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夜行探偵 ユウヅキ は 追う者 ヴェス に投票した。
村の娘 エイミー は 追う者 ヴェス に投票した。
無能 スティーブ は 追う者 ヴェス に投票した。
配達屋 ノエル は 追う者 ヴェス に投票した。
追う者 ヴェス は 村の娘 エイミー に投票した。
追う者 ヴェス は村人達の手により処刑された。
夜行探偵 ユウヅキ は、追う者 ヴェス を占った。
無能 スティーブ は、追う者 ヴェス を守っている。
次の日の朝、無能 スティーブ が無残な姿で発見された。
《★占》 追う者 ヴェス は 【人狼】 のようだ。
現在の生存者は、夜行探偵 ユウヅキ、村の娘 エイミー、配達屋 ノエル の 3 名。
村の娘 エイミーは、配達屋 ノエル を能力(襲う)の対象に選びました。
言い返してる間は、ドン臭いんだよ。
気持ち悪いのは気持ち悪いだけ。
俺が何かを欲しがってるように見えるのか。
阿呆らしい。
─ 上層区域・自宅 ─
[さて、成り行きで首を突っ込む形になったこの事件。
どこまで介入するかを思案する。
仕事以外での屋内透視はまぁ、知り合いの緊急時と言うことで押し通せるが、直接手助けするのは難しいだろう。
案件となっていないものの特殊チームの介入は、場合によっては上層部の糾弾材料にもなりかねない。
上層部の人間を、特殊チームの存在を疎む者達は少なくない。
ここはフリーランスに任せるのが得策と考えた]
[監視ルームはアデルに任せ、ソノランは他の場所を探る。
侵入者の情報は既に伝わっているのだろうか。
いくつか機械生命体が徘徊している場所もあるようだ。
それは監視ルームでも確認出来るだろう]
あの辺りが首謀者のいる場所かな?
[機械生命体がいる場所はある一箇所を護ろうとしているようにも見える。
護る、という意識があるかは定かではないが]
潰すのは簡単なんだけどね。
[今排除するよりは、踏み込む直前の方があちらの虚も突けるのでは、と思っている*]
………………
[物理的な暴力を振るうとは少々意味は異なったか。
流石に、バグ・シングに首を差し出すなどと言うのであれば、男は殴っただろうが。
受け渡し場所を、既にアンプルが送られている自宅以外にしたのは、これ以後の行動を考えてのこと。
精神影響系能力者の関与、自身へ異能行使がされないとは限らない。
そして男の自宅へエイミーが向かうことによって、エイミーや自宅に危険や破壊が及ぶ可能性が過ぎってのこと]
もう本拠地にトばされてるって言ってんじゃねーか。
忘れんなよな、センセ?
それと、そういうの、やめろ。
[死なないでや信じるという祈りの言葉を拒む*]
── 本拠地・部屋 ──
……………ったく。
[溜息が漏れる]
[以降は、男とスティーブの足音だけが響く。
『め』の謎は残ったままとはなったが、飯場関連への注意喚起は行われているだろう。
扉を開ければ。
そこは、格納庫めいた場所、 だったろうか。
薄暗く、中には、がらくたのようにすら見える、バグ・シングの残骸なども並べられた作業台や手術台を思わせるものもあったかもしれない*]
[ヴェスのため息に少しバツが悪い表情をする。]
……まぁ、ほら。
ここまで来たら、やることは単純っつーか。
[恐らくは、ここに<本拠地>じーさんもいるだろう。
扉を開ければ、そこは格納庫だろうか。]
……これ、動かねぇよな?
[バグ・シングの残骸をみながら、
男は言う。]
[奥を見れば、さらに開きそうな扉がある。
そこは電子式の、両開きの扉だ。]
……いかにも?
って感じだよな。
開ける?
[そうヴェスに聞く。*]
── 本拠地 ──
[それは、ドーム外の朽ちた物を運んで来たのか。
それは、護衛による装甲剥がしや動きが鈍い物を見つけたのか。
それとも、管理の甘い場所>>0:356から運ばれたのか]
ちげぇよ。
センセへの溜息。
……………俺も残骸のように見えるな。
今から使える部品を、……コアパーツなりに使用しようというところか?
[視線を彷徨わせ、呟く。
そのまま、格納庫らしき場所を奥へ奥へと歩いてゆくだろうか。
並ぶのは、物言わぬ機械の群れ。
襲って来ないとは言え、偽物とは言え、間近での複数のバグ・シングもどきの間を歩く、男の心境は穏やかではない]
開けるしかねーだろ。
[頭痛がする。
銃を下方向へ構え、安全装置を外す。
彷徨う視線を、焦点を合わせるように電子式の扉を睨みつければ、スティーブが空間交換の異能で解錠するか]
……あぁ、その前に。
[部屋を見渡し、バグ・シングの残骸を見、
左手を剣でも引き抜くように空中を薙ぐ。
風を切らせ、そのまま振り下ろせば、左手にはバグ・シング
のパーツと成っていた棒のようなものが、握られているだろう。]
あ、ちょっと重い。
次、使えるのに、少し時間かかる。
[男の異能はその大きさや重さで間隔がある。
そう言って、悪いと、苦笑いをし、
武器を持った左手は、やはり震えるが、
覚悟は決めた。]
逃げていいんだぜ?
無理すんなって。
俺ひとりでもいけるし?
[それは、軽口。
これでスティーブが逃げれば、儲け物だろう。
頭痛に見舞われつつも、口端に笑みを浮かべる*]
[そして、震えを止めれば、
扉に張り付いている電子鍵を見据え、
左手で空中を握る。
ガタン、鍵は落ち、扉は開かれる。]
……もう、閉められねぇからな。
[そうヴェスに言う。
そうして、そいつは姿を現した*]
おい。なめんなよ?
いざとなったら、なんとかするっつったろ。
[笑みを浮かべるヴェスに、
同じように、にっと笑ってみせた。
震えはもう、止まった。*]
[息が震えそうになるのを、奥歯を噛んで噛み殺す。
ちらっとスティーブを一瞥、にィと口元を歪ませて笑みを作った]
んじゃ、精々期待しとくし?
[ぷしゅぅぅ……と扉が開く音がする。
淡い電子光の逆光の中、現れるそれは]
/*
ゴールデンウロボンってなんだっけ…!!!(焦る
アジトにいる3号なのは分かるけど、形描写ないよね…!!!(焦る、焦る
ー下層区域 F-173付近ー
[ユウヅキは、街を行く。 通りすがる人たちは怪訝そうな顔でこちらを見たり、ドンパチ探偵がまたどこかに襲撃に行くのかと囃し立てた]
[これまでに色々なことに巻き込まれはしたが、街は日常に包まれているのだ…見かけ上は。しかし、それでも確かにこのドームでは…この街を狙う悪意が侵食していた]
……ここか、ふむ…
[辿り着いた下層F-173は、ひとつの廃工場だった。大きさといえばそこまで大きいとは言えないが張り巡らされた柵の向こうの廃工場の扉は開いていた]
[1歩踏み出すとユウヅキの背後から、何かを振りかぶる音がする]
[体を捻り、それを回避する。ガキイイイン!と鋭い音が地面を走り…音の方向を見るとそこには1本の鉄パイプがあった。誰かに握られているらしく…そちらの方に目を向けると]
……おいおいお前ら誰に頼まれたんだ?
『ど、ど、ドンパチ探偵が…!妙な気を起こす前に…!!!止めるぞお前ら!!!!』
『おおーーーー!!!』
おいおいおいまてまてまて?!!
[何人もの下層に暮らす男達が、少し虚ろで恐ろしげな瞳でユウヅキに襲いかかってくるではないか!!!]
[これは操られているのか、それとも日頃の恨みなのか]
[判断がつかないうちは手出しができない!!!]
(くそっ!!!目的地はすぐ目の前だと言うのに…!)
[拳と、鉄パイプと、時々脚蹴りが飛んでくる。スルリ、ゆるりと避けながらユウヅキは後ろの廃工場への入口へとジリジリと下がりながら向かっていった]
[ここを調査して…潰せば…さらに何かわかるかもしれない…!**]
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warning warning warning war
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Golden UROBOROS Robot III
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A C T I V A T I O N
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[それは人型、に似た、巨躯。
それは、精緻には及ばぬ造形。
エゴが侭に組み上げられた、自我無き機械。
エイミーが居れば、電脳世界ではコアに黒い蛇喰い込むモノとして読めたかもしれない、が]
[逃げることは許されない。
座り込むことも許される筈がない。
無力感を押し込み、込み上げるものを押し込めながら、睨みつけ]
ハ、これはこれは。
何とも大型だが、 何だって?
ゴールデンウロボン3号……?
[半身を機械に向け、銃口の先を頭部から胸部に迷うように向けながら、聞き間違いかという顔をする*]
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warning warning warning war
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Golden UROBOROS Robot III
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A C T I V A T I O N
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/*
ウロボンと言いながら、ウロボロスロボットとはこれいかに。
ボン…ロボポン、ロボコン的な?
UROBON III の方が良かったかなあ…。
[現れた姿は、人型ではあるが、それには尾が二本。
一本はぐるりと身体へと巻き付き、その先をこちらへ向けている。
下半身の蛇は、そのまま床で蠢いているが
そのうねりはやはり、蛇のようだが、本物のような滑らかさはない。
その手に爪はなく、まるで蛇の口のように開かれている。
その形状を見た男は叫ぶ。]
……いや…いやいやいや
だっせぇ…!!!!!
[そして、ヴェスが名前を言い、
聞き間違いかという顔をする。]
名前も、だっせぇ…
たしかに、金ピカだけど、な…
[そう言いながら、男は重心を落とし、構えの姿勢を取る。]
[警告音は鳴りっぱなしだ。
まぁ、俺らは本拠地に招待されてきているわけだし、
もう、既にバレているだろう。]
……弱点が分かれば、な。
[左手を握る。本物と違い自我がないのであれば、
"コア"が見えれば、異能で切り取ることはできる。かもしれない、が。残念ながら、それを晒してはくれてはいないようだ。]
……っ
[機械が咆哮をあげる。それが指示となったか、
周りの機械に動きが見える。]
おいおいおい、
ふざけんなよ…!
[動き出す前に止めなくては*]
─ 上層区域・自宅 ─
[部屋の更に奥、電子式の扉の先。
警告音と共に現れたのは大型の機械生命体だった。
二本の尾を備えたそれは圧倒的な存在感を持つが、造形は本物には及びつかないもの]
………美しくないなぁ。
[名前の通り金色をしていて、それだけ見れば豪華ではあるのだが。
ネーミングセンスに関してはスティーブの感想と同感だった]
[それはともかく、と遠見の眼で見遣るのはヴェスの方。
如何に似ても似つかない、偽りの機械生命体とはいえ、それを目の前にして彼は動けるのか]
…ま、出来なければそれまでだったってことだけど。
[この事件に関わった以上、眼の前でむざむざ死なせるのは寝覚めが悪い]
精々頑張ってくれよ?
[口端を持ち上げて、視界にいる機械生命体に対して重力負荷をかけ、動きを鈍らせた。
視界から外れている分は影響を受けないだろうが、それでも多少は動きやすくなるだろう。
金色の機械生命体は常に視界に入るようにする]
コアを叩かなくてもぶっ壊してしまえば良いはずだけど……火力足りるのかな?
[見たところ、武器らしき武器はヴェスの持つ銃のみか。
爆弾あればなー、と零すが、流石に自宅には置いていなかった**]
……………… してだよ
[今の男では、それらは自己否定で受け付けることが出来ない。
受け止めはする。
受け入れることだってもあるかもしれない。
軽口だって言い、祈りだって受け流すように受け入れるような素振りだってするだろう]
何と比較してるか分からん。
どうせユウヅキとノエル辺りか?
あの馬鹿コンビは、不思議に馬が合ってるからな。
今度殴るか……
[殴るというのはそのまま思考が伝わってしまった結果]
俺とスティーブの比較にしろよ、憧れるだけ憧れて?
訳分からんわ。
[欲無き歩き続ける者は少ないだろう。
男のように否定と自責の中、光明無き道を歩くしかない者は少数に違いない。
目指すもの(ところ)なく、ただ歩き続ける。
/何故ならば、男の心はあの時のままで──]
[故にこそ]
[何かを得るためならば掴み取るしかない]
[この都市では、欲望のためなら、全てが許される]
[その都市の有様も、ドームもその外も、取り巻く全てが、あの日のままでいる男にとっては、嫌いなものではあったが]
[ドームの外も、人が依存するしかない都市も、異能も無能も、全てが嫌い。
唯一、欲とも言えるものは、機械生命体関連。
それに関連する事件なりが起これば、向かって行くか絡んで行こうとする。
それが今の男の有様]
[精神の方は、無残な有り様と言われて当然だったけれど*]
/*昨日のオミット文章だよ!
スティーブ、頭部からやるぞ。
エネルギー砲が搭載されている。
頭部周囲は高熱を帯びるから、よ。
お前の異能の出番だ──
上にトばす。
頼むぜ?
[スティーブを視界に収め、返事を待たずして、ゴールデンウロボン3号の頭上へとトばす。
スティーブは、撓む周囲を感じながら、3号の頭上5mのところにいるのに気づくだろう]
/*咆哮話はこういうのを投下しとこうと思って、もうだめだーねむいになったのでした。
[機械の咆哮。
そして次々に目覚めるように始動する周囲の機械]
おい、スティーブ!
お前、上に投げる(トばす)から、奴の頭部狙え。
(結局頭部狙ってゆくスタイル)(再利用するか)
(咆哮による他機械への呼びかけ。
いや、周囲全てが子機というわけではないな……
リーダー機としての機能もあるというところか?
頭部を潰して、命令を途絶えさせても、他が止まるかどうか……)
スティーブ、頭部、いけるか?
[男は、先ず問う]
いけるなら、上に投げる(トばす)。
[3号の頭上数m上へ、トばすと口にする]
(どこからやる……)
[男がバグ・シングと対峙する場合は、部位の破壊から試みるのが基本だった。
もっとも、試みれる場合というのは、よっぽど向こうの動作や機体状況が悪い場合に限られたが。
ただし、偽物を相手取るのであれば、部位破壊に拘る必要性は無いだろう]
タイプは……ごちゃごちゃに組み合わせ過ぎて、分からねーな。
[元のバグ・シングが何であったのか、判断は出来辛い]
動きが……鈍った?
[その時、突如何らかの動作不良でも起こったのか、限りなく3号の動きが鈍る]
(いや、違うな…… 誰だ?
かなりの使い手だ)
[3号の脚部がギシギシと鳴り、蛇の尾が床に押さえつけられたようになっている。
重力系能力者の異能行使と判断することが出来ようか*]
ー 下層区域 F-173(廃工場) ー
[振るわれる鉄パイプを避ける、拳を受け止める、脚を受け流す]
[必死な顔で襲いかかる一般人を、ユウヅキは最小限の動きでいなしていた。一般人にはなるべく怪我をさせない主義なのだが…と歯噛みする]
『うああぁぁああ!』
よっ、と………! 連携のとり方が下手なのがまだ幸いだ…!
『おおーーーー!!!これは先週のチャーハンの恨みいいいい!』
待て待て待て!それは先週ちゃんと弁償したろうが!…うわっ、とと!!?
[必死に避け続ける。まじで追っ手なのか日頃の恨みなのか分からない]
力を貸してくれって言ってくれて、
どんなに嬉しかったか。
私を信頼してくれてると思ったから、
家を空けて、ドームにきてでも手伝おうって思ったのに。
[娘にとって、嫌な思い出の多いドームにくるのは一大事だった。それに、能力が戻った状態で実家に見つかれば、連れ戻されてしまうかもしれない。]
お金だけなら稼ぐのは今まで通り、
ハロルドに任せるわよ。
私は村で畑の世話するわ。*
くそっ…!『ウロボロス』とタルタロスだけでも充分面倒だというのに……!!
[その単語を出すと、男達の様子が一変した。恐怖にも似た色に染まっていた顔は感情の色を落とし、虚ろな目は先程までの恨みつらみを忘れてユウヅキに敵対心を向けている]
『………!!! …ァ』
は、ちょっ?!!!くそっ!!!
[その途端、一気に連携の仕方が変わる。仲間に当たろうが、自分の体を傷つけようがお構い無しにユウヅキを狙う!]
っていうか、なんでノエルとかユウヅキがでてくるわけ?
あの二人は確かにいいコンビだけど――
[吐き出し切った後に思い出して、疑問符を浮かべるのだった。]*
……操られているというのなら…話は早い!
[解放するためには一度意識を奪ってやらねばならない。
<UROBOROS OVERDRIVE>の追っ手であることは変わらないのだ]
[ユウヅキは周囲を見渡し武器を探す。血を使うのもありだが血の刃は一般人相手には硬度が高すぎる]
さあ、来るがいい!!!
[廃工場敷地内に、非常時用の貯水タンクを見つけそこに司令を出す! 弾けたタンクから現れるのは無数の水の獣たちだ]
[水獣たちは一斉に虚ろな男達に襲いかかり、ユウヅキから引き剥がしていく!*]
[向けられる、助けになりたいという気持ちや信じたいという気持ちが、どうしても受け付けられない、そうされる資格も価値もないというところに落ち着く訳で。
エイミーとしての願いとは、考えてもいなかった。
どちらにしても、楽になど、なれない]
訳が分からねーよ……
………………………………………………………………
…………
お前の力は確かなものだとは思ってる
得難い異能だとも
お前は……そうだな
いい奴だと思ってるよ
ユウヅキ、慰めたんじゃなかったのかよ。
訳が分からん。
泣いた奴をどう扱えばいいんだか。
困る。
吐きそうだ。
…………ああもう。
[全部伝わっていくのは、困る]
こいつどう扱えばいいんだ?
気持ち悪くなることばかり向けてくるし、ヒステリー起こすし、勝手にしろと考えたらまた怒ったり感情ぶつけられそうだし……
あとは、何かありゃでてくんだろ。
[ヴェスの分析に、相手から目を離さずそう言う。
相変わらず、言葉の制限は受けているが、
偽バグと対峙して、消してくることはないあたり、
ここで殺させるつもりはないのだろう。]
あぁ、いける。
[ヴェスの言葉に迷わず、そう言う。
5年のブランク。いきなり出来るかは分からないが、
やるしかない。]
頭が痛くなってきた……気持ち悪い
面倒くさい
ユウヅキとノエル?
あいつら相棒じゃねーか。
それだけの話だけど?
頭痛い……
[思考が流されるまま*]
……?
[ヴェスと同時男も気付く。
3号の異変に。]
誰だかしんねぇけど、
ありがとよ!
[そう言って、]
ヴェス!!いいか、俺に楽なの気持ち悪いとか、
考えんなよ!?
[男は叫ぶ。慣れてるやり方じゃない、それも実戦だ。
そして、それを決めるのはヴェス自身だ。*]
[トばす為に、スティーブ>>+28を視界に入れた瞬間耳朶を打った]
…………は
[ぶわっと背筋の毛が逆立つ心地。
今、何を? 何>>+29を言った?
軽い目眩のような、自己否定が沸き起こる。
息が乱れかける、今は、駄目だ、集中しろ。
スティーブから向けられるものは気持ち悪く無い。
だが、男自身から楽になるのは/既にスティーブから与えられる楽さは受け入れているのに]
すぐに……切り替えられる訳、ねーだろ!
[スティーブを視界に収め、ゴールデンウロボン3号の頭上へとトばす。
スティーブは、撓む周囲を感じながら、3号の頭上5m程のところにいるのに気づくだろう]
いいわよもう。
わかんないもん無理に押し付けたってしょうがないわ。
付き合いの長さが違うのだってわかってる。
わかってるけど、
――……繋がったから。
そうね、ただの勘違いよね。
幸いこの状態何とかするヒント見つかったし?
あなたが戻ってきたら処置して、繋がり切って。
それでおしまい。
もう苦しくもなんともないわ。
めんどくさい餓鬼ともお別れよ。
えぇ、ユウヅキはちゃんと慰めて、励ましてくれたわよ。
だから私も吹っ切れたってわけ。
[そう考えつつも根底に流れる感情は、悲しみ]
それじゃ、解析にかかるから。
あぁ、それから。絶対戻って来なさいよ。
死ぬなら一発殴られてからにして。*
[俯瞰視点。
ヴェスとスティーブ>>4:195>>4:199は、
『エリュシオン』内部へと招き入れられるように突入した。
そして、格納庫らしき部屋に踏み入る。
電子式の両開き扉を解錠すると、
現れたのは、ゴールデンウロボン3号だ。
その色は金色。形状は怪奇なもの。
人型ではあるが尾が二本あり、
一本はぐるりと身体に巻き付き、切っ先を敵対者へ向ける。
下半身の蛇は床で蠢くも、本物の蛇が如き滑らかさは無い。
手には爪なく、蛇の口のように開かれていた。]
[ソノランは、自宅にて介入の度合いを思案する。
監視ルームの制圧はアデルに任せ、ソノランは他の場所を探る。
そして、格納庫にいる金色の偽物の機械生命体に対し、
助力者は誰か知られないまま、重力負荷の異能を行使するのだった。**]
[それも、ゴールデンウロボン3号との戦闘に入れば、意識は現実へ集中されることだろう。
……が、ぶわりと一度、目の前のことに対し、強い拒否反応に近いものが浮かび上がった*]
─ 上層区域・自宅 ─
[見ることは出来ても彼らの会話までは聞き得ない。
簡単な単語なら、唇を読むことで読める場合もあるだろうが、視界はヴェス達の後方からであるためにそれも叶わなかった。
尤も、聞こえずとも動きを見て援護することになるのだが]
周りの機械と連動?
キーにはなってるのかな。
[ヴェス達も似たような思考になったのか、金色の機械生命体への攻撃が開始される>>+31。
金色の機械生命体への重力負荷は維持したままに、視界を部屋の外へと移してみた]
あらま、信号出たかな。
[廊下を徘徊していた機械生命体が3体、格納庫を目指しゆっくりと近付いてくるのが見える。
金色の機械生命体の咆哮が周囲の機械へと作用し、他の機械生命体を呼び寄せたものを考えられた]
仕方ないなぁ。
…ま、人間じゃないし、良いよね。
[制限には引っ掛からない、と。
機械生命体の一つを透視し、組み込まれているコアパーツをその外へと転移させる。
接続されていた部分は捻じ切られる形となり、バチンとショートして一瞬暴走した後、鋭い爪で近くの機械生命体を引き裂いて崩れ落ちた。
引き裂かれた機械生命体は部位を欠けさせながらも蠢く]
いちいち透視するの面倒だな。
[機械生命体の体内から取り出したコアパーツを崩れ落ちた残骸の近くに捨て置き、部位が欠けた機械生命体へと視界を移す。
右腕だけを対象に転移を付与すると、捻じ切られた腕がもう1体の機械生命体の頭上に現れ、爪が頭部を切り裂いて床に落ちた。
次いで両足、胴、頭と、次々転移させて捻じ切り続ける。
その場におらず、正確に空間を把握する時間があるために出来る芸当。
やがて、格納庫から少し離れた先の廊下に、合計3体分の機械生命体の残骸が積み上がるのだった*]
わかってんだよ!んなの!
[その声が響いたときは、既に空中だった。
もう、さっきの言葉は、言えない。
ふわっと、髪が持ち上がる。
下方の3号を真っ直ぐ見、
左手を突き出し、虚空を掴んだ。
手の中で交換された、それを投げ捨てて、
後は、剥がした装甲めがけて、落下する。]
[3号の注意は、今ヴェスへ向いている。
男に迫るものはない。
本物の機械生命体であれば、そうは行かないだろう。]
……やっぱ、弱ぇな!!
てめぇはよ!!
[3号に向ける言葉と、そして、
落下の衝撃。
機械がひしゃげる音と、バチバチを回路が切断される感触。棒は3号の頭へと突き刺さった。]
ー 下層区域 F-173(廃工場) ー
[無数の水獣と、男と、ユウヅキの大乱戦が起こる廃工場前。怪我をせぬように一人一人引き剥がし、水の質量を持って地面に叩き伏せてたおす]
……っ、くそが これが因果ってやつか…!
[悪態をつくのは、日頃の行いを反省した結果だろうか?
いや、多分面倒ごとは探偵に集まるということかと思った結果だろう]
[襲いかかる男の1人を手刀で叩き落とす。昔はここまで格闘など出来なかったなあ、と思い出していた]
…うわっ…!!
[3号が頭を上げ、ガクンと身体が持って行かれる。
棒にぶら下がる形になる
激しい咆哮、3号は頭を激しく振る。]
……っ動くなっつーの!!
[刺さった棒を両手で握り、その振り子の勢いに合わせて、
両足で3号の頭を蹴る。
その勢いで棒は抜け、男の身体は3号から離れ、
地面に転がるよう、受け身を取り、着地する。]
……やっぱまだ反応遅れんな。
[受け身も若干不十分だ。
手応えはあったが、果たして周りの機械はどうなったか*]
/*
透視と転移の両方を持つから、透視に制限かけてるって言うあれでそれ。
人体透視しちゃうと……なのだよね。
特殊チームはやること豪快でも不殺ではありそうなので(死んだ方がマシ的な何かはあるかもだけど)、ここらは制限されてるといった感じ。
転移も普段は物体のみとか人のみとかだけど、対象が空間なので、実は一方向の転移じゃなくて入れ替えなのではという疑いあり(
転移で捻じ切るとかは、細かく対象を把握しなきゃ出来ないことだと思われる(関節とか捻じ切りやすい部分がないと出来ない)ので、実戦で使うことは稀だと思うのよな。
今回は安全圏にいましたので、ええ(
[そんなことをしているうちに、ノエルが事務所にやってきて…しばらく一緒に仕事をしていると、組手の練習をしないかと言われた]
[能力だけに頼るやり方では身を滅ぼす、と]
[最初のうちはこのままでいいと言い続けたが…なんの因果か組手は行われることになる]
[始めた当初は全戦全敗であった。能力を使わずに戦うことがこれ程大変だったとは]
[ユウヅキ曰く、ノエルには一生勝てないそうだ]
……っっ…ふうぅ……
[だが]
このくらいか?
[彼女との鍛錬は、確実に彼を強くした。
自身の能力と、ノエルとの鍛錬で目の前の男達を全て鎮圧できるくらいには*]
/*
ヴェスに影響ありそうな言葉が消えてってるので、
あれだな。脳が強く反応するとそれを消してく感じかな。一番強く反応すんのヴェスのことだからなぁ。
[投げ捨てられた装甲>>+34が、床に落ち、ガコンと響く音。
剥き出しとなった頭部パーツは、深々と棒が貫いた]
スティーブ!
[スティーブの、見事かつ鮮やかな手付きでの一撃後。
唐突な咆哮と暴走めいた動き。
巧く受け身はとれたようだ]
チッ、一部動き出してやがる!
[目覚めるように始動する周囲の機械。
全てが始動した訳ではなく、リーダー機3号の危機に連動するようになっているのかもしれないが]
信号の根本をたつしかないな。
[頭部への一撃は一部凹みが、胸部装甲には穴が開いたが動力源までには到達していない。
左腕関節部への射撃は、千切れさせるほどではないだろう]
── 下層区画 ──
[地上へ出る。
ユウヅキと別れ、移動する前に女をかろうじて歩ける程度に回復してやる。他愛ない話をしながら歩き、女の口が回り出したところでおもむろに問いかける。]
ねぇ、機械のウイルスって知ってる?
最近一部で噂になってるの。
[口から出まかせだ。]
いえ、データ盗むやつじゃなくて。
人間の体に取り付いて、
人間を機械にしちゃうの。
[女はとても驚き、知らないと答えた。]
……まぁそうよねぇ、そんなのあるわけないわ。
[この女はテクノなんとかについては何も知らされてないと判断する。]
あなた達の配置とか、どうなってるのかしら。
くれた情報によっては
このまま見逃してあげてもいいわよ。
[女は黙秘を貫いている。
そこへヴェスから驚いたような思考が届く。ちら、と女を見て、珍妙な名を口にしてみる。]
ゴールデンウロボン3号。
『その美しき名を何故……!?』
うつ……!? ……こほん。
今仲間がその、
ゴールデンウロボン3号のところにいるの。
この意味わかるかしら?
[アデルン1号がドアのロックを解除すればすんなりと監視ルームへと侵入する。武装した人間はいない。]
ハロー、そして、グッナイ!
[すでにアラームは鳴り響いている。死に物狂いで襲い掛かる男たちを容赦なくぶちのめせば、ことごとく眠りにつかせるのだった。]
さてと、お目当てはあるかしら?
って、あらら、あの2人は大当たりね。
[アデルン1号にシステムへのハッキングを仕掛けさせる。モニターを見ればヴェスとスティーブが金色の機械生命体と対峙しているのが目に映る。]
悪趣味ねー。いかにもって感じだけど。
[手元の端末でも操作を開始する。鳴り続ける警告音はしばらくの後、止まるだろう。]
[女は慄くと、ゲートそばの民家を含め、いくつかの拠点やロボ配備の状況を喋った。]
ありがとう。
そうしたらお迎えを呼ぶわね。
[娘は端末を手に、通信を始める。
ほどなくしてやってきた警察に女は連れられていった。]
……こんなちょろくて大丈夫かしら……。
[後ろ姿を見送り、呟く。
ユウヅキとノエルの端末に女から得た情報を送信し、娘は中層へ向かう。]*
頭部へ続けて攻撃を。
俺は……
あいつらをどうにかする。
[両眼が赤く染まる。
傍にスティーブがいるから、大丈夫]
ハ、
[視界内、複数対象。
次の出来事は一瞬のうちに起こる]
トべ……!
[始動した機械が一斉に襲い来るのが、空間が揺れ撓む。
一体は男の側へ背向け逆向きに/それを切り裂く鋭い爪先。
もう二体は、壁へ激突するように向かい。
残る一体/最初の一体を切り裂いた爪持つ小型偽バグ・シングの頭部向け、男は、ドン、ドンと銃を撃つ]
[男が撃った偽バグ・シングは、兎と蟷螂を合わせたような姿をしていた。
頭部を撃てば、機械内部の曝露が。
機械の眼が弾け飛び、基盤が弾ける。
最後に胴体を撃ち抜けば、床と平行に吹っ飛び、半ばばらけた]
[バックステップ]
危な……!
[盾にした最初の一体が、振り向きざまに腕を振るえば、鋭いナイフ状の腕が過ぎ去ってゆく。
腕の付け根を撃ち抜きながら、男はスティーブに視線を向け]
ー下層区域F-173(廃工場)ー
[襲いかかってきた男達を近くにあった適当な鎖で縛っておいて廃工場の正門のところに転がす。一応見張りに水獣を残しておけば下手なことは出来ないだろう]
……さて、中に……
…?
[その時ユウヅキは、白いドレスの裾が廃工場の中へと入っていくのが見えた。一瞬見えた女の横顔は、美しい青の瞳が特徴的で…とてもこんな場所には似つかわしくない]
おい、待て!ここは危険だ!
[ユウヅキは慌てて女を追いかける、しかし中に入った時にはもうその姿は見えない]
[それは、アイコンタクト]
使えよ!
[視線を再度、目の前の偽バグ・シングへ。
いや、今しがた弾けさせたナイフ状の腕へと。
ナイフ状の腕の付け根を撃ち抜き、大きな刃と化したそれを、スティーブの方と転移させた*]
…おーい。どこに行った、でてこーい!
[ユウヅキは大声を張り上げながら廃工場への奥へ進む。
一般人が迷い込んだなら厄介だし…ウロボロスやタルタロスの人間となれば話を聞き出さなければならない]
[…しかし、ユウヅキが見つけたのは、女の姿ではなく…]
………嘘だろう?なんだ…これは…?!
[無数に並ぶ、機械生命体の素体であった]
/*
じーさん首謀者じゃなさそうだし、アデルさん首謀者制圧しても良い気が…なんか出番奪ってしまっているようで申し訳なさが爆発…
[廃工場全体の電力が現在落ちているからか、機械生命体は動き出す様子は見せない。しかしその数に圧倒される
中途半端に作りかけの機械生命体や、むちゃくちゃに金属類を押し込まれただけのもの。よく分からないデータチップから、小さなミニチュアまで…数多くのバグ・シングの玉子がここに眠っていた]
冗談だろう、こんな数の機械生命体が街に出たら…どれだけの被害が出る…?!!
[ユウヅキは決めた、ここは完膚なきまでに叩き潰す。
連れてきた無数の水の獣たちに指示を出そうとして……]
『そこまでだヨ!ドンパチ探偵!!!』
[スピーカーから轟音のようなノイズと共に男の声。まあそりゃこんな大事な場所を誰一人として見張っていないわけがない]
『まさかおまぃがタルタロス側についていたとは…!!!噂には聞いていたがとんだはちゃめちゃ男だヨ!!!』
『だが、おまぃの活躍もここまでダ!!!
イケ!!!ウロボンズ!!!!ポチッとな!!!』
[ポチリ、と何かが押される音。とても嫌な予感がする]
[その嫌な予感は当たるものでして]
『…*75=$・%$°→*々×○$=|||$……』
まじかよ……!!!
[無数の作りかけの機械生命体が、起き上がってきたではないか!!!*]
/*
弾いた勢いで、バグ·シングの目の前の空間と交換しろの意味かなと一瞬思ったけど、そんなわけねぇ…
棒だ棒…
でもヴェスの撃つ銃弾との空間交換はできそうだよな。
[ノエル宛のメッセージには拠点情報の他に一言添えて。]
『連絡遅れてごめんなさい。
あなたとエヴァンス氏の無事を祈るわ。
全部終わったら、笑ってまた会いましょう。』*
[システムへの侵入を果たしたが、ゴールデンウロボン3号はシステムからは独立しており、外部からの干渉は受け付けないようだ。監視ルームのマイクへと近づく。]
ハロー、ヴェス、スティーブのお二人さん。
こちらアデルよー。
[二人が戦う部屋にアデルの声が響く。]
そこの部屋ね、そこのデカブツの耐久実験も兼ねてたみたいなの。
だから、こーんなものもあったり。
[アデルが端末を操作すれば、部屋の壁の一部が開き、中からライフルや手榴弾、リモコン式のC4爆弾等が並んだラックが迫り出す。]
銃は認証式だから反応しないかもね。
アタシはそこのエリアへの侵入を食い止めておくから、そっちはそっちで……ガンバッ!
[グッとサムズアップをした。*]
─ 上層区域・自宅 ─
[遠見の視界を格納庫へ、次いで監視ルームへと移す]
お、流石はアデル。
[通信を介さずに呟いて、制圧された監視ルームからモニターを見た。
格納庫でも機械生命体が動いていたが、兵器の助力があれば格納庫の制圧も然して難しくないだろう(ソノランの感覚で、だが)]
ハロー、アデル嬢、お疲れ様。
手勢も増えたようだし、俺様はこれくらいで失礼するよ。
一段落したらコレクション見せてね。
[接続しっぱなしだった端末から呼びかけて、返事があれば切る心算だ。
その後は再びソファーに横になり、能力使用の疲労回復をすることに*]
/*
ソノラン万能すぎて、声も聞こえてるかと思ってたとか。
でも聞こえてなくても、スティーブきっというしな…
ソノランって分かったら、言い方変わるけど
[と、3号の腕。その口が男を向く。]
げっ…!
[咄嗟に転がり、放たれたそれを回避する。
壁にぶち当たったそれは、大きな音を立てるが、
さすが、格納庫ということだけあって、
壁は崩れることはない。
回避したその勢いで、すぐに立ち上がれば、
ぐるりと巻かれた方の蛇の尾が、眼前へと迫る。]
……っ!
[ガンっと攻撃を受け止め、重心を左に傾け、
その攻撃を受け流す、が、
べきっと、棒がひしゃげる。
トン、とそのまま床を蹴り、尾から距離をとる。]
まだ、だな…
[少し、ジンジンとする手をブラブラとし、
そうポツリと言う。
まだ勘は戻っていない。
反応がまだ遅れるせいで、力の受け流しが不十分だ。]
……らっ!!
[ふと、なんとなく思いつき。
左手で棒を振りかぶる。離す瞬間に能力を行使し、
3号のまきつく蛇の尾の前の空間を視界に捉えれば、
それは、ガコンと左手の触れた分だけ蛇へとあたる。]
お、でき…っ
[まぁ、そりゃそうだ。案の定蛇はこちらを向く。
それを回避すれば、ヴェスと目があった]
ナイス、タイミング!!
[使えよ!その言葉と同時に、それは男へと転移する。
そのナイフ状のそれは、不格好ながら、
東洋ドームから流通する、薙刀とも似ていたか。]
ー 下層区域 F-173 (廃工場)ー
……っ、この、っ…!
[無数のコードが音を立て、幾千の火花が廃工場内に飛び散る。まだ作りかけの兵器たちだが、動けるだけの能力があるようだ]
…っ、!!!
[水の獣を仕掛ける。鋭い牙を立てて1匹の機械生命体の腕を噛みちぎる。腕と胴体の断面からバラバラと機械の欠片が落ち腕の装甲部は簡単にひしゃげて潰れた]
…想定していたより遥かに柔らかそうだ…なっ?!!!
[だがそればかりを観察してはいられない。
別方向から振り下ろされる鉄くずの拳や鉤爪を躱し、上から水獣による水圧をかけてスクラップにしていく]
[と、その時だったか、
アデルの声が響き渡った。
アデルの言葉と共に、壁の一部が音を立て開く。
天井付近に、監視カメラらしきものを見つければ、
それに向かい、ニっと笑って、グッと親指を立てた。]
『ハハハァ!いい眺めだナ!この素晴らしいウロボン軍団に殺られてしまえィ!』
[スピーカーの向こうからはボリボリと何かを食べながらこちらを笑い囃し立てる男の声。無数にある試作品はまだまだ代わりがいるとばかりに動き出す。]
……っいっそすべて水に沈めて……いや、それだと僕が感電するな…
[一瞬考えた作戦は即廃棄される。汎用性の高い液体操作能力だが感電してしまえば意味がない。この数の『敵』を一網打尽にするにはこの場を水で満たすのはあまりに危険すぎる]
『…$%×14々=$♪÷+$!!!』
…!しまっ……!!!?ぐ、ううぅ…!
[一瞬の油断であった。ウロボンズの一体がユウヅキの腕を捉え、縦に傷をつける!
深すぎる傷ではないがどろり、と血が出てくる。]
……っや、った、なぁ…!!!
[その傷口から出てくる血が、形を、硬度を、動きを変える。
小さくも鋭い無数の『血の刃』が、ユウヅキの周りを舞い]
[ガガガガガガガガ!!!!]
[自身の周囲に近づくものを抉り、削り、破壊していく!]
…や、はり、痛いが、
こっちのほうが、よく、ききそうだ!*
―― 中層R-501 ――
[端末の地図を参照しながら中層を歩き、やってきたのはバー>>0:184だった。
聞き慣れない調子のいい音楽が流れ、一癖もふた癖もありそうな連中がたむろする中を通れば自然と眉にしわが寄る。客達も浮いた雰囲気の娘を物珍しそうに眺めた。]
『おネェちゃん、下層から遊びにきたの?』
[絡んでくる男をうっとうしげに素通りし、奥に進む。]
『暇なんでしょ、今夜どぅ?』
『おこづかいあげるよ?』
[娘は不快極まりない表情を男に向ける。]
そういうの、いいわ。
ヴェスからもらってるから。
[男はヴェスの名を聞くと、顔を青くして席へ戻っていった。]
[カウンターに腰かけ、マスターに声をかける。]
星のカクテル。
付け合わせはマスター特製ハバネロで。
個室、いただけるかしら。
[マスターは頷いて、娘を案内する。
途中、興味深げに娘を眺め、問う。]
『あんた、ヴェスのなんなんだい?』
[娘の瞳に動揺が浮かぶ。]
別に。雇われてるだけよ。
[そう返せば、マスターはそれ以上詮索することはなかった。]
[くるくるとグラスを回し、美しさに見惚れていたが]
せっかく運んでもらったけど、仕事の後で頂くわ。
[机の隅にグラスを避けようとする。]
『大丈夫、ちゃんとノンアルコールだよ。』
[いい笑顔のマスターにサムズアップを頂いた。]
……そんなに子供っぽく見えるかしら?
[残された娘は浮かない顔でカクテルを口にする。]
おいしい。
[飲んだことのない良いお味。
娘は目を丸くする。]
『うまいだろ?これも食べれば仕事もはかどるぜ。』
[マスターは娘の前に小皿に盛られたハバネロを置くと、笑顔で去っていった。]
……ほんとにおいていくんだ……。
[ハバネロはそっとよけ、まずは簡単な仕事から取り掛かる。]*
[現在ドーム間を行き来出来る路はなく、砂漠や荒野を越えられる者は、ほぼ無い。
砂漠、荒野の中央で恐ろしい危険があるという。
しかしながら、武器の形状は、東洋系の血を引いた者による相互扶助的組織、あるいは東洋武器の技術を持つ職人、または過去の戦争以前か砂漠荒野を労し越えて持ち込まれた武器の原型があり、【P13ドーム】でも見ることは出来るだろう。
何にせよ、市場で見かけられる武器の形状だ]
[ポシェットから小さなチップを取り出す。
それをつまんでいた指は長くて綺麗だった。>>3:233 などと、今は関係ない事を思い出した。
早速チップに侵入し、データを解析していく。
程なく解析は終了し、左手にカブトムシ――シルバーウロボン8号の親機を、右手にチップを握り、データのコピーを開始する。
親機を通して、ユウヅキが沢山の機械と戦闘しているのが見える。>>18
早く、早く。気ばかりが急く。
データのコピーが完了したのはユウヅキの周りに『血の刃』を舞わせた頃だった。>>20]
子機へ転送。
ユウヅキの周囲に妨害信号を発生!
[命令が届き次第、ユウヅキの周囲のウロボンズがユウヅキに危害を加える事はなくなるだろう。]*
…っこいつらを全滅させんと先には進めないというのに…!
『ピーーーー!』
…っ…あ?
[『血の刃』を舞わせながら一つ一つスクラップに変えていくと>>18、肩に乗るカブトムシ(子機)がひとつ大きな声で鳴いた>>26]
『…*28→=°°+???』『4×♪:+4635???』
『お、おい?!ウロボンズどうしたんだヨ!?そいつを潰せ!目の前にいるだろうガ!!!』
[カブトムシの鳴き声が廃工場内をこだまし、ウロボンズ達は目の前にいるはずのユウヅキに攻撃する様子を見せなくなる。
攻撃対象が突然居なくなったせいでウロボンズ達は混乱し、ガチャガチャと周囲を探し始める。スピーカーの向こうの男にとってもそれは不測の事態のようで]
……エイミーか! 助かった!!!
[カブトムシの鳴き声と表情(?)を見てユウヅキはエイミーが助力してくれたのを理解した。カブトムシの頭をひとつ撫でてやり……スピーカーに向かってこう言った]
さ あ 、 ス ク ラ ッ プ の 時 間 だ !!!!!
[無抵抗の紛い物機械生命体など、『血の刃』の乱舞に到底耐えられるわけがない。一歩前に進めば混乱したウロボンズが一体、また一体と破壊されていき……先程までの乱闘が嘘のように虐殺していく!!!*]
チッ
[眼を眇める。
男はスティーブを一瞥し、3号の頭部破壊状況を確認。
そして、その後の状況、武器を使うなりC4爆弾や手榴弾を使うなりによって、男がとる行動は合わせるように変化する*]
/*
pt3000くらい、地上でも欲しいですよね。
(そして何時の間にか、ヴェスが1008pt使用していることに気づいて笑いそうになった)
ー廃工場・放送室(男視点)ー
[男は焦っていた。素晴らしきウロボンズ達がたった一人の探偵ごときに蹂躙され、破壊され、一つ残らず潰されていく様に>>28。
どんなに攻撃指令を出しても、ウロボンズ達は探偵を攻撃しない。それは妨害信号がユウヅキのそばからでているからなのだが>>26、男にはそんなことが分かるわけがない]
『ど、ど、どうなってるんダヨ?!まさか、俺たちのウロボンズが、不具合なんてェ…?!!』
[男は手に持っていたポテチを投げ捨てると必死になって指示電波を送る。しかしどれだけやってもウロボンズ達は動かず、水の獣や血の刃によって見事なまでにスクラップされていく]
[これから素晴らしき兵器になるであろう、技術のタマゴ達がただの鉄くずに還されていくのを男は呆然と見つめていた]
[暫くそうやって、ウロボンズの処刑シーンを見せつけられていたところ…ユウヅキの姿が監視カメラに映らなくなったことに男は気づく。 ウロボンズがいるところでは、水獣や血の刃だけが動いていたのだ]
『ば、馬鹿な?!!あいつはどこにいったんだヨ?!』
[ガァァアァン!!!!]
[男が混乱の叫びをあげたのと、放送室の厚い扉になにかが体当たりをしたのはほぼ同時だった]
しっかしまぁ、結構えぐい研究してるのねぇ。
[無償診療の影で行われる不死への研究。ヴェスも見たであろう資料>>3:159等のエリュシオンの裏の顔。]
こういうのじゃなんだけどなー、アタシの求めてたもの。
[前文明を滅ぼしたのは一体何者か、というのは昔から続く命題である。機械生命体が一体どのようにして、誰に作られたかは未だに謎に包まれている。一説によれば異能力によって物質を変換されたものだとも言われるし、機械が機械自身によって革命的な技術革新を起こしたとの説もある。]
こんなことやってちゃ、また滅びちゃうかもしれないわよ。
[研究データを根こそぎ引き抜いた後、何重にも渡って改ざんデータで上書きをするのだった。**]
[ガァアァァン!!!]
[がぁぁぁああぁぁん!!!]
[ガァァァァアァアン!!!メギイイイ!!!]
[何かが、放送室の扉に体当たりをしている。厚いはずの扉は、体当たりされる度にその部分が盛り上がり、形を変形させていく。 鍵を掛けていたはずなのに、その鍵が圧力によってひしゃげて無意味なものに変わっていく]
[何度目かの体当たりのあと……外の光が、暗い放送室の中に差し込んでくる。 開いた扉の隙間に、白い指が差し込まれ、ガッ!!と扉をこじ開ける]
[黒い影が、光を遮り無理やり扉の隙間を広げる。赤い口をニタリと広げて中へと無理やり侵入してくる]
み い つ け た
[闇のような真っ黒な瞳と目が合って、それが男が気を失う前に見た最後の光景だった]**
[走って、3号を見る。
巻き付いた尾は良く動くが、もう一本は押さえつけられたように、
止まったままだ。
あそこから頭部へ登れるだろう。
が、]
あぁ、もう!
こいつ、邪魔だな!!
[それを邪魔しようと、もう一本の尾が攻撃をしかける。]
……っ!
[しゅる、と胴体から尾の巻き付きが剥がれ、
勢い良くそれが、薙ぎ払うように男に向かう。
咄嗟に飛び、衝撃は押さえるが]
……がっ…つ…!
[壁に叩きつけられる。
が、ガコン。と側へ装甲が落ちる。
尾は一部、装甲が剥がれている。]
ヴェス!
こいつも頼む!
[動く尾の破壊を頼めば、
男はもう一本の方から、一気に頭部へと登り、
先程破壊した場所まで辿り着く。]
[そうして、また同じ場所へ、
今度は刃状の腕を突き刺す。
刃のそれは、確実に回路を切断する。
が、まだ届かない。
再び、3号は暴れ始める。
今度は振り落とされるつもりはない。
もう一度刺せば、奥に何かが見える。
それが何かを確認している暇はない]
って、あ…えぇっと…!!
くそっ…!
[左手をその回路へつっこみ、]
……つ…っ
[ここからなら、良く見える。
アデルが開いた扉にある、導火線のある爆弾と、
奥にあるそれの一部と、そいつを交換する。
破壊された回路の火花で
内部で導火線に火がつく。
手を引き抜けば、男はそこから飛び降り、
しばらくすれば、頭部で爆発が起き、
内部からの爆風で、残骸が吹き飛んでくるか。]
……っ
[ちょうど着地地点、
そこに動き出した偽バグ・シングがいた。
が、それは、すぐに動きを停止した。
息を吐く。
どうやら、信号遮断はうまくいったらしい。
後は、動きを停止していないのは、]
しぶてぇなぁ…
ゴールデンウロボ3号
[だっせぇ名前のそれだけだ**]
/*
昨日ユウヅキがアイス買ってくるとか言ってたから、
自分もアイス食いたくて買ってきてしまったのだけど
一個、落としたわ。
道路の真ん中で為す術なく車に引かれていったわ。
/*
東洋ドームあったなぁって薙刀って言ったんだけど
流通はあかんかったよね…すみません…
転移能力者いるし、やり取りはあるのかなって思ってた…
/*
これ続編あって、またスティーブでやるんだとしたら、
あれだな。次は両親の謎か、また、じーさん絡みで巻き込まれるか、あな。
護衛時代は多分知らずに厄介なとこと接点あっただろうから、ネタはたくさんありそう。
/*
ここまで村に巻き込んだ設定になるつもりじゃなくて、
本当は個人レベルだったんだ…
すまぬ…楽しいけど、すまぬ…
好きなんだよPC設定で村中で少しずつ解決してくの
というか、気付くとそうなるんだよね。
みんなが、絡んでくれるの上手なおかげ…
/*
C-4爆弾がいまいち何か分からず、
ぐぐったけど、分からず。
手榴弾はヴェスにピン抜いて投げてもらおうかとおもったんだけど、起爆速度ってどれくらい…!!??となり
結局、ダイナマイトに。
ダイナマイトの威力って半端ないらしいので、巻き込まれね…?ってなって、ぼかした…
/*
前村でハロルドが嫁にするっていってたけど、エイミー自体はハロルドのことは家族として見てる感じなのかな。
てかてっきりエイミー←ユウヅキなんだと思ってたら、
ノエル←ユウヅキなんだな。矢印っていうより、家族的な?
[鈍い音が格納庫に連続で続く。
剥がれた付近、装甲がある部分に当たれば銃痕をつけ、剥がれた部分に当たれば、バチ、バチリ、と何かが弾け飛ぶような音ばかりが響いた]
[尾は、近づく男に標的を定め直し、突如、突起状、いや針状のそれを内側から迫り出させる]
ハ…………馬っ鹿……!
[射出される針は、遠隔移動能力で別方向の壁へと転移させればそれで済んだ。
問題はすぐその後だ。
尾が突如、パージされ、ムカデのように足を出し、男の元へと実をくねらせるように迫って来た]
くっ……!
[節足動物の動きに切り替わった様子に、顔を顰める。
尾と言っても、巻き付かれれば人間ひとりは優に締め上げれるだろう]
あああ、もう!
[そこへ、両手が男に向けられる。
クロスするようなラインで、熱線が放射される。
その動きはランダム性を持つ。
たまらず、横っ飛び、転がりながら走り出し、その場から逃げ出す]
ー 下層区域 F-173(廃工場入口) ー
よいしょ…っと、ふう、これでいいか
[ユウヅキは、放送室にいた男を廃工場入口に連れてきた。
水の力を使えば、呼吸を止めて意識を奪うなど造作もない。問題は殺すか殺さないかの境界線だが、ユウヅキはなんと言っても『元・尋問官』。人の生死のラインに関してはこの上なく熟知している]
さて、廃工場の中には他に人員は見られなかったし…多分駆り出されたんだろうな、僕捜索やタルタロスとの抗争に。
まあこんな時間から動いている廃工場というのも怪しいか
エイミーからの連絡によると…>>12、ふむ近くにここで作業する者達のための小拠点があるな
[ユウヅキは片手間に端末を確認しながら、右手では指揮をするように指を動かしている。操るものは当然液体だが…]
[ボガァアアアン!!!]
[その直後、頭部が爆発。
ぐらりと巨体>>+60が動き、その反動で熱線の軌道も変化。
床に身を投げ出すように前方に滑り込めば、男の頭上を熱線が通り過ぎてゆく]
ス、ティーブ!
爆弾! 大きい方!
[それだけで意味は伝わっただろう。
ラックには一抱えほどの数kgのものがある。
もはやムカデとも尾とも分からない機械を、男は上体を起こしざまに撃ち抜く。
どこか頭部なのか心臓部なのかも分からないそれは、一度撃ち抜いたくらいでは動きを止めない]
纏める!
[そのまま弾を撃ち尽くす。
巻き付こうと鎌首あげる動作、そのムカデ尾を睨みつければ、弛み撓み]
ド派手にやったほうが、撹乱や囮にはいいからな
[その液体は、やけにどろっとしていて、臭いが強かった。ユウヅキが廃工場内に他に人員がいないかを探していた時にみつけた『それ』はタンクの中に大量に入っていた]
さて…そろそろ満ちたかな?
[タンクを開き、『それ』を廃工場じゅうに垂れ流し、満たしていく。そこら中が『それ』の臭いに包まれているだろう]
…さーて、やるぞー
3……2……1………
[あとは、水獣を使ってスイッチをいれ、電気を…いや『火花』を起こさせればいい]
[カチリ]
[3号とムカデ尾の合流。
そこへ、リモコン起爆式の爆弾が届き、起爆。
再度大爆発を起こした]
[凄まじい衝撃に、床へ伏せる]
[どっかぁぁあああぁあぁあぁあん!!!!!!]
[工場中に満たされた『液体燃料』は、火花に触れて大爆発を起こす。中にあるウロボンズや機械生命体の試作品たちは全滅すること間違いなしだろう]
[中に人がいたら死んでるんじゃないかと言うほどの激しい炎と爆発。しかし幸いにも中に誰もいないことは完璧に確認済みだし、敷地外には被害が出ないように『空間制御能力』で囲っている]
……ミッションコンプリート!!!さあ次だ!!!
…ごふっ…また血が………
[そのまま、燃える工場と縛った男達と、爆発を見た野次馬たちをよそにユウヅキは次の小拠点に歩き出した*]
……まだ、動くのかよ…… ん?
[尾の方は破壊された。
両腕の先、手の砲は罅も入ったが、まだ作動しそうだ。
3号は重力負荷を受けながらも、立っている。
両肩部分にも武器が内臓されていたのか、赤い光が不気味に強さを増していた。
男が、声をあげたのは、そこではない]
コアか……?
[胸部中央、見えかけのそれ。
男は、手榴弾のピンを外すと投擲。
今度は3号は蹌踉めきはしなかったものの、外れかけになっていた胸部装甲が完全に弾け飛ぶ]
/*
起きたらエイミーがチップ活用してくれてたわぁい。
ユウヅキがホラー再びwwww
地上でも墓でも爆発がサンドイッチで大爆発過ぎる。
設定盛り盛りするには頭が働かなさすぎて、見物人枠で良かったと思ってしまっている中身がいるであります。
[頭が働かないのでソノランの背景も大体ぶん投げてるやつ]
[口元を歪め、見据える。
両眼は爛々と赤く染まり光る]
見つかって良かったぜ……
[先程までは、エイミーがいればと過ぎってもいたのだが、見つかったのなら、事は早い]
[男が、バグ・シングに同情を抱くことはない。
それでも、言い知れぬものを覚えた。
目の前の3号は、不格好も良いところ。
……頭痛がする。
継ぎ接ぎの中、くず鉄のようなそれ、黒い蛇で結合された、美しい金属のイメージをみる]
[遠隔移動能力。
異能行使。
対象は、視界内3号コア・動力源。
3号胸部に異能の力が収縮し、撓み、ゴトリ、と近くの床へ落下した*]
/*
同情というか、抱くのは恐怖とか言葉に出来ない凄い混乱したものというか、 多分自分の中で言語化やどんな体験であるのか、というのが形になっていない? かな。
[思考は、巡るましく変わる。
ウロボン部分は巫山戯た名前だとか、コアの場所についてエイミーがいればと薄っすら過ぎるとか、周囲の動き始めた機械共への警戒だとか、3号の攻撃方法の分析、さなか強く浮かび上がる>>*36『ヴェス!!いいか、俺に楽なの気持ち悪いとか、考えんなよ!?』実戦で不慣れな使い方には切り替えれない。
援護射撃、周囲の機械の引き受け、複数対象の向き入れ替えは複数の映像が脳裏を過ぎる。
アデルの音声、銃や爆弾のイメージ。
スティーブが壁に叩きつけられたことの小さな激昂、目の痛み。
その後は、瞬間瞬間の判断が多く、熱線と爆発のイメージ、小型偽バグのきらめきなどが交錯する]
[装甲が喪われ胸部の曝露、コア。
過ぎる小さなヤドカリ。
それが3号の姿に重なり合う。
継ぎ接ぎの中、くず鉄のようなそれ、黒い蛇で結合された、美しい金属のイメージがうつる/異能行使]
頼りには、してる
俺は、
でも、駄目だ。
俺は、お前からの信頼を向けられると、どうしても気持ち悪くなる。
お前が気持ち悪いんじゃない。
[ヴェスの声に、振り向く。
その時みえた光景は、切り離された尾と対峙している光景。]
大きい方って…!
あぁ、もう!
[男の能力行使範囲は狭い。
それに、ヴェスのように連続で行使はできない。
走って、ラックまで辿り着けば、すぐにそれを床へと置く。
既にそのとき、ヴェスの声と共にムカデのようなそれの空間が歪んでいた。]
借りるからな!!
[ヴェスの方を見て、その歪んだ空間の一部と、
爆弾を巻き込むように空間を交換する。
ヴェスの元を離れた空間だ。対象は定められていない。
巻き込まれないように、ダンっとその場を離れる。
爆弾とムカデ尾の目的地は同じ。
男は起爆スイッチを押した。]
オホホホホ、出るわ出るわの大豊作じゃない。
[アンプル精製、大量の偽機械生命体の開発設計図、調査班の襲撃計画等々、ドームの警備隊が飛びつきそうな『特ダネ』がボロボロと手に入る。]
これだけ挙げればユウヅキやアタシのビル襲撃なんてニュースになりやしないわね。
[メインコンピュータから送られる情報はそのままヴェスにも転送され続けている。]
オーケー、ここは用無し!
お二人さんに合流よ!
[アデルン1号を掴むと部屋を後にする。警備システムは完全にアデルン1号に掌握されている。ドアの開閉から空調まで、このモフモフのゲテモノの采配一つだった。]
[響く爆発音。
だが、まだ、それは立っていた。
そこで、ヴェスが何かに気付く。
その手で投げられた手榴弾は、その胸部装甲を飛ばした。]
……ヴェス?
[どこか様子がおかしく見えるヴェスの名前を呼ぶ。
それは聞こえたか聞こえていないか、
ゴトリ、音がした。
それと同時、ヴンと何かが落ちるような音がし、
3号は、ギシ、ギシと両腕を垂らし、両肩の赤い光は消える。
今度こそ、ゴールデンウロボン3号は動作を停止した。]
ヴェス、お前、
大丈夫か?
[近寄りなが、そう声をかける。
そこに、まだ動くコアを見。
"コア"を持って来いって言ってたが…]
……
[棒代わりのナイフ状の腕を振り上げて、
ヴェスが止めなければ、それを破壊しただろう。*]
―― 中層 D-327 ――
『――― エル……、ノエルーーー!』
[しばらく歩いていればその声はノエルの耳に届いてきた。
表情をぱっと明るくし、声がより大きくはっきり聞こえる方へと、
とにかく進む。進む。
そうしてようやく出会えた。養い親に。
枷を付けられて転がされている様はタブレット型端末のモニターで見せられたのとほぼ変わらず]
ここまで来るのに色々あったんだがとにかく……、
助けに来た。
[養い親が苦笑するのをよそに枷がどうなってるのかチェックする。
鍵はひとつ。電子ロックの類ではない]
『鍵、は……こん中のどっかに隠したとか言ってたが』
……そんなまどろっこしいことしてる暇があると思うか?
[ばっさり断言すると片手を人差し指だけ立てて、
床を指差すような形で軽く振る。
射出された切断機能のない短い鋼線を手に持ち、
枷の鍵穴に侵入させてかちゃかちゃとやり始める]
『ノエル……お前はどこまで知っている、ヤツらの目的を』
……そうだね、ヤツらがとにかくすごい機械生命体を造ろうとしてることは知ってる。
それを使って、ドームの支配に乗り出そうとしてるんじゃないかってことも。
『だいたい正解だな、だがヤツらの思惑はそれだけじゃないように思えてならない。
奴らがバグ・シングじみたモノを造り、必要あらばけしかけているのも、
それが何らかの目的ではなく、
手段に直結するからじゃないかと……』
[しばしの沈黙]
『とにかくその様子なら知らなそうだから言っとくしかないな……』
[男は口ごもる。その理由は、
ノエルに余計なことを思い出させやしないか、というものだ。
ただでさえ実の親に置いて行かれた記憶が長年色々とあとを引いていたのを散々見てきたのだ。
だが、意を決して告げる]
『ヤツらの目的……それはお前だよノエル。
詳しいことは知らん。
僕に何かを依頼しようとした奴は、
前文明の遺跡から発掘された技術の再現のために……とか言っていたが』
…………。
じゃあ、養父さんから依頼があたしに回されたのは……、
『お前を手に入れるに都合がよかったから、ってところか?
何にせよお前、奴らの手に渡っちまったら無事じゃあ済まないだろう』
[かちゃり]
[話しつつも手は止めていなかったらしい。
鍵の外れる音が響く。
枷を外され自由を得た男は祈るような気持ちでノエルに振り返る]
ふ、……ふふふふふふ……、
『!?』
[男が見たのは悪そうに笑うノエルの姿だった。
これは驚くしかあるまい。
程なくしてすぐにいつもの表情に戻ってノエルは告げる]
/*
[先程から端末にデータが送信され続けている表示が見えている]
アデルの姐さん?
ハ、テンション高……。
俺達はこのまま、格納庫から建物奥へ更に向かう。
よろしくな。
[監視ルームに響く、アデル音声へと返答。
―― R-501 バー奥の小部屋 ――
[工場に満ちる液体、ユウヅキのカウントダウン。>>33
駆ける水獣、振り落ちる火花。
舞い上がる炎が瞬く間に不格好な機械達を舐めつくす。>>34]
やっっった!
[思わず立ち上がる。
『境』の使い方も完璧だった。
血を吐くユウヅキにエネルギーを送ると立ち上がり、カウンターへ向かう。]
マスター?
ここのメニューに甘いものあるかしら?
ええ、チョコレートでいいわ。
……ハバネロは混ぜなくてよくってよ。
[山盛りのキューブチョコを持って小部屋に戻ると、口に放り込み届いた資料と向き合い始める。]*
/*
今回、ノエルの接続時間は少ないんだけど、こう、くっと圧縮した良さがあるよな。ウロボロスのキーワード出しからの、父親との交流からの、全体的に好きだなあ感。
そして、やはりユウヅキと一緒だと更に輝く。
あんくらいで、死なねぇよ。
[…まだ、言える。]
…見てた"だけ"ならいいけどな。
[何か、考えているような、
変な感じがしたような。]
証拠ならいっぱいあんだろ。
[証拠だと言われれば、そう言う。]
……武器じゃねぇか。
また使われんぞ。
[ヴェスを見つめる*]
ー〈UROBOROS OVERDRIVE〉中層どこかの小拠点 ー
[中層にある小拠点で、一人の男が焦っていた。
それは、目の前に広がる画面に映る『通信映像』の内容があまりに信じられない光景だったからだ]
[通信源は下層F-173近くにあるはずの作業員滞在用の小拠点>>32、しかしそこに映るのは普段から連絡を取り合っているものではなく、黒髪で満面の笑みを浮かべた男]
『そういうわけだから、他の小拠点のヤツらにも伝えておいた方がいいんじゃないか?』
[彼の立つ映像の後ろでは、機械や装置が蹂躙され、縛り付けられた作業員たち。おまけに奥からはまだ何か破壊する音が響いている]
『じゃあ、すぐにそっちにいくから準備をしておけ!また五秒後に会おう!!!』
[ブヂン!!!と音が立ち通信が途絶える。男は立ち上がる。その肩を掴む、黒い影]
それに……、
ユウヅキにあんなことも言ったしな、ますますこのままにはしておけん。
[つまりはこういうことだ。
“ドームの危機”もあるがそれ以上に“己の危機”であることを実感して、
今、ノエルの中で何かのスイッチが入っていた―――]
解析してもらいたいんだよ。
[センセという名も伏せて。
エイミーに調べてもらいたいと伝える。
その場合、異能で送ることになるだろうか*]
すまん、3秒後だったな
少々待ち合わせより早かったが、まあ許せ
[口から血を零しながらにたりと笑う朱い目と目が合って、
自分たちは……なんてやつに目をつけられてしまったのだと男は悲鳴を上げる。]
そう歓迎するな、こちらもめいっぱいのプレゼントを持ってきてやったんだから
[口から零れた血液が、無数の小さな蛇となり。虫となり。刃となり。目の前に顕現していく。]
[エイミーが先程回復してくれたから>>41、苦しさはほとんどない。強いてあげるなら吐き疲れはあるか]
さぁ、ここはどう僕を招待してくれるんだ?
[また一つ、小拠点が壊滅した*]
それに……、
ユウヅキにあんなことも言ったしな、ますますこのままにはしておけん。
[つまりはこういうことだ。
“ドームの危機”もあるがそれ以上に“己の危機”であることを実感して、
今、ノエルの中で何かのスイッチが入っていた―――]
『“あんなこと”って何だ……?』
! ……気にするな。
とにかく、……こっから出るぞ。
で、その後は各地にあるっていう奴らの小拠点を潰すつもりでいるんだが……。
『なるほど。じゃあ一緒に行こうか』
!?
[即答だった。
そして言葉を続ける男の顔にも悪そうな笑みが浮かんでいた]
『だって……、そうだろう?
このままやられっぱなしで帰るだなんてたいへん後味が悪いじゃないか』
……これ以上は巻き込みたくないんだが。
『そもそも僕がヘマしたのが原因なんだ。
落とし前くらいつけさせてほしい』
…………、わかった。
[元の表情で頼み込む養い親にノエルはあっさり折れた。
そうして、小拠点を潰すには、
そもそも小拠点の場所を教えてもらわねばなるまいと思い至り。
端末を開いてみるとメッセージが届いていた。>>12>>17
拠点の場所やロボ配備についての情報が記されている。
ノエルはともかく養い親は能力はあれど丸腰だ。
能力なしの組手の時点で、ノエルがまともに勝てない相手ゆえ、
丸腰でも戦えなくはないがさてどうしたものか。
武器を取りに孤児院に立ち寄るか、武器とか気にせずここから近いところに向かうか]
[ひとまずエイミーに返信する]
『ありがとう。おかげで養父さんは無事に助け出すことができた。
拠点情報も助かる。養父さんもやけにやる気なんで一緒に潰していく。
ほんとはこんなドンパチに巻き込まれる前にゆっくり会いたかったんだが……まあ気にするな。
全部終わったらまた会おう』**
ふーん…
[あの馬鹿に該当するのは、他にはいるものの、
別に誰かなど考える必要もなく。]
……
[目を逸し、俯き、]
……わかった。
[振り上げた腕を引いた。]
[と、その時、男の足元の空間が歪んだ。]
……っ!?
[何度も見ているから、分かる。
転移だ。が、ヴェスのではない。
かつん、とコアをヴェスの方へ蹴る。
床から黒い影が飛び出し男を覆おうとする。
それに飲み込まれれば、男の姿はその場にはないだろう。*]
はいはーい、お二人とも、お・つ・か・れ!
[殺伐とした空気を全く読まずに、拍手をしながら二人の下へと走り寄る。]
さすがねー、これだけ相手によくやるもんだわ。
[二人の奮闘を褒め称えたのも束の間、散らばった残骸たちの側へ行けば、しゃがみ込み観察する。物珍しい物があれば、しれっと懐に忍ばせようとするだろう。]
ほほー、これはなかなか。
あらー、これ昔調査班の資料館で見たのと同じじゃない!
[楽しげにガラクタ拾いに勤しんでいる。]
ってあら?
スティーブ、どこ行っちゃったの?
[ふと目を離した隙に、スティーブの姿は消えていた。]
/*
っと思ったら、アデルさんが来た!!
はや…!!!
これでアデルさん活躍できるかな?
それ目的とあと、
ヴェスがスティープと離れたらどうなるか見たかった(酷
/*
ヴェスだけ飛ばすか、その場合は足元が歪んだことに気付いただろうかになるけど、
悩んだけど、アデルさんの目印使えるからこっちのがいいかなぁって
─ 上層区域・自宅 ─
[休息から目覚めたのは地下で金色の機械生命体が動きを止めた頃。
伸びをしてソファーから身を起こし、右眼で遠見をするとヴェス達の姿が見えた]
やぁ、やるじゃないか。
[機能停止した金色の機械生命体を見遣り感嘆の声を漏らす。
その傍でコアパーツを壊そうとしているスティーブがヴェスから何か言われたのか、動きを止めるのが見えた。
それに関しては特に何もせず、遠見の視界を別へと移す]
[探したのはエイミーの姿。
この事件に関わっているかどうかの確認のためだ。
今回も緊急時として透視の制限を勝手に解除する]
こんなところにいたのか。
[エイミーがいたのは中層のバーの奥。
ある意味では危ない場所だったが、個室にいるようなのでまだ危険性は低いか。
今は何か資料を読みこんでいるよう]
ふーん……なるほどねぇ。
[読んでいる資料を覗き込み、透視も駆使して内容を読む。
研究していたのは機械生命体だけではないらしい]
欲望に忠実なことだ。
[前文明から残る機械生命体に不老不死の可能性を見たとでもいうのか。
少なくとも、そうなってでも得たいと思う者がいたということ。
もし研究が成し得たなら、厄介なことになっていたことは確かだ]
ここで潰されて正解…と言いたいところだけど。
この資料が流出しないとも限らないのだよね。
[エイミー達がこれも証拠品として提出する心算なら、一時的には封じられることにはなるだろうけれど。
何が起きるか分からないのがこの世の中だ]
ま、その時はその時かね。
[今考えても仕方がない、と。
内容をある程度読めば視界を自分の下へと戻した*]
[事情も状況も気にせず、はしゃぎ。
辺りの偽バグ・シングの残骸や、バグ・シングの残骸などに、浮かれている]
こ……の……、どこ行っちゃったのじゃねえよ。
攫われたんだよ!
見て、分かれ。
この
/*
確定はしてない、といったが文面みたら、結構確定にしか見えなかった。もし、をつけろ、もし、を…
ごめん…ごめん…
―格納庫―
[勝敗がついたあたり、空気を読まず、アデルが入ってきた。]
……おつかれさまでーす…
[男はアデルにそう言って、
アデルは、そこら辺をはしゃいで見て回っている。]
楽しそうだな…
[疲れと呆れの混じった顔で、ため息をつき、
そして、その後、]
[覆ってきた黒い影に、
なんとなく、察する。
連れていきたいのはヴェスの方。
ヴェスを狙うより、こっちのが確実だ。
そして、間違いなく、庇おうとしてくるであろう弟を見る。]
ばーか。
[そう言って、押された力に合わせ、身体を回転させる。
そうして、目の前は闇に覆われた*]
/*
正直、この村の墓下は楽しいと思うよ…
いいな、こういうの。
表見てても楽しいし、墓下も楽しいし、
ほんと、この村楽しすぎる
馬鹿……
俺は、馬鹿だ。
[男は、庇おうとした。
それを、再度スティーブが庇い直し、連れ去られたのだ。
そしてスティーブが、男を連れていく為に(庇わせる為に)スティーブ自身を転移の異能で狙ったのだと、考察していることも知らずにいる*]
―どこかの部屋―
[目を開けると、そこにいたのは、
じーさんに銃口を向ける『エリュシオン』の職員だろうか。周りには、多数の武装した人間。
それと…人間のように見えるが明らかに、違う。
まだ未完成で失敗作なのだろう。おそらく、機械化した組織を組み込まれた、人間。見た目はといえば、
"最悪"だ。]
─ 小ネタ・ある日の特殊チーム ─
『ソノラーン! 1時間で良いから変わってくれ!』
ヤだよ、俺様これから休憩。
『そこを何とか! 彼女待たせてんだよ!』
振られろ。
『ざっけんな、何年かかったと思ってんだああああ!!』
あーもー、煩いなぁ。
じゃあ1時間だけだよ。
[めんどくさい、と思いながらもさっさと終わらせるために同僚を彼女の下へ転移させてやる。
帰りは自力で時間までに戻って来い、と言ったが、後1分となっても同僚は現れなかった]
…あんのやろ…。
[休憩を潰されて不機嫌になりながら、残り時間を確認して右眼で遠見をする。
時間を忘れて彼女とよろしくしている同僚を見つけた後、きっかり1時間経ったところで強制的に本部へと転移させた]
『ぎゃああああ!? ソノランてめぇなんてことしやがる!!』
煩い、約束破ったのはそっちだろ。
[ぎゃあぎゃあと言い合っていたら直属の上司に拳骨を食らう]
こいつは自業自得だけど、俺様は巻き込まれただけだっつの。
[そう主張したが、仕事以外で透視を使ったこともお叱りに含まれていたよう。
それこそ緊急時だ、とも主張して、ソノランはさっさと休憩に入るのだった**]
/*
なんて小ネタが浮かんだがなんだこれになった。
[男の姿を見て、銃口を下ろす。
ヴェスにじーさんが人質に取られている、
とでも思わせるつもりだったのだろう。]
……残念でした?
[そう言って、男はにっと笑って見せた*]
ーー 下層区域 どこかの裏路地 ーー
[ユウヅキは進む、一つ一つ指定された小拠点を潰し、目立たせ、壊滅させていく。 探偵というよりもはやデストロイヤーである]
『よォ、兄さん ちょっといいかぃ?』
ん?どうした?
[そんな彼に声かける男がいた。若干見覚えのある]
……ああ、タルタロスの。どうした?
『いやぁね? あんたに聞きたい話があってよ…あんた、俺たちの情報をウロボロスに流したか?』
はぁ?なんの話だ
[目の前の男は話す。つい先程タルタロスの基地の一つが大量のカブトムシロボに襲われ壊滅したと>>3:119。そして…ユウヅキが情報をリークしたのではないか?と]
/*
なんだろう、本当にいいのかな。これ。
自分、やりたいことやりまくりすぎじゃない…?
ヴェス巻き込み過ぎじゃない…?
大丈夫かな…
いや、してないな。むしろ僕はお前達に味方してやってる方だ。ウロボロスの小拠点を潰して回っているんだから
『へえ…まじかよ…でもな…信じられるわきゃねえだろぉがぁ!!!!』
[激昂し殴り掛かる男に、ユウヅキはなんなく拳を受け止める。そのまま腕をひねり上げて、動きを拘束した]
『っが、あぁあぁあああ?!!』
ついでに聞いていいか?タルタロスの拠点はどこにある?
丁度そちらにもお邪魔しようと思っていたところなんだ
『い、言う、わけが……!』
[ユウヅキはため息をつく。面倒なことこの上ない]
[届けられた物品の調査には想定以上の時間がかかっていた。
ヴェスから流れ込む思考が激しく切り替わっていた上、戦闘中なのだと理解ができた。
だが、無事を祈る思考は向けない。
アデルと合流できたのだとわかれば安堵し、スティーブの痛みを感じれば身を震わせる。
しかし、ヴェスの感情からは心を背けた。]
どうにしたって、僕達はお前らやエリュシオンを止めなきゃならないんだ。少し約束は違えるが…
まあ、まずはお前から豚箱行きだ!!!
[ユウヅキはそのまま相手を倒す。さあ、タルタロスにも喧嘩を売ったぞ。 …さあ、集まってこい]
[それが陽動である『僕』の役目だ*]
─ 上層区域・自宅 ─
[戻した視界を再び地下へと飛ばす。
格納庫ではアデルも合流し、次へと向かう段かと思ったのだが]
………うん?
足りないな。
[スティーブの姿が見えず、ソノランは首を傾げた。
ヴェスがアデルに対して何か言っている。
カマ野郎、と言うのは唇の動きで見て取れた]
これは……虚でも突かれたかな。
[スティーブ自身が飛び出したか、或いは誰かに転移させられたか。
恐らくは後者か、と微かに残る空間の歪みを見遣る]
[遠見の視界を俯瞰の位置にし、透視も重ねて各人の位置を探る。
格納庫にヴェスとアデル、それよりも奥まった位置にある部屋にスティーブの姿を見つけた。
そこには他にも誰かがいる模様]
…んん?
[視界をスティーブがいる部屋へと移すと、その誰かの姿が良く見えるようになる]
あぁ……資料にあったあれか。
もうちょっとどうにかならなかったのかな。
[その造形に前髪の奥で眉根が強く寄った。
スティーブは何か予兆でもあったのか、慌てる素振りが無い。
何かを言って笑う様子にしばらく様子を見ることにした*]
……。
[事情を聞いて、娘は理解する。
また、呪いだ。]
誰もあなたの事なんて責めてない。
スティーブだって責めてない。
悪いのはエリュシオンよ。
……で、どうする?
[表情は変えない。笑みを浮かべたまま。
どちらにしたって、ヴェスは来るだろう。
先に来る、来ないが変わっただけだ。
それに、結果的に離れることになってしまった、
ヴェスのことは気がかりだ。
そんなことは、じーさんも分かっているだろう。]
[どう解いていいかわからない。
色々な言葉を向けて、何度も試した。
今度も駄目かもしれない。
でも、結局。]
馬鹿なのは知ってる。
でも、何とかできる力があるのも知ってる。
行って、取り戻してあげて。
スティーブの信頼に応えてあげて。
── 格納庫 ──
[アデルとのやりとりはどのようなものだったか。
男は暫しして、少し正気を取り戻す]
(悪いな……)
[それは、繋がった相手へか誰にか。
アデルである場合もあるだろう]
[コアについては、エイミーへと送ることになるだろうか。
アデルの『目印・捕捉』の異能を使ったのか、それとも、ただ建物の奥へ奥へと進んだ結果か、やがて研究室と思しき部屋へと辿りつく。
奥へ向かうならば、この部屋を通ってゆく必要がありそうだ]
/*
>>*48>>*49
この絶妙なパスよ……
メンタルどん底PCでもしっかり落としどころを用意してくるあたり、
けるさんまじけるさん
……今はバーか?
ゴールデンウロボン3号のコアを異能で摘出した。
[小部屋であればそこへ送るだろうし、エイミーが何も告げないなら、再びマスターが持って現れる可能性もあるだろう]
破壊してないコアだ。
送る。
調べて欲しい。
[じーさんの、口が動く。]
『何も、変わりはしない』
……
[逃げれるか…?
いや、無理だろう。
男に老人は近付いてくる。]
『――…お前は"無能"だ』
[がくん、男の頭が仰け反り、膝をつく]
…ぁ…っ
[老人を見上げ、男は睨みつけた。]
……のやろ…
[暗示を強めたのだろう。
ほとんど、言葉にならない。]
『黙っていればいい。』
[そう言って、老人は背をむけ、
また元の位置へと戻っていく]
アタシに怒らないでよ!
[>>+94>>+95のヴェスの怒りに逆切れをする。]
死んだわけじゃないわよ、まだアタシの「能力」で追跡できるし。
そんなにも遠くないわ。
[スティーブに付けた「糸」を辿る。同じ建物内、この奥だ。]
というか、なんでスティーブが攫われるのよ……
ってか、誰がオカマよ!!
[バグ・シングの残骸をぐしゃりと叩き潰した。]
……。
[真面目な声で美しき名を再び聞いて、どうにも形容しがたい感情を抱いてしまったのは許してほしい。]
わかったわ。
バーの小部屋にいるから、送って。
[しかし、奥へと向かう度、表情は険しくなってゆく。
それは確かに、機械組織だった。
カプセルも、等間隔に置かれているが、大量にあるという訳ではない。
それでも、中に人体らしきものが見えれば、それは話が別だ]
……わかってる、ドアのロックは解除できてるわ。
[偽バグ・シングの犠牲は一つで済んだらしい。気を取り直してヴェスの後ろを歩く。サーチをかけたところ、スティーブのいる部屋には多数の人間の反応があった。さすがに相手も手ぶらで歓迎とはいかないだろう。]
一つ聞くけど、アナタ銃弾当たっても平気なタイプの人?
それとも銃弾当たらないタイプの人?
[冗談のようなことを真顔で聞く。]
/*このエイミーとのよくわからん茶番が楽しい(((
(メモ参照)
ノエルは可愛い可愛いって感じで、エイミーはいつも仲良しな親友って感じ
[一人でどうこう出来る相手じゃない。
それは分かっているが、]
……
[何か、出来ることは。
片膝をついたまま、視線を巡らせる。]
[アデルの興味は通路を挟んで立ち並ぶカプセルたちには向いていない。この男が欲するのは、現代で生産されたものたちではない。目の前のそれは彼に言わせれば「贋作」でしかない。]
あら、そうなの?
どうやってさっきあれだけの数倒したのよ……
わかった、前衛は特別サービスでアタシがやってあげる。
スティーブ取り返してトンズラって手もあるけど、最低でも相手の転移系を黙らせる必要があるわ。
そこの辺り、ちゃんとお願いね?
[拳をポキリと鳴らした。]
1回?
ふーん、まぁオッケーよ。
あんまりダメそうだったらぶん殴ってあげるから、気張りなさい。
[ヴェスからの意味深なお願い>>+117については軽く頷き、肩をぐるぐる回している。]
『何か聞きたそうだな。』
……
[面白そうに言う、老人を再度睨みつける。
武器も取り上げない、
異能も封じない。
こんだけの力がありながら操りもしない。
そりゃ、何か言いたくもなる。
今の状態じゃ、言えないが。]
『面白いからだ。』
……〜〜〜っ!!!
[言葉を出せず、口を動かすのみの男を、
老人は実に愉快そうに見ている。]
── 最奥の部屋 ──
……行くか。
[銃は収めたまま。
男は、扉を開ける。
中は、どのような状態だったか?
スティーブが目に入れば、真っ先に名前を呼ぶだろうが*]
─ 上層区域・自宅 ─
[研究室に立ち並ぶカプセルは機械組織を培養しているらしい。
人体が入っているカプセルも恐らくはその関係のものだろう。
蒼白な顔から生かされているのではなく、死亡した後に入れられたのだと推測出来る。
だがこのような研究、同意を得て為されているものではあるまい。
この死体も、スラムの人間だったり、身内のいない者である可能性が高い]
ガサ入れには十分なネタだけど…。
[この施設を放棄しなければならない、となった場合、首謀者達がこれを放っておくだろうか。
自爆装置とかないと良いね、とは心の中に仕舞っておいた。
そんな事態になるならば、脱出くらいはさせてやろうとは思っている*]
期待してる。
[裏のない感情が伝わる事に、安堵する。]
そう、ねぇ。
あなたの口から可愛らしいなんて言葉がでるなんて、ね?
[肯定したものの、こればかりは困惑を隠せない]
ええ、任せて。*
何よそれ。
お知り合いなら、なおさらアナタが始末をつけるところよ。
手加減とか説得とか、アタシそういう繊細なの苦手なの。
[煮え切らないヴェスの回答もなんとなく察するものがあるらしい。麻酔針の補充を終えると、突入準備完了の合図にヴェスへ一つ頷いた。*]
[俯瞰視点。
ゴールデンウロボン3号は、コアを摘出され停止した。
コアの処遇を話す中、
敵側の転移能力によりスティーブが消え去る。
合流したヴェスとアデルは、スティーブの「糸」を辿り、奥へと進む。]
[奥へ進み発見したのは、何らかの研究室。
不老不死や疑似バグ・シングの研究場所と思しい。
研究室に立ち並ぶカプセルには機械組織が浮かぶ。
液体が充填されており、奥へ進めば中には人体が入ったらしきカプセルも見えた。
蒼白な顔は、死亡後に入れられたことを示しており、
病院ならびにスラムでの死亡者>>0:107、身寄りのいない者である可能性が高い。
ソノランは、遠視を行いながら、
これら研究は同意を受けて行われているものではあるまいと考える。
更にはこの施設を放棄しなければならない場合、
首謀者達がこの建物をそのまま放っておくものだろうかと思案したのだった。*]
[あいつらが来たら、だな。
男は立ち上がり、ブンっと武器を振る。]
『あぁ、良いことを教えてやろう。』
『お前の、妹だが…』
[ぴくっと、男は反応する。]
―― 下層/どこかの小拠点・内部 ――
[少し前のことだ。
中層にある別の小拠点からこの小拠点に通信が来ていた。>>42
それは非常に切羽詰まった感じの男の声であり、
たった一人に小拠点が蹂躙されている、という内容であった。
恐ろしいものを見たかのような悲鳴を最後に通信は途切れた。
不幸にもユウヅキからのメッセージを直接受け取った男は、
おそらく連絡している暇も与えられなかっただろうが、>>43
幸運にも――いや結局やられたんだから不幸か――最後まで無事だった男にはその余裕があったという話。
一方、通信を受け取った側は大いにざわめき立った。
武器を手に取る者、明日は我が身と震える者、などなど……]
―― 下層/どこかの小拠点・裏口 ――
(そういえば普通にぶっ潰す、って案は反対しなかったなー……)
[養い親が、である。
さすがに表から堂々と入るのは反対するだろうが。
(そもそもしないが。馬鹿ではあるまいし)
治安維持の仕事をしていた時はわりと血気盛んだったと聞いたことはある。
よもやその時の血が騒いでいるのではあるまいか。
そんな養い親の異能は二つ。
水分を奪い渇きをもたらすものと、対象を止めてしまうもの。
後者は完全に速度を奪うものではなく、
動いているものに使ったあと解除すればまた動き出してしまうが、
止めている間に避ければ済む話である。
ただし乱発はできない。使いすぎるとものすごく目と頭が痛くなるのだそうだ]
[『能力だけに頼るやり方では身を滅ぼす』
かつてノエルがユウヅキに言った言葉は、>>8
そんな副作用つき能力を持つ養い親が戦い方を教えてくれた時に言ったこと、
つまりは受け売りである]
『お前の再生能力も無限ではあるまい。
何度も何度もやられ続けていれば再生ができなくなる可能性もある。
お前に万一のことが起こらないよう、
まずは痛い目に合わないための戦法を教えていく。
さあ避けてみるがいい』
[わりと初手からてかげんなしで来てた気がするんだけどあれも昔の名残だったりするのか。
ともあれ養い親が見事に白兵戦特化だったため、
ノエルも白兵戦寄りになって現在に至る]
…………あ。
[裏口からスーツを着た男が悲鳴を上げながら飛び出してきた。
戦うでもなく震えるでもなく真っ先に逃げることを選んだ者だが、
不幸にも裏口にノエル達がいた時点で最初のターゲットと相成ってしまった。
男の背後に回りその腕を掴んで締め上げると、
首筋にサバイバルナイフを突き立てる。
刺しはしない。脅すためだからだ]
外出しようとしているところ悪いが――、
ちょっとそこの建物に用事があってな。
……案内してくれないか、中核まで。
[コアについて。
摘出前状況。
数kgの爆弾によるダメージを与えられた。
胴体に巻きつけられ更にはパージされた尾のひとつは完全破壊。
両腕の先、手の砲は罅も入ったが作動可能状態。
3号は重力負荷を受けながらも、立っていた。
両肩部分にも武器が内臓されていたのか、赤い光が不気味に強さを増していた。
胸部中央から覗くコアを、手榴弾により装甲を完全除去。
ヴェスの異能により摘出し、3号は停止する。
そのコアを、そのままエイミーの元へ送っており、本拠地内での調査・解析は一切為されていない。
エイミーは形状を、初めて目にすることだろう。**]
[その時だったか、扉が開いたのは。]
……
[振り向き、二人を確認すれば、
結局何も出来てねぇなと、苦笑いを浮かべる。*]
……
[駆け寄るヴェスに、苦笑いは浮かべたまま片手をあげる。
そして、老人が話し始めるだろう。]
『来てはいけない』
[と、]
……
[男は、左手で構えていた武器と、
研究員。今は構えていない銃を交換する。
自分の武器を手放しての交換。
これくらいじゃないと、じーさんの虚はつけない。
そして、その銃を構え、老人に向ける。
その意味を精神操作。
それとも、老人自体の危険性。
それか、それ以外か。
ヴェスはどう捉えるか。]
[それだけ見れば、男にだって状況が把握出来る。
駆け寄るのではなく、両眼を真っ赤に染め、異能行し──────*]
─ 上層区域・自宅 ─
[一旦休憩とばかりに視界を戻し、キッチンでコーヒーを淹れる。
それに一滴、本部の研究員に調合させた薬を垂らし、ソファーへと腰掛けた。
バニラの香りが混じるコーヒーを一口含む]
あ゛ー……休日なのに仕事並みに能力使ってるな。
[蟀谷を押してマッサージしながら呟く。
目に付くもの全てに対処していたらキリがない。
その考え方は今もあるが、今回のことは目を通しておく必要があると考えている。
ヴェス達が解決し得るか否か。
取り逃したなら、特殊チームの案件として上がる可能性もある内容だからだ。
確認しておいて損はないと思っている。
やがて一息つけば、再び右眼は地下の様子を移し始めた]
[研究室を通り抜け、ヴェスとアデルが最奥の部屋へと辿り着く。
部屋の中には武器を構えるスティーブと、相対する老人、武装した者達の姿。
それぞれの想いが交錯する様子をソノランは見詰めていた*]
―― 下層/どこかの小拠点・内部 ――
[その小拠点は雑居ビルのフロアをまるまるひとつ分、という規模だった。
ビル内でドンパチすれば他のフロアから騒音で苦情が来る――と思いきや、
フロア間の防音処理は完璧だったりする。だからこそ拠点のひとつに選んだのかもしれない]
[対象は、視界内における、スティーブ以外の全て。
今ならば、銃弾の群れだろうが、微かな動きだろうが、見落とさずトばしきる自信があった。
その為に、駆け寄ることはしなかったのだ]
『もう、わかっているだろう?』
[老人はヴェスの問いかけにそう答えた。
そうして、アデルを見る。]
『バグ・シングたる機械生命体。それを解明すれば、
人類の夢である。不老不死にもなれる。』
『素晴らしいとは思わないか?』
[そして、最後、スティーブを見、]
『あぁ、お前は、ただの玩具だ。』
『それも分かっているだろう?』
[そう言った。]
[ヴェスへと続いて入った部屋には想定通りの人数が待ち構えていただろう。それに加えて、老人と機械化された人間。]
(あぁ、動くなってことなのね。)
[異能を発現する体勢に入ったヴェスを見て、踏み出そうとした足を止める。ヴェスの能力はアデルが思っていた以上に強力なもののようだ。]
ま、好きにやんなさいよ。
ただ、アタシはバットエンドって嫌いよ?
[独り言のように呟けば、腕を組んで見守るのだった。**]
/*
これな、ユウヅキ下の方が輝けたんじゃないかなってw>マンネリこわい
火力高い方が、物理的壊滅出来るとは思い。
俺とスティーブは、調査&探索で輝くと思うんだよね。
……
[男は、ギリっと歯噛みし、老人を睨む。
手にある銃は、棄てた。
ヴェスを見る。
両眼は赤く染まっている]
…ヴェス…っ
[全員トばす気か。そう思った。どこに。
口を開くが、それ以外の言葉は出ない。]
[そう言った。]
『まぁ、私は面白ければそれでいい』
『ただ、面白いから協力しているだけだ』
[老人はそう言って、笑う。]
『聞きたいのなら、そいつに聞くと良い。』
[そう指差すのは、"最悪"な見た目の、人間だった*]
思わねーよ。
俺はそんな夢、持ったことはねーしな。
[室内空間が、撓み──]
そうか?
なら、もういいな。
トべ。
[にィ、と口元を歪める。
老人が行動しないのであれば、そのまま、異能行使が行われる。
移動先は、警察の豚箱だ*]
不老不死なんて何が良いのかしら。
少なくとも、バグ・シングの技術でそうなりたいなら、それはもう人じゃないじゃない。
[ただの機械生命体。それそのものだとアデルは考える。]
ただでさえ、異能や無能やでバチバチするし。
異能無能それぞれでも、上層だ下層だなんて言うんだから、意志を持った機械人間となんて絶対喧嘩になるわよ。
[言いながらも、前文名の終焉というのはそういうところだったのかもしれないとも考える。そうだとすれば、結局のところお互い滅んでいるのだから、不老不死というのも幻想ではないか。]
[扉が開く。
武器を持つ者達は一斉に己の獲物を構えた。だいたいが銃器であった。
――が、入ってきた者が、最初に逃げた男を人質よろしく摘みあげているのを見て発砲をためらった。
その隙に、男を摘みあげる養い親の背後から飛びだしたノエルが、
サバイバルナイフ二刀でもって敵を斬り伏せていく。
遅れて照準はノエルに向けられる。
ためらいなく引鉄は引かれるが、弾がノエルにまで到達することはない。
養い親の視界に入った瞬間それは“止め”られる]
あまり使いすぎるなと言ったはずだよ……!
[その言葉が届いていたのかいないのか。
ノエルが止まっている銃弾をかいくぐり終えた辺りで能力は解除された。
着弾と破壊の音が響く]
[老人は空間が歪むのを、笑ってみている。
その側にいたのは、転移能力者か。
それが動き出す。対象は、
周りの機械生命体、もしかしたら他の場所のものもかもしれない。
黒い影に飲み込まれ、それは消える。]
『お友達にも、楽しさは、分けてやらないとな』
[そして、それは、どこに送られたかを告げていた。]
[ここまでは順調だった。
しかし最後の銃持ちを倒した直後、突然足を掴まれた]
なっ!?
[机の下に隠れていた者にそうされた。
不意打ち過ぎて対処のしようがなかった。
ノエルが手を振り払おうとするより早く、剣を持った者が迫る――金属音。
気絶した人質を放り捨てて、養い親が獲物たるハルバードで剣を弾いた音だ。
ここから戦況はふたりの獲物の打ち合いへと移行する。
そんな中ノエルは倒した者や戦闘の意思のなさそうな者をワイヤーで拘束して回っていた]
/*
[だが、それは行使させない。
影の手で抉じ開けようとする異能へ、力を強める]
これ、一番最初に投下予定だったんだけど(もう少し前にな。突入の時にな)
ネタどうするかなあ…動けんw
/*
天声書くのは俺やぞ、スティーブゥゥ!!!!
纏めるのに、泣きそう… 墓ログ天声に反映してないからなあ…困った。。。
[と、同時、男は床を蹴り、ヴェスを突き飛ばす。]
…な…よっ!!
[何かを訴えるように、ヴェスの胸倉を掴んだ。]
/*
じーちゃん!!お前、なんで出てきたんだよ!!!
いや、ほんと。
こんなデカくなるって思ってなかったんだ…
た、楽しいけど…
やっ、と静かになったか……。
[やがて打ち合いを養い親が制すれば一息つく。
オフィスと思しき場所は嵐が来た後のような惨状になっていた]
『なかなか楽しめたな』
[そう言いながら起動しているタブレット型端末に近付いて、
勝手に操作していく養い親を横目に、ノエルは己の端末を起動した。
ユウヅキに連絡を入れるために、だ]
[強く揺らされれば、ぐらり。
たたらを踏む]
やめろ、スティーブ。
[胸倉を掴まれたまま、顔をぐいっと押し退ける。
目を眇める。
が、]
[『エリュシオン』最奥。
老人の傍控える転移異能者による能力行使が行われた。
老人は笑って言う。
『お友達にも、楽しさは、分けてやらないとな』
地上で小拠点を潰し続けるフリーランスの元に、
新たな偽バグ・シングが出現する。
それは黒い影に包まれ現れるだろう。
影の手より解放された時、襲い掛かる先は……! ]
[一体だけ差し向けられたのではない。
それは格納庫に収められていたものかもしれないし、
別の場所の物であるかもしれない。
或いは、ゴールデンウロボン1号2号である可能性も、
無きにしもあらずだろう。**]
[『エリュシオン』最奥。
そこにはスティーブが囲まれ、飯場の爺がいたか。
周囲には、『エリュシオン』職員、機械化した組織を組み込まれた人間がいた。
以下は、スティーブが遭遇時に感じたことである]
── side:スティーブ ──
[………
それと…人間のように見えるが明らかに、違う。
まだ未完成で失敗作なのだろう。おそらく、機械化した組織を組み込まれた、人間。見た目はといえば、
"最悪"だ。]
ーー どこかの小拠点 ーー
[タルタロスの拠点だったろうか、それともウロボロスだろうか。もう随分と大暴れしてきたからどっちだったかも覚えていないだろうか。何はともあれユウヅキは、組織壊滅のために歩く。 ]
…ノエルからか、ああ良かった…エヴァンスさんを助けられ…何やってんだこの親子…?!
[ノエルから来た連絡に>>62、ユウヅキはぶったまげる。
まさか孤児院経営している人が探偵(いや探偵でも普通しないが)が行うドンパチに付き合うとは思っていなかったのである]
だが…そうだな、1度合流して……
[ズギリ]
[ズギリ]
[頭痛が響いた>>#5]
[……ユウヅキは1度端末を持ち直すと、ノエルに向かい連絡を入れる。メッセージではなく通信で]
もしもし、ノエルか 今いる場所を口頭で伝えろ
[メッセージを打っている場合でなかった。目の前の黒い影から現れる『ソレ』に対して……ユウヅキは臨戦態勢に入っていた]
……わけのわからん金ピカの機械生命体が現れた
こいつを倒したらすぐに合流する……! …おいおい、どこから来たんだよ、こいつ…?!
[空間の揺らぎを感じるときに感じる頭痛、どこからか誰かが目的を持ってここにこの巨大な金ピカを送ってきたのは明白で]
[今まで倒してきたやつとは格が違うであろうことを、存分に物語っていた**]
泣き言抜かしてんじゃねーぞ、この馬鹿が。
腐れ縁だなんだ言うなら、兄だなんだ言うなら、俺の目の前歩いて見せやがれ!
捕まって、馬っっっっ鹿じゃねーの!?
[ドン、と手でスティーブの胸を押した]
おい、アデル。
スティーブの馬鹿野郎のせいで、転移阻止も解けたわ。
あちらさんも応戦体勢みたいだし、このままやるぞ。
不老不死だか、ドーム支配だか、何だってもいい。
全部潰すぞ?
[それは、まさにユウヅキ並の発言だったが、この場ではそれが必要でもあっただろう。
そして、【P13ドーム】といえば、ドンパチは至るところで起こり、それは日常であり祭りのような華だ]
足手まといは部屋の外トばすわ。
うざってーし。
[スティーブの方は見ずに]
露払いは任せたぜ、アデルの姐さん。
転移系能力者は、…………チッ、やるしかねーか。
ヤり合うのは、滅多にねーんだけどな。
[両眼を赤く光らせれば、一歩、飯場の爺の傍から転移能力者が進み出る]
ハ、随分楽しげじゃねーか。
飯場の爺。
クソ不味い飯を何時もありがとよ。
[状況推移を愉しげに見る老人へ悪態をつく。
老人は暫しは様子見をするといったところか?]
スラムで、ずっと身分でも偽装してたのか?
それとも、変身能力持ちだとでも言わねーよな?
[遠隔移動と転移能力。
黒い影に手榴弾が覆われたかと思うと、一瞬撓み、男と転移能力者の横側の壁で突如爆発が起こった]
ラグ。
あるな?
[にィ、と男は赤い目で笑った**]
── 中層R-501 バーの小部屋 ──
[資料をめくる手を止めて、机の上を見守る。ヴェスからコアを送ると連絡があったからだ。>>#2>>#4
盛ってあったキューブチョコは早くも半分ほど減っていた。またひとつ、手を出して口に入れる。
ユウヅキとノエルにしばらく反応できない旨を送る。
ほどなくしてそれは現れた。]
ああ……あなただったのね。
[見た事もない形をしたそれを、娘は知っていた。小さなヤドカリ>>2:2。娘は実際の姿を見てはいないが、同じ形をしていると確信した。
なめらかな美しい金属に恐る恐る手を伸ばし、そっと触れ。胸に生まれた高揚は、3ヶ月前の夜を思い起こさせる。]
[3ヶ月前の夜。
連続異能暴走事件が解決した日の夜のこと。
解決を祝う宴の後、娘はハロルドと帰宅した。
両目を覆う前髪が開かれて、それまで4年間隠されていた顔が娘の前に晒されて。高まる感情をおさえきれず、恐る恐る手を伸ばしてハロルドの頬に触れた。
その瞬間。
娘は男に抱く感情の名が恋だと自覚した。]
[向けられた敵意に甘い感情は消し飛んだ。
そこには確かに意志があった。
今まで触れてきた機械と違い、命令を受けずに稼働する自律した意志。
娘は話しかけようと試みる。
しかし、返ってきたのは拒絶。
耐えて、耐えて。
しかし、耐えきれず。
弾き出される間際に娘はひとつだけイメージをつかんだ。]
[激しい恐怖、機械のイメージはヴェスにも伝わっただろう。
遠のく意識の中に、いくつか言葉が混じる。]
バグ、シング……意志が
金属に とどまっ────…………
[そこでぷつりと思考は切れた。]**
/*
唐突にのろけを挟んでいく
変なもんに組み込まれた怒りとかのせたかったけど
コアが怖すぎて
怒りって言葉じゃ言い表せなくて拾えなかったよ
/*
企画段階でけるさんから聞いてた没案の方、拾わせてもらったよ……!
メンバーの日程都合上&ますます新規参加者が入りにくくなりそうで、次村に続けるのは難しいかもだけど。
………っっ!!??
[身長差約15cm。馬鹿でかくなった弟の頭突きの
威力は半端ない。全身が痺れるような感覚から、
手を離し、頭を押さえ、よろけた。
抗議をするよう、ヴェスを睨みつける。]
[ドン、と手で胸を押され、
また一度、軽くよろめく。]
………せぇ…!!
…‥が、……から…よ!!!
[お前が馬鹿だからだよ!!
男の方を見ずに話を進めるヴェスに声をあげる。]
[足手まとい、そう聞いて、むっとするも]
……
[少し、地面へ視線を落す。
その通りだな、とは思う、が。
顔をあげる。
後で、ぜってぇ、頭突き仕返す…!!]
……っつも………っ
[いっつも、言っても聞かねぇくせに。
いっつも、死ぬんじゃねぇかって、
心配させんのは、てめぇじゃねぇか!!]
ー VS ゴールデンウロボン ー
……っ、っ人が、電話してるっていうのに、
邪魔を、するなっ…!!?
[ユウヅキはノエルへ連絡を取っている>>65。 しかし、最初の方に聞こえていた余裕は無くなっていることにノエルは気づくだろうか]
[金色に輝く悪意の塊。水狼をけしかける、硬い。叩きつけられる尾や腕が地面を抉り、攻撃速度が他のものよりはやい
今まで壊してきたまがい物の機械生命体とは格が違う。]
……あー、ノエル すまん
下層区域H-800のビル地下におじゃましてる
余裕あるならこっち来てくれ
マジでこれは死ぬかもしれん
[そう言ったのと、ゴールデンウロボンの長く鋭い尾に通信機が弾き飛ばされて、がちゃん!!!と破壊されたのが同時だった*]
[ドンっ、銃声音。
それは交戦するヴェスに放たれたもの。
それを視界に捉え、虚空を握る。
交換されたそれは、撃った本人へと向かい、銃を弾き飛ばす。
体制を立て直される前に、走り、勢いをつけて、飛び蹴りを食らわせる。]
……
[着地と同時、それをバネに、老人へ向かい走り、そばにいる
先程、武器を交換した男へ、今度は片足で飛び蹴りを食らわし、
その勢いで身体を回転させ、その武器を奪う。]
[楽しげに笑う老人が男を見る。
男はすぐに、ダンっと後ろへ飛び、
その場を離れる。]
……
[ブンっと、手に馴染んだ武器を振る。
刃があるのは、ちょっと慣れないが。]
/*
エイミーのログに、ひゃっほぅしてる背後がいる。
夜じゃないと出れないので、墓は増えたログ加味して動くとしよう……。
[そして、ヴェスを見れば、]
……
[苛立ったような、怒ったような、
そんな表情で、見据え。
また、床を蹴った**]
ー VS ゴールデンウロボン ー
[右へ避ける、地面がえぐれる。]
[尾の薙ぎ払いを避ける、柱が崩される]
[敵対する者のその色は金色。形状は怪奇なもの。
人型ではあるが尾が二本あり、
一本はぐるりと身体に巻き付き、切っ先を敵対者へ向ける。
下半身の蛇は床で蠢くも、本物の蛇が如き滑らかさは無い。
手には爪なく、蛇の口のように開かれていた。>>#0]
っ……今までの奴らはポンコツな不良品だったという証拠だな…!クソがっ……!!!
[こちらに伸びる尾に水狼をけしかける。 力強い薙ぎ払いの前に液体はなす術なく散り散りになる。すぐに集め直して形作れるのが不幸中の幸いか]
[カブトムシから妨害信号が出ていたはずなのだが、目の前の謎の金ピカヘビX(ユウヅキ命名)はそんなものはないと言わんばかりに攻撃を繰り返す。
液体操作の本懐は以前にも話した通り物量であるわけだが、それ以上の圧力を前にすると散り散りに力が分散してしまうのもまた液体なのである]
……っ!? がっ!!!
[金ピカヘビXの腕が地面を抉る。 その時飛んできた破片が一つ、ユウヅキの腹部に当たる。幸いにもかすり傷だが…そこからまた血が出てくる]
[少し、くらりと頭が揺れた。肉体の酷使が今ここに出ていた]
…まだだ、僕は、まだ、たた、かえる…!
[しかし、状況が状況である]
[ノエルがいれば、少しでも時間を稼げれば…]
[そんな思考を邪魔するように、目の前の金ピカは襲いかかる**]
[男が、バグ・シングに同情を抱くことはない。
それでも、言い知れぬものを覚えた。
目の前の3号は、不格好も良いところ。
……頭痛がする。
継ぎ接ぎの中、くず鉄のようなそれ、黒い蛇で結合された、美しい金属のイメージをみる]
[遠隔移動能力。
異能行使。
対象は、視界内3号コア・動力源。
3号胸部に異能の力が収縮し、撓み、ゴトリ、とコアが近くの床へ落下した*]
/*
てかね…昨日ね…外で火事です火事です、みたいな警告音ずっとなってて、眠れなくてね…
メンタル、豆腐になってて、
アイス落としたショックが今になってきてる…アイス…
空間交換ができたら、アイスを守れたのに…
── 俯瞰視点・分析状況 ──
[それは人型、に似た、巨躯。
それは、精緻には及ばぬ造形。
エゴが侭に組み上げられた、自我無き機械。
エイミーが居れば、電脳世界ではコアに黒い蛇喰い込むモノとして読めたかもしれない、が]
── 俯瞰視点・分析状況 ──
(どこからやる……)
[男がバグ・シングと対峙する場合は、部位の破壊から試みるのが基本だった。
もっとも、試みれる場合というのは、よっぽど向こうの動作や機体状況が悪い場合に限られたが。
ただし、偽物を相手取るのであれば、部位破壊に拘る必要性は無いだろう]
タイプは……ごちゃごちゃに組み合わせ過ぎて、分からねーな。
[元のバグ・シングが何であったのか、判断は出来辛い*]
[エイミーが何を見てどう思ったのかは、エイミー自身のものではあるだろうか。
男のそれは、エイミーならという推測と機体外見を見ての推論でしかなかった**]
/*
>>*86
ぎゃあ 補完ありがとう
伝わってます、大丈夫。
俯瞰視点では根拠なくても、エイミーとしては確信した
ということでどうか、ひとつ……!
ーー ??? ユウヅキ・12歳時ーー
[エイミーには語ったろうか>>2:215、ユウヅキがかつて人の思考と繋がったことがあることを]
[空間の向こう、異世界の存在。幼いユウヅキがたった1度だけ出逢った『出逢うはずの無いもの』。望むものを与えてくれた者。空間の水面に立つ者。水面の向こうから、彼はじっとユウヅキを見ていた]
<なあ、夜行の者よ>
『お久しぶりです…それは僕のことですか?』
<ああ、お前さんのことさ。夜行の>
『なんでしょうか、力の使い方に何か不具合が?』
<お前さんがそう使うことを選んだなら間違ってはないさ。そんなことより、お前さんは父のこと本当にいいのか?>
『…というと?』
<……お前さんは幸せか?>
『……父と共に市民の幸福を護る。この上ない名誉です』
<そうか、私はそうは思えないが『知識』はお前さんを否定しないよ>
<ただ、お前さんがもう少し苦しくないように能力を使わせるようにお前さんの父は考えてくれないのかと思っただけさ>
ーーー ??? ユウヅキ・16歳時 ーーー
『あああぁぁぁあぁ、あア゙ア゙ア゙ぁア゙ア゙ぅあぁあ…!』
〈どうしたんだね、夜行の者よ。そんなに絶望して〉
[べリティに叩きつけられた自身の現実に、ユウヅキは吼える。それをじっと見つめるのは『出逢うはずの無いもの』]
『何故、僕は、何をっ、どうして、どぉして…!あぁ、あぁあぁあ…!!!何が、何を、僕は今まで、どうして、嫌だ、違う、間違ってない、僕は、嫌だ違う間違ってない違う違う違う!!!』
〈おやおや…どうしたというのだね、まるで今までの人生全否定されたみたいな声を上げて〉
『僕は、なんで、どうして、なんで、なんで、あんな、ひどい、むごい、どうして、なんで』
〈聞こえておらんのか、夜行の者よ〉
[自分の今までの全てを、自分の今までを、自分を、否定し続ける目の前の少年に彼は声をかける。少年の悲鳴は消えない]
『ぼくは、ただ、とうさんに、みて、ほしかった、だけ、なのに』
/*
スティーブへの感情をうっかり兄様と書いてしまったけど
そこはボケないでちゃんと読み取ってよかったんじゃないか
〈ならば望みは叶っただろう。お前さんはその力で父に見てもらえた。他者の評価など関係ない、何故慟哭する〉
『違う、違う、違うんだ どうして、なんで』
『僕は、どうしてあんな、ひどい、ことを、嫌だ、違う、間違ってない、間違ってた、生きてちゃいけなかった、この世に存在しなければよかったんだ!!!』
〈…ユウヅキの者よ。落ち着け。この世に存在してはならぬ者など〉
『っっ、貴様さえ、貴様にさえ、出逢わなければ!!!あのまま、僕は、野垂れ死ねていたんだ!!!誰にも気づかれることなく、誰にも、知られることなく傷つけることもなく!!!』
〈ユウヅキの。私は『知識』だ。望んだ者に望んだ知識を与える者だ …それが上手く父親に響かなかったのは誤算だったか〉
[『出逢うはずの無いもの』は目の前の少年を憐れむ。
まっさらで純粋だった願いが歪められてしまったことに。その責任の一端は自分にもあろうか]
『……ちち、が、よんでる…いかな、きゃ』
〈ユウヅキの、行くのか。 間違っていると分かっていながら行くのか〉
『僕は、これしか、知らない、できない』
『悪いやつを、捕まえて、償わせることしか、できない…』
[見えない糸に引きずられるように少年が離れていく姿を見る。どんなに絶望しても…彼の歪んだ価値観は止めることを知らない]
[まだユウヅキが、『間違ったことは正す』ということを知らなかった時の話**]
ヴェス?
ごめ――……大丈夫?
[ヴェス自身も諸刃であることをわかって依頼したはずだ。
だから、謝らない。]
私は大丈夫だから。
前だけみて。
[なるようになる。
あとは転がるままにやるしかない。
・・・・・・ ・・・・・・・・
うまくいけば、生き残れるだろう
/生き残させられるだろう]
[口元を歪め、赤い目は転移能力者を見据えた]
影……か。
性質だけは厄介だな。
[異能発動/転移能力者を移動/撓ませ引っ張って来る。
自らを影で覆うも、そのまま男の間近に寄せられれば、合わせた蹴りが胴に放たれる。
瞬間、相手の影が転移を発動させ/更にそれを同位置に位置(移動)させ続ける]
逃さねーよ。
お前はここで眠ってもらう。
/*
全体を目にすることができるなら、これはないか…
[体に突き刺さる熱さ。
ゼロ距離からのナイフが、腹部に感じた。
咄嗟、自分の腹部に影で覆われ転移したナイフを掴む]
こういうのが、あるからな。
面倒だ。
[胴へと放たれた蹴りで、身を折る姿。
転移能力者との交戦は、面倒なことこの上無い。
それでも異能をどうにかしてしまえば、どうにかなる。
現在、男が転移能力者を視界から外さないのには理由がある。
視界内対象に捉え続けているからこそ、例えば転移能力者が手元でナイフを突き出しながらナイフへ転移能力を行使し、誰かの体にゼロ距離からの攻撃を行うことも、とどめられる。
周囲からの攻撃は、スティーブ達に任せるだろう。
転移能力者が、ナイフを突き出して襲い掛かるのを、手首の内側から、裏拳で叩きつけるようにし落とさせる]
時間は、掛けられねーんだよ!
沈め!!!
[相手も転移阻止から抜け出そうと必死ではあるだろう。
視界外から、男の上にでも物体転移させた攻撃が降り注いで来るのを排せきれなくなる前に、 黙らせる>>+120]
[相手の手首を掴み捻り、体を回転させかけると、足払いをかけ姿勢を崩させ、首元へと手刀。
追撃で、顔を/頭部を揺らすように、思いっきり殴り飛ばす!]
[グワッシャァアア]
[後方の積み上げた資材のような場所に、盛大な音を響かせ頭から突っ込み、転移能力者は気絶したのかピクリとも動かなくなった**]
[ドンドンっっ、また銃声が響く。
複数の銃弾が、男に向かう。
それを捉えたまま、ぶんっと脇の空間を薙ぐ。
そうして交換された、弾丸は、今度は老人へ向かい飛んでいく。]
[が、老人はそれを避けることなく、受け入れた。
老人の首もとが露になる。
そこに刻まれるは月とE。
蠢く細胞は、突き刺さった銃弾を、押し出し足元へと転がる。
そうして老人にあいた穴は塞がっていく。
"自己修復"。それはバグ·シングに組み込まれているもの。だが、老人のそれは、まるで虫のように、機械のコードのよううなものに置き換わり。
"修理"といったほうが良いかもしれない。]
/*
ねえ、ねえ。待って、スティーブさん!
自己修復まだだったんじゃないの?(おろおろ
再生のノエル細胞得てないよね……???
倒す難易度が加速度的に上昇してるよ!!!
あれか!?
自己修復的なコア……そうだ、コア、そう、発生源の疑似偽コアを作ればいいんだ(錯乱)
でも、そこまでするとなあ… 不味い気もする。(今後の都市の犯罪状況が、そこまでの技術度を犯罪側が得てしまっているということにうごごごご)
適度なところに!
どうぞ、適度なところに収めて……w
/*ユウヅキの時系列整理
6歳の頃に空間制御の才能に目覚める
それから10年間父の元で『尋問官』として利用される
16の時にべリティと出会って、これまでの自分を否定される
ユウヅキ絶望、しかし父親に従う以外の道を知らず、父のためと言い訳してそこからも4年間『尋問官』を続けることになる(べリティには尋問官をしているのは内緒にしていた)
そして20歳になった時べリティが『連続異能暴走事件』に巻き込まれる。生まれて初めて父の手を離れて『たった独りの友人』のために、村へと飛び出して『間違っていたなら正せばいい』『ほかのやり方を学ぶべき』だと諭される
こんな感じか(テキトー)
[ヴェス>>+160とスティーブ>>+149のやりとりを呆れ顔で眺めていた。]
こんな修羅場でなに喧嘩してんのよ。
アナタら二人まとめて大馬鹿よ、お馬鹿!
[ともあれ、二人の間では何かが解決したようだ。ヴェスからの呼びかけ>>+162には、ため息をつきながらも呼応する。]
はいはい、ガッテン承知の助よ。
乗りかかった舟だし、やってやるわよ。
[吐いた息を大きく吸い込み直せば、地面をしっかり踏みしめる。間も無くアデルの筋肉は全身大きく膨らんだ。大柄な体は一段と大きなシルエットとなり、服ははち切れんばかりに伸びきっただろう。]
言っておくけど、抵抗しようっていうならタンコブじゃすまないわよ?
[ゆらりと歩く姿に、その場の誰かが思わず
『バケモノ』と呟いた。]
/*
正直、まじでスティーブ足手まといだから…すまない…
(PL含め)
動かない方が良いと思う。
外に飛ばしてもらえよ…
でも飛ばされたら怒るよ…スティーブ…
[動き出したスティーブ>>+173を横目に眺めつつ、のしのしと歩く。この状態で走ると翌日以降が辛いのであまり走り回ることはしたくない。]
異能力主体の集団じゃないのはホント助かるわー。
アタシの『コレ』も得意不得意がはっきりしてるから。
[銃弾は次々とアデルへ飛んでくるが、いずれも軽く「カンッッ!」という音が響いて地面に落ちるのみである。敵は距離を詰められ後方へとじわじわと退くのだがあいにくここは最奥地だ。]
もうっ!鬱陶しい!
[手近にいた一人をビンタする。叩かれた男は糸の切れた操り人形のようにぐにゃりと地面へ沈むのだった。]
[アデルの異能は初めて目にした。
男に行使された異能はいまだに気付いていない。]
………っ!?
[ぎょっとしたのは『バケモノ』と呟く男たちだけではない。]
………
[本当に怒らせたら怖そうだ**]
あらぁ、なーにアレ、気色悪っ!
[スティーブの視線の先にいる老人を見て、思わず悲鳴を上げる。]
ちょっと、何よあれ?
『し、知るかよ!俺はただの戦闘員だっつーの!』
[アデルの問いに、首根っこを掴まれ持ち上げられたエリュシオンの戦闘員が答える。]
それぐらいちゃんと知っておきなさいよ!
[持っていた男を壁にぶん投げる。鈍い音が2度続いた後に、男は悶絶してのたうち回る。]
ああなりたいとは思わないけど、
厄介ね。
[さらに一人にゲンコツをお見舞いした。**]
ー VS ゴールデンウロボン ー
[体力の限界に近い探偵は、最小限の動きで金色の機械生命体の攻撃を避ける。隙を見て攻撃しようとするが装甲は硬く液体の獣ではなかなか貫通させることは出来ない]
(外装が硬いものの場合…大抵の場合は内側から攻撃すれば弱かったり…機械だから内側に液体を入れられれば…!)
[思考は続くが現在の彼にはどうにもならない。ゴールデンウロボンは動き回っているから正確な空間座標を割り出せないし、割り出せたとしても内部に直接水を送りこみながら交わし続ける体力はない。
そもそもユウヅキは空間制御能力の使い手ではあるが『トばす』ことは専門とは言えない、精密な『転移』は本来苦手なのだ>>4:206]
(……10秒…いや、五秒でいい…あいつの動きが、止まってくれれば…くそ、こいつ…僕が弱ったところを狙って…!**)
/*
今気づいた。
機械のコードってケーブルのことか?
プログラムのcodeのことかと。
そしてお昼は盛るのやめよ? とかすみませんでした。
弱音を吐いてしまった! 盛るままに、頑張るのだ(ただし風呂敷はたたもう。大団円に)
── 3号撃破頃・Side:アデル ──
しっかしまぁ、結構えぐい研究してるのねぇ。
[無償診療の影で行われる不死への研究。ヴェスも見たであろう資料>>3:159等のエリュシオンの裏の顔。]
こういうのじゃなんだけどなー、アタシの求めてたもの。
[前文明を滅ぼしたのは一体何者か、というのは昔から続く命題である。機械生命体が一体どのようにして、誰に作られたかは未だに謎に包まれている。一説によれば異能力によって物質を変換されたものだとも言われるし、機械が機械自身によって革命的な技術革新を起こしたとの説もある。]
こんなことやってちゃ、また滅びちゃうかもしれないわよ。
[研究データを根こそぎ引き抜いた後、何重にも渡って改ざんデータで上書きをするのだった。**]
── 3号撃破〜合流頃・Side:アデル ──
オホホホホ、出るわ出るわの大豊作じゃない。
[アンプル精製、大量の偽機械生命体の開発設計図、調査班の襲撃計画等々、ドームの警備隊が飛びつきそうな『特ダネ』がボロボロと手に入る。]
これだけ挙げればユウヅキやアタシのビル襲撃なんてニュースになりやしないわね。
[メインコンピュータから送られる情報はそのままヴェスにも転送され続けている。]
オーケー、ここは用無し!
お二人さんに合流よ!
[アデルン1号を掴むと部屋を後にする。警備システムは完全にアデルン1号に掌握されている。ドアの開閉から空調まで、このモフモフのゲテモノの采配一つだった。]
[男は、その後スティーブが攫われてしまった為、端末に送られているデータのことは頭から消えている。
そして今は最奥の部屋でドンパチ中だった**]
/*
あっそうか なら時系列の整合性は気にしなくていいな >ユウヅキメモ
ていうか *99 って
???????????????????????
[それでも助かったものはあるだろう。
ひとりでは、掴めきれない真実もあったのだから]
[/その事に苦痛が頭を灼くのを振り払いながら]
── Side:スティーブ ──
[ドンドンっっ、また銃声が響く。
複数の銃弾が、男に向かう。
それを捉えたまま、ぶんっと脇の空間を薙ぐ。
そうして交換された、弾丸は、今度は老人へ向かい飛んでいく。]
── Side:スティーブ ──
[が、老人はそれを避けることなく、受け入れた。
老人の首もとが露になる。
そこに刻まれるは月とE。
蠢く細胞は、突き刺さった銃弾を、押し出し足元へと転がる。
そうして老人にあいた穴は塞がっていく。
"自己修復"。それはバグ·シングに組み込まれているもの。だが、老人のそれは、まるで虫のように、機械のコードのよううなものに置き換わり。
"修理"といったほうが良いかもしれない。]
/*
これ一方的に話して一方的に切れた感じでの処理が妥当か……あんま回想軸挟まないしユウヅキ
ちょっとは待ってほしいというのはあたしのワガママなのか……
[老人との決着は、本拠地で行われるだろう。
この先どうなるかは、まだ杳として知れない。
また、これは何か、小拠点に影響がある俯瞰視点の情報ではないだろう、恐らくは]
[エイミーにも、他の戦う者達にも、まだ知ることは出来ない本拠地での視点情報か*]
[テクノなんとかについて。
資料の中には、malignantという単語や、telomeraseという単語が混ざっている可能性もあるだろうか。
正式名称は、エイミーが読み取り、思考するがままのものか**]
[男がスティーブを撃ち怪我を負うならば、それも愉悦。
スティーブが弾丸反らしをするならば、スティーブの老人自身への意識は逸れるものと]
[シルバーウロボン8号を使い、ユウヅキの様子を見る。>>80
それはそれは奇怪な金色の機械>>74がユウヅキを襲っていた。
ヴェスから時折伝わっていたイメージによく似ている。ゴールデンウロボン1号や2号なのだろうか。
動き回るそれに、ユウヅキは苦戦しているようだ。
機械を通じてではコアの気配は探りにくい。
しかしそれがゴールデンウロボン3号と同じつくりであるならば。
ユウヅキの肩に止まっていた子機が飛び立ち、金の機械の胸部をぐるぐる飛び回る。
ユウヅキと機械越しに視線が合えば、金の機械の気をそらそうとその周りを旋回するが。
――プツン。
蛇の口の様なものが見えたのを最後に子機からの通信はとだえた。
すぐに残りの子機をユウヅキのところへ向かわせる。]*
/*
それな…あのね、エイミー。メモで貼らないでねって意味でな……(さっきの赤ログ)(エイミーはPLとして知っておいて欲しいと思っており)(通じていなかった)
[男の精神影響系能力者への耐性は限りなく、低い。
低い、マイナスと言ってもいい。
しかし、ある意味では命令を受け付けずに強くもある。
それは、影響を受け始めた瞬間に、特定行動を図ろうとするからだ]
[普段は目の前の現実で押しやられ、しかし裏側に横たわるように沈んでいる希死念慮がそのまま表に出る]
[精神影響系能力を行使された際に、自殺行動に走る時はその銃を使うという自動行動を、治癒能力者にわざわざ埋め込ませていることまでは察せないかもしれないが、以前にも似たような行動をとった事はあるかもしれない]
[老人の狼狽はあっただろうか?
特に老人は、"精神影響を行おうと精神に影響をかけ始めた時点"で"即自殺"を行おうとしたのを目撃することになる]
[男の行動は、老人にも止めることは出来ないだろう]
[狼狽があったならば、それはスティーブにとって、これ以上ない好機となろう!*]
ー VS ゴールデンウロボン ー
っ…くそ、どうやって倒せと…! ……?!あ、おい?!
[攻撃を紙一重で回避したり、時折瓦礫にぶつかりながらもユウヅキは隙を狙う…そうしていると、肩に乗っていたシルバーウロボン8号がどこかを目指して肩から飛び立った>>84
胸部をグルグルと周り何かを伝えようとしている姿を見つめていると…カブトムシの瞳の向こうにいるエイミーと目があった気がした]
[そして、金色の機械生命体の気をそらそうとして蛇の口に食われてしまうのを目にした]
……胸部の……あれか?!装甲の中の…赤い…!
[ユウヅキは装甲の奥に赤く輝くものを見た。装甲そのものは硬そうだが…じっとしていてくれれば空間制御能力で『コアを直接攻撃』できる]
……問題はぁっ!!!どうやってじっとさせるかだよっっっ!!
[ユウヅキはキレ気味に喚いた。 たった数秒あれば
たった少しの時間を稼げればとないものねだりしてしまうばかりである*]
── いっぽうその頃 中層R-501バー入り口 ──
[一方こちらはバー…の入口。 少し騒がしくなっている]
『また来やがったのかクソガキ!』
『もう何もお前に盗らせるもんはねえよ!スラムに帰んな!!!』
『なにもとらないよ!しんじて!』
『あのね、ごきんじょさんをさがしてるの!』
『てめえ!!!何も盗らねえって言うならその手のポテトはなんだよおい!!!』
『かってにてにはいってきたんだよ!!!!』
[どうやらスラムの浮浪児か何かが迷い込んできたようだ**]
H-800だなわかった、今からそっちに行く。
だからそれまで死ぬんじゃないっ―――
[駆けだしつつ通話は続く。
ユウヅキの居場所を把握し、なおも励ますような声を送ろうとしたが、
ふいに聞こえてきた雑音に思いっきり顔をしかめる。
その雑音を最後に通信は途絶えてしまった。
コールしなおしてもつながらない]
『……何がどうしたって?』
………一大事だ養父さん。
ゴールデンウロボン3号が――いやひょっとすると1号か2号かもしれないが、
……とにかくゴールデンウロボンが出たに違いない!
心当たりっていっても―――… あ!
[データチップの中身のうち、取引先一覧を見直す。
数ある取引先のうちのひとつである製薬会社のロゴが、
エイミーが送った画像のものと一緒だった。
さっそくその旨を端末に打ち込んでいく]
『さっき潰した小拠点から持ってったデータの中にあった。
とりあえず裏で取引しているみたいなんだが……、
ちょっと立て込んでるんでデータをまるごと送っとく』
[やがてタクシーは目的地で止まった。
表から入ろうとして養い親に難色を示されたが、
ユウヅキがいるならたぶんあらかた片付いた後だろう――
そう説明して事なきを得た。
エレベーターが普通に使えたのでそれで地下へ。
鉄の箱の扉が重々しく開けば、すぐにも戦いの音が遠くに聞こえていた。
すぐさま音のする方へ走り出す]
[打ち合わせは移動中に済ませていた。
案の定養い親はこっちが囮になることを許可してはくれなかった。
『図体がデカかろうが何だろうがお前らがなんとかする間“止めて”やる』
――ーという、なんともまあ頼もしいお言葉をいただいたものだ。
肝心なのは養い親が止めてくれてる間に何をどうすればいいのかだが、
見当はつく。機械“生命体”というくらいなのだ、
人間でいう脳か心臓にあたる部分、そこを狙えばいいのではないか]
ーー VS ゴールデンウロボン ーー
く、そ…っどうすれば…… あ…?
[ふらつく足で正面を見据える、流石に限界か]
(…やけに相手の動きが鈍く見える。 どういうことだついに臨終の時か)
[…しかしいつまで待ってもあの世への迎えなんて来ない
……現れたのは、それより遥かに素晴らしい者たちだった]
……ノエル!!!よかった、無事だったか…!
…エヴァンスさんも無事で何より、だ、が!!!
お前ら親子無茶しすぎだろ!!!
[ユウヅキは隣に立つノエルに『にぃー』っと笑みをみせた。
目の前のゴールデンウロボンは、まさに『じっとしている』>>95]
これだけノロマになってくれたなら…!!!
[ユウヅキは瞳を真紅に染める。 目標は、胸元の装甲の『中身』]
〈空間制御能力発動!!!〉〈対象 水獣!!!〉
〈目的!!! 転移!!!!〉
〈内側から……っっぶっ壊れろおおぉおぉぉ!!!!〉
[すぐ近くにいた『水獣』が姿を消す。そして]
[ガシャぁぁぁぁぁあん!!!!]
『ガァァァアァアァァアァァア!!!!』
[内側から装甲をぶち破り、中の歯車や駆動部品を蹂躙していく!!!!]
[コアの周りの機械を剥ぎ取っていく、破壊していく]
[『コア』は機能を蘇生させようと、ひたすら周囲の破片を繋ぎ止めようとする。しかし、それもエヴァンス氏の能力のせいでうまく働かない]
[残るは、中央部に輝く赤い赤いコアだけ]
……っ、よし…!あとは、あれだ、け…っ…!
がはっ…!!!
[その時、ユウヅキの身体に限界が来た。
副作用が……身体を冒し苦痛が侵食していく]
[だが、ゴールデンウロボンの内側に『武器』を送ることは止めない。自身から流れた血であろうとも、それを流し込み破壊に専念する]
[いや…今のユウヅキにはトドメを刺すだけの力が残っていないのだ]
……っ、ノエル……!あの、中央に、ある…!!
赤い、奴だ!!! アレを、叩き、壊して、くれ!!!
[ゴールデンウロボンは動けない、コアの周りにある『邪魔者』は全て排除した]
[あとは、誰かが『心臓部』にトドメを刺してやるだけ]
っっっ、頼む……ノエル!!!!
[『朱い目』は、彼女を見た。
『にぃー』っと笑った、少し不器用な笑みで**]
/*というかそもそもここまでで能力酷使してバトラーズハイを起こしてた奴が相棒登場に気が緩んだらどうなるよって思ったらやっぱガターーんて疲れきそうだよね(((
/*
昨日ちんたらしてたから、巨大ロボ乗って拠点破壊して回るプランが頓挫した
そして今からそういう状況を書く脳みそもなく
ぐやぢぃ
風邪ェ
『お、俺が悪かった!!』
− ゴンッ!!−
『ひぃぃ、助けてくれー!!』
−ゴンッ!! −
[戦意を失った者でも無表情で殴る。無言で殴る。この手の連中は逮捕されても出所すればまた同じようなことをする。結局生活の糧となる技能がないので、こうした組織の構成員になってしまう。だからせめて今後自分たちに関わらないように、死にものぐるいで逃げるぐらいの恐怖を植えつけておきたい。]
次見かけたら、わかってるかしら?
[ドスの聞いた声で問いかけてから、殴る。]
―― 中層 R-501 バーの小部屋 ――
[ユウヅキへ追加で送った子機はまだ到着しないようだ。カブトムシの子機では金の機械に太刀打ちできないのはおよそ理解したが、状況が見えないのは実にハラハラする。
気をもんでいると一件メッセージが入る。
ノエルからだ。>>92
早速データチップを調べていくと、確かに取引先に同じロゴを持つ製薬会社があった。ウロボロスとこの製薬会社の繋がりを掘り下げれば何かわかる事もありそうだ。]
『ノエル、ばっちりよ!
忙しいところありがとう。』
[返信を送り、他に何かめぼしい情報がないか探す。]
……これは使えそうね?
[転移装置の女から聞き出した情報と同じ地点ではあるが、更に詳しい情報があった。バグ・シングの外殻で作られた土木工事用のウロボンがあるようだ。地上走行にドリル、土の運び出しに杭打ち。なかなか有能だ。
無事に残っていれば、乗っ取ってしまい戦力にできるだろう。
そんな事を考えていれば、にわかに表が騒がしくなる。>>87]*
── いっぽうその頃 中層R-501バー入り口 ──
『あのね!あのね!ごきんじょさんをさがしてるの!
でっかくて、黒くて、たまに目がキラーって赤くなって、でっかくて、黒い人!!!』
『はいはい、それだけじゃわかんねえからさっさとスラムに帰んなお嬢ちゃん』
『あのね、あのね、ユーが危ないから、助けに行こうとしたら、もういなくて、それで、ごきんじょさんなら何かしってるんじゃないかって!!!>>2:210>>2:262』
『はいはい、お友達とかくれんぼでもしてたのかね〜』
『教えてくれなきゃこうだーーー!!!』
『なっ?!クソガキてめえ俺のベルトをかえせええええ!!!』
[……随分騒がしくなった*]
─ 上層区域・自宅 ─
[音声が届かないのは流石に不便、と。
捨て端末同士を通話状態にして片方をヴェス達のいる部屋の隅へと転移させて転がす。
本来なら天井辺りにマイクを仕掛けたいところだったが、生憎と自宅に一式はなかった。
聞き取り辛いところもあるだろうが、ないよりはマシというもの。
聞こえ始めたのは空砲>>+136が響いた辺りから]
[老人が語る人類の夢。
極一部の夢を全ての者達の夢として考えている辺り底が知れる]
人を人として見ない、典型的なやつだね。
[老人は協力しているだけだと言う>>+144。
組織の頭は別にいると言うことだろうか]
/*
精神耐性マイナスにしたものの……よく生きてたな、今日まで。普段は掛けられてもギリギリ堪えてるのかな……(ずっと涙は流すとかで
[ダンっ、と床を蹴り、
男は老人の元へと走ろうとするが、
背に迫る殺気、振り下ろされた刃に棒をぐるりと背に回し受け止める。
そして、そのまま身体を回転させ、相手の刃を巻き込み弾き飛ばせば、
そのまま、棒を軸に、相手を蹴り飛ばす。
続いて、響いた銃声に、顔をあげ眼前に迫る銃弾を捉えた瞬間。]
[理性の軛から解放された/或いは目の前の現実に普段押しやられており/思考が繋がらない限りは表側には明確に見えない/しかし裏側に横たわるように沈んでいる希死念慮]
[それがそのまま表層に出る/全て埋め尽くす]
[『ステーブ!』
ヴェスの声が響く。
それは、一見は、
迫る弾丸に対する声。
が、男が受け止めるその意味は全く違うものだ。]
[あまりに騒々しく、調査の手が止まる。]
だー! やかましー!
[表に出てみれば、はつらつとした少女がポテト片手に大騒ぎしていた。]
……ん?
[漏れ聞こえる話に耳を傾ける。
でっかくて黒くてたまに目がキラーと赤くなる。
ユー。]
……もしかして、ベリティ?
[少女を追いかける男のズボンがずり落ちる。]
ユウヅキの友達の。
私も友達なの。エイミーよ。
[ズボンの裾を踏んで、男がずっこけて、花柄のトランクスが現れる。娘は思わず目を覆った。]*
[少女はエイミーに声をかけられると、ん?とそちらを向く>>102 そしてパァっと表情を輝かせた]
『エイミー! えいみー!しってる!ユーの友達!
あのね、あのね、ユーが初めて私以外に友達ができたんだって喜んでたの!覚えてるよ!ユー、ぼっちだから!!!』
[少女はベルトをポイっと興味が失せたように男の方に投げると、エイミーの周りをグルグル回り出した]
『あのね、あのね!ユーがいないの!それで、どこにいるのかなって、それでー!ごきんじょさんをさがしてるの!』
[少女は稚拙な言葉でなにか伝えようとしている]
『あれ?でも、えいみーなんでここにいるの?…はっ!さては、『はろるど』はそんなにびんぼーで…?!!』
[しかし、エイミーがこの場にいることを考えて、探偵と似たようなことを言い出した*]
……
[それは、どうだろうな。
男は、唇は動かさず、
銃の男を回転し、蹴り飛ばし、
その勢いをバネに走る。
すでに、老人の後ろには、
ヴェスの姿があっただろう。
続けざま、一刀を振るために。]
ぼっち、
[あぁ、独りぼっち。理解するとベリティに笑いかける。]
そうだったの。
私もね、"友達"はユウヅキが久しぶりだったの。
[自分の手で友達と呼べるロボットを壊して以来、そういう存在はいなかったように思う。ハロルドは庇護者だったし、村人には心を閉ざしていた。師匠や兄弟子はいたが、友達とは少し違うように思っている。]
ユーと……ヴェスかしら?
たぶん、わかるわよ。
どうしたの?
[じきに子機がユウヅキのところに到着する頃だろうか。]
……って、ユウヅキ、ベリティに何教えてるの?!
ハロルドは具合が悪いのよ。
[頭を抱えながら答える。]*
[部屋にいた人間は大部分はすでに地に伏している。残る者はそう多くはない。ヴェス、スティーブ、アデル、老人、そして機械のような人間。]
あー、しんど。
あの手のタイプはアタシ苦手だし、ちょっと見物させてもらうわ。
[あの手のタイプとは老人のことだ。あのような回復をするような相手では、打撃は有効とは言えないだろう。アデルの体は今はいつもの通りに戻っている。座り込んで頬杖をつきながら、しばらく応援に回っているだろう。*]
[べリティはどうしたのかと聞かれれば答える>>104]
『えっとね、さっきね、鉄のお人形さんがね、動いてね
それでそれで、ユーが〈ひとをころすきかいだー〉っていってたから、お友達を逃がして、助けに行ったら、いなかったの!どこに行ったのかなって!!!ごきんじょさんならしってるかなって、さがしにきたの!』
[……数刻前に襲われていた人型の機械生命体>>2:210のところにユウヅキが居なかったから探しに来たということらしい]
『ユーどこにいるかわかるの?!!どこーーー?!』
[少女はそういうと、勝手にズカズカとエイミーの作業していた部屋に入ってきた。エイミーがどの部屋から出てきたのか観察しているくらいの目ざとさはあるようだ]
[少女はどれだどれだと勝手に色々触ろうとする*]
[老人の嗤い、
ヴェスの微かな笑い。
それが何を示しているか分かっていた。
ヴェスは銃を引き抜く、そして、その銃口が向く先は、
ヴェス自身。
男はにっと、笑う。
老人がその顔が、狼狽えるのを初めて見た。]
/*
あーなるほど、製薬会社が14、5年前の爆発で潰れた想定だったから
ナカノヒトの中で「????」ってなってたかこれ
潰れたけどひっそり立てなおってたって感じならいけるか
[走ったままの勢いで、床を蹴る。
思いっきり振りかぶり、男は老人へ一撃を加える。
倒れ込んだ老人と、男の目が合い、
老人は唇を動かし、男に何かを言う。
男は目を見開く、が。
ガクンと同時また、仰け反る。
奪ったのは呼吸。
武器を落す。]
…うるせぇ…!!!
んなわけあるか!!!
[ぜぇぜぇ、と肩で呼吸をする。]
楽しかったかよ、じーさん。
[そう言って、馬乗りになった老人から手を離せば、
老人は床へと転がり、もう動きはしないだろう。]
『まっててね』
[言って、またたく間にベリティは姿を消してしまった。
苦笑してデータを眺め始めて10分ほど後。]
そう、それよ!
その銃弾、どこ……
で、
[突然、娘の目の焦点がベリティからそれ、どこを見ているかわからなくなる。]
/*
うーん…自分で仕込んだものを使ってるなら自分で処理して欲しいところではあるのだけど。
まぁネタはあるんだろうけど、それをやると不穏になるから何かあれば、と言うのも、うーん?ってなる中身です。
ちょっとこの辺り感覚に齟齬がある模様。むつかしい。
と言うかよ、割り切り早い性格にしてるので、現行ヴェスは放っておくしか出て来ないのだよ…!(ダメだ
/*
ユウヅキの中の人がとても困っているのがうかb
ベリティにこれ投げてどうするんだ!
孤独に苦しんだ方が良かったのでは!
ー 回想 少女視点 ー
[少女が『連続異能暴走事件』に巻き込まれたのは三ヵ月前、彼女が被害に遭ったからユウヅキは『村』を訪れることになった]
[彼女は、事件の真犯人と直接交流し直接弾丸を撃ち込まれて能力に開花『させられた』後天性異能力者である]
[そんな彼女は、異常に手癖が悪いのが特徴で、ユウヅキも何度も頭を悩ませていた>>0:90>>0:103 。そんな彼女は事件の真犯人が持っていた『ちょっと珍しそうなたま』をこっそりちょろまかしていたのだ。まさかその後自分に同じ弾丸が撃ち込まれるとはおもっていなかったようだが]
[何故盗んだのか、何故今まで隠していたのか]
[彼女はこう答えるだろう]
『だって、こんなにへんてこなの絶対高く売れるし、でもスティーブに見せたら絶対とられてもう拾ってくるなって言われちゃうし>>0:102、いいとこでいい値段で売れそうなとこ探してたの』
[何とも豪気な少女である*]
[ぐるぐると世界が回る。]
『ユーみたいな事言ってるね』
[ユー。ユウヅキだ。
そうだ、今は何の話をしていたのだったか。
一体これは誰の感情か。娘か。違う。]
[目の前にいる少女の顔がはっきりと目に映る。]
ごめんなさい。
びっくりさせたわね。
よかったら、これ食べて。
どこにあったか、聞かせてくれる?
[苦笑して、ベリティにチョコレートを勧め、娘も一口齧る。]*
あ、あぁ……
[涙が、後から後から溢れて来る。
頬を濡らし、顎からぽつぽつと床へと落ちる。
崩れるように、膝をつき、項垂れる]
俺が…… 俺が……
[ガヂン]
[銃の引き金がもう一度引かれた。
今度は何も発射はされない]
はっ、ふっ……っ、…… 俺が いなければ
いやだ…… やだ…… やだ
[震えて涙する。
銃を取り落とす]
ぅして…… どうして……
[次に、自分が身につけているナイフに手がゆき、引き抜くと、切っ先を喉元へと向け一息に貫こうとする*]
/*
基本的に、【人は死なない】村って書いてある…
参加者が死なない村って、読み違えてた…
もうやだ…めっちゃ読んだのに…前村も読んだのに…
ほんっと、自分…
─ 上層区域・自宅 ─
[見えている全てに対応していたらキリがない。
それはこの場においても当て嵌まる]
やれやれ、あまり手を出したくはないんだけどな。
[割り切ったのはヴェスのこと。
本物なのか、細工された銃なのかまでは知れないが、傍から見れば自らを撃ったとしか見えぬもの。
ソノランはヴェスがもう動けぬものと考えた]
[持ち上げていたコーヒーカップをテーブルへと置き、未だ動かずにいる”最悪”の人間へと視界を移す。
スティーブが老人へと迫る中、護らせもしないのは何ゆえか]
……自我自体はある、か?
[元が人間なのであればその可能性もあろうが、果たしてどうなのか。
その理由が知れたのは、スティーブが老人へ頭突きをかまし、床へと引き摺り倒した時だった。
機を見たとでも言うように動き出し、スティーブの背後を狙うのが見える]
─ 地下施設・奥の部屋 ─
おっと、そこまでだよ。
[空間から滲み出て、”最悪”の人間の背後へと現れ、背に触れると同時に拘束可能なほどの重力負荷をかけた。
床へと縫いつけるほどの負荷に、”最悪”の人間は膝から崩れ落ち伏せてしまう]
スティーブ、ヴェス見といて。
[生きてるのかどうか、通常ならアデルのような能力を持たない限りは即死コースだ。
その確認をスティーブに頼む]
コイツどうしようか。
気絶するのかな。
[機械と融合したかの様な姿、人としての対処が正しいのか、機械としての対処が正しいのか測りかねた]
とりあえずそのままじっとしててくれるかなー?
大人しく捕まってくれるなら人として扱ってあげるよ。
足掻くなら機械と見なして、機械部分全部バラすからね。
俺様は中だけを取り出すことも出来るよ?
[笑顔で言えばもがいていた”最悪”の人間はひとまず動きを止めた。
一応、人間としての思考はあるらしい*]
[男は、ヴェスがこめかみに当てたのは、
持っているのは"一発も入っていない銃"
そう確信していた。
だから、気づかなかった。
その、銃声は、別のものであると。
そう思って。]
な、なんですって……!
[ベリティから話を聞いて、娘は慄いた。
途中、頭を抱えたのは絶え間なく伝わるヴェスの感情に耐えていたからだけではなかった。
この少女、とんでもないものをとんでもなく軽くかっぱらっていきている。]
そう、ねぇ。
私、すっごく欲しいんだけど。
これで足りるかしら?
[アデルにもらった旧式のキャッシュ端末。
そのままベリティに渡してみる。]*
/*
それでも、殺すか悩んでしまったあたり、
もう駄目だと思う。
あれだ、入ってる村が結構殺伐の多かったから…
そもそもkkrさんの村なんだから…あまり人死なないよね…しまった…ほんとう、ごめんなさい…
/*
リアルは理由にしたくない中の人だが、今日はマジリアルで頭死ぬ思いして泣きそうになってたので大人しくしとくべきだった。本当にすまない。
は…?
[じーさんが気絶したのと同時、
男の暗示は解け、呼吸も言葉も取り戻していた。
そして、いつのまにやら現れた、ソノランが、
"最悪"の人間を、既に伏せていたか。
だが、男がそれを視界に留めることはない。]
[ぽつぽつと、床が濡れる。
ゆっくりと、見上げる。]
ヴェス…?
[それはすぐに視界から外れる。
ヴェスが床へと崩れ落ちたからだ。
何が起こっているのか、分からないまま]
[一発だけなら大丈夫、そんなヴェスの言葉を思い出す。]
って言っても、大丈夫かしら、あれ?
[どうもヴェスの様子>>+221はおかしいままだ。]
ちょ、ちょっとヴェス!
2回目の話は聞いてないわよ!
[喉元にナイフをあてがうヴェス>>+222はやはり正気ではない。]
ちょっとー!
なんとかしなさいよ、スティーーーブ!!
[アデルの位置からではどうにもできない。ただただ彼を救える男の名を叫んだ。**]
……っばっ…!!!
[ヴェスが、ナイフを引き抜いた。
それは、喉元へと突き立てようとしていた。
迷わず男は、異能を行使する。
動き出した勢いは、空間を交換した後も継続する。
何も考えてはいられない。
ただ考えるのは、その手のナイフを奪うことだけ。]
…つ…っ!
[手に治まったナイフは、そのまま男を突き刺す。
咄嗟に、右手でナイフの刃を握り、止める。
ざくり、ナイフは右手を切り裂き、
ぼたり、ぼたり。血が床へと落ちた*]
[罪悪感というのは愛情の裏返しだ]
[強い罪悪感があればあるほど喪われたものの喪失を物語る]
[例えそれが、あの日から一歩も踏み出せていない心のままだったとしても]
ヴェスはなんとかする。
アデルさんは、ここの後始末頼みます。
[男はそう言って男は、カランと、
血のついたナイフを落し、立ち上がり、
ヴェスの側へと*]
[ゆるゆると、奪われたナイフの方を見る]
[初めて見るような、眼差しで]
[暫し見続けて、ふと微笑った]
[心を縛るものが、溶けてゆく]
[ゆっくりと静かに染まる、赤。
虹彩の筋から赤くなって、少しずつ、全て目が赤くなる]
[遠隔移動]
[対象は、人から機械を、取り除く]
[機械から、人を、取り除く*]
『…………ほー、なかなか精密かつ大胆なやり方をする』
[ゴールデンウロボンを“止め”ながら養い親たる男は感嘆じみた吐息を漏らしていた。
動きのみならず異能の影響すらも絶対的に“停止”させる、
そんな、緋の眼差しを向けながら、だ。
金ピカのバグ・シングもどきは内部から破壊されていき、>>97
修復しようとする働きもむなしく、
中央部にあるコアを露出させるに至っていた。>>98
あれがノエルも推測していた“心臓”の可能性は高いだろう。
異能行使下にあるせいか明滅具合は弱い。
だからこそ気は抜けないのだが、それでも異能行使の反動による痛みは容赦なく襲いかかる。
視界の端で苦しみだすユウヅキに続いて己が力尽きるのも時間の問題と問題と思われた]
……わかったっ!
[そんな中。
ユウヅキの頼みにノエルは再会してからこっち、
一番力強い調子で応えた。さっきより力強い笑みさえ浮かべていた。
本当に大きくなったものだ。
そんなノエルに男はハルバードを投げ渡した。
それはノエルがこっちに振り返るのとほぼ同時。
ハルバードを受け取ったノエルは槍投げの要領でそれを構えて、]
ありがとう。
すごく、すごく助かるわ。
[銃弾を受け取り、はしゃぐベリティを目を細めて眺める。
どの程度の支払いが相場か娘はわからないが、彼女なら悪い使い方はしないだろう。]
ユウヅキからあなたの話は聞いててね。
一度お話ししてみたかったの。
[そして、『にぃー』と笑みを浮かべる。]
ユウヅキから教わったの。
あなたから笑い方教えてもらったって。
おかげで私も笑えるようになった。ありがとう。
[ベリティの頭を撫でる。]
なくさないようにね!
[声をかけて、ベリティを見送った。]*
[ソノランの方を振り向き、]
任せてもらっていいですか?
"ソ ノ ラ ン"さん?
[今度は、名を間違えずに言って、笑う。]
これで終わりだ変な名前の機械生命体―――!!
[―――ぶん投げる。
ハルバードの刃の先端は赤い赤いコアに突き刺さる。
程なくしてコアには罅が入っていき、やがて砕け散っていった。
思わぬ破壊っぷりに最初は素直に驚いていたノエルだったが、
徐々にやり遂げた喜びにその心を浸して満足げな表情を浮かべる。
もっともユウヅキが先程苦しんでいたのを忘れてはいない。
……ツッコミ入れようかと思ったが結局]
終わった。こっから出るぞ。
[シンプルに手を差しのべることにした*]
[『エリュシオン』の最奥にて、
老人と"最悪"の人間は倒され捕まえられた。
アンプル精製、大量の偽機械生命体の開発設計図、
調査班の襲撃計画等々、ドームの警備隊が飛びつきそうな『特ダネ』を携えての帰還も近いだろう。
建物から無事帰還出来るかどうか。
無事帰還すれば、打ち上げが待っているだろう。**]
[男は、ヴェスの前にしゃがみ込み、
その目を見る。]
ヴェス。
[呼びかける。
正直、"最悪"の人間だの、
どうでもいい。]
ヴェース!!!
[左手でヴェスの肩を掴み、
無理やり、男の方を向かせる。]
やたら、使うなっつってんだろ!!!
[反応はあるだろうか。
それでも反応が内容なら、さっきのお返しに頭突きでもかましてやろうか*]
/*
ちなみに、じーさんに頭突きかましたときに聞いたのは妹のことですね…
回収場所なくて、無理やり入れた…
『お前の妹は自ら引き金を引いた』
みたいな。
ただ、スティーブは妹が絶対そんなことをしないと、知っているので、あのセリフですね…
じーさんが暗示かけて、本人に自害させたんだと思います。けど、引き金はなかなか引かないくらいに、めちゃくちゃ抵抗したんだと思います。
[ヴェスに関しては完全にスティーブに任せ、ソノランはしゃがんだままに”最悪”の人間へと向き直る]
これ内臓は本物なんだね?
不思議だなー、腕はほとんど置き換わってるのか。
え、なにこれ徐々に機械化していくとか、そんな感じ?
じゃあその内全部機械になっちゃう?
内臓まで機械化したらどうなるんだろうね、エネルギーどっからもってくんの?
その身体になるの早まったんじゃない?
中途半端に内臓機械化すると栄養不足で死んじゃうよ?
[どんな風に融合化していったのか、これからしていくのかは知らないが、不老不死には程遠いんじゃないか、なんて疑問を投げかければ否定の言葉が返ってくるものの、まだ研究が最終段階ではなかったようで不安げな表情も見えた。
細胞自体は”修理”されるかもしれないが、内蔵まで侵蝕した場合を考えなかったのだろうか。
これらの研究はまだ完璧には程遠いようだ]
え、転移での分離?
どうかなー、出来るのかなー。
俺様の場合は捻じ切っちゃうからね。
[良い笑顔でしばし”最悪”の人間 ── エリュシオンの実質トップに『聞き取り』をしている*]
/*
なんかこう養い親寄り視点の方が書きやすくて視点が混在しているというあほみたいなことになってました許せ……
今回本当に8割方ノリで動いてたやーーーーつ
[繋がった思考のからくりはきっと、こうだ。
娘の異能は意識を電子と化し、金属製の回路に潜らせる異能。
異能を留めるバグ・シングの金属と同じ素材できたテクノ・キャンサーは、娘の異能を意識ごとヴェスの体内に留めた。]
[ならば、娘の意識は今もヴェスの体内にあるはずで。
繋がり続けている今なら、動かせるはずだ。
遠く離れていても、娘の意識なのだから。]
[じーさんを、倒した時、
銃声は、どこから聞こえた。
周りにはもう、銃を持てるやつはいない。
なんで気づかなかった?
いつまで"無能"でいる気だ。]
―― 電脳世界 ――
[降り立ったのはヴェスの首元。
死滅したテクノ・キャンサーの中。
そこからヴェスの体内を伝う電気信号を探り当て、流れに乗る。
ぐるぐると体内を巡り巡れば、
新たに撃ち込まれたテクノ・キャンサーにたどり着く]
間に合え……間に合え。
[そこは、脳だ。
脳にテクノ・キャンサーが広がれば、如何に偉丈夫のヴェスとはいえ、どうしようもない。
娘はテクノ・キャンサーのプログラムを書き換えていく。]
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