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>>77 ディア
[ひとしきりなでて、その小さい足に腕を掴まれている感触も楽しんで、そっと飼い主のディアに返しただろう。うん、やっぱり似合うなあ。]
……はぃ……。で、でも。モモさんがいつか…
あ、う。
[祖父が亡くなってからも通い続けてくれているお客さんだ。それも、フェルムが未熟なこともわかって、それでも来てくれるお客さんなのだ。ディアのエールに対する気持ちと、フェルムのからくりに対する気持ちは共通項がとても多いと感じていて、この人の期待に応えられないのは心底辛かった。]
えっ。えっ。そ、そうかな。
…そっか。モモさんがいてくれると、僕、安心して仕事できてたから。
そういうこと、なのかも。
[ちらちらとムービーを見ながら。]
>>73 ディア
友達……で、いいんですか? 私は、いいんですけど、いいのかなこんな幸せ……。
[ムービーはディアの一ファンという認識だったので、たじたじしていた。たじたじと言っても、嬉しさを含んだたじたじだったが]
>>77 ディア(フェルム)
ああ、話しちゃったのフェルム。まだ、ただの空想みたいな話だったのに……。
[少し気まずそうに首をさする。]
……ディアさん。私、エールのこと、いつか直したいって思ってて。
[今よりちょっとだけ強い声を出した。]
ちゃんと一人前のエンジニアになって、あなたとエールが一緒に歌える未来を、作りたいって、夢焦がれるようになっちゃって……。
[ふぅっと力んだ息を吐く。]
わりと、本気なんです。
なので、出来れば……待っててもらえませんか。
>>79フェルム >>81ディア
[頭ふわふわな人魚は、大事な話の最中であれ気が散りやすい。まってね、なんて言って、一度水に潜ってしまった]
[そして水の中で、からくりの小さなさえずりを聞く。水の外から響く音とは違う、不思議な――懐かしさを感じるような、メロディだった]
――とっても、すてき!
フェルム、すごいわ!
[勢い良く水面に戻って来た人魚は、パチパチと拍手をした]
>>81ディア
[――そしてまた、あなたに向き直る。流石にこの人魚のやわらかな頭でも、直前の話を忘れてはいなかった]
やしなう?
……、ディアと、いっしょに行けるっていう、こと?
あのひとたち[学者の二人のことだ]のおはなし、むずかしかったの。
ディアと会えなくなっちゃうのは、いやだな……
[わたわたするのを見ながら、ううんとまた考え込む]
>>75 リスリー
じゃあ、少しさみしいですね。
[ぼやきへの呟きはその一幕に紛れたか。]
画像データを……記念に、ですか?
――頑張っていきましょうか!
[肯定が返ってくるだろうと半ば思いながら首を傾げたが、穏やかな気配と感想に、自然に笑いまじりの軽口も漏れた。軽口を終えんと数えていた指を唇に押し当てるけれど、笑みに細められた瞳はあなたを見ていた。]
それも。
……、
[決めていない。その言葉に返す声を出しあぐねて、結局一度、つぐんだ。
「ライカは?」
不自然な間を誤魔化すように、わざとらしく尻尾を大きく一度ふった。]
リスリーから、お願い事のお話を聞かないと、決められないのですよ。
>>79 フェルム
[頼まれたらすぐに試作品を返したことだろう。店で働く間、このようなやりとりも何度かあっただろうし、慣れたものだ。]
>>82 フェルム
[人魚の手を離し、小鳥を指に受け取る。ti.ti.ti、さえずるマネをすれば、コトコトコト、と鳥が無言の返事。鳥が鳴いていた頃と、変わらずこうして「会話」を続けているのだろう]
ムービーが? キミじゃなくて。
[言葉の出ないらしい顔に、実に、素直な疑問符を投げた。何を知っているのか、何も知らないはずなのに、まるで「機械を触るのが当然なのに?」とでも言いたげなニュアンスで。]
なるほど。優秀な助手なんだ。
それとも相棒かな?ユニットなんだし…相方?
>>84 ニンフェ
[大事な話を区切ってまで潜ってくれた。あっ今じゃなくていいよ!とか言ったときには既にニンフェは水中にもぐっていただろう。勢いよく戻ってきたそのしぶきをかぶりながら、感想を聞いて。]
…ありがと。
[顔を、袖でぬぐった。]
ありがと、ニー。
[照れくさそうに、笑い返す。最初は歌を聞かせてもらおうと近づいたのに、結局こうやって聞かせてばかりだなあと、一人ごちた。]
>>80 >>84 ニンフェーア
そうだね。まずは私たちから。
[頷いて微笑を返す。からくりを楽しんでいる最中は、興味深そうに動きを追っていたかもしれないが、相手が水面に戻って拍手をすると]
ね。やっぱりフェルムはすごいよね……!
ニー、お願いなんだけど[手を添えて囁くようなジェスチャーをする]フェルムを褒める時は、ちょっと強めに褒めてくれないかな。
あの人、ちょっとだけ落ち込みやすいところがあって。
>>88続き
[無茶をするのはいい。自分にだって覚えがある。
それにスラムなどの貧困層ができたのは彼自身の責任はほとんどないだろう。
だが生きていくために必要なことだとはいえ何もかもしていいわけではない。お互いそうだ。
そのための法や決まりのはずだ。
そして無謀なことをして身を滅ぼすには目の前の相手は若い。
なくなってから気付くのは遅い。死んだら生き返れないなんて当たり前のことだ。
正規の船と違って違法船が宇宙を渡りきれる保障はない。 ]
そうだな――そこまで制限する権利は私にもない。
泥棒からは足を洗え。人を巻き込むな。
後は好きにしろ。
>>83 ムービー
[空想みたいな話だった、と聞いて]
え、あ、そう、だったの?
そんな風には、聞こえなかった、から。
[ムービーの、ディアに向けた言葉を隣で聞いて。
やっぱり真面目なんだなあ、と口端を上げた。
それを(外側から)見守りたい、応援したいのだけど、なんだかむずむずする感覚があって。
その気持ちをたどれば「お祖父ちゃんが見てたらなんていうかな」というものなのだけれど。]
/*
>>88 どっちかというと宇宙船に乗る乗る詐欺をしかかっているという点でだましているのはこちらァ
*/
>>83 モモ(フェルム)
[フェルムとユニットがどうのと、そんな話をしていたら声がかかった。空想。そんな風には思えない真剣さに聞こえる。]
ムービー。本当に?…本気で言ってくれてるの?
[出会ったばかりの、小人族特有の小さな、けれどハッキリした意思の眼がこちらを見ている。
碧い瞳で、真っ直ぐ見つめ返した。]
…
そう。そっか。じゃあ決まり。
いくらでも待つよ。
[言いながら、おもむろに手の中の小鳥を、息を吐いて沈んだその肩にそっと留まらせた。]
この子を預かって貰える?
ムービーが行く所まで。連れて行ってあげて。
>>89フェルム
わたし、この子のお歌、すごく好き!
こちらこそ、聞かせてくれてありがとう!
[微笑みに微笑みを返して、ゆらゆらと水面を漂う]
>>90ムービー
うん、すごいわ!
……? つよめ?
すっごく、すごいなあって。おもってるよ。
[語彙力のない表現でフェルムを褒めながら、もっと?と首を傾げていた]
>>87 ディア
[その動作を見るたびに、ううんどこが悪いんだろうと口をへの字にまげて観察してしまう。]
ぼ、ぼくは…できなかった、ので…いや、ううん…
[眉をしかめたまま]
モモさんが…やるなら…やってくれるなら…ぼ、僕も…
もう、一度、や、やろう、か、な…
[いつもより多めにどもっております。しゃっくりでも出しそうになりながら、そう、言った。]
ううん。競争、だから。ライバル?
[顎に手を当てて唸った。]
>>85 ライカ
記念に、なのかな。
なんか、なくなってしまうって思ったら、残しておきたくなって。
職業病かな? まだ何か作業しながら歩きたいのかもしれない。
――そういうこと全部、忘れる時間になりそうだな。
[軽口の応酬。僅かな感傷すら弾むようだった。そのひとときの間は、おそらく、あなたと似たような表情をしていた。]
[お願いごと。緩んでいた顔が引き締まった。]
……そうだな。うん。
結論から言ってしまうけれど。それらしい人は、見当たらなかった。
紋章の方も、知らない人ばかりだ。今こうして回っていても、人は出てく一方で、新しい話も……。
[声が細って、間が開いた。こんな濁しで言葉を終えるわけにはいかない。一呼吸を入れて、なんとか続ける。]
……良い結果じゃなくて、ごめんな。
>>67 >>82 >>92 フェルム
[>>77ディアの「ユニット」という言葉に反応した。ムービーがフェルムを覗いた時、視線がかち合ったかもしれない。フェルムが語る自分への評価を聞いて]
フェルム、さっきも話しかけたんだけど……。私たちで一緒に、エールを直せないかな。
やっぱりからくりに関しては、お祖父さんの一番弟子であるフェルムの方が詳しいし。
……私は、サポートができるみたいだし?
[ここでは首を傾げた。自分ではそんなに助けになれた記憶がないが、発破をかける人がいるだけで違うこともあるだろう。そう考え直してあらためて頷く。]
あ、あと、私も私なりに技術向上を頑張る予定なんだ。そこに、カル坊が関わってくるんだけど……。何とか言いくるめて、協力してもらえるようにするよ。
[ここの部分はたいへん言いづらそうに視線を落としていた。「協力」というワードだけで二人の犬猿の仲を知るものは驚くかもしれない。]
>>84 ニンフェ、(>>89 フェルム)
[わたわた、してるうちに水に潜ったニーを見て、思わずその鳥の声に一緒に耳を傾けた。]
あは、凄い!ステキに歌ってる、水の流れで音域が変わるんだ。
ニーが一緒に泳いだら、人魚の泳ぎがそのまま音楽になるよ!
[こちらも一緒に拍手する。]
一緒に、行こうと思ってたんだよね、ニーさえよければ。
…お金なら、今までの稼ぎがあるし。しばらくお休みするしさ。
難しい…そうだよね。
人魚は本当なら遺伝子研究の最先端だもの…あ〜そうか、その可能性を忘れてたなあ…
一緒に行くって約束しちゃったんでしょ?ニーのこと、勝手に連れて行ったら怒られるよね…準備にもお金や手間かかってそうだし…
[頭を抱えた。]
>>94 ニンフェ(ムービー)
[うん、うん、とこくこく頷いていた。]
気に入ってくれて、よかった。
仮組みじゃなかったら、もらってほしかったんだけど…。
さすがに、壊れちゃうからなあ。
[ためいき。]
…モモさん、ニーの声がすごく聞こえてるけど。
何、教え込んでるの?
[すっごくすごい?と首をかしげた。]
-珪素屋敷・"大天蓋"-
係留された船、その一角は多層質バンパーと水層で巧妙に庇護された透過壁となっており、船内で唯一宇宙を見晴るかすことが出来る環境が整えられている。
当代はやや無理をして設計された透明な"窓"から宇宙を臨んでいた。この宙を見るのも当代個体か、己の次代が最期となろう。
彼ら種族の長い航海のうちに、星座という概念は存在しない。月下35°24′S,44°0′Wより分岐せるアルマにとって、星空とは無限に広がる三次元の世界軸を任意の観測点から再構築した二次元近似の像である。それは彼らの船の観測系と一体化して初めて得られる感覚であり、ごく制限された能力しか持たない視覚素子から獲得可能な情報量では、彼らの見る"星空"はあまりにも小さい。
だが、それでも当代はこの場所で宇宙を見ることを望んだ。
自分のわずかな人生史に、彼らはこの映像を刻む。老朽化したコロニーの影を当代の視線は僅かに追い、その緩やかな回転を心に留めた。手を伸ばし、親指を基準にコロニーの外殻構造を測量する。知識として保持されたコロニーの回転速度、距離をごく単純な計算式に代入すれば、標準的なコロニーの重力加速度と同等の数字が算出された。行程はありふれた数字の再取得に他ならないが、当代はそれを良しとする。
僅かに"窓"に近寄る。放射線を遮断するために設けられた水層は澄んでいて、ほとんど流れというものを感じさせない。当代とて、知識として水槽の存在を持っていなければそこに水があるということすらわからないだろう。
月下35°24′S,44°0′Wより分岐せる アルマは、炭素系種族に比べれば紫外線宇宙放射線その他の影響を受けないが、それでも放射線のトータルドーズ効果やシングルイベント効果が彼らの記憶系に障害をもたらすことがある。そのため、当代の宇宙船は炭素系種族標準に合わせた安全規格で保障されている。十進数にして数千世代前、初めて宇宙船を発注した代はひどく将来を心配する立ちだったらしい。当該先代の記憶は種族記憶として蓄積されており、記憶槽の中から神経質に己の正当性を訴えている。当該個体の用心深さに感謝する記憶と揶揄する記憶がばらばらと記憶槽の中で共鳴し、彼らは決定の正当性をさらなる未来に委ねることにした。
己の到達することのない明日について考えを巡らせ、当代は明日への考察内容を不揮発性記憶にセーブする。
[almaD685 solid memory wrote.]**
>>98ディア
[一緒に拍手をしてくれたのには、すてきだよねと言わんばかりの表情を向けて。そして話は戻る]
おやすみ?おしごとを?
……わたし、まだよくわかってなかったし……かんがえるね、って言ったっきり。
ここがね、なくなるなんて、思ってなかった。
どうするかなんてかんがえてなかった。
だから、ディアがいいなら……いっしょにいきたい、なあ。
[頭を抱えるのを見て、何かまずいことをしてしまっただろうかと思いつつ。素直に自分の願いだけは、伝える]
アルマもっと人ではない生き物っぽく振る舞いたいんだけど、気を抜くとすぐに人間になってしまう
むつかしいですねhuman
>>96 リスリー
リスリーは、写真を撮るお仕事も向いていそうですね。
――到着したら、思い出せば良いのですよ!
[距離はいつもより広い、けれど穏やかな空気がオレンジの色に照らされる一幕はさほど長くは続かなかったらしい。
尻尾の勢いを落とすようにゆらゆらと揺らしながら、知らず知らず、胸に手を組んだ。それはまるで祈りのような。]
――……、……。
[告げられた結論に返せたのは沈黙だ。
一呼吸のあとの、あなたの声音と同じように、視線はゆっくりと落ちる。言葉を探すような唇の動きもなくて、それは一文字に結ばれて。
あなたが息を吸って吐くほどの時間が過ぎた。]
いいえ。ありがとうございます。
リスリーの時間、たくさん、頂きました。
[苦笑を浮かべた表情を上げて、あなたを見た。視線が合えば、苦いものもゆっくりと溶けていく。]
>>97 ムービー
[盛大に一つため息をついた。次に深呼吸をした。]
あの、あのね、モモさん。僕、お店、やめるって言った、でしょ。
でもね、あの…エールを直そうと思ったら、僕もまだまだ、気が遠くなるくらい、勉強しなくちゃいけない。
おじいちゃんのからくりも、もっと調べ直して。昔の、からくり作ってた人の資料も。
[時々、言葉につんのめりながら。]
それで…あの…それをやろうと思ったら…
からくり屋をやるのが一番良くて…
その…つまり…えっと…
撤回…しても…いいかな…?
[撤回はなし、と言われていた気がする。恐る恐る、そう聞いた。]
えっカルックスが?でも、でも、モモさん…あの…熱はない?大丈夫?
[まずムービーの体調を心配した。]
それに、カルックスは…その…えっと…
[違法宇宙船に乗って新天地へ行くんだとは言いづらい。腕を組んだ。]
>>103 ニンフェ
[嬉しそうに頷いている。貰っちゃいなよ、くらいの眼差しも含んでいる。勝手に。]
うん。ちょっと前に、コロニーの廃棄と同時に休養に入るって、宣言してきたこと。
だからここを出る頃には、アタシはまた歌が好きなただのディアってわけ。しばらくはね。
考える。そっか…なら、いいかな!いっか!
アタシも考えなきゃ。どこに行くか…
ね、ニーはどんな所に行きたい?一緒に考えよっか。
[どこかの研究員には後で悲鳴をあげられるかもしれないな、そんな風に思いつつも、アッサリ一蹴した。
だってこれっきり、会えなくなったらきっと後悔する。それよりは、今2人の願いは同じだということ、それが大事だ。]
>>93 ディア
……あんなに素敵な出会いをしてしまったら、いくら私でも本気になります。
[ディアの澄んだ目を見つめる。見つめ返される。その間に何が交わされたのか。「待つよ」という言葉を聞けた瞬間、ムービーの体から、緊張がどこかに流れてしまったようだった。]
ありがとうございます。
[瞳が、少しだけ潤んでしまったかもしれない。]
……喜んで。大切にします。
[ムービーは肩の小鳥をなでながら短く答える。この小鳥がここにいる間、ディアは幼い頃からの親友とはなればなれなのだ。……きっと返さねばならない。きっと直さねばならない。]
>>104 ニンフェ
えっとね、ニー。確実に、壊れる。
[圧倒的現実を伝えた。からくり屋の言うことである。]
もっと、頑丈にして、あげるから。ちょっと、まって。
[待ての姿勢で手をあげた。翌日にでも、完成品を渡しに来るだろう、日がないのだから徹夜である。]
>>88>>91
だ、騙してなんか……っっ
[咄嗟に反論しようとして、うつむき、唇をかむ。
一緒に行こうと言ってくれたフェルム。宇宙船の中で植物を育てる競争をしようと言ったフェルム。]
騙してる……つもりなんか……っ
[しかし中近隣航海用の船が、一番近いコロニーに辿り着くかすら、保証はない。さっきの試運転だって、やはりこまごまとした、気になる点はどうしたって多くて。
そんな旅に誘うことは、騙しているという事なのだろうか。]
……スラムを、出たいって、思って、行動することが
そんな、悪いことかよ。
[人を巻き込むな。という言葉が刺さる。相変わらず、この人の言葉は痛い。
貧民船に乗るくらいなら、自分で好きな所に行きたい。その道中で死ぬなら、いっそ本望だと思っている。
……緩慢で前向きな、自殺だと、思われているんだろうか]
>>88>>91
……もうこのコロニー、捨てるんだろ!?捨てたもの拾って何が悪いんだよっ!!こっちは何にもねぇんだ!
こっちはソコラ全部、有効活用して、踏み台にでもしないと、好きなとこにもいけねぇんだ!
何でも持ってるやつが!偉そうにいうんじゃねぇ!この電気ナマズ!!!
[大丈夫だ。と。試運転の時に何度も呟いた。
だってそう、信じたかったから。
加速装置にスイッチを入れ、駆け出す。もう一言も、聞きたくなかった。]
>>94 ニンフェーア
うんうん。あと、ニッコリ笑うとか。
小首を傾げるとか。手を胸の前に寄せるとか。
……フェルムはかわいい女の子に弱いから、うまくいけば好きなものもらえるよ。
[なにごとかを吹き込んでいる。]
>>99 フェルム。
乙女の内緒だよ。
>>107ディア
そうなの……
でも、お歌をやめるんじゃ、ないのね?
それならよかった!
[歌が好きな、ただのディア。友達がお仕事で大成功するのもとても嬉しいことだけど。でもこの人魚にとっては、それだけでも十分、嬉しいのである]
うん。ごめんなさいは、しなきゃだけど……
[相手方にとっては『ごめんなさい』で済まないかもしれないことは、この人魚は当然、知るはずもなかった]
うーん、まだ、わかんない。
でも、ディアがいっしょなら、どこでもだいじょうぶな気がする。
>>92,>>95,>>97,>>106 フェルム、モモ
[2人のやりとりを聞きながら、手を叩いた]
相棒で、ライヴァル!
いいじゃない、2人とも競争で、なおかつ共同作業ってこと。
出来なかったことも出来るかもしれないしね。
[はっぱをかけるように、言って、それから。
静かに笑う]
>>93 ディア
(>>108 ムービー)
[以前、エールはディアさんと一緒じゃないと!なんて駄々をこねていたのだけれど、エールがムービーに渡されるのを止めたりなんてしなかった。]
…あの。必ず、必ず、お返しします。
モモさんなら、管理はばっちり大丈夫、ですし。
(続き)
>>108 モモ
…この子はね。
アタシのママに頼まれて、店長さんのお祖父さん、前の店長さんが作った子でしょ。
この子にはアタシと、ママと、ニーの歌声も入ってるの。
最後にムービーに託せば。
ここに居る全員、エールを通してひとつに繋がるでしょう。
タヨーナにあった、ラクリマという名前のお店も。
そこでこの子を飼ったアタシも。この子と歌ったニーも。
このコロニーにあったもの。
全部ぜんぶ、その本気に託すよ。
よろしくね。
[その眼に、別れの寂しさはない。
信じている。どうなってもいつかまた会える。そう信じている顔だ。]
>>109フェルム
[圧倒的現実に、思わず一瞬真顔になっていた]
……ほんと?こわれなくなる?
それなら、待ってる!
[でも、待ってと言われれば素直に頷く。待てのできる人魚であった]
>>113ムービー
ニッコリ……こくび……?
[意識してのかわいいおねだりは、流石にまだ難しい。首を傾げる動作はしているが、これは本気でわからない顔であった]
ムービーも、かわいいよ。
>>114 ニンフェ
まさか、歌うのをやめるなんて。できないでしょ?
だって気が付いたら歌ってるもの。
ニーだってそうでしょ。
好きってそういうことだもの。
やめられる人なんていないよ、きっと。
[当然。と言いたげに返した。]
ごめんなさい…する?
逃げちゃダメかなやっぱ… [若干目を逸らしたいらしい]
…そうだね。
アタシも、ニーと一緒なら、どこでも大丈夫。
ようし。
そうなったら、水槽付きの船でもなんでも、用意しなきゃ。
>>105 ライカ
[沈黙は実際よりもずっと長く感じられた。開いたままの距離が、そのまま詰められないような気さえした。それでも、あなたが俯くのと共に落ちそうな視線を制して、あなたを見ていた。目を逸らしてはいけないと思った。]
[苦笑いがこちらを向く。]
……そんなに、あげられていないよ。
ライカが待っていた時間の方が、ずっと長い……んだろ?
[そんな事さえ尋ねていなかったことに、今更気付いた。全力で駆けずり回った、というわけではないのだ。現実は、当初の言葉のまま、多少協力した程度だ。感謝の言葉が上手く受け取れず、痛む箇所に触れた。]
[それでも視線の先、あなたの苦みは溶けていった。悲しみが癒えるはずもないだろうに。口には出せない疑問が、彼の首を傾けさせた。]
>>106 フェルム
……そんなこと言ったって。私はフェルムより知識がないんだよ。ここは人助けだと思って……。
[と反論しようとしたが、何か様子が違う。つんのめったフェルムの言葉を、ひとひとつ丁寧に飲み込んでいく。]
……てんちょ。
[嬉しそうな笑顔が開いた。]
てんちょ! やっぱりてんちょはてんちょじゃなきゃ……!
[そのまま、あなたの手を取ろうとする。>>115ディアの祝福も聞いて、ニタリとした。撤回していいに決まっている態度だった。]
>>116 フェルム
そこは心配してないよ。
キミも一緒にエールと居てくれるんでしょ?
この子が一番、誰が頼りになるか分かってるから、きっとここまで飛んできたんだもの。
[今日、ここに来る時の様子を思い出す。]
前にも言ったでしょ。
この子達と一緒に居る時が、キミもいちばん似合ってる。
/*
良い感じに描写に使ってもらっててありがたいんだけど、同時に「単に宝物があるから巣からはなれない犬なんだよな…」って思うと何故か笑えるからダメだ
>>106続き フェルム
[ところでカルックスの話である。]
熱は……昨日引いたんだけど……カル坊ね……うん、カル坊……カル坊は……。
[ムービーも未練たらたららしく、詳細を語ろうとはしなかった。]
……それに? 何かあるの。
[なので、渡りに船のように気になる点へ飛びついたようである。]
>>119ディア
[あなたの当然のような言葉に、嬉しそうに笑って見せる]
うん!お歌、たのしいものね!
またいっしょに歌いましょ!
……にげちゃったら、もっと困るかなって……思って……
[目を逸らしたい様子には、純粋な視線を向けてくる。じぃ]
ふふ。
ありがと、ディア。
わたし、歩くの、とくいじゃないけど……いっしょに、行けるのね。
>>121 ムービー
[手を取られて照れ笑いになった。すこしだけ、きゅっと握る。]
ご、ごめんね。ごめん。
僕、一人じゃないんだよね。なかったんだよね。
モモさんが一緒にやってくれるんだよね。
[そう、言い聞かせるようにつぶやいて。]
>>123
えっ。や、病み上がりなの。うわっもう暗くなるよ。冷えちゃうよ。[鏡の空を見上げて]
何か…何か…ほ、ほら…カルックスならやりそうなことっていうか…[だらだらと冷や汗をかきながら話をフェードアウトさせようとしていた。]
>>117 ディア (>>116 フェルム)
……ソコラが、ここに。
[肩に乗っかる小鳥が、ずしんと重くなった気がする。でも、嬉しかった。]
任せてください。『てんちょ』もいることだし、きっと――。
[ムービーは朗らかな顔でディアの期待を受けきった。最後にぽつりと、肩の小鳥に向かって、ひとりごとのようにつぶやく。]
……ここを離れるのは嫌だったけど、もう大丈夫そう。
>>124 ニンフェ
ふふ、楽しみ。
本当に宇宙のセイレーンになっちゃわないか心配だけどねー…
[2人で歌って、よく魔法が暴発して怒られた。そんな記憶が蘇る。まあ真空だから、通信拡声器でも使わない限り大丈夫なんだけど。]
……ニーはえらいなあ。
ええい。弁償でもなんでもこい。アタシが全部清算してやる。
[眼差しに負けた。拳を握って立ち上がる]
うん、一緒に!
心配ないよ、宇宙じゃ人間だって歩く必要ないんだから。
色々準備しなきゃね。行き先も、ちゃんと考えて。とりあえずは。
(何でも――?そんなわけが。)
――ッ。
待て!自白したな、お前!
[いつもはとても癇に障る、禁句と言えるほど気に食わない呼び方も気にならなかった。
言葉に詰まった隙にあなたは駆け出していった。
能力を開放し、手のひらに力を入れればぱちぱちと小さい電気の塊ができる。腕を振りかぶり電撃を当てようとする――が、届くかどうか。
加速装置に追いつくほどの脚力はない。せめて仕事用のバイクがあれば、と悔やむ。
捕まえられるほど足止めができなければそのまま立ち尽くすだけだろう。]
>>122 ディア
間違い、じゃないように。努めます。
すみませんでした、弱音、なんて吐いて。
[軽く、頭を下げた。]
連絡先、教えてくださいね。ニーさんにも、会いたいですし。
[そんな他愛もないことを喋りながら公園で過ごしていたのだろう。もうしばらくしたら、ニンフェーアに渡すためにからくりを頑丈にするために、工房に走ってたことだろう。]
>>120 リスリー
ソコラができた頃から、ずっと。
[それは本来最初に言うべき情報だったかも知れない。けれど、当人は気づかないまま、まず口元に触れた。確かに笑みを浮かべていると、確かめるような仕草。]
わたしは、リスリーに触れません。ぶてません。
それなのに、リスリーはとっても言いにくそうでした。
わたしがしょんぼりするから、かなって思いました。
それなら。そうだって思いたいから。それは、嬉しいことです。
でも、……。
[また、視線が落ちてしまった。足下の機械を見下ろす。
今更ながら、時間に置いてけぼりにされている自分に気づいた。]
……嬉しいこと、たくさんあったのですよ。
ビクトリアが作ってくれた機械とか。親切にしてくれた方とか。いっぱい、いっぱいあったのです。
すてきな人にも、いっぱい会えたのです。リスリー、……
[でも、"あの人"はいない。動けない。呼んだ名のあとの言葉を、探す。]
>>127,モモ >>131,フェルム
エールのこと。
可愛がってあげてね。
[直してくれとか、管理してくれと言うより、大事な言葉はそれだけだった。]
アタシも。2人にまた会えるって思ったら、何処にでも行けそう。
また会いたい。連絡するね、絶対。
[その場にいる全員を見渡して、頷いた。
立ち上がった勢いで、こちらも発つ準備をする。]
>>118 ニンフェーア
ごめん、変なこと言ったね。
じゃあ「フェルム、好きー」で何とかなるよ。
[もっと変なことを言っている。]
……ありがとう。
[しばらくの間の後、冷静に処理したようだった。不意打ちは辛い。]
>>125 フェルム
もちろん。だから、変に抱えこんだりしないでね。
てんちょ、たまに思いこみがひどいんだから。ちゃんと傍にいるよ。
[後ろの方はいたずらっぽい響きだった。]
……そうそう、てんちょが店やめるっていうから、ショックでやけ酒して、変なところで寝て、風邪引いちゃって……。
[風邪の責任をフェルムに押し付けるつもりである。]
カル坊がやりそうなこと……? 行き倒れ、かな。
[首をかしげていたが、自分とカルックスのことも追求はされたくなかったので、このまま話題がフェードアウトしそうである。]
>>129ディア
セイレーン?
[なあにそれ、と言いたげに目をぱちくり。もしかしたら前に聞いたかもしれないけれど、残念ながら狭い記憶領域からは滑り落ちてしまったようだ。何しろ、あなたの歌に魔法が宿っていることをわかっているのかも若干怪しい]
えらい?
悪いと思ったら、ごめんなさい。
ディアがおしえてくれたよ。
[まだ出会って間もない、この人魚の精神が、今よりもっともっと幼い頃の話だ]
わかった!わたしも、考える!
[先程の動きを真似するように、ぐっと拳を握った]
>>127,モモ >>131,フェルム
エールのこと。
可愛がってあげてね。
[直してくれとか、管理してくれと言うより、大事な言葉はそれだけだった。]
間違ってなんか絶対ないよ。ずっと任せてきたんだもの。
店長さんの弱音なんて今更だし?ふふふ。
アタシも。2人にまた会えるって思ったら、何処にでも行けそう。
また会いたい。連絡するね、絶対。
[その場にいる全員を見渡して、頷いた。
立ち上がった勢いで、こちらも発つ準備をする。]
>>133ムービー
うん?
うん!わたし、フェルム好きだよ!
[満面の微笑みであった。さながら妹が兄に懐くような……むしろ子犬が尾を振るような……そういうやつだ]
[ついでに、この人魚の感覚の大半は「好き」「かわいい」「すてき」「すごい」で出来ている。もう少し共に過ごす時間の余裕があれば、まともに取り合うと疲れる、と気がついたのかもしれないが]
>>135 ニンフェ
[セイレーンについては、今度教えてあげる、そんな風に笑った。実は人魚の声にも、自分たち魔女と同じような魔法があるような気がしているのだけど。知らないなら知らないままでいいと思っている]
よっし、一緒にごめんなさいの準備もしよう。
もうしばらく待っててね、絶対迎えに来るから!
>>フェルム、ニンフェ、モモ
そろそろ行かなきゃ。
今度ソコラで最後のライブなの。
エールにも、ニーにもムービーにもフェルムにも、聞こえるように目いっぱいリハしてくる!
[力強く宣言して。こちらは来た時と同じように、違うのは全員に向かって大きく手を振りながら。勢いよく走り去っていった。**]
>>136 ディア
私達、からくりを可愛がるのが仕事ですよ。
[誇らしげに、そう伝える。]
……また会いましょう。私、あなたの友達だけど、ファンでもありますから。絶対会いたいです。
[ふと、肩に止まっていた機械の小鳥を指に載せると]
えっと……記念に、挨拶していきますか。
[『お別れ』ではないし、『最後』ではないし、で、出てきたのが『記念』である。]
ビームが出せる ムービー・モモは、月下35°24′S,44°0′Wより分岐せる アルマの遥か下で呼吸をしていた。(ありがとうございます!)
>>138ディア
うん、待ってる!
らいぶ。[……とは確か、歌をうたう何かだった気がする!]
がんばって、ディア!わたしも聞いてるー!
またね!
[相手に負けないよう、大きく手を振って見送った]
>>136 ディア
私達、からくりを可愛がるのが仕事ですよ。
[誇らしげに、そう伝える。]
……また会いましょう。どんなに離れることになっても、みんな同じソコラに住んでいたんだから、きっとエールが繋げてくれます。
[そう言って、肩のエールに挨拶をさせた。
やがてディアはライブに向かうことになる。ムービーは「行ってらっしゃい!」と元気に見送った。]
私、あなたの友達だけど、ファンでもありますから……! ずっとずっと、応援してます……!
[そうして、いつまでも手を振り続けたことだろう]
>>137 ニンフェーア
うん。そんな感じで大丈夫。むしろそんな感じで大丈夫。
[何の話だろうか。]
逆にてんちょが一番悲しむのは、何も反応せずさっと水に潜ることだと思うから、気をつけてね。
[嘘か真か。なおこれらのたわごとはムービーの主観によるものです。]
[フェルムから真面目と言われたムービーのこと、多少長い時間を共にしてもまともに取り合っていたかもしれない]
>>親水公園組
[公園での閑談は、その後も続いたかもしれない。やがて帰る頃になると、ムービーはニンフェーアに別れと再会の約束を告げ、フェルムに語りかけた。]
さ、てんちょ。ラクリマに帰ろうか。
……片付け、残ってるんでしょ。手伝うよ。
[そう言ってフェルムの先を歩きだす。その肩に止まった機械の小鳥が、フェルムの代わりに答えるように、パタタと動いた。**]
>>132 ライカ
……。
[息を呑む音が、あなたにも届いてしまったかもしれない。]
……そうか。
そんなに。そんなに長い間、待ってたのか。
[見つからないわけだ。人間はそんなに長く生きない。想像が途切れる程の昔となれば、もう待っていても。咄嗟に浮かんだ言葉の群れは、けれどすぐに消えていく。受けた衝撃は、そんな形をしていない。零れ出たのは、]
……すごいな、ライカは。
[呟きに似た、これもまた相応しくないであろう言葉。自分に"頼み事"をした時。彼女は一人で探していたと言ったのだ。彼女が、霊としてその身を残してまで誠実にあり続けた、途方もない時間に対して、ぴたりと形容できる言葉などありはしなかった。]
[あなたの言葉が続く。一言一言が波紋を描く。名を呼ばれて、新たな波紋が生まれなくなって。沈黙の間を、訥々した返事が埋め始める。]
>>143続き >>ライカ
……うん。しょげてる姿は見たくない。
今だってそうだよ。俺がそうさせてしまったのに、それでもそう思ってしまうくらいだ。
[話してる内に、再び込み上げるものがあった。今度の言葉は、先ほどの群れより、ずっと強く外へ出たがっていた。今度は抑えきれなかった。]
ライカに、これからもたくさん嬉しいことがあってほしい。
ライカが、本当にうれしそうにしてる時は、こっちだって毒気を抜かれる……なんだか、暗い気分が、どうでもよくなるんだよ。他のやつだってきっとそうだ。ムービーだって、ライカが元気な方がいいって言うに決まってる。
……ライカ、一緒に、別の場所で待てないのか。いや、俺じゃなくてもいい。だれか他の、それこそムービーとかさ。
ライカ、人が好きだろ? 今の話聞いてたってそうだ。
そんなライカが人と離れるなんて、そんなのさ、……。
[肝心なところで、言葉は枯れてしまう。途切れる。]
……ライカがちゃんと、ずっとここで待ってた事、俺が伝えたり、するからさ。
そしたら、別の場所に行っても、いいんじゃ……ないか?
[その問いは、半ば願うような、絞り出すような声だ。]
>>143 リスリー
[その音は聞こえた。その音はどこか、いつかの――あのときも彼がいたと記憶している――親友が、言葉を飲み込んだときの気配に似ていた。
その意味することの結論に、すでに亡くした脳がいたる前に、こぼれ落ちた言葉。
待ち続ける、それは彼女にとっては当たり前のことだ。当たり前のことで、すごくなど――だから一度、ゆるくかぶりを振った。ただの一度だけだ。
(認めてくれる気持ちを、裏切りたくない。)]
[呼んだ名のあとの、言葉が見つからない。
彼に聞いて、荷を増やすのは嫌だ。それはお願い事でもう、充分だ。
嬉しいことはたくさんあるはずなのに、笑顔だって浮かべることができたのに――]
――リスリー、は。リスリーは、……
[悪くない。そう言いかけた唇を閉じる。彼は悪くない。それは当然のことだ。でも、それを否定したとして、彼の気が楽になるわけでもない。
それよりも、]
[あなたのこぼれる言葉の数々を、ただ黙って聞いていた。惑うように尻尾は僅かに揺れるだけで、耳だって伏せたままだ。伏せたおもてからはいつしか笑みも消えている。顔を上げることが、できない。]
>>143>>144 リスリー
[その音は聞こえた。その音はどこか、いつかの――あのときも彼がいたと記憶している――親友が、言葉を飲み込んだときの気配に似ていた。
その意味することの結論に、すでに亡くした脳がいたる前に、こぼれ落ちた言葉。
待ち続ける、それは彼女にとっては当たり前のことだ。当たり前のことで、すごくなど――だから一度、ゆるくかぶりを振った。ただの一度だけだ。
(認めてくれる気持ちを、裏切りたくない。)]
[呼んだ名のあとの、言葉が見つからない。
彼に聞いて、荷を増やすのは嫌だ。それはお願い事でもう、充分だ。
嬉しいことはたくさんあるはずなのに、笑顔だって浮かべることができたのに――]
――リスリー、は。リスリーは、……
[悪くない。そう言いかけた唇を閉じる。彼は悪くない。それは当然のことだ。でも、それを否定したとして、彼の気が楽になるわけでもない。
それよりも、]
[あなたのこぼれる言葉の数々を、ただ黙って聞いていた。惑うように尻尾は僅かに揺れるだけで、耳だって伏せたままだ。伏せたおもてからはいつしか笑みも消えている。顔を上げることが、できない。]
>>145続き>>リスリー
――……どこにも、行きたくありませんでした。
ここで、ずっとあの人を待つのが、わたしのお仕事だから。
いつか、みんなのことを紹介して。とってもやさしくて、すてきな人たちだって、そう、紹介したかった。
だから、わたしはここに、残ろうと思っていました。
ほんとうは。リスリーさんにお願いして、見つからなかったら、ずっと待っていようって、そう、思っていました。
みんなはいなくなってしまうけれど。
みんながいたことを大事に抱えて、あの人に伝えたかった。
あなたが目指したこの場所は、本当にとっても、とってもすてきな人がいっぱいいた、大切な場所だったんです、って。
死んでしまう気がしたけれど、それでも、ここを離れたくなかった。
だって離れてしまったら、みんなの思い出を抱えて、わたしは、
なんのために
/*
補足するとーーー
また会えるよねって話を聞きながらも残ることをぼんやり考えてはいたけど、機械バージョンアップしてくれる気持ちとかはすごい嬉しいから、もしかして死んだら無駄なっちゃうどうしようそれはいや…ってぐらぐらしてるところにはっきり言葉でもらったから、お仕事を横に置いたみたいなーーそんなやつーーー
ムービーやビクトリアのまたって言葉は届いてるんだけど、でもここに残れないかな……ってぼんやり思ってるみたいな……
やっぱり廃棄か……みたいなのも多分にある……どっかで楽観してたみたいな……
>>145 >>146 ライカ
[あなたの耳や尻尾が穏やかさを失くしても、あなたが顔を伏せたままでも、言葉は止まなかった。止められやしなかった。]
[これまでずっとそうだったからと。あなたがこれからも待つと望むならと。棄てられるコロニーに、あるいはそれすらなくなる域に、ただひとり残すなど、到底納得できなかった。ただ残せばいい風景の画像や仕事の名残とは違う。彼女には意思も、感情もある。
残したとして、彼女の尻尾が元気に振られなければ意味がないのだ!]
[そんな我儘じみた訴えに、返ってくる言葉をただただ聞いた。
そう、我儘だ。想像も絶える昔から続けてきたことを、やめろという。たかが数年の仕事でさえ終われば感傷を呼ぶのに、遥かに長い年月の在り方を、勝手に納得できないだけで変えろという、手酷い我儘だ。それが証拠に、彼女の言葉の一つ一つが、拒否を示すようで――。
いつの間にか握りしめてしまった手を、なんとか開こうとした。苦しませたことをあやまらねばならない。そうして、納得して、飲みこまねばならない。彼女が、それでもここを離れないというのなら。]
>>147 ライカ
[――離れないと、いうのなら。]
……それは、
それじゃあ、
[言葉が立ち止まった。無言の中で、あなたを見つめた。苦しそうな声が心配だった。言葉が意味することへ期待が沸いた。意思を同じくしたようで、嬉しかった。そうさせてしまった気がして、苦しかった。たくさんの思いが一瞬の内に、濁流のようにごちゃまぜになって――。それだから、ひどくぼんやりとした表情を向けていたかもしれない。]
[一度深い呼吸を済ませる。震えかけた声を整える。整えきれやしない。]
――それじゃあ、ライカは、どうする?
[それはあの日、あなたがふわりとついてきた、公園での問いに似ていた。]
*
>>134 ムービー
う、うん。あの…そう、してね。
僕、その、色々ダメだけど。
[傍にいるよと言われて。なんだか心臓がくすぐったい。]
や、ヤケ酒!?!?モモさんが!?!?
あ、う、え、えっと。お店、また始めたら、治る、よね。
[とっくに治っているのだろうが、そう、弁解するように言った。]
い、行き倒れっていうより。
も、もっとポジティブな方の…やりそうなこと…かな?
[行き倒れを否定はしなかった。]
>>142 (>>親水公園組)
あ、まって。これ、ニーにあげる用に頑丈にしなきゃだから。
片づけ、ちょっと、まって。
[結局朝までかかるんだろう。ディアのライブが終わるころになっても、まだ水中用の素材を模索していた。またあなたが風邪をぶり返さなければいいのだが。
エールは、カルックスに渡すために改造中の飛ぶ小鳥時計の隣に、ひとまずちょこんと配置されていた。]**
/*ダマリはフェルムに殴られるのもやむなしと思いますね…カルックスもごめんな…
あともちさんの方が全体的に色々気が利かなくてNGしてそうで申し訳ない…*/
/*
出かける前に落とせればと思ったがどう考えても無理
頼む上司! 午前中の予定を変えないでくれ! 上司のヒスが聞こえる状況で書きたくないんだ!!
>>カルックス
[前のメッセージとは打って変わって、短いテキストメッセージがカルックスの元に送られた。]
親愛ならない
カルックスへ
前のメールは読んだ?
別に読んでも読まなくても、どっちでもいいんだけど。
もしあなたの趣味に合うなら、私とフェルムとカルックスの三人で『ラクリマ』やらない?
愛はこもってない
ムービー
>>フェルム
[登録していたフェルムの連絡先に、ムービーがテキストメッセージを送る。]
親愛なる
フェルム店長へ
おつかれさま。
カル坊を『ラクリマ』に誘いたいんだけど、いいよね?
いちおう私から声をかけたんだけど、カル坊がまともに取り合うかわからないし、店長からも誘ってもらえないかな。
私のカルックスアレルギーのことは心配しないで。死にそう。
万事うまくいきますように
ムービー
/*うーんうーん、後半に不穏しすぎたかな…カルックスすまない…
セイバリーと話そうかと思っていたはずなのだが今の心境だと合わす顔がなさげなのよな…*/
/*
朝、冷静になってみると、はちゃめちゃに告白した感じになっててライカさんすまねえありがとうボブな気持ちです(正座
でもライカさんみたいなひと、もとい霊が二度目の独りぼっちになるのは……ほんとすげえ寂しそうで……いや、たまに船とか通りかかるようになるかもしれないけど、毎日20000pvくらいあったのが一週間に1pvになるみたいな感じな気がするし……たぶん元々なかったよりもっと寂しいかなって……
/*
ログまだしっかり追えてないけど、からくり屋さんの方も丸く収まったみたいでよかったなあ……(しみじみ
ムービーさんのメールの文面好きだな〜〜
しかし返事は五七五でも構いませんのではじわじわ来る ほんとに五七五で来たら腹筋爆発しそう
>>26 >>27 ソラリア
[歌の練習をしたら、という提案にあなたは困って(実際には演算に時間がかかっているのだが、そういう風にセイバリーは理解している)しまったようだった。悪いことを言ったかな、と過るものの、提案自体はそんなに悪いものだとも思っていない]
きっと探せばそういうプログラムはあると思うんだけど。そうじゃなくて、上手じゃなくてもいいから、自分でもできることがあったら楽しいんじゃないかなって。
あ、勿論、ソラリアくんがやりたくないなら、全然。
[もとよりアンドロイドのあなたに、『楽しい』かどうかという基準を問うのもおかしな話だ。けれど常日頃の様子から、あなたにもそうした気持ちがあるものと、彼は素直に思っている。]
>>26 >>27 ソラリア(続き)
え、ええと……移住先……う、うん、き、きめる……
[そして、急にぐっと迫ってきたあなたに、物理的にも迫られたような感覚に陥って、思わず半身を反らせた。ソラリアとは違った理由で、未来のことを決めるのは苦手である。単純にこだわりが少ないから、本当にどこでもいいのだ。]
……うう。さすがにわたしが決めないとまずいもんね。待ってて、できるだけ……多分……きっと……早めに決めてみるから。
[船に乗ってからでいいやとはもう言っていられなさそうだ。せめて候補地を出そう、と考えながら、食べ忘れていたデザートに手を伸ばした。**]
[石畳に転がる機械。そこに費やされた時間を思う。それはわずかなものかもしれない。
夜の公園でのおしゃべり。そこで過ごした時間を思う。決して長いものではないかもしれない。
ほんの少しの親切。そこに使った時間を思う。通りすがりのようなもので、記憶にも残らないかもしれない。
彼が"ついで"に調べた時間。そこに費やされた時間を思う。大したものではないと、彼は言った。
「そんなに長い間」と、「人が好きだろ」と、彼はいった。
──数多の短い時間が積み重なっただけだと、そう気づいた。
だから、 決めた。 決めなくてはいけないのだ。それが、"今"だ。]
>>148>>149 リスリー
……行きたいところ。なら、あります。
リスリーと一緒に、行っても。いいですか。
[今は"わんわん時間"ではない。だから言葉を零す。
それでも、ゆらと尻尾を揺れた。
言葉を力にしてゆっくりとあげた表情は、笑みが失敗したみたいな、ごたまぜの表情。]*
/*
実は故郷がどこか決めてなかったんだよな
同じ星系ってするとなんか確定なりそうだったから別の星系ってしたけど、そうするとほぼワープしないとだよね?
ワープ航法が確立してるならそれでポンポンとんでこようぜ? ってなるからなあ
つまり……ソコラは木星だった可能性が……??
/*
星域とか星系ってわたし漠然と「惑星とその衛星の集団の単位」みたいなノリで使ってるから、地球(地球-月)と木星みたいな太陽系の内部のと言いはれない事はない(いいはれない)
/*
ビバップと同時期なんだっけか
ビバップも好きだけど、アウトロのバカバカしさがほんとすきなんだよなーー終盤駆け足なのがほんともったいない
ジムとかいいショタだよ
/*
ファイナルカウントダウンだったっけかなー
猫と少女と宇宙船も好きなんだけど、あの話が日常ワチャワチャ感あってすきだったな
あと小説のエルドラドもすき
/*
むしろあの辺のセオリーひとひねりした系わちゃわちゃで最後まで見たかったなーというのはある……
ところでここ人狼の灰ログです
>>142ムービー >>150フェルム
[ディアが帰った後も、雑談をしばし。二人の戻る時間が来れば、少し名残惜しそうな顔も見せたけれど――]
[二人に、「またね」と言った。「さようなら」ではなく、「またね」と。それだけで、寂しくはなくなった]
[二人の話し声が遠ざかり。最後に、人魚が水に潜る音がささやかに響いて。公園は夜の静寂に包まれる**]
>>130
[加速装置がうむ風の間を、駆け抜けていく。
逃走ルートで確認していた、非常階段とそのむこうの塀。
加速するまま飛び越えれば、逃げ切れる。
後ろを振り向かないままだったので、気づく暇もなく
塀にひらりと手をついたところで]
[電気の塊が、ブーツの右くるぶしに当たる。バチンといやな音がして、カルックスの全身が不自然に硬直した。
そのまま、塀の向こうへと倒れ込んでいく。
ガシャッガシャッという、プラスチックやビニールの軽い音がした。]
[塀の向こうへと駆けつけると、そこはゴミ捨て場だった。
不自然な凹みと、まばらに散らかり、引きずられたゴミ。
そこには、もう誰もいなかった。]
/*申し遅れました。エピのみなさんおはこんにちばんは。
ハピエン厨とは私のことだ。リベでございます。
最後だし、野暮なんですがあれこれ語っていきたいな〜。
じゃないとついったのTLを占拠しそう…。*/
/*今回のキャラはほぼアドリブ設定の上に成り立っているので、特に隠された設定はありません。
おかげで灰RPとか全くできませんでした。早く人のが読みたい。
意識していたのは、序盤灰でも書いた「ダウナー系、省エネ系、桜にさらわれる系」なんですが、もはや見る影すらない……。大人しめのキャラができるようになりたい……。*/
/*それと「苦手なことはしない」というのも守っていたかと。
本当はもっと退廃的な雰囲気や、緻密なSF設定に憧れるんですが、そういうことが出来るセンスと知力は持ち合わせていないので、泣く泣く青春砲をぶっぱなしてました。村を青臭くしてすみません。
後半からは心理とか考えた設定とか全てオープンにする姿勢だったかと思います。これも意図があってというより、能力的にこっちの方が楽だったからです。I can't
情景描写……only 説明文……。*/
/*意外と書くことがない。いかに何も考えず村に参加していたかということですね。
あとは感想とか小ネタかなあ。*/
>>156 リスリー
[似たような表情だった。耳を伏せたまま、笑った。]
ありがとうございます。
リスリーが、いいです。
[距離が近くなって、いつもの距離に伏せていた耳もあなたに向いた。
さしのべられた手を見下ろして、確かめるようにあなたの目を見た。小さな安堵に目を細めて、]
わたしがいたところですもの。
大丈夫です。迷子になんて、させませんよ。
[その声も表情も、苦味が溶けてあなたが思った通りの穏やかなものだ。
オレンジの光に照らされたあなたの手。彼女の手はまだオレンジの色に染まるばかりで反射もしないけれど、その手を重ねようと。
……少々"お手"の仕草に近かったのは、見逃してもらいたい。]
>>159補足(>>リスリー)
[つまり、彼女は決めたのだ。
ソコラで出会った人々、ソコラであった出来事すべての思い出を抱えて、"あの人"に届けるのだと、そう決めた。
"あの人"が今どこにいるのか、まだあの国を旅立ってもいないのか、向かっている最中なのか──そもそもあの星がどこにあるのかすら──はわからないけれど、遅いんだから仕方がない。
帰っておいでとは言われなかったけれど、これは想定外のアクシデントで、最善の手を模索した結果が、その答えだ。]
[だから──あなたに一緒に来てもらいたいと、そう思った。
あなた曰く少しだけ、一緒に探してくれたのだから。
お願いごとの帰結を、ハッピーエンドで返したい。
たくさん嬉しいことがあってほしい、そう願ってくれるあなたに、みんなに。]
[──あの星なんてもう存在しない事を知らないから、そんな事を思う。]*
/*ムービーというキャラクターのテーマは「変化」だったと思います。
ムービーが変化を恐れていたのに具体的な理由はなくて、どちらかといえば本能とか生まれ持った傾向に近いものをイメージしていました。
ずっと変わらないものへの志向が、過去への憧憬に繋がったんじゃないかと。
ライカさんとかラクリマに惹かれた理由はきっとこの辺りですね。(後付け)*/
/*ムービーの変化を嫌う志向を考えると、型破りなカルックスさんとの不仲の原因もみえてくるようで、やっぱり運命の喧嘩仲間だったんだなあと思います(夢見る瞳で)。
>>1:93でけっとされた時にPLがどれほどテンション上がったかご想像ください。
でもクソ迷惑なお節介とも呼ばれていたことを考えると……やっぱただ仲悪いだけじゃないですよねこの二人! ね! ね!*/
/*最初はムービーとカルックスさんで店長の取り合いをするのかと思っていたけど……世の中何があるかわからないものだな……。*/
>>ムービー
》》カル坊 より テキストメッセージが 届いています
チービーへ
まず最初に。
馬鹿じゃねぇの?
もう廃棄日も決まってて、弟子にしてくれとか。
同じ移住先にならねぇと無理じゃん。ろくに教えも出来ねーっつの。
まぁ気分が良いから、俺のやり方を軽く教えてやってもいい。あんまり意味ない気もするけどな。
基本的にはとにかくやれ。当たって砕けろ。失敗が一番色々教えてくれる。
そもそも俺には先生がいなかったからな。必要と負けず嫌いでなんとかここまで来た。
お前の負けず嫌いはうんざりするほど分かってる。後はお前の頭が俺並にあることを祈る。無理だろうけど。
それから、目的があるなら話が早い。
ラクリマのからくり全部分解しろ。じいさんのやつは特に念入りにだ。
フェルムのやつが悲鳴上げそうだけど気にすんな。あいつの自信のなさはじいさんが最後まで面倒見なかったせいだ。そこんとこ俺は気に入らねぇから、俺の分まで徹底的にな。
で、分解しては組み直しを繰り返して真似ろ。それが一番早い。
じいさんの技術を教えるのは、もうじいさんの作品だけだ。
唯一の逸品だって壊れたら仕舞いだ。それよか、自分の体で似たような技術を使える奴らを生んで、似たようなもんがいっぱい出来る方が、よっぽど貢献できるだろうさ。
って色々書いてたのに、結局ラクリマかよ。馬鹿みてぇじゃん俺。
フェルムの方がよっぽど良い師匠だよ。邪道したところで、直した後のもんが邪道になっても困ると思うぜ。
後さぁ、渡航費諸々どうすんだよ。店をやるにしたってどこでやるとか金とか、全然考えてねぇじゃん。すかんぴんのスラム孤児に何期待してんだっつの。
まぁしっかりやれよ。俺は俺のやり方でソコラを出る。
フェルムのからくり積んでいくつもりだから、いつか修理にでも寄るよ。
……それでもお前が食らいついてなんか得ようってごねるってなら、パスワードだけ教えとく
NewWorld。場所はフェルムに聞け。
死にたかったらな。
/*
今すごい事に気づいたんだけど、物質干渉しないとしたら、宇宙船に乗っても宇宙船という物質に干渉しないわけで、宇宙船が出発しても取り残されるのでは?????????
[テキストメッセージの新着表示に、ムービーは額に手を当て天を仰いだ。
……返事が来てしまった。あのメールが読まれてしまった。
メールを送ったことは後悔していないが、ムービーは過去の自分の首を締めたい気分だった。]
村建てです。
全員、鳴きぼし ほうき星をツンツン(投票)忘れずにお願いします。
ほうき星が死なないと村続いてしまいますので。
それから、エピのログ運用について次項でご連絡します。
エピ開始後、メモではりますが、事前にご確認をお願いします。
今回、エピローグにおいても★★PL発言はアクションまたはメモで行う★★とします。
※飴を投げるのもアクションを消費しますので、うっかり投げずにアクションを使い切る……などの事故にご注意下さい。
エピローグは6/18 8:00まで続きますが、その間、喉ポイントの回復は【ありません】。
また、通常発言と独り言発言のポイントは【共通】です。
その為、進行中よりも1日あたりのポイントは少なくなります。
喉ポイントの使用は計画的に。
※どうしてもPL雑談actが足りない場合はDiscordのチャンネルを開きますので、エピ終了までTwitter等をPL雑談の場とするのはご遠慮ください。
-------
ご参照
【進行中】
(通常1500pt+独言1500pt+飴回復200pt)/24H
★合計:3200pt/24H
【エピローグ】
(通常&独言:4000pt+飴回復800pt)/72H (/3=24H)
★合計:1600pt/24H
【研究所・自室/深夜】
[ベッドに腰掛けて、タブレットに表示した情報をスクロールしていく。ソラリアがまとめてくれたものだ。検索条件は、「惑星」そして「自生する天然の植物:ゼロ」]
……ここまで絞ると少ないな。でも、候補地がない、ってわけじゃなくてよかった。
不毛の星でもよかったけど。会社の支部がある以上、ある程度人の住みやすい場所なのは仕方ないか。
[タブレットの照り返しを受ける表情は、試薬を投下している時のように引き締まっている。真面目に考えなければいけない時くらい、わきまえている。]
移住先をソコラにしてしまえばいい、ね。
わたしはそんな控えめなことは言わないよ。ここの植生はそこまで豊かじゃない。目指すなら、故郷の。いや、我々ヒトのかつてのホームくらいじゃなきゃ、ね。
[いくつかに絞り込まれた候補地を、給与順にならべかえる。どこに行っても今よりは上がるだろう。それを確認して目を閉じる。いっそどこか一つがずば抜けて高いなら、そこにしたのだが。]
ひとりじゃ決めにくいよ、やっぱり。
ダマリくん、頼ったら怒るかなぁ。怒るだろなぁ。
[そう言うとタブレットの電源を落とし、ベッドにそのまま横たわった]**
/*年齢不詳ニキネキを除いたら普通に三十路はわいだけやないか……(ダマリちゃんは見た目30らしいけど実年齢どうなの?)*/
>>161 >>162 カルックス
》》チービー より テキストメッセージが 届いています
カル坊へ
馬鹿って言ったね。私、我慢して書かなかったのに。カル坊のそういうところ、本当に坊やだと思うよ。
こっちはね、あんな情けないメールを書いてる時点で地獄までついていく気だったの。意味があるとかないとかは私が決めることで、あなたに決められる筋合いはない。
アドバイスは、どうもありがとう。相変わらず雑だけど、雑ながらしっかりしていて驚いたよ。カル坊も、脳に最低限の栄養はいっているみたいだね。
分解は、私もしなきゃいけないと思ってたんだよね。フェルム店長、怖くてまだ開けてない部分があったみたいだし。お祖父さんへの侮辱には徹底抗議するけど、あなたと意見が一致したのは、すごく複雑。
私は、邪道の力を借りたかっただけで、邪道になるつもりはないよ。そう簡単にこだわりを捨てられる性格じゃないってことは、よく知ってるでしょ。余計な心配はしないで、あなたはあなたの損得だけ考えてYESかNOか答えてくれればよかったの。
カル坊、なんだか私の都合ばかり気にしてない? 利用できるものは利用するんじゃなかったの? こっちは弟子になるって言ってるんだから、雑用でも汚れ仕事でもさせればいいじゃない。ま、私が素直に言うことを聞くとは思わないほうがいいけど。
お金のことだけど、申請すれば最低限の移住援助費は出るでしょ。カル坊はもうちょっと行政を利用することを覚えたほうがいいよ。何なら、優秀なお弟子さんが手取り足取り教えるよ?
まあ、あなたがあなたの道を行くって言うなら別に止めない。小人族はそういうところドライだから。
店で待ってる、なんて絶対言わないよ。お別れできるならお別れしましょう。
最後の文、よくわからなかったけど、フェルム店長に聞けばいいの?
ムービー
[もしこのメールに返信があった場合、ムービーは目を通しただろうが、移住のゴタゴタで返信までは出来なかっただろう**]
>>159 ライカ
[半透明の手が重なって、それが妙に照れくさくなって、はにかんだ。……けして、"お手"をさせてしまったようだったからではなく。]
[だからこその、ワンテンポ遅れての返事だ。]
いたところっていうと……
[話の流れからして、ソコラではない。だとすれば、]
ライカがここに、ソコラに来る前にいたところか?
だとしたら本当に頼むぞ?
座標なり星名なり……今度こそ、何かのついでに手当たり次第、とはいかないからな。
[以前見せたものよりは、ずっと明るい苦笑いだ。あなたの言葉に乗せた軽口が、不安として的中するなど、今は予測の外だ。]*
>>フェルム
》》カルックス より テキストメッセージが 届いています
店の勝手口に大量の缶詰置いてってすまん。
とりあえずかくまっといてくれ。出発ん時にからくり鳥と一緒に取りに行くからさ。
まあなんだ。いつもの電気ナマズに捕まりかけちまって。
ほとぼりが冷めるまで隠れてるつもり。
あいつが店に来たら、関係ないって突っぱねろよ?船はばれたっぽいから言っても良いけど、知らなかったの一点張りで通せ。
チービーに聞いたけど、ラクリマ、続けるんだろ?
犯罪者になる必要はねえって。
電気も軽く食らっちゃってさ。あいつほんと容赦ねーの。
なんか言ってたらピンピンしてましたーっつっとけ。ひっかけかなんかかもしれないし。
てめーの電気なんてマッサージにもなんねぇよって。まあお前が怒られない程度に。
宇宙船、前言ってた試運転済んだよ。
大丈夫そうだ。ロケットパンチもちゃんと作動したぜ。安心してほしい。
俺はちゃんと、ソコラを出るから。
お前はお前でちゃんと移住船確保しろよ。
そう言うこと全然用意してないだろ。絶対死ぬほど忙しいぞ。
まあ、でも、からくり。続けるんだな。
からくりぬきでお前の事、友達だと思ってるけど、やっぱからくりに囲まれてからくりいじってるお前が一番らしいと思う。
いつかじいさんも越えられるって。お前ならさ。
あ、チービーにじいさんのからくり全部解体しろってけしかけちまったけど、ちゃんとお前が監督しながらやれよ。
じいさんが教えてくれなかった事。じいさんの作品から学べ。
じいさんも、その方が喜んでくれるさ。
/*
カルックスが解体してないからくりにお祖父ちゃんの手紙が潜んでるのめっちゃ見破ってて笑いました。ありがとう。
正直落として割る気でした。(キリリ
*/
>>164>>165も受けて一回ソロール
教えてんだからイエスってことでいいじゃねぇか察しろよこのポンコツ。
[ムービーのメッセージを見てぼやく。やはり彼女とはとことんまで相性が悪いようだ。
ついて来いと言えるわけもない。
フェルムも下ろそうとしているこの船の勝率は、楽観的に見積もって73とか、そんな所なのだ。
受け取ってもらおうなんて考えていない酷い暴投だったが、受け取ってもらっても正直困る。そんなメッセージ。
ため息一回。カルックスは端末を転がして、宇宙船に寝そべる。冷ややかなボディが、熱を持った体に優しい]
あー……アメリアはひやっこいな……
[右踝に直撃した電流は、簡単にコードを焼き切った。しびれる半身をなんとか引きずって、物陰に隠れられたのは奇跡だったとカルックスは思う。
しびれが取れた後も体は熱を持ち、右足は相変わらずびっこだ。
医者に行く金もツテもなく、手負いの獣の様にカルックスは身を潜めた。]
[アメリアに寝そべりながら、考える。
行政に頼れという、ダマリとムービーの言葉。
噂が真だと、カルックスだって信じていない。移住の話が出たころには、それなりに情報収集をしたのだ。
それでも、ただただ頼るだけで移住先で何とかなるようには、カルックスは思えなかった。
住居だって、仕事だって、金が要る。ツテがいる。何もないカルックスには結局は何も得られずに、ソコラと同じように底辺をはい回る未来しか見えなかった。
小さい頃から食い物にされる側だった。黙って無視されるだけだった。大人と行政に対する、カルックスの不信感は根深い。
不法投棄されていた宇宙船を見つけた時は、素直に憎いと思った。
移住後の生活もままならないような、何にもない自分がいる傍らで、こんなすごいものを捨てて、平気でいられる人間がいる。
すごく、すごくずるい。あんまりだ。不公平だと。
俺だってこんな宇宙船が欲しくて、自由にどこへでも行けるようになりたくて。
そしてふと、思ったのだ。捨ててあるんだから、もらってもいいんじゃないかと。]
[何でも持っている奴らから、もらうだけもらって、ありがとうございましたさようならと宇宙に飛び出せたら、それはどれだけそいつらを見返すことになるだろう。
次の移住先ではだめだ。ゴミ漁りはきっとどこでもあって、競争が激しい。コロニーの終りが近い、人の減少と廃棄するものが反比例する、空白のタイミングはこの時しかない。
それに、改造した船を見せれば、それは自分の腕の証明にもなる。
これは武器だ。天啓だと思った。思ったのだ。]
……アメリア
[宇宙船にすがる。フェルムの店に行ったのは、缶詰を置く為だけじゃない。
本当は、泣きつきたかったのだ。自殺に近い逃避行の道連れでも、それでも来てほしいと情けなく。
しかし留守の看板と、様々なからくり。暗い店内でも、鮮やかに思い浮かべることのできたカウンターでごそごそするフェルムの姿を幻視して、ダメだと思った。
違法宇宙船の話をした時、手伝わせてほしいと言ってきたときは、おかしな奴だと思った。
それでも、一緒に過ごしているうちに、何でも話せる、楽しい、気のおけない、大事な友人になっていた。
フェルムの幸福はきっと、あの店にある。]
[騙すのはやめたか?ダマリの声が聞こえる。やめたよ。心の中でつぶやいた。
どっかから拝借してきた鉢植えは、一人で大事に育てよう]
……アメリア。連れてってくれ
[負けたくない。死にたくない。
認められる世界に。抱きしめてくれる世界に。
夢だけを持った人間が、自由に羽ばたける理想郷(アメリア)に行く。だから]
[ラジオから歌が聞こえる。”月まで羽ばたかせて”
一人は寂しいなんて、言えなかった。]
>>167 リスリー
はい。――あぁ、でも……
まずは、博物館や詳しい人を、探すところから始めなくては。
[苦笑いに返したのは苦笑だ。何しろ座標も、星の名前も、覚えていない。手がかりはくだんの紋章と、「この星域に宇宙船を飛ばした」という事実のみなのだから。闇雲に探し回ったって、宇宙は広大すぎる。]
途中で、置いていくのはなし。ですよ。
[そんな言葉を軽口めかして付け足した。重ねたままの手を握ろうとして――あ、と声を漏らす。
足下の機械へ視線を落とした。]
ビクトリアが、作ってくれた機械なのです。
すこしだけ、実体をくれたのですよ。
起動、というボイスコマンドで動いたのですが、わたしの声では動いてくれなくて…。
[見上げる。起動させて欲しい、と言外に含んで。]
――親水公園 昼
[貝殻の様なスポンジ生地に、甘いクリームと水色のゼリーを添えて。
ゼリーの海で小さく泳ぐのは、赤や黄色のプチプチとした木の実だ。
勿論セイバリー特性。さわやかで甘い香りが広がる、ソラリアがよく使う果物だ。
丁寧に作った供物をささげる相手は、親水公園の池にいる人魚、ニンフェーア。
頼みごとをするので、今回は特に奮発したつもりである。
いつもの時間。いつもの場所で、ソラリアは腰かけてニンフェーアを待つ]
ニンフェーア様。ソラリアです。
本日もお歌と、代わりのお菓子を。
それから……一つ。頼みごとを。
[ニンフェーアが出てくるのはいつも気まぐれで、突然だ。
水の中で聞いているかもしれないので、ソラリアは通るようにすこし張った声で、ニンフェーアに呼び掛けた。]
ずっと回答できてなかったやつをいまさら
PL予想解答用紙(敬称略)
参加者
ブンクラ → ムービー・モモ
もちのじ → ビクトリア、Mr.X
JAG → リスリー
魚住 → ダマリ
ふーぎ → ライカ
紺碧 → アタシ!
綿之原 → フェルム
聖 → ニンフェーア
チヨス → セイバリー
くるみ → ソラリア、カルックス
リベ → アルマ
しるこ → シゥル、メリードリー
見物人
あず → リブラ
―親水公園 昼―
>>175ソラリア
[丁度この時間、人魚は人工池の底で、昼寝をしている最中だった。移住先のことを頑張って考えていたら、いつの間にか眠っていたのだ。そして浅い夢の中から、ふと聞き慣れた声に引き戻される]
ん?――あ、
[起き上がって、ヒレで水を蹴った。水面に顔を出し、声の主の姿を確認する]
ソラリア!こんにちは!
きょうも来てくれて、うれしい!
――たのみごと?
しばらくRPまったく同席できてないからほぼ勘&適当ね
モモの猫耳ゆる系ロング女子な所に過去村のエレアノールちゃんみを感じるのと、ゆる系なのにビームが出るっていう一か所ぶっこんでくる感じにブンクラさんを思い出すのよね
ダマリは魚住さんのウエダさんを思い出したから。もちのじさんと迷ったけど、ビクトリア誰だ…ってなったから…でももちさんの気もする…
リスリーは柔和な保護者系男子で一瞬聖さんかなと思ってたけど。植物の話にイモの幻視をみたからじゃぐさんに。
ライカはもう名前と設定の時点でこれふーぎさんじゃなかったら誰なんだよ…って思ってるけど案外リベさんかもしれない、でもふーぎさんブラフすぎてふーぎさんにしか見えないからふーぎさんでいい。
フェルムはモノづくり系キャラだったからか、一発でこれすすむさんでは?って初めてなったけど、確信したのはPL会話で「すんすん」って泣く鳴き声を見てしまったからという…
ニーは聖さんとブンクラさんの女子キャラが毎回迷うからモモとニーどっちかなってなってたけど、モモの意思の強さがどちらかというとブンクラさんを感じたから、ニーが聞き上手の聖さんの方かな的な…
[ニンフェーアの登場は、いつ見ても少しびっくりする。
センサーを働かせている筈なのだが、いつも突然なのだ。
今回も例にもれず、少しばかり驚きに固まった後、おずおずと、体内温度を少し上昇させながら問いかけた。]
このたび、ソコラから移住をすることになりました。
毎週、貴方の歌を聞いていたので、移住先でも音楽を……とマスターに尋ねたところ、「歌の練習をしてはどうだろうか」と提案されたのです。
私はアンドロイドなので、楽譜の再現は可能なのですが、『歌う』という事はまた違う気がして……
もしよければ、私に、貴方の歌を教えていただけたらと、思った次第なのです。
[お礼になるかわかりませんが、これを。と、ソラリアはいつものようにお菓子を取り出した。]
セイバリーさんはなんだろう、ダメ男子で草おいしいな時点で、あっチヨっさんじゃない??もちさんにも見えるな??でもチヨッさんかな!!ってなった。よくわかんない。
ソラカルはRPの文法がそもそも村の皆とちょっと違うのと、あと前にビガミで同卓したから、このキャラのドラマ性の強さはくるみさんだなって感じ。
アルマがね、ふーぎさん2人いない…?ってなったけど、結局こういう理数情報系RPをやる2人がリベさんふーぎさんって認識あるんだろうな。徹底的に生物システムの世界だからリベさんだと思う。
シゥルさんは…顔アイコンの表情のチョイスと、喋り出しで、しるこさんにしか見えなくて…どうなんだろう…ウランさんとかヴァースさんやってる時のてやんでい少年少女の時の迫さんっぽい…きがする…。
日本語が崩壊してきたなー!
吾輩は猫である Mr.Xは、鳴きぼし ほうき星 にうしろゆびをさすことにしたよ。
まじっくさいえんすがーる ビクトリアは、鳴きぼし ほうき星 にうしろゆびをさすことにしたよ。
勘すぎるのと、基本的に中身が誰とかあんまり考えないようにしてるせいで余計わかんないや…
アタシ?バレバレじゃない?段落と行間のクセ治す気ないし!
>>177ソラリア
[あなたの驚きは控えめなので、この人魚はいつまで経っても驚かせていることに気づかなかったし、今日も気づいていないようだった。いつものようにニコニコと笑いながらそちらを見ていたが、切り出された内容に、少し真面目な顔(当魚比)になった]
いじゅう……
そっか。ソラリアも、どこか行くのね。
[そこまでは理解し、……その先の話、特に「アンドロイドなので〜」の辺りは、あまりよくわかっていないようではあったが]
お歌。
ソラリアもいっしょに、歌うの?
[今までは聞かせていただけだったが、今日は一緒に歌ってくれるのだろうか――この人魚は、そう解釈した。取り出されたお菓子は、もちろん大喜びで受け取る]
/*
問い合わせもらって回答したついでにだらだらと語ってたけど、雑談って結構長く課題として残ってるんだよねーー
AA人狼の頃から表ログで雑談するなよとかそういう話は出てて、それは最もなんだけど(ログ読んでるときに冷めるとか、雑談ばっかりになってRPがおろそかになるとか)PL連絡はしたいってのもあったり、雑談に発展しちゃうのはこう……身内故の気やすさってのがあって、半ばしょうがないんじゃないかなあと思うところもあったり、でも雑談しないでRPしにきてるんだからそっちに集中してよ、っていうのもわかる、みたいな……
だからまあ、AA人狼後半からわりとずっと「雑談とRPをどう住み分けるか」ってのはいろいろ試行錯誤してた記憶あるなー
進行中については現行がたぶんベストなんじゃないかなーとは思う
メモ貼った非通知がだんだん形骸化してくるのはあるけど、まあactでもおんなじだからここはあんまり気にするところではないかなーとか
>>174 ライカ
なあ、それ、ノーヒントって言わないか?
[初めに探すものと、苦笑が帰って来る。さすがに少々呆れたような声が出る。あなたの手を意識していなかったら、またこめかみを押していたに違いない。けれど、]
――とりあえず、まずはそれなりに歴史が長くて人口の多いところだな。
初手くらい、イイトコ・イコーに探して貰おう。
[あの時と違って、楽しそうな表情を浮かべていた。都合のいいコロニーが今も空いていればいいが。とはいえ、例えぴったりのものがなくても、あの優秀な窓口なら、代替案をくれるだろう。たぶん。]
今のライカは、何処にだってついてこれる。だろ?
[今の手と手のように、軽口を重ねた。ウインクの一つでも試そうかとした時、丁度あなたが下を向いたので、つられるように機械を見た。]
>>178
[ソラリアも、どこか行くのね。
その言葉に、もう人魚が何人か人を見送ったことが分かった。
そういえばとハタと気づく。彼女は、どうするつもりなのだろう]
コロニーの廃棄日も決まりました。ニンフェーア様は移住……(わからないだろうかと簡単な言葉に変換する)だれかと、どこかに行く予定はあるのですか?
[いっしょに歌うの?という言葉に、教えてほしいという希望が理解されていないことに気付き、想定外に少しばかり演算が空回りする]
その……ですね。まずはニンフェーア様のお歌を聞いて、それを私がまねて……で、一緒に歌ってみるというのはいかがでしょうか。
[歌うなど、本当に初めての事なのだ。何か手本が欲しい……そう思って、ソラリアはすがるように提案した]
>>180ソラリア
[廃棄、移住、最近よく聞く言葉で。「ここがなくなること」「遠くへいくこと」と、この人魚は認識している]
うん。わたしはね、ディア……ともだちと、いっしょに行くの。
どこかは、考えてるところ。
ソラリアは、決まってる?
[決まっていたとして、それを知ったとして、何か意味があるかはわからないけれど。知っていれば、もしかしたら会えるかもしれない――というようなことを、無意識に考えたのかもしれなかった]
うん。うん。
わかった!じゃあまってね、
[「歌い方を」「教える」という発想が、実はよくわかっていなかった。何しろこの人魚にとって、歌は当たり前に自分にあるもので、歌えなかった記憶はなかった]
[でもソラリアの提案を聞いて、やるべきことは理解したので。ひとまず、口の中に入っていたお菓子を片付けることにした]
/*
エピはねーー個人的にすごい灰雑談好きなんだけどねーー
前述の雑談ばっかりになって〜ってのもあるけど、ポイント問題が絡むね……
飴がなければ別に問題ないんだけど(雑談で喉が溶けても自分の分が溶けるだけ)
飴があると、雑談して飴もらって雑談して飴もらって〜って感じだと、「RPをたっぷりしたい」人からすると迷惑なんだよね
飴は誰でも使っていい、ではなくて、みんな共有の喉なわけで、誰かが食えば誰かが食う分は減るからなあ
雑談は楽しいし盛り上がるから適度にすればいいでしょ、は正直無理ゲー
適度の尺度は全員違うわけだからして
でも雑談楽しいんだよねーーーしたいんだよーーー
って感じの住み分けをなんとかできねえかなあと今も試行錯誤してる……
今回はやばげならDiscord使用も視野だけど、ログ内で完結させたいってのもあって(同時に見る方が楽しいじゃん)むずかしいねこれね…
/*
こっちが〆まで持って行った方が〆やすかったんじゃないかな…と今になって思うなど ほんと予定塗り潰してしまっていて申し訳ない……ビクトリアさんとかモモさんとか、お待ちじゃないかしら……
>>182
[友達と一緒。という言葉に最悪を想定していた演算回路が停止する。排熱する為にはいた息は、ほう、という安堵のため息のようになった。]
そうですか。お友達と。それはよかったですね。
私はマスターについていく予定です。緑化研究に専念できる、緑が全くない星を選択されるそうで。
ニンフェーア様には、おすすめできない場所になりそうです。
お友達と一緒でしたら、何かメッセージでまた交流することができるかもしれませんね。
私用のアドレスを一つ社より頂いているので、後ほどお渡しいたしましょう。お友達に渡してあげてください。
[一生懸命もぐもぐしだした人魚に、ゆっくりで構いませんよ。と唇から溢れそうになっていたクリームをそっと抑えてあげた]
>>183ソラリア
うん!いっしょに行けるの、うれしい!
ソラリアも、マスターといっしょ。よかったねえ。
[良かったですね、と言われたら、素直にこくこくと頷く。また、相手から「マスター」の話は時折聞いていただろう。深くは知らないが、仲の良い相手であるのだろう、と思っている]
おすすめ、できない?ざんねんー。
アドレス?えっと……それがあると、また会える?お話、できるの?
[期待を込めた眼差しが向く。お友達に、と言われると、また頷いて]
んぷ。ありがとう。ごちそうさまでした。
じゃあ、歌うね?
――♪
[お菓子を飲み込んで、それから、すぅと息を吸って――胸の奥から、伸びやかな声を風に乗せる。意味のある歌詞はない。ただ心の向くままに音を紡ぎだすだけ。それが、いつもの人魚の歌だったから]
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