情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新
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コアの感じからしてSW勢か?
ふーぎさんはアルマ決め打ちだし、聖さんは聖バリーの可能性あるのと、メタだと昨日夕方にメッセで通話もしてたしシステム音声共有もしたからタブレットではなさそう、箱であれば気づくのが遅れるというのは考えにくい……
いももち…? ポテト感よりおもち感だけど……もちさんかっていうと迷うこの感じ……
今回ほんとわかんねえな
/*
SW勢だとしたら、コアが26時ってのは若干いももち感ではある
聖さんはすっと25時頃には寝る人だし……
そもそもSW勢ではない可能性の方が高いのか?
今回ほんっとわかんない、ふーぎさんくらいしか分かんない
ニンフェーアブンクラか?水属性だし
/*
リブラはあずさん確定でしょ?
ふーぎさんはふーぎさん決め打ちで
多分ディア碧さん? マクロスっぽさと行間の使い方とか
多分カルックスとソラリアはくるみさん
モモはリベさんじゃないかな〜〜リベさんのキャラ特有の奥行きがある感じと、悪夢チップ(小声)(確かリベさん悪夢チップお好きだった記憶)
ここまではそこそこ自信があるんだけど……あとがわかんない
/*
ニンフェーア
シウル−メリドリ
セイバリー
リスリー
ダマリ
フェルム
ビクトリア−猫
ここに
聖さん、わたさん、じゃぐさん、もちさん、ブンクラ、うおずみさん
一番やり取りしてんのにリスリーわかんねえんだよなー
RP村慣れしてるというか、作法がしっかりしてるのと描写がスマートなんだよな…
/*
ウーンどうしようかな……
だらだらと続ける癖を何とかしたいとは思うところがあって
でも癖が発動すると相手巻き込んでしまうからなあ……
20時には帰れると思うんだけど、2時間で終わらせられるかどうか
/*
どっちかっていうと折角縁故承諾してもらったのに一度も会えないまま最終日が寂しいなーというのが主眼だったからなー
カルックスへのレス返すまでに目的思いついたらお願いしよう
/*
ニンフェーア水属性だけど、ブンクラだと水見てる属性か水かぶってる属性ってイメージなんだよなぁ……
ダマリはわたさんかもちさん?
でもフェルムももちさん?
で、ビクトリアももちさん……?
もちさん菱餅にしてないか私…
/*
リスリーは魚住さんかじゃぐさん?
チヨスさんどこだよぉ。聖バリー? でもおじさんって感じしなくない? お父さんでもない感じじゃん?
/*
あっそうか、今回必死感ない(いつもは展開がバタバタするからどうしても(PLが)必死感ある)からPL癖が見にくい?ってのはある?
/*
ブンクラは割と五体投地してめり込みながら誤ってるけどそのうち横転して仰向けになってばいんばいん跳ねながら「こうなんだーーーッ!!」て叫んでる印象が強い
/*ついったーに「額が広いはハゲの婉曲表現」ってツイートが流れてきて、哲学者風の額を持っているらしいムービーの弟に思いを馳せている。*/
/*
社長「なんかお前今日ピントあってないぞ」
しるこ「A案件のご相談してたら飲み会の話始めたの社長じゃないですか(激怒)」
/*
そもそもABCと案件があると言ったからA案件なんだそれのわたしはそれを探してたのに結局社長の勘違いだった上にA案件の話をしてたら飲み会の話にスライドされて流石のしるこさんもおこだよ
/*
えっ、リスリー綿さんの可能性ある?
もう何年も綿さんとRP同村してなかったから自信ないんだけど、リスリーって[]の外に退席記号打つのよね、これなんか珍しいなーと思って名月と旧校舎見てきたけど該当者いないのよ
さかのぼったらペチーカがこの打ち方してたんだけど…
でもアラザンの時は[]内退席記号になってるし……
>>92
厄介。ね……。けっ。言いやがる。
[不貞腐れがどんどん膨れ上がろうとした時、柔らかな声と、親切にしてくれたという言葉が降る。
驚きに目を向ければ、ぺこりと下がった頭と、お礼という言葉。
何をしたわけではない。驚かせただけだし、宇宙船エリアがあるという話をしただけだ。
何もしていない。のに、彼女は嬉しそうに礼を言い、戸惑っている間にゆらんと尻尾を揺らして角を曲がろうとしていた。]
………乗ってきた船!あるといいな!
[去りゆく背中に、最後に一言だけ声をかける。
自分にはどれかは分からない。宇宙船に乗ってやってきたという彼女は、宇宙で命を落として、幽霊になったのだろうか。
経緯は分からない。けれど、彼女が探しているものが見つかればいい。
それだけは、素直に思えた。**]
>>78 (>>ニンフェーア)
そんなに緊張することはないよ。生えるに任せてれば、結構勝手気ままに咲くものさ。こういう風にしてやろうって力むと難しいけど、フェルムくんはゆっくり見守るの得意そうだし。
一度に全部じゃなくて、少しずつ挑戦してみてね。
[そう言うと、去っていくあなたをひらひらと手を振って見送った。膝の上に乗った鳥かごの中では、元気よくオウムが鳴いている。止めてはいけないとのことだから、この子が泣き止むまでここでもう少しぼんやりしていることにした。]
[傍らに人魚が残っているならば、なんとはなしに聞いていくかい?と話しかけて、そのままそこでじっとしていることだろう**]
>>94セイバリー
[フェルムが去った後も、歌っているオウムをじっと見ている。少し一緒にぼんやりとしただろうか]
[聞いていくかい?の声に、遠慮なく大きく頷く。やがてオウムのさえずりが止まり、相手が戻る時間になれば、その背にまたねと手を振って]
[自分もまた水の中に帰る寸前、水面の映る己の髪に白い花が咲いていることを確かめれば、嬉しそうに目を細めていた**]
>>94セイバリー
[フェルムが去った後も、歌っているオウムをじっと見ている。少し一緒にぼんやりとしただろうか]
[聞いていくかい?の声に、遠慮なく大きく頷く。やがてオウムのさえずりが止まり、相手が戻る時間になれば、その背にまたねと手を振って]
[自分もまた水の中に帰る寸前、水面に映る己の髪に白い花が咲いていることを確かめれば、嬉しそうに目を細めていた**]
>>93 カルックス
[宇宙船や花畑の事を教えてくれたし、困ったら一緒に困ってくれたし、励ましてくれた。また会えたらいいな、なんて言ってくれた。
それは確かに小さな事かも知れないし、さほどの好意や善意がなくてもする程度のことだったり、もしかしたらただのリップサービスかも知れない。
でもそのひとつひとつが、彼女にとっては嬉しかった。そしてその"嬉しさ"は、あなたが今、ここにいなければ得難いもので。だから、嬉しかったという事と、ありがとうという言葉を伝えたかった。
感情をストレートにぶつけてくる犬と同じように、彼女にとってはそれはごく自然な事に過ぎない。
だから、あなたの驚きも戸惑いも、彼女は知らない。]
[角を曲がるとき、あなたの声が背なにかかる。
少し足を止めて、]
はい!
カルックスのお掃除も、はかどるといいですね。
[笑みとともに頷いて、──彼の"お掃除"が何かを知らない故に、そんな言葉も付け加えた。
そして浮足立った(物理的にも)足取りで、宇宙船エリアへと向かう。**]
[あまかける星]
[止まる事を知らず]
[燃え尽きる事も知らず]
[走り続ける。音もなく。駆ける]
[夜空に光を残し、記憶にも残らぬ彼は]
[ 天を、駆ける ]**
―タヨーナ標準時計塔近く/夜―
[タヨーナの時計はすべてこの時計に合わされているともいわれる標準時間を示す時計塔。
役目を終えるその時までは正確に動かなければならないと、今この瞬間も精密な時を刻んでいる。]
[そのすぐ真下の路地を夜だというのに子供が1人で歩いていた。腕に着けた端末にはせわしなく何かのメッセージが飛び込んできていることを示す灯りがチカチカとともっている。]
あっちの企業にこっちの町に。
うっとうしいくらいにれんらくが入るんだから。
[初めは律儀に見ていたメッセージも今となっては面倒くさい。]
……通知きっちゃおうかしら。
[あるきながら、じっと腕の端末をみつめた]
>>98 ライカ
[ふわりふわりと宙を泳ぐあなたの動きには音がない。だから気づいたのは背後から声がかかった時だ。
突然呼ばれた名前に斜め後ろに振り向いて見上げた。緑色の瞳は驚いたように少し見開かれていたけれど、あなたを見とめて微笑みに緩む。]
ライカ。とつぜんだったから、びっくりしたわ。
[そうしてあなたも見つめる先、いまだピカピカと存在を主張する小さな端末へと視線を戻した。]
どうせ移住のごたごたについてよ。
今はもうぎょうむ時間外ってやつだわ。
―簡易診療所・朝―
「診察が完了しました」
「まもなく薬が処方されますので、しばらくお待ちください」
[人の声とほとんど変わらない合成音声のアナウンスに促され、ムービーはカプセル型診察室から外に出た。料金が安いこの診療所を、彼女は何度も利用してきたが、狭くてまっしろい空間で、機械の作動音を聞きながらじっとするというのは、未だに緊張してしまう。額に浮いていた汗を手の甲でぬぐって、ムービーは待合室の椅子に腰掛けた。大人の人間用に作られた椅子なので、ムービーが座るとどうしても足が浮いてしまった。
この後は、人の手によって診察結果に基づいた薬が処方されるはずである。待合室にはムービーの他にも具合の悪そうな者が何人かいる。自分の薬が処方されるまで、もうしばらく時間がかかりそうだとムービーは思った。]
……あ゛ー、あ゛ー。
[試しに出してみた自分の声を聞いて、ムービーは顔を曇らせる。ひどいガラガラ声だった。先ほどまであった悪寒はひいていたので、少しは良くなっていることを彼女は期待したのだが。
完璧な風邪っぴきである。]
>>101
[原因は見え透いていた。昨晩、無人酒場で酔いつぶれたまま一夜を過ごしたことだろう。ムービーが起きたばかりの時はもっと症状が重く、何より移住前に病気になったら、検疫やら何やらが面倒になるので、彼女は大事をとって診察に来たのだった。
待合室でスマートリングをいじってホログラムを投影する気にもなれず、ムービーは手持ち無沙汰のまま、足をぷらぷらさせていた。]
>>100 ライカ
[小さく出された舌が子供ぽくみえて、いいのよ、と微笑んだ。]
そういえば、ひさしぶりだったかしら。
外出自体、あまりしていなかったかも。
[何か買い物をするにしたって家から出る必要はないし、と端末から少し視線を外してここ最近の自分の行動を振り返る。
移住のうわさが出てからは何だかんだとのんびりしてる暇がなかった気もする。
手元に視線を戻せば依然ぴかぴかと夜の中その光は目立っている。]
いいえ。わたしはフリーだもの。
ただ、この機会にうちの企業にーだとか、どれそれの技術はどこどこの星の何Gのかんきょう下でもつかえるかーとか、つかえるようにしてくれーだとか。あれそれの生き物を移住船にのせるのにうんぬかんぬんだとか。
[ずらっと並びたててため息をついた。]
ぎりぎりになっていわれてもこまっちゃうわ。
/*
ツヨイヨシノ:繁殖力が非常に強い桜の品種。繁殖力以外はだいたいソメイヨシノと同じ。魔女のチェリーブロッサムや宇宙のミント桜という二つ名がある。
多くの惑星、コロニーで持ちこみが禁止されている。
*/
>>103 ビクトリア
お忙しいのかと思っていましたよ。
でも、お元気そうで良かったです。
[そうはいったものの、ため息をこぼす横顔をを見れば、こちらも苦笑をもらしてしまう。
見た目通りの歳ではないだろうけれど(女性に年齢を聞いてはならないのだ!)体の大きさは体力の量にも比例するから、疲れが溜まっているのではないか、なんて余計な心配まで、鼓動を忘れた胸に落ちる。]
――ビクトリアはひとりしかいないから、引っ張りだこになると困りますねえ……。
もちろん、ビクトリアならそんなお願い事、頑張って出来るのでしょうけど。
ビクトリアがしていることのお邪魔になったら、困りますものね。予定が狂ってしまいますもの。
>>94
[ 親水公園。人工の緑地と池があるこの場所は、ソコラに癒しと憩いを提供する場所だ。
沢山の種と一株の花を抱えてここに来ている筈の人影を探し、ぼんやりと池の横にたたずむそれを見つける]
マスター。こちらにいらっしゃったのですね。
昼食をお持ちいたしましたが、こちらで食べていかれますか?
[持ってきたのはサンドイッチだ。彼が作った野菜をふんだんに合わせ、塩分強めの合成肉の燻製をみじん切りにし、でんぷん質と煉り合せたものを塗り込んでいる。
ここで食べるならば手の消毒と、口腔の洗浄は除菌ミストでいいだろうかと思案する]
>>104 ライカ
いそがしかったわ。そう、えっと、最近のことばだと、ヨタ忙しかった!なんていうのかしら。でもげんきよ。
[若者の間(一部かもしれない)で流行っているスラングを口にしてから、端末の光だけ落として、苦笑するあなたを見上げた。]
ライカはさいきんはどうしていたの?移住のことであたまがいっぱい?
[にこりと微笑む顔に言葉通り疲れの色は出ていなかっただろう。]
そうねぇ、がんばらなくてもできるのも多いけど、時間はゆうげんだからね。
ライカに触れるようにも、まだできていないし。
【親水公園・昼】
>>105
[からくり屋の青年と、人魚との、のんびりとしたようでいて短い語らいの後。からくりのオウムも鳴き終り、人魚と別れを告げた後だろうか。増えた荷物をどう持っていこうか思案しているところに、見慣れたアンドロイドの姿を発見する]
ああ、ソラリアくん。こっちこっち。
ここでぼんやりしていたら、種と花をもらってくれる人がいたんだよ。あてがないから、いい人と会えてよかった。
お礼にと、こんな良いものまでもらってしまったしね。
[籠の中で今はおとなしくしているからくりを、良く見えるように籠ごと持ち上げてみせる。あなたが近づくと、座りやすいように荷物ごと少し横につめた]
お昼ご飯……もうそんな時間か。ありがとう、また忘れるところだった。
折角だしここで頂いていくかな。外で食べるなんて随分久しぶりのような気がするけれど。
―からくり屋「ラクリマ」工房・午前中―
[きょろきょろと辺りを見渡し、数種類のからくりがディスプレイされた大きな飾り窓から店内を覗き、もう一度辺りを確認する。
そんな少し挙動不審な行動をとりながら、カルックスは楽リマの店内へ体を滑り込ませた]
こんちゃー。おーい。フェルム。フェルムいるかー?
[カウンターの下に潜り込んでいるか、工房にいるのか。
見えない姿に声をかけるその声はどこかワクワクを抑えられないといった具合。
懐にはようやく手に入れた星海図があった。
数少ない違法宇宙船の協力者に、こちらの無謀な挑戦を心配してくれる友人に、もしかしたら同じ船に乗る仲間になるかもしれない相手に、いくらかの安心と乗り気を与えられそうな気がしていたからだった。
退去準備を進めているのか、おもちゃ箱の中の様な賑やかな店内が少しすいて見える。
陽気なオウムのからくりがいないことに気付いて、あああいつ売れたのかな。と定位置だった止まり木をつついていた。]
>>106 ビクトリア
ヨタ。
[与太。よたよた。ヨタ……少し考える間があいて、]
……キロ、メガ、ギガ、テラ、ペタ、エグザ、ゼタ、ヨタ……
なるほど。わたしの知っている言葉だと、「すごいヤバい」ですね!
[遥か昔の最近の言葉で言い換えて満足げな声を上げる。
見上げるあなたを見下ろして、]
いいえ。
最近は、お友達や顔なじみの人に、人捜しをお願いしていたのですよ。だから、わたしも頑張って探していたのです。手がかりとか、通信とか……。
でも、皆さんが移住するなら……どこに行くのかなあ、って。気になってはいます。ビクトリアは、まだ決まっていない……ですか?
[微笑む顔に安堵を覚えた。だから、素直にそう聞いた。
「まだできていないし」]
気にかけてくださって、ありがとうございます。
わたしはわたしに触れるんですけれどね……
/*一回出たほうがいいかな〜。
かえって初対面の人とは特殊な状況下のほうが喋りやすいかなどうかな、という場面設定でした。
病院ロールは……ちょっとしたロマン……。*/
>>102
[ところがしばらくしないうちに、ムービーの番号が受付で呼びだされた。待合室にいたもの全てが患者というわけでもなかったらしい。思いがけぬ僥倖だったが、ムービーは大して嬉しそうな顔もせずに薬の受け取りに向かった。
簡易診療所を出て、ムービーは喉に手を当てながら再度声を出してみる。]
あ゛ー……う゛ぅ……。
[今日一日付き合っていかねばならない声に渋い顔をしながら、ムービーは青いホバーボードに乗って一陣の風になるのであった。**]
>>109 ライカ
そうそのヨタ。若い子の考えることばはおもしろいわ。
そんな、えーっと、すごいやばい単位をもってくるんだもの。
[正確に使えているのかは分らぬが、あなたの言った言葉を早速使ってみた。]
人さがし。あなたのこきょうの人かしら。
私のいじゅう先はまだ決まってないけれど……そうね、うるさくなくてすこしふしぎなところがいいわ。
[ふわふわとした移住先の候補をあげて、ふわふわと笑う。]
このさきいじゅうで離ればなれかもしれないから、やれるだけやりたいもの。
でも、ふしぎよね。あなたの周りだけ少しナノ粒子の動きが違うから、その情報をとうろくすれば……とも思ったんだけどうまくいかなかったし。
[情報の精度があれこれ粒子毎に細かい位置情報も登録すべきだったかうんぬんと話かけたところでオタクの話になってしまったと少し咳払いをした。]
あ、魔力のながれも違うから、ドイツコイツ星の魔導石をくみこんだのを作ってみたんだけどためしてもいい?
―からくり屋「ラクリマ」工房・午前中―
>>108カルックス
[カルックスが声をかけてから、しばらく間をおいて、工房につながっているドアが開いた。一見木製に見える、あまり「機械」らしさをにじませないその扉も、ドアノブには指紋認証がついているし、火炎放射でも破るのに時間がかかる金属を使っている。
いつもより髪がぼさぼさで寝癖だらけだ。どうも寝ていたらしい。]
やぁ、カルックス。船、どう?
[訪ねてくるということはその要件だろうと、口元をほころばせて、さっくりと本題を切り出す。カルックスの挑戦は、殻を破るということができない自分にとって、信じられないほど大きな「夢」で。それを本気で叶えようというのだから、心配ながらも心は躍った。]
[つついている止まり木を見て、ああ、と頷く。]
交換、したんだ。これと。
…大事に、してくれそうな人だったから。
[引出しからそろりと植物の種を取り出す。まだ植えてはいなかった。]
『―――Wow!!』
[街中に、電子の花火が蛍光色にはじける。巨大なホロステージには、先日のドレスとは打って変わって、ステッキを振りかざし、タイトなボディスーツにピンヒールの衣装で踊る彼女がいる]
『求めてよ ”宇宙の人(スペース・マン)”
求めてよ ”宇宙の人(スペース・マン)”
興味なんてないんでしょ 前世から 銀河の生き物
当然よ ”宇宙の人(スペース・マン)”
当然よ ”宇宙の人(スペース・マン)”
未練なんてないんでしょ
生まれつきの”宇宙飛行士(アストロノウツ)”
古い考えね 明日はデートだわ
新しい部屋まで迎えに行ってあげる 』
[虚像の彼女がステッキを回せば、それに合わせてあちこちで花火がはじけた。宙に映し出されているだけとはいえ、中々の迫力がある]
[…その映し出される映像の、真向かい。
薄暗いビルの屋上にあるドーム型の庭園で、ベンチに座り、
自分の姿をのんびり見ている本人がいた。]
やっだ。なつかしー。
いつ録ったプロモーションだっけ、あれ。
[攻めた衣装で不敵に笑う姿とは裏腹に、面白そうに、他人事のように自身を眺めている。そう、あれはライブではない。特に注釈もなく流されいるが]
投票でスキャン済みの再放送ーとしか聞いてなかったし…
昔の自分のおかげで、ヒマが出来るってのも変な話だな。
[独りごちつつ、足を組む。
この屋上庭園は開かれてはいるが、基本的に人気がない。彼女にとっては、夜ともなれば絶好の散歩スポットになる穴場だった。
鼻歌まじりで、景色と、音楽と、昔の自分を楽しむ]
[…その映し出される映像の、真向かい。
薄暗いビルの屋上にあるドーム型の庭園で、ベンチに座り、自分の姿をのんびり見ている本人がいた。]
やっだ。なつかしー。
いつ録ったプロモーションだっけ、あれ。
[攻めた衣装で不敵に笑う姿とは裏腹に、面白そうに、他人事のように自身を眺めている。そう、あれはライブではない。特に注釈もなく流されいるが]
投票でスキャン済みの再放送ーとしか聞いてなかったし…
昔の自分のおかげで、ヒマが出来るってのも変な話だな。
[独りごちつつ、足を組む。
この屋上庭園は開かれてはいるが、基本的に人気がない。彼女にとっては、夜ともなれば絶好の散歩スポットになる穴場だった。
鼻歌まじりで、景色と、音楽と、昔の自分を楽しむ]
/*
ディアさんの歌詞って狩歌できそうな親しみやすさがあるよね…ッ
でもオタクハートに響くよね…ッ
誰か音楽つけて…ッ
*/
>>111 ビクトリア
面白いですね。
それに、とっても物知り。「すごいヤバい」言葉も知ってるんですもの。
[同意と感嘆の声を上げた。するりと飲み込んだから、あなたの使い方に違和感は覚えなかったと伝わるだろうか。]
はい。わたしに、"お仕事"をくれたあの人です。
"あの人"が来るまで、ここできちんと待っているのがお仕事なのに、ソコラがなくなったら、迷子になってしまいますから。
決まったら、教えてくださいね。
[具体的な名前は来なかったから、先ほどのスカウトは断るんだろうな、なんてふわふわ思った。彼女の、自由に楽しそうにお仕事をしている姿が好きだ。
けれど、離ればなれ、なんて言葉に少し耳を伏せる。]
――、ありがとうございます。
えぇと……わたしの構成物質? を繋いだ形で登録して、繋いだもので外郭を作る……って、ことです……か?
[咳払いを受けても、あなたの言葉を理解しようとした結果がそれだ。
続いた疑問符にはもちろん、と頷く。まだ、前の理論を理解しようと若干上の空。]
/*
ツヨイヨシノ・プラネット:陸地のおよそ八割をツヨイヨシノが占める惑星。その景観と古風な文化に惹かれ、多くの芸術家が住んでいる。メイド・イン・ソメイヨシノ・プラネットの伝統工芸品は、一種のブランド扱いである。
この惑星では千年ほど前から入植が始まったが、惑星のあちらこちらから古代遺跡が発見されており、かつては別の文明があったことが推測されている。この文明はツヨイヨシノの繁殖が原因で滅んだ説が有力。
その古代文明の呪いなのか、毎年謎の失踪者が出ている。
また、ツヨイヨシノの繁殖力の強さを警戒して、ツヨイヨシノ・プラネット住民の立ち入りを禁止するコロニーや惑星も少なくない。
これらのことを揶揄して、一部の者はツヨイヨシノ・プラネットを「桜の監獄」と呼ぶ。
移住援助費はたくさん出る。*/
-早朝、珪素屋敷の交信室-
月下35°24′S,44°0′Wより分岐せるアルマのD684世代は、思考結晶の情報結合を行い、高速に書類情報を処理している。思考系は分割して処理され、高速化されているとはいえ、最終的に当代個体の生のおよそ1/20は日常の事務処理に費やされることとなった。
擬似ディスプレイには、当該個体が永遠に見ることのない、数百光年離れた惑星系の入植資料が表示されている。
[almaD684 solid memory wrote.]**
RP中大変申し訳ございません。
*おっとそこまでだ*
この村のルール上、2IDのPCを「同時に」動かすことは禁止しております。
>>105のソラリアさんを一度〆るorいったん中断するか、
>>108のカルックスさんからの流れを一度〆るorいったん中断するか、
どちらかを選択の上、RPを続けるようお願いします。
気づくのが遅くなってしまいすみません。
メモにて関連の方で打ち合わせて頂ければと思います。
打ち合わせの結果、中断となった場合、中断相手の方が再開まで別の方やソロールを回すことはもちろんOKです。
せっかくされたRPを生かす形でルールに沿って頂ければありがたいです。
よろしくお願いします。
>>115 ライカ
ありがとう。これから使ってみようかしら、すごいやばい。
[どうやら違和感なく使えた様だと、少しうれし気に繰り返す。]
ライカはソコラに向かって送られたの?
どこか遠くへって送られただけなら、つうしんきの発信をたよりに、きてくれるんじゃない?
[ここにこだわらなくても、というように少し首を傾げた。
決まったら、という話には、みんなにないしょにするならね、なんてふわふわとした微笑みを浮かべる唇の前に指を立てた。まるっきり子供が「しーっ」とするような仕草だ。]
そんなしょげた耳しないで。わたしは長いきだからはなれてもあえるわ。
そんなかんじかしら。構成物質とか……あとはそれだけだとたぶん触るには密度が低いから別の物質で補ったりとか。
[頷かれれば、ポケットから小さな円形の薄っぺらい機械を取り出した。あなたの下に置いて「起動」と呟けば、ブンと鈍い音と共に円の真ん中から光があなたの全身を照らし出す。あなたという形を作り出している小さな要素を結び付け、補い、繋ぎ合わせて実体を作り出そうとする、その働きが上手くいくかは分からないけれど。]
>>114 ディア
―寂れたドーム型の屋上庭園―
[ホロステージなるもの、ムービーは一度も見たことがなかった。元より、音だけを聞いて、曲の世界を想像の中で広げることの方が好きだった。
ただ、ソコラを出る前に1度くらい見収めようかと思い――これもソコラの廃棄が決まって起きた『変化』の一つだろう――ムービーはこの庭園に足を踏み入れたのだった。
まさかそこで、憧れの歌姫に会えるなんて思いもせずに。]
あの゛……も゛しかして、『今宵もタヨーNight』の方……?
[ディアがガラガラ声のした方を振り返れば、一見人間の七歳くらいの子どもが、しかし実際はハタチの小人族が、きょとんとした顔であなたを見ていたことだろう。]
>>112
[ぼさぼさの寝癖髪に、あきれ顔をするカルックス。が、どこか笑っているように見えるので、作っているのだろうというのが一目でわかった。
すぐに船の話を切り出してきてくれたのも嬉しいのだろう]
おいおい店主さん今起きたのかよ。客が逃げちまうぜ?
ふっふーん。見て驚けよ。やっと手に入ったんだよド・コカーノ星海図メモリ!
これでどこでも行き放題。宇宙迷子の心配もなくなるぜ。
自分で組み込むつもりだけど、一応メリー=ドリーに見てもらって、調整してもらう予定。
メッサ・トーイだって行けるぜ?お前どっか希望ある?
[どーよ。と顔に書いてある。
オウムの行方と、引き出しから出した種にへーっと顔を近づける]
面白いな。食えんのかなこれ。えーっとろ……やべぇ読めねぇ。
種かー。流石にアメリアで自家栽培する余裕はないからなぁ。
あ、でも鉢植えで花育てるのは面白そうだな。ずっと冷凍
睡眠ってのも味気ないもんな。
[フェルムが乗る事前提のように話しているが、一応別の道を行くなら止めるつもりはない]
>>118 モモ
ひゃっ
[背後の気配に気づかず、突如かけられたしわがれ声に、驚いて小さく悲鳴をあげた。不審者か、と勢いよく振り返れば、けれどそこに居たのは少女のような姿で、ぱち、ぱちくり、と思わず目を瞬かせる]
… ……え。ええ。そう。だけど。
びっくりしたあ、アナタ番組聞いてくれてるの?ホントに!?
[束の間、すぐさまホッとしたような、嬉しそうな笑顔になった。遠くのホログラムを背景に、姿勢を正して向き直る]
ディア・コスモス・ハートよ。
いまどき音声だけのマイナーラジオで、若い女の子のリスナーなんて珍しいから…嬉しい!
>>107
[掲げられたオウムに、目を丸くする。口調は機械的なのに、反応はとても豊かで人間的だ。HKシリーズの特徴でもある。]
これは……オウムですか?
花と種のお礼に?とても……成功ですね。高価なものではないのですか?とても精巧……。
マスターの花と種が、それだけの価値であったと、認めていただいたのですね。
とても素晴らしいことです。私も誇らしい。
このオウムは……喋ったりするのですか?
[自然と内部解析をかけながら、ソラリアは答える。声明を模したものは、アンドロイドの仲間だ。
旧形態のからくりに感心する。大事にしなければならないものだろう]
ここでいただくのであれば、まず手の消毒を。口腔内の洗浄も致しますので、こちらの洗浄ミストを口の中に含ませてください。
[その間にソラリアはランチマットを広げ、サンドイッチを広げ、スープを入れた水筒を傾ける。
セイバリーの空腹具合でサラダやデザートも追加がある。
公園ではもしかしたらニーがいるかもしれない。とデザートは多めに持ってきていた]
>>120 ディア
[ディアが名乗りをあげると、ムービーはわぁ、わぁ! と感極まった声を小さく上げた。声は荒れていたままだったが。]
私、ムービー。ムービー・モモです。
ラジオ……メ゛カニックの仕事で毎日は聞けな゛かったけど、好きでした。
あっ、すみ゛ません。オフ中に。
[夢を見るような瞳をしていたが、慌てて相手の休息を邪魔したことに気づき、申し訳なさそうに視線を落とした。]
/*もはやダウナー系じゃないんだよなー。桜もさらわれる前にビームで焼いてしまいそうなので、省エネ系を貫くしかない……。
省エネ……できてる……?*/
>>122 モモ
[掠れた声に、大丈夫?と少し首をかしげてみせるが、口には出さない。この街には色んな人がいる]
ムービー。良い名前、よろしくね!
そっか、メカニックならマイナーウェーブにも詳しいのかな。アタシの知り合いにも技師の店長さんがいるけど、マシンの好きな人は自分で作っちゃうよね、ラジオとかオモチャとか…
[こちらこそ、心底嬉しそうにキラキラした目で、顔をほころばせながら答えていた。首をブンブン振って笑う。]
全然!お喋りするの好きなの、仕事してると周りがうるさくって…
アタシこそ、アナタのお散歩の邪魔しちゃってない?
>>122 モモ
[掠れた声に、大丈夫?と少し首をかしげてみせるが、口には出さない。この街には色んな人がいる]
ムービー。良い名前、よろしくね!
そっか、メカニックならマイナーウェーブにも詳しいのかな。アタシの知り合いにも技師の店長さんがいるけど、マシンの好きな人は自分で作っちゃうよね、ラジオとかオモチャとか…
[こちらこそ、心底嬉しそうにキラキラした目で、顔をほころばせながら答えていた。首をブンブン振って笑う。]
全然!お喋りするの好きなの、仕事してると周りがうるさくって…
アタシこそ、ムービーのお散歩の邪魔しちゃってない?
/*初ビックリマークとか言ってる場合じゃないよー!
こういう! 細かい! ミスが星を滅ぼすんだよ!*/
>>119 カルックス
[確かに少しからくりを触ってはいたけれど、夢見が悪くて寝不足なだけで。久しぶりの二度寝というやつをむさぼっていたのだった。]
いいでしょ、寝てたって。もう、お客さんなんて、来ないし…[ふぁ、とあくび。]
…わ、すごい!ちゃんとしたやつだよね…?ちゃんと、調整してくれる人まで、見つけてるんだ。
宇宙を漂って、エイリアン、いっぱいの惑星に、漂着するんだろうと思ってたけど。
どこにでも、行けるんだ、カルックスは。
[真面目な顔で冗談じみたことを言うものだから本気なのかどうなのかわからなかった。羨ましそうに、カルックスを見る。]
僕は…僕は、どこでもいいよ。行きたいところなんて、ないし。
[移住する場所もまともに決められないのだ。困り顔でそう返した。]
そ、そう!食用なんだって。合成食品になるって。
そのままは、あんまりおいしくないらしいけど。
はちうえ?あ、ああ、器に土をいれるやつだね。
[まだ調べ始めたばかりで、植物のことは疎かった。せっかくだから、きれいに咲かせてあげたい。]
>>124 ディア
[こんな時にどうしてこんな声なんだろう! とムービーは思っていた。この街にはタイミングの悪さというものがある。]
ああ、うちのてんちょ……私、ラクリマってお店で働いてたんですけど、そこの店長もラジオ、自分で作ってました。
私は、メカニックだからじゃなくて、ちょっとした……レトロ趣味でラジオが好きだったんですけど。
[ディアのほころんだ顔を見れば、ムービーもほっとしたように体の緊張が解けたようだった。]
私、ちょうどホロステージを見に来ていたので。ホログラムを見る必要も、なくなっちゃいましたが。
[はにかむような笑みが、ムービーの顔に浮かぶ。]
>>125
漂着って……。ま、実際そうなってもおかしくなかったしな……。
でもこれでアメリアはほぼほぼ完璧だぜ。あとは試運転と……できればもう少しブースト装置欲しいよなぁ。出発時に加速力高めないと、とっ捕まって出鼻くじかれたくないし。
[はー。とため息をつく。宇宙船の登録、検査には金がかかる。スラムチルドレンが逆立ちに逆立ちを重ねたって無理な額が。
性能自体はちゃんとしたものだと自負はしていた。廃棄当日の出発なら、どさくさに紛れてしまうだろうという予想も。
また、種の中身についても目を輝かせる。]
食用!いいじゃん!そのままがまずいなら焼きゃいい。大体食える。
スラムの婆ちゃんが色んなもん鉢植えにしてたから、何に突っ込んでも土と水がありゃ、大丈夫なんじゃね?聞いてきてやろうか?
>>125
[ウキウキ気分でいたかルックだが、どこでもいい。という言葉には顔を顰めていた。]
……フェルム。お前さー。まだ移住先も決めてないだろ。
どうするんだ?もう廃棄決まっちゃったんだぞ。
店続けんだったらそれなりの場所探さねぇとだろうし、やめるにしたって、もういいところないんじゃねぇの?
ぐずぐずしてたらチョーヘンキョーとかバイス=ゴイヤとか、貧民船のやつらが飛ばされるようなとこしか、行けなくなっちゃうぞ。
[何もない自分と比べて、フェルムはこの店がある。からくりに囲まれて過ごすフェルムは穏やかで、ここが好きだということはカルックスにだってわかった。
それが強制退去だ。戸惑うのも仕方ないだろうが、それにしたってぐずぐずしすぎだと、カルックスは思う。]
>>126 モモ
…ラクリマ。あそこで働いてるの?
ってことは、店長さんってフェルムのことでしょ。なんだ、同じ人の話してたの!
[目を見開くと、ケラケラ笑いだした。]
アタシもよくお世話になってるんだけど、そっか、最近覗けてないからなぁ…レトロ趣味、うん、分かる気がする。
あのお店、古いものが今も生きてるみたいでワクワクするもの。そういうのが好きなら、天職だよねえ。
[言いながら、おもむろに傍らのハンドバッグを開く。大きくない荷物の中から、更に小さな、機械の小鳥が出てきた]
ホロステージも是非、見て欲しいけど…
今日はこの子と歌いに来てたんだ。どう、よかったら一緒に一曲歌わない?
―川縁・夜―
[街の近くを流れる川の底で。冷たい水に長い髪を揺らめかせながら、人魚はじっと考えていた]
[コロニーの廃棄。このところ、この街の人々の誰も彼もが囁き交わしているその言葉。人魚にその意味をはっきりと伝えてくれた人はまだいなかったが、何か大変なことが起きようとしているらしい、ということだけは理解をせざるを得なかった]
[見かける人々の多くは、慌てた様子であったり、どこか寂しげな様子であったり――人々のそのような様子を見ていると、人魚の胸の内も、ざわざわと落ち着きがなくなる]
[指先が白い花に触れた。今日出会った、優しい男性がくれたものだ。綺麗な声のからくりオウムが歌っていた記憶も、引きずられるように蘇る]
[頭上の水の外、歌が聞こえた。大切な友達の歌声だ。顔を上げてふわりと浮き上がり、水面へと乗り出して、近くの小さな中州に腰掛けた]
[夜風に乗って、どこかの飯屋の香りが鼻に届いた。友達の作ってくれた料理の味を思い出して、ちょっとだけお腹が鳴った]
[――思い出に慰められるなんて、この人魚の知識では自覚は出来なかったけれど。それでもいつしか、夜空に小さな歌声を放す程度の元気は、出ていた]
>>127 カルックス
エイリアン用の武器、いらないのかな、って思ってたんだ。[真面目な口調である。]
試運転、するの?さすがに…みつかる、ような。
…これ以上、ブーストつけたら、ばくはつする。
[試運転は音も動きもそれなりにわかりやすいんじゃなかろうか。とっくに目を付けられているんだから、もしまた、それも宇宙船と一緒に見つかったちしたら大変だ。]
料理かあ…最近やってない。ブロック飯、ばっかりだ。
種、よかったら。カルックスも半分、持ってくといいよ。
沢山あるから、大丈夫。
[その場で、小さな袋に種をわけ始めた。]
>>128 カルックス
[どうするんだ?そう聞かれて、きゅうっと酸っぱい顔になった。]
どっ、どうするって…そんなの、カルックスが気にすることじゃ、ないよ。
どこだって、いいんだから…ここ以外なら、どこだって一緒だよ。
[ものはためしに強がって見たものの、数秒ともたなかった。]
僕、もうこの店、やめるんだ。
からくりも、大事なのをほんのいくつかだけ、持っていくけど。
あとは、みんな、誰かにあげる。モモさんも、もらってくれるって。
だから…僕のことはいい、よ。
[ははは、なんて乾いた笑いを出した。]
>>129 ディア
……え゛。フェルム゛って、てんちょ……。
えー……!
[こちらは困惑しっぱなしだった。てんちょ、ちょっとくらい話してくれても、よかったのに……! と、ここにはいないフェルムをぼそぼそした声でなじる。]
……ラクリマは、今まで見た中で一番素敵な店。う゛ん、確かにあの店に入ったらワクワクします。
本当は、ずっとあ゛そこで働きたかったけど……。
[閉まっちゃうんですよねと、遠くを見つめながら少し寂しそうに笑った。ホロステージからのきらびやかな音が、まだ辺りを包んでいるだろうか。
機械の小鳥が出てくれば、少し目を見開いてその形に注目し]
それ……も゛しかして……。
歌? 歌っていうのは……喉から声を出す歌……?
[びっくりしすぎたのか、ケホンと軽い咳が出た。]
>>131
武器!武器かぁ。ああそういやすっかり忘れてた!
そうだよなぁ宇宙海賊とかもいるかも知んねぇし……そっちでアテ……あ、あるかぁ??
しかしこっから武器まで搭載しようとするとちょっと厳しいな……レーザーガンなら何とか工面できるかな……でもにらまれてるからきっちぃな……
ブーストもだめかぁ……うーん。ギリギリ……超えてるけどやんねぇと死ぬもんな。やっべぇなぁ
[うんうん唸りながら新たに必要になったものと入手法を考え始める。真剣な顔はそれでも、困難に屈しないという強い意志を感じた]
料理は俺もやってねぇ。というか一日一ブロック飯だし。
え?種?いいよ。どうせここじゃもう育たねぇし、お前が乗るならお前が世話した方がちゃんと育ちそうだし。
[ぽりぽり頭をかきつつ、小分けし始めるのを止めたりはしない。何が役に立つか分からないのだ。もらえるものはもらう主義でもあった。]
>>133
/*
あっもうからくりはなんでもありなんで!
こいつの祖父なら人口声帯ぐらいつけるんで!
って言いたい気持ちです
*/
>>134 カルックス
武器、作る?間に合うか、わかんないけど。
ロケットパンチなら、ありあわせでなんとか。ならないかな。
[ちなみに、真顔である。]
いいの。カルックスにあげるよ。
宇宙船で育てるんなら、同じ鉢植え用意しよう。どっちが育つか、競争しよう。
あっでも。アメリアに持ち込んでいいか、わかんないなあ。
調べれば、わかるかな。
[セイバリーの言っていた検疫法を気にして、ううんとうなる。そういうところは、見た目通り真面目だった。]
>>132
そうか、やめちまうのか。
へー。チービーに。あいつに価値なんてわかるのか?
……まぁ、あいつ手先器用だし、長持ちするよな。多分。
やるにはちょうどいい奴か。
[数秒も持たない強がりに、乾いた笑い。
ここ以外ならどこも一緒というのは、ここでなければだめということで。
……なんとなく、この前会ったアンドロイドを思い出した。
ここ以外を知らないというアンドロイド。フェルムも、似たようなものかもしれない]
……ここじゃないと、だめならさぁ。まるっと持ってくとかも、無理なのか?
お前の腕ならまぁ、やれなくもないだろ。
アメリアに乗るなら、色んなコロニーとか星とか回って、流れのからくり販売とかもやれるかもしれねぇぜ?
……お前、からくりやりてぇの?からくりも、ここじゃなきゃ意味がねぇ仕事なのか?
俺はさ。正直、ここを出たい。というかスラムのガキをやめたいから、こんなばかやってるんだけどさ。
……なぁ。アメリアに乗らねぇ?新天地行ったら、いっそ何もかもすっかり変わるかもしれねぇぜ?
>>133 ムービー
子供の頃にね、歌う鳥の子を買ってもらってから、ずっとお世話になってて。アナタみたいな可愛い店員さんがいるなんて知らなかった、こないだジゴバで会ったのに!さては隠してるな?
[冗談めいた言い方をしてみる。きっとそちらのセリフなのだろうが]
…そっか、やっぱり閉まっちゃうのか、あのお店。
古いものは、段々忘れられていくものなんだろうけど…残念だね。
まだまだ忘れられない人、沢山いるのに。
[ね、と寂しい微笑みを返した。ステージはもう終了時刻を迎え始めて、エンディング・テーマを流しながら瞬いている。
咳払いに気が付いて、はた、と小鳥を抱いた手を止めた]
もしかして、調子悪いの?
やだ、てっきり元々そういう声なのかと…ゴメンね気付かなくて!
それじゃ、今日はおあずけ。
[小鳥に向かって囁くと、カタタタ、と鳥が動いた。なるほど、オウム返しに歌や言葉を返す仕掛けらしい。ただ、鳥のさえずりは駆動音だけで、声がしない。壊れている。]
(続き)
>>133 ムービー
一杯喋らせちゃって、無理させたよね。
また今度、元気な時にお喋りしてくれる?もうステージも終わるし…外まで送るよ!
[言いながら、立ち上がって庭園の入口を見る]
コアが近いと返信翌日かもって書いてあったし、切り上げる気満々でお返事しちゃったけど、良かったかな…逆に返事急かしてたらゴメン…
>>135
ロケットパンチ……!?ロケットパンチって、あの、たまーーーに街頭ホロでやってたロボットがドーンバーンやってたあれだよな?
まじで!?めっちゃいいじゃん。作ってくれよ。すんげぇ楽しそう!
[目をキラキラさせる。テレビなんて持っていない。街中で華やかなロボットアニメのつまみぐいをするのがせいぜいだ。
それが自分の宇宙船につく。それがどれだけのすごいことか!]
あ、競争いいな!楽しそうだ!
科学技術史館でそういうの分からねぇかな……。
[勝負なら真剣にする。真面目に全力で遊ぶのが信条である]
―スーパーマーケット、夜―
[夜の闇の中、スーパーマーケットの灯はいつも通り煌々と照っている。そんな店の自動ドアを、間の抜けた声と共に通り抜ける者が一人。]
ほいほい、オープンセサミ、っと。
……やあやあ、おばさん。自動ドアってモンは凄いね、こいつぁまるで魔法のようじゃあないか。おれは初めてこいつに出会って以来、会うたび会うたび驚かされるよ。
――あっ、髪型変えたろ? よぅくお似合いだ、イイね! 新たな旅立ちってやつにはぴったりじゃあないか!
[品揃えはそこそこ、けれども24時間営業でいつ何どきも開いている事が強みのこの店には日頃からよく通っていて、中年の女性店員とはすっかり顔なじみだ。何しろ、この店員がろくろく言葉を喋れぬ頃からの付き合いなのだから。
取るに足らぬ沢山の言葉を店員と交わした後、そのまま意気揚々と店内へ足を踏み入れる。]
さあて、久々の旅立ちだ! 備えをばっちりせにゃいかんが、やあ、宇宙航海ってやつにはいったいぜんたい何が必要だったかなあ……。
缶詰が幾つあっても困りゃしないってのは覚えてるんだがね。
[カートに缶詰を適当に放り込みながら、しかめっ面で独りごちた。]
>>137 ディア
……てんちょは、案外秘密主義な゛んでしょうねー。
[ディアの冗談に乗っかってへなっと苦笑いをした。]
……うん。忘れられないもの゛も、たくさんあります。
[それ以上語ることはしなかった。今までソコラに残っている人なら、みな似たよう思いを共有しているだろうと思っていたから。]
『おあずけ』には、ほっとしたような、ちょっと残念なような顔を見せたが、「風邪引いちゃって」と説明していた。小鳥の音のないさえずりを聞いて、あ、とでも言うように口を開いた。]
……その゛子と同じです。い゛つかは治る……と思いま゛す。
[けほんけほんと、続けて咳をした。すぐにとは言わなかった。自分より腕のいい店長に直せなかったものが、簡単な故障なわけがない。でも、]
……治したいですね。
[今夜くらいは、そんな夢をつぶやいてもいい気がした。]
>>136 カルックス
モモさんなら、ぜぇったい、大丈夫。ここにいるみんな、任せられる、よ。
[片づけられつつある店内と、からくりを見わたして、微笑む。]
もう、自信がないんだ。
このお店は、すごいからくりをたくさん作ってたお祖父ちゃんのお店だけど。座ってるのは未熟者の僕だから。ここに来るみんな、がっかりしてるんだろうなって、思って。
前はね、からくり触ってると、いやなこと、ぜーんぶ忘れられたんだけど。今は、からくりのこと、忘れたくて、カルックスの宇宙船にいるんだ…。
[いつもは、宇宙船のことで話が終始してしまって、言わないようなことだ。]
…あはは、ぼくも、違う人になりたいよ。そっか、だから、カルックスのこと、羨ましかったんだ…。
か、カルックスはさ。僕がからくりを作るのをやめても、僕のこと嫌いになったり、あきれたり、しない?
[おずおずと聞く。]
>>138 ディア。
ありがとうございます。でも本当に喉だけで、あとは大丈夫なんですよ。
[と、ディアにつられて一緒に庭園の入口を見ながら]
……でも、お言葉に甘えちゃおうかな。もうちょっとだけ、『その子』のお話が聞きたいです。
[と、意味ありげに機械の小鳥を示した。
その後、ディアの許可さえあれば、持っていたスマートリングで『エール』のスキャンをしていたことだろう。**]
ビームが出せる ムービー・モモは、"Fly_Me_to_theMoon" ディアPLさん、ありがとうございました! これにて失礼いたしますー! ありがとうございました!(大事二度)
>>139カルックス
[フェルムはなんだかんだで娯楽放送好きだ。映画もドラマもアニメも、ちょこちょこつまみ食いをするタイプだ。そしてよく、からくりに取り入れたりする。]
うん、これこれ。これに、パンチをつける。
後で、街に、材料、探しに行こう。
[言いながら、いわゆるのびーるマジックハンドを工房から持ち出してきた。何度も言うが、マジである。]
カルックス、意外と、勉強するんだね…?
[相手が乗ってくれたことに満足しながら、はい、と種を渡す。]
>>142
なら、いいんじゃね?あいつならここのからくり全部渡しても、意外と全部さばいて、それぞれに良い持ち主見つけてくれるかもしれねぇな。クソ迷惑なお節介だし。
[微笑むフェルムに、満足しているならいいか。とこっちも笑った。]
[嫌いになったりしない?という言葉に]
なんねぇ。お前はお前だ。
自分で宇宙船持つって言ってる犯罪者に加担してくれる馬鹿な奴だ。
お前の手先の器用さは尊敬してるし、あの飛ぶ鳥とか、気持ちよくて好きだ。
……確かにお前のじいちゃんのからくりはすごいけどさ。俺は、お前のからくりの方が好きだな。
まぁ、じいちゃんのは手が届かねぇってのあるけどさ!
あ、あの時間になって飛ぶ鳥のやつ。もしよかったらアメリアに乗せてイイか?時間、わかった方が良いだろ?
……がっかりしてるかどうかは、俺にはわかんねぇや。俺、ここの客にはなれねぇから。
でも、毎回ちゃんとかよってくるやつとか、いるんだろ?
毎回来てくれるなら、それはそれで、お前を必要としてるんじゃねぇのって思うけどな。
俺は、アメリアにお前が乗ってくれたら楽しいと思う。いろいろやれそうだし、お前の腕は信頼してるし。……うん。
>>141 モモ
やっぱそー思う?喋りたくないならいいけどさ。時々ポロっと、どうせ言うなら早く言ってよ!みたいなこと言わない?彼。
[そんな所もあの店らしいといえばらしいんだけど、なんて言い方で、苦笑いにニヤッと不敵な表情を返す]
コロニーが廃棄になるって、移り住むだけ、なんて言うけどさ。
…生まれた時から住んでる人の方が、多いくらいの場所だもん。故郷が丸ごと、二度となくなって帰れなくなるのに、平気な訳ないよね。
[だから、と言いたげに、去ろうとする背後の風景を振り返った。まだ明りの灯る街並みと、寂れた庭園。残っている人はきっと、皆同じようなものだ。]
…直る、かな。そうだね。
とりあえずムービーは安静にしなきゃ、ヒトのノドは機械と違って、大人しくしてないと治らないからね。
[ノドはシンガーの命、なんてしかめつらしい顔をしてみせつつ。けれど小鳥の話をせがまれれば、喜んでまだ手の中のエールを渡しつつ、立ち上がったままアレコレ話し続けた。
結局、AIの無い機械の良さだの、旧い音楽だのと、気のすむまでクラシックな趣味の会話に花を咲かせるのかもしれない。**]
"Fly_Me_to_theMoon" ディアは、ビームが出せる ムービー・モモ、最後駆け足で失礼しました!ありがとうございましたございました(大事二度
>>144
[ぽりぽりと、急に照れ臭くなって頭をかく。
彼にからくり技術者を続けてほしいのかどうかは、自分にはわからない。
でも、好きだったものが嫌いになるのは、もったいないなと思った……が、自分にどうこうできるかは、分からなかった]
これかぁ。エイリアン吹っ飛ぶかなぁ。
でも無重力だから、一発入れてやれば結構吹っ飛ぶんだよなぁ。
材料買いに行こうぜ!足りなかったら俺、どっかから持ってくるからさ!
[勉強するんだねという言葉に]
不法侵入だけどな?金はねぇけど、知識がなきゃ金稼げねぇじゃん。
まぁでも幽霊も出入りしてるんだから、勉強したいスラムのガキが入ったって、むしろ熱心だね?って褒められていいと思うんだよなー
―スーパーマーケット、夜―
[塵芥がまだ大きく見えるほどの極小の世界で活動する機巧が、空中にひとつの像を結ぶ。
対人のコミュニケーションにおいて重要な一要素たりうる顔を放棄した、無貌のヒトの写し身を。]
……御主人、独り言は程々に。胡乱極まりない上、店の迷惑になります。
それと、缶詰はやたらあっても困ります。積載重量は最低限にする必要があると、あれ程何度もご進言申し上げたはず。
……もしや、かつての旅の事をもうお忘れですか?
むやみやたらに荷物をあれもこれもと積み込んで、それを魔法で強引に誤魔化そうとした結果、酷い目に遭ったでしょう。
クーキ・オイシーの航空法に触れる程のあの大荷物……逃げ果せたから良いものの、次はあんな幸運はありませんよ。第一、あの時も――……
[時間に不釣り合いないやに明るいBGMが流れる店内に、くどくどと無機質な声の説教が畳み掛けるように続く。
しばらくそんな調子が続いたあと、不意に言葉を切った。]
……ところで。いい加減、移住先は決めたのですか。
[きっと彼が人間であれば、この時、声のトーンを落とした事だろう。]
>>117 ビクトリア
[嬉しげな様子に目を細めた。かわいい、なんて思っているのだ。]
いいえ。あの頃は、ソコラはまだありませんでしたから。
この星域に、きちんとたどり着くように、励ましてもらいましたよ。
[そしてその星域に、ソコラが出来た。だからここにいるのだ、と少し寂しい誇らしさに胸を小さく張ってみせる。その姿勢を解いて、あなたの仕草に寂しさも吹き飛んだように笑う。
秘密のお話ですね、なんて、真似して「しーっ」の仕草とともに頷いた。
励ましの言葉にはぴこん、ぴこんと耳が揺れて。もう一度、頷いたけれど]
補う物質をどこから集めるかが問題になるでしょうか……わたしがブラックホールになってしまいそうです。
[最後の一言は軽口だ。
下に置かれた機械に、思わずつま先を縮こめて、おそるおそる見下ろす。
呟きとともに放たれた光に目をつむって――それは70%くらいの可能性で成功に至るだろうが、今宵の可能性は55%で、もし成功したら69分くらいはきっと持続するのだ。]
>>145 カルックス
それも、いいな…それは、僕なんかより、モモさんのほうがずっと上手だから。
[しみじみ、頷いていた。]
[あとは、口を引き結んで、カルックスの言葉を聞いていた。びっくりするくらいまっすぐな言葉だから。うっかり受け流してしまいそうで。じっと最後まで聞いてから、口を開く。]
あんなので、いいの?お祖父ちゃんの時計も、あるのに。[歌う鳩時計を振り返る。]
もちろん、いいけど…アメリアの広さに合わせなきゃ。調整しとく。
[言いながら、まさかあんな試作品が人の手にわたるなんて、と首をかしげる。]
…カルックス、それ、言わないでよ。それが一番、つらいんだ。
僕は…ほかにないから、『必要』だけど。『十分』じゃない。
なまくらの包丁みたいなものだよ。[肩をすくめた]
僕も、カルックスが一緒は、楽しいと思う。暇、しないよね。
[うん。と頷き返した。]
>>117 ビクトリア(>>149続き)
[あなたの試行錯誤はついに実を結んだのだ。光の粒子が集約して繋がって――それは煙のような、もやのようなレベルだったけれど、確かにソコラの回転を感じた。]
――……!!
[光が収まったとき、ふと足下を見る。思っていた高さよりも、低い。じわじわと近づいている地面。
自分の手をぺちりと叩く。変わった気はしない。相変わらず半透明だ。
あなたを見て、首を傾げる。
まだ、地面までは少し距離があった。でも、さっきより落ちている気がする。かすかな粒子の結合とはいえ、実体はソコラの重力に導かれていた。
おそるおそる、あなたに手を伸ばす。その小さな手をとろうとして伸ばした指先は、濃い霧に触れたような感触をあなたに与えるだろうか。]
>>147
[もし仮に、からくり作らないお前なんてノミ以下だ!だとか言われても、また作り出すなんてことはなかっただろう。それこそ生命活動に支障が出る程度に落ち込むことはあっても。]
うんと、頑丈に作ろう。お守り代わりだから。
…うん、行こう、やっぱり、あとでとか言わずにすぐ行こう。
[がしゃんがしゃん、とマジックハンドを動かしていたが、それを机の上に投げ出した。今度はばたばたと外出用の鞄を持ち出してくる。]
もう、閉鎖されてる、もんね。
カルックス、すごいと思うよ。ほんと、頑張ってる。
[そう、たどたどしくほめながら、街に行こうと手招きをして。
その日一日は、ロケットパンチの材料探しに奔走するんだろう。**]
>>149,>>151 ライカ
ライカは随分なおばあちゃんね。
じゃあこの周辺の星域でいじゅう先をさがさないとなのかしら。
[そうよひみつよ。なんて繰り返して秘密の仕草を解く。
そもそも彼女はこの星域から離れられるんだろうか、とも思ったけれど、それは口には出さずに心の中でだけ首を傾げた]
そうね完全な実体には粒子を用意してあげないと難しそうだけど……そんなにふとっちょになるきなのライカは。
[軽口に小さく笑いながら装置を起動させて。少し緊張と期待の面持ちであなたを見つめる。色んなものを作ってきてもこの瞬間はいつでもどきどきするのだ。]
[ゆっくりと下がってくるあなたは自分の意思で降りているのか、それとも重力に従って落ちているのかわからなくて、こちらも首を傾げ返した。
おそるおそる伸ばされた指先と小さな手が触れる。いつもの”無”の感触ではない、実体とまではいかずとも明らかに何かに触れた感触があった]
ふふ……。
[笑いながら手の形を崩さないように指先を握ろうとして。]
カたコとカたン フェルムは、宇宙冒険者希望 カルックス急に切る形で申し訳ないです、必要であれば朝返信します〜!ありがとうございますお疲れ様です!
>>153続き
びっくりした?
[ふしぎでしょう?といいたげに瞳が悪戯げに輝いて。
そうしてすぐにあなたの様子を観察するような視線へと変わった。]
きもち悪くない?変なところとかは?
[上から下まで視線が行き来する。]
>>150
……そうだよな。悪い。
[お店の常連に、それは直せないから、と断っている姿を何度か見ていた。
確かに、ふがいないだろうし悔しいだろう。大切に扱ってくれているものを、元通りにしてあげられないことは。
じいさんがすごすぎて、早すぎたのだ。親を持たないカルックスだが、ちょっとばかり文句を言ってやりたくなった。
大事なダチが、お前のせいでしょげてるんだぞと]
え、マジでくれんの?やったぜ!
お前が乗ってくれるなら、ずっと歌って飛んでくれるしな。
ロケットパンチの整備だって頼めるし。
だろ?暇しないし……そうだ。からくりの作り方とかも教えてくれよ。
転がって勝手に起きるやつとか、あれに煙玉仕込んだら攪乱させるアイテムとかになりそうじゃね?
ジャミングも効かないとかなったら相手もびっくりするだろうし!
[そういうカルックスは、完全に悪戯をたくらむ顔だ。
一頻り、船内での暇つぶし遊びを連想した後、改めてフェルムの方を見る]
……ほんとに乗るなら、食糧と、あと、行きたい場所一個だけ決めろよ?
期限はそうだな……廃棄日が決定した時と、その一日前で。
俺さ、いろんな場所転々として、お気に入りを見つけるつもりなんだ。俺だって実際どこだっていい。けど、目的地決めとかないと、ナビ出来ないだろ?
最低限、方向だけ決めといてくれよな。
……よし!ロケットパンチの材料、買いに行こうぜ!
[動き出したフェルムに、こちらも軽い足取りで続く]
あと、普通に褒めんなよ犯罪なんだから!
[照れくさくて怒ってみたけれど、それもきっと、照れ隠しだとばれていただろう。二人は町へと繰り出した**]
>>148 メリー=ドリー
……たまにさあ。おれ、いつおまえの腹から生まれて来たっけ? って思うことがあるよ。おまえ、おれの母さんか何かか? 逆だろ、むしろおれが母さんだ。育ての親な。
いいか、リー。母さん、あんたをそんな子に育てた覚えはないぞ!
[AIとも思えぬあまりの口煩さに眉を寄せ、大げさなほど顔をしかめて見せる。最後の問いには一瞬間を空けて、面倒そうに後頭部を掻きながら答えたる。]
……とりあえず宇宙に出てから考える。
[その言葉は、普段の彼女を知る者が聞けば驚くかも知れないくらいの暗い声色で吐き出された。
直後、打って変わっていつも通りの明るい――いや、いつもよりかは随分強引に気分を上げた様な明るい調子で、何事も無かったかのように話を戻す。]
と言うかだな。かつての旅の事だなんて、もう覚えてる訳がない。何年前の話だか、よぅく思い出してみな。
――そら、おまえならその程度の記録、簡単なクエリひとつで呼び出せる。ところがどっこい、人間はあいにくおまえと違って頭が悪いのさ。
……忘れる生き物なんだ。
だから、もうそんな昔の事は覚えていない! いやあ、おれも歳をとったもんさ。
[飄々と笑った。]
【ハナサカ植物研究所・私室/深夜】
[大きなあくびが一つ出た。今日は珍しく、外を歩き回ったからだろう。これくらいの運動で足が痛くなることにちょっとだけ危機感のようなものを感じたが、もう一つあくびをしたらどうでもよくなった。]
[私室とは名ばかりの、空いた部屋にごちゃごちゃと物を持ち込んだだけの研究所の一室で、パジャマに着替えて横たわる。疲労回復にはポッドを使う手もあるが、どうも子供の時から慣れ親しんだ、ただのベッドでないと寝た気がしない。]
……本物の花、いのち、かぁ。
[昼間の、フェルムという名の青年の言葉を思い出す。実験室で咲かせたとはいえ、コロニーや星によっては自生しているありふれた植物だ。だから彼は、植物に馴染みがないのだろう。祖父の作品がどうとか言っていたから、ここ育ちなのかもしれない。だとしたら頷ける。ここはけして「自然豊かな」場所ではないから]
植物の生えてない、生きていけない場所は、まだまだいっぱいある、ってとこかなぁ。
[うつ伏せのまま手を伸ばして、枕元のスイッチを押す。壁に投影するように設置したプロジェクターが、データアーカイブに保存された映像番組を映し出す。何度も見た、古いドキュメンタリー。]
「不毛の惑星に、緑の大地を」、ね。
わたしは少しでも貢献、できて、いるのかなぁ……。
[クーキ・オイシーほどではないが、自生する植物が当たり前にある星で育った。その辺の草花を無遠慮に摘んでは標本にするような少年時代に、だからことさらその映像記録は衝撃を与えた。]
(こんなにきれいで面白いものを、知らないで過ごす人がいるなんて!)
[今も昔も考えることはそれひとつである。以来、どんな環境下でも育つ植物について学び、それで就職し、こうして研究に励んでいるわけだがーー]
(初心、忘れてるかも……しれないなぁ……)
[うつ伏せになって、もう暗記したナレーションを子守唄にまどろみに沈んでいく。どこに移住しようという悩みは、かつての志と溶け合って、そのまま眠りの淵へとセイバリーを引っ張り込んでいくのであった**]
>>153 ビクトリア
そうですね。ひなたぼっこも好きですもの。
――そう、なるでしょうか。
[でも、あの人が送ったのはこの場所で。棺が漂っていたのはおそらくこのあたりだから、動いてはいけない気もした。だからその言葉は少し言いよどむような響きがにじんでいる。
ふたりの秘密ですか、なんて問いで、よどみは追いやったのだけれど。]
! 太っちょになるのはダメです。席に、入れなくなってしまいます…小さいことも、ファイナリストに残るには大事なのですよ。
[自分で叩いた軽口に慌てた弁明を返したけれど、それも光が差すまでの話だ。
長らく感じていなかった重力が、ほんの僅かでも感じられて、鳴らないはずの胸がどきどきしている気がする。]
[伸ばした指先に、あなたが触れた。その力は本当にかすかなものだけれど、体温が霧のような実体を通して、伝わる。丸めていた尻尾が、ゆらりと揺れた。]
――すごい、すごいです……!
えっ……ビクトリア、ビクトリアにわたし、触れていますよね? ビクトリアですよね?
[震える声で尋ねて、疑問符に言葉で返す余裕もない。半透明の姿はそのままだけれど、少しばかり色彩が強くなっていて――光を反射している。]
/*ようやくしっかり時間が空いたからソロールと追いかけっこに向けてメモとイメトレしてるけども。
ダマリ「お前をデュエルで拘束する!」からの二人『ライディングデュエル!アクセラレーション!(ガゴォン)』が一番自然に思えてそれしかイメージできなくなってるから疲れてるかもしれない。*/
[歌って、歌って。ざわざわしたこの思いを忘れる]
[明日はまた、楽しい話をしよう。そう、言葉として意識したかは定かではないが、人魚はそう思っていた]
[変わらぬ日々を生きてきた人魚は、今日の延長線上の明日を、当たり前のように夢見ていた]
[――変わらない日々の消失は、この娘にも、変化をもたらしていくのだろうか**]
>>162 ライカ
だって、誰もいなくなったらさびしいわ。
[問いかけには、ふたりのひみつ、なんてあなたの言葉を楽し気に繰り返した。]
ふとっちょライカもかわいい気がするけど。それなら控えめな吸い込みにしておきましょう。
[その言葉の後に調整したわけじゃないから、言葉通り、というわけでもないのだけれど。彼女にかかっている重力は僅かなようなのが、触れた霧のような実体からもわかる。でも、あなたがそこに在ることは確かに伝わってきた。]
[成果に誇らしげに緑の目を細める。街灯を反射するあなたの姿が目に映る。髪だってわずかだけど風に従って揺れているんだろう。]
すごいでしょう。この方向でまちがってないみたいね。
そう、ビクトリアよ。いまライカが触れているのが私。
[その実体を伝えるように手を握り直す。]
そして、これが今のライカ。
>>159 シゥル
生憎人の親子関係には疎い身の上なれど、あなたがおよそ人の親らしくない事は、集積されたデータより容易に結論付けられます。
……そしてノー・プランという事ですね。承知しました。
[主人の冗談を無情に切って捨て、首を左右に振る。貌すら持たぬくせに、“母”の教育のおかげで、皮肉にも人間じみたジェスチャーのストックは膨大に持ち合わせているのだった。
腕組みをし、表情の無い貌でじっと主人を見る。]
忘れる生き物、とは。相変わらずの大法螺吹きですね。
……死んだ恋人を忘れられず、このコロニーへの未練を捨て切れないあなたが、よりにもよってそのような事を言うとは。
生憎、私はその手の冗談を解しうるほどの情緒は持ち合わせていませんよ。
[組まれた腕の上で、人差し指が物言いたげに一定のリズムを刻んでいる。]
>>164 ビクトリア
[くらい宇宙。]
そう……ですね。
[さびしい。その言葉に同意の呟きをこぼした。
そんなさびしさも、ふたりの秘密、なんて言葉が嬉しいから、今はしまい込んで頷く。
食べ過ぎには気をつけます。なんてしかつめらしい表情。]
[風が髪を揺らしたし、瞬きするときの目尻に、いつもより水の気配がする。唇を湿らせる息こそないけれど、鼓動のリズムこそ感じないけれど、頬を空気がなぜる。
――こんな感覚を、久しく忘れていた。]
、……ビクトリア、
[握り直される手に伝わる力と、体温。音だけじゃなくて、視覚だけじゃなくて、匂いだけではなくて、]
――ありがとうございますっ!!
[ここにいる。ここにいる。世界とふれあっている。あなたと触れている。
それが嬉しくて、尻尾を千切れんばかりにふりながら、あなたに飛びつこうと――もちろんあなたが避けなくても、流石にそこまでの実体はなかったから、あなたを僅かに押したに留まるのだろうが。
そうしてあなたに伝わるのは間違いなく、冷たくて死者の体温に過ぎないのだろうけれど。]
>>166 ライカ
なあに。
[よばれた名前に笑ってあなたをみあげる。
勢いのよい礼の言葉と共に、尻尾をちぎれんばかりに振って、それこそ大型犬のように飛びついてくるあなたに驚いたように目を瞬かせた。
子供の姿はあなたにすっぽりと覆われただろうか。僅かに伝わる押されたような感覚と冷たさ。でもその冷たいのがあなたの体温だ。]
そんなによろこんでもらえたなら、やったかいがあったよ。
[小さな手が背までは届かなかったかもしれないけれど、あなたの体をぽんぽんと叩く。]
あれ、あげるよ。
まだせいども低いしも時間も短いだろうけど。
>>165 メリー=ドリー
……やれやれ、手厳しいな。
おれがナイーヴな娘っ子だったら、ここできれいな涙のひとつも流すところだぜ。
[深々と溜息を吐く。融通が利かぬAIを敵に回すのは、下手をすると熟練の弁士を相手にするより面倒だ。ゆえに言い返しはしない。
あー、とか、うー、とか、意味のない声を何度かこぼしたあと、きまり悪そうに頬をかく。]
まあ、リーが思うほど何も考えてやしないって訳でもないさ。
一応、いざとなったらここに行こうと決めている場所はあるんだ。しょーじき、おまえに言うの忘れてたけど。[小声。]
……ただ、まあ……よそに行ったら、もうあいつは居ないんだなあと。そういう無駄な感傷に足を掴まれてて、もう少しだけ現実逃避ってやつを楽しみたい気分なんだ。
/*
これはソロルエンドイケな〜〜〜い///
>>168 ビクトリア
ありがとう! 本当にありがとうございます、すごく嬉しい!
[小さな体をすっぽりと抱きしめて、そう繰り返した。
冷たいから、帰ってあなたの暖かさが、はっきりと感じられる。小さな掌が慰撫するように身を叩くのも、頭を撫でられたときと同じくらい嬉しかった。
あなたの髪に頬ずりして感謝と感激を伝えていた時間はそれなりに長い。尻尾は疲れを知らず振り続けられていたのだけれど、]
――頂いて良いのですか?
嬉しい。またビクトリアに、みんなに触れられます!
大事にします!
[名残惜しげにもう一度頬ずりすれば、ようやく身を離した。
その頃にはすっかりつま先が地面に触れていて。その地面に置かれたままの機械をゆっくり慎重に持ち上げる。指先に集中しないと落としてしまいそうだ。たっぷりの時間をかけて持ち上げて、ぎゅっと握りしめた。]
>>168 ビクトリア
ありがとう! 本当にありがとうございます、すごく嬉しい!
[小さな体をすっぽりと抱きしめて、そう繰り返した。
冷たいから、帰ってあなたの暖かさが、はっきりと感じられる。小さな掌が慰撫するように身を叩くのも、頭を撫でられたときと同じくらい嬉しかった。
あなたの髪に頬ずりして感謝と感激を伝えていた時間はそれなりに長い。尻尾は疲れを知らず振り続けられていたのだけれど、]
――頂いて良いのですか?
嬉しい。またビクトリアに、みんなに触れられます!
大事にします!
[名残惜しげにもう一度頬ずりすれば、ようやく身を離した。
その頃にはすっかりつま先が地面に触れていて。その地面に置かれたままの機械をゆっくり慎重に持ち上げる。指先に集中しないと落としてしまいそうだ。たっぷりの時間をかけて持ち上げて、ぎゅっと握りしめた。]
>>169 シゥル
……………………。
[沈黙。
いつの間にか、店内のBGMはやけにノリノリなダンスチューンに切り替わっていた。曲のBPMより随分のろいテンポでかぶりを振る。]
ここにだってもう居ないでしょう。彼が死んで何年になりますか。
全く、もう少しもう少しって……ここ数十年ずっとそんな事を言って現実逃避してきたでしょう。
――話の続きは後にするとして。
とりあえず買い物を先に済ませましょう。もう出立まで日がありませんので。
[そう言うと棚に向き直る。そのまま幾つか品を見繕い、直に店を出るだろう。**]
>>170 ライカ
[頬ずりして尻尾を振りたくる相手は全身で喜びを表現していて。それを邪魔するわけでなく、あなたの感激が引くまで小さな手であなたを慰撫していた。]
いいよ。
[最後の頬ずりが離れれば少しだけ照れたような表情が浮かぶ。慣れていないのだ、もういい歳だし、変に金持ちになったのと子供の容姿がミスマッチで友達もいないし。
慎重に持ち上げる様子を見守って。たっぷり時間はかかったけれど、持ち上がればほっと息を吐いた。]
えいぞく的なこうかはまだ得られてないとおもうから、偶にひかりを浴びなおすか……だれか連絡をとりやすい人にあずけるといいよ。
もし、なくしたりしてもなげかないでいいからね、作りなおせるから。
/*
【名前】ライカ(犬)
【年齢】見た目19前後
【性別】雌
【設定】犬亜人の亡霊。見た目は犬耳犬尻尾が生えた、巻き毛を丁寧に編んだ女性だが、半透明。物質に触れることも物質に触られることもできない。
ソコラ建設時から目撃されているが、当時から人々に危害を加えることもなく、ソコラ中を眺めて人々と穏やかな会話までする亡霊である。
夜以外はソコラ語を話せず、わんわん言う。
【関係】モモ:お友達!
リスリー:顔なじみ!
ビクトリア:先生!
【その他】交流歓迎。一方的既知OKです。同時ではない多角は2名までで可能です。
自己紹介バックアップ
[そんな高揚していてでもどこか穏やかで満ち足りたような空気を切り裂いたのは、通知を切ったはずの腕の端末だ。先とは異なる色で輝いている。]
あぁー……もうちょっとけいかをかんさつしたかったんだけど。
これはわたしじゃないとダメな用事みたい。
[彼女が消えるとか、そんな作用が起こるような仕組みは使っていないからその点は大丈夫だとは思うのだけれど。]
ちょっといってくる。また、そのあとどうだったかきかせて。
いじゅうさきも、教えてあげなきゃいけないしね。
[そう言ってあなたへと小さな手を振れば、夜道を歩き出した**]
―タヨーナ標準時計塔近く/夜―
[犬の彼女から少女の姿をした彼女が歩き去って遠ざかって犬の彼女が見えなくなった頃。小さな路地をすり抜けて見た目だけは少女な彼女の足元へとするりとすべりこむ]
さあでは、ふたたび自己紹介といこう。自己紹介の重要性は依然なんども説明したかと思うが、犬のお嬢さんには未だ説明をしたことがないはずなのであって、やはり説明は省略あとは自学自勉に任せるというのはいささか無責任に過ぎるのではないかという思いがあるのだよ。
なに、犬のお嬢さんはもうどこかに去ってしまっただなんてそんなことは些細なことではないかね。一向に吾輩の自己紹介を聞こうとしないそこな娘に聞かせるための方便のようなものだ気にしないでくれたまえ。そして犬のお嬢さんは方便に使ってしまったことを許してくれたまえ。
[遠くライカへと猫が頭を下げる。]
さて、吾輩は猫である。名前はまだない以下略でMr.Xとでもよんでくれ。先に省略は無責任だという話をした直後にこれなんだ。だが吾輩が名前の好みの話だ生まれの話だしたところできっと興味はないのだろうそろそろそんなこと位わかってきたぞ。それに猫は無責任な生き物なのだ。忠義だとか何だとかっていう面倒な事柄は犬の輩に任せてしまえばよい。
忠犬ハチ公の伝説はいまや宇宙全土に広まりかの有名な宇宙ヒーローフェンリーでさえもハチ公前で待ち合わせをしたという話が残っているわけがないのでここは聞き流すところだぞ。
いやそこな娘の友人である犬のお嬢さんを馬鹿にしている訳じゃないのだ、そこはわかってくれたまえよ。忠義や責任もちろん大事だ。ただ猫には向かないだろう。猫は気ままなところがチャームポイントなのだと思わないかい。
[翻る足元のスカートを煩わしそうにしながら歩く少女へと付き従いながら猫の舌は良く回る。]
しかしドッカ・二・アール星ではなくドイツコイツ星の石を使うアイデアは良かったじゃないかね、魔力というものは純度やその属性というものも効果に大きく影響してくるのはよく知られたところであるからして、ドッカ・二・アール星の鉱石は魔導・電導効率は高いが純粋なものへと変換することは苦手なことに加えて属性はないがその点ドイツコイツ星の鉱石はドッカ・二・アール星と比べ魔導・電導効率は落ちるものの魔力の純度を高めるろ過装置としての役目は上を行くし加えて雷の魔力を帯びているため粒子を電磁的に集めるという点も見逃せない重要なポイントだ。
あとは粒子の固着や密度の問題だが、スキャンももっと精度をあげられるのではないかね例えば膜のような状態にして密着させるだとか、その場合はシンド社の製品がよいと思うぞ。
[ひょいと少し高い場所にとび乗って彼女の端末の操作状況をのぞき込む。開かれているのはシンド社のカタログだ。
満足げに髭と尻尾を揺らして彼女のあとをついていく。気まぐれな猫だって時には満足するのだ**]
――タヨーナ商業区往来・夜――
[トランクを道に滑らせる。買い物帰りだった。とはいえ、トランクの中身は大した量ではない。
保存性がウリの食品類に飲料。買い足しが必要だった消耗品類。電子タバコは細型なことが幸いして、数カートンでもかさばらない。
あとは、家に帰って、馴染みの物品や着替えを詰めたら、もう準備は済んでしまう。家具は備え付けのものが多いのだ。移住先で新しいものを揃える他ない。]
[イイトコ・イコーのサポートコールは、一度かけてしまえば思いの外親切だった。
『似たような仕事がある移住先は多いですよ。システムにこだわらなければ――個人の体力に依存する部分が、今のソコラの仕事より増えてしまっても構わないのであれば、ですね。更に幅が広がりますよ。』
そんな言葉までもらえた。特に秀でた技術を持たない身である彼にとっては、率直にありがたい話だった。具体的な候補も紹介された。それぞれにおける"似たような仕事"の詳細を、丁寧に、比較できるように話してくれた。]
[「少し考えますね」と告げて、彼は通信を切った。]
[結局、紹介された移住先の反芻もせず、買い物だけをした。]
[左腕に装着した、ハンドヘルドタブレットの電源を入れる。控えめなアラート音。小さなパネルに目を落とす。現在位置不明(アドレスエラー)。もしかすると管理局自体が、位置情報取得システムの電源を少しずつ落とし始めているのかもしれない。タグは《空っぽ》。数歩を歩く。タグだけが切り替わる。《居住者無し:店舗使用中》。こうなってしまえばもう、ただのマッピングアプリだ。]
[今更この機能を削除しろとも言われまい。指示が出たとして、厳密に確かめやしないだろう。大本を管理するシステムも、悪用できる場所も、全て無くなるのだから。しかし、それはつまり、残す意味だってないということだ。頼まれ事だって、他の機能で事足りるだろう。]
[舞うように宙を滑る、風変わりな同行者の姿が思い起こされる。一瞬の回想は彼女を笑顔で描いた。連鎖して、新しい小さな"顔なじみ"との、出会いの記憶が甦る。この閑散となりゆくソコラで、知り合えたことを尊ぶ言葉。そもそもこの仕事をしていなければ、半透明の彼女との遭遇から、なかったかもしれなかった。今にも完全に失われる、この仕事でなければ。]
[――機能消去の指示が、ないことを願った。]
**
>>172 ビクトリア
[照れた表情にかえしたのは、相変わらず満面の笑みと、ぶんぶんと――今は少しだけ風を作る――振りたくられる尻尾だ。彼女が本当の犬ならば、頬を舐めているだろうと想像すら可能なほどの喜び方。
持ち上げられた。握りしめられた。あなたが有限の時間を割いて、考えて、作ってくれた大事なもの。機械はこの体と同じように冷たいけれど、でも確かにこの手の中にある。
――あなたや、お友達や……生きているやさしい皆に等しく流れる時間の中に戻ってきたように思えて、無性に嬉しかった。]
はい。……はい!
[注意事項に何度も頷く。「まだ」なんて言葉すら嬉しかった。まだなら次がある。未来がある言葉は好きだ。今はいつもよりもっとその言葉は嬉しいものに感じられる。]
ビクトリア、本当にありがとうございます。
どんなお礼も追いつかないくらい、とっても嬉しくって。
いっぱいいっぱい、ありがとうございます!
>>173 ビクトリア
[できることはないか――そう尋ねようとした時、あなたが腕の端末へと視線をやった。
告げられた言葉に残念そうに眉が下がる。]
――行ってらっしゃいませ。
いっぱいいっぱい、お話しますね!
秘密のお話も、たのしみにしています。
[気をつけて、と歩き出すあなたへと手をふる。
ふった指先にも空気を感じて、ふにゃりと笑う。手をふるのも楽しくて、あなたの小さな背が見えなくなるまで振り続けていた。]
[そこでくるくる回ったり、飛び上がったり降りたりして、あなたを待った。そのたびに髪がなびいて、服の裾が風を受けて、地面はしっかりとそこにあって、実体があることを伝えてくれた。
半時の半分ほど経ってから、これはあなたの用事も長引くのかと理解した。
だから、いつか行ったことのあるあなたの居場所へと向かった。幸いにしてまだ管理人がいたから、その人へと山のようなありがとうの言葉と、また会いに来ると伝言を頼んだ。管理人を呼び出すときに窓ガラスを叩けたのが嬉しかった。]
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