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>>99猫
……言えなくていいんだよ。
あきらは私のぬいぐるみだけど、もうあきらの……人生があるんだから。
[妖怪にも人生という言い方が当てはまるかは分からないけれど、それしかいい言葉が浮かばなかったんだ。]
私は幸せだったよ。未練みたいなのも、そんなになかったし。生き返るまでに、それも大体解消できたし。
あとはあきらが気になってただけだったから。
あきらと同じ。あきらの幸せの邪魔になるなら、死んだままでもいいかなって。
[2回目だしね、なんて言葉はどこか軽口めいていた。]
――あきらはよくばりだね。
[幸せそうな響きを帯びて、目を細めて笑った。]
>>90歯 >>95花
あんまり寒いと尻尾が痛いのよね。
[口元に指を寄せて、思案の振りを見せたものの、]
立花が案内してくれるなら悪くはなさそうだけれど。
寒かったら沙霧の懐でも借りればいいわけだし。
美味しいものも期待しているわ。[なんて、少女へ微笑んでみせる。]
>>97烏
"群れ"から取り残されるなんて、誰だって寂しいわよ。
[笑いながら言ったあなたに対し、真剣な声が返る。けれど、それもその一瞬だけ。]
お礼を言ってたわ。あなたのこと、気に入っているみたいよ?
[くすりと笑んでから、あなたの「金は」なんて一言に、ゆっくりと首を傾げる。笑みに不敵さが混ざって、]
やあね。ネズミは昔からいろんなところに潜り込んで来たのよ?
[堂々たるタダ乗り宣言が出た。]
>>103烏 >>105鼠
ね。温泉とか入りたいわ。お肌すべすべになりそう。
そこのネズミはちゃんと防寒対策しなさいよ。またパンの耳請求するわよ。
[青年の言葉には頷きつつ、横から「懐を借りる」などという呟きが聞こえれば、ジト目を悪友へと向けた]
>>107花
へええ、そうだったの?
じゃあ立花ちゃんも、いつかは観光大使になるのかしら。
[元気よく胸を張る少女を見ながら、くすりと笑って。この子もいつか立派な大人になるのかな、などとふと思った。……年齢的には、相手の方が随分年上のはずなのだが]
[しかし、自分の問いかけに真っ赤になってしまう様子は、まだまだ子供のようで。少し意地悪そうに笑みを深くする]
そーお?いいの?
そろそろアプローチしないと、ずっと気づかれないままかもしれないわよ?
>>102 猫
それはちげーよ!おれめっちゃ嘘つくぞ!だからちげーけど……。
でも、よかったよ……。
[からかいの言葉だけの笑いでもでてくることには安心したが相変わらず力の入らない様子のあなたを心配そうに見つめながら言葉だけはいつものように答えた。]
あ、それ。通りであのときねーなーって思ったわ。
あきらが持っててくれたんだな。そっか。
へへ、二人分働いけたんかよ。
>>104狐
……ずっと、ずっとときわちゃんが死んじゃった後悔、抱えてくんだろうなって思ったんだ。ときわちゃんが生んでくれて、みんなと過ごしてきたから、……死ねないって、後悔しても、死ぬわけにいかない、って。後悔抱えて苦しくてもしんどくても、ときわちゃんやみんなの時間、残さなきゃって。それがあたしの人生なんだって、そう、……
……ときわちゃんがいるなら、またぬいぐるみに戻れるかなって思ったのに、……。
[ぽつぽつと雨だれのような言葉をこぼした。]
……ときわちゃんが死んじゃった後悔抱えて、幸せになれるわけ、ないじゃん。
3回目は、絶対ない。これからもっと、しあわせになるんだもん。事故も、死んじゃうのも、ないもん。
――ときわちゃんは、もっと幸せになっていいんだよ。
あたりまえなんだよ。
>>103烏
[彼の笑みを見て立花はホッとしたようにまた笑う]
うん!立花も、高尾兄ちゃんに会えて寂しくないし、嬉しいよ!
[立花は知っている。あの時、幼馴染が死んだ日。彼が死んだのは何が原因だったか。でも立花は知っている。大切な人を殺して憎んで殺しては、悲しみの連鎖しかならないと。だから立花はふと目を伏せ、また開いた。]
さっすが高尾兄ちゃん!わかってるっ!!
[だから立花は彼に笑顔を向け、兄のように慕うのだ。]
>>105鼠
寒いのは…立花が迅兄ちゃんに頼んでカイロかってもらうから!
ねね姉ちゃんが寒くならないように立花頑張るから!
[彼女の始めの言葉に少しあわあわとするが、その後自分に向けてくれた微笑みに立花は嬉しくなった]
うん!北はね!お魚さんとか美味しいものたくさんあるから!
期待して!
>>106 狐(>>猫)
あ、そうなんか?てっきり……。
[あなたの顔色の悪さから勘違いしてしまったようだ。あなたの視線の先を見れば合点はいったようで。]
分かった。持ち帰っちゃる。
常盤サンも無理すんじゃねーぞー。
[あなたに念押しするような言葉を投げると、あきらを抱えようとおぶろうとする。]
>>105 鼠
…そうだな…。ったく、今度はおいてくなよ?
[先に行く、あのメモを思い出して]
そうか、…俺は鼠の言葉はわからなくてな。なら良かった。
[ふ、と少し安心したように笑った]
──…だと思った。
車はそれでいいが、飯代くらいはなんとかしろよ。もしくはまた今度手伝ってくれ。
[不敵な笑みに、答えを予想していたのか、やや呆れたような口調で。]
>>108歯
温泉か…それはいいな。
後はいいお酒があれば更にいい。
[うん、と頷いて同意して]
…ねねについては任せた。
[あなたの悪友、自分の腐れ縁についての防寒とか、旅行の諸々についてはそんな風に]
>>101水
随分でかい息子がいることになっちまったね、成さん。
別に身体の構造は変わっちゃないんだろ。営業再開祝いで今日だけ酒を持ってきてあげたっていったらどうする?
[愚痴を零すあなたに皿を片付けながら揶揄うような笑いと言葉だけを向けてから、あなたの反応を伺うみたいに視線を流した。]
……私かい?
まあ成さんと比べると小さくて細かったろうけどね。
[小さくなったなーにはしょうがないさ。とだけ言って、あなたが手を振るのに合わせて話を切りあげた。黙々とお互いに己の作業をする室内で、箒をはく音と、皿を重ねる音だけが響く。]
……そうだね、悪かないよ。
あきらとか、喜んでくれたしね。
ありがと、成さん。
>>116烏
いいわね、お酒。
アンタ強い方?飲むんだったら付き合わせなさいよ。
[妖怪は酒好きと相場は決まっている……のかはわからないが、少なくともこの女は酒好きのようであった。あなたの言葉に賛同して、にやりと笑う]
……毛糸の靴下でも買って突っ込んでやればいいかしら。
金は何とか搾り取りましょう。
[悪友たるネズミの話になれば、冗談交じりにそんなことを言った]
>>114 猫
ぱらとくすってなんだよ。でもなんかすごそうだから起こしてやるわ。
おれは元気だ、安心していいぜ。
[からかいにはいつものように返す。だが、続いた言葉には一拍置いて。]
財布は使わなかったけどよ、帽子は助かったぜ。
だーーって見てるだけしかできねーもん!どこにいんのか分からねーし!
ま、そんなボロいのであきらの力になったんならいいさ。
おつかれさん。
[にししと笑いかけた。そうして>>113のようにあなたを抱え込んで神社に運ぼうとするだろう。そして聞こえるか聞こえないかの音量で呟いた。]
あんがとな。
>>109歯
んん…北の…周りの皆はそう言ってたけど…
でも立花はこの町の皆とずっと居たいから、かんこーたいしはパス!なの!
それに大きくなったら立花、沙霧姉ちゃんに素敵な服見繕ってもらいたいもん!
[そういう少女はきっと大きくなっての彼女の妹であろうとする。年齢的には少女の方が上だが。立花には関係なかった。]
うーーーーー…
[意地悪そうな笑みをする彼女の言葉に立花はもじもじとうねりながら、しかし顔はどんどん赤くなる。ゆきんこである立花だがさすがにこれでは溶けないが。長い間、誰にも言わなかったこの気持ちをよりにもよって目の前の彼女に気づかれた。なぜ彼女かというと…]
だ、だって…いっくんは、その…ええと…[沙霧の事をちらちらと見ている]
いっくんにとってりっかは、ただの幼馴染だし、それに…その、ね…[へニャリと困り顔をし沙霧を見た]
―――いっくんには結婚する相手がいるみたい、だから
[誰とは、言えなかった*]
>>117 狐
息子……俺の!?俺が!?
それ、俺がなんかすげーダメなやつに思われないか……?
[早く元に戻ろう、と決意を新たにしたが、元の姿に戻ったところで誤解が解けるという話でもない。仕方ないだろう。]
……ほんとか?なんの酒?ここんとこ忙しくて飲んでねーんだ。体は多分……いやうん絶対平気だ!飲もう!飲みたい!
[目をきらめかせて跳びはねんばかりに喜ぶと、もうただの子供にしか見えない。話の内容は酒のことだが。]
[悪くない、という言葉には目を細めた。掃除の手を止める。]
あー、アキラは喜んだろうな。あいつお前のこと好きだもんな。他にも喜んだやつ、いっぱいいんだろ。
……でもな。トキワがどうなのかって、そっちのが大事だろ。
悪くない、じゃなくて、あー生きててよかったーって、そうなんないと、ダメだろ。
>>119天
嘘をつくいっぺーちゃんが「おれは嘘つきだ」というなら、いっぺーちゃんの「嘘つき」もまた嘘であり、嘘をつかないいっぺーちゃんとなってしまう事象を指す。起こせんのすげーよ。
[パラドクスを言えなかった相手に説明をとうとうと述べたが、最後にからかいは忘れない。そんなからかいに自分で気持ちを持ち上げている。]
そっか。……大事にしまわれてたから、持ってっちゃダメだなって。助かったんなら、よかった。
――おう。すっげー力もらったよ。高尾も、……[ああ。じゃあ、あの時彼はやっぱり、一度死んだんだろうな。なんて小さく笑った。]……まだ、わかんねーし。
[>>115のようにひとしきりわめいて、戯れのようなことをしていたけれど。あなたの声に、]
……こっちこそなのになあ。
どういたしまして。何がか、わかんねーけど。
>>124 狐
いんやいんや気にしねーで。あきらー行くぞー。
[あきらをおぶるように抱える。あなたの問いかけには自分でも言うことを迷っているかのように答えた。]
笑わないでくれよ。そのお、おれ、働いてみようかなってさ……。できっこと全然なさそうだけどよ……今回ので、おれ働いてもいいかなーってさ。
でも、人間の仕事は無理だからどうしたもんかな。
>>123狐
3度めの正直っても、言う。
[少し言葉に迷った。
あなたが一度目の生を終えた時、放り捨てられたごみ処理場でぶつけてひびが入って、二度目の生を終えた時、嘆きの中で晶となって零れ落ちて、その眼は失われた。いまではぽかりと虚ろがあるばかり。
それでも残った右眼、あなたの為か、何の、誰の為か。]
……わかんない。ときわちゃんが生きてても、あの日ときわちゃんが痛かったことも、いっぺーちゃんが生きてても、あの時何もできなかったことも、……きっと、忘れないから、後悔すると思う。謝ってもしょうがないのに、謝りたくなると思う。忘れられるわけ、ないもの。
でも――後悔も、悔しいのも抱えて、歩いていく、だけじゃないかなっては、思う。
>>122水
え?気づいてなかったの、成さん。
……もともと、さしてダメじゃない奴には思われてなかったんじゃないかい?
[ややダメの方向性が違うだろうけれど。]
甘酒。[きっぱり言ってから一拍。]成さんとじゃないと飲む気しないから、アブサン持ってきたんだけど……ビールとかから試すかい?
[酒に飛び跳ねて喜ぶ子供というあまり宜しくない風景に苦笑いをした。今いち言いきらないあなたに、別のを買ってこようかと提案したけれど。]
[最後の皿をしまい終えて、戸棚の扉を閉める。]
あきらは私のぬいぐるみだったから。そうだね……他にも、ありがたいことに、喜んでもらえたよ。
成さんは分かってないね。皆が笑ってて、悪くないなって思えるような平穏な日が続いくなら、それ以上の幸せがあるもんか。全て世は事もなしってね。
>>116烏
ええ。今度は必ず。
……ネズミについては、任せられないみたいだしね?
[重く、はっきりとした答えのあと、それを自ら茶化すかのように軽口を叩いた。]
飯代……飯代ね。
手伝いの内容が決まったらすぐに教えてちょうだい。
[呆れた口調も意に介さずに、なお堂々と未払いをのたまった。]
[それから、冗談に冗談を重ねるような旅行談義を続けて。悪友が何事を囁いて、少女が赤くなる様子も見た。色恋の機微はネズミにはわからなくとも、どんな話が沸いているものか、二人を見比べたりなどして。]
[部屋を出る昔馴染みには、(>>126)連絡の念押しもした。ネズミとカラスだ、如何様にもなるだろう。]
[夢は一度破れて、廃ビルも何時まで残るか知れない。けれど、この"群れ"が続いていけば、幸せな未来も目指し続けられるようではないか。まずは旅行だ。次もその内に決まるだろう。そしていずれは、誰も苦しくない方法で――。**]
>>125 猫
つまり、どういうことだってばよ。
おれが嘘つきだっていえば嘘つきも嘘になるから嘘つきじゃなくなるけどもっと嘘つきにならないと…ええいおれはすごいからいけるかもしれんぞ!うん。
[考えるのを諦めた。だが会話は段々といつもどおりに戻っていってて。]
りっちゃんのだったんだ。本人に渡せなかったけど、話ができたんよ。
ほー鬼の力は持ち物にまで影響するもんだったかー
[軽口。だが高尾の名前を聞けば少々緊張感が走る。]
そか。あん人もどうしてんのかな。
[「大人しくおぶられろ!ぬのにゃんこ!」などと喚き返した。呟きに気付いたなら「いーって」とそっけなく返したのだろう。]
なんか言ったかよ?
……そっか、これがあれか。お互いさまってやつか。
[にやりと笑ってみせた。そうしてあなたを神社まで運んでいくために階段を一段ずつ慎重に上り始めるだろう。]
>>133天
すげえ! 論理をねじ伏せた!!
[ついに今にも笑いだしそうな声に変わった。]
――……そっか。よかった。話ができるのが、一番だもんな。
何も分かんないままは、つらい。
[ご利益あるじゃん、なんて軽口をたたき返したけれど、続く言葉に、一度口を閉じる。]
……多分、一度死んだんじゃねーかな。新しい道、探すとか言ってたけど。――殺さねーって決めたから、もうちょっと、見てようかなって。
[聞きてー? なんて尋ねてたのは少し前。]
いっぺーちゃんはいい奴だねって話だよ。
……いっちょまえに覚えた顔して。
[あなたの不敵な笑みに、大仰に渋い顔を作ってみせた。すぐにそれも破顔に変わって、負ぶわれた背で時折、あなたの後頭部に顔をぶつけて戯れていたんだろう。]
>>132 狐
[あなたが笑わずに聞いてくれた事にほっと肩をなでおろした。]
買出しはいつもやってるしなーじんが小さくなったからもっと手伝ってやらんとな。
……あ、ここの仕事ってさ、おれがやれることある?
[ここ、とは神社のことだろう。あなたの顔を覗き尋ねた。]
>>134狐
……ときわちゃんは、あたしよりずっと人がいいから。
こんなさ、奇跡みたいなことが起きるんだから、だいじょうぶ。
[人形は目が命、新しい目が入ってもきっと義眼にしかならないのだけど。でも、このぬいぐるみを妖にしたあなたの手なら、崩れた布の頬も、人のそれにかわるのかもしれない。]
ときわちゃんは、ずっと必要だよ。ときわちゃんのしあわせが、いっとう嬉しい。ときわちゃんに大丈夫って言ってもらえたら、なんでも大丈夫って思えるよ。
……今晩、泊まってっていい? 両手もないけど、綿は足りないけど。
……館のみんなに、見つからないといいけど。
>>135 猫
はっはっは!さすがだな、おれは!
[笑っておいた。きっと意味は分かっていない。]
うん。りっちゃんと話せたから希望も持てたんだ。話せなかったらずっとしんどかっただろうな。
新しい道、ねえ。そういうことならま、いいけど。何すんだろ。今度聞きに突撃すっか?
ふーん?もっといっぺー様を褒め称えていいんだぜ。
へへ、ばかだからな。よく忘れるんだ。
[渋い顔に先ほどよりもいじわるな笑みを浮かべてみせた。そうしてわざとらしく「はは」なんて声を上げて笑って見せたはずだ。頭をぶつけられたら後頭部で抵抗したんだろう。バランスを崩しそうなくらいなもんだから見ている側がハラハラしたかもしれない。
そうしてじゃれ合いながら神社の階段を上っていく。あなたと穏やかな日々を過ごしたのが久しぶりのように感じて、嬉しかった。照らしてくる夕日が暖かく感じた。]**
>>138 狐
強いけどあれだとおれよか小さいからなー。
[小さいといってもほんの僅差だろうけれど。自分より小さい者がいることは気になるらしい。]
金……。金……の問題はてーへんらしいよな。分かんねーけど。
[真顔で考える。だが答えはすぐに出て表情は明るくなった。]
あ、おれ家ないわ。神社とかに住んでいいならそんでいいぞ!
[あっけらかんと言い放つ。]
>>139天
斜め上に。
[褒め言葉と間をあけた、からかう付け足しだ。]
いっぺーちゃんが元気になったんなら、一番だ。りっちゃんも、いっぺーちゃんに希望、もらったと思うしな。ああいうのは、大概相互だし。
――いよいよわかんなくなったら、そん時は頼もうかな。あいつ、分が悪くなるとすぅぐ逃げやがっかんなあ、いっぺーちゃんに羽交い絞めにしてもらう。
鼻高くなりすぎてピノキオになるよ。
――生意気なのか謙遜なのか、わけわかんねーし。
[べえ、と舌を出して見せる。まるでいつかと変わらないやり取りだ。
……こんな日が、また来るなんて思わなかった。小さな背がひどく大きく感じて、でも変わらぬ言葉が交わされる。夕日がひどく暖かくて、綿の減った胸まであたためた。
みじめで後悔ばかりでも――ないなあ、なんて、なんとなく思っていた。**]
>>140狐
えこひいきしちゃうくらい、人がいいんだよ。
正直者だからね。絶対、だいじょうぶ。
[そうする、なんてもう一度。]
そうだよ。付喪神になっても、あきらになっても、人になっても、もっと別のなにかになっても、ときわちゃんにだけは、ぬいぐるみなんだよ。
口もあるから、息もいっぱい吸い込める。
……手は、どっかに落としたんだよ。足は……また、ほぐしてもらえたら、嬉しいけど。
でも、今日はそれより、ときわちゃんと一緒にいたいよ。
[漏れた言葉に、うん、なんて頷く。]
そうだけど。
そこまでせんでいいよ。そしたらぬいぐるみのふり、するし。
[ときわちゃんが出入りしにくくなるきっかけになるのは嫌だ、なんて付け足した。
そうして、一平とあなたのやり取りを横に聞いていたんだろう。変わっていって、変わらないあなたがいて、……わるくない。**]
>>143 狐
ここって山よりは襲われないし安全なんだぜ?
食い物はすくねーけど。
[たくましいというかなんというか。お手伝いという概念を持っていないのであなたの疑問にはきっと気付かない。]
いいよ!すごいいいよ!
それならやれる。じゃあ今度から頼んでくれよ!
あっでも最初は……どこになにがあるのか教えてくれ。
[返事を聞けば表情を明るくして満面の笑みで答えただろう。天邪鬼の人生の第一歩はうまくいくのか。それは遠い未来になるまで分からないだろうが、その日の夕日は暖かかった。]**
>>129 狐
えっ……俺そんなにダメか……ふつーに仕事してんのに……
[妖怪基準である。]
ニンゲンがどう増えんのかよくわかんねーけど、つがいがいねーのに子がいるのはまずいのは知ってるぞ。
てかさりげなく今俺ひどいこと言われてるな?
[むくれた顔をして見せても子供の姿では怖くもなんともない。]
いーやアブサンでいい、アブサンがいい。
飲む約束だったもんな。飲む飲む。もう飲もうぜ。
[言うとグラスと水を準備する。グラスは危なっかしいから、あなたが助けたかもしれない。それから暫く考えて、あと1時間はいけると踏んだのか姿を大人のそれに変えた]
……ねねも住んでたし。最近一平も住むことになったんだろ、トキワのとこ。人気者だな。
まぁ、俺も平和なのは好きさ。でも、俺らの生は長い。自分で楽しいこと見つけてかないとさ……こう、あれだろ。いつか飽きるかも、だろ。
それにほら……俺と違って、他の妖怪連中も、いつかは育ったり死んだりでいなくなんのかなぁって。今回思ったから。
[言うと2つ分のグラスにアブサンを注ぎ、慣れた手つきで水を入れてぐるりと混ぜる。]
トキワもいなくなんない方、だろ?
[カウンターに腰掛けて、頬杖をつく。]
>>120花
そっか。
じゃあ、こっちで北の魅力PRして、向こうにじゃんじゃん旅行に送りこまなきゃね。
……結婚できない女の見立てでいいの?
[私らみたいに、と冗談めかして言って。続けて服を選んでほしいと言われれば、照れたように笑いながら肩をすくめた]
うーん、「ただの」幼なじみ、ねえ。
……立花ちゃんは、本当にそれでいいのかしら?
[あなたの言っている相手が誰なのか、自分はよくわかっていた。だからこそ、問う。互いにとって後悔のない道を目指したいから*]
>>148水
普通は決まった時間で店は開くし、客が来ないからって寝ないもんさ。
[人間基準である。]
大体、立花の時点で思われてたんじゃないかい。あの子住んでるんだし。
[堂々と言ったね、なんてむくれた顔に少し笑った。]
大丈夫かい?ぶっ倒れても私じゃ運べないよ。
[何にしろグラスはいるからあなたの代わりに取り出して。大人の姿に変われば、それなら大丈夫かな、とこれまでと同じようにあなたを見上げた。]
それなりの敷地があって、人が来なくて、都合が良いからね。
[カウンターに腰かけて、あなたが用意してくれる様子を眺めながら、]
まぁ、私もまだこうなって20年位だからね。いつか飽きが来るだろ、って感覚がまだ薄いのかも。飽きなさそうだから神使にされたのかもしれないけど。
――そうだね、平和ならいなくなんないかな。
>>150 狐
ニンゲンが厳しすぎんだよそれきっと。
リッカは……預かってるだけだって言ったし。俺の娘にしてはしっかりしすぎてるからなぁって言われ……あれ?
[さりげなく自分disであることに気づいてしまった]
うん、こっちの方がしっくりくんな。
[とあなたの視線の向きを確認して。]
さっきまでのだと、それこそ俺とリッカみたいじゃんか。それじゃ格好つかないからなぁ……
[とグラスを軽く持ち上げた。乾杯の仕草である。]
やっぱ、なんもなければ死ねないんだよな。
[そう言って苦味を含んだ笑みを浮かべる。]
俺は何回か飽きたことあるからなぁ。あんまり同じ生活続けてんのも、怖くなるときがあるよ。今は楽しーけど。
ま、飽きてから考えりゃいいんだけどさ。それまでに、なんか楽しそうなことは考えとけよって話。
[そして一口酒を飲み込むと、あー、これは飽きねー、などと笑った。]
>>151水
日ノ本は特に厳しい国みたいだしね。
成さん、人間のことに疎いから行動がボケてるときあるしね……まぁ、本当に気になるなら、化けて嫁のふり位してあげるけどさ。
[軽く肩を竦めてみせた。]
恰好なんか気にする方だったんだねぇ、成さん。
それはそれで楽しむかと思ってたよ。
[あなたに合わせてグラスを手に取れば、同じく軽く持ち上げて返した]
まぁ……一応神の眷属だから。成さんと違って核みたいなのはないけど。
[事故とか殺人位かな、とこちらは平素の表情で首を傾げた。]
そういうもんかい。成さんは飽きたら壺に忍び込めばどこなりと行けそうだね。
楽しそうなことねぇ……あんまりピンとはこないけど。先輩からの忠告と思って聞いておくよ。
[舐めるように少しだけ飲んで、じゃあこの味を覚えないと、なんて笑い返した]
>>152 狐
[ふんふんと相槌を打っていたが、嫁、というところで咳き込む。]
いや、お前、それはあれだろ、すっげーダメなやつな気がする。そーいうの、ふりはダメだ、ふりは。
……あんま、他で言うなよ、そゆこと。
[そう言って酒をぐいと煽った]
俺にもそれなりに見栄はあるんだぞ?
[コブ付きに見えている時点で台無しだが。]
そーいうの、平和なら起きないからな。
[物騒な言葉にはそう返して]
そーなぁ。ツボ以外でも狭いけどなんとか……指輪とかでもいいけど。ここに飽きたらどっか行くかね。まぁ、当分大丈夫だろうけど……あと100年いけるか?
ん。そうなぁ。とりあえず神社に飽きたら、うちで働いてもいい……ってのは、前に言った気がするけど。
俺はいいよ。まーひとつ、センタクシとして覚えとけよ。
[そこでもう一口、グラスに口をつけてから、口元から離し。]
…………ぐるぐるする
[眉間を押さえてそんなことを言った。]
何むせてんだい。[せき込むあなたの背を軽くたたいただろうか。]
そうかい?私、狐だからそういうのは得意分野なんだけどね。
……まぁ、そういうならやめておくけどさ。
[酒を煽りなおすあなたの背から手を離した。]
そんなに立花たちと同じサイズは恰好つかなかったかい。成さんも男だねぇ。
[くすくすと少しだけ笑い声を零した。]
そうだねぇ、あきらにも3回目の正直っていわれたし。
[手の中でグラスを回して、また少し舐めた。]
絵本の魔法の道具みたいだ。でも、100年位ならまだみんな生きてるだろ、多分。
[神社に飽きたら、に苦笑を零す]
成さんとこではこれまで通り働かしてもらうつもりだけどさ、神使が飽きて神社捨てちゃ駄目だろ。
[言葉があいたところでまた一口。]
……成さん?大丈夫かい、やっぱり強かったんじゃないか。
[グラスを置いて、あなたの顔を覗き込んだ。]
動けるうちに部屋に行ったほうがいいよ
>>154 狐
んー……あっこれ、これが、酔うってやつか……
[覗き込んでくるあなたの顔が揺れて見える。おそらく核が小さくなったことで、アルコールの消費が難しくなっているのだろう。初めての感覚に頭を振ると、さらに世界が揺れた。]
んー……そう、オレも男……多分な?こっちがいつもの姿だし……。
だからこう……矜持とかいろいろあって……
ん……別に神使とかじゃなくて、トキワはトキワでいいと思うぜ?好きなとこいって……
[かくん、かくんと頭を振り始めた。急速に酔いが回っているようだ。]
100年、くらいでいなくならない、なら。安心だな。
でも俺、俺も多分、まだ500年は生きるし。
だから、気が向いたら来るといい、よ。
[そこでついにべちゃりとカウンターに突っ伏す]
……ん。そーいうのはふりじゃなくて。
本当にしたくなったらな……
[そこまで言うと、しゅるりとほどけるように姿が子供のものに戻る。そして、カウンターに突っ伏したままスヤスヤと寝息を立て始めるのだった]**
>>157 水
……やっぱりもとに戻るまでは酒はお預けだね、成さん。
[焦点のあってないような目に苦笑して二人分のグラスを遠ざけた。]
はいはい、そりゃすまなかったね。
[神使については、蘇らされたのがそのためだしなぁ、と思いはしたけれど、それ以上はもう言わなかった。自分を想っていってくれてるんだろうし。
揺れる頭に一度居住区へと視線を向けて、これは部屋まで戻れないなぁとおもえば貴方に戻した。]
あぁ、そうだね。それなら、ここに飽きて別の場所へ行くときは知らせてからいってくれよ。
気が向いても成さんのとこいけなくなるからね。
[べちゃりと突っ伏すあなたの頭を撫でる。]
分かったよ。
[最後の言葉に肯定だけ返して、子供に戻ったあなたの頭を一撫ですれば手を離した。あなたの姿を見下ろして少し考えたけれど、やっぱり子供とはいえ熟睡しているのを連れていける腕力はなさそうだ。肩への掛け布や顔の下へとクッションを置く。
「楽しかったよ。次は元に戻った時にね。」なんて書置きを残して店を閉めていったんだろう**]
>>155 >>156花
ふふ、応援してるわね。
じゃあそのときは、未来の宣伝部長さんにピッタリのドレスを選んであげなきゃ。
[あなたの答えに照れ臭そうに笑い、頭を撫でようとして]
……そりゃ、そうよね。
私自身はさあ、そういう経験ってないけどさ。
言えなくて後悔して、それが未練になる女なんていっぱいいるのよ。
立花ちゃんには、そうなって欲しくないし……
叶うなら、立花ちゃんにも、一平ちゃんにも、幸せになって欲しいと思うわ。
……勝手なこと言ってるなって、思うけどね。
[女の未練の化身たるからこそ、その辛さの断片とはいえ、骨身に染みて理解していた。だからこそ、と、]
【商店街の外れ(公園がそばにある)・昼下がり】
[ランチタイムが終わって、夕食の買い出しには少し早い時間。小学生が帰ってくるのもまだもう少し時間がかかる。
そんな、昼間でもひと気が失せる時間帯が、人の世にはある。
今はそんな時間だ。
住宅街の奥様方はワイドショーに夢中になるか、穏やかなお昼寝に興じるような、そんな時間。]
[昨日の夜に右足は直してもらったから、久しぶりに二本の足で歩ける。不便でしょうがなかった。
そういえば数日前から転がり込んでいる彼に連絡しなかったなあ、なんて思ったが、考えてみたらそもそも携帯番号知らないし。不可抗力。]
[「いっぺーちゃんに、おみやの塩大福買って来る。」一緒に商店街に来た彼女にそう言って、先に和菓子屋へと入った。
塩大福を5つばかり買い込んで、また彼女の所に戻ろうとへてへてと歩いている。]
【商店街の外れ(公園がそばにある)・昼下がり】
>>160 猫
[商店街の外れ、通常ならこの時間にここにうろついていることは無いが、今日は休日だ。]
[数日前から、彼女は帰ってこない、どこで何をしているのか。どこかでうまくやっているだろうか。
戻っているならここだろうか、と公園を見に行ったが、やはり居なかった]
…どこほっつき歩いてるんだ…。
[普段なら、ふらっとどこかへ行っても烏の目撃談の1つや2つあるだろうけども、それがない。]
あの体だ、何かあったか?とやや苛ついた様な足取りだ。心配とかではないが…と心で繰り返しつつも。]
[そんな男は、その和菓子屋の前に差し掛かろうというところか、一緒の女性が中にいるのか、外にいるのか。
とにかく、右へ、左へと視線を彷徨わせていた]
>>160,>>161猫、烏
[人気の少ない時間帯の方が商店街は歩きやすい。あなたの見た目は幻術でどうにかしてるとはいえ、腕がないのは事実だ。あなたの目や綿の買い出しに馴染みの手芸店へと顔を出して、あなたの目を選んだ。
ピンクやヘーゼルも綺麗ではあるけれど、今ある目との釣り合いを考えると似たような色合いのものを選んでいただろうか。透明感のあるものをが好きなようではあったけど。]
[「じゃあ、外でまっておくけど、大丈夫?」なんて尋ねはした。なんたってあなたは腕がない。和菓子屋の店先に立って、少ない人の流れを眺めていたんだけど。]
……。……。
[見覚えのあるひとがなんかすごく誰かを探している……。へてへてと歩いて戻ってきたあきらへと視線を向けた。]
あれに心当たりは?[高尾を示している]
>>180烏
うっさい。ほっといたら死にそうなツラしてた奴が言うかよ。しかも死なないとか言いながら死にやがって、鳥あたまじゃんか。
[ぽんぽんと悪態をつき返してから、]
まーね……ときわちゃんやいっぺーちゃんや…他のもちょっと帰って来たって聞いたけど、そうじゃないのが普通だよ。
終わったからって、気持ちは終わらないし、起きたことだってなかったことにはならねえもん。
[ちらりと視線だけ、館の方へと向けた。ここから見えるわけもない。]
ウン――もっかい、ときわちゃんのしあわせ願えるってことだもんな。さんきゅ。
[不思議とのたまうあなたが、昨日の自分のようで、少し笑った。]
>>181 狐
正直、ぽっくりいってもおかしくないくらいには驚かされた。
[少し、この現実に落ち着いてきたのか、垂らして居た汗を、ハンカチで拭う]
…そいつは、良かった…って言うのも違うな。
[だまし討のようにあなたに手を掛けた自分には、それへの感想が口にするのも難しくて]
…別に、殴られないと気がすまない、とかごめんなさいとか言うつもりは無いが。
こっちは恨み言や、何かされても文句なんて、言うつもりは無く事を起こしたつもりだったんだがな
[この位で、なんて言うあなたには、少し気が抜かれた様な声で言った]
…ほんと、いい人ですよ、常盤さんは。
>>189 猫
前も言われた気はするぞ…、まあ、死ぬ予定は無いから安心しろ。
そうだな、今度は正真正銘死にかねないからな。また色々探してみるさ。
…なんだその予定は、何をするつもりだ。
[あなたから聞こえる不穏な予定に、訝しげな表情を浮かべる]
なるほど、そういうもんか。
…そうだな。あぁ、それでいいさ。
[許したことはない、にはわかっている、とでも言いたげな表情で。]
──何にせよ、そのへんで動けなくなってるんじゃなくてよかった。
というか、一言くらい言っておけよ。
[それは、あなたの足取りが取れなくなっていたことへの。呆れた様な表情で]
【いつかの公園/昼】
[時刻は昼時、真昼間ということもあり、子供や散歩をしている人は昼食を取っている頃だろう。
なので今ここには人がとても少ない。いるのは、公園のベンチに腰を掛けているスーツ姿の男ぐらいだろうか]
──…っ…。
このビッグサンダー照り焼きチキンバーガーうまいな…
[ベンチに紙袋を置いて、その中身であろうバーガーをもしゃもしゃと食べていた。
器用にスーツやYシャツにはソースをしみさせていない。]
[思えば、ここでいつかの朝に、火の化身とでも言えば良いのか、常連であった店の店主とあっただろうか
そんな事を思い出す今日このごろ]
>>192烏
高尾の道を明確に聞き出そう会の話。
別の道がまた不穏だったら、邪魔する方法、いっぺーちゃんと練らなきゃいけないかんな。
[しれっとした表情は幻覚か、それとも素の表情が漏れ出たか。]
わかってもらえるのも、わかるのも嬉しいかんな。
……でも、ときわちゃんが許したなら、あたしはもう言わないことにするよ。もう起きたことは、変わらないんだから。口にしても、責めても、高尾には何もできないし、あたしにも何もできない。
高尾は忘れないだろうし。
[それでも、鳥頭だけど、なんて付け足した。]
――あぁ、うん。悪い。連絡先知らんかった。
[居心地の悪そうな表情がふわふわとその辺を見てから、]
けど。探しに来るほど心配されたんは、ちょっと。びっくりした。
【いつかの公園/昼】
>>194 烏
[昼間ながら人通りの少ない住宅街の道を歩く、珍しい髪色と肌色の子ども。そういった風貌で街を歩き回るのにも随分慣れた、日用品の買い出しの帰り道のことであった。]
……あれ、は。
[ひと気のない公園で、ベンチに腰掛けているスーツの男。見覚えがあった。それは、もう一度会えればと思っていた相手で……]
……よし。
[立ち止まりしばし思考した後、口の端をつりあげると、たったったと軽い足取りで駆け寄る。音にあなたが顔を上げた頃には目の前に立ちはだかっていた。とさとさ、と両手のビニール袋を地面に置く音のあと。]
おりゃっ
[軽い気合の割には、なかなかに鋭い勢いのパンチがあなたに向かった。]
>>195 猫
なんだその会は…もうトリモチはやめろよ…?
そんなの、ほいほい決まるかよ。
取り敢えずは、今までの抱えてもう一度生きてみるつもりだ。
[ふう、と1つ息を吐いて]
…そう…だな、起こしたことには何もできない…が、もう忘れるのも、切り捨てていくのも止めだ。
後、鳥頭は余計だ。
[付け足された言葉には、ふ、と笑って返した]
そういやそうか…。まあ、持ち主のところに居るなら言うことは無いさ。
[なにせ、生き返っているなど、想像もしていなかった。だから、どこで何をしているのだろうか、と]
…別に心配は…いや、そうだな。でも、そういうことなら安心だ。
[否定しようとした言葉、それでも隣に居る持ち主を見やれば、安心した様にそう言った]
>>196花
……私はね。
一平ちゃんに、この手を取って貰ったから。今ここにいるの。
私はそれだけで、すごく幸せだったから。
[あなたを撫でているのと反対の掌を、自分の胸元にそっと当てる]
もし私に遠慮してるんだったら、そんなのはしなくていいの。
私は私の思うように生きているし、きっと一平ちゃんもそう。
だから立花ちゃんも、立花ちゃんが思うように。ね。
[ぽん、と、最後にあなたの頭を優しく叩いて、そっと離した。――そして、きっとこの話はおしまい。この後は旅行の話とか、何事もなかったかのように談笑が続くのだろう**]
>>202 水
[笑っているあなたに、ますますわけがわからないという表情で見ていたが]
…従業員…?まさか、あんた成桐か…?
随分と、こじんまりとしたな、あんた…。
[まだ顎を押さえたまま、説明を聞けば、まだ疑わしそうにそう続けて]
──…?なんだ、これで終わりか?
[それならば、自分のしたことを思えば、恨み言なり、もっとあるかと思ったのか、少し意外そうに隣に座るあなたを見る]
…いや、生憎子供をなぐる趣味はないんでな。
それに、通報でもされても困る。
[仕返し、というあなたに、どこか上から目線(物理)で。口の周りをナフキンで拭いていた]
>>204 猫
そうだな、このご時世じゃ特にな。
ずっと待っててもらってかまわないぞ、そんなことされなくても見つけるさ
[羽交い締めなんて聞いていたから、そいつは勘弁とそんな事を言いながら]
…──なんでだよ、心配してたって言っただろ?
せめて無駄じゃない物に遣ってくれ。
…ん、そうか。大人って…いや、それは見たらわかる。
俺が言ってるのは…いや、まあいい。
なんにしろ近所だしな。
[あなたの物言いに、大分不思議そうにしていたが、帰ってくるなら、まあいいか、と]
そうだな…何か買っていくか。
肉とカップ麺以外はあきらが選ばないとないぞ
[きっと、この男の家に貯蔵してあったのは肉類とカップ麺ばかり。]
>>202 烏
[あなたの横に腰掛けて、浮いた足をぷらぷらとさせている。ビニール袋は自分の横に置いた。どう見ても子どもだが、顔立ちは成桐のそれである。]
んー?じゃあ大人に戻ってやろうか?でも、店が開けらんなくなるから今度な。
俺のは八つ当たりだからこれでいーんだよ。どうせ、アキラあたりに散々やられてるだろうし。何より、これ以上はトキワのすることだろ。
[出会い頭に殴っておいていけしゃあしゃあと言い放った。]
それよりな。俺お前と話に来たん。
お前、妖怪だったんだろ?俺、男のオトナの妖怪の知り合いっていないからさ。知り合ういい機会だと思って。
[下から目線(物理)で、そんなことを言い出した。]
>>208 水
というか…あんたも生き返ってたんだな。
[も、そんな言葉はきっとあなた以外のそれを見てきた言葉。今更驚きもしない]
店も再開してたのか、気づかなかったな。
[きっとそれは、あえて避けていたからかもしれない]
そう…だな、まあ気が済んだんならそれでいい。まあ、その常磐さんには殴られなかったが
[ふっと思い出すようにしながら]
…いや、まあ今も妖怪だけどな。
──そうなのか?店を開いているから、それなりに妖怪づきあいはあるもんだと思ってたが。
[まだ少し、訝しげにしていたが、これがあなたの性格なのだろうか、と思うことにした。]
話し…ね、たしかに妖怪同士としては知り合いになるってことでいいのかね。
それで、どんな話をするってんだ?
>>209狐
[まだあるのかと首を傾げたけど。]
……うん。ときわちゃんのことも知りたいって思うし、しんどかったら抱きつきに行くけど、そんな感じ。
また、間違えるかもしれないけど。そんときは、巻き込めるかなって。そしたら、間違えた結果も……少しはマシになるかなって。
わかんないけどね。未来は灰色だから。
だけど、……ときわちゃんのぬいぐるみだけど、それだけじゃなくなったかなって、そんな感じだ。
[ぽつぽつとまとまりのないことを垂れ流してから、差し出された手にかぶりを振った。]
ううん、帰って直してもらってから、また出かけるよ。
いっぺーちゃんにも、行ってくるって言って出てきたし。
【水タバコ屋/ある日の閉店間際】
[日常も深まりつつあったある日の夜。旅行の企てもひっそりと進行しつつあった頃だろうか。発端こそ偶然で、たまたまその日の話題に、水タバコ屋の話が上がったというものだった。行くとなれば、旅行よりも遥かにハードルの低い場所。後の話は早く――。]
――ナル、やってるかしら?
[店の扉を押し開けながらそう尋ねたのは、既に店内に他の客の姿はなかったからだ。ここの店主なら引っ込んで休憩中、などということも有り得た。なお、扉にかかっている店の状態表示は、これまで一度も気にしたことはない。]
>>212 烏
おう、心臓に火入れてもらったら起きた。店もやってる。また来いよ、金ちゃんと払う客はフツーに歓迎するぜ?
[こちらも平然と答える。]
トキワは殴んないだろな。だから代わりになんてことは全くないけど。トキワがそれでいーなら、いいし。
[頭の後ろで手を組んで、上を見ながら言う。]
店にはニンゲンもくるし、俺もいちいちどっちかなんて聞かないし。外にもでねーから、いなかったんだよ。
[話、話ねぇ……と首を何回か傾げて。]
フツーの男同士の知り合い?ユージン?って何話すんだろな。遊び行くとこの情報?食いもんの話?俺何にも知らないから。そういうのがいい。
あ、あとこれ食ってみたい。
[あなたの横に置かれた、ハンバーガーの袋を指差した。手をとって中を見ようとする]
>>199歯
沙霧姉ちゃん…
[自分を撫でてくれる優しい手。立花はチラッと彼女を見上げた。幸せだったと言う彼女の表情は嘘偽りはなかった。]
(…また、立花は勝手に1人で決めちゃってたんだね…)
[初めて魂だけの状態になり、迅と出会い彼に謝った後に言われた言葉が今でもよく覚えている。そして実際、誰にも話さず勝手に1人で決めて抱え込んだ結果があれだったのだから]
(立花の…思うように…)
[彼女のその言葉の意味をちゃんと受け止めたようで、彼女が最後に自分の頭を叩いた時には涙はひいたらしく、へへっと微笑んだ]
うん…ありがとう、沙霧姉ちゃん。
…立花、頑張ってみるね。
【秘密基地/朝】
[いつもよりも少し曇っている日の朝。今日は早めに家を出て見知った道を歩く。
そして着いた場所は某空きビル。そう、幼馴染とよく遊ぶあの秘密基地だ!立花はビル内の一階にある玄関ホールのような所で捨て去られた机に座り足をぶらぶらさせていた]
むーかーしーぎりしゃーのいかろーすーはー
ろーでーかためーたーとりのはーねー
[どこか懐かしい歌を歌いながら少女は誰かを待っているようだ]
>>216烏
知ってた。
[知ってるならいいや、なんて頷いた。]
いいのか。
──ときわちゃんがちっちゃいときから、傍にいたからね。
[覚醒して、物の記憶に過ぎないけれど。でも少しばかり嬉しそうな声だ。]
おう。そしたら、ちゃんと顔出して生活できるし。
ちゃんと高尾も見られるぜ。
[今だって、もう慣れたものだけど、あのときフードを外したかったのはそんな理由だ。]
……食べづらいじゃん。嗜好品なのにめんどいとか。
高尾が食べるのは止めねーけど……野菜も食えよ。
夜には帰るから、家いてろよ。気をつけてな。
[トマトでも買って帰るか、なんて内心で考えながら、あなたへと軽く手を振った。**]
>>214鼠 >>水
【水タバコ屋/ある日の閉店間際】
[そういえば彼の名前は知ったものの、何をしているかなどは全く知らないままであった。そんな折の今日、たまたま彼の店の話を悪友に聞いて、じゃあちょっと行ってみようか、というような話でまとまり]
どーも。もう終わっちゃった?大丈夫?
[声をかけた彼女に続いて、店を覗き込んだ]
>>217 水
…どんな構造してるんだあんた、よく死んだな。
ははっ、まるで金を払わない客が居るみたいだな
[なんて、軽い調子で笑いながら]
そうだな、殴られはしなかったが…。殴られるより怖かったかもな。
──そいつは意外だ。
そうだなー…、遊び、食事、むしろそれを知らずによく人間側で暮らしてたなあんた…。
[どこか、感心するような視線を、あなたに向ける世俗にまみれた烏]
…まあ、同じ様に人間側で暮らすよしみだ、それなら色々と教えてもいい。
ずっとそのまんま(子供)のままなのか?
…なんだ、食べたこと無いのか。食べるか?
[あなたが紙袋を手に取れば、まだハンバーガーが残って入ってるだろうか]
>>213猫
あきらがしんどくても、私がしんどくても。
私だってあきらの持ち主だけど、それだけじゃないしね。一杯色んなあきらがいていいんじゃない。私が知らないあきらを私も知りたいよ。
――女の子だったのも、知らなかったし。
[あたし、なんて一人称を差しているんだろう。あなたがかぶりを振れば、手を引き戻す。]
そっか。じゃあ、治して……一平がお土産たべるの見てから帰りな。
そろそろ行こうか。
[遅くなっちゃうし、なんて付け加えて、高尾に会釈をしてから歩きだそうとするのだろう。
あなたと共に神社へと歩いていく。あなたがあなたのものであることを見つけようとしているようでうれしい反面、少しの寂しさがあって、これが親の気持ちだろうか、なんて少し思った。]
[神社へと戻ればあなたの空洞となった目に新しい目を縫い留める。
似たような色合いを探したけれど、複雑な猫の目は全く同じものは難しい。
それは中央は以前と同じ、森の靄の中、光が乱反射したような緑だったけれど、縁の方は淡い黄色や茶色を帯びた、透明感のある瞳だった。**]
【公園/昼過ぎ】
[とある晴れた日の昼過ぎ。。ブランコに乗り、ぶらーんぶらーんしながら手には常盤から今朝もらったお煎餅がある。それをバリムシャしながら立花は公園で暇をつぶしていた]
…んー、ひーまーだーなー
[今日は不思議といつも一緒にいる者たちはそれぞれ用事があるらしく、暇過ぎてとりあえず公園にも来るがまだ時間帯が違うのか子供達も人っ子一人いなかった]
だれかーーー!立花と遊んでーーー!
[誰も居ない事をいいことに、立花はうだる様に叫んだ]
>>214鼠 >>223歯
[ラストオーダーも終え、今日の客は割と早く帰った。一応営業時間内とはいえもう誰も来ないだろうと、カウンターの向こうで子どもの姿に戻って、子供用椅子(最近購入した)に腰掛けて残り物を食べていた折だった。]
……うおっ!?[物音に慌てて立ち上がり、瞬時に大人の姿を取る。疲れていたが、もうラストオーダーは終わりだと言うくらいなら持つだろう。]
もう……って、お前か、ねね。
[あなたの顔を見ると、すぐに姿を元に戻した。楽な方がいい。続けて現れた顔には少し眉を上げて]
そっちはサギリか。店にくんのは初めてだよな。
……んー。あー。
サギリに免じて開けてやるから、看板閉店にして入ってこい。金、持ってんだろうな?
[そう招き入れる]
【秘密基地/朝】
>>221 雪
[朝から珍しく起きていた。朝の仕事もあるからだ。いつもとは違う道のりで秘密基地に向かう。玄関ホールに向かえばあなたが見えるはずだ。早起きに慣れいないからあくびのひとつもしてしまった。閉じた口を数回馴染ませるように歪ませれば、ようやく話かけようとするだろう。]
えーと、片手で持ち上げ走り去ったーだっけ?
[わざわざ間違えた。あなたの反応を待たず。]
おまたせ。神社って朝からやることあんだな。慣れねーなー。
【神社/朝方】
けん けん ぱー! けん けん ぱー!
ぐーりーこっ! ぱーいーなーつーぷーるっ!
[様々な言葉を言いながら立花は階段をテンポよく上がっていく。ふと何かもう一つこの遊びをするとき言葉があったような。そう思いつつもいっか!と気にせず、どんどん階段を上がっていく。そして、頂上に着くと、いつも通りある人物がいるであろう建物へと向かう]
着いたっ!常盤さーーーん!!!
立花、来たよーーーー!
[建物の玄関に着くと立花は大きく息を吸いそして大声で常盤を呼びかける。それは、あんな事が起きる前でも終わった後でも変わらない恒例行事の事だった]
>>224烏
[金を払わない客、で一瞬知人の鼠の顔が思い浮かんだが、「まだ」払っていないだけなので一応笑うにとどめておいた。払わなければ言おう。]
トキワは怒らせるとこえーぞー
[あえて軽い口調で言いながら、ハンバーガーの袋を手にとって開いた。]
んー。こっちきて60年くらいは料理覚えんの楽しかったし。10年くらいは店やんの楽しかったし。キョーミなかった。
[長命ゆえにマイブームのスパンもやたら長いのである。]
いや、今も1日4、5時間なら戻れるし、多分暫くしたら元に戻れるんじゃねーかって感じだけど。
なんだ、子供だとまずいこととかあんのか?
[尋ねながら、あなたが追加で買った普通のハンバーガーを取り出した。しげしげと眺める。]
……!食っていいのか。よっしゃ、あとで酒1杯サービスな。
[目を輝かせて包み紙を開けて、両手で持ってぱくりと頬張る。もうどこから見てもただの子供である。]
……ん。味濃くてうまいなこれ。
>>233 水
…あぁ、そうらしいな。この間気付いた。
[ふ、と笑ってあなたが袋を開くのは止める素振りもなく]
…そうか、そういうものなのかね。違う類のことはよくわらないな。
俺は、ずっと人間のそばで暮らしてたからな、そういうのはよく見てきた。
[妖怪になる前、烏の時も、ほど近いところで暮らしてきた]
4,5時間か…まあ、それだけあればいいか。
人間の遊びってのはな、大人じゃないとできないことも多いのさ。特に男ならな。
[に、と笑う、それは人間社会で覚えた遊び。それを思い浮かべる]
あぁ、店に居座らせて貰ってたからなそれくらいいいさ。
…それに、こんなのどこでも買えるぞ。
[嬉しそうなあなたに、どこか毒気が抜かれた表情]
──…だろ?これが人間が誇るジャンクフードってやつだ。
>>223歯 >>229水
[文字通り大きくなったり小さくなったりする店主を見て、くすくすと笑う。]
そんなに慌てるくらいなら、ちゃんと閉めておいたら?
[続いた悪友に、「看板変えてだそうよ」だなんて言葉を投げながら、すっかり子供の姿をした店主をしみじみと見て。]
すっかり馴染んだわね、小さい方も。
……お金はツケに足しといて、ってことにしておきたかったけれど。
[ポケットに手を突っ込む。次に手を出せば、そこにはよれによれた、一番数字の小さい紙幣が二枚。今回の分と、前回の分と。]
ネズミだって約束は守るってところ、見せないといけないものね?
>>229水 >>236鼠
[彼の小さな姿を見るのは初めてだったか。目を丸くはしたものの、大鼠になれなくなった悪友と同じようなものなのだろうと考えて、敢えてそこには触れず]
それはありがと。
ナル、お店やってたとか知らなくてさ。ねねに言ったら、じゃあ行こっかって話になったのよね。
[そう言ってから、悪友の言葉には頷き、言われた通り表の看板をひっくり返した]
>>225狐
……、うん。
そう言ってくれると、嬉しい。いろんなもの抱えて、またときわちゃんに話したり、ぎゅうってできたら、ただのぬいぐるみ以上に、ときわちゃんや、みんなに……[言葉を探して、]暖かくなれるかなって。
──自分でもよくわかんない。
[あれからも色々探したけれど、一番しっくりきたのがこれなだけ、なんて。]
今夜はぬいぐるみはいなくても大丈夫? いるならいつでも言うんだよ。高尾ほったらかして飛んでくから。
[こちらも頷いて、高尾に軽く手を振る。
彼に話したせいか、奇しくも考えていることは似たようなことだった。まだ妖怪ですらなかった頃の、付喪神となってから物の記憶のように取り戻した、あなたの小さな頃の姿。お出かけの時もずっと抱きしめてくれた手はとても暖かくって。行ってきます、なんてランドセルを背負って挨拶をしてくれるあなたの姿と、学校の出来事を話してくれるひとときの夕暮れの光。
笑っているときも、泣いているときも、病に伏せるときもずっと一緒で、あなたのことは一番知っていた。あなたの幸せ、それだけを当たり前に願っていた。
でも、今は違うし──これからも、きっと違う。]
>>225狐(>>238続き)
[いつか、子供と思ってやしないかい、なんて言われたことを思い出す。
あのときはただ、彼女を小さなあのこに見てしまったことが恥ずかしくて、申し訳なくて、同時にやっぱり少し寂しかった。もう大人で、自分の知らない世界があるんだなあ、なんて。
それはきっと、自分には結局、彼女しかいなかったからなんだろう。]
[隣を歩くあなたを見上げる。
昼下がりの光は穏やかにあなたを包んでいる。]
[これからはきっと、お互いに知らない世界を持ち寄れる。
そうして知らないことを知っていって、それもいいね、なんて笑って話せるんじゃないかなあ、なんて思った。
その笑顔の中に、寂しさがないなんて言わないけれど──でもきっと、あのときみたいな行き場のない寂しさとは、別なんだろう。
それならきっと、それで、悪くない。
それに、彼女が泣いたり寂しかったり、辛いときが来たなら。
いつだって一番に飛んでいくつもりなんだから。
それがなくたって、彼女が自分を必要としたなら、どこにいたって飛んでいくつもりなんだから。]
>>225狐(>>239続き)
ときわちゃん。
[耳を貸して、なんて、手首のない手で手招きをした。あなたが応じて身をかがめれば、まるで子供にするように、ほっぺたをくっつけようとしたのだけれど。
「あなたはいつまでも、いつでも、あたしのだいすきなこです。」
そんなことを伝えようとして。]
[──そうして眼窩に埋めてもらった新たな眼。それが命を持つのはいつの日か、今はまだ義眼に過ぎないけれど。
鏡を覗き込んで、ときわちゃんの色もあるねえ、なんて笑ったのは、あのこだけじゃなくて、今のあなたも等しく愛しいんだ、なんて、そんな意味。**]
>>235 烏
へぇ……よくわかんねーけど。大人の方が必要なら、店休みの日に連れてけよ。
[いつの間にやら連れて行ってもらう気満々である。ちなみに、飲む打つ買うの買うだった場合全力で抵抗することになる。お国柄的にアウトだ。]
[頬張ったハンバーガーをごくりと飲み込んで。ふんふんと頷いた。]
日ノ本の食事って味薄いと思ってたけど。これいけるな。どこでも買えんなら今度食うか。
[人間の誇る、という言葉にはからからと笑った。]
よく言うよ、こないだまで支配とかなんとか言ってたくせに。ま、でも人間の作ったもんは利用してなんぼか?
[それから、細めた目であなたを見上げた。]
……あの時は、イラついてたから攻撃したけどな。あの後ねねとかから話聞いて、俺も考えないわけじゃなかった。
俺はそうじゃないけど、暮らしにくいやつもいんだろ?そしたら、話聞いたらさ。支配ってやんなくても、楽に暮らせる方法考えられっかなって。一緒に。
だから、なるたけいろんなのと話そうと思ってな。
[言って、またハンバーガーにかぶりついた]
[数日後のことである。たまたま遊びに行った神社で、その話を聞いたのだ。
手土産のたい焼きを食べ終えた少年に、にかっと笑って誘いをかける。]
いっぺーちゃん。
今から一緒に、これから一緒に……殴りに行こうかっ。
[いい笑顔だった。手があればサムズアップの一つでもしてそうな。
うちのこに手を出そうとするならなんかこう……もっと……あれな……ともかく、いい笑顔だった。]
【水タバコ屋・夕方】
[店内に客がいないのは、確かめた。あと、立花もいないのも確かめた。だってあの子の教育に悪いし。怯えさせたらもっと悪いし。
すうっと息を吸ってから、片足を振り上げて──扉を蹴る。]
――おぃい! こらァ! 成桐ィッ!!
[ガンッ。ドンドンガンガンガタガタ……]
>>234 花
[近づいてくるあなたを出迎えるように近づく。眠たそうに頭をかきながら返事をする。]
おつかれさんだ。おれも真面目になっちまったよ。
もっとほめてもいいんだぜ?
[あなたの撫でる手には抵抗せず「ん」などと反射的に呻いた程度だ。かいてぼさぼさになった髪が撫でられまとまっていく。]
ふーん、そうだっけ?
あの歌暗いからあんま覚えてねーんだ。
りっちゃんはよく覚えてるなー。
>>244水
んー、そうね、何かオススメのお料理ちょうだい。
あと何かお酒ある?甘いのがいいわ。強くても平気。
あ、私もちゃんとお金あるから大丈夫よ。
[適当な椅子に腰掛けながら注文をして。最後にそんな付け足しをしながら、鞄から淡いピンク色の財布を出して軽く振って見せる。それからあなたの身体が子供になった経緯を、へーと頷きながら聞いていた]
>>242 水
あぁ、俺もどうせ平日は仕事だ。
──あ、それから、皆には内緒の方がいいな。それが大人ってやつだ。
[きっと思い浮かべたのは、従業員と、一緒に暮らしているであろう少女。最後は若干適当だったが。
恐らく買うの方は事情を聞けば他のところに行くだろう。]
そりゃ昔の話だ、最近はこういう食事が色んな所で食える。
…そうだな、それを言われると返す言葉もないが、
そこにあるんだから、使わないと損だろ?人間も妖怪も関係ないさ。
[からからと笑うあなたん、自嘲気味に笑って]
いらついて、か、それで焼かれちゃたまらないな。[ククっと笑って]
…そうか、まあ理由はそれぞれだろうが、あんたがそうしてくれるなら、ねねも、他のやつもきっと今度は楽にいきれるんじゃないか。
[そう言って、ふと立ち上がる]
それ、後食って良いぞ。
俺はそろそろ午後の仕事だ、今度酒のサービス忘れるなよ?
>>245 猫
[手土産のたい焼きまで貰った手前、あなたの誘いを断るわけにはいかなかった。……というのは建前である。]
おう!一緒に行くか!
[大変楽しそうに提案するものだから、つい。いまいちよく分からないが乗っておいても損はしないはずだ、自分は。そうして、よい笑顔でサムズアップを返したのであった。]
【水タバコ屋・夕方】
[幼馴染がいないタイミングを見計らったらしい。確かに彼女はこの手の”ノリ”には理解が薄いように思えた。いい判断だ。あながたが蹴りを入れたのを見ると無邪気な笑みをみせる。自分の役割を果たそうと拳を握り適度に振りかざし――扉を叩く。]
おーい!じんー!やばいぞー!
[バン!バンバン!]
【公園/昼過ぎ】
>>227花
[フードを外して歩くのは、悪くない。だって前のあの格好が不審すぎたから、顔を出して歩けばかえって館の連中には気づかれまい。]
[そろそろ懐具合がよろしくない。そもそも飲食は要らないからほとんど経費はかからないのだけれど、烏の彼の家に両腕がないのをいいことに転がり込んだあと、何となく相手が飯を食べているのを見ているのもつまらないから、横からかじりついたりなんだり自分も犬食いで食事をしたり──あまり、懐が寂しいのはよくない。
そんな理由で、まだ腕も治っていないけれど、いつものゴミ集積所へと向かっていた。ひとまずは下見でもしておこう、なんて。]
──ん?
[通りかかった道の隣の公園から、久しく聞いていなかった、聞き覚えのある声。
つま先をくるりと方向転換。]
やー、やっぱりっちゃんか。
今日は運がわるかったん?
[公園の入り口からひょいと顔を出して、肘から先のない右手をふらりと振った。
以前のフードをかぶった姿じゃないから、「あ、あきらだけど」なんて付け加えた。]
>>248 烏
毎日仕事してんのか、物好きだなー。
[土日は掻き入れどきだが、そんな発想はない。予定が合えば休む気満々である。]
ん?そーいうもんなの?じゃあ言わねーけど……
[素直に信じてしまった。買うの方に連れて行った時の反応は見ものだっただろうが、それはまた先の話だ。]
そーか。俺は今みたいにやってけりゃいいだけだから、どこまでできんのか分からんけど。
もっと話せよ。ねねとかサギリとかとも、話してみっからさ。
[立ち上がるあなたを、ベンチから見上げる。]
おう、1ヶ月以内にこいよ?それ以上は忘れるぞ。
んじゃ、また。
[そんな、軽い挨拶をして。かつての因縁なんてさっぱり忘れたかのように、あなたを見送るのだろう。ハンバーガーをぱくつきながら。**]
>>251 花
おれには向いてねーんだもん。都会にいるから働いてるだけー。[ふてくされたような言い方]
……おう。
[自分で言い出したものの、真面目に褒めてくれるものだから照れくさくなってしまった。優しい手つきも日常的にあるものであったが、今は余計に照れが入ってしまう。落ち着かない様子でいたらデコピンで不意打ちを食らったようだ。「アッ」などと喚いたかもしれない。]
ふーん、そうなん。
どこらが気になったん?
[地面の石を蹴って、元の場所に運んでを繰り返している。あなたの話は聞いているが一所にいるのが落ち着かないらしい。]
>>250猫
[いっその事、腹いせに家に帰って店にあるもので勝手に何か作ってやろうか。そう思い始めたその時だった。懐かしい声が前からやってくる。]
…え。
[以前、最後に出会った時とは大分変わっているその姿。フードは被ってないし、何よりもふらりと振っている腕が肘から先がない。立花は一瞬誰だったけと思ってしまった、それぐらい目の前のあなたとは久方なのだろう。でも声、そして言葉の雰囲気は変わっていないのですぐ思い出せた。何よりもあなたが名を付け加えたから確信もてた。]
[立花は、そのままもっていたせんべいを放り出しブランコから駆け出した。そしてもの凄いスピードであなたに近づくと、]
―――あきくんっ!!!!!!
[そうあなたへの愛称を呼び、そのまま抱きついた]
>>244水
半日分だもの。食べられなきゃ困るわ。
[隙間生活のカンを取り戻すべく、つてを手繰り寄せてありついた馴染みの清掃バイト。それの賜物だ。人間に化ける力だけが残っていることが判明してからしばらく経った頃、――例の黒靄男をぶん噛んでやった昼のことだった。]
いいじゃない、一時的にでも元に戻れるんだから。
高尾が? ふうん、誘われているの? 人間の遊び?
[席につき、踏み台を覗く動きを追いながら頬杖の上の首を傾げる。注文は、食べられる分のお肉多めのやつ、だなんてアバウトにこなした。]
>>247歯 >>252水
[見比べられた視線に、半目を作って、口の端を上げる。]
お金を何かで包むか包まないかの違いでしょう?
>>240猫
なあに?
[手招きを受けてあなたの方へと身を屈める。ほっぺたがくっついて、なあに、って今度は笑う響きが勝った疑問符。
伝えられた言葉にも、くすくすと小さく笑い声を立てた。]
知ってるよ。
[頬をくっつけるあなたを抱きしめて、「ずっと私の大好きなぬいぐるみです」。そんなことを囁き返す。それはあなたが真実、自分のぬいぐるみであることだけが存在意義のようだった時にはあまり口に出来なかったことだけれど、今では口にできた。]
[あなたはぬいぐるみだけでなくなったって、必要な時にはきっといつでもどこからでも飛んできてくれる、大丈夫と言ってくれる。愛してくれる。
それを今も無条件に信じられるから、少しくらい寂しくったって、どうしようもなく寂しくも辛くもならないのだ。]
[そうして、あなたに注ぐ愛だって常に一緒にいなくなってもあの子だったときからちっとも変わっていない。
だから、あなたが動き出したように、いつかはあなたの両目と笑い合えるはずだと、そう思った**]
>>249天>>256水
[そりゃあ、いい笑顔だった。かわいい子に、伝わらないような求婚とか、太陽が爆発してからにしろ。なんて言いたそうな。うちの娘をそんな奴にやれるか❤なんて言いたそうな。]
[一平の楽しそうなのんきな声と、借金取りがコンクリートの準備を済ませたあとの取り立ての声みたいな猫の声。こぶしと蹴りの奏でる四重奏。
さぞ、ご近所には奇異なものに聞こえたんだろう。]
お前ェこの、洟垂らしてなに言ってやがんだァ!
[蹴り続ける扉が、叫び声と共に開く。
空を切った足は、危うくあなたの足元に叩きつけられた。
踏まなかったことにチッと舌を鳴らして]
オウオウ成桐さんよゥ。
ちぃっと話しがあるんだがなァ、ツラかしてくれや。
[ヤクザは肩であなたの身体を押して、水タバコ屋へと闖入せんとする。]
>>252水
ええ、じゃあそれで。お肉は好きよ。
アブサンって飲んだことないわ、楽しみ。
[肉も酒も好きである。聞いたことのない酒の名に、上機嫌な様子でテーブルに頬杖をついた]
可愛いでしょう?[と自慢げに言って財布をしまい]
コイツはいつまで立っても財布持とうとしないのよ。
[悪友を指さして言う]
>>256 水 >>261 猫
[いい笑顔だった。扉は壊れないように加減していたが、音が大きくなる叩き方という悪知恵は身についている。それを試す機会が来たのだ。あきらがそのような理由で扉を蹴っているとは思ってはいない。だがまあ楽しい。そうしているうちに扉が開いて店主が現われれば叩くにぎり拳を宙に浮かべたまま挨拶をする。]
おはよー。あ、違う。ばんはー。おれだ。
[街中ですれちがったがごとくのんきに挨拶を返した。]
あきらが行こうぜって言うから一緒に来た。
その、じんと常盤サンがなんとか?ってやつでさ。
オハナシしたいんだって。
[あきらが店内へ入ろうとするならそれについて行こうとする。]
>>253狐
あっ!!そうだ!ちょこれーと!!忘れていたの!
次からちゃんと加えるね!
[あなたの言葉でハッと思い出す。少しもやもやしていたのが晴れたようだ。ありがとうと、あなたに感謝を述べるだろう]
[そしてあなたから中へ促されると素直に中に入る]
ううん。今日はねー迅兄ちゃんまだ寝てたから朝ごはん食べ損ねたの!
だから今日は常盤さんのご飯で朝にしようと思って!
[促された卓の前にちょこんと女の子がよくやる所謂、べた座りをした。そして、あなたが置いたお茶が入ったコップをジーと少し眺めたあと、おそるおそる。あなたの顔を見る]
えっと…あのね。一個はね。その、立花。常盤さんにあの時の事まだ謝ってないと思って。
それに常盤さんにもたくさん心配させちゃったからその…ごめんなさいっ!
[あの時とは、騒動が明るみになった当日。水タバコ屋で起こった事だろう。聡明なあなたならすぐ察するかもしれない。あなたが何か挟む前に立花は顔を前に倒し、謝った。]
>>255天
(あれ…なんだかいつもと立場が逆転してるかも)
[彼の反応と言葉に立花はぽつりと思った。デコピンもそうだ。なんだか不思議な感じがする]
…そんな事ないと立花は思うなー。いっくん、やれば出来る子って知ってるもん。
[それを目の前の彼にいうともっとふてくされるかもと思い、それなら、このまま続けてみようかと思ったらしい]
えっとね、“勇気一つ友にして”とかかな?
勇気一つで羽を作って飛んじゃういかろすさんはすごいなーと思って!
[自分の胸に手をあてて彼にそう答える立花。どうやら彼が少し落ち着いていない事に気づいてないようだ]
…あ。そうだ!いっくんあのね!今からね、雪花乱舞の練習しようと思うの!
>>263天>>267水
[高尾氏の扉を暴虐し続けたテクニックと、あなたの知恵による殴打音に、ご近所のみならず、通りすがりの人まで関わり合いを避けるように弧を描いて歩いて行く。]
[店へと押し入れば、扉をしめるのは一平に任せた。任せたということは、閉じないことも自由ということだ。]
いっペーちゃんの言うとおりだぜ。
お前さんよぅ、うちのときわちゃんにこないだなに言ってくれたんだァ?
ときわちゃんは幸い意味もわかっちゃいねぇかわいい子だが、次にんなことすんなら、キッチリ筋通すのが道理ってもんじゃねえの?
[ゆらゆらと揺らめく口調はまるっきり、脅しつけるヤクザだ。
あ? なんてあなたの応えを待つ。]
【公園/昼過ぎ】
>>257花 >>266猫
[街からの帰りだ。開けた道を歩く時は、やはり人間の脚の方が楽だ。なんせ歩幅が桁違いだ。せっせと駆けなければならない距離が数歩で済む。だらだらと、年頃にしてはあまりよろしくない姿勢で。
折りしも通りがかった公園の入り口で、ぎゅうと抱き合った子供達を見かける。片方は見るからに見知った顔だった。今日もよくよくはしゃいでいる様子だったので、元気であることに満足してそのまま通りすがろうとし――、]
……? ずいぶん久しぶりに見た気がするわね。
[ネズミの嗅覚と、話している言葉で、少女の相手がかのぬいぐるみだと遅れて気付いた。]
>>264水
[カウンターに乗った食べ物と飲み物は、ありがとーと言って受け取り、隣へ半分押しやった。キラキラしてるのもいらん、という感想には、不服そうに口を尖らせつつ酒を一口]
ん。結構強いのね、これ。
でも嫌いじゃないわ。
[アブサンを一口ずつゆっくりと飲みつつ、ナッツを摘んで。ついでに、知り合いの青年についての話に耳を傾けていた。何を教えるつもりなのやら]
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