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[少女とは、紙を受け取った後に別れ、アーネストは救護兼捕獲のテントが張られているであろう場所へと足を向ける。
勿論、その間に誰かにちょっかいを出し、更には拘束など受けている等、トレインからのエマージェンシーが無ければ分かる筈も無い。]
!
[踏み出した足が、ジャリとした音を立てて止まる。
バッと振り返るのは、先程話していた青年の声が上がった先。]
…………?
[ごしごしと目を擦りながら、ガラクタの一角を眺める。
しかし、背後からの"どうかしたのか?"という声で意識を引き戻す]
いや、なんでもない。
[こちらの張り上げた声に気付く者はあっただろうか。
出来る範囲の応急処置はしつつ、救護を待つ**]
[────次の瞬間。]
呼んだかい!?
[アーネストの姿が消え、先程アーネストの見えていた視界の中にあった屋根の上に、アーネストの姿が在った。
アーネストも叫び尋ね返すが、返答はあったろうか?*]
[────次の瞬間。]
呼んだかい!?
[アーネストの姿が消え、先程アーネストの見えていた視界の中にあった屋根の上に、アーネストの姿が在った。
アーネストも叫び尋ね返すが、返答はあったろうか?*]
村の設定が変更されました。
[返答があっても無くとも、負傷者の居る場所には程なく辿り着くか。
開口一番舌打ちし、怪我人の元へと近づくだろう。]
怪我は頭部だけかい?
[青年は何と答えただろう?
何れにしても、早急に治療を行う必要がある。*]
[考えを伝えたことで落ち着いたのか、ユウヅキは相手の言い分を聞く気になったらしい>>113。
ハロルドもまた特殊チームだと言う人物の言葉を待つことにする]
[その一方で、ユウヅキから問いの答えを得る>>118]
『連続異能暴走事件』……
[聞けばユウヅキの知り合いがその被害に遭ったのだという。
息巻くその言葉が偽りであるようには聞こえない。
犯人を捕まえたいと言う思いは本物のようだ]
そうか……それでこの村に。
[状況とタイミングを考えれば、特殊チームが追う犯罪者と同一であると考えられそうだ]
……その犯人ってのは、相当イカレてるようだな。
[逃げ込んだという犯罪者の片鱗を聞かされ、前髪の奥で強く眉を寄せた*]
─ 4年前 ─
[村へと移り住んで4年。
最初はやはり不便や不慣れもあったが、4年もすれば畑での作業も生活も手慣れたものとなった。
ハロルドは村に住み始めたその日から、身に宿す異能を使わずに過ごした。
村人達にも異能力者であることは明かしていない。
この村で過ごす以上、対等な立場で在りたいと考えた。
お陰でドーム暮らしの間は細身だった身体に、畑仕事で培った筋肉が上乗せされている]
……ドームからの移住者?
[ある時、若い娘がドームから移ってきた>>72と聞き、他の村人達と共に野次馬めいた様子で見に行った。
身形の良い、どこぞのお嬢様と言えそうな娘だった]
何も出来ないが、何でも覚えるときたか。
[長老に伝えられた言葉を又聞きし、へぇ、と感心するように言う。
どこぞのお嬢様なのであれば、相応の覚悟を持って出てきたのだろうと感じた]
…誰も引き取れないなら、俺が引き取る。
[周りには大層驚かれた。
嫁にでもする心算か、と揶揄う者さえいて]
俺も移住してきた身だからな。
放っておけないだけだ。
[揶揄う者達にはそんな風に返しておいた]
[エイミーには空いていた部屋を宛がい、広くもない生活空間を簡単に案内する。
その後は畑仕事に出るため、自由に過ごせば良いと伝えてあったのだが]
……こりゃまた派手にやったな。
[夕方、家に戻ると台所でエイミーが真黒になっていた>>73。
呆れた声が出たのも仕方がないと言うもの。
だが何かしようという気概はその様子から垣間見えた]
すまないが風呂なんて上等なものはない。
濡れタオル持ってって部屋で身体拭いて着替えてきな。
戻って来たら飯炊きの仕方教えてやる。
他の家事も教えるからな、ちゃんと覚えろよ。
[咎めることはせず、家事については教えると告げてエイミーを着替えに向かわせる。
何も出来ないなら覚えれば良い。
8年前のハロルドもまた、そこから始まったのだ。
エイミーがある程度一人で出来るまでは、根気よく教える心算でいる**]
[村の中央付近から、村人達が共有財産として扱っているガラクタがある場所へと向かう]
この辺りから聞こえたように思えたが。
[一帯の物は、ドームの人間からすれば金銭的価値を見出だせない廃棄物とも見えるだろう。
だが例えば、そこに立て掛けられた錆びた金属製の部品は、組み立てれば簡単な小屋や暑い日差しを遮る覆いの支柱にも出来る]
いかれている、か。そうだろうな…『あの子』から聞いた話では…とても…こんな事をするヤツには聞こえなかった。それがある日突然『あの子』に…!
[ハロルドの言葉に>>123、ユウヅキは『少女』から聞いた『センセー』の話を思い出す。彼女が『センセー』の話をする時にはいつも笑顔で楽しげだった]
…ボクが知っているのは奴が被害者に『センセー』と呼ばれて慕われていたこと…慕った者を家に連れ込んで…通わせて…そして…異能を強制開花させること…被害者の暴動がひどくなれば即座に姿を眩ませてしまうことくらいだ。
あまりに逃げ足がはやいから『異能を強制開花させる能力』の他に『空間移動系』の能力も所持している可能性はあると
思う。
[見た目の情報もなく、ただ少女の話だけを頼りに追いかけてきたという彼の言葉はある意味では異常かもしれない。しかし彼はあまりに愚直だった*]
ー回想ー
『ユー、センセーね最近このあたりに越してきたんですって。あんな見た目でお医者様なのよ?どこにでもいそうな普通の人っぽく見えるのに服の下には注射とかナイフとか入ったのよ?それでみんなをさささーって治しちゃうの!優しくてカッコイイの!』
『ユー、今日ね、センセーが美味しい野草の見分け方を教えてくれたのよ。それから、それからね、図鑑の読み方と文字も教えてくれたの。これで私、ライザさんたちのように商売人になれるかも!』
『ユー、今日はセンセーがお家に招待してくれたの!私の好きそうな本がいっぱいあるって!色んな勉強をおしえてくれるって!もしかしたらユーより賢くなっちゃうかもね?』
[ユウヅキは、あの時少女が出かけてしまうのを止めようと思った。しかしそれは嫉妬心から来ると分かっていた。だからあえて止めなかった。それを彼は今でも悔いていた]
『ユー、タスケテ』
[彼が彼女を最後に見たのは、能力を暴走させ獣のように暴れ狂い特殊チームの一員に押さえつけられて病院に搬送される姿だった**]
―― 村中 ――
……さて、どーしたもんかなぁ。
[村の入り口に古ぼけた四輪自動車を停めて。
身一つで村に足を踏み入れたはいいが、
初手から困ったように辺りを見回している。
犯罪者が逃げ込んだ――にしては、
村の雰囲気はまだ極度に物々しくないように見える。
外に出ている村人らしき面々からの視線は穏やかではないが]
すまない、ここにあやしいやつが逃げ込んでこなかったか?
[そう、村人の一人に問うてみれば、
「知らない」と応えがあったあと、「あんたもチームとやらの一員か?」と訊かれた。
首を横に振る]
いや、あたしは誰とも組んでないし群れてもいないよ。
[そういえば、と、
自動車を停めようとした時流線形の大型バイクに目を留めたのを思い出す。
こんな辺鄙な村では間違いなく目立つ代物。
おまけに見覚えもあるような気がしたのだが……どこでだったか……]
……まーそれは置いといて、だ。
[警戒はされているが。
質問にちゃんとした返事があったことで多少は気が楽になった。
この調子で聞き込みを続けていこうと思いつつ、
村の中心部を目指して歩みを続ける]
[ガラクタ置き場を歩き、やがて見えてきた光景は、怪我人を抱えたメロスとアーネストの姿だった]
怪我人だな。
[ライザは何もない空間へと手を向ける。
何もない場所から下から押し上げられるように、救急キットが現れ、ライザは取っ手を掴んだ]
救急キットだ。
怪我人を動かすにしても治療が必要だ。
貸しにしておく。
[視線を向ける先は、アーネストへ。
支払いは、無い場所からではなく有る場所からが基本だ]
[メロスに断られないなら、怪我人に消毒と治癒促進を促す軟膏を塗り、ガーゼと包帯を巻いてゆく。
終われば、指を唇でくわえ、鋭い口笛を鳴らす]
ピュゥィイイ!!!
[メロスも助けを呼んでいたが、更に人を呼ぶ為の口笛*]
誰も来なければ、俺とお前だけでか。
そこのエースに運んで貰おう。
[中心部を目指したのは、単にそっちの方が人がたくさんいるからだろうと思ってのこと。
スラム街の中央あたりも、露店や、路上パフォーマーや、
それらを求める客らで賑わっている。
うるささはもちろんこの村の比ではなく、
――どこかで、他人のものを奪い合う事態が発生することもままある。
そんな光景を見るたびに思い出す言葉がある。
「奪い合うばかりが人生ではない」という単純だが深い言葉。
女の本質がおひとよしになってしまったのは紛れもなくそう言っていた人のおかげで、
その言葉を信じたいとは思うのだけど、
ドームの中では欲望のままに奪い合うことは当然のようにまかり通っている。
そこから目を背けるか、立ち向かうか。
紆余曲折あって結局は立ち向かうことを選んで今に至っている]
/*
奪え云々は、アーネストの生き方だったりはあるけどネ。
もっと言うなら、大事な物は絶対に手放すなみたいな感じだったりしてる。(メロス狼のエイミー村側を見ながら)
[口笛のした方へと歩いていく。
しばらくするとそこいらに廃棄物が積み上げられている場所にたどり着いた。
廃棄物で構成された山の陰に誰かいないか慎重に探していると、
やがて、見つけた。
手当の終わった怪我人と純朴そうな青年と、
スラム街で見かける闇商人ともう一人、]
なーんだあのバイク、見覚えあると思ったら貴女のでしたか。
[P13ドームのエースサイキッカーが一堂に会しているのを。
だが、挨拶もそこそこに女は怪我人を心配そうな眼差しで見やる]
で、さっきの口笛ですけど、
ひょっとしてこの人を運ぶに人手がいる、ってやつ?
……そもそもどうして怪我してるんですかいったい。**
── ガラクタ置き場 ──
フン。
手慣れてるネ、アンタ。
[駆け付けた場>>133に続いて現れたのは、ドームでも見かける【東洋会】の商人。
ライザに、では無いが、中層以下のひいてはスラム街にまで商売する範囲を広げている商売人達は、フリーランスの時にも、特殊チームに入ってからも見かけたものだった。
【東洋会】の印なりがあれば、すぐ分かる程度には。]
いいよ。経費は、こちらから出す。
[使用しようとする救急キットの代金は、こちら持ちと。
移動や手当には別の方法もあったが、目の前の空間系能力者>>133が手当しようとするのに任せる。]
……何があった?
[状況判断の言葉を、羊飼いの青年に向け。
アーネストは、ガラクタ置き場一帯を睥睨する。]
[状況を聞いているうちにか、現れたのは新たな異能者>>137。
纏う雰囲気から、ドームの人間だとはすぐに分かる。]
おや、野次馬かい?
[胸を押し上げる様に腕組み。]
……………。
[人手の件については、さて、という様にアーネストは一旦返事を保留する。*]
/*
少々NPC犯罪者関連などの整理をします。
NPC犯罪者:能力は未盛り盛り。
(はっきりした能力の確定は無い感じ?)
■ライザ>>60
・暫く前からドームのスラム街が騒がしい。
特に最近は、暴動の様なものも起きていた。
■ノエル>>76
・数日前:異能者集団と賞金首とのドンパチに遭遇>>2。
賞金首は捕まえられなかった。
同時期、暴動と暴動の鎮圧>>60があった。
・昨日 :賞金首がドームからも逃げおおせてしまったと誰かから聞く
/*
■時系列:
・8年前にハロルドが村に来る
・4年前にエイミーが村に来る
〜
・暫く前からドームのスラム街が騒がしい(開始時期不明)
・NPC犯罪者が賞金首になる(時期不明)
・異能者集団と賞金首のドンパチにノエルが加勢(数日前)
・スラム街で暴動(上と同時期)
・NPC犯罪者逃亡(詳細時期不明)
・上司から、上層部直属の特殊チームに仕事が下る(逃亡後)
・アーネスト先行、村に到着し情報拡散
・負傷者?発見>>104(今ココ)
抜けがあるかもしれませんし、視点が偏って書いているかもしれませんが、参考程度に。
/*ああそうか、なんか人体実験をやってたとは言ってたけど被検体が暴れだした描写は無かったか。スラム街の暴動は完全に犯人とその被検体のせいだと思ってた。設定とかに引っ張られてた
うん、ベリティに最近突然能力に目覚めてひどいことする人が増えたって聞いたことにしよう((
ユウヅキはベリティの言ってたこと以上のことは知らないからね。ほんと何しに来たんだろうかこいつ*/
/*
村建人の最初の想定が特殊チームってひとつだけなんじゃって思ってたからなのだけど、複数にすれば、今悩んでる事の全ては解決しちゃう。
(ドームの規模を、最初もっと小さめに考えていたからなんだけどね)
ログが進む事で解決するかもだし、様子見。
証明、証明ねー。
ポルポー、何か持ってたか?
[ハロルドとユウヅキからの身分の確認について>>102>>108、ポルポに尋ねれば、お任せあれとばかりに2人の方へと進み寄り、頭頂部からなにやら身分証らしきものを覗かせた。]
ああー、その写真、最高の出来栄えっしょ?
写真撮るっていうからさー、すんごい気合入れて行ったのさ。
懐かしいなー、俺ちゃんの若き日の雄姿を刻んでおいてくれよ。
[渾身のふざけた表情によくわからないポージング、キラキラの背景。とても身分を証明するための写真とは思えぬトレインのブロマイドの隣に、申し訳なさそうに特殊チームの電子紋章と『P-13特殊チーム NO.00106 トレイン・ジェットシップ』という文言が記載されているのであった。]
[紙に目を落とせばなるほど、娘のよく知る能力とは違うものが連なっている。]
ヒュプノキネシスに空中浮遊……
突然姿を消すが、詳細は不明。
エネルギー体に包まれて消失する事だけがわかっている。
なるほど、厄介ね。
[資料を読み上げる。
もしかすると、報告されていない能力も持ち合わせているかもしれない。
テレポートができるならば、食料の調達などは容易だろう。
井戸を見張っても意味がないかもしれない。
ざっぱーんとあがった水音やら、メロスの叫び声が聞こえなかったのはきっと、資料に夢中になっていたからだろう。]
[アーネストと別れ、適当な木陰に腰かけた。
紙に目を落とせばなるほど、娘のよく知る能力とは違うものが連なっている。]
ヒュプノキネシスに空中浮遊……
突然姿を消すが、詳細は不明。
エネルギー体に包まれて消失する事だけがわかっている、と。
なるほど、厄介ね。
[資料を読み上げる。
もしかすると、報告されていない能力も持ち合わせているかもしれない。
テレポートができるならば、食料の調達などは容易だろう。
井戸を見張っても意味がないかもしれない。
だっぽーんとあがった水音やら、メロスの叫び声が聞こえなかったのはきっと、資料に夢中になっていたからだろう。]
―村 中央―
[資料を読み終え歩いていけば、見知った店が広がっていた。]
ライザ!
……なんだ、いないの。
[食事か、どこかへ散歩でもしているのだろうか。]
ちょうどよかった、石鹸があればいいんだけど。
[店先には見当たらない。
後でライザに直接聞いてみる事にした。]**
………冗談だろう?これが証明証だと本気で言ってるのか?
[ユウヅキは小さなロボットに見せてもらった画像を見てあぜんとした>>143。
確かにそこについている紋章は上層部直属の特別な地位を与えられた特殊チームにしか与えられないものだが、いかんせん横に添えられている写真があまりに世俗的すぎるというか、チープというか。
ぶっちゃけここまでくると雑コラにすら見えてきた]
これがホンモノだとするならお前を雇った奴らはどういう神経してるんだ…市民を護るどころか風紀を乱してるだろ!お前のせいで被害がどれ程広がったのか…!だがしかし…くそっ!
[だがドームにおいて、こういう個人情報は厳重に守られている。偽装するなどということはそうそうできない。納得せざるを得なかった。もう一度写真をみた。イラッときた]
[そしてユウヅキの『イラッ』はトレインの弁明を聞いて>>144、即座に『ブチッ』に変わった。彼は煽り耐性がないと言うか、沸点が低かった。]
き、き、貴様…!何を、言うかと、思えば…!
そうか、そうか…!事件の犯人ではないことはよぉく分かった…!
[ユウヅキはトレインを入れた水球を井戸に戻すことにした。トレインごと。]
…ハロルドすまないな、今水を返してやる。
[水球の水を少しずつ井戸に戻していき、トレインの身体が完全に出てきた辺りで彼の肩を思い切り井戸に向かって押した!落ちたところで死にはしないが、もし本当に落ちてしまえば脱出には時間が掛かるだろう。]
ふん………!ハロルドも奴には気をつけておけ。例の犯人程ではないが何をするかわからん!
[ユウヅキはトレインが本当に井戸に落ちたのか確認することも無く立ち去ってしまった。]
ー村 中央ー
ふん…落ちることの大変さが分かれば奴も2度とあんなことはしないだろう
[ユウヅキは歩きながら怒りを抑えていた。直前まで完全に動きを封じていた者の肩を突き飛ばすくらいわけはない、これで完全に井戸に落ちたものだと思っているようだ。
しかしユウヅキは相手が特殊チームメンバーだということを忘れていた。トーシロのユウヅキが突き飛ばしたところで素直に落ちるかどうかは少し疑問が残る、トレインの行動次第だろう]
さて…おや、あそこにいるのは?
[ユウヅキが冷静になると、少し離れたところに黒い長い髪を見かける。>>147
見るからに村のものだが、彼は彼女が持っている紙に興味を持った。この村のものにしては紙質がいいというか色が白いというか]
なあ、少しいいだろうか?
[ユウヅキは声をかけることにした]**
[ライザの商品を物色していると、声をかけられた。
振り向いてみれば見知らぬ男で、怪訝な顔になる。]
はぁ。
ええと……特殊チームの人かしら。
[身なりは良い。
少なくとも、ドーム上層の住人だろう。]
私は何も知りませんし、
それもアーネストさんに話しました。
[ぷい、と商品の方へ向こうとして。
男の視線が手元の紙に向いているのに気づけば、それを慌ててポケットにしまった。]**
いいや、ボクは特殊チームとは関係ない。一人で来たんだ。
あーねすと、とやらをボクは知らないし話を聞かせてもらいたい。
[怪訝そうな顔をされこちらも怪訝な顔になる。>>151 ずいぶんと排他的というか、よそ者に対しての警戒心が強い奴だと訝しむ]
この辺りに妙な奴が来たはずだ、心当たりはないか?
ボクはそいつを追いかけてきたんだ。
『センセー』とスラム街では呼ばれていてずいぶんと気さくで優しげなやつだったようで………普通っぽい見た目、の医者なんだが
[ユウヅキは知っている『センセー』の特徴を話す。性格の話ばかりで容姿の話は『普通っぽい見た目』としか言わない彼の持つ情報はあまりに断片的で要領を得ない]
…その紙はなんだ?何故隠した?村の住民が持つにしてはずいぶんと上質のものだが
[彼はポケットに紙が隠されたのに気がつくとそれについても言及した]
(…何故情報を出し惜しむ?なぜ隠す?凶悪犯が捕まってほしいなら情報を出し惜しむことはないだろう…やましいことでもあるのか?**)
[特殊チームでないとしたら、なんなのだろう。
眉間のしわが深まった。
話を聞けば賞金稼ぎの類かと合点がいったが]
気さくで優しくて普通っぽい見た目って……
全然わからないんですけど?
[ますます顔が険しくなる。
もしかして、操作を撹乱しにきた犯罪者の手先なのではないだろうか。]
あなたには関係ありません。
こんな村だってこういう物が手に入る事もあるんです。
[ならば、特殊チームの資料などますます見せるわけにはいかない。
ポケットをかばうように手で押さえ、そっぽを向いた。]**
あー待て。今思い出す。
[ユウヅキは眉間に皺を寄せるエイミーを見てさらに訝しんだ。関係ないのであればそこまで頑なに紙ごときを隠す理由はなんだ?それに関係ないというわりには何か物知り顔である。できる限り彼は自身が『少女』から聞いた話を出した。情報を落としてもらいたいのだ]
えーと、そうだ。まず『センセー』は医者らしい姿はしていない、服の下に医療器具を仕込んでいたらしい。だからスラム街に普通にいそうな外見で白衣などはない。
それから、薬草の話や物の書き方を人に教えられるくらいには学があるやつだ。
それから…複合異能者で、恐らく人や物に対して『強化』や『潜在能力の解放』を行える異能を持っている。逃げ足の早さから移動系の異能も持っているはずだ。
…ああいや待て、あの子は『センセー』の性別は言ってなかった。男ではなく女の可能性もある。だがそこまで年はとってないはずだ。…どうだ?知らないか?
[彼の語る特徴は少女から聞いた特徴からの推測に過ぎず、エイミーが見た資料の情報とは>>146ほとんど噛み合っていないようだった。そもそも学があるかどうかなんて資料には載っていないはずである*]
― ガラクタ置き場 ―
[その声は突然、そして予想していたよりも近くから聞こえた>>121]
なんだ!?
……っと、アーネストさんか。
[瞬間移動、というやつだろうか。
サイキッカーの中では(程度の差はあれ)珍しい能力ではないのだろうが、そうした光景に慣れていないこちらからすると心臓に悪い。
とはいえ動揺してばかりもいられなかった]
やられた、怪我人だ。
[アーネスト>>122に答えつつ、わかる限りの状況を説明する。
一番目立つ怪我は頭部からの流血だが、切り傷、打撲の類はそこかしこにあった。
追跡を振り切っただけならば、過剰と思える負傷に唇を噛む]
[口笛を聞きつけてか、見知らぬ顔がこちらへ近付いてきた。
口振りからして、こちらの手助けに来たのだろうか。
少なくとも悪意は感じられない]
[彼女と、それからアーネスト>>138へ向けて、こちらの知る状況を説明する]
――と言っても、おれは見回りの途中に、こいつが倒れてんのを見掛けただけでなぁ。
[視線を怪我人へ向けると、彼は小さく呻いて口を開いた]
"オレも、何があったのかわからねぇんだ。
気付いたらここに倒れてた。何か思い出そうとすると、頭痛がしやがる……"
[頭部を摩りながらそう答える怪我人から、それ以上の情報を聞き出すのは難しいと思われた]
とりあえずは、テントまで運んでやろう。
落ち着いたら、もう少し話せることが増えるかもしれんしな。
[手を貸せることがあれば貸すつもりで、周囲の人間へそう声を掛けた**]
[憤慨するユウヅキに向かって、これが巷に聞くキレ芸かと感心しつつ>>148、トレインはやや口をとんがらせた。]
なーに言ってんだかねー。
人殺しが楽しくてしょうがないアンポンタンやら、人様の精神ぶっ壊して御満足してるイカレポンチやらを相手に風紀だの気品だのは必要ないんさ。
大事なのは、ジ・ツ・リョ・ク。
って、あ〜〜れ〜〜ぇええ。
[珍しく真剣な眼差しを向けながらブツブツと独り言ほどの声量で講釈をたれた後、ドヤ顔でポーズを決めた。が、ユウヅキはそんな戯言に聞く耳を持たなかったか。突き飛ばされれば>>149、ぐらりと体制を崩して男の体は井戸に吸い込まれていった。ヒュルルという風切音が続いた後、ビタンッ!という近い音が地上に跳ね返ってくるのだった。]
[トレインがユウヅキに告げた突き落とした理由>>144は単純と言えば単純だった。
欲望に忠実、そんな感想が頭に浮かぶ。
P13ドームの在り方そのままのように見えた。
やられたユウヅキはお冠>>149のようだったが、ハロルドは口を挟まない。
当事者ではないのだから、首を突っ込む必要はないのだ]
あぁ、気をつける。
[水を井戸に戻しつつ、トレインを井戸に落とすべく行動したユウヅキの忠告に是を返し、立ち去る姿はそのまま見送った。
次いで井戸を見遣り、しばし黙り込む]
(……飲み水にもなるんだけどなぁ)
[ドームで配給される清潔な水ほど綺麗とは言えないが、飲み水としても十分使える井戸水。
砂礫などは沈むにしても、人が浸かった水を飲みたいかと言われると答えは否だ。
ハロルドとしては直情的なユウヅキも要注意人物に加わった]
それにしても……それだけの情報で犯人を探しに来たのか。
トレインとのことといい、余計な騒ぎを起こさなければ良いが……。
[一方的に決め付け、思い込む性質がありそうなユウヅキ。
村人に要らぬ疑いをかけぬよう釘を刺しておくのだった、と思うも後の祭りだった]
/*ハロルド、残念だがトレインが落ちる前にユウヅキが落ちてるのでどうあがいてもその水は人間の浸かった水なのだよ…諦めは必要だよ…(大体トレインと自分のせい)*/
/*言われてみれば人の浸かった水というのはなかなか使いたくないものである((
まあ大丈夫だろう、ほら井戸水って大体地下水汲み上げ式だし、綺麗な地下水と入れ替わってくれるよ多分((*/
/*
トレインさんが可愛すぎるのだけど、どこかで知っているような気がするんですよね、このトレインさん。
[しばらくの沈黙の後、ずぶ濡れのトレインが井戸から顔を出した。ひょいと地面へ着地すると、雨に打たれた犬のようにブルブルと体を震わせて水分を飛ばしている。]
あー、結構水飲んじゃったい、ゲプー。
うーん、鼻もズルズルする気がする。
ポルポー、乾かしてー。
[呼ばれたポルポから腕のようなものが伸びると、先端から温風が吹き出した。しばしの間、『あー』やら『うー』と呻きながら大人しく乾かされていただろう。不思議と服や防止は水を弾いているようだった。]
いっけね、姉御からの通信があったの忘れてた。
はいはーい、こちらトレインであります。
任務は順調、いや、もう光の速度を超えて遂行中でありますよ。
ご褒美、ご褒美ー。へへへ、たのんまーす。
[通信機に異常はないようだ。すぐにバレるであろう嘘っぱちの報告を並び立てると、ようやく本来の仕事に戻るのだった。]
んじゃ、金髪の兄ちゃん、俺ちゃん仕事だから!またなー。
[呆れ果てるハロルドに手を振ってようやく目的地へと歩みを進める。ハロルドがまだ入ればポルポが後頭部あたりから一枚の紙を印刷して差し出すだろう。]
『井戸水、汚染の可能性アリ。飲料水は救護用テントまで』
/*
そして反応の仕方間違えた事に気づく
資料に異能者覚醒の事ふっつーに書いてあるよね
めっちゃ覚醒してもらいたいのに
捜査かく乱とか犯人の身内とか大歓迎なのに
ぁぁぁぁ
―村の中央―
[男があまりに一生懸命『センセー』の事を話すのを聞くうちに、多少なりとも眉間のしわは緩み]
……残念だけれど。
『センセー』の居所に心当たりはないわ。
ここの村人にそういう能力者はいない。
この村にいるらしい犯罪者と
似てるところはあるみたいだけど。
犯罪者の方は結構年いってるみたいだし――
[ふと言葉を切る。
『強化』や『潜在能力の解放』と彼は言った。]
いいわ。
『センセー』がこの村にいるなら、
探すの手伝ってあげる。
その代わり、もし見つけたら会わせて?
[そんな能力者がいるならぜひ会ってみたいものだ。]*
[寄り道を重ねに重ねた結果、当初のスケジュールからはだいぶ遅れてトレインは目的地に到着した。普段村人たちが気にかけることのないであろうここには、村の内外から出たガラクタや大きな岩が横たわっている。]
んー、あのガラクタが。
いやいや、あっちの岩も。
もう、邪魔だなー、全部ぶっ飛ばしちゃおう。そうしよう。
[小石を蹴っ飛ばすのとは訳が違う。人力では相当な労力がかかる。重機があってもそれなりの日数を要するだろう。そんな土地を前にトレインは端末を見つめて何やら算段を始めるのだった。]
んー、高さオッケー。
指差し安全確認、500m先まで生命体あんまりなーし。
ではでは、参ります!
[村と反対側を向いてトレインが大きく息を吸い込んだかと思うと、吸い込んだ空気を思い切り吐き出した。その途端、彼の目の前のガレキや岩がまるで箒で掃かれたゴミのようにはるか先まで吹き飛んでいく。一瞬の轟音の後、テントの設営予定地は広大な平野となっていた。彼の能力である念動力の一端であった。]
―回想 村にて―
[ハロルドは実に有難い同居人だった。
家事のいろはを根気よく教えてくれた。
娘なりに精一杯覚え、じきにおぼつかないながら一通りこなせるようになった。
前髪が邪魔そうだったから、切ろうかとたずねた事がある。
結局申し出は断られた。
無理に勧める事はしなかったが、あの髪をはらったらどんな顔をしているのだろう、とよく想像する。]
[村で暮らしてどの位かたったある日、村に行商がやってきた。
ライザと名乗る男が並べる商品を眺めている内、武器に目をとめ手に取った。]
これ、どうやって使うのかしら。
[たまに、ならず者が村を襲う事があった。
こんな貧しい村からも奪えるものは奪うつもりらしい。]
自分の身くらいは守りたいの。
[訳を聞かれればそう説明する。
せめて、ハロルドの足手まといにならないように。]*
ー村の中央ー
…そうか、知らないか。それならいい。
だが、凶悪な犯罪者が来ているのは間違いない。
気をつけておけよ、と忠告はしておこう。
……なんだ?ボクの追いかけてる奴の他にまだ何かいるのか?それまた面倒なことだ…ん?
[言葉を切ったエイミーの様子に気が付き>>166、彼の黒い目が明らかに動揺した。だがすぐにその目の動揺は無くなり卑屈な目になった。その目は先程までの尊大さは無く、むしろ何かを後悔しているようだった]
お前はそいつにあって、どうする気だ?
さっきも言ったが凶悪犯だ、人間に直接の害がでている。
とても常人が相手できるような奴ではないし、そもそも奴の標的はこの村の住民のような…無能力者だ。
[ユウヅキは、エイミーの会ってみたいという言葉に二つの可能性を考えた。そして彼は後者であることを祈った。]
(…こいつ、例の犯人のドーム脱出を手引きしたものなのではないか?…というかもう一つの可能性は…考えたくない*)
[ずいぶんと小ざっぱりしてしまった荒野を前に、トレインは満足気に頷いた。]
よしよし、なかなかの立地になったぞー。
あとは、テント。そう、テント。
テントといえばー。あれだよなー、やっぱりなー。
[再度端末を覗き込みながら柱の位置等を確認する。設計図さえしっかりしていれば、寸分狂わぬ場所に設置するのはお手の物だった。]
よーし、コンテナ開放。
柱そこー、床を張ってー、梁がここー。
最後に布を被せれば……はい、完成!
[キャリーホバーに山積みになったコンテナの側面が開いたかと思うと部材が次々と宙を舞って各々の位置へと着地していく。みるみるうちに骨組みが完成し、床が張られれば、ベッドやら機材やらが続いて搬入されていく。瞬く間に特殊チームの救護兼捕獲の常駐テントが完成したのだが、]
うーん、素晴らしい出来。
姉御に報告っとー。
[唯一の難点は、まるでサーカスでも開演されるかのような、赤白ボーダーの外幕か。*]
[ずぶ濡れになりながら井戸から這い上がって来るトレイン>>165。
ひとまず無事ではあるようだ。
連れているロボットに乾かしてもらい、仕事へ行くと言うトレインはこれまでと同じ調子。
一人でも賑やかで、ユウヅキにされたことも気にしていないようだった]
あぁ、また。
[立ち去るトレインに声を返し、ハロルドもまた移動しようとした時。
彼の傍に居たポルポと呼ばれるロボットが印刷された紙を差し出してきた。
印字された文字を見て、ハロルドは重めの息を吐く]
……浄化出来る奴とかいないんかね。
[もしくはユウヅキに一度全ての井戸水を出してもらうか。
やらかしたのだからそのくらいはやらせても罰は当たらないだろう。
水が戻るまでに多少の時間はかかるだろうが、その間に必要な飲料水は特殊チームが用意してくれるはずだ。
何せこの事態を引き起こしたのは特殊チームの一員なのだから]
長老に報告して交渉してもらおう。
[ついでに井戸水の状態や飲料水配布の周知も頼むべく、長老の下へと向かった。
報告の後は再び村を見回りに向かう*]
―村の中央―
[変装の可能性を全く考えなかったのは迂闊だった。
が、そんな事は思い浮かばない。
ひとりの人間にそんな多種多彩な能力があってたまるか、という思い込みが邪魔をしたのかもしれない。]
ええ、ご忠告どうもありがとう。
[今日はやけに忠告をうける日だ。
そんなに頼りなげに見えるかと小さく唇を噛み。
少し雰囲気の変わった男にまたたいた。]
なんだっていいじゃない。
あぁ――無能力者が標的なら、
そのうち会えるかしらね。
[ふ、と苦い笑みを浮かべ、男を見た。
少しの後、首を振る。]
何考えてそういう事してるのか、興味があるだけ。
[無難な答えを返し、聞き込みでもしようかと辺りを見回した。]*
/*
多分だけど、水の汚染はこの世界が汚染されちゃってるのかなーって意味かなって思ったり! どうなんだろう?(わくわく)
………そうか、良かったよ。
てっきり『私も能力が欲しい』なんて言うのかと思ったからな。杞憂で良かった。
[彼はエイミーの返答に>>175、ポツリと呟くように言った。そして自身の考えていたもう一つの可能性が打ち消されたことに安堵した。]
では僕は行くことにする。…なんだその不服そうな顔は。
[唇を噛んでいたエイミーの表情を見てなんてネガティブな奴なのかと鼻で笑いそうになった]
そのような顔をしていては、女の顔が台無しだぞ。
女は、どんな奴だって不敵にふんぞり返って笑っているのが1番強い。それでは幸福も素足で逃げてしまうな。もう少しドヤ顔でふんぞり返ったらどうだ?
[ユウヅキはユウヅキなりにアドバイスしたつもりなのだろう。が、いかんせん言葉遣いが悪かった。]
では、僕は行く。またいつかどこかでな。
探しているやつが見つかったら一応おしえてやるさ。
[そう言って、彼はエイミーから離れて村のはずれの方へ歩いていった]
………
[と、離れたフリをして実は一本外れた道に入っただけである。村の中央の様子も影から見える。]
……あの女、かなり怪しい。紙のことを隠していたり、犯罪者に興味を持って会おうとしたり…何より、『力』にこだわりを持っていそうだ。
ああいう輩ほど、何かやましい事があるに違いない…!
力を求め、奴に手を貸していた可能性は十分だ…!
[また、お得意の思い込みである。しかし、彼には彼なりの思い込む理由があった。]
……異能なんてあったところで、人が幸せなのかなんてとても思えん。
……異能なんかなくたって、あの子は…ベリティは…誰よりも…どこの誰よりも幸せに生きていたんだ…
[そう、彼は『異能を持たない人』が幸せに生きる姿を知っていた。だからこそ『力を持たない』からといってそこまで自分を卑下するエイミーの価値観が理解しにくかったのであった**]
それは、よかった。
[男の安堵に張り付けたような微笑みを浮かべる。
『能力が欲しい』だなんて、言えば止められるとわかっていた。]
……はぃ?
[男の半笑いにかっと血がのぼるのを感じた。
言い返そうとして、すぐに言葉がでず、口を開いては閉じる。
その間に男は離れようとしていて。]
よ、余計なお世話!
[男の背に怒声を浴びせるのが精いっぱいだった。
笑みを振りまけるほど、娘の心に余裕の貯金はなかった。]*
それは、よかった。
[男の安堵に張り付けたような微笑みを浮かべる。
『能力が欲しい』だなんて、言えば止められるとわかっていた。]
……はぃ?
[男の半笑いにかっと血がのぼるのを感じた。
言い返そうとして、すぐに言葉がでず、口を開いては閉じる。
その間に男は離れようとしていて。]
よ、余計なお世話!
[男の背に怒声を浴びせるのが精いっぱいだった。
笑みを振りまけるほど、娘の心に余裕の貯金はなかった。]*
[無人の店を立ち去ろうとして、商品の中に鏡を見つけた。
じっとそれを見下ろして、それからにぃと笑みかけてみる。]
……っふ。
[無理のある笑みが自然な苦笑に変わる。
彼の言う通り、映った娘はとても魅力的とは言えなかった。]**
─ 回想 ─
[人間、その気になれば出来なかったことも身につくものだ。
エイミーもまた教えればそれを覚え、自分のものへとしていく。
一通りこなせるようになると、後は彼女に家事を任せた]
[ある時、前髪を切ろうかと申し出られたことがあった。
それに対しハロルドは首を横に振る]
……光に弱くてな。
影を作っておかないとまともに見ることが出来ないんだ。
[ミュータント状の瞳を見られたくないと言うのも多分にあるが、前髪を伸ばした状態である理由は告げておいた]
………エイミー、どうしてドームを出ようと思ったんだ?
[スラムの住人とは思えない彼女が村へ来た理由が気になり、問いかけたことがある]
いや、言いたくないなら良いんだ。
すまない、立ち入ったことを聞いた。
[問いの後、直ぐにそう言葉を向けたのは、ハロルド自身も隠していることがあるため。
後ろめたさに似た感情。
見えている口元がそれを表すように歪んだ。
それ以降、エイミーから切り出さない限りは問わずにいる*]
── ガラクタ置き場 ──
[頭部からの流血、切り傷に打撲。
青年の話>>156>>158と、住人の話を聞いていたが、]
(これは憂さ晴らしでも兼ねたかね?)
──頭痛だって?
頭部の怪我は、何処にあったンだって?
[アーネストが来た時には、簡易的な応急処置>>120が施されており、それを行った青年へと尋ねかける。]
── ガラクタ置き場 ──
[丁度、頭部への包帯も巻き終わり話も一段落した頃か。
トレインから、常設テントの設営終了の連絡>>171が入る。]
お疲れ様だよ、トレイン。
早速、怪我人が出た。
今からテントへ向かう。
[通信でトレインへ連絡を行う。
設営完了前の報告>>165は、恐らく半ば何時もの事と流していたかであろう。]
…………、救護兼捕獲用のテントは村の外れだ。
アンタ、名前何だったっけ?
[青年メロスへと問いかけ、]
― ガラクタ置き場 ―
[アーネストに頭部の怪我について問われ>>180]
ああ、この辺りだよ。
ぶつけたのか殴られたのかはわからなかったが……。
[と、左側頭部を指差す。
もしかしたら、血が滲むか拭き取るかした痕が見受けられるかもしれない]
あのトレインもあんたのチームだったのか。
[通信する様子に独り言ちた後、名を問われれば>>183]
ああ、おれの名はメロスだ。
――そうだな。それが良さそうだ。
[アーネスト>>184に促されはしたが、元より怪我人の救護を外部の人間に任せきりには出来なかった。
言われるがままテントへ移動する*]
── ガラクタ置き場 ──
…………。
[左側頭部を一瞥。]
嗚呼、そうだよ♥
何だい、もう会ったのかい。
[先程の空気を霧散させて、トレインへついては肩を竦める。]
なら行こうか。
人を呼んでくれた所悪いけれど、これくらいならアタシの念動で動かせる。
[最後に現れた女ノエル>>154へと視線を向けつつ。]
ま、着いて来るってのなら、着いて来てもいいけどサ。
[そう言って、ぐっと何かを手で握るような動作を行う。]
[途端、辺りの微小な石と共に、村の住人が浮かび上がる。]
手で持ち上げるよりは、動かない筈だよ。
アンタが動かない限りはネ。
[怪我人は怯えたか、それともどの様な反応だったか。
大体、地面より1m程の高さまで浮かせると、そのままテントの方向へと先導する様に歩き、]
あァ、もしアタシ達に着いて来ないなら注意をお願いするよ?
[ライザとノエルへと告げて、テントへと向かっただろう。
村の外の、赤白ボーダーの外幕テントまで。*]
便利なもんだな。
つーか、いくつ能力持ってるんだ、あんた。
[複数の能力を扱う能力者も珍しくはないというが、彼女はかなりの使い手であろうと感じられた。
当の村人はと言えば、浮かび上がった直後は悲鳴のような声を上げたが、落ち着けば通常の担架よりずっと快適だと気付いたようで身を委ねていた]
ライザも、そこの人も、来てくれてありがとう。
[他二人がその場で別れるようなら、そう声を掛ける]
そういえばあんたも、ドームから来た人間か?
しばらく滞在する気なら、名を教えて欲しい。おれはメロスだ。
[ライザとは知り合いらしいその女性へは、名を訊ねることもした*]
―村の中央―
――あ。
[ぼうっとしていたせいか、声をかけられるまで店主の戻りに気が付かなかった。
鏡相手に笑っていたのを見られてはいないかと、少し慌てる。]
え、あ。そうね。
もらえるかしら。
あ、あと石鹸も。
[瞬く間にどんどん商品が広げられていく。
治安がいいとは言えない村でも店番いらずに自由自在、便利な能力だ。]
武器、ね。
[器用に廃品を組んで作られた銃を手に取り、眺める。
これなら娘の力でも扱えそうだ。]
でも、お高いんでしょう?*
[不在札を一時的に取り払う]
[ライザがエイミーと知り合ったのは、何時もの様に村>>169へと来た時だった。
初顔合わせの時、ライザは「新顔か」と声をかけ、武器の使い方を尋ねるエイミーにこう答えた]
「これは鎮圧用警棒だ。
手元のグリップに付いているボタンで伸縮と電撃が出来る。
高いぞ?」
[ライザは、護身が出来るようになりたいと言うエイミーに、問いかける]
「俺は村に来た時に、希望者に体の動かし方を教えている。
お前も受けるか?」
[と]
[先程>>107と同じ様に商品を並ばせれば石鹸も見えるだろう。
買う物は何だとエイミーを見た*]
[何時も購入してゆく品物と石鹸を袋に詰め、エイミーへと渡す。
電子通貨の無い村では、代金は物々交換ないし形あるトークンだろうか?]
狩りに使えると思って持って来た。
……銃が欲しいのか。
[少し考えるようにライザは黙る]
ドームで暴動が起こった時に出た物だ。
それは安いが、壊れていないまま下げられた物は高いな。
[普段よりも、物が良さそうに見える武器が他にも何点か見えるだろう]
いただくわ。
[品物を受け取り、引き換えに渡すのは作物の加工品。
最近は家事だけでは手が余るようになり、畑の方も手伝っている。]
銃は――やめておくわ。
教えてもらった事と両立できる気がしないから。
[勧められたワンドを手に取る。]
こちらの方が扱えそうね。
[とはいえ、やっぱり高そうではある。]
ドームも物騒ね。
もしかして、あの犯罪者の関連?
[簡単に村に逃げ込んでいるらしい”犯罪者”の事を話す。]*
── ガラクタ置き場→常設テント ──
いやァ?
ガラクタばっかりあるって思ってね。
[話はテントに着いてからと判断していた為、そこでは別の話を、メロス>>192に適当に口にする。]
あいつはああいう奴だよ。
でもねェ、可愛い所もある奴サ。
[自分の髪先を指先でくるりとする。]
ハ。
一点を極めてる奴には、敵わないサ。
尤も、パイロキネシスでならアタシは誰にも負けないけどネ。
[それは在り方としての話か。]
─ 村中 ─
[長老に井戸のことを報告すると、特殊チームが拠点として村の外にテントを張ることを伝えられた。
救護用兼犯人確保用のテントとのこと]
なら飲料水はそこに取りに来い、ってことか。
[後でまとめて取りに行くか、と算段をつけて、長老の下を離れる。
村の見回りへと戻れば、犯罪者が逃げ込んだこと、それを追って特殊チームが訪れていることは既に広まっているようだった]
[見回りの途中で露店が開かれているのを見遣る。
ハロルドも度々世話になる東洋会の商人だ。
今はエイミーが品物を見ているらしい]
そういや石鹸が無いって言ってたか。
[生活用品を始め、武器まで扱う品揃え。
質はピンキリだろうが、悪質なものは少ないように思う。
ドーム外の村であっても商いの場としてくれるライザの存在はありがたいものだった]
エイミー。
[離れた位置から名を呼ぶ]
追加で必要なもんがあるなら買え。
[品物を目の前に悩んでいるように見えたため、トークンがいくらか入った小袋をエイミーへと投げた。
エイミーの反応を見た後、近付くことなくその場を離れていく。
彼女が武器を見ていたことも、ライザから戦い方を教わっていることも、ハロルドはまだ知らない*]
── テント ──
さ、着いたよ。
入っとくれ。
[パン、と手を打つ。]
トレイン、ポルポ。
お客さんだ。
もてなしてやっておくれ!
[バサリ!と外幕を広げて中へと入る。]
さて。
──じゃあ、話をしよう。
変な事を見たり聞かなかったかどうか、ね。
[くるりとメロスを振り返り、短い煙草をピンと弾き、炎で燃やした。**]
── テント ──
さ、着いたよ。
入っとくれ。
[パン、と手を打つ。]
トレイン、ポルポ。
お客さんだ。一人は怪我人だよ!
もてなしてやっておくれ!
[バサリ!と外幕を潜って中へと入る。]
さて。
──じゃあ、話をしよう。
犯人に繋がる何かを、見たり聞かなかったかどうか、ね。
[くるりとメロスを振り返り、短い煙草をピンと弾き、炎で燃やした。**]
[エイミーが畑の手伝いをしてくれるようになってから、ハロルドはドームへ出稼ぎに出るようにもなった。
先程彼女に投げ渡したのは、先日短期の仕事を請けた時の報酬。
そう多くも無いが、ハロルドは必要最低限しか買い物をしないために残っていた分だった]
[ドームでは極力表に出ない仕事を選んでいる。
ネオンの下はあまり歩きたくなかったし、昔の知り合いに会いたくないと言うのもあった。
目が光に弱いことを理由に、ドームではフードを被り行動しているため、今のところ気付かれてはいないらしい]
畑が落ち着いたらまた行って来るか。
[物々交換では買えないものはどうしても出てくる。
生活に必要なことと割り切れば、ドームへ戻ることもそこまで苦ではなかった**]
どちらでも構わない。
俺が教えた事と組み合わせれば、有効には使えるだろう。
[武器の選択に悩む姿に一言かけ、その間も何事か悩んでいる素振りに話を続ける]
…………エイミー。
犯罪者と戦う気か?
これらの武器は、狩りや自衛の為で持って来た。
特殊チームが来ていた。
彼らに任せておいた方がいい。
― テント ―
なんだこのテントの色は。
[サーカスか祝い事か、という紅白のテントに呆れたような声を出す。
こういうセンスを持っていそうな人間には、なんとなく心当たりはあった]
ああ、頼む。
[それでも、その当人がテントの中で目に留まれば、怪我人を預ける手前頭を下げるのだった]
はあ……。そうだな。
[その後、アーネスト>>204に声を掛けられれば彼女に向き直る]
つっても、大して話せることはないんだが。
[怪我人が普段は素人発明家のような役割をしていること、たまたまガラクタを漁りに来たところで犯罪者とかち合ったのではないか――と。話せるのはそんなところ**]
[P13ドームで流通している新聞のひとつ。
逃亡については、書かれていない。
被害状況は、スラムの暴動の事を伝えている。
そして、新聞の間に挟まれていたのは、一枚の紙。
賞金首の手配書だった**]
── 移動中 ──
悪いネ。
外に出た時には見慣れちゃいるが、どうもサ。
[一切悪びれた様子無く、メロス>>208へ口先だけの謝罪の言葉。]
そりゃそうさ。
あの狭い──おっと、アンタ達にとっては縁の少ないドームの世界の中でも、想像も付かない事はよく起こるからねェ。
案外、アンタも何かしら極めれば凄いモノを持ってたりしてね?
[無能力者に何があるというのか。
ジョークの類に聞こえたか。
それでも、アーネストはメロスの胸を指先でトンと叩く。]
── テント ──
素人発明家?
フゥン。
誰か隠れてたりって気配は無かったかい?
[重ねて問う。]
────トレイン。
怪我人の、頭の“負傷”具合はどうだい?
[念の為に確認するように。**]
[なぜ怪我人が出たのか、目撃証言もなければ本人の記憶も欠けているときたか。>>158
この場にサイコメトリー能力持ちでもいればまた違った結果になったのかもしれないが]
頭痛。
[怪我人の言った言葉をおうむ返ししつつ、
頭部の怪我のことを訊ねた>>182アーネストとともに青年が指さした場所――左側頭部を一瞥する。>>185>>187]
……相当強い力でぶつけたか殴られたか……?
[ふと思い出す。
ドンパチに巻き込まれた時、例の賞金首は目立つ武器を持ってはいなかった。
空中を浮遊しながら逃げ回り、ドームと外の境界付近で球体の光に包まれながら姿を消した。
どうやら光はエネルギーを持っているらしく、
追いすがろうとした異能者が放出された光に触れて手足を灼かれていた]
/*
こう落とそうとして、薬剤投与の件は特殊チームも知ってて良かったっけ?となって躊躇しましたン。眠いと判断が変になるからね。
────トレイン。
怪我人は、頭は“射”たれてないかい?
[念の為に確認するように。
打撲等の怪我痕でも確認するに越した事は無いか。
相手は、ヒュプノキネシス、催眠操作能力持ちだ。
“射”たれて無くても、後催眠等が使われていないと良いのだが。*]
[店の前には村の住人と思しき少女も来ている。
石鹸を買っていった他、武器を手に何やら悩む素振りを見せている。
そんな少女に離れた位置から小袋を投げ渡そうとする男性が一人。>>203
気のせいか、その姿をどこかで見たことがあるような。
女は村には行ったことがないが、
村からドームへ出稼ぎに来た者と面識がなかったわけではない。
その類だろうと最初は思ったが―――]
(……違う)
[伸ばした前髪で目を覆った顔立ちは、
配達屋になる前よりもずっと昔の思い出を呼び起こす。
体つきは思い出の中のその人とちっとも似ていないが。
(前>>124より筋肉が付いた気がする)]
[もしも今から近付いてその前髪をどけたら、
色素の薄い銀色の双眸が姿をあらわすのだろうか。
だが、確かめるどころか声をかける間もなく男性は離れていく]
……とりあえず、この武器、もらってくからな。
[今度は迷うことなくキャッシュと呼ぶカードをライザの元に放り投げると、
目をつけていたナイフを手に取って腰に提げる。
そのままさっき離れていった男性を追いかけるべく早足で進み始めた**]
/*
そういえばやっと苗字が降って来たので
フルネームはノエル・エヴァンスだぞーとひっそり記しておこう
ほんとはヴァーミリオンって苗字をいいかげんつけてみたかったんだけどノエルチップと目が合った後にボツになりました
…あの女、やはり挙動不審だな
鏡を見てニヤついたり、武器を見て喜んだり。
…あそこで一緒にいるのは…『東洋会』か?
……というかあれベリティの言っていた『盗むのが死ぬほど難しいライザ』じゃないか?あの様子を見ると。
[ユウヅキは買い物をするエイミー>>199を監視しながら考えを巡らせていた。向こうからやってきたフードの商売人>>193には見覚えというか、聞き覚えもある。副作用で苦しむとはいえユウヅキは腐っても空間系の能力者だ。少し見れば時空の歪みの察知くらいはできる]
……荷物を自空間に収納してしまうから油断も隙もなくベリティは1度もあの店から盗めたことはないと言っていたな…
……そいつが、何故あの女と武器の取引しているんだ?
[ライザのことは『商売人』として信用がおけることはベリティからも聞いている。それが、現在の容疑者最有力候補と話していることに驚いた]
………『周辺住民に警戒を呼びかける』……『スラム街での暴動事件の元凶と思われる』……『暴動事件は大小含め三十件以上』……『犯人に懸賞金』……
[一つ一つ見出しをよんでいく。じっくりと読むことは出来ないが速読には自信があった。何せ父親の手元では読書しか何もやることがなかったのである]
…スラム街の暴動事件…というとベリティの言っていた…巻き込まれた『連続異能暴走事件』とおそらく同一だろうな。
ある日知り合いが突然能力に目覚めて……数日もせぬうちにに人が変わったように暴れ始める。
1度に何人も能力に目覚めたこともあったと言うからものによっては大暴動だったろうな……
…犯人はまだドームから逃げ出していないのか?なら何故この場で見せる必要が?
……っ、ぐ、ううう…!
[ここで、頭痛に苛まれ能力を止める。割れるように頭が軋む。この程度のことだけでも副作用が出るのだから、ない方が逆に有難かった能力かもしれない]
[………映像が見える……]
[……ベリティが笑っている……]
[……私の能力は誰にも負けないすごいものだと……]
[……自慢していた……]
[……教えてあげると言われた……]
[………いつでも……でいること………]
[………そこで、意識が途絶えた…………]**
[テントを設営し終えてしばらくは、来客用ベッドで寝転んでみたり、プレイルームでポルポとゲームをしたりとだらけきっていたのだが、アーネストが怪我人を伴ってテントへ入ったことに気づけば、初めての来客にニコニコと出迎えるのだった。]
やぁやぁようこそ特殊チームのテントへ!
お客さんはラッキーだぞー。なんといっても記念すべき来客第1号!
はい、この記念バッチプレゼント。
[そう言いながら、怪我をした村人のポケットに無理やり何かをねじ込んでいる。きっとロクなものではないだろう。トレインは続けてさらにこう話す。]
見た目はハッピーなテントだけど、防火、防振、防弾機能はバッチリさー。
医療機器だって、ほぼほぼ最新型ってやつよ。
食料も水も衣類もバッチリ取り揃え!
こんな素敵空間に出会えたあなたは超ラッキー。
しいて、たった一つの些細な不幸を挙げるとするならば、
ここには医者がいないってことかな!
[当たり前の話だが、こんな男に医師免許を出すほど、世の中の常識は崩れてはいない。]
[いつになく人の出入りが多い村。
落ち着かない。
そんな事を想いながら、新聞を開き、事件のあらましを読んでいく。]
大小含め三十件以上の暴動……酷い騒ぎ。
[暴動は所詮スラムの出来事と放っておけない規模になっていた。
特殊チームが動いたのもきっとこのせいだろう。]
ええと。
お大事にって。
[眉を寄せ、告げる言葉はライザの知り合いへ向けて。
そして小さな手配書をみて、懸賞金の額に目を見張る。]
こいつが今、村にいるのね。
[捕まえれば相当村は潤うだろう。
だが、相手は恐ろしく手ごわい。
ううん、と唸った。]*
話を聞かない奴だ。
あいつはノエル。
不幸の配達屋と呼ばれている配達屋だ。
[ライザは購入金額分を引き、カードを懐に収める。
不名誉な通り名までエイミーに伝えた]
俺が見せようとしたのは、そちらだ。
[賞金首の手配書を示す。
見せようとしたのは額の方ではないが、その額は一攫千金を求め他にフリーランスの賞金稼ぎが、単身村に乗り込んで来てもおかしくない額だろう]
話を聞かない奴だ。
あいつはノエル。
不幸の配達屋と呼ばれている配達屋だ。
[ライザは購入金額分を引き、カードを懐に収める。
不名誉な異名までエイミーに伝えた]
俺が見せようとしたのは、そちらだ。
[賞金首の手配書を示す。
見せようとしたのは額の方ではないが、その額は一攫千金を求め他にフリーランスの賞金稼ぎが、単身村に乗り込んで来てもおかしくない額だろう]
/*
うーん……暴動事件やベリティとの縁故?や病院での噂話をどうにか掬いたいのだけど、頭が動かなくてログが書けないな。困った…!
暴動事件もどういうのにしよう。
・知り合いが異能強制発現→喜んでいた→徐々におかしくなる
最初はそれが長いスパンで起こっていたが、徐々に短いスパン(発現→暴走までのスパン)になっていったとか。
犯罪行為が、スラム街多発したとかも書きたいな。
それはヒュプノキネシスの方で。
ヒュプノキネシスによる犯罪(悪辣行為)と、強制発現による犯罪行為、を別々に書いて、それが複雑に絡み合っている所まで描くしか無いか。
不幸の?
ええと、雨女的な?
[小首傾げ]
配達屋――ってことは、
ノエルは賞金稼ぎじゃないのか。
[ライザの言葉をうけ、独り言のようにつぶやく。
先ほど彼女がハロルドを追っていったのが気になっていた。
カードを丸ごと置いていくとは、よほど彼の事が気にかかったのだろう。
何かつながりがあるのだろうか、それとも。]
俺も見た。
煌めく球体から光が四方八方に放出されてもいてな。
負傷者も多かった。
[そこはドームの為、負傷者はヒーラー達にすぐ癒やされてもいたが]
それに……おい、どこへ行く。
[続けようとした話の中、移動を始めるエイミー。
確認に行くつもりだったが、同じくエイミーも気づき先に移動したようだ]
[ライザもまた、音がした方へ向かう]
誰だ、こいつは?
[見つけたのは明らかにドームの住人と思しき格好の人間。
ライザは、屈み込み、ユウヅキの頬を叩く。
意識が戻らないようなら、店の方まで引っ張っていくつもりだ*]
エイミー、水はあるか?
[物音の方へは先に進んだが、ライザを待って一緒に向かう。]
なんだ、さっきの男じゃない。
『センセー』とやらを探してるみたい。
逃げてきた犯罪者と何か関係あるのかしらね。
[のびている男を見下ろしてみる。
怪我はなさそうだ。]
井戸まで行けば。
ちょっといってくるわね。
[うなずいて、井戸の方へと歩き出す。]*
…ん、ぐ…う、うう……
[頬を誰かに叩かれた感触がしてぼんやりと意識が戻ってくる。頭痛はだいぶ引いてきていた…ユウヅキが重いまぶたを開くと、そこではフードの人物が自分を見下ろしていた。>>241]
……すまない、大丈夫…いつもの事だ……
…ただの副作用…くそっ……あの野郎………
…ベリティ…ボクの財布を返せ…手癖の悪い…
………ん?
[真っ青な顔で頭を上げると、井戸のほうへと歩き出す女の後ろ姿が見えて>>243、ハッとした。すぐさまフードに話しかける]
……初対面で失礼だが、東洋会のライザとやらはお前で間違いないか?
……聞きたいことがある、先程まで話していた女のことを知っているか?どんな話をした?
[とにかく状況の確認と、エイミーが何を求めていたのかを知らなければならない。もしかしたらドーム内の情報撹乱が上手くいっていたのか確認しようとしていたのかもしれない、とユウヅキは考えた*]
気にするな。
[背から声がかかる。ライザのものだ。>>230
振り返りもせずそう告げる。やはり足は留めない。
何せ蓄えならあるのだ。
配達屋としての依頼の報酬や前金なんかは、
所定の口座に振り込まれるのではなくキャッシュを渡される、という形で受け取っている。
そうして得たキャッシュなら家にはある。
が、そもそも家にあるのでは意味がないのでは―――と気付いた時には後の祭り]
………、おとなしく後で返してもらうか……。
他人のキャッシュをパクるほど横暴でもあるまい。
[結局戻らないことにしたため、
村の少女にも不名誉な異名が伝わってしまうのを止めることはできなかった。>>231]
─ 村の外周付近 ─
[特殊チームがテントを張った方面とは逆の村の端。
ちらほら転がるガラクタの山より彼方は岩山立ち並ぶ荒野だ。
見る限り、今日は害獣の類はうろついていないらしい]
……空間移動系の能力があるとすれば、村から離れて隠れている可能性も無きにしも非ず、かね。
[積極的に犯罪者を追う気は無いが、村に害を齎すとなるなら話は別。
ハロルドが排除すべきと考えるのは、村の平穏を奪う者なのだ]
[ライザはエイミーに追いつきユウヅキに近づいた。
そして水の話をし、ユウヅキを引っ張って行こうと肩の下に腕を差し入れる]
気をつけてな。
[怪我人を発見したり、あまり在って欲しくないが、先程まで何も無かった住人が強制発現により能力に目覚めているかもしれない。
ライザは、それを経験していた為に、口にしていた]
俺はライザだが。
[何故目の前のユウヅキが【東洋会】はともかく名前まで知っていたのか。
ライザは、一先ず店の方に連れていこうとする]
顔が青いぞ。
水を頼んだ。
村の水だから、お前には合わないかもしれないが。
歩けるか?
[蹌踉めいても歩けるようなら、ライザはユウヅキを店の方へと連れて歩きだすつもりだった*]
不機嫌 エイミーは、村人 に希望を変更しました。
── 移動中 ──
ハハッ。
よく分かってンじゃないか。
[アーネストは否定せずに、メロス>>236を受け止め笑う。
侮蔑する意味は無いが、それは強者の傲慢にも映ったかもしれない。]
まァ、卑屈になるンじゃないよ。
ドームの外で生きるなンて、それはそれで誇れる事だ。
まァ、負け犬根性で生きてンなら知らないけどさ。
……何か、情報を隠していて……明らかに最近ドーム内部から持ち込まれたものを持っていた…関係ないと、頑なに拒んでいたが…
……それに…あいつは…力を求めていた…ような気がして…
………力を求めていた、奴が…何人も『センセー』とやらに連れていかれた…協力して、いた…らしい、から……
[要約すると、ドーム内の物を持っているのにそれを隠したから、異能を欲するような口ぶりで、暴動事件の被害者に近い様子が見受けられたから。
この二つだけの理由らしい。安直で素直すぎるというか愚直すぎる考え方だ]
………寝かさなくていい…寝たら今度は起きられなくなる
[横たえようとするライザ>>255に断りをいれた。少しずつ意識の混濁も解けてきたようだ]
……あと……(グキュルルルルル……)
[……そこまでいって、ユウヅキの腹が高らかになった。ユウヅキは顔が真っ赤になった*]
── テント>>237 ──
やはり居たみたいだネ。
アンタも連れて来て正解だった。
[あのまま置いておかずに、という意味で。]
(さて、ここからどうするかだネ。)
[しかし、この村に逃げ込んで犯人はどうすると言うのか。
砂漠や荒野を越えるか、或いは何かしらの方法で再びドームに潜もうとするしか方法は無いだろう。
いや。もう、追い詰められたとしか考えて無いか──?]
[犯人が考えている事は分からないが、捕まえれば良い話か、と切り替える。]
ありがとさん。
[メロスに一声かける。*]
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