情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
>>321>>322 花
うお、お前もそんときのこと考えてたんか!おれもだ。あのときはじんが先陣切ってくれたし、ねねが来てくれて助かったな。
……おれは。おれはりっちゃんを守れなかったらかあちゃんに怒られちまうからな。当たり前だろ。
[あなたに考えていることが分かれていてむず痒かったが嬉しかった。はっきりと言葉にされた気持ちには自分も素直に答えた。ずっと甘えただと思っていたあなたも変わりつつあるのだろうか、そんなことを思った。]
[しんしんとふりつもる雪には懐かしさを感じただろう。詳しい文化を知っているわけではなかったが神聖なものであることは彼にも分かっていた。無言で見守る。]
(こういう踊りしてるとき何考えてんだろ)
[幼馴染の”かあちゃん”はとても綺麗だった。そんな大人になるなんてだいぶ先だろうと思っていたのに。だぶらせた表情には首を傾げいやいやと横に振った。少々頬が赤い。]
>>329続き
[それからおせんべいのくだりになり、鼠の彼女から肯定をもらうと、立花は嬉しそうに頷いた。]
…あれ?
[ところが、どっこい。その問題のたくさんのおせんべいが入っている袋は手にない。背負っているリュックには当然ない。だって、今しがた食べる為に出したのだから]
…あ。
[そしてその出したおせんべいの袋は。さきほどもっていた一枚のおせんべいを持っていた手の。反対側に抱えるように、持っていたはず。]
[立花はバシュっとブランコを見た。あきらに駆け寄る際に落としていったせんべいは地面とキスをしている。そしてそのとなり、そこに袋はあった。数枚せんべいをまきちらして]
ああああああ!!!
[そして立花は2人になにも言わず慌てて、せんべいの元へかけていく。脳裏に食べ物を粗末にしてはいけないという常盤の怒った表情を思い浮かべながら**]
>>327鼠
そのうち乾パンでも持っていくよ。
[高尾が買ってた、なんて付け足した。]
──そうだね。だから、恨むのも“どうして最後まで使ってくれない”、“作っておいてなんで無駄にする”なんて、そんな感じだ。ただ生きてるだけじゃなくって……自分の命の使い方が、最初っから決まってる。
ロボット三原則、だっけ? アレに縛られてないだけかもしれんね。それでも、……動き出したら、そうも行かないんだろうけど。
[その話をしたのもずっと前に思えるし、あなたがかじって動き出したのは、はるかに昔のように思う。
どこか懐旧を思わせる呟きを零してから、]
ときわちゃんが仕えてる相手だしね。
よくは知らないけど──でも、敬って損はない、とおもう。よ。
>>325 >>326猫
噛み合わねぇな。はじめっから。
[吐き捨てた。再び目に火を宿して睨みつける]
耐えられるだろうさ。けど、そもそも、んな痛み味わう必要ないって、俺はそう言ってんだよ。
あいつが選んで耐えるなら俺もごちゃごちゃ言わねえが。選ばされたって、他に選びようがなかったって、誰が否定できるんだ。
だから。はじめっから。言ってんだろうが。
自己満足だって
[ゆらりと立ち上がる。今、間違っているのは自分だ。正しいのは、あいつだ。分かっているけれど。服についた汚れを、パンパンと払って。]
お前、自分ができるからって、人にもそれができると思うなよ。
お前がいる限り、誰もあいつのそばに寄り添えるわけねーだろ。わかってんのか。あのなぁ。お前以上にはなれねーんだよ。
[血を吐くような声でそう言った。血は、流れていないけれど。]
あいつが日常を愛する限り。俺はここで、ここの店主で、あいつの雇い主をやる他にない。それがあいつの幸せなら、100年でも200年でも続けられる。
その先にいつか、あいつがやめたくなる日が来た時。選んでもらえるならって、はじめからそんだけの願いだってのに。
……わざわざ来て暴きやがって。
>>331猫
嬉しいわね。……高尾?
[付け足された名前に首を傾げる。最後に見たのは確かに窓から二人が飛び出すところだったが、猶更乾パンで繋がる理由はわからず。]
決まってる、ね。だったらアタシ、生き物で良かった。
モノの生き方は向いてなさそうだもの。
[生まれ方からして違うという話があったばかりなのに、そのような感想を洩らして、]
――今動いているあなたの実感かしら?
["そうも行かないんだろうけど"と零すあなたへ、皮肉気に響く問いを投げる。]
[損はないというあなたへ一つ頷いて、]
まあ、ね。敬うと言っても、手でも合わせるくらいしか思い浮かばないけれど。
その為に人間に化ける力だけ残しておいたのかしらね。
>>332水(>>334続き)
──ハッ! 次は“あたしがいるから”か。
他人のせいにして、だから自分はできないんだ、か。
“お前がいなくても”、“お前以上に”の一言が言えねえくせに、他人のせいによくできるな?
あたしがときわちゃんに寄り添ってきたのは、他人なんて関係ねえ。“あたしがあの子に寄り添いたい”って思ったからさ。そうして、ずっとそうしてきた──もうあの子が子供じゃなくなって、いつもはあたしを必要としなくたって、寄り添う必要があるなら、いつだって飛んでいく。そうやって実行してきた。──誰がいたってだ!
しようともせずにできねえのは他人のせいにして、恥ずかしくねえのか。
それを惚れた女に言えるのか。
……それでお前、選んでもらえるとでも思ってんのか。
自分を否定して、舐めた目で見て、いつでもいいんだよおいで甘えていいよ、逃げておいで、なんて。
それこそ、悪魔の囁きと、何が違うんだ。
選んで欲しいんなら、てめえから動け。
ときわちゃんも、女も。
ただ待ってるだけと舐めくさってんじゃねえぞ。
今のうじうじしてるだけのお前なんざ、とっとと捨てて先に行くわ。
>>333花
立花は悪い子じゃないよ。間違っても、ちゃんと正せるだろう。
雪華さんは分かってくれてるよ。
[ちゃんと理解してくれた様子のあなたに少しほっとしたように微笑を向けた。]
うん、そうしてくれたら私たちは立花の為にいっぱい頑張れるからね。
[抱き着いてきたあなたの頭と背中を抱き返して、慰撫するように背中をゆっくり撫で叩く。それはいつか友人である貴女の母親が貴女にしていたものとよく似ていたかもしれない。]
嫌な夢見て怖かったね……だいじょぶだよ、皆生きてる。
大丈夫。
[そう繰り返し、あなたがもう大丈夫だ、と離れるまで抱きしめながら撫で続けていた**]
>>337 花
[胸を張るあなたを見て、だいぶ長い間幼馴染をしていたとしみじみしてしまった。同時に(りっちゃんが雪花乱舞をマスターしたら豪雪を降らせられちまうんじゃ?)なんて心配もしたが。]
……あ、ああ。
みてた、みてたさ。
おめでとう。
[あなたの母親とだぶった衝撃で感想が淡白なものとなってしまった。だが失敗せずできたことは喜ばしく思えた。気持ちを落ち着かせ、呼吸を整えたらはっきりと祝いの言葉を口にした。]
うん、おめでと!
>>338狐
…こわかった。こわかったよぉ
[そういって立花は子供のように号泣した。抱き返してくれたあなたの温もりと優しく落としてくれるその言葉に立花は母親を思い出す。そう、たしか母親も立花が怖い嫌な夢を見たときもこうして大丈夫といってくれた。]
[その母親はもういない。だからずっと1人で誰にも迷惑かけないようにと困らせないようにと頑張っていた。でももう、それもやがてなくなるだろう。やがて泣き止むとすんすんした表情でボソリとあなたに聞こえるように呟く]
…ときわさん、ありがとう。
[そしてその後、幼馴染がくるまでしばらく泣きつかれて立花は眠っているだろう。あなたは膝枕をしてくれているかもしれない。立花の頭を優しく撫でているその時だったかも、しれない]
“ありがとう、常盤ちゃん。あなたが私の友達でいてくれて、私は幸せだったよ”
[背後からふってくるひやりとした感覚と声。その声の主をあなたは知っているだろう。あなたはふいに後ろを振り返るがそこには何もいなかっただろう**]
>>329花
[相談にのって、なんてかわいいお願い事には、もちろんと頷いていた。
せんべいの悲劇には……まあ、腹を壊すことなんてないので、失笑と共にせんべい拾いを手伝いにそちらに向かったんだろう。**]
>>335鼠
高尾。乾パン買ってた。もってくとか言ってた。
[何ら説明になっていない繰り返しだ。]
そっか。案外そう生まれてみると、悪くない。楽だしね。
[ただの物として生きるだけならば。]
──そうだね。ただ物として生きるだけじゃ、足りないんだよ。物が生き物に……あやかしも生き物だし……になった意味が、たぶん、ないんだ。
だから、……[言葉を探す。]ねねさんには、感謝もしてるよ。
はは、そりゃわかりやすい。
……今は化ける以外はないの?
>>342 花
やったな!へへっおれが見張ってやったおかげだな!
[軽口を叩いていた。だが目を閉じ改めて名前を呼ばれる。いつもと違う感覚をあなたから感じた。]
なに、りっちゃん。
>>330花
[転がったせんべいに悲鳴を上げる様子に、大分遅れて合点が行った。地に落ちたものを放棄する習性は、人間だけではなくこのゆきんこにもあるのだ。せんべいを拾い集めて、先の言葉通りに貰ったのは、会話が一段落した頃だったか。**]
>>341猫
買い物しているところでも見かけたの。
[疑問系にし損ねたような反応。]
自分が持って生まれた生き方がいいってことかしら。
――そうね、生き物から見たモノの生き方は、退屈そうだわ。全部決まった通りにだなんて。途中で変わってしまうなら、生き物を生きた方が充実しているでしょうね、きっと。
……感謝、も、ね。[小さな引っ掛かりを強調して。]
元々化ける以外なかったわ。
ただ、本来持っていた力も、もう無いの。
アタシ、小さなネズミの姿だって、そういう風に化けていたのよ?
けれど生き返ってからは、その小さなネズミと、この人間の姿がアタシの全力なの。
[目を閉じて、溜息一つ。]
生き返らせる代わりに、持っていかれたんでしょうね。あそこの社のキツネサマに。*
[そもそも、なんでこんなことになったのだろう、と思った。今の事態のことではない。もっと前に遡って。最初の願いは、なんだったのだろう、と。]
[ゆるゆると壁に背中を預けて座り込んだ。手の甲に額を押し当て、思い返す。はじめは、何がほしかったのだろう?]
ただ、つらい思いをしてほしくない、だけだった。
つらいことを、選んで耐えてまで、やりたいことがあるなんて。守りたいものがあるなんて。……そんな風に生きるやつがいるなんて、知らなかった。
[そう。彼女は選んだのだ。あの時、近くにいるものを喪った悲しみに耐えて、残された者のために働くこと。親友を手にかけてでも、後ろにいるものたちを守ること。ちゃんと天秤にかけて、ちゃんと片方を選んで、ちゃんと、切り捨てる痛みを引き受けた。]
だから、ただ苦しいだけなんだって。そんな苦しみ、なくなっちまえばいいって思った。
でも、あいつは、あいつだけじゃない、多分みんな。苦しいのとそれでも守りたいものを秤に乗せて、選んで、苦しいのもちゃんと我慢することに、決めてるんだな。
……俺は、そういうこと、したことないし。
できるのも知らなかった。
[もう一度、問い直す。それで、何がほしかったのだろう?]
幸せに生きてほしいだけだ。
……そしたら、別に俺は必要ないんだ。
アキラがいて、ねねもいるし、他にも沢山いるだろ。
そいつらがいて、日々が穏やかならきっと幸せで、
そんなこと、分かってたから。
だから、うちに来るかなんて、そんなの。……言う気なかったって、もう言ったろ。馬鹿馬鹿しい、叶うはずないこと言って。飯の種にもならないって、そうだな。お前の言う通りだ。
……もし真に受けてたら、あいつきっと困るだろうし。お前が怒るのも、分かるよ。
俺、手元に持ってきて、その後どうするかなんて、考えてなかったし。
ここで楽しそうにしてるの眺めてられたら。それでいっかなって。それしか考えてなかったし。
……うん。お前の言いたいことは、よーく、分かるんだよ。
[だから、この話はここでおしまい。人を幸福にできないよそものの化け物は、外側から幸せな世界を眺めて、幸福に暮らしました。それで、おしまい。]
[だって。知ってしまった。自分の好きなやつらは、トキワもねねも、立花もアキラも一平も、近頃親しくなった沙霧や高尾でさえ。どこかに大切にしてくれる誰かがいて、どこかに大切に想う誰かがいる。自分が欠けても大丈夫。]
[知ってしまった。自分が死んで悲しむ人たちが、たとえ悲しんでも、前に進んでいって。自分が消えても世界が進んで、きっといつか幸せになってしまうことを。自分が欠けても、大丈夫]
[ずっとそうやって生きてきた。だから、そこに戻るだけ。それでいいじゃないか。]
[ほんとうに?]
[涙の代わりに言葉を溢したら、何の気持ちも残らないはずだったのに。まだ心の奥に燻っている何かがある。それは]
……でもな。
[怒りであった]
俺はまだ、こんな風に思い始めたばっかりで。
おい、アキラ。俺はまだ、何にもはじめちゃいねーぞ。
[「惚れた」と言ったか。これがそうなら。幸せにできないこと、やり方がわからないこと、やっても敵わないかもしれないことが悔しくて悔しくて仕方ないこの想いがそうだというなら。]
悪魔のやり方?誰に向かって言ってんだ。
俺は悪魔だよ。イフリートだ。そういう、生き物なんだ。
他のやり方なんて知るわけねーだろ。
支える?近くで?アホか、思いつくわけねーだろ馬鹿、誘惑して掻っ攫って手元に置くのが俺らのやり方なんだよ。
……でも、それじゃダメなんだろ。
>>346水
はじめる前に、できねえ知らねえ自己満足だと喚いてっからキレてんだろ。
お前の言ってることをまとめてやろうか。
ときわちゃんが何を大事に思ってるかを知ろうともしねえで、ときわちゃんの逃げ場所になりたい、おれを選んで欲しい、おれの我儘だ何が悪い。
──ときわちゃんのしあわせなんて、一ミリも一瞬も、考えてねえ。ときわちゃんのためと言い訳した、てめえのことばっかりだ。
お前の尺度に切り落とした、偶像のときわちゃんに夢見るだけなら好きにしろ。
けどな。一度口にしたんなら、現実のときわちゃんに繋げたなら、ンな生半可なことは許さねえ。
変われねえって言うんなら、ときわちゃんはお前を捨てて先に行く。そこまで弱くも、人物眼もない子でもねえんだよ。
自分の秤に乗らねえ相手を、乗るように切り落とすんじゃねえ。
自分の秤をデカくしなきゃ、相手と釣り合うわけねーんだよ。
無知は言い訳にならねえんだ、こんなに小せえいっぺーちゃんですら、わかってっことだぞ。
誰かと生きていくって、そういうことだ。
>>346>>347>>348>>349>>350水(>>351続き)
[そうして、初めて怒気を降ろしてため息をついた。]
そこであたしにそう言うのが、ケツに殻残してんだよ。
ときわちゃんが自分で選んで、しあわせに向かうなら、あたしが後悔するわけねえだろ。
そりゃ、遠くに行ってなかなか会えなかったら、寂しいさ。会いたいなって思うだろうよ。
でも、ときわちゃんがしあわせなら、しあわせを選んで生きてるなら、そんな寂しさなんて、後悔ですらねえんだよ。
そんでもって、あたしにしかできない支え方があるなら、いつだって飛んでいくんだ。
──あたしが後悔するとしたら、てめえがときわちゃんを不幸にするときだよ、バーカ。
不幸にします宣言か? ふざけろ。
[立ち上がったあなたが見下ろせば、ぶつかるのは呆れたような半笑いだ。]
……あぁ、そうだった。
そば。食ってねえ。
>>345鼠(>>353続き)
ごめん。感謝してるんだ。拗ねて、あんな言い方してごめん。
……それこそね、モノの生き方だけで、それ以外がまだわかってなかった時は……動いちゃったのはねねさんのせいだ、なんてやつあたりもしてた。ときわちゃんがいないなら、朽ちてっても問題なかったのに、痛くて動いちゃったじゃないって。だから、ちょっと恨んでたのは、本当。
けど、今は……ときわちゃんがいて、あたしは生まれたんだから。あそこで朽ちるなんてこと選ばないで、よかったって思ってるんだ。
ねねさんには、そんなつもりなかったとは思うけど。結果的に、ねねさんがいなきゃあ、こうやってみんなと一緒に過ごせる事もなかった。
だから、今は感謝してる。一方的だけど、受け取っといてくれると嬉しい。
[言葉を連ねて、それでも足りない気がして、ごたまぜのまま笑った。]
──そうなんだ。できた事が出来ないのは、もどかしいね。
鼠って、肉食?[かじる? なんて自分の耳を示した。]
【水タバコ屋/閉店後の夜】
[一度失われかけた日常がだいたい戻ってきて数日たったある日の夜。立花は自室で子供達から借りてきた小説を読んでいる。どうやら最近話題になっている映画の小説らしく会う子供みんな見に行ったらしい]
[ふと時計を見るとお店の閉店時間をすぎていた。奥からガタガタと物音もする。家主が片付け作業をしているのだろう。ふとお腹がすいた事に気づくと立花は読んでいた本を閉じ立ち上がるとそのまま部屋を出て店の方へ歩いていく]
迅兄ちゃーん!お疲れ様っ!
[店にでる扉からひょこと顔をだすと中にいる彼にそう声をかけるだろう]
>>353 >>354猫(>>356続き)
[連ねられた言葉へ、知らない言葉を聞くような顔をして耳を傾けていた。このぬいぐるみを齧ったのは、通りすがり、その日の不幸へのほんの八つ当たりだった。初めての出会いはこの雌ネズミにとってその程度で、故にあなたの一言一言が、波紋のように小さな驚きを含んでいて。]
――それじゃあ、生き物としてのあなたが最初に会ったのは、アタシってことじゃない?
[最初にそんな感想。]
アタシはちょっと噛んだだけ。通りすがりにね。
それで受け取っていいものなら、受け取っておくわ。
――ええ。いざという時に使える力が無くなったのは……落ち着かないわ。
お肉は好きだけれど。あなたの中身は綿でしょう。
[耳をつつくかのように指を近づけようとしながら。]*
>>350水、天(>>352続き)
[そば。ともう一度繰り返してから、]
これも筋だろ? こないだ、掃除機持ってきたら、そば食わせる、って。なるちゃん、言ってたんだからさ。
それとおんなじ。
ときわちゃんが小さい頃から、ずっと見てたんだ。あのこの幸せだけ願って、しあわせを選んでほしいって、それがぬいぐるみだよ。
[彼女のおかげで生まれたから彼女が親でもあるけれど、あのこが小さなころから見ていた気持ちは、親となんにも変らない。
人の親と違ってそれ以前がなくてそればっかりのぬいぐるみは、あの子に心配だって掛けたけど。]
なるちゃんの覚悟が決まって、胸を張れるようになった時、「お嬢さんを僕に下さい」の儀式くらいは、あたしにやってくれてもいいんじゃね?
[先に娘はやれるかパンチしちゃったけど。なんて、一平をちらりと見た。*]
/*すみません、すっごい大事な台詞誤字してました。
×→これからも、”私”《途中》一緒にいてね
○→これからも、”私”《と》一緒にいてね
本当にすみません(震)*/
>>344 花
いいぜ、そばにいてや……
へ?
[まったく持って不意打ちだった。されたことが理解できず、あなたの顔をうかがえば笑顔なわけで。みるみる顔を赤くした。何か言いたいことがあるように口を開け閉めしたがなかなか話し出せなかった。ようやく口に出せた呟きは。]
おれはその、りっちゃんは大事だから……だからずっと一緒だ。けど
けどよ、その……嫁にしないとダメ、か?
おれは、その、そういうの向いてねーぞ。
>>360水
[もくもくと片づけをしている小さい彼の姿は初めて会った時は違和感でいっぱいだったがそれもすぐに慣れた。体か変わっても口調や態度はそう変わらないのだから]
うん!これ読んでたらこんな時間になってたの!
[そう言いながらスッと持っていた小説を上げる。それを彼はジーと見て指差しただろう]
むー!失礼なー!ちゃんと読めるよっ
最近の小説は子供が読みやすいようなバージョンもあるんだって!
[そう言って小説を適当に開き彼に見せる。中身は難しい漢字はひらがなになっているし、漢字も必ず横にふりがながふってあった。所謂、児童文庫らしい]
――それに、簡単な漢字とかは昔から子供達に教えてもらってたんだー…
[立花が彼のところに居候する前から子供達に色々教えてもらっていたらしい。初めて文字を教えてくれた子供達は今、風の噂で教師だったり主婦になっていたりと聞いている。立花は少し寂しそうに笑った*]
>>356>>357鼠
[今は、と言いかけた口を閉じる。足が直っても当たり前みたいに帰ったし、この両腕が直ったら出ていくつもりが──別になかった。頷きかけて、]
トリモチは──使ったけど、[足元に叩きつけるに終わった。]……。
あいつが痛いのとか、怖いのとか。なに考えてんのかとか、わかんねーから。わかろうとしたいって、ちょっとだけでもわかったら……。
[わかったその先、どうするのか。蹴り飛ばすなんて言ったけど、支えたい、と同義だ。目を離したら死にそうだからとか、それはつまり、]
……。
[傍にいたくて、支えたくて、もっと知りたいとか、しかも死ぬまでとか、あのときにまでそんなことを喚いていたのか。そんな事に唐突に思いいたって、そりゃあどんだけ好きだって言われたって仕方ない、自分だってそんなに思ってたとか、今まで気づいていなかった。
半笑いみたいな情けない顔が、助けを求めるみたいにあなたを見た。]
使って使って、の一斉コールかな……[情けない顔を空に向けて、あー、なんて声を上げながら。]
>>356>>357鼠(>>363続き)
そうだよ。薄ぼんやりとした"意識"で、道具として果てていくのに疑問も持ってなかったのに、痛いのはヤダ、って動き出した。その時が初めてだから。──鼠には、刷り込みってないよね?
[首をすくめて、最後に疑問符。]
うん、そんなものだと思ってる。ほんのちょっとした、何気ない行動でも。ねねさんにはそんなつもりがなくっても。
あたしにとっては、とっても大きなことだった。だから、受け取ってくれると、嬉しい。
──綿だけど、ただの綿じゃあないからね。物が人になるくらい、妖力たっぷりだけど。
かじったら、ちょっとは戻ったりしないかなって。
[耳に指が触れれば、視線だけでそちらを見る。又すぐにあなたに視線を戻した。*]
>>352 >>358 猫
[なおも続くあなたの叱咤には、どこか悄然とした顔をしていたが。続く「儀式」の言葉に、凍りつく。ぽかんとした口がしだいに大きく開いて]
おま、え、娘って……俺は、てっきり、お前も俺と同じ……だから、絶対敵いっこないって……
お前なぁ、そういう大事なことは、一番最初にっ……!!
[荒げかけた声が、ピタリと止まる。あ、と声が漏れる。頭を抱えて、蹲って]
ああああ!!言ってた!!最初に!!一番最初に!!
[あのカオスの中で、確かに聞いた。でもカオスだったから少しは同情されてもいいと思う。その場でゴロゴロと転がりだしそうな勢いで悶えた。]
……そういうのだったら、俺にも相応の態度ってやつが、あったのに。
[はぁ、と息をついて。片膝をつき、あなたに向き直ると。息を吸って、頭を下げた。]
>>361天
[彼の反応に、どうやら不意打ちは成功したらしい。なかなか言葉が言い出せない彼が珍しくて、立花は愉悦する。その後の彼の呟きに立花はコテンと首を傾げる。]
…ダメ、じゃないよ?
りっ…わたしもいっくんが大事で、ずっと一緒にそばにいてくれるだけで、今は充分だよ?
[そうコテンとしたまま彼を見て答える。それから彼の手を両手でとった]
だけどこれだけは言わせてね。…向いてる、向いてないは関係ないの。
わたしは、いっくんがいいの。
だからもし…その…いっくんが、いつかお嫁さんがほしくなったその時まで、わたしは待つからね。
[そうまたへにゃりと笑いながら言い放つ*]
>>365 続き
こっちの言葉で、なんて言えばいいか分かんないから、いつもの話し方しかできねーけど。
……すまなかった。酷いこと、みっともないこと、沢山お前に言った。
俺はこんなだ。言う通り、胸張って挨拶することもできねーような男だ。
けれど、必ず。俺の支え方を見つけたら。その時は必ず、お前……いや、違うな。
あなたに伝えにいきます。
[深々と頭を下げて。あなたが何か言えば、少し照れくさそうに立ち上がるだろう。]
……はぁ。約束は守るって、俺もな。
そばだって、作り方……いや麺は買ったやつだけどな?練習したんだぞ。
……一平も、悪かった。つかお前なんで来た……まぁいいや。なんか悪りぃし、そば食ってけ。
[少し早口でそう言うと、厨房へ行こうと*]
>>300猫
【駅前・ランチタイム過ぎ】
[あの騒動が終わって、数日すっぽかしてしまったバイトにもまた行くようになった。早朝からのシフトが終わって、軽い欠伸を噛み殺しながら、少し遅い昼食を買って帰ろうとしていたときに、ふと目に止まった姿がある]
……あれ、
[最初は他人の空似の類かと思ったが、何しろ腕がなくなっている。一瞬足を止めて改めて見れば、あなたと目が合ったかもしれない]
>>天
【神社/夕方】
[あの少年が、神社で働き始めたと聞いた。そういえば以前、働かなきゃいけないのかな等と言っていたことを思いだして。のんびりと生きているようであったあの子鬼の仕事風景に興味を持った女は、夕暮れ時にこっそりと神社を覗きに来た]
……んー、ちょっと時間が遅かったかしら。
[茜色に染まる社の周辺を、きょろきょろと見回す]
>>298歯 >>310鼠
色気ねぇ……[とつぶやいた。いまいちわからない概念である。食べ物と比べるものなのか?と思いつつ、口を挟まずあなた方の軽口をきいて]
楽しそうだなっつーのは分かるよ。
まぁタカオが遊びに連れてってくれるらしいし?あいつとそんな感じに話せんのかな。わかんねーなあいつ、真面目に働いてるし……どんなやつなんだか全然……。
[とはいえ、やってみなければわからないのだろう。そう心の中で結論して、焼けた肉を2人の皿に盛り付けた。]
日常な。おう、平和なのは歓迎するよ。
[静かに呟いて。常連が増えたり、出かける場所が増えたり。そういう変化なら大歓迎だ、と心の中でつぶやく。緩やかに形を変えながら、日常の片隅に、この生活はあり続けるのだろうと、そう思った]**
>>365>>367水
最初はね。
でも途中で、なるちゃんがときわちゃんを無視してるから、腹立った。
[娘をお前にやれるかパンチを示すように、ぶん、とひじから先がない腕を一度振る。
正座で頭を下げるあなたを、少し首を後ろに倒して眺めた。ゆっくりと口を開く。]
もういらんよ。そば食いたいし。
[ざっくりと蕎麦に流した。
あなたは顔を上げるだろうか? いずれにせよひらりと腕を振って、]
そーやって、覚悟して決めて、変わる意志があるんだろ? 誰のためでもない、ときわちゃんの、…ときわちゃんと、なるちゃんのためにさ。
それが本物なら、あたしはもう充分。なにも文句言わんよ。
あとは、ときわちゃんが決めることだよ。ときわちゃんは、自分でちゃんとしあわせを選べるんだから。
もしときわちゃんがなるちゃんを選んだ時こそ、結果を聞かして欲しいけどね。
ときわちゃんがなるちゃんの傍で幸せな顔してるの、見てみたいしさ。
──でももし、またときわちゃんを馬鹿にしたら、ひどいからな。
>>374猫
あー、うん、あきらちゃん。
[多分お互いに、誰かが名を呼んでいるのを聞いて名前を知った関係だ。名乗られれば頷いて、続く言葉に、何とも言えぬような表情をする]
……そーね。
まあ、うん、元気かな。少なくとも生きてるわ。
[そこで、相手が手招きのような動きをした。また少し考えるような様子を見せたが、素直にそちらへ近寄って、とすんと隣へ座った]
……腕。治ってないの。
>>363猫
結局使ってるじゃないの。ちゃんと剥がしたでしょうね?
[それから続く言葉に首を傾げる。この雌ネズミには、要領を得ない言葉として届いた。笑顔になり損ねたような顔を覗き込んで、ふうん、なんて息をつくような相槌一つ。]
彼も複雑みたいだものね。
わかりたいなら丁度良かったかもしれないわ、彼、また人間始めたみたいだし。人間にはあなたの方が詳しいでしょう?
……わからなくてもわかっても、話聞いてあげなさいな。ねぐらを共にするのなら。
[空中に声を吐くあなたを眺めながら言葉を付け足したのは、あの昔馴染の烏が仲間と口をきくときの、実に楽しげな顔を思い浮かべたからだ。]
>>364猫(>>379続き)
そうだとわかっていたら、生き物の生き方、一から教えてあげたのに。
――ご飯を見つけられるようになるまで、育てたものが親ね。
[動くものをそのまま親と学習してしまうのとは、また違うのだ。
"受け取ってくれると嬉しい"。平時のこの雌ネズミにしては珍しく、素直に深く頷いてみせる。]
そう聞くと魅力的な提案だけれど。
[あなたの耳に触れた指を、そのまま頬まで下げて。]
今はやめておくわ。生き返り早々他の妖を喰らって力をつけている、なんて目をつけられてもイヤだもの。……いつまで経っても力が戻らなかったらお願いしようかしら。
[悪戯気に笑んで、首を傾げた。]*
>>377歯
そうそう。
[あってる、とばかりに頷いた。複雑な表情に返すのは、どこか諦めたみたいな表情だ。もう何が起きても驚かないときめた(勝手に)ので。
あなたの心中の某かを察した様子はない。]
あんだけやりあって、変な話に思うかもしれないけど。
元気なら良かったよ。
散々喧嘩売ったけど、沙霧さんが嫌いなわけじゃないし。
[嫌いになるほど知らないし、なんて付け加えた。
隣に座るあなたを見上げて、一拍。口を開いて、あなたの言葉が先に来たから、一度閉じた。]
もうちょっと、直るのには時間かかるかな。
お菊人形だって、すぐにゃあ髪も伸びないでしょう。
ジャーキー食う? パーカーのポケットに入ってるけど。*
>>380猫
[スカートがシワにならないように、膝の方へ折り込むようなあの女子特有の動きをしながらベンチに腰掛け、持っていたバッグを膝に乗せる]
それはありがと。
まあ、それはこっちも一緒だわね。てかみんな、嫌いでやったわけじゃなかったでしょ。
だから……治るんだったら、良かったわ。
謝る気はないし、謝られても要らないけどさ。全部終わったのに怪我残ってるのは、やっぱちょっとヤじゃない。
[ある意味勝手なことを言っていたら、あなたがジャーキーを勧めてくる。あらどうも、なんて答えて、ポケットから一つ失礼しながら]
そんならアンタ、チョコは食べれる?交換にしない?
[自分は鞄から、小さなスライド式の紙箱に入った粒のチョコを取り出して見せる]
>>378>>379鼠
剥いでた。[靴に当たった、なんて付けたす。]
──……人間はじめなくっても、そのつもりだったけど。けど、そうなら……やるしかねーな、とは。
まずは…うん。
[聞く。なんて、珍しくひどく素直にうなずいた。トリモチの件じゃ、あんなに粘ったくせに。トリモチだけに。]
そしたら、ねねさんの子供になっちゃうじゃんよ。
それに、教えてもらってたら、もっといろいろ上手く行ってたかもしれないけど……たぶん、あたしじゃないから、今はそれでよかったって思う。
[深く頷く様子に、よかったと小さく息をこぼした。]
[耳からほほに触れる指がくすぐったい、と唇を尖らせて片目をつむる。口には出さない。]
そう? あの日ねねさんがあやかしにしてくれたから、その恩返しと思ったけど。
でも、風評は面倒だね。ねねさんのいいようで、いいよ。
[お好きに。あなたに委任するように、一度目をつむって、首を傾けた。すぐに戻したのは、やめておくって言葉が聞こえていたからだ。*]
>>381歯
[あなたのしぐさをなんとなく眺めていた。]
ウン。
──それは、まあね。てか、あたしだって、ら……[真昼間だ。]連れて行こうとしたの、謝る気ないし。
お互いさまでしょ。主張がぶっかりあって、言葉じゃどうしようもないから、ああしたんだし。
直るから、気にしないでくれるならよかった。
こうして、また話せんのも。
[たらたらと言葉を並べていたら、あなたが粒チョコを取りだした。手のない腕を揺らして。]
欲しいけど、こんなんだから。お手間かけるけど食べさして。
[あ、と口を開けた。あなたがそれを断ればそのまましばらく沈黙したし、承諾すればしばらくチョコを舐める沈黙が続いたのだけど。]
……いっぺーちゃんとは会った?*
>>373猫 367>>水
じん、約束守る。あきら、認めた。
[カタコトで呟いた。二人のやりとりを静観していた。今自分が口を出すタイミングではなかろう。このようなやりとりをする成桐とあきらは初めて見たかもしれない。成桐が頭を下げたことも見届けていた。恐らく形は違うが自分と幼馴染がやるような結束を固めるための”約束”の一種なのだろう。スタート時点ではだいぶ混沌としていたが。そんなことを考えていた。]
え?おれはあきらが来るか?って言うから来ただけー。
蕎麦くれるならくれよー!蕎麦!
[あきらの腕を望みどおり肩を組むようにしながらあっさりと答えた。]*
>>383猫
そうね、私も気にしてないわよ。
……つか、アンタ女の子だったの?
[「あたし」という一人称は今日初めて聞いた気がする。直球で問いかけつつ、食べさして、にはハイハイと返事しながらチョコの包みを開き、開いたあなたの口にひとつ、ポイと入れた。そしてこちらはこちらで、貰ったジャーキーを噛む間が空く]
……、ん、そういえばまだ、ちゃんと話せてはないわね。
何か働き出した?とかは聞いたけど。
>>366 花
――よかった。おれは今までどおりそばにいていいんだな。
[ダメじゃないの言葉には肩を撫で下ろした。]
うううー……。困った。
[困惑しつつも掴まれた両手は拒否しない。]
……おれが今嫁さんを持つのは無理だ。小せっえし、弱いから、守れない……。
式しようって約束はしてるから、ちょっとずつ、やってってはいるんだ。でもだいぶかかる。都会だと金も必要らしい。
[沙霧のことが過ぎる。結婚式が嫁とともに行うものであるのは分かっていた。そして都会ではだいたいの夫婦が男一人に女一人の形式であることも。]
りっちゃんの傍にはずっといるけど、嫁にしたらっての考えたことねーんだ。だから、おれは約束されても気が変わるかもだぞ。いいのか?
[他に良い奴がいたら、とは言えなかった。彼女の決意を軽んじている気がしたから。]*
>>286猫
あーーー。アンタぬいぐるみかぁ。そりゃ潰れても平気なワケだわ。
[今頃、以前戦ったときのあなたの行動に合点がいったようにそんなことを言い]
そう。まあ、本人が頑張るってんなら応援してるわ。
……一応……ね。多分知ってると思うんだけどさ、私ら、一度死んで生き返ったじゃない。
死んでからも、意識は生きてたっていうか、そんな感じだったから。向こうで話はしたの。
私が戻って来ようと思えたのって、多分一平ちゃんのお陰だからさ。そこは感謝してんだけど。
なんか、改めて話す機会が、ちょっと。まだなくて。
>>382猫
[靴を履くカラスなど一体しか知らない。ようやく
対象に思い至ったものの、どうも今はねぐらを共にしているようなので、「なら良かったわ」と一言。]
[トリモチも剥がされたようだし、こちらの粘りも同じように落ちたのではないだろうか。さておき頷きに頷きを返した。]
別に一体くらい増えたって構わないのに。[くすくすと笑んで、]
中身がネズミのネコのぬいぐるみになったのかしら。ホント、今とは全然違いそうね。
[首を傾けるのに合わせて指を離す。]
恩返しは嬉しいけれど。お肉より綿を口に含みたくなったら受け取るわ。……そういえば奢りの約束もまだじゃない? そっちを先にこなしてもらいたいわね。*
【神社/夕方】
>>369歯
[境内を軽快に走る足音が一人分。]
あっ!沙霧サンだ!こんばんはー!
[元気よく挨拶をした。この挨拶をするには少々時間帯が早かったかもしれないが。あなたに向かって手を振って近づくのだろう。その片手には箒が握られていた。]
神社に何か用事?それともおれ!?
*
>>390天
[箒を持って走ってくるあなたを見て、少しばかり目元が緩む。こちらも軽く手を振り]
こんばんは、一平ちゃん。
んー、どっちかってとアンタかな。ここで働き始めたって聞いてさ、どんなんかなって。
その様子だと、ちゃんとやってるみたいね?
[そちらへと歩み寄りながら、手に持つ箒を指で差す]
>>391 歯
えへへ、見に来てくれたんだ。あんがと。
掃除してたんだ。しなくてもだいたい綺麗だけどね。
ま、なんか難しいやつは相変わらず常盤サンやってるけどおれもおれの仕事やってるよ!
[箒を手首だけで揺らしてみせ、微笑みながら答えた。少年が来た方向をよくみればちりとりが見つかるかもしれない。あなたを見上げるように視線を合わせ、会話を続ける。]
沙霧サンはどうなの。いいことあった?嫌なことない?
>>392猫
そうね、そろそろ新しい枕が欲しいんだけど。[冗談めかしてそちらを見る]
そうねえ……ていうか、年齢的には私よかよっぽど年上なのよね……
前も何かこんな話した気ィするけど相手アンタだっけ。
[問いかけの形は取っているが、半ば独り言で特に答えを求めてはいない。ふー、と溜息をついて――ふと聞こえた言葉に、少し考える]
……そう、ね。多分合ってる。
本気になりたくなかったのよ、あん時は。
私ってさ、結婚出来なかった女の未練の塊みたいな妖怪なのよ。
それが誰かに本気になって、誰かに未練を叶えて貰って、……そしたら、私は消えちゃうんじゃないかって思ったの。
自分が消えるのも怖かったし――いざ幸せになろうって瞬間にさ、その相手が消えるとか、向こうだってたまったモンじゃないでしょ。
だからね。私は未練をそのまま、妖怪として生きて、未来を掴みたかった。
……うーん、急に重い話したわ。悪いわね。
[最後に目を閉じて眉間を揉む]
>>394天
そう、頑張ってるのね。
結局学校じゃなくって、働く方にしたんだ。
[前、仕事がどうの学校がどうのという話をしていたことを思い出しながらそう言って]
私はまあ……前と同じ感じ。
毎日何とかやってるわ。いいこともヤなこともあるけど、トントンかな。
>>375 >>376 花
[並ぶと自分の方が少し背が高いくらいなので、どうも慣れないと思いつつ、広げられた本を覗き込んだ。]
その辺から読み始めてみるかね。字、覚えないといろいろ大変だし。
[素直に首肯する。近頃はこういうことが多い。]
書類とかそういうの、も少し自分でできるようになんねーと。
字、分からんかったらリッカに聞くか。代わりにそうな、料理教えてやっから。
[他にできることもないのでそう言った。]
暗いところでじっとしてんの平気かなぁ……ツボの中と勘違いして寝ないといいけど……でもま、いいんじゃねーの。行くか、今度の休みにでも。映画ってそんな1日かかんないだろ?そのあと博物館行ってさ。
[最近はどこかに出かけることも多くなってきた彼は、そう軽やかに提案した。以前なら渋った末に誰かに連れてってもらえと言うだけだったのに。彼なりにいろいろと、ここのところ思うところがあるらしい。*]
>>395歯
頭以外を希望します。[なんてこちらも軽口だ。]
[したっけ? なんて首をかしげているうちに、あなたのため息が聞こえた。答えるタイミングを逸して、あなたが口を開くのを待つ。]
あってたような、あってないような、だねー。てっきり敵同士だからとか、そんなのかと思ってた、ごめん。
……未練かあ。
[ポツンと呟いて、雑踏を眺める。チョコはもう溶けてしまった。]
いざ幸せになろうって瞬間に相手を残してくのは、未練にならんかな。
そしたら、また次の未練で、沙霧さんが残れたりしねーかねえ。別人になっちゃうかな。
……つーか、博打に命は、かけらんないよねえ。
>>396 歯
学校でもよかったんだけどさ、にゅーがくてつづき?が大変みたいでさ。
でもここの知り合いも増えたから今はいいかって。
[宿題とやらはきっと自分に合わない、そう思ったのもあるだろうが言わなかった。]
そか。トントンかー。そんなすぐにはよくなんないか。
[ちょっと残念そうに答える。あのとき道を共に探すといったものの今も具体的なことは思いついていなかった。]
>>372 >>373猫 >>384 天
[ぬいぐるみのあなたの言うことに、少し不思議そうに目を開く。励まされている、なんて言うとおこがましいかもしれない。期待されているというのも違う。見てるからやれよ、と言うのが、一番近い。]
……だいぶかかるかもしんないけどな。頑張る。
守るとかじゃなくて、こう。必要なときにいけるようになりてーから。やるよ。
[そんな風に見られるのは初めてのことで、気を引きしめた。頼られるより期待されるより、身が引き締まる。]
[無知は、いけない。重く刺さっている。このままでいられるか、と、それは死んだときに思ったのと同じことで。あの時と同じくらい強く、思い続けていかねばと密やかに思った。]
……一平のその話し方はなんなん?
[呆れ顔で聞きつつ、厨房へ入って。お湯を沸かし始める。]
結ぶ、ね。やってみるよ、食いにくそうだもんな。
……なんか具、いるか?あるもんなら揚げたりとか……なんか乗せるらしいし。
お前ら、特にあきら、あんとき頑張ってたもんな。なんでもとはいかないけど、聞くからリクエスト言ってみ?
>>398猫
[頭以外を、との返答には、そりゃ残念だわと返して]
んー、まあ、敵同士ってのもあったけどね。
そうなる前から思ってたのは、それだなあって。
[「次の未練で現れたり」]
……その発想はなかった。
でも、そうね。消えるかはわかんないけど、わかんないことに命賭けるのは、怖かったわ。
[ベンチの背もたれに背を預けて、空を見上げる。あなたの方は見ないで、ぽつぽつと、零すように]
……ただ、今は――変われないかなって。
私は未練の妖怪で、それが無くなったら、私は何なんだろうと思ったけどさ。
無くなるんじゃなくて、変われないかなって。今の未練がなくても、それこそ次の未練があるとか、執着があるとか。
そういうので生きていける未来がないかなって。
今は、思ってんの。
[私ら負けたからね、なんて、最後にちょっと付け加え。軽く腕を上げて伸びをする]
>>400天
ああ、そうね。入学しても多分、学校に親呼ばれたりすることもあるでしょうし……
ここなら妖怪にも理解あるトコだし、そういうことならいいわよね。
[あなたの言葉に頷き、それから残念そうな様子を見れば、少し眉を下げて笑って]
ま、そりゃ、そう簡単には変わらないわよ。
でも、……私自身はね。変わろうかなって、思ったりしたから。
それで何となく進んで行ければいいかしらって、思えてるわよ。
一平ちゃんのお陰でね。
>>373猫 >>401水
力強くていかつい見た目だけど心優しいごーれむの真似。
[恐らく幼馴染と見たアニメの影響だろう。]
わーい蕎麦食うぞ!
おれはおあげも天ぷらも沢山、全部欲しい!特にえび天!約束のお祝いだからな!
[「特にあきら」という部分は聞いたら吹き飛んだらしい。容赦なくリクエストをする。]
>>403 歯
[学校のことについては「えっ親呼ぶの?」などと初めて知った事実に驚くだろう。]
へへ、そか。おれ役に立てたんだ。
沙霧サンがなんか前向きになれたんなら、おれもよかった。
今は仕事してるけどさ、なんか思いついたらどこか行こうよ。その、すぐ行ける場所でさ。
[あなたが笑っているところを見ればすぐ笑顔は戻った。]
よろしければメモでご回答をー
■1.今回のMVP
■2.あの名セリフ
■3.個人賞(なんでもおk)
■4.あんたが一番名シーン
■5.今回の未練
■6.次RP村やるんだったらこんな感じのシチュやれよ
>>406天
[学校に行ったことはないが、知識としてそういうことがあるのは知っていた。驚くあなたを見て、うん、と頷き]
一応、私はいつでも前向きなつもりだったけどね。
目指してる方向が変わるだけよ。
そうね、どっか行きましょうか。……どっか行くなら、誰かと一緒がいいものね。
[一人でがむしゃらに未来を目指し続ける日々は、ひとまず終わった。次は誰かと手を繋いで、誰かの隣を歩み続ける日々に、この手を伸ばそうとしている*]
>>393猫
いくらネズミに近付いても、あなたはネズミには化けられないものね。ぬいぐるみはぬいぐるみ、なんてことにでもしそうだけれど。
[指が追われていることに気付いて、折り曲げて他の指同様に手の内に隠した。煌めき出したネコの視線を受け続けるのは落ち着かない。こと、黄泉帰りを経て反撃の手段が少なくなってからは特に。]
数ヶ月とぼけようが数年とぼけようが、覚えているわよ。ご飯のことだもの。
[得意気に言い放てば、すぐに思案の面持ちを作り上げて。]
そうね……ナルの店でもいいけれど。せっかくだし他のところでもお肉食べてみたいわよね……。
[――かの烏ならともかく、普段の行動範囲が行動範囲だ。思案したところでそう高い発想はでないけれど。]*
>>402歯
そっかあ。
難しいもんだね。幸せになりたいって未練なのに、しあわせになったら消えちゃうかも、とか。
しあわせって一瞬じゃなくて、続いてくもんじゃね?
[空を見上げるあなたの横顔を見てから、こちらはつま先に視線を投げた。]
あぁー……わかる気がする。違うかもしんないけど。
あたし、ぬいぐるみだからさ。持ち主の子の幸せだけ願って、そのためにいたけど……その子が死んでも、まだ生きてたから。
ものが先にあるのと、未練って感情からのだと、違うかなって思ったけどさ。
そんでもよければ……あるよ、そういうの。
今幸せだから死んでられねえ、みたいな未練だと、いいね。
[そっか、と。終わっただけだ、とは言わなかった。]
>>407 歯
沙霧サンずっと目指してるところあるもんな。うん!できると思うよ!
そか、二人じゃなくてもいいか。多いほうが楽しいもんな。ねねとか呼びたい人呼ぶといいよ!おれも誰か呼ぶー。
電車とかも乗ってみたいな。
[誰かと関わること、それが自分にとっても必要なことは分かっていた。あなたにもきっと必要なことだから、手伝おう。そんなことを思っていた。]*
【神社/夜】
[辺りもすっかりと暗くなり、まだ幼い子供たちならば床に就こうかという頃合。少し離れた街灯や月明りでぼんやりと照らされた境内を歩いていた。
妖怪しか住んでいない神社だから、人間の暴力沙汰の犯罪にはあまり警戒心はないのだけれど。問題は窃盗の類や悪戯や境内で勝手に寝泊りするホームレスである。
そんな訳で、夜になったら一応の見回りを行っているんだけれど。]
……あぁ、ここの鍵かけ忘れてるね。
[小さな物置で価値のあるものはないけれど、開いたままになっているのは宜しくない。引っかかっただけになっている鍵をかけなおした。
これで全て見回ったと鳥居の前を通り、社の方へと引き換えしていく]
>>410猫
[言い終われば、今度はあなたが語る言葉を聞く番である。空を見ていた視線を移し、横目だけをそちらへ
向け]
……うん。
そういうの。そういうのが、欲しいな。
幸せで、その先にまだ幸せがあって、……そんな未来だったらいいなって思うの。
なんか変わったって前例あるんなら、ちょっと心強いわ。
[あなたのぬいぐるみとしての生き方は、ちょっと聞いただけで理解出来るものではないと思うけれど。あるよ、という言葉が、また少し勇気をくれた]
>>412狐
【神社/夜】
[夜、鳥居の前……境内を臨めるその場所の、隅。鳥居の柱影に立って、一つ、深呼吸をした。以前のように厚い壁を感じることもない。ど真ん中から足を踏み入れて、いつもの調子で良いはずだった。その簡単なはずのいつもの調子が、出せない気がしたけれど。]
[この女にしては珍しく、緊張の気配を伴った硬めの表情。
柱影から出れば、同時にカサリと音がなった。音の出所は、片手に持った、スーパーの一番小さいレジ袋。]
[いざ鳥居を潜ろうとした、折りしもその瞬間だった。]
……、
[目の前に、良く見知った、社へ向かう背が見え、]
、常盤。
[息を呑む間があって、ようやく声をかけた。]
>>411天
ありがとね。
あー、うん、人数居てもいいわね。みんなでパーッと行けたら楽しそう。
てか電車、乗ったことなかったの?結構面白いわよアレ。早くて楽だし。
[――こんな風に他愛もないことを話せているのが、類い希な幸せだと思う。だってお互いに一度死んでしまって、その先なんてあるはずがなかったのだから。だからあなたの言葉を聞きながら、微笑んだ]
>>409鼠
[視線で追いかけた指は手のひらに隠されてしまった。猫の目は再びあなたの顔へと戻る。]
やれやれ、甘かったか。せっかくなら手料理振る舞う、とか言っておけばよかったな。そしたら物理的に猶予があったし。
[わざとらしくしおれた顔を作って見せたけれど、それも戯れのひとつ。
他の所、なんて言葉にこちらもううん、と唸る声。]
いっペーちゃんと一緒に行った駅前のフレバ。いってみる? パティは他のとこに比べれば厚いけど。
[ファーストフードだけどさ、なんて肩を竦めた。あなたが応の声を返せば、約束の日取りを決めるだろう。
次の約束ができるのは、悪くない。
あの日のあなたの背に、声を掛けられなかったのに比べれば、ずっと。**]
>>404天 >>408猫
ゴーレムってなに……ああもういいや、何もかもがはじめからわかんねぇ
[それ以上一平に突っ込むのを諦めた。騒ぎながら席に着く2人を呆れたような、それでも楽しそうな目で見て]
エビときたか、くるよなぁ。頼まれなきゃ夕飯にしたのによ。お前らうちの冷蔵庫の中身、常に把握してんのか?とり天も一緒に揚げて……あとは野菜食え野菜。インゲン揚げっから。
おあげ……は油揚げか。そっちはまた今度トキワに頼んでくれ、俺あの味付け無理。
ゼンマイは知らんから却下!持って来れば揚げてやるけど。
[今度、と自分で言いながら、うちはソバ屋じゃねーからな、と念を押す。とか言いつつザルをしっかり用意してたりするのだが。結局のところ、彼らが店にやってくるのが、楽しくて仕方なかったということだ。さっきみたいな殴り込みは、別として]
今日はいいけどな。腕が治ったら次は少し手伝えよ。一平は今日やってもいいんだけどな?
[などと言いながら、冷たいざるそばと天ぷらなんて、この店に似合わないものをだして。あなたたちが食べる様を、カウンター越しに満足そうに眺めるのであった**]
>>416猫
手料理だったら、その腕さっさとどうにかしなさいって迫るところだったわね。
ぬいぐるみの手料理って何が出てくるのか不安だけれど。
[戯れのしおれ顔に誘われるように、意地の悪い言葉を一つ、二つ。]
[フレバ、と記憶を探るような呟きが落ちて、続いたファーストフードの言葉が、像を結んだようだった。]
あのMの字とは別の方のバーガー?
あそこもいいのよね、タマゴとチーズとお肉とお肉のやつ、好き。
[にわかに声に喜色が満ちて、応じるや否や日取りを決めて。
覚えている約束を、ひとつひとつ、順番に。それは、相手に利のあるものばかりではないけれど。こうして戻って来られたのだから、手当たり次第にこなして回るのだ。心の広い神様を、不慣れに敬いながら。**]
[あれから2週間もたてば、肘までは腕のあった右手が復活した。
回復過程は見せなかったから、突然「生えた。」なんて見せられた相手の衝撃やいかに。左腕はまだ根っこもでていない。根っこがでるまで長いんだ。]
[せっかくだから色々見にいくか、なんてことにして、さてどこに行こう。いかんせん隻腕では稼げない、貯金も心許ない。遠くて近いような場所にしよう、と色々調べて、]
【東亰近郊の山・夕方】
[「高尾と同じ名前じゃん」。なんて、最終決定はそんな理由。
車で行くにしても、電車で行くにしても、結局途中からは徒歩だ。いくら人間社会に馴染んでいるとはいえ、山登りくらいで疲れた顔はしないだろうとは思っていたが、さて。
なお、108段の石段は張り切って駆け上がった。]
今だからいいますけど、実はあっちこっちで「東亰(京の異体字)」と「東景(景色の景)」がめちゃくちゃ混在してるんですが、「東京」と「TOKYO」みたいなもんだと思って下さい
>>240猫
[は?なんて顔をして、あなたの右腕を掴んでいただろうか。「そういうことは早く言え!」なんて声を荒らげていたけれど、怒気は含んでいなかった。]
【東亰近郊の山・夕方】
[そりゃそっからとったからな、なんて返しながら行き先を相談していたであろうのは数日前の夜だろうか。まずは近場から行くのもいいだろう、なんて。
電車にしたのは休日ぐらい電車でゆっくりいこうなんて思っていた。]
[人間の体も、使うようになってだいぶ長い。体力だって妖怪のそれだ。
人間よりもあるはずだ、なんて意気込んでいた。
普段とは違う軽装の登山用の服装に身を包むその足取りは─]
──っ。はぁっ─……おい、あきら……!
こういうところはもう少しゆっくりだな。
[重かった。]
[普通に歩く分には、大丈夫だろうが、駆け上がるとなれば話は別だ、ぜえはあと息を切らしていた。]
[だって、烏は鼠や猫と違い地を駆けない]
>>417猫
んー、そのうち話すとは思うわ。もうちょっと私の腹が決まったら。
一緒に居たいって気持ちが……どういうのなのか、ちょっとまだ曖昧なまんまなのよね。今まで逃げてたツケ。
こうだ!ってのがわかったら、決まったら、何も遠慮せずにやるけどさ。
そろそろその辺ビシッと決めてから伝えたいわ。
[空を見ていた視線を下ろし、ジャーキーの最後の一口を口に放り込む。それから勢い良く立ち上がり]
じゃ、そろそろ私帰るわ。ジャーキーごちそうさま。
>>422鼠
[あなたのただいまといった言葉を聞いて、笑みが少し嬉しそうに深まった。
ピタリと足を止めたあなたに首を傾げる。
ついだ貴女の言葉には笑みが引っ込んで目を眇めた。]
……何が「いいの」か知らないけど、私がおかえりって言ってんだよ。
今度こそ引っ張りこまれたくなきゃさっさと自分で入っておいでよ。
[それはあなたが死んだ日の朝のことを言っているんだろう。手を伸ばしたけれど、鳥居を境にあちらとこちらに分かれてしまった日。]
……。……帰ってくる気がないんじゃないかとか、考えたんだよ。
[視線を緩めて、ぽつりとそう零す。
誰かにそれをいって嘆く訳ではなかったけれど、供え物を下げる時には期待をしたし、ふといつも缶詰をしまっていたところを覗いたこともあった。]
>>423烏
[理は? なんて聞いてたのも数日前のことだ。両手直ったら縄文杉見に行こう、なんて言ってたのも。]
[108段の男坂、地を掛けるぬいぐるみはなんの苦もなくひょいひょいと登っていった。途中で足を止めて振り返る。]
昨日、あんま寝てねーんじゃねーの?
男坂と女坂、逆になっちゃうじゃん。
[またひょいひょいと、跳ねるように階段を降りてきた。あなたの隣に立てば、生えたばかりの右腕であなたのリュックを軽く叩く。]
ほーれ頑張れー。
ここ登ってもうちょっと行ったら、串だんごとかあるぞ。
そこで一息するまでがんばれー。
[蹴り上げこそしないものの、あなたをぐいぐいと押していた。]
>>425狐
[眇められた目に、身を震わせることはなく、ただゆっくりと視線を一度落として。片手に下げていたレジ袋を、身体の前で両手に持ち直す。カサカサと音が鳴った。]
[歩を進める。手が伸ばされてもなお遠かった鳥居ひとつの幅が、驚くほどあっけなく詰められた。]
……、戻って来ても、いいのかまでは、わからなくて。
……きっと。ここのキツネサマに、生き返してもらった。
だからアタシ、腹に収まる代わりに元の力を失くしたんだわ。
大人しく人間の隙間で過ごしていなさい、ってことじゃあないかって思ったの。
そうしたら、なんだか。ここに顔、出しづらくなって。
……常盤は、ちゃんと、あの時、一緒、って言ってくれてたのにね。
[最後は笑い交じりのように言おうとして、失敗した。ただ声が不自然に揺れただけだった。取り繕うように、かろうじて苦笑いのような顔を浮かべて、]
……遅くなって。ごめんなさい。
>>426
[どうだったけな、なんて思い出して、雑誌から適当にとったような…なんて返していたと思う。みたいなら行こう、と躊躇もなく返していたと思う。]
[ひょいひょいと上がるあなたとは対照に、こちらは手すりを使ってゆっくりと上がっていく。
運動しないとダメだな…ジムでも行くか、とか考えて、それで妖怪の体力がつくかは知らない。]
…──楽しみで眠れなかったのかもなっ。
[そんなことを、強がりと明らかな笑みを浮かべて軽く言った。汗がにじむ]
わ、わかったから、一人で歩けるから大丈夫だ。
[降りてきたあなたに応援されれば、どこか気恥ずかしそうにそう言って──周りに人がいたからかもしれない。歩みが少し早くなったか。
そうだ、あそこにつけば団子を食べながら座って休もう、なんてことも原動力に]
>>424歯
そっか。
……あー。わかる。それすごいわかる……。[遠い目をした。]
でもまあ、誰に聞いてもわかるもんじゃないよね、そういうの。
ツケでもなんでも、自分で結論つけなきゃいけないしさ。
──色々試してみるのもありなんかね、こういうの。
ま、いっぺーちゃんがからむことだし。
言われんでもか知れんけど、沙霧さんならできるっしょ。
[応援してるよ、なんて立ち上がるあなたを見上げた。
あなたへの信頼というわけではなくて、親友が信を置くことへの信頼に近い。]
うん、気をつけて。こっちこそチョコ、ごちそうさま。
またどっかで会ったら、どうなったか聞かしてね。
[まだしばらく休憩していくぬいぐるみは、またね、と軽く腕を振った。]
>>429 猫
[なれば、その時までに鍛えようか。なんてこっそり思っていた。きっと、ごみを漁っていたときはもっと体力があったかもしれない。]
…そうだな、そんなところだ。
それに、こうやって休日出かけるのも久しぶりだ。
[なんか一瞬微妙な顔をしたかもしれないが、発した言葉もまた嘘ではない。
争いがあってから、とりあえずはそれまでの生活の感覚を取り戻したり、生き返りとかでそれどころではなかった]
…──お前はなんでそんなに元気なんだ…
[まだまだ元気が有り余っているようなあなたを横目で見て、押されながら歩く。]
──あぁ、今じゃ観光地だが、いるはずだ。
こっちはただの化け烏だぞ?比べるまでもないさ。
>>418水、>>天
[多分、この二人がそろうと、そういうことは結構あるんじゃないか。悪友同士の悪ノリが高じて。
席についてもカウンターを二人で鳴らしていたかも知れない。]
野菜? なら大葉も! ぱりっとしたやつ! インゲンも欲しい。
えーじゃあ今度持ってくる。水煮の奴ならスーパーに売ってたし。春になったらこごみとふきのとうとタラの芽なー。
[自力でとってくる。なんてカウンターをまた肘で叩く。
あなたの店をそば屋にするつもりはないけれど、次の春の話までする。そうして料理をねだって、親友に「ふきのとう食える?」なんて聞く。
少女が帰ってくれば、お邪魔してるよなんて言うんだろう。]
材料確保じゃダメ? 皿洗いなら、ゴム手袋かしてくれたらやるけど。[染みるからだ。]
[賑やかに騒がしく調理を冷やかして、出されたそばに、親友とハイタッチ(肘で)なんてしたかも知れない。
喜び勇んで犬食いで食べ始める。
数ヶ月もすれば、おんなじように喜び勇んでまたそばをすするんだろう。**]
>>430猫
あっわかるー?あるわよねえ。[少しだけ親しみを覚えたような視線が向いた]
そうそう。何にせよ、自分で答え出すしかないのよ。
自分の道は自分で決めたいもんね。
ふふ、それはどーも。頑張るわ。
あきらちゃんも、なんか悩んでるんだったら、答え出るといいわね。
[立ち上がってから一度、あなたに向き直り]
ん、わかったわ。
こっちこそごちそうさま。それじゃ、またね。
[ひらりとあなたへ手を振れば、スカートの裾を翻して。女の背中は、街の人々の中へと消えていく**]
>>418水>>433猫
ゴーレムははかもり?で一人で廃墟を守ってるんだけど……
[説明をし始めたものの彼の説明で全貌を把握できることはないだろう。あきらと二人でいるとついつい悪ノリが続いてしまうが、これもまた平和日常なのだ。]
野菜もあったほうがいいか。インゲンよろしくー!ネギ山盛りもわるくはねーぞー!
ふきのとういける!おれは好き嫌いしないからなー!
[親友からの問いには注文することで答えた。ここが蕎麦屋でないことはもちろん把握しているがなんだかんだで頼まれてくれる成桐に甘えているのだろう。]
しょーがねーな。皿洗いぐらいしてやるか。
[偉そうに軽口を叩く。成桐からツッコみが入るかもしれないがそれもまた楽しいものであろう。親友とハイタッチをして蕎麦をすする。親友と店主と食べる蕎麦はおいしくて、楽しい。そうして数ヵ月後も、その先もきっとそうやって日を過ごせるのだろう。]**
[何故か透かすように外から缶詰を眺めてながら、]
お詫び?お土産?
焼き鳥もきっと好きだよ。きっとねねの気持ちも嬉しいさ。
[そういう本人の方がどこか嬉しそうにビニールの持ち手を握りなおした。]
またお下がり食べるだろ。一平より先に起きないと取られるよ。
[そう言いながら、社の方へと歩き出す。あなたも共にくると疑っていない足取りだ。]
>>440 猫
そんなところだな。
え、ほんとかよ。最近忙しかったからな…。
[それは、自分では気づいていなかった、考え込む前に、あなたの言葉が続いた]
…撫でてるのかよ…。
[その言葉どこか力ない]
カップ麺は日進月歩、日を追うごとに美味しくなっていくからな、チェックするのも大変なんだ。
[その目はどこか輝いていたとか。続く言葉には、わかってるよ、なんて返した。買い物に行くことがあるならば、最近は野菜も買うようになったかもしれない。]
さーね、山の神の考えることは世俗にまみれた俺にはわからないな…っと…。
[そんな事を言う頃には、登り終えているだろう。腹も減った頃だ]
>>415 歯
んー思ったこと言っただけ!おれは単純だからね。
駅は知ってるけど入り方がわかんねかったんだ。金もかかるし。へー、楽なのかあ。早いけどすげー揺れるのかと思ってたよ。
[あなたとの日常会話。結婚式の話はする気分に慣れなかった。でも、以前よりあなたと楽しく話せているような気がしていた。]
うん、やっぱり沙霧サンがいてくれてよかったな。
一緒に話すのが楽しいや。
[にこりと微笑んだ。この楽しい瞬間を予期したわけではないが生き返ってよかったと思えた。]
>>446 猫
…ほんとかよ…。恥ずかしいな。
[なんとなく、同居人に弱み居みられたみたいで気恥ずかしく、恥ずかしそうに顔を顰めた]
お気遣いありがとよ…口にそれは死ねるぞ。頭でいい。
そこらへんは、まあ都合良く出来てるよ。[肉とジャンクばっかりだが、妖怪のせいか、烏故、取り敢えずその傾向は見えない]
そいつはいいな、どうせ色々行くしな
[それも楽しみの1つ、なんて目的が見えなくなりそうだが、そんなものだろう。ピーマン、には苦いんだよな…とかいいながら]
…ん?
[言葉を飲み込むあなたに、不思議そうにしながら、早足であなたを追う。こちらもお腹がすいたのだ]
>>448烏
[会社勤めの経験のないこちらは、その恥ずかしさはわからない。]
手ぇ生えてよかったわ。
[今までは肘で撫でてたので。]
なら、……いいのか? いいのか。……いいのか?
[自由に生きられるってことだけど、自由をそこに求めるだけでいいのだろうか。何となく疑問符が何度か浮かんでは消えた。]
──そのうち、カップ麵研究書とか出せるんじゃないの。せっかくモノ書いてるんだし、そっちに転職してみたら。
[笑い声と共に、階段を上りきった。]
[さっさと店に飛んでいって、閉店間際の店頭で、串だんごをふたつ、買った。小遣い程度の小銭の準備はある。
後を追ってきたあなたに一本差し出してから、ぶらぶらと薬王院の門へと向かう。もう締まっているかも知れないけれど、ここよりは見晴らしがいいだろう。]
>>447天
アンタ、やっぱ天邪鬼なのに素直なのよねえ。
[あのとき、自分は「やってけてる?」と聞いた。妖怪の本分を忘れ去ったかのような彼を見て、それで良いのだろうかと思った。でも]
――そういうトコ、嫌いじゃないけどね。
[それでもいいのだと。その変化は、良いことも悪いこともあるだろう。ただ、自分自身がそれを受け入れ、それで幸せであるのなら。それもまた新しい道であるのだと。教えてくれたのもまた、目の前の子鬼だ]
私も一平ちゃんと話すの、楽しいわよ。
……ありがとうね。あのとき、私の手を引いてくれて。
[一度死んだ自分に、また生きる勇気をくれて――]
>>405花
いいんか……。
[一拍。]
いいんか……?
[疑問。]
だいぶ待つぞ。おれ大きくなるの多分時間かかるし……。
りっちゃんを寂しくはさせねーし、言って後悔してねーならいいんだけどよ。
[おどおどと答える。断定口調ではあるものの、多分なんてつけてしまうほど自信はなさそうな態度だ。感謝されればそれも落ち着いて。]
りっちゃんの気持ちは分かった。
だから、これからおれも考えるよ。りっちゃんを嫁にできるか、おれができるか、を。
[はっきりと伝えた。]
>>449 猫
[恥ずかしいのは、働いてる上での寝言か、あなたに聞かれたことか。]
そうだな…いや、ほんと心配…っていうかびっくりしたんだからそれを先に言えよ。
[思い出しても、ぎょっとした。ジト目であなたを見る]
いいんだよ、ただ野菜もくうさ。
…それは魅力的だが、流石にカップ麺だけじゃ食ってけないぞ、
──でも、食べ物の事を書くのは良いかもな。考えてみよう。
[折角色々行くんだし、とまた思い。少し魅力的か、なんて考えて、そっち方面に変えてみようか、なんて考えていた]
あぁ。ありがとう。
──うん、うまい。
[あなたに追いつけば、一本それを受け取って。もぐもぐと食べたり水のんだりしながら、ゆるりと薬王院の門へと一緒にあるいて行くだろうか]
>>442狐
小さくされたもの。
[降った笑い声へ、咄嗟に言い返す。あの炎精と違って、人間の見た目になんの変化もないのだけれど。]
――じゃあアタシも言おうかしら。
アタシ、このねぐらがいっとうお気に入りなの。
常盤がいるここがね。
["それでこそ"と呼ばれた名前が妙に嬉しくて、落ち着こうとして、レジ袋に視線を落とした。袋をあなたが受け取れば、照れくさそうな口元の緩みが隠せないまま、憮然とした表情を取り繕って。]
缶詰も、全部持っていっちゃって、そのままだったから。
あの時は、次の日には帰って来る予定だったのよ、まだ。
[そんな言い訳じみた言葉を並べた後、ぽつぽつと付け足す。]
……常盤は、あんまり自分の買い物しないし。
それと、キツネサマ、敬ってみようかなって。
>>450 歯
沙霧サンには特別素直さ。
[少々おどけたように笑いかけた。ひねくれ者と言われる天邪鬼らしさは感じられない。]
はは、嬉しいこと言われちゃった。
[だが、それでもいい。弱くても、一人の時期があっても、妖が人のいる都会で生きようと思ったって、いい。幸せである、楽しいものだ、そう思えるのならば、その道を選ぶといい。きっと。]
いいんだ、おれだってお礼言わなくちゃ。
一緒にいたい人がいたから返ってこれたんだよ。
だから、これから新しいことするかもしれないけどさ。沙霧サンはずっと沙霧サンでいてくれよ。
>>397水
それじゃあ本屋さんに行かなきゃだね!
あ、でも図書館でもいいかも…
[そこはまた常盤に相談してみようかと、立花は頭で明日やるリストに加える。もっとも、実際会うまで覚えていられるかはわからないが]
うん!まかせてっ!立花頑張って教えるから!
[そう宣言する立花は自信満々気だ。]
やったぁ!迅兄ちゃんのお料理美味しいから教えてもらえるの楽しみ!!
[そういいながら教えてもらいたいものを指で数える。彼の得意料理、おかしやらエクセトラ]
それも含めて特訓だと思って行けばいいんだよー!
よしっ!決まりだね!じゃあ博物館も行って!本屋さんにも行こう!!ついでに常盤さんやいっくんたちも呼ぼうねっ
>>457続き
[そういうと近くに置いてあったメモとペンをとり先ほどの相談を含め軽くメモをする]
……あ。迅兄ちゃん。
[ふと、メモから視線を彼に向けた]
立花が今ここで生きていけるきっかけをつくったのは…迅兄ちゃんだから。
迅兄ちゃんが言い出さなかったら立花諦めてたかもしれないし…だからあのね。
−−−ありがとう!これからもよろしくね!
[そう言い切った立花に彼はどう反応するだろうか。彼の反応を待った後、タイミングよく、お腹がなるかもしれない。立花はここへきた理由を思い出し彼に言った]
迅兄ちゃんー立花、お腹へった!
何か所望するっ!
[中身などはどうあれ甘えたなのはいつまでも変わらなかったらしい**]
お下がりを頂くことで、キツネサマと食事することになるんだ。敬ってみるなら、ねねが食べなよ。
それに……我儘いうなら、私もねねと食べたい。
[ダメかい?と追いついたあなたに首を傾げた。]
一平はここで働くって住んでるからね。
ねねも床の上にあがってきても良いのに。
>>456天
そうだったわね。[くすくすと笑う]
……うん。
私は、"私"になれるといいな。
[――結局のところ、自分の目指しているのは、そこなのかもしれない。"妖怪"でも"女達の未練"でも"人間"でもなくて。ただ、"沙霧"として生きられたら。そのときには、]
一平ちゃん。
私を、見ていてね。迷っても、アンタの声でまた帰れるように。
独りで歩き続けるんじゃなくて、誰かが一緒にいるんだって、思い出せるように。
一緒にいましょ。
[「結婚しよ」とは、結局、言わなかった。何だか相応しくない気がした。それがきっと、何かが変わっていく証で、一歩を踏み出した結果だ]
[未来の夢を描きながらも、踏み出せなかったぬるま湯を抜けて。その先の未来はわからなくても、ゆっくりと進み続けるために]
[あなたの小さな手を、そっと、握った**]
>>459烏
たまにはね。……別に、お前の怒り顔ばっかり、知りたいわけじゃねえし。
[半分自覚した感情に、素直に笑顔が見たいなんて言えない。]
烏の食性ってそんなんだったっけ……。ま、身体壊さないんなら、別にいいけど。
──料理なあ。なるちゃんに教わるのも手かもな。
[ときわちゃんのはちょっとさっぱり系だ、なんて呟いていた。]
売れなかったら、中古書店に売ってくるから安心しろよ。
[最後はそんな、からかい混じりに。]
──いや、さ。あたしさ、モノの声聞こえるから。聞こえるけど、別に話せないし。[手のひらを見下ろす。手のひらから聞くからだ。]
あやかし同士なら話せるし。
こないだみたいなん、起きる前に。高尾みたいな、そゆのに慣れたのがさ、話聞いてやれば、なんか……起きないンかなって。
>>457 8花
図書館な。昔教わって、カードっての作った気がすんだけど……どこいったかな……
[その時は、文字にも物語にも興味はなく、どこかに放ってしまったのだが。今思えば、少し勿体ないことをした。早く始めていれば、何か違っていたかもしれない。時間があまりにありすぎるから、いつの間にか新しいことを先に先にと伸ばしていたのかも、しれない]
料理は厳しいぞ。今の味になるまで70年だからなー。
そして教えるのも厳しいぞ。70年経っても覚えてないからなー。
[そんな風に揶揄えば、あなたはまた拗ねた顔をするのだろうか。]
[知り合いたちの名があなたの口から出れば、おう、とだけ呟いて。あなたが一平との間になにかあったらしいことも、(目を配るようにしたから、だろうか)なんとなく察せるようになって。それを話してもらうには、自分はまだ非力だろうかと思いながら、聞きだすタイミングを見計らている。]
>>458 花
[あなたがふと振り返り、まっすぐに見上げて笑う。臆することもなく、そんなまっすぐな言葉を人に向ける。眉をあげて、それから目を細めて]
なんだよ急に。
……俺がそうしたかっただけって言ったろ。
[本当は何度も折れていたし、その度に誰かの手を借りて、なんとか立ち上がったように見せかけて、ごまかしごまかしやっていたのだと。そこまで晒せるほどの勇気がまだ足りない。けれど]
……俺も、立花が生き返らなきゃ嫌だと思ったから、
だから動けただけだ。同じだよ。
夕飯食ったろー。……デザートのあまり、持ってくるから待ってろ。
あぁ、うん。
こちらこそ、よろしく。
[お前が誰かと出ていくその日まで、と心の中で付け加えて。いつかきっと来る日まで、できるだけのことをし続けていこうと、今はそう思っている**]
>>467 続き
……どうだろうな。人のことも、妖怪のことも、きっと相談には乗れるよ、色々と経験もしたしな。
[それはこの間の件も含めてか]
[あなたの言葉を聞いて、あなたに近づいて、目線を合わせて顔を見て話をしようとするだろう]
そんなことを考えてたのか…
でもな、俺は、正直あきらの言葉には救われたよ。
──1回はつかめなかったけど、俺が今こうしてるのは、お前のおかげだよ
[それはきっと、倉庫での、廃ビルでのあなたの言葉]
んー…だから、なんだ。
あきらがの言葉だから、届くことってのはあると思う、俺が単に理屈で喋ったのとは違ってな。
だから、お前のそれで、そういうのに慣れてないって思うんなら、これから知って、慣れていけばいいさ。
今日だってそれのはじめだろうよ、それでも足りなければ俺でも、他のやつでも呼んで使ってくれればいいさ。
>>462 歯
うん、見てるよ。沙霧サン。
迷いそうになったらおれに言ってね。おれは、生きれる限りは生きてるからさ。おれも迷ったら沙霧サンに……言うかも。
そうだね、一緒にいよう!
[軽めの言葉で返事をした。彼女にはきっと沢山の言葉はいらない。ゆっくりでもきっと進めるんだろうと信じていた。そして、自分もまた。]
頑張って!
[自分より大きな手に握られれば握り返す。きっと進めるよの代わりに。]**
>>460狐
掌で潰さないっていうんだったら考えてあげるわ。
[ネズミの姿の己を思い描きながら、どうにも満更でもなさそうで。]
それはもう。
蘇って悪いことなんて、一つぽっちもないわ。
[そんな返事を返したのは、ビニールを受け渡しながらだったか。]
……それは、ごめんね。
けれど、別に、チャラにしてもらう為に持って来たわけじゃ、
[そう言葉を続けようとして、振られたビニールに気を取られた。
続いたあなたの"我儘"に、一つ、こくんと頷いて。]
だったら、そうね。一緒に。
[なんて満面の笑みを向けた。]
[社へ向かいながら、一平の話を聞く。住人が増えたなんて知らなかったが、缶詰の安否を除いて、概ね生活にかわりはないだろう。"床の上に"には、「狭いところの方が落ち着くの」なんて返したけれど。今日ばかりは、同じ社の床の上から、なかなか引っ込もうとはしなかった。何もかも愛しいねぐらに、やっと帰ってこれた記念の日だったから。**]
>>470天
[あなたからもし頼ってくれたら、それはそれで、とんでもなく喜んでしまうんだろう予想はついた。寄ってくるのは相手の方からでも、なんだかんだ言って、寄りかかっているのは自分の方な自覚はあるから]
[握り返された手に、嬉しそうに微笑んだ**]
【いつかどこかの空の下/昼】
[それはよく晴れた日だった。仕事を休み、雲一つない空の下、都心部の喧噪を少し離れて、あの廃ビルまでやって来た]
[廃ビルは封鎖され、取り壊しの日程が書かれた紙が壁に貼られている。それはそう遠くない日付で、やがてこのかつての集会所は、影も形もなくなるのだろう]
[戦った日々があった。夢見たものがあった。思い出にするには生々しい傷があった。けれどそれを、後悔として胸に刻みたくはない。それは変わりゆく命の道を生き、歩くための、掛け替えのない靴なのだから]
[女は空を振り仰ぐ。この世に生まれ出でたとき、身に纏っていたのは白いドレス。本能の声を聞いたとき、力をくれたのは黒いドレス]
>>465 花
いいんだ。りっちゃんは人ができてんな。雪女だけど。
最後のほう今なんて…?
[本当によく聞き取れなかったようだ。聞いていたら彼にとっては衝撃の事実であろうが。]
分かったけど、いつ決まるか……というか。もう決められたような……[後ろにいくにつれ小声で呟く。]
クローバー?急に?いいけどよ……。その。ま、いいか。
[右手を握りあなたの提案通りクローバーを探しに行くのだろう。遠い未来まであなたの気持ちも自分の気持ちも理解しようとも分かろうともしない、ということは許されないだろう。でも今日のところは幼馴染との関係は今のところはこの距離のまま、幸運を探しに。 ]**
[でも、まあ。自覚できたのは、悪くない。]
【某家・深夜】
[誰かの寝言で目が覚めれば、寝ぼけ眼を擦ってから、なだめるみたいに彼の髪にキスを落とすことくらいは、できるようになった。すぐ寝直すけど。]
[それは多分、気づかれるまでの秘密だ。**]
【水タバコ屋/朝】
[ツボから出て、ひとつあくびを噛み殺しながら。今日も何とか朝のうちに起きられた、と時計を確認する]
[あれから、どれくらい経ったろうか。思ったよりも身体の回復は早いらしく――それでも元に戻るというわけではないのだが――なんとか8時間、元の姿で動けるようになった。その日から、昼間も2時間だが店を開けることにした。あと、定休日も決めた。]
(「普通は決まった時間で店は開くし、客が来ないからって寝ないもん」らしいから、なぁ)
[砂糖の代わりにカルダモンを入れたコーヒーを飲みつつ、そんなことを考える。更生したのかと今聞かれたなら、そんなもん、と隠さず頷くだろう]
[そのうち起きてくるだろう、立花の分の食事を温める。立花は最初の数日こそ、早起きを始めた彼に驚いたり喜んだり、はたまた熱でもあるのかと心配したりしたのだが(ちなみに平熱は40度である)、もう慣れたのか騒がなくなった。]
全て世は事もなし、かぁ。
……自分が変わったかどうかなんて、自分じゃわかんねーしなぁ。
[肉を薄く切って、丁寧に焼きながら。カウンターに置いた本を眺める。店が開く前に、少し読めればなと思いつつ、一日1ページ読めればいい方なのだが]
[立花が起きてくる音がする。今日は忙しくなるから常盤も手伝いに来てくれる。常連になってしまったかしましい女2人は来るだろうか。クルト騒がしい親友コンビも。それから、なんだか遊びを教え込むのが楽しいらしい新しい友人も]
[もう一つあくびをして、肉を裏返した**]
みなさん、約2週間お疲れ様でした。
楽しんで振り返れる村になっていればみんなの幸いです。
東亰奇譚【名月のやるよRP村】へのご参加ありがとうございました。
では、皆さんまたご一緒しましょう。
また同村してみんなで楽しめることを願いつつ。
ありがとうございました!
[1]
[2]
[3]
[4]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新