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カワタレテレビ は あちらべこちらべ 一平 に投票した。
猫かぶり あきら は あちらべこちらべ 一平 に投票した。
神使狐 常盤 は あちらべこちらべ 一平 に投票した。
あちらべこちらべ 一平 は 神使狐 常盤 に投票した。
世俗烏 高尾 は あちらべこちらべ 一平 に投票した。
神使狐 常盤 に 1人が投票した。
あちらべこちらべ 一平 に 4人が投票した。
あちらべこちらべ 一平 は村人達の手により処刑された。
次の日の朝、神使狐 常盤 が無残な姿で発見された。
現在の生存者は、カワタレテレビ、猫かぶり あきら、世俗烏 高尾 の 3 名。
[誰かも知らぬ画面が、予言の終わりを告げる。]
今日の予言です。
今日は全国的に陣営前線が勢いを増し、安定するでしょう。
明日は日は明日日明日は明日が、終わ終終わりりすすます。
安寧は共存は勝利は、共存陣営の勝利となるでしょう。
死者の皆さんもお元気で。
[誰も未来を知らない。この画面の事も、知るはずがない。]
/*メモありざっしゅ!!!!おひさしはかした!!!!!!!*/
猫かぶり あきらは、カワタレテレビ を投票先に選びました。
[記憶の中で、暗い雨が降る。]
ときわちゃんが帰ってこなくて。
[雨に濡れる森の上に、稲光がひとつ走った。]
おとうさんは、おかあさんの肩を、ずっと。抱いてた。
[雨は降り続けている。]
白くって大きい箱が、玄関に運ばれてるのを、窓から見てた。
[雨の中、傘を差した黒い服の人々が佇んでいた。]
(ときわちゃんが死んだって、知ったんだ。)
【神社・朝ぼらけの頃】
[その神社に漂う薄もやは白く、静かに佇む木々を黒く染め出している。
鳥の声はしない。虫の声もしない。人の気配も、しない。
玉を加えた狛狐は静かに、湿気にその肌を黒く染めている。]
[その鼻先に汚れたフードを垂らしたまま、社を前に佇んでいた。]
……なあ、かみさま。
いるんだろ。
[社は静まりかえったまま、見上げ呟かれた言葉に応えることはない。]
どうすればいい?
どうしたら、ときわちゃんをもう一度、生かしてくれる?
[くたびれたミリタリーブーツが、柔らかな石畳を踏みしめた。
社の階段、きしむ音も湿気の中では柔らかく響く。]
お百度を踏めばいいの? お供え物、とか。いるの?
ねえ。かみさま。いるんでしょ。
おしえてよ。
(わかっている。)
[鈴の緒に肩が触れて、重い音が鳴った。
指を伸ばした先、格子の奥は暗く沈んでいる。]
[絡めた指は、丸みを帯びた格子を歪める。]
なんでも、言うこときくから。
なんだって、するから。
(こんな、役立たずでなければ。)
消えればいい。きえればいい?
[白みを帯びた指が、ふっと格子から離れた。]
(あのこを幸せに──そんな役目も果たせないような、
余計なことを“構わない”とおもうような、ばかでなければ。)
[格子を離した手は左の肘を掴んだ。
肉と空の境の布へ、強ばった指が埋まっていく。]
いなかったことになればいい?
(そうしたらきっと、あのときあの場にいたのは自分じゃなくて、もっと別の誰かで、)
[ガラスの瞳が見つめる先は、物言わぬ闇の中。]
(役立たずじゃない、ばかより役に立つ誰かなら、きっとあのこを助けられた。)
いたいのもがまんする。おしおきも、へいきだ。
[ペンキに似た赤が指へ服へと染みて、木綿糸に千切られた肉綿が袖からこぼれ落ちた。
赤いナメクジのようなそれは、風雨にさらされた木床に跳ねず散らばる。]
(動かないまま、朽ちていけばよかったんだ。)
しんでも、いいんだ。
いなかったことになれば、なんにもおもわなければ、
[切り離された傷口を握りつぶした手が、格子へ伸びる。
なにも言わぬ闇に応えを求めるように、眼を格子へ迫らせる。]
ばかで、ごめんなさい。いなければ、よかった。
もう、わかったから。
(わかっている。)
だから、
[鈍い音がして、格子へと薄汚れたフードがぶつかった。
赤に塗れた指は格子も掴めず、木枠を掻くばかり。]
(──わかっている。)
かえして。
(後悔も、
反省も、
謝罪も、
悔恨も、
自責も、
悔悟も、
苦悶も、
惨痛も、
自傷も、
償いも、
代償も、
嘆願も、
哀願も、
祈りも、
願いも、)
[闇はなにも返さない。帰らぬ応えに、うめき声しかこぼれない。]
[格子に身体を打ち付ければ、くだけた晶が頬を舐める。
──右手が最後の眼に伸びて、**]
/*あきらああああああああああああーーーーーあああーーー*/
/*あきらああああああああああああああああ*/
/*
いや、やりたかったのはアレだよ……
暗転の状態で台詞だけ聞こえてからカットインしてくるみたいな……
あとCM……
多分、いなくなった後の遺族の惨状よくわかってない間に死んで生き返ってもう家族引っ越したあとみたいな感じだったから、これ見たら超すまんってなるわ…………2回も置いてってマジ済まんやで……
家族引っ越したのは思い出がいっぱいなのと、警察来り、マスコミ来たりで生活していけなくなったんじゃないかな……
あと墓下でめっちゃ成さんたちが想ってくれてるのに、ロール落とせてなかったのにも土下座してる……
落としたい落としたいと思いつつ目の前に追われて全然落とせてなかったから……た、多分PCも悲しみつつも目の前の状況におわれてたんだよ
【公園/午後(回想)】
>>4:+83花
[ぎゅむぎゅむとされるがまま、この雌ネズミはいつになく大人しかった。
それというのも、この姿を見せてやりたかったと、確かに何度も思っていたからで。少女の弾んだ声が聞こえることが、心地よくあった。]
いい? 立花。
あなたが謝る必要はないわ。
どうしても、役に立てなかったって、立花がそう思うなら、受け取りはするけれど。
それはアタシだって、そうだわ。一緒。
だから、謝らなくていいの。そうじゃなかったら……、
アタシからも、ごめんなさい。
これで、お相子にしましょう。ね?
[そんな風に、笑み音を鳴らして見せて。お願いへは了承を返した。
けれど、この雌ネズミがあなたの要請に応えたのは、送り届けるところまで、だった。**]
[――"わかっていてやってるつもり"だった。]
[常盤だけは。殺さずとも、ある程度の傷さえ負えば。戦線を外れるか……、あるいは無理やりにでも咥え去ってしまうつもりでいた。けれど、あの神使は、予想よりも、ずっと戦った。戦って……己の武器が、苦痛に閃いた時。あの"殺害"の一瞬を経験した瞬間。この雌ネズミは、勝ち誇って動きを止めたのではなく。ただただ茫然としていたのだった。]
【住宅街:夜(回想)】
[他の顔ぶれと一時、別れた。思考が、遅れてじわじわと、重みを増していたから。しかし、さて行く当てはと言えば、やはりあの神社しか思い当たらなかった。単に、自分の身体が埋まっているから、というだけだったのかもしれないけれど。]
[そうして往った道で、二人の人間の……妖の。姿を、見つけた。]
待って、
[銃声。]
――! ――! ――……。
[そう。彼は正しい。群れとして、正しいことをした。
その顛末を、雌ネズミは見ただけ、だ。
地に伏せて。ただただ、見ていただけ。**]
>隙あらば常盤さんに会って泣かry
な、泣きつきたいとかじゃないんだな!!!どうすればいいの泣かれたいなの!!泣かしたいなの!!どっちにしろ凄いS少女みたいになってるよ!!
/*そういえばせっかく昨日、墓下でお三方がふれてくれたので、誰か…エピで…黒いモヤと決着つけるのにお付き合いしていただけるかた…いないだろう、か*/
[館へと帰り着いたとき、抱えた身体に、女給たちは悲鳴を上げた。
この館の結界を担っていた、昨夜の襲撃を防いだ功労者の死に、館は騒然となった。]
[その喧噪の中、すっかり冷えた彼女を抱きかかえたまま、治療を、そう繰り返した。なんども。何度も。
哀れむような目で見られても。何度も。
誰かが彼女の身体を抱きかかえて行くまで、何度でも。]
[そうして、戻らぬ小鬼を探して、飛び出した。]
【路地裏/夜明け頃】
[男は特に何をするでもなく、その場所に立って、思案をしているように見えた]
[1羽の烏がそこに舞い降りる。男の肩に泊まった烏が、何事かを告げる]
そうか…死んだか。
[昨夜廃墟ビルでみた少年にて、彼を追い立てていた烏が報せを持ってきた。]
大きな驚きはなかった、あきらに言え…とは言ったが、
薄っすらと、でも確かに彼からは死の臭いを感じ取っていた]
[常盤はこの手で、その胸を撃ち、殺した。相手が妖怪であることを、この争いの中で知ることになった。]
[顔を見て、会話をして、今更人間の自分が顔を覗かせるのでは無いかと、不安になったが、それでも、引き金を引く指が止まることはなかった。]
[人間の振りをしていた自分とが切り離された様な、そんな感覚。もう戻らないことを一層感じた]
[なぜ撃つ前に会話をしたのか、それはもうわからない]
[あの少年は烏との格闘の中で、墜ちて死んだとのことだ。自分がけしかけた烏で殺した様なものだろう。
それを聞いて、彼の言葉で昨夜胸に置きた波も、今は静かになっていた]
[また一つ、それまでのものが消えていった。立花も、成桐も、沙霧も、ねねも死んだ。常盤も、一平も、自分が、烏が殺した]
[遺品も、遺体も、こちらには何もない。死に顔も、最期の時も見ていない。]
[何もない、でもそれは自ら望んだことの結果だ。
後悔も、悲しも、恨みも持つことはできないし、許されない──]
[後は、こちら側の目的が成るか、死ぬか、それだけだ。]
[今更、何を考える必要があるのだろうか。]
[自らの中の何かを吐き出すように、男は一つ息を吐いた]
[そう、こちら側に来たときから、することは決まっている。]
[昨夜のこと、これからのこと。状況の報告、共有をするため、男は陣営のねじろへと戻っていく**]
[ねぐらを飛び立つ鳥が一声鳴いた。]
[動かない。]
【神社・朝焼けの下】
[格子の前にうずくまったまま、動かない。
真っ赤な指が見開いた眼に触れそうなのに、ただ動かない。]
[動けない。]
[動けない。]
(この手を、彼女が直した。)
[動けない。]
(この眼を、彼女が見ていた。)
[動けない。]
(この命を作ったのは、彼女の愛情だ。)
[動けない。]
(愛してくれた。可愛がってくれた。そばに置いてくれた。)
[動けない。]
(彼女は、帰らない。)
──ぅ、うぅあ、ゲく、……う、
(もう、どこにも、いない。)
[まるで潰れた蛙のような声が漏れた。
震える指が、格子に縋るように落ちる。]
(でも、彼女がいたから。彼が、彼らがいたから、)
ぅあ、うぐ……っぐく、……
(彼女の残した愛情を、彼らと過ごした時間を、)
あぁ、う……う、ああぅ、あああ、ああああああ、
(握りつぶすことなど、できない。)
[嘆きの声だけが、響く。]
(死ねない。)
(彼女もいない。彼らもいない。怖い。苦しい。痛い。居場所も、存在意義も、価値も、何もかもなくして、)
(死ぬわけには、いかない。)
[真っ赤な真っ赤な朝焼けに、ただ、響く。**]
/*いっくんの死亡ロールがこう叫ぶとか悲鳴とかあぁぁぁとか辛たんとかじゃなくて本当にもう、[言葉が出ない]だった件
【神社:未明】
[呼ばれている、気がした。]
[自分のせいで、誰かが酷く、悲しんでるような。]
(誰だろう。)
[記憶の中の最初の死は、起きた頃には全てが終わって、全てが居なくなっていて、悲しまれた記憶が、ない。]
(なら、これは、)
[目を開ける。
慣れ親しんだ神社の社の中、横たわっていた。
「ねえ。かみさま。いるんでしょ。」
声が聞こえる。ゆっくりと立ち上がって、格子へと近づいた。
向こうに、いる。あきらがいる。]
……そんなこと言わないで、
[格子越し、絡んだ指やばらばらと零れるに肉綿がみえる。]
ちが……、私が悪いんだから、そんなこと言わないで。
[声は相手には届かない。ただ、自分の声が響くだけだ。
これほどまでに、相手が悲しむだなんて、自身の存在を否定するまでにだなんて、考えもしなかったのだ。2度も置いていっておきながら。]
[そう、置いて行った。また死んだんだ。]
[格子越し、あきらの目が迫る。人工の瞳。膝が折れて、同じ高さになった。]
あきら、ごめんなさい。ごめんなさい、ごめん……私が、
[最初から生き返らなければ、よかったのだ。]
[そう、胸に、黒い染みが広がった。]
[暫くの間、格子の前でそうしていただろうか。呻く声も嘆く声も格子越し聞いて、でも姿を見るのが、何も出来ないことが、恐ろしくて、格子越し以上に動けずにいたのだけれど。
ゆっくりと立ち上がる。身体を確かめるように見回した。]
(……死んだあと、)
[でも、以前とは違う気がした。あきらにも声は届いていないようだった。
これはどういう状態なのだろう。]
[触るとするりと引き戸を手はすり抜けた。変な感じだ。
あきらのいなくなった神社を見回せば、誰もいなくなった境内が目に映るはずで……]
――成さん。
[縁側に、彼を見つけた。もう一度を約束した酒をここで飲んだ後、死んでしまった彼。
あなたは此方に気付いているだろうか。半透明なその姿へとゆっくりと近寄って、確かめるみたいに腕へ触れようと指が伸びる]
あっ、このレスの速さやっぱり待って下さってたんではなかろうか超申しわけねええええええええ1時間くらい待たせてるぞおおおおお
あきら君の件はみとかないと何か後であきら君についてよくわかんなくなりそうだし……と思ってみておきたかったんだけど、ロールしだすとどうしたらいいのか申し訳なくてPLレベルで顔を覆いながらぽちぽち置きレスのつもりでやってたという……この……
【神社/未明】
[意識が、真綿の海の中に沈みこんでいくような。人の身で味わうのとも、炎精としての眠りとも違う、ぼんやりと世界から拒絶されていくような、眠り。その向こうで、何かの弾ける音を、誰かの嘆く叫びを、聞いたような気がした。薄く目を開ける。誰かが、呼んでいるーー?]
……ん。誰……
[腕に触れる指先。暫く手を繋いでいた、リッカの小さなそれとは違う。この指を知っている気がした。だから顔を上げて、見返して、頭の中に浮かんだ名前を呼ぶ。]
……トキワ、
お前、俺が、見えて……[そこにいたのは本当にあなたで。しかも、その目の中映るのは、自分の姿で。瞬間、痛いほどの希望を浮かべたその目は、しかし]
……見え、て
なんで[愕然と、見開かれる]
なんで……お前……なんでここに、いるんだ。
[震える声は今にも決壊しそうに、掠れて]
ここは、俺は死んで、だから、お前はっ……
[立ちあがり、叫びかけ、そして声を詰まらせて、力なくまた座り込んだ。]
……なんで、こうなるんだよ。
>>+7水
[しゃがみきらずに屈みこんで腕に触れる。恐る恐る指先で触れると触れる感触があって、社とは違い触れることのできるあなたにもう一度しっかりと触れた]
成さん
[顔をみて呼ばれた名に、相手の名前を繰り返す。
なんで、と問うあなたにどこか困ったような微笑を返した。]
ごめんね、
[あなたが立ち上がることで、触れた手は離れた。力なく座り込む貴方と共に腰を下ろして、再び手を伸ばす。今度は頬へと、貴方が死んだあの日のように、決壊しそうなあなたを慰撫するように撫でようとして。]
――……しょうがなかったんだよ。
その様子だと随分と心配かけたんだろ、きっと。
悲しませてごめん。
それに、あの日、1人で行かせちまってごめんね、成さん。
[ぽつぽつとあなたへと言葉をこぼしてから、辺りを見回したのは、他の死んだ彼らももしかしているのかどうか気になったからだ。]
>>+8 狐
[あなたが頬を撫でた。あの日のような温度差は感じなかった。それがますます、この状況を意味する答えを示して。足元の暗闇が、口を開けるように広がっていく]
……ッ謝るな!
[なんども重ねられた「ごめんね」に、弾かれたように顔を上げる。存在が揺らめくがゆえに、その瞳はまるで涙を湛え始めたかのように見える。炎から生まれた彼は、生前も今も、けして泣くことはできないのだけれど。]
謝るなよ、なんにも!お前のせいで起きたことなんて、なんにもねーだろ!お前、ずっと、ずっとひとりで無理して、頑張ってたのはお前だろ!お前が謝ることなんて、なんにも、ないのに
[言葉は徐々に弱くなっていき、やがて、途切れる。顔を覆う。いつもの自分を保つことが、もうできそうにない。限界だった。]
謝るのは、俺の方だ……トキワは、俺がいなくなったらつらいって言ったのに。俺は勝手に行って、勝手に死んで……だから。早く生き返って、それでもう一度、ちゃんと謝ろうと思ったのに、なんで。
なんでお前がこっちこなきゃ、いけないんだ。
/*
ううーん表かっこいい
高尾そうだなあ……我々の死体も立花ちゃんのは消えてるし、沙霧さんとねねのは共存陣営が持ってって埋めてるし本当にひとりだ……。
高尾大丈夫? 寂しくない? 墓荒らしする?
/*
あきらも覚醒というか踏みとどまった気配がするけどほんと切なさ背負ってて、誰がプロロ段階でここまでの殺伐を予想していただろうか シーンの時間の書き方がここに来てかっこいいのがヒュウウウウウッてなるんだよなー 大詰めっぽい
生存のお二人もお疲れ様です……ドキドキ見る
/*
>>天
メモ乱舞になるのもなァとこっちでご連絡、いやわたしが抜けさせてたからですけど
チャックは開けないですけど、ウェストポーチもらっていきますね
財布の中身減ってたらすまんな(ほじ
*/
【血だまりの残る廃ビル・午前】
[ウエストポーチを手にぶら下げて、廃ビルの階段をゆっくりと登る。
フロアにたどり着いては、血だまりの残っている側へと歩み寄って階下を見下ろす。
それをずっと繰り返している。
少年の遺したウエストポーチを勝手に持ち出して──財布や見覚えのある帽子なんかは、彼と一緒に埋めてもらった──それさえあれば、少年の死の瞬間も"あやかしとして"聞き出せるのに、そうしない。
しない理由を語る相手も、ここにはいない。*]
>>+9水
[死んだら今度こそ死んだままだと思っていた。置いてきたぬいぐるみを想えば死んだことへの罪悪感は募るけれど、あなたと再び会えて話せて触れられることは素直に嬉しいと思った。
弾かれたように顔を上げ、声を荒げたあなたに驚いたように手が離れた。泣きそうに揺らめいた瞳の、そんな彼を見るのは初めてだった。熱さを感じないままだった引いた手を握った。]
全部私のせいだ、なんて傲慢なことを言う気はないけどね。
……それに、ひとりじゃなかったよ。ちゃんとあきらや一平がいてくれたから。
[ついには顔を覆って項垂れてしまった相手を見下ろした。こんなにも辛い思いをしながら、私やみんなの諍いを見続けてきたのだろうか。声も届かないのに。思いばっかりが募るだろうに。]
うん、そうだね。成さんがいなくなったのはやっぱり辛かったよ。戻ってくるの、待ってたのにさ。
でも成さんが謝ることじゃない。子供を迎えにいくのは当たり前だろ。死んだのは……何でなのか、はっきり分からないけど。
……この諍いを甘くみてたんだ、私は。成さんや立花が死ぬわけない、って、どっかで勝手に思ってた。
[項垂れた相手の頭を子供にするようにぽんぽんと撫でようとして。]
生きてるんだから死ぬのにね。成さんが返ってくるの、待ちきれないで、勝手に悲しんで、自分を責めて、怒って、ねねにも腹を立てて、止めようとして、殺しちまった。誰かを殺しちまったんだ、妖怪の世界なら殺し返されることも、あるさ。ましてや争いの中だもの。
[しょうがない、とまた呟く。しょうがないと自身へは納得させられるんだけど、悲しむ人がいるのが辛かった。]
なんでだろうね……どうやったらこれ以上、悲しいことなく終わるんだろうね。
[ぽんぽんと頭を撫でる。死ぬのは苦しい。自分も周りの人々も。]
エピでは全員生き返ることができます。
生き返らないことを選ぶのもありです。
この争いはひとまず、共存陣営の勝利で幕を閉じます。
(村建て発言もれてました)
/*
ソロール21連投&途中止め&再度ソロール連投ですけど、これわざとで
前半ソロールで動きを止めたのは、普段なら誘いの形式でもあるんですけど、今回はその誘いに相手がのらないと見えてたので…
あそこでシーンカットするの、なんか映画やドラマのシーン変更、CM入り、マンガとかのめくりページ前、とにかくそういう引きみたいにならないかなって、それで結構やりたかったやつでした
普段はできないので(相手が誘いの形式を見て、乗ってきてくれるから)ここぞとやらせてもらったです
で、シーンが変わって画面に高尾が映って、って、そいう…こう、場面転換的なソロールの繋がりを作りたくて
そんなわけで「高尾の前に」「高尾を挟まず」「比較的僅差の時間で高尾がソロれる」を満たしたあのタイミングじゃないと、できないなあって
できはどおあれ、とりあえずこれだけはしたかったんで、4dの頃からちみちみとシーン練ってました
ほぼ全没ったけどな!!!!!!!
最初は沙霧さんの短刀(折れてる)でめっちゃ体刺すつもりだったんだ……
>>+11 >>+12 狐
[あなたが頭を撫でた。こんな風に他人にされるのは初めてだった。人がやるのを見て学び、見よう見まねで立花や他の子供たちにしてみたことはあったのだけれど。なるほど、やるだけのことはある。心が落ち着いていく。それと同時に、妙な気恥ずかしさも広がっていくのだが。]
……悪い。もう落ち着いた。……無様なとこ見せたな。
[顔からゆっくりと手を離し、その手で眉間をもんだ。自分とて矜持はある。しかしそれを保っていられないほどに、あなたの死を知って動揺したのだ。]
俺が死んだのは……トキワには、話しとくか。
俺を殺したのはリッカだよ。あいつの意思じゃ、ないにしてもな。それは、知っといてくれ。
[立花のつらさを、人を殺してしまったことのつらさを多分最も理解してやれるのはあなただろうと考えた。それがあなたにとって酷なこともわかるが。]
リッカに、なんかが取り憑いてた。それが、リッカに俺を殺させたみたいだった。
……そうだ、俺はあいつを、あれを探さなきゃいけねーんだ。探して、ぶん殴る。
>>+13続き
[しょうがない、という言葉に、あなたの目を見返した。ようやく、ようやく揺らぎがとまる。代わりに、力強い光が宿る。]
しょうがないってこと、ないだろ。誰も死にたいやつなんかいなかったろ。俺は死にたくなかったぞ。だったら、なんかがおかしかったんだ。
おかしかったのに、はいそうですかって死ねるわけねーだろ。俺はムカつくやつとか食べるやつとかなら殺すけどな。今回のこれは、違うだろ。
[言いながら、やっと。口元に笑みが戻る。いっそ剣呑な笑みが。]
トキワ。探すぞ。生き返る方法。リッカも、あとの2人も付き合わせる。このまま死んでられるかっての。
てか、ユーレイってのもアヤカシの一部なんだろ?死んだニンゲンのことだよな?そしたら死んだアヤカシもアヤカシなんじゃねーの?
な、諦めんな。もっかいやり直して、そんでムカつくやつは殴って、で、また前みたいに暮らそう。
[少し無理をしている、けれど目に炎を取り戻したような顔で笑みを浮かべ、あなたの肩を叩こうと]
【廃墟ビル/深夜前(回想)】
[あれから幼馴染を見つけたのは夜になってからだろうか。ひとまず生きている事にホッとする立花。そしてそのまま深夜まで彼に近くをフヨフヨ浮いていた。鼠の彼女は幼馴染を見つけた後別れた。ドレスを着ている彼女は一緒にいてくれるかもしれないし、もしかしたら鼠の彼女と同じようにどこかで別れたかもしれない。]
…こんな時間に1人でいたら、危ないよ…いっくん。
[自分が死んだ時もこの時間、そして1人だったときだ。心配し、そう声をかけても届かない。なんせ自分は魂だけの存在だから。だから、彼は歩みを止めない。]
[それからそう時間はかからない内に、幼馴染とは別の声が聞こえる。その声を立花はよく知っていた。そちらを見やるとそこにいたのは生前、最後にあった時とは全く違う雰囲気をもった烏の青年であった]
高尾、兄ちゃん…
[彼の事は沙霧やねねから聞いていた。もっともそれは自分が死んだと解った時の事だけだったが、それでも彼にもかなり辛い思いをさせてしまっているのがわかった]
>>+15続き
[その証拠が、今も幼馴染が彼に問いかける「常盤サンをやったのは。あんたか。」という言葉。そしてそれを肯定する彼。常盤が彼に殺されたと聞いたのは幼馴染を見つけて傍に居始めてすぐだった。その時のショックを、立花は忘れない。また、立花の大切な者通しが殺し殺されを繰り返してしまったのだ。立花はますます顔を歪ませる。それでも、今の立花には2人のやりとりをただただ、見ていることしかできなかった]
[そして次の瞬間立花の目に映ったのは黒い鳥の群れ。その群れは幼馴染に襲い掛かる。そこからだろうか立花の心がゆっくりと警報を鳴らし始めたのは。立花はバッと去ろうとする烏の青年を見る]
高尾兄ちゃん!!だめっ!!!はやく、はやく烏さんをどかせて!!
[そう叫んでも彼に届くはずもなく、彼はそのまま去ってしまった。烏たちは彼が消えてもなお、幼馴染に襲い掛かる。幼馴染は必死に抵抗し部屋を出て、そして上に上がってしまった。立花もすぐさま追いかける]
いっくんっ!!上はだめだよっ!下に逃げて!いっくん、いっくん!!!
[聞こえないとわかっていても尚、呼びかける。しかしとうとう彼は屋上まで上ってしまった。]
>>+18続き
[烏は立花の頭上で舞っていたがそのうちどこかへ飛び去ってしまった。]
[立花は…立花はしばらく立ち尽くしていた]
[そしてそのまま彼が落ちた穴から飛び出した。彼みたいに重力に吸い込まれる事はない。ふわりと降りるうちに地面と、彼と、液溜まりが見えた。そして地面に到着する]
……いっくん
[立花は彼の名前を呼ぶ。彼は何も答えない。数日前、自分が彼に答えられなかったのと、同じように。]
…りっか、いっくんにいったよね、りっかのぶんまで、しあわせになってって
さきりねえちゃんにりっかのぶんまでしあわせになるっていってくれたもん
りっか、きいてたよ…ねぇ、いっくん
[彼は答えない]
>>+19続き
…まえ、いっくんとおほしさまを、みてるときに、ながれぼしみつけたってりっかいったよね?
あのときね、りっか、ふたつもおねがいごと、したんだよ
ひとつはね“いっくんとずっといっしょに、いれますように”って、もうひとつはね……“いっくんがたくさんたくさん、しあわせになりますように”なんだよ。
[立花は右手で彼の頬を触ろうとする。それは透けてしまうが、関係ない]
―――かみさまって、いじわる、だね
[彼の頬に透明な水玉がポロポロと落ちる]
…いっくん、いっくん。はやくおきて、かえらないと、あきくん、しんぱいする、よぉ?
[彼は動くことはなかった]
っ……いっく、んの、ばかぁ……
[それから立花は彼の遺体が運ばれた後もずっと、彼が最期にいたその場でずっと、ずっと咽んでいた**]
>>+16続き
[立花を想って少し沈んだ瞳に、あなたの強い光が真っすぐ刺さって、死んであなたと相対してから初めて動揺したように瞳が揺らめいた。]
――、[口が開いて、閉じて、結局、どこか呆れたような笑いの息が漏れた。]
……成さんの単純なところ好きだよ。
あ、褒めてるからね。
[全部を肯定できるわけではないけれど、それも良いと思ったんだ。]
まぁ、ジャパニーズアヤカシといえばそうだろうがね……。
……その取り憑いてたって奴はどうにかぶっ飛ばさないといけないね。そのせいで立花も死んだんだろ、きっと。
方法が、可能性があるなら、座っててもしょうがないね。
[肩を叩くあなたに目を少し細めて笑い返した。
自分が生き返るべきなのかは、まだ決めきれないけれど。]
あきら君があのままなら何としてでも生き返らないと壊れそうだから頑張らなきゃだけど、もし立ち直るようなら死んだままでもいいのかなーという消極的な感じ。
妖怪、寿命で死ななそうだしね……死ぬときは事故が殺害かになるから、「幸せな最期でした」にならない可能性をまた産むくらいなら立ち直ったあきら君をそっとしたまま死んでおく方が良いんじゃないかなーみたいな
あり得るかどうか分かんない未来を不安がってどうすんだよって感じではあるが、2度死んだのが2回とも殺されてるので流石に2度あることは3度ありそうかなって思うじゃん(震え
そいえば、あきら君の最初のところとかすっごい映画っぽくていいなぁ。
なんかモノクロの映像が単発で続いて、あきらくんの声のバックに目立つ音だけが鳴ってる感じの……そっから【】で一気にカラーになって映像が流れだす感じ……
/*浮遊霊になっているならこのまま悪霊になりかけるロール回してみてぇなぁとか思いつつそれ明日の夜まで終わらせられるかというと、無理です
∧ ∧
|1/ |1/
/ ̄ ̄ ̄`ヽ、
/ ヽ
/ ⌒ ⌒ |
| へ へ | ふふ、呼んでみただけ♪
/ |
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( _ |
(ヽ、 / )|
| ``ー――‐''"| ヽ|
ゝ ノ ヽ ノ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
【神社:未明】
[鳥居が、――ほんの昨日は、すいとすり抜けもした鳥居が、今再び、不可視の壁を作り上げていた。無論、このネズミだけが思い描く類いの壁だった。]
[常盤達が運び込まれるのを見た。ぬいぐるみが、あきらが、来て、呻いて、嘆いて……再び出ていくのを見た。ぼんやりとしたまま。足元に泥濘を湛えて。]
――。
[そうして、常盤が現れるのをも、遠目に、見た。かの外の国の妖が、それを迎えたことも。言葉をはっきりと聞きはしなかった。一時は酷く叫んでいるようであったが、危惧するものではなさそうだった。]
[――生き返す、なんて、馬鹿なことを言い出して、
もしかすれば、皆を引き留めてる要因ですらあった彼のことだ。おそらくは今も、愚直にそれに向かおうとしているのだろう、と思う。
彼は、偽るということを、とても知らないようだった。だから、彼が言うことは、そのまま受け取って良いはずだった。
"こんなところにいるわけにはいかない"と、彼は言った。
炎を司る外の国の妖は、もうその力を操れないといった。
けれど、仇を責め苛むことができなくとも、料理を生み出せなくなっていても、
こうして、他者に熱を込めることを望んで、
きっと、事を成すはずだ。]
(よかった)
[あの場所にいるのがナルならば。]
(まだ、)
[常盤がこの狭間からすくわれる、なんていうことが、本当に起こる、かもしれない。]
[……神社へ、背を向ける。引きずった尻尾が、墨に浸けた後のように、地面に黒線を棚引かせる。*]
>>+21 >>+22 狐
[立花を思ってだろうか、伏せられるあなたの目を心配しないわけではないが、しかし重ねて頼む。]
俺からも気にすんなって言ったけどさ。俺からじゃ、限界あんだろ。リッカにあったら……その、話聞いてやってくれ。
[そして、続く笑い声と、あの時と同じ「褒め言葉」に、今度は破顔する。それは不意に料理を褒められた時などに見せる、子供のような屈託無い笑みであった。]
おう、もっと褒めてもいいぜ?
考えんのはな、トキワとか頭いいやつに任せることにしてんだ。
よし、そうと決まれば、とりあえず他の連中に会いに行くかね。
[そう言うと立ち上がり、あなたが立つのを待たず数歩前に出てから、振り返る。そこに浮かんでいるのは気遣わしげな表情。]
……言ってなかった。
トキワ、どうやって死んだのかは、わざわざ聞かねーけど。
……寒かったろ。つらかったな。
本当は生きて会いたかったけど、まぁ、でも。死んでも消えないでくれて、会いに来てくれて、俺は良かったよ。
[それから大きく伸びをして、首を傾げて笑う。]
>>+25続き(>>狐)
全員で帰ろうな。
そんで、俺も、炎使えるようになるかはわかんねーけど……心臓割れてたし。でも料理は作れっからさ。また店やるよ。
トキワも手伝いに来てな。毎日来てもいいんだぜ。お前多分、神社に務めてるより向いてるよ。
[あっけらかんと、まるで簡単にできることかのように、そう言うと。さっさと向き直って外に向かおうとし。]
>>+24 鼠
[そこに見えたのは、泥を引きずる尻尾]
……、お、まえ
[なにが、いや「誰が」そこにいたのかを理解した瞬間、顔が真っ赤に染まったのは、後ろにいた神使の狐には見えなかったかもしれないが。]
ねねてめぇっ、見やがったな!!!
[神域にまるで似つかわしくない怒声を一喝、あなたの尻尾を掴もうと、瞬間地を蹴ってーーまるで本当に体があるかのようにーー走り出した*]
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