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[纏めの他に付随した文章。
どこか芝居がかったそれに違和感を覚えた者はいるだろうか。
ある犯罪者の予告状を目にしたことがある者ならば、既視感を覚えるかもしれない。
そこらの電子パネルを介して入り込んだ情報元は辿っても行き着くことは出来ないが、解析したなら以下の文字列も見つけることが出来るだろう]
『────── さぁ、”遊戯”の始まりだ。』
[『死神』が予告状に必ず書く一文を*]
あ?
チッ ……こんにちは。
[後が続かない様子>>247に微妙な顔をする]
花のエーディだったか。
[幾許かの会話だけとなるのか、それとも*]
[一言の謝罪。ほどなくして、パキパキという音は止む。
そうして、見せられたのは、とある情報。
"機械生命体"その一文字が真っ先に、目に入る。
ヴェスの姿が脳裏を過り、
カタ…と手が僅か震えるのを、手を握り止めた。]
……ん。
[そうして、再びセーガを見て、
その言葉を聞く。
もし置くことができるなら、その両肩に手を置き。]
イギーっつー子供が、
ドームがなくなるかもって言ったんだな。
[稚拙ながら、言葉を拾えば、そう受け取る。
テレパシーは、異能だろうと。]
── スラム街・花畑 ──
[腰を屈め、花を弄う手付きは、乱暴では無い。
茎に触れ、手折ることはまだしなかったが……]
道理で前にスティーブの店に花が置いてあると思った。
小さくてもスラム街に花畑がありゃあ、供給は出来るわな。
[それは所謂、買い取ってくれる店>>165の名前]
つぅか。
スラム街の住人かよ。
[蔑むつもりは無かったが、言葉選びのせいもあってか、上から目線のようには感じられたかもしれない。
"持つ者が持たざる者を蔑む"という経験>>134をしていた相手からの反応は、どのようなものだったろう]
[機械生命体。その情報が本当かどうか、今の時点で
確証を持てるものはない。
それが、そのイギーという子供が出した情報であることも、
わからないだろう。]
……分かった。
けど、上から話が回んねぇ限りは、
信じるやつも、すくねぇぞ。
[男は、昨晩みた流れ星を綺麗だとは思わなかった。
だからこそか、その話を受け入れた。
セーガの様子も、何かを思わせるものもあったのだろう。]
だから、上層に伝えとけ。
[もう、動いているかもしれないが、
目を閉じた、その目をそのまま見続け、]
[現在の男は端末を扱う様子もなく、ネットワークに放たれている情報>>187>>250>>251を得る事は無いだろう**]
[そのイギーという子供が、信号を送ることも、現時点では知れず、すでに、情報が上層にも知れ渡っているかもしれないが、それも知りはしない。
目を閉じた、その目をそのまま見続け、]
俺も、ここが無くなるのは、ご免だしな。
[武器、それに恐怖を持つ手が震えそうなのを耐え、もし肩に手を触れていたのなら、
その手は離した。]
ガセだったって、オチがいいんだけどな。
俺としては。
[そう、溜息をついて、]
…そんな簡単になくなんねぇよ。
[そういって、軽く笑ってみせる。*]
……? ーー…っー…。
[ふと、肩に感覚を感じる。>>254 目を開くと、スティーブが自分の肩に手を置いて、まっすぐと閉じていたはずの目を見ていた>>258。 コートの中の、人間とは思えぬほどの冷気をスティーブは感じたろうか。]
……ーーーっ、スティーブ、凍る、冷たい。
離して。……俺、は、危ない。
[それは、きっと、初めて淡々とした稚拙な言葉や氷のような瞳に動揺という色をつけただろう。しかし逸らせるのは視線だけだった。]
……上層……、分かっ、た。
[スティーブに明確に次の指示を受け>>256、了解を伝える。だが、下層区域出身の男に上層相手に何が出来るのだろうか。]
ーーー………ーーー。
[いや、今はとにかく上層に向かおう。]
[続く話で、ゲイルという協力者がいること、そいつが話をまとめたことが分かる。
先程と同じように話を聞く。]
……っ
[肩に手を置いた時、手に伝わる冷気。
しかし、手は離さず。
彼の言葉に混じった動揺。
その言葉に返すのは。]
凍ってねぇだろ。
[その一言。
上層。セーガの出身は分からないが、
スラム出身の自分が行くよりは、適任だろう。
問題は、言葉を彼が伝えられるかということだが。
ドームを抱える人間だ。機械生命体という言葉を聞いて、
放っておくということもないだろう。]
……ん?
[笑えば、セーガの表情が不思議そうな顔に変わる。
そうすれば、男も、どうした?というような表情を浮かべ。そして、手を話す時、彼の凍てつくような冷気は、
治まっていることを感じ取った。]
あぁ。任せとけ。
[能力がないものが集まると言えど、スラム。
弱くても生き抜く力がある。
とはいえ、適当に広めたんじゃ、ただ混乱を招くだけだ。
避難させるにも、外は荒野。
さて、どうするか、と考えながら、]
じゃぁ、そっちも頼んだぞ。
[そう言って、手をあげ、セーガを見送った**]
村の設定が変更されました。
ー P18ドーム 上層区域・警察機関 ー
[セーガは、地図を頼りにドームの上層部の警察機関本部を目指す。とは言っても、上層部にたどり着くことそのものは簡単だ。このドームは中枢となる場所を起点に、放射状に大きな道が作られている。そこから中枢方向へ歩いていけば、上層部そのものにはたどり着けるのだ。]
『…そんなホントかわからない情報、しかも子供が言ったことを間に受けて調査するってねぇ…こっちはこっちで色々忙しいんだけど…』
ーーーー……ーーーー。
[…そう、たどり着くまではいいのだ。しかしここで問題が起こった。スティーブの懸念の通りに>>262、青年の語彙の薄さから話を半分聞き流されてしまったのだ。]
『まあ機械生命体ってことだから、念には念を入れて確認はするけど…』
ーーー……ーーー
[警察機関の受け付けの男が、セーガの見せた情報ネットワークの情報を確認していく。最初こそ、ガセだろと見ていたが…]
『……?! これは……』
ーーー……ーーー?
[ひとつの情報を見て、受け付けの男の目の色が変わる。それは情報のまとめとでも言うべき最新データ、そしてそれに付随した言葉だった>>250]
[その最後の言葉への違和感に受け付けの男はすぐに別の職員を呼び出し、データを調べさせる。そうすれば解析された先で見つかるのは……とある『死神』の予告状に載っている文面と同じ予告だろう>>251。
氷の青年にはそのような話は知らないし興味もないが、実際に事件に巻き込まれている『上層部側』の者達からすれば、その情報の質は青年の言葉なんぞより遥かに重いだろう。]
『この情報を拡散させたのは、お前だったな?』
……? そう、だけど……、最初は、俺、それで……
『ちょっと話を聞きたいんだがいいかね?君はどこまで知っている?』
……ーーー? ……そこに、書いてある、こと。
[特殊チーム案件になるほどの殺人犯>>123と機械生命体との関連性、情報の流布の手引きをした青年と殺人犯との関連性、警察機関側はそこから事件を重く受け止めただろう。]
[一方、青年の方は何がなにやら分からない。
上層部のほうで人が殺されたらしいという噂話を聞く程度はするが、それ以上の情報にはこれまで興味を示さなかった。何故突然これ程までに問い詰められなければならないのか分からない。]
[青年は、しばらく受け付けの男とそのような不毛な問答を続けるだろう。そうこうしているうちに、警察機関から特殊チームに対し『死神から機械生命体の情報が流された』と連絡を送っていることだろう。**]
[視線は男の人の手元の花に注がれている。
あれは人見知りっぽい花だ。恥ずかしげに沈黙している。
能力が発言して以来エーディは花の気持ちがなんとなくわかるようにもなっていた。
とはいえ花に意識がそれたのは束の間のこと]
店……店? ……ああ、あれ、ね。
[店主の名前がスティーブであるというのは小耳に挟んではいた。>>255]
子供らもいい売り先を見つけたもんだよねぇ……。
[エーディはスティーブの人となりを知るわけではないが、
子供たちがスティーブを話題にする、その態度を見ればだいたいは察しがつく。
あとは売られた花が要る人のところに回ってくれてるのを願うばかり]
[さて、この人いったい花畑に何の用なのか。
一定の興味というか好奇心はあったのだが、それも彼が上から目線に聞こえる感じで言葉を紡ぐまでのこと]
…………
[あからさまに嫌そうに舌打ちした後、
ざわっ……と花が強風に煽られたかのように揺れた。
もちろん風は吹いてはいない。
相手に何かの能力者とバレたかもしれないし、
能力者がなぜこんなところで花の面倒見ているのかという、
新たな疑問を生じさせたのかもしれないが、
男の人を睨みつけるばかりで答える気はないというのを態度で示し続けただろう]
………… あんたがいかに嫌な奴だろうと、
ここを荒らしに来たんじゃなければ争うつもりもないよ。
[やがて絞り出すように声を発する]
帰んな。ていうかむしろ避難とかしたほうがいいんじゃないかねぇ……、
あー、機械生命体? とかいうのがさ、
ドームを滅ぼしに向かってきてるらしいし?
…滅ぼされたいんなら別にいーけどね
[最後の言葉だけ殊更に小声で呟いてそっぽを向く。
機械生命体こそが男の人が追っかけているものであり、
エーディの働く酒場にやって来た理由でもある――そこまでは知らなかったのだ**]
ースラム街ー
[セーガが去れば、男は髪をぐしゃっと潰し、]
…ヴェスに…
と、厄介事っつったら、
あいつら、と…
……っ
[頭に響く二発の銃声。店の脇の路地裏へ入れば、壁にドンと背をつく。頭をとんと、壁に寄りかからせた後、自分の手を見る。]
なーんか、前より酷くなってねぇ?
[そういって、笑って、震えを誤魔化すようにぐしゃぐしゃと頭を掻く。]
[怖いままでいい。動けなくならなければ、それでいい。]
うっし、さっさと、あいつらんとこ行って。
ヴェス、さっさと見つけねぇとな。
[あいつら。スラムの厄介事専門集団。
金のあてはないが、まぁ一つ考えがある。
そこに向かって歩き始めた**]
── スラム街・花畑 ──
偶然な。
[ベゴニアの赤>>267>>268。
歪なハート型の多肉の葉を持つ鮮やかな色が、下層の酒場に彩りを与えていただけのこと。
名札ではなく、ショーとの話でか誰が飾ったかの話が出て、名前が出てきたからこそ覚えていたのだろう]
[弄う花>>255>>269はベゴニアではなく、別の花。
花の感情を読む力など、男は持ち合わせていない為、花びらを指腹で触れ、そして結局摘むことは無かったか]
様子見ねえ。
掃き溜めの趣味としちゃあ悪かねえな。
[ざっくりとした反応>>268に応え。
しかし、エーディの舌打ち後に、花畑が一斉に揺れれば男の対応もまた変化する]
はァん?
俺とやろうってのなら、受けて立つぜ、嬢ちゃんよ。
[弄っていた花をピンと弾くと、膝に手を置いて立ち上がる。
自然、エーディを見下ろす形となったか。
口元を歪めて挑発をひとつ放つ]
[男の認識としては、下層の酒場でエーディが働いていた為、何らかの異能者だと見做している。
その異能者がスラム街を住居としていた為、先の言葉>>255が出た形だ。
男の両眼の虹彩に赤が微かにまじいる。
暫し互いに睨み合えば、先に口を開いたのは、エーディ>>274だった]
……はぁ?
[この場では、あまりに突拍子もない言葉。
ひょっとすると、少し可哀想なものを見るような目で、男はエーディを見る]
『まったく!ふざけてるんですか?』
[トレインに話しかけるのは警察機構の女性だ。なにやらご立腹のようである。]
『生け捕りの指令が出てたのに頭に向けて銃を撃った時>>210は目の前が真っ暗になりましたよ。その結果が空砲で花が出るだけなんて……本当にふざけてます。』
いや、俺ちゃんはさ、仮にふざけてるにしても真剣にふざけてるよ。
見てよこの銃。今時フルオートで撃てないし。
この花だって今朝露天で買ってきたばかりの生花。いる?
[差し出された色鮮やかな花には、いりませんよ、という言葉とともに女性の口からため息が出る。]
いいじゃんいいじゃん、結局全員捕まったわけだしさ。お仕事完了ーってね。
[へらへらと笑う男は、ふと何かに気づくと空を見上げた。]
んん、あれ、ちょ、ちょっとベル、空、空見て!
[そう言いながら手をぶんぶんと振るのだが、ベルと呼ばれた女性はただため息をついて首を振る。]
『そうやってまた私のことを驚かせようってったってダメですよ。この前のこと、忘れてませんから。』
違う、違う、何か今こうピカッと……あー、あ?
[トレインが見た光は二筋の星>>#3か都市の瞬きか。もやもやした引っかかりを覚えながらも一先ず男は仕事を終え、相棒であるサポートロボットの「ポルポ」を迎えにラボへと向かうのだった。]
── スラム街・花畑 ──
誰に聞いたか知らないが、そんな言葉を吐けば追い払えるとでも思ったのか?
[更に値踏みするような視線に変わり、そして]
あのバグ野郎共は、極稀にだが、ドームへと襲いかかって来るからな。
もし、避難勧告が必要なら"上"が出すだろうよ。
………………
―スラム街のどこか―
っつーわけなんだけど。
[ガラクタを組み立てたボロ屋。
この集団の拠点は毎度変わるため、ほとんど使い捨てみたいなもの。何日もそこにあれば、次の日には、もう既にその場所になかったりもする。
中心となる奴らはここにいる奴らだが、仲間はあちこちに多数いる。商売をしたり、ゴロツキだったり。]
『セーガって、あの気味わりぃやつだろ?』
『能力者だろ?どうせ、ガセ情報だして、
俺達が慌てるの楽しんでやがんじゃねぇのー?』
[ケタケタ、ケタケタ、嗤う声。]
そう、思うのは勝手だけどな。
ガセだったら、ガセでいいだろ?
[そう言えば、男らは、ニタニタとこちらを見、
こういう奴らだから、度胸もあるわけだが。]
[そう言えば、男らは、ニタニタとこちらを見。
気さくな奴もいるんだが、こういう輩も少なくないわけで。
だからこそ、こんな自体でも平気な顔をしている奴らだが。]
『ガセなら大損』『モノホンでもリスクはたけぇ』
『お前でも、まけてやれネェ』
『いくら払う?』
[壁に寄りかかっていたが、壁から離れ、
はぁ、と溜息をつく。
そう、何度か仲間にならないかと言われ、
その度断っていたが。両手をあげて、]
……身体で。
[そう、言った。]
ガセじゃねぇよ。多分な。
見てみろよ。
[ガラクタを組み上げて出来たモニター。
そこには、ブツブツと文字化けやら文字が欠けた状態で映し出されている。
信号を読み取って、復元するだか云々、良くわからないが。
そうして、少し黙り、ばっと、顔をあげる。]
つーか、俺んとこに、
面倒事何気に、持ってきてんのお前らだろ!!!!
少しくらいまけろ!!
[そういって、男はその場をあとにする。
依頼したのは、まぁいろいろ。
協力者だとか、信頼できる情報の取得。拡散。
いざという時のこと。
後は、任せとけば大丈夫だろう。]
― 某所 特殊チームラボ ―
あぁ、ポルポー、会いたかったぞ。また一段と可愛くなってしまった。
[たかだか数日のメンテナンスにも今生の別れといわんばかりに駄々をこねた分、再会の喜びは大きかったようだ。舐めまわすような勢いで半球体のロボを撫で回している。]
『おい、トレイン、聞いたかいの?流れ星の観測情報。』
へー、流れ星ねぇ。博士は願いごととかしちゃうタイプ?
[すりすりとポルポに頬ずりをしながらトレインは博士と呼ばれる老人に目を向けた。]
『バカ言っとる場合か。どうも観測班の速報だと、落下地点から何かが移動しているようなんじゃ。』
[へぇ、と小さく呟くとトレインは博士が指を指したマップを覗き込んだ。]
んで、ボスからの指令は?
『わしに聞くな。お前さんところに直接来るもんだろうが。』
ははーん、そりゃそうだ。でも今はなーんにも来てない。
ということは、俺ちゃん、非番!おやすみ、博士、グッナイ!
[ポルポを頭の上に載せるとラボを後にする。]
『おい、トレイン、前に言っておったポルポのバージョンアップ、終わっておるからな!連結はまだ実験段階だ、くれぐれも気をつけんじゃぞ!』
[博士の言葉に手を振れば、なじみの店へと足を進めるのだった。]*
[男が、その場を後にして、ほどなくして、
声があがる。]
『ばれてたなぁ』
[男が出ていった後、ポツリと呟いた。
そして、ほどなくして、ネットワークの海から、
『死神』の予告状めいたメッセージを見つけることになるのだった。*]
【特殊チーム】へ告ぐ。
現在、対敵性機械生命体チーム編制は3つに分けられている。
既にアルファ・ブラボーはそれぞれ任務遂行中だ。
チャーリーは敵性機械生命体がドームへ到達した際に備え、
各所に散って待機せよ。
概要は特殊コードにて伝達した次第だ。
[トレインへ連絡>>285が届くのはそう遠くない未来。
トレインの立ち位置としては、編制の変更希望が無い限り、チャーリーとなるだろう。
もしくは各隊員に異なる指令も出されているかもしれない]
["上"からの指示は、
機械生命体ナトゥーリアの完全破壊または完全封印といった
【無力化】を最終目的とした内容]
[敵性機械生命体についてのスペックについては、
イグナティウスが市井のマシン能力者に伝えた内容>>203>>204と、
ほぼ同じ内容が、より精確に詳細に伝えられるだろう]
[そして『死神』についての情報>>250>>251も或いは**]
9人目、機械生命体 ナトゥーリア がやってきました。
落下地点では、既に【特殊チーム】と、
事情をよく分かっていない【P13警察機構】が到着し、
辺りを立ち入り禁止にし調査を行っていた。
しかし、やがて。
ドームの方向から物見遊山の人間達が、わちゃわちゃとやって来る。
わちゃわちゃと人がやってくればシメたもの。
合わせて、金儲けとばかりに急遽屋台なども建てられ、
辺りは落下現場に入ろうとする「野次馬」と「警察機構」の間で、ドンパチも起こりかけていた。
―スラム街―
あーもう。…くっそ…
厄介事は…
まぁ、今までと特に変わんねぇだろうけど。
[勧誘を受けても、仲間になるつもりは毛頭なかった。
面倒事は勘弁してもらいたい。
別に、必要なときにあいつらの手伝いにたまに入るくらいだろうし、
恐らくは、今まで通りと変わらないだろう。
それに、もし大事なものと、そっちと。
選択をしなければならないなら、選ぶものなんて、決まっている。]
「いいじゃん、入らせろよー」
「そうだぞー、何が落ちたのか見せろよー」
「現在特殊チームが調査中だ。邪魔しちゃいけない!」
「あ、君! 空間に穴を開けて入ろうとするな!」
<<<バヂン!>>>
「はいはーい、そこまで! 入ったり覗こうとする人は全部ビリっとさせて、ぶっ飛ばすからね! 見たけりゃアタシを倒してきな!」
「横暴ー! よーし、じゃあ見てろよ!」
<<バガン! ドガン!>>
「ちょ、現場の邪魔したら、逮捕するわよ!」
「美味しいケバブサンドはどうだい。ビールもあるよ!」
「……でさあ、私隙間から見たのよ。あれはでかい隕石が落ちたに違い無いわね、あのクレーターは」
「俺はさあ、ネットの書き込み見て転移屋に頼んで飛んで来た訳よ。ネタになりそうじゃん」
わちゃわちゃ。わちゃわちゃ。
騒がしい限りだった。**
─ ゲート詰所 ─
ホバータイプのを1台。
いーじゃん、そっちのが運転楽なんだよ。
ほら、これで足りんだろ。
[キャッシュを示して車両のレンタル。
スラスターが装備されたそれはコンピューター制御されているものであるため、ハックしての操作が通常の車両よりもやりやすい。
地形による揺れもないため、ゲイルはこの車両を好んで乗っていた]
今日は外出てる奴多いのか?
[問えば、結構な人数が物見遊山に出ている>>#15という。
何でも昨日、流れ星が落ちたとかで、それを見に行っている人も多いとのことだった]
流れ星ぃ?
そんな話題もあるのかよ。
[拡散情報の結果かと思いきや、それだけでは無いと聞いてゲイルは目を円くする。
ごった返してそうだな、なんて思いながら、レンタルしたホバー車に乗りドームの外へと繰り出した*]
[落下地点より某所]
[その白銀は、点在するような岩山の内となるひとつへと残骸めいた躯を凭れ掛けさせていた]
[その機械生命体の集音機能>>#16は離れている場所の音もよく捉えていた]
[潰された白銀の躯から伸びるのは、白銀の繊維や流れを思わせるようなもの。
それを這わせるように扱い、ここまでやってきたのだ]
..¬..∈...$//..∬.
[白銀の流れも繊維のようなそれも、躯そのものへと収納されるようにするすると動いてゆく]
―スラム街 屋台並ぶ飯場へ―
と、あとは、ヴェスだな。
……
[バグ野郎。あれが絡んだなら、
あいつは動くだろう。]
とりあえず、飯場の方にいってみっか。
[先程、ショーを探しにヴェスが向かった場所。
そこへと男は向かった。*]
10人目、蒼い目の異邦者 タリア がやってきました。
[それは女性の姿をしていた。
夜に冴え冴えと光る月のような色をした髪。
名のある芸術家が精巧で官能的な彫像を作ったかのように、完璧な容姿。
睫毛が震え、目蓋の奥に隠された蒼い眸が現れる。
月からの異邦者
もし誰かがそう語ったのならば、誰もが否定することは出来ない]
[厳格なる夜の女王をすら思わせる]
[The Moon Is a Harsh Mistress]
[タリアの末端は、まだ白銀の繊維がみちみちと膚をつくりあげていたが、それが終わると、ようやく彼女は立ち上がる]
[そうして、群衆達>>#15>>#16の元へと向かった]
[赤々とした焔。
罅割れる大地。
タリアの横顔が照らされる。
異能者達が能力を行使し合う最中、タリアは人混みに紛れ、置かれていたバイクに手を置いた]
[暫し後。
彼女はバイクに跨り、エンジンキーも無いのにバイクを始動させる]
[彼女は振り返らず/確認の為に振り返る必要も無い]
[落下現場を見れないと落胆し戻ろうとする人間達の波に乗り、ドームへと向かう**]
[翌朝のトレインはあいも変わらず惰眠をむさぼっていた。大体夜は馴染みの店で騒げるだけ騒ぐせいもあって、人々が活動を始める二周り後ほどにようやく目を覚ますのが通常だ。]
― リリリリリ!!! ―
[突如ポルポが爆音を吐き出した。さすがのトレインもたまらず飛び起き音の発生源を手探りで探し始める。寝ぼけたままポルポを抱きかかえると、あれやこれやとボタンを探す。ようやくアラートを止めた時には部屋の設定温度は30℃まで上がり、空のトースターがチンッと音を上げた。]
『特殊チームへ告ぐ……』
[再生された無機質な音声データを聞き終えると、上着を羽織り帽子を被る。]
ほほぅ、つまり、俺ちゃん、まだ出番なしということだな。
ポルポ、散歩行こう!
[各自散開となればトレインにとっては自由行動といってもいい。敵性機械生命体のスペックも気になるところだか、トレインとしてはこの情報をもたらしたバグ・シングの方が興味深い。昨日の発信源付近へと足を向けるだろう。]
[何秒経ったか、拳ではなく問いが落とされれば目を開けた。
すっかり赤一色に染まっている双眸をまじまじと見やる]
い、……入れ知恵ってより偶然だよ。
ネットワーク上の、け、掲示板に、情報が書き込まれたのを見たんだ。
――誰がやったかなんて知らんよ!
答えは以上。わかったんなら離してくれないかなぁ……。
正直かかとどころかつま先まで浮いてる気がするんだけど、……はぁ……。
[困惑の眼差し。それでもそっぽは向かない。今度ばかりは*]
―屋台並ぶ飯場―
[飯場で話を聞いてまわれば、
ヴェスの向かった先も分かり、そちらへと足を伸ばす。
だんだんと話も広まってきたのだろう。
慌ただしくする人間、避難をしようと動き出す者。
いまだ、信じようとしないもの。
その時、]
『スティーブ!おい!』
[呼び止められれば、足を止める。
耳打ちされれば]
……し…
[死神?と言う前に、その顔を見て、]
[そして、そのまま、冷たい表情に変わる。]
ふぅん。
[おそらく、そんな表情を見たのは初めてだったのだろう。耳打ちした屋台の親父が、身体をこわばらせた。]
……あ、あぁ、すみません。
嫌いなもんで、そいつ。
[慌てて、いつもの表情に戻り、
けれど、男ははっきりとそう言って、]
…そいつが出てきたんなら、
ガセとか言ってらんねぇよな?
[そう言えば、にっと笑い、]
じゃぁ、ちょっと急いでますんで。
[そう言えば、男は、少し早足でその場を後にするだろう。*]
─ ドーム外 ─
[出たついでに目標と遭遇出来れば、と思っていたが、思いの外現場へと集まっている人達が多い。
ホバー車での移動中、ドームへ戻る人達の波>>296と擦れ違う形となったが、その中にいる異邦者に気付くことは出来なかった。
自動操縦にしてモノクルで電脳世界を覗いていたせいもある]
なんでぇ、封鎖済みかい。
[辿り着いた、落下地点と呼ばれる場所>>#15。
屋台まで建てられお祭り騒ぎにもなっているその場所へと降り立ち、覗くことが出来ない封鎖箇所へと目を向けた]
流れ星落ちたってホント?
[警備している警察機構へと訊ねるが、調査中との返答が返るだけ。
何度も聞かれてうんざりしているようだった]
「あれー? 俺のバイクが無いぞ!?」
「鍵刺しっぱなしだったんじゃねぇの、盗られて当然」
「ちっげーし、鍵取ってあるし!」
[ドームへと帰ろうとしていた者達の中からそんな声が上がる。
鍵を抜いたにも関わらず、バイクが無くなった、盗まれたとのこと。
ゲイルにも出来る芸当だったが、今そんなことをする必要はどこにもない]
油断したな兄ちゃん、鍵が無くても出来る奴は出来るだろうよ。
[手段などいくらでもあるだろう。
ここにはそんな異能者達が溢れている。
足の調達というだけでなく、単に盗む者だっているはずだ]
(こんだけ人がいたら、バグ・シングなら異能者狙って暴れてるかと思ったが…。
通常よりも過激で異端、ね。
より多くいる方へ既に向かった可能性はあるか。
何より、狙いはドーム消滅だもんな)
[宛が外れた、と内心呟いて、落下地点を見れないことに諦める体でホバー車へと戻る。
既に移動したとなればこの場所に用は無い。
バグ・シングについての情報には匿名で]
『地図情報のところ行ってみたが、それらしいのはいなかったし、特殊チームが調査してるらしいぞ』
『代わりにバイク盗まれた間抜けな奴がいた』
[何てことを書き込む。
それに対しては、『特殊チームが動いてるならもう片付いた?』『調査中ならまだなんじゃない?』『バイク盗まれたとか、ばっかでー』などなど。
更に憶測が広まったりしているようだった*]
── スラム街・花畑 ──
[連続異能暴走事件の関わりなど、然程興味は無い。
その為、エーディ>>298が異能が暴走して前科があるなど知る由……否、興味が無かっただろう]
ネットワークの書き込みだぁ?
それなら……
[そこで男の端末が連絡を告げる]
チッ
[つま先立ちした状態だったエーディ>>301の足が、地に付くだろう*]
ー 少し前 ー
ーーーっ… しら、ないっ…て、いってる、だ、ろ…!
[長いこと、死神を知っているか、知らない、本当に?知らない、という不毛な問答を繰り返し、焦りから、受付で対応してくれていた男と『目を合わせてしまった』のである]
『な、なんだっ?!うわぁぁあっ?!』
[バキキキキ!!!それは一瞬。足元から受け付けの男は氷に包まれていった。 青年の顔が青くなり、部屋を飛び出す。]
[幸いなことに職員は命に別状はなかったが、ことを起こした本人は白い顔を一層白くさせて外を駆けていた。]
ー →中層区域 ー
ーーーっ……っ…っ……。
[結局、中層区域まで逃げ出してしまった。呼吸がうまく整わない。次は、どうすればいい、どうすれば…]
ーーーっ……っ。
[……無理やり、呼吸を整える。冷気を逃さぬように]
ーーー……イギィ…
…イギーの、家族…探さなきゃ……。
[……呼吸を整えた氷の目が定めた次の目的は…今度は少し無謀そうな内容だった**]
── スラム街・花畑 ──
[尻もちをついたエーディ>>311を見下ろし一瞥はしたが、声をかけたり起こしたりするよりも、端末との通信を優先した]
…………俺だ。
は? いや、それらしきことは。
ネットワークにマジでそんな書き込みがあるのかよ。
性能の話は、いやに具体的だな。
その『死神』が署名してる(>>251)ってのがどうにもきな臭いが。
ああ、連絡を取ってみる。
[端末で馴染みの情報屋と連絡を取り交わす。
エーディも聞こえていたなら、男の側のみの声とはなるが、聞けただろう]
[その後で、男は、エーディを半ば無視する形で何処かへ連絡をとった]
……警備の人間をドームの外に?
詳細は不明か。
けど、危険が大きいなら……いや、悪いな、カルア。
[連絡をとるうちの一つは警察機構の人間の様な雰囲気を、男の口振りから、エーディは推測することも出来たかもしれない]
…………
[エーディが尻もちをついたままでも、立ち上がっていても、男は端末での連絡を終えると、エーディの先程の言葉>>311には応えずに一度だけ見遣り、何処かへ向かう為に踵を返そうとした*]
[バイクは返却手続きはされずに、人間達がレンタルする場所の近くに置かれたままとなっていた]
[それはよくある事例。
誰かが盗み放置されたように思えるだろう]
[道行く人間達の服を参考に。
黒いエナメルの靴。
細かい服の装飾、あでやかなリボン。
人の視線無き時に身に纏う服装が変化してゆく]
[やがて、タリアは一度腰を下ろした。
そこは人通りの無い裏路地の場所。
下層であったかもしれないしスラム街であったかもしれない。
背を凭れ掛けさせ、目を閉じる*]
─ ドーム外 ─
[落下地点を訪れる者達は途切れない。
また、ドームへ戻る者達の波もしばし途切れることは無かった。
その中にゲイルもホバー車で紛れ込む]
暢気なもんだぜ。
[野次馬だらけの周囲に零したのはそんな一言。
一番危機感の無い、更にはこの状況を楽しもうとしている奴には言われたくない、と突っ込みを返せる者はいなかった**]
[さっきの言葉が続かなかった状態とは大違いだ。
怒りとか困惑の力って案外馬鹿にできないのかもしれない]
……なんで、さっきあんなに機械野郎のことでムキに、なったわけ?
………まー、その、何? 機械野郎の話をした結果私が怖い目にあったわけで、
だから私とも無関係じゃーないって思ったわけで?
[だがこの辺りが限界だった。
押し黙ってしまうも答えを聞くまでは距離をあけまいと自分からは止まりはしない。
……何をムキになっているんだろう。
自問自答はすぐさま胸の裡にしまいこんだ*]
[後ろから声が掛かれば>>321、止まりはしたが、これ見よがしの舌打ち]
チッ
いちいち煩い女だな。
[じろりと後方を見る。
既に、エーディを降ろした時>>311>>312には目の色は戻っていた]
はぁ〜……、そうだな〜。
悪かったわー。俺が悪かったなー。
ハ。
これで満足か?
花の嬢ちゃんよ。
[大きな溜息をひとつし、おざなり過ぎる謝罪をする。
更には小馬鹿にしたように、短い嘲笑のようなものすらひとつ加える始末]
フリーランスだよ。
バグ・シングをよく追ってる。
つぅか、耳聡い女だな。
フリーランスにゃ、伝手のひとつやふたつ、あんだよ。
[切って捨てるような言葉を向けるが、それは連絡相手が"警察っぽい"人という意味を否定はしていないものでもあった]
ムキになった覚えはねぇよ。
[軽い苛立ちを感じた]
殆ど知らねぇ女が、追ってることで無闇に話しかけてくりゃ(>>271)、そうなる。
何か裏があるか確認しようと思って当然だろうが。
………………
無関係だろ。
気持ち悪いな。
もう話は終わりだな?
あばよ。
[今度こそ話は終わったものと再度踵を返そうとする。
尤も、背中で揺れる黒髪の先を掴めば、留めることは可能だろうであるし、早歩きで追いつける速さではあるが**]
村の設定が変更されました。
村の設定が変更されました。
村の設定が変更されました。
ー ドーム どこか ー
[スタスタと、青年はドームを歩く。
表情は無に戻り、視線もいつもの通り少し下に俯いた状態で。]
ーーー………ーーー。
[息を吸う、吐く。 吸って、吐く。]
[ここは寒い。そういえば、どうして自分はイギーに拘っているのだろうか]
……、ーーー……。
[たまたま会っただけ、たまたま拾っただけだというのに。いつものようにある程度までやったなら無関心に戻ればいいのに。]
村の設定が変更されました。
[花畑から、一歩を踏み出しながら、遠い過去を想起する]
── ──
[幼少時の記憶。
熱砂の大地、ギラギラと輝く太陽。
両親が行く前文明痕跡調査隊の車にこっそりと潜り込んで、着いた先で気づかれ、こっぴどく怒られた懐かしい記憶。
叱られた後は開放され、珍しいラムネの瓶を貰って、近くでひとりで遊んでいた。
それは、誰のせいでも無い出来事と言える類のものではあるだろう。
最初に、その機械生命体に気づいたのは、幼少時の自分で。
それが恐ろしい存在なんて、その時は分かって居なかったから、友達になろうとラムネの中の硝子玉を差し出して]
[前文明の生き残りである狂った機械生命体は、能力者を襲う。
だから、異能に目覚めて居なかったから/自分だけは、襲われずに済んで。
目の前で、異能者の、/調査隊の人達が、/両親が、殺されていく光景を、ただ震え/て見続けて。
それでも尚、言えるのは……]
[それは血に濡れながらも。
ぞっとする程美しい殺戮に特化した機械の姿態だった]
[今もまだ、忘れることは出来ない/出来ることはない]
[死ななかった/生き残ってしまった。
その重さは子供が担えるほど軽くは無かった。
だから、両親を喪った時から、男の時間は止まっている……否、あまり動いていないとも言えた。
それは、機械生命体というものに人生を呪われているとも言えた。
けれど、ほんの少しであっても動いているのは、支えとなり助けとなる人間がいたからだろう*]
ー 中層区域 路地ー
……ーーー…ーーー。
[青年は歩きながらキョロキョロと人を探す。目は合わせぬよう気をつけながら。 イギーの姿に少しでも近いものを探して。]
……ーーー……ーーー。
[しかし、子供とはぐれて慌てる様子の者は見当たらない。]
[もしかすると、別のところで探しているのかも。]
ーーー……ーーー。
[ふと、思いつく。もしイギーの似顔絵か何かあれば探している人を見つけやすくなるのでは、と。]
[ビリッ。 壁に貼られたポスター(かなり内容はチープだ、おおかた子供のイタズラだろう)を一枚剥ぎ取ると裏に小さなペンで絵を描き始める。 ]
ーーー……ーーー。
[キュッキュッキュッ。]
…マフラー…目は隠れてて…三角の飾り…
変わった耳あて………ーーー………。>>72
[出来上がった絵は、少し歪だがまあ特徴は掴めるであろう子供の絵。目元を隠す布を止める三角の飾りが若干大きめに、特徴的に、描かれているだろうか。]
ーーー………ーーー。
[青年はそれを持って歩き出した。もしかしたら行き交う人の幾人かには絵を見せながら話を聞いたりするかもしれない*]
11人目、P13警察機構 リル がやってきました。
─ 中層区域・P13警察機構分署 ─
『ヘイ、パトロール中の皆、定時報告の時間よ』
[P13警察機構の中層区域にある分署。
その一室でリルはパトロールに出ている部下全員に念話を飛ばす。
多人数を繋いでのテレパス、リルが持つ異能の一つだ]
『ヘイ、リル嬢。行きつけのパン屋g『隊長、M地区で喧嘩『助けてくれオカマに追われt『落し物照合頼まれ『腹減ったー』
『 一 気 に 喋 ん な っていつも言ってんだろ!!』
[毎度起きる一斉報告。
部下達は分かっててやってるものだから性質が悪い。
内容は真面目なものとふざけたものが半々だ]
『ったく……順番に報告』
[お決まりの光景を繰り広げ、一通りの報告を受けた後。
最後にリルが本部からの通達を告げる]
『今、情報ネットワークに拡散されている情報はもう見たかしら?
真偽の程は定かじゃないけれど、上は重要視してるみたい。
『死神』と『機械生命体』関係で何か見つけたら随時報告してちょうだい』
『随時ってことは、繋いだまんま?』
『アタシに過労死させる心算?
端末で寄越しな』
『『『『『イエスマーム』』』』』
[常時接続なんて冗談じゃない、と言わんばかりに言い、返事を聞いてから念話を解いた。
疲れたように溜息をつく]
……あいつらアタシをなんだと思ってんだか。
[玩具と思われている気しかしなくて、不満げに眉を寄せた*]
■名前:リル・コールエン
■所属:P13警察機構
■能力:念話(多話型)、治癒
■武器:強いて言うなら部下
■経歴:中層区域出身、27歳。P13警察機構ではその能力から後方で状況把握や治療、現場への伝達を行う。一応隊長格にあり、現場判断を一任されている。が、部下達からは揶揄われることもしばしば。念話を用いての人海戦術が得意。
念話は多人数(対象を指定出来る場合のみ)と同時に会話出来るようにする他、無差別(対象はランダム)に念を飛ばして一方的に伝えることが出来る。
治癒は接触必須。
■NG事項:感情と思考の確定
■PLより:滑り込んだ。よろしくお願いします。
―スラム街 屋台並ぶ飯場→―
……っと、こっち…
[確か、花が広がってる場所があるらしい。
男は、その場所へ足を踏み入れることはなく、
ただ、場所を知っているというだけだ。
そして、その場所を誰かに教えるということはなかっただろう。
もしかしたら、男の妹はこの場所を訪れていたこともあったかもしれない。]
……
[男は足を止める。]
そういや、あいつ、大丈夫だったか?
[思い出すのはセーガのこと。
まさか、人一人、氷漬けにてしているなんて事態が起こっているとは
知らぬまま。]
……
[気になりつつも、男は、また歩き始める。*]
── スラム街・花畑 ──
[力無き者は、踏みつけられても仕方がない。
より強い欲望の前に、欲望足りぬ者は踏み台にされる。
欲望の都市では、欲望のために全てが許される。
あの日>>328>>329、機械生命体を止めに来た特殊チームの隊員も、都市原理そのもの……だった。
嫌いだ、と思う。
しかし、綺麗事など無いのだとも、知っている。
嫌と言う程、後悔すら出来ない程、身に染みていた]
………………チッ
お前の事じゃねえよ。
[咄嗟の問いに返った>>339のは、舌打ちと否定。
男にとって、気に掛けられるというのは、気持ちが悪いこと]
ー 中層区域 → 下層区域 ー
…あの…この子……、っあの……
[……青年は、道行く人達に似顔絵を見せながら歩く。
…いや正確には見せようとして気味悪がられて避けられているのだが。 無理もない、人間とは思えないほど無表情な男が突然話しかけてきては不気味にも思えてくるものだ。]
ーーー……ーーー。
[フゥ、と、いきをつく。ふと、視界に警察機構の…下っ端?あたりの人が目に入る。パン屋から出てきた警察機構の彼は、どうやらお気に入りのパンが買えたようでご機嫌そうだ>>334]
………。
[先程、警察機構のなかで人を凍らせてしまったことを思い出す。青年は露骨にその男を避けて、人に似顔絵を見せながら(そして避けられながら)、下層区域に向かって歩いた。 その姿は、きっととても奇妙なものに映っただろう*]
[感謝や労り優しさといった厚意も、肉体面での治癒であっても、癒されること・楽になること全般は、……3ヶ月前に比べれば微々たるものだがマシになったものの……、気持ち悪いと感じる。
エーディ>>322が、気に掛けた訳でなくとも、男がそう無意識に捉えた故に、その言葉>>325が出たのだろう]
……悪かったな
[苦虫を噛み潰したような、極小さい声が溢れた。
小馬鹿にしたようなものとは違うものだったが、その理由まで語ることは無かっただろう。
それ以降、エーディを振り返ることは無い。
踵返し、花畑から完全に立ち去り、舌を出していたのも、エーディからすれば幸運だったかもしれないが、見る事は無かっただろう*]
─ スラム街 ─
[襤褸布を着るようなスラム街に、ゲイルのような身形をした者が入り込めばかなり目立つ。
金目のものを盗もうと後を着いて来る者達もざらにいた。
運悪くスられたりもするが、大概ダミーのびっくり機器が盗まれ、離れたところで軽い破裂音と「ハズレ」の音声が響いたりしている。
尤も、それはそれで換金に回されているようだが]
よぅ、邪魔するぜ。
何か珍しいもの入ってねーか?
[にやけた顔で店主に声をかければ、無愛想に新しく店頭に並んだものを示す。
どうやら今日は当たりのようだ]
やっぱお前のところは当たりいーな。
後はあそこ、スティーブのところも案外掘り出し物がある。
トークンとキャッシュ、どーっち?
[雑談を交えながら支払いを済ませ、手に入れた部品を懐へと仕舞い込む。
支払う金額は相場よりもやや高め。
今回の商品はそれだけの価値があったのだ*]
[花畑から去れば、スティーブの店の方へ向かい、そして不在を知る]
はぁ。
あいつ肝心な時にいないな。
…………
[まあいいと切り替える。
先ずは一度、ドームのゲートへ向かい、現場を確認してからだと判断。
端末を少し確認すれば、ネットワークには雑多な情報が集まり、書き込まれ続けている]
[再び移動をする。
その時、目の端をちらと何かが掠めたように思えた。
視線をそちらへ向けてみると、先程ショーから聞いた>>208ヒラヒラドレスのようなものを着ているらしき人物の後ろ姿が見える]
……偶然だわなあ。
与太話。
[何処となく気に掛かりはしたが、その後姿が去っていった方向に向かう気は無かった。
何故なら、ゲートへ向かうには、近い道の方を知っていたからだ。
全く別の、人通りの絶えた一見突き当りに続くと思しき道へと踏み入る。
辺りは薄暗く、壁は崩れガラクタなどが積まれている。
更には、ワイヤーや電線といったものが断線して垂れているような道だった]
─ 中層区域・警察機構分署 ─
はぁー? 本部で氷漬けが出来たぁ?
[上 ── 上層区域にある警察機構本部から通達があった時、そんな話も耳にした。
人が氷漬けにされたなど驚きしかないが、どうやら襲撃を受けたというわけでもないらしい]
張本人は逃げた、ねぇ。
黒髪で、厚手のコートと手袋を着用。
氷系の異能者と考えられる、ね。
なに、しょっ引くの?
事情聴取優先ね、了解。
[指名手配、とまでは行かないが、見つけたら連絡が欲しいと通達を受けた。
聞けば押し問答の最中に能力が発露したらしい]
ここに籠もっててもなんだしな。
たまには出るか。
[部下にもその旨は伝えてあるが、運悪く見逃した>>343らしい。
デスクでふんぞり返ってるわけにも行かないから、とリルは自身もパトロールに出ることにした]
[尚、氷漬けにされた職員は現在パイロキネシス持ちにより解凍されているとのこと*]
── スラム街・ゲートへの近道 ──
[立ち止まる]
(行き倒れか……?)
[瓦礫に背を凭れ掛けさせた女性>>318>>333がひとり、ゲートの近道への路地にいた*]
―護衛と妹のこと―
[男が護衛を始めたのは、良く男と妹が通っていた飯場のじーさんから、やってみないかと声をかけられたのがきっかけだった。
男の体術などは、子供の頃から何気な遊び、守るため。自然と身についていったもの、そのじーさんは、三ヶ月前の事件で犯罪者として捕まった。
護衛については、迷ったが、やってみろと背中を押したのは妹。そして、5年ほどワケアリ専門として、活動していた。
最後の護衛。バグ・シングと遭遇し、そして、なんとか帰還したものの、
迎えたのは、『おかえり』の言葉ではなく、動かなくなった妹と、血に濡れた手で書かれた男への最後の名前。
それは、まるで犯人の名前でも書いたかのようにも見えたかもしれない。そのときは、呆然としてよく覚えていない。
ただ、分かっているのは、"ドンパチに巻き込まれた、店にあった銃で死んだ"
それだけだった。良くあること。それだけだ。]
ー 下層区域 ー
[自宅から下層へと向かう途中でも、絶えず特殊チーム宛ての通信をポルポが受信し続けている。経由されたデータをイヤホンで聞き流しながら、道中の露天でサンドウィッチをひょいと手に取った。]
見た目は少年、マフラー、三角?ポルポ、画像ー。
[ポルポがピコリと反応するとトレインのメガネにイギーの画像が映し出される。]
ははーん、このチンチクリンが今のところは味方のようなわけね。
[特殊チームはもう一方の機械生命体とやらに御執心のようだが、果たしてこいつは本当に信用なるものか。]
完全自律型だってよ、先輩だぞー、ポルポ。
[にわかに騒がしくなるドームを散歩気分で歩く。トレインは倉庫へ足を向けている。]
んん、おやおや?
[トレインが見つけたのは、最初にイギーと接触のあった一人の男。分厚いコートで挙動不審>>343。データベースによれば運送業の職員のようだが。見ればなにやら探しまわっているようだ。]
[薄暗い中、目を閉じていたタリアは目を開く。
その姿は、薄闇の中にあって尚、燐光纏うように美しいものだったろう。
蒼い眸が、近くの人間の姿>>352を捉えた。
何処までも"透き通る"、蒼い目]
[死んだ人間より、今いる人間。
だから、男は妹の死を、
どうして、死んだかを、振り返ろうとはしない。
振り返っている暇はない。
あいつも、それを望まない。
それは、良く知っていた。
二人、兄妹にとって、何より、一番大事なのは、
スラムで出会った"弟"の存在だった*]
[ゆっくりとゆっくりと立ち上がる。
コツリ
コツリ
コツリ
黒いエナメルのローヒールの靴が立てる音。
女性の両手が、男へとゆっくりと伸ばされる*]
ヘイ、お兄ちゃん、ちょっといいかい?
[セーガの肩を勢いよく掴む。初対面の相手に対しては引かれるほどの勢いで顔を覗き込んだ。]
昨日さ、何かこうこれぐらいのサイズの少年とか会ったでしょ?
あー、そうそう、まさしくその絵の感じ……うん、そうそんな感じ。
[セーガの持つ似顔絵に気づけば少し間をおいて頷いただろう。]
そのチビッ子、俺ちゃんも探してるんだ。
まぁ一応聞くけど、どこにいるかは知らないよねー?
あと、顔色悪いけど大丈夫?
[馴れ馴れしく話しかければさらにセーガの顔を覗き込もうとしただろう。]
ー 下層区域 ー
ーーー……。
[いない。イギーを知る人が、いない。話を真面目に聞いてくれる人がいない。 …しかたない、避けられてる。知っている。]
[青年は、無表情に歩いていた。このまま何も得られないようなら……]
[グイッ!!!]>>358
っ…っ…?!!
[突然感じたそれは生まれて初めての感覚だった。人に勢いよく掴まれたことなんて一度もない。掴まれれば大体少しはあまりの冷気に手を離されるというのに。]
ーーー?! …?!?!
[そうこうしているうちに馴れ馴れしく話しかけてきて顔を覗き込んでくるのは男の顔。突然の弾けるような声に目を白黒させる。]
── スラム街・ゲートへの近道 ──
[纏う雰囲気>>355より上層の住人かと過ぎるも、何処か微かに胸がざわついた]
おい、おま……え……
[びくっ]
[女性が目を開き、向けられた目を見て、何故か肩が跳ねた。
蒼い目が、吸い込まれるほど美しく、感じる]
あ、いや……その……
[一歩、後退る]
……、、わ、るい。
別に起こす気はなくて……
[胸がいやに高鳴る。
理由が分からない。
心臓が引っかかれるような、鈍い痛み]
っ……ー、め、目を、あわせ、ないで…
[一番最初に咄嗟に出たのはそんな言葉、動揺と焦りの色が焦げ付いた言葉はトレインに響いてくれたろうか?もしもそれもスルーされて目を合わせ続けたら…もしかしたら彼の人を凍えさせる冷気を感じるかもしれない。]
っ…!さ、さが、してる…?
イギー、を…? イギー、には、安全なとこ、隠れててって、言ったから、きっと、ここより、もっと奥に……
っ、イギー、を、しっ、てる、の…か…?
イギー、の、かぞ、く?
[顔色は、相変わらず白いがセーガの表情は明らかに動揺と混乱の色で溢れていたことだろう。とりあえず、一番気になることを訊ねることにする*]
[両手の先が変貌する。
鋭い刃のようなそれ、白銀の凶器]
[易々と肉をプディングを切るように断ち切るもの]
[それを、男>>363の喉元へと伸ばし、]
にしても……、
[面識も薄いのにあれこれ言ってきたエーディ当人を気持ち悪いと評したのではないのなら、>>322
あれこれ言ったという行為そのものを――おせっかいとでも思ったんだろうか――指すんだろうと見当はついた、が。
それもやっぱり浮かぶ感想は「はぁ?」だ。
向こうの過去など知らないエーディからしてみれば。
おせっかいにしろ何にしろ、
己の方に手を伸ばされたと感じることを不快と思う人間はまずいるまい。
いるとすればそいつは……ヤケになっているのかもしれない、と、
そう思うのは経験則ゆえだった。
連続異能暴走事件の渦中で人を傷つける罪を犯した後の己もヤケになっていたから、という]
[その腕は一瞬にして、人間の腕へと戻り、両手で頬に触れた後、男の腕に置いた]
[路地の入口で、複数の人間の声がしていた]
[男が目を開いたなら、タリアは似姿を微笑ませ]
[指で指し示す]
[ドームの中央を*]
うん?目?ええ、なにー?
うぉ、つめたっ!
[セーガの呟くような声>>362が聞き取りにくかったか、掴んでいた手を耳に近づけたところ、彼の右手の代わりを果たす義手は、氷のように冷たくなっていた。]
安全なところねー。奥って上層方面ってこと?
[一言二言の会話でなんとなくセーガの能力と立ち位置を察したらしい。探す理由はわからないが、あまり悪巧みの臭いはしない。]
イギーって名前なんだ。
俺ちゃんはぜーんぜん、何にも知らない。
ただ、完全自律でとんでもテクノロジーの塊だというところはとても尊敬している。
要するに、先輩って感じ。
[セーガからイギーの動向が多少でもわかれば、ポルポに監視カメラの映像の解析を始めさせるだろう。]
……やーまああの人のことはおいといてだ。
問題は機械生命体だよねえ……うーん……、
[情報はほしい。しかし今エーディはひとりであり目に見える情報源はいない。
安い携帯端末ではネットワークも頼れない。
足で稼ごうにももうちょっと花でも見て癒されたい。しかし情報はほしい(以下ループ)―――
そのループを手っ取り早く粉砕するために端末を操作する。
ツテ、と言える稼働かはあやしいが、
警察機構の知り合いならエーディにもいるのだ。
かつてあの事件の後、身体と精神(こころ)、両方のケアで世話になった人が]
…? ……???
[手で掴んでいるあいだはなんてこと無かったのに、耳に手を当てた瞬間冷たがった。>>368 よく分からない、凍る様子も、あまりない。変なやつ、とセーガは感じた。]
…俺は、その、つもりで言った、けど…
ちっちゃい、から、うまくつたわって、ない、かも…
…てく、の、ろじぃ…???
[セーガはトレインの言うことがよくわからない、セーガはまだイギーが機械生命体とは知らないからである。なんだかよく分からないが、イギーはトレインの先輩?らしい。]
……イギーなら、別れる前は…ここで…
ゲイルと、話してた…多分、テレパシー……
[イギーを最後に見た場所を訊ねられればセーガは倉庫街まで案内し、最後に見た電子パネル付きの柱の前まで案内するだろう>>221]
[びくっ]
[震えながら、薄目を開いた。
伸ばされた両手が頬を包んでいた。
するり、とその手は落ちて腕に置かれた。
心臓が、ばくばくと音を立てる]
え……と。
[思わず、笑顔に顔を反らした。
頬が熱い]
─ スラム街 ─
[目的の店から出れば、後は適当にスラム街を流す。
さっきの店ほどではないが、露店にも稀に掘り出し物を見つけることが出来るからだ。
その中で当たりが良いのはやはり、スティーブの店]
今日は出てんのかな?
[流す足はスティーブの店がある方へと*]
[もし、トレインがイギーの居場所を掴んだような発言を聞いたなら、氷の瞳はこう呟くだろう]
……俺、も、イギーのところ、に、いき、たい。*
[す、と片腕があがった>>367ので振り返った。
指を向けている先は、どうやらドーム中央のようだが]
上層に帰りたい……のか?
そ、ゆうのは、やってない…… けど。
[彷徨うように視線があちらこちらへと、向いて]
…………あ、そ……
………………連れ……て…こうか?
[どうしても、声が震える。
上手く喋れない。
ずっと指を指し続けるから。
痺れたような頭で、出たのは何故か、そんな言葉が出た*]
─ 中層区域 ─
[パトロールの傍ら、氷漬けの原因となった人物の聞き込みも行う。
特徴を伝えてしばらく聞き込みを続けると、該当する人物が誰かの似顔絵を手に聞き込みしていた>>343という話をいくつも聞いた。
下層区域の方へと向かって行ったという話も聞く]
似顔絵?
どんなのだった?
[訊ねてみるが、ちゃんと見てないという回答がほとんど。
理由を聞けば、その人物が気味悪かった、と証言する者がいた]
……これは実際気味が悪い奴なのか、可哀想に思える誤解タイプの奴なのか。
[あまりに口を揃えて言われたため、真逆の可能性も頭を擡げたという]
[下層の方へ行ってみるか、と聞き込みを切り上げた時。
端末が通信>>369を知らせてくる。
相手は3ヶ月前に出所のお見送りをした子だ]
ハーイ、エーディ。
何かあった?
[懲役中に何かと世話を焼いた子。
問題でも起きたか、はたまた相談事でも発生したか。
疑問を通信先へと投げかける]
[結局、花畑には行かなかった。
その場所へ行くことに、何故か戸惑いが生じる。
どこか、自分が入っていい場所ではないような、
そんな気がするのだ。]
っと、もしかしたら、
すれ違ったのかもしんねぇな。
[踵を返す。
何か、ずっとざわついて、しょうがない。]
……
[垂らした手を、握り、
早足で、来た道を戻る。]
ゲイル?また別のヤツがいるわけ?
ってか機械がテレパスとか素晴らしい。テンション上がるねー。
[>>370セーガのいうゲイルという名前が『死神』の名前とは結びつくことはまだない。]
倉庫ねー。
あー、そこはちょうど今しがたウチの情報班が押さえちゃったみたいで。
おチビだからあの辺りから足取りが追えなかったみたいねー。
方向もよくわからないわけか。
[少しがっかりした様子ではあったが、すぐに気を取り直すと何かをひらめいたようにポルポにお願いをし始める。]
どうせ他の連中も忙しくて相手してくれないんだろうから、こういう時は警察機構に頑張ってもらおう。ポルポ、近くにいる人呼んでー。
兄ちゃんにも頑張ってもらおう、お名前は?
俺ちゃんはさ、トレインっていうんだ。よろしくよろしく。
[ポルポが警察機構へと通信を始める。近場に誰かいれば反応してくれるだろうか。]
―スラム街 店を出していた辺り―
[男が店を出していた辺りに戻れば、
その男はいただろうか>>372
もし、もっと早く帰っていれば、
ヴェスと会うことができただろう。
しかし、それは叶わず。]
……
[いたのなら、男はこういうだろう。]
今日は店じまいですよ。
[男は、そのお得意さんの名前を聞いたことはあっただろうか。
男は客の名前を特に聞いたりはしないため、言われなければ知らなかっただろう。
もし、聞いたことがあったなら、ようやくそこで、
セーガが言っていた名前と、その男が結びつくことにはなるだろうが。*]
ー 下層区域 倉庫街 ー
と、トレイン…? あ、えと…俺、は
セーガ……えっと、えっと…???
[すごい勢いで話をまくし立てるトレインに>>378、どうにもついていけない。そもそも普通に人と話をするのも今日に入って必要に迫られたからいくらかなんとかしてきたが、いきなりこれはハードルが少しだけ高かった。]
ーーー…ーっ、機械生命体、が、くる。
だから、にげ、るか、たたかうか……ドームが……
[警察機構へ嬉嬉として連絡を取り始める男とその相方に、もしかしたら偉い人なのかもと思いとりあえずそう告げてみた]
おれ、は、イギー、を、探す、から……
トレインは……トレインも…?さがす……?*
[折角来たのになぁ。以前にもその顔は見たことはある。
それでも開かないのが、男の店。
というか、その度にまた開くとキリがないというか。
特に子供たちが。]
すみませんね。
というか、今はそれどころじゃ、
[今日は帰るか、そう彼が踵を返したところで、]
……『ゲイル』
[はたと気付き、その名前を呟く。
もっとも名前を呼んだわけではないが。]
セーガが言ってたやつって、お客さん?
[そして、そう言うだろう。*]
セーガね、オーケー覚えた。
[>>380に対してそう答える。名前を知ってたことは内緒だ。]
そうそう、今なんか大変らしい。
でもどう大変かを知るためにも、やっぱり一度会っておく必要があると思うんだよねー。
[頬をすりすりと撫でながら思案する。]
うん?探してる探してる。
セーガも一緒に来る?
[ポルポはなおも通信中だ。トレインは目の前のセーガが警察機構に追われる立場となっているとは思いもしない。]
しかしセーガ、もうちょっと元気になった方がいい。
声を出すには息吸わないと!
はい、ほら、吸ってー、吸ってー、吸ってー。
[にやにやしながらセーガがどこまでやれるかを見守るだろう。]
─ →下層区域 ─
[中層区域から下層区域に向けて移動しながら、エーディとの通信を続ける]
怪しいこと?
あー、あのことか。
アタシも詳しいことは知らないんだよね。
情報が下りてこないと言うか何と言うか。
ただまぁ、うーん……上は思ったより重要視してるっぽい。
なんでも、上層区域を騒がせてる『死神』ってのが一枚噛んでるとか何とか。
どこまで本当だか分かんないけどね。
[情報を求めて連絡をくれたのだろうが、リル自身知らないことも多くてそんな風に回答することしか出来なかった*]
っっっ…ごほっ!!!こほっこほっ!!!
げほっ…!!! っっ、と、れいんっ…!!!
あ、あんまり、っ、そう、いう、のはっ…ごほっ…!!!
[一気に咳き込んだ!その瞬間]
[バギギギギギ!!!!]
[セーガの足元から盛大に音を立てて見事スケートリンクの完成である。いくらか地面からつららも生えているかもしれない。]
っ…! だ、だから、いったんだ…!
凍っちゃう、ん、だから…!あんまり、おお、ごえは…!
[…しかし先ほどよりかは多少はハキハキと、トレインに告げただろう*]
─ 下層区域 ─
[エーディとの通話を終えた辺り、連続して警察機構の専用端末に通信>>378が入る]
立て続けだな。
…下層区域?
先にそっち行くか。
[通話かと思いきや、要請信号のようなものだったようで、呼び出し場所の通知が届いていた。
ひとまずそちらへと足を向ける*]
[余計なことには首を突っ込まず大人しく――
さっき自分で言ったように特殊チームや警察に任せればいいとは思うのだがうまくいかない。
胸の辺りがざわざわする]
いや、……ちょっとだけ言い直そうかな。
私には―――いったい何ができるんだろうね?*
おおお、想定通り!凄い凄い、怪獣みたい!
俺ちゃんの知ってるのは火吹くやつだったけど、氷もかっこいい!
[>>388セーガの息で勢いよく氷ついた地面を見て子どものようにはしゃぐ。]
せっかく面白いことできるだからどんどんやればいいのに。
なぁポルポ……ってちょっと凍ってる!
[セーガの能力がかすったのか、一部が凍ったポルポを抱きかかえると摩擦で溶かし始めるのだった。]**
マダム ローズ が見物しにやってきました。
マダム ローズ は、支配人に任命されました。
か…かいじゅ…、か、かっこ、い、い…?
え…?え、え…???
[セーガの想定していた反応とはまるで違う反応を返すトレインに>>392、セーガはまた無表情を崩して驚く。これまで出会ってきた人たちは、凍りつかせる能力を疎んでいたし苦痛に思っていたし、自分も好きではなかった。]
お、面白い、って………、凍る、んだから、
大変、だろ、う…?その…ぽる、ぽ?も、寒く、ないと、いいけど……。
[動揺しながら、青年はトレイン…ではなくポルポの心配をし始める。そうこうしているうちにまた動揺は収まり無表情にもどっていくだろう]
………、とに、かく…はやく、さが、そう。
[そう言って…キョロキョロと周囲を探し始めた**]
それが分かったら苦労しないんだって。
『死神』ってのは上層区域を騒がせる暗殺者のことでね。
暗殺対象に予告状出したりとかする、訳分かんない奴なんだよ。
だから何考えてるかなんて、これっぽちも分からない。
アタシはそいつの件担当することはないからさ、どう言う経緯で上がそんな判断したかは分かんないけど、きっと何かあるんでしょ。
[エーディの疑問>>390にはそう答えて。
聞きたい、と言われると「なんだい?」と返した]
[最初は何をすれば良いのか、と聞かれて、詳細が分かるまでは普通に過ごしてれば良いよ、と言おうとしたのだが]
……何が出来る、か。
[言い直されて>>391、繰り返すように呟いて僅かに沈黙を落とした]
─── 最悪の事態に備える、ってのが出来ることかもしれないね。
ガセかもしれないが、本当かもしれない。
ガセである証拠もない。
今はそんな状態だ。
機械生命体に関しては特殊チームが担当してることだけど、本当にドーム消滅を目論んでるのが襲来したなら、ドームを守りながら戦うってのは至難の業になるはずだ。
襲来してきたものを相手にするだけが方法じゃない。
そこから派生するものに対応するのも、やれることの一つだよ。
[真面目な声に笑む気配を混ぜて、諭すように言葉を紡いだ*]
12人目、バグ・シング イグナティウス がやってきました。
[イグナティウスは【少年の姿】で立っていた。
探しに来る者がいれば、また出会うことはあるだろうが、傍らの女性>>395はその頃にはもう消えているだろう*]
[セーガ、という名前に心当たりがあるようだった。
何の話だと言う男に、]
あぁ、すみません。
ドームを破壊しに来るっつーバグ野郎…
『機械生命体』。
その情報まとめたのが、『ゲイル』って人だって、
聞いたもんで。
[そう言って、軽く笑う。]
随分、落ち着いてますね。
[その顔は、商人の顔に混じり、別のものが混ざったものだったろう。*]
村の設定が変更されました。
マダム ローズ は、支配人を解任されました。
マダム ローズ は肩書きと名前を ウォッチャー ローズ に変更しました。
[バグ野郎、『機械生命体』。
情報を纏めたことの話>>400を聞いて、ようやく合点がいった]
あー、あのことか。
[そこでセーガが協力を仰いだのはこの男なのだろう、と推測する]
落ち着いてるって?
慌てたらどうにかなるのかよ。
俺がやれるのはその情報を纏めることだけなんだから、後は特殊チーム辺りにでも任せるしかねーだろ。
情報はもう上げたんだからよ。
俺にゃ『機械生命体』と戦う術なんざねーからな。
[商人の顔とは別の何かが混ざるような気配。
ガセを流したと思われているのか、それとも何か別のことを疑われているのか。
どちらにせよ、返答は焦るものではない、自然体のものとなった*]
ウォッチャー ローズ は、13人目として参加することにしました。
村の設定が変更されました。
…きっと、何かある。
[告げられた言葉の一部を復唱する。>>397
それが“上”の判断なら、リル達は否が応にも“何か”の解決のために動くっきゃなくなる。
たとえ一枚噛んでいるのがわけのわからない奴でも、だ。
「大変だねぇ」なんて、いつも通りの日常会話のようには言えなかった。
その代わり、自分に何ができるかを問うた。
……答え>>398を聞いて瞬きひとつ]
派生するもの、 あー……、
例えば、 不安、…パニック、なんか?
確かにそっちの方が機械野郎なんかよりずっとわかりやすい……気がする……。
[そうして浮かぶのは花と戯れる子供たちの姿]
村の設定が変更されました。
……ん、ありがと、私にもできそうなことが見つかる気がする、考えてみたら。
お仕事中悪いね、何かあったらまた連絡するよ。
[そう告げて通話を終えた**]
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