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[『わかんない』>>241と素直に言われると黙り込む]
そう… なのか……
[ぼんやりと呟く。
セーガのことが、どういう生育過程を辿ったのか想像出来なかった。
知ってると言えば、クール便の配達屋でそれ以外は凍結能力を制御出来るようになって、自身を殺しかけて(くれた)相手。
スティーブと何時の間にか仲が良くなっていたのも、何故か知らないが……。
母親がいないことも環境のことも、セーガが話して無ければ知っていなかったろう。
そもそも、現在近所の探偵が請け負っている依頼も受付もしなかった身だ]
……
[じっとセーガを見つめる]
(こいつもお人好し……)
[今現在、襲撃事件の出来事を最初から思い起こしてはいないが、途切れ途切れに思い出すだけでも、そんな感じは充分にする]
ザブトン今度…買いに見に行くか…?
でかいのもあった気がするし
[そう付け加え、目を閉じた。
後はぼんやりとソファに座って、セーガが資料を読もうとするなら、分からない所を読み方を淡々と口にしながら、時には短い説明を混じえ、お茶を飲んでいただろう。
そうやって、途中でセーガが帰るなら見送り、居るままならセーガが帰ると言い出すまで何も言わなかった。
そうして、ヴェスの事件後7日目は過ぎていったろうか**]
小さな異邦者 イギー が見物しにやってきました。
小さな異邦者 イギーは、見物人 を希望しました。
小さな異邦者 イギー は、支配人に任命されました。
村の設定が変更されました。
ー 事件解決より一週間後 : スラム街 ー
情報代分は上乗せしてやるが、茶葉代は上乗せせんぞ
お前さんも商売上手なことで…うちにも色々あるんだよ色々…]
お、さすがお得意さん。
言ってみるもんですね。
[上方大分は上乗せする。その言葉に、笑ってみせ、
調査の続きをすることを決めた言葉を聞けば、]
そうそう。それでこそ、探偵さん。
可能性あるなら見逃すなよ?
[にっと笑い、そう言った。]
いくらでもどうぞ。
いつでもお待ちしてます。
[そう言いながら、ユウヅキを翻弄する子供たちを止めはしない。]
いやー、まぁ、見てないから分かんねぇけど…
[自身の首に触れ、なんとも言えないといった表情で、コンテナへと視線を向ける。
そして、ユウヅキの能力でコンテナ周りのガラクタを撤去するのをそのまま見た。]
……んー…
[救助するまでに決めろと言われれば、目は逸したまま。
その間、ユウヅキはコンテナの中へと消える。
そして、ユウヅキがコンテナから出てくるころには、
その顔はそちらを見ていただろう。]
5年前ここで起きたドンパチって調べられます?
[スラムで起きたドンパチなんて、数えるのも馬鹿らしいほど。その中の一つ。
男はそう口を開いた*]
─ 事件から1週間後 「中層 ヴェス宅前」セーガ訪問後(訪問中) ─
[ベルは今宿敵との一騎打ちのごとくヴェスの家の前で目の前のチャイムを睨みつけるように見据えている。]
よーし、押すよ。押しますよ。
[久々の仕事と意気込んで出発したものの、リルは職場へ尋ねれば当然のごとく勤務中で不在。セーガについては仕事場へ行けば、すでに帰ったとのことで自宅にも不在。あっという間にヴェスが繰り上がるのだった。]
家にはいるっぽいんだよねぇ。いるよねぇ、これ。
[外から家の内部の様子を伺えば人の気配はしている。]
大丈夫、大丈夫、危なくなったらすぐ逃げればいいんだから。
[所長のニヤけた顔が浮かぶことにイラッとしつつも、上司の助言を胸にチャイムを鳴らすのだった。*]
…! ザブトン、みにいく。
[資料を読みながらでも、その単語は聞き逃さない>>248
でかいザブトン、ほしいかも、と口には出さないがその目はキラキラと星のように瞬いた。]
[そんな感じに、青年はヴェスの集めた資料をヨみ進めていく。内容が完全に理解出来ているかと聞かれれば否だが、少しずつ教えてくれるおかげで少しは頭に入るようになった]
[そんな感じにしばらくの間居座り、時間が来れば
リルとレッスンの約束があるからと言って何事も無かったかのように帰る。 ちなみに、おふだこんなにあっても使い道がないと1枚ヴェスに渡しておいたとか。*]
調べられるぞ。一応はな。
………それで? お前は何を知りたい。
[大事なのは、スティーブが求めるもの。
探偵は漆黒の目をスティーブに向ける。 いつものふざけた笑顔ではなく…真剣な探偵としての目で*]
/*
ヴェスとセーガのやり取りはほんわかして良いね。
これを見てるとヴェスにボクとソノラン関わらせたくなくなるww
── 1週間後:中層自宅 ──
[実際セーガ>>253が見ていたのは少しの時間であり、見続けていたとしても、嫌では無かった。
ただ、なんとなくバツが悪いというか。
セーガ自身が気にしていないのなら、それを感じて平静に戻ったのだろう]
[資料の数行の所で躓けば、文字を指差しながら読み上げ、簡単な説明を口にする。
もしまたそのまま暗記しようとしている部分があったとしても、見ただけでは分からない為もう止めるような事はしなかったが『分からないとこ聞けよ』と再度声をかけてはいただろう]
多分……こっちの山は専門のが多いし、
こっちの方が読むだけなら楽
被害のやつ
それか……ええと、落下地点の あったっけ
どうする?
[どれから手をつけたい?と。
そちらもそちらで分量は多いのだが、ドーム外での落下地点についての資料の山、の中のうちの被害の話などは、ドームの分よりぐっと数は少なくなる。
その中にはケバブ屋についての話(実際当人への聞き込み話もあったかもしれない)もあったろうか]
[セーガ>>256のキラキラ瞬く目は、資料へ注がれていれば流石に分からなかったが、なんとなく喜んでいるようにも思えた]
うん…
じゃ、開いてる日、教えて。
後で連絡でもいーけど…
[やがてリルとの約束を口にして立ち上がれば『そ』と一言]
御札……要らねーな…
お前の気持ちは、いいんだけど…
[言いながらも一枚差し出されたものを摘み上げ、ひらひらとする。
掌くらいの大きさならラミネート加工なりするか、とも過ぎったが、何処かに貼るような大きいサイズだと正直、貼るにしても邪魔にはなりそうだった。
使えて、短く切って裏をメモ代わりにするとか、……更に誰かに押し付けるようなレベルかもしれない]
[玄関までセーガは見送りに行くだろう]
あとさ……
もしでいいから、今日スティーブに会ったら
今日来るなら、夜はグラタンするって言っといて
[ぼんやりとそれだけ加える。
それから、暫しセーガを見つめる。
出かける時には、頭におまじないのように落としていったなと思い出しながら/言葉で伝えてくれと前に言われたので見ているだけに留まるか]
……
[そうして別れたろう]
(なんか……)
ぽかぽかするな。
[セーガが出てから玄関に呟きが落ちた*]
― 事件解決より一週間後 : スラム街 ―
[ユウヅキが出てきた時、コンテナの中にいた男は泡を吹いて、
ユウヅキに担がれていた。男が見かける時は大抵、つかまった人間は、
何か恐ろしいことでもあったかのような、顔で伸びている気がする。
中での騒ぎと、男のその表情と。
おそらくは、その男は今後、暗い狭い場所になど隠れるということはもう出来ないだろう。
トラウマで。]
…あー、どう、だったかな。
[当時を思い出すように、首に手を触れ視線を斜め上に向けて。]
確かに5年前は多かった気もするけど、
"いつものこと"だったしなぁ。
………
[言葉が止まり、しばしの無言。
少し目を瞑り、息を吐く。]
分かんなくてもいい。
分かることでいいんだ。
[そして、首から手を離せば、目をまた開き、ユウヅキへと視線を戻す。
こちらに向けていた瞳は漆黒で、先程までとは違う、探偵の目。]
5年前に起きたドンパチで、
妹がなんで、死んだか、知りたい。
[その漆黒の目を見て、そう言った。*]
―5年前 妹の事件の概要―
[5年前、男の妹が死んだ。
それは、スラムで、よくあるドンパチ。
それに巻き込まれたのが、たまたま、妹で、
運悪く、店に並んでいた銃が使われて、死んだらしい。
男は妹が死んだ時、その場にいなかったから、
実際のところ、何が起きたのか、分からない。
ワケアリ専門の護衛でスラムを数日留守にし、そして帰ってきた時、妹が開いていた店の近くで、妹の遺体を見つけた。
その時、残されてたのは『すてぃーぶ』の赤い血の文字。名前を持たなかった兄妹が長い間互いに名前をつけていた。『スティーブ』それは、妹が死の直前に兄に与えた名前だった。]
[警察機構もその経緯調査と後始末を行い、その時リルも訪れていた。そして、警察機構での調査の結果も、
いつものドンパチに巻き込まれたというものだった。*]
/*
流石にヴェスからは突っ込み入れられないけれどwww
そのまま見たら、ダイイングメッセージに見える事に気付いてしまった…(だから初動調査狂ったとか無いと良いのだが)
─ 事件解決から1週間後・中層 ─
[小腹が満たされたイルマは、しばらくの間ショッピングを満喫していた。
中層の店を何軒か物色し、好みドンピシャのバッグを見つけた。
両掌にころんとおさまるフォルム、薄くなめされた革の触感、甘すぎず控えめに可愛らしさを主張する花のモチーフ。どれもがイルマのツボをついていた。
なんでも在庫最後の一つで、先の事件で工房が壊れたためしばらく入手不可能なのだとか。
ただのセールストークかもしれないが、イルマはそのバッグを買った。気に入ったのだから、仔細は関係ないのだ。]
─ 事件解決から1週間後・下層 ─
[次に向かったのは下層。おめあてはスラムの職人お手製の雑貨類だ。]
おや、あれは?
[途中で絵描きの露店に目をとめる。路上で絵を描きながら作品を販売しているようだ。
絵描きの技に見ほれていると、イルマの背中に何かがぶつかった。]
いっ!?
[買い物袋を取り落とし、前に手をつきすっ転ぶ。顔を上げると男が全力で走り去っていくのが見えた。]
何なんです、まったく……
[服の汚れを気にしつつ、起き上がりながら買い物袋に手を伸ばす。
ない。代わりに、ロック付きの小さな箱が落ちていた。]
[イルマは箱をつかみ、あたりを見回した。
すると、向こうの方に買い物袋を抱えてこそこそ路地に消えようとしている男がいるではないか。]
『はぅッ!?』
[イルマがにらみつけると男はその場所で固まった。男にしてみれば、まるで全身を筋骨隆々なメンズにホールドされたような感触だろう。]
何してくれてるんです、あなた?
[イルマは三日月笑顔を浮かべ、男のそばに歩み寄る。ぴくりぴくりと眉を震わせながら念に力を込めると、男の四肢が開き、宙に貼り付けられたようになった。
落下する買い物袋は地面につく前に浮き上がり、イルマの手元へ飛んでくる。]
『ちょっ、はなせ、っちくしょう!』
[わめき始めた男をよそに、イルマは買い物袋を抱きしめた。]
……はぁ、私の可愛いバッグちゃん。
[ぎろり、男をにらみつける。]
『ひぃっ!
ち、ちょっと借りようかと思っただけ、』
アッヒィ!!』
[三日月の弧が大きくなる。同時に男の身体の締め付けが強まった。]
貸しませんよ?
貸すにしても、無断で借りちゃダメって
パパとママに教わりませんでしたか?
『そ、そうだったかも、なー?』
[イルマのこめかみがピクピク動く。]
[イルマはポケットからナイフを取り出し、刃先をすぅと男の首筋に当てた。]
『ひぃ!命ばかりは勘弁してくださぃっ!
家には可愛い妻と子が……』
[イルマはこてんと首を傾げた。]
あなた、奥さんのために盗もうと?
[男は刃先を避けながら必死にかくかくうなずいた。ナイフがすぅ、と離れていく。男はほっと安堵のため息をついた。]
可愛いバッグですもの、気持ちはわかります。
……でも、許しません。
[にっこり。笑みを深め、イルマはナイフを男の胸元に突き当てた。]
[十数秒後。
男の変わり果てた姿がそこにあった。
上衣は切り取られ、二箇所丸くあいた穴からちくびが、ダイヤ型の穴からはへそ──でべそが露出している。ズボンの尻にはハート型の穴が空き、くまちゃん柄のトランクスが見えている。
男はと言えば、すっかり涙目だ。]
これにこりたら、
もう二度と盗みなんてしない事ですよ?
[首かしげ、はれんちな姿の男を見上げた。イルマが念動力を切ると、男の体はどさりと地面に落ちる。
男は脱兎のごとく逃げ出していく。イルマは手を振って後姿を見送った。]
賞金首だったらよかったんですけどねぇ。
[盗人程度の小物なら、気楽に捕まえられるよい臨時収入だ。
イルマはあまり金額の大きい賞金首を捕まえる事はしない。賞金首狩りで名前が売れると、いろいろな意味で方々から目をつけられて面倒なのだ。犯罪者しかり、警察や異能者集団のスカウトしかり。]
さて、この箱はどうしましょう?
[先程拾った小箱を手に乗せる。おそらくは、ぶつかるだけぶつかっていった無礼な輩の持ち物だろう。
妙に厳重にロックがかかっているようだ。イルマは興味を惹かれ、調べてみる事にした。]**
― 事件解決より一週間後 : スラム街 ―
……いつものこと、ねえ。
[漆黒の目を細めて呟く。 それは疑うというより考えを巡らせるような声。]
逆に言えば、『いつものこと』と称され噂にすら立たぬほどのヤツらがドンパチしたのかもな。
こいつのようにぽっと出が動いたら多少は噂になる。
[そう言うと担いだ男を揺すった。
存外組織絡みだったり、もしくはドンパチすることに慣れきった指名手配犯が絡んでいる可能性があると最悪を危惧した。
沈黙の末、スティーブが出した依頼には]
依頼、確かに承った。
ま、出来る範囲でやってやるさ。
[了解をハッキリと告げた。]
ー 一週間後(少し前) : ヴェス宅 ー
[資料を読んでいると読みやすいほう、とヴェスに別の資料を示される。 覗いてみると、先程のものより分かる単語が多い。 青年は落下地点の資料を選んで少しずつ読んでいくだろう]
……けばぶ…
[なお、ケバブ屋の情報に関しては、聞きこみ話の中にその店のケバブを惜しむあまりにいかに美味しかったかをヒシヒシと語り尽くした食レポが混じっており、よく分からないけど食べてみたいと珍しく欲が出てしまったとか。]
[空いている日を聞かれれば、仕事が休みの日を伝えその日ならいつでも行けると告げるだろう。
お札に関しては、手のひらより少し大きいくらい。栞にするには微妙に大きすぎるし、かといって切って裏紙にするにも…という見事に微妙なサイズのチョイスである。]
……スティーブ? …うん、わかっ、た。
あったら、つたえる。
[スティーブへの伝言をコクリと頷き了解すると、青年はヴェスの家を立ち去った]
ー 事件より一週間後(夕方頃) / 中層区域 路地 ー
[ゆっくり、ゆっくりと道を歩く。
ながいことヴェスの家にいたし少し日が傾いて来る頃か。
リルとの約束は、自分もリル達も仕事が終わった後。 夕方過ぎに会う感じになっている。
約束までにはもう少々時間があるのだが、今日はゆっくり歩いていたい気分になっていた。 ]
[立ち並ぶビルを見上げながらゆっくりゆっくり歩いているだろう*]
[チャイムを鳴らす。そのまま俯いたり上を見上げたりしながら待つ。しかし待てども待てども返事はない。]
こんにちはー。
[恐る恐る声もかけてみる。それでも反応はない。]
はぁ、絶対いるんだけどなぁ。出てきてくれなさそう。
[いつもの彼女ならここでパッと帰る決心をするのだが、1週間休んだ反動からか、今日のベルはいつもより粘り強さを見せることになる。]
ごめんくださいー!
[チャイムをさらに鳴らす。]
こんにちはー!!
[さらにさらに鳴らす。その上で今度は念話の形で室内に飛ばした。当てずっぽうではあるが、それなりの声量でヴェスの耳には届くだろう。*]
/*
BtB2では、血文字前だと思うんだが、(BtB2プロ116を見るに、そうでないと意味が繋がらない)今の書き方だと血文字のやつを名前にしたように見える。
── 1週間後:中層自宅(セーガ帰宅後) ──
[黙って地図に書き込みをしている。
……が、チャイムは止まらない。
ぼんやりとして流してはいたが、延々とチャイムを鳴らされ、念話も飛んで来たなら話は別だ。
まるで耳元で叫ばれたように頭に響く]
……っせぇ
[漸く立ち上がり、普段身に付けている短刀を腰に、背中側に銃を押し込み玄関へ向かう。
押し売りから、念の為に別の可能性を浮かべたのか]
[やがて、玄関で鍵が開けられ、外側に居る人物のことなど知ったことでは無いような勢いで扉が開いた]
……あ?
間に合ってンだよ、てめえ……
[どろっとした視線、身長差35cm程上から見下ろす*]
─ 事件から1週間後 「中層 ヴェス宅前」
これでダメなら諦めよう。
[あの手この手を使った後もしばらく家主の反応はない。諦めてドアから少し離れたところで、突如扉が乱暴に開かれた。現われたのは画像で見たよりも人相の悪い巨漢。今までのベルの行いからいけば当然なのだが、見るからに機嫌が悪い。]
あ、あはは、こんにちはー。
お休みのところすみません。わたくし、ドームのカウンセラーでして。
先の事件で大変な思いをされた方を訪問してるんです。
…あのー、カウンセリングとかも間に合ってますか?
[脱兎のごとく逃げ出してもよかったところだが、今日のベルは異様に粘り強い。いつもの営業スマイルはやや引きつったものであったが、自らの職務を全うすべく、ドアが簡単に締まらないように2歩前に進んでヴェスに端末の身分証明書を提示したのだった。*]
── 1週間後:中層自宅(セーガ帰宅後) ──
間に合ってる。
ハ、……カウンセラー?
[勢いのまま間に合ってると告げるも、端末の身分証明書を提示されれば、一度ひったくるように確認した後、戻すだろう。
端末を手放そうとしないなら、見る間だけ掴むことになるか]
……
大変な思い?
それで?
何で俺のところに来る?
大通りの方が壊滅的な被害だろうが。
[ますます視線が冷たくなる*]
─ 事件から1週間後 「中層 ヴェス宅前」
ちょ、ちょ、返してくださいよ。
[ひったくるように持って行かれた端末を慌てて手を伸ばして取り戻す。]
(あー、もう。思ったより乱暴で嫌な人。)
なんでって言われましても。
あなたは通常考えられる以上の精神的な負荷がかかっているということをドームから認定されてるんです。
きっと御自身で思われているよりも心のダメージは大きいはずですよ?
[他に行くところがあるだろうと言われるのは痛いところではある。なんといっても行けと言われて来ているのだから。*]
── 1週間後:中層自宅(セーガ帰宅後) ──
そんな認定、聞いたこともない。
'上'が、そんなことする訳無いだろう。
[不信の目を向けた。
何故今? ではあったし、そもそも、そういった検査を襲撃事件から今日まで受けてもいない。
気づかないうちに心理探査をされたという可能性はあるのかもしれないが、かといって誰かが派遣されて来るとは思わない]
カウンセラーに話しても意味ねえよ。
精神系の異能は、不味いことになるし、チッ
……
カウンセラーに掛かったことくらいはあるし、話したことはあるさ
昔だけど 何も変わらなかった。
[軽く幼少の頃を思い出し、頭を振る。
効果があるとは到底思えない。
両親が眼前で機械生命体に殺された状況なり、辺りの話しなりも、何がそこであったかは当時に話していることだろう]
最低限生きてはいるし……今。
[どろっとした視線のままではあるが、機嫌の悪さによる圧は減った。
そのまま、視線を彷徨わせる]
……('生きて'か)
(生きてるだけ、死んでないだけ……空っぽ)
[『死神』と一週間前に交わした言葉が、脳裏を巡る]
(殺され……)
['殺されたい'と思う思考は、止めた]
ノルマをこなすのも大変だな、嬢ちゃん?
……帰れ。
[ベルを見る*]
─ 事件解決から1週間・警察機構下層分署 ─
[下層に来たついでに下層分署へと寄り、専用端末を借りて各所の情報共有を行う。
下層と中層はやはり賞金首の連行が多く、拘置所が手狭になってきていた。
司法に回すにしても、一日で裁ける数には限度がある]
しかしまぁ、随分と摘発されたもんだよねぇ。
[把握出来ているだけで普段の倍以上の摘発数だと思われた。
騒ぎに乗じて潜伏していた者達が表に出てきたせいだろう]
あン? ドンパチがまた連れて来たって?
……そいつ何かやらかした奴なのか?
そうじゃないなら入れる余裕なんてないだろ。
てか入れる必要もないだろ。
[ドンパチ探偵として有名なユウヅキが目を回した奴を連れて来た>>278という話を聞いたが、どうも未遂で終わったらしいとのこと。
そうなれば拘置所には回さず、厳重注意で済ませることになるだろう]
ったく、多すぎるんだよ、ホント…。
[初犯や未遂の連中であれば、腹割って話したりと更生に向かわせたりもするのだが、賞金首となった連中相手ではなかなか難しい。
稀に服役中に意識改善する者もいるが、大体は再び賞金首になる者達ばかりだ。
話すだけ無駄、となることが多い]
アタシはこれで上がるから、後はよろしく。
[対応は分署の者に任せ、リルは定時に上がることにした。
時刻は既に夕方。
約束の時間>>281も近付いて来ている。
セーガはあの後どんな体験をしたのだろう。
言葉を教えながら、セーガの話を聞くことも最近の楽しみなってきている*]
─ 事件から1週間後 「中層 ヴェス宅前」 ─
認定されたから私が今こうして来てるんですってば。
[ヴェスのつっけんどんな話方に多少ムキになりながらも、思ったよりもよくしゃべる人なんだなとベルは少し意外な印象を受けていた。]
ほほーぅ。過去にカウンセリングを経験がおありなんですね。
ともすると、やはり今回も受けていただいた方がいいと思いますよ。
大丈夫ですって。私は精神系の異能は持ってないんです。
よく頭の中をぐりぐりされたっていう方いらっしゃいますけど、私どもは相手のお話をじっくり聞くのがモットーですので!
[ヴェスの口から出た「カウセリング経験有」>>287との言葉に、ベルの目はみるみる輝きに満ちていく。]
最低限生きてるなんて言葉が出てきてしまうところで、無意識に心が疲れてしまってるんじゃないでしょうか。
ココロノケントウスナワチソレカラダノケンコウトイウコトバモアルトオリハルカムカシカラココロノアンテイニツイテハサマザマナケンキュウガオコナワレテ……
[徐々にヒートアップして早口でまくし立てるベルの言葉は果たして上の空のヴェス>>228にどこまで届いていたのか。ある程度しゃべり続けたところで浴びせられた「帰れ」という言葉には、にっこりと笑ってこう答えた。]
10分で構いませんので、いかがですか?
[ドアに足をかませている。それでも帰れと復唱があったならば、今日のところは引き上げようとするだろう。*]
ー 事件解決より一週間後 : 待ち合わせ場所 ー
[街並みをぼんやり眺めながら歩く。待ち合わせの場所にはリルはまだいなさそうだったので、近くの建物の壁に背を預けて待つ。]
……ーーー……ーーー。
[息を吸う。吐く。 吸う。]
[目の前の道をいろんな人が通っていく。 その様子をぼんやり見つめながら]
(……リルたち、大丈夫、かな)
[リルがセーガの話を楽しみにしている>>291のと同じく、セーガもまたリルたちにあのあとどうなったのか気になって仕方ないようだった。 …だが無表情は崩れないのでその思考はほかの人には分からないだろう*]
/*
今気づいたけど、>>55これ、めっちゃわかりにくい…な!その時読み返しても、全然わからないんだよな…
後から読み直すと、分かりにくいわ!!って分かる…ううん、どうすればいいかな
─ 事件解決から1週間・警察機構下層分署 ─
[例の事件で炙り出された賞金首のほとんどは傷害や物損など、所謂軽犯罪に該当する者達。
暴れることを目的とした者達だった。
異能者集団によって警察機構へ連行された彼らだが、定められた拘留期間が過ぎれば放免されることになっている。
その拘留期間内に反省や更生を促すことになるのだが…]
……更生する奴って稀だよな。
[このように既に賞金が掛けられている者達は再犯率も高く、再び賞金を掛けられることがほとんどだ。
当然、犯罪歴が増えれば拘留期間や罰則も増えていくのだが、彼らに更生という文字はないのかもしれない]
何か方法あれば良いんだがな。
[根本的に犯罪を減らす方法はないものかと考える時がある]
─ 事件解決から1週間・待ち合わせ場所 ─
[部下らは用事があると言うことで分署で別れ、リルはセーガとの待ち合わせ場所へと向かう。
待ち合わせの時間にはまだ間に合う時刻。
急がず(走るとバテるため)歩いての移動。
人の流れに沿い、逆らい、進んだ先に目的の姿>>295はあった]
セーガ、待たせたかな。
[右手を上げて、セーガに向けて振る]
ほら、取り返してきたぞ。
[差し出したのはセーガがお札代として支払った代金と同等の金額のキャッシュだった**]
─ 事件から1週間後 「中層 ヴェス宅前」 ─
ホントですか!
[どこで、という言葉>>294に見せたベルの一層の目の輝きは、獲物を捕らえた獣のような鋭い光に変わっている。]
ええーと、そうですね。場所ですよね。
ご自宅だと迷惑でしょうし…
あ、すぐそこのカフェにしましょう!オープンテラスで気持ちも晴れやかになりますよ。
徒歩で5分ぐらいです。
あっ、移動時間はさっきの10分に含まないでくださいよ。
[徐々に話の持っていき方が強引になっていくのはおそらく無意識だ。最初のハードルが高かった分、ヴェスに対する印象は勝手にベルの中でうなぎのぼりに良くなっている。]
お金は私がもちますので。
あぁ、お気になさらず、経費で落ちますから。
[そう言いながらカフェへと向かって足を向ける。ヴェスが躊躇すれば、早く早くと急かすだろう。*]
── 事件〜1週間:中層ヴェスの家 ──
[事件解決後にヴェスの家へと共に戻り、
その時もソファに座った状態のまま、いつの間にか寝てしまったが、
それから、ヴェスの顔を見ると急激に眠くなるようになっていた。
それから一週間、ヴェスの顔を見ては、どうにか起きてはいようとするものの、
結局は睡魔に負け、眠ってしまってしまっては、その度、ヴェスが毛布をかけてくれていた。
ふ、と意識が浮上したとき、頭に何か触れるのを感じることもあった。
――ごめんな
真っ白な、ぼんやりとした意識の向こうで、ヴェスの声が聞こえる気がした。
撫でられ、ふわりとした意識に抗うことなく、また落ちる。]
── 事件〜1週間:中層ヴェスの家 ──
[そして、また眠気に抗えず、ソファでまた眠ってしまいそうな、ある日。頭に触れられる感触に、「あいつがどうして死んだか、知りたい」思考を通らず、そのまま言葉が溢れた。]
……
[そして、その言葉に自分でも驚き、ソファで横になったまま、何度かゆっくりと瞬きをする。
ヴェスの、分かったという言葉。それが、蓋を開けるように、中身が溢れる。
横向きだった身体を、
仰向けに変え、片手で目を覆い、首を少し横に振る。]
……このままでいいって、思ってたんだけどな。
それでいいって思おうとしてた。
[言うのをやめようとするが、止まらなかった。]
─ 事件解決から1週間・待ち合わせ場所 ─
…! リル。 …こんばんは?
[右手を振るリルにこちらも手を振って返す。]
…いま、きたとこ。
[首を振る。本当は少し待ったが言うこともない]
…! あり、がと。
…なんとも…なかっ、た?
[お金が戻ってきてくれたことを知り、ホッとする。
同時に捕まえるのが危なくなかったか訊ねる。何ともないことを告げられればそっかと呟くだろうし、大変だったような旨を伝えられれば心配そうに瞳を揺らすだろう。]
── 事件〜1週間:中層ヴェスの家 ──
[目を覆った手を下ろし、ヴェスを見る。]
…知りたかったんだ。
ずっと。
[息を、吸って、吐いた。]
……リルにも、言ってくる。
[手を伸ばして、それはヴェスの頭に届いただろうか。]
…ん。いいよ。
ありがとな。
[手伝えそうにない、そういうヴェスに、眠そうな目のまま笑ってそう答える。]
……ほんと、馬鹿だよな。
[そうして、しばらくすれば、またうとうととし始め、やがて眠ってしまうだろう*]
…ーーー…じゃ、今日も…よろしく
[話を二三したあとは、いつも言葉を教えてもらう時にいくバーに向かうことにする。ハバネロで有名なその店だが、一応個室もあり簡単なレッスンにはちょうどいい場所なのだ。
ちなみに個室に若いもの2人、何かあるわけでもなくむしろリルが言葉を教えるために接近するとセーガのほうが逃げようとするし、後に仕事が終わったリルの部下の面々もやって来てワイワイになるので、本当にそういった『何か』が起こることは無い]
…ゆっくり、ふたりで、はなし、したいなって…
……? ……ーーー…?
(あれ、おんなのひとをあんないするときって
これで、いいんだ、っけ?)
[リルの腕をそっと取り、エスコートしようとするが途中で首を傾げた。振り返りざまに笑顔……は、まだできない。
ナンパ術が正しく使えるようになるのはいつになることやら。]
── 1週間後:中層自宅(セーガ帰宅後) ──
[暫く、動きたくなさそうな顔をしていたものの。
早く早くと急かされれば>>298、目を伏せがちにし、 トんだ。
ヴェスの異能は遠隔移動能力。
視界内の対象を、任意の場所へ転移させる能力だ。
偽バグ・シング事件を経過し、最終的に視界に転移目的地が見えるという状態から、頭の中に無数の目的地の景色が見える、という形に変化していた。
その能力は、更にバグ・シング襲撃事件の最中、"自身"を頭の中で見える景色の中で見る事で、自分を対象とした転移が可能となっていた]
……嫌だな……
嫌いだし……
[ベルと目的地となるカフェの間くらいの場所へと、ヴェスは移動していたか。
やっぱり外に出るんじゃなかったと思い浮かんで来て、そのまま別場へトぼうと考え始める*]
[中層のバーについたなら、簡単な食事を頼んでいつも使わせてもらっている部屋へ行くだろう。部屋に入ったら、今日ヴェスの家であったことを話す。]
…けばぶって、なに?
ものすごく、おいし、そうだった。
[…その時1番興味をそそられたものから話を始めるので、話の流れが滅茶苦茶なのは、まあ、ご愛嬌である**]
/*
ほんっきで、前の見直してきたら、そうにしか見えなかった!ぞ!!!
後々、多分、補足いれてた気はするんだけど、
これは酷い…うわぁ…
/*
17日開始で、何処かで24hの余裕を作るか……。
となると、最終日辺りに、初回落ちのPCを持ってきて地上1日増やすようにした方がいい感じ……。
─ 事件解決から1週間・中層バー ─
[バーにつくと、迷うことなく一番奥。
マスターのいるカウンターへ向かう。この時間は仕事が終わった者達がワイワイと酒を楽しみ始める時間。人が多い場所は相変わらず慣れない。]
………。 あの、 へや かして…
あと…… …1番安いの……
[マスターに対しそう頼み、壁にかけられたメニューを指さして不器用に注文する。オムレツなどお腹に膨れるものも作れるらしいが>>33、基本的にお金に余裕があるとは言えない青年はメニューを見てすぐに分かる1番安いチップスを頼む。]
…リル、さき、いっ、てて…。
……ん…?
『今日は賞金首が…』『取り逃しちまったの横取りされて…』『またドンパチ探偵がやらかしたらしいぞ』
……ーーー……。
[周りからそういった少し不穏な言葉が聞こえてきて萎縮する。不安そうに周りを見て…注文したチップスができるのを居心地が悪そうに待つ。その近くに誰かいたならその挙動不審な様子を見られていたかもしれない*]
/*
頭いたくなってきた…
うおおお、申し訳無さで死にそうぅううう
大丈夫、大丈夫。
次から、めっちゃわかりやすく書く…書くんだ…
/* 個室がいいよね→個室のあるとこってどこや…どこや…→ハバネロバーだ!もしかしたらガートも乗ってくるかも
とかいう安直な考えでした、申し訳ないです
/*
脳内幼稚園児が仇になったけど、脳内幼稚園児じゃなかったらそもそもリルと待ち合わせする話にならない不具合。
ちょっとやっちまったよオレ感半端ないんで少し離脱……
─ 事件から1週間後 「中層 ヴェス宅前」 ─
[背を向けたのも束の間、バタンという音に振り返れば扉が閉ざされている。もちろん、ヴェスの姿はない。]
えええええ!
[声こそ大きく上げなかったものの。あの流れで逃げられるとは思ってはいなかったのだろう。一声上げた後は閉められたドアをポカンと見つめていた。ほどなくしてヴェスが再びドアを開ければ、嬉しいようなムッとしたような顔をして出迎え、さらに急かすだろう。]
髪はそうしてた方がいいですね。
理由があって伸ばしてるんですか?
[カフェへの道すがらそんな他愛のない話をする。こうしたところからも色々と相手への発見があるものだ。]
私なんかは、結構長くなると邪魔に思っちゃって。
すぐ元の長さまで切っちゃうんです。
[ヴェスの心底嫌そうな横顔を眺めながら、気にせずカフェを目指した。ドームに赤々とした夕日の光が差し込んでいる。*]
―事件解決から一週間後:スラム街―
……
[ユウヅキが担いだ男を揺すれば男はそちらに僅か視線を落す。]
ん。こっちもこっちで調べてるからさ。
調べてくれてる奴もいるし。
[依頼を引き受けたユウヅキにそう言って。]
あ、安くしとくっていうの、
お願いしますよー。
金、あんまねぇんですよ。
[男は、ユウヅキと分かれる最中にそう言って、
ユウヅキと分かれた後、ふと気付く]
―事件解決から一週間後:スラム街―
ん。こっちもこっちで調べてるからさ。
調べてくれてる奴もいるし。
[依頼を引き受けたユウヅキにそう言って。]
あ、安くしとくっていうの、
お願いしますよー。
金、あんまねぇんですよ。
[男は、ユウヅキと分かれる最中にそう言って、
ユウヅキと分かれた後、ふと気付く]
―事件解決から一週間後:スラム街―
……あー、もしかしたら。
ドンパチ探偵に、俺のことも、
知られるかもしんないのか、これ。
[昔の護衛時代のことだとか、いろいろと。]
ま、今はいいか。
[そう、ポツッと言って、男は商売へと戻ろうと、]
……『いつものこと』だから、噂に立たない。
……
[頭を振る、そうだとして、もし、気付いていたら、
"もし"、なんて、そんなこと思っても意味はないのだから。*]
── 1週間後:中層自宅(セーガ帰宅後) ──
[玄関の扉を閉じ、ひとり短い距離を転移>>305し思い煩っている間に、どうやらカウンセラー>>308はヴェスの所まで来て合流したようだ]
……別に。
理由なんて無い
どうでもいいしな
[返答は後ろ向き、だと聞こえても仕方がないもの。
質問に真っ向から答えるのではない、投げ槍の適当な返答だ]
………フン
[ベルが気にせずにカフェへと歩き出せば、かなり時間が経ってから、ヴェスもそちらへ歩き出しただろう]
[やがてオープンカフェまで来れば、外に出されたテーブルの方にかベルから着席を促されれば、かなり時間を置いてから座っただろう*]
─ 事件解決から1週間・待ち合わせ場所 ─
そうだな、こんばんは、だ。
[手を振り返し、挨拶を口にするセーガ>>301に笑みを向ける。
今来たところ、と言うのには、そうか、と返して]
大したことないさ。
アイツの危険度は低いからな。
[捕まえるのにも大きな危険は無かったことを伝えた]
[今日もよろしく、と腕を取ろうとするセーガ>>304に気付けば、僅かばかり苦笑して]
その練習はしなくても良いんだぞ。
[律儀に部下から学んだことを実行する様子にそう言葉を向けた。
正直こそばゆいところもある。
あまりこう言う扱いをされたりはしないせいだ]
だがもしエスコートするのであれば、手を取るか……
[セーガの腕、肘の辺りに手を添える。
腕を組むのとはまた違う、寄り添うような手の置き方]
こうなるように誘導することだ。
[そう言って笑ってから、パッと離れた]
─ 事件解決から1週間・中層バー ─
[レッスン場所として使用しているのは、ハバネロで有名なとあるバー。
賞金稼ぎや異能者集団が屯する、所謂溜まり場と言った場所だった。
最初にドライがここを紹介してきた時は、セーガへの影響を考えてドライの首を絞めたりしたものだが、個室があると言うことで妥協してやった、と言う経緯がある。
他に当てがあれば移る心算もあったが、何だかんだでそのまま利用している]
代金ならアタシも払うよ。
[一番安い部屋を頼むセーガ>>307にそう声をかけて。
先に行ってと言われれば、諾を向けて借りた個室へ。
最初は良い印象のあまりない場所だったが、セーガが様々経験すると言う意味では悪い場所ではないと思えるようになった。
…変なのに絡まれなければ、の話だが]
[尚、ちゃっかりドライが集団の中に紛れているのだが、リルはそれを無視している]
[個室にセーガ>>306がやって来れば、購入したものを摘みながらレッスンが始まる。
と言っても最初は何があったかの話をするのが常。
その中から分からないことを教えていく形にしていた]
ケバブ?
そんな話題が出たのか。
ケバブっていうのはな、パンに野菜サラダと味付けした肉を挟んだものだ。
[話の流れは置いといて、セーガが疑問に思うことを中心に答えていく*]
― 事件から一週間後 中層・自宅 ―
[イルマは箱を自宅に持ち帰り、調べてみる事にした。
箱には時計の針のようなものや、丸や四角のつまみがついている。どうやらそれを操作して解錠するようだ。
サイコメトリーの能力を使えば開け方を調べる事も、中身を入れるところまで記憶を遡ることもできるだろう、が。]
解錠はロマンですよね?
[にこりと笑い、イルマは早速解錠に取りかかった。聞き耳を立てながら針をくるくる回したり、つまみを押したりひっぱったり。
夢中になっているうちにすっかり日は暮れていた。]
信じられない……
[イルマはぐったりと脱力していた。数時間の格闘の後、仕掛けの大部分は外れたのだが。とうとう開いたかと思った時、そこに現れたのは鍵穴だった。
イルマは錠前を外す技術は持っていない。ならば、できそうな人物を探せばよい。
こうなれば、意地だ。意地でも箱を開けてみせる。そう心に決めたイルマは箱を持って家を出た。]
― 事件から一週間と一日後 スラム街(夕) ―
[さて、中層の鍵屋に箱を持ち込んでみたはいいものの、どこの鍵屋もすぐには箱を開けられないという。再建ラッシュで仕事が立て込んでおり、てんてこまいだそうだ。下層も状況は大して変わらない。
そこでだ。イルマは以前仕入れた噂話を思い出した。]
確か、スラムに何でも屋がいるとか。
[そういうわけで、日が落ちる前にと急ぎ転移屋を使い、スラムまでひとっとび。]
ねぇ、あなた。
何でも屋の居場所を知りません?
[早速物珍し気によってきていた子供を捕まえ、尋ねてみる。]
『しってるー』『しってるよー』
『おやつくれたらおしえてあげるー』『おやつー』
おやつですか。
……そうだ、ちょうど飴ちゃんを持っています。
[バッグから飴を取り出すと、ふわりと宙に浮かせて子供たちの口に放り込んでやる。]
『『すーごーいー!』』
『ボクのこともとばせる?』『わたしもー!』
ええ、できますけど。
あぁっ、押さないで、順番に、順番!
[イルマはすっかり子供達のペースに巻き込まれ、しばらく遊びに付き合わされる羽目になった。]*
─ 事件から1週間後 中層 「カフェ トッテリア」 ─
[ヴェスとカフェに到着すればいそいそと鞄からあれやこれやを取り出し始める。]
コーヒーを二つお願いします。
あ、何か食べるならどうぞ。甘いものでも辛いものでも。
[着席を促しながら、ヴェスが何か頼めば同じものを追加するだろう。]
ではでは、早速いくつか質問からさせてもらいますね。
えー、ヴェス・スターシンガーさん。
最近辛いことがありましたか?
最近怖いと思ったことはありましたか?
最近嬉しかったことはありましたか?
[質問をしつつベルは自身のテレパスを発現する。能力者として未熟な彼女は平時では相手の思考や記憶は読み込めない。
ただ、相手がこちらの返答に答える際にはある程度の能力行使が可能となってくる。鍵をこじ開けて家へ入るのと、開けてもらって家に入るのとの違いだ。
返答内容は適当でも構わない。相手に多少の返答の意思さえあれば、相手の返答以上の内容を自分に共有することが可能となる。]
─ 事件解決から1週間・下層区域 ─
[ぷらっと移動し下層区域へ]
なんだ、あの機械生命体以外の部品も混ざってるね。
事件前から溜め続けてたんだなぁ、あの組織。
[回収した部品を袋の中で確認していると、明らかに質の違う部品がいくつか混ざっていた。
全て確認したわけではないが、もしかしたら機械生命体の部品と偽ったものも混ざっているかもしれない]
[そんな中で視界に入る、異様な雰囲気の男。
見れば身体の前部分の一部を手で隠しながら、路地と路地を警戒しながら走っていた]
ぶっ、何アレ変質者?
[垣間見えた格好>>275に思わず噴出す。
くるりと背を向けた時に見えたハート型切抜きくまちゃんを見た瞬間、笑いの限界を超えた]
あははははははははは!
なんっ、そこっ、くまっ
[涙目になり、腹を抱えて笑っている。
「うるさいよ」
通信機から突っ込みが入ったが、聞いちゃいなかった*]
─ 事件解決後のいつか ─
[初めてレッスンを受ける約束をした時、ふと何処でやるべきかという問題にぶち当たった。 そんな時に軽食もあるし個室も完備だとドライがバーを勧めてくれ、そこにしようと安直に決めた。>>314
決めた時には何故かドライが締められていて何か問題があるのかと首を捻った。]
『リル、あれ、なに?』
『リル、これ、あったかい味がする。』
[中層のバーでは屯しているヤツらが色んなものを持ち込んで遊んでいることもある。トランプやチェスなどをやっているのを見れば訊ねてみたり、ギャンブルをしているのを見て何故あんなに盛り上がるのか聞いたり。]
[変な奴に絡まれさえしなければ、見慣れないものを見ることが出来ていいなと思っていたりする。 そういうわけで、勧めてくれたドライには感謝していた。]
/*
ダイイングメッセージの可能性はあると思ってんだよね。自分も。スティーブが勝手に妹がくれた名前だと思ってるし…ううん、どうしようかな
─ 事件解決から1週間・中層バー ─
[個室に行けば、チョンと座りチップスを差し出す。ケバブについての説明を聞けば>>315]
へえ…おいし、そう。
…ううん、そうじゃなくて、ヴェスが、いっぱい資料集めてて…ケバブ屋さんが無くなって嫌だっていうのがあって…
…ヴェス、が、資料みせて、くれて
わかんないならおしえるって、それで……
[そう、あったことを伝えていく。
チーズリゾットがあったかい味だった。 コンソメスープが食べやすくて、パンと一緒だともっと食べやすかった。
ガラス玉が置いてあった、ザブトンが可愛かった。
ザブトンを見に行く約束をした……]
……そういえば、なんか、SC4ドームの話、きいてたらなんか、知らないのに、昔知ってたような、気分に、なった
あの時の、なんていえば、いいのかな…?夏菓子、であってる?
[分からなかったことをひとつひとつ訊ねながら言葉を教わっていく。答えてくれる人がいてくれるのがあったかい。*]
[質問が始まれば、明らかに面倒くさそうな態度を見せた]
無い
[]
何も無い…
[金髪の美女の姿が浮かび上がる。
まるで名のある芸術家が作った精巧で官能的な彫像のよう。
他にも1週間前に襲撃してきた機械生命体が鈍く浮かぶ。
恐怖に絡むのは陶酔のような感情か]
……べつに
[セーガの顔が浮かぶ。
そしてそれを打ち消すような心の動き。
僅かな逡巡。
資料の読みを教えたが、セーガの行動に対する『どうして』という僅かな疑問]
ー 事件より一週間後 深夜帯 : 探偵事務所 ー
………。
[デスクにつき、ひとつの灯りだけを頼りに考えを巡らせる。 皆が寝静まる時間に、ぼんやりと考える。]
(ドンパチはどこでもいつでもあるが、5年前にあのべリティがわざわざ上層まで来たってことは…食べ物や戦力がどこかに集められていた可能性はあるか?)
(ボクの母親の情報は【データ削除済み】…父上は本当に余計なことばかりしやがる…)
(でかめの抗争が水面下で起きていたか? それとも個人か?)
(セーガ。 あいつ、きにくわないんだよなぁ…それにあの能力の質は…)
(もしも抗争の原因がわかったら潰しに行くか?規模によっては…)
…。はっ、いきなり物騒なのは良くないか。これだから心配ばかりかけることになるんだよ、ボクは。
どうにしても、まずは依頼解決が先だ。
[そう言って、灯りを消した*]
─ 事件から1週間後 中層 「カフェ トッテリア」 ─
はいはい、どれもなしと。
[ヴェスの素っ気ない反応>>327はよくあるものだ。それでも二つ目と三つ目の質問には反応が見られた。ここぞとばかりにヴェスの中へと入り込んでいく。]
では、好きな食べ物を。
[簡単な質問をする間もさらに入り込もうとした。ベルのテレパスのイメージは「泥棒」だ。心の家へ入りこみ、様々な部屋のドアを開けてその人物の思考や記憶を拝見する。精神系の耐性がそのままその人物の家のセキュリティレベルとなっている。]
(思ってた以上に大変な人かもしれない。)
[接触しただけで、なんとなく嫌な感じが伝わってくる。コーヒーを一口含んで質問を続けようとした。]
─ 事件解決から1週間・中層バー ─
ケバブ屋が無くなった?
…あー、あの時のか。
[セーガからの説明>>325を聞いて、流れ星落下地点で起きたことを思い出した。
状況報告で聞いたに過ぎないが、爆発で様々吹っ飛んだ話は覚えている]
…そうか、ヴェスが。
[セーガから紡がれるヴェスの話。
一緒に食事もして、話も出来たらしい。
部下が分けたパンも一緒に食べたようだ。
この話だけ聞いていれば、ヴェスの状況は特に悪くはないようにも聞こえる]
へぇ、ザブトンってのを見に。
良いじゃないか。
あぁ、それは”懐かしい”って言うんだ。
ちょっと惜しかったな。
[そう言ってリルは小さく笑った]
SC4ドームには実際に行ったことはないだろうが…。
このドームにもそっちの文化が根付いてる場所があったな。
懐かしい気がするなら、幼い時にでもそこへ行ったことがあるのかもしれないな。
[ドーム同士間での行き来はまだ実現されていない。
そうであるならば、と考えて口にしたが推測に過ぎず。
セーガに記憶がないのであれば、確証も得られないことではあった*]
─ 1週間後:カフェ トッテリア(夕方) ──
興味ないな
[ぐちゃぐちゃな混線。
好きな物に辿り付く為の記憶が掻き混ぜられたようになっている。
瓦礫をばら撒いたように。
茶色、モノクロ、ある意味乾いた褐色の其れ。
好き'だった'物が見えない状態、ノイズとも言えるか]
……(早く10分経たねーかな…)
[等と表層では思っているだろう]
[そのうち浮かぶのは、クソ不味い。
スラム街で見かけるような栄養価だけは高い灰色どろどろスープ。
一点の曇り無く、クソ不味い、とは思ってるが、それに纏わる出来事は先程の様な混乱の様な思考は纏ってはいなかった*]
ー 事件より一週間後 ・ 中層バー ー
そう、見に行く。約束。
……ナツカシイ? なつかしい、なつかし、い…。
[そう、何度も繰り返して教えて貰った言葉を覚えようとする。 ]
…おさないころ……どう、だろ。
[首を傾げた。あったような、なかったような。母親に連れていかれた場所…随分と昔のことでうまく覚えていない。その時は不思議そうにするばかりで確証は得られなかっただろう。]
/*
>ある意味乾いた褐色の其れ
血が乾いたような色の其れ、 だなあ。
自覚すると頭痛が始まるやつ(
だからぼんやりして自覚しないようにしてるって訳じゃないんだけど。
質問はいいけど、こんなに病んでるやつの内面RPのを見てて大丈夫なのか、ベルさん!!!
そういえば、ヴェス、昔、見に行ったんだって。
それで………
[色んなことを話しながら思い出していく。今度はヴェスの話を取り留めもなく始める。]
ヴェス、らむね? のガラス玉がきらきらでキレイだったって
それで…あと…俺まで機械生命体に詳しくなくていいんじゃ、って、いってた。あんまり、よく、ないの、かな。
それでオレ、知ってたらナミダ止まるかなって、答えて…
…そういえば、なんで、ナミダはでる、の?
[ナミダが出るのはいつも、あの日のことを思い出して。
混乱と感情の押しかけとで、ナミダがでる条件が理解できないようだった*]
─ 事件解決から1週間・中層バー ─
ま、分からないんじゃ仕方ない。
行った時に思い出すかもしれないしな。
[深く考えなくてもいい、と懐かしさの元の話>>333はそう告げる]
[思い出しながらのセーガの話>>334は順序立てたものではないが、話すことが興味を持ったことであるは伝わってくる]
ラムネのガラス玉?
そりゃまた可愛らしいのを持ってるな。
機械生命体についてか…。
ヴェスがどう考えているのかは分からないが、アタシは関わらずに済むならそれに越したことはないと思うかな。
[機械生命体の話になれば、うーん、と唸って自分の考えを口にした]
涙か?
悲しかったり辛かったり、嬉しかったり。
後は悔しい時にも出ることがあるかな。
多くは感情を揺さぶられて、のものかな。
いろんな感情に影響を受ける部分はあると思う。
[正の感情であれ負の感情であれ。
涙はその時によって様々な意味を含むものだと、リル自身の考えを伝える*]
―事件から一週間後:スラム街―
[今日は店を開けるのが遅かったせいもあってか、あまり客足はなかった。
あったといえば、子供たちの買い取りくらいで。
さて、そろそろ店を閉め、ヴェスのところにでも顔を出そうか。]
……また、眠くなんのかな。
[まぁ、いいか。などと考え。
今日はグラタンということは、セーガとまだ会っていないため、まだ知ることはない。]
―事件から一週間後:スラム街―
[そんなときだったか、子供たちが何か面白いものでもあったのか、走っていく。]
……?
『すてぃーぶ、あのね。』
『ふわふわ、って、すっごいの!』
[そうして、次から次へと。子供たちの順番待ちが終わって、その件の人物が子供たちに案内されてきたころには、店は閉められていたが、男はまだその場にいただろう。*]
─ 1週間後:中層「カフェ トッテリア」(夕方) ──
[確かにヴェスの精神影響系に対する耐性は低い。
マイナスとも言って良いだろう。
ただし、精神影響系に対する耐性は、'命令を受け付けない'という点だけを見れば強いか。
精神系の影響を受け始めた瞬間に「自死という特定行動を図ろうとし本来の異能の影響を受けない」というものを、どう解釈するかによる]
[言い換えるならば、精神を特定状態に固定化や拘束している、とも言えたかもしれない。
その強固な状態は、腕の良い個人医の治癒能力や精神系の異能をもってしても、解けない]
[もっとも、それは約3ヶ月前。
偽バグ・シング事件時での精神状況。
あれ以後、ほんの少し変化は起こっていたし、何より、襲撃事件での結末での出来事がヴェスに影響を与えていたかもしれない]
……
[ぼんやりと、ベルを見る*]
/*
ヴェスの精神耐性関連は、最初の両親死亡関連や、本当に辛い事は見れない感じかなあ…。(一応「辛い」は返答の意志が無い感じというかシャットダウンな感じのRPとしてああいう表現にはしたものの、もし解釈間違ってたらどうするかなー…)
自死行動出るのは、自責・自罰ではあるんだけど、溢れてる所の釜の蓋を、精神影響系によって取り外される…て感じではあり…
となると、固定や拘束ともちょっと違うのかなあ…。
それとも、精神状態をそのまま固定や拘束して、溢れた、という解釈にすればいけるか…?
明日また改めて考えよう。
─ 事件解決から1週間・中層バー ─
[青年の話はとりとめなく、思い出したところから語る。
人と話すことは基本慣れない青年は、とにかく話せることを話そうとして…だからこんな話し方になるのだろう]
……そ、う?
[機械生命体の話に関しては、そっか、と短く。
頭をよぎる小さな来訪者。 美しき来訪者。
仲良くなった、対立した、戦って、守って、それで]
[あの公園で、あの場所で、あの広場で]
………っ…? …あれ…ごめん…
[ボロり、と大粒のナミダが溢れてきた。
理由はわからない。止まらない。 理解不能…]
[ナミダの説明を聞くと>>337、]
……ふう、ん…でもおれ、いま、つめたくも…
あったかくも、ない、はずなんだけど、なぁ…
[と、ボロボロ落ちるナミダを手のひらで受けて止めようとして。 やっぱりナミダの理由は良くわからなかった]
……ああ、でも……
あの時のことは、なんだか、よくわかんないや…
何があったのかは全部わかってるのに……
[事実は分かるのに、それに対する感情は追いつかない。
疑問と、言語化されぬ感情が、ナミダに溶けた]
[……10分もすればナミダは勝手に止まるだろう。
なにせ、なぜ出たのかもわからぬ代物。それなら止まるのも唐突なのが道理。]
[その後、また少し話すうちにいつも解散する頃合になる。]
リル、今日も、ありがと。
……また、つぎも、おしえて、ね…?
[そう言って、立ち上がる。もう完全にナミダは止まり、いつもと変わらぬ顔だ。バーの外で二人は別れることになるだろう]
(……しまった、おんなのひとは、ちゃんと家までおくるものだっていわれてた…)
(スティーブ、けっきょくあってないから、ぐたらんっていえなかった…)
[帰り道にハッとそんなチャラ男系直伝のエスコート方法やヴェスからの頼み事を思い出したのは内緒。 ]
[時刻はそろそろ遠い空で星が瞬き始める頃。
その日はこれ以上何もせずに帰って休むだろう。**]
/*
ロール見返してて思った。
ボクが言えた口ではないが、セーガは何を考えているのかさっぱり分からんな。というか多分何も考えてないなこいつは。
教えられたことを忠実に守る。話されたことを鵜呑みにする。一般常識はおそらく僕以上にない、仕事としての礼儀作法は多少なりともあるかもしれんが。
今までそれが露呈せず、何事もなく生きてこれたのはひとえに他者に対して無関心を貫き、『配達員』としての自分だけは完成されていたからだろうか。社会の歯車として自我を完全に消していたから、なにかがどうにかなることなく過ごせた…の、かもしれん。
どうあれ、この知能指数の低下っぷりは一体…
/*
ほんと、拾われた場所が場所ならこいつは恐ろしいバケモノになってたかもな。出会ったのがイギーではなくタリアであった場合でもか。
空っぽの器が空っぽのまま生きていける環境にいて。
それを満たすものが違えば、全く違うものになっていたかもしれん危うさ。
ボクとは違うネジの外れ方してて、面白い。
が、ボクのあり方とセーガのあり方は上手く噛み合わないせいで、行き来してると思考酔いをおこすな…
― 事件から一週間後 スラム街 ―
『こっち、こっち!』
『すてぃーぶっていうんだよ!』
『やさしいよ!』
[ひとしきり子供らの相手をすると、彼らは何でも屋へ案内してくれるという。イルマが手を引かれるままにやってきた場所には、一人の男とすっかりしまわれた店の跡。]
どうも、案内ありがとう。
[若干息切れを起こしながら子供たちに笑顔を向けつつ、ちらと男を見やる表情には落胆を隠せない。]
もうおしまいでしたか。
お願いしたい事があったのですが、
くるのが遅すぎましたねぇ。
[未だまとわりついてくる子供の頭をぽんぽんなでながら言う。
もしも用件を聞いてくれるようならば、件の箱>>316を見せるだろう。]*
/* 基本的には無垢な性格。
どうすればいいのか分からなくなるとフリーズする。
必要な知識(配達情報、住所の読み取りや四則計算。会社内での機械類の扱い、修理の仕方など)以外は全て切り捨ててきたので、娯楽や対人に対する知識に疎く、知識にかなり大きな偏りがある。
基本的に荒事には怯えており、人を凍えさせることに恐怖している。この究極系がBtB3や一部で見せたロボセーガ状態。
『生きる、いいことに出会いたい』以外の思考や行動は、基本的に他者に依存する節がある。この辺りはまだうまく言語化できてない。
/*
って紙を兄さんに渡された。
俺からすると、あったことをそのままあったかいか冷たいかで考えてるだけなんだけどな
/*
サイコメトリーの能力別に いらなかt
能力出し惜しみのダラっ子感出したかっただけなんだけど
色々できちゃうと人に頼るタイミングが減るので、
いらなかったなーなどと
「有能ってばれるとめんどくさい」以外に
能力使いたくない理由を用意できるかな。
闇過去は付けたくないから、それ以外でいいの降ってこないかなー。
ただののーてんきなクズ子ちゃんでいたい。
村の設定が変更されました。
── 事件の1週間と数日後 ──
[最初に向かった先は、上層の公園。
スティーブには今日向かう場所>>341はどちらも話していただろう。
それは眠り落ちかけている辺りでの会話かもしれなければ、食事中での話か。
セーガには自分から言い出して伝えようとはして無かったが、秘密にすることも無い為、何かのおりに話はしたかもしれない]
……
[あの夜の出来事は、もう1週間も──いや、まだたった1週間と言うべきか──経ったというのに、ついさっきのようにまざまざと思い浮かべることが出来る]
……
何で、泣くんだよ。
[ぽつりと]
『…知ってれば、ナミダ、とまるかなって』
[今日は、普段と変わらぬ格好。
公園に足を踏み入れた]
[既に襲撃事件の傷跡/否、爆弾による被害の後は払拭されており、公園の木々や花畑も復活を果たしていただろうか]
[そういえば、ここでこえがきこえたような気がした]
[全くの気の所為。
振り返っても誰も居なかったのだが、その後でスティーブやリル、セーガが現れたことを鑑みるに、彼らの声だったのかもしれない]
[向かうのは、リモコン式爆弾を使用した辺り。
早朝の為、人影は見当たらないようだ。
異能の力か、燃えていた木々は目視でも治っているように見えたし、氷結したであろう公園の地面も、それら痕跡は一切見当たらない。
何も起こらなかったようにも、見えてしまうだろう]
― 事件から一週間後 スラム街 ―
[見せを閉めた後、子供たちの声が近づいてくる。
そして、やがて現れたのは、子供たちと、手を引かれた女性。]
『すてぃーぶ!おきゃくさーん』
『ふわふわのおねえちゃん!!』
[子供たちの言葉を聞けば、先ほど走っていった先が彼女のところであることを察するが、]
『あれー、あれが、なんでも屋さん!』
[何でも屋、その言葉に、うっという顔をする。
最近、そう広まってしまい、たまにそれで尋ねにくる奴も増えてしまった。
実際のところは子供たちが言うのは"なんでも買い取っちゃう屋さん"の略なのだが。
そして、子供の頭をなでながら、お願いしたい事があったという。]
― 事件から一週間後 スラム街 ―
まぁ、店じまいですけど、
修理ならやってますよ。
[落胆するその表情に、そう言ったならば、箱を見せられただろうか。もし、鍵を開けて欲しいことを告げられたのならば、]
……開けられますけど、
俺だと、ただ開けるだけですよ。
壊れてもいいなら。
[男は普段、異能を使うことはないため異能を使って開けるということはないため、箱自体を壊すということはないが、鍵自体は壊れるかもしれない。
専門であれば、壊すことなく開けれるかもしれないが。
まぁ、スラムに持ち込む時点で、そういった場所に、
持っていけないような何か、といったことが多いので、それでも良いと言われれば、それ以上は聞かず鍵を開けるだろう。*]
― 事件から一週間後 スラム街 ―
本当に?
よかった、助かります。
修理とは少しちがうのだけれど、できるでしょうか。
[スティーブに箱の鍵穴を見せながら、彼の顔を見上げた。
答えは「開けるだけ、壊れてもいいなら」とのこと。]
むぅ。
困りましたねぇ。
鍵屋さんはどこも手一杯みたいで。
なんとかなりません?
[口元に片手をあてて、小首傾げ。スティーブを上目遣いで見つめてみる。]*
― 事件から一週間後 スラム街 ―
本当に?
よかった、助かります。
修理とは少しちがうのだけれど、できるでしょうか。
[スティーブに箱の鍵穴を見せながら、彼の顔を見上げた。
答えは「開けるだけ、壊れてもいいなら」とのこと。]
むぅ。
困りましたねぇ。
できれば、このからくり仕掛けの方は
残したままにしたいのですが。
錠前は最悪壊れてしまってもかまいません。
早く開けたいのに鍵屋さんはどこも手一杯みたいで。
なんとかなりません?
[口元に片手をあてて、小首傾げ。スティーブを上目遣いで見つめてみる。]*
ー 事件より十日後 : 下層区域倉庫街 ー
『セーガわり。 オレのバイク壊れたから直せ』
[いつもの日常と変わらぬ日々を送るセーガだったが突然の上司からの言葉に目を丸くする。]
……図面、は?
『あるある。 お前こういうの得意だろ。ほれ』
[バサりと渡されるのはバイクの内部構造の図面。
図解されており、パーツ名やらなんやらが色々書き込まれているが…]
………ーーー……。
[セーガは図面だけをじいっと見て……
パカリ。壊れたというバイクの蓋をあけた。]
[カチャカチャとひとつひとつパーツを外していき…]
……これと、これ、 このパーツ。
[そう言って、先程図面で見たパーツと違う形に歪んだものを選んで分ける。 正しい場所にネジがない、配置されるべき場所から外れていた、なんか色が違うかも。 そういうのをひとつひとつ伝えた。 ]
[図面の形だけを全て暗記し、正しくない形は弾いていく。
歯車の掛け外れを見抜いていき、動けるようにするために必要なパーツを告げていく。 パーツ名はわかんないけど。]
『昔っから自分でバイク直してんなとは思ってたけどそうやってなおしてたわけね…検査ロボかってぐれえ精密だなおい』
…すみません
『褒めてんだよダボ』
[作業をしてるセーガに上司はイライラと声をかける。]
『おい冷凍ロボ』
…はぃ、なん、ですか…?
『返事してんじゃねえよロボかてめぇ。
ったく……、あー、あれだ。 最近どうよ。ほら、あれ。』
………ーーー…? 最近、こうです。
[質問の意図がよくわからないのでそう答えた。
頭を殴られた。 よく分からない。]
『そうじゃなくてなぁ!!! あーもういい!
バイクのパーツ買ってくら! てめえはそれ直せるように準備しとけよ!!!』
[何故か怒って、パーツ屋に向かってしまった上司に不思議そうに一度顔を向け、言われた通りにまたバイクの図面へと向き直った。 その日は一日バイクの修理と格闘しているだろう**]
── 事件の1週間と数日後(慰霊碑) ──
[行く前に用意した花束を、そっと置いた。
酷い頭痛がする]
[ドーム外での活動において殉職した人々の慰霊のモニュメント。
ヴェスの両親の所属していた前文明の痕跡調査隊だけのものではない。
時には、遺体すら持ち帰ることすら出来ないだろうドーム外の死亡は]
……
[言葉が出ない。
息苦しくなる]
[嗚咽を耐えて遠ざかり、置かれている長椅子のひとつに座り込む。
モニュメント周囲は小さく緑はあったが、そう大々的に敷地を取っている訳ではない。
尤も、この辺りの地帯は比較的緑が多いところだったかもしれないが。
誰かと共に来ていれば一緒だったろうが、でないならひとりか。
言葉が出ないまま、背を預けていれば、早朝から朝に移り変わるだろう*]
─ 事件解決から1週間・中層バー ─
あ、ちょ。
[突然泣き出したセーガ>>342を見て驚く。
涙の説明もそのままで聞く姿はセーガ自身がその状況を理解出来ていないかのよう]
分かってるのに、良く分からない、か。
セーガの中で何か、心を震わせるものがあったのかもしれないな。
[それが何なのかは本人にしか分かるまい。
自身が理解出来ないと言うなら、無意識の何か]
色々覚えていけば、いずれ理解出来る時が来るだろうさ。
[セーガはまだ途上の身。
分からないことが多いなら、分かった時に繋がる何かに行き着くだろう。
リルは涙を零すセーガ>>343の頭をゆっくりと撫でた]
[涙が止まった後もセーガといくらか話、解散の時間になる]
どう致しまして。
あぁ、勿論。
[願い>>344には是を返し、バーの外でセーガと別れた]
それじゃ、お休み。
[手を振り、リルは岐路へとつく。
家まで送られるという意識は微塵もない。
セーガが思い出したことも知らぬまま、自宅へと戻って行くのだった**]
―回想:とある日。妹と―
『ヤシロ、とかあって、こういう』
[横二本、縦二本。指で宙に形を書いて見せて、]
『こんなのがあって、って聞いてる?』
聞いてるっつーの。
[男と妹で背中合わせで座った状態で、
妹が嬉しそうに話すのを、男は作業をしながら聞いていた。
作業、というのは妹が店で修理を請け負ったもの。
当時、店をやっているのは妹で、男は修理のみ行っていた。]
あいつ、ぜってぇデートだなんて思ってねぇぞ……ってぇ!!
[意地悪く言った言葉に、思いっきり手の甲を抓られ声をあげる。]
―回想:とある日。妹と―
[この頃には既に護衛業もやっており、男が不在のとき、
どうやら、二人で出かけてきたらしく、その時ヴェスから貰ったという人形を、
大事そうに、妹は手の上で指先で撫でたりしていた。
少し変わった手触りで、独特の雰囲気の花柄の布で出来た梟という鳥の形だった。
布に香りがついているらしく、ほんのり香る。
"白檀"とかいう香りらしい。]
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