情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 8日目 エピローグ 終了 / 最新
娘は広場にいた
ルーフェが亡くなったことでまわりはざわざわと騒いでる
娘は無骨な人形にこういう
「くるみわり人形の王子さま、いまから私のするべきことは正しいのか、どうか見守ってください。」
そして、無骨な人形を抱き締め、娘は大声でいう
>>all
「皆さん!どうか私の声をきいてください!
ルーフェさんが言っていたことは事実でした、狼さんは本当にいるということが、あってはならないことが、起きてしまったのです
だから、だから…
【まずは全員が広場に集まって、狼さんを探さなくてはなりません。いいえ、さがさないと私たちもこのままではやられてしまいます】
話はそこから、とにかくまずは自分の安全とルーフェさんの死をお祈り申し上げましょう
ああ、紹介が遅れました私はマーシャといいます。この村にきた理由はわかりませんが二日前にきたものです。
なにとぞよろしくお願いします、ね」
娘の声がどうか、ヒーローたちにきこえますように
ゲルダはヒーロー達が集まる、ルーフェが殺害されたと思われる場所に行くと、声高に宣言した
『みんな、聞いて!今こそヒーローは団結し、人狼に打ち勝つべきだと思うの!そのためには、まとめ役が必要よね。だから、私は名乗りを上げさせてもらうわ。 【私は共鳴者であると!】』
決意を固めたゲルダには、もう迷いなどなかった。
彼女は多くの苦難を乗り越えし者・・・年相応に悲しみ、嘆くが、その心は鋼のように硬い。
いつまでも立ち止まっていられないという現実を乗り越え、今ここに、ヒーローとして立ち上がったのだ。
"……ルーフェ……!!!"
シンデレラは後ずさり、言葉を失います。
昨日まで生きていた子が、今日死体となり目の前にあることは、シンデレラにとっては衝撃的なことでした。
狼から皆を守らなくては、と決意したのが昨日のこと。
それがこんなにも早く打ち砕かれたのですから、哀しみもひとしおなのです。
"……狼は本当にいたのね……
もうあなた方の好きには……させないわ。"
うん、みんな集まったようね。
まず、最初に
>>all
【占師がいれば出てちょうだい】
今の所は、私や他のヒーロー達が抑制した事もあって、特殊な能力持ちのヒーローは名乗り出てないようだけど、もう隠す必要はないと思うの。
むしろ、今こそ出てくれないと話が進まないから、今日までにお願いね。
霊能は・・・もう少し考えさせて。
じゃあ、夕方にまた発言させて貰うわね。
声に導かれるまま、私は教会へ向かいました。そこには、死体というにはあまりに綺麗な顔のルーフェが横たわっておりました。
「ああ……」
仮にこれが、彼女の計画のうちだったとしても、私は彼女にもう少し何かしてあげられることがあったのではないでしょうか。見様見真似で手を合わせ、彼女のことを思います。
そのとき、外で少女の声がしました。言う通りに広場へ向かうと、そこにはすでに数人の人が集まっていました。
始まったのです。────狼探しが。
【少女ゲルダが共鳴者であると言っているのを、私は聞きました】
私と違って、こんな時でも、彼女は前を向いていました。共鳴者……すなわち彼女にはこの村を率いる能力が与えられていたということになります。
このような幼い少女が頑張っているというのに、私はいつまで下を向いているのでしょう。とにかく、やるべき事をしなければ。ようやく私は今するべきことを思い出しました。
「おはようございます、皆様。……ああ、答えておきますわね。【私は占師ではございません】。」
娘の声が届いたのだろうか、1人の少女が声を挙げた >>50
そして、それに応えるかのように娘も勇気を振り絞る
「ゲルダさん、あなたがまとめてくださるのね…
あなたをヒーローと信じ、私は従います
私、マーシャは【ヒーローの皆様の真偽がわかる能力を持っています】
そして、本日判明した真偽もお伝えします
【長靴をはいたネコ ジョン は ヒーロー】という結果がでました
理由は昨日、彼のまとめぶりに彼こそがヒーローなのかもしれない。と感じたからです。
彼の言葉に私も含め、皆さん賛同されていたし、彼がヒーローならば、安心できるだろうと思ったから…」
娘は無骨な人形をさらに強く抱き締める
「もしかしたら、偽物さんが私の真似をする人もいるのかもしれません
【そんな偽物さんとも私は戦います】
頼りないかもしれない、私ですが…負けません
……ね、くるみわり人形の王子さま」
無骨な人形に話しかけてしまう癖はどうか目をつぶってほしい
[状況が見えずに少し困惑していると、何やら数人が協会に向かってるように見えた]
ほほう、そういえばあのお嬢さん>>25は昨日の揉め事の中にいたな?
あいつについていけば何やらわかるだろうか
[そう推測を立て、あとをつけて協会に向かうと神父とともに霊安室に入るところを伺えた]
なるほどヤツはここに収容されているのか
それに、あの神父が持っているものはなんだ…?
棒状で…長く…穴が空いている…
笛か?どこかで見たことがあるぞ…
比較的最近…そう、最近…
そういえば、集まったお人好しの中には笛吹き男がいたな?
ふん、面倒なことになったもんだ
中途半端な手がかりなんて、ヤツに同情するよ
みんな集まっていたか…先ほどジョン殿に聞いたから驚きはしないが、悲しいことだ
犠牲者が増える前に人狼を討たねばなるまい。
私も力になりたいが…【私には英雄達の真実を見抜く占いの力はない。】【よってマーシャに対抗することもしない】
【ゲルダが共鳴者だと名乗り上げたのを聞いたぞ】
あぁ、私たちをまとめる旗頭となってくれ。私は君に従おう。【対抗はしない】
[小鬼はこの世界に来た夜の記憶を思い巡らせる]
ふむふむ、この世界にゃあ他に、霊能者や狩人…
あとは、ハムスター人間や求婚者とやらもいるんだっけ
人間に味方するのも多くはないんだな
ふーん…
これからも狼の襲撃があるとするならば、能力者は隠れていた方が安心…?
いや、偽物が出るならば、物言わぬ死体になる前に言ってもらった方がいいのだろうか
まあとりあえず、自分を守れないらしいお人好しな【狩人さんは名乗り出て欲しくはない】ね
出て来たって無駄死にするだけさ
俺が狼ならそんな厄介な奴はさっさと殺してしまうからね
あとは–––霊能者だっけ?
そいつも今出てくると、襲われる可能性もあるってんだ
しかし、知らないうちに死んじまってもめんどくせえなあ
そうだ、こんなのはどうだい?
あの掲示板じゃあ、役所にメモを預けとけば、次の日に張り出してくれるサービスがあるってんだ
そいつを使って、自分が霊能者かそうでねえか貼り出してもらったら?
なるほど・・・、ここにいるヒーロー達は狼を探す事を決めたようだ。ただの狼ではないし「人狼」とでも言うのかな?
人の皮を被った狼、ねぇ・・・。
狼少女は昨日この中に狼が居ると言っていたが。
それを本当だ嘘だと言っていた者も何人かはいたが
本人が食い殺されて、人狼を疑うものは、もう一人も居なくなった・・・。
・・・、皮肉というのはこういう事を言うのだろうね。
共鳴者というのはたしか、二人で意思疎通が出来るものなのだろう?片割れだけが出てきても、何の証明にもならないのじゃないか?>>50
ほぼ同じタイミングで
[お互いの名前を言って共鳴者同士だと言うのは]
共鳴者同士なら造作も無いことでは?
ま、こんな芸当が出来るのは。
本物の共鳴者。叫迷狂人。人狼。相方が出来た求婚者
のどれかだろうな。
被害が起こってしまったのだから、与えられた力を使わなくてはなりませんよね。ああ、でも、俺はただのツバメ。【他人の中身なんて覗けませんよ】
もちろん、幸せのためならなんでもお手伝いはしますけれど。
"遅れてごめんなさい"
と、シンデレラは頭を深々と下げます。
皆が議論している内容を飲み込んだのがちょうど先ほどだったのです。
そして、能力を持つ人は名乗り出るという旨を知ったのもまた先ほどだったのです。
シンデレラは誓います。この中の狼を、必ず見つけ出してみせると。皆を守ってみせると。
"よく聞きなさい、【私が占い師です】
そして、【ドワーフは正真正銘のヒーローよ】"
状況を整理しよう!
かの勝手振る舞うお嬢ちゃんは己の予言の通りの死を迎え!
ルーフェは下僕たちを残していったと、そう聞いてある!
その上、ルーフェの死体にあったのは、笛!
この中でたったの一人しか、それを持つことによってアイデンティティを得ることができぬ得物、笛!!
かくして占い師も共鳴も出揃い!
我々ヒーローの出番が迎えられたと言うわけだ!
なんて勝手な筋書きだ!
\|鬼猫漁形燕白王童雉星硝雪笛姫眠|
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
占|−−\@−−−−−−A−−−−|
共|−−−−−−−−−−−@−−−|
狩|−−−−−−−−−−−−−−−|
狂|−−−−−−−−−−−−−−−|
狼|−−−−−−−−−−−−−−−|
狐|−−−−−−−−−−−−−−−|
闇|−−−−−−−−−−−−−−−|
求|−−−−−−−−−−−−−−−|
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
先|A@−−−−−−−−−−−−−|
こんなもんかな
順番はプロローグのメモ順にさせてもらったよ。
眠り姫の君は出典メモがなかったので、最後にさせてもらったが。
(しかし、ここはお姫様やらお妃様達が多くて一文字にするのに困ったものだ)
浦島殿は共鳴も否定していたな・・・、まぁ、後で付け足すとしよう。
村 も入れておくべきだったかな?
まぁ、いいか、そのうち必要になったら増えたり減ったり
ヒーロー達がやってくれるだろう
浦島殿と別れた後、meは村中をくまにゃく走った。
森の中に行くのが間違いだった。にゃにか成果を出さねばと走ったが、ただ迷い時間と労力を無駄にしたのみである。
痛恨のミス。
村の広場へ戻ったmeは、もうヘトヘトのクタクタである…
「すまにゃい、思ったより遅くにゃった。して、誰か。★村の様子を教えてはくれぬか?」
娘は悲しくなった
昨日話していた美しいシンデレラが偽物という事実を。
>>71 ジョンさん
「簡潔にまとめさせていただくわ
共鳴→ゲルダ
占師→マーシャ→ジョン 白
シンデレラ→ドワーフ 白
となっていますの」
見た所、この時間というわけもあり、流石にルーフェの遺体はここにはにゃい。しかし、血痕はそのままだ。
これはピーターの云う現場をそのままにするという精神のものだろうか。
喉の渇きを潤し、口元の毛づくろいをする。
にゃんとにゃくだが村の雰囲気が少し変わった気もする。
meのいない間、どんなことが起きたのだ。
広場にいた少女がmeの元へ駆け寄ってくれた。
>>72マーシャ嬢
「そなたは確か、人形を持ったお嬢さんだな?
礼を言う、教えてくれてありがとう。」
娘は考える、シンデレラは、何者なのかと
美しい顔立ちの裏にはどのような表情を隠しているのかと
「…当然のことを言うのだけれど、シンデレラさんは私にとって偽物です。
ただそれが狼さん、とは言いきれないのも事実です
なぜなら叫迷狂人さんの可能性もあるからです
ただまだ完全に非対抗ができってないものですから、もしかしたらでてくる可能性もありますよね
だから、もう少し様子を見て私は考えて行きたいと思います…」
無骨な人形を抱えながらいう姿は他人からどう見えるのだろうか
meは思案する。
【meに超能力は使えにゃい。】鋭い牙と爪を兼ね備えるだけだ。
確かゲルダは、人の助け合いが素敵だと話していた、心の綺麗な彼女が統率者ならば、きっとルーフェの呪いにもかてるだろう。
しかし、マーシャとシンデレラについては情報が足りない。
meの意見に賛同したマーシャと、堂々としろと周りに促したシンデレラ。どちらも占師の素質はありそうだ。
>>占師のお二人
「なぜ、meとドワーフを占ったのだ?理由があるならお聞かせ願おう」
娘は猫にきかれた質問に緊張しながら答える
>>75 ジョンさん
「☆理由なら>>55に書いてありますの。
それでもなにか気になる点があったら言ってほしいです…」
ちゃんと答えられただろうか。
そう娘は不安な表情で、猫をみつめた
あら、戻ってきてみれば占い師の方が二人!
……三人目は流石に居ないですよね?
あと【私も超能力はありません!】
神様の愛が懐にあるだけで十分ですもの!
遅れてごめんなさい!
村の片隅に図書館があったから、つい寄ってみたらこんな時間になってしまったの。
時間って経つの早いな〜。
みんなのお話は、さっき教えてもらったから大丈夫。
親切に情報をまとめてくれていた人がいたから、見やすくて助かったよ。
まず、霊能についてだけど
【本日は出なくていいよ】
掲示板だっけ?
そこにメモを預けられる事、鬼さんが説明してくれたから、分かるよね。
霊能は今日中に手続きを済ませておいて。
次に狩人
【狩人も出なくていい】
だって、今出てもやる事ないでしょ?
ちなみに、霊能も同じ理由だよ。
狩人は今日、誰を守るべきかよーく考えてほしいな。
後ね、みんなに聞きたいんだけど
>>all
★何誰が怪しいかの意見を提出する時間と、誰を処刑するか私が本決定を出す時間を決めるべきだと思うんだけど、22時30分と23時で大丈夫かな?
こういうの、投票っていうんだっけ?
私がこの位がいいかなと思う時間にしたから、不都合があれば、今日の21時までに言ってほしいな。
仮決定はなくても大丈夫だと思ったから抜かしたけど、あった方がよければ、これも21時までに言ってね。
ふう、みんなの所に走って戻ってきたから、喉乾いちゃった。
ちょっと紅茶を飲んでくるね。
>>75 ジョン
"理由は、目に付いたから、の一言にすぎるわ"
と、シンデレラは困った顔をします。
確かに占い師としては狼やハムスター人間を探し当てるのが理想的です。しかしながら、シンデレラには昨日までの動きに違和感を感じることはできていません。
であれば、少なくとも議論に参加してくれそうな方の正体を見ておくべきかと思ったのでした。
"ドワーフが少なくとも人間でよかったわ。
まだこちらの味方、と言い切れないのが辛いけど。"
姫はまたもや、長いお昼の眠りに誘われておりました。
この村に来て、最近はそれが顕著になっておりました。
「ふぁ……おはようございます……。一体、これはどういう集まりですの? 昨晩まで対立していらっしゃった方も、今ではすっかり大人しくなられて……不思議なものです。
あれだけ疑っておられたのに、ルーフェさまの死によって、超能力の力をすんなりと信じられるのですから」
姫のその目にははっきりとした困惑が浮かんでおりました。
ただいま、ルーフェはもう埋めました?色々と花を悩んでいたら、遅くなってしまいました。でも、俺なりにいい花を選びましたよ?クチナシ、っていう花らしいです。白くて可愛い花でしょう?
>>81 ゲルダさん
仮決定はしなくていいと思いますよ。皆、力を持っているんですから、死にたくない理由なんていくらでもでっち上げられますし。
ああ、それから。俺の個人的な意見なので、聞き流してもらってもいいですけど、意見を出す時間とかあまりきっちり決めたらその時間までに来れなかった人が出しにくくなりそうで。意見が出揃ったな、というところで貴女が処刑人を決めればいいんじゃないかと俺は思いますよ。出来れば、決定時間を24時にしてほしいってぐらいですね。
「それに、占い師が二人いるということに対する反発も少ないのですね。
わたくしは未だに信じられませんわ……。
だって、それじゃあ……それじゃあ……!
あんなに楽しくお布団パーティーをしていたのに!
二人の内のどちらかは、絶対に嘘をついていることになるんですもの!」
姫は【占い師と共鳴、そのどちらでもないようでした】。
娘は考えます
自分がヒーローの真偽がわかる今、どう導いていけば狼が見つかるのか
そして、どう伝えていけば自分を本物だと思ってくれるのか
時間はかかれどやっていくしかないのだ
「一応お伝えしますが、私は【ゲルダさんと対抗はしません】
私の理想はよく喋られる方のヒーローの真偽を調べていきたいです
あまり喋れない、情報が落ちないという方は…言葉は悪いけど処刑にしても良いかと思われます
ただ、そのなかにお狐さんがいるかもしれない、と思うと安直にはいえません。」
皆様の意見をさらりと確認して、私は言葉を発しました。そうしてからようやく、処刑という恐ろしい話をしていることに気が付きました。
狼か人かわからぬ者を、殺そうというのです。
いつの間に、そんなことになったのでしょう。恐ろしい話だと思いましたが、私はそれに対してなにか意見を言うことができませんでした。
非情だと思われることも、人を救うためなら厭わない。そうしてこそヒーローだと仰るのでしょうか。
私はただ、その場に立ち尽くしてるのみでした。
>>all
「それに皆さま、簡単に処刑、処刑と仰りますけれども……。
★【それではどなたがその処刑を実行なさるのですか?】
皆さまは、ヒーローです……。無実の可能性のある誰かを、実際に手にかけることが出来るのですか?
その覚悟は、本当におありなのですか?」
「あと、私の考えなのですが、シンデレラさんは叫迷狂人さんなのではないか、と考えます。
勿論狼さんの可能性も見ておりますが、これは第一印象にすぎません
しかし、狼さんは2人しかいなく、この能力の偽物に出たとしても処刑されて1人になってしまう、それは嫌だ。
それならば村人としてヒーロー気取りしていた方がまだ生き残れる可能性が残るのではないか、とお考えなのではないかなと思います
とりあえずこんな考えです。変わるかもしれませんが、いまの気持ちをお伝えしました」
「わたくしは……恐ろしいのです。
昨晩まであんなに和気あいあいとおしゃべりしていましたのに、今の……そう"処刑"を考える皆さまの目は……冷たくて、自分と同じ"人間"を殺すことを考えてるとはとても思えませんでした。
あんなに暖かかった皆さまが、まるで、魔女の呪いにかかったみたいに……!」
申し訳ないが私は会議の時間には席を外さなければならない。戻って来た時の結果を楽しみにしておくよ。
>>76 ドワーフ
いや、その意見には賛成だよ。対抗がないのならそれでいい。私の中に共鳴は二人同時に出るものという固定概念があるだけさ。
それと私は【村人だよ】吊り先に困った時は、私を選ぶといい。物語と同じで私はここでも自分では何もできないようだからね…。
姫は皆が集まっている広場で立て続けにそう喋りました。
今では広場にいる十五人誰もが、黙って姫に注目しておりました。
「それに……本当はわたくし、黙っておくつもりでしたが……」
姫はぎゅっと唇を噛み締めます。その顔には憂いと、覚悟の色がやどっておりました。
姫は懐から何かを取り出し、皆によく見えるように上に掲げます。
――それは例の"笛"でした。
「これが! ルーフェの亡骸の隣に落ちていたそうです!
神父さまがおっしゃっておりました……。『少女の隣に落ちていたからてっきり肩身だと思ったのです』と……。
皆さま、これがどういうことか、きっとお分かりでしょう!?
わたくし、何かの間違いだと思って、こっそり本人に問い詰めようと、黙っていたのです。
――けれども誰かを"処刑する"というなら話は別ですわ!
わたくし、これを黙ったまま、誰か別の方を処刑するだなんて、そんなこと、できませんわ……」
姫は、仕舞には肩を震わせて、泣きだしてしまいました。この手で誰かの罪を暴くことの"重さ"に耐えきれなかったのです。
「遅れてすまない……ようやく頭の痛みがとれた。シンデレラ、そしてマーシャが占い師を名乗っていると聞いたよ。それから、これからはゲルダが会議の指揮を取ってくれるのだな、俺ではまたカッとなりそうだったので…感謝する。
時間がどうということについてだが、俺は毎日同じ時間に広場へは顔を出せそうにない。思ったことはその都度言わせてもらうつもりなので容赦願いたい」
ここまで発したところで眠り姫の涙声が響いた。
心優しい女性。きっとあの場所にあった笛をみて、他の者と同じく俺を疑っているのだろう。分かっているのに、なぜだか彼女を見ていると悲しみよりも、心が震えた。
「……ああそれから、俺は占い師ではないよ。2人の中に本物がいるとするなら、ジョンとドワーフのどちらかは俺たちの味方ということになる」
言いながら俺は、広場の中心に立つターリアの傍へ歩みよった。やはり美しい女性に涙は似合わない。手を差し伸べたかったが、ここで俺が差し伸べていいのだろうか。結局それは出来ず、彼女の前でただ立ち尽くす。
>>97 眠り姫
「……貴女も俺がやったと?」
遅めのティータイムついでに、夕ご飯も食べてきたけど、やっぱりあんな事があった後は、食欲も無くなるね。
・・・人死にが出てしまった以上、仕方のない事なのかもしれないけど、空気が重くてやだな。
《上記1文は、周りに聞こえないような小声で言う》
>>103 眠り姫
「>>105☆ああ、俺の笛だ。
俺は……皆と比べるとまだ交流も浅かった。ジョンが屋根に来るまで一人でいたからな。だからオオカミは、俺に罪をなすりつけやすかったんだろう。
……俺は昨夜、厠以外で下に降りていない。戻ってきてからはずっとジョンといた。貴女に笛を演奏してからは触っていなかったから正確なところは分からないが、恐らくは、降りた時に誰かに盗まれたのだと思う。……俺がオオカミならば、素直にその笛を現場に置いておかないだろう。今だって、自分のじゃないと嘘をつくことだってできたに違いない……でも嘘はつけない。逃げも隠れもしない。なぜなら俺も貴女と同じ、ヒーローだからだ」
>>106 少女 ゲルダ
姫はそう宥める声を聞くと、いよいよ頬を蒼白にしました。
自らが、笛吹き男に有りもしない罪をなすりつけているのではないか――。
そういう懸念は、姫の中にも常にあったからです。だからこそ姫は、今まで黙っていたのです。
しかし、それと同時に、なんの証拠もない誰かを誤って処刑するのならば、自分が主張しなければならないとも感じておりました。
それが姫の"正義"でありました。
真っ青になった顔で、姫はそれでも気丈に言い返します。
「――ですが、一番可能性が高いのもまた彼ではありませんか? わたくしは、ただ、他の皆さまを、何の証拠もない皆さまを、処刑などという野蛮な方法から守りたかっただけなのです!」
>>106 ゲルダ
「ああ……あ、すまない。ありがとう。」
庇ってくれた彼女が意外で目を丸くする。
俺ももう少し冷静にならなければ。
また周りが見えなくなっていたことに気がつく。
「俺は、少なくともジョンはオオカミではなさそうだと思っている。外を見張っている間に不審な姿を見なかったことで、ルーフェ殺しは俺が寝たあとに起こったと考えているからだ。俺はジョンの肩に寄りかかって寝ていた。浅い眠りで起きてしまう可能性もあるのに、そんな俺をわざわざずらしてジョンが殺しに行くとは思えない。だから、この中で俺は一番ジョンを人としてみている。占い師のことはまだよくわからないが、ジョンのことはとりあえず仲間として信じたい。」
"マーシャは、狼ではない気がしています"
シンデレラは、少し遠慮がちにコメントします。
誰かさんの声によると、狼は2人しかいないそう。
占いに出て、わざわざ目を向けられる意味もなさそうだ、とシンデレラは考えたのでした。
であれば、まだ狼は2人とも灰色のままのはず。
まずはマーシャ以外の、灰色の皆の様子を見ていこう、とシンデレラは1人決意します。
"状況証拠的に怪しいのは笛吹きさんだけど、そんな簡単な話じゃないでしょうね…"
さて、と・・・21時を過ぎたね。
みんなの意見を聞かせてもらったよ。
申し訳ないけど、考えを改めさせてもらうね。
【考えを提出する時間は撤廃、0時に本決定を出します。】
決まった時間に来れない人がいたから、こうしたよ。
みんなが意見を言いづらくなるのは、私としても避けたいから。
今後あるか分からないけど、みんなの意見が0時前に出尽くしたら、早めに本決定出すかも。
意見は自由な時間に言っていいけど、0時以降に出されたものは聞きはするけど、その意見の返事とかは当然明日になるから、そこはよろしくね。
占い方とかについて考えてるけど、なかなか考えがまとまらないから、23時ぐらいに返事するね。
本決定1時間前でドタバタしちゃうかもだけど、大切な事は強調して言うようにするよ。
>>96 オスカー
"あまり容易に自らのことを語るべきではないわ"
とシンデレラは忠告します。
能力がないことをあまりオープンに話せば、能力者の位置がすぐに狼側にバレてしまう。
シンデレラは、その他大勢の能力者が狙われてしまうのを心配しているのでした。
"オスカーが本当に村人か、まだ分からないけどね?
願わくば、真実であってほしいけど"
>>112 眠り姫
彼女は迷っているようだった。そりゃあそうだ、村の危機というだけでなく、自身や、罪のない英雄たちの命も危ういのだから。彼女が首を横に振るのも無理はないと思うと同時に、何としてでも身の潔白を証明せねばならないと考えた。もしも彼女が狼だとしたら……と、そんな事も一瞬頭をよぎったがすぐに振り払う。彼女の事を信じたかった。
「……ああ」
考えさせて、そう言って俺から離れていく彼女を引き止めることなどできるはずもなかった。
>>113 ゲルダ
「誰かを最後まで信じる、というのがキミの正義なのだろうか。その優しさに応えられるよう、俺も最善を尽くそう。なにか気付いたらすぐに伝えるよ。ありがとう、ゲルダ」
――彼女の言葉はとてもこころに沁みた。
その信頼を裏切らぬようにしよう。
そう思い、改めてルーフェ殺しの犯人を捜すために、みなの様子を窺うことにした。
済まない、所用で席を外していた。
様子を見るに2人の占い師が現れたのだね?
マーシャ殿に、シンデレラ殿。君たちが占い師として名乗りを上げてくれたのか。
だがこの村に占いの能力を持つ者は1人だけ…どちらかは嘘をついているという事になるね。
悲しいことだ。
そして占い結果はマーシャ殿がジョン殿をシンデレラ殿がドワーフ殿をそれぞれヒーローだと言っているのだね
2人は昨日多く話していたね、確かに占うにはちょうどいい人物だろう。
あぁ、そして済まないゲルダ…
君が時間を指定した時、そしてその指定された時、共に私は席を外していた。遅れてしまったことを深くお詫びする…
姫は一人川辺に腰掛け考えておりました。
どれだけ皆に笛吹きの男が決定的な証拠はないと、論理的に説明されても、感情がそれを否定するのです。
それにもし、この先、何があっても、いつまでも彼につきまとう疑念が消えないことは確実でした。
彼女はポツリと呟きます。
「ああ……もし今わたくしにかけられた呪いが発動し、皆が百年の眠りについたら……。もしかしたら、王子さまが助けてくれるかもしれませんのに……」
あんなに反発していた"王子さま"にも、今は縋りたい思いでした。それくらい、彼女の心は弱っておりました。
ハーメルン殿、君の笛がルーフェの傍に落ちていたのだね
気の毒なことだ。
君が狼で落としてしまったのだとしても、狼が自らから目を逸らすために落としたのだとしても……ルーフェが、引っ掻き回すためだけに持っていたのだとしても。
私はどの可能性もあると思っているさ、だからね、ハーメルン殿。私は笛によって君を疑うことはしないよ。他の事で疑うことはあってもね
娘は、処刑という言葉に身震いする
そして、どうしたら殺さなくて済むのか、考える
「あの、処刑はどこかに閉じ込めてはいかがでしょう。
そうですね、たとえば教会とか、人が目に付くようなところに…いれるとかはいかがでしょうか…
個人的に気になるのは眠り姫さんとハーメルンの笛吹き男さんかしら…
2人の仲が悪くなるのであれば、私が笛吹き男さんのヒーローの真偽をみて、だせば少しは眠り姫さんもホッとすると思うの…」
もう少し、考えさせて、と伝えて娘は考え込み始めた
[しばらく姿を消していた小鬼は、皆が集まる広場に現れた]
すまんね、ちょいと席を外させていただいた
狼が俺らを襲って来た今、1人でいるのは危ないと思ってね
昨日までの寝床を撤収してきたのさ
一応ここまでは確認しているよ
\|雪|胡灰|鬼猫浦燕白王ピ雉星笛乙眠
役|共|占占|非非非非非非ー非非非ー非
胡|ー|\ー|ーAーーーーーーーーーー
雪|ー|ー\|Aーーーーーーーーーーー
>>117 眠り姫さん
私の在り方を聞きたい、という解釈でいいのかな?
私は共鳴者、だからこそみんなの意見を取りまとめ、私もよく考えた上で本決定を出すつもり。
命を軽んじない、本当は誰も疑いたくない、人の善に助けられた私だからこそ、人を信じたい。
でもね、人狼とは分かり合えない・・・ルーフェちゃんの遺体を見て、改めて思ったの。
笛だけで疑いはしない、決定的な証拠が見つかるまでは最後まで信じ抜くけど、共鳴者として時には残酷な決断を下す覚悟もしている・・・これで返事になったかな?
《鋭く、力強い眼差しでターリアを見つめる》
ゲルダはカイを助けるための旅路の苦難で、同年代の少女より強くなった。
───いや、強くならねばならなかった。
愛しい者を助けるためには、どんな時も挫けるわけにはいかなかった。
例えそれが、どんなに辛く、残酷な事が待ち受けようと、彼女は前に進む事をやめない。
それこそが、ゲルダの在り方なのだ。
笛吹きさんが笛を落としたとは思えません。俺は、この舞台、ルーフェが作り出したヒーローの皮を被った悪役がそんなミスをするとは思えないんです。
ならば、笛は誰が奪ったんですかね。
隣にいたジョンさんなら、簡単に奪えましたかね?狼は二人いるとのことですし、ジョンさんが置きに行く必要はありませんものね。
ああ、それとも、どこでも行けるドワーフさんですかね?朝が遅かった乙姫さんが起きれなかった理由は何なんでしょうね?実はピーターさんが飛べないというのも嘘なんですか?
「いま、ヒーローと呼ばれる私たちは15人います
このままいくのならば7人まで投票できますよね
そして狼さん2人以外に手を焼くであろう方はお狐さん、恋人さんだと思うの。叫迷狂人さんもだけど…
恋人さんは愛し合う2人だから死ぬ時も共に死ぬんだと思うわ
お狐さんは私の能力で見つけられれば一番の理想ですが、そうは簡単にいくとは私も思えないの…
ただ、恋人さんはもしかしたら【狼さんに結びついてる可能性】もあるの。
つまり、狼さんの中でどこかギクシャクする可能性もあると思うの、例えば食べたい人の意見がちがう、とかね
そうしたら、狼さんたちはどうなるのかしら…?」
>>131 浦島さん
「私は、見た目は白いけど白雪姫って名前じゃないのです…
マーシャ、といいます、以後お見知りおきを…」
悲しげに娘は伝えた
>>135 眠り姫さん
「んーん、ちがうのです。処刑をしないとはいってないのです
でも誰かが殺するなら、閉じ込めて、霊能者さまがお話をきけばはきだしてくれると思うのです
…殺したくないなんて言ったら甘い考えなのでしょうか…」
なんせ娘はまだ幼い。
そんな簡単に殺すことなど、怖くて仕方が無いのだ
少し、眠っていたようだ。
真昼間に走りすぎた所為か?労力を使うとロクなことがにゃい。
「しばらく、待っていただけぬか?状況を把握させていただく。」
meは思案するため、少しの間黙りこくる。
>>110笛吹き男
ふうん、面白い推理だ
それであんた目線のジョンの潔白を訴えることはできる
あんたの潔白は証明できない
あんたはその笛で催眠じみたことをできる能力があるみたいさね
それで、ジョンが起きないようにもできるんじゃないか?
こう考えるとあんた自身の潔白は証明できない
そうそう、あんたとジョンが共犯であったときも別だがな
まあ俺としては、ジョンは今のところ怪しんでいないし、ジョンの潔白ついでに自分のアピールをしなかった、あんたは信用したい
そもそも笛なんてでかいモノを落としてるのも不自然だ
ジョンを洗脳してたなら、なおさら落とさないだろうよ
いやぁ、我さぁ。
めっちゃ朝一で声張り上げたから疲れちゃったみたいでさぁ。
年甲斐もなく昨晩から張り切り過ぎちゃったのあんま良くない感じ……?
とても大変早くネバーランドへ帰りたいのじゃよ……。
かなり性癖な言い合いを見せてもらってるところ悪いのだが、
>>ツバメ
ほんと飛べないんじゃって、我。
むしろ貴殿の方こそほんとに飛べんのかね。
あぁ、そうそう笛がみつかっておったよな 。
ミスティンクの鱗粉があれば指紋でも取れるかなーと思ったんじゃがな。
狼に指紋なくね、ってなったよね。
まぁそんなこんなで我もうちょっとで本気出して考えられると思うのじゃ。
もうちょっとだけ待って欲しいのよ。
いるってことだけ認識して貰えばいいから、ね?
今のところ、いろんな意味で聞きたいのが一個。
>>ターリア
>>シンデレラ
今晩もその超能力、使ってもらうことになるのだが、
★占いたい人、誰かおらん?
[小鬼を意を決したかのように息を吸い込んだ]
さあ、皆が戸惑っている処刑の件に関してだが
俺に託してはいただけないかな?
俺はそもそも人間ではない
俺は君らのように善良に生きていない
俺は神も信じていない
俺はくわえて魔法も使える
そして、何より、俺の目的は平和に静かに暮らすこと!
こんなことでチンタラ揉めてる場合じゃないのさ
処刑の方法に時間を使うより、処刑される者について話し合いたい
さあ、これでこの話は終わりだ
>>147 童心 ピーター
「わたくし、占い師ではございませんが、その質問の宛先は本当にわたくしであっておりますか?」
姫は少し困惑の表情を浮かべておりました。
「ですが折角なので希望を述べさせていただきますね。この状況、もし笛吹きさまを処刑しないのであれば、彼を占って頂きたいですわ。
わたくしの中に芽吹いた疑惑の念は、きっといつまで経っても消えませんもの。
それとは別に――もし彼が処刑される、などということになれば、乙姫さま、でしょうか。
昨晩の惨劇が起こる前の2日間でさえ、全く会話に参加せずこちらをじっと見つめる姿を、些か不気味に思ったことを覚えております。
あと一応>>55マーシャさまにも答えていただきたいですわね」
お嬢さん方、
処刑の方法で悩んでいらっしゃると見た。
そんなときこそ出番の我!
さぁ! 皆が追い出すと決めた者をこの我がネバーランドへフォーエバーしようではないか!!
ネバーランドは良いぞォ!
この村のどことも接点がなくかつ安全に我々も狼も保護することができる!
そこらの教会にどんどんぶち込んでみたまえよ。無実の人と狼がくんずほぐれつ乱れつやぞ。それも性癖だけど。
何より、狼風情、ネバーランドに来た瞬間ただの雑魚キャラじゃろうしなぁ。
ま、
今の我じゃできないんじゃがな。
できたら我真っ先に帰っとるし。
(※意訳:ごめん本当にもうちょっと待って)
さてはて、もうそろそろ明言しておいた方がいいだろう
【今夜の処刑の希望について】
貰った能力を明かしていないのは、
鬼猫浦燕白王ピ雉星笛乙眠、の12人
そこから俺と、既に狼でないとみているジョンと笛吹き男を抜いて
浦燕白王ピ雉星乙眠
この9人の中で選ぶとすると、
【第1希望は乙姫】
【第2希望はオスカー】
になるな
乙姫の方の理由は単純、ヤツは話さない
悪を滅ぼすつもりもないのだろう、そんなヤツを残しておくのはヒーローとして如何かね?
ついでにあの小娘も、そんな面白くないヤツに大事な能力を託すとは思えなくてね
次点のオスカーも簡単さ
>>96の発言に尽きる
ヤツは突然村人だと明かした
その行為はヒーロー側には利敵行為になるだろうに
俺はこの行為に理由を求め、一つの解答に行きついた
ヤツが狼に味方する狂った人間で、狼に噛まれたくないが為の行為でないかとね
狼を狙ったものではないので、消極的とは言われるかもしれないが、特別疑わしい者も出てこないためこれを希望としておこう
さあ、ゲルダの決定に期待しているよ
占い…すでに占われたもの、能力者だと名乗りを上げたものは避けるべきだろう
そして結果と発言を照らし合わせて考察することの出来ぬ者も避けるべきだろう
現在必要なのは情報だ
そう考えると…一番に思い浮かぶはターリア殿と笛吹き殿だな。
笛吹き殿は恐らくこの中で最も潔白を証明したいだろうしな。
meは思案する。
マーシャがmeを占った理由。頷けるものだ。
シンデレラがドワーフを占った理由。頷けるものだ。
ではどこに“差”をつけるべきか?
まだそれはmeには出来そうもにゃい。
meは思案する。
まだ、どちらが占師のフリをしているのか確かめるのは、その能力を使っていただくことではにゃいか。
meは思案する。
まず、ターリアと笛吹き男。この2人は火花が散っていた。ゲルダが止めに入らにゃければ、別事件が起きていただろう。2人ともが狼とはとても思えにゃい。
meは思案する。
もし笛吹き男が本当に狼にゃらば。占師だと名乗る人物は、彼の身の潔白を証明しにくるのではにゃいだろうか。
meは思案する。
笛吹き男は本日、占師の能力行使をしてもらっても良いのではないだろうか。
条件として、【ターリアが現在、本物と思う占師に】というものを提示しよう。さすれば、少しはターリアが笛吹き男を疑う気持ちも減るのではにゃいか?
吊りの希望は言わずもがな
乙姫殿だな、うん、別に私の私情など挟んでいないぞ?うん。本当だ、本当だって。
この姿になって恨んでるとかそういうわけではない!!
……コホン、それは置いておいてだな、彼女は話さぬ。情報がない。これからも情報が落ちるとは思えない。
この村を救うために必要なのは情報であると先程も述べたな?ならば情報が落ちる者を優先して残すべきなのだ。
私も、吊らないなら笛吹さんを調べて差し上げるべきだと思います!きっと結果が分かれば、ターリアさんと仲直りできるって信じています!
それに疑われっぱなしも悲しいじゃないですか!
>>151 眠り姫さん
「ええと、>>147のピーターさんの質問に対してのことでいいのでしょうか?」
娘は戸惑う。>>151のターリアの最後の言葉に娘はイマイチ理解が出来ていなかった
【占い希望】
「私としては、ハーメルンの笛吹き男さんを希望したいわ。時点でピーターさんかしら…
今後のキーマンになりそうなヒーローさんを私は見ていきたいの」
【処刑希望】
「そうね、乙姫さまと言いたい所なのですが
【彼女はまだ対抗もなにもかもでておりません】
そうなると、後々困るのは私たちではないでしょうか?
今日は非対抗を回してくださってる千代さんにされた方がいいのではないか、と思うのです…」
meは一度思考を止める。ドワーフに提案を持ちかけられたからだ。
>>165ドワーフ
「勿論。meは初めからそのつもりであった。汚れ役はmeだけで充分と思っていたが…貴殿も、にゃかにゃかにワイルドにゃ」
ニヒルに笑う。
−−狼が出た。
その言葉が、真実となってしまったことには、村人たちもしかと気付いていました。
しかもよく聞くところ、狼を呼び出したのはかの狼少女で、それも他のヒーローたちは巻き込まれた被害者だというではないか。
静かであるこの町に、一つの闘志が、まとまって大きく芽生え始める。
−−冗談じゃない!
−−俺たちの平和な村を返せ!
それらは、彼ら悲劇のヒーローを糾弾するものかと思われました。
−−狼退治だって? おぅ、この村のことは俺らに任せろよ!
−−無理矢理呼び出された狼には気の毒だが、俺らにもこの村の、良い1日を守り抜く使命があるんでな!
かくして、処刑場が決まったのでした。
ヒーローの姿に憧れる、名もなき戦士たちの下に。
meは再び思考する。
いま、最も狼だと思う人物。meは、meはどうしても疑ってしまうのだ。昨日、真っ先にルーフェの声を聞き、落ち着けと宥めたオデットのことを。
あの純真で、meを呪われたのではと心配した、心優しき貴婦人。彼女の性格が、生い立ちが、ルーフェを悪魔だと思わにゃいことも充分理解している。
それでも、meは思うのだ。
だからこそ、狼狽えるのではにゃいのかと。皆に声をかける前に、恐れおののきやすい心境でにゃかったのかと。
meは、狼に支配されてしまったのではにゃいか、そんにゃ風に考えてしまうのだ。
お待ちかねの超能力者が出たのだ。
話題はそちらになるわいなぁ。
占って欲しい人物、な。
ハーメルンは勿論のことそうなんじゃが、我、地味に気になっておるのターリア嬢なんじゃよ。
良い意味でな。
笛が現場に落ちていたのは我もちゃんと見ておる。
そこに無闇に訴求しよったのが一番目立って彼女であるのだ。
さて、我は敵は作りたくない。
狼であればきっとそう思うであろうな。
もっと言うと目立つこともしたくない。
狼であれば確実にそう思うじゃろうな。
ハーメルンに占いを当てるのはまだしも、我はターリアに当てるの、あまり気が乗らんのじゃなー。
占い方についてだけど
【今日は指定先占いでお願い。】
それで、指定についてだけど
マーシャさん→笛吹きさん
硝子のお姫様→ピーターさん
でお願いしたいの。
笛吹きさんは身の潔白を晴らしてあげたいから。
笛吹きさんを2人共に占ってもらうかは、明日発言させてもらうね。
ピーターさんは鋭い質問が光っていたし、何より、芯も強いとお見受けしたから、白か黒か気になる枠として占ってもらいたいの。
占師2人はくれぐれもよろしくね。
他にはだな。我な。
本当に……リュミオーネ嬢、どう扱えば良いか全然わからんの……。
狼が出るまで処刑をしないって、あの発言は本当にドがつく天然の思考だと信じたいのじゃよ……。
それと処刑、なんのことはなく乙姫がばっちり上がっとるのじゃが、これはやむをえまいて。
オデットや千代も随分引っ込み思案な可愛らしいお嬢さん方じゃが、まだまだ話せることもあろうしな。
ええと、あとは占いの希望も出すんだっけ?
笛吹き男とネコの旦那、処刑希望の2人も置いといて…
気になるのは【ターリア嬢、リュミオーネ嬢】かね
ターリアについては、今日の動きだな
誰より強く笛吹き男に言い募った
これが、狼が罪を擦りつけたいのか、その身に詰まった正義感の所為か知りたいところだ
リュミオーネ嬢は……少々気を悪くするかもしれないが、頭が軽いところがな、つかみ所がなくて難しい
このままだと脅威に思われ襲われることもなさそうだし、ちょいとわかりにくいので、能力を使って欲しいとこさ
"希望出せてなくてごめんなさい"
と、シンデレラは頭を下げます。
【占い先指定のことも理解したようです。】
>>168 ゲルダ
"なぜ指定にするのか、理由を聞いてもいい?"
と、シンデレラは少し怪訝な顔をします。
狼さんに占い先と襲撃先を合わせられるかもしれないのです。
少し、シンデレラは心配なのでした。
"基本的には信頼してるからね。
決定に文句はないけど、ちょっと気になったから。"
そういえばじゃな。
我やっぱ痴呆っぽい。
【占い師でも共鳴でもないぞよ】
我、占われるのは全然構わんのじゃがさぁ。
どこかで誰かが、ハーメルンを本物っぽい占い師に占わせてあげて欲しい、って希望を出してたと思うんじゃよ。猫あたりじゃったかのう。
その意図を汲んだのかは分からんが、必然的に我、偽物っぽいところに占われることになるんじゃろ?
敢えて言おう!!
不服であると!
だって我潔白じゃもん!
偽物にこいつ狼って疑いかけられるの嫌じゃもん!
あとなんか貴殿らの反応見てるとやっぱりなっていって吊ってきそうじゃし!
※さておき。
>>168 ゲルダ
★この二人の真贋差、ちゃんとどこかで見とる?
それだけで良いわい。
どこか体は鉛のように重たく、憂鬱な気持ちは晴れません。名も知らぬ村人の方達が作った処刑場を、私は見上げます。
処刑を行うことに、反対や反論があがっていることに、私はほっとしました。私がおかしな考えを持っているというわけでは無かったからです。
しかし、それでもただ嫌だと声を上げることはできませんでした。ここで殺さなければ、後手に回ってしまうことくらいは、私にも理解出来ることでございました。
何かの代案がなければ、私の意見はただの我儘に違いありません。唇を噛み締めたところで、有効な狼に打ち勝つ手段など、私には思い付きませんでした。
頭が軽いだなんて失敬です!全く!
私だって物を考える事ぐらいできるんですよ!
例えば、【笛吹さん、千代さん】を占って欲しいとか!
笛吹さんはターリアさんと仲直りして欲しいですし、千代さんはあまり喋らないから、よく喋る方よりもっと知りたいと思うんです!
「……ジークフリート様」
ここにはいない、王の名前を私は呟きました。彼がもしいたら、どうするでしょう。かの悪魔を打ち払った時の姿を、私は思い出しました。
……。
……………私はヒーローの発言を、ようやく思い返し始めました。
[小鬼は久しぶりの表の書き換え途中、突然何かを思い出したようだ]
そうだそうだ!すっかり忘れていた!
みんな【霊能者であるか否かについて、メモを残すのを忘れずに】な
直接掲示板に貼る方ではないぞ、気をつけてな
あとは乙姫だけだな
\|雪|胡灰|鬼猫浦燕白王ピ雉星笛乙眠
役|共|占占|非非非非非非非非非非ー非
胡|ー|\ー|ーAーーーーーーーーーー
灰|ー|ー\|Aーーーーーーーーーーー
>>176 >>179ターリア嬢
「ふむ」
耳打ちされた方の耳が、ピクピクっと動く。
「にゃるほど。ターリア嬢の言わんとすることは、meも理解した。」
meは続ける。
「しかし、ターリア嬢。先ほど、選べにゃいと申しておったにゃ?
meに心のうちを明かしてくれた心中は察しておる。仲良くお布団パーティした、友人当然の間柄であろう。
しかし、ターリア嬢お主もよく分かってるではにゃいか?パンを分け与えてくれた紳士を、狼の可能性があると、濡れ衣かもしれない可能性も考えた上で糾弾していではにゃいか。
それにゃのに、二人のうち一人を選ぶのは苦痛にゃのか?
★笛吹き男と、占師の二人との差は一体なんだと言うのだね?」
少し、意地悪な問いを投げかけてみた。
娘は、決定をきいて少し疑問を感じた
なぜなら【対抗の希望をきいていないから】
もし【娘が狼ならばどうするのだろう?】
こまるのはまとめてるゲルダなのではないか?と
「>>171 シンデレラさん
★決定以前のあなたの占い希望先はどなたですの?
私がもし能力者じゃないものとしてこの状況で
あなたが真の場合、私はとっても不安になりますの。
だからこれは、対抗として、ではなく、フラットな関係としてきかせていただきます」
無骨な人形と共にシンデレラの美しい瞳を見つめる娘になんて答える?
>>172ピーター
「ピーター…痴呆どころか難聴気味ではにゃいか…?」
ねじ曲げられた解釈をされては、こちらとしても不愉快なのにゃ。丁寧に説明をする。
「meは【ターリア嬢が本物だと思う占師】…という条件を出しておる。
にゃぜか?ターリア嬢は、笛吹き男を狼だと疑っている、そこに、ターリア嬢が信頼を寄せる占師からヒーローという結果を聞けば、疑念は薄れるのでは?という意味であるぞ?」
>>184 マーシャ
☆"1人挙げるなら、リュミオーネね"
と、シンデレラは澄ました顔で答えます。
彼女、昨日はかなりたくさんお話ししていたけれど、今日は昨日ほど伸びていません。
内緒話に忙しいのかな、とか思っちゃうわね。
"ついでに1つ、聞いてもいいかしら?
★対抗が狼ならどうするだろう?と言っているけど、私のことは狼と見ているの?少し前に、対抗は狂人でありうるという旨の発言があった気がしたのだけれど。"
時間だから、今日の吊り先を言うね。
【今日は乙姫ちゃんでお願い。】
乙姫ちゃん、初日からずっと一言、二言しか話さないし、これから先、話してくるようになると思えないの。
狼狙いよりの理由でないから、何で?と思われそうだけど、今日は情報が少ないし、一緒に考えてくれないヒーローはいてもみんな困るでしょ?
ただ1つ、困るのは対抗、非対抗を言ってくれない事だけど、この声が聞こえるなら、今からでも構わないから言ってほしいな。
>>183 ゲルダ
"回答ありがとう"
シンデレラはシンプルにお礼を述べます。
共有者の目線では、1人の占い師に2人を充てがうゾーン占いが妥当に感じます。
★仮に私かマーシャの占い先が襲われた場合のことは、考えていますか?あるいは、出たとこ勝負ですか?
"私にできることは、ただ正しく占うだけなんだけど。"
あ、すみません。これ…占い希望も上げるべきでしたか。処刑については分かりました。
念のため、俺の票についてはゲルダさんに委任しておいたので。万が一に処刑先が変わる時でも安心ですよ。
娘は、質問を一生懸命わかりやすく伝わるように答えます
>>188 シンデレラさん
「☆ええと、ごめんなさい、私は対抗を狼さんとみてるといったような発言をした覚えがないのです…
どこからそう感じたのか拾ってくださると嬉しいの。
>>136のことを言ってるのならこちらは恋人関係を結ばれた狼さんの話をしていたの。
恋人でない狼さんとそうでない狼さんが恋人を噛むか噛まないか、という議論が立ち合った場合どうされるのだろう?と思っただけなのです。
ややこしくしてしまったならごめんなさい」
>>186 ゲルダさん
「いいえ、大丈夫ですよ。【決定は了解して、もうセットしてありますの】
あと、発言って読むの大変ですよね
【各々の発言をみたいときは発言フォームの下にある「個別フィルタ」から発言を追いたい人物にセットして「別窓表示」にするとその人の発言が見れるの】
既にしているならアレですが、まだでしたら活用くださいね」
娘は小さくニコリと笑った
>>193 マーシャ
">>184のつもりだったけど、よく読んだら、娘が狼ならと言ってたのね…ただの読み間違え。本当にごめんなさい"
シンデレラは、ただただ頭を下げることしかできませんでした。
この場合の娘とは、マーシャのことなのだろうか?
あまり意図が読みきれず、未だシンデレラは混乱しているようです。
「ああ、やはり間に合わなかったわね。ごめんなさい、ゲルダ。私もあなたに委任しておきますわ。…………あなた任せにして、ごめんなさい。いま、考えをまとめてるの。……もう少ししたら、私なりの考えをお話します」
>>196 シンデレラさん
「ああ、そうだったのですね、変に勘違いさせてごめんなさい」
ちなみに娘はマーシャのことで、シンデレラなどは名前表記や「美しい姫君」などと書くつもりである。
読みにくいのであれば意見をくれると助かるのだ。
そして、娘は段々眠くなってきた
「乙姫さまが対抗非対抗を回す可能性も見込んで、投票はゲルダさんに委任させていただきます
明日もはやいので…おやすみなさい…」
なんだ、まだちゃんとした投票先は決まってないのかい?
なんと、両方の占ない先も決まっていないのか・・・。
先が思いやられるね
夜は彼らの時間帯だというのに。まぁいいだろう。
>>120 シンデレラ
おや、安易に自分の職を言ったと思われたのなら申し訳ない。
しかし、初日に「能力者」が死んでしまうのはいささか問題があるんじゃないかい?だったら、無能力者つまり「村人」が名乗りを上げるのは安易であるかもしれないが、勇敢とも受け取って欲しいものだな。まぁ、私が本当に村人かなんて誰も証明出来ないがね
>>142ドワーフ
犠牲的ねぇ・・・。私はもうかれこれ2回も死んでいる。
あまり死というものには抵抗がない、君だけではないと思うが死ぬのが怖いだろう? 能力者が食い殺されるのはそりゃあ私も悲しいことだが、投票で自分たちで殺してしまうのもおかしい話だろう。
だから、自ら名乗り出たわけだが、これを臆病者というのなら、笑ってくれても構わないよ。
"占う先を間違えないようにしなくちゃ…"
シンデレラはいそいそと準備をします。
一度はこなしたこの準備も、まだまだ慣れないシンデレラ。その眼は正義の炎に、蒼く、燃えているのでした。
"ピーター、あなたは、ちゃんとヒーローなの?"
ああ!危ない、眠りかけていた
【乙姫の処刑は確認した】よ
粛々と決行させていただこう
何しろ今まで動こうともしなかった村人たちも、協力的になっているからね
彼らがどういうつもりなのかは知らないが、せいぜい上手く利用させていただこう
そうそう、これはあくまでも仮説だが–––
昨晩の笛について少々考えたことがあってね
一番の疑問、笛吹き男が狼でないならば“アレは誰が置いた”の?って話だ
笛吹き男に罪を着せるとしても、屋根の上にいた彼からこっそり掠め取ってこないといけない
これができそうなヤツは、ツバメが言っていた>>134以外にももう一人いるではないか?
そう、ルーフェ本人だ
あの小娘は何やら色々な能力を持っていたようだし、それこそ笛吹き男本人を洗脳して自発的に渡させてもいい
まあ、あくまで仮説だがね–––
ところで地味に我、処刑場に呼ばれてるのだが、我は行かんからな。
我ったら心の底からネバーランドの住人であるからにして。
処刑の光景はキャプテンフックだけで充分よ。
さて、シンデレラとやら。
聞けばどこの国より出でし灰被りの姫。
貴殿がガラスの靴に相応しきヒロインであるか。
貴殿が我を覗くとき、我も貴殿を見定める。
来るが良い。
昨晩の海賊亡霊、フックんとは一味違うぞ。
>>206 渡り鳥の君
・・・、お休み、
もし、君も私も共に明日を迎えることが出来たのなら少し、話をしよう。お守り代わりとは言わないが、君が本当にあの「ツバメ」なら今から渡すものが何か分かるだろう・・・。
そうなのですか!
ゲルダさんが今はしっかり纏めてらっしゃるけれども、もし急に居なくなって、もう一人が何人も出てきたらどうしよう……って思っちゃってました……
さて、少々本日は不甲斐ないところを見せてしまったな。
この壮年のピーター、明日よりしかと貴殿らの動向、見定めさせてもらうとしよう。
さて、ともう私は寝るね!
乙姫ちゃんが声の聞こえないところにいるみたいで、返事がないのがとても心配なのだけど、もう寝ないと明日に響いちゃうから、おやすみなさい!
投票はバッチリだからそこは安心してね。
──笛。
まず一番はじめに目に付いたのはそれでございました。
その持ち主はおそらく一人……ハーメルン以外いらっしゃらないでしょう。
ルーフェの殺害方法はその笛でございました。
「ハーメルンは、狼ではないと思いますわ」
私は思うままに言葉を吐き出しました。
「もし彼が犯人であるならば、殺害方法に笛を選ぶのでしょうか。……わざわざ、凶器でもない笛を。
私なら絶対にそんなことは致しませんわ。疑いの目が自分に向くのは明白ですもの。
私には彼が、狼の策略にはめられた被害者に見えてなりません。……狼が狂人やハムスターを見抜く力がないのなら、彼がそうではないとは、いえないのですが」
私の声は、僅かにうわずり、震えておりました。これから行うのは、選別でございます。1度"間違えた"私は、また間違えてしまうことが、恐ろしかったのでございます。
「……私は少なくとも今朝のことを理由に、彼を占うというのは、間違ってると思うのです」
そして、次に気なったのは、ターリアのことでございました。
「ターリアは、ハーメルンを疑っているのね……」
いつかの聡明な彼女を思い出すと、それは些か不可解にうつりました。彼女の疑いはまるで盲目的で、まるで"ハーメルンにわざと疑いを向けたい"ように映ったのです。
「私は、ターリア、あなたを占ってほしいと思います。どうしても、あなたが彼を疑うのが、気になってしまうのです」
これがルーフェの用意した舞台と言うなら、きっとハーメルンに疑いの目を向けることも、彼女の演出の一つなのでしょう。演出通りに動く彼女のことが、どうしても私には気がかりでした。
いやな想像が、私の頭をよぎりました。いいえ、いいえ、彼女は本当にただ皆を助けたいだけなのかもしれないのです。現に彼女は、処刑に否定的だった一人でした。……私は、自分の想像が、単なる妄想に過ぎないことを、ただ祈りました。
「あと一つ、とても気になることがあるのです」
私は、大きく深呼吸を致しました。寒くないというのに、指先は凍るように冷えております。
>>96
「オスカー、あなたに一つ聞きたいことがあるの。あなたはおっしゃいました。『申し訳ないが私は会議の時間には席を外さなければならない。戻って来た時の結果を楽しみにしておくよ。』と。
会議とは、今日の処刑者を決める話し合いのことを指しているのですよね。
でしたら……★一体何を楽しみにしているというのです?」
私の声はきっと批難の色を強く残したことでしょう。私はこの村に来て初めて他人に敵意を向けました。
「私は、彼を疑っております。ただ、彼が狼やハムスターが、あえてここで自身を"村人"と称するかは、分かりませんけれど……。
不確定な情報ばかりしかない今、私が処刑者を決めるならば、それは────オスカーでしょう」
このように、人を攻撃することに、罪悪感を覚えるようになったのは、いつごろからでしょうか。すくなくとも、王妃になってから、こんなに人に敵意をぶつけたのは、初めてのことでありました。
>>218 オデット嬢
☆何が楽しみか、か・・・。
そうだな無論、処刑者の名前が並ぶのを確認するのも楽しみだが。
そもそも、決まるのか 決まらないのか ということも楽しみの一つだったな。
君の事を非難する人は少ないのではないか? 現に私は二人から非難?されているしな、何か事件があれば人というのは攻撃的になる。君は何も間違っていることをしているとは思わないよ。
回答はこんなものでいいかな?
そこまで言い切って、私は目眩を覚えてしゃがみこみました。
まだ私は意見を述べなければならないのに、どうしてかそれ以上なにかいおうとはとても思えませんでした。
今日の処刑は、乙姫のようでした。ひどい疲労感に包まれているというのに、私の意見は到底遅く、決定に何一つ影響を与えることはできません。
「……わかりやすいように、まとめておきますわね。
私、オデットは、【ターリアを占いたいと思っていて】、【処刑するならばオスカーであってほしかった】と思っています。【ツバメは白く、ハーメルンは少なくとも非狼でみております】」
オデット嬢・・・。それは違うよ?
飽くまでも、今日は。この世界の今日は4時まで、だ。
何か発信した瞬間からそれは「意見」になる。
この世界は日付が変わるまで何が起こるかわからない世界に変わってしまった。
もしかしたら、私が処刑される未来も未だに残っているのだよ?
勇敢ではないか、疑われる可能性があるのに。
何かしら思うことがあったから発言したのだろう?
私はそれでいいと思うよ。
>>222 オデット
なるほど、この状況を楽しむ姿は 飽くまでヒーローではない。
人が死ぬ、もしくは困惑している姿を楽しむのは悪魔の所業ではないか。
とそういうことなのかな?
まぁ、これはそう問われたから言える言葉ではあるが、今この状況を悲観して何が生まれる?私はこの物語でさえ無能力者だ。
もちろん、銅像の時もだった、が。
いやしかし、銅像の時でさえも、私は他者をたぶらかし、自分の意のままに操り、あまつさえ殺した。
これを悪魔の所業と言わずとして、なんと言う?
そう、私は自分の事をヒーローとなんかこれっぽっちも思っていない。まさしく、君の言う通り、私は悪魔に近いだろうね?
君の言うことは100%正しいよ。
疑惑を確信に変え、オスカーを見据えたとき、差し出されたのは白く甘い匂いのするカップでございました。
彼を疑う私に、差し出されたのは労りの言葉と甘いミルク。
カップは、ヒーローの思いやりでしょうか、悪魔の誘惑でしょうか。私の中に再び小さな迷いが生まれたのです。
困惑と共に彼を見つめますが、私にはフードに覆われた彼の表情を汲み取ることはできませんでした。
>>223
「ヒーローでないと、ご自分でそう仰るのですか……」
私は他にことばが出ませんでした。私は、彼の物語を知りません。彼が何をしたか、仕出かしたのか、知るすべはございません。けれどもその言葉のいくつかは、私にとっては深い共感を呼ぶ言葉でもあったのです。
「い……い、りませんわ、あなたから、何か頂くわけには参りませんもの!」
結局、私はそれを拒みました。悪魔の誘惑に負けた人の末路を、私はよく知っておりましたから。
私は逃げるように、足早にその場を離れました。
どうしてでしょう。胸がこんなにも痛いのです。
…申し訳ない、です。疲れていたようで、顔を出せずにいたの。
状況は確認してる。乙姫さんを処刑するのね。…彼女は能力のこととか、何も話していないのが気にかかるけれど、仕方ないでしょう。
わたしも、明日はもう少し話せるようにする。
>>224
おや、拒まれてしまった・・・。
まぁ、致し方のない事か・・・。得体の知れないものからの施しはさぞかし恐怖だろう・・・。
すまないな、私は何も持っていない。施す事と使役する事しか知らないんだ・・・。
私はヒーローではない。私の物語のヒーローは「小さな小さなツバメ」私は飽くまでもただの銅像だった者・・・。
しかし、今日も冷える。
[受け取られなかった、もう、冷めてしまったカップの中身を私は飲み干した]
甘い物も幸せを運んでくれる。
それが善か悪かは私には分からないが・・・。
さあて、いよいよ処刑の時間だ
俺が担うと宣言したが、どうやらここの村人たちがやってくれるらしい
これまでの無関心っぷりをみると、どういう風の吹き回しかはわからんが、やると言うなら任せよう
ただ、担うと宣言してしまったからには最期まで見守る義務があろう
俺は乙姫を村人に引き渡し、かの女の最期を然りと見届けよう
ネコの旦那や共鳴のゲルダ、ツバメもついて来るならば、付いてくるがいい
もう夜が明ける時間だ
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