1794 【RP村】Bite the Bullet.【異能/サイキックバトル】
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── 岩山 ──
博士曰く、脳みそが溶けるような感覚に陥る、と。
[手に携えた首輪をリュックから取り出し、腰のあたりにぶら下げると、いよいよ戦闘態勢に入った。事前の検証では、首輪を嵌められると集中力が乱されるのか、異能の発現が非常に不安定となる結果が得られた。能力なしでは合金製の首輪を自力で壊すのは相当な力が必要となってくる。常人では難しいだろう。]
とはいえ、こいつの出番はないかもねー。
おー、こわいこわい。
[アーネストがド派手に大地を削りながらターゲットを追い込んでいる。抉れた大地を見下ろす格好で配置につくと、リュックの左ポケットの口を開ける。元々下向きに作られた口を開ければ、バラバラと弾丸が足元に散らばるのだった。]
それじゃ、俺ちゃんは姉御のメラメラに巻き込まれないようにここから援護射撃でも始めちゃいますかね。
まずは足でも吹っ飛ばしてやりますか。
[一息の間目を閉じれば、散らばった弾丸が宙へと浮き始める。目を見開けば銀の光が宿っている。腰のホルダーから取り出したマシンガンのトリガーを引けば、弾丸たちは螺旋を描きながら目標へと飛び立っていくのだった。*]
( +40 ) 2017/07/05(水) 22:07:48
─ ユウヅキへのメモ ─
『ユウヅキへ
俺の異能について記しておく。
俺の異能は引力や斥力を操作するものだ。
効果範囲は接触、または投擲物。
ただし、投擲物へは数秒程度しか効果を発揮出来ない。
効果範囲を視界にすることも出来るが、
これは消耗が激しいため滅多に使わない。
以上だ。
裏づけが必要ならノエルに聞け。
アイツは俺の異能を昔から知っている。
他に聞きたいことがあるなら後で聞きに来い。
…だが俺のことよりも先に、
貴方がここへ来た目的を達成して欲しい』
( 42 ) 2017/07/05(水) 22:13:55
『村にも例の犯罪者の被害が出た。
貴方が危惧していたメロスの能力の発露も確認した。
俺は宣言した通りに村内のことを何とかしようと思う。
だから、貴方には犯罪者を捕縛して ─── 裁いて欲しい。
貴方と同じく、大切なものを踏み躙られた者として願う。
法に携わる貴方の心にある正義を信じている。
ハロルド』**
( 43 ) 2017/07/05(水) 22:14:09
…………?
そうか。
[重ねての否定>>39に僅かに違和感を持つ。
記憶にもなければ自身に発現した異能のことも忘れているのだから、元より自分が原因とは思っていなかった。
しかしそれを追及することはなく]
[ライザの強引な歩み>>40に引かれるようにして歩く。
言葉での抗議が聞き入れられなくても強く振り払うまではせず、結局目的地までそのまま歩くことになる]
( 44 ) 2017/07/05(水) 22:21:33
え?
[その途中、ライザが振り返らぬままに発した問い>>41。
僅かな沈黙の後、ぽつりとした声で答えが返る]
……わからない。
スラム街で生きるってことならNOだ、でも――
もしももっと豊かで、欲しいものややりたい事が自由に叶えられる世界に行けるならって、考えたことはある。
[ドーム上層の暮らしは無能力者にとって遠すぎるもので、実際にどうであったかはわからない。
それはあくまで夢想でしかないものだろう]
多分、どっかではわかってるんだと思う。絶対届かないからこそ、無条件に羨みも憧れも出来るんだろうって。
( 45 ) 2017/07/05(水) 22:21:54
それにさ、なんだかんだ言っても、21年生きてきた村だ、愛着はある。
土地にも、人にもさ。
[そう言って、薄く笑みを漏らした。
不便だし、娯楽もないし、気候に異常があれば食うにも困るような生活だ。
それでもどうにか支え合い共に生き抜いてきた人々を、そう簡単に切り捨てられるものではない]
それに、羊たちを置いていくことなんて出来ない。
飼い主にとっては可愛いものなんだ、あれでもさ。
[何れ食糧として消費する運命ではあれど、羊飼いは羊へ確かな愛情を注いでいた*]
( 46 ) 2017/07/05(水) 22:22:33
……ああ、絶対。絶対戻ってくる。
[彼はベッドを起き上がる。
……そしてその時、かさりと自分の手の中にその紙があるのにようやく気づいた>>42>>43
涙を流していた時も、苦しんでいた時も、エイミーをなでていた時も
ずっとずっともう片方の手を握りしめるのを解かなかったのは…ハロルドの思いに無意識に答えていたからか、それとも自分への諦めがつかなかったからか]
……裁いて欲しい、か。
……正義…か
ははは…僕の中にあるのはそんな大それたもんじゃない
[……その目に、再び闘志の火が燃えた]
任せろ、こちらは。必ず裁いてやる。
僕のプライドを傷つけたヤツに
ベリティを、村を傷つけたやつに
然るべき罰を下してやる!!!
( +41 ) 2017/07/05(水) 22:26:31
[ユウヅキは水の気配を頼りに奥の倉庫へ向かうと>>1:23
タンクをひとつ開け放った。ドドドという音が立って、大量の水が地面に落ちるが…全てが一つの大きな犬の姿に集まってくる。タンク一つ、全て使って生まれた巨大な水獣に跨る]
[エイミーに、振り返る。 ……ニッと笑った顔と、その真剣な目が彼女を見下ろしていた。それは見下しではなく…信頼の目だった]
水、また返しにくるから。
また……後で。
料理、楽しみにしてるな
[彼は巨大な忠犬に乗り、機材を壊さない配慮のためか
裏手からテントを飛び出していった。
残されたタンクは、空っぽだった]
( +42 ) 2017/07/05(水) 22:28:26
[ハロルドの返答を聞き、考え込む。>>34
点と点が緩やかにつながっていく感覚はある]
液体、か。
ただの液体じゃあなさそうだな。
もしや、薬品か? やつの行っていた実験の成果?
……そうしてその実験とは、……“異能力の開花”に関するものだった、というわけか?
[ふう、とため息をひとつつく。
だとすれば確かに能力者を狙った理由については謎めいて思えるか……?]
能力者にその液体だか薬品だかの効果がどう及ぶか試してみたかっただけじゃないのか。
ユウヅキを暴走させた件といい、
追われてるというのに悪知恵だけは働くみたいだしな……。
[もっとも、ただの推測に過ぎないが]
( 47 ) 2017/07/05(水) 22:31:37
[走れ、走れ、走れ]
[どこまでも早く、どこまでも…!]
[水の忠犬に、ユウヅキは命ずる。音のした方へ。
音のなった方へ、エネルギーの感じる方へ!!!]
[僕の力は、水を操る力。
不定形なものに、形を与える力。]
[形のないものに、意義と、意味と、役割を与える]
[たどり着いたのは、トレインの目の前>>+40
あの岩山だった。]
( +43 ) 2017/07/05(水) 22:31:54
…………。
そうか。
[振り返らずに口にする]
俺は、お前がこの村に住むことを選んでいると思っていた。
もし、力があったなら……
お前は何になりたかったんだ?
( 48 ) 2017/07/05(水) 22:34:22
もし。
お前がドームに来たいなら……
……………………
[ライザの言葉は、続けられた言葉>>46に途切れた]
お前は、羊飼いだもんな。
[ライザは、ようやく振り返り、メロスに目を細めた]
お前が愛情を持っているのは、知っている。
[すぐ前を向き、表情は元に戻る。
そのまま、テントに辿り着けば中に入ろうとしただろう]
( 49 ) 2017/07/05(水) 22:35:44
[アーネスト達は居なかったが、医療機器に分析機器>>36と様々なものが置かれている。
ライザは、それとなくメロスを医療機器で診て貰うように誘導するつもりだったが、ハロルド達が居たならば、それはどうなったろうか?*]
( 50 ) 2017/07/05(水) 22:36:23
闇商人 ライザは、メモを貼った。
( A13 ) 2017/07/05(水) 22:38:52
[誰かが、ドンパチやるのが聞こえる。>>+29>>+30
それに対抗しようとするエネルギーは、自分が感じ取ったそれと全く同じものだった]
……いつかぶりだな、ヤンキーエージェント
[攻撃に転ずるトレインに声をかける。>>+40
獰猛な水の忠犬が、ユウヅキを下ろし
ドンパチへの加勢に向かう。 ………そして]
あいつを、あのクズを!!止めさせてもらおう!!!
拒否権は無い!!!
[真っ赤になった目で、岩山地帯を『境』内にぶち込む!!!]
『空間制御能力!!! 対象はあのクソ野郎!!!』
『目的、能力の完全封鎖!!! 及びに移動妨害!!!』
『能力発動まで、あと15分だ!!! 生き残って見せろ!!!』
[真っ赤に染まった目が、身体の負担を無視して空間を染め上げる。赤く、紅く、明く。*]
( +44 ) 2017/07/05(水) 22:41:08
捜索人 ユウヅキは、メモを貼った。
( a10 ) 2017/07/05(水) 22:47:32
……選んでは、いるさ。
でも……もしも生まれつき力があったなら、初めから生きる場所が選べていたとしたら、どうだったかはわからない。
[それはこの村に居る多くがそうだろう。
全てに納得し受け入れた上でこの村に居るなら、異能者への嫉妬が生じることもない]
[そこまで考えて、自分はこれと似た会話を、何処かでしていたような気がした]
( 51 ) 2017/07/05(水) 23:01:57
[もしも、の問い>>48に答えるまで、少し間があった]
わからない。
何になりたい、ということではないんだと思う。
多分、『豊かで見下されることのない暮らし』みたいなものかな。
[それはやっぱり夢想でしかない答え。
そこに渇いた笑い声と共に言葉が付け加えられる]
だってさ。力があるものは何になれる? 何が出来る?
おれたちは、それを知ることさえも出来ないんだ。
[ドーム下層には弱い異能者は居ただろう。
しかし彼らは虐げられる側でもあり、更に上層の異能者は接触すらも難しかった。
自分がその世界に行けるはずもないのだから、知る必要も特に感じなかったが]
( 52 ) 2017/07/05(水) 23:02:16
おれが、ドームに?
[ライザ>>49に怪訝な顔をしたが、その言葉はこちらの発言に途切れた。
振り向いたライザは目を細め、常より柔らかな表情をしたように見えた]
……そうか。
[ほんの少しだけ、気が抜けたように表情を緩めて、ライザに頷く]
( 53 ) 2017/07/05(水) 23:02:38
── 岩山>>+30 ──
[燃え盛る腕は、犯人の男の腕を取るも、エネルギー体に包まれている為、双方の異能のエネルギーが融合するよう膨れ上がり場に集積する。]
いいねェ、いいねェ!
[煌めく球体に絡む炎。
生と死を分けるラインに、ぐんぐんと近づいてゆくのを感じる。
もっと、もっとと言うように、スリルジャンキーめいて炎を注ぎ込む。]
(ちーっとばかり、熱いか。)
[それでも、愉しげに唇を歪め──]
( +45 ) 2017/07/05(水) 23:02:46
[破裂音のようなものが響いたのはその時だった。
ライザがこちらの手を引きテントへ入ろうとしていたなら、その手を強く弾くような動きとなっていただろう]
ぐっ……
……が、あっ……!
[呻き、右手首を押さえるメロスの身体は、急激な帯電を示すようにバチバチと音を鳴らしていた。
昏い色合いの瞳がぎろりと動き、救護テントを見据える。
このまま中へ入れれば、制御を失った電撃が、電子機器の多いテント内で暴れ回ることとなろう*]
( 54 ) 2017/07/05(水) 23:05:38
[螺旋を描く、無数の銃弾>>+38。
犯人の男が急上昇/同時、花咲くように炸裂が起こる。
アーネストも急加速に引っ張られ、急上昇。
そこへ、更なる乱入>>+44。
空間制御能力が、一帯に掛けられたのを肌感覚で気づく。]
く、くくく……いいジャン♥
いいよ、いいよ、いいよォ!
じゃァ、ひとつ見せてやろうか……!!!
[片手を眼前に広げ、アーネストはパイロキネシスを裡から溢れさせた!**]
( +46 ) 2017/07/05(水) 23:14:47
エースサイキッカー アーネストは、メモを貼った。
( a11 ) 2017/07/05(水) 23:16:37
―― テント ――
[先に運ばれていた村人やエイミーはポッドに入れられ治療を受け始めている。>>35]
操られていた村人を止めようとした、か……。
[エイミーの勇気は称賛に価すると思う。なかなかできることではない、と。
だが彼女の思いは結局打ち砕かれた形だ。
より強い力によって。
メロスがエイミーを巻き込んだのが故意か否かは定かではないが……]
( 55 ) 2017/07/05(水) 23:19:51
薬品か…あり得るな。
ユウヅキは奴に『異能を強制開花させる能力』があると推測していたようだが、薬剤によるものである可能性も大いにある。
異能には後天的発露をするものもある。
それを誘発出来るか、確かめようとした可能性はあるな。
異能者にも効果が在るとなれば、複数の能力を得たいと思う者には喉から手が出るほど欲しいものになるだろうよ。
性悪な行動ばかりする奴だ、良いようには使うまい。
[ノエルの推測>>47を聞き、思いつく限りを口にする。
早く捕縛して欲しいと言う想いは、岩山へ向かっただろう特殊チームへと向いた]
( 56 ) 2017/07/05(水) 23:19:55
─ 救護テント ─
[怪我人が全て医療ポッドへと収まればあとは機器任せとなる。
彼らを運んできた村人達の中には救護テントを立ち去る者達もいた]
……他に異変が起きていないか確かめないとな。
[メロスのことも気になるが、ライザがついて行ったのもあってあちらに任せようと考える。
現状、優先して解決すべきは操作系異能者の特定だ。
また先程のように被害が出てしまわないように]
( 57 ) 2017/07/05(水) 23:20:05
[テントを出ようとすると、丁度ライザが入ろうとする姿が見えた>>49]
ライザ。
メロスは ─────
[どうした、と聞きかけて、何かが爆ぜる音がした>>54。
嫌な予感がして手の中に斥力場を発生させる。
ライザと音がした方を注意深く見遣った*]
( 58 ) 2017/07/05(水) 23:20:12
農夫 ハロルドは、メモを貼った。
( A14 ) 2017/07/05(水) 23:21:41
[異能者であるライザは、メロス>>52に寄り添うことは叶わない返答だった。
既に持っている者は、無い者の立場で語ろうとも心には響かないだろう]
(もし、お前がドームに来たいなら)
[その先は、言葉として落とされることは無く。
メロスの手を握っていた手>>54が、バチンと弾かれ痛みが走った]
( 59 ) 2017/07/05(水) 23:30:05
― 救護テント ―
[こちらの視界に、丁度テントから出ようとした所のハロルド>>58が映る]
お……マエは……
[濁った瞳がハロルドを捉えた]
アアアッ!!
[押さえていた右手を振り上げる。
全身の帯電から、電圧が右手へ集中するのが、放電の動きでわかったかもしれない。
メロスはそのまま、ハロルドが居る方向へ――テントの中へ突っ込もうとする*]
( 60 ) 2017/07/05(水) 23:36:49
[ゴオオオオォォアァア!!]
っ、すごい熱量だなこれは…!
殺してくれるなよ!エージェント!!!
[アーネストから放たれたパイロキネシスが>>+46、
再び一帯を焼き払いエネルギーの球体がそれに対抗する。
凄まじいエネルギーのぶつかりあいにユウヅキが感じたのは…殺すのではという焦りでも、自分の感じた熱量に対する恐ろしさでもなく……]
さぁ、あと12分だぞ!!!どこまで足掻ける!!!
[残虐なまでの、純粋な、無邪気な
『捕まえる』という意思だった]
[子供のように目を輝かせて、
純粋に、ただひたすらに『捕まえる』ことだけを、
考えていた]
[空間が完全な朱に染まるまで、あと12分*]
( +47 ) 2017/07/05(水) 23:37:12
[ここまで来たのに。
やはり何か。
ライザの脳裏を過ぎる思考。
その時、ハロルドの声>>58が、現実に呼び戻すように聞こえた]
…………何でもない。
[メロスの姿を見せないように身を動かすが、それより先にメロスの姿は見えてしまっただろう。
見てしまい、何か言おうとするならば、眼光強めハロルドを見たか*]
( 61 ) 2017/07/05(水) 23:37:14
[焼かれた大地にいた水の忠犬は、エネルギー体と同じく炎に包まれ、跡形もなく蒸発する]
[ところで、ご存知ではあろうが。
水は液体、気体、固体の三つの姿を持つ物質である。]
(……シュルン!!!)
[だから、一度焼かれて『気体』になった所で、
役割を与えた今、完全に消滅するわけがない。
気体に戻っても、即座に元の体を取り戻し、
アーネストやトレインの攻撃を回避しようとした先で
牙と爪を研いで、待ち構える!!!**]
( +48 ) 2017/07/05(水) 23:41:41
[空間や次元に影響を感じさせるほど、強い異能が渦巻く]
っ
やめろ、メロス!
[ヒュッと手元に重さを感じる。
そこそこの重さのある金属製のがらくたを空間から取り出した。
それを、放たれるであろう右手>>60の軌道の先へと投擲しようとしたが、メロスが帯電したまま拳を振り抜いた場合は意味のない行動となるだろう*]
( 62 ) 2017/07/05(水) 23:42:56
─ 救護テント ─
[何でも無いと言うライザ>>61とは裏腹に、メロスの様子>>60は異変の一途を辿る。
振り上がる右手、それを見て反射的に両手を前へと突き出した]
ばっ………かやろう!!
[突っ込む体勢になったメロスに対し、それを妨害するように自分の目の前、ひいてはテントの入口を覆うように斥力場を広げる]
お前、中に居る連中を殺す気か!!!
[運び込んだ者達は今医療ポッドの中にいる。
メロスの右手へ集まる雷撃がどんな影響を及ぼすか、想像に難くなかった*]
( 63 ) 2017/07/05(水) 23:43:34
―救護テント―
[ユウヅキが持つ紙には何か、彼の闘志をたぎらせることがあったようだ。>>+41
先までの、幼げにすら見える彼とは打って変わって、今はまっすぐに立っている。
多分、今のユウヅキをみればベリティも喜んで応援するのだろう。
娘はベリティという少女をよく知らないから、そんな感想は胸の内に留めておく。
しばらくして倉庫の方から大きな水音がした。>>+42
どんどん集まって形作られていく水獣を眺めていると、胸がつきりといたむ。]
( +49 ) 2017/07/05(水) 23:53:05
[力が欲しい。
成したい事を成せる力が。
その想いを顔に出す事はなく、ユウヅキの雄姿を見上げる。]
ええ。
またあとで。
[真直ぐな瞳にはやはり信頼と、尊敬の眼差しを返した。
ユウヅキの姿が見えなくなってからふと気づく。
ずいぶん丁寧にでていったものだ、と]*
( +50 ) 2017/07/05(水) 23:53:16
五月蠅い……!
[静止の声が響く。
それに耳を貸すことなく拳を振り抜こうとするが、それは金属製のガラクタ>>62との間に通電し、激しく火花を散らした。
直後、拳はガラクタへ激突し、次いで見えない壁>>63に阻まれた。
その身は何かに強く押し返されたように跳ね返り尻餅をつく]
邪魔をすルな……。
おれノ、力……止めさせハしない……!
[ハロルドの叫びは耳に入ってはいない。
素早く起き上がると、両手を天に掲げるような動きをする。
加減せず振り抜いたためだろう、右手の拳は砕け、血に塗れて歪にしか開いていなかったが]
ハアッ!
[両手の上に、電気を帯びた球体のようなものが現れる。
それは妨害がなければ、テントへ向け投げ付けられるだろう*]
( 64 ) 2017/07/05(水) 23:56:42
[ハロルドが思いつく限りの推測を並べれば異議は挟まずにふうっとため息をつく。>>56]
……。
たとえ暴走するリスクがあったとしても欲しがるのかね。
いや、そもそもリスクのことなど隠そうとするか……。
人のよさそうな顔してるくせに性悪だものな。
[複数の能力を得られれば。
それはノエルも考えたことがあった。
だが、今の己にとっては過ぎたる願いだ。
そうノエルが思ったところで、
ちっぽけだが確かな絆より、派手な力をよりどころとしたがる者のなんと多いことか。
もちろんその状況を自分にいいように利用している犯人は許すことができない]
( 65 ) 2017/07/05(水) 23:56:55
[テントの中はそれなりに快適な環境が整っているようだった。
医療ポッドが並び分析機器があるブースとは別に、
純然たる休憩所、と思われるブースもあるようだ。
大きな机の周りに何脚かの椅子が用意されており、
机の上には救急キットも置いてある。
怪我人を運んできた村人たちの中にはテントを立ち去る者もいれば、>>57
椅子に座りいくばくか休憩している者もいた。
くつろぐ面々を横目にノエルは、]
……特殊チームはどこに行ったんだ。
[呟く。
薬品らしき液体入りの銃弾の残量など知る由もないから、
ぐずぐずしているとまた被害が出るのでは、ということを危惧していた。
メロスや操作系能力者のことも気がかりだが]
( 66 ) 2017/07/05(水) 23:58:08
メロス。
その力をそれ以上……
[ライザが見るところ、メロス>>64はハロルドに過剰に反応している>>60ようだった。
ライザの視線がハロルドに向けられた。
原因だ、と]
…………ハロルド、悪く思うな。
[ハロルドに聞こえないくらいの声で小さく呟いた。
ライザは、ハロルドに味方するようにハロルドの方へ近づく。
そうして、手元に避雷針代わりのブレードを取り出すと、向けられる電撃の球体に、顔色を悪くしながらも投げようとしたか。
メロスの体を、これ以上壊さないよう、球体が投げられるタイミングで投げようとするだろう]
( 67 ) 2017/07/06(木) 00:14:32
[その直後。
ライザは、ハロルドの間近から、胸元と腹部を切り裂く軌道で、外套の下で腕に装着していた武器を展開し振るう。
それは、普段は腕輪の様にも見えるが、展開すると鋭い刃が伸び、腕を振るう軌道の物を切り裂ける。
ハロルドを庇って飛び込んでも大丈夫なノエルが居ない限り、または斥力を発生させたり武器で防がない限り、深い傷を負うだろう*]
( 68 ) 2017/07/06(木) 00:19:27
―救護テント―
[ひとりになって落ち着けば、気になるのは村の方。
先ほどジェイク達がポッドにいるのは見ていた。
ある程度は収束したのだろう。
しかし、ジェイクを操ったらしき能力者の姿はテントのどこにもなかった。]
まだ見つかってないのね。
[犯人と能力者は同一なのかもしれないとも考える。
そんな折のこと。]
( +51 ) 2017/07/06(木) 00:22:48
あれ。
この子置いてったの。
[テントの隅に見覚えのある半球体がいた。
今は眠って――もとい、電源がおちているのだろうか。
おもむろに手を伸ばし、つるつるの頭を撫でてみる、と]
っわ、
[軽快な起動音をたてて半球体は目を覚ました。]
おはよう?
ええと、私、エイミー。
よろしくね?
[どうやら半球体はポルポというらしい。
握手代わりにもう一度、ポルポの頭に手を触れた。]*
( +52 ) 2017/07/06(木) 00:23:20
闇商人 ライザは、メモを貼った。
( A15 ) 2017/07/06(木) 00:24:43
不機嫌 エイミーは、しばらくポルポと戯れている。**
( a12 ) 2017/07/06(木) 00:26:05
どうしたものか……。
[なおも考え込んでいると、バチバチという何かが爆ぜるような音が外から聞こえた。>>54
くつろいでいた住民の顔色が悪くなっていく――が、
下手に出ていけば巻き込まれると判断したのか皆テントにとどまったまま]
…………。
よーしそのままでいろよ。
[全員が落ち着いたのを確認した頃。
誰にともなく呟きながらノエルは外に出た。
そして見た。
力が発言しているとしか言いようのない状態を。
メロスが掲げた両手の上に電気を集めたかのような球体が現れているのを。>>64]
( 69 ) 2017/07/06(木) 00:33:56
どうして……ドウシテ……。
[思考が混濁し、捻じ曲げられる。
自分は強大な力を振るうことが出来るのだと、今のメロスは認識している。
それなのに、村を護るためにここへ来たハロルドに、人を護るために力を使ったハロルドに、
――自分は絶対に追い付けないのだと感じていた]
何が違う……何を間違ッタ……。
【何も間違っていない】
【お前は悪くない】
【だから壊せ。壊して手に入れろ】
[まるで煽動するような声が、頭の中で響く]
( 70 ) 2017/07/06(木) 00:39:04
[ライザの声には反応をしない。
ただ、電撃球が飛んできたブレード>>67に阻まれ弾けるのを見て]
何をすル……おマエも邪魔者カ……!
[ハロルドへ刃を振るうライザ>>68は、何を思ってのことか。
異常を来たした精神は思考を放棄し、ただただ両者とも邪魔者を見做していた*]
( 71 ) 2017/07/06(木) 00:39:26
[斥力場とメロスの拳の間に投げ込まれた金属製のもの>>62。
何かまでは判じ得なかったが、それとメロスの雷撃が合わさり、激しい火花が散る>>64。
ハロルドは僅かばかり眩しげに、前髪の奥で目を窄めた]
ちぃっ……!
聞く耳持たずか!
[明らかに正気を失っている姿。
言葉も届かず、メロス自身の右手が砕けて悲惨な状態になっているにも関わらず、メロスは攻撃の手を止めない。
天に掲げた両手の上に、雷球が現れる]
いい加減に……しやがれ!!
[テントへ被害が及ばぬよう、一時斥力場でテント自体を包み込み、ハロルド自身はその外へと飛び出す。
雷球が放たれる前にライザがこちらへと近付き>>67、放たれると同時にブレードを投げつける様が視界に入る。
その隙を縫いメロスへと近付こうとした時]
( 72 ) 2017/07/06(木) 00:41:26
──── !?
[間近でライザの腕がこちらへと向いた>>68。
薙ぐ腕に合わせ、外套の下から刃が伸び来る。
ハロルドは咄嗟に左腕を掲げ防御に回したが、防具をつけているわけでもない。
胸を庇うことは出来たが、掲げた左腕と腹部の一部を斬り裂かれた。
鮮血が空中を舞う]
かはっ……… ──── ライザ、お まえ…!
[苦悶に表情を歪めながら、それでも追撃を危惧してライザへと蹴りを放った。
当たらずとも距離が取れれば重畳、一呼吸おくことが出来る]
( 73 ) 2017/07/06(木) 00:41:36
ふざけんじゃねぇぞ!
メロスを止める気無ぇのか!!
[右手で左腕の傷を抑えながら、ライザに怒号を飛ばした*]
( 74 ) 2017/07/06(木) 00:41:43
── 岩山 ──
[突如、救護兼確保用の常駐テントの方からも見える岩山が、地響きを立てた。
見れば、岩山の一部が吹き飛び、崩れ、姿を変えている。
そこでは、煌めく光に溢れる様な赤い光などが乱舞する様に踊っているだろう。
そうして、そのうち救護のカプセルの方ではユウヅキが抜け出し、更には、奥の倉庫>>1:23から水のタンクがひとつ空となっている。
また、エイミーが、ジェイクを操った能力者と、連続異能暴走事件の犯人が同一犯かもしれない、とも考えていただろう。*]
( 75 ) 2017/07/06(木) 00:43:23
エースサイキッカー E・E・Eは、メモを貼った。
( A16 ) 2017/07/06(木) 00:45:12
[ハロルドの、追撃を危惧した蹴り>>73を、ライザは武器の腹で受け止め、その反動を持って後方に下がる]
……俺は。
お前の能力は、こんなテントを壊すことに使われるべきではないと思っただけだ。
[ライザは、感情を滲ませずメロス>>71に口にする。
邪魔者ではないと暗に伝えるようにか]
( 76 ) 2017/07/06(木) 00:51:50
[メロスを止める気>>74はあるだろう。
それでも、ライザはそれより優先することがあった]
メロスの激情はお前に向かっている。
今、お前を倒せば、メロスは落ち着くかもしれん。
これ以上、異能を使わせては危険だ。
体も心も、記憶すらも壊れてしまう……
[ハロルドがライザを説得出来れば、ライザの行動も変わるかもしれないが*]
( 77 ) 2017/07/06(木) 00:54:20
ウウウ……。
[唸り声を上げながら両者を見据える。
ライザの攻撃がハロルドに鮮血を散らせる>>73が、それは特別感情を揺り動かすには至らない。
ライザの声>>76に一度視線を向け]
指図……スルな……。
おれノ力……どう使おうと勝手ダロウ……!
[力が膨れ上がると同時、メロスの体表に血管が浮かび上がる。
幾らかは圧力に負け、切れて血飛沫を散らしてもいるだろう。
暴発すれば、周囲もメロス自身すらも、無事ではすまないと思わせる力だった**]
( 78 ) 2017/07/06(木) 00:59:18
羊飼い メロスは、メモを貼った。
( A17 ) 2017/07/06(木) 01:01:05
[状況は、ハロルドがメロスと対峙し、
ライザもハロルドに味方しようと近付いているように見えた。
メロスの手に明確な脅威がある以上、
ならばこっちも加勢しようとハロルドに近付いた。
その際に斥力の展開範囲からは逃れられた形。
――状況の見立てが違うとわかったのは、
ライザが投げたブレード>>67によって電撃の球体がはじけ消えた>>71直後のこと。
ライザが腕を振るうと仕込まれていた刃が伸び、ハロルドを斬り裂いた。>>68
鮮血が宙を舞う。>>73
致命的な怪我ではないとはわかる。だが]
―――― ッ!!
[衝動的にハロルドと後退したライザの間に入り、>>76
あまつさえサバイバルナイフの一本で斬りかかろうとした。
ライザがハロルドに何かを告げているのも耳に入らない様子で*]
( 79 ) 2017/07/06(木) 01:02:02
[ライザは、メロス>>78に口にする]
そうだな。
俺に何か言う権利は無い。
俺は唯の【東洋会】の商人だ。
[襲いかかって来るノエルが見えた。
サバイバルナイフで斬りかかって来るならば>>79、ライザは武器を引っ込め、ノエルの手首に内側から手刀を打ち当て、捻り払うようにしながらいなしただろうか*]
( 80 ) 2017/07/06(木) 01:09:32
闇商人 ライザは、メモを貼った。
( A18 ) 2017/07/06(木) 01:12:10
[蹴りは受け止められた>>76が、ライザとの距離は取れた。
緩く肩で息をする。
痛みと、緩やかに進む失血がハロルドを襲っていた]
………俺を倒したとして、メロスが俺以外の奴に激情を向けたらどうなる?
また同じようにそいつを倒して先延ばしにするのか?
それをずっと繰り返していく心算か?
確かにそれも護り方の一つだろうよ。
…だがな、それじゃあ何の解決にもならない。
分かってるんだろう?
[ライザの言い分>>77にハロルドは問いを重ねる]
( 81 ) 2017/07/06(木) 01:16:01
今でさえあんな状態だ。
繰り返していけばいずれ破滅が訪れる。
その前に止めてやれよ。
取り返しのつかないことになる前に止めて、治療を受けさせてやれ。
早い内ならまだ手を打てるかもしれん。
[暴走の末、保護された者が治療を受けていることはユウヅキから聞いている。
未だ治ったという話は聞いていないようだが、医療は進歩しゆくもの。
犯人が捕まれば治療法も判明するかも知れない。
手が無い訳ではないはずだ]
( 82 ) 2017/07/06(木) 01:16:07
メロス! てめぇもだ!!
手に入れた力をどう使おうが勝手だというなら、その力を完全に自分のものにしてみやがれ!!
振り回されてんじゃねぇよ!!
[次いで叫んだのはメロスに向けて。
完全に精神論であり、強制発露されたものに対して無茶振りにも程があるもの。
だが、この地で力強く生きて来た者が、あの犯罪者の手で堕ちてしまうのをただ見ていることも出来なかった*]
( 83 ) 2017/07/06(木) 01:16:13
[この時ノエルは冷静さを欠いていた。
ゆえに、なりふり構わずの斬りかかりはライザによって容易くいなされる。>>80
手首に衝撃と痛みが走りナイフを取り落としてしまう]
……… っ、
[落とした武器を拾おうとするより先にハロルドの声がする。>>81>>82>>83
本当に今更ながらに不安げな眼差しをハロルドに向ける。
ライザへの警戒も怠ってはいないが]
( 84 ) 2017/07/06(木) 01:21:56
[ハロルドの言い分>>81も分かっているようにか、暫しの間、目を伏せる。
しかし、ライザはハロルドを強く見た]
そうだ。
メロスを護れるなら、そうする。
[ライザの言葉は、村を訪れる一商人だと受け止めているだろうハロルドにはどう聞こえただろうか]
アーネストが戻れば、メロスも抑えられる筈だ。
俺は、その間そうする。
[もし、誰かが犯人確保の為に向かって、より早く戻れるのであれば、ライザもそのようなことを選ばないかもしれないが]
( 85 ) 2017/07/06(木) 01:25:10
…………。
[一連の暴走と暴動事件の被害者達の社会復帰は、まだライザの耳に入って来ない。
ベリティも、集中治療が行われ続けている]
メロスを傷つけてまでか?
[正に今>>78、傷ついてはいる。
それでも、ライザはメロスを傷つけたく無い気持ちがあった。
大気の中にも、異能が暴発するような激しい力が渦巻き、ライザは一筋汗を流す。
迷うようにか、ライザは膠着するだろう*]
( 86 ) 2017/07/06(木) 01:33:20
闇商人 ライザは、配達屋 ノエルがサバイバルナイフを拾うなら、それを阻むことはないだろう。*
( A19 ) 2017/07/06(木) 01:34:33
どうやらメロスが大事みたいだが、
……大事だからこそ自分の手で止める、っていう発想はないみたいだな。
[ぽつり、と、ライザ>>85>>86に疑問を呈するでもなく、
責めるでもなくそう呟いて]
特殊チームに早くどうにかしてほしいのはあたしも同じだし、
そのために手を貸すのもやぶさかじゃない。だが、―――
[目に見えぬ力が膨れ上がる気配に言葉を止める。>>78
メロスを見やって、]
どうやらそうも言ってはいられない状況みたいだ。
[そう呟くと、サバイバルナイフを拾い上げた**]
( 87 ) 2017/07/06(木) 01:42:38
[ハロルドがライザを説得すると前後して、ノエルが二人の間に割って入る>>79]
ノエル! 待て!!
[そう制止をかけたが、冷静さを欠いていたノエルを止めることは出来ず、サバイバルナイフがライザへと煌く>>79。
ノエルが繰り出したサバイバルナイフを往なそうとするライザと、血管を浮かび上がらせ力を膨れ上げさせるメロスの両方を見遣った]
(理論上は電気も俺の能力が作用する範囲内だが……)
(繰られている以上、制御権を得るのは難しい、か)
[僅かばかり思考している間にノエルのナイフは落とされ、彼女は不安げにこちらを見てくる>>84。
事態が好転していない以上、安心させる行動を取ることは出来なかった]
( 88 ) 2017/07/06(木) 01:53:57
[強い瞳で返される言葉>>85。
そこに宿る違和感にハロルドは前髪の奥で訝しげに眉を寄せる]
………そんなにメロスが大事か。
[取引相手へ向けるものにしては強すぎる感情。
ライザが心に秘める確固たる意思がそこにある]
…エース帰還までの限定かい。
[だがそれまでメロスが持つかも分からない。
現に今もメロスの異変は続いている]
( 89 ) 2017/07/06(木) 01:54:06
俺らが傷つけなくても、あのままじゃ勝手に傷ついていくだろうがよ。
俺が倒れたところで止まる保証も無いんだろ。
だったら、俺はぶん殴ってでも、止める。
アイツを護るためにな。
[ライザとは逆の選択。
メロスを大事に想うなら理解されにくいだろうけれど]
アイツはこの村の一員。
俺が護ると決めた者だ。
[大事だからこそ。
ノエルが言ったこと>>87そのままを口にし、メロスへと意識を向けた*]
( 90 ) 2017/07/06(木) 01:54:15
メロスは客だ。
[ライザは、ノエル>>87にそう言う]
チッ。
[珍しく舌打ちし、ライザは物体収納能力を制御する。
どれほどの高電圧であろうとも集積物を重ねれば耐えられはするだろう。
その結果、メロスはどうなる?
どこかで、あの暴発しかねない電流を放出する必要があるだろう]
( 91 ) 2017/07/06(木) 01:57:58
話は後か。
ノエル、お前アースになれるか?
[ライザが口にしたのは、人間アースだ。
自己再生能力を持つノエルだからこその提案。
ハロルドは、どう反応したか?]
( 92 ) 2017/07/06(木) 02:00:27
[ライザは、ハロルド>>90を見ずに続ける]
メロスは、先程の暴走後に落ち着いた。
その時に、救護テントに連れて来た。
[村人に落雷を落とした後の話を伝えるように。
止まる保証がなくとも可能性はあるという話か。
どちらが正しいという話でもないかもしれないが]
( 93 ) 2017/07/06(木) 02:09:07
[ハロルドが護るという言葉>>90に返答は無かった。
立ち入れない世界ならば、立ち入るのではなく、これまでと同じような距離をとっておけば良かったのだと、微かに過ぎったか**]
( 94 ) 2017/07/06(木) 02:13:28
闇商人 ライザは、メモを貼った。
( A20 ) 2017/07/06(木) 02:16:25
…再生能力を上回る電圧だったら死ぬぞ。
[ノエルの異能ならば可能かもしれないが、それにだって限度はあるはず。
ライザの提案>>92には難色を示すものの、ノエルの意思に従う心算でもあった。
裂けてしまった袖を引き千切り、歯も使って左腕の斬り傷を強引に縛り上げる。
何もしないよりはマシ程度の処置。
長引けば失血量も増えるが、悠長に治療している暇は無い。
腹部の傷も衣服そのもので縛り上げて、深く息を吐いた]
( 95 ) 2017/07/06(木) 02:55:02
そうかい。
周期でもあるのかもしれないな。
[落ち着いた>>93と言う話には結局可能性の話しか出せず。
だからこそ、確実な手を取ろうとする]
気を引く必要があるなら出るぞ。
俺を狙う確率の方が高いだろう。
[足は辛うじて無事な部類。
能力も使えば撹乱くらいは可能だ]
( 96 ) 2017/07/06(木) 02:55:08
[もしノエルがアース役を躊躇うのならば、ハロルドがその役を買って出る心算でいる。
ただその場合は直接アースになるのではなく、雷撃が放たれる瞬間に能力を駆使して電流を地面に叩き込むという、かなりタイミングや出力を合わせるのが難しいものとなってしまうのだが**]
( 97 ) 2017/07/06(木) 02:55:15
[業火>>+46と、弾丸>>+40と、水の獣>>+48が
乱舞する紅い戦場。輝くエネルギー体は1人でも仕留めようとするか、それとも『境』の外へ逃げようとして縦横無尽に駆け回る。]
はははっ!流石に3人がかりはキツイか!
死んでくれるなよ!クソ野郎が!!!
[ユウヅキはそれを見て、朱い目を輝かせた。
捕まえる、捕まえる、捕まえる、捕まえる、]
『捕まえた!!!!!!』
[キィイイイィイン!!!!]
[約束通り、15分きっかり。 その空間が犯罪者のための独房としてその『意義』を変化させた。]
ゴホッ…ゴボッ…ゴフッ……
ははは、捕まえたぞ!!!
[それを見たユウヅキは、口から大量の血を吐き出した。副作用に冒されたまま、
笑ったまま、実に嬉しそうに、楽しそうに。]
( +53 ) 2017/07/06(木) 12:20:54
[だが、次の瞬間]
[カッッッッ!!!]
なっ…?! なんだ…!!!うわっ!!!
[エネルギー体から眩しい光が放射され一帯を包み込む!
一瞬目がくらみ…目を開くと……]
……前にかかったからもうかからんと思っていたのだが
………弱ったな、犯人が三人いるぞ?
[エネルギー体の反応が三人、目にもそう映る。
どうやら、犯人のヒュプノキネシスが発動し視界を撹乱されているらしい。
……アーネストや、トレインに対して効いているかは本人達出なければわからないがユウヅキには少なくとも三人に見える。]
………空間制御は完了したはずなんだがな?
……ああそうか、範囲が広すぎて効果密度が足りなかったか
[冷静さを保っているあたり、確かに異能制限はできているようだが…流石にkm単位で空間を囲っていたために荒が出てしまったようだ]
( +54 ) 2017/07/06(木) 12:25:57
………ならば、範囲を狭めるまでだ!!!
[朱い目が空間に命ずる。
空高くに見える『境』が徐々に狭く、小さくなっていく。
犯人のための独房が、その効果をじわりじわりと高める]
……さて、ここから……
どうやって、見分けるかな…!!!
ボクは殺してくれるなよ、エージェントども…!
[ぺろりと、舌を出して切れた唇を舐める。
アーネストや、トレインの姿に見えない彼らに、
ユウヅキはどうにか犯人だけ上手く叩けないかな、とか考えていた**]
( +55 ) 2017/07/06(木) 12:31:18
―救護テント―
[しばらくテントの隅にしゃがみこみ、ポルポに話しかけていた。
ポルポを見ていると、実家にいた子守ロボを思い出す。
コージーという名のロボはいつも娘と一緒だった。
忙しく方々を飛び回る両親の代わりに娘に物語を聞かせ、遊び相手となっていた。]
――それでね、私がうっかり壊した花瓶の言い訳、
一緒に考えてくれたの。
でも、壊れちゃって――あれ?
[コージーはなぜ壊れてしまったのだったか。]
なんでだっけ。
[何度思い出そうとしても思い出せない。
考えているとめまいがして、段々頭が痛くなってきた。
まだ復調しきっていないのだろうか。
いや、カプセルは治療完了の表示を出していた。]
( +56 ) 2017/07/06(木) 16:55:18
[再びカプセルに横になってみるも、治療可能な部位はないという。
故障かと隣のカプセルを使っても結果は同じ。]
なんなの、これは、
[痛む頭を押さえ、横になろうとベッドの方へ進む。
先ほども同じようなめまい>>2:107を感じたが、何か関係があるのだろうか。
顔をしかめた、その時。
機器の一つがバチバチ、と火花を散らした。
特にデリケートなものだったのか、外で発生している電撃に反応しているようだ。
バチバチ――バチバチ――
頭痛はどんどん増していく。
揺れる視界の中、火花を散らす機器は段々コージーに変化していって――]
( +57 ) 2017/07/06(木) 16:55:33
ぁあああ!!
[悲鳴と共に飛び起きた。
村人たちがなんだなんだと驚いている。]
……私が、壊したんだ。*
( +58 ) 2017/07/06(木) 16:57:36
不幸の配達屋の異名は伊達ではない。
そうだろ?
[ライザは、ハロルドの言>>95にノエルを見遣る]
こいつは、どんな事件に巻き込まれても生還する。
そろそろ異名を'不死身の女'に変えていい頃合いだ。
( 98 ) 2017/07/06(木) 17:50:50
無理ならアーネストでも連れて来い。
……俺とハロルドでここはどうにかする。
[電撃球に打ち当てたブレード>>71は、高電圧に晒されてか煙と焦げが見えたか。
ノエルに投げやりに告げ、ライザは物体収納能力を行使した。
メロスへ刺激を与えたく無いのか、ライザに躊躇いがあるのか、その挙動はやや鈍く、しかし辺りの空間から、盾代わりの、不要物として処理される筈の集積物……瓦礫や壊れた装甲板が、辺りに鈍い音を立てて落ちてゆく]
( 99 ) 2017/07/06(木) 18:05:06
( 100 ) 2017/07/06(木) 18:07:06
[その数、数十幾つか。
テントの前に集積物の壁と、その前に物陰にもなれるように、散漫に落ちていったか*]
( 101 ) 2017/07/06(木) 18:07:20
闇商人 ライザは、メモを貼った。
( A21 ) 2017/07/06(木) 18:14:10
( +59 ) 2017/07/06(木) 18:36:43
── 岩山>>+47 ──
[アーネストの身の周りを囲んでいた炎蛇が、六方からアーネストに集中、一瞬にして炎の球体となる。
アーネストの体が発光し、裡から炎弾が膨れ上がり放たれた。
発狂した程の速度では無い事だけが幸い。
それでも、四方八方へ渦巻き放たれる炎弾は、その隙間を縫い避けるのが困難な程。
ギムレットのエネルギー体の球体からも、相殺する様に短い波動の光波が、連続して放出され続ける。]
( +60 ) 2017/07/06(木) 18:37:56
[そうして、15分後>>+54。
檻<Jail>は完成したか。]
へェ、これも耐えるかい。
[事前の情報通りとは言え>>+15、なかなかの耐久力だ。
それでも、炎弾やエネルギー体の薄い部分を縫って炸裂したのか、ギムレットの足元には、トレインの弾の被弾らしき負傷が見られる。]
──トレイン!
[通信機に声を張り上げる。]
聞こえてるネ?
今からフルボッコで殴るから、
アンタは例のアレを用意しときな!
[例のアレとは、マッディめいた博士の用意した首輪>>+38>>+40の事。
トレインが懇意にしているブレイン…? 恐らくブレイン的にもなれる博士の開発した品だ。]
( +61 ) 2017/07/06(木) 18:51:19
[トレインの元を飛び立った弾丸はことごとく弾かれた。生半可な威力では貫通できそうもない。一種のバリアー的なものか。]
なるほどなるほど、そいじゃー、一工夫してみようか。
[弾かれた弾はトレインによって元の形に生成し直される。かく乱のためにほとんどの弾は弾かれては挑み、弾かれては挑んでいたが、その中で3つほどの弾丸は、上空をぐるぐると周回している。]
まーだ、まーだ、まだだぞー。
[加速しているのだ。通常の重火器は火薬の爆発で押し出された直後に最高速度に到達し、あとは空気抵抗により減速していく。だが、トレインの念動力に操られる弾丸は常時加速度を持ち続けている。トレインはターゲットの隙に狙いを定め、その時を待っていた。]
ん?んん?何か来るぞ?
[いよいよアーネストの攻撃も激化し始めたころ、>>+44の言葉を残してユウヅキが横を通り過ぎていく。]
なーんだアレ、勝手に死ぬんじゃないぞー。
[思わず集中が途切れそうになるのをなんとか保ちながら、ユウヅキの行動に注目する。仮にアーネストの邪魔をしようものなら、上空の弾丸の行き先はユウヅキへと変わるだろう。]
( +62 ) 2017/07/06(木) 18:53:00
さって。
そこのウォータービースト。
アンタにも手伝って貰うよ♥
[蒸気が集束し、近場で水の獣が何十回か目の再顕現を行う。
アーネストがそう口にした時、ギムレットの体から眩い光>>+54が溢れた。
ヒュプノキネシス、或いはそれに属する能力の攪乱効果。
だが、アーネストは戸惑う事も躊躇する事も無かった。]
はァン?
トレイン、アタシを撃ったらおやつは抜きだよ。
[ジョークめいて一言。
口元を歪めるギムレットだが、ずっと近場で異能力対決とばかりに戦い続けて居たのだ。今更間違う訳も無い。]
( +63 ) 2017/07/06(木) 19:03:40
墜ちろ────!!!
[空中から地面目掛けてギムレットを殴りつけた!!!
『境』が徐々に狭くなってゆく、その底辺へと目掛け、ギムレットとアーネストは墜ちてゆく。
水の獣も追いすがるならば、ギムレットの体に喰らいつく事が出来るだろう*]
( +64 ) 2017/07/06(木) 19:05:30
エースサイキッカー アーネストは、メモを貼った。
( a13 ) 2017/07/06(木) 19:10:11
へいへいっと、ただ、広範囲過ぎる大技はよしてくださいよー。
なんだか理由はわかりませんけど、村で見た白黒が死にたがっていやがりますんでね。
[耐火用の外套をしっかりと着込み、リュックからフェイスマスクを取り出し装着すると、その場にリュックを放り投げた。そして、自身も接近すべく散らばった岩を操り飛び石にしていく。]
しかしホント、色々持ってるのねぇ、君は!
[ヒュプノキネシスによる撹乱を感じたところで、珍しく声を荒げる。それぞれの存在は感覚で察知できる。確実にいくならば、念動力でターゲットから発せられている何かを振り払いたいところだが、弾丸操作と腰に携えた首輪の操作以外に集中力を向けたくはない。接近する速度を緩めることなく、アーネストのフルボッコに合わせて自身も飛び込むだろう。]
( +65 ) 2017/07/06(木) 19:13:07
エースサイキッカー アーネストは、メモを貼った。
( a14 ) 2017/07/06(木) 19:23:53
……さて、出来ればあいつ1人を捕まえたいんだ…!
………間違えたら、あいつ絶対殴りかかってくるだろ
[ユウヅキは、ギムレットの姿に見えるトレインを見やる。>>+62 こちらに来てから、ずっとこちらにも上にも目を光らせていた男。その警戒の気配は今でも完全には解けていない。
……ならば、彼はギムレットではない。
むしろギムレットより危険な地雷原かもしれない。間違えたら殺される的な意味で]
……どこか、どこかに何かあるはずだ…!
あいつと、エージェントの違いが……!
[ユウヅキは必死に視線を巡らせ続けた。
おなじ見た目、同じ気配の人間にあるはずの
絶対的な違いがあるはずだ]
( +66 ) 2017/07/06(木) 19:38:49
―13年前―
コージー、今日は鬼ごっこしよ?
《ハイ、オ嬢様。デハ、
オ庭ニイキマショウカ》
[かけていく幼い娘の後を子守ロボのコージーが追っていく。
角を曲がろうとして、コージーは頭部を壁にぶつけてしまった。]
どしたの?
《モウシワケアリマセン。
ドウモ、バランス制御装置ニ
バグガ発生シタヨウデス》
なぁんだ、そんなの私がなおしてあげる。
早く言えばいいのに。
[幼い娘はコージーの頭部に触れ、彼の回路に意識を集中し始めた]
( +67 ) 2017/07/06(木) 19:44:42
[娘の意識はコージーの回路に乗り、内部に侵入していく。]
悪いムシ、みーっけ。
えい、えい!
[問題の制御装置のプログラムに乗り込み、バグを退治していく。
その最中、おかしなコードを発見した。]
あれ?なんか変なのはえてる。
とっちゃえ、えい!
[コードを引っこ抜いた瞬間、ビー、ビー、とコージーの中が赤く点滅を始めた。]
なに、どしたの、コージー!
[段々点滅は早まっていき――娘の意識はコージーからはじき出された。]
( +68 ) 2017/07/06(木) 19:44:54
[気づけばコージーは火花を散らしながらのたうち回っている。
娘が声をからして大人を呼ぶも、誰も火花を止められない。
やがてコージーの頭部ははじけ飛び、動作を停止した。
それきり、娘は能力を使えなくなった。
幼き娘の自責の念と悲しみは、能力を記憶ごと封印してしまった。]*
( +69 ) 2017/07/06(木) 19:45:06
[………忠実なる水獣が、もう1人のギムレットに話しかけられる>>+63。 話しかけられるほどそばにいる水獣の身体がみるみる蒸発し、再顕現を繰り返していることにユウヅキは気づく。]
[気づいたのは、気配の違いでも行動の違いでもない。]
[圧倒的、熱量の差だった]
………熱がついでの光には、
熱の顕現である炎に、適うわけがないかぁ!!!
[光と、炎。
熱量の違いから彼は正解を導き出した]
ならば、手伝ってやろう!!! 炎のエージェント!!!
[ギムレット…否、アーネストが奴を地面へと殴りつけたのをしっかりと視認した。 凄まじい速度で堕ちていく2人をユウヅキの忠犬が追いかけた]
( +70 ) 2017/07/06(木) 19:45:33
ーーー・・・償って貰う!!!
[巨大な水獣は、
無防備になった奴の右腕に食らいついた!!!
すぐに近くにいるアーネストの熱気によって即座に姿が消えてしまう水獣だったが、それでも確かに奴の右腕はしばらくは動かせないであろう噛み傷が残った]
っっっ、やれ!!!エージェント!!!*
( +71 ) 2017/07/06(木) 19:48:58
エースサイキッカー アーネストは、メモを貼った。
( a15 ) 2017/07/06(木) 19:54:40
[巨大な水獣の顎>>+71が、ガヅンと犯人の腕を噛み砕かんとばかりに合わせられる!]
オラァ!!!
[アーネストは、落下の勢いを利用し、体に纏う装備と共に全重量を犯人に掛けた! 犯人の骨が、折れるような音がする!]
( +72 ) 2017/07/06(木) 20:02:06
[犯人の背に全体重を乗せ、犯人の左腕を、回らない方向へと捻り上げる!!!]
犯人────、
[ギムレットの首元を、飛び込んで来るトレイン>>+65に顕になるよう、頭を掴み上げた!**]
( +73 ) 2017/07/06(木) 20:02:50
エースサイキッカー アーネストは、メモを貼った。
( a16 ) 2017/07/06(木) 20:03:50
―救護テント―
うう――色々思い出してきた。
[介抱しようと寄ってきた村人たちに礼をいい、解散してもらう。
しばらくじっとしていると、頭痛もめまいも段々とおさまってきた。]
何か――何かできるかな。
[使えそうな機械を探し、テントの中を歩き回る。
まずは岩山の方に誰がどういるのか把握しなければ。
少ししてレーダーを見つけると、そこに意識を接続し、村周辺のエネルギー体の位置を把握していく。]
座標128.168、座標24.9にそれぞれ4体を確認。
[岩山の方がエネルギー量が多い。
おそらくこれが犯人とアーネスト達なのだろう。
どちらも激しく争っているようだ。]
( +74 ) 2017/07/06(木) 20:18:13
[犯人を無力化すればメロスを止められる可能性にかけ、岩山の方を支援することにする。
通信機器に接続をきりかえ、アーネストとトレインの通信機に侵入した。
もう一体、ユウヅキだろうエネルギー体には接続する媒介がすぐにはみつからない。]
エネルギー増幅っと――
[娘自身のエネルギーを転送し、彼らの身体能力を向上していく。]*
( +75 ) 2017/07/06(木) 20:18:27
[ハロルドの制止の声はほとんど耳には届いてなかったが、>>88
自分たちがここで争っている場合でないことは一応は認識していたつもりだ。
それより傷つけられた怒りが上回っただけで]
…………。
[案ずるようにハロルドを見たが何も言えなかった。
ノエルの目の前で逃げてくれたら安心もできただろうが、
ハロルドがそうしないであろうことはわかっていた。
護るために殴ってでも止める、と行動に出るであろうことも――予想の範囲内。>>90]
( 102 ) 2017/07/06(木) 20:25:30
………。あたしも客だぞ。
[思わず言い返す。すごく真顔だった。>>91]
まあいい。貴方がどう思おうとも、
あたしはあたしの思うようにやるよ。
[邪魔をしてくれるな、という思いをもって見据えたが、
どうやら手を貸してくれるつもりはあるらしい。
告げられた提案はだいぶ突拍子もないものだったが>>92]
…………要するにアレか。
電気のエネルギーを安全に逃がすための役割……だったか。
( 103 ) 2017/07/06(木) 20:26:56
きゃー、姉御かっくいーー!
[黄色い声援を上げながら、再度能力を行使する。アーネストの連撃とユウヅキの能力に捕らえられて落下してくる犯人の足を2発の弾丸が貫通して追い越していった。]
どうもどうも、本日も誠に素晴らしいお天気で。
ちゃんと顔を見るのは初めてだな、イカレポンチ!
この時を、待っていたぞぉぉぉ!
かぁーーくほだぁぁーー!!
[鈍い音とともに着地した犯人>>+73の首を目がけて首輪をがっちり嵌めこむ。カチリという音を確認すると、ホッと尻餅をついてニヤりと笑うのだった。]
( +76 ) 2017/07/06(木) 20:27:45
なったことはないが無理というわけではない、な。
ただ、さっきの雷撃の勢い見るに1発が限度だろう。
[さらりと答えて。
もっともな懸念である「死」を口にしたハロルドに振り返る。>>95]
……そういうことだから1発くらいなら大丈夫だ。
しばらく起きてられなくなるとは思うが。
[ノエルの表情に恐れは見られない。
次いでライザから異名の話が出れば束の間苦笑する。>>98]
…………案外悪くはないかもな。
『配達屋』の部分はなくさないでほしいが。
( 104 ) 2017/07/06(木) 20:31:49
あー、しんど。
へへっ、あね、じゃねーや。隊長殿、犯人確保!
任務完了でありまーす!
[フェイスマスクを乱暴に脱ぎ捨てると、むくりと起き上がり、アーネストへ向けて敬礼をする。]
そっちのは生きてるかー?
[ユウヅキが倒れているならば、傍へと赴き頬をぺちぺちと叩いただろう。]
( +77 ) 2017/07/06(木) 20:35:32
で、………どうすればいいんだ実際。
[鈍い音を立てて異なる空間からこちらへと瓦礫や、壊れた装甲版が落ちてくる。
多くは自分たちとテントとの間に、
テントを護る盾のように展開されているが、
いくつかは自分たちの前方に、隠れることもできる遮蔽物として置かれてもいる]
こうか。
[特に遮蔽物に隠れてはいない位置で、
避雷針のつもりだとでもいうのか、サバイバルナイフを天に掲げるような体勢をとってみている**]
( 105 ) 2017/07/06(木) 20:38:42
配達屋 ノエルは、メモを貼った。
( A22 ) 2017/07/06(木) 20:41:03
[首輪が嵌められた瞬間、アーネストも歓喜の声をあげるか。]
確保ォ────!!!
[やり遂げた笑み。
ギムレットの両腕、両足は使い物にならない。
胴の骨もどこか折れ、満身創痍な犯人は、能力行使しようとしても脳が溶けそうな心地を受け>>+40、満足も動けもしないだろう。]
( +78 ) 2017/07/06(木) 20:42:36
…っごほっごほっごほっ…!
げほっ…!やったか……、やったな?!
これでやってなかったら流石にお手上げだぞ!
[怒涛の攻撃、衝撃波に>>+72>>+73.
ユウヅキは気圧されかける。ビリビリと感じるそのエネルギーに、これが特殊チームなのかと嘆息する。ついでに血も出る。
『境』はとても小さくなり>>+55、もうギムレットは能力を使うこともままならないだろう]
…っ、お前本当に特殊チームだったんだな…
常識が僕より無さすぎて流石にないだろとか思ってたぞ
[首輪をはめ込んだトレインをみて>>+76、マジかよと呟く。
常識云々は、こんな性格でもユウヅキが尋問官を出来てる時点であんな人やこんな人やそんな人に『お前が言うな』と言われそうなものではあるが本人は気づいてない。]
…生きてる、やめろ。ほおをたたくな!
[気圧されてすっ転んでいたユウヅキは>>+77ぺちぺちと叩かれてそう怒鳴りつけた]
( +79 ) 2017/07/06(木) 20:46:14
うむっ。
トレイン隊員、犯人確保ご苦労だった。
[あまり自分のノリでは無いが。
アーネストは、トレイン>>+77に対して格式張った返しを行う。それも直ぐに解け、]
( +80 ) 2017/07/06(木) 20:46:30
んじゃ、こいつをテントにぶち込んで終わりだねェ。
お疲れ様、トレイン♥
[人差し指と中指を唇に触れさせ、投げキッスをひとつ。
それから、煙草を取り出し、口に咥える。]
アンタも吸うかい?
[トレインとユウヅキにか、煙草の箱を差し出す。
トレインが普段断っていたとしても、断られる前提で一言は言うだろう。*]
( +81 ) 2017/07/06(木) 20:48:57
(途中で送って来たアレは、……まァいいか。)
[思考に浸るのはぶん投げる。
今はこの心地良い疲労感に浸るのみ。
振り払っても良かったが、それはそれで助力>>+75だったのだから。
その結果、ギムレットの損傷は酷くなったとしても。*]
( +82 ) 2017/07/06(木) 20:51:54
……タバコか?いや、ボクは、吸わんからいい
[タバコを差し出され>>+81 ユウヅキはそれを断る。
そういえば昔ベリティがタバコを食って大騒ぎしたことがあったような気がするなとポツリ思い出した。]
……エージェント…これで…終わったんだな?
……能力を解除したら異能が暴れ出すとか、ないよな?
[ユウヅキは念のため確認をする。
ここで、こいつを、取り逃したくはないという意志が
その朱く染まる目に焼き付いていた*]
( +83 ) 2017/07/06(木) 20:53:31
エースサイキッカー アーネストは、メモを貼った。
( a17 ) 2017/07/06(木) 20:54:04
( 106 ) 2017/07/06(木) 20:54:30
―救護テント―
[とりわけ高位のエネルギー体が一つ、収縮していった。
他3体の動きが落ち着いていく。]
終わった――のかしら。
[ふぅ、と息をつくとどんどん力が抜けていく。
なにしろ13年ぶりの能力行使で、酷く体が疲れている。
テント外の様子を確認しようにも、レーダーを見ることもままならない。]
今どうなって――ハロ、ル……
[そのまま地面に崩れ落ち、眠り始めた。*]
( +84 ) 2017/07/06(木) 20:58:26
そうだ。
[安全に逃す為には肯定する]
メロスの内側を凶暴なまでの力が荒れ狂っている。
嵐、破裂寸前の風船だ。
[血管が切れて、メロス>>78周辺の大気が赤く見える]
あの爆発しそうな力を、破裂ではなく流す。
だから、お前はメロスの力が暴発する前に接触しろ。
[避雷針として受け止めても可能かもしれないが、避雷針とは、既に投げられた力を逸らせるもの。
よりアースとして成り立たせるなら、メロスに触れてそのまま周囲に電撃の力を拡散させろと、ライザは口にする]
( 107 ) 2017/07/06(木) 21:04:03
それが出来たら、次から不死身の配達屋と呼んでやる。
[不名誉な異名の変更を口にした*]
( 108 ) 2017/07/06(木) 21:05:27
闇商人 ライザは、メモを貼った。
( A23 ) 2017/07/06(木) 21:09:15
エースサイキッカー アーネストは、メモを貼った。
( a18 ) 2017/07/06(木) 21:16:28
………そこまでだったのか。
[『不幸の配達屋』と言う異名を持つことは聞いたものの、その逸話の一端まではまだ耳にしていなくて。
ライザ>>98がノエル>>104へと問いかけるのを聞いて少し呆けた。
頼もしいといえば頼もしいが、呆気に取られてしまうことは許されたい]
分かった。
後のことは任せろ。
[アース役を引き受けるノエルに言い、集積物の壁を作るライザの動き>>101を見遣った。
これでテントは問題無いだろうと考え、持続させていた斥力場を消す]
( 109 ) 2017/07/06(木) 21:17:51
……ライザ。
俺はメロスがまた雷撃溜め込まないようにする心算だが、構わないな?
[問いかけてライザの反応を見る。
殴ってでも止める、を実行しようとしているというのは伝わるか。
雷撃を放出して落ち着くならそれに越したことは無いが、そうではない可能性の方を強く感じている*]
( 110 ) 2017/07/06(木) 21:17:57
捜索人 ユウヅキは、メモを貼った。
( a19 ) 2017/07/06(木) 21:19:48
ナイトラインか。
大丈夫サ。
その首輪はネ、まァ──問題もあるけど頭のイイ博士が発明した首輪(>>+40)でね。
そいつを嵌めてる限り、ろくに能力は使えない。
脳が溶けるような感覚に陥って、思考停止になるだろう。
安心してイイよ。
[ユウヅキ>>+83が断れば煙草の箱を引っ込め、アーネストは自身の煙草に火をつけると美味しそうに紫煙を吐き出した*]
( +85 ) 2017/07/06(木) 21:24:04
エースサイキッカー アーネストは、メモを貼った。
( a20 ) 2017/07/06(木) 21:30:07
………ゲェ、どこでお前その名前を知ったんだ…
…ボクのことはユウヅキと呼べ…父上のやり方は好きじゃない
[ナイトラインと呼ばれ>>+85ユウヅキはげんなりする。
一体どこで知られたのか。検察官の父なら特殊チーム、ひいてはアーネストを知っているかもしれないが、生憎ユウヅキは『取調室』の中しか知らなかったため、あまり心当たりはなかった]
………そうか、では解除させてもらおう
[もう安心だと聞いて、朱い目を黒に戻していく。
『境』は掻き消え、元の空気が流れ込んできた。]
……では、ボクは行かせてもらう。
……流石に、ズタボロでな。それにお前らに任せた方が確実だろう
[ユウヅキは水獣に乗る。 顔色は悪く血を吐き出すがその表情は晴れやかだ]
あとは任せたぞ。特殊チーム?
[ゆっくり、彼は救護テントのほうへ戻っていった*]
( +86 ) 2017/07/06(木) 21:31:00
[全身に血管を浮かばせながら、メロスは唸る]
おマエは、何故……おれニ関わろうとすル……?
商人ガ、何もない村ノ、ただの羊飼いニ……。
[血走った眼差しを向け、ライザ>>80へ向けて問いを発する。
それは意識を混濁させながらも、本来のメロス自身が持つ疑問でもあったか]
( 111 ) 2017/07/06(木) 21:31:13
[ハロルドは何やらライザを説得しているように見えた。
その内容をメロスが理解することはなかったが]
うグ、う……ウルサイ……!
[自分へ向けられた声>>83へ、噛みつくような声を上げる]
これハ、壊すタメの力……それ以外に何があル!?
おれは、こんな、コンナ――
こんなことを望んだわけじゃなかった!!
[絶叫と共に、瞼から溢れた血が一筋、頬を伝うようにして流れる。
その瞳は救護テントを――その中に居るであろう、自分が傷付けた人々を映していた]
( 112 ) 2017/07/06(木) 21:33:42
デモ、今更、今更何ヲ――
[縋るような眼差しが、ハロルドの姿を一瞬捉えた。
しかし直後、メロス自身の中を電流が駆け巡ったかのように、その体が痙攣する]
アアアアアアアッ!!
[崩れ掛けた体が、無理矢理糸を引かれた操り人形のように起き上がる。
それは、周囲の空間から集積物が、疎らに落下する>>101とほぼ同時だったか]
[救いを求める意志と、全てを拒む意志が綯い交ぜになった瞳が周囲を睥睨し、そして電撃が迸る――*]
( 113 ) 2017/07/06(木) 21:33:58
羊飼い メロスは、メモを貼った。
( A24 ) 2017/07/06(木) 21:36:21
………………。
[ライザはハロルドを黙って見る。
黒い目に感情の漣は立たないものの、殴ってでも止めるという強い意志に、ライザも眼光は強いままではあるだろう*]
( 114 ) 2017/07/06(木) 21:36:44
闇商人 ライザは、メモを貼った。
( A25 ) 2017/07/06(木) 21:37:42
ユウヅキ坊っちゃんもやるじゃァないか。
[訂正要求>>+86に呼びかけを変え、ニィっと笑う。
何やかんやで、特殊チームはドーム内での活動が多い。
一般人が知り難い情報やドームの人物情報のアクセスだって、裏ではしているのだろう。]
常駐テントでゆっくり休むンだよ。
こいつは、餞別サ。
[栄養補給のゼリーパックを、サイドから取り出すと、ユウヅキに放り投げた。*]
( +87 ) 2017/07/06(木) 21:45:42
―村内―
[その頃――メロスとは他に能力付与された女が一人、村内に潜んでいた。
犯人は確保されたが、付与された能力が消える様子はない。
そして、彼女に植え付けられた悪意も。]
「今度は邪魔さセない――」
[日頃農作業のかたわら仕立てをしている女は、朗らかな性格で皆に慕われている。
だが、今その朗らかさを女の顔から見出すことはできない。
しばらく村人たちを物色し、女はにたりとわらう。]
「あナたにきィーめた」
[女は一人の男の精神に侵入し、それを乗っ取った。
男自身の口にさるぐつわをかまし、棍棒を持たせて犠牲者の元へ送り出す。]
( +88 ) 2017/07/06(木) 21:46:01
―路地―
[再び村の一角で悲鳴があがる。
路地で先の男が棍棒振り回し暴れていた。
すでに何人か殴ったようで、男の棍棒には血がこびりついている。
逃げまどう村人、目に涙をためながら追いかける男。
それを、術者の女はとある屋根の上から見下ろし嗤っていた。]*
( +89 ) 2017/07/06(木) 21:46:15
捜索人 ユウヅキは、アーネストのゼリーパックを振り向き様に受け取った
( a21 ) 2017/07/06(木) 21:52:07
エースサイキッカー アーネストは、メモを貼った。
( a22 ) 2017/07/06(木) 21:56:04
ー村中・裏路地ー
[ズズズと、アーネストから受け取ったゼリーパックを吸いながら>>+87、彼は道を進む。 なるべく人通りのないところを選んで]
……ハロルドやノエルには合わせる顔がないからな。
…ついでにライザも。いつ支払いにいくかな…
[要するに、罪悪感のせいでちょっとばかし会うのに躊躇ってしまっているのである。啜るゼリーは口の中で血液と混ざって絶妙に不味い。いや、体力やエネルギーが回復していくのは感じているし傷も心なしか癒えてる気がする。ただ血液との相性は最悪だなと思った]
……なんの声だ?
[不意に、だれかが暴れる声がし始める>>+89
裏手からは見えづらいと、ユウヅキは水獣に指示してヒラリと屋根の上に登った。]
( +90 ) 2017/07/06(木) 21:58:43
ははーん、恐れいったか。
しかしまぁ、血吐くまで能力使うとか何やってんだか。
能力ってのは人生楽しくするためのものなのにねー。
[くどくどと人生論を解くが、きっとユウヅキは耳を貸さないだろう。すっかり消耗しきった姿を心配はするものの、言われなければ手を貸さないつもりだ。]
うぇー、俺ちゃんタバコ嫌い。
[差し出されたタバコ>>+81を見て苦虫を噛み潰したような顔をした。吐き出される煙に囲まれまいと腕をぶんぶんと振り回している。]
こっちはこっちで生きてるんすねー、ホント頑丈ですこと。
[捕らえられた犯人についてもぺちぺちしておく。息はあるらしい。首輪の影響か、視点が定まらないようでぼんやりと空を見上げている。]
( +91 ) 2017/07/06(木) 22:00:58
[……そこから見た光景、何かに操られて棍棒を持ち村人に襲いかかる男と…少し離れた屋根の上でそれを嘲笑って見ている女>>+89。
ユウヅキは、女の身体から…異能力のエネルギーを感じ取った]
ははっ、なんだその顔。
不細工だなぁ?お前
[ユウヅキは、その女を見据え挑発するように声をかけた。
水獣から降り…口から吐き出した血液を、無数の刃に変える]
こいつにやらせたらうっかり殺しかねんからな
おい、僕が相手になってやるよ…ブサイク!
笑顔の極意ってもんを教えてやる!!!
[無数の血の刃と共に、彼は女を取り押さえにかかる!*]
( +92 ) 2017/07/06(木) 22:04:59
[初めてメロスがハロルドの言葉に反応した>>112。
噛み付くような声。頬を伝う涙のような血。
その中に暴走していない時のメロスの姿を見る]
お前がそう思ってんなら、その力は壊すためにしか使われない。
けどな。
力の使い方ってのは、てめぇ自身で決められるもんなんだよ!
─── あのクソ野郎の思い通りなんざになるな。
抗え、抗って、抗って、てめぇ自身を取り戻せ!
俺達も手伝ってやる。
[垣間見えた縋るような眼差し>>113を見据え、いつでも能力を発動出来るよう準備をする。
痙攣し始めるメロスに最後の言葉が届いたかは知れない。
だがどちらであってもやるべきことは変わらない。
ハロルドは自分に引力減少の力を作用させた]
( 115 ) 2017/07/06(木) 22:10:23
[ハロルドが問うた言葉にライザは無言を貫く>>114。
向けられる瞳は最初と同じく強いまま。
平行線か、交わるものか。
その心中までは測れない*]
( 116 ) 2017/07/06(木) 22:10:29
─路地─
「ァハハハ!殴れ、殴れ!」
[女は楽しげに手を広げていたが、ユウヅキの声>>+92が聞こえるとそちらへ振り返る。]
「……ハァ?
今なんテ言った?」
[醜い笑みは鬼の形相に変わり、下で暴れていた男の動きがぴたりととまった。]
「このあたしをブサイクですって……?
許さなイイイイイ!!」
[男を屋根の上に這い上がらせつつ、女は拳振り上げ、反対の掌を突き出しユウヅキに飛びかかっていく。
掌からは何かの波動が流れており、小さなシールドの役割をはたしているようだ]*
( +93 ) 2017/07/06(木) 22:12:56
直接触れる、か……それだと、どれくらい持つかね。
[嵐、あるいは破裂寸前の風船とまでたとえられている状態の今のメロスだ。>>107
身体には血管が浮き立ち、一部は破裂して空間にうっすらと色をつけている。
流石に思案気な表情になったが]
ともかくやるだけやるか……、
で、成功報酬は不死身呼ばわりにされる、それだけか?
[そうしてどさくさに紛れて何か具体的な報酬を要求しようとしてみる。
正式な依頼ではないくせして]
( 117 ) 2017/07/06(木) 22:17:48
………。話せば長くなるが。
[ハロルド呆気にとられた様子を見せた時には小さく頷いていた。>>109
気が付いたら厄介事ばかり寄ってくるようになってしまった。
金払いが良いのはいつものことではないというか今回が例外なのだが、>>106
まとめてそのことまで肯定してしまったように見えたかもしれない。
もし金が足りなくなったらおとなしくキャッシュを返してもらおうとは未だに考えている]
なら、安心だな。
[ハロルドが後を引き受けてくれるというなら]
あたしはこの場じゃあ余所者に過ぎないからね。
命を護るのに善処はするが、心を救う役目は村の住人にしかできない。そう思う。
( 118 ) 2017/07/06(木) 22:18:57
いや、ブサイクなものはブサイクだからな?
主にそういう表情…がっ!!!
[彼は飛びかかってきた女の腕>>+93をしゃがみこんで回避する]
おまけにとろいな、お前。
そんな見え見えの手じゃスラムじゃ生きていけないぞ?
[『戦闘』は出来ないが、それでもスラム街に足を運ぶようになってからは多少は鍛えられた。具体的にはベリティに手荷物を取られないようにそういう方面だけは強くなった]
……シールド、おまけに操作系か
[登ってくる男を見つつ…ユウヅキは血の刃を1枚構えた]
どのくらいの強度かな…っと!
[女に1枚刃を投げつける!*]
( +94 ) 2017/07/06(木) 22:24:14
……そうだ、できたらこれを使ってほしい。
あたしが持つより使えるかもしれないからね。
[ノエルはハロルドにサバイバルナイフを渡した。
かつてハロルドが自分に能力を使う時、
必ずと言っていいほど触れていたのを思い出してのこと。
媒介として使えるかもしれない、と]
( 119 ) 2017/07/06(木) 22:32:41
[理性なく振るわれた拳はひらりと避けられ、女の身体は前につんのめった。]
「だから、ブサイクっていウなあぁ!」
[女はますます激昂し、表情の醜悪さが増した。]
「スラムはもゥ、関係ないのに、
もぅ、はやク、はやくあガってきなさィ!」
[どうやら元々はスラムの出らしい。
男の方は三階建ての二階まで登ってきたようだ。]
「あタしの顔に傷つけようっテのかイ!?」
[まっすぐ飛ばされた刃はなんなくシールドに弾かれた。]*
( +95 ) 2017/07/06(木) 22:35:08
[思う。メロス自身の力の使い方を決められるのは、
他ならぬメロスしかいない、と。
壊すためでない使い方。
それができるか否かは自分自身の意志しだい。
ハロルドとのやり取りの中、メロスは、
いっときだが平和を望む純朴な青年の姿を取り戻したかのようだった。>>112
だが今は違う。
身体は痙攣し、相反する感情がないまぜになった瞳が周囲を見据えている。>>113
――それ以上はいけない。
ノエルは走り出した。
別の意味でなりふり構ってはいられない状況だった。
電撃が迸る――
それを押しとどめようとするかのようにメロスの両肩を掴む]
( 120 ) 2017/07/06(木) 22:35:08
―――― ッ!!!!
[衝撃が全身を貫いて声にならない悲鳴をあげた。
それでもメロスから手を離しはしない*]
( 121 ) 2017/07/06(木) 22:36:48
不機嫌 エイミーは、男が登りきるまでは、女は防戦に努めるようだ。*
( a23 ) 2017/07/06(木) 22:40:48
誰かを傷つけるために能力を使って、
そんなに楽しいことか?
[ユウヅキはまっすぐ弾かれた刃を見て>>+95ふーんと言った様子だ]
さて、強度はなんとなく分かった。
……ふむ?登ってきてほしいのか?
じゃあ、お望み通りに。プリンセスモンスター?
[ユウヅキは男の方を見やる。 …その下から、水の忠犬が押し迫り]
[バグン!!!]
[そのまま丸呑みにして、上まで登ってきた。
水のお腹の中で対した傷もなく浮かべられている]
ボクはこいつは使わないとは一言も言ってないぞ?
[バシャりと、屋根の上に男を落とす。怪我はないだろうかなんて余裕綽々なのはもしかして死にかけてるからかもなーとかぼんやり考えた]
[死ぬ前にエイミーの料理が食べたいなんて考えながら刃を構えた*]
( +96 ) 2017/07/06(木) 22:47:02
[ハロルドの言葉>>115に反応はしない。
だが、その呻きは抗おうともがく声にも聞こえるかもしれない]
あ、
[メロスの瞳は、こちらへ駆け寄るノエル>>120を捉え、驚愕と恐怖に見開かれる]
(来てはいけない)
【邪魔をするな】
アアアアアアッ!
[しかしそれも、暴発する力と思考の濁流に呑み込まれる。
未熟な異能者は自らの力から身を守る術すら知らず、力の幾らかはアース代わりのノエルに流れはすれど、その身の表面にも電流は走っていた]
( 122 ) 2017/07/06(木) 22:47:18
は、放セ……!
[身を捩り、両肩を掴む手>>121を外そうとするのはどちらの意志か。
何れにしろそれは叶わず、ノエルとメロスは共に暴発した電撃に苛まれる]
何故……!
[血を零すメロスの両目が、傷付きながらも自身を離さぬノエルを見た]
何故、身を呈してマデ……。
[彼らの立てた作戦はわからない。
彼女が傷付き痛めつけられてまで、自身を止める必要があったのかと、遠のく寸前の意識に疑問が浮かび上がっていた]
[やがて電流が収まれば、痺れ力の抜けたその体は、その場へ倒れ込むこととなるだろう*]
( 123 ) 2017/07/06(木) 22:53:03
お前の笑顔は悪くなかった。
だから、俺はお前に関わった。
そんな理由が分かれば充分だろう。
[ライザが、メロス>>111に口にしたのは、6年前に会って話したこと>>1:126>>1:139を、少し変えて繰り返す言葉だった]
( 124 ) 2017/07/06(木) 22:54:14
俺は、お前が心の底でそう望んでいてもいい。
[ライザは、目を伏せた後、メロス>>112を見た。
異能暴発時に見た眼差し>>2:207を想起した]
力を持ったお前は、素直だったぞ。
[それがメロスの本心なのか、犯人による精神操作の結果の心理なのか、ライザには分からない。
だが、見せた激情は、メロスの心という薪を燃やして燃え盛ったものだろう。
メロスが、埋もれさせ無い物と蓋をした感情なら、ライザはそれに触れる]
( 125 ) 2017/07/06(木) 22:54:53
村の人間が居なくなれば、お前の柵は無くなる。
お前は、別の世界を見れる。
[村人達を傷つけたのが暴走の結果だとしても、ライザは、乾いた笑いと共に語られたメロスの姿>>51>>52に、どこかそう思えていた。
羊飼いとしての生活>>46が無くなれば、手を伸ばすことは出来てしまうものだ。
ライザには、意識混濁のそれをメロスの本心と切り離すことは出来なかった]
( 126 ) 2017/07/06(木) 22:55:17
成功報酬はキャッシュを返すでどうだ?
[ノエルが走り出す前>>117。
ライザは、他にも報酬を求めようとするノエルに、カードの返却を口にした]
( 127 ) 2017/07/06(木) 23:01:35
「たぁのシィよぉ?
悲鳴は最高のBGMジャぁない?」
[けらけら笑っていたが、屋根へ飛びあがってきた水獣を見れば一度青ざめた後、憤怒の表情を浮かべた。]
「キィエエエエエエ!
よくも!あタしの!お人形ちゃんヲ!」
[男に怪我はないが、恐怖のあまり意識を失っている。
どういうわけか、男を再び立ち上がらせることはできないようだ。
叫びながらシールドを構え、再びユウヅキに飛びかかっていく。
理性なく、元々戦闘の心得もない女だ。
まっすぐ飛び込むしか能がないようだ。]*
( +97 ) 2017/07/06(木) 23:01:55
[ノエルについた異名は話が長くなるほど逸話があるらしい>>118。
きっと能力だけでなく、ノエル自身の実力も相まってのことなのだろう]
……正直、自ら傷つきにいく役目をお前に頼むのは心苦しい。
だが、お前ならやり遂げてくれると信じている。
だから。
メロスの命を、護ってくれ。
[善処すると言うノエルに感謝の心と、信を向けて。
差し出されたサバイバルナイフ>>119を受け取った]
分かった、借りておく。
[刃自体をメロスに向ける気は無いが、取り扱いの易い媒介があるのはありがたい。
ナイフを腰のベルトに差し込む]
( 128 ) 2017/07/06(木) 23:09:19
[メロスの状態が臨界まで達し始めた時、ノエルは彼へと駆けた>>120。
迸る雷撃が、メロスの肩を掴んだノエルへと流れて>>121]
───── ッ、
[その様を目を逸らさず、見詰めて歯を食いしばる]
[─── やがて、膨れ上がっていた電流が放電し切り、メロスの身体が揺らぐ>>123。
直ぐにノエルも倒れ始めるか。
すぐさま駆け寄るために、ハロルドは靴の裏で地面を踏み締めた*]
( 129 ) 2017/07/06(木) 23:09:24
ああ、そうだな。全くだ。
……僕も、そう思っていた。
[悲鳴は最高のBGMと聞き、少しばかり顔を曇らせた>>+97]
……ふむ、使えなくなったか。割とあっさりだったな
……では、もう大丈夫だろうな
[まっすぐ飛びかかってきた女の攻撃をゆるりと回避して、血の刃を展開する]
今度は15枚だ。 全てはたえきれるかな?
[一斉に血の刃を女の手足に向かって打ち込む!]*
( +98 ) 2017/07/06(木) 23:09:33
闇商人 ライザは、メモを貼った。
( A26 ) 2017/07/06(木) 23:11:31
―救護テント―
[どの程度寝ていたのか、娘はベッドの上で身体を起こした。
誰かが運んでくれたらしい。
再びレーダーの方に駆けより、状況を把握する。
テントのそばのエネルギー体は入り乱れており、よくわからない。
村の中ではユウヅキだろうエネルギー体と何かがやりあっているようだ。
二度目の接続では精度があがり、人二人のそばに犬のような形が見える。]
あそこには確か――ラジオがあるはず。
[通信機から電波を飛ばし、ラジオに接続した。
すると、現場がより鮮明に視えるようになった。]
( +99 ) 2017/07/06(木) 23:14:59
ユウヅキ!
[見れば、ユウヅキは満身創痍であった。]
ちゃんと戻ってきてもらわなきゃ、ね。
[そういう娘自身も料理の準備は進んでいないのだが。
ラジオのスイッチを入れ、そこに自身のエネルギーを乗せる。
相対する女にも届いてしまうのが問題ではあるが、ユウヅキを回復するのが先決だ。]*
( +100 ) 2017/07/06(木) 23:16:03
えー、ナニコレ、カプセルがバチバチしてる。
[戦いを終えてテントへと戻れば、自慢の治療用カプセルがショートを続けていた。もともと自力発電のため、放っておけば延々と火花を散らし、ともすれば火災の恐れもある。]
漏電なんて絶対ない設計にできたと思ってたんだけどなー。
ましてや、ちゃんと出る前にバラしてメンテまでしたっていうのに。
[不思議に思いながら能力を発動する。留め具がみるみる内に抜け落ち、部品がバラバラに宙に舞う。]
うーん、わからん。ハッキング?どこにも接続されてないのに?
[バラバラにしてはみたものの、結局原因は不明だった。いや、原因自体はOSの不具合によるオーバーヒートなのだが、なぜそのような動作をしたかが特定できないのであった。]
( +101 ) 2017/07/06(木) 23:16:58
[こちらへ駆け寄るハロルド>>129の姿を焦点の合わぬ目で見ながら、ライザ>>124>>125>>126に言われたことを考える]
(おれは……本当に望んでいるのか……?)
[村の破壊。別の世界での生活。
――異能を手に入れたなら、全て叶うことなのだろうか]
(わから、ない……おれは――)
[遠くで羊が鳴いている声が聞こえた*]
( 130 ) 2017/07/06(木) 23:17:58
[壊し、守りたいものを見ながら叫ぶメロス>>112に、ライザは口にした]
メロス。
お前には体の使い方を教えていた。
今日は、異能の使い方を教えてやる。
[ライザの額に青痣のような星が薄っすらと浮かび上がった*]
( 131 ) 2017/07/06(木) 23:20:48
……!
[ドクリ、ドクリと突然鼓動が跳ね上がる。
ゴポリ、と口の奥に溜まっていた悪い血が吐き出される]
………これは?
[……身体が、回復している。エネルギーが少しずつ戻ってきている。
ユウヅキはよもやエイミーがエネルギーを送ってきているとは>>+100知らずキョトンとする。
どこかからエネルギーが流れてくるのは感じるが、電波に乗せられると少々特定が難しくなる]
……どうやら、寿命が伸びたようだな
…どこの誰が気まぐれ起こしたかはしらんが…
…ボクは、まだ、死ぬわけにはいかないようだ!
[血の刃を展開する。最初の15枚がダメなら、20枚、
それでもダメなら40枚! 元となるものはいくらでもあるのだから!!! ユウヅキは女を止めるために、その手足を狙い続ける!*]
( +102 ) 2017/07/06(木) 23:25:47
……。
[投げ渡したキャッシュの話が出て小さく瞬きひとつ。>>127]
気が利くじゃないか。
[それだけ言い残すとメロスへと向けて走り出した]
……!
[こちらを見たメロスの瞳に驚愕と恐怖が宿るのを見た。>>122
恐怖―――それは誰かを傷つけることへのものなのか。
だがもうひとつの意志が暴発し力となってメロス自身をも見舞っている。
メロスの肩を掴む手に自然と力がこもっていた。
もっと強くつかめば電流もこっちに流れやすくなるかという単純すぎる思考]
( 132 ) 2017/07/06(木) 23:31:52
何故、だって――――!?
[視界と意識が白く灼けかける中ノエルはその問いを訊いた。>>123]
そんなの、 護りたいからに決まってるだろう!
[たとえ作戦上必要がなかったところで、
身を呈してまで誰かを護ろうとするスタイルは崩れなかっただろう。
それにハロルドにも思いを託された。>>128]
アンタがいなかったハル兄だって、
………エイミーだって悲しむ。そうだろう!?
( 133 ) 2017/07/06(木) 23:35:24
[凄まじい電撃が、目の前で荒れ狂った。
目を開けられない程、耳を劈くような震えも大気に走ったか。
高電流は、怒り狂うように、四方へ電撃を散らさせる。
常駐テント前や遮蔽の集積物もまた、その影響を受け暫し帯電しただろう]
ハロルド、ノエルをテントに運べ。
その間、俺がメロスを相手する。
お前が……メロスの心を救ってくれ。
[ノエルの先程の会話>>118を掬い、ライザはメロスへと歩いて近づく。
ライザはハロルドに背を向け、放心したように佇むメロス>>130に向き直った*]
( 134 ) 2017/07/06(木) 23:35:45
―裏路地―
[意外と話の分かる奴だとばかり、女は口を歪ませた。
攻撃をかわされ、再びつんのめる。
起き上がった時には15枚の刃が女を狙っていた。
にんまり笑い、女はシールドを全身を守るよう広げた。
シールドの中央に当たった刃は弾かれたが、外側は貫通し刃が女の手足につきたった。]
「いっタ、い、
あぁ、痛い――みんな、もっと、痛い」
[片膝をつく女の表情が醜悪な笑みから嘆きに変わる。
ラジオの電波で傷はどんどんふさがっていくが、すぐに立ち上がる様子はないようだ。]
「ダメだ、ダメ。悪い子はお人形になァれ」
[ユウヅキが次の攻撃に移ろうとした頃、女は再び笑みを浮かべて立ち上がり、ユウヅキを乗っ取ろうと試みる。乗っ取りはシールドと同時には扱えないようで、無防備に。
それと同時にラジオの電波が止まった。]*
( +103 ) 2017/07/06(木) 23:36:52
[どれくらい時間がたった頃か。
ふっ、と、空間を荒れ狂わせていた電撃が収まった。
メロスの身体から力が抜けても、
ノエルに彼を支える力はもはやない。
共に――折り重なるように、であるかも定かでなく――地面に倒れこもうとしていた*]
( 135 ) 2017/07/06(木) 23:39:41
闇商人 ライザは、メモを貼った。
( A27 ) 2017/07/06(木) 23:40:17
ー裏路地ー
やはり全体を覆うと薄くなるな。
わかりやすくて大変結構だ。
[彼は次の攻撃のために、血の刃を更に展開する。
その瞬間に、乗っ取りに来ようとする女の顔が見えた>>+103]
…っぁ…ぐ………
[ユウヅキは、少しだけよろめく。 …そして]
( +104 ) 2017/07/06(木) 23:41:15
( +105 ) 2017/07/06(木) 23:41:31
[大きな銃声が、高らかに鳴り響いた。
それはユウヅキがライザから…借りたもの。>>0:196 >>1:171。
そして撃ち抜いた先は、自身の右手だった]
…悪いが、誰かの人形になるのはもう飽きた
[痛みに集中することで、外部からの侵入を拒絶した]
……誰かの命令を聞き続けて、バカになるのはもう飽きた
[血の刃達は、主の呟きを無視して一斉に女に降り注ぐ]
……致命傷は避けてやる。安心しろ。
『ナイトライン尋問官』は、悲鳴のBGMが大好きなんだ
人間を殺さず傷つける場所なんて、たくさん知ってるさ
[それら全てを、無防備な女によけられるものであろうか*]
( +106 ) 2017/07/06(木) 23:46:16
……分かった。
[何かを決めた様子のライザ>>134に、思考の間を空けてから是を返す。
メロスへと向き直る様を見遣ってから、ハロルドは意識を別へと向けた]
( 136 ) 2017/07/06(木) 23:47:33
配達屋 ノエルは、メモを貼った。
( A28 ) 2017/07/06(木) 23:47:41
[右足は地面を、左足は膝を曲げ、後方に向いた足の裏に発生させて斥力場を踏みつける。
引力軽減をかけた身体は滑るように前方へと進み、駆けるよりも早くメロス達の下へと達し。
身体への引力軽減を解除し、ランディングするように地面を滑りながら、倒れ切る前にメロスとノエルを支えようとした。
左腕は負傷しているためノエルを胸で、メロスへは右腕を伸ばしたが間に合ったかどうか]
────……ノエル……
[すまない、と小さく紡ぐ。
メロスはどうしていたか、確かめるように視線を向けた*]
( 137 ) 2017/07/06(木) 23:48:17
(ライザ……?)
[ライザ>>131の声は聞こえてはいたが、反応はしないままか。
彼の行動に抵抗することはないだろう]
( 138 ) 2017/07/06(木) 23:52:36
[強く肩を掴まれ、電流の衝撃と痛みに苛まれながら、同じものを味わっているはずのノエルの声>>133を聞く]
(護、る?)
(今日会って少し話ただけの、おれを?)
[話を聞けば、それは同じ村人のハロルド、エイミーのためでもあるとわかるだろう。
それでも、彼女が他者のために、苦痛に耐えた事実に変わりはなかった]
( 139 ) 2017/07/06(木) 23:52:54
[ノエルの体が揺らぐ>>135。
支える力がないのはこちらも同じだった]
[しかしその身が完全に倒れるより早く、ハロルドの体が滑り込み>>137二人を支えた。
僅かに身じろぐ動きは、抵抗とも拒絶とも見えるものだったかもしれないが、結局は身を起こすことは叶わずそのまま腕に支えられる形となった*]
( 140 ) 2017/07/06(木) 23:53:10
羊飼い メロスは、メモを貼った。
( A29 ) 2017/07/06(木) 23:54:22
―裏路地―
[自分で自分を撃ち抜くユウヅキに、女は目を丸くした。]
「……あは、オマエ、勿体なイ!
せっかく私ノお人形ニなれるのに!」
[ぶつぶつと何かつぶやいているユウヅキをよそに、血の刃は降り注ぐ。
慌ててシールドを再展開し始めたが、到底間に合わず]
「ィャァァァアアアアア!」
[たまぎる悲鳴をあげ、女はユウヅキの前に伏した。]*
( +107 ) 2017/07/06(木) 23:54:41
[意識が明滅する。
地面に倒れこむかと思っていたが、
どうやら地面と違う固い何かに受け止められているようだ。>>137
すまない、と声が聞こえた気がした]
………気にしないで。
あたしこそごめん、 ちょっとだけ……休む………。
[本当にちょっとだけになればいいと願いながら、
意識を手放した*]
( 141 ) 2017/07/06(木) 23:56:57
[倒れた女を見て>>+107、ユウヅキはハァーとため息をついた。 ]
……連れていくか
[先ほど引き上げて倒れている男を水獣の口に咥えさえ、
女の体を左肩に担いでユウヅキはやれやれと屋根の上を歩き出した。]
[…その直後、少し真っ青になった]
……ハロルドにバレたら今度こそ潰されるな
[ますます合わせる顔がなくなった、と思ったらしい]**
( +108 ) 2017/07/06(木) 23:58:58
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