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[スラムは、異能の力が弱いもの、異能を持たないものが集まる。だが、弱いものも集まれば強い
弱いながら異能を持つもの。
異能を持たないながら、特技があるもの。
それが集まって出来ている、とある集団。
今のは、それと接触するための「コード」を手に入れるための、「取引」。
まぁ、"厄介事"を仕事としてる集団だ。
男は属しているわけではないが、それなりに関わりはある。それに、いざという時役立つということもあり、
一応定期的に変わる「コード」の入手はしている。
他にも似たようなことを生業とする者はいるかもしれない。]
─ ドーム・外 ─
[身動ぎせずに、止まったバイクに跨るセーガ>>69を見上げた。
少年の顔は、セーガの顔に向けられているだろう。
セーガが感じたように、それはかなりかなり小さい背丈の少年だった]
[目元は幅広の厚そうな布?、ともあれ首元のマフラーと同じようなものが巻かれている。
布止めではなさそうだが、布止めのように△三角が右側に付いている。
耳当てのようなそれは、ドームで見かけてもおかしくないような物だが、サイバーみのある、しかし見かけないデザイン]
[ぴょんぴょん]
[ジャンプし、止まり、ドームを指差す。
首傾げ、何度もぐいぐいと指を突き出すようにドームを指差す]
[その動作は、伝わっただろうか?
少年が走っていた方向が、ドームだからでセーガは判断したのかもしれないが]
[ぴょん!]
[セーガが荷台をトントンと叩くと、少年は近づいた。
そして、バイクのタイヤの前にしゃがみ込み。
ツンツンと突付いた。
どうやら単に触っているだけのようだ]
[またセーガを見上げる]
[指でもう一度ドームを指差した]
[そういや、と男は口を開き]
『お前、名前変えないのか?』
ん…?あぁ…
めんどくせぇし。
[5年前までは名前は良く変わっていた。
今は変えないのは、ただ単に、
つけるやつがいないからだ。
男には物心ついた頃には既に両親はなく、そして兄妹共々名前もなかった。
だからか、いつの間にか互いに名前をつけるようになっていた。
というよりは、妹が一方的に行っていたと言った方がいいだろう。
そんなやり取りをしていた妹はもういないし、
そもそも男は名前を考えるのが苦手だ。
『スティーブ』という名前は、妹がつけた最後の名前だった。]
『よし、じゃぁ俺がつけてやろう。
ミー…』
却下。
[言い始めて直ぐに、バシッと拒否。]
『なんだよ、いい名前があんのに』
はいはい、そんなことより。
[そう言って、男は、少し考え]
20歳前後の奴で、
黒髪の母親がいるやつ知ってる?
[そう言えば、相手は呆気に取られたように、
しばし沈黙。スラムの騒がしい声だけが聞こえる。]
『そりゃ、山ほど』
だよな。
[しゃくり、また林檎を齧り、
目線は上を向く。冷気の息。
噂で聞いている名前が正しければ]
"セーガ"だったっけ。
探してるんだとさ。
[世間話のように、そう言えば、
また、一つ齧り、その林檎を話し相手に投げ渡す。]
で?
せっかくなんで、なんか、買いません?
[そういって、商人の顔を見せるのだった*]
/*
人がいないのに、あんま描写しないほういいかなぁと思ったけど、この集団便利だから出しとこう…
あと、名前と生い立ち描写。
これでスティーブに関しては全部書いたかな…?
/*
そういや、子供と会話をしてるみたいだと言ってしまったのは良くなかったかもしれない…
ちゃうねん、スティーブ自体の話の聞き方が子供相手にするような、そんな感じなんだよね…
─ ドーム・外 ─
[セーガ>>80>>81に首を傾ける。
それは偶然だったのか、何だったのか。
顔を向けた先は、 空 …だった]
[熱くなったタイヤを触ったにしては、突付いて熱さを感じているような素振りは見えなかっただろう]
[トントンと荷台を叩いた後は、鳥かごを触り始めた。
指で棒をつぅと滑らせ、隙間に指を抜き差し。
……そんなことをしていれば、セーガに抱き上げられて荷台に乗せられてしまうだろう]
[きょろきょろ]
[辺りを見回した後は、お尻のポジションを調整するように身じろぎした。
その後に、セーガが抱き上げた脇腹へと顔を向ける。
丁度凍てつくような冷気が触れた箇所を、両手でさすさすと撫でたものの、最前のタイヤと同じく、冷たがっている素振りは、やはり無い*]
/*
>>84
そして、うっかりとこう…指を抜き差しして時間を消費してしまったなと思っているイグナティウスだろう…。
それか、
「これはただの籠か。
何らかの発生装置の可能性はゼロだな」
隠匿した機能があるかも的な確認もあったのかな…?
[指示しても鳥かごで遊ぶばかりの少年に、ついに氷の瞳は観念して彼を抱き上げて荷台に載せる。>>84
触れる前の一瞬だけ硬直し、ひょいと載せるとすぐに手を離す。]
……? ……、???
[そして、無表情を解き少し不思議そうな顔で少年を見下ろした。
手袋をしているとはいえ、触れても全く冷たがる様子を見せない者は初めて見た。ほんの少しの吐息でもモノを凍らせかねない体質なのに>>39>>41、抱き上げても何ともならないこの子はいったい……]
………ーーー。
[だが、お尻のポジションを調整する子供に、今はいいかと思考を捨ててバイクに跨り直し出発する。その頃には無表情に戻っているだろう]
[広い砂漠を、子供を載せて走る。]
[しばらくすれば何事もなくドームの入口まで戻って来るだろう。人に溢れる倉庫街にたどり着いたら、その後はこの子はどうするだろうか]
[とりあえず、ドームに送り届けてから考えることにする*]
[さすさす…さす……]
[少年が顔を向けると、セーガが不思議そうな顔をしていた。
少年は、脇腹に顔を向け、またセーガを見上げる。
間が空いただろうか]
[そのうち、バイクを動かすためにかセーガの不思議そうな表情も解かれたようだ。
少年は大人しく荷台に乗っていたが、時折進行方向とは逆の方、つまり後方へと顔を向けていた]
......-.
[ドームの入口まで辿り着くまでの間も、少年は何も喋らなかった*]
/*
空を見上げたのは、月からの通信的なのかもしれないですが(多分今通信来ないかもしれない※舞台設定をうまく回す為には)、
イグナティウスの親といえば、月の生産工場か辺りな感も無くはない感……。
/*スティーブがいい人すぎてつらいしイギーが可愛すぎて辛い。セーガくんもっと頑張ってコミュ力あげて!アップコミュ力!!!
セーガ君スタイルだと思考が淡々としていくせいでなんかごめんな…ごめんな…超楽しんでます…!
[荷台に乗っている為、セーガの呟きに少年がどう反応したかは見えなかっただろう。
どちらにしても、大人しくしており反応は無かった]
[ドームの中に入れば、きょろきょろと見回す。
雑多な情報の群れ、辺りに溢れる建物、溢れる人混み。
あっちをきょろきょろ、こっちをきょろきょろ。
顔の落ち着きが無い]
[ぴょん!]
[その時、少年は荷台から飛び降りる。
そしてセーガが見ている前で、街路の柱へ向かって走っていった。
勿論、柱はどうみても保護者には見えない。
どこをどう見ても、柱であり無機物である]
[その信号は、【マシン能力者】にしか理解することの出来ないものだった]
[それは【機械生命体】意志の塊そのもの。
都市を巡り、向ける先はドームの中央へだが、そこまで届かずとも、特殊チームや都市上層部の人間が見落とす筈が無い]
[そして、偶然にも、流れる信号を他のマシン能力者が気づく可能性もあるだろう]
[その信号を辿れば、どこの場所から発されたものかは、すぐに分かる]
[落ち着きなく周囲を見渡している少年をぼんやり見ている。駆け寄った先は普通に無機質な、電子パネルのついた柱。>>90 少年の親にはとても見えない。]
[ペチペチとパネルを叩いている様子には>>93、子供特有の興味本位なのだろうと思う。セーガは機械弄りそのものは出来るがマシン系能力は持たない。信号には気づかないだろう。>>92]
…叩いたら、壊れる。
[一応警告はするが…まあ、とりあえず、一応、口にしてみよう程度の警告だ。 ずっとパネルに興味を抱き続けるようなら、自分の手持ちの安物通信端末を渡してそちらに気をそらすくらいはするかもしれないが。]
[そのまましばらく様子を見る**]
/*
能力使って遊びたいけど、生活は能力使わない人だからなぁ。昔は使ってた。というか無意識で。
異能とも認識してなかったんだと思います。
腹へったなーって思って見てたものが、手に移動してたりする。
/*人来るといいなー…明日も人来なかったら宣伝手伝おうか…いやでも俺と同村するのが嫌で来ないんだなんてことになったら…どう、しよう、か…
まぁとりあえず、まとう、うん。
[電子パネルに手を叩きつけた後は、そのままでいるだろう。
その本質はマシン能力者からの接触待ちなのだが、傍目にはパネルや柱大好きか、棒立ちしてるだけに見えてしまうかもしれない]
[セーガがこちらを見ていれば、少年も見返す。
どうやら、この場から動こうとはしない様子だ。
ふたり並んでいれば、倉庫街のこと、通行人がちらりと見ていったかもしれず**]
/*さて宣伝フェイズは挟みましたが悲しいかな俺の周りRP村メインの方少ないのよね、これで参加人数増えるか分からんけど一応それっぽいのだけ
[見返されて>>95、視線を逸らそうかとも思ったが目を合わせる心配がないならまあいいかとそのまま見つめ返す。電子パネルの前から動かない、よほど気に入ったのかと考える。]
ーーー……ーーー、ほかの人も使うかもしれないから…
[しかし、ずっとそうしていてはほかの人が使えないだろうと考え、ポケットから安物の通信端末を見せ差し出してみる。
無論、安物とはいえ、通信回線やネット情報にはアクセスできる程度の性能はあるだろう。]
[こちらに興味が逸れてくれれば、電子パネルを別の人も使えるだろうなという安直な考えだ。もっとも、興味が逸れないなら諦めて様子を見ているだろうが]
[パネルを触ったまま棒立ちしている少年と>>95、それを一切の無表情で見守る青年。中々にシュールな絵面である。通行人たちがどう思うかは、まあセーガには関係ないが。]
ーーー……。
[セーガはそんな通行人たちに振り返り周りの様子を見る。近くにいる少年と近い見た目の人間はいるだろうかと、目を合わせぬよう気をつけながら見ているが……]
ーーー………。
[しばらくはそのままこの場で少年の保護者を待つだろう。
待つことは特技である、-30度の冷凍庫の中に一晩閉じ込められても次の日の朝ケロッと平然と出てきたことがあるくらいには得意である。]
[どうでもいい余談だが、その経緯から会社では彼のことを『冷凍ロボ』なんていうあだ名でこっそり呼ばれていることは内緒である**]
/*マジで来ない。俺のRPに何か問題があるのか、それともまじで避けられちまったのか。最悪ユウヅキやべリティやハンナ(没キャラ)あたり盛り上げ隊に引っ張り出す必要があるかもしれない
人数集まらないとどうにも出来ないな
スティーブのフォローに回りたいがイギーを置いていくわけにも行かないし、かと言ってスティーブをずっと放置するわけにも行かない。
どこかでスティーブと合流して『子供(のお守り)はいくらだ?』的やり取りがしたい
/*鳩のやつ見た感じみんな悩んでるだけっぽい。
良かった、けど、も。寂しいのです…んーフライング入村したせいってのはあるかもな…
─ 下層区域・倉庫街 ─
[端末を差し出されれる>>96と、少年はもう片手で触れて、ぺたぺたしていた。
電子パネルからは離れようとしない……セーガの目論見通りには行かなかったようだ]
[一通り触ると、ぐい、とセーガに安物端末を突き出す]
[返す、という意味だろう]
─ 下層区域・倉庫街 ─
[端末を差し出されれる>>96と、少年は片手で触れて、ぽちぽちぺたぺたしていた。
表面をなぞったりしているが、文字を打っている様子ではない。
そして……電子パネルからは離れようとしない……セーガの目論見通りには行かなかったようだ]
[一通り触ると、ぐい、とセーガに安物端末を突き出す]
[返す、という意味だろう]
[通行人達は、こちらを見てくる者はいるようだが、少年と知り合いそうな人物はいないようだ。
声をかけようとするのは、軽食の移動販売のおばちゃんくらいだろう。
倉庫街向けなのか、サンドイッチやホットドッグやタコスといったファーストフード系だったろうか?
『あらやだ兄弟?』などという、おばちゃんトークの始まりとなる話がなされたかは神のみぞ知る]
[軽食の移動販売が近づけば、いい匂いが束の間辺りを包んでは去っただろう**]
5人目、フリーランス ヴェス がやってきました。
フリーランス ヴェスは、占い師 を希望しました。
──────────────────────
仰るよう、ドーム外の世界は荒廃しています。
ですが時に6腕の人間と交流しえる偶然もある。
そのような、出会いがあることもお分かりでしょう。
わたくしは、かつての世界がそうであったという、
ドーム同士の交流を取り戻したいと思っているのです。
──────────────────────
[ぷつり、と端末の動画再生を切る。
生放送などではなく、端末に落としてきたものだ。
ドームの中では、ギラギラと輝くネオンで溢れているが、ここでは殆ど明かりが無い。
その為に、満天の星々が見え、その美しさに苦々しさを思うように顔を地に背けた]
[ぷつり、と端末の動画再生を切る。
生放送などではなく、端末に落としてきたものだ。
ドームの中では、ギラギラと輝くネオンで溢れているが、ここでは殆ど明かりが無い。
その為に、満天の星々が見え、その美しさに苦々しく思うかのように顔を地に背けた]
── 昨晩・村 ──
[男が現在いるのは、【P13ドーム】を出た無能力者達が作った【村】。
ドーム内部に比較し、虐げられぬ自由の代わりに荒れ果て乾燥した大地が広がり、育てている家畜に作物は奇形を帯びているという有様。
ガラクタに埋もれるようなバラックな建物に、痩せた田畑。
井戸はあるが、原始的な生き方にほど近い。
毎日水を汲み大地に撒くなど、重労働だろう。
この村に知り合いが居なければ、【P13ドーム】の住人である男は、「機械生命体」についての情報が転がっている訳でもない場所に、来る事は無かった]
[知り合いを尋ねに来た男が、何故今こうして、家屋の外にいるかと言えば簡単な理由。
先程、知人の同居人と口論めいたことになり、悪くなった空気を変えようと外に出たからだ。
村の共有財産でもあるガラクタ……
それらは、使い道がよく分からない、廃棄物混じりの物で、必要とする人間が勝手に使って良い決まりらしいが、男の知ったことではない
……に、遠慮も一切無く腰掛け、夜空を視界にいれながら動画を再生し切ったところ]
[男の背中側から声が掛かった]
[内容は割愛するが、どうしたのだとか、そういう類の問いかけだった]
うっせーよ。
ハローだか、ヒーローだかが、気持ち悪いことを言うから、気持ち悪、っつっただけだし。
ハ
[後方を無視するように、振り返らず告げれば、ややあって頭の髪をわしゃりくしゃりとされる感触。
もしかすると溜息でもつかれたかもしれないが。
それに対する男の反応は小さな舌打ち。
それでも髪をくしゃくしゃにする繊手を拒まないのは、拒否していない証左だ]
別に寒くねーし。
そろそろ帰るわ。
……悪かったな…
[最後の言葉は極小さく、ぼそりと。
その後、幾つかの別れの言葉を交わした後、ガラクタから立ち上がる。
知人が家へ戻るのを見送り、もう一度夜空を振り仰いだ]
■名前:ヴェス(ヴェス・スターシンガー)
■所属:フリーランス
■能力:遠隔移動能力
■武器:短刀、銃、スタンガン
■経歴:幼少時、前文明痕跡調査隊に所属していた両親を、バグ・シングによって眼前で殺される。異能に目覚めたのは、その数ヶ月後。
中層に遺された家に住み、現在はバグ・シング関連の事件や依頼を主に追いながら、フリーランスとして活動中。
前村での偽バグ・シング事件では解決に一役かったが、当人は自己評価を行っていない。
これはサバイバーズ・ギルトによるもの。性格は粗暴な面がある。
また、前村事件で負傷して以降、怪我自体は完治したものの能力に多少の変化のようなものがみられる。
■NG事項:感情の確定
■PLより:継続PCです。よろしくお願いします。
■名前:ヴェス(ヴェス・スターシンガー)
■所属:フリーランス
■能力:遠隔移動能力(視界に入った対象を転移させる)
■武器:短刀、銃、スタンガン
■経歴:幼少時、前文明痕跡調査隊に所属していた両親を、バグ・シングによって眼前で殺される。異能に目覚めたのは、その数ヶ月後。
中層に遺された家に住み、現在はバグ・シング関連の事件や依頼を主に追いながら、フリーランスとして活動中。
前村での偽バグ・シング事件では解決に一役かっているが、当人は自己評価を行っていない。
これはサバイバーズ・ギルトによるもの。性格は粗暴な面がある。
また、前村事件で負傷して以降、怪我自体は完治したものの能力に多少の変化のようなものもみられる。
■NG事項:感情の確定
■PLより:継続PCです。よろしくお願いします。
[ふと、食べ物の匂いがする。>>99 首を少しだけ動かして様子を見ると、そこには軽食の移動販売。忙しく働く作業員達に食事を売って歩くオバチャンの姿。]
ーーー………ーーー。
ーーー……!
[顔を見られてしまった。咄嗟に視線をそらすがもう遅い]
『アラヤダ!あんた冷凍庫区域の子じゃない?!あらまぁー、ほんっとにお人形さんみたいな顔!今日は弟さんと一緒なのかしら?なにかたべてく?』
[見事に捕まった。 目を合わせぬよう、顔を見ないよう心掛けるがマシンガントークにはかなわない。凄まじい勢いでオススメ商品の紹介をするオバチャンに、おすすめの1番安いサンドイッチセットを二人分買うことになった。]
『はい毎度……ってあんた手ぇ冷たいね!ちゃんと体あっためるんだよ!!!』
[商品を受け取る時についでに説教を受けた。なんだかすごく負けた気分になった。]
[一応、電子パネルに夢中になっている少年にサンドイッチを差し出してみる。受け取らないなら二人分食べるつもりだが]
……おとーと……ちがぅ……
[とりあえず、モソモソと呟きながら腹ごしらえを始めた*]
/*セーガくんっ!!!!もっとテンションあげて喜ぼう!!!!
思考がカスタムされると、喜び表現も乏しくなるのか私は…
── 昨晩・村 ──
[満天の星空は嫌いだ。
昔の事を思い出す。
ドームの外に出れば、都市の明かり等は無い。
だから、星空が見えるのは当たり前ではあったが]
『何時か、人類は元通りの生活を取り戻す。
その為に、父さんと母さんは頑張っているんだ』
[亡き両親の言葉が頭に木霊する。
滅ぶ前の、前文明の痕跡調査隊に幼き日の自分がこっそり潜り込んでついて行かなければ、あんな惨劇は起こらなかったのではないかという自責の考えを、今も拭い去れない]
[軽く頭を振り、ガラクタを降りてドームへ戻ろうと、村まで乗ってきた乗物に近づいた所、それ>>#2>>#3が見えた]
流れ星?
…………
[浮かんで来るのは、昔の言葉。
最近は、こうして親のことを思い出すことが、前より多い気がする]
『ヴェス、見てみな。
流星だ。
流れ星に、願いをかければ、願いは叶うもんだ』
『ほらヴェスも、星に願いをかけてごらん』
[村にいる知人はさておき、ドームの知り合いの前なら絶対口にすることは無かっただろう]
もう一度、
(父さんと母さんに)
会いたい。
やりなおしたい……
[二筋の流れ星は不思議なことに、落ちきるまで消えることは無かった]
/*
流れ星にお願い事をすることはスティーブはないだろうなぁ…今まで流れ星をみたことないのは、探してもなかったからかな。
というか中の人が見たことないのでね!
─ 下層区域・倉庫街 ─
[マシンガントークおばちゃんの声に反応したかのように、少年はセーガとマシンガントークおばちゃんを見上げる。
立て板に水のおばちゃんのセールス。
軽食が乗せられている移動販売台を覗き込むように顔を動かす。
やがて、おばちゃんはピカピカツヤツヤした顔で去っていった。
残っているのは少年とセーガと、サンドイッチである]
[セーガから、サンドイッチを差し出されれば受け取る。
ツンツン、とすれば、指がぶにょんとパンの中にめり込んだ。
具材がはみ出そうになり、アブナイ。
ずぼり、と指を抜き出すと、具材を摘まみ、ぴらぴら。
ぐいぐいと親指と人差し指の間で具材のひとつを圧すと、パンの間に戻す。
セーガが見てない下で、顔の前面が動きかけ、否、寸前顔は何も動かずに、セーガを見上げた。
セーガは、包みは食べないようにして、中のものだけを食べている。
少年は、大きく口を開いて、サンドイッチだけを食べた]
ー下層区域 倉庫街 ー
[サンドイッチを手渡すと、受け取ってくれた。>>115
フゥ、とひとつため息。その瞬間自身のコートの襟が軽く凍って少し呼吸を止める。]
[1歩だけ少年から離れてもすもすとサンドイッチを咀嚼し始める。食べる速度は遅い。 サンドイッチをつつき回していた少年を横目にゆっくり食べる。味はまあ悪くないと思う。]
[零さぬように丁寧に食べていたし、一歩離れたこともあってイギーの顔の様子が一瞬だけ人間の動きにしては奇妙な動きをしたことには気づかなかった]
ーーー………? ーーー…?!
[気づいた時にはサンドイッチは一呑みにされた後。>>116
ちなみにこちらはまだ半分も食べていない。]
(……そんなに…美味かったのだろうか)
[一瞬で消えたサンドイッチに、鉄面皮も流石に驚きを隠せないようで。珍しく脳が人間らしく言葉を発してくれたような感覚に陥っていたのであった。*]
── ドーム ──
[流れ星を見た翌日。
男は、早朝に治癒師の家を訪れた後、スラム街へと足を向けた。
スラム街には、腐れ縁もいるが、今日のところは、耳利きのショー>>0を探しに来たところだ。
どこにでも顔を出しているが、見ない時はトンと見ないのがショーだった]
っつっても、先ずはお前に話を聞きに来る訳だけどな。
[男がスラム街で先ず訪れたのは、"何でも屋"スティーブの店だったか*]
/*
この流れ、すっごい好き…!!好き…!!!!
なんだー、ショーかぁ、ショー探しにいったんかぁ……
って、俺かぁあああああっ!!!(机に頭ゴンっ!!
[ごっくんと喉は動いていたが、その実、嚥下はされていなかった。
丁度頭部の辺りにサンドイッチはあり、接触だけでは分からないものを細かく調べていたのだった
6人目、『死神』 ゲイル がやってきました。
『死神』 ゲイルは、智狼 を希望しました。
─── 下層倉庫街発、中枢行、ってか?
穏やかじゃないねぇ。
[口端を持ち上げながら固形栄養食を完食すると、手を払って身支度をし始めた。
いつも持ち歩く護身機器と、いくつもの携帯端末。
それからついでの買い物のためにキャッシュを分割した数枚のカード。
他にも必要なものを身に付けて、ゲイルは玄関へと向かう]
面白いものであれば良いが。
[最近は本業もマンネリ化していて、雲隠れよろしく大人しくしていたところ。
そろそろ何か動きたいところでもあった*]
■名前:ゲイル・クロイツ(『死神』)
■所属:フリーランス(犯罪者)
■能力:マシンハック(+影操作、影同化、影変化、千里眼、他)
■武器:手製のびっくりどっきり機器(+影)
■経歴:上層区域に住む開発者。外見年齢20代後半。個人で様々な機器類の開発等をしており、会社への売り込み等をしている。部品を調達するためにスラム街を訪れることも多い。
(※PL視点情報
正体は上層区域の異能者を中心に首狩りをする暗殺者、通称『死神』。自分の思想のために暗躍しており、依頼は受けていない。
特殊チーム案件となっており、能力を駆使して特殊チームの追跡を躱している。
暗殺家業中は自身を影で覆い、変化させることで別人に成りすましている。声も変声機を使う念の入れっぷり。
『死神』時の姿は、真っ白なタキシードとシルクハットを纏った怪盗のような姿。顔は白い仮面に覆われている。
また、暗殺対象には予告状を出し、防がれた場合は次の予告状まで狙わないという、愉快犯的な行動を取る。
中層・下層のどこかに隠れ家を複数有している。)
■NG事項:感情・思考の確定
■PLより:暗殺者とか言ってますが、今回は暗殺業お休みです。姿が変わったりするので面倒おかけしますが、よろしくお願いします。
プロフの()内は犯罪者としての部分。通常時は使用しません。
肩書き部分は変装時の名前となります。
─ 下層区域・倉庫街 ─
[少年の指は、食べ物をこれでもか!という程に突き回していたのに、汚れていない。
今は手に持った包みにじっと顔を向けている]
[くいっ]
[その顔があげる。
セーガの顔の少し下に顔を向けているようだ。
襟>>117を見ているのかもしれない*]
─ 下層区域・倉庫街 ─
[少年の指は、食べ物をこれでもか!という程に突き回していたのに、汚れていない。
今は手に持った包みにじっと顔を向けている]
[くいっ]
[その顔があげる。
セーガの顔の少し下に顔を向けているようだ。
襟>>117を見ているのかもしれない*]
/*
やぁ、だいぶ奇妙な立ち位置を作ってしまった気がしている、龍猫ことろこあです。
やるにあたり、けるさんに相談に乗ってもらいました。
OK出たので頑張る…!
尚、こやつはBtB2で自分で出した犯罪者であります。
特殊チーム案件ってことで能力盛っても良いと許可貰ったけど、とりあえず明記したのあれば良いはず…。
もしかしたら回復系生えるかもね、くらい。
怪我させた奴を回復して放置したりするかもね、愉快犯ですので☆
[…凍りついた氷の結晶が張り付いているコートの襟。普通の人ならこんなところに氷やら霜やら貼り付けて歩きはしないだろう。それが珍しいのかもしれない。セーガはそう感じた。]
……ごめんね。触っちゃ、ダメだよ。
オレ、冷たくて、凍らせちゃうから。
[それだけ、ポツリと伝えた。 ]
[…さて、しばらくいたが…誰かが現れる様子もない、若しかしたらここにはもう親はいないのかもしれない。]
…迷子センタァ…
[どこだっけ、と手持ちの地図を広げ始めた*]
へーい、いらっしゃいませー
[気のない返事、]
旬な情報。
ショーなら、
[くいっと、親指で方向を指差し]
"今日は酔いたい気分"だとさ。
[向こうには、ボロながら、
飯が食えるような屋台が集まっている。]
一杯奢ってくれるやつ探してたから、
まだいんじゃねぇの。
[目の前の腐れ縁の男へ伝える。]
氷の目 セーガは、狩人 に希望を変更しました。
[ヴェスとは子供の頃からの付き合いだ。
ヴェスの両親がバグ・シングに殺され、失ったばかりの頃、スラムをさまよっているときに、知り合った。]
なーんか。俺、知らねぇうちに、
"何でも屋"とか言われてんだけど。
[確かに武器以外は何でも売るが、
何でも屋、と言われるようなことはしていないつもり、ではある。
が、此処最近、どうもそう呼ばれているようである。]
7人目、日陰の花 エーディ がやってきました。
日陰の花 エーディは、おまかせ を希望しました。
[いつも通りの日常。
いつも通りの起床から始まり、いつも通りの質素すぎる朝食や簡素すぎる身支度を経て―――
いつも通りの花の世話]
[スラム街に花は咲かない――というのは流言飛語だというのを彼女は知っている。
花が珍しいとされているのは事実だが、それは別として咲く場所はちゃんとある。
いつからあったのか誰も知らない、己が住む部屋程度の広さしかない花畑。
自宅から歩いて数分の距離しかないその場所に、いつも通りに彼女は赴く]
[花畑につけば片隅に片膝をついてしゃがみ込み、紫の花弁の一枚に触れる。
途端に、ごくごく断片的にではあるが、
昨夜の花畑周辺の光景が脳裏に流れ込んでくる。
夜だけあって訪れる者といえば野良らしき猫くらい。いたって静かなものだった]
……よーし昨夜も異常なしっと。
[人も花もドームの外で起きていた“異常”には気付かない。気付きようもない]
─ 下層区域・倉庫街 ─
[マフラーを見てみた場合>>126、マフラーも汚れていないのが分かるだろう。
街路や柱にも汚れは見られない……隠しているのかペロペロ舐めてしまったのだろうか……その場合、少年は意地汚いということになるだろう……]
[コートの襟は霜ついたかのよう。
冷気が漂っていたろうか?
少年の顔に不思議そうな様子は一切無かったろう]
[セーガから、ポツリ言葉が落とされて手持ちの物で調べ始めても、顔は向けられたままだった。
それは、セーガが地図で調べ終わるまで続くだろう*]
[この場所のことを教えてくれたのは世話をしてくれたじーさんだった。
無能力者の孤児だった自分を拾ってくれたばかりか、
“エーディ”という大層でない名前もつけてくれた。
なんでも“食用花”という意味の言葉に由来するのだとか。
昔はもっと可愛らしい名前にしろと抗議したものだ。
そのじーさんも2年前に死んだ。大往生だった。
残ったのは自宅とじーさんがコツコツ貯めてたキャッシュと、
このスラムにおいてどうにか生き残るための最低限のツテであった]
[だがキャッシュの方は1年くらいで底をついた。
じーさんがけちくさくてロクに金を残していなかったせいじゃない。
知人に騙し取られたようなもんだ。おまけにそいつは借金を残して姿をくらませたときた。
安易に人を信じた私がバカだったねうん。
借金の取り立て人は粗暴だし容赦なく花を踏み荒らすし、
おまけにこっちを完全に下に見ていた。持つ者が持たざる者を蔑む構図ってワケだ。
この構図がひっくり返ることを――別に信じてもいない神に祈ったりなんだりはしていなかったが、
それでも異能が発現した時は正直嬉しかった。
これで借金取りに仕返しできると思っていた、
その時点ですでに私は“私”じゃなくなってたんだろう]
[「連続異能暴走事件」の犯人が薬剤を投与した時のことは覚えてはいないが、
その薬剤の影響でやらかしたことについてはわりと覚えている。
借金取りに仕返ししたり当時のバイト先だった店をぶっ壊したり……(ど真ん中に樹を生やしたっけ)
その時負った怪我も治り薬剤の影響も抜け頭も冷えた後、
警察のお世話になってさらに頭を冷やし……
やっと自由の身になれたのが3ヶ月ほど前だ。
バイト先はさすがに変えざるを得なかったし借金がチャラになったわけじゃない(むしろ増えた気すらある)。
頭を悩ませることは絶えないが――
それでも明日につながるかもしれない今日を生きている]
/*
三ヶ月前のあれこれとか書こうと思ったんだけど、
うまくまとまらず…
すんげぇ困るとこでぶった切ったきがします…
■名前:エーディ
■所属:スラム街在住
■能力:
・植物操作能力→植物を意のままに操る。植物の成長を促進させることもできる。
・サイコメトリー・精神感応→どちらも対植物限定。またかなり弱め
■武器:短銃・電磁警棒あたりを予定
■経歴:スラム街の住人。酒場でバイトして生計を立てている。
元は無能力者だったが「連続異能暴走事件」により上記の能力を得た。3ヶ月くらい前まで警察機構のお世話になっていた。
口調はやや乱暴だし護身用に武器は持っているが争いは好きではない
■NG事項:特にはないかな
■PLより:よろしくお願いします。
─ →下層区域・倉庫街 ─
[上層区域から下層区域は遠い。
徒歩での移動なんてする心算も無く、知り合いの転送屋に頼んで下層まで転移させてもらう。
転移能力を持つ者が経営している店であり、指定の場所へと飛ばしてくれるのだが]
/*
よしよし、なかなかの発言数とpt消費量だ
水増し感出すためにセルフ10行縛りしようかとは真面目に考えた 今後気が変わって真面目にやるかもしれない
年齢3(3) 身長 150+9(20)cm
[何故か地面から1m程の高さに放り出され、バランスを崩して尻から落ちた]
〜〜〜 っんのやろぉ〜〜!!
金取ってるくせになんつー雑さだ!
[知り合いだからこその悪戯だったかも知れないが、やられた方は堪ったもんじゃない。
強かに打ちつけた尻を擦りながら立ち上がり、信号が流れてきた場所 ─── 倉庫街にある電子パネルの方へと向き直った。
近くにいるのは青年が一人と、小さな子供が一人]
変わった信号送ってたのはどっちだ?
[問いかけは両方へ。
けれど電子パネルへと触れていることから、小さな存在が発信源であろうことは直ぐに推測出来た。
そっちか?と差す指は子供の方へ*]
/*
BtB2のスティーブの発言抽出しっぱなしだったから、入ってきたばかりの人表示されてなかった…
システムつながってんだな…
/*
ぎゃあああうっかり表に……すみませんすみません
瓜科削除発言が無条件で見える仕様なので振りなおしはしない
25歳159cm
── スラム街 ──
ハ、そうかよ。
[ピンと、肩にかかった髪を払う]
いいんじゃねーの、"何でも屋"呼ばわりで。
そう違っちゃねーだろ。
おっと。
出所は俺じゃねーからな?
[両手をあげて、スティーブ>>128>>129へ男からの呼び方の出ではないと否定する。
呼ばれるようになった可能性のひとつとしては、3ヶ月前の「偽バグ・シング事件」の際にスティーブも関わった行動からくらいのものだろうか?*]
─ 下層区域・倉庫街 ─
[マフラーを見てみた場合>>126、マフラーも汚れていないのが分かるだろう。
街路や柱にも汚れは見られない……隠しているのかペロペロ舐めてしまったのだろうか……その場合、少年は意地汚いということになるだろう……]
[コートの襟は霜ついたかのよう。
冷気が漂っていたろうか?
少年の顔に不思議そうな様子は一切無かったろう]
[セーガから、ポツリ言葉が落とされて手持ちの物で調べ始めても、顔は向けられたままだった。
それは、セーガが地図で調べ終わるまで続くだろう*]
/*
エーディ可愛すぎか。
>>134この辺りの言い回しが、とてもよい!
>安易に人を信じた私がバカだったねうん。
>その時点ですでに私は“私”じゃなくなってたんだろう
ずっしりとこれも練られた重い設定ぞ。美味しいログぞ…!
[時空の歪みを観測>>140]
[少年がそちらへ顔を向けたのは、セーガよりも早かったか否か]
[どのような判断が働いたのか]
[少年は電子パネルから手を離し、ゲイルへと近づき、手を差し出した]
[ゲイルは手を取ったろうか?*]
― スラム街・花畑 ―
[で、今日はバイトは休みである]
平和だなぁ……。
ここには赤ら顔でこっちを見てくる酔っ払いの親父もうっさいゴロツキ同然の客もいない……。
[手製のベンチに腰かけて平和を堪能するエーディ。
借金取りが(家にいないからと)こっちに来ることはあったが、もはや花を踏み荒らしていくことはない。
安堵する一方、薬剤の影響で乱暴になっていた頃の実力行使が効いたということになるので複雑な面もある]
/*
雪月花の「花」担当です(超こじつけ)(あの配達屋雪が好きってだけだろ)(月はまああれがそれであれ)
★今回キャラの発端は?
☆使いたい思えるのがエーディくらいしかおらんかったこと。能力はまあチップ合わせですが木属性は好きだよ
★ナカノヒトマシン能力者やりたいって言ってなかった?
☆・∀・「気が変わった」
そう…
[そう違っちゃいねーだろ、その言葉に一瞬納得しかけ、
いやいや、と思い直し、]
……そうかぁ?
[出処は自分じゃないと否定する言葉に、]
へいへい。わーってるよ。
[そう、返せば、溜息をつく。]
……面倒事は勘弁してもらいたいんだけどな。
[とは言うものの、まぁ、そう呼ばれるようになったのは
「偽バグ・シング事件」の後から。
が、目立つことを男は好まなかったため、
男はそのまま日常へと戻ったのだが、]
[その事件の翌日。
少し、いや、かなり。
ヴェスと衝突する出来事があったのだが、それが男の機となったか。
男は"無能"でいることをやめようとしている。
おそらは、そっちが、理由だろうが、本人に自覚はない。]
ま、今日は俺じゃなくて、
ショーに用があんだろ。
居なくなる前に行ってこいよ。
[そう言えば、ヴェスはどうしただろうか。*]
[マシン能力者ならば接触での会話も可能だろう]
『貴方の所属を問う。
貴方は特殊チームか?』
[マシン能力者に伝わるのは、渋いバリトン。
能力により変換された彼イグナティウスのコエだった]
[其れは重く複雑かつ巨大な機構が噛み合わさり動く様な機械の言語。
P13ドームの、一般的に使用されている機械とは全く似ても似つかぬ初めて触れた者に恐怖すら覚える圧縮された情報の塊の一端*]
[花畑の花は時期に応じてラインナップを変える。
大方は花から採れた種を順繰りに植えているが、たまに買った種を植えてみる場合もある。
こうして花畑の花の管理人めいたことをしてはいるが、
この花は私のものではない、いやむしろ誰のものでもない――というのがエーディの主張である。
もともと誰のものかもわからぬ土地に咲いた花、ゆえに]
[花屋をやろう、なんてことも考えたことはない。
あるがままを眺めているのが一番好きだし落ち着く瞬間でもある。
それでも需要は生じる。
バイト先に花を飾ったら普通に喜ばれたし(前のところでも今の酒場でも)、
無邪気なスラムの子供らが何食わぬ顔でたまり場にしてくる。
たまに花を食ってみようとする子供もいる。そんな時は慌てて止める]
/*
多分、ただ逃げることで、周りを巻き込まないようにと、"無能"でいたんだけど、今はそれをやめようとしてて、
そうすると、今までわざと気付かないようにしてたもの。セーガの人探しに気付いたりとか、そういうの。
察しの良さ的なのと、気付いちゃうと、あんま自覚なしに解決しちゃうんじゃないかな。
多分、気付かないようには、自覚あるけど、
気付いちゃってからの一連は無自覚なんだろうな
── スラム街 ──
色々やってるじゃん。
[スティーブ>>148にすげない言葉を返す。
面倒事は勘弁には、黙り込みながら]
[スティーブ>>149の変化は、幾つかは感じていただろう。
同じように、少しばかり自身も変わっていたか。
前よりも、苛々する事も少し少なくなれば、ぽろりと素直な気持ちを口にしてしまうこともある。
スティーブ以外の人間に対し、自分へ辛く当たるのが軽減された部分は、態度も軟化を見せていたかもしれない]
へーへー。
[居なくなる前に行けとの言葉>>150に、雑な返事をし]
ああ、そういえば……
[ふと思い出したように]
昨日、村に行って来たんだけどよ。
帰り道に流れ星を見てさ。
不思議な流れ星だったよ。
落ちるまで、光が消えなくてな……
綺麗だった。
[言うも、声音は少しトーンが落ち込んでいる]
/*
これだけ、叫ばせてもらう!
>>157
この返し!!!!可愛いんじゃぁ!!!!!!
>>158
あと、これが嬉しいんじゃあぁあああ!!!
……よし、寝よう…
[機械生命体以外を追う以外に、欲というものがあまり無い男にしては、流れ星の話題は珍しいものだったかもしれない]
落ちた方に行ってみるかな
[ぽつり、口にして]
とりま、ショーんとこ行くし。
じゃあな。
[ひら、とスティーブに手を振り、店を後にした*]
─ 下層区域・倉庫街 ─
[ゲイルからの言葉>>156は、口頭以外にも能力でイグナティウスに伝えられていたろうか?
何処までゲイルの感情が彼に伝わるかは、能力の性質次第だろう。
彼は逡巡するかのような、重い沈黙を挟んだ後にこうコエを響かせた]
『君にも伝えよう。
P13ドーム消滅の危機が迫っている。
これは君達住人にとっても他人事ではない。
このドームを消滅させようと、
機械生命体が一体、間もなくやって来るだろう』
[俯瞰情景の地図情報の開示。
尤も、ドームからの距離、落下地点場所は示されているものの、実際の機械生命体は同じ場にいるとは限らない>>#12のだが]
『訪れる機械生命体を止めるには、
何らかの封印処理・完全破壊が望ましい。
ドーム消滅を回避するには、ドーム住居者同士の協力は欠かせないだろう』
[ゲイルからの反応や疑問はあったろうか?*]
[………だがまあ、止めるのはそういう時か花畑を踏み荒らそうとした時くらいで、
普通に摘んでいくのは止めようとはしない。
こんなエーディにとってはありふれた花だが、
スラムのどっかには“買い取ってくれる店”も存在するらしい。
そして今、花畑の花を興味深げに眺めている子供にとっては、
花はかっこうの観察対象。
なんでも、花の挙動をよーーーく観察して踊る花のマシンをつくるつもりらしい]
[ちょっと前にせがまれたので能力で花々をダンスさせてみたら、]
『すげー! すげー! ボクも真似してみてー!』
[普通に面白がる子供たちとは一味違うこの反応であった。
同類かと思ったら植物より機械に造詣が深いと知りがっかりはしたが、
真似することを引き留めるつもりはもとよりなし]
……私にはちょっと分からん趣味だがね。
[何はともあれ。
しばらくすると風もないのに花の一部がゆらゆらと揺れ始めた**]
/*
避けたいが避けれる気がしない……そして今度こそまじもんの紅一点になりそうな予感
(タリアとかローズとかはノーカンにしたい感じのあれ)
ぐおーーーー
/*
マシン能力者との会話設定がふわっふわなので今から盛ってかないと、うわーどうしたらいいんだーになりそうですね!
/*
今回のヴェスは、無茶はしないけど、誰にも言わずに色々行動するから、誰かが同行COしないとソロで動き続けそうだなあ…
封印か完全破壊……適任なのは特殊チームだが。
[さて、今動ける状態なのかどうか。
ゲイル自身動くのも吝かではないのだが]
(なかなかスリリングなことになりそうだ。
是非上層区域で暴れて欲しいね)
[家の大事なものは地下に避難させよう。
そんなことを考えながら、思考はやはり相手へ伝えないようにするのだった**]
/*
ヴェス君、素の感情はかなり幼いから不味いよなー…。
ボロッボロなそれを、棘の鎧なり粗暴な振る舞いでどうにか生きて来たのが、精神治癒されたら…穏やかにはなるが、心が柔らかくなる。
衝撃的なのを見たらグッサリ刺さるな。
そんな事をしていたら、かなりやべー話が展開されてたね!ゲイルさん!
[彼がゲイルに伝えた>>163>>164のは、これがP13ドーム全体に関わることだからである。
その為、ゲイルの愉悦や思考が伝わっていたとしても全く同じ内容を伝えたろう。
其れに、マシン能力からの伝達で無くとも……]
『侮らないことだ。
慢心は身を滅ぼす』
[釘を刺すよう彼はゲイルに伝えた]
[彼からの開示は電脳下>>169によるものではない。
何故ならば、人間が想像するような電脳としての部品と回路がある訳では無いからだ。
地図となる情報複製については、災厄となる機械生命体を迎え撃つ際の情報として必要だろう。
断ることはない。
だが、そのままの情報では理解困難な面もあるだろう。
彼がゲイルへ提示した情報を、マシン能力により読み取り、理解し構築し直した地図情報の模写を得ることになる]
『いいや。
ドームからの抵抗があれば一体で全壊は無理だ』
[特殊チームからの接触が無いのは、何かしら別の行動を既に取っているからか、それともゲイルが伝達>>92を遮っていたりでもするのだろうか?]
『私は特殊チームをはじめ、
ドームに住居する諸君らに委ねたい』
[既に彼の見解>>164は述べている。
後はドームの住人達が選択し決意するものだ]
[彼はゲイルが拡散について問う>>169とそう返答した]
[彼のことを機械生命体と明確に理解したゲイルは、胆力があるのだろう。
驚愕がありながらも、会話のやりとりに動揺は薄いか見受けられにくい。
能力での伝達から伝わるもの以外でも、他の要素から彼はそう判断する]
[この他、ドームへの消滅を行おうとする機械生命体の情報を求められれば、彼から開示が行われるだろうが、どこまでゲイルは問うだろうか**]
[彼はゲイルが拡散について問う>>169とそう返答した]
[彼のことを機械生命体と明確に理解しているならば、ゲイル>>168は、胆力があるのだろう。
驚愕がありながらも、会話のやりとりに動揺は薄いか見受けられにくい。
能力での伝達から伝わるもの以外でも、他の要素から彼はそう判断する]
[この他、ドームへの消滅を行おうとする機械生命体の情報を求められれば、彼から開示が行われるだろうが、どこまでゲイルは問うだろうか**]
/*
… 能力での伝達以外でも、他の要素から彼はそう判断する。
外側に現れ難い要素、温度分布、心拍数など、それら人間ならば、目では数値化出来ないものも機械生命体はセンサーで把握するのだ]
…と書こうとは思ったんですが、こう… ね。
上手いこと言語化出来なかったんです。
/*
タリアは嘘ついてるの分かったら不味い感はある…
ただ、機械生命体との戦いで研鑽されてるので、人間相手ではどうかな。
イギーは結構、人間と接触してるので分かるやつなんですが…
………っ…ーーー…っは…。
[呼吸が少し乱れた。外の気温は寒くもないのに青年の息だけ白く吐き出された。][外部から見れば、話を聞いた青年はその程度の変化しかしていないようだろう。]
……げぃる。…いったい、誰、と…はなして、いる…?
[そして白い息と出てきたのは、そんな言葉だけ。]
[青年の足元から、パキキ、と鈍い音がしたのに気づけたものは居ただろうか**]
/*裏設定
セーガの能力の本質は『変化の拒絶』であり、『凍結』は手段に過ぎない。
言ってしまうならば。セーガの能力は凍結能力などではなく、『時空間固定能力』と言った方が正しい。ただ本人が気づかないだけで。
/*実際やってることは周囲の水蒸気の動きを固定し凍結させることだけなので凍結能力で間違いはないんだけどね
ユウヅキにメタ張れるキャラにしたけどセーガの能力グレードダウンしてるからユウヅキには勝てない。そんな感じ。
―スラム街―
[ショーのとこにいけという言葉に雑な返事。
そうして、行くかと思いきや、思い出したように、
流れ星の話。その話に少し、目を見開き。
何回か瞬きをする。]
あ、あぁ。
俺も見た。
初めて見たけど…
[そうして、少し遅れて言葉を返す。
その反応の意味は、ヴェスが機械生命体以外に興味を示したから。]
……
[綺麗。その言葉に、男は言葉を止める。
なぜなら男はそれを見て、驚きはしたが、
男はなぜだか、その流星を綺麗とは思わなかったからだ。]
[流れ星を見て何か思うところでもあったか、
声のトーンが落ち込んでいる。
ヴェスが何かを想うと言えば、
思い当たることもあり、そのまま言葉を止めていれば、]
え?
[落ちた方に行ってみるかな。その言葉に顔をあげ、]
……俺も行くから、声かけろよ。
[少し考えた後、店を後にするヴェスの背に、そう声をかける。
そう、頼まれれば、ついて行くことはあったが、
自ら行くと言ったことは、あまりなかっただろう。
そうして、男は店を後にするのを見送った**]
/*
スティーブ、どう変わったか分かんなかったし、変われんのか…?って不安だったんだけど、結構変化あるなぁ…
/*
で!!!!ね!!!
早起きしなきゃいけなかったのに、寝坊してんですよ!!!あと1分で出なきゃ行けないんですよ!!(なにやってんだ
ースラムの花ー
[男はだいたい、持ち込まれたものは買い取る。それがそこらの鉄屑だとしても。そして、たまに、スラムでは珍しいとされる、花も子供たちが持ってくることもある。のだが
男はそれを買い取りはするも、どうせ枯らすからと、欲しがる人間に渡してしまう。
そして、もの珍しさに、どこにあるのだと、場所を訪ねられたら、]
……さぁ?知らないですね。
[そう、答えるのだった。**]
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