰囲気で言う。
直後、『影身』の背後の空間が少し歪み、拳が現れ『影身』の頭へと振り落ちた。
拳と空間の歪みは直ぐに掻き消える]
いったぁー!
[ヴェスの目の前で『影身』は頭を押さえてしゃがみ込んだ。
「余計なことは言わないの」
通信機から忠告の言葉が届く]
ボクが見つけた情報だもん!
[傍から見ればただの独り言。
ただ、直前の現象から誰か相手がいることは推察も出来よう*]
/*
ゲイルの中身がシン君とか!
一人称ボクなの!かわいいの!
でもきっと、中身はキレッキレでしたたかなんでしょう?
はーっ♡
― 事件から一週間後 スラム街 ―
あー、まぁ、そうなりますね。
鍵みつけるなり、どっか作れるところで作ってもらってください。
[しゅんとされると、バツが悪い。
自身の首に手を触れ、言いにくそうに、そう言って。]
はい、まいどー
[まぁ、ちゃんと閉まってなかったのを開けただけなのだが、"壊してはいない"ので、それは貰っておく。]
[そして、箱を開けた彼女が箱をひっくり返すと、また小さな箱。どうやら空ではなかったらしい。が、また箱というので、気を落すかといえば、
彼女はそうではなく。]
……
[にぎりこぶしを握り、宙を見上げているのを見れば、それとは逆のようだ。]
[と、突然、ぐわしと手を両手で掴まれれば、]
へ!?あ、ちょ、
は、はぁ。
[その勢いにビクッと一瞬驚くも、ブンブンとそのまま振り回されれば、なされるがまま。]
そ、それは良かった、です。
楽しんで。
[最初の落ち着いた雰囲気とは、だいぶ違う彼女に、呆気に取られた後、少々困ったような苦笑いを浮かべ、そう言って。]
[名刺を受け取れば、それに一度視線を落とし、
彼女を見て、]
……カジノ、のディーラーさん?
[そう言って、勤務日などを聞いたならば、へぇと。
それだけ答える。]
ま、機会があれば。
[そう言って、浮かべるのは、お客に対して見せる笑顔。上層、ましてはカジノに行くことも、必要がなければないだろう。
スラムでお遊びのような賭け事など誘われれば、やることはあるにしろ、だいたい負ける。というか、あまり勝つ気もないというか。楽しけりゃいいというか。]
ー 事件より13日後 : ヴェス宅前 ー
……そう?
[何かを探るように周囲を見るヴェスに首を傾げる。
しかし一応は彼は行けるようで自分の前を歩こうとしていた>>398]
……ーーー……ーーー。
[ぶらぶらとした歩み、セーガにはどこか『寒そう』な様子に見えた。]
…ヴェス、今日、さむい?
[その場に立ち止まり声をかける。 その姿は行くのを渋っているような、躊躇っているような。立ち止まったまま動かない青年は、ヴェスの様子を見続けていた。
それは見方によっては『今日は寒いし別の日にしない?』とでも言おうとしたように見えたかもしれない**]
─ 事件の1週間と数日後・慰霊碑 ─
[「目に余るようなら査定落とすからね?」
続けられた通信機からの言葉に『影身』は口を尖らせる。
監視者の表情は見えないのに、笑うような声なのに、笑ってないように思えた]
ちぇー、厳しいの。
[そんなやり取りをしていると、目の前のヴェスは目を瞠ってこちらを見ていた>>401。
問う声に表情は再び笑みへと変わる]
君には必要な話かな、って。
そう思っただけ。
[中枢へ立ち入るまでの出来事は、全て見ていたから]
多分、今じゃないと言えないからね。
[特殊チームに正式に入るにせよ、そうじゃないにせよ、恐らくこの機会を逃せば口にすることは出来なくなるから。
そんな予測の下での言葉]
そう言うわけだから見逃して欲しいなー、先輩?
[続けたのは通信機へと向けたもの。
反応はなかった]
ま、そーゆーことで。
[ひら、と手を振ってヴェスに背を向ける]
気になるなら調べれば良い話さ。
それこそ、”欲望のままに───”、ね。
[振り向きながら、何に対してのことかは言わず、ただそれだけを告げて。
散歩を再開すべく長椅子から離れて行った**]
── 事件の1週間と数日後(朝):慰霊碑 ──
もしかして……
お前……『死神』……?
[目が緩く半眼になり、双眸が赤く染まり始める。
しかし、仕掛ける素振りがヴェスにある訳では無く。
すぐに、ふっと力が抜けるよう赤から元の目の色に戻る]
待っ… ……、 ……。
[背を向けられば>>410、立ち上がる。
何も無ければ、恐らくぼんやりと夕方頃までずっと座っていただろうが、そんな言葉>>409を掛けられれば]
くっそ……
['欲望のままに'と。
ぐちゃぐちゃな思考を抑えるように片手で顔を覆う。
暫しし、手を離し、落ち着いた頃には『影身』は何処にも居なかったか?]
─ 事件から9日後・スラム街 ─
[端末があれば事前に居場所を確認出来るのだが、スティーブは端末を持ちたがらない。
念話を飛ばす、と言う方法もあったが、これは要請があった時だけ使う、と決めていたためにそれも使わず。
結果、現地へ行っているか確かめる、と言う方法をいつも取っていた]
借り出されてない限りは店にいるはずだけどなぁ。
[ヴェスの家にいる場合もあるが、その時はその時でしかない。
スラムを歩けば、顔見知りの前科者が声をかけてきたりもする。
その応対(揶揄や皮肉も少なくない)をしながら、スティーブの所在を訊ね進んで行く**]
[胸の中にもやもやした、どんよりしたものが立ち籠もる。
ぐらぐらするものを感じた]
……あいつ
[掠れるような声。
もう見当たらないだろうかとモニュメント場所から去りかけ、ふい、ともう一度慰霊碑を振り返る。
慰霊碑は、触れれば電子情報として収められた殉職者の名前が閲覧者の胸元辺りでホログラム表示されるもの。
既に何度も見たそれを、先程も改めてヴェスは見ることは無く]
[ただ目を伏せて、踵を返し、モニュメント場所を出た辺りで見渡した。
そして『影身』が見当たらなければ、そこから出た事が切欠で、慰霊碑の場からゆっくりと、去ることしただろう*]
―事件より一週間後夜:ヴェス宅―
[イルマとのことなど、いろいろあり、男がヴェスの自宅へと行けたのは、夜。ヴェスの家へとつけば、特にチャイムなどは鳴らすことなく、家へと入る。
その折、一応、ヴェスいるかー?とでも声をかけ、不在であったなら、帰ってくるまではいただろうし、グラタンを出されたならそれも共に食べただろう。*]
あいつ、ろくに…読めないんだな…
だから、教えてた。
あと…
今日…… ドームから精神的負荷が認定されたって、カウンセラーが来た…
ベル・マイアーハイムっていう、黒髪の女
…… また続けたいって、言って
[言葉がつっかえる]
9人目、KITOU師 モニカ がやってきました。
KITOU師 モニカは、霊能者 を希望しました。
- 事件の次の日 〜 一週間 -
[中層の大通り近くに位置する【東洋会】と呼ばれる店は、丁度運悪く該当「大通り」の壊滅被害に巻き込まれ、建物を再建中だった。
【東洋会】とは、【SC4ドーム】の血の混じった者達が多く属した集まりで、何時の日か、砂漠と荒野の危険を越えた先のSC4ドームへ、再び路が開かれる事を望んでいる。
【P13ドーム】では、見慣れない文字で【東洋会】と書かれた商人の纏う外套のロゴは、見ただけでも分かるもので、中層以下の者達に商売を行っている。
金や商機があればスラムの住人にも、ドーム外の人間にも物を売る為に【闇商人】と呼ばれることもあるだろう。
尤も、【東洋会】はSC4ドームへの路が開かれること、そして、荒野と砂漠を渡ろうとする者に支援は惜しまないが、犯罪者に手は貸さず、犯罪組織や加担は無い。
また、力及ばずながらも弾丸列車計画への協賛を行っている。
纏めるとこんな所だろう。
丁度【東洋会】を中心とし、大通りに面する側とは逆側には【SC4ドーム】の人種の血の混じった者達が住んでいる為、東洋系文化の影響が緩やかにある。
そのうちの建物のひとつには、その東洋文化であるYASHIRO【社】があった]
KITOU師 モニカ は肩書きと名前を KITOU師改め モニカ に変更しました。
KITOU師改め モニカ は肩書きと名前を 見習い モニカ に変更しました。
[モニカはそこの管理を行うMIKOのような存在でもありKITOUの真似事も行う、祓師でもある。
──等と格好を付けられればいいが、そうではない。
モニカは、単に店の【見習い】のようなものである。
それも【東洋会】ではない]
「またそんなはしたない格好をして」
煩いなあ。
私の勝手でしょう?
【東洋会】も今は店が崩れちゃってるし、受付の仕事も休業なんだから。
[そうは言うがモニカの言う【東洋会】での受付は時々手伝うようなもの。本業は社の掃除と店番みたいなものだ。
否、むしろ【見習い】且つ手伝いの分、本業というより、家がやってるんで手伝ってます責任はあちら様でという自由気儘な面がある]
■名前:モニカ
■所属:ドームの住人・【見習い】
■能力:未定
■武器:格闘・現在は無手
■経歴:16歳。162cm。東洋系文化の広がる地帯の住人。P13ドームの中層以下の者に商売を行っている【東洋会】の受付を行う事もある。【社】辺りにある【店】の店番で顔を出す事もある。
(補足として【東洋会】の販路は中層までである。また、中層までであっても、市場シェアが一番高いといった事はない。良くいって、中層・中規模レベル、いや中層以下で見れば小規模レベルであっても良いだろう。ドーム内では他文化の多様性も満ちている筈だ)
■NG事項:特になし
■PLより:初回吊or最終日前吊用、日数コントロール用のPCです。基本寡黙となります。
- 事件の次の日 〜 一週間 -
[よって>>420、【東洋会】の商人>>94のうち、ドーム外の「村」へ商いへ行く担当者は、襲撃事件から数日の遅れをもって「村」で端末を持った住人に、遅延を連絡する事となる。(モニカの知る限り、極限られていた筈だ)
これは約6ヶ月前に起こった【連続異能暴走事件】でも「村」行きの遅延は発生していた。
その際は、何時も卸している小売の男が急に暴れ捕まったり環境の劣悪さの増加等、商い的にスラム街に関わり合いが無い訳で無かった【東洋会】に影響を与えたのだ]
[尤も、モニカにとっては「村」など瑣末事。
襲撃事件で身の無事を得ている今、崩れた建物が再建されきれば、即座に、今日を如何にしてサボる事に注意が向くだろう]
- 一週間 〜 二週間 -
[そんなモニカも、【社】の境内辺りにある店番をする日がやって来る。
社…「ヤシロ」とP13ドームの住人はよく呼んでいる。モニカは「発音…」という思いは抱いていない。
何故なら周囲の人間は「社」と呼んでいても「ヤシロ」と呼ぶ人間も多いのだ。呼びやすい方で呼べばいい。呼び方を気にしないでいるとお婆ちゃんからよく窘められたが。
大体、この【社】だってどこまで東洋系文化を汲んでいるか分かりゃしない。【P13ドーム】の文化と入り混じってるんじゃないの?と思っている。まだ見ぬ【SC4ドーム】はモニカも一度くらい見てみたいとは思うが、拘ったって仕方ない。
大体、モニカにとって「故郷」と言えるのは【P13ドーム】で家族達だし、何故あんなに目標を掲げているか分からない。
そんなものを掲げなくても、纏まって生きていける筈だ。今だって十分幸せだ。きっと、昔の祖先達がそう決めた物を守り続けているんだろう、とひっそりモニカは思っていた]
暇だなあ。
[そうしてモニカは、椅子に座って机に両腕を置き、顔を更に置いて店番をしていた。
店の中には、皺皺な布で作られた手作りの布人形の置物とか、東洋系っぽい小物とか、座布団とか(家に帰ればある物をわざわざ買っていくのは不思議だ。時々売れてゆく)日用雑貨のようなものが置かれている。それと少しのお菓子類だ。
店内はほんの少し暗さが感じられ(電気ではなく外の明かりが主な光だ)物は詰めては置かれていない。沢山ではなく、種類は少しだけ、数も少しずつ置いている。
モニカが14歳になる頃までは、布人形の置物はお婆ちゃんが作っていたらしいが、今は違う人が作っている。少しお婆ちゃんの事を思い出し、モニカは涙ぐむ。
死んではいない。布人形作りが上手く出来なくて叱られた時の辛い記憶を思い出したのだった**]
/*
異能は未定、としてしまいましたが、
これは早くキャラ入れないと…の気持ちで焦っていたので、
普段の参加者の皆さんは異能決定した上で参戦して下さいませ。
氷星の瞳 セーガは、村人 に希望を変更しました。
/*
わー。駄目だ。
内なるヴェスが、やだグラタン食べてくれなきゃやだと言っている。
昨晩は昨晩で、精神がやばかったので、こいつ何故メンタル低速飛行。
早く生きてくれ!PLが死んでしまう_(:3 」∠)_
メンタルが左右されるんだ頼む生きろー!
/*
昨日何故やばかったかと言うとロル考えてたら泣きそうになっており候( ˘ω˘ )
PL的には割愛でも大丈夫なのだけど、PCが駄目と言ってるのはどうしたら……。
スティーブと話せるの多分プロだけ感あるしな。いかないで…と思ってる辛い(´・ω・`)
/*
だって来なくてもいいんだぜとか書こうと思っただけで、ヴェスやんの精神がめきょっとなる。豆腐過ぎる。
(自己否定がめっちゃ悲しみに満ちる事になる……)
/*
何かが足りないと聞いたのでスティーブの文章を見てみると、指示語(こそあど言葉)が多い気がするんですよね。
ひとつ読み辛い物をピックアップすると、
[ト書き途中まで] 台詞 [途中から続き、それ(台詞前のト書きに掛かる内容)は〜]
という構造は、正直個人的には読み辛い。
指示語で書くより、名詞や人名、行動で書いた方が(読む側)は把握し易い。
となると、脳内の物が文章として言語化しきれてないという事にもなるのだろうな。
─ 事件から1週間後 中層 「カフェ トッテリア」 ─
[ヴェスが苛立つように消えた>>381後もしばらく感情の波は収まらなかった。周囲から見れば、突然女性が鼻血を出すわ泣き出すわで、男の方は消えてしまった訳だから何事かとざわついてもおかしくはない。]
『あなた、大丈夫?今の男にやられたの?警察機構呼びましょうか?』
[身なりのいい老婦人がベルに声をかける。ヴェスに何かされたと勘違いしたらしい。]
大丈夫です。違うんです。私が悪かったので、大丈夫です。
『あなたまだ若いんだから、変な男に捕まったままだと幸せになれないわよ。』
いえ、あの、違うんです。その…
[事情を説明しようにもなかなか他人に話せる内容ではない。俯きがちにしていると、老婦人は大きくため息を一つ吐き出してからベルの傍を去った。]
私、なにやってんだろ。
[一時の注目も時間が経てばすぐに消え去ってしまう。ベルが平静を取り戻せば、今度は辺りから取り残されたような物寂しささえ感じ始めた。]
帰ろう。
[席を立つため会計をしようとすれば、ウェイトレスの代わりに配膳ロボがやってくる。]
『お客様はお会計済みです。追加のご注文がございますか?』
[無機質な音声が発せられた。どうやら先ほどの老婦人が済ませていったらしい。]
ありがとう、追加注文はなしです。
『かしこまりました。またのご来店を心よりお待ちしております。あっ、ワタクシ、心なんてありませんでした。でもお待ちしているのは本当ですよ、HAHAHA。』
[ジョークを飛ばしつつ、配膳ロボは次のお客の下へと移動していく。ベルはくすりと笑うと、鞄を持ち上げ、帰路につくのだった。]
── 事件の10日後 ──
[事件から9日後、慰霊モニュメントで出逢った小柄な人物。
『死神』かもしれない人物に出逢ったという話>>411は、スティーブが、事件から9日後の夜や後日に自宅に来ていたら話していただろう。
尤も、それは可能性でしかなく、特殊チームに捕縛された話は出回っている為、確証の無い話だった]
[事件から10日後のこの日、ヴェスは、個人医の治癒師の家へと向かった。
患者の細々な要望や患者のプライベートに特に配慮した、フリーランス向けと言えるものだ。
クライアントの秘密は完全に守ると徹底している。
市井の治癒能力者の癖に異能の底は見えない程度の、紛うこと無き腕の良さであり、ユウヅキにも偽バグ・シング事件の2週間後辺りに紹介、否、ユウヅキを引き摺っていった事がある]
……
[ちらっ。
外に出て向かうすがら、ベルが居るかどうか辺りを見る。
事件から1週間後のあの夕刻、カウンセラーのベルが現れて以後の、彼女の日々の行動はどうだったろうか?
また押し強く、カウンセリングにと来ていれば幾らか話す事もあったかもしれないが──]
[治癒師の家に到着すれば普段通りの診察から始まるか]
『お久しぶりです、ヴェス君。
お元気でした?
襲撃事件の時は、私も奮迅しましてね』
……
『おや?』
気分悪いんだよ
薬でも何でもいいから、どうにかしてくれ
目はいい… どうせ使って無い
[投げやりな態度。
仕方なく、来たというような、そんな態度。
ともあれ、自己症状のカウンセリング(問診)の後、身体検査、精神検査と進んでいく。
ヴェスは、先に、手慣れた様子で拘束を付けてゆく。
マインド系異能での心の探査で、自死行動に出るのは何時ものことだったからだ]
―事件の一週間後:ヴェスの家(夜)―
[ヴェスの家を訪れ、ヴェスの顔を見れば、ふっと表情に力が抜けて、安心しきったような表情を浮かべ、そのまま柔らかく笑い。]
よ。
[片手を上げて、そう言った後、しばし無言。
そして、目を逸し、また戻し。
やがて、近寄って。]
……
[ヴェスが立っている状態であれば、その肩へと頭を凭れる。
そうでなければ、壁に身体を凭れ、]
……わる……
ま、た、…ねむ、い…
[その後は起きてはいようとするが、ヴェスが食事を準備している間に、少し寝てしまっていただろう。]
―事件の一週間後:ヴェスの家(夜)―
[夕食はグラタンだった。スラムでの食べ物に慣れきった舌では、中層などの食べ物は慣れないものではあったが、ヴェスが用意するものは、シンプルで食べやすいものが多かったか。
食事のとき、ヴェスの長い髪をなんとなしに見つつ、グラタンを一口、いれたとこで、]
…あ、っつ…っ!
[声をあげたが、ヴェスが話しを始めれば、グラタンを食べながら、その顔に視線を移す。セーガの名前を聞けば、笑みを浮かべ、
涙の話しを聞いた後、ヴェスに資料を視線で示されれば、その資料の山をみながら。]
……ん。教えてやれよ、これからも。
知らないこと多いし。
お前もさ。セーガから教わればいいんじゃねぇかな。いろいろ。
[そう、言って、またヴェスを見る。]
あいつがなんで泣いてんのかは分かんないけど、さ。
泣けてんのは、悪いことじゃねぇよ。多分。
……
[そういった後、]
でも、辛いのは、やっぱ嫌だよなぁ。
[そう、ポツリと言って。それは、ヴェスに対してでもあり。]
……あんま、一人で泣くなよ?
[そう、伝える。]
─ 事件の1週間と数日後・慰霊碑 ─
[『死神』の単語を出されても>>411、『影身』はただ笑うだけ。
もう存在しない名前を名乗る心算はない。
名前という単位で生と死を繰り返してきた名も無き人物は、最後に『死神』と言う存在を殺した。
ここにいるのは『影身』として生れ落ちた存在]
[呼び止められても足は止めず、ゆったりとした速度でモニュメント場所から離れていく。
ヴェスが落ち着いた頃には既に姿は無かった]
[足を向けるのは特殊チームの詰所がある方角。
「博士の手伝い、追加入れておいたからね」
通信機から届く声は無情だった]
げー、そうきたか。
[機械生命体について伝えたペナルティなのだろう。
何回分増えたかは伝えられなかった。
恐らく1回どころじゃないのだろう]
ねぇ、ヴェスは監視対象にならないの?
[『死神』程ではないにせよ、ヴェスも機械生命体に深く関わったと言えるはずだ。
「さぁね」
返る声はそっけない]
基準分かんねー。
[もしかしたら、”上”では何か考えているのかもしれないが、『影身』や監視者には知る必要の無いことなのだろう]
[気になるなら調べれば良い。
それは機械生命体のことでもあり、『影身』の正体のことでもある。
重ねた言葉が与えた影響は知らぬまま、『影身』は散歩を続けた**]
─ 事件から9日後・スラム街 ─
あー、いたスティ。
聞きたいことがあるんだ。
[店に出ていたスティーブを見つけ、歩み寄りながら早々に話を切り出す]
今頼まれてたやつ調べてるんだけどさ。
ここの盗難にあったもの。
どう言うものだったとか、詳しい話聞かせてくんない?
[端末に入れた調査書の一部分を示し、スティーブの顔を見た。
示した箇所は、事件の時に店の品物や所持品から無くなっていたものについて。
そのうちの一つ、スティーブの妹が所持していたはずの梟の人形>>362についてだった*]
― 事件から一週間後 スラム街 ―
[イルマに手を振り回され、スティーブは困惑しているようだ。はっと気づくと手を離す。]
いやだ、私ったら。
ごめんなさいね。
[詫びた後、名刺を差し出した。]
[スティーブが「機会があれば」と浮かべる笑顔の質は、先ほどまでのものと違っていた。イルマはそれに気づきつつ、笑みの形は変えぬまま。]
ええ、よろしくどうぞ。
[返事を返し、箱をバッグにしまい始める。
スティーブが名を確認するように呼ぶと、イルマは手をとめ彼の方に視線を向ける。また、気持ちのいい笑みが見えた。]
もちろん。
[顔をあげ、スティーブに笑みを向ける。]
いい腕をしていますもの。
[くすり。微かに笑みを深め、バッグの蓋を閉じた。]
それでは、ごきげんよう。
……あなたたち、早くおうちに帰りましょうね?
[未だ近くにいた子供たちに声をかけ、イルマはスラムを後にした。]*
/*
セーガのナミダの理由は、多分『恐怖心』
もしくは対峙したものが行動を起こした理由が分からないからこそ起こる、自身の行動への『懐疑心』
そして、それらは全て『寒い』に圧縮されて隠れてしまった。だからセーガはナミダの理由が分からなくて困惑する。
[ヴェスも治癒師も互いに何時もの事と割り切り、淡々とそれは何時も通りに進む筈だった]
う…ぁ……
たす…けて わから…ない
[最初に洩れたのは弱々しい言葉]
許せない
あいつら、許せない
俺に 力があれば助けられたのに……!
特殊チームが早く来てくれたら、父さんと母さんだって生きてた
でも 俺が 悪いんだ
俺が 悪 い……
[普段とは、明らかに違う反応。
通常であれば、自責の言葉が流れ出し、自死の為に藻掻こうとする筈だが、そう動こうとはせず、決して口にしなかった心の声が漏れてゆく。
そもそも、この治癒師の前でヴェスは『助けて』など、否、他の人物の前でもそんな言葉を口にした事が一切無かった。
そして、怒りのようなそれは、これまで思い浮かびもしないものだったろう]
もう 駄目…なんだ
何をしたらいいか 分からない
俺は どうしたらいい?
生きて って言われた 言われたから 庇われて言われたから…
約束もした 生きるって
でも でもどうしたら どうしたらいいのか 分からないよ…
[そのまま、嗚咽し滂沱する]
[どれほどの時間が経ったか。
治癒師は精神影響を解き、やがてヴェスは正気づくだろう。
自死の行動をとっていなかった、という自覚と共に]
『ヴェス君、思うのですが』
……なんだよ
[何を口にしたかの自覚はある。
苦い気持ちが、込み上げる。
同時に、変化があったのが何故かも、分かることは分かるが理解しきれない]
『然るべき機関に掛かった方がいいと思います。
私は、マインド系走査に、精神影響も掛けれますが君には暗示も効きませんし。
専門のカウンセリング機関を紹介します』
……
あ、そう。
じゃあ睡眠薬だけでも出しといてくれよ
市販の切れてるから
… それに、何でもいいから
感情を鈍らせるようなものとか、無いのか
『一応あることはありますが』
……
いや、まあそれはいいや……
とっさに動けなくなるかもしれないし
[処方箋と薬の入った袋を受け取ると、そのまま出ようとし]
/*
3キャラ(実際動かしてるのは2キャラだけど)動かしてると、独り言の数が極端に減るな。
1キャラだと間が持たなくて独り言呟いてる時がある(
― 事件から一週間後:ヴェスの家(夜)―
[そして、ベルというカウンセラーの話を聞けば、]
はぁ?認定…?
カウンセラー…?
上がそんなことまですんのか?
[その対象に男の名前もリストに上がっているということは、この時はまだ知らないが、]
……そういう、もんなのか…?
……俺も、やだな。
それに、その…それ、
心と頭を、読むって。
[目を逸らす。フラッシュバック。
偽バグ・シング事件の最後。
ヴェスが銃身を頭へ押し付ける。
弾が入っていないはずの銃から聞こえた銃声。]
─ 事件から10日後 中層 ベル宅 ─
[結局ヴェスと面会した日は帰るとそのままベッドに飛び込んでしまった。そのまま次の日もあれやこれやと考えているうちに一日が過ぎ、今朝に至っている。]
はぁー、もういいや。もやもやしてても何も始まらない。
[ベッドで足をバタバタとした後にむくりと起き上がる。]
とりあえず仕事のことは一度置いておこう。
[ヴェスとはまた会わねばならない。ベルの中でそのことは強く決意を持っているところである。だが、思い立ってはみたものの、何をどうすればいいかさっぱり考えがまとまらないのだった。]
こういう時は、食べる。食べまくる。そうしましょう。
[通信端末を手に取れば、イルマに対して今日の予定が空いているかのメッセージを送るだろう。彼女とは、あまりにも美味しそうにケバブを食べる姿についつい声をかけたのがきっかけで知り合い、以来、一緒にドームのグルメを食べあさっている。]
イルマちゃん、今日はお仕事かなぁ。会いたいなぁ。
[メッセージを送り終えれば、再びベッドに倒れこむ。ヴェスの警戒も露知らず、返信が来るまで部屋を出ることはないだろう。*]
[動揺。瞳が、落ち着きなく動く。
それは、今まではリルの前でしか、見せてこなかった癖。ヴェスの前では無意識に見せないようにしていたもの。]
……
[瞳には不安を滲ませ、そのまま黙る。
黙ったというよりは、それを言葉にするには、なんと言えばいいか分からなかったというほうが正しい。]
カウンセラー ベルは、占い師 に希望を変更しました。
── 事件の10日後 ──
[その後、簡単にではあるが、治癒師の家で異能の検査を受けることとなった。
ヴェスの能力は、遠隔移動能力。
転移系の異能だ。
だが、治癒師は以前からそれを疑っていた。
「他人からの精神影響系を隔絶して自死という特定行動には向かう」というのは、転移系異能だけでは説明はつかず、更には遠隔移動能力自体にも幾らかの変化が出ていることを鑑みるに、一度大掛かりで精密な検査を受けた方が良いと勧めていた]
『空間系基因だけの能力だけじゃないね』
『知らない場所でも図面があれば転移出来るなんて、他の異能複合状態だからね?』
『行った事も無い場所も映像で見えるってのは無いからね? 遠視で見えない区域も見えるなら、少し自分の異能疑おうね?』
…そんなの、
『他は、少し特殊な傾向が出てるね』
『もう少し時間を掛けて専門系機関で検査した方がいいよ』
『付き合い方を間違えると不味いかもしれないんだ、分からないままで置いておくというのは』
[そういった話を幾らか真面目にされた後、開放されただろう*]
─ 事件から10日後 中層 自宅 ─
[ドーム復興中の現在、念動力持ちのイルマにとっては稼ぎ時である。探さなくても仕事があるというのは非常に魅力的で、つい普段より多めに仕事を受けていた。]
……にしても、ちょっと入れすぎましたねぇ。
[げんにょり。
ベッドにあぐらをかき、布団に頭をつけていた。
そこへ端末がメッセージの着信を告げる。ごろんと転がり端末を手に取った。
差出人を見るとイルマの顔はぱっと輝いた。]
ベルさんじゃないですか。
[飛び起き、メッセージを確認する。]
行きます。行きますとも!
[ベルにランチの時間を指定し、候補の店を添えてメッセージを返す。ラーメン、SUSI、ピザ、ハンバーガー、パンケーキにスイーツ食べ放題、etc……。
仕事?そんなものは倍速で済ませればよいのだ。
イルマは念入りに化粧をすると、先ほどまでのげんにょりはどこへ、軽い足取りで仕事にでかけていった。]*
ヴェスは、共鳴者 に希望を変更しました。
―事件から一週間後:ヴェスの家(夜)―
[聞こえたヴェスの軽い溜息。
少し遅れ、男は口を開く。]
……ん。
…リルに話してきた。
[何を話してきたかは、言わずとも伝わるだろう。]
あと、ドンパチ探偵が店に来てさ、
そっちにも頼んだ。
[そう言えば、]
―事件から一週間後:ヴェスの家(夜)―
あ、そういや、セーガ。
ドンパチ探偵に依頼してたんだな。
何か情報ないかってさ。
案外、あいつがセーガの探してる奴かもしんないぜ?
[そうして、その経緯なども話し、]
あー、あと。
珍しい客がきたな。
[イルマから貰った名刺を取り出し、テーブルの上へと置く。]
なんか、箱の鍵開けて欲しいって。
ちゃんと閉まってなかったから、結構簡単に開いたんだけどさ。
[その日の話を一通りしおわれば]
農夫 ハロルドは、共鳴者 に希望を変更しました。
農夫 ハロルド は、10人目として参加することにしました。
……へぇ。いや、俺はいいよ。
多分、二人のがいいと思うしさ。
[セーガとの約束を聞けば、どこか嬉しそうな表情を浮かべる。
セーガとヴェス、それは友達のような関係のように思える。]
セーガに弟をよろしくって言っといて。
[その二人の関係に、どこか安心し、
その途端に、]
……っ…
……
[また、眠気が襲ってくる。
なんとか起きていようとはしたが、結局はそのまま話途中で寝てまっただろう*]
『今度、異能の検査受けようか考えてる
変なこと 無いといいけど
野菜の収穫 また教えて』
[メッセージは以前よりは長めになっていたが、そんな内容だったか*]
―事件から9日後・スラム街―
リル。
[普段と同じように店を出していれば、リルがやってきた。]
……ん。ありがとな。
[頼まれたやつ調べてると言われれば、そう言って。]
……
[そして、見せられた端末の調査書の一部分。
示された箇所は。
見ていた端末から目を離し、男の顔を見ていた、リルの目を見る。そして、しばし黙った後、口を開く。]
─ 事件から10日後 中層 ベル宅 ─
[イルマへのメッセージを発信してからしばらくすると、さっそく返信が返ってきた。]
さすがイルマちゃん、私の心を見透かすようなランチセレクト。よっぽど私よりテレパスなんじゃ。
[返信に添えられた店の候補はどれもベルの気分にフィットするもので、思わず感心してしまう。]
食べ放題も捨てがたい。
でも今はやっぱり…肉かな!
ハンバーガーでどうですか、と。
[候補にあったハンバーガー店での待ち合わせを提案する。件の店は先の事件でバグ・シングが隕石のように落下してきたことをモチーフに「スターライトバーガー」なるものを販売している。]
『この衝撃に君の胃袋は耐えられるか』
[ようするに、肉々しい大盛りバーガーのようだ。*]
―事件から9日後・スラム街―
……【SC4ドーム】の建築だとかあるだろ。
そこに売ってたって。
ヴェスと行ったんだってさ。
[昔、ヴェスと妹が行ったという場所>>223を伝える。
ザブトンとセットだったということも告げ。]
……なんか、変な布で、変わった花の模様の。
花の種類はわかんねぇけど、一種類じゃなかったよーな。
[目を閉じ、思い出すように、そう言って]
あと、
匂いがした。
[なんて言ってたっけ。]
/*
あと、フラッシュバック。
あれ、生きると約束したの信じてないような感じがするロルでやだなぁ…そういうわけじゃないんだ…
ただ、ちょっとトラウマってるだけなんだ…
― 事件から10日後 中層 ハンバーガー店 ―
[イルマはさくっと仕事を片付けて、待ち合わせのハンバーガー店に現れた。到着したのはベルと大体同じくらいの時刻。
いそいそと店内に入り、店員に案内されるままについていく。通されたのは街がよく見える窓際の席で、イルマはわぁ、と歓声をあげた。]
ふふ、ベルさん、さすがですね。
私ね、送ったお店の中では
ここが一番いいなって思ってたんです。
[ベルに笑みかけ、早速スターライトバーガーとコーラのビッグサイズを注文する。]
どんなサイズなんでしょうねぇ。
楽しみです。
[頬杖ついて、ふふ、と笑う。
ベルとの食事は気楽だ。出会いが出会いだけに、イルマが食べ物にとろけているのも微笑ましく見守ってくれる。]*
─ 事件から1〜2週間後・下層区域 ─
[請け負った仕事の報酬を得て、レンタル屋から端末を借り受ける。
「村」に置いてきた共同の端末に連絡をいれ、端末を借りたことを妻に伝えた]
……ヴェスから連絡が?
[その時伝えられたのは、2日程前にヴェスから妻へいくらか長めの連絡があった>>453>>455と言うこと。
仕事の関係上なかなか様子を見に行けずにいたが、ひとまず元気そうだと安堵した。
妻への連絡ついでにヴェスを含む知人らの連絡先を転送してもらい、借りた端末からも連絡出来るようにしておく。
その際、ヴェスには連絡も入れておいた]
『ハロルドだ。
今、出稼ぎでドームに来ている。
こちらにいるうちに会えないか?』
[返事があるようなら、会う日程を擦り合わせる心算でいる。
尤も、直ぐには動けないため、後日と言う形になってしまうが]
[ドームでの仕事ではスラム街に立ち入る機会もあった。
タイミングが合えば、スティーブに声をかけたりもする]
ヴェスは……最近どんな様子だろうか。
[1ヵ月半前のホームパーティにも、スティーブはヴェスと一緒に来ていた。
共に帰って行った様子からも、懇意にしているのだろうと察せる。
それ故にヴェスのことを聞くにはスティーブが一番だろうという思考が働いていた。
どんな返答であれ、そうか、と返してその時は別れることになる]
[ドームにいる間のハロルドの格好は下層区域では一般的なもの。
寝食が実家であることもあり、服を用意されていたというのが主な理由だ。
「村」での格好でしか会ったことのない者達には、少しは見違える姿に見えたかもしれない*]
/*
スティーブがパーティに参加しているというのが、予想つかない…
いや、行ってるけどね。
ただ、想像つかない…
── 事件の14日後 ──
[その花をエーディから受け取ったのは、事件が終わり2週間後のこと。
『あんたにやろうと思って』そんなニュアンスと共に渡されたのは、見覚えるのある花]
……
アネモネの花。
あいつ、よく持ってきてたっけ。
何処から持って来てたか一回も尋ねたこと、無かったな……
……
[気にかけて無かった訳じゃない。
自分のことがどうでも良かっただけで。
家を花で飾られるのは悪くはなかったけど、スティーブの妹が、花をヴェスの為に飾ろうとしていることは駄目だと思い、花を持って来なくても良いと思っていただけ]
[エーディもまた、事件の結末を見届けてはいないが、中枢のとある部屋に入った人物>>76>>101のひとりだ。
ヴェスを殴った相手でもある。
以前に会った時よりぼんやりとしているヴェスを見て、彼女はどう思っていただろう]
……もしかして、お前のとこ、居たの?
[問いかけは、エーディがよく見ている花畑にスティーブの妹が居たのか、という意味。
それはある意味では、エーディには別の意味で伝わっていたかもしれない。
ヴェスも知らないし他の人間達も知らないだろうが、エーディは、スティーブの妹の──それは幽霊であったのか否か──姿を見たのだから。
静かで猫一匹通ればいい方の花畑に漂うようにいた、その人影を]
……
[それから、一言、二言。
エーディから言葉をかけられたように思う。
そして最後に、もうひとつ差し出されたのは、四葉のクローバー]
[ブーケに似るアネモネの花とクローバーを受け取り、視線を落として見つめる。
やがて、エーディを見る。
また、花に視線は落ちたけれども]
ありがとう
[ぽろりとこぼれたのは、エーディからすれば意外とも言える言葉だったか]
…
[以後は、言葉少なに別れ。
アネモネの一輪は別に。
それ以外は、食卓の上に花瓶に活けて飾られていただろう*]
─ 事件から9日後・スラム街 ─
[黙ったままのスティーブを見遣り、その反応を待つ。
思い出すのが辛いならば、言葉にするのにも時間がかかるだろう。
だから、今は、と断られるか、言葉が紡がれるまでずっと待つ心算でいた。
こちらを見たスティーブ>>456と視線が絡む。
スティーブの様子を具に見、そして紡がれる言葉を聞いた]
あぁ、あの変わった建築物がある場所だろう。
あそこにある品か…。
…そうか、ヴェスと。
[ヴェスとも親しかったのだと分かる言葉>>458。
ザブトンとセットで、花の模様があった変わった布で出来ていることなどの証言を端末に入力して保存して行く]
匂い?
……爆弾だと物騒すぎるぞ。
[火薬の匂いかよ、という突っ込みは引っ込めて。
微妙そうな表情のまま、再びスティーブ>>459と視線を合わせた]
─── びゃくだん?
びゃくだん、白檀……確か、香り高い植物の名前だったな。
[ネットワークで検索すれば、辞書か何かで説明もあろうか。
香りは、実際に嗅いでみないと分からないが]
変わった布で作られた、白檀の匂いがする人形か…。
……うーん、それはそれで、持ち去られる理由が分からないな。
売ってたってことは、そこまで珍しいものではないんだろう?
誰が盗んだにせよ、金目のものは分かるが、この人形を盗む意図が分からない。
どうも引っ掛かるんだ。
[引っ掛かりの理由はほぼ勘。
リルの視線がスティーブからやや下へと外れ、考え込む仕草を見せた*]
/*
やることがないのではない
やるタイミングが読めないだけだ(言い訳)
今日はリアル周りで死ぬほど安心したことがあったんで脳みそとろけ気味なのは認める
─ 事件の次の日 ─
[バグ・シング執行官Ignatius(イグナティウス)は人類達の生存する場所のひとつである【P13ドーム】の戦いを見届けた。
【P13ドーム】住人達による一致団結の力は、"人類の表現"で言うならば目を瞠るものがあっただろう。
事前の警告、セーガのバイクによるドーム移動の短縮、ゲイルの迅速な情報伝達があったとしても、早期にナトゥーリアの正体を暴き進行を食い止め、無力化を成した]
[しかしその反面、想定外の出来事も発生した]
[バグ・シングの基本姿勢は、可能な限り人類の営みなどには介入を行わないという見守り(ウォッチャー)の態勢だ。
“ウォッチャー"は、その方針に則って地上に派遣された"バグ・シング”。
P13ドームでは、大抵1体のみが見守る為に存在しており、通常その存在は一般人には気づかれてはおらず、交流の一切は無い]
.-.. .-.
[よって。
修復を終えれば【月】へと帰還予定であったイグナティウス=イギーは暫しの間、P13ドームを見守ることとなる**]
/* でもこれセーガ君イギーに気づかないやつでは…???
立ち去ると言ってたから、帰っちゃったんだろなーって((
―事件解決から9日後―
まぁ、そこに行かなきゃ売ってないし、
珍しいと言えば珍しいかもな。
といっても、ここだと。
落ちてたら、なんでも持ってくからな。
[男は、そう言う。]
理由、なんて、ないのかもしんねぇよな。
[スラムの人間であれば、"意図"などは存在しないかもしれない。]
勘って結構当たるんだよな。
特に、女の勘。
[そうして、考え込むリルへと、口を再び開く。]
実際、行ってみるか?
売ってた場所。
[行ったところで、何もわからないかもしれないが*]
村の設定が変更されました。
─ 事件から2週間後 ─
[ヴェスと会って以降の数日は、博士の手伝いと言う名の地獄に費やされた。
とある装置で頭の中が蕩けるような思いをしたり、試作の拘束具で無理な体勢で固定されてしまったりと様々]
これはこれで”生きてる”って実感が沸くね…。
[敵意を向けられた時とはまた違う危機感。
妙なもので生の実感を得てしまったものだと心底思う。
尤も、手伝いはこう言うものばかりだけではないため、博士の手伝いは案外楽しかったりする。
特に機械絡みは得意分野であるため、進んで関わるようになっていた]
ふんで、回収の方は結局どうなったんだっけ?
[おやつを頬張りながら問うのは、回収の対象となっていた機械生命体の部品や欠片について。
例の事件の時に流出したものに限らず回収したりもしたものだが]
とりあえず一段落で良いんだ、りょーかい。
[その代わりに別の仕事が当てられるのは目に見えていた。
普段は雑務に駆り出されるのが『影身』の立場なのである*]
─ 事件から9日後・スラム街 ─
まぁそれがスラム街だけどねぇ…。
[落ちてたら何でも持って行く。
スティーブの言葉>>473はその通りだとも思う]
それで片付けるのも尚早かな、とは思うんだ。
あらゆる想定で動かなきゃ捜査にならないからね。
[だからそれ以外の可能性も残して動く、と言葉に含む]
んー、行くのは今度にしとくよ。
まだまだ読まなきゃいけない資料はあるからね。
行く時にまた声かけるよ。
[確かめたいのは山々だが、資料も山積みなのである。
その日に行くのは止めておき、後日向かう旨をスティーブ>>474へ伝えた*]
ー 襲撃事件から2週間後/中層バー ー
最近ヴェス見ないけど、どうしたんだろ。
「あいつ暫く休むって言ってたらしいぞ」
え?
「理由は知らないが、マスターの方にんな話してたそうだ」
そうなんだ。
「そう言いながら、何か追ってるのかもな。
ま、フリーランスにはよくあることよ。
ほれ、ガート。お前も立派な一人前になれよ」
もう、ルーキー扱いしないでよね。
これでも、実力は随分付いて来てるって思ってるんだから。
[パチンと指を鳴らす。
エースパイロキネシストの真似のようなもの。
ぼ、と炎が一瞬現れ、ニッとガートは笑った**]
喧嘩っ早い ガート が村を出て行きました。
─ 事件から9日後・スラム街 ─
……だから、お前なんだよな。
[苦笑いを浮かべる。スラム育ちである自分には、
それが当たり前すぎて、おそらく、
持っていったのだろう、とそこで終わる。]
……わかった。
そんときに、また。
[そう言って、その日は、そこで一旦解散となったか**]
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