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/*
エイミーとヴェス上手く役職の表現をするなぁ、感心いたしました。
そしてほっこり。
ユウヅキの反応が楽しみだ。
消え失せろですって?
よくそんなこと言えたわねー!?
[今にもヴェスにつかみかからんばかりの勢いで詰め寄る。
と、思い切り頬を押さえられた。]
うむぉみぃ、もむ、むもむむー!!
[罵り言葉を吐くも、もごもごして音にならない。
スティーブにごめん、と内心思いつつも目の前のヴェスへの対処で手一杯だった。
そんな時だった。
強烈な機械の気配とともにどこかからぶぉん、と嫌な音が響いたのは。]*
それとも、こうか、こうか!?
[次は、両頬を片手ずつで引っ張る。
強制変顔その2だ]
さっさと戻せ、ヒーラー様よお?
[スティーブの話を聞いているのやら。
車を動かしドームへ戻るようなら、後部では賑やかさが続くだろう*]
─ スラム街・爆心地 ─
ふーん?
面倒になるのが分かってて、でも使うんだねぇ。
[辛いからこそ使っていると言うのは気付くはずも無く、理解もし得ない。
面倒事に繋がるのに使うというのも理解出来なかった。
含むように言うだけでそれ以上は聞くことも無く、「ま、いいや」と呟いて]
じゃ、俺様はこれで。
[ひら、と手を振って歩き出す*]
─ スラム街 ─
[ユウヅキ達から離れて少しして、端末の一つに通信>>97が入る。
アデルからだ]
やぁ何かなアデル嬢。
[通信に応じ、その内容を聞くと何となく聞き覚えのある単語が聞こえた]
UOって……もしかしたら〈UROBOROS OVERDRIVE〉の略かなぁ。
[そう言えばランダム観察していた時に見かけたのだった、と思い出す。
それはひとまず置いといて]
俺様を雇うなら高いよ?
何せ今日は久々の休暇、それを謳歌する心算だったのをふいにさせるんだからね。
[協力については、ふふん、と鼻を鳴らしながら返した。
甘えた声を出されてもここは譲れない部分である]
紹介ってもなー。
チームのメンバーは大体出払ってるか何か案件抱えてるから無理だし。
…あぁ、〈UROBOROS OVERDRIVE〉なら、確かユウヅキが調べてるって言ってたような。
[アデルがソノランに協力させるか否かは別として、関わっているらしい人物については伝えておいた*]
ああ、消え失せろっつったわ!
それとも、黙れ、どこかへ行けって指示すりゃあ良かったですかねえ?
[なあおいヒーラー様よおとぐいぐい頬を引っ張る]
飴の味報告なんぞしてく…… ……!
[騒がしかった声が、途切れる*]
/*まあそこは平行線だよね((
ユウヅキは自分の罰の刑期を決めてないからねえ
誰かが『赦すよ』って言ってくれないと立ち止まれないし、自分が自分を罰して無理してることにも気づかない
……!!??
[響いた機械音。
男はそれにバッと外を見る。
叫び声、悲鳴。怒声。
そして、バンっと扉を開け放ち外へと飛び出す。]
〈UROBOROS OVERDRIVE〉ねぇ。
最近表に出たした組織だったかしら?
言われてみれば調査団にもちょっかい出してるような話を聞いたような気がするわ。
[ソノランが口にした単語>>111を端末で検索する。大した情報は出てこないが、特殊チームが本腰を入れるような相手でもないようだ。]
犯罪者がいるんだから捕まえるのが正義の味方の仕事でしょ。
値引き交渉には応じてくれるのかしら?
[ソノランが来てくれれば怖いものなしであるが、天下の特殊チームの一員は高くつきそうである。]
あら、ユウヅキも調査中なの?
ふふーん、なるほどなるほど。
ちょっと声かけてみようかしら。探偵さんのお手並みも見ておきたいところだし。
[ソノランの口から続けて出た単語には、思わず悪い顔になっていた。ユウヅキが組織を制圧できるほどの腕前なら今後もいいパートナーとしてツバをつけたいところである。*]
[酷い頭痛がする。
血の鳴る音が聞こえる]
俺がトばすから、お前……
[男はスティーブの後を追うように車外に出て、対象を確認]
[視野が狭まる。
何時か視力を酷く落とし視力を喪うのではないかと思った時に、強く浮かんだことがある]
『……一撃だけでも』
[距離にして数百mは無い]
エイミー!
車を出せ!
[対象は、機械生命体(バグ・シング)。
襲われている調査隊から引き離すのが先だ]
ー少し未来ー
[ユウヅキは肩に担いでいた指名手配犯を警察の詰所に連れてくる。スラムで懸賞首を狙う時にいつも世話になる場所だ]
『ユウヅキの兄貴、まぁた捕まえたんすか!
そんなスカーフ血まみれになるまでやっといてよく犯人死んでないっすねえ』
いやいやいや!別に怪我とかさせた覚えはない!
ちょっと気絶してもらってるだけだ!殺すかバカ!
『へーへー、猟犬様はこわいこわいっとぉ…
それはそうと、今日はやけに詰所にぶち込まれるやつが多いなあ…さっきも大柄の男…男?女?に連れてこられた奴がいてなぁ』>>0:358
……!その男を少し話がしたい!
[依頼人の身に起こったことと、盗みを働いた男。
小包をどこかに持っていくという関連性が…なんとなく、事件への繋がりを感じさせた]
[ヴェスの両眼が真っ赤に染まる]
トんじまえ……!
[大型車両に襲いかかるバグ・シングを視界に補足。
曇天の空高くに移動させる]
[……話を聞くと……物の見事にビンゴであった]
[盗みを働いた男はこう語る]
『あ、あの小包はぁ…うろ…うろ、なんとか?とかいう奴らがなんかに使うつもりでぇ……どっかに届けさせる予定だったらしいんだよ…!そんで、そこの敵対組織に売りに行けばぁ…金になって、もっと生活が、らく、ら、らくに…
ひいいいいい!もうゆるしてええええ!!!』
ゆ、許してやるから、許してやるから落ち着け、な?
刑期が終わればもう苦しむこともない、とにかく罪を償えば許されるんだから……そ、そんなに、怯えんなよ……
[ユウヅキは、男からある組織の話を耳にする]
[<UROBOROS OVERDRIVE>と敵対する……
<タルタロス>の話を]
……これは、次の目的地が決まったな*
─ スラム街・通信中 ─
詳しいことは知らないな、うちの案件じゃないし。
[事前調査は他のメンバーが行っており、ソノランは特殊チームの案件と決定したものの深い部分を調査することがほとんど。
故に現時点で〈UROBOROS OVERDRIVE〉について知ることは無いに等しかった。
調べようと思えば調べられるが、今は気が向いていない]
俺様達が動くまでもないと判断してるのにどうして自主的に動くと思う?
値引きは内容によるかな。
……そうだ、コレクションを自由に見ても良いならついてっても良いよ?
[端末に流れるのは可笑しそうな笑い声。
ここらは個々人の考え方にもよるが、残念ながらソノランは自分から顔を突っ込むタイプではない。
気が向いたらその限りではないのだが。
報酬に関してはキャッシュ以外のものを提示する]
さっきチラッと聞いた限りではそうらしいよ。
詳しい話は聞いてないから、本人に聞くのが良いね。
[ユウヅキのお手並みはまぁ、大味と言うか荒削りだが腕は間違い無いと思っているため、紹介に躊躇いはなかった*]
/*
そうか普通にウロオバでいいじゃないか
(略しにくいタイトルの曲作りやがって……とか思っていたナカノヒト)
んんんん ドンパチフラグをどうやって撒くか……?
―― ドーム外・車内 ――
[ヒーラーは本業じゃないだとか、額に肉って書いてやるだとか、色々言いたい事はあったが、感じた気配の大きさはそれを飲み込ませる程だった。]
むぉい、むぅー!
[必死に危険を訴えるも、強制変顔は止まらない。>>109
そのうちスティーブもヴェスも気づいてくれたようで、臨戦態勢に入り車外にでていった。>>115>>119
解放された頬を片手でさすりさすり、反対の手はベルトにさげたワンドに伸ばす。が。]
車だせって、
[ヴェスから指示が飛んでくる。>>120]
二人が戻れなくなるじゃない!
[開きかけのドアから身を乗り出し叫ぶ。すると、ヴェスの思考が伝わってきた。直後、機械生命体の姿がかき消えた。]
[幸いにか不幸にか。
調査隊に同行する機会や依頼。
それによって、狂った機械>>0:356に遭遇することはあった。
その殆どはこのように徘徊するものではない。
徘徊する程、異能者に襲いかかる程の、狂った機械の危険度は、遥かに高いものだ。
徘徊しないそれならば、一撃を入れられることだってもあった、が]
スティーブ。
次に調査隊をドーム前にトばす。
お前も付いて行くか、今決めろ。
[不吉な作動音が、耳からへばりついて離れない。
目の前からは、狂った機械の姿は一時的に消え失せるも、空を見上げれば豆粒のような大きさのそれが、落ちて来るのが見えるだろう]
あぁもうっ、
[二人の能力がわからない以上、言われた通りにするのが吉だろう、
後部座席から運転席に移動して、シートベルトを締め、アクセルを思い切り踏み込んだ。]
私、車運転したことないんだからね!
[ぶぉん、と音を立て、幸運にも車は発進した。]*
/*おいていかれたーーー!!!!
想定してたものとずれたことが起こるったらしいと映画のNGシーンを見てる気分にもなってくる、楽しい((
あ?
[思った時には遅かった。
車を出せと言われれば、誰だってアクセルを踏む。
誰だってそうする。
この場合、言葉が足りなかった男自身が悪い]
…………あの馬鹿。
じゃねーな、俺の馬鹿。
[首筋をぽりぽりと掻く]
車出す準備をしとけって言ったんだよ。
走らせるのは、乗せてからだ。
[残されれば確実死が待ち受けるだろう。
徘徊する機械生命体と対峙するとは、そういうことだ]
─ ゲート前 ─
[通信中も歩みを進め、ドームの外に繋がるゲートの前に差し掛かる。
ソノランには無縁と言って良い場所でもあった]
あー、久々に見たかも。
[ゲートからの出入りは少なくない。
村へ向かう者、調査に向かう者、はたまたそれ以外、理由は様々だ]
たまにはドライブするのも良いかもなぁ。
[便利だからと転移でばかり移動しているが、移動時間を楽しむのも悪くないとも思う。
それも時間がある時に限られるが]
やぁやぁご苦労様。
何か変わったこととかあった?
[ついでに詰所に立ち寄り雑談を持ちかける。
仕事と勘違いされたかもしれないが、特に訂正せずに話を聞いた*]
スティーブ、悪い。
お前を車に送るから、フォローして俺回収してくれるか?
[ごめん、と片手チョップで頼み込む]
運転したことがないって不味い言葉が聞こえたし。
俺は今の装備でやりあう自信無いし。
出来るよな? な?
[スティーブからの返答はどうだったか。
その間も、空中に飛ばした狂った機械は落ちてくる訳で]
……っ
[車外に出たはいい、
ヴェスに声をかけたはいい。
その先は。
手が少し震えているのは、武器を持つことを、
拒否しているからだとは分かっている。]
トばすって、お前…!
さっき治療したばっかだろ!!
[そう言っても、聞かないことは分かっている。
案の定、バグ野郎。そう言った、それは空中高くへ転移していた。]
な、んですってー!!
[ヴェスから思考を通じて指示が飛んでくる。
とりあえず戻らなければとハンドルを回す。回らない。
スピードが出ているからだと判断し、ブレーキを踏んだ。
きゅるきゅると音がして後輪が思い切り滑り、前輪を中心にして地面に円を描いた。]
いやぁああぁあぁ??!
[視界がどんどん横に流れていく。
車がぐるぐる回っている。]*
[車を出せ。ヴェスがエイミーに指示を出す。]
って、お前。それ。
[そして、次に、スティーブへと。]
あのなぁ…俺にも意地ってのがな。
[震えた手は隠して握る。
気付かれていないといい。]
[車を出せ。ヴェスがエイミーに指示を出す。]
って、お前。それ。
[そして、次に、スティーブへと。]
あのなぁ…行くと思ってんのか。
[震えた手は隠して握る。
気付かれていないといい。]
調査隊、トばすより、
俺とあれトばす方早いと思うけどな。
[そう言うと、車が発進する音。
ポカンと、その車を見]
いや、俺も悪かった。
[なんとなく嫌な予感はしていたのだ。
発進させてしまった車を見、]
ったく、回収したら、すぐ戻ってくっからな!!
死んだら許さねぇからな!!
[片手チョップで頼み込むヴェスにそう言う。]
出来るよなっつーか、
やるしかねぇだろ!!
さっさとトばせよ!
はぁ…
[展開がばらつきすぎて、
怖がってる場合じゃねぇなと、
思い直した。*]
─ 昔の話 ─
[ソノランには従弟がいた。
下層区域に住む歳の離れた従弟だったが、兄弟のいないソノランは従弟の存在を知るや、休みの度に構うようになった。
その時既に特殊チームに所属し、上層区域に居住していた身分。
従弟は随分戸惑ったようだが、ソノランは全く気にしていなかった]
ハロルドも特殊チーム来なよ。
[従弟が生き辛そうにしていた時、そう誘いをかけたことがある。
ソノランの右眼と同じ白銀の眼。
従弟が持つ両眼はソノランの右眼とは異なり、光に弱い性質を持っていた。
暗闇を見通すが故の反作用、ソノランの視界が二重になるのと似たような弊害。
だが常時発動している従弟の眼はソノランよりも辛いものだったらしい。
上層区域に住めばネオンも少ないし、特殊チームに入れば眼の対処も何かしら出来るはず、と思っての誘いだったが、従弟の返事は否だった]
どうしてだい?
ハロルドの能力なら十分……
[特殊チームでも通用すると伝えても、従弟は頑として首を縦に振らなかった。
その時、既に生き方を決めていたのかもしれない。
従弟はソノランが例の犯罪者を追っている間に姿を消した]
なんでまた外に。
ドームにいる方が便利だろうに。
[従弟がどこへ消えたかは直ぐに知れた。
ドームを出たことを知ってすぐ、ソノランは従弟の下を訪れたが、問いかけに返って来たのは『放っておいてくれ』の一言だけ]
はぁ……結構頑固だよな、ハロルドって。
俺様は諦めないよ?
頑固な君の従兄だからね。
[その時は仕事の合間でもあったため、それだけを言い残してソノランは退散した。
特殊チームへの誘いを伝えた辺りから、従弟はソノランに対し頑なな態度を取るようになっていた。
関わらないで欲しいと、態度からも分かるほどに]
/*
ギアとか言っちゃったからなぁ、
誰でも運転できるのにすればよかった。
エイミー、機械制御できるから大丈夫だろうと…ごめん…
[従弟は気付いていたのだ、ソノランが自分に固執する本当の理由に。
自分の能力を利用したいだけだということに。
ドームを出たら諦めるかと思っていたことは、計算違いだったようだが]
『……俺は、アンタの玩具じゃない』
[顔を出す度に振り回していくソノランに従弟は良い印象を抱いていなかった。
それに加えて自分への思いを知り、好意的には見れなくなった。
そのことに気付いているはずなのに関わることを止めないソノランは、さぞ疎ましい存在だろう]
[だが従弟は、ソノランはそれすらも楽しんでいるとは、まだ気付けていないようだ**]
/*
まぁまぁ纏まったのでぽいっ。
ソノランの年齢は未だ固まっていない(
ハロルドより8つくらいは上かも分からんなーぐらい。
はぁ……
[深い溜息。
最悪の場合、自分の目を騙し騙し異能を行使し続けるしかないとまで決めた。
逃げ続けながら、機械生命体に能力行使し続けるという茨の道をだ]
じゃあ、な。
頼むぞ!
[視界に、数百m先の調査隊の姿を収め、ドーム前にトばす。
次いで、スティーブに視線を移す。
睨むように真っ赤な双眸を向け、微かに笑いエイミーの乗る車へとトばした]
[ドームのすぐ外、ゲートからも見える空間が弛むように動いたかと思うと、調査隊の大型車ごと、遠隔移動しただろう]
[丁度、スティーブを車にトばした直後。
数百m先で、ずぅんと重いものが落下する音が響いた。
空中高くに飛ばした機械が、地面に落ちた音だ。
どれほどの衝撃を与えたかは分からない]
[装備の銃を確かめながら、男は遠く見える車とドームの方角へと駆け出した*]
[なんとか車が止まりかけた頃、突如助手席にスティーブが現れた。
娘はといえば両腕でハンドルを固定し、ブレーキを踏んでいる。とても口をきく余裕はなく、必死で助けを求める視線を送った。
運転席を変わらなければ。
とりあえずシートベルトを外せばいいか?
などと考えはするが、幸いというべきか、ハンドルから手を離せないでいた。]*
[なんとか車が止まりかけた頃、突如車内にスティーブが現れた。
娘はといえば両腕でハンドルを固定し、ブレーキを踏んでいる。とても口をきく余裕はなく、必死で助けを求める視線を送った。
運転席を変わらなければ。
とりあえずシートベルトを外せばいいか?
などと考えはするが、幸いというべきか、ハンドルから手を離せないでいた。]*
だーかーら!!
トばすなら、エイミーだけにしろっつーの!
[ドームに飛ばされて、新しく車でここまで来るとしたら、
時間のロスが大きい。
そうして、頼むぞと、赤い双眸が男に向けられ、]
/*このはちゃめちゃを見ただけでももうこの村にきたかいがあったわ((((
そうよ、何も暗いロールばかりすることないじゃない!
もっとはちゃめちゃに行こう!!!(ユウヅキの寿命縮めていくあれ???)(必要なのは血液だけなので寿命は無問題)(GOサイン!!!)
[空間から引っ張られるような奇妙な感覚は一瞬。
気づけば、車内の後部座席だった。]
うわ、わ…!!
[くるくる回る車内で、
急いで、前へ移動する。
必死で助けを求める視線を受け]
ハンドル離せ!!!
[必死にハンドルを握る彼女にそう叫ぶ、
ハンドルを離したなら、
サイドブレーキを引く。
車がとまりかけていたのは幸いだ、それで一度車は停止するだろう。]
/*んーーーそろそろきついかな僕も
でもノエル可愛がりたい……ノエルと遊びたいの……
( ˘ω˘)スヤァ…
とりあえずまとめだけして寝よう
その一瞬の間はなんなんだいったい―――… !?
[とても気のせいとは思えなかった。
ので突っ込みを入れようと思った矢先に。
撫でられた。なぜか。
思わず思考がフリーズしたかのような表情を見せるがそれも一瞬のこと]
…………やめろ髪が乱れる。
[新調したグローブをはめた手でユウヅキの手を払いのけようとしながら、
つーんと視線を逸らす。
視界の端にソノランが入り込んで、
変なところを見られた……というか微妙に気まずいというか。なんだこれ]
…………。
[やがてユウヅキから話を聞けばソノランを見る目つきは胡乱なものへと変わる。
お仕事じゃないのになんでここにいる、と言いたげである。
というかむしろ言いたいのは]
なんでこっちにトばしてきたんだいったい。
見たところ死傷者はいないようだから結果オーライとは流石に言えないぞ……くそっ
[そうして手を振って追い払うような動きがソノランへと向けられる]
退散するつもりならさっさとしろ。
(あんたの顔を見るだけで気分が悪くなるんだよ……)
[とは前にも言ったことがある気がするので言わない。
向こうがノエルに何かしたわけではなく、
むしろ、“配達屋”を始めたばかりの頃、
ちょっとした依頼が特殊チームも出動した引き金になった折には、
直接的か間接的かどうかはともかく助けられもしたのだが、
その時に、見てしまったのだ。
普段前髪の下に隠されている瞳が――白銀《雪の色》に輝くのを。
“同じだが違う”。
それが、ノエルがソノランに一言で言うと苦手意識を持つ理由であった]
/*やっぱハロルドの縁者かな、みんなの描写や本人の描写みると
となると中の人はハロルドと同じかなー?ってあたり
そんで、ヴェス辺りがライザかな
スティーブは飛び入りなんで除外
メロスはいるかなあ、アデル辺りいないかなあ
[車はとまり、運転席からエイミーが這い出てくる。]
いや……悪い。
これは、俺とあいつが悪い。
あいつ…俺じゃねぇんだから…
[ありがとと礼を言うエイミーに、頭をおさえながら、そう言う。
自分に言うような感覚で言ったんじゃないだろうか、とも思う。エイミーにもしかしたら、気を許しつつあるのかもしれない。]
にしても、運転したことねぇのに、
すげぇ度胸だな。
[ポンと肩を叩いて、運転席へと、ひょいと移動する。]
悪い!まだ、少し巻き込む!
[そう言いながら、シートベルトはせず、
再びアクセルを踏み、ハンドルを回転させる。
車はまた思いっきり回転し、
方向を変えれば、またヴェスの回収をしに、走る**]
/*
寝る前に覗いたらすんばらしい拾いっぷりがあった(絶賛
そこなんだよ!ノエルにはハロルド絡みで縁故入れたかったんだよ!
だけどこっちからは振り辛くてな…!
ノエル幼少期には接触してないイメージだったのだよ。
そしてそうか、そうだな。
ノエルの体質(二つ名の方)考えれば普通に接触出来たわ。
何故思いつかなかった。
/*
スリップしたときの車の止め方めっちゃ探したけど、
諦めろってばっかだった…
とまりかけなら、サイドブレーキ行けるかなとおもってやったけど、実際ダメな気がする…
いや、ほら未来の乗り物だからさ…
/*
とりあえず、サイドブレーキかけるとき、ハンドル切るとスリップするらしいので、ハンドルは離させてみたけども…
ま、雰囲気、雰囲気…
/*
にしても、この人だんだん、苦労人になってきましたね…
巻き込まれやすいんだろうな。というか、無意識に突っ込んでいってるんだろうな。ノエルと似ているかもしれない。
そして、自分を苦労人だとは思ってないんだろうなぁ。
そういえば。
あいつさっき、エイミーって呼んだわね。
[と、思考はしっかり"あいつ"に飛んでいた。
もしや、と気づき顔をしかめる。]
……あぁもうこれめんどくさい!
ってそれより前、くる、くる!
[車はどんどんヴェスの方へ近づいていく。
途中娘は思い切り顔をしかめたが――ヴェスの向こうにヤドカリのような姿をした機械が現れ、叫んだ。]
前!前!
[スティーブにもとっくに見えているだろう。
機械は落下の衝撃でか、片側の足が一本なくなっている。その分動きが鈍ってはいるが、まだまだ動けるようだ。
大きな鋏をふりあげ、ヴェスに向かって振り降ろそうとしている。]
触れたら止められるかもしれないけど、
[しかし、あの鋏に殴られればひとたまりもなさそうだ。おまけに娘自身、自分の能力を把握しきれていない。機械に"乗り込む"選択肢は放り投げた。
窓を開け、ワンドを取り出す。機械の足元に狙いを定め、スイッチを押すとワンドの先端から熱線が伸びた。]**
可愛い顔が台無しだぞ
[むにっっっ]
[そのほっぺたをつまんだ、ムニムニと口の形を『にぃー』と笑った顔にしようとする]
こんなやつほっとけばいいんだ、何故お前がそんな顔をする必要がある?せっかく可愛い顔をしているのにそんな顔をしていては損するぞ
[そう言いながらムニムニとほっぺをつついている]
[赤くなったスカーフがよくみえることだろう*]
/*
エイミーは罵声のバリエーションが少ないのがなー
ばーか!くらいしか言えない
くやしい
実家いる間はお嬢さん育ちだし、
村来てからもたぶん
ハロルドにめっちゃ守られて育ってるから
罵声覚えるタイミングがなかった
/*
多分エイミー出せ事件だけど、その前の考えでヴェスとスティーブだけ残して、ヴェスの移動能力で俺を車に回収したらいけるのでは??? ってのが頭に残ってて言ったのかもな。。。
(スティーブは人や動物は移動出来なかった筈なので、その作戦は無くなった訳だが)
── ドーム外・荒野 ──
名前、くらい、呼ぶわ!
[全力で駆けながら、口にする。
気持ち悪さが募って来た]
(危機迫ってる時くらい呼ぶわ。
うるっせーやつ……)
ぐぬぬぬ、わかった、わかったわよ!一回だけ同伴なしでウロウロする権利あげるわよ!
ただしアタシの家内での能力使用禁止とアタシが渡す手袋の着用が条件よ!
歩くの面倒とか、手袋が肌に合わないとかなしだからね?
あと、付いてくだけじゃなくて、ちゃんと『案件の処理』までが仕事の内容よ。
途中で飽きて帰ったら報酬はなし、よろしくて?
[ひとしきり唸った後に、ソノランの提案>>123へまくしたてるように回答を伝える。これが通らなければ大人しくソノランの勧誘は諦めただろう。]
[ソノランとの通信を終えれば、間髪入れずにユウヅキへと連絡を入れる。ソノランから余計な情報が行く前に接触が必要だった。]
ハァーイ、ユウヅキ。
ねぇねぇ、〈UROBOROS OVERDRIVE〉って組織追ってるんでしょ?
アタシ、ちょっといい情報持ってるの。
具体的的に言えば、アジトに繋がる情報って感じなんだけどー。
[自分の家が狙われたから潰しに行きたいとは言わない。これでユウヅキが貸しに思ってもらえればラッキーとすら思っていた。]
どうかしら、アタシのデートのお誘い、受けてくれる?
[ずいぶんと楽しそうにそう尋ねる。**]
スティーブ!
来るな!
[回収してくれと頼んだのとは逆の声掛け。
脳裏をちらつく映像と恐怖のような予期不安が胸を締める。
後ろの不吉な作動音が、車へと向けられる、そんな想像の映像だ]
そのままだと…… クソッ
もう一度トばすから、その間に回収しろよ?
[もつれかけそうになる心地すら覚えながらも、片足を軸にして半回転し後ろに反転、異能を行使する。
ヤドカリのような、砂に塗れた機械で構築された巨体。
大きく鋭く、何でも切断出来そうな大きな鋏が正に振り下ろされんとし、直後。
ググンと弛み撓み、瞬時にして、最初に居た近くまで機械はトばされただろう]
[車を振り返る]
は?
[俺に向けて撃ってんのかという顔。
地面が溶けて変な蒸気が上がっている。
そのまま車が来れば、合流は出来るだろうか**]
/*
思わずネタにしてしまったが、直撃した方がエイミー格好良かったよね!? どうしてそこでトスを上げなかったのか!(ぐぬぬ)
危険を遠ざけたかっただけとはいえ。
―― ドーム外・車内 ――
なに止まって――!
[ヴェスが立ち止まった。>>159
ワンドの狙いは彼が走り抜ける事を前提に定めていた。このままではヴェスに当たる。
熱線が射出されるまでのわずかな間にできたのは、ワンドの先をずらす事だけだった。
機械は消え飛び、そして、怒気帯びた表情のヴェスが車の方を向いた。娘の口元がひきつる。]
あなたが急に止まるからっ!
[合流して最初に放った一言がそれだった。言ってから口を堅く引き結び、窓へ顔を向けた。
機械はきえた。ヴェスの能力だ。きっとこれが最善だった。余計な手出しをしただけだ。と、娘自身へ向けて思考する。]
……どうせ何にもできませんよ。
[エアコンの作動音にかき消されそうなほど、小さな呟きをこぼした。]**
[唐突に男は自分側の窓硝子に額から頭を打ち付けた。
車内に大きな音が響く]
………いっつ。
[閉じた目を開いて視線を彷徨わせる。
痛みが、沸き起こる無力感を紛らわせた]
ああ、で……何だったか。
あのバグ野郎、少し気にかかるな。
あれくらいで足がもげたか……?
[何事も無かったかのように呟いた**]
[唐突に男は自分側の窓硝子に頭を打ち付けた。
車内に大きな音が響く]
………いっつ。
[閉じた目を開いて視線を彷徨わせる。
痛みが、沸き起こる無力感を紛らわせた]
ああ、で……何だったか。
あのバグ野郎、少し気にかかるな。
あれくらいで足がもげたか……?
もげても、鈍るようなタマか?
[何事も無かったかのように呟いた**]
分かってる!!
[車は加速させたまま、止めることなく、ヴェスへと向かう。
ミラー越しに、エイミーが窓から熱線を出すのが見える。
本当に度胸があるな、とこんな状況で、苦笑いを浮かべる。
このまま走り抜ければ、もう一本くらい持っていけるだろうか。
そう思ったとき。]
は?
[車のエンジン音やらで、聞こえないが、]
…来るな、っつったか。
あいつ。
[そして、ヴェスは向きを変え、機械を見て、何をするかなど聞かなくとも分かる。]
………
[降り下ろされようとした、それはヴェスに届くことはなく、消える。
止まれの声に、乱暴にブレーキを踏み、それは車を横びに滑らせ止まる。]
[ヴェスに車を出せと言われれば、すぐに出した。エイミーとヴェスのやり取りにには、無言できいていた。
なんとなく、少しだけ苛ついてはいたが、]
……あいつは、あの程度じゃ、
もげもしねぇよ。
[男も、遭遇したことはあった。
が、一人で太刀打ちなど
できるものじゃなかった。
それだけ言うと男は無言でドームへ向かい車を走らせた**]
ー 通信→アデル ー
もしもし? ……アデルか?
誰からその話を聞いたんだ?この話はソノランとノエルにしか……情報ぅ?
[少し長めの待機時間のあと、ユウヅキが電話に出る。
デートのお誘いを受けて>>158、真っ先に考えたのは…]
行っても構わんがそれは依頼のつもりか?
お前、善意で人にそんな情報を流すようなタイプじゃないだろ
[こいつ何か考えてそうだ、ということだった。
スラム街での利益に関してのやりとりを経て得たアデルの印象は『損得勘定が出来るやつ』である。そんな人がよもや100%の善意からこんな電話を掛けてきたとは思えないのだ]
[ユウヅキとて馬鹿ではない、アデルが何かしら企んでいることは読み取れた]
まあ僕も追ってるし、野暮用が終わった後なら破格の値段でのってやる。10000でどうだ
[やっぱ馬鹿だった*]
『簡単になおるものだ。
いちいち気にするほどのものでもないだろう』
そう応えていた頃よりだいぶ態度は丸くなったと言えるが、
やってることはその頃より変わらない。
仕事のため、勝ちを見出すためには、
多少の無茶“に見える”ことも調子で敵に突っ込んでいく。
当人にとってはさほど無茶に感じていないのが厄介なところだ。
すべては自己再生能力と呼ばれる異能を持つため。
ヘッドショット等の即死レベルの攻撃でなければたちどころに治り始める。
大怪我をすれば完治までにかかる時間は延びるし痛いものは痛いが、それだけだ]
…………、
……馬鹿か。
[そっけなく言ってから改めて手を払いのけようとする]
スマイルなんざ一銭の価値にもならないだろ。
それよりも仕事をちゃんとすることだ。
一見するとただの調査みたいだが無茶をしないで、
……そうだ、あ ん た こ そ無茶をしないでくれよこの前みたいな。
[ただの調査であるはずがない。
それは〈UROBOROS OVERDIVE〉から依頼を受けたノエル当人がよくわかっている。
それが証拠に考え込むようなそぶりを見せてから、]
……、ところでその依頼、どこからなんだ?
[軽い調子に聞こえるように問う。
〈UROBOROS OVERDIVE〉と敵対しているところからの依頼だったら、
実に困るがどうしたものか、そう思いながら**]
[『この前の無茶』について少し思い出してみる]
[ノエルが大怪我したのを見て>>154、急いで懸賞首を取り押さえるべくの空間制御能力を普段より速く発動させた]
[結果捕まえることが出来たが、副作用によって血反吐を吐いて倒れることになった。その少しあとに全快したノエルに運ばれることになるとは]
[懸賞首狩りをしている時には度々このような事が起こるのだ。両手やスカーフが真っ赤になるほど血を吐くことも珍しくない]
[その副作用の原理はユウヅキ本人には分かっていない。
これだけ何度も血を吐いているのにしばらく休めば全快する原理がわからない。
そもそもこの能力はそういうものなのだと思い込んでいるし、改善のために病院に行くという発想もなかった]
[なにせユウヅキは病院が嫌いなのである]
/*
スティーブ、なんで怒ってんだろうと考えている。
ヴェスが自分で死ぬつもり
簡単に殺されるつもりももはないくせに、無意識に生死別れるような、無茶を繰り返すからだろうな。
[『この前の無茶』について少し思い出してみる]
[ノエルが大怪我したのを見て>>154、急いで懸賞首を取り押さえるべくの空間制御能力を普段より速く発動させた]
[結果懸賞首は捕まえることが出来たが、副作用によって血反吐を吐いて倒れることになった。その少しあとに全快したノエルに運ばれることになるとは]
[懸賞首狩りをしている時には度々このような事が起こす。両手やスカーフが真っ赤になるほど血を吐くことも珍しくない]
[その副作用の原理はユウヅキ本人には分かっていない。
これだけ何度も血を吐いているのにしばらく休めばなんの後遺症もなく全快することから命に別状がないのは分かっている、ただその時ものすごく苦しいだけで。
ちなみに改善するという発想は現在ユウヅキにはない。
辛くとも使うことに意味があると思っているし…、改善するならば第三者に能力を観測してもらう必要があるが病院には行きたくなかった]
[なにせユウヅキは病院が嫌いなのである]
/*
体内のものを取り除く、を俺様は実は出来るんではと思いつつ。
肉体透視まで出来るようにするかは悩むところだなwww
一応、転移は範囲視界(遠見と透視込み)なのだよね。
[言葉にはならない]
[薄い無力感。
希薄な表層を漂う感情未満]
[言葉にならないからこそ、無理に言葉に落とし込む]
―― ドーム外・車内 ――
[機械は追ってこれていないようだ。機械が立てる砂ぼこりは段々遠くなっていく。
後ろで窓がごん、と鳴った。>>164 顔をヴェスの方へ向ける。頭をぶつけただけのようだ。ほっとして、再び窓へ向く。]
そうね。
[静かな声をヴェスに返す。>>178
熱線ワンドで人に怪我をさせかけたのは二度目だった。
一度目は3ヶ月前の事件の時。狂った科学者の手により、無理やりに異能を覚醒させられた村人に向けて。止めようとしただけではなく、異能を手にした村人への妬みが混じっていた。
今度はあの時とは違う。ただ、判断が悪かった。
経験が足りなかった。
きつく下唇を噛んだ。]
[後方を確認すると、離した筈のバグ・シングが速度を上げて近づき始めている。
口元を歪ませて笑う]
なら、今の装備でも何とかなるわ。
[銃を引き抜き安全装置を外す]
お前、撃てるんだろ?
[何の色も浮かべてない目でエイミーを見る]
ああいうのは、通常関節付近を撃っても意味が無い。
装甲が複雑に重なりあっていて、ろくに通らない。
でも、もげてるってことは……
装甲が機能してない。
お前、そもそも"アレ"を見るのは初めてか?
[エイミーに問いかける**]
[ごん、音がしたことは気づいたし、ミラー越しに、見えてはいたが男は何も言わなかった。
先ほどの機械のことをエイミーは調べるという。]
……
[男は黙って運転を続ける。]
[ごん、音がしたことは気づいたし、ミラー越しに、見えてはいたが男は何も言わなかった。
先ほどの機械のことをエイミーは調べるという。]
……
[男は黙って運転を続ける。
やがて、それは、どんどん
近づいてきたか。]
[しばらくは無言でいれば、やがて男は口を開く。]
ヴェス、お前さ。
いつか、死ぬぞ。
[ポツリ、呟いた言葉は聞こえたか。
以前首に怪我を負ってきたときといい、さっきといい。
少しでも、遅ければ死んでいたかもしれない。不安予知。それが働いたせい、とは分からないが、
死ぬつもりはないのかもしれない。
殺されるつもりもないのかもしれない。
だが、ヴェスが無意識に突っ込んでいっているような、そんな気がしてならない。]
─ スラム街・爆心地 ─
フフフ、嫌われたもんだね。
[追い払う動きをするノエル>>147にはそれだけを言って、ソノランは彼女らの下を去る。
あの感情を向けられたのは初めてではない。
一番最初に顔を合わせた後からずっと、ノエルがソノランに向ける感情が好意的になったことはなかった。
全ては彼女を助けた時に見せてしまった右眼のせい]
(分かりやすいと言うか何と言うか)
[”同じだが違う”のは当たり前のことなのに。
勝手に重ねられ嫌われたのだからこちらが被害者だとソノランは嘯く]
<─── 憤りを向ける相手が違うんじゃない?>
[以前言われたこと>>148に対しての言葉は、やや呆れの表情で紡がれた。
今でこそ向けられる感情に揶揄う態で返すが、当時は理不尽に思えたものだ*]
─ スラム街・通信中 ─
そーゆー条件ならいいや、特定頑張ってね。
[一回と言う限定、能力の使用禁止と言う条件、案件の処理までが仕事の内容と言われて(手袋は良いらしい)あっさりと引き下がった。
返す声は腹が立つほど清々しいもの。
浮かべる表情も爽やかさが伴う笑みだった]
よく考えたら同伴してもらって解説してもらいながら見た方が楽しそうだしね。
今度行くからよろしく。
[尚、キャッシュの場合はアデルが引き下がるレベルの金額になるのは間違いないため、結局交渉不成立だったことだろう*]
[そう呟いた後、何事もないかのように、
男は続ける。]
撃つなら、さっさとやれよ。
距離は保ってやるから。
[バックミラー越しに、追ってくるそいつを捕らえれば、二人に、ニッと笑ってそう言った**]
そんなの別に誰から聞いたっていいじゃなーい。
[『ノエル』という単語には疑問符がついたが、今は聞かないことにした。ソノランの助けが確実でない今、ユウヅキの参加の有無は重要だ。]
んふふ、まぁ依頼ってことでいいわよー。
お互いの・た・め・ってことで。
(意外とおバカってことでもないのかしら?)
[ユウヅキとの通信>>168を続ける中でアデルはユウヅキの新しい一面を見ている。素朴ではあるが、人を見る目はあるらしい。ユウヅキの言うとおりアデルは助っ人が欲しくてたまらない。]
いっ、10,000ね。ちょ、ちょっと高いかしら。そんなこともなかったかしら。
[組織相手の報酬にしてはバイトレベルもいいところである。一瞬の焦りを感じながらしどろもどろになる。]
とりあえず、野暮用とやらが終わったら連絡頂戴!
アタシはアジトに目星つけておくから。
[そう言って強引に話を終わらせるのだった。]
/*
能力で装甲一部、撃ちやすいように別素材と入れ替えるも考えたんだけど、スティーブ何もしない方が、面白そうなので、補助役に徹することに決めた…!
/*
すれ違い、勘違い、互いにフォローしあって、
上手いことドタバタ劇になってるよね。
俺?俺は、俺がやってることに二人が頭抱えていないかビクビクしてるよ…でも楽しいよ…
─ ゲート前・詰所 ─
[ゲートの出入りはいつも通り。
荷が運ばれてきたり、調査隊が外へ向かったりといったもの。
異変という異変はなさそうかな、と思った頃、ゲートの外が騒がしくなった]
「うわ、どっから!」
「え……あれ、ドームの前?」
「さっきまでバグ・シングに……」
[急に現れた大型車に驚く者数多。
大型車に乗っていた者達も何が起きたかいまいち理解していないようだった。
その中で気になる単語が耳に入る]
──── どこで遭遇した?
[機械生命体の出現を察し、ソノランの表情が真面目なものに変化する。
問われた者 ─── 前文明痕跡調査隊の一人が急な問いかけに戸惑いながらも状況を説明した]
……案外近いな。
[移動中に襲われたとなれば徘徊するタイプの機械生命体だろう。
特殊チームの案件の中でもかなり危険度も高いもの]
ドームに向かって来るなら、緊急招集も必要か。
[事態把握のためにソノランは荒野へと視線を向ける。
右眼に意識を集中して、その先の光景を見通した*]
ー 下層部 裏路地 ー
『いっ、10,000ね。ちょ、ちょっと高いかしら。そんなこともなかったかしら。』
(あ、この反応はもう1桁あげても大丈夫なやつだったな)
[ユウヅキはスタスタと歩きながら電話で話を続ける。一瞬の焦りからこれはかなり安い相場で言ってしまった様だと察したが今はまあいいやと話を切り上げることにする]
分かった、すぐに終わると思う
[ピッと電源を切り、たどり着いた場所は下層区域にある一軒家だ。とても古びた家で、こじんまりとしている。暗い雰囲気からあまり人が近づきそうにない]
[ジリリ、とインターホンを鳴らす]
『……はい』
……〈UROBOROS OVERDRIVE〉の利用する予定だったものを入手した。取引をしたい
『……入れ』
[かちゃん、と扉のオートロックが外れる。ユウヅキは床が汚れることも気にせず土足で上がる。そして…扉を開けた先で待っていたのは]
全員で銃を構えてお出迎えとは随分だな
『そう言いなさんなドンパチ探偵…いいや『幽月の猟犬』さんよぉお前は裏社会では結構有名なんだぜ?』
[目を閉じ、一瞬で気持ちを切り替える]
任せとけって。
おい、狙うのは関節部か動力源だ。
あのタイプなら、動力源は丁度中央部付近にあるんだがなあ……
もし違うとなれば、組み込める場所はそう無い筈だ。
おい、マシンの異能で見えないか?
[エイミーの無茶振りとも言える言を飛ばし]
(気持ち悪……)
[『にぃ』と笑む顔には、すげない感想]
何その二つ名ダサいな。誰がつけたんだシバキに行きたい
『まあまあ落ち着きなさいなぁ、あんたがいつまででもどこまででも賞金首を追いかけ回してムショにぶち込むからこうなるんだよぉ』
[ユウヅキと、部屋の中央に立つ男は会話する。
世間話のように軽々しく。しかし互いに抜け目なく互いを見ている]
『それで……?まさか、本当に取引に来た訳じゃあねえだろぉ?』
そのまさかだ、取引をしたい。
〈UROBOROS OVERDRIVE〉について知っていることを語ってもらおう
[同じく車両後部の窓から身を乗り出すと、助手席から身を乗り出したエイミーの姿が見えた。
後方から迫るのは、通常よりも何故か耐久度のおかしいバグ・シング。
朽ちてもいない、劣化もしてない、むしろ磨き上げられている素振りさえ見える]
(車をぶつけて爆発させれば一発なんだろうけどなー……)
[男は、物騒なことを思い浮かべながらも予備銃弾を取り出し、掌の上にぶち撒ける*]
[組織の名前を出すと男はせせら笑う]
『はぁ?悪いが俺は平社員でねえ、お前さんが満足出来るほどの情報は持ってねえよ?』
だろうな、一般人でも取引に来れるようになってる場所にボスがいるわけないか。だが知れる情報はなんでもいいんだ
[ユウヅキがこの場所を知ったのも詰所の男に聞き出したから。そこら辺にいそうな奴でも知れるような場所にボスがいるなど期待していない。組織のアジトの場所までとはいかなくとも、その組織が何をしているのかさえ知れればいい]
『教えて俺たちタルタロスになんのメリットが?』
タルタロスの寿命がこの事件が終わるまで延びるかな
『それはメリットかい?』
メリットだろう?この僕が見逃してやるって言ってるんだから
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