人狼物語(瓜科国)


1776 【R18】金鉱の村【人狼BBSRP村】


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視点: 人

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羊飼い カタリーネ

[エルナの回答>>122を聞いた途端、赤ずきんはにかりと笑った。]

 あはははは!
 そうかい、そうかい!
 そりゃあそうだ。
 何やってたんだろう、私。

[何がおかしいか、突然笑い出す。]

 でも、安心したよエルナ。
 もし本当に人狼が紛れ込んでいたんだとしても、私あんただけは信じていられるね。

[ほんの僅かな言葉の違い、認識の齟齬。
それが絡み合い、この瞬間に決定的なものとなった。]

( 123 ) 2017/04/29(土) 02:57:57

仕立て屋 エルナ

 ……ああ
 そう なら、どうだろうね
 うれしいのかな

[その感情はいまいちピンと来なかったが
 かといって他にどう表現しようか]

 なら逆に誰を疑うってんの? 人狼だってさ

[答える義務はないけれど、聞いてみる*]

( 124 ) 2017/04/29(土) 03:27:11

仕立て屋 エルナ

― 回想・廊下 ―

[短い言葉 わかりやすく状況を伝えてくれる>>118

 二人を対比して見た時に同じように感じたが、やはりそうかと

 ゲルトの部屋前で会わなかった人物 彼女の顔を見て
 誰より先に発見したのはこの赤髪の娘なのだろうと

 詫びの言葉が口からつい出そうになった

 ――ばかなやつだね

 それがヨアヒムに浮かべた笑み>>119 自嘲の笑み
 彼がどう受け取ったかはわからないが
 “前向きになりたい”という返しが答えだろうと勝手に解釈した]

( 125 ) 2017/04/29(土) 03:28:39

仕立て屋 エルナ

[前向きなどであるはずがない
 過去に縛られ過去でできた獣なのだ
 エルナの今は、きっと過去から出た灰汁でしかない

 とはいえ、言葉にしていないのだから
 わかる方がおかしいかと思い直す

 それを伝える日が来るかはわからないが
 今は口にせず 去っていく二人を見送った*]

( 126 ) 2017/04/29(土) 03:30:02

仕立て屋 エルナ、メモを貼った。 メモ

( A29 ) 2017/04/29(土) 03:32:14

司祭 ジムゾン


 ヨアヒムさんが無事ならそれがなによりです。

[無事そうな声に安心して微笑んで>>120
隣にいるらしいクララさんの様子がまだ不安げならゆっくり話を聞いたでしょう]

( 127 ) 2017/04/29(土) 08:25:34

司祭 ジムゾン


 …ニコラスさん、少しよろしいでしょうか?

[しばらく経ってしまっていたか
それとも案外短い時間だったか
時間の感覚も狂っている今わかりませんが]

 申し訳ありませんでした。

[唐突に彼へと近づき声を抑えて謝った]

( 128 ) 2017/04/29(土) 08:27:08

司祭 ジムゾン


 貴方は人です。
 それは私と神が保障します。

 なにもなかった昨日の時点で、疑ってしまって…“視て”しまって申し訳ありません。
 ですが、今、貴方を信じることはできます。

 ……貴方の不安が無くなるとは思いませんが。
 少しでも、貴方の心が軽くなるといいのですが…ダメでしたら申し訳ありません。

[手探りで彼の手を探して握ろうとしたけれどうまくできたかどうか**]

( 129 ) 2017/04/29(土) 08:29:12

司祭 ジムゾン、メモを貼った。 メモ

( A30 ) 2017/04/29(土) 08:54:07

旅人 ニコラス

[ヨアヒムから声をかけられれば>>121
其方へと視線を向けた。

が。期待混じりの続く言葉には、
沈痛な面持ちで首を横に振る。]

 ……残念ながら。
 その可能性は、ほぼ、無いかと。

[そうして、部屋の状況を伝える。
落ちる視線には、此方も苦い表情を浮かべ。
ぎゅっと唇を噛みしめるのだった。]

( 130 ) 2017/04/29(土) 09:03:26

旅人 ニコラス

[ジムゾンから声がかかれば、
其方へと向き直り、姿勢を正す。

果たして、何の話があるのか――…と。
耳を傾けていれば、暗く沈んでいたその面に
僅かな光が差し込んだ。]

 え――…
 それ、って。司祭様……?

[”視た”と、彼は言う。
彼にも、何かが見えるのだろうか。
思い出すのは、幼い頃の先代司祭の様子。>>1:54

途切れた言葉の、その先。
あの時は、その見えぬ目を、重い宿命と
伝えたかったのだと受け止めていたけれども。]

( 131 ) 2017/04/29(土) 09:03:37

旅人 ニコラス

 司祭様……。
 そう、ですか。
 貴方もまた、”視える”方なのですね。

[この苦しい状況において、
一筋の光明が差した気がして、
告げる言葉にも僅かに安堵の色が混じった。
他の者には聞かれぬよう、慎重に声量を絞りながら。]

 よかった……。
 僕は、僕には、死者の魂しか、視ることは出来ないから。
 貴方が、生きている人も視れるのならば。

[それは、きっと
この騒動を解決させる為の、大きな力となる。
そう、差し出された彼の手>>129を、強く握りしめた。]

( 132 ) 2017/04/29(土) 09:03:50

旅人 ニコラス

 あぁ、でも。

[幼い頃、己が何故に性別を偽っていたか。
それは、その力を、素性を、隠す為ではなかったか。

特殊な力を持つことが知られれば、
放っておかれるはずがない。と。]

 このことは、他の皆には黙っておいた方が
 良いのでしょうか……。

[人狼への対抗手段を見つけたとはいえ。
否、だからこそ、それを失う訳にはいかない。]

( 133 ) 2017/04/29(土) 09:04:04

旅人 ニコラス

 僕の力ならば、まだ、
 狙われる可能性も低いかとは思うのですが。

 司祭様の御力は、
 知られてしまう訳にはいかない。

 僕も、尽力します。

[彼を、彼の持つ力を、守らなければ。
そう心に決め、力強く告げるのだった。**]

( 134 ) 2017/04/29(土) 09:04:14

旅人 ニコラス、メモを貼った。 メモ

( A31 ) 2017/04/29(土) 09:08:30

司書 クララ

 …………。

[握った手は温かく、離れてからも印象に残った。>>98

鉱夫と同じ熱量と厚さはない手。
しかし、確かに日々を生きる青年の手。
彼は、こんな風に静かに心を配って歌うカナリアを育てているのだろう、と。知っているつもりで、陰の向こうのヨアヒムがどんな人かなんて想像もしていなかった]

 (……そっか。わたし、あの時――してたんだ)

[なかなか外で見かけることのなかったヨアヒムは、クララにとってパウルの話に度々登場する弟であり。

だから、パウルの死は二重三重の衝撃だった]

( 135 ) 2017/04/29(土) 09:27:42

司書 クララ

[あの日。>>1:51
ヨアヒムに言えなかった言葉があったのを思い出す。

過ぎた年月以上に遠く感じるのが、不思議だった]

( 136 ) 2017/04/29(土) 09:28:53

司書 クララ

―道中>>89

 ……。

[ヨアヒムがエルナに"既に知っている"ことに言及してくれ、俯きがちに頷く。>>118

今更ながら、皆が現場を改める邪魔になってやしないかと気がかりだったものの、まだ進んで思い出す気分にはなれなかった。

二人のやり取り、苦い笑みを感じて――昔から見馴れた人だからこそ、エルナの金の髪も青灰の瞳も理解しえぬ何かに変じていたなんて思いもしなかった――静かに目を閉じた]

 あの子、見つかってたんですね。

[別れ際にエルナが可愛がっていたリーザについてだけ一言触れて。『良かった』と言いたかったけど、今はもう言えなかった]

( 137 ) 2017/04/29(土) 09:54:08

負傷兵 シモン

[去る前のニコラスは、困るのともどうも違う>>78
 例えるならば“踏ん切りが付かない”といった様子を
 挙動から滲ませている]

[生きるか死ぬかの状況は、味わった事がないのだろう。
 騒動の後>>1:131を見ただけならば無理もない]

 [――しかし思えば、その割には怯えの色が濃いような。
 余程恐ろしいものでも見たのだろうか。
 それこそ――滅多打ちにされた後の、人間の亡骸だとか]

( 138 ) 2017/04/29(土) 09:56:24

負傷兵 シモン

[――けれど、直接問うのは後でもいい。
 今は皆、集まろうとしているのだから]

 教えるっつってもなあ……

[今はこっちだ、少女……レムか。レムの要求>>93
 なーなーとせがむこの子をどういなしたものか、
 刃先へ目線を落として考え込む。
 ディーターもこうして付きまとわれたのだろうか。
 大変なこった]

( 139 ) 2017/04/29(土) 09:57:25

負傷兵 シモン


 ……体格差があるから、頼りすぎるのはやめておけ。
 そのサイズじゃあ届かない

[暫し考え込んだ後。おもむろに、利き腕を伸ばす。
 狙いはレムの服、その襟元。
 布地をしっかりと掴めたならば、身体を半歩引き
 刃先が喉元へ届かないように位置取りをした]

( 140 ) 2017/04/29(土) 09:57:50

負傷兵 シモン

[狙いは、リーチの差をレムに見せつけること]

 ……腕を切って逃げても良いが、
 掴めたら普通、首絞めたりするもんだからな。
 まだ箒だとか、柄の長い物の方がすぐ使えるだろうよ。

[そう話し終えたら、(掴めていたならば)その襟元を
 ぱっと話して、手をぱたぱたと振る]

 ほら、取りあえず行くぞ。

[そうして、談話室へ向かおうと]**

( 141 ) 2017/04/29(土) 09:59:02

司書 クララ

―談話室へ―

[同じく談話室へ向かうところだった面々に会釈して、そっと腕の中の投票箱を見せることでゲルトの死を知っていると伝えよう]

 あの。此方に置いておきますね……。

[入ってすぐ目に入るだろう机に据えて、青ざめた頬を押さえる。ちらと垣間見ただけでも、リーザの変貌ぶりが理解出来なかった。
――やっぱりこの子は、不気味だ]

 朝、風の音が気になって
 わたし、ゲルトさんに声をかけたんです…。

[もしも誰かに"なぜ既に知っているのか"と問われれば、詰まりながら二度三度同じ言葉を繰り返して震えたろう]

( 142 ) 2017/04/29(土) 10:17:05

負傷兵 シモン、メモを貼った。 メモ

( A32 ) 2017/04/29(土) 10:24:55

司書 クララ

[見えずとも投票箱を抱えて彼に対峙するのは罪深く思えて、投票箱を据えてから話しかけた。

頼りない足音が行き来する。>>127]

 ジムゾンさん……。
 司祭さま。

 こんな状況になっても、わたしたち、救われるでしょうか…。

[脳裏を過る赤と、言葉にはしないものの自ら
処刑を言い出す罪悪感とが、素朴だったはずの祈りを揺るがせていた]

( 143 ) 2017/04/29(土) 10:34:31

司書 クララ

[あの声>>63を聞いた時は、
狼ごっこをしたがる狼少女が、血濡れた現実に壊れてしまったのかと思っていた。

けれど、くるくると入れ替わるリーザの様子は、何か別のものに見える。>>105
――理解するまい、自分にこの子は手に負えない]

 ……リーザちゃん。
 ゆうべ、外で怪しいモノ見かけませんでしたか?

[次に出るのが誰であれ、リーザとだけ呼ぶ。
昨日より距離のある話し方で。

シモンとのやり取り>>141にハラハラして、知らず血がついていた方の手を差し伸べていたが、引っ込めた。自分が手を出した方が転びそうだし、と**]

( 144 ) 2017/04/29(土) 10:50:29

仕立て屋 エルナ

― 道中・クララと>>137 ―

[あの子、が誰のことかはすぐにわかって>>137
 それでもそれ以上の言葉はないのかと、尋ねることはない

 平和を求めて探し回っていた時を思い出して>>1:146
 見つからなかった投票箱が彼女の元にあるのが
 納得しつつも不安に駆られた

 周りをよく見て動く、彼女だからこそとも思えば
 一番に平和を渇望していて、なりふり構わないような危うさもあった自分に重ねる部分が少しでもあるのかと
 仲間を得て 人を食らった今では 平和の意味も変わってしまったけれど]

 あんたが最初にあいつの部屋に行ったんだね
 昨日、最後にあの部屋に行ったのは誰だと思う?

[もっとよく見て、と 彼女にだけ聞こえる声でささやく
 眼鏡のないクララへ顔を近づけて この子、こんな顔してたんだっけ
 と今さらながらに思った
 答えも聞かず去ったエルナの髪には、ゆるく癖がついている 黄金色の*]

( 145 ) 2017/04/29(土) 11:46:21

羊飼い カタリーネ

 疑う?
 こちらから疑いにいく必要だなんて、ないじゃないのさ。

[つい灰汁をこし分けすぎたらしい。
水を継ぎ足しながらそう語る。]

 そりゃあ、怪しい奴を見たってんなら話は別だけどね。

[そろそろ持っていってもいいだろう。
鍋を火から外した。]

( 146 ) 2017/04/29(土) 11:52:02

仕立て屋 エルナ

― パウル ―

[パウルのことを思い返せば 自然と思い起こされるクララの顔
 彼の葬式にはエルナも行ったけれど――だって、お得意様だったし、どっかの黄色みたいだったし
 なにをしても負けるから腹が立てるばかりだったけど
 張り合う相手がいたから楽しかった 出会えば勝負をしかけないことなどなかった

 その時は泣かずに無表情で通していたと思う
 あまりにもいきなりだったから 葬儀が終わって初めて
 もう二度と会えないとわかったかのようだった
 あの金色の鳥に

 それから数日は部屋にこもっていたっけ
 誰かからの遊びも全部無視して、
 おもしろさなんてわかりもしない本を読んでいた]

( 147 ) 2017/04/29(土) 12:14:05

仕立て屋 エルナ

[だからヨアヒムの顔もすぐには思い浮かばなかったのだろうか
 頼まれれば弟の分まで仕立てをしていたというのに
 茶色はどこにでもあるし、めずらしくもないけど
 この村に関していえばそうではなかった エルナにとって

 見かけていたとしても 忘れたかったのだろうか
 “全然似てない”と言ったことを後悔している>>114

 兄弟を失くして それまでどんな感情があったとしても
 悲しくないなんてことあるわけがない
 持つ兄などいないけれど 勝手な想像でしか ないんだけれど**]

( 148 ) 2017/04/29(土) 12:14:53

仕立て屋 エルナ

 ああ、そっか そうよね>>146
 怖くてね、守らなきゃって 必死になりすぎてたかな

 でも怪しいと怖いは別物よね 

[怖いという感情は]

 狼に見えるから、じゃなくて
 わからないから それだけなのにね

[鍋を彼女が持つなら、自分は人数分の深皿とさじを
 茶色い 木でできた あたたかさを感じるものを持って
 ふらつくようなら途中で代ろうかと思いつつ
 談話室へ向かう**]

( 149 ) 2017/04/29(土) 12:27:44

少女 リーザ

[レムスは、あえてこちらを"リーザ"と呼びつつ、昨夜の外の様子を尋ねてくるクララ>>144に答える]

残念だけど、俺もリーザも人っ子ひとり見なかったぜ。狼ヤロウの姿もな!
やっぱいるんだよ、ここにな。

[そういって喉の奥を鳴らすレムス。その音こそ狼の唸り声にも聞こえそうなもの。
狼少年を演じる者が本当に狼少年だった、などと言って、誰が笑えるものか]

つーかさ……

[言って、意味ありげにクララと、そばにいたヨアヒムをきょろきょろと見る。そしてヨアヒムのほうに目を止めて、おもむろにニヤリとし]

ふーん。ま、がんばって。兄ちゃん。

[とだけ言い捨てる]

( 150 ) 2017/04/29(土) 12:39:33

少女 リーザ

[一切の予備動作を見せず伸びてきた腕に、まるで反応ができなかった>>141
絞められたわけでもないのに喉がつまるのは、シモンが瞬く間にだけ見せた、闘気としか言いようがない圧力のためだろう。軽く咳払いをして]

ガキにゃ刃物は早いってのかよ、ちぇ。

[と負け惜しみを言いながらも、それを認めようとしていた]

(やっぱ強ぇな、この人……。足、やってるってのに)

[強さって、なんだろ。レムスは思う]

( 151 ) 2017/04/29(土) 13:06:45

少女 リーザ

[……レムスは眠り>>105、入れ替わりにリーザが目を覚まそうとしています。
目の覚める前には鮮明な夢を見る。そんなことがリーザにはよくあります。今見ているのも夢のひとつ……?
いえ、これは昔の思い出。あまり思い出したくはない思い出……。レムスの話で、思い出してしまったのでしょうか……

(おとうさん。いつもわたしから、はなれていた気がする。金を掘るおしごとがうまくいかなくて、おかあさんの体がよくなくて、暗いかおをしていることが多かった)

リーザのお父さんが受け持っていた金鉱で、落盤やガス中毒などの事故が重なる不幸があったのです]

( 152 ) 2017/04/29(土) 14:49:07

少女 リーザ、メモを貼った。 メモ

( A33 ) 2017/04/29(土) 15:09:02

少女 リーザ

[リーザのお母さんはもともと体が丈夫とは言えないところに、金鉱村の空気が合わなかったのか、ますます体を崩し、リーザがものごころつくころには床に伏せる日々が続くようになっていました]

いつからだっけ。おかあさん、あたしのこと、『どこのおじょうさんだったかしら?』って、言うようになったの……。

[ときどき、記憶さえおぼろ気になる日も、出てきたのです。
でも、それは、ただの病気ではないでしょう。
きっと、リーザもその原因のひとつ。
リーザにはおよそ受け入れがたい現実]

( 153 ) 2017/04/29(土) 15:30:35

仕立て屋 エルナ

― 談話室 ―


[テーブルに茶色の椀とさじを置いて
 あとは各自に
 頼まれればよそうこともしたろう

 自分の分も一応盛ってスープを一口
 味のほどはわからないが
 カタリーネに言わせれば“多分、いい”>>111
 しかし温度になら自信はある 少なくともやけどするような熱さではないはずだ

 話がどう転がるかも、自分がどうしたいかも 本当はわからないが
 用事済んだなららさっさとその場を去ろうと思う]

( 154 ) 2017/04/29(土) 15:32:24

仕立て屋 エルナ

[わからないことは怖いこと>>149
 カタリーネにはそう言ったが、それはあくまで変わる前の自分
 今はそれより わかることの方が怖くもある

 怖くもあるが、拒絶でもある 悲しいことだ
 獣の身ならこれからいくらでも経験するだろう
 それをわかっていて他者に同じ気持ちをぶつけるなど
 守る力がそれほど己にあれば別かもしれないが そういうわけでもない

 恐怖をはねのけて受け入れることができれば
 埋まらないはずの溝も満たされるのだろうか

 そんなことをつらつらと考えながら やはり料理の味はわからなかった]

( 155 ) 2017/04/29(土) 15:34:07

仕立て屋 エルナ

[やけどしない温度を確認したなら椀を置き 新たに一つ分よそって
 少女に声をかける>>152

 リーザ 落ち着いた?

[彼女がしばらく 考え事にふけるならしばらく見守った後で
 お腹空かない? とテーブルへ誘うだろう**]

( 156 ) 2017/04/29(土) 15:35:05

仕立て屋 エルナ、メモを貼った。 メモ

( A34 ) 2017/04/29(土) 15:37:39

少女 リーザ

[リーザはレムスのことを知りません。レムスだけでなく、ほかの別たれた霊(たましい)のすべてを。ですが、リーザは彼ら彼女らの見聞きしたことを、自分の記憶とのつじつまあわせをしながら取り込もうとします]

(狼さんのかくれんぼ遊びははじまってる。
ニンゲンのふりをした狼さんをみんなみつけないと、夜ごとにひとり、食べられる。
ゲルトってひとが、もう食べられちゃった)

今はもう、なんの気持ちもわきません。
へっちゃらでした。
赤い色は狼のしるし。ただそれだけのことなのです。

(ニンゲン組は、夜までにひとり、狼さんらしいひとを決める。決められた人は……)

[そこで、リーザの目が覚めました]

( 157 ) 2017/04/29(土) 16:12:48

少女 リーザ

ふぁ…………う……………ん…………。

[起きたときには、談話室のソファの上でした。
そう、お腹と背中がくっつきそうなくらいになっていて、今か今かとご飯を待っているうちに、眠り込んでしまったのです。
そして今、起きたばかりのそのときに、エルナからの気づかいの声>>156]

……え? うん、だいじょうぶ……。

[何を落ち着いたのかはわからないけど、何となく言ってしまうのは、子どもなりの気づかい返しでしょうか]

おなか、すいた。

[そういって、うながされるままに、食堂の席であたたかいスープを口にいれます]

( 158 ) 2017/04/29(土) 16:23:40

少女 リーザ、メモを貼った。 メモ

( A35 ) 2017/04/29(土) 16:28:53

仕立て屋 エルナ

[スープを口に運ぶ様子を見守りながら]

 食べてすぐ寝ると牛になるっていうね
 ……全然、信じてやしないけど

 起きてすぐ食べたら なんになるんだろうね?

[熱くない? と尋ねながら、どうでもいい話
 ほおづえをつきながら、周りの話を聞くとはなしに聞きながら
 しかしひそめられた声なら耳に入らず
 レムスについて思考をやったりしていた]

( 159 ) 2017/04/29(土) 17:02:41

仕立て屋 エルナ

[ナイフの使い方をシモンに教わって、なにがしたかったのだろう>>93
 母と父の話を聞いて、レムスの存在意義はなんとなくだけ把握したが

 あまり会話が成り立つようには思えない
 それはエルナの性格が原因だが

 ぶん殴られても泣きはしないというなら 話をしてみたくもある

 気になるのは、なぜリーザが狼に固執するのかということだ**]

( 160 ) 2017/04/29(土) 17:04:06

司書 クララ

 そう……ですか。
 そうじゃなかったらって、願ってたんですけど。

[荒っぽい口調で愉快そうに言い放つ『リーザ』に、気落ちしつつ視線を落とす。やはり、此処にいる誰か――いや、獣を断たねばならないのだと。>>150

唸るような音には、ぞっとして反発を示した]

 やめて…!
 ――もう、ごっこ遊びですまないこと、あなたも分かっているでしょう。

[少なくとも今の『リーザ』>>104
理解した上で刃物さえかざしているのだろうと。

ヨアヒムへの勘繰るような視線の意味は分からなくて目をそらした]

( 161 ) 2017/04/29(土) 18:53:55

司書 クララ

―しばらく後―

[談話室に集まった人々と言葉を交わし、怯えながら各々の様子をうかがう。司祭ほど視界を制限される訳ではないが目は悪い。じっ、と一定時間探るように見られるのは、誰にとっても気に障ることでは、と考え始めた。

それに、先ほどエルナとカタリーネが作ってきてくれたスープ。>>154
土の色の器は生命の暖かみがあり、食事を取らねば保たないことも分かっていたが、まだ吐き気が渦巻いていた。

まだ日が落ちていないとはいえ、黙って出ると疑心を煽るかもしれないと、近くの人に断りを入れ、席を立つ]

 部屋に眼鏡を取ってきます。
 今さらですけど……。

[自分の記憶と部屋の日記とで、付き合わせたい事柄もあった。>>145]

( 162 ) 2017/04/29(土) 19:21:26

司書 クララ

―自室―

[眼鏡を掛ければ、視界だけがいつも通り。
備え付けの机の上に置いた日記を手に取る。>>1:263

宿屋から帰れなくなったせいで不安に満ちているが、まだ他愛ない日常が記されている。――いまや本当に魔日になってしまった]

 ゲルトさんが、リーザちゃんはカタリーネさんに任せればいいと言って。
 エルナさんは、後から一緒に探すって、

 ……それから。

[『昨日、最後にあの部屋に行ったのは誰だと思う?』>>145

ゲルトを最期に見たのは、リーザが飛び出したあの時。自分が知っている範囲では、ゲルトが最後に会ったのは――エルナだ]

( 163 ) 2017/04/29(土) 19:43:19

司書 クララ

 エルナさん、が……?
 まさか。そんなはず……あんな、こと。

[だって、彼女はゲルトと仲が良かったではないか。それに、自分にこれを伝える意図は?

エルナが何か知っているのか問い質さねば。
そして それから?

もっとよくみて。囁くのは、誰?

行きのふらふら頼りない足取りと違って
帰りは全身に鉛を詰めたように重く。
談話室の前についても、しばし足は止まっていた]

( 164 ) 2017/04/29(土) 19:45:05

旅人 ニコラス

[話をする以外は、談話室にて他の者の様子を観察する。
食事が届けば、有難く受け取って。
軽く、スープに口をつけるが。]

 ………………?

[どうやら席を立つらしい姿>>162に、
軽い違和感を覚えて、首を傾げる。

違和感の正体を辿れば、
袖口を彩る色に気がついた。

今日に限っては、とても見慣れた色。
そう。血を思わせる、くすんだ赤。]

( 165 ) 2017/04/29(土) 19:52:55

旅人 ニコラス

[ぞくり――…背中に寒いものが走る。

女性陣の中でもひときわ大人しそうな、彼女が?
否、そんなことでは判断は出来ないが。

彼女が戻ってきたならば、聞いてみよう。
おそらく、何か、別の事柄があったに違いない。
でも、まさか。いや、そんな。
ぐるぐると思考は巡る。

彼女もまた部屋の前で足を止めているとは>>164
気付かぬままに。]

( 166 ) 2017/04/29(土) 19:53:08

旅人 ニコラス、メモを貼った。 メモ

( A36 ) 2017/04/29(土) 19:54:03

司書 クララ、メモを貼った。 メモ

( A37 ) 2017/04/29(土) 19:58:03

司祭 ジムゾン

[頼りない足音が聞こえる>>143]

 (きっと、彼女も不安なのでしょう。)

 ……つらい時もそれは神様の導きなのです。
 信じる者は救われますよ。

[彼女を安心させようと微笑んで答える]

 ……どうか、自分を見失うことのないように。
 自分の信じるものを信じられるよう。

[そう願った*]

( 167 ) 2017/04/29(土) 20:06:01

司祭 ジムゾン

[その言葉に内心驚く>>132]

 も…と言うことは。
 ニコラスさんもでしたか。

[安堵の息を吐き出して]

 でも、少し違うようですね。
 私は生者しか見れないのです。
 例外はありますが…多分。

[彼の手から伝わる力が心強く感じて
自分からも強く握り返した]

( 168 ) 2017/04/29(土) 20:08:46

司祭 ジムゾン

 黙っていたほうがいいというのはわかるのですが。
 もし、貴方が疑われるようなら言ってしまうかもしれないのをお許しください。

[強く言われてしまったら納得はしないものの言わないことは約束します]

 力というのは…狙われやすいものだと聞きます。
 私もニコラスさんも…人狼に聞かれてしまえば狙われることでしょう。

( 169 ) 2017/04/29(土) 20:09:51

司祭 ジムゾン


 ……あ。

[一人、直接ではないが今思えば変なことを言ってしまったような>>1:213
深く考えなければそうでないような気がするのを思い出す]

 ……ええ、よろしくお願いします。
 あ、あの、それと…ですね……。
 ……どうか、伝えられる範囲での状況説明をお願いします…。
 部屋の…様子とか…お願いできますか?

[言いそうになった言葉を引っ込めて彼へそう言った*]

( 170 ) 2017/04/29(土) 20:11:40

司書 クララ

[やらなければ、と覚悟したのに
いざその場に直面すれば、動けなくなってしまう。これではゲルトの時と同じだ]

 ……。

[深呼吸してそっと談話室の扉を開けると、何か思案げな旅人の姿。>>166

朝、人を呼ぶ悲痛な声を思い出す。
彼こそが、ちゃんとゲルトを見つけてくれた人だろう]

 ニコラスさん……。
 今朝、ゲルトさんの部屋で何か見ませんでしたか。たとえば、証拠になるような…。

[まっすぐエルナに対面する勇気が出ず、ひとまず彼に話しかけた。物証を残していなかったか、気にするかのように]

( 171 ) 2017/04/29(土) 20:12:09

司祭 ジムゾン

[なんやかんやあって食事の時間となっただろう]

 (こうも変わるものですか。
 まぁ、人それぞれですよね。)

[神様の助けはいらないと言っていた様子>>100
違った様子を感じて>>158
食事もせずにぼんやりとしていた]

 ……今日の食事はなんですか?

[誰へともなくそう問いかけて*]

( 172 ) 2017/04/29(土) 20:13:11

仕立て屋 エルナ

[リーザとの会話は、途中で打ち切られるかもしれない

 用事が済んだなら そうでなくとも
 呼ばれることがあったならそこで

 他者に目を向けたことだろう**]

( 173 ) 2017/04/29(土) 20:14:55

仕立て屋 エルナ

― リーザと会話中 ―

[つぶやきに反応して目線をさまよわせる>>172

 ああ、スープよ
 あたしが作ったの

 おいしくはないと思うけど 食べる?

[鍋のある場所まで行こうと立ち上がる*]

( 174 ) 2017/04/29(土) 20:22:38

旅人 ニコラス

[ジムゾンから部屋の様子を問われれば>>170
様子を思い出しながら、一つ、一つ言葉を紡ぐ。]

 扉は開け放たれた状態で、
 窓は内側から破れていました。

 雨がかなり吹き込んでいたので、
 窓が割れてから僕があの部屋に行くまで、
 結構な時間が経っていたと思われます。

[そこから先は、幾分申し訳なさそうな声音に。]

( 175 ) 2017/04/29(土) 20:25:44

旅人 ニコラス

 すみません、遺体の様子はあまり
 しっかりとは見れていなくて。
 何分、そういうのには耐性がなく……。

[そうまで言って、ふと思い出したように呟く。]

 そういえば。
 シモンさんは元傭兵だと仰ってました。
 傷口など、見れば何かわかるかもしれません。

[気付くことはなくとも、少なくとも
凄惨な光景に耐性があるのではないかと。]

 現場を調べるならば、
 後で彼にお願いして、一緒に行ってきます。

[そう、申し出るのだった。]

( 176 ) 2017/04/29(土) 20:25:57

旅人 ニコラス

[気にしていた相手が戻ってくれば>>171
内心の動揺を悟られぬようにと
努めて平静に、彼女へと視線を返す。]

 証拠……?

[なんで、そんなことを気にするのだろう。
一度芽生えた疑念は、今もまだ、確かに燻っていて。]

 いえ、とてもではないですが
 動揺もしていたし、直視するのも憚られて、
 彼の遺体の方はしっかりと調べられていないのですが……。

[彼女の真意を測りかねてか、応える声は幾分揺らいだもの。

慎重に言葉を選びながらも、
思い出すのは、先ほど司祭に告げた言葉。>>176]

( 177 ) 2017/04/29(土) 20:28:41

旅人 ニコラス

 そう……です、ね。
 何か手がかりになるものがあるかもしれないですし。

[残ったスープを一気に皿ごと流し込み、
その場にシモンが居るならば、
彼へと声をかけた。]

 もう少し、部屋を詳しく調べてきます。
 シモンさん、一緒に来ていただけますか?

[少なくとも。
証拠となるような品が隠される前に、
ちゃんと現場を調べなければ。

あぁ、僕は馬鹿だ。
どうして彼女が席を立つ前に、
そのことに思い至れなかったのか――! と、
幾許かの後悔を抱きながら。]

( 178 ) 2017/04/29(土) 20:28:56

旅人 ニコラス、メモを貼った。 メモ

( A38 ) 2017/04/29(土) 20:30:49

司祭 ジムゾン、メモを貼った。 メモ

( A39 ) 2017/04/29(土) 20:32:21

司書 クララ

 ……そうですか。
 急にこんなことになれば、当然ですよね。
 あんな酷いことになっては……。

[彼の内心も知らず、思案する。>>177
赤を思い浮かべて不安げに、視線をさまよわせて。

人が集まった時には現場を離れていた、と幾人かには伝えたとはいえ、彼に湧いた疑惑を薄める因にはならないだろう]

 どうか、お願いします。
 わたしでは、役に立てないでしょうから――。

[お気をつけて、とゲルトの部屋へ行くのを見送る。>>178
自分も真実を探らなければと、肩を震わせた]

( 179 ) 2017/04/29(土) 20:45:18

旅人 ニコラス

―ゲルトの部屋―

[果たして、シモンはどうであったか。
他に同行を申し出た者はいるか。

どうであれ、言葉少なに廊下を歩き、
部屋の前に立てば、扉を開ける前に、
心を落ち着かせるように一つ深呼吸をして。]

 ………………。

[がちゃり。無言のまま、ドアを開ける。
途端、割れた窓から外気が鉄錆の臭いを伴って流れてきた。
顔を顰めたまま、部屋の中へと歩を進める。]

( 180 ) 2017/04/29(土) 20:51:35

旅人 ニコラス

 うっ……。

[覚悟はしていたはずなのに。
いざ、その光景を目にしてしまえば、
今食べたばかりのスープが胃を逆流してきそうで。]

 ……食事を取る前に、調べるべきでした。

[口元を抑え、力なく言った。
ともあれ、ここまで来たからには、
情けないことも言ってられない。

シモンがいれば、遺体の検証は彼に任せただろうが。
自分も何か、と、周囲に視線を走らせて。]

( 181 ) 2017/04/29(土) 20:51:47

旅人 ニコラス

 ………………ん……?

[一瞬、視界の隅で何かが煌めいた。
しゃがみ込んで手を這わせれば、
指をくすぐる微かな手触り。]

 これは……毛……?

[指に絡みついた”それ”>>3に、軽く目を見張り。
困惑気味の視線を室内へと巡らせるのだった。**]

( 182 ) 2017/04/29(土) 20:51:58

旅人 ニコラス、メモを貼った。 メモ

( A40 ) 2017/04/29(土) 20:53:42

仕立て屋 エルナ、メモを貼った。 メモ

( A41 ) 2017/04/29(土) 20:58:27

司書 クララ

[軽く目を閉じて息をする。
先ほどのジムゾンとの会話>>167を頭のなかで繰り返す。

 こんな時でも、本が読みたい。
 カナリアの世話をしたいって思うんです。
 生きたいって。

 まだどうしていいか分からないけれど
 お導きを、みんなを…信じたいです。
 みんなが、救われますように……。

リーザが狼だったらいい、と確証もないのに感情は訴えていたが、それは正しくないことだと思う。

勇気を出そう。せめてもの救いを求めて]

( 183 ) 2017/04/29(土) 20:58:28

司祭 ジムゾン

[聞いていくその部屋の様子>>175>>176
少し口を手で押さえて青ざめる]

 内側からと確かに言ってましたよね。

 時間が経ってあの匂いということは…やはり酷かったのでしょう。

 そういうものは耐性がないのがいいと思います。
 見ていて良いものではないでしょうし。

 シモンさんは傭兵だったのですか…。
 なるほど…。

[彼からの言葉に納得したように頷いて]

( 184 ) 2017/04/29(土) 21:00:43

司祭 ジムゾン


 遅くならないように気をつけて。
 もしかしたら、人狼が戻ってくる…ということもあります。
 危なくなったら誰か呼んでくださいね?

 私ではそれは見ることはできませんから。

[申し訳ないと苦笑する]

 そうです…明日以降になるでしょうが私の家から好きなもの持って行ってもいいですよ?
 護身にいいものがあるかもしれません。

[そう言葉をかけて名残惜しいが彼と手を離し]

 どうか、ニコラスさんに神の祝福がありますように。

[そう、祈った*]

( 185 ) 2017/04/29(土) 21:06:37

司書 クララ

 エルナさん。
 お聞きしたいことが……あるんです。

[タイミングを見てエルナに話しかける。>>173]

 廊下で会った時に、言っていたことについて……ここでも廊下でも構わないので。

[強張った顔で、青灰の瞳を見つめた。

まだ勘違いであることを祈っていたから、リーザや周囲に誤解されたくなければ場所を変えてもいい、と誘うように彼女の腕に触れる]

( 186 ) 2017/04/29(土) 21:06:55

司祭 ジムゾン

[返ってくるのはエルナの声>>174
彼女へと微笑んで]

 そうですか。
 ありがたくいただきます。

 ……お願いできますか?

[彼女の気配を様子を感じながら
今も視るべき人を考える]

 (……一人で考えるべきか…相談するべきか。
 ……一応、後でゲルトさんに改めて祈りましょうか。)

[一人では、彼女を視てしまいそうだ
スープが運ばれるまで考え込む*]

( 187 ) 2017/04/29(土) 21:08:42

少女 リーザ

熱くないよ。スープおいしい。

[エルナがリーザのそばでほおづえをついて口にするなにげない質問>>159。それに]

起きてすぐ……? 狼さんになれるかな?

[そう言った直後に]

あっ。

[と漏らして]

でもね、リーザは狼さんを探す役なの!
狼さんになっちゃったら、遊びがおかしくなっちゃう! くすくすくす!

[と笑います]

( 188 ) 2017/04/29(土) 21:11:44

旅人 ニコラス、メモを貼った。 メモ

( A42 ) 2017/04/29(土) 21:15:14

仕立て屋 エルナ

[ジムゾンへのスープを渡し終わって丁度
 呼ばれ>>186

 ああ、はいはい

[無表情でついていく様はのんびり屋の黄頭のよう
 廊下に出て、クララと対峙する

 少し、怖かった けれどそれをおくびにも出さず]

 なにかわかった?

[廊下へと出たなら問おうか*]

( 189 ) 2017/04/29(土) 21:15:30

少女 リーザ、メモを貼った。 メモ

( A43 ) 2017/04/29(土) 21:17:40

司祭 ジムゾン、メモを貼った。 メモ

( A44 ) 2017/04/29(土) 21:24:43

仕立て屋 エルナ

 そ、わかったわ

[リーザの言葉には心からの笑みと声が>>188
 思わずもれる]

 いい子だね、リーザ
 どんなあんたでも、好きでいるから
 どうかそのままでいてね

 つまんないなあって思ったら名前を呼んで お話して
 届かなくてもきっと答えるから

[そう言って彼女の頭をなでようた時
 エルナの耳に聞こえてきたのは 兄と慕った者の声>>172
 それを最後に、もう一つ]

 答えるのはどっちでもいいけど
 どうしたあんたは狼さんが好きなのかな?

[返ってくる声は背に受けて、ジムゾンの元へ*]

( 190 ) 2017/04/29(土) 21:27:16

司書 クララ

 ……ありがとうございます。

[よく知らないとぶっきらぼうに見えることもあるエルナだが、こんな風だったろうかと思うのは疑念のせいだろうか。>>189]

 ――はい。
 ゲルトさんの部屋に最後に行ったのは……エルナさん、ですよね。
 どうして、疑われるようなことをわざわざ。

 もしかして、犯人を見てしまって……それで、表だって言えなかったとか、ですか?

[廊下に出れば、すぐに切り出す。

そうであってほしいと思いながらも、違うだろうと薄々思っていた。だからこそ不可解で、手が震える]

( 191 ) 2017/04/29(土) 21:27:51

仕立て屋 エルナ

― クララの元へ行く前 ―

[考えこむジムゾンに>>187

 なに? やっぱりいらない?

[不服そうに尋ねる*]

 

( 192 ) 2017/04/29(土) 21:31:24

仕立て屋 エルナ、メモを貼った。 メモ

( A45 ) 2017/04/29(土) 21:34:26

司書 クララ、メモを貼った。 メモ

( A46 ) 2017/04/29(土) 21:39:51

仕立て屋 エルナ

 疑われる? だって事実だもの>>191

 本当のことを言っただけよ?

[なにかおかしなことがあるのかと 気づいていないかのように
 とぼけたまま、目だけは鋭く彼女をにらみつけ
 笑った 割けた口から牙がのぞく
 人とは到底思えない 鋭い犬歯]

 だったらどうだっての?

[挑発するように尋ねた*]

( 193 ) 2017/04/29(土) 21:39:57

羊飼い カタリーネ

 あたしじゃないだろ。
 あたしたち、だろう?

[エルナ>>174に全く、と言いながら皆の前に器を置いて回る。
やがて自らも席に座ると、会話に加わった。]

( 194 ) 2017/04/29(土) 21:46:10

仕立て屋 エルナ

 え? ああ、そうだった>>194

 味見してもらわなきゃ料理もできない味音痴だからね あたしは

[カタリーネを横目に見てにやりと笑う]

 このカタリーネが味見をしてくれたから
 さぞうまいスープになっているだろうね!

[愉快になって大声言って 向ける笑顔は彼女へ*]

( 195 ) 2017/04/29(土) 21:51:42

少女 リーザ

>>190

えーっとね、

[そこで唐突に差し込まれる別の霊(たましい)の記憶。
瞬間、混濁する意識。支離滅裂。


人外どもを殲滅する……
………………何度でも…………生まれ変わって…………
…………奴らを見つけ出し…………
…………それが…………神の意思だと…………
』]

えーと……えーと……なんでだろ……

(ずーっとむかしから、狼さんの遊びをしてるんだ……ずーっと、ずーっと。なんでだろ……)

[考えているうちに、エルナはリーザのそばを離れていましたが、リーザはそれに気づかないくらい、考えこんでいました]

( 196 ) 2017/04/29(土) 22:03:23

司祭 ジムゾン

[考え込んでいたことに
エルナの声で気づく>>192]

 いいえ、ちゃんといただきますよ。
 エルナさんとカタリーネさんに作っていただいたスープを。

 ……少し考え事をしていました、すみません。

[渡されたスープ
呼ばれたエルナ>>189と呼んだクララ>>186の気配を感じつつ]

 ありがとうございます。

[そう声をかけて
祈りを捧げて口にして]

( 197 ) 2017/04/29(土) 22:05:11

少女 リーザ、メモを貼った。 メモ

( A47 ) 2017/04/29(土) 22:08:44

仕立て屋 エルナ


 そう……ね、ジム兄

 その目さ 開くとしたら

 最初に誰を見たい? あたし以外で

[カタリーネか、リーザか、それとも他の誰かか


 守りたい誰かの名前を挙げたなら 瞳が金色に変わるだろう

 そうして、クララに呼ばれた廊下の先へ 彼を誘おうか*]

( 198 ) 2017/04/29(土) 22:13:56

司祭 ジムゾン

 ――っ!ごほっ!

[考え事をしすぎてたせいか、むせた
しばらく咳き込んでからゆっくりとスープを飲んでいって
落ち着いたらどうしようか*]

( 199 ) 2017/04/29(土) 22:16:41

仕立て屋 エルナ、司祭 ジムゾンに祈りの十字架を 描こうと*

( A48 ) 2017/04/29(土) 22:17:09

青年 ヨアヒム、メモを貼った。 メモ

( A49 ) 2017/04/29(土) 22:17:58

羊飼い カタリーネ

 何をやっているのさ。
 神父のあんたには、落ち着いていてもらいたいんだ。

[考え事をしていたらしいジムゾンを、不思議な言い回しで気遣った。

祈り。
一体誰に祈るの?
私は、]

 誰か1人は落ち着いていなきゃ、みんな安心できないだろうからさ。
 人は心の拠り所があるから生きていける。
 教会でも教えてくれた事だろう?

[羊毛で編んだハンカチを手渡した。]

( 200 ) 2017/04/29(土) 22:22:15

仕立て屋 エルナ、メモを貼った。 メモ

( A50 ) 2017/04/29(土) 22:44:31

司祭 ジムゾン

[カタリーネの声に苦笑して>>200]

 これでも落ち着いてるつもりなんですけどね。
 どうやら、落ち着いてなかったようです。

[そうして照れたような笑いを返した]

 これでも私はここにいるたいていの人からしてみれば年上ですからね。
 みなさんのお兄ちゃんな気分です。
 拠り所に縋り付きすぎてしまうのもいけないといけないとも言われましたよ。

 ……祈りすぎている私が言うことでもないかもしれないですが。
 申し訳ないことです。

( 201 ) 2017/04/29(土) 22:49:22

司祭 ジムゾン

[ふと布の感覚を感じて]

 ありがとうございます。
 また、孤児院にも来てくださいね。
 ……子供達もシスター達も心配しているでしょうし。

[お礼を言ってありがたく使わせていただいた*]

( 202 ) 2017/04/29(土) 22:49:28

司書 クララ

 本当のことって……。
 
 ねぇ、ゲルトさんが死んだんですよ。あんなに気安く付き合ってたゲルトさんが。心当たりがあるならどうして、みんなに言わなかったの…。

[何時までゲルトと話していたか、エルナが言えば信じてそれをヒントに狼探しに走ったろう。>>193
ただ意味深に囁くだけでは、まるで疑えと言わんばかり――誤解だよ、と言ってほしかった]

 えっ……ぁ……!

[鋭い眼光、牙に喉がひゅうと鳴る。
本能的に数歩後ずさって、挑発するような言葉に辛うじて声を上げた]

( 203 ) 2017/04/29(土) 22:51:32

負傷兵 シモン

[エルナの持ってきてくれたスープ>>154を受け取って
 食事を良いことに、暫くは聞き役に徹していたものの。
 ニコラスに頼まれれば>>178、残りを一息に飲み干して
 器片手に立ち上がった]

 構わないさ。
 傷の事ってのは、数年離れたからって
 忘れるもんでもないしな。

[ある意味、こちらとしても丁度いい。
 ――ニコラスに“疑っている相手がいるか”と
 問うてみる機会にもなる]

( 204 ) 2017/04/29(土) 22:53:00

負傷兵 シモン

[レムの事をどう見るべきか、暫くは悩んだ。
 けれどレムとリーザが別人なことは、リーザの様子にしても
 レムの話し振り>>100からしても確実だろう]

[そして、己の役目を荒事担当だと言ったレムは
 いきなり“ナイフの使い方”を聞いてきた>>95

( 205 ) 2017/04/29(土) 22:53:55

司書 クララ

 エルナさんが犯人を知ってるとしたら、あ、あなたが。そうなんじゃないですか。

 ――わたしが知ってるエルナさんは、そんな牙なんてないんだからっ……!
 
[目の前にいるのがエルナだと思いたくない。
人を食らう獣が、あえてそれを仄めかすとしたら。心情を想像したら耐えられないから、化け物と断じて。

理解できない何かを、へたりこみながら涙目で睨み返した]

( 206 ) 2017/04/29(土) 22:54:54

負傷兵 シモン

[――もしも。もしもだ。
 リーザがいくつもの側面、いや人格を、内に抱えていて
 その中に“人狼”がいる、何て事があったとして。
 それだと、狼と荒事担当が分かれる所が腑に落ちない]

[そしてレムが狼を担うなら――あそこで出なくても良い。
 リーザが喋り続ければ、レムは演技の必要がないのだから]

( 207 ) 2017/04/29(土) 22:56:02

負傷兵 シモン

[故に今、カタリーネだけが浮いて見えている>>170

[ニコラスに“今、誰かを疑っているか”と問いかけて
 その質問が拒絶される事が無かったのならば、
 そういったこちらの思考も、道すがら話しただろう]

( 208 ) 2017/04/29(土) 22:56:44

司書 クララ、メモを貼った。 メモ

( A51 ) 2017/04/29(土) 22:58:36

司祭 ジムゾン

[その質問は何時の時か>>198]

 それは…目が見えるようになったら…ということですか?
 え、一番は貴方なのですが…妹のような貴方以外でしたら…。
 そうですね…あ、ニコラスさんとか見てみたいですね。
 みなさんが言ってますし、きっと美しいんでしょう。
 それに…これが終わったらいつ会えるのかもわかりませんし。

 でも……いえ。
 ……それとも、別の意味でもあるのでしょうか?

 (疑いたくない、のですけれどね…。
 でも、視たいというのは疑ってることなんでしょうし。
 ……ただ、なんだろう…この感じは。)

[結局は、彼女に誘われるままに足を進めた*]

( 209 ) 2017/04/29(土) 23:01:23

負傷兵 シモン

― ゲルトの部屋 ―

[周囲の検分はニコラスに任せ、男はというと躊躇無く
 掛けられたシーツをめくり上げていた]

 一撃じゃないが、的確だな。
 昨夜は静かなもんだった。
 ――だから、喉を一番最初にやられたんだろ。

[直接的な表現は避けつつ、気付いたことをぽつぽつと
 思い当たるままに喋っていく]

( 210 ) 2017/04/29(土) 23:01:48

負傷兵 シモン

[しかしながら、ニコラスには少々きつかったらしい。
 男の感覚は既に麻痺していたから、部屋の状況と
 己の発言、どちらが引き金となったか分からずに
 目線を向けぬまま、ばつの悪そうな声を漏らす]

 ……気分悪いなら>>121、一回外いった方が……

 …………ニコラス?

[けれども途中で挟まれた、何かを見つけたらしい発言に
 思わずそちらを振り返った]

( 211 ) 2017/04/29(土) 23:07:21

旅人 ニコラス

[行きしにシモンから問われれば>>208
重い口をゆっくりと開く。]

 あの、疑ってるという程ではないのですが……。

[嘘だ。本当は、疑っている。
だが、同時に疑っている自分に、恐怖もしてしまっている。]

 クララさん……。
 袖口に、その……血が、ついていたんです。

[言葉少なに、それだけを告げる。]

 全然関係なくて、単に怪我をしただけとか
 そういう可能性もあるから、
 それだけで彼女が人狼だなんてとても言えないけれど……。

[躊躇いがちに一度口を噤んで、再び、開く。]

( 212 ) 2017/04/29(土) 23:07:39

負傷兵 シモン

[困惑を滲ませるニコラスの様子からして>>122
 先ほど問いかけた時点>>208で抱いていた、
 ニコラスの考えとはそぐわぬものであったのだろう]

[けれども、男からしてみれば、それは明らかに
 証拠として考えられる――特徴的な色の髪>>3だった]

( 213 ) 2017/04/29(土) 23:07:39

旅人 ニコラス

 人狼だと思う人を、殺したとして。
 もし、それが”違う”とわかったなら――…

[自分には、それが、視えてしまうから。
そうは、とても言えぬままに。]

 誤解から、もし、罪の無い人を殺してしまったなら。
 その罪は、一体、誰が背負うのでしょう。

[踏ん切りのつかぬ理由>>138をぽつりと零し。
視線を足元へと落とし、俯きがちに歩くのだった。]

( 214 ) 2017/04/29(土) 23:07:50

旅人 ニコラス

[部屋に落ちた髪を発見した後は。
しゃがみ込んだまま、
指先に毛を絡ませた手を暫し呆然と見つめていた。

宿に残る者達の姿が、次々と脳裏に浮かぶ。
あぁ。駄目だ。照らし合わせてはいけない。
誰かを疑うなんて、そんな恐ろしいこと……。

目の前にそれを突きつけられても、
今もなお、心を決められず。

声をかけられれば>>211]

 う、あ……あの、シモン……さ……。

[どうしていいかわからずに、
呆然とそちらを見上げるのだった。]

( 215 ) 2017/04/29(土) 23:12:57

旅人 ニコラス、メモを貼った。 メモ

( A52 ) 2017/04/29(土) 23:15:09

負傷兵 シモン、メモを貼った。 メモ

( A53 ) 2017/04/29(土) 23:16:10

司祭 ジムゾン、メモを貼った。 メモ

( A54 ) 2017/04/29(土) 23:18:33

少女 リーザ、メモを貼った。 メモ

( A55 ) 2017/04/29(土) 23:23:00

仕立て屋 エルナ

 そうだよ、さっきからそう言ってるでしょ
 私は狼なんだから あんたの知らないあたしがいて当然じゃない

[ふん、と鼻で笑いながら
 ――そういえば と思い出す、ジムゾンの言葉を>>209
 質問にはいいえとだけ答えたけれど
 彼がいる方を見て、カタリーネを見て]

 さっき聞かなかったけど ニコラスって誰?
 あの旅人さんのこと?

[消去法的に思い当たる男を頭に浮かべる]

 その人に会いたいなら、じゃ、そうしましょ
 どこにいるの?

[その場にいる三人に向かって問いかける*]

( 216 ) 2017/04/29(土) 23:33:42

羊飼い カタリーネ

[ふと何かに呼ばれたように窓の外を見やる。]

 私、もう一度道の様子を見てくるよ。
 多分無理だろうけど、万が一って事もあるからさ。

[食事の片付けもそこそこに立ち上がると、赤いフードを被り、足早に宿の外へと出て行ってしまった。]

( 217 ) 2017/04/29(土) 23:37:33

羊飼い カタリーネ

 ピューイ・・・・・・

[またあの口笛だ。
それに呼応するように、すぐ近くから遠吠え。]

 待っていたんだよ、随分と遅かったじゃないのさ。

[直線的な尾、反り立った耳がまた1つ。
ふうっと小さく息を吐くと、それは白く見えるほどで。
赤ずきんはおいでおいでと手招きをする。]

 頼まれてくれるわよね?
 後で、お土産持って行ってあげるからね。

[黒い影は物言わず、何かを受け取るとそのままどこかへと駆け出していくのだった。

カタリーネもまた、宿へと踵を返す。]

 こんなところ見つかったら、大変な事になってしまうわね・・・・・・

( 218 ) 2017/04/29(土) 23:37:41

羊飼い カタリーネ

 何よ、随分と愉しげな事をしているじゃない。

[2人>>213>>215の後ろからぬっと現れると、抑揚の無い声で語りかける。
フードから雨がぽたりぽたりとしたり落ちる。]

 あまり良い趣味とは言えないね。
 死人の部屋を荒らすのは。

[赤みがかった綺麗な瞳で、2人を非難するような視線を向けた。]

( 219 ) 2017/04/29(土) 23:39:05

羊飼い カタリーネ、メモを貼った。 メモ

( A56 ) 2017/04/29(土) 23:40:35

旅人 ニコラス

 あ……。

[ぽたり。傍らに滴が落ちれば、
ようやく影に気付いて、その人物を見上げる。>>219

顔会わせで見た、そして土砂崩れの報せをくれた、
羊飼いの姿だ。]

 すみま、せん。
 色々と、調べておかないとと思って。

[そう弁解しながらも、気になるのは彼女の様子。]

 えっと……こんな時に、
 どこかにお出かけで……?

[濡れた姿に首を傾げ、訝しげに問うのだった。]

( 220 ) 2017/04/29(土) 23:44:57

仕立て屋 エルナ、メモを貼った。 メモ

( A57 ) 2017/04/29(土) 23:46:29

司書 クララ、メモを貼った。 メモ

( A58 ) 2017/04/29(土) 23:55:41

羊飼い カタリーネ

 ああ、これね。

[視線を落として、自らの姿を見やる。
すっかり雨降りオバケといったとこだ。]

 何かの間違いで救助が来ていやしないかと期待したのだけどね、甘かったよ。
 東だって田舎には変わりないんだ。
 そんな都合の良いものはないって、分かってはいたのさ。
 けれども、見に行かずにはいられないでしょ。

[ああ、残念だ。
そう言うように、大袈裟に肩をすくめた。]

( 221 ) 2017/04/29(土) 23:56:19

少女 リーザ

―― 食事の前、廊下 ――

["リーザ"はどうだか知らないが、俺は本気だ。大本気(オオマジ)だ。
クララの『ごっこ遊び〜』>>161の言葉に、あくまで自分を"リーザ"として扱おうとする頑なさを感じてレムスは]

あ? ああ、こりゃただの癖だよ。
びびった? 悪いね。

[わざとクララの気を逆なでするようなことをつい言ってしまう。クララのような人物を見ていると、どうにもからかいたくなって仕方がないのがレムスの困り果てた性分だ]

ただ、そうだぜ、ねえちゃん。こりゃごっこ遊びなんかじゃない。

[余計な抑揚なおどけた感じを抜いて、静かに言う]

現実なんだぜ、これ。
目の前の俺も。それにもちろん狼ヤロウの存在も。
だから受け入れるしかない。
怖がってばかりいちゃ、見えるものも見えなくなるぜ。

[よけいなお節介だよな、と思いながら、レムスはつぶやく]

( 222 ) 2017/04/29(土) 23:57:31

負傷兵 シモン

[呆然とこちらを見るニコラス。
 男の発する声は、先より重い]

 ――とりあえず落ち着け、旅人さん。 

[黒みがかった金の髪。思い当たるのは一人だけ
 であれば後は――これを落としたのが“誰か”を
 考えなくてはならない。
 ――たとえ罪を背負うことになろうと、生きる為には
 狼狽えて止まってしまっては駄目なのだ]

 考えて、疑わないと――殺される。
 今はそういう状況だ。

( 223 ) 2017/04/30(日) 00:00:21

負傷兵 シモン


 “どんな状況であろうと、
 殺した罪は、殺した奴が背負う。

 ……神様の教えとは違うかもしれないが、
 そういうもんだと思ってるさ、俺は”

[先ほど、負うべき罪について>>214零したニコラスに
 男はそうして答えていた]

[生きる為には罪を犯す、そういう状況に置かれた以上
 殺した相手が人狼でも人間でも、結局の所は一緒だ。
 己が背負うときの、感じる重さが変わるだけ]

( 224 ) 2017/04/30(日) 00:00:56

負傷兵 シモン

[――長いこと雇われの一兵卒をやっていたものの
 神に祈りを捧げながら、余所を攻めた経験はない。
 必然、教会の教えとはいささか異なる形で
 自分の中に生じる罪悪感と、折り合いを付けていた]

( 225 ) 2017/04/30(日) 00:01:24

負傷兵 シモン

[けれど、一度伝えた程度で、飲み込めはしないだろう。
 男自身も、それなりの年数をかけて築いた折り合い方だ]

 なあ旅人さん、どっちだと思う。

 エルナがこれを落としたと思うか。
 それとも――狡猾な人狼が、冤罪の為に
 わざとこれを撒いていったか。

[だからこそ、何度も繰り返して、直視してくれと頼む。
 一人では至れない思考というものがあることを、
 男はよく知っているのだ]

( 226 ) 2017/04/30(日) 00:02:45

仕立て屋 エルナ、メモを貼った。 メモ

( A59 ) 2017/04/30(日) 00:03:18

青年 ヨアヒム

― 廊下 ―

[リーザともレムスとも呼ばれた少女とクララの会話は決して穏便とは言い難いものであった。それに割って入ることはなく、だが唸り声や煽るような台詞に限っては、眉を顰めて戸惑いを示しはしたけれど。
 しかし不意に水が向いた。少女のくりりとした眼と少年のような振る舞いのギャップ。それから意味ありげな視線と、突拍子のない台詞>>150。それを理解しかねている間に、言うだけ言ったと興味を失ったのか、シモンの方で戯れる]

 ……え?

[何か応援された。……何を応援されたのだろう。
 真意を受け止めきれないままに、見送る。
 まあ、でも、少女の有り様が手に負えずとも。言葉そのものは胸に重く響いていた]

( 227 ) 2017/04/30(日) 00:07:10

青年 ヨアヒム

 受け入れる……

[実際にゲルトの死を見ていない所為もあって、実感は希薄。
 犯人もこの中の誰かには違いないというのに。
 心はまだ、疑いすら抱けていないのに。

 余程、この少女の方が状況に即した考え>>222を持っているのだ。
 ああでも、元傭兵>>140>>141に刃物の扱いをねだる少女という光景に対する違和感すら麻痺しているというのに、少女のそれが“普通の反応”だと、断じることはできなかった。

 くつりと残る、得体の知れなさを胸に残して、瞬いた]*

( 228 ) 2017/04/30(日) 00:08:01

少女 リーザ

―― 談話室 ――

[エルナ(と、リーネ)が用意してくれたスープを食べ終えて。
大人たちはすでにあちこち動き回っているみたいですが、リーザはまだすこし眠気が残るのか、それとも食べた直後で頭が回らないのか、机に着いたままでした。
……いえ、頭が回っていないのではありません。
リーザは考えていました。
誰が狼さんなのだろうか、と。
彼女なりの思考で]

(エルナ、やさしいお姉ちゃん。だけどなにか隠してる。いろんなことを隠してる……って思う)

[その隠し事が、狼だってことかは、わからないけれど]

(旅のおにいちゃん。あのひとも。でも、あの人はこわがってる。……あ、でも、それはエルナも。違う? エルナは、さびしいの? なんだろう…………教えてほしい……
あっ! そうか!)

[リーザは、この遊びが、お話しをする遊びなのだと、気づきました。誰が狼さんか、ヒントを見つけるためにお話しをする遊びなのだと]

( 229 ) 2017/04/30(日) 00:08:23

旅人 ニコラス

 あ……あぁ、なるほど。
 確かに、そうですね。

[カタリナの言葉>>221に、なるほどと頷くも。
思い出すのは、道すがらのシモンとのやりとり。>>208

誰も疑いたくないと思いながら。
何かあれば、すぐに相手を疑ってしまう。
そんな自分に気付き、幾分辟易としていた。

言われた言葉が本当のことなのか。
そんなこと、確かめる術など無い。

胸の中にあるのは、疑念なのか。それとも不安なのか。
肩を竦める彼女>>221の顔を、直視するのが怖くて。
目を逸らすように、視線は再び髪の舞う床へと落ちていた。]

( 230 ) 2017/04/30(日) 00:10:40

仕立て屋 エルナ、メモを貼った。 メモ

( A60 ) 2017/04/30(日) 00:12:48

負傷兵 シモン

[それ>>226は、ニコラスの抱く疑いについても
 新たに見つかった、証拠のことについても
 ――そして、男が元々引っかかっていた事についても
 同じ事、だ]

[唐突に姿を見せた、ずぶ濡れのカタリーネ>>221
 ニコラスの問い>>220には、救助を期待したのだと言う。
 ……肩をすくめていなければ、恐怖に駆られたんだと
 納得が出来るのに]

( 231 ) 2017/04/30(日) 00:13:10

司書 クララ、メモを貼った。 メモ

( A61 ) 2017/04/30(日) 00:13:39

旅人 ニコラス

[”落ち着け”と。
呆然とした男に、シモンはそう言ってくれていた。
それを思い出せば、ようやく一つ深呼吸をついた。

今は、まだ、誰かを疑うことにも抵抗があって、
殺すなどとそんな決断はまだまだ着けられそうにはないけれど。

それでも、犠牲を食い止める為には、
誰が”そう”なのかは、考える必要がある。]

( 232 ) 2017/04/30(日) 00:13:58

負傷兵 シモン


 なあ、羊飼いの嬢ちゃん。
 ……あんた、こういう状況経験したこと、あるのか?

 怖がってるそぶりは見られないのに、
 逃げ道は探しに行くんだな。

[――そういう所が疑わしい。
 言外にそう宣言するのは、カタリーネがどう見えるのか
 ニコラスにも考えて見て欲しいから。
 そうして、カタリーネの双眸へと、鋭い視線を向けた]

( 233 ) 2017/04/30(日) 00:14:23

旅人 ニコラス

[シモンからの問い>>226には、
両方の可能性があるとしか答えられなかった。

だって。
当人がそれを落としたと断言してしまうことは、
それつまり”彼女”が人狼だと言うようなものだから。

指に絡む、金と黒。
最近、これをどこかで見た気がする。
そうだ。あれは、今よりもっと小雨だった頃。

もたげかけた記憶は、だが、それ以上に押し寄せる
恐怖と不安の奔流に掻き消されてしまう。]

( 234 ) 2017/04/30(日) 00:14:23

旅人 ニコラス

 彼女が落としたものか、
 そう見せかけたものかは、わかりませんが。

 でも、少なくとも……。
 彼女の毛髪を手に入れられる人、
 手に入れられる状況というのは、
 限られているのではないでしょうか。

[せめて、考える切欠にでもなればと。
そうして、事実が確認出来ればと。
シモンの問いに対する、臆病な男の精一杯の答えだった。]

( 235 ) 2017/04/30(日) 00:14:40

旅人 ニコラス、メモを貼った。 メモ

( A62 ) 2017/04/30(日) 00:16:52

仕立て屋 エルナ、メモを貼った。 メモ

( A63 ) 2017/04/30(日) 00:17:42

羊飼い カタリーネ

 何だい? その髪の毛は。
 ゲルトの髪かい?

[ふとニコラスの視線に気が付き床に目をやる。
見えるのは黒混じりの金髪。

彼女が落とした。けれどもゲルトは男だ。
カタリーネは首を傾げた。]

( 236 ) 2017/04/30(日) 00:18:02

少女 リーザ

(リーネおねえちゃん。狼さんが好きだっていってた。
赤ずきん。赤い色。狼さんが好きな色。
じゃあ、リーネおねえちゃんはニンゲンのふりをした狼さん?)

[そんなに簡単に決めつけていいとは、リーザもさすがに思いません。狼さんは知恵があると、おとぎ話などでも聞き知っているのです]

(シモンお兄ちゃん……つよいひと)

[そこには、レムスの記憶が混じります]

(あのつよさは狼さんだから? ううん、ちがうと思う。あとは……えーっと、目があかない神父さま。あまりお話ししてないな……)

[レムスはジムゾンが苦手そうでした。リーザならどうでしょうか]

(あと、クララおねえちゃんと、そばにいたお兄ちゃん。クララおねえちゃんは、すごくこわがってる。狼さんがこわいのは、ニンゲンだから? それとも怖がるふりをした狼さん? となりのお兄ちゃんは、よくわからない……え? クララお姉ちゃんが気になるのかな??)

[突然おませさんになるリーザ。おやおや。
さておき、それなりに考えたリーザ。誰とお話しをするのでしょうか]**

( 237 ) 2017/04/30(日) 00:18:43

仕立て屋 エルナ

― ゲルトの部屋 ―

 ニコラス……シモンさん
 カタリーネ……

[その場にいる者たちと、ゲルトの死体を見比べる]

 話しちゃったよ、あたしが狼だっていうこと


[相方に向けてひとりごちる]


 だから死ににきたの
 みんなにひどいことしちゃったからね

[そう言ってはさみを持ち出した。
 自分の喉元に十字を描くために*]

( 238 ) 2017/04/30(日) 00:22:26

仕立て屋 エルナ

[ジムゾンがその場にいたなら]

 今からあなたを食いますが、いいですか

[そう尋ねる*]

( 239 ) 2017/04/30(日) 00:24:52

司書 クララ

 おおかみ……本当に。
 こんなことする前に、言ってくれたら…。

[何が出来たかと言えば、対策なんて浮かばなかったけれど。

空っぽの胃と吐き気も相まって呆然とした頭の隅で、あぁ、司祭もいたのかと。ニコラスに関するエルナの問いの意はわからず自分では答えなかったけれど、ゲルトの部屋へと向かうなら、必死に怯える体に鞭打って足を運ぶ。

夜が来る前に正体を明かした彼女を、見届けるために]

( 240 ) 2017/04/30(日) 00:26:49

羊飼い カタリーネ

 あら?
 心外だね。

 私がそんなに修羅場をくぐってきているように見えるかい?

[文句を言うように、それでいてどこかあざ笑うかのようにそう答えるのだった。]

 普通探しに行くだろう。
 あいにく私は待っている気も、この状況を受け入れる気も無いもんでね。
 こんな時に逃げ道を探さないのはリーザくらいなもんだろうさ。

[今度は真っ直ぐ、相手を威圧するような視線で返す。
そして試すように、ゆっくりと尋ねた。]

 あんた達こそ、どうして助けを呼ぼうとしないんだい。
 こんなところで探偵ごっこかい?
 たったの8人だけで、人狼を倒せるとでも?

( 241 ) 2017/04/30(日) 00:29:10

羊飼い カタリーネ

 まっ、それでもさ。

[答えていなかった、もう1つの問い。
『こういう状況経験したこと、あるのか?』

カタリーネは重い口を開く。]

 人・・・・・・

[その時、後ろからかけられた声。
耳慣れたその声。
誰よりも気を許していた、その声。]

( 242 ) 2017/04/30(日) 00:31:49

司祭 ジムゾン、メモを貼った。 メモ

( A64 ) 2017/04/30(日) 00:32:02

少女 リーザ

エルナ、お姉ちゃん!

[やっぱり、最初に気になるのは、大好きなエルナのことでした]

お姉ちゃん! どこーーー?

[リーザは大声で、エルナを呼びました]**

( 243 ) 2017/04/30(日) 00:35:09

旅人 ニコラス

[床に散る金と黒に視線を落としながら。
果たして、彼女は狼なのか。贖罪の山羊なのか。
そんなことを考えていれば。

不意に、声が聞こえた。>>238]

 え――……?

[その言葉の真意を計りかねて。
丸く見開いた瞳で、じっと彼女を見つめる。

あぁ。そうだ。あの、金と黒。
あの小雨の中。黄色い傘。
今になって、ようやく、記憶が繋がったが。

お礼を言わなくてはと思っていた相手からは、
思いも寄らぬ告白が零れていた。]

( 244 ) 2017/04/30(日) 00:35:29

青年 ヨアヒム、メモを貼った。 メモ

( A65 ) 2017/04/30(日) 00:35:36

仕立て屋 エルナ、メモを貼った。 メモ

( A66 ) 2017/04/30(日) 00:38:48

少女 リーザ、メモを貼った。 メモ

( A67 ) 2017/04/30(日) 00:38:58

羊飼い カタリーネ

 はああ!?

[驚きのあまり、目を見開く。
手がわなわなと震えているのが、自分でも分かる。]

 エルナ、あんた一体。
 何を、い、って。

[昨晩彼女は後から追いつく>>1:232と言っていたんだ。
しかし最後まで、エルナがやって来る事はなかった。
カタリーネはあえてその事には触れなかった。

姿をくらましたエルナが何を暗示していたのか。]

( 245 ) 2017/04/30(日) 00:43:23

負傷兵 シモン、メモを貼った。 メモ

( A68 ) 2017/04/30(日) 00:44:22

少女 リーザ、メモを貼った。 メモ

( A69 ) 2017/04/30(日) 00:44:33

旅人 ニコラス、メモを貼った。 メモ

( A70 ) 2017/04/30(日) 00:46:33

司書 クララ

[エルナ本人が狼だと言い切ったのだから
これで終わるのだと思い込んで。

どこか複雑に何かが入り交じったエルナ。
人狼の字のごとく、人の心が残っているのでは、という迷いを、明かすくらいならゲルトの生命を奪ってほしくなかった、という憤りで塗り潰す。

そうでなければ、糾弾しておきながら
彼女の命が潰える場面に耐えられないから]

( 246 ) 2017/04/30(日) 00:46:37

司書 クララ

―ゲルトの部屋―

[赤はいくらか時を経てなお錆ついて鼻をつく。青ざめた顔でそっと入口に佇んで、エルナを見つめている。

彼女が滔々と話す言葉にさえ、無言で]

( 247 ) 2017/04/30(日) 00:47:09

少女 リーザ、メモを貼った。 メモ

( A71 ) 2017/04/30(日) 00:54:23

少女 リーザ

エルナおねーちゃーーーん!!

おはなししようよーーーー!!

ねえーーーー!!


[その声は、エルナには届いていないのでしょうか]**

( 248 ) 2017/04/30(日) 00:57:31

司祭 ジムゾン

[むせてからいろいろしてから彼女についていった
姿は見えなかったがそれでも]

 (……理解したくなかった。)

[告げられた言葉>>216
狼だという言葉、それは人狼だという言葉]

 ……そうですよ。
 ニコラスさんはあの旅人さんのことです。

 ……多分、ゲルトさんの部屋に。

[問いかけには素直に答えた
彼が犠牲になるようならその時は自分が犠牲になるだけだ
クララに続いて歩みを進める>>240]

( 249 ) 2017/04/30(日) 01:03:29

司祭 ジムゾン

―ゲルトの部屋―

[血の匂いが濃い部屋
それでゲルトの部屋はわかる
彼女の言葉をただただ聞いて>>238]

 かまいませんが……エルナさん。
 一つ、聞いてもいいですか?

[尋ねられたこと>>239に尋ね返す]

 何故、ゲルトさんだったのですか?
 その前まで無防備な私といた…と記憶しているのですが。

 私は貴方は頑張り屋で元気でみんなを明るくしてくれる。
 ……太陽みたいな子だと覚えています。

[答えがどうあれ言葉を聞けば口を開き]

( 250 ) 2017/04/30(日) 01:04:15

司祭 ジムゾン


 ……申し訳ありません。ニコラスさん。
 私は…たとえ人狼であったとしても。
 妹のように大切に想っていた彼女を一人になんて出来そうにありません。

 ……はは、司祭としても、人間としても…私はダメですね。

[自嘲して十字架を握りしめ手を離し]

( 251 ) 2017/04/30(日) 01:07:30

旅人 ニコラス

[続く言葉>>239に、更に目を見開く。
凄惨な状況下で、ようやく見えた希望。
それなのに。それなのに――…と。

当のジムゾンが落ち着いて返すのは耳にしていても>>250
だからと納得出来る訳がない。]

 駄目です、司祭様……!
 貴方は、貴方だけは――…っ

[悲痛な声を上げるも。
長い時間恐怖に浸って、遺体を直視して、
そして今もなお、状況に翻弄される男の足は、
座り込んだまま竦んでしまって、ぴくりとも動かなかった。]

( 252 ) 2017/04/30(日) 01:10:17

羊飼い カタリーネ

 こんな馬鹿な話があるかってんだ。

[カタリーネは叫ぶ。
やり場のない怒りを皆にぶつける。]

 私はいつも通りにこの宿に商売に来たんだ。
 別に特別な事じゃないさ。
 何事もなく帰って、私は今頃羊の世話でもしながらエルナとだべっている頃のはずだよ。
 そうでなきゃ、いけないんだ。

[なのに、なのに!

幼馴染みのそんな言葉は聞きたくはなかった。
これが悪い夢であればいいのに。]

( 253 ) 2017/04/30(日) 01:12:19

司祭 ジムゾン


 ……おいで。

[目を開き、目つきの悪い瞳を彼女へと向けて
微笑んで迎え入れるように両腕を広げた*]

( 254 ) 2017/04/30(日) 01:13:30

羊飼い カタリーネ

[何を思うか。
やがて動きを止めたカタリーネは静かに呟く。]

 ・・・・・・ってみろ。

 この場で、毛むくじゃらの獣になってみろ!
 そうでなきゃ、私は絶対に信じないよ。

( 255 ) 2017/04/30(日) 01:14:36

青年 ヨアヒム

― 談話室 ―

[談話室に佇む投票箱。
 机の上の異物が放つ存在感から、そっと目を逸らし、振る舞われた温かなスープ>>154に口をつけたのも随分前。
 手に馴染む木のぬくもりも、ごろごろと野菜の入ったその味も、膜を張ったようにぼやけていて、折角作ってくれた二人には悪いがあまり思い出せずにいる]

[現場を見に行く、用事を済ます、人を伴ってあるいは一人で、談話室を離れていく人間を見送って、気付けばこの場に残る人間は限られていた。
 決断は迫られている。否応無しに突きつけられる現実と向き合う刻限。
 自分もまた、この恐ろしい事件を終わらせる為に手を打たねばならない、というのに]

( 256 ) 2017/04/30(日) 01:19:46

青年 ヨアヒム

[まともにできたことと言えば、一度席を外したクララ>>162が戻ってきた頃合いに、怪我をしてないか、と尋ねたくらいか。
 血に染まっていた袖を忘れていたどころか、朝から眼鏡を掛けていなかったことすら気付かずにいた意識の散漫。今更ではあったが、その具合を窺ったのだった。
 とはいえ、その間に痛みを訴えたり滴る様を見てはいなかったから、万一手当をしたとて軽いもので済んだだろう。

 どうして怪我をしたのかとすら問えない自分は、ずっと、人への疑念から逃げていたのだ]

( 257 ) 2017/04/30(日) 01:19:49

青年 ヨアヒム

[だが、いつまでも現実から逃れる訳にいかない。
 その中で、ふらりと目を向けるのは一人の少女だ。
 得体の知れないと判じた、しかし自分よりもずっと、今を見ていた少女。

 ――名前は知らない、顔もろくに知らなかった。
 だが、彼女の父親>>152の顔であれば、ああ、と過去を想起した筈。

 兄を失った時、葬儀の日、鉱山の関係者の中に並んでいた男性。
 監督運営を受け持っていた鉱区長だったか、鉱夫達の指示を行っていた鉱夫長だったかそれ以外か、定かではなかったものの。
 あれは鉱山の問題であり、彼自身が何かをした訳でもない。だが重なる不運に遭った苦労、心痛はいかばかりか。
 自分には推し量ることもできないし、また、目の前の金の髪の少女が、あの沈痛な面持ちをしていた男性の娘であるとも、知りはしない]

[死は己の隣に控えていたくせに、知らない間に己以外の誰かを連れていく。
 それを、かなしい>>148、と思ったことはあっただろうか。
 ――死に行くカナリアのように、噤む]

( 258 ) 2017/04/30(日) 01:20:35

青年 ヨアヒム

[沈み行く意識を遮ったのは、少女の声>>243

 ……リーザ?

[なんと呼ぶか悩んで、クララが漏らした方を選ぶ。
 仕立て屋の名を叫ぶ彼女の傍へ歩み寄ると、静かに肩を叩き]

 あの、……どうしたの。
 何か、エルナに……話したいことでも、ある?
 気になることとか、かな。

[問いかけながらも、彼女がエルナを探すというなら付き添って、談話室から廊下へ出る。
 宿屋はそう、広くはない。
 彼女らがいる場所に辿り着くのも時間の問題だろう]

( 259 ) 2017/04/30(日) 01:21:05

青年 ヨアヒム、メモを貼った。 メモ

( A72 ) 2017/04/30(日) 01:24:04

司書 クララ

[エルナに話を聞いて確証を得たら。
彼女の名を投票するか――場合によっては、無謀であろうと自分の手を汚さなければ、と覚悟していた。

けれど、エルナは自らはさみを捧げ持つ。
だから、たぶん油断していた。
自分のせいだけど自分のせいじゃない。
追い詰められた狼が逝ってくれるなら、これ以上こわいものを抱えなくていいと]

 ――えっ……?

[けれど司祭は、血腥い願いを受け入れて笑う。何もかもを赦すようなそれに目を見開く。

分からない。分からなかった。
信じれば救われるという。これは彼女の彼の救いなのか。

友の告白に怒りを表すもの、呆然とするもの
それらの中で、赤髪の娘は、ただ新たな赤の気配にすくんでいた**]

( 260 ) 2017/04/30(日) 01:31:13

司祭 ジムゾン、メモを貼った。 メモ

( A73 ) 2017/04/30(日) 01:37:49

司祭 ジムゾン

[それからどうなっていただろう
首から感じた失っていく感覚
この体が受け止められるか新たな血を広げるものとなるか
それさえもどこか遠く感じる]

 ――っ。
 (嗚呼、神様…貴方は残酷だ。
 これが私の運命だったというのですか。
 これが彼女の運命だったというのですか。)

 ……主…よ……ど、か…みな…に…こう…ふく…を……。

[首にかけた十字架と違う水晶の十字架
微笑みを浮かべているつもりでそれを縋るように天に掲げ]
 

( 261 ) 2017/04/30(日) 03:11:30

司祭 ジムゾン


 (……嗚呼、生きている間に。
 一瞬だけでもいい、一度だけでもいい。
 この世界と…みんなの顔…見たかったなぁ。)

[言葉にできなくなった願いは虚空に消えて
どこかあどけない表情で涙を流した後
だらりと全ての力が抜け、そのまま動かなくなった**]

( 262 ) 2017/04/30(日) 03:12:15

司祭 ジムゾン、メモを貼った。 メモ

( A74 ) 2017/04/30(日) 03:17:25

仕立て屋 エルナ、メモを貼った。 メモ

( A75 ) 2017/04/30(日) 04:01:54

仕立て屋 エルナ

 なんで殺したかって?>>250
 決まってるでしょ 一番とろくて まぬけで 殺しやすそうだったからだよ
 初めての狩りで失敗なんてしたら あいつよりまぬけってことになる


 獣は優しい生きもんなんだよ 優しさで人をだますんだ
 誰よりもあなたのことが好きで 大切にしてるって態度で近づいて
 殺されることが自分の意志でもある そう思わせたい卑怯な生き物なんだよ

[――自分はね 
 最後は口にせずに 愉快そうに唇をつり上げた]

( 263 ) 2017/04/30(日) 04:39:31

仕立て屋 エルナ

 ねえ ジム兄……

[慈悲はいらない>>254
 呼ばれても返事をすることはなかった
 妹だと言ってくれた彼へ 感謝の言葉一つ口にはしない]

( 264 ) 2017/04/30(日) 04:40:34

仕立て屋 エルナ

 これが本当のあたし ちゃんと見ててよ

[黄金の色が黒く染まっていく 混乱と恐怖をあおるように

 とがった爪を光らせながらジムゾンに近づく

 誰の言葉にも耳は貸さない 聞こえない
 仲間であるあの人以外の言葉には

 許しなど受けるものか
 これは守るためであって エルナ一人の 自己満足でしかなかった]

( 265 ) 2017/04/30(日) 04:41:59

仕立て屋 エルナ

[ゲルトにしたのと同じようにジムゾンの首に十字を切る
 止める間もなく自分にも 白金のはさみで躊躇なく 喉を突き刺した
 吹き出る血はエルナとジムゾン以外誰にもかからない

 倒れていくだろう彼を支えるように 抱きついて
 白金の牙を皆の前にさらして 肩口に食らいつく 意識が遠のいていくまで

 後悔はいろいろあった だけど今は考えない 
 名前を呼んでくれた守りたかった人達も
 名前さえ知らなかったあの人のことも
 誰よりも本気になって狼を探そうとしていただろうあの子も
 顔すら覚えようとしなかったあの子のことも
 悔恨を口にする兄の言葉にも


 詫びの言葉は口にできない 牙を抜けないまま
 ジムゾンの上に折り重なるように床へ崩れ落ち
 人の姿のまま、髪だけを黒く染めて 永遠に目を閉じた**]

( 266 ) 2017/04/30(日) 04:44:52

負傷兵 シモン

[こちらの問いを、カタリーネは一笑に伏す>>241
 それこそが普通だろうと、そう言いたげな台詞だが
 ――武器を握ることに慣れた男にとってすれば
 到底、普通だとは言えない答えだった]

 ……嬢ちゃん、あんた昨日道を見たんだろ?
 つついただけで、表面の土が崖下へ落ちた。
 到底歩けやしないし、復旧にしたって、
 雨の中でやるのは自殺行為だ。

 そして、あんたはこの村の生まれだろう。
 あの道以外じゃ行き来出来ないと、知ってる筈だ。

( 267 ) 2017/04/30(日) 06:33:54

負傷兵 シモン


 ――なのにどうして、助けを呼ぼうだなんて思える。
 探しに行こうだなんて思えるんだ。

[山の上り下りや、U字型に貫通した坑道――何でも良い 
 あの細道に頼らず行き来する術があるのなら
 そもそも孤立対策は実施されなかっただろう。
 山も崖も険しく、人の足では移動出来ないと
 思い知っているからこそ、村長は策を打ったのだ]

( 268 ) 2017/04/30(日) 06:34:23

負傷兵 シモン


 人狼は、昼の内なら殺せる>>0:#3
 人と同じようにだ。
 殺される前に――

[そうして続けようとしていた言葉は。
 二人と同じく>>244>>245、掛けられた声によって>>238
 ふつりと、続きを奪われてしまう]

( 269 ) 2017/04/30(日) 06:34:48

負傷兵 シモン

[何度か口を開いても、結局、言いたい事が喉の奥で
 いくつも混ざり合うようになってきて、
 目の前で繰り広げられる状況に、声を上げられない]

[よく分からないのは、ジムゾンとニコラスの
 >>251>>252“彼だからこそ引き留める”会話だけで
 エルナの言ったこと自体は、正確に理解しているのに ]

 ……やめろ……ッ

[獣の爪が、白金の鋏が振るわれる>>266のを止めようと
 咄嗟に身体を動かして――片足が付いて来ずに
 たたらを踏んだ]

( 270 ) 2017/04/30(日) 06:38:36

負傷兵 シモン


[――そのまま、二人分の血潮が爪先へと届くまで、
 何をすることも出来ずにいる]


[殺すことには、慣れていたのに]**

( 271 ) 2017/04/30(日) 06:39:33

司書 クララ

[いずれかのタイミングで、リーザとヨアヒムの姿を見ただろうか。>>259

本当なら、入口に立つ自分は彼らが惨状を見ないで済むよう気を配るべきだったろう。結局何も出来ないまま、膝を折らずにいるのが精一杯だった。
――事が行われるのはあっという間のこと]

 ぁ……。

[司祭の導きで人狼は許され天に召されました。
人の思いは複雑で、現実はそんな綺麗なお話では済まされない。

エルナの言葉も異形の姿も
ジムゾンの痛ましい祈りも
ただびとの身には、理解に遠く。
出来たのは、目をそらさないことだけ]

( 272 ) 2017/04/30(日) 06:47:55

負傷兵 シモン、メモを貼った。 メモ

( A76 ) 2017/04/30(日) 06:50:05

司書 クララ

[エルナさん、わたし。
 ジムゾンさんが言ったのと同じで、
 やさしくて 面倒見のいいひとって
 本当にそう思っていたんです。

 こんな怖い話じゃなくて、明るい話が似合うひとだったのは、本当と、思いたかった。

一度も口にする機会がなかった言葉を
もう届くことのないひとへ小さく囁く]

( 273 ) 2017/04/30(日) 06:50:48

司書 クララ

[あとに残ったのは、
いくつかの疑問と 苦い後悔
今はただそれだけ。

そして、折り重なる二人の亡骸だった**]

( 274 ) 2017/04/30(日) 06:51:37


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仕立て屋 エルナ
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旅人 ニコラス
44回 残1201pt 飴飴
羊飼い カタリーネ
28回 残1876pt 飴飴
負傷兵 シモン
30回 残1820pt 飴飴
少女 リーザ
27回 残1612pt 飴飴
司祭 ジムゾン
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青年 ヨアヒム
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